男「単眼っ娘って可愛いよな」 (71)

SS使って布教スレ、暇潰し程度でも見てくれると嬉しいかな

※単眼っ娘可愛い!ただし二次に限りる。お前ら、三次の画像探そうとすんなよ?…フリじゃねえから

適当にググってきた先で見つけた参考画像(エログロ無し)
http://livedoor.blogimg.jp/maji_kichi/imgs/4/6/468935ac.png
http://livedoor.blogimg.jp/maji_kichi/imgs/4/6/4607cbed.png
http://livedoor.blogimg.jp/maji_kichi/imgs/e/9/e98966ba.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/maji_kichi/imgs/6/8/681ba822.jpg

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1365676798

オカルト研究部


単眼「新入部員、来ないね」


男「今時流行らないのかもな」


単眼「でも、さっき体験入部に二三人来たし…だ、大丈夫だよ」


男「何故かすぐに化け物でも見たかのように逃げ帰っちゃったけどね」


単眼「な、何でだろうね」


男「そりゃオカルト研究部なんてところにお前がいたら…」


単眼「それ以上言ったら呪ってやるから…」ウルウル



涙目で睨まれる



男「悪かった。俺が悪かった。お前が言うと洒落に聞こえん!」

コンコン



ノックする音が部室のドアからする



男「はーい」


「あ、あの〜ここに本物が出ると聞いたんですけど」


男「!?」



ドア越しに女子生徒の声が聞こえる



単眼「ほ、本物…うぅ」ポロポロ


男「ま、待て待て待て!お前のことじゃないよ大丈夫だよ!!」


「一つ目のオバケが出るって聞いたんですけど」


単眼「うぅ、やっぱり私のことだぁ…」ポロポロ


男(やばいな、単眼のことは後でなんとかするとしてこの子どうしようか…無視したら帰るかもしれないけど、かえって怪しまれるかもだし…)

男「…しょうがない、お前は奥の部屋に行っていてくれ」


単眼「う、うん…」







ガラガラ



男「本物?本物とはなんの事やら」


女生徒「だから!本物のオバケが出るって」


男「出ねえよ。んな非科学的なもんいるわけねえっての」


女生徒「そんな!ここはオカルト研究部でしょ?それなのに信じてないの?」


男「ふっ」


女生徒「?」


男「ウチはね!オカルト的現象を科学的に検証し、真実を明かしていく部活なんですよ!信じる人ではなく否定したい人のための部活なんだよ!!違うなら帰れ!」


女生徒「なにそれひどい!折角人が来てやったのに、ここの悪評垂れ流してやるぅぅぅぅぅぅ」ダダダダダ




行ったか



男「終わったぞ。ごめんな…嫌な思いさせた」


単眼「ううん、わ、私が悪いの…ごめんね、あんなこと言わせて…せっかく部員になってくれるかもしれなかった子なのに」


男「いいよ。お前は全然悪くないさ、いきなりあんなこと言ったあの子が悪い…って、まぁ悪気は無かっただろうけどさ」



好奇心は猫をも殺す。誰かが知らしめなきゃならなかったのだよ………まぁ、ただの言い訳だけど



単眼「で、でも…いっしょにいたらまた邪魔になっちゃうよ…わ、私…男君の邪魔になりたくないよ…」グス


男「バーカ、俺がんなもん気にするわきゃねーだろ。ウチの部はすぐに部員を増やさなきゃ廃部だとか言われてないし、俺は別にたった二人でも構わない」


単眼「で、でも…私こんな顔だし…気持ち悪い…よね?」


男「何馬鹿なこと言ってんだよ!」


単眼「ひぅっ」ビク


男「あのな、お前はそんなこと考えなくていいんだよ」ポン

男「俺はな、話したこともないあんな女子よりもお前のほうが大事だ」


単眼「わ、私が…?」


男「それに、お前の大きな瞳、俺はすごく可愛いと思うぜ?気持ち悪いなんて絶対思うもんか」ナデナデ


単眼「か、可愛い…あぅぅ///」カアァァ


男「だからそんなに落ち込むなって」ナデナデ


単眼「あ…あの、男くん…あ、ありが、とう///」

オカ研らしさ?



単眼「ねぇ、最近オカルト研究部らしい活動…してないよね?」


男「あぁ、そういえばしてなかったなぁ…と言ってもなぁ。オカ研らしい活動思いつかねえよ」


単眼「た、例えばさ…オカルト"研究"部なんだし、なんかオバケのメカニズムを研究したりしない?」キラキラ


男「研究される側な見た目してる奴が何を…いや何でもないですごめんなさい」



あの可愛らしい巨大な瞳で睨まれたため途中で言葉を切る


まったく、キラキラした目で見やがって…可愛いなぁおい

>>6ちょい修正


オカ研らしさ?



単眼「ねぇ、最近オカルト研究部らしい活動…してないよね?」


男「あぁ、そういえばしてなかったなぁ…と言ってもなぁ。オカ研らしい活動思いつかねえよ」


単眼「た、例えばさ…オカルト"研究"部なんだし、なんかオバケのメカニズムを研究したりしない?」キラキラ



まったく、キラキラした目で見やがって…可愛いなぁおい



男「研究される側な見た目してる奴が何を…いや何でもないですごめんなさい」



その可愛らしい巨大な瞳で睨まれたため途中で言葉を切る

男「じゃあメカニズムじゃないけどオバケや妖怪の正体についていくつか教えてやろうか?」


単眼「うんうん」キラキラ



本当にこいつはこういう話好きなんだな


男「口裂け女は口唇口蓋裂っていう病気の人が元だって言われている。一つ目小僧はまぁお前がよく知っているとおりだな」


男「UMAだけどイエティ、または雪男は厚着を着て巨大なリュックを背負った男が霧か雪煙でぼやけて、もしくは影だけ見えたのを勘違いしたんじゃないかとか」


単眼「夢がないなぁ」


男「やめようか?」


単眼「いや、もっと聞かせて!」キラキラ


男「じゃあ…そうだな、鬼、あれは日本人から見た外国人らしい。」


単眼「それで?それで?」キラキラ


男「鬼って言えば、長身有角赤(または青)色血を飲んで人の肉を食べるって言われてんだろ?」


男「長身は日本人よりはるかに背が高い人種だったんだろうな。赤ワインを飲んで肉を食らっている姿が人の血を飲み人の肉を喰らっている姿に見えたんだとか…角は後付かもな」


単眼「そう考えると面白いね」

おかしい、もうちょっと書きたいのに…珍しくこんな時間に強烈な眠気が…

見てくれた方、楽しんでくれて方がいるなら嬉しいです。今日はここまで

二人か…もっと単眼っ娘好きが増えることを願って、一日一つ目!
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/o/e/moeimg/f9xuo7o2iyu76py.jpg

「オカ研始動」



男「で、結局オカ研ってこんなんでいいの?」


単眼「うーん、もっと恐ろしいオカルトに足を突っ込んでみたいよね?」


男「お前が言うのか」


単眼「」ジトー


男「そうだな、もっと何か恐ろしいところに行きたいよな」


単眼「そうそう…心霊スポットでも行く?」キラキラ



再び大きな瞳を輝かせる



男「ふ、二人で…か?」


単眼「うん!二人で…私とじゃ、やっぱり…いや?」


男「…いや、嫌じゃないけど二人だけじゃ怖いかなと。お前は…大丈夫なのか?」


単眼「だってこんな顔だからね、そんなに怖がるような物は無いよ」ニコ



自分の顔を指さして言う。説得力が無駄にあるな…



単眼(二人きりじゃなきゃ意味がないからね…あぁ、言ってから恥ずかしくなってきたぁ///)


男「どうした?顔赤いぞ?」


単眼「ち、違うよ!ちょっと部屋が暑いだけだよぉ///」


男「そ、そうか?」



むしろ寒いぐらいな気がするけどこの部室…まぁいいや

「心霊スポットに行こう!」



男「で、結局心霊スポットに行く。でいいのか?」


単眼「うん、行きたいな…と」


男「と、言ってもなぁ…どこに行くよ?」


単眼「男君となら…どこでもいいよ」


男「お前の目的、実は心霊スポットに行くことじゃねえだろ」


単眼「ち、違うよ!心霊スポットにデー…遊びに行くことだよ///」



単眼(な、何で私、顔熱くなっているんだろう?絶対赤くなっているよぉ…///)

SS 雫石・慰霊の森
S+ 常紋トンネル
S 旧旧吹上トンネル 旧善波トンネル しとどの巌 新三郷のトンネル(名称不明) 
A 畑トンネル 八柱霊園(第、7、13区画、芝生霊園) 幽霊ペンション 八王子城址
B 千駄ヶ谷トンネル 伊勢神トンネル 旧野木病院 新吹上トンネル 小美玉小川脳病院
C 犬鳴トンネル 厚木恵心病院 ホテル望洋
D 多良崎城址 中村精神病院 明通トンネル 人穴
E 虹の大橋 京急・横須賀中央駅 東京湾観音 池島


E 霊的なことが起こる回数が少ない。起こっても危害はない
D ギリギリ遊びで行けるレベル
C 一人ではいけない 
B かなり危険。必ず複数人で
A 悪霊が潜む。高確率でよくない現象
S 行っちゃダメ、通っちゃ駄目レべル
SS 人の行く場所ではない。異次元



単眼「こんなもの見つけたよ」


男「ふむ、こんなのあるんだ。知らんかった」


単眼「ねぇ、この雫石・慰霊の森って場所に行こうよ」


男「うん、そこだけはやめておこう。マジでやめておこう」


単眼「な、なんで?」



単眼(できるだけ怖い場所に行きたいんだけどな…)



男「そこは行方不明者まで出てるからな、俺は異世界になんか行きたくない」


単眼「わ、私は男君と一緒なら行方不明になっても…///」ポ


男「おい」

単眼「じゃあ、えーと…」


男「あ、ホテルや霊園とかはやめとけよ?管理人に迷惑はかけたくないし」


単眼「じゃあトンネルか森だね」


男「出来れば森も勘弁して欲しいんだけどな…行方知れずになりそうだし」


単眼「だから私は男君と一緒なら…///」


男「絶対に嫌だよ」

単眼「ねぇ、常紋トンネルに行こうよ」


男「…ランクがS+なんだが」


単眼「ダメ…?」


男「う…」



男(上目使いは卑怯だろー!!)

心霊スポット(トンネル版)ランク付け

常紋TN(北)
--------------------↑あの世の入口↑--------------------

旧伊勢神TN(愛) 中村TN(香)
--------------------↑最凶クラス↑--------------------

牛首TN(石) 開聞TN(鹿) 旧水界TN(宮城) 旧松井田TN(群) 矢板TN(栃)
--------------------↑危険スポット↑--------------------

頭川TN(富) 下仁田TN(群) 旧加茂坂TN(形) 旧仲哀TN(福岡)
二股TN(岐) 旧女鬼TN(三) 葉梨TN(静)
--------------------↑肝試し最終Rank↑--------------------

旧大鳥TN(形) 花山TN(京)  清滝TN(京) 旧佐敷TN(熊)
猿岩TN(岩) 新伊勢神TN(愛)  白倉TN(富) 城下TN(群)
千駄ヶ谷TN(東) 旧善波TN(神) 旧総谷TN(三) 寺家TN(富)
畑TN(埼) 旧吹上TN(東) 旧明通TN(野) 山神TN(神)
--------------------↑肝試し上級Rank↑--------------------

網代TN(静) 旧天城TN(静) 鶯谷TN(岐) 太白山TN(宮城) 雄鹿戸TN(岩)
旧蔵原TN(石) 小坪TN(神) 旧小峰TN(東) 旧笹子TN(梨) 旧三瓶TN(媛)
都井沢TN(神) 旧東山TN(徳) 旧御坂TN(梨) 間瀬TN(新) 旧割石TN(梨)
--------------------↑肝試し中級Rank↑--------------------

油戸TN(形) 宇津ノ谷TN(静) 奥米TN(千) 旧風吹TN(静)
旧古城池TN(岡) 沢入TN(群) 旧長瀬TN(神)
--------------------↑肝試し初級Rank↑--------------------

金山TN(香) 佐波山TN(山口) 新仲哀TN(福岡) 旧月居TN(茨) 野竹TN(野) 見晴TN(神) 藤塚TN(静) 法皇TN(媛) 四足峠TN(高)
--------------------↑肝試し入門Rank↑--------------------


男「…おい、こんなの見つけたぞ。これ見てもまだ行きたいと思うか?」


単眼「おぉ…」キラキラ


男「目ぇ輝かせんな…ダメだ、更にその気にさせてしまった」


単眼「で?場所は?」


男「えー…と、北海道」


単眼「ほ、北海道?」


男「うん、北海道」


単眼「…」


男(良かった。これで諦めてくれるだろう)


男「な、もうちょっと近くてランクも低いところにしようよ?な?」


単眼「…よし」


男「うん、どこ行く?」


単眼「常紋トンネル」


男「いや、だから遠いんだってば」


単眼「だから、夏休みに行こうよ!泊まりで」


男「え」

男「お、お前今なんつった?」


単眼「二人で泊まりの旅行行こう?」


男「行く!」


単眼「」ニコリ



男(し、しまったぁ!「泊まりの旅行」と聞いてついおkしちまったー)



単眼「な、夏休みが楽しみだね…///」



単眼(やったー、男君と泊りがけの旅行約束できた!!///)



男「あぁ…楽しみだな……」



男(誰か、誰か俺を殺してくれ。目の前の餌にむざむざ釣られた俺を、最凶クラスの心霊スポットに連れて行かれる前に誰かぁ!!)

「体育祭とかやりたい奴だけやっておけば良くね?あれ運動音痴にとってはただの拷問行事だから、ただの公開処刑の吊るし上げ行事だから、だからあんな悪習とっとと潰すかやりたい奴だけやらせておけば良い。大体あんなの何にもなんねえじゃんあんなのやるくらいだったら一日中勉強していたほうがまだマシだし何より(ry



男「もうすぐ体育祭だな」



何かサブタイにかこつけて愚痴っている奴がいるがまぁ気にしない方向で



単眼「そうだね…」


男「そういえばお前のその目ってちゃんと距離とか感覚とか分かるのか?」


単眼「ん〜、なんとなく、で分かっちゃうんだよね」


男「なんとなくなのか」


単眼「流石にちゃんとした距離は分からないけど今までの経験…じゃないなぁ、物心ついたときにはすでにボンヤリだけど分かってはいたし…」


男「そうなのか。…目が見えない人なんかは聴覚やら何やら総動員して補っているらしいけどお前もそんなもんなのかね」


単眼「そうかも…でも走るのは未だに苦手なんだ…全速力出して走ると必ず転んじゃって…」



物悲しそうな顔をする。…昔何かあったのかもな



単眼「…だから私、あんまり好きじゃないんだ…体育も、体育祭も」


男「でも、頑張るしかないんだよなぁ。全員出なきゃならないんだし」


単眼「うん…」


男「あ、そうだ!お前って二人三脚の相手いるか?」


単眼「ううん…」


男「じゃあ俺と組もうぜ?」



この学校は二人三脚で男女が組むことがなぜか許されている。まぁそのへんはあんまり突っ込まないでくれ



単眼「でも、私、本気で走れないから…足でまといになっちゃうかも…」


男「何悲しそうな顔してんだよ。俺が大丈夫って言ってんだから大丈夫だよ。ダメでも俺が引っ張ってリードしてやんよ」


単眼「男くん…うん、ありがと」ニコッ



うん、女の子は照れているのも可愛いけど笑顔が一番なのだよ

「クソぎょうz…体育祭当日」


男「…ついに来たな、この時が」ゴゴゴゴゴゴ


単眼「何その最終決戦前みたいなノリ」


男「まぁ、頑張ろうな。お互い」


単眼「うん。…男くんが応援してくれるなら、私、頑張れるよ」


男「そうか、うん、応援してるぜ」ナデナデ


単眼「うん…ありが、とう///」

単眼娘かわいい
最初学校に住む幽霊的なのかと思ったけど、普通の学生なのか

>>23それも考えましたが、やっぱり人間としてのほうがいいな、と
普通単眼症の子は成長することができずにすぐに死んでしまうそうですが、まぁフィクションなんで気にせずに



「100m走」



俺は余裕で一位とったけど単眼はどうなんだろうか



アナウンス「第一走者…」



アナウンスが次の走者たちの名を読み上げる



アナウンス「第四走者、B組単眼」


男「単眼ー頑張れよ!!」


単眼「」コクン



頷いて、スタートの合図と共に走り出す単眼



単眼「」トテトテトテ



男(走り方可愛いな、おい)



単眼「ひゃあっ」パタッ



男(あ、転んだ)



単眼「」グスン



男(目をこすりながら立ち上がった)



単眼「」トテトテトテ



そしてまた可愛く走り出す

けっきょく…



単眼「ビリだった…」グスン


男「いや、よく頑張ったよお前は」ナデナデ


単眼「…そう、かな///」

無理でした☆



男「ですよねー」


単眼「…」シュン


男「まぁ、そう気を落とすなって。2位になっただけでもすげぇじゃねえか。お前、こんな順位運動行事で取ったことなかっただろ?」


単眼「でも…私が足引張ちゃった。私じゃなければ男くんは一位になっていたよ…」


男「ばか、お前とじゃなきゃそもそもこの競技に出ねえよ」


単眼「え…?///」カァ


男「だから、これはお前のせいの二位じゃねえ。お前のおかげの銀賞だ!」


単眼「…ありがとう///」ギュ



いきなり抱きついてきた。なので頭を撫ででやるといつものように「うぅ…///」と顔を真っ赤にして俺の胸に埋めた



一位取ったやつ「何か負けた気がする…勝ったはずなのに、何だこの敗北感」

その後、大盛況の中体育祭は幕を閉じた



クラスメイト「おメメちゃーん、打ち上げ行かなーい?」


単眼「ご、ごめん。私、用事があるんだ」


クラスメイト「そうなんだ。それじゃあまたね…あ、二人三脚二位おめでとう」


単眼「うん、ありがとう。またね」







男「いいのか?用事なんてただ部室でgdgdしているだけなのに」


単眼「うん…男くんといたほうがいい」


男「ふーん」


単眼「…///」カァア

八柱霊園・・・知りたくなかった・・・

>>28
すまん、まさかよく行く方?…意識しなければ無害だから大丈夫ですよ…意識すると見えたりとり憑かれたりする可能性が高くなるらしいですが(ゲス顔)



「オカルト研究部だし、あったっておかしかないさ」



男「暇だなぁ」


単眼「暇だね…でも、私は、男くんといるならそれでいいんだけどな」


男「…じゃあそこ調べてみるか?」



部屋の奥にある扉を指差す



扉<ゴゴゴゴゴゴゴ


単眼「…」


男「ほら、カギ」


単眼「ね、ねぇ…あれってさ、前部長が絶対に開けるなとか言っていたやつ…だよ、ね?」


扉<ドドドドドドド


男「大丈夫だ。現部長権限で大丈夫だ」


単眼「絶対大丈夫じゃないよぉ!」

男「ほら、俺はここで見守っていてやるから」


単眼「何御札用意してるの!?」


男「いや、これ御札に見えるガム。早く開けて」


単眼「嘘だよ!御札構えないでよ!」


男「いいから早く、お前の暇潰しのためだから!」


単眼「うぅ…絶対男くんの好奇心のために動かされているよぅ」



ガチャ


暗闇が、奥へ伸びている



男「地下、だな…流石にこれは一人では不安だ。俺も行こう」


単眼「わ、私は行くの決定なの?」


男「もちろん、お前のためだからな」



単眼(絶対自分のためだ…でもそっちがそうなら、わ、私も自分のために…)



男「ほら、行くぞ」


単眼「うん、でも…」


男「?」


単眼「こうじゃなきゃ嫌」ギュ



手をつなぐ


男「!?」


単眼「手、繋いだまま、一緒にいて欲しいな…///」


男「あ、ああ」



単眼(一緒に手をつないでのデートとかしてみたかったの…こんな場所じゃなければなぁ)

男「さて、降りようか」



地下へ降りる階段を闇へと一段踏み出す



単眼「それはいいけど何で懐中電灯じゃなくて蝋燭なの?」ビクビク



怖いのか俺の腕に縋り付く単眼、俺の顔を下から覗き込む大きな瞳が可愛すぎて吸い込まれそう



男「いや、ふいんき(何故かry)的に」


単眼「怖いからやめてよ…」


男「でも持って来ちゃったしなぁ」


ギ・・ギ・・と音を立てて階段を下りる


男「男骸骨とかが歩いてたらどうするよ?」


単眼「びっくりしすぎて目玉飛び出ちゃうかも…」


男「そんなもの見たら俺の心臓が飛び出そうだ」



\カエレー、ヒキカエセー、ウラミハラサデオクベキカー/



単眼「きゃぁ!」ギュ


男「うおっ、どうした!?」



\カエレー、ヒキカエセー、ウラミハラサデオクベキカー/



単眼「こ、この声…うぅ…」


男「お前怖いの大丈夫じゃなかったのか?」


単眼「本当に出るなんて思わなかったよぉ…怖いぃ」←涙目


男「…いや、この声は幽霊どころか、リアルタイムのものじゃねえぜ?」


単眼「え…?」



\カエレー、ジジ、ヒキカエゼー、ウラミハラサデ、ジジ、ベキカー/



男「このかすれた声、しかもさっきからおんなじ言葉ばかりで地味にノイズが混ざっている」


単眼「それって?」


男「あぁ、十中八九録音だ」

単眼「で、でも…いろんなところから聞こえてくる、よ…?」


男「多分この地下室全体が音が響く作りなんだ。その証拠に俺たちの声にも地味にエコーがかかっているみたいに何重にも聞こえるだろう?」


単眼「そ、そうなんだ…少し、安心した、よ」


男「じゃあ少しぐらい離れてくれ、嬉しいがくっつきすぎると階段はおりづらい」


単眼「ご、ごめんね」パッ



手は放してくれたが…どこかシュンとしている単眼



男「いや、別に手までは放さなくていいぞ?体をくっつけすぎると歩きづらいって言っただけだし」


単眼「あ…ありがとう///」ギュ


男「お、おい力入れすぎ!」


単眼「えへへ…///」

\カエレー、ヒキカエセー、ウラミハラサデオクベキカー/



男「さて、階段を下りきったな。中々広い地下室だ」



\カエレー、ヒキカエセー、ウラミハラサデオクベキカー/



単眼「この声を出してる物を探し出すんだね?」


男「え?いいのか?」


単眼「え?ダメなの?」


男「俺は構わないが…探して見つからなかったときに怖い思いをすんのはお前だぞ?本当に本物の可能性だってあるんだから」


単眼「…や、やめよう…かな」


男「うん、賢明だな」


単眼「でも、ここで何するの?」


男「忘れたか?ここがなんで立ち入り禁止か見に来たんだよ。前部長が絶対に入るなって言っていた理由をな」


単眼「…わ、私やっぱり帰る…」


男「ダメ、何か探してくれ」


単眼「そんなこと言われても…あ、これどうかな?」


男「箱?」



単眼が手にしていたのは古い箱だった



単眼「そこに落ちていたんだよ」


男「なるほど…開けてみてくれ」


単眼「うん…」パカ



思ったより簡単に開いた。中身は…薄い本だった

男「何だそりゃ?魔道書か?"死霊秘宝"とか"黒の書"とか書かれてないか?」


単眼「えーと、表紙には何も…中身は…」



単眼が本を開いたとたん固まった


単眼「〜///」シュウウウウ


男「わー、単眼の顔がが湯気はいてる!?」


単眼「た、ただのエロ本だよっ!!///」バシンッ



顔を真っ赤にして床に叩きつけた…欲しいけど拾ったら殺されそうだから諦めよう



男「つまりは何か?前部長のアホはエロ本を隠すためだけにこのお部屋を開かずの間にしたってのか!!」



何とも酷い真実だった。この絶対に隠し場所を隠し通すという前部長の執着オカルト的とも言えるかも知れんがこれは酷い



男「はぁあ、俺たちここに何しにきたんだよ…普通に無駄な時間過ごしただけじゃん」


単眼「そ、そうでもないかも…これ」



単眼が指さした壁、そこだけ縦に長方形に色が違っていた


男「まさか…隠し戸?」ギギ



押してみると開いた

今日はここまでです。単眼可愛い!

もっと布教しようじゃないか(提案)
ということで一日一つ目!
http://livedoor.blogimg.jp/vip0000/imgs/6/c/6cfb173e.jpg

「隠してあったそれは、伝統だったり恐怖だったり。なんやかんやで単眼可愛い」


地下の隠し部屋


男「何か不気味な雰囲気だな…」

単眼「ね、ねぇ…戻ろうよぉ?」ビクビク

男「なんだよ。お前オカ研だろ?ほら、オカ研メンバーなら怖いものの中へレッツゴーだろ」

単眼「わ、私…本当は怖いの、あんまり好きじゃ…ない」ゴニョゴニョ

男「じゃあ何でオカ研入ったんだよ」

単眼「そ、それは…男くんが、いるから…///」

男(可愛い!)

男「隠し部屋か…さっきのエロ本はカモフラージュか何かかな」

単眼「その可能性は薄いかも…」

男「さて、この隠し部屋にあるのはこの小箱だけだけど。開けるか?」

単眼「わ、私はやめたほうがいい、と思う、かな…?」

男「御札が貼ってある」

単眼「やめたほうがいいよ。触らぬ神に祟りなしだよぉ…」

男「えい」ビリ

単眼「ひゃあ!」


御札を剥がすと何が起こると思ったのか頭を抱えてうずくまってしまった


男「大丈夫大丈夫、何もないって」

単眼「それをフラグだって言うんだよ…」


そしてそのうずくまった姿勢から頭を出して上目使い&地味に涙目で見てくる。うん、可愛い

男「じゃあ開けるぞ」

単眼「ひぅ…や、やめておいたほうが、いいと思うよ?」ガクブル

男「オカ研のモットーその一、言ってみ?」

単眼「えと、恐怖を楽しめ、恐れながら進め、だっけ?」

男「そういうこと。えいっ」パカ

単眼「あ、開けちゃったの?」

男「はい、ドーン!!」

単眼「ひゃぁぁぁ…」ガクガクブルブル


箱の中身をド派手な効果音(口から)を出しながら単眼に見せる


単眼「って…人形?」

男「うん、日本人形。なんの変哲もない日本人形…いや、やけに古いっていう点を抜けばな」


妙に髪の手触りがリアルのそれにかなり近いが、気のせいということにしておこう

部室に戻ってくる


男「う〜ん、開かずの間で手に入ったのはこれだけか…」

単眼「それこっちに向けないでよ…」

男「怖いのか?ホレホレ」2828

単眼「そのやけにリアルな目が怖いんだよぅ…」

男「例え妖怪だとしてもお前に目のことでとやかく言われたくはないだろうなぁ」

単眼「どういう意味…?」ジト

男「何でもないですこめんなさい。その呪われそうな目付きやめて、怖いから」

単眼「呪われろ〜呪ってやるぅぅぅ」

男「ほんとやめて!マジで洒落に聞こえない!!」

男「あ、そういえばこんな紙も入っていたな」

単眼「こっちはそんなに古くないね」


-この神が読まれているということは、世界が邪神に襲われているということだろう-


単眼「…何これ」


-冗談だ、ビビッた?ねぇねぇビビッた?-


男「…ちぎり捨ててやろうかこれ」


-悪い、怒らせたのなら謝るからちぎり捨てないで-


男「読まれた!?」


-さて本題に、入ると見せかけて雑談に入ろう-


男「ムガー、絶対に破り捨ててやるぅぅぅ!!」


-分かった分かった!本題に入るから破り捨てるのは待って-


単眼「また、読まれたね…」

男「これ書いている奴は何なんだよ」


-さて本番だが、この学校には怪奇現象、悪霊、妖怪が周期的に復活するのだ-


男「妖怪…?」

単眼「男くん、何で私を見るのかな?何で見ているのかな?何を言いたいのかな?」ジトー

男「あ、はい何でも無いです」


-この箱の封印はその周期と同時期に解かれる。解かれるその日に人が来るような呪術を施した-


単眼「呪術とか…このSSそういう世界観なんだ」

男「そりゃ舞台がオカ研な時点でただのほのぼの日常で終わるはずがないわな」


-我らがオカ研がどんなに人数少なくなっても一人以上いる限り存続される理由を知っているかね?それはこの学校で起こるオカルト的事件を解決させるためだ-

-この日本人形はそのために霊力を込めて作ってある。さぁオカ研の諸君、事件を解決するのだ!-


男「…何だこりゃの一言に尽きるな」

単眼「…最後にまだ何か書いてあるよ?」


-Ps,この手紙は読み終わると自動的に爆発する-


-…冗談だ-


男「決まりだな、破り捨てよう」ビリビリ

単眼「い、いいの?」

男「これ以上何も書いてないしな」

単眼「どうするの?」

男「どうするもこうするも、仮に本当に怪奇現象が起きたとしてゴーストバスターズやろうにも二人だけじゃあな…やっぱり新入生を勧誘でもするかな」


単眼(私としては…二人っきりの方が、いいんだけどなぁ)

単眼(そのほうが、怖いのが出てきた時、どさくさに甘えられるし…だ、抱きついたり、できる…かも///)


男「いきなり赤くなってどうした?」

単眼「な、なんでもないよ!///」


男(可愛い!)

男「良し、こんなもんか」


人形を部室の本棚の上に置く。この位置なら入ってきた人にも見つかりにくいし


単眼「ね、ねぇ…」チョイチョイ

男「ん?」

単眼「今、あの人形の目が…動いた、んだけど…」

男「…どれどれ」

人形「」( ゜_゜ )

男「…」

人形「」( ゜_゜ )

男「…」

人形「」(゜ _゜ ) スー

男「目を逸らしたな!俺の勝ちだ」

単眼「そういうのじゃないよ!」

男「どうやらさっきの紙に書いてあったのは本当っぽいな、少なくともこの人形に霊力的な何かが入っているってのは」

単眼「そうだね」

男「…しょうがない、女さんに頼んで部員募集の告知を生徒会から出してもらおう」つ携帯電話

男「と、言うわけで部員募集の告知を頼むわ」

女『はいはい、分かったわ。健闘を祈るわね』





単眼「ねぇ、今の子…よく、話すの?」

男「うーん、それほどでも無いな。今みたいに頼みごとしたりされたりぐらいだ」

単眼「そう…なんだ」

男「どうした?」

単眼「なんでもないよ」プイッ

男「?」

単眼「新入部員、来ないね」

男「今時流行らないのかもな」

単眼「あれ?デジャヴ?」

男「これが怪奇現象か…」

単眼「違うと思う…」

男「おかしいなぁ…女子とかオカルト好きだと思ったんだけどなぁ」

単眼「…」

男「来ないなぁ。俺の考えじゃ今頃ハーレムになってるつもりだったのに」

単眼「だ、ダメ!ハーレムなんて絶対ダメぇ!!」

男「ど、どうした?いきなり大声出して」

単眼「…と、とにかく…ハーレムとかダメだよ…一人の人を…愛する、べきだよ…わ、わた…」


単眼(私とか…って、何で言えないんだろう…)


男「最後なんだって?小さくて聞こえなかったが」

単眼「う、うるさい…よ///」


男(可愛いな、おい!思いっきり抱きしめたくなるぜ…)

「やっほい、噂になってたから来てみたよ」

男「お、俺と単眼のクラスメイトで単眼の一番の大親友の友さんじゃないか。どうしたんだ?」

友「解説おつかれー、なんでも部員募集しているんだって?」

男「あぁ、入ってくれるのか?」

単眼「私としては…このままが…良いんだけど、な」

友「オメメちゃんがそう言っていることだし、遠慮しておくよ。実際もう3つ兼部しているから無理なんだよねー」

単眼「ほっ」

友「ところでなんで今さら部員募集したの?」

男「あぁ、かくかくしかじかまるまるさんかくで」

友「なるほどねー。よっし、お姉さんにまっかせなさーい」

単眼「さすが友ちゃん、頼もしい」

男「ただし、お前年上じゃないけどな」


………


友「出来たよ!これなら安心」

男「看板?」


看板「怪事件、オカルト事件、解決します。オメメちゃんの怪異調査部。オカルト研究部まで」


友「こんなものだね、これを廊下に立てて置けばこの学校でオカルト的な何かが起こってもすぐに分かるよ」

男「なるほどな、でも一つ言いたい」

友「何〜?」

男「部長は俺だ。オメメちゃんの部分を削れ」

友「ダメだよ、オメメちゃんはここの看板娘なんだからね、全面に出していかないと」

単眼「か、看板娘って…」

男「そりゃ俺も単眼がすごく可愛いのは認めるし、看板娘って言っても差し支えないだろうけど」

単眼「か、可愛い…あぅ///」

男「でも部長は俺だ!名前をだすなら俺を出せ!!」

友「でもオメメちゃんの可愛さは認めてるじゃん?」

男「当たり前だ!単眼は可愛い。これは真実」

友「と、言うことで看板はこれで決定っしょ。オメメちゃん可愛い!」

男「あぁ、単眼可愛い!」


単眼「…可愛いって言い過ぎたよ、恥ずかしいよぅ…///」


男「…あれ?途中から会話の流れが変わっているような」

オカルト研究部改めオメメちゃんの怪異調査部


男「あるぇー、どうしてこうなったんだろう?」

単眼「部の名前なんてなんでもいいよ」

男「そうなんだけど…なんか納得いかねえ」


友さんは帰ったが結局部名は改名されてしまった

エルフみたいな種族、人種なんじゃない

「学校の七不思議」



男「でもあんな看板立てたところでオカルト的な事件が舞い込んで来るかな」

単眼「わ、私は怖いの嫌だよ」

男「俺だって平和が一番だよ」


「あの、ここは怪事件を解決してくれるって聞いたんですけど」


男「ほぅら、来た」

単眼「うぅ…怖いの嫌だなぁ」

「あ、あの…」

男「どうぞ」

「あ、はい。私新聞部のモブなんですけど、最近学校の七不思議の噂が流れているから調べてほしくて…」

男「知ってますよ。第一の不思議、可愛いすぎる一つ目お化けはこいつのことです」


単眼を指差す


単眼「お化けじゃないよ!///」バチン


叩き落とされる


モブ「と、とりあえずお願いします。私毎週火曜日と木曜日以外は新聞部にいるんで」

単眼「怪談を調べなきゃいけないのは分かったよ。でも…何で夜なの?」

男「そりゃ、夜じゃなきゃ出るもんも出ないっしょ」

単眼「で、出ること前提…?」

男「おぅ、じゃあ良い時間になったことだし校内に入るか」

単眼「…手」

男「て?」

単眼「手、繋いで…」

男「あぁ」つ

単眼「ありがと…///」

男「七不思議、その一理科室の動く人体模型」

単眼「う、動く…」

男「おもしろいな、マジならビデオカメラに納めよう」

単眼「うぅ…最初から怖そうだよぅ」

男「単眼、あんまりくっつかれると歩き辛いんだが」

単眼「が、頑張って」

男「いや、そうじゃねぇよ」


単眼「…///」

>>53
男「単眼の人種?妖怪一つ目少女」

単眼「一応普通の日本人と同じだよ!」



男「さて、理科室だが」

単眼「な、中から音が聞こえるよ…?」

男「よし、開けよう」

単眼「え、な、何の躊躇いも無く…」


ガチャ


男「…」


パタン


単眼「な、何で覗いただけですぐ閉めたの?」

男「…人体模型が鏡の前で一生懸命パラパラ踊ってた」

単眼「え、えと…どういう反応、すればいいの?」

男「…そっとしておいてあげよう。既に動いている姿はビデオカメラに収めたし」

単眼「う、うん…」

男「次は…七不思議その二、別世界が映る大鏡」

単眼「別世界…吸い込まれたり、しない?」

男「さぁな、多分大丈夫だと思うけど」

単眼「わ、私は、男君と一緒なら…別世界でも///」

男「いや、それはいくらなんでも勘弁願いたい」


旧校舎1階、大鏡


男「特に問題はないな…」


光が反射して単眼の顔が不気味に写っていることを除けば


男「こっちはガセかな?」

単眼「お、男くん…あれ」

男「え?」


鏡の中、俺たちの後ろにあの日本人形が立っていた


男「」バッ


振り向く…日本人形が座っていた。部室に置いてきたはずなのに


単眼「あ、ありがち…だね」

男「う〜ん、ミステリー」

単眼「ミステリー、でいいのかな?」

今日はここまでです
もっと単眼っ娘のssが増えないかなー(チラッ、チラッ

一日一つ目!この画像は今までで一番可愛いと思ったわ
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/o/e/moeimg/0l0a1wj9ak8f6vl.jpg
単眼っ娘マジ可愛い

男「とりあえず何かよく分からないがこの日本人形を持っていってみよう」

単眼「も、もって行くの?それ」

男「ダメか?」

単眼「こ、怖いよ…」

男「でもこの鏡何も変わったところは無さそうだが…」

単眼「それはともかくさ」

男「ん?」

単眼「何でその日本人形抱いてるの…?」

男「そうだな、俺が持つよりお前のような可愛い女の子が持つべきだな」

単眼「か、可愛いって…///」

男「じゃあ、はい」

単眼「だからって渡そうとしないでよぉ!」

男「そんなこと言うなよ。ほら、悲しそうな顔してるぜ?」

単眼「表情が変わるのが怖いんだよぉ!!」

単眼「ひゃあぁぁ!」

男「どうした?」

単眼「い、今鏡の中を青白く光っている女の子が通った!」

男「マジか…いないな。鏡に映っただけで本当は俺たちの後ろを通ったんじゃないか?」

単眼「そういう怖いこと言わないでよ!」

男「大丈夫、怖くないよ」ナデナデ

単眼「うぅ…///」

男「さて、もう一回現れるまでカメラを構えてスタンバってるか」

単眼「えぇぇっ!?」

2時間後


男「一向に現れねぇ…」

単眼「すー…、すー…」

男「こいつも俺に寄りかかって寝ちゃったし」ナデナデ

単眼「むにゃ…男くん。大好き…」

男「可愛いなぁ…それにしてももう時間が時間だし明日も学校だからなぁ」

男「連れて帰ってやるか」ヒョイ





単眼「ひあぁ!!…わ、私、何で男くんに運ばれているの!?」

男「あ、起こしちまったか?いやぁ、寝てたから起こさないように家まで運んであげようと思ってさ」

単眼「それは分かったけど何でお姫様抱っこなの!///」

男「だってお前は俺の大事なお姫様だしな」

単眼「なんでそんな恥ずかしいセリフを堂々と言えるのよぅ…///」


いや、この照れてる表情が見たくてつい

…可愛いなぁ

「身長」


単眼「…はぁ」

男「どうした?元気無いぞ」

単眼「私、何で背が小さいんだろう…」

男「あぁ…そのこと」


単眼(男くんと同じ目線に立って話したいなぁ…)


男「」ポン

単眼「ふぇ?」

男「お前はそのままで充分可愛いよ、悩む必要なんてちっとも無いさ」ナデナデ

単眼「ふえぇ…撫ですぎぃ、髪乱れちゃうよぅ///」

男「そんでもってこの高さが一番頭撫でやすい」ナデナデ

単眼「…///」


男(それにこの高低差だと)


男の目線↓

単眼の目線↑


男(喋っていると単眼が常に上目使いなんだよなぁ。すごく可愛い)

単眼(うぅ…すごい笑顔で見つめられてるよぉ///)

「ジーッ」


単眼「ね、ねぇ男くん」

男「何?」ジーッ

単眼「な、何で私の顔を覗き込んでるのかな?///」

男「あ、お気になさらず」ジーッ

単眼「いやいや、気になるよ///」

男「目線を逸らさないでほしいな」

単眼「ふえぇ?何で?///」

男「いやいや、見つめているだけでいいから。簡単でしょう?」ジーッ


単眼(み、見つめるのも見つめられるのも恥ずかしいよぅ///)

男(この綺麗で大きな瞳が本当に可愛いなぁ、ずっと見つめていたいわ)




単眼「ね、ねぇ…本当にまだやるの?」

男「頼まれたしな」

単眼「うぅ…怖いのもうやだぁ…」

男「安心しろ、俺がついてる」

単眼「ん…手、握って」

男「あぁ」ギュ

単眼「…///」

少ないけど今日はここまでで

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