津田(萩村にいつも勉強見てもらってるから何かお礼がしたいけど何をしたらいいか…)
津田(うーん……あ、そういえばこの前久々に映画見たいっていってたな)
津田(誘ってみるか…今何やってるか確認してみるか)カチャ
津田(………………何でホラー映画しかやってねぇんだ…これは断られそうだな)
津田「…まぁいいか、萩村~」
スズ「ん?なに?」
津田「萩村にいつも勉強見てもらってるからさ、そのお礼に今度映画でも観に行かない?」
スズ「え?あ、あぁ~…会長達も誘ってでしょ?」
津田「いや、萩村へのお礼だし…あ、ごめん二人っきりだと嫌か、じゃあ会長達m」
スズ「ち、ちがっ!そ、そんな事ないから!違うから!」ガタッ
津田「お、おう?」
津田「じゃあ今度の土曜日でいいかな?…って言いたい所なんだけどさっき調べたら今ホラー映画しかやってないんだよね」
スズ「え?」
津田「萩村ホラーとか苦…好きじゃないでしょ?」
スズ「ま、まぁ…好きではないけど…」
津田「あーじゃあ止めとく?また今度…いつになるか分からないけど」
スズ「…」
スズ(ホ、ホラー映画は嫌!で、でも津田と一緒に映画…で、でもホラー…うぅ…)
津田「じゃあまたk」
スズ「ま、待って…土曜日行くわよ!」
津田「本当に?…大丈夫?ホラーなのに無理してるんじゃ…」
スズ「し、してないわよ!津田と観たいの!」
津田「え!?」
スズ「い、いや!えっと…と、とにかく土曜日ね!」
津田「うん、それじゃあ駅前で待ち合わせでいいかな?」
スズ「わ、分かった」
スズ(こ、これってデートなんじゃ…ま、まさか津田から誘われるとは思ってもいなかった…ど、どうしよう!)
津田(ホラー映画なんて誘ったら断られると思ったんだけどな…そんなに映画見たかったのかな)
ムツミ(…いいなぁスズちゃん)ジィー
ネネ(スズちゃんにお祝いとして今度マッサージ機を送ってあげよう♪)
柳本「リア充はシネェ!!!」バンッ
津田「なんだ急に…」
スズ(な、なに着ていこう…少し位おしゃれして…)
スズ「うーん…」
ガチャ
スズ母「スズちゃ~ん!ご飯だよぉ~…あれ?こんなに服出してどうしたの?」
スズ「えっと…明日でかけるからさ」
スズ母「……ははぁ~ん♪もしかして津田君とでかけるの?」ニヤニヤ
スズ「な、なんで分かるのよ!」
スズ母「ただ出かけるだけなら、いつもそんな服ださないじゃない♪デートでしょデート!」
スズ「ち、ちがっ!た、ただ映画観に行くだけよ!」
スズ母「へぇ~♪いつも話してる津田君と映画を見に行くねぇ~」ニヤニヤ
スズ「うぅ…」カァァ
スズ母「泊まる時は連絡してね!!あと避妊はしないt」
スズ「ご飯食べるから下に行く!!」
土曜日
津田「ふぁぁ~…眠い」
コトミ「あれ!タカ兄早いね!」
津田「今日は出かけるからな、コトミこそ早いじゃないか」
コトミ「あぁ!私は今から寝るんだよ!」
津田「お前はなんで土日になると昼夜逆転するんだ?」
コトミ「いやぁ夜は血が騒ぐんだよね!」
津田「意味が分からない」
コトミ「それでどこにいくの!?」
津田「映画館だよ」
コトミ「そうなんだぁ!誰と?」
津田「萩村だけど?」
コトミ「へぇ~………え!!!?」
コトミ「え!ええ!?ス、スズ先輩と!?」
津田「そうだけど」
コトミ「…二人っきり?」
津田「そうだな」
コトミ「それってデートだよね!!!!」ガタンッ
津田「……言われてみれば…そ、そうかもしれん」
コトミ「えええええええええ!!!タカ兄、天然ジゴロスキルもったの!?」
津田「何言ってんだよ…いつも勉強教わってるお礼で」
コトミ「でもデートでしょ!?」
津田(…違う…と言えない)
コトミ「うへへ、タカ兄がスズ先輩とデートかぁ!今度スズ先輩に聞いてみよ!」ニヤニヤ
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