萩村「へ?温泉?」
津田」うん、昨日商店街の福引きで一泊二日の二名ペア温泉チケット当たっちゃって…どう?」
萩村「ひとつ訊いてもいい?」
津田「うん?」
萩村「なんで私?コトミとかいるじゃない?」
津田「コトミは「私以外の人と行ってね」って言われてさ」
萩村「じゃあ…会長たちは?」
津田「まだ訊いてないけど?」
萩村「因みに、行く予定は?」
津田「今週の土曜日の予定。月曜日は祝日だかさら、それにこのチケットの期限、今月までだし、一人で行く位なら誰か誘って行こうかなぁって…どうかな?」
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萩村「そ、そう…考えておく…」
津田「じゃあ、明日までに返事聞かせてくれればいいよ。もしダメなら他をあたるからさ」
萩村「う、うん…わかったわ」
津田「じゃあ、またあとで…」
津田去っていき
萩村「………。」
萩村「ーーーッ!??」
萩村「(つ、つまり!私と二人っきりで温泉行くってことよね!?あの津田が!?私を誘って!?どうしようー!行きたい!でも今週の土日、お母さんと出かける約束しちゃったし…どうしよう…私が断ったら…会長か七条先輩と温泉に…いやぁー!それはダメー!どうしよう!お母さんに正直に話せば行かせてもらえるかなぁ…でも津田と二人っきりでなんて言えない!)」
萩村「(考えるのよ私!なんとしてでも津田と温泉に…!)」
ヴゥゥゥ…ヴゥゥゥ…
萩村「電話?誰からだろ?…お母さんからだ、なんだろう?」
ピッ
萩村「はい、もしもし?」
スズ母「あ、スズ?ちょっといい?」
萩村「どうしたの?」
スズ母「あのね、今週のお出かけなんだけど、お母さん急用入っちゃったのよ。だから行けないわ…ごめんね」
萩村「え!?本当に!?」
スズ母「うん、だからスズも予定入れても大丈夫よ」
萩村「………。(ってことは、津田と温泉に行ける!あぁ…神様ありがとうございます!)」パアァァァ
スズ母「…スズ?もしもし?」
萩村「あ、うん!大丈夫よ!わかった」
スズ母「ごめんね、それじゃあね」
萩村「うん」
ピッ ツー…ツー…ツー…
萩村「善は急げ!行動あるのみ!津田ー?」キョロキョロ
萩村「い、いない!もう帰ったのかしら?仕方ないメールか電話で…」
残量が残り5%です
萩村「no!こうなったら津田の家に直接!」タッタッタッ
一方スズ母は
スズ母「うふふ…昨日は津田くんと商店街でばったり会って温泉チケット当ててたから言ってよかったわぁ…きっとスズを誘ってくれるって私にはわかるものら。ふふ…電話の時のスズの声ったら、もう嬉しそうだったわ。ボアもそう思うでしょ?」
ボア「わふっ!」
スズ母「帰って来たらお赤飯ね」
ボア「わふっ!わふっ!」
スズ母「ふふ」
その頃津田は
津田「…萩村、考えてくれるって言ったけど…どうだろ?昨日は萩村のお母さんに会ってチケット見るなり「よかったらうちのスズ誘ってあげて!」だもんな。無理矢理はよくないし、別に強制ではないから問題はないと思うけど…」
ピーンポーン♪
津田「ん?誰だろ?はーい。今出ます」
ガチャ
萩村「ぜぇ…!ぜぇ…!ぜぇ…!」
津田「は、萩村!?どうしたんだ!?そんなに急いで!」
萩村「はぁ…!つ、津田に…!はぁ…!伝えようと…はぁ!…おもって!」ゼェゼェ
津田「む、無理して喋らなくていいよ!ほら深呼吸して、ゆっくり喋って」
萩村「う、うん…」
萩村「すー……はー……すー……はー……」
津田「はい、どうぞ」
萩村「そ、その…私でよかったら…一緒に…///」ゴニョゴニョ
津田「え?なに?」
萩村「だ、だから!私でよかったら…その///行ってあげてもいいわよ…///…温泉…///」
津田「え?本当に?」
萩村「う、うん///」
津田「よかったぁ、ありがとう萩村」ニコッ
萩村「べ、べつに…津田のためじゃ…///」プイッ
津田「じゃあ…土曜日に駅で時間は6時に…。朝早いけど大丈夫?それに改めて言うけど一泊二日だけど…」
萩村「だ、大丈夫よ!土曜日に朝6時に駅ね!わかったわ」
津田「うん」
萩村「よ、用件はそれだけだから!じゃあね!」タッタッタッ
津田「え、あ…うん…また」
津田「…まぁ、いっか」パタン
萩村「えへへ…///津田と二人っきりで温泉デート!えへへ…///」
注意 今から名前表記は下の名前になります
津田サイド
タカトシ「萩村と、温泉かぁ…」
コトミ「タカ兄!スズ先輩と温泉行くの!?」
タカトシ「え!?まぁ…そうだけど」
コトミ「やっぱりタカ兄はロリがいいんだね!?スズ先輩のロリ体型が!スズ先輩の小さな身体に小さな胸…タカ兄ってばやるぅ!これでスズ先輩の初めてはタカ兄のものだね!」
タカトシ「ちょっと何言ってるかわからない」
コトミ「ぇー!タカ兄のロリコン!どうしてシスコンじゃないの!私ブラコンなのに!」
タカトシ「oh……まさかの衝撃告白…」
コトミ「だからタカ兄かまってー!私ひまなのー!」
タカトシ「宿題は?」
コトミ「え?ちょっと…コトミ何言ってるかわかんなーい」
タカトシ「宿題しなさい!」コツン
コトミ「あいたっ!ぶー!ぶー!タカ兄のケチー!遊んでよ!」
タカトシ「はいはい、宿題終わったらな」
コトミ「その言葉忘れないでね!」
タカトシ「わかったから、宿題片付けてこい」
コトミ「はーい」タッタッタッ
タカトシ「…まったく…」
スズサイド
ガチャ
スズ「ただいまー」
スズ母「あら、おかえりスズ」
スズ「うん、ただいま。お母さん今週の土日友達と泊まりで出掛けてくるね」
スズ母「友達?まさか津田くん!?そうでしょ!スズ!」
スズ「ふぇ!?ち、違うわよ!友達よ///!」
スズ母「あらぁ…そうなの…どこ行くの?」
スズ「お…温泉…///」
スズ母「あらあら…温泉いいわねぇ…♪(んふふ、やっぱり津田くんね。これはもう、今晩はお赤飯ね)」
スズ「だから、今から準備するから、ご飯はあとで…で」
スズ母「えぇ、わかったわ…うふふ」ニコニコ
スズ「本当に友達と行くんだからぁ//!」タッタッタッ
スズ母「あらあら…完全に恋する乙女ねぇ♪」
そして温泉当日
スズ「ちょっと…早く来すぎちゃったかしら…?」キョロキョロ
スズ「うぅ…///なんか、緊張してきた…///」
スズ「べ、別に変な期待なんてしてないわ!で、でも…何かひとつ位あってもいいわよね…///」ボソボソ
タカトシ「おはよう萩村」
スズ「ひゃ、ひゃい!?」ビクッ
タカトシ「だ、大丈夫?」
スズ「つ、津田///あ、うん…大丈夫…おはよう」
タカトシ「そう、ならいいけど」
スズ「う、うん」
タカトシ「じゃあ、これからのことなんだけど…今聞く?それとも電車の中で聞く?」
スズ「後からでいいわ、電車って新幹線?」
タカトシ「そう。ここから5時間ほどの所にある温泉町に行く。詳しいことは電車の中でね。はいコレ切符。なくさないようにね」
スズ「うん。ありがとう」
タカトシ「新幹線の時間までまだあるね…どうする?」
スズ「津田に任せるわ」
タカトシ「OK…じゃあホームで待ってようか」
スズ「そうね」
タカトシ「因みに萩村、朝御飯たべた?」
スズ「まだだけど…」
タカトシ「本当?じゃあ、何か買っていこうか。売店あるし」
スズ「そうね」
売店にて
タカトシ「おにぎり二つとお茶でいいかな…萩村は?」
スズ「私?サンドウィッチとカフェオレだけど…」
タカトシ「じゃあ一緒に払うよ」
スズ「え?いいわよ、このくらい。自分で払うわ」
タカトシ「付き合ってくれるお礼がしたいんだよ。それに一緒の方が払う手間省けるだろ?」
スズ「…………わかったわ…お願い///」
タカトシ「はい。じゃ…萩村は先にベンチで待ってて」
スズ「うん…。」
タカトシ「すみません、お願いします」
ホームのベンチにて
スズ「………。(なんか、今日の津田いつもと違う気がする。付き合ってくれるお礼かぁ…むしろ、私がお礼したいのに……はぁ、朝早くから津田と二人っきりで温泉にいく…新幹線に乗って、しかも一泊二日で……うぅ…///変に緊張する…///)」ドキドキ
タカトシ「お待たせ萩村」
スズ「………。(も、もし…津田から、何かされたら…どうしよう///部屋って同じ?もし同じだったら…///)」
タカトシ「おーい…萩村?」
スズ「………。(ダメよ!スズ!変な期待しちゃ!それになんども津田とは一緒に寝たじゃない!…会長や七条先輩も一緒だったけど……津田に限って、そんなことするわけないよね……でも、もし…そうなったら///)」
タカトシ「萩村?…もう、しょうがないな…スズさーん?」トントン
スズ「…ふぇ!?あ、ひゃい!?なに!なに!?」
タカトシ「さっきから呼んでたけど、反応がないから…大丈夫?」
スズ「えっ?あ、うん!大丈夫!」
タカトシ「そう?ならいいけど…はい萩村の分」
スズ「ありがとう…」
タカトシ「どういたしまして。そろそろ新幹線来るから中で食べようか」
スズ「そうね…」
タカトシ「なんか、変な気分だよ」
スズ「え?」
タカトシ「萩村と二人っきりで温泉行くのだよ、ふつうだったら、家族とか男友達と行くのに…女の子と一緒に温泉なんて楽しみだよ」ニコッ
スズ「…そ、そう…///私も…楽しみ…///」
タカトシ「本当?そう言ってくれると嬉しいよ。ありがとう萩村」
スズ「うん…///」
新幹線がホームへと
タカトシ「お、きたきた。行くぞ萩村」
スズ「うん。」
二人新幹線に乗り
新幹線内 一号車
タカトシ「一号車の…E-13…萩村はE-14だよね?」
スズ「えぇ」キョロキョロ
タカトシ「…えっと…多分ここら辺に…」キョロキョロ
スズ「津田!ここ!」
タカトシ「お、ここか…俺窓側だ萩村窓側に座る?」
スズ「え?いいの?」
タカトシ「いいよ。」
スズ「じゃあ窓側にする」
タカトシ「OK、じゃあ荷物貸して、上に乗せるから」
スズ「あ、うん。ありがとう」
タカトシ「いえいえ」ニコッ
聞き覚えのある声「あのー。すみません。C-13ってどこでしょうか?」
タカトシ「え?C-13は俺たちの前ですが…」
聞き覚えのある声「あ、すみません…助かりました。ありがとうございます……ってあらーん…津田副会長と萩村さんじゃないですかー?」
タカトシ「え、畑さん?」
ランコ「はい、畑ランコです。お二人はどちらへ?」
スズ「えっと…あの!」
ランコ「ははーん、駈け落ちですかぁ?」ニヤニヤ
二人「ち、ちがいます!温泉です!」
ランコ「二人っきりで温泉……ほぅ…まさか福引きですか?」
タカトシ「えぇ、はい…まぁ」
ランコ「奇遇ですねー私も福引きなんですよ」
スズ「誰かと一緒ですか?」
ランコ「ぼっちですが……なにか?」
スズ「い、いえ!別に!」
ランコ「私に比べてあなたたちは、いいですねぇ…しかもうら若き男女で…これはいい記事が書けそうです」ムフフ
スズ「別に深い意味はありません!」
タカトシ「そうです!何もありませんから!それと記事だけは勘弁してください!」
ランコ「んっふっふー♪どーしようかしらん?その様子だと天草会長たちには内緒で来てるみたいですねぇ」ニヤニヤ
タカトシ「まぁ…。」
ランコ「と、まぁ…冗談もこれくらいにして……人のプライベートまで記事にするつもりありませんから」
タカトシ「………。」じぃー
ランコ「視姦ですかー?
タカトシ「ちがいます!」
ランコ「そうですか、残念です。とりあえず、記事にはしませんよ…(今はね…)」ニヤニヤ
二人「………。(絶対嘘だ…)」
ランコ「まぁ、ここで会ったのも何かの縁です、一緒に行きましょうか。四人席にして…よいしょっと」ガタン
新幹線発進して
スズ「畑さん、誰か誘って行こうとは思わなかったんですか?」
ランコ「私、これと言って親しい方いませんし、それに特別好きな男性もいませんから」
スズ「へぇ、そうなんですか…畑さんなら好きな人いるかと…思いました」
ランコ「好きな人はいません……ただ、気になる方はいますよ?」
スズ「へぇ…誰ですか?」
ランコ「秘密です…トップシークレットってやつです」
スズ「そ、そうですか」
ランコ「ちょっと…御手洗いに行ってきますね」
タカトシ「あ、はい」
スズ「私も行きます」
ランコ「連れションってヤツですか」
スズ「ちがいます!トイレが何処にあるか確認したいだけです!」
ランコ「そうですか…残念」
二人御手洗いに移動中
ランコ「誘ったのは萩村さんですか?」
スズ「いえ、津田です」
ランコ「ほほーう♪あの津田副会長が…」ズイッ
スズ「ち、近いです…」
ランコ「これは失礼しました…なるほど、この温泉で大人の階段に登るんですね」
スズ「の、のぼりません//!」
ランコ「あらら、もったいない…でも早くしないと、天草会長に取られちゃいますよ?」
スズ「…別に…そんな……こと…」
ランコ「勝負するなら…今日の夜です!津田副会長は押しに弱いです。そこで、この私…畑ランコがありがたいお言葉を萩村に」
スズ「あ、ありがたい…お言葉?」
ランコ「はい。名付けて…これで気になるあの人もイチコロよーん。です」
スズ「はぁ……。」
ランコ「ではでは…ちょっと耳を…」
スズ「………。」ゴクリ
ランコ「………。」ボソボソ
スズ「ーーッ//!?」
ランコ「どうですか?」
スズ「む、ムリです!そんなの///!」カアアァァァ
ランコ「えー?これくらいしないとメロメロにできませんよー?」
スズ「も、もう少し簡単なやつで…///」
ランコ「…では、これは…?」ボソボソ
スズ「ーーッ!……そ、それくらいなら…///」
ランコ「ふふふ、成功するかは萩村さん次第です…頑張ってください」ニヤニヤ
スズ「…うぅ…///」
ランコ「では、お先に入ります」ガチャ
パタン
スズ「…私戻りますね…///」
ランコ「わかりました」
タカトシサイド
タカトシ「…コトミのやつ…」パカッ
コトミ「(やっほぉー♪タカ兄!調子はどう?スズ先輩と二人っきりだよね♪そんなタカ兄を思って鞄の中に精力ドリンクとコン○ーム入れておいたからね♪楽しんできてね)」
スズ「お待たせ、津田」
タカトシ「あぁ、うんおかえり、もういいの?」
スズ「えぇ。」
タカトシ「じゃあ、朝ご飯にしよう。俺もう、限界だ」ガサゴソ
スズ「そうね。」
二人朝食中
ランコ「ただいま戻りました。あらん?朝食ですか?」
タカトシ「はい。お腹すいたものですから」
スズ「津田、ご飯粒ついてるわよ…」
タカトシ「え?うそ?」
スズ「ほんとよ、ここ」
タカトシ「どこ?」サワサワ
スズ「そこじゃない、あーもう。」ピッ
タカトシ「あ…」
スズ「全く、子供じゃないんだから…はい」
タカトシ「あ、うん…すまん」
ランコ「熱々ですねぇ…妬ましいほどに…」ニヤニヤ
スズ「っ!ち、違うわよ!別に、そんなつもりは…//!」カアアァァァ
ランコ「わかってますよー」
スズ「………。(絶対わかってない)」
食事終了
続き書いていきます
タカトシ「ちょっとトイレ行ってくるよ」
スズ「うん。」
ランコ「連れション一緒に行きましょうか?」
タカトシ「お断りします!」タッタッタッ
ランコ「あらー。ざんねーん」
スズ「………5時間って長いですよね」
ランコ「そうですか?私にとっては5時間なんて対したことないですよ」
スズ「そうかもしれません。楽しい時間だとあっという間ですからね」
ランコ「…ふむ。萩村さん…コレを」
スズ「なんですか?コレ…?」
ランコ「なにって…コン○ームです」ヒソヒソ
スズ「ふぇ!?な、なんで!?」
ランコ「津田副会長につけてあげるんですよ…夜の営みのときに…そのお口で」
スズ「い、いりません///!」
ランコ「あら、そうですか…」
スズ「全く!」
タカトシ「ただいま戻りました」
ランコ「おかえりなさい。ご飯にしますか?お風呂にしますか?それとも萩村さんにしますか?」
タカトシ「ん?ここでその質問はおかしいなぁ」
ランコ「家妻ならぬ新幹線妻です」ドヤァ
タカトシ「そんな顔で言われても、知ったこっちゃありませんよ」
ランコ「では、私ですか?」
タカトシ「…はは、オチてないのかな?」
ランコ「…ふむ、では質問を変えて実際の所私と萩村さんならどちらにしますか?」
スズ「は、畑さん!?」
タカトシ「萩村で」
ランコ「いやーん。ランコショックー」
スズ「つ、津田////!?」ドキドキ
タカトシ「いや、深い意味はないから」
ランコ「わかってますよ。ねぇスズさん?」ニヤニヤ
スズ「えっ!?…ぅ…うん///」
それから数時間後
ランコ「この調子だと、時間通りに着きそうですね」
タカトシ「そうですね、あと2時間ないですからね」
スズ「………。」うつらうつら
ランコ「あらら、萩村さんおねむですか?」
タカトシ「萩村、着きそうになったら起こしてあげるから少し眠ったら?」
スズ「…ううん…だいじょうぶ…」うつらうつら
タカトシ「無理しなくていいよ?」
ランコ「そうですよ。今なら津田副会長のお膝まくらがありますよ」ヒソヒソ
タカトシ「聞こえてるよー?」
スズ「…ぅん…」ポフッ
タカトシ「え?」
ランコ「あらら、本当に寝ちゃいましたね」
タカトシ「………。」
ランコ「今ならイタズラし放題ですよ」ヒソヒソ
タカトシ「するか!そんなこと!」
ランコ「恥ずかしがらなくても大丈夫です!私が見えないように隠しますから!」
タカトシ「俺の話きいてました?」
スズ「…すぅ……すぅ……。」スヤスヤ
ランコ「……ゴクリ……。」
タカトシ「畑さん?今、変なこと考えてますよね?」
ランコ「おほほ!別に何も考えてませんよ」
タカトシ「はぁ、一応萩村は眠っていても会話聞いているんですから、手を出そうものならパンチ飛んできますよ」
ランコ「なんと、そんなスキルが…では、試しに…こほん!…子供みたいな可愛いs…ごふっ!?」
タカトシ「俺の話聞いてましたよね?」
ランコ「…おうふっ……なかなかいいパンチをお持ちで…。」スリスリ
タカトシ「はぁ…」
ランコ「では、津田副会長も何か一言。」
タカトシ「は?なぜに?」
ランコ「大丈夫ですよ。ほら、萩村さんに一言」
タカトシ「イヤですよ。殴られます」
ランコ「大丈夫ですって!ほら、名前で呼んであげてください。あと可愛いと言ってあげるんですよ」
タカトシ「いやいや!おかしいでしょう!」
ランコ「このこと、記事にしちゃおうかなぁ」
タカトシ「ひ、卑怯な…」
ランコ「…ほら、言ってあげてください。萩村さん待ってますよ!まぁ、記事にしてもいいと言うなら止めませんが…」
タカトシ「わ、わかりました!わかりましたから!記事にだけはしないでください!その代わり一回だけですからね!」
ランコ「さすが副会長!そこにしびれる!あこがれるぅ!」
スズ「………すぅ………すぅ……。」
タカトシ「はぁ…。」
ランコ「それでは……アクション!」
タカトシ「……スズ…可愛いよ」
ランコ「………。」ドキドキ
スズ「………//////」カアアァァァ
タカトシ「……あれ…パンチがこない?」
ランコ「だから言ったじゃありませんかぁー。大丈夫ですって…(よしっ!津田副会長のボイスGET!…ニヤリ)」ボイスレコーダーを隠し持って
タカトシ「多分、聞こえてなかったのかも……ふぅ」
スズ「……///」
ランコ「そんなわけないですよ。では、私が…スズ、かわい…っ!」
ブオン!
サッ!
タカトシ「おぉ、畑さん…よくかわせましたね」
ランコ「ふっ、同じ手は二度も効かないもので」
タカトシ「…そうですか」ナデナデ
スズ「…んっ///」ピクッ
ランコ「…津田副会長…何してるんです?」
タカトシ「え……ぁ!いや!今のは無意識で///!」バッ
ランコ「へぇ…別に私のことは気にせず…ささ、どうぞ、どうぞ…続けてください」
タカトシ「いや!本当に無意識なんですってばー!!」
なんやかんやで残り一時間
スズ「…んー!…おはよ…///」ムクッ
タカトシ「あ、おはよ、萩村…眠れた?」
スズ「…えぇ……まぁ…///」プイッ
タカトシ「…?」キョトン
ランコ「いい夢見れましたか?」ニヤニヤ
スズ「お、御手洗い行ってくる!」タッタッタッ
ランコ「あらあら、逃げられちゃいました…」
スズサイド 化粧室にて
スズ「うぅ…津田のばか…///まだ耳に残ってる…///」ドキドキ
スズ「しかも、名前で呼んでくれた…あと、可愛いって…///うぅ…///」
スズ「えへへ…///」
コンコン
スズ「っ!か、顔洗って戻ろうっと!はい!今出ます!」
スズ「よし!ばっちり!」ガチャ
スズ「すみません、お待たせしました」
ウオミ「いえ、大丈夫です……って、あら萩村さん。こんなところで」
スズ「え!?う、魚見さん!?」
("ヽ _,,....----...,,,_ /
f´¨ヽ、 ,.ィチ三三三三三三=-..、 /
ゝ‐'ヽヽ ,ィ':三三三三三三三三三ニ i -|‐ i二 千 l
,イ三三三三三三三三三三三l. 丁/ ! .小.厶
r⌒' / 三三三三ハ三三三三三三ニl .__L _ _
> 二. /三三三三ミ:! !三li三三三三ニl /|´ レ 〈ノ )
(__ノ ;'三三|ミiミ三l l三l iミ三三!三ミ| ニ|ニ __
!三三ハ.-:l_三! .lニl -ijl三ミ「|三ミl. <メ、 _/
l三三!rijzljtヾ{ l/tzlリz州z.|三ミl | 二二、
.|三三! i圭T ` ¨f圭ハ ̄l三ニi. ゝ―' _/
jハ三ミl! l圭j !圭ミl l三三| _|_ ノーi ・・
/ Viミム ゞ‐゙ ゞ‐''゙ i三三li / こ _/
゙;!ヾミ、 /リニア- 〉 |ー
ヽ /ィ'",:/、 <ナヽ
\ -―(__ ,,..ィチミ! V (⌒)
,ィ'三=:r‐--‐rァチ三三ニリ \ !
/三三ミリ! l三三三ア .\
,.'゙l三三チヘ -―/〉三rr'゙'ー.、  ̄ ̄ ̄ ̄
l マミt、 ___,,l..i三リ/ ゙i
.l fミツ::`::ー-‐'''゙ソニf:l !, l
.l .iゞ>.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾミリ:V! .l
l .l:.ム、_,.:.:.:.:.:.:.:.:,;;;}リ,;;;l! l!
l l,:.:.:.:.:,:,:,;,;,;;;;;;;;;;/,;;;;;;! l!
l l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! l!
ウオミ「はい、魚見です。萩村さんはおでかけですか?」
スズ「え!?あ、はい!」
ウオミ「そうでしたか。あ、その前に…ぎゅっ」ギュッ
スズ「やっぱり、それするんですね」
ウオミ「はい。挨拶ですから……はっ!」サワサワ
スズ「それは、もういいです」
ウオミ「すみません…つい」
スズ「魚見さんも温泉ですか?」
ウオミ「はい。ん?も…ってことは…萩村さんも?」
スズ「はい、津…じゃなくて…友達と」
ウオミ「そうでしたか。実は商店街のチケットが当たりまして…天草会長と一緒に来たんです」
スズ「え!?会長と!?」
ウオミ「はい。本当はタカくん誘って行こうと思っていたんですが…商店街でちょうど天草会長と出会ったので一緒にどうですか…と誘って来ました」
スズ「そ、そうですか…(や、やばい!もし、津田と一緒の所見られたら…)」
ウオミ「ところで、萩村さんの席はどこですか?私と天草会長は3号車の一番後ろです。トイレが混んでいたので此処まで」
スズ「そうなんですか…私は1号車なのでこの先です」
ウオミ「ちょっと、行ってもいいですか?」
スズ「え!?」ドキッ
ウオミ「萩村さんのご友人にもご挨拶をと思いまして」
スズ「だ、だいじょうぶ!うん!」
ウオミ「その、慌てよう……まさか、タカくんと!?」ズイッ
スズ「ーーーッ!?(お、終わった。もう誤魔化しきれない…私終了のお知らせ)」
続きはのちほど
続き書きます
ランコ「萩村さん…何やってるんですか?…あら?あなたは…」
ウオミ「え?あら、あなたは…確か…畑さんでしたよね?」
ランコ「はい。皆のアイドル畑ランコです。萩村さんと温泉です。もしかしてあなたも?」
ウオミ「はい。天草会長と一緒に…なるほど…萩村さんと一緒のご友人は畑さんでしたか」
スズ「え?あ、はい!そうなんですよ!(た、助かったぁ!)」
ランコ「はい。ふむ、萩村さん。先に戻っていてください。私はちょっと会長たちの所に行ってきます。」
スズ「え?あ、はい」
ランコ「よろしいですか?魚見会長」
ウオミ「はい、構いません。その前に御手洗いに行かせてください」
ランコ「どうぞどうぞ」
ウオミ「連れションいかがですか?」
ランコ「ほほう。喜んで…と言いたい所ですが今は間に合っていますので大丈夫です」
ウオミ「そうですか。では直ぐに終わらせてきます」ガチャ
パタン
ランコ「萩村さん。うまく見つからないようにしてください。合流は旅館の方で」
スズ「はい。畑さんありがとうございます。」
ランコ「この貸しは大きいですからね」
スズ「は、はい!(津田に知らせなきゃ!)」タッタッタッ
ランコ「ふふふ…。」
その頃タカトシは
タカトシ「二人とも遅いな…どうしたんだろ?」
タッタッタッ
スズ「つ、津田ー!た、大変!」
タカトシ「萩村、遅かったね?何かあったの?凄い顔してるけど…」
スズ「それが!かくかくしかじかで!」
タカトシ「へ?」
スズ「それで!まるまるうまうまなのよ!」
タカトシ「な、なんだってえぇ!?ウオミお姉ちゃんと会長が!?」
スズ「うん!私たちと同じ温泉に!それで、危ないところを畑さんに助けてもらったの!」
タカトシ「…そ、そっか…うーん」
スズ「だから、降りるとき直ぐに出ると見つかるかも…」
タカトシ「そうだなぁ…じゃあ、萩村だけ先に出て、俺は後から出るから。それで何処かで合流しよう」
スズ「合流…OK、何処で待ってればいい?」
タカトシ「駅の入口は不味いから…休憩所で」
スズ「わかったわ!もし、分からなくなったら電話で!」
タカトシ「あぁ。」
アナウンス「まもなく、○○、○○になります。」
タカトシ「はい、荷物。また後からな」
スズ「う、うん」タッタッタッ
タカトシ「…はぁ、まさか会長たちが居るとは…慎重に行動しなきゃな…」
目的地へ着いて萩村サイド
スズ「休憩所…休憩所……ここかしら?」
スズ「まぁ、いいわ。ここで待ってようっと」
津田サイド
タカトシ「よし、皆降りた…あとは萩村の所へ……」
???「あれ?その後ろ姿は…もしかして津田くん?」
タカトシ「え?その声は…まさか…」チラッ
アリア「やっぱり津田くんだぁ♪奇遇だね、こんなところで会うなんて」ニコッ
タカトシ「し、七条先輩!?どうして!?」
アリア「んー?私は一人で温泉だよ?チケットは無いから自分のお金で来たの。津田くんはチケットかな?」
タカトシ「えぇ、まぁ…(これは非常に不味い…どうする俺!)」
アリア「そっかぁ……家族の人と来たの?」
タカトシ「いえ、友人です」
アリア「お友だち?」キョロキョロ
タカトシ「先に行ってもらって待ち合わせしてるんですよ」
アリア「なんだ、そっかぁ♪じゃあ途中まで一緒に行ってもいいかな?」
タカトシ「え?」
アリア「ダメ……?」ジィー
タカトシ「うっ……ダメではないです!いいですよ!」
アリア「よかったぁ♪じゃ、行こっか」腕ギュッ
タカトシ「……oh」
スズサイド
スズ「遅い…何やってるのかしら…まさか道に迷った?それとも私、場所間違えてる?」キョロキョロ
スズ「電話してみよう…っと」
スッ
ランコ「はぁ…はぁ…萩村さん…」ハァハァ
スズ「ひぃーー!?」ビクッ
ランコ「いきなり大声あげないでください…ビックリするじゃないですか…」
スズ「…へ?畑さん?あれ…会長たちは?」
ランコ「会長達は駅の入口で待ってもらってます。」
スズ「え!?なんで!?このままだと見つかって……」
ランコ「それがですね、萩村さん…実は…今津田副会長は七条さんと一緒なんです。なので先に私たちと行こうと思いまして……迎えにきました」
スズ「え!?七条先輩まで!?」
ランコ「はい。まぁ別に見つかってもいいと仰るのであれば…強制はしませんが」
スズ「わ、わかりました。津田にはメールで知らせることにします。」
ランコ「その方がよろしいかと」
二人移動中
スズ「あの…畑さん」
ランコ「なんでしょう?」
スズ「どうして、手伝ってくれるんですか?」
ランコ「手コキがどうしました?」
スズ「一文字しか合ってないよ。いえ!そうではなく、何故私たちを」
ランコ「…純粋に二人を応援したいだけですよ…」
スズ「畑さん…(実はいい人なのかな?畑さんって)」
ランコ「……さぁ、早く行きましょう……。(天草会長や七条先輩とくっつくよりかは萩村さんとくっついた方が記事としては面白いですから……なんて口が裂けても言えませんからね……ニヤリ)」
スズサイドからタカトシサイドへと
書いていきます
タカトシ「あの……七条先輩……///」
アリア「どうしたの津田くん?」
タカトシ「その、腕組む理由は……//?」
アリア「あ、これ?ナンパされちゃうと困るもの」
タカトシ「だったら、せめて手を繋ぐにしてもらえませんか?」
アリア「えっ!?でもそれだと恋人みたいになっちゃうよ!?」
タカトシ「腕組むのは恋人じゃないと?」
アリア「うん。腕組むのは愛人!手を繋ぐの恋人!指を絡ませるのはセ○レ!」
タカトシ「それはない、間違ってる。貝殻繋ぎしてるカップルに謝って。」
アリア「もう、しょうがないなぁ…言ってくれればなってあげるのに…///」ハァハァ
タカトシ「何に!?てか、公共の場で興奮しないでください!」
アリア「うふふ。津田くんって面白いね♪」ニコニコ
タカトシ「俺はあなたが怖いです」
ヴヴヴヴ……ヴヴヴヴ……
アリア「津田くん!いくら欲求不満だからってバイブ入れて歩いちゃダメだよ!」
タカトシ「違います!ケイタイです!」
アリア「え?ケイタイ挿れたの?お尻大丈夫?」
タカトシ「oh……この人ただじゃ転ばねぇ」
パカッ ピッ
スズ「(津田へ。畑さんから七条先輩と一緒と聞いたから会長達と先に向かうわ。畑さんが上手い具合になんとかするって、じゃあ何かあったら連絡を)by萩村」
アリア「どうしたの津田くん?」
タカトシ「いえ、友人からで先に向かって待ってるそうです」
アリア「あ、そうなんだぁ…じゃあ二人で行こうよ?津田くん寂しいでしょ?」
タカトシ「え?あ、はい…。」
アリア「実はね、本当はシノちゃん誘いたかったんだぁ♪でも先約があるからって断られちゃったの。」
タカトシ「七条先輩……」
アリア「でも津田くんが一緒だから私嬉しいよ」ニコッ
タカトシ「…っ///(七条先輩、下ネタさえ言わなければ美人で綺麗なのになぁ……//)」
アリア「よし!じゃあ出発♪」ギュッ
タカトシ「はい。」
スズサイド
現在温泉街にて
シノ「まさか、萩村と畑が一緒だとは…意外だ。お前たちそんなに仲良かったのか?」
スズ「まぁ、でもまさか会長たちがいるなんて思っていませんでした」
ウオミ「思うことは一緒ですね。でも私はてっきりタカくんと一緒だと思っていました」
スズ「えぇ!?何故ですか!?」ドキッ
ウオミ「同じ歳で同じクラス、そのうえ登下校も一緒だと聞いたので温泉も一緒かと」
シノ「そんなわけないだろ魚見。年頃の男女が二人っきりで温泉なんて…カップルじゃあるまいし」
ウオミ「ふむ…それもそうですね。」
スズ「……。(これはバレたら一貫の終わりね…なんとかしないと)」
ランコ「とは言いますけど会長たちは津田くんを誘いたかったのではないですか?そこんとこ、どうなんでしょう?」
ウオミ「私はタカくんのお姉ちゃんなので姉権限でいつでも誘えますから」
シノ「なっ!魚見ズルいぞぉ!えっと!私の場合は……そう!津田だけではなく全員誘う!そんな不純なことはしない!」
ランコ「なるほど…では、もし萩村さんが私ではなく津田くんと来ていたら…お二人はどうしますか?」
スズ「……っ!」ビクッ
シノ「……そうなったら……」
ウオミ「もちろん……」
ランコ「もちろん?」ジィー
会長二人「「みんなで乱○パーティ!」」
スズ「………。」
ランコ「………。」
ホーーー……ホケキョ
シノ「…こほんっ!冗談だ」
ウオミ「はい、少し冗談が過ぎましたね」
ランコ「あら、そうなの」ケシケシ
スズ「畑さん…」
ランコ「では、どうなさるおつもりで?」
シノ「先ずは二人に説教だな」
ウオミ「そうですね。不純性交遊として説教です」
ランコ「なるほど…」メモメモ
スズ「説教だけでしょうか?」
シノ「知りたいか?」
スズ「い、いえ…」
シノ「賢明だ…まぁ、色々覚悟はしておくんだな」
ウオミ「はい。でも、一緒に来ていたらの話ですから。」
ランコ「…よかったですね。萩村さん。『私が』一緒で」
スズ「…!!」コクン、コクン
津田サイド
駅前付近にて
アリア「ねぇ、津田くん。お昼食べた?」
タカトシ「まだです。」
アリア「じゃあ、どこか入らない?私、朝から何も食べてないからお腹ぺこぺこだよぉ…」
タカトシ「そうですね…じゃあ、どこか入りましょうか。友人にはお昼食べてくるって伝えますからメールで。」
アリア「ごめんね津田くん。」
タカトシ「いえいえ、大丈夫です。何かリクエストありますか?」
アリア「リクエスト?津田くんMだからSMクラブは?」
タカトシ「ん?どこから話が変わった?」
アリア「え?違うの?」
タカトシ「違いますよ。食べ物ですよ。食べ物」
アリア「あ、食べ物!あはは。ごめんね!津田くんに任せるよ」
タカトシ「そう?じゃあ…」
もわもわもわ…
タカトシ「…女の子が食べたい」
アリア「なんて言わないかなぁ…」
タカトシ「ははは…言うか!」
アリア「女体盛りも立派な食べ物だよ!」
タカトシ「はいはい、そうですね」
通行人A「ツッコミ放棄!!?」
なんやかんやで店を決めて
皆さん、二ヶ月近く放置してしまい、申し訳ありません。怪我で入院していましたので、これから再び更新していきます。ではどうぞ
某イタリアンレストラン入店
アリア「わぁ…いっぱいだねぇ」
タカトシ「そうですね。あ、あの窓側の二人席空いてるみたいですね。あの席でいいですか?」
アリア「うん。」
二人席へと
タカトシ「七条先輩はこういったお店は、来たりしますか?」
アリア「んー。前にシノちゃんと二回位行ったかな?」
タカトシ「じゃあ、大体のことはわかりますね」
アリア「うん。大丈夫だよ」
タカトシ「では、何食べます?」
アリア「あ、見せて、見せて」ズイッ
タカトシ「し、七条先輩…」
アリア「ん?どうしたの?」
タカトシ「ち、近いです…」
アリア「え!あ、ごめんね」
タカトシ「どうぞ、先に決めてください」
アリア「うん。ありがとう。」
タカトシ「いえ。(萩村に一応伝えておくか)」
会長サイドへ
シノ「うむ、そろそろお昼にするか」
ウオミ「そうですね」
ランコ「何処に入ります?」
スズ「私は会長たちに任せます」
シノ「そうか…そうだな」キョロキョロ
ウオミ「天草会長、蕎麦はどうですか?」
シノ「蕎麦か…皆は?」
ランコ「蕎麦…ですか。えぇ、構いませんよ」
スズ「私も大丈夫です」
ウオミ「決まりましたね…」
シノ「決まりだな。よし、入るぞ」
会長一行蕎麦屋へ
シノ「温泉街だけあって、雰囲気ある店だな」
ウオミ「そうですね。」キョロキョロ
ランコ「会長方、ちょうどあそこの四人席が空いてますよ」
スズ「………。」
シノ「そうだな。萩村、行くぞ」
ウオミ「萩村さん?」キョトン
スズ「…津田…」携帯とにらめっこ中
タカトシ「(ごめん、萩村。昼食七条先輩とたべてくよ。だから萩村もどこかで昼食とってもいいから。)」
シノ「萩村?おい?」
ユサユサ
スズ「はっ!す、すみません!はい、大丈夫です」
シノ「そ、そうか。では、座るとしよう」
席に着いて
ウオミ「はい、スズぽんメニューです」
スズ「ありがとうございます…って何故お子さま用のメニューを」
ウオミ「あ、ごめんなさい。ついうっとりしてしまいました」
スズ「うっかりでは?」
ランコ「なるほど、ショタ属性だけではなくペド属性もイケる口なんですね」
スズ「ペドっていうなー!」
ウオミ「そうですよ、畑さん。すみませんスズぽん。ペド属性ではなく幼女属性でしたね」
スズ「一緒じゃねぇーか!!せめてロリっていえー!」
シノ「コラ三人共静かにしないか!」
ウオミ「ごめんなさい…」
スズ「すみません…」
ランコ「これは失礼しました」
シノ「全く…あそこの個室の部屋から聞こえてくる喘ぎ声が聞こえんではないか!」
ウオミ「なんと!」
ランコ「これはいいネタに!」
スズ「はぁ…あ、すみません蕎麦4つお願いします。あ、いえ…小皿は入りません。はい。以上です」
以下三人の妄想猥談
5分後
ウオミ「そういえば萩村さんお子様蕎麦にしなかったんですか?」
スズ「別に普通の食べますよ。あとお子様扱いしないでください」
ウオミ「そうですね…」
スズ「なんで残念そうな顔してるんですか?」
ウオミ「は!顔に出てましたか!?」
スズ「えぇ、もうばっちり」
ウオミ「ごめんなさい。私感じやすいので直ぐに顔に出ちゃうんです」
スズ「あれ?なんか話が噛み合ってない?」
シノ「そうなのか、私はあんまり出ないぞ」
ウオミ「今夜試してもいいですか?」
シノ「ふぇっ!?」
ウオミ「なんて、冗談です」
シノ「そ、そうか」
ランコ「残念…」カメラ片手に
シノ「畑…お前…」
ランコ「おほほほ!これは気にしないでください」
ウオミ「私でよければ撮っていただいても構いませんよ」
ランコ「マジ…ですか?」
ウオミ「マジ…です!」キリッ
ランコ「では今夜お部屋にお邪魔しますね」
ウオミ「わかりました。準備しておきます」
シノ「あの…私もいるんだが?」
ランコ「では会長もご一緒に」
シノ「か、考えておこう…」
スズ「(マズイ、ツッコミが追い付かない、ここは違う話題で)か、会長!」
シノ・ウオミ「「ん?」」
スズ「あ、天草会長です」
シノ「なんだ?」
スズ「チケットのペアの相手の部屋って一緒なんですか?」
シノ「私とウオミは一緒だが…どうなんだウオミ?」
ウオミ「一応チケットには『一枚二名様まで』としか書いてありませんね。注意書きにも書いてありませんね。」
ランコ「私が思うにペアチケットですからわざわざ別々の部屋にすることはないとおもいますが…」
シノ「そういえば、このチケット全部三枚だったな。特賞の温泉チケット」
ウオミ「つまり、一枚は天草会長と私が二枚目は萩村さんと畑さんに」
ランコ「三枚目は一体誰が持っているのでしょうか…ねぇ萩村さん」
スズ「さ、さぁ!?(つまり、もし会長たちにバレたら津田とは別々の部屋に…バレないようにしないと…)」
シノ「因みに萩村、なんでそんなこと訊くんだ?」
スズ「いえその…」
店員「お待たせしました。蕎麦になります」
スズ「特に意味はありません!それより食べましょう!私ペコペコです!」
ウオミ「そうですね、さぁいただきましょう」
シノ「そ、そうだな…」
津田サイドへ
今日はここまでにします。また明日更新します
ありがとうございました
おはようございます。今から更新していきます
アリア「すごいねここのレストラン…すごい行列だよ」
タカトシ「安くて美味しいイタリアンレストランですからね。俺達みたいな学生とか若い人には人気なんですよ。もう少し遅かったら俺達もあそこで並んでましたよ」
アリア「そっかぁ…ねぇ、津田くん。今度はシノちゃんやスズちゃん誘って皆で行こうよ」
タカトシ「はい。」
アリア「うん」
数十分後
タカトシ「ごちそうさま」
アリア「ふぅ…お腹いっぱいだよぉ」
タカトシ「少し休んでから行きますか?」
アリア「うん。あ、ちょっとお手洗い行ってくるね」
タカトシ「はい。わかりました。」
アリア「待っててね」←お手洗いへ
タカトシ「………。(参ったなぁ…会長たちもいるし、七条先輩もいる。宿泊先で二人が会ったら七条先輩は俺のこと話すだろいし…それに会長が知ったら萩村のこと問い詰めるだろうし…うーん。七条先輩には、正直に話した方がいいのかなぁ…。)」
アリア「津田くん、お待たせ」
タカトシ「あ、おかえりなさい」
アリア「どうしたの?何か考え事?」
タカトシ「えぇ…まぁ…」
アリア「私で良かったら相談にのるよ?」
タカトシ「いえ、大丈夫です」
アリア「本当に?無理しちゃダメだよ?我慢は身体に毒なんだから」
タカトシ「はい。ありがとうございます」
アリア「うん。津田くん。そろそろ行く?」
タカトシ「そうですね。行きましょうか」
アリア「うん」にぎっ
タカトシ「し、七条先輩?店の中でも繋ぐんですか//?」
アリア「え?あ、ごめんなさい!ついさっきの癖で…///」バッ
タカトシ「いえ、別に…///」
アリア「…///」
タカトシ「…?(なんか、今日の七条先輩いつもと違うなぁ…いつもみたいに下ネタとかあんまり言わないし…直ぐに顔を赤くするし…何かあったのかなぁ?)」
会長サイドへ
シノ「ふぅ…なかなか美味だった」
ウオミ「そうですね。つゆもあっさりしていました」
スズ「うどんもコシがしっかりしていて美味しかったです」
ランコ「隠れ名店かもしれませんね」
シノ「そうかもな。」
ウオミ「今度はタカくんやコトミちゃんも誘って来たいですね」
シノ「アリアも誘って行きたいな」
スズ「そうですね」
ランコ「それではそろそろ行きませんか?」
シノ「そうだった。あんまり長居してたら温泉入れないしな」
ウオミ「では、行きましょうか」
スズ「はい」
ランコ「了解」
四人会計を済ませ外へ
シノ「よし、では行くぞ」
ウオミ「はい。」
ランコ「あ、会長方ちょっとお待ちを」
二人「?」
スズ「私と畑さんで少し回りを観光していきます」
ランコ「お土産とかも買いたいので先に行って待っていてくれませんか?」
シノ「そうか。わかった」
スズ「はい。」
ウオミ「スズぽん、迷子にならないように」
スズ「なりません!」
ランコ「魚見さん、安心してください。私が居ますから。それにちゃんと手も繋ぎます」
スズ「子供扱いしないでください!」
ランコ「では貝殻繋ぎで」
スズ「一緒じゃないですか!手は繋がなくても結構です!」
ランコ「そうですか…残念」シュン
ウオミ「ふふ。それではまた」
スズ「はい」
シノ「ウオミー!置いてくぞー?」
ウオミ「あっ、待ってください」タッタッタッ
ランコ「萩村さん、どうするつもりですか?」
スズ「とりあえず、津田と合流します。」
ランコ「そうですか。」
スズ「はい。」
津田サイドへ
タカトシ「あとは、目的地に向かうだけですね」
アリア「……。」
タカトシ「七条先輩?」
アリア「え?あ、うん。えっと…呼んだ?」
タカトシ「いえ、あとは目的地に向かうだけって言ったんですが…」
アリア「あ、うん!そうだね!」
タカトシ「七条先輩…大丈夫ですか?」
アリア「え?」
タカトシ「様子変ですよ?大丈夫ですか?」
アリア「そ、そんなことないよ!?普通だよ!ふつう!」
タカトシ「そうですか…ならいいんですが…」
アリア「………。」
タカトシ「………。(やっぱり正直に話した方がいいかなぁ…)」
アリア「ねぇ…津田くん…」
タカトシ「な、なんですか?」
アリア「さっき言ってた友人ってスズちゃんのことでしょ?」
タカトシ「え?」
アリア「本当は、全部知ってるの。新幹線乗るときに見ちゃったんだ。津田くんとスズちゃんが乗るところ」
タカトシ「ごめんなさい!隠すつもりはなかったんです!でも、萩村のあんな嬉しそうな顔見てたら、できるだけ二人だけで思い出作ろうと思って…」
アリア「津田くん、別に怒ってる訳じゃないんだよ。ただね、聞きたいことがあるの」
タカトシ「聞きたいこと?」
アリア「うん…。津田くんの口からはっきり聞きたいの…」
タカトシ「なん…ですか?」
アリア「津田くんの好きな人って…スズちゃん?」
タカトシ「…それは…。」
アリア「………。」
一旦区切ります。続きはのちほど
続きはのちほどと言いましたがすみませんが今日はここまでにします。申し訳ありません。更新できるときに更新します。しばらくお待ちください
このSSまとめへのコメント
続きまだ?
早よ書けクズ
ああああああああああ
うわぁ..