男「……一人多い」 (130)



友「いきなり何だよ?」

男「一人多いんだよ」

女「多いって、何の人数が?」

男「俺達だよ……、確か8人で肝試しに来たんだぜ?」

委員長「え?それが何か?」

男「ちょっと数えてみろよ、まず俺が1」

友「俺が2だな」

女「私3ね」

委員長「私で4です」

イケメン「僕が5だよ」

後輩「えっと6です」

先輩「7だ」

不良「……んだよ、8だよったく」

幽霊「私が9ですね……あれ?9?」

全員「!?」

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男「な?おかしいだろ?」

女「嘘!そんな……勘違いで……」

男「俺、友、女、委員長、イケメン、後輩、先輩、不良、幽霊、どう数えても9人だ」

委員長「じゃっじゃあまさか」

先輩「よくあるあれか?いつの間にか本物が混じってるやつ」

後輩「ひいっ」ガタガタ

幽霊「だっ大丈夫ですよ後輩さん!そもそも最初から9人だったんじゃ?」

イケメン「いや違うね、最初に二人一組になったはずだ、それで余らなかったと言うことは」

友「元々は8人だったって事か」

不良「ふんっふざけやがって、誰が増えた奴だ?」

友「ん?つか誰と誰がペアだったんだっけ?」

男「あれ?誰だっけ?」

委員長「変ですね、ついさっきなのに上手く思い出せません」

イケメン「確かに……これはおかしいね」

先輩「やっぱりこいつは、お化けの仕業か」

後輩「あうっ」ガタガタ

幽霊「しっかりして下さい、気を確かに持って」



男「相変わらず怖がりだな」

友「よく来る気になったな、夜の学校なんていかにも出そうな……、あぁいや……今正に出てるんだったな」

先輩「現在進行形でな」

後輩「うぅ幽霊さん、私……私」グス

幽霊「あーよしよし、大丈夫ですよ、別に襲ってくる訳じゃないんですし」

不良「今の所はな」

幽霊「不良さん!」

不良「事実だろうが、もし本当にお化けが出たってんなら、理由はなんだよ」

イケメン「僕達を驚かす……のが目的ならいいけど」

女「もしかしたら……」

先輩「誰かを……もしくは私達全員を、殺す気かもしれないなぁ」ニヤニヤ

後輩「ぴぃっ」ガタガタブルブル

幽霊「あーもう、止めて下さいよ先輩さん」

委員長「……」

男「どうした委員長?」

委員長「いえ、外が」

男「外?外がどうかしたか?」

委員長「確か月が出てましたよね?」

男「ああ」

委員長「真っ暗なんですけど」

男「そんなの雲が……」

委員長「雲なんて無いですよね?」



男「そんな……まさかなぁん?」ガチャッ

友「どうした?」

男「……」ガチャッガチャガチャ

女「男?」

男「開かない……」

委員長「え?」

男「鍵は掛かってないのに開かない」ガチャガチャ

イケメン「本当かい?」

不良「ちょっとどいてろ、……ちっ」ガチャガチャドンドン

先輩「定番中の定番だな」

後輩「とっ閉じ込められて」ガタガタ

幽霊「そんな……どうすれば」

不良「くそが……ガラスも割れやしねえ」

男「もっ目的は何だ!何で俺達を閉じ込める!」

女「……そもそも、誰が増えたのか」

先輩「もしやそれを当てろと言うことか?だとしたらヒントがなさすぎるな」

ガタッ

全員「!?」

後輩「いっ今の音って」キョロキョロ

幽霊「あっちの方ですね」

男「来いって事か?あっちは確か」

イケメン「1年の教室のほうだね」

男「行ってみるか」



男「さて……どこから入る?」

友「Aから順にDまで行けばいいんじゃね?」

女「そうだね」

先輩「だがそれでは時間がかかるな、手分けしないか?」

イケメン「またペアにかい?でもそれだと1人余るよ?」

委員長「そもそもお化けと一緒になったら」

後輩「あうっ」ガタガタ

幽霊「大丈夫ですよ、やっぱりみんな一緒がいいと思います、それなら安全ですよね?」

男「とは言え効率が悪いのは確かだな」

不良「いつまでもちんたらやってたら、その方がやばくねぇか?」

先輩「では3人1組でどうだ?それなら多少は安心だろう?」

男「そうだな……、多数決にしようか、全員一緒か、3人1組か」


>>11 全員か3人か

全員で



男「全員一緒が後輩と女、委員長と幽霊そんで友、3人1組が俺とイケメンと、先輩と不良だな」

先輩「ふむ仕方ないな、まあ見落としが減ると思えばいいか」

不良「そんじゃあAから行くぞ」ガラッ

友「見たところ、普通だよな?」キョロキョロ

女「何もないよね?」キョロキョロ

後輩「うぅ……」ソー

幽霊「よしよし」ナデナデ

イケメン「机や椅子は異常なしだね」

不良「やっぱり窓も開かねえな」ガッガッ

委員長「ロッカーにも何も入ってないですね」

女「じゃあ次に「待った」え?何?」

男「委員長今何て言った?」

委員長「え?ロッカーにも何も入ってないと」

男「ロッカーに何も入ってないのは、むしろおかしいよな?」

先輩「確かにな、いくら生徒がいないとは言え、全てのロッカーが空なのは妙だ」

不良「プリントやら体育館シューズやら、何かしら入れてるよな」

イケメン「君の場合は教科書一式もね」

不良「うるせぇ!」



男「掃除用具入れは?」

幽霊「ちゃんと入ってます」

後輩「ほっほうきとか、モップとかちりとりとか」

友「そう言えば机も全部空だな」

女「何か意味があるのかな?」

男「単純にお化けのテリトリーなのかもな、月明かりのない学校って所か」

先輩「机やロッカーは再現するが、中身は別と言うことか」

イケメン「なるほどね、だとすると」

女「机やロッカーの中に、何かヒントが?」

委員長「かもしれませんね」

男「とりあえず次に、B組に行こうか」ガラッ

タッ

先輩「む?」

幽霊「どうかしましたか?」

先輩「いや……気のせいか?今誰かが向こうに走って行ったような」

後輩「もっもしかして、お化け?ひいっ幽霊さん!」ヒシッ

幽霊「よしよし、気のせいかもしれませんけど、気になりますね」

不良「逆におびき寄せるつもりかもな」

男「先に教室を見るか、それとも追いかけるか?」


>>15 教室か追うか

一旦ここまで。

追う

面白くなりそうだから安価なしでやればいいのに

1です、ちょっと今日はもう書けないかもしれないので、一応トリ付けておきます。
>>18一応ですが、いくつか分岐点があるので、ラストが変わる予定です。

では次回まで、誰が増えたのかゆっくりお考え下さい、予想なども自由に書いてください。

どうも1です。
ちょろちょろ書きます。
皆さん色々推理ありがとうございます、まだ細かい所は出来ていませんが、ラストと増えた人は決まってますので安心して下さい。
では続きを……。



友「絶対罠だって、やめようぜ」

男「俺もおなじだな」

不良「はっ、なら待ってろ、俺が行ってくる」ダッ

先輩「待て!私も行くぞ!」ダッ

男「あっ2人共!くそっ友!イケメン!女の子を頼む!」ダッ

友「あっおい!待てよ!」

後輩「おっ置いてかないでー」

幽霊「よしよし、大丈夫ですよ、私がついてますからね」ナデナデ

イケメン「仕方ないな、僕達はここで待とう、下手に動かない方がいい気がするよ」

女「そうだね」



不良「どこに行きやがった?」キョロキョロ

先輩「ふむ……すまない、私の見間違いだったかもしれないな」キョロキョロ

男「まあ襲われなかっただけ良かったって事で」

不良「ちっ時間を無駄にしちまったな」

先輩「すぐに戻ガターン!!なっ!何だ今の音は!?」

男「一年の教室の方からだ!」

不良「ちいっあっちが本命かよ!」ダッ

先輩「みんな無事でいてくれよ!」ダッ

男「くっ」ダッ







男「みんな無事か!?」タタッ

友「あっ男!不良も先輩も」

女「良かった無事で」

先輩「それはこちらのセリフだ、さっきの音は何だ?」

幽霊「実は……とりあえずB組の教室を見て下さい」ナデナデ

不良「B組?何が……あん?何だこりゃ?机が倒れて」

男「しかも水浸しだな」

イケメン「君達が走って行った後に、教室から音がして覗いてみたら」

女「こうなってたの、後輩ちゃんなんてびっくりしすぎちゃって」

後輩「あわわ幽霊さん」ヒシッ

幽霊「よしよし」ナデナデ

友「まあ何か意味があるのかもしれないけど、これだけじゃあな」

先輩「ふむ……どうやら我々は失敗したようだな」

男「何か解ったんですか?」

先輩「机の上に水の入った何かがあったんだろうな、おそらくはヒントになる何かが……、もっと早くここに来れば見つけられたか」

男「……」



女「何でそんな事が解るんですか?」

先輩「よく見ろ、水浸しになっているのは机の倒れた先だ、つまり何かが乗っていて倒れた拍子に水をぶちまけた、と言う事だ」

友「なる程、じゃあ水が関係している場所か……プールとか?」

委員長「プールの水がここにあるのは変じゃないですか?学校で水なら家庭科室とか」

幽霊「理科室もありますよ」

男「俺は美術室だと思うな」

不良「まあその辺か……どうする?」

先輩「どこから行くか……いっそ別れて探すか……」

イケメン「それは危険な気も」

後輩「あうぅ」ヒシッ

幽霊「よしよし、どうしましょうか?」ナデナデ


>>39 どうする?

3、3、3で家、美、理をそれぞれ調べる



委員長「私も手分けする方がいいと思います、確かに危険ではありますが、また手がかりがなくなるよりはその方が」

先輩「では3人ずつ分かれようか、まあ後輩と幽霊はワンセットで、一番強い不良が一緒の方がいいか」

不良「あいよ、んじゃあ俺達は理科室に行くか」

幽霊「はい……行きましょう後輩さん」

後輩「あうぅはい」ブルブル

委員長「では私が家庭科室を、男さんが美術室に行きましょうか、メンバーは」

先輩「じゃあ私は美術室に行こう、イケメンと友は委員長に付いててやれ」

友「ん?まあいいけど」

イケメン「なら僕達が一番安全かな?男2人と女の子1人だしね」

委員長「よろしくお願いしますね」

女「じゃあ私は必然的に美術室だね、よろしく2人共」

男「じゃあ行くか、みんな気をつけてな」



男「着いたな、見た目は普通だけど……ん?」

女「あれって水入れるやつだよね?何で一つだけ出てるの?」

先輩「……どうやら当たりだな、まだ濡れているぞ」

男「教室の机の上に有ったのはこれか、とするとここに何かヒントが」

女「何かあるかな?」ガサガサ

先輩「ん?このイーゼル、何か絵が……む?」

男「これは……男子生徒?」

女「顔はぼかしてあるけど、間違いなくウチの制服だね」

先輩「とりあえず持っていくか」ヒラッ

女「あれ?今何か……これって」

男「御札だな」

先輩「何かに使えるかもしれん、貰っておけ」

男「うーん……他にめぼしい物はないかな?」ガサガサ

女「さっきの絵と御札だけかな?」ガサガサ

先輩「そのようだな、そろそろみんなと合流するか」

男「そうだな……よし行こう」

女「うん」




男子生徒の絵と御札1を手に入れました。

一旦ここまで。
ではまた……推理・雑談はご自由にどうぞ。

分岐点のことだけど、展開によっては幽霊ポジも変わったりするんだろか

どうも1です。
少し書けるかな?と言うことで少し書きます。
>>47一応増えたのが誰かは変わりません、分岐点はあくまでも流れやエンディングに関わるだけです。
イーゼルに関しては某トレジャーハンターが、武器として振り回してました。



不良「誰も居ねえな?」キョロキョロ

幽霊「大丈夫ですよね?」キョロキョロ

後輩「うぅ……」ブルブル

不良「理科室か……どっか変なとこあるか?」

幽霊「特には……ハズレ……ですかね?」

カタッ

後輩「ひぎっ」ビクウッ

不良「あん?何だよ、ただの骸骨じゃねえか」

幽霊「骸骨じゃなくて骨格標本ですよ、あれ?でもこれって、普段は準備室にあるんじゃ?」

後輩「ひっじゃっじゃあっ」ヒシッ

不良「安心しろって、どうせ誰かがしまい忘れカタッあん?」

カタッカタカタカタッ

後輩「うっ動いて」

カタカタカタッカタッニタァ

後輩「はひゃあぅぃぅぅ」ダダッ

幽霊「あっ待って下さい!」ダダッ

不良「おいっ待てよ!ちいっあいつら、こんなの」クルッ

不良「あ?……消えた?……ちっ」ダダッ



委員長「着きましたね」

イケメン「普段と比べてどうだい?」

委員長「そうですね……取り立てて変わった所は」

友「よく考えてみたらたさぁ、こここそ女の子2人必要だったんじゃね?」

イケメン「言われてみれば、僕達男子はほとんど来ないからね」

委員長「そうでしたね、まあここが怪しいと言ったのは私でしたからね」

友「男が美術室、幽霊が理科室って言ったんだったな」

委員長「ちょうど提案した人が、それぞれを調べる形になりましたからね」

イケメン「ん?」

友「どうしたイケメン?」

イケメン「ねえ委員長、ここって当然包丁もあるはずだよね?」

委員長「ええありますよ、ちょうどそこの棚の……まさか」

イケメン「うん……それっぽい場所にね、一本も残ってないんだ」

友「い……いやほら、机やロッカーと同じでさ、最初から空っぽなんじゃ?」

委員長「いえ……それはないですよ」

友「何でだ?」

イケメン「だってほら、鍋とかはあるんだよ?」ヒョイ

友「……」

委員長「わざわざ包丁だけ消しておくとは思えませんよね」

友「……だな」

委員長「……戻りましょう、どうやらここにはヒントは無いみたいですし」

イケメン「賛成だね」

友「おう」



男「おっ不良達」

不良「おう無事だったかお前ら」

先輩「当たり前だ……所でそれはどうした?」

不良「ああまあ……な」

後輩「あぅあぅあぅ」ガタガタガタ

幽霊「よしよし大丈夫ですからね、追ってきてないですからね」ナデナデ

女「何か出たの?」

不良「ちょっとな」

委員長「皆さんもう戻ってたんですね」

男「委員長、そっちはどうだった?」

イケメン「ハズレだったよ、でも気になる事があるね」

女「じゃあ当たりは私達だけかな?不良達はどうだった?」

不良「いや悪い……入ってすぐに骸骨がいてよ、しかも勝手に動いてこっちを向いたと思ったら」

友「どうしたんだ?」

不良「笑いやがった……にたぁってな」

男「骨格標本がか?」

先輩「いや骨が笑うのは無理がないか?」

幽霊「本当なんです、こう口が歪んでにたぁって」クィッ

友「恐っ」

男「まあそうなった経緯は解った」

先輩「さっきイケメンの言ってた、気になる事っていうのは?」

イケメン「家庭科室でね、包丁が無かったんだよ……一本もね」

女「それって……」

友「お化けが持っていったんだろうな……多分」

後輩「ひいっ」ガタガタガタ

幽霊「大丈夫ですよー安心して下さいね、私がついてますから」ナデナデ

一旦中断します

ちょいと再開



委員長「ところでさっきの、当たりと言うのは?」

女「ああ……うん、実は美術室でこんなのを見つけたの」スッ

イケメン「絵?だよね?」

不良「ウチの学校の生徒か?」

友「?」

幽霊「顔はぼかしてあって分かりませんね」

先輩「とは言え現状では、これがほぼ唯一のヒントだ、これが何を意味しているのか……ああそうだ、ついでにこれもだな」スッ

委員長「御札ですか?これはどこに?」

男「この絵と一緒にあったんだ」

友「?」

イケメン「お化けが出た時に御札か……何か重要なものかもね」

後輩「あの……友さんがさっきから」

男「ん?友?どうした?」

友「いや……何かこの絵が、どっかで見たような?」

女「本当?どこで見たの?」

友「いや……思いだせねぇ、でも1つ言えるな……これは去年までに描かれた絵だ」

不良「何で分かるんだ?」

友「だってこの背景、旧校舎の美術室だろ?今年になってから立ち入り禁止になってるし」

イケメン「ああそうか、確かに今年描いたなら新しい美術室のはずだね」

後輩「去年まではあっちを使ってたんでしたっけ?」

幽霊「そうですよ、でも……だとしたら旧校舎に何か?」

不良「行ってみるか?」

女「でも鍵が掛かってるんじゃない?行くなら先に職員室とか」

委員長「危険ですし止めた方がいいのでは?」

男「いや……俺も旧校舎が気になるな」

先輩「私もだ、だが確かに鍵が掛かっていたら面倒だな」

後輩「あう……旧校舎……うぅ」

幽霊「大丈夫ですよ、去年までは普通に使ってたんですから」

男「さて……どうするか?」


>>66

1.旧校舎に向かう
2.職員室に向かう
3.新校舎を調べる

2だろ鍵とかあるかもしれんし



女「やっぱり職員室から行こうよ、鍵が無いとダメかもしれないし」

先輩「多少遠回りだが、その方が確実か……みんなはどうだ?」

不良「俺は構わねえぜ」

友「俺も」

イケメン「僕も賛成かな」

幽霊「とりあえず危なくなければ、委員長さんは?」

委員長「みんなの意見に従うわ、旧校舎が怪しいのは確かだしね」

後輩「わっ私は幽霊さんと一緒です」ブルブル

先輩「ふむ、ん?男は?」

男「ん?うん構わないよ」

先輩「では職員室に行こうか」

女「何も居ませんように」

友「フラグ建てんなよ……」

 -----

男「失礼しまーす」ガラッ

不良「挨拶なんざいらねえだろ、返事もねえし」

先輩「むしろあったら困るな、お化けがここにいる事になる」

後輩「ひうっ」

幽霊「大丈夫ですよ、返事がないって事はいないって事ですから」

友「確か鍵は……ん?」

女「どうしたの?」

友「いや……旧校舎の鍵はあるんだが」

委員長「だが……なんですか?」

友「これ……何だ?」チャリッ

男「ん?変わった形だな、鍵には見えんが」

イケメン「これだけタグも無いし」

先輩「どこに掛かってたんだ?」

友「旧校舎の鍵と同じとこ、でも鍵じゃないしキーホルダーにも見えないし」

不良「つまりお化けの奴の持ち物か?」

女「どうする?持ってく?」

男「止めた方がよくないか?嫌な予感がする……」

先輩「そうか?手掛かりかもしれんが」

不良「ついでだし誰か持っとけよ」

委員長「なんか怖いですよ?」

友「んー……そうだな」

>>69 どうする?

持っていく



友「じゃあ持ってくか一応、つか鍵かさばるな意外と」

男「俺が持とうか?」

友「ん?別に大丈夫だぜ?なくしたりしないって」

男「……」

先輩「不安なのか?別に持ってても大丈夫さ、なんなら誰が持つかじゃんけんで決めるか?」

イケメン「そんな場合かな?」

幽霊「いえ……むしろ普段な感じがしていいかもしれませんね」

不良「んじゃあじゃんけんな」

男「ああ……」

>>72 誰が持つ?

一旦休憩
安価下

ちょいと再開



友「ほいっと」

先輩「負けたか……じゃあ友が持っててくれ」

友「オッケー、んじゃ行こうぜ」

男「……ああ」


旧校舎の鍵と三途の渡し守を友が手に入れました

 -----

男「旧校舎か……一年振りかな?」

女「まだ半年でしょ?3月いっぱいは使ってたし」

イケメン「そうだね、っと入り口が見えてきたね」

友「よっしゃ鍵開けるぜ」タタッ

不良「しっかし、夜なせいか?何かやたら不気味だよな」

委員長「ちょっと怖いですね」

先輩「まあお化けがそう見せてるのかもしれんがな」

後輩「うぅ……」

幽霊「よしよし……友さんまだですか?」

友「……あーそのな」

男「どうした?」

友「開いてるんだ」

先輩「鍵がか?」

友「いや……扉が……少し開いてる」キィ

後輩「あわわ」

幽霊「これって……」

男「入って来いって事か……」

委員長「……罠……ですかね?」

先輩「……とは言え、戻るのは無しだな」

男「……行こうみんな、みんなで無事に帰るんだ」

女「うん」

友「当たり前だろ」

委員長「勿論です」

不良「はっお化けなんざぶっ飛ばしてやらぁ」

イケメン「絶対大丈夫さ」

後輩「わわわ私も、ががが頑張ります」ブルブル

幽霊「さっさと終わらせて、帰りましょう」

先輩「さぁ……行こうか男」

男「ああ……絶対にみんなを無事に……」



バタン

後輩「ぴいっ」ビクッ

幽霊「扉が……」

先輩「まあそうだろうな、退路は無し……前に進むしかないな」

男「まずはどこに行く?」

委員長「さっきの絵……美術室が気になりますね」

先輩「何の手掛かりも無いからな、それでいいんじゃないか?」

友「それじゃあまずは美術室で」

イケメン「何か手掛かりがあればいいけど」

不良「まあ無かったら無いで、片っ端から見てきゃいいだろ」

男「じゃあ行くか」

女「うん……ん?」

男「どうした?」

女「え?いや……なんでもないよ」

男「?」

とりあえず今日はここまで。
ではまた次回。

どうも1です。
何もなければ今日の夜、まあ23時以降になるかもしれませんが、書きにきます。
ではまた後ほど。

どうも1です。
何とか書けそうなので書きます。



男「美術室かぁ」スタスタ

先輩「半年振りだが、意外と綺麗だな」スタスタ

委員長「もう少し埃やらなんやらがたまってそうなものですが」スタスタ

イケメン「綺麗すぎて逆に怖いね」スタスタ

友「とか言ってる間に着いたな、鍵は……あーやっぱり開いてるな……」

幽霊「じゃあ当たり……ですかね?」

女「まだ分からないけどね」

男「……中には何も居ないな」ガラガラキョロキョロ

不良「とりあえず適当に探そうぜ」

後輩「なっ何か変な所はありますか?」

先輩「ふむこれといって……ん?すまんがさっきの絵を見せてくれ」

女「え?えっとはい」

先輩「ここが窓でこっちに黒板……この辺りから見ているな……むう?」

男「どうした?」

先輩「いや……そこ、その黒板のチョーク入れ、何だか絵と違うみたいだが」

友「ここ?ん?何だこれ?紙?」

【火の無い所に煙は立たない、されど煙は無くともひは立ちのぼる】

不良「何だこりゃ?ことわざか?」

先輩「いや……後半は違うようだが、次の場所か?」

委員長「火に関係している場所でしょうか?家庭科室か理科室か」

幽霊「焼却炉じゃないですか?」

男「……本当にそうかな?」

友「他にあるのか?」

男「いや……なんでひがひらがななんだ?本当に火なんだろうか?」

女「ん?……火じゃなくて別のひかもしれない?」

イケメン「とは言っても、他にひ何てあったかな?」

男「ひ……ひ……立ちのぼる」

先輩「さてどうするか?」

>>84 どこに行く?

1 理科室
2 家庭科室
3 焼却炉
4 別の場所

3



先輩「まずは焼却炉に行ってみるか?」

友「おれもそれでいいと思う、とりあえず行ってみようぜ」

後輩「大丈夫でしょうか?」

幽霊「安心して下さい、私がついてますから」

女「とりあえず行ってみよう」

男「……ひ……立ちのぼる、ひが……昇る?」

 -----

先輩「む?開かないな」ガチャガチャ

不良「ハズレか?」

委員長「何かありますか?」キョロキョロ

イケメン「ん?これは……」ヒョイ

【あと2回】

先輩「あと2回?何がだ?」

友「何かの回数?じゃあここが当たりで、あと2つって事?」

幽霊「逆にチャンスがあと2回とか?」

後輩「あうっ」ビクビク

先輩「こうしていても埒があかないな、次に行こう」

男「ひ……昇る……日が昇る?日の出?でも日の出が関わる場所なんて……」

委員長「ん?」

イケメン「どうかしたの委員長?」

委員長「いえなんでも……気のせいだと思います」

イケメン「?」

友「じゃあ次はどこがいいか」

>>87 どこに行く?

1 理科室
2 家庭科室
3 どこか日の出に関わる場所

3



男「日の出……日の出……ん?まさか……」

先輩「どうした?」

男「書道部……書道室に確か」

友「書道室?」

男「多分だけど、そこだと思う」

女「何で書道室?」

先輩「ふむ……まあ男が言うなら行ってみようか」

委員長「ならあっちですね」

 -----

男「ここが当たりだと……ん?」

イケメン「あれは……書き初め?」

【初日の出】

不良「なるほど日が昇るか……随分と手のこんだ事しやがって」

後輩「えっと……何かありますか?」

幽霊「あれ?裏に何か」スッ

【一人目 ○】

友「一人目○?何だこりゃ?」

イケメン「そのまま解釈するなら、一人目は助かった……のかな?」

不良「一人目ってだれだよ?」

先輩「それが分かれば苦労はしないが、ん?これは?……助かったと見ていいのかもな」

女「あっ御札」

幽霊「2枚目ですね」

後輩「こっこれでもう帰れますか?」

先輩「いや……多分無理だな、一人目と言う事は少なくとも、二人目がいるだろうな」

後輩「あうっふっ二人目ですか?一体何の?」

男「さあな……俺たちを閉じ込めたお化けが、何が目的かで変わるかもな」

委員長「……」

女「あれ?どうかしたの?委員長?」

委員長「いえ……別に」

委員長(さっきからちょっと目眩がしてたけど、何だか治った……のかな?)

眠いんで今日はこの辺で。
一応今回は一人目なので、安価は緩めでした、……まだ一人目ですが。
ではまた次回に、推理や指摘がありましたらどうぞ。

謎部分は打ち込みながら答えを考えてたのは内緒だ。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年06月26日 (木) 23:06:32   ID: ivqV1uAO

面白い、期待

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