ニート「いるだけ邪魔なんだからどんどん殺せwwwwwっと」カチャカチャターンッ
ニート「あー、腹減ったな」
ニート「ババアー!飯持ってこい!!」
母「ちょっといい?たかしちゃん」
ニート「ん?」
母「今日から新しい法案が可決されたの知ってる?」
ニート「なんだよそれ」
母「ニートは施設に預けられるの、そして貰い手が見つからなかったニートは」
母「――――殺処分」
ニート「えっ…?」
ガチャッ
スーツの男「お邪魔します」
母「あ、どうも、この度はわざわざ」
スーツの男「いえ、お宅のニートはこちらで?」
母「はい、もう手がつけられなくて困っているんです」
スーツの男「わかりました。おい!!」
武装した男「はっ!」
スーツの男「捕獲だ!」
武装した男「了解しました!」
ニート「お、おい、何の冗談だ?母ちゃん!!」
母「ごめんねたかしちゃん、もうお母さん面倒見切れないのよ…」
そんなことより聞いてくれ
コンビニでムラムラしたから丁度お金がぴったりあったしエロ本買って帰ろうかとおもったらさ
エロ本レジだしたとき店員が「なにか身分証明できるものありますか」lきいてきやがって
そんとき俺いらいらしてたからさ「あ?そんなもってねえよ」ってすごんだラサ
そしたらその店員が「すいませんがこのp商品は年齢確認が必要なので」とかいいやがって
ぶっちゃけまじでいらついたから「ああもうめんどくせーなだまって売ればいいんだよ」ついって
金出して帰ろうとしたらさいきなり店員が本掴んで「申し訳ありませんが規則なので」とかわけわからんこといいだして
「規則とか俺にはかんけーねえっての!!いいかげんキレっぞ!!」っていってやったら
「キレられようが売れないものは売れません!!」って対抗してきやがって
もうさすがの俺もがまんの限界でさ「いい加減にしろや!!!!まじぶっとばすぞ!!!!」ってぶちきれたら
ようやく店員がエロ本離して「わかりゃあいいんだよ」って言ってかっこよく立ち去ろうとしたら
また店員が呼び止めやがって「今度はなんだよ!!!!!」って大声で言ったら
「お客様お金が足りませんっ」って言われて戻ってカウンターの上見たら700円置いたつもりが600円しかなくって
「てめえ!100円とっただろ!!」っていったら「いえ、とってません初めから600円でした」とか言いやがって
まじ意味不明だったわ俺は確かに700円置いたのにようもうこれ以上はめんどくせーし
財布から100円追加しよーとしたらもう金がねーことに気付いてどうしようもなくなってさ
「たのむ、たのむからもう買って帰らせてくれ」って泣いて頼んだら店員は「しょうがないですね」つって
制服のポケットから100円を出してくれた
そのさりげない優しさに俺感動しちまって「ありがとう、ありがとう」って言いながら情けねーことに泣きわめいちまった
そんな俺の姿を見て店員は「いいんですよ100円くらい、またのご来店お待ちしてます」って優しい声で言ってくれて
もう俺は大泣き、ここまで泣いたのは火垂るの墓を見て以来だったよ
んでなんか清々しい気分で家に帰ってエロ本みたら中身が全然俺好みじゃなくてさ
その場で破り捨ててゴミ箱に突っ込んでやったよ
マジむかついた
スーツの男「この書類にサインして印鑑を押していただければ、あなたはこのニートとの縁が完全に切れます」
スーツの男「というよりも」
スーツの男「あなたの家からニートという汚点が消え去ります」
母「…!!」
スーツの男「最後のご決断はあなたがきめてください」
ニート「なあ!母ちゃん!母ちゃん!」
母「ごめんね、たかしちゃん。もう私はあなたの母親を辞めます」カキカキ
スーツの男「ありがとうございました。ニートの私物はすべてこちらで換金させて頂きます。金額にご納得いただけない場合は返品も承りますので」
母「はい、ありがとうございました」
スーツの男「いえ、これが我々の仕事です。おい、行くぞ」
武装した男「はっ!!」
ニート「いやだあああああああ!!」ズリズリ
―ニート隔離施設
ニート「こ、ここが隔離施設…」
武装した男「オラっ、入れ穀潰しっ!!」ゲシッ
ニート「何すんだよいてえな!!」
武装した男「なんだと?」バキィッ
ニート「ぐえっ…」
武装した男「ゴミはゴミらしくしていろ」ガチャッ
ニート「ち、ちくしょう…ううっ、パソコンもゲームもスマホもない…こんなとこでどうやって暮らすんだ…」
武装した男「さーて、ビールでも飲むかぁ」
ニートをここまで運んできた男の遠ざかっていく足音が嫌に耳に響いた
ニート「ちくしょおおおおおおおおおお!!」
キモ豚「お、新入りか?」
ニート「ん?」
ブサメン「なんだなんだ、新しい奴が来たと思ったら俺たちみたいなブサイクかよ」
ニート「お前よりはいい顔してるよ」
ブサメン「なんだとー!」
キモ豚「シッ!!人間だ!!俺達の飼い主様になるかもしれないお方だ!」
OL「へー、ここがニート隔離施設なんだ」
係員「はい、人間のゴミばかりを集めた場所です。入って1ヶ月で彼らは殺処分されます」
OL「そっかそっか、ただなんだよね?」
係員「はい、ただです。そしてニートを引き取る場合、ニートに書類を書かせます。」
OL「書類?」
係員「はい、生涯引き取り手の為に命を使うという証明書です。反した場合はその場で死あるのみ」
係員「なので引き取る場合、対象のニートには首輪をつけてもらいます。この首輪からニートを殺すための毒針が出るのです」
OL「おぉ、怖いですねぇ」
OL「うーん、どうしよっかなー、一人暮らし寂しいし」
キモ豚「お願いしますお姉さま!!」
OL「こいつ騒がしい」
係員「はいっ」バシィンッ
キモ豚「いてえええええええええあああああっ!!!」
ニート「…」
OL「ん…?君は…」
ニート「…!!」
OL「すっごいブサイクだね!あはははっ」
ニート「なんだとおおお!!」
係員「おいっ!!」バシィンッ
ニート「ぐああああああああああ」
OL「あ、君に決めた!!」
ブサメン「え?俺?」
OL「あのブサメンの後ろのフツメンください」
係員「あれですか、ははあ、目の付け所がいいですね」
フツメン「え?」
係員「おい、出て来い!」
フツメン「あ、はい」
フツメン「あの、何で俺が…」
OL「私のタイプ♪」
フツメン「い、いや、あの、俺、コミュ症だし…」
OL「いいのいいの、あ、係員さん、首輪なしでもいいですか?」
係員「その場合に被害を受けても補償がありませんがよろしいですか?」
OL「はい♪」
係員「かしこまりました」
OL「じゃっ、いこっ、今日から沢山可愛がってあげる」ニコォォォッ
フツメン「は、はい、ありがとうございます」
ニート「行ってしまった…」
ブサメン「うっうっ」
ブサメン「うおおおおおおおお」
ニート「そんなに泣かなくても…」
キモ豚「まだ初日だ。頑張ろうぜ」
ニート「おう!!」
そしてニートたちの筋トレが始まった
―1週間後
ニート「少しは逞しくなったかな」
ブサメン「と、ところで鍛えてどうすんだよ」
ニート「暇だから…」
キモ豚「バカなのか君たちは!!」
お嬢様「こんにちわー」
ニート「!!」
ブサメン「ああ、神様!!」
係員「何故あなたのような上流階級の方が…」
お嬢様「いいのです。気になってしまったんですから」
お嬢様「彼らに触れても大丈夫ですか?」
係員「それは自由ですが、おすすめは出来ません…」
お嬢様「わかりました」ニコッ
そしてお嬢様は檻の中に手を差し入れた
ブサメン「ああっ、神様ぁぁぁぁ!!」ベロベロジュルジュルッスリスリギュウー
お嬢様「きゃあっ、きっ、きたならしいっ!!」
係員「おい!そいつの腕を切り落とせ!!」
ブサメン「え?」
武装した男A/B「ははっ!!」ザザッ
武装した男B「よし、しっかり押さえつけてろ」
武装した男A「大丈夫だ」ググッ
ブサメン「お、おい、冗談だろ…?」
武装した男B「はっ!」ザンッ
ブサメン「グギイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!!!!!」
ブサメン「いだいいいいいいいいあああああああああああ!!!」あああああああああ!!!」
係員「こいつはもう駄目だな、殺せ」
武装した男「はっ!」
武装した男「てえーっ!」ドパパパパパパパパパパッ
ブサメン「げぼらべべべあばばばぐごべぼぼぼぼっ」
武装した男「撃ち方止め!!」
ニート「ぶ、ブサメン…」
キモ豚「死んじまったな」
すみません子供が起きて泣き始めたのであやしてきます
このSSまとめへのコメント
くっそおもしれえじゃねえか
これ、もっと読みたかったな。
リアルでニートにイラつかされてるから現実になって欲しい(浄化思想)
俺殺処分か
ばいばいキーン