春香「プロデューサーさん妹ですよ?妹?」(121)

代行

P「響、最近元気がないな。何かあったのか?」

響「…びしい」

P「え?」

響「自分寂しくて仕方がないぞ…もうこんな年なのに」グスッ

スレタイミスったし

P(響…そうだよな。まだ高校生なのに故郷から出て一人暮らししてるんだもんな)

P「響、おれにできる事は無いか?」

響「グスッ プロデューサー…じゃあ今日だけその…自分の兄になってくれないか?」

P「そんな事で良いのか?響の寂しさが少しでも紛れるならお安い御用さ」

響「うん。ありがと
にいに。えへへ」

P(響ってこんなかわいかったっけ)

P「それでおれは何をすればいいんだ?」

響「とりあえず遊園地にいくさー!ずっと夢だったんだ。」

P「まず何から乗る?」

響「自分、お化け屋敷がいいぞ!」

お化け屋敷

響「手離さないでね?ぜったいだぞにいに」ガクブル

P(かわいい)

つづけたまえ

P「響もうお化け屋敷出たんだしそろそろ離してくれても…」

響「 」ガシッ

P「ちょっと響?その…当たってるんだけど…」

響「なんくるないさー自分達兄弟なんだから気にする事無いぞ?にいに。」ニカッ

響(うー自分顔赤くなってないかな。恥ずかしすぎるぞ)

>>11
さんくす

P「そ、そうか…」

響「」グー

P「!あはは。そろそろ昼にするか」

響(なんでこんな時に…お腹のばかばか!)

響「笑うなー! そんなにいにには自分特製弁当あげないぞ?」

響(なんでこんなこと言っちゃうんだ…素直になりたいのに)

P「ああごめんな響。響があまりにも可愛かったからつい、な?」

響「うぎゃー何言ってるさプロ、
じゃなくてにいに!」

P「ほんとのことだよ。だから弁当食わしてくれ」

響「にいにってば弁当が食べたくてそんなこと言ってるだけじゃないだろーな?」


響(うう、またこんなこと言って…プロデューサーに嫌われちゃうぞ…そんなの嫌だ。だから)

響「にいに。特別にその…自分が食べさせてあげるさー!」

O「」モグモグ

響「どうだ…にいに?」

P「うん。うまいな!響は可愛いし料理もうまいしいいお嫁さんになるぞ」

響「…」ズキ

P「どうしたんだ響?」

響「いっつも素直になれないし、自分、プロデューサーにそんなこと言ってもらう資格ないんだ。」ウワーン

響「プロデューサーのこと、大好きなのにっきょうも素直になれなくてっ」ヒック

>>16
愛してるよ響ぃぃぃぃぃぃ!!!

O 「これも旨いですよねー」

P響「お前誰だ」

>>16
かわいい

P(響…)

P「ごめんな響」

響(!やっぱそうだよね…こんな自分、好きになるってほうがおかしいぞ…)

P「今日響の兄をやっていて正直辛かった。」

響「っ!なんくるないさーこんな面倒くさい奴好きになるほうがおかしいんだ」アハハ…

P「響!聞いてくれ!おれは響が好きだ!その素直になれないで悩んでるところも、自分に自信がないのに完璧っていうところも、全て含めて好きなんだ‼」

P「長い間待たせてごめんな。寂しかったよな。辛かったよな?」

P「でももうこれからはずっと一緒にいる!そんな思いにさせない!」

響「プロデューサー…さっきもいったけど自分の手、離さないでいてくれるのか?」

P「ああ。もう二度と離すもんか。」

響「プロデューサー!大好きだぞ」

O(やれやれ手間のかかる奴らだぜ)

765プロ

響「えへへ。プロデューサー!」

P「ん?なんだ響。」

響「呼んでみただけだぞー」

P「かわいいやつめ。」
キャッキャッウフフ

春香「なんですかこれ…」

小鳥「響ちゃんが兄弟ごっこをしてからどういうわけかああなっていたのよ…」

春香「お兄ちゃん!」

P 「ど、どうしたんだ春香」

春香「プロデューサーさん。妹ですよ‼妹‼」

待て もしかしてOとは ORETACHI なのでは!?

このss はこれで(ry

すいません読み返すと酷いですね。
このままでは終われないのでss速報の方にそのうち続きを立てます
読んで下さり本当にありがとうございました

あとOはキーボードモードにしていたためです ごめんなさい

乗っ取大歓迎です

http://nullpo.vip2ch.com/ga12176.jpg

でも俺春香さん大好きだけど春香さんは妹ってイメージじゃないよね

妹のイメージはやよい、雪歩、響、千早かな

亜美真美はなんか違うんだよな

春閣下さんは敵の女ボスだからな

>>39
春香さんは大天使から女神様に霊格が上がったろうが

で、劇場版無尽合体キサラギの公開マダー?

春香「お兄ちゃん!」

P「」ブフォッ!

P「いかんいかん、PCに茶が……で、突然どうしたんだ春香」

春香「えへへ……私、ちょっと個性が弱いって言われてるじゃないですか」

春香「なので試しに妹キャラを練習してみようと思いまして」

春香「そういうわけで、今日は一日プロデューサーさんの妹になっちゃいますよ!」

P「春香……意気込みは買うが、そういう売り込みの方向性を決めるのは本来俺の仕事なんだが」

春香「ねえねえ、いいでしょー? お兄ちゃーん……」ズイズイ

P「むう……」

春香(ふふふ……妹という体ならプロデューサーさんも邪険にはできない。自然な形で堂々と近付いていける……さすが私!)

春香「ほらほらお兄ちゃん、妹を存分に可愛がってくれていいんですよ?」

P「あー、はいはい」ワシャワシャ

春香「むぎゅ……っ」グリグリ

春香「ぷあっ……! ちょ、ちょっとプロデューサーさん、もっと優しく撫でてくださいよ!」

P「ん? 妹の可愛がり方ってこんなものじゃないか?」

春香「それはそうかもしれないですけど……」

P「それに早くも素に戻ってるじゃないか」

春香「あっ……」

P「挑戦するのはいいけど、もう少し練習してから試した方がいいと思うぞ……さて、外回り行ってきまーす」スッ

春香「むー……」

春香「でも、プロデューサーさんに頭撫でてもらっちゃった……えへへ」

春香「よーし、今日はさらに妹キャラで攻めてみせる! プロデューサーさん、見ててくださいよ!」



アイドル「……」

P「ただいまー」ガチャ

ザワッ…

P(ん? 何だか事務所の様子が……)

美希「お帰りなの、ハニー!」ガバッ

P「うわっとと……!? こら美希、抱き着いてくるんじゃない!」

美希「これくらいいいでしょ? 兄妹のスキンシップなの!」

P「馬鹿言ってるんじゃない、ちゃんとアイドルの自覚を持って……兄妹?」

美希「そうだよ? 春香ばっかりずるいの、美希も今日一日ハニーの妹になるって決めたから!」ギュー!

P「こらこらこら、何を勝手なことを! だいたい妹はハニーなんて呼ばないだろ!」

美希「あ、そっか……んー、でもいいの! ハニーはハニーなの!」

P「答えになってないっての! 離れろって、ほら……!」グイグイ

美希「ヤなのー!」ムギュー!

伊織「ちょっと美希、あんた妹とか関係なくゴリ押しじゃない! 自重しなさいよ!」

美希「妹だったらこのくらい甘えても許されるって思うな!」ベター

P「ああもうっ! 何でもいいから一度離れろ! 急ぎで資料まとめなきゃならんのだ!」ブンブンッ

美希「むーっ!」

伊織「ほら、美希は押さえててあげるから今のうちよお兄様!」

P「おお、助かったぞ伊織」

P「……ん?」

ざわ・・・

P「伊織、今なんて……」

伊織「な、何でもないわよ! 早く仕事に戻りなさいよ、バカ兄貴っ!」

P「!?」

P(か、完成度高ぇ……)

P(じゃなくて、伊織まで何事だこれは……)

千早「プロデューサー、お疲れ様です。あの、鞄持ちますよ」

P「おお、ありがとう千早……助かるよ」

P(どうやら千早はまともらしいな……いや待て、千早が鞄運びなんてしてくれたことあったか?)

P「えっと……千早? 席なんてすぐそこだし、わざわざ運んでもらうほどの荷物じゃ……」

千早「いえ……妹としてこのくらいは」

P「!?」

千早「えっと……はい、どうぞ座って……いえ、その前にスーツの上着をかけておくべきかしら」

千早「あの、ぷろ……じゃなくて。上着、脱いでください。かけておきますから……に、兄さん」カア

P「」グラッ

大変よろしいかと

千早「それじゃ、あの……お仕事頑張ってください、兄さん」

P「」

P「ハッ……いかん、あまりの予想外の出来事に意識が」

P「いや、しかし千早のあの破壊力は何だ……新たな可能性を見た気が」

P「ああ、いや……そんなことより資料を」

雪歩「あ、あの……お茶が入りましたぁ」

P「お? おお、雪歩……ありがとう、ちょうど外回り帰りで喉が渇いてたんだ」

P「……」ズズ

雪歩「……美味しい? お兄ちゃん」

P「……っ!? ゲッホ! ゴホッ!」

雪歩「あわっ!? だ、大丈夫? 熱かったですか!?」トントン サスサス

P「ああ、いや……大丈夫、ちょっと気管にな……」

P(何とか吹かずにはすんだが……雪歩、まさかお前まで)

雪歩「よかった……あんまり慌てて飲まないでくださいね?」

P「ああ、気をつけるよ……ん」ズズ

P「お? 今日は特別美味いな?」

雪歩「本当ですかぁ!? よかったー、蒸らし時間を少し変えてみたんです!」

P「いや、うん……これは本当に美味いな。熱さもちょうどよくて飲みやすいし」ズズー

雪歩「えへへ……日本茶は少し温度の低いお湯で入れた方が甘みが出て美味しくなるんですよ」

P「ほう……」ホッコリ

ホッコリ

雪歩「それで……あの」

P「ん、どうした雪歩? まだ何かあるのか?」

雪歩「えっと……せっかくお兄ちゃんに美味しいって言ってもらえたから、その……」モジモジ

P「?」

雪歩「……」オズオズ

P(頭を下げてきた……? あ、もしかして……)

P「ええと、その……美味しいお茶ありがとう、雪歩」ナデナデ

雪歩「えへへ……」

P「……」カタカタ

P「……」カキカキ

P「……」チラッ


アイドル「……」


P(なんつー空気だ……お互いに牽制しつつ、俺に手を出せる動きがあるかを見張ってやがる……)

P(駄目だ、集中できん……!)ガタッ


アイドル「……!」


P「ちょ、ちょっとレッスンの様子見てこようかな……なんて……はは」

P「それじゃ、行ってきまーす……」

伊織「ちょっと待ちなさいよ」

P「うげっ」

伊織「何を露骨に嫌な顔してるのよ、失礼ね」

伊織「ほら、ネクタイ曲がってるわよ……社内だからって身嗜みには気を使いなさいよ」サッサッ

P「お? おお……」

伊織「はい、これでよし」シュッ

P「ああ、すまん。助かったよ」

伊織「いいわよ、このくらい……私のお兄様だもの、みっともなく見られたら困るでしょっ」ニヒヒッ

P「」グララッ

千早「ぷ、ぷろっ……兄さん! 外出の前に私、髪を整えますから!」ガタッ

雪歩「えっと、あの……! ズボンがしわになってますぅ!」ガタタッ

美希「ハニー! 行ってきますのチューがまだなの!」ガタタタッ


P「い、行ってきまーす!」ガチャ バタン!!

春香さんが最初の3レスしかいなかった…

P「危なかった……さて、この時間は……確かダンスレッスンの途中だったか」

P「手ぶらで行くのも何かな……飲み物でも差し入れてやるか」


P「お疲れ、頑張ってるかー」ガチャ

律子「あら、兄さん。外回りから帰ってたんですか?」

P「ああ、せっかくだから差し入れに……って、律子……まさかお前まで」

律子「たまにはいいじゃないですか。お兄ちゃんの方がよかったですか? それとも……兄上殿?」

P「純粋に楽しんでるなお前……」

亜美「あ、兄ちゃんだ→、お帰り→」

真美「ねえ兄ちゃん、このジュースって差し入れ? 飲んでいいの?」

P「あ、ああ。レッスンの合間にでも飲んでくれ」

亜美「おおっ! 兄ちゃん太っ腹→!」

真美「ありがと兄ちゃん! んじゃ真美はこれもらうね→」

P「おお……」

P(なぜだ……亜美も真美もいつも通りなんだが)

P(今日はやたらと『兄ちゃん』が特別な響きに聞こえる)

P(やべ、撫で回したい……)

真「プロデューサー、差し入れありがとうございます!」

P「お……おお、真も頑張ってるな?」ハッ

真「はいっ! 今日は調子がいいみたいで……いつもより難しいステップにも挑戦できそうかなって!」

P「そうか、そりゃよかった。差し入れしたかいもあるってもんだ」

P(真はいつも通りか……ほっとしたような、残念なような)

亜美「……まこちんまこちん」

真「ん? あ……ああ、そっか」

真「えっと……あの、外回りでお疲れじゃないですか? お、お兄ちゃん」

P「!?」

真「よかったらボク、マッサージでもしましょうか?」

P「亜美……いや、もしかしなくても真美もか!?」

亜美「んっふっふ→、ばれちゃしょうがないね」

真美「真美たち、妹キャラやること多いかんね→。演技指導ってやつ?」

P「おいおい! 律子、レッスン中だろ? 止めなくていいのかこれ!?」

律子「いやー、もしかしたら新しく売り出す方向性が見つかるかもしれませんし。交代でやれば問題ないかと」

P「そういう問題か……?」

真「そういうわけですから……お、お兄ちゃん。ほら、座ってください」

響「へへ、差し入れありがとな。真の次は自分だからな……に・ぃ・に」

P(罠だ! とんでもない所に来ちまった……!)

真「よっと……それじゃ肩から……って何これ!?」

P「え……何かおかしいか?」

真「おかしいかじゃないですよ……石みたいにガチガチに固まっちゃってるじゃないですか!」

P「あー……そういや最近まともに横になってなかったしなー……」

真「これじゃまともに腕も上げられないと思うんですけど……ボクたちにはちゃんとトレーナーのマッサージ受けさせてるのに、自分の体も少しは気遣ってください!」

P「ああ、すまんすまん」

真美「あ→、まこちんまこちん」

真「え、何……普通すぎ? ……うん、もっと……らしく……わかった」

真「それじゃ……ボクがお兄ちゃんの肩、柔らかくほぐしてあげるからねっ!」

P「おお……」

真「よいしょ、よいしょ……!」

P「あ"ー……」

真「あははっ、すごい声出てますよ? そんなに気持ちいいですか?」

P「いや、これは予想以上に……というか、予想外に上手いな」

真「む、どういう意味ですかそれ?」

P「いやこう……力余ってバキバキッ! って展開を覚悟してたもんだからつい」

真「む、失礼な……ちゃんとプロのトレーナーのマッサージを受けてるんですから、コツはしっかり掴んで……あ」

P「ん?」

真「えと、お兄ちゃんのために練習してたからですっ! やっとしてあげられたから嬉しいなって……へへっ」

P「そ、そうか……」

可愛いじゃないか

響「まーこーとっ、交代だぞ!」

真「え、もう? 早くない?」

響「もうだいぶ時間経ってるさー、夢中になりすぎだぞ?」

真「ななななっ、そんな、夢中になってなんか……!」

P「いや……ずいぶん肩が軽くなったぞ。ありがとな、真」

真「へ? あ、えへへ……お兄ちゃんの役に立てて嬉しいです……」


亜美「う→む、まこちんにはもう少し練習が必要ですな→」

律子「敬語がとれないから妹っていうより後輩ポジションみたいね。それも持ち味だし……難しいところだわ」

響「それじゃ、今度は自分の番だぞ! にぃに、ここにうつぶせになるさー!」バフバフ

P「おいおい、わざわざマットまで出してきて……しかし響は違和感ないな」

響「自分、沖縄に本当のにぃにもいるからな! まあそうじゃなくても、妹キャラだって完璧だぞ!」

P「わかったわかった、じゃあよろしく頼むよ」

響「任されたぞ! そりゃっ!」ギュムッ

P「おぐっ!? おま……足で、しかもそこ……」

響「へへー……にぃに、帰ってきたらずっと座りっぱなしだろ? 意外とお尻って頑固な凝り方するんだぞ!」

P「それにしたってお前、やり方って物が……ん、お?」ムギュ グニュグニュ

P「んん? いや、これはなかなか……」

響「ふふーん、そう言いながらほぐれてきたぞ……にぃにも好きだなー?」グニグニ

P「おまっ、そういう言い方を……というか、なんか響の方が楽しんでないか!?」

響「へへっ、そんなことないぞー? それに、にぃにとこうやってたら嫌でも楽しいさー!」

P「む、う……」

P(遠慮のえの字もないが……本当の兄妹って案外こういうものかもな……)

響「よーし、お尻は終わり! んじゃ腰もほぐしてやるぞ!」ノシッ

P「ぐむっ! おい響、上に乗るんならもっとそっと……うっ……?」

響「ん? どうしたんさ?」

あ それは危険…

P(ジャージ越しとはいえ、響の太ももが密着して……!)

響「おおー、運転とかも座りっぱなしだもんなー……腰もすっごい凝ってるぞー……」グッグッ

P「あふん……」ヘナ

P「じゃなくて……響、もういいから。この体勢はよくない。降りなさい。な?」

響「ええ? 何でさー、始めたばっかりだぞ?」

P「何でも何も、お前……くっつきすぎだから……!」

響「んんー? このくらい兄妹ならなんくるないさー……それとも、もしかしてにぃに」

響「妹なのに、自分に引っ付かれてドキドキしてるのか? ふふ……にぃにのえっち」クス

P「……!」ゾクゾク


律子「はい、そこまでー」グイ

響「えっ、まだ……うぎゃー! ポニーテール引っ張っちゃ駄目だぞ!」ジタバタ

ヘルニアフラグかと思った

P(あ、危なかった……響のやつ、セクハラには敏感なくせに妹キャラだとあんな……恐るべし)

律子「さて、今度は私の番ですね?」

P「は? いやいや待て待て、律子! お前はプロデューサーだろうが!?」

律子「せっかくだから見本を見せておこうと思いまして……ご協力お願いしますよ、あ・に・う・え・ど・の」

P「待てって、特に今はまずい……」

亜美「あ→、りっちゃんずるい→! 次は亜美たちの番っしょ!?」

真美「んっふっふ→……全身揉みほぐしてあげるよ、兄ちゃん」ワキワキ

真「あ……に、兄さん! ボクももう一回!」

響「うあー! まだ! 自分とにぃにの邪魔しちゃ嫌だぞー!」ジタジタ


P「お……俺はこれで! レッスン頑張るように!」ササッ ガチャ バタン!!

ニゲタゾー!! オエー ツカマエロー!!


P「ふー……体は楽になったが、あのままあそこにいたら心臓が保たんな……」

P「……」グキュルルル…

P「もうこんな時間か……」

P「資料の整理も進んでないしな……外で頭冷やして、ついでに何か食ってくるか」ガチャ


貴音「あ……これは良い所に」バッタリ

やよい「うっうー! プロデューサー、お疲れ様ですー!」

あずさ「あら、お一人でおでかけですか? 私たちこれからお昼なんですけど……よかったら、お兄ちゃんもご一緒にどうですか?」

P「あ、はい……ちょうど俺も昼飯でしたし、喜んで……」

P「んん?」

んん?

P「あずささん? 今……」

貴音「やよい」

やよい「あっ! そうでしたー、家だとお姉ちゃんだから忘れちゃいますね……」

やよい「ぷろ……じゃなくって! お兄ちゃんっ!」

やよい「えへへ……慣れてないから、なんだか恥ずかしいですー」

P「」グラララッ

貴音「さ、参りましょうか……兄上様」スッ

P「貴音、お前もか……というかおい、なぜ腕を取る。なぜ密着する」

貴音「わたくし兄弟というものがおりませんでしたので、この機会に兄というものに甘えてみたく……不愉快でしたでしょうか」

P「え? あ、いや……」

あずさ「あらあら、それなら私も……お兄ちゃん、行きましょうねー」

P「あずささん、妹なのか姉なのかわからなく……」

ムニッ ムニュッ グニッ

P(りょ、両脇から柔らかいものが……うおおおおっ……!?)

あずさ「さて、何にしようかしら~?」

やよい「お昼にファミレスに来れちゃうなんて……夢みたいですー!」

貴音「これがふぁみれすというものですか……何と豊富な品書き。心踊りますね」

P(堪えた……よく堪えたぞ……EDを心配されようが俺は自分を褒めてやりたい……!)


「ご注文はお決まりでしょうかー?」

これは面妖な

あずさ「私はこの季節の御膳をお願いします~」

P「あ、俺は日替わりセットで……やよいは?」

やよい「う……うぅ~……」

P「やよい?」

貴音「やよい、今のあなたは妹なのですから……他の兄弟に遠慮せずともよいのですよ?」

やよい「は、はい」

やよい「あの、お兄ちゃん……ハンバーグセット、頼んでもいいですか……?」

P「……ああ! お腹いっぱい食べていいぞ!」

やよい「本当ですか!? ありがとうございますー!」

貴音「……では」

貴音「うえいたあ殿、わたくしは品書きのここからここまでを」

P「お前は自重しろ」

ぶれないな

やよい「お、美味しいですー!」パアア

P「そうかそうか、満足するまで食べていいからな!」

やよい「夢みたいですー! お肉が柔らかくって、じゅーしーで……ううー長介、かすみ、ごめんね……!」

P「はは……やよいはいつも頑張ってるからな、今日くらいご褒美をもらっても罰は当たらないよ」ナデナデ

やよい「そ、そうですか? えへへ……」

貴音「兄上様、でしたらわたくしも追加注文よろしいですね?」

P「自重しろ」

貴音「兄上様いけずです……」

あずさ「うふふ……お兄ちゃん」

P「え?」

あずさ「はい、あ~ん」

P「ちょっとあずささん、恥ずかしいですよ……」

あずさ「あら駄目ですよ、今日は私も妹なんですから」

あずさ「あずさって呼び捨てにしてくださいな?」

P「」グララララッ

P「わ、わかりました……じゃなくて……ああ、わかったよあずさ」

あずさ「うふふ、嬉しい……それじゃお兄ちゃん、あ~ん」

P「し、仕方ないな……あ~ん」パク

あずさ「どう? 美味しいかしら~?」

P「ああ……あずさに食べさせてもらうと余計に美味しいよ」

あずさ「あらあら、もうお兄ちゃんったら~!」

P(味なんてわかんねー……)ドキドキ

やよい「お、お兄ちゃん!」

P「ん?」

やよい「あ~ん!」

P「やよい……いいのか? 夢にまで見たハンバーグだろ?」

やよい「はい! お兄ちゃんのおかげで食べられたから……美味しいの一人占めするよりも、お兄ちゃんにも味わってほしいなーって!」

P「やよい……」ジーン

やよい「はい、あ~ん」

P「あ、あ~ん」パク

P「うん……うん! 美味いな、やよい!」

やよい「えへへ、よかったー!」


貴音「……兄上様!」

P「ん?」

貴音「あ、あーん……」

P「……」

貴音「あーん」

P「……」

貴音「あーん」クイックイッ

P「貴音……お前、一人だけ自分から口開けて……恥ずかしくないか?」

貴音「も、もう全て食してしまったものですから……」

ワロタwwwwwwww

P「まったく……さすがにどうかと思うぞ、貴音も二人を見習ったらどうだ」

貴音「うう……兄上様、不出来な妹で申し訳ありません」

貴音「ですが……はしたないとは知りつつも、二人とのやり取りが羨ましく」

貴音「兄上様……わたくしも同じ思いを味わいたいのです……いけないことでしょうか?」グスッ

P「……」

P「仕方ないな……ほら」

貴音「ああっ……! あーん……」パク

貴音「……」モグモグ ハフゥ…

貴音「天にも昇る心地というのはまさにこのこと……兄上様、大好きです」

P「お、おおう……」クラッ

やよい「ご馳走さまでしたー!」

P「うんうん、やよいは偉いな。今時いないぞ、ちゃんと言える子は」

やよい「えへへ……今は妹だけど、やっぱりお姉ちゃんですから!」

あずさ「あの~…お兄ちゃん?」

P「はい、何です……いや。どうした、あずさ?」

あずさ「私、デザートが食べたいな~……なんて」

P「あー……」

やよい・貴音「……」ジー

P「……仕方ないな、特別だぞ」

やよい「うっうー! お兄ちゃん大好きですー!」

貴音「ではわたくしはここからここまでを」

P「一人一品な」

貴音「……お兄様はいけずです」

アリガトウゴザイマシター


P(当然デザートもあーん合戦だったわけで……)

P(腹は満たされたし幸せなんだが、気が休まる暇はまったくないな……)

あずさ「お兄ちゃん、午後からの予定はどうなってるんですか?」

P「ええと……次のライブの段取りの打ち合わせがあるんで、また外回りです…いや、外回りだな」

やよい「うー……せっかく妹の日なのにあんまり事務所にいてくれないんですねー」

貴音「兄上様、寂しうございます……」

P「はは……いや本当、俺も仕事しないと……」ガチャ


美希「ハニー! どこ行ってたの!? ただいまのチューは!?」

響「にぃに! 探したぞ、勝手に出てっちゃうなんてひどいさー!」

千早「あの……兄さん、よかったらボイスレッスンに時間をあけてもらえたら……」

律子「これから打ち合わせですよね? スタジオまで送りましょうか、あ・に・う・え・ど・の?」

P「」

P「疲れた……今日は本当に疲れた……」グッタリ

P「事務所の仕事はまるで進まないし……ああ、もうこんな時間か」

P「どれ、コーヒーでも……お?」

春香「……」

P「おい、春香……何でまだ残ってるんだ? 終電はどうした?」

春香「……知りません」ムスー

P「知りませんじゃないだろ、何時だと思ってるんだ? 親御さんだって心配するだろ……」

春香「……だって」

P「うん?」

春香「だって、みんなずるいですよ! 私が最初に妹キャラ始めたのに……」

春香「みんな押しが強くって全然プロデューサーさんと話せないし、プロデューサーさんも途中からデレデレしちゃいますし!」

P「デレデレってお前……あのなあ、元はといえば春香が始めたことだろうに……ほら、時間はかかるけど車で送るから。さっさと帰るぞ」

春香「やです」

P「おい、春香……」

春香「ふんだ、みんなが妹キャラやりだしたら見向きもしてくれなかったくせに……どうせ私なんて無個性ですよーだ」ムスー

P「……はあ」

ピポパ プルルル…

P「もしもし……ええ、はい、そうです……ええ、収録の都合で……はい、責任持って手配しますので……それでは」

春香「……」

P「春香」

春香「……何ですか」

P「親御さんには収録の都合でホテルに泊まらせたって電話しといたから……今夜は帰らなくていいぞ」

春香「……え?」

P「ただし、俺は昼の仕事が終わらなかったから徹夜ペースだ。事務所からは出られないし仕事しながらになるけどな」

春香「プロデューサーさん……」

P「ただし、明日に支障がないように。体調も崩さないように」

P「毛布はあるから、眠くなったら無理せず寝るんだぞ。間に合うならビジネスホテルに移ってもらうからな」

春香「……」

春香「あはは、プロデューサーさん……何だか、本当にお兄ちゃんみたい……」

P「本当に……手のかかる妹だよ」ワシャワシャ

春香「ちょ……それ髪が……むーっ」グリグリ

春香「ぷはっ……もう、プロデューサーさん! ひどいですよ、いきなり」

P「ははっ……どうした? 今夜中ならお兄ちゃんでいいんだぞ?」

春香「……もうっ」

春香「今夜は寝かせませんからねっ!」

P「誤解を招く言い方だな……だいたい仕事だから寝れないだっての」

春香「ふふっ……じゃあコーヒー入れてきますから! いっぱいお話しましょうね、お兄ちゃん!」

P「って感じで……昨日は本当に大変でしたよー……」

小鳥「まあまあ、それも役得じゃないですか……はい、お疲れ様です」トクトク

P「ええ、どうも……んっんっ……ぷはーっ」

小鳥「それにしても、プロデューサーさんってお兄さんっぽいんですかね? みんななかなか乗り気だったじゃないですかー」

P「まあ、まだ甘えたい年頃なんでしょう……あ、すみません。串盛りお願いします」アイヨー

小鳥「……」

小鳥「わ、私も甘えたくなってきちゃったなー……お兄ちゃん」

P「はは、小鳥さん俺より年上じゃないですか」

小鳥「……妹なんで大嫌いです」ピヨ…


《おしまい》

おしまいです。

姉版いいですね…近いうちにスレ立てて書いてみるかな。

では、お疲れ様でしたー

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