まどっち「はぁ、なんだか疲れたからマグロ食べたいなぁ」 (11)

洗面所

まどっち「ウェヒヒ、でも今日は麻婆豆腐ってママが言ってたからダメだよね……」ドライヤーブオオ

まどっち「ちょっと眠いからご飯まで眠ろうかな。宿題は……ご飯のあとでいいよね」

まどっち カイダントコトコ……ドアヒラキー

まどっち(あれ……? ベッドが不自然に膨らんでる? こんなの絶対おかしいよ……)

まどっち(どうしよう誰か呼ぼうかな、パパ、はさっきお風呂入ったし……)

ほむほむ「鹿目まどかさん」ベッドバサー

まどっち「ひゃっ!? あ、暁美さん?」

ほむほむ「ほむらでいいわ」

まどっち「……ほむらちゃん、私のベッドで何してるの?」

ほむほむ「マグロになっていたの」

まどっち「え?」

ほむほむ「あなたがマグロを食べたいというから、あなたのベッドの上でマグロになっていたのよ、鹿目まどかさん」

まどっち「ひどいよ……こんなのってないよ……私はただ、ご飯の前にお休みしたかっただけなのに……」ポロポロ

ほむほむ「鹿目まどかさん」

まどっち「な、なに、ほむらちゃん?」オドオド

ほむほむ「怖がらなくていいわ。ほら、私はあなたのベッドの上で仰向けになっているだけでしょう? 何も怖いことなんてないの」

まどっち(それが怖いんだよ、暁美さん……)

ほむほむ「ほむらでいいわ」

まどっち(……え? 今の声に出してたっけ?)

ほむほむ「そんなこと、どちらでもいいじゃない。鹿目まどかさん」

まどっち「う、うん……」

ほむほむ「あなたは欲望よりも秩序を大切にしているといったわよね?」

まどっち「言ったけど……」

ほむほむ「じゃあ、今すぐベッドの上に横になりなさい」

まどっち「わけがわからないよ、ほむらちゃん……」

ほむほむ「睡眠不足は生活の乱れにつながるわ。秩序を重んじるあなたは、今すぐベッドで寝るべき、いえ寝なければならないわ」

まどっち「……」

ほむほむ「早くしなさい。夕食の時間になってしまうわ」

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