鳴「放課後の教室」(80)
鳴「(屋上でいたらいつの間にか眠ってた……)」
鳴「(鞄を取りに行かないと)」
???「はぁ……はぁ……」
鳴「(こんな時間なのにまだ教室に誰かいるの?)」
鳴「(覗いてみよう……そっと……)」
鳴「!?」
桜木「はぁ……はぁ……」
鳴「(桜木さん……が全裸で教室に……)」
桜木「私が放課後の教室でこんなことをしていると知ったら、皆どう思うんでしょうか……」
桜木「ああ!!そんな蔑むような目で!!」ビクンッ
桜木「はぁ……はぁ……またイってしまいました……」
鳴「(桜木さんにこんな性癖があったなんて……)」
桜木「よいしょ……」
鳴「(教卓の上に立った。今度は何をするんだろう?)」
桜木「うぅ……」
桜木「ああ……出る……」ジョロジョロ
鳴「(漏らした!?)」
桜木「はぁ……はぁ……皆が勉強する教室で……皆の視線が集まる教卓に漏らしてしまいました……」
桜木「またイっちゃう……!!」ビクンッ
鳴「(うわぁ……)」
桜木「またやってしまいました……」
鳴「(またなんだ……)」
桜木「あ……掃除しないと」
鳴「(まずい!こっちに来る)」
鳴「(そうだ、隣の教室に……)」サッ
桜木「こんなことはもうやめないと……」スタスタ
鳴「(行ったみたい)」
鳴「すごいものを見ちゃったなあ……」
――別の日――
鳴「(また屋上で寝ちゃった)」
???「うっ……」
鳴「(教室に誰か……)」
鳴「(この前のこともあるしなあ……)」
鳴「(……)」
鳴「(やっぱり気になる)」
鳴「(ちょっとだけ……)」
鳴「(高林君が……)」
高林「ふぅ……」
鳴「(杉浦さんの机の前で陰部を露出している……)」
高林「杉浦さんの机だけじゃフェアじゃないよね」
高林「今度は金木さんの机だ……うっ……」シコシコドピュッ
鳴「(早っ!!)」
高林「女子全員の机にやらないとフェアじゃないよね」
鳴「(マジですか)」
高林「うっ……」シコシコドピュッ
鳴「(これで15発目。早いくせに絶倫だなあ)」
高林「……」
鳴「(私の机の前に!?)
高林「いないものも女子のような気がする。だったら、やらないとフェアじゃないよね」
鳴「(いやああああああああああああああ)」
高林「うっ……」シコシコドピュッ
鳴「(死ねばいいのに……)」
鳴「二度もクラスメイトの痴態を見ることになるとは思わなかった」
鳴「しかも、桜木さんと高林君があんな異常性癖持ちだったなんて……」
鳴「他の皆はどうなんだろう……」
鳴「……」
鳴「隠れて教室の様子を覗ける所……」
鳴「ロッカーか」
鳴「幸いロッカーの中は何故か空っぽ」
鳴「これは隠れろと言っているようなものじゃない」
鳴「(さて、今日は誰か何かするかな)」
松井「……」ガラッ
金木「ねえ亜紀、本当にここでするの?」
松井「あれえ?怖いの杏子?」
金木「そ、そんなこと!!でも教室でなんて……」
松井「たまには趣向を変えてみたいって言ったのは杏子じゃない」
金木「で、でも……まさか教室でやるなんて……」
松井「ふふふ……」
松井「杏子はいつも強くて私を守ってくれる」
松井「でも、エッチの時は急にしおらしくなっちゃうんだから」ピチャッ
金木「あっ……」
松井「あれぇ?杏子のアソコちょっと濡れちゃってるよ?」
松井「嫌だって言いながら、実は期待してたんだ。もしかして嫌がってるフリだったの?」クスッ
金木「フリだなんてそんな……あっ……」
松井「ふふふ。杏子のアソコがどんどん濡れていってる♪」クチュクチュ
金木「あ、亜紀ぃ……」
松井「ふふふ、可愛いんだから」チュッ
金木「んっ……」
松井「ちゅぱっ……ちゅぱっ……」
松井「ちゅぱっ……ちゅぱっ……ぢゅるるっ……」
金木「んぱっ……ぢゅるるっ……じゅくっ……」
松井「ぷはっ……杏子のお口は美味しいなあ」
金木「あ、亜紀のだって……」
松井「ふふふ、杏子ものってきたね」スッ
金木「ね、ねえ……本当にここでするの……?」
松井「もう、まだそんなこと言ってる。杏子も早く脱いじゃいなよ」
金木「う、うん……」スッ
松井「杏子♪」
金木「ちょ、ちょっと押さないで亜紀!!」
松井「だって、杏子がじらすんだもん。もう待てないよ」
松井「私のアソコを杏子のアソコに♪」
金木「んんっ……」ビクンッ
松井「あれ?杏子ちょっとイっちゃった?もう、自分だけずるいよ」
金木「ご、ごめん、亜紀……」
松井「いいよ♪いつもは強気なのに、エッチの時はしおらしい、そのくせ体はとってもエッチですぐにイっちゃう」
松井「そんな杏子も可愛いから♪」
金木「い、いじめないでよ、亜紀……」
松井「いじめてなんかないよ♪杏子は本当に可愛いんだから」
ビチャビチャビチャ
松井「それに、大きな水音が聞こえるでしょ?」
松井「杏子のアソコだけじゃない、私のアソコももうビチャビチャなんだよ」
松井「エッチなのは杏子だけじゃなくて、私もなんだから」
金木「亜紀……」
松井「杏子……」
松井「はふっ……ちゅぱっ……んあっ……」
金木「ちゅぱっ……ちゅぱっ……んじゅるるっ……」
金木「あ、亜紀……私またイっちゃう……」
松井「私ももうすぐイきそう」
グチャグチャグチャ
金木「亜紀!一緒にイこう!」
松井「いいよ、杏子」
グチャグチャグチャ
金木「亜紀!亜紀!」
松井「杏子!杏子!」
ビチャビチャビチャ
金木「もうらめえええ、イく、イっちゃううう!!」
松井「私もイく、イっちゃう!」
金木「亜紀!」
松井「杏子!」
鳴「(そうだろうなとは思ってたけど、あの二人やっぱりレズだったんだ)」
鳴「(金木×松井だと思ってたけど、松井×金木なんだ)」
鳴「(おとなしそうな顔をして、意外とやるなあ松井さん)」
金木「亜紀!またイくよ!」
松井「いいよ!何度でもきて!」
鳴「(二回戦に突入しちゃった)」
鳴「(今日は何が見れるかな)」
川堀「……」ガラッ
鳴「(川堀君だ)」
川堀「(……)」
鳴「(何もしないな)」
川堀「……」チラッ
鳴「(扉の方を見てる。誰か待ってるのかな?)」
中尾「川堀、何だよ話って」ガラッ
鳴「(中尾君だ)」
川堀「……」
中尾「川堀?」
川堀「お前のことが好きだったんだよ!!」
鳴・中尾「!?」
中尾「は、はあ!?何言ってんだお前!!」
川堀「中尾!!」ドンッ
中尾「何すんだ!!離せこの野郎!!」
川堀「暴れんなよ!!暴れんな!!」
中尾「ふざけんじゃねえ!!離せ!!」
川堀「いいだろ中尾」
中尾「いいわけないだろ!!」
川堀「暴れんなって!!」(ハンカチのようなものを中尾の口に押し当てる)
中尾「う、羽毛……」
鳴「(やべぇよ・・・やべぇよ・・・)」
鳴「それからの光景は地獄絵図でした」
鳴「需要がないだろうから、詳細は省きますが、結論だけ言うと、中尾君はホモ堀君に掘られました」
鳴「ご満悦という顔をしたホモ堀君は、まるで人形のように動かなくなった中尾君の唇を奪い、そのまま帰って行きました」
鳴「教室に一人残された中尾君は、静かに横たわり、一筋の涙を流すのでした」
鳴「二人は不幸せなキスをして終了」
鳴「(まさかレズの次はホモを見ることになるなんて)」
鳴「(さて、今日は……)」
中尾「……」ガラッ
鳴「(中尾君だ。アナル非処女の中尾君が来た)」
中尾「……」
鳴「(赤沢さんの机の前に立った)」
中尾「……」スッ
鳴「(そして、昨日もちらっと見えた陰茎を露出)」
中尾「……」ガサガサ
鳴「(赤沢さんの机の中から教科書を取りだし)」
中尾「……」スッ
鳴「(それで陰茎を挟み……え?)
中尾「さて……」
中尾「赤沢あああああああああああああああああああああああ」シコシコ
鳴「(擦り出した!)」
中尾「うおおおおおおおおおおお、赤沢、赤沢ああああああああああああああああ」シコシコ
中尾「あれは夢、悪い夢なんだ!忘れさせてくれ!赤沢のマンコで!赤沢のマンコでえええええええええええええ!!」シコシコ
鳴「(これはひどい)」
中尾「赤沢あああああああああああああああああああ」ドピュッ
中尾「ふぅ……まだだ……まだ足りない……」
中尾「赤沢ああああああああああああああああああああああああ」シコシコ
中尾「ふぅ……」
中尾「くそ!!まだ忘れらんねえのにもう出ねえ!!」
中尾「畜生……帰るか……」ガラッ
鳴「(……)」
鳴「(赤沢さんの教科書をちょっとだけティッシュで拭いて帰って行った)」
鳴「(赤沢さん、可哀想に)」
鳴「(人の痴態を覗いて喜んでる私も変態だなと思う今日この頃)」
鳴「(さて、今日は)」
風見「……」ガラッ
鳴「(風見君だ)」
風見「……」
鳴「(故・桜木さんの机の前に)」
風見「ゆかりいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」
鳴「!?」ビクッ
風見「ゆかりいいいいいいいいいいい何故死んでしまったんだ!!」
鳴「(桜木さんの机に抱きついてる。風見君って桜木さんのことが好きだったんだ)」
風見「ゆかりいいいいいいいいいうわあああああああああああああ」
鳴「(変態臭いけど、まあこのくらいなら)」
風見「ゆかりいいいいいいいいいいいいいいいい」ペロペロ
鳴「(机を舐め出した!?)」
風見「ゆかりいいいいいいいいいいいいゆかりゆかりゆかりゆかりゆかり」ペロペロペロペロペロ
風見「ゆかりは僕のものなのに僕のものなのに」ペロペロペロペロペロ
風見「何故僕を置いて死んでしまったんだあああああああああああああああ」ペロペロペロペロペロペロポロッ
鳴「(陰茎を露出しました)」
風見「ゆかりゆかりゆかりゆかりゆかりゆかりゆかりゆかりゆかりゆかりゆかりゆかりゆかり」ペロペロシコシコ
鳴「(机を舐めながら陰茎を擦っています)」
風見「ゆかりゆかりゆかりゆかりゆかりゆかりゆかりゆかりゆかりゆかりゆかりゆかりゆかり」ペロペロシコシコ
風見「ゆかりいいいいいいいいいいいうわあああああああああああああああああ」ペロペロシコシコドピュッ
風見「ふぅ……」
風見「ああ、ゆかり……」ガラッ
鳴「……」
鳴「(昨日の今日で何だこれ……)」
鳴「(やりすぎだよ!!)」
鳴「(机に抱きつくくらいで止めておけば、同情くらいはしたのに)」
鳴「(これを見て喜んでる私も大概だな)」
鳴「(今日は誰か来るかな)」
綾野「……」ガラッ
鳴「(綾野さんだ)」
綾野「……」
鳴「(榊原君の机のそばに)」
綾野「んっ……」クチュ
鳴「(榊原君の机の角にアソコを押しあてた)」
綾野「こういっちゃん……」クチュクチュ
綾野「んっ……こういっちゃん……好き……」クチュクチュ
鳴「(いわゆる角オナってやつか)」
綾野「あんっ……こういっちゃん……見崎さんばかりじゃなくてもっと私のことも見てよ……」クチュクチュ
鳴「(そこで私の名前が出てくるのか。そんなに嫉妬されるほど榊原君と一緒にいたのかな?)」
綾野「あっ……くっ……んっ……」クチュクチュ
綾野「んっ……あっ……んんっ……」ビクンッ
綾野「はぁ……はぁ……」
綾野「ごめんね、こういっちゃん。こういっちゃんの机を汚しちゃった」
綾野「ごめんね、こんなにはしたなくって。嫌だよね、こんな女の子……」
綾野「はあ……」ガラッ
鳴「(……)」
鳴「(優越感のような罪悪感のような……)」
鳴「(今日のお客様はと)」
小椋「……」ガラッ
鳴「(小椋さんか)」
小椋「……」
鳴「(綾野さんの机のそばに立った)」
小椋「彩……」クチュ
鳴「(また角オナか。というか……)」
鳴「(お前レズかよ!)」
小椋「ふぅ……」
小椋「ごめんね、彩。彩の机汚しちゃった」
小椋「ごめんね、気持ち悪いよねレズなんて。嫌だよね……」
小椋「はあ……」ガラッ
鳴「(……)」
鳴「(綾野さんと同じようなことを言ってたな)」
鳴「(仲良いなああの二人。片方がストレートだから、付き合うのは無理だと思うけど)」
鳴「(今日は誰かな)」
王子「……」ガラッ
鳴「(王子君だ)」
王子「……」スタッ
鳴「(猿田君の席に座った)」
王子「猿田……猿田……」シコシコ
鳴「(お前ホモかよ!)」
王子「ふぅ……」
鳴「(金木さん、松井さん→川堀君、中尾君の時といい何故レズの次はホモが来るのか)」
王子「猿田、君の席を汚してしまったよ……」
王子「気持ち悪いよね、ホモなんて。こんなんじゃ受け入れてもらえるわけがないよな……」
王子「はあ……」ガラッ
鳴「(しかも、セリフは綾野さん、小椋さんの時と被った)」
鳴「(今日は誰が来るかな)」
望月「……」ガラッ
鳴「(望月君だ)」
望月「あった。ノートを忘れちゃ宿題ができないよね」
鳴「(あれ?忘れ物を取りに来ただけ?)
杉浦「……」ガラッ
鳴「(あ、杉浦さんだ)」
杉浦「望月君一人?」
望月「そうだけど、どうしたの杉浦さん?」
杉浦「忘れ物を取りに来ただけよ。あなたも?」
望月「そうだよ」
杉浦「ふーん……」
杉浦「望月君」
望月「何?」
杉浦「ごめんなさいね」ドンッ
望月「痛っ!いきなり押し倒すなんてひどいよ杉浦さん!」
杉浦「はいはい、起き上がらないでちょっと横になっててね」ギュッ
望月「痛いって、杉浦さん!踏みつけないでよ!」
杉浦「望月君って女の子みたいよね。なんだかいじめてみたくなってきちゃった」
望月「な、何だよそれ!」
杉浦「私も何かとストレスの溜まることが多いのよ」
杉浦「だから、望月君で発散させてもらうわ」
望月「無茶苦茶だよ!」
杉浦「大丈夫、痛いことはしないわ」
望月「何を……」
杉浦「こうするのよ」グイッ
望月「あっ」ピクン
杉浦「あは♪ちょっとピクンってなった。足でおちんちんを踏まれたのに気持ち良かったの?」
望月「そ、そんなわけ……」
杉浦「それそれ」グイグイ
望月「やめ……ああっ……」ピクピク
杉浦「あはは♪望月君ったらピクピクしてる」
杉浦「こんなのが気持ち良いなんて、もしかして望月君って変態さん?」グイグイ
望月「もうやめてよ杉浦さん……」
杉浦「涙目になっちゃって、可愛いんだから。でも駄目、やめてあげない」グイッ
望月「そんな……ああっ!!」ピクンッ
杉浦「あはは♪どう気持ち良い?」グイグイ
望月「もうやめてったら……」
杉浦「だーめ♪」グイッ
杉浦「あはは♪」グイグイ
望月「はぁ……はぁ……」
杉浦「あれ?何だか苦しそうね。もしかしてイっちゃいそう?」グイグイ
望月「そ、そんなこと……」
杉浦「そう。じゃあ、やめちゃおうかしら。こんな半端な状態でやめちゃっていいの?」
望月「それは……」
杉浦「イかせて下さいって言ってごらんなさい」
望月「やめて……」
杉浦「ん?何だって?」
望月「やめ……」
杉浦「何?もしかしてやめて欲しいの?こんな生殺しがいいのかしら?」
望月「くっ……イかせて下さい!畜生!うぐっ……」
杉浦「はい、よく言えました♪」グイッ
望月「ああっ……!!」ドピュッ
杉浦「あはは♪望月君ったらパンツの中に射精しちゃってる、汚いんだ♪」
望月「うう……」
杉浦「女子にいじめられて、気持ち良くなっちゃって、パンツの中に射精しちゃうなんて、望月君ってみっじめー♪」
望月「くそっ……くそっ……」グスッ
杉浦「女子にやられっぱなし、言われっぱなしなのにやり返してこないの?やり返してきたら、望月君にレイプされたって騒ぐけどね」
望月「くっ……畜生……」グスッ
杉浦「そろそろ行こうかな。じゃあね、望月君。楽しかったわ」
望月「くそっ……うわああああああああああ」
鳴「S浦さんのいなくなった教室、M月くんは一人絶叫し続けていました」
鳴「叫びながら、白く華奢な腕で床を叩くM月君」
鳴「しばらく叫んだ後、女の子のような顔をくしゃくしゃにしたM月君は、とぼとぼと家路につきました」
鳴「イカ臭くなったパンツを洗ったのかは知りません」
鳴「S浦さんには気をつけよう」
鳴「(今日は誰かな)
有田「……」ガラッ
鳴「(有田さんだ)」
有田「……」
鳴「(榊原君の机のそばに立った)」
鳴「(また角オナかな)」
鳴「角オナだと思った私の予想は大きく覆されました」
鳴「確かに、有田さんの行ったものはオナニー……だったと思います」
鳴「しかし、エクストリームオナニーとでも言うべき有田さんのオナニーを表現する言葉を、私は持ち合せていません」
鳴「しかも、それをやり遂げた彼女は涼しげな顔をして教室を出て行きました」
鳴「私は彼女の姿に畏怖の念すら覚えました」
鳴「有田の前に有田なく、有田の後に有田なし」
鳴「(クラスメイト12人、望月君を入れれば13人の痴態を見てきたわけか)」
鳴「(私も入れれば14人、たまげた変態クラスだなぁ)」
???「はぁ……はぁ……」クチュクチュ
鳴「(考え事をしてたらいつの間にか誰か来てた)」
赤沢「恒一君……」クチュクチュ
鳴「(赤沢さんか。そして、また角オナか。どんだけ角オナ好きが多いクラスなんだろう)」
鳴「(エクストリームオナニー好きが多くても困るけど)」
赤沢「恒一君……私のことを嫌いにならないで……あなたをいないものにしたのは、皆を……あなたを守るためなの……」クチュクチュ
赤沢「今はまだ恒一君と一緒にはいられない……でも全てが終わったら、あんな眼帯女じゃなくて私の所へ……」クチュクチュ
鳴「(また私の名前が出てる。そんなに私と榊原君って仲が良さそうに見えるのかな?)」
赤沢「恒一君……恒一君……」クチュクチュ
鳴「(角オナはこれで3人目か……さすがに飽きたな)」
鳴「(早く終わらないかな)」ガタンッ
赤沢「誰!?」
鳴「(あ、大きな音を出しちゃった)」
赤沢「ロッカーの方から音がした」
鳴「(まずい、こっちに来る)」
赤沢「誰か隠れてるの?」
鳴「(どうしよう……)」
赤沢「出てきなさい!!」ガチャッ
鳴「(ええい、ままよ)」
鳴「どうも、いないものです」
赤沢「……」
鳴「……」
赤沢「見……」
鳴「いいえ、いないものです」
赤沢「……」
鳴「いないものはこれで失礼します」
鳴「あ、オナニーは続けてもらって結構ですよ」
赤沢「……」
鳴「結局、赤沢さんが何かを追求してくることも、私のことを誰かに言うこともありませんでした」
鳴「私がいないものであったこと、そして、そんなことをしたら、自分の角オナもバレかねないからでしょう」
鳴「しかし、赤沢さんの監視の目が厳しく、その後、私がロッカーに隠れることは出来なくなりました」
鳴「その後、久保寺先生が自殺したり、私はいないものではなくなり、海へ行ったり、テープを見つけたり、何人か亡くなったり、合宿へ行ったりと色々なことがありました」
鳴「合宿では、改めてS浦さんの怖さを思い知りました」
鳴「それと、赤沢さんは、怨敵を討つ好機とばかりに、私に襲いかかってきました。まあ、榊原君と落雷のおかげで助かりましたが」
鳴「そして、3組に紛れ込んだ死者を死に返し、3組の災厄は終わりを迎えました」
――9月某日――
鳴「このメッセージを聞いている将来の3年3組の生徒へ。今から3年3組の教室でしてはいけないことを説明します。」
鳴「(中略)というわけで、エクストリームオナニーの有田という生徒、S浦に犯されたM月という生徒、そして、覗き魔の私だけが生き残りました」
鳴「それ以外の教室で変態行為に及んだ12人は全て災厄で亡くなりました」
鳴「いいですか、特殊な性的嗜好を持つことは悪いことではありません。しかし、それを3年3組の教室で実行することは死のリスクを高めます」
鳴「変態行為を行う場所はきちんと選びましょう」
鳴「これが覗き魔の私から出来る後輩達へのアドバイスです」
終わり
さるよけして下さった方々ありがとうございました
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