小町「お兄ちゃんなんで小町のベッドで寝てるの?」 (131)
八幡「………………」
小町「ごみいちゃん起きてよ!!!」 ユサユサ
八幡「なんだ………、もう少し寝させてくれ………」
小町「だからそこは小町のベッドなんだって!!」 ユサユサ
八幡「はぁ……お前ほんとうるさくて寝れねーわ、疲れてるんだから静かにしてくれよ……」
小町「だからそこは小町のベッドなんだって!!!」ユサユサ
八幡「うるせーな!!お前の匂い嗅いでたら気持ちよく眠れるんだよ!!!」
小町「えっ//////////」
小町「お兄ちゃん……今なんていった?」
八幡「お前の匂い嗅ぎながら寝ると気持ちよく寝れるんだよ、だからそっとしておいてくれ」
小町「でもお兄ちゃんがそこで寝てたら小町が寝る所ないんだけど……」
八幡「だったら俺と一緒に寝ればいいだろ、ホラ横開けたから、勝手に寝ろ」
小町「お兄ちゃんと一緒に……、そういえば昔はよく一緒に寝てたけど最近はそういうのもなかったなぁ……」
小町「じゃあお兄ちゃん……隣入るよ?」
八幡「……………………」
小町「一人用だからさすがに狭いね………」
小町「お兄ちゃんもう少し向こうに行ってくれないかな、小町ベッドから落ちちゃうよ……」
八幡「ったくしょうがねーな、ほら俺の腕に頭のせろ……こうすれば少しは余裕ができるだろ……」
小町「お兄ちゃん……さすがにこれは……ポイント高すぎるよ……」
八幡「小町……」
小町「な、なにお兄ちゃん……」
八幡「お前の匂い直接嗅がせてもらってもいいか?」
小町「えっ……いくらなんでもさすがにそれは小町的にアウトかなぁ……」
八幡「お前が俺の隣に寝てるわけだから、わざわざ小町のベッドの匂い嗅ぐ必要もないだろ」
小町「それは、そうだけど………」
八幡「俺のわがまま聞いてくれ………」 ギュウッ
小町「お兄ちゃんっっ、こんな所お父さんに見つかっちゃったらやばいよ……」
八幡「大丈夫だ……親父はお前の部屋に無断で入ったりはしないからな……」
小町「…………今日だけだよ?お兄ちゃん……」
八幡「あぁ………」
8巻時点で八幡の心の支えは小町だけだからな……
翌朝
八幡「ふぁぁ~~~、よく寝た、小町起きろー朝だぞ」
小町「ん………全然眠れなかったよお兄ちゃんのせいで……」
八幡「そうか?俺はお前と一緒に寝たおかげでスッキリしてるわ、これでなんとか今日1日乗り切れそうだ」
小町「今の小町的にポイント高いけど……一緒に寝るのもこれで終わりだからね……」
八幡「あぁ、今日からはちゃんと自分の部屋で寝るから大丈夫だ」
小町「そう……ならいいけど」
はよぉ!
ほ
あくしろよ
はよしろ
遅い
小町「ちょっとまたお兄ちゃん小町のベッドで寝てる!!朝自分のベッドで寝るって言ったよね?」
八幡「……………………」
小町「お兄ちゃん聞いてる?」
八幡「ぁぁ……すまんな小町……」
小町「もしかしてお兄ちゃん……泣いてるの?」
八幡「お前にこんなかっこ悪い所見られたくなかったんだがな……どうもお前の匂いを嗅ぐと心が落ち着くんだ……」
小町「学校で何かあったの?結衣さんと雪乃さんと……」
八幡「……わかったんだ……奉仕部にもう俺の居場所はないって……」
八幡「俺は自分だけ傷つけばいいと思っていたが、本当に傷ついていたのはあいつらだったんだよ……」
八幡「もう失った時間は元に戻らない……それならこれ以上誰も傷つかないように俺が誰とも関わらずまた一人で生きて行けばいいんだ」
八幡「小町も俺なんかに構ってたらいずれあいつらと同じように俺から離れていくんじゃないかと思うと……」
小町「お兄ちゃん!!」
八幡「……………」
小町「15年も一つ屋根の下で暮らしてきたのに、まだ小町の事信用してないんだね、ほんと見損なったよ!!!」
小町「でもお兄ちゃんはお兄ちゃんなんだよ、小町にとってはたった一人の、そんな簡単に見捨てるわけないでしょ……」
ほ
八幡「ありがとう小町………おかげで少し元気でたよ……部屋戻るな…おやすみ」
小町「あの……お兄ちゃん……」
八幡「なんだ……」
小町「よかったらまた小町と一緒に寝てくれないかなぁ……なんて…」
八幡「俺と寝たらお前が迷惑するんじゃ………」
小町「いやぁ……小町もお兄ちゃんと寝るの…そんなに嫌じゃないし……」
八幡「そうか、お前がどうしても寝たいって言うなら寝てやってもいいぞ」
小町「なにそれ!ほんとかわいくないなお兄ちゃんはっ」
八幡「俺と一緒に寝るって事は覚悟できてるんだろうな?」
小町「えっ小町に何をするきなの…お兄ちゃん一緒に寝るだけだからね!それ以上の事はなし!」
八幡「むしろ一緒に寝る以上の事って何があるんだよ……」
小町「それは……あれ…とか……」
きたか……
ほ
八幡「ほんと小町が妹で良かったと思うよ……」
小町「またまた……」
八幡「実際小町がいなかったら俺すでに自殺してるかもしれないな…」
小町「お兄ちゃんさすがにそれは笑えない冗談だよ……」
八幡「まぁこれから小町に嫌われない程度には俺も努力していくつもりだから……もし俺の事少しでも嫌いになったすぐに言ってくれよ」
小町「仮に嫌いになっても小町はお兄ちゃんを見捨てたりしないよ……」
八幡「それは嬉しいかぎりだな………、小町……」
小町「なにお兄ちゃん?」
八幡「俺を養ってくれ」
小町「ほんとごみいちゃんだね、人が心配してあげてるのに…………、でも」
小町(元気になったみたいだしよかったな……)
ちょい短めですがこれで終わります
は?
よしじゃあ続きは俺が書いてやる
翌日 リビング
八幡「はぁ……」
小町「どしたのお兄ちゃん? ……もしかしてまだ元気ない?」
八幡「あー……いや、まぁ、な……」
小町「ふーん……ちょっと待ってて」
ガチャ
小町の部屋
小町「えーっと、携帯携帯……あった」
ポチポチ
prrrr ガチャ
小町「あ、もしもしー? 小町なんですけどちょっと話があるんですー」
………………
小町「あ、はい、はい。はい、わかりましたー、じゃあそういうことでよろしくです」
ピッ
小町「ふぅ~……まずはこれで様子見かな」
パタパタ ガチャ
小町「お兄ちゃ~ん、ってあれ」
八幡「zzz...」
小町「もうお兄ちゃんったら……ほら、そんなとこで寝てたら冷えちゃうよ。ほら毛布」ファサ
八幡「zzz...」
小町「…………………」
小町(お兄ちゃん……小町は、小町だけは、どんなときも味方だよ。でもね……)
小町(お兄ちゃんの味方は小町だけじゃないんだよ)
…………………………
八幡「zzz...」
小町「そろそろかなー……」
ピンポーン
小町「あ、きた」
パタパタ ガチャリ
小町「こんにちはー! わざわざ呼んじゃってすみませーん」
材木座「お、おう、こ、こないだぶりだな」
川崎「なにキョドってんのよ。さっきまで張り切ってキモイ声出してたでしょうが」
戸塚「あはは……それで小町ちゃん、これから僕たち、八幡に会ってどうすればいいの?」
小町「あー……まぁとりあえず上がってください、立ち話もなんなので」
戸塚「うん! じ、じゃあ、お邪魔、するね。……えへへ、八幡のお家、か」
小町(これは小町的にポイント高い!)
お前ら的に9刊はどうなると予想する?
……………………
川崎「……それで? あたしたちが何するって?」
材木座「けぷこんけぷこん。まずはそれを聞かねば始まらん。小町殿、貴殿は何が目的で我らを呼んだのだ?」
小町「あー……はい、そのですね……」
小町は語った。最近、兄がつらそうにしていること、疲弊しきっていること、奉仕部に居場所をうしなって思い悩んでいること。
材木座「…………うむ、たしかにここ最近の八幡は元気がないように見えたが……まさかそのようなことになっていようとは」
戸塚「うん、僕も心配してたんだ……」
川崎「……でもさ、あたしたちがそれになんの関係があるわけ? そういうのって当事者どうしで解決すべきなんじゃないの?」
>>75
八幡には小町という存在が不可欠であることが示された。
同様に結衣や材木、川、戸塚、などなど主要人物には全員それぞれのバックボーンがあることが改めて強調される。
つまり雪乃だけがこうした「支え」を持っておらず、彼女が成長するには奉仕部以外に家族が必要になる。
9巻はその家族を八幡がどうするかが焦点になると思う。
現在の家族=陽乃が改心するか、将来の家族=八雪エンドになるかの分かれ目だと見る。
戸塚「見てほしいものが、あるんだ」
戸塚はズボンを脱ぎ始めた
八幡「戸塚・・・な、何してんだ!」
戸塚「見て欲しいんだ。僕の・・・」
戸塚はパンツを脱ぐ
八幡「やめろお!お前みたいな娘が・・・!」
八幡は目を手で隠した。が、手の隙間か覗いてしまった
八幡「巨根じゃねーかwwwww」
小町「というわけで乱交パーティーやりましょー!!!」
材木座・川崎・戸塚「ヒャッホーイ!!!!」
……………………
八幡「はぁ、はぁ、川なんとか、川なんとか……」パンパン
川崎「あっあっあっ、比企谷……///」
材木座「わ、我の息子もついに……」
戸塚「もう、いいから早く入れてよー」
材木座「……」ズボッ
戸塚「あ、んあぁぁ!」
材木座「はぁ、はぁ、戸塚、戸塚、戸塚……!」パンパンパンパン
戸塚「あ、あ、材木座くん、そ、そこ! もっと!」
小町「ふぅ……これでお兄ちゃんも元気出してくれればいいんだけどね……んっ」クチュクチュ
おわり
>>82
八幡は今回のミス?で成長できたんかね?
最後の雰囲気は完璧選択ミスしたって感じだったけど
ようは雪は選挙でたかったってことだよね?
小町「それで、川なんとかさんは・・・」
川崎「は?」
材木座「てかアンタ誰」
戸塚「やめなよ、小町ちゃんに材木座くんに・・・えっと・・・川尻さん」
川崎「ぶっ潰すぞ!!!!」
戸塚「うほ~~~wwwwww」
八幡「小町、小町ぃ!」パンッパンッパンパンパンパンパンパンパンパン
小町「あ、んあ、あっあっあっんぁぁ! イ、イクゥ! お兄ちゃんのおちんぽでイッちゃうぅ」
八幡「出すぞ……! 出すぞ……!! うっ」ドピュ,トピュルルルル
小町「あ、あぁぁぁぁ、お兄ちゃぁぁぁぁん」ビクンビクン
八幡「はぁ、はぁ……小町……」ギュ
小町「お兄ちゃん……」ギュゥゥ
小町(結局あれからお兄ちゃんは2度と奉仕部へ足を向けることはなかった)
小町(けど、そのおかげで今こうしてお兄ちゃんとふたりきりでいることができる)
八幡「ずっと、一緒だからな……」
小町「うん……///」
小町(やはり小町の青春ラブコメはどこかまちがっている。)
>>88
失策したのはあくまで雪乃(の身勝手)に対して。
それを除けば奉仕部って外部の居場所を守ろうと奔走し、その過程で材とかに協力も求めた。
これは社会に適用とする立派な成長だと思う(平塚談)。
雪乃は俺も整理出来てないんだが、きっかけが陽乃にせよやりたかったのは本心だと思う。
そして奉仕部は生徒会って形を変えて存続すると。
コミュニティの形式じゃなくて「実質」をとるのが彼女らしいんだが、それを八幡と結衣に伝えていなかった。
よって失策したのはむしろ雪乃と言えると思う
>>93
最後の状況からするに雪が一方的に関係悪くしてるのか?
確かに八幡は奉仕部守ったがギクシャクしてるんだよな
>>93
というか最初からみんなでいろはす下手あげる形にすればよかったんかね?
あとやっぱ雪が立候補したのは姉の影響かね?
>>96
自分にはそう思えたなあ。
形式として雪乃の秘めた思いがないがしろにされた形なんだけど、客観的に不憫なのはどう見ても八幡
>>97
まあラノベだしで済ませるんだけどね。
いじめビッチいじめで「やればいいじゃん」って解決法を悟らせなかったのは良かったと思うよ
>>98
なりたいけど比べられたり過度な期待されるのがいやだったがもしかして今回の件で依頼を理由に生徒会長になれたかもしれないのを結果的に八幡に邪魔されたって感じ?
>>97
途中送信、生徒会長やりたかったのは確定でいいでしょう。
それを踏まえて改めて読みなおすと、陽乃さんは煽ってるんじゃなくて優しく後押ししてんだよね。自覚あるか知らんが。
>>99
八幡かわいそうだよな
というかSSで雪デレまくりだが原作まったくそんなそぶりないという
いじめビッチいじめで「やればいいじゃん」って解決法を悟らせなかったのは良かったと思うよ
ここだけどういうことかわからんかった
>>100
過度な期待をかけられること自体は嫌いじゃないよ雪乃は。仕切り屋というか目立ちたがり屋の性分はあると思う。
そこが八幡と正反対で、他はほぼ八幡と同質だから八幡も見逃してしまっただろう。
>>101
たしかにそうだな
ただあの姉だからなあ
陽乃が雪にあたってるのはようは長女として親から過度な期待を一身に背負ってからであってるかな?
>>102
現時点での雪乃と八幡の関係って、八幡と葉山と同じ心の友ポジションだと思ってる。
そもそも演説で下手こくより本人をやる気にさせた方が確実性があるんだよ。
「問題そのものがなくなる」解決を得意とする八幡なら真っ先に思いつくはずだった。
でもそれじゃあ話が転がらないから、「いろはすのいじめ」ってことで八幡と雪乃のトラウマを思い出させ、本人への説得を最初から排除した。
そこがまあラノベとしては上々かなと。
もう新刊考察スレになってんじゃねえか
しかし八幡も過去のトラウマの一つに区切りつけられたのはよかったな
雪ノ下は変わってないけど、八幡は変わりつつある
>>105
そこは本当にわかんね。今回の話読むと恨みと愛情50:50じゃなく、愛情100とも思えてきた。
9巻かはわからんけど、雪乃の支えとして陽乃が近づく展開は絶対にあるからそこで明かされるかもね
>>115
雪乃が変わるための環境がないからなあ。9巻辺りの内容だとは思うんだけど
>>120
そうそう雪ちゃんぜんぜん変わってないよね
巻数あるのに進んでない感今回感じたわ
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