アニ「第一何で私なの？ミカサに着てもらえば？」

エレン「お前はバカか？」

アニ「仮にバカでもアンタとコニーよりはマシ」

エレン「ミカサなんかが着たって全然興奮しねぇだろ？」

アニ「いや、聞かれても……ていうか正直過ぎ」

エレン「いいから早く」

アニ「何で着なきゃいけないの？」

エレン「何で着ないの！？」

アニ「恥かしいから、バカみたいだから、アンタがキモいから。以上。」

エレン「そんなの理由になんねぇよ」

アニ「ちょっと憲兵呼んでくる」

エレン「待てって！！！」

アニ「憲兵呼ばないとアンタうるさいからね」

エレン「憲兵なんていつでも呼べるだろ！！」

アニ「だから今呼ぼうとしてるんだけど？」

エレン「憲兵呼んでどうするってんだ？俺はまだ何もしてねぇぞ？」

アニ「『まだ』ってアンタ……何かする気満々じゃん」

エレン「でも何もしてねぇぞ？」

アニ「はぁ………ここ…私の部屋で……帰って来たらクローゼットにアンタが居たんだけど。憲兵に言えばどうなる？」

エレン「間違いなくパクられるな」

アニ「憲兵さーん」

エレン「ちょっ待てよ！！」

エレン「憲兵はマジやめろって！！逆恨みとか怖いだろ！？」

アニ「それ私が気にする事なんだけど？それにアンタ程度の逆恨みなんか蹴りで片付けてあげるよ」

エレン「着てくれよぉぉ……ぐすっ……マジで……見たいんだよぉぉ……ぐすっ」

アニ「ちょっ！何も泣かなくても！」

エレン「じゃあ着てくれ」

アニ「嫌！なんで着なきゃいけないの？」

エレン「強いて言うならこの服全部お前のクローゼットに入ってたヤツだからな」

アニ「…………」

アニ「……そんなの着なきゃいけない理由にならないし」

エレン「でも着てるんだろ？」

アニ「着てない」

エレン「じゃあ何で持ってるんだ？」

アニ「持ってちゃいけないの？」

エレン「質問に質問で返すな」

アニ「アンタだって質問で返したじゃん」

エレン「つべこべ言わずに着ろ！」

アニ「嫌！！！」

エレン「皆に言うぞ」

アニ「！？」

アニ「そんなことしたら憲兵呼ぶからね！」

エレン「いいよ、皆に言うから」

アニ「先に捕まれば言えないじゃん」

エレン「ミカサが面会に来るからその時言う。んで、言いふらすように言う」

アニ「やめて」

エレン「じゃあ着ろ」

アニ「嫌…」

エレン「じゃあしょうがねぇな、憲兵を呼ぶか…」

アニ「待って」

エレン「ん？なんだ？着ないんだろ？」

アニ「着ないけど待って…」

エレン「何で待たなきゃいけないんだ？」

アニ「アンタ……ポケットから余罪がこぼれ出てるよ？」

エレン「余罪だと？」

アニ「ポケットから私のパンツらしき物がはみ出てる」

エレン「あちゃー」

アニ「返して」

エレン「話をすり替えるなよ？着るか着ないかの話をしてたろ？もちろんパンツは返さない」

アニ「私被害者なんだけど……」

エレン「被害を拡大したくないだろ？さぁ…」つバニースーツ

アニ「………」

アニ「そのパンツあげるからおとなしく帰ってくれない？通報もしないいから」

エレン「パンツはもちろん貰う。そして早く着ろ」

アニ「着なくて済む方法無い？」

エレン「一発ヤらせt…

アニ「嫌！！！」

エレン「じゃあ無理。着るしかない」

アニ「嫌だ！！！やだやだやだ！！！！」

エレン「じゃあこの服とパンツは没収だな。明日黒板に全部貼り付けといてやるよ」

アニ「やめてよぉぉぉぉ」

エレン「じゃあ着るんだな？」

アニ「着る…」

エレン「最初からそう言え」

アニ「…………」

エレン「………」

アニ「………」

エレン「何してる？さっさと着ろよ」

アニ「着替えるから外出て」

エレン「何を世迷言を……着替えも見るだろ普通」

アニ「ならぬ！！！」

アニ「ここは譲らない。外出てくれなきゃ通報する」

エレン「皆に言うぞ？」

アニ「それでもいい」

エレン「ぐぬぬ……」

エレン「よし、外に出よう……」

アニ「早く出て」

エレン「わかってるよ」ガチャ

バタン

アニ「」カチャ

エレン「！？」

エレン「おい！！てめぇ！！何カギ閉めてんだ！！ふざけんな！！！」ガチャガチャガチャ

アニ「カギ閉められて困る事でもあるの？」

エレン「覗けねぇだろーが！！」

アニ「そんな事だろうと思ってたよ！！！」

～10分後～

エレン「なぁ、まだか？」

アニ「…………」

エレン「おーい！」バンバンバン！

アニ「………」zzz

エレン「返事しろ！！」バンバンバン！

エレン「………」(え？もしかして……締め出されただけ？)

エレン「おい！ふざけんな！皆に言うぞ！！コラ！！出て来い！！バニー姿見せろ！！」ガチャガチャガチャガチャガチャ

アニ「………」zzzz

エレン「くそ…完全無視してやがる。このままじゃ収まりがつかねぇ………そうだ！いいこと考えた！」

カチャカチャカチャ

エレン「へへへ、ピッキングでこじ開けて侵入してやるぜ！ついでにアニの下の鍵穴もピッキングしてやる」カチャカチャカチャカチャ

エレン「………」カチャカチャカチャカチャ

エレン「………」カチャカチャカチャカチャカチャ

カチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャ

エレン「だぁぁぁぁ！！！！全っ然開かねぇ！！なんだコレ！！空き巣ってどうやって開けてんだ！？」

エレン「何か他に方法は……」

エレン「おはよう」

ユミル「何がおはようだ……」

エレン「？」

ユミル「私の部屋の私のベッドの中に何でお前が居るんだ？」

エレン「ピッキングの技法を教えてもらおうとして来たらカギが開いてて部屋に入ると新鮮な女の匂いが漂ってきてつい…」

ユミル「きもちわりぃんだが…」

エレン「いいからピッキングのやり方教えてくれ」

ユミル「何で私に？」(こいつ私が泥棒してたの知ってて来たのか？)

エレン「お前が1番手癖が悪そうだから」

ユミル「光栄だね……ベッドから出て行ってくれないか？」

エレン「そりゃ無理だ」

ユミル「なんでだよ！！」

エレン「すげぇ良い匂いするじゃん」くんかくんか

ユミル「きめぇ……」

ユミル「ピッキングのやり方教えりゃ帰るんだな？」

エレン「そのつもりだったけどお前の鍵穴をピッキングしたくなってきた」

ユミル「私の鍵穴？………」

ユミル「何言ってんだバカ！！！」

エレン「満更でもないようだな？さぁて鍵穴はここかな？」もぞもぞ

ユミル「ちょっ……やめ……そこダメ……あっ…」

ぎしぎしあんあん


エレン「ふぅ………」

ユミル「意外とテクニシャン……」ぐったり

エレン「毎晩100を超えるイメージトレーニング(妄想)の賜物だ」

ユミル「で、ピッキングの仕方だな」

エレン「あ～……何かピッキングとかどうでも良くなって来たなぁ」

ユミル「教えなくていいのか？」

エレン「一応教えてくれ」

ユミル「そもそも何に使う気だ？」

エレン「秘密だ」

ユミル「どうせエロい事に使うんだろ」

エレン「知ってるなら聞くな」

ユミル「まぁいいや。いいか？ここをこうして……」

レクチャー中

ユミル「わかるか？」つ針金

エレン「………」ムラムラ

ユミル「おい、聞いてんのか変態！！」

エレン「ムラムラしてて半分しか聞いてねぇな」

ユミル「ムラムラすんな、話聞け」

エレン「ヤるぞ！」

ユミル「さっきしたばっかだろ！！アホ！！」

エレン「据え膳食わぬは何とやらって言うだろ？ほら、しゃぶるだけでいいからよ」

ユミル「どこに据え膳があんだよどこに！！ちょっ！やめ！もごっ……んんぅ……」

どぴゅっ

エレン「ふぅ………」

ユミル「んん……」

エレン「吐くんじゃねぇぞ。ちゃんと飲めよ」

ユミル「……」ごくっ

ユミル「けほっ……けほっ……」

エレン「おかわり欲しいか？」

ユミル「要るワケねぇだろ！苦くてネチョネチョしてて飲めたもんじゃねぇよ！！変態！！」

エレン「よーし、ピッキング習得もウォーミングアップも終わったし！本丸を落としに行くか！」

ユミル「え……ヤリ捨て？」

エレン「気ぃ向いたらまたヤッてやるよ」

ユミル「いや、いい…」

アニの部屋

エレン「ゲッ ワイ エン タフ！！僕だけで～開かない部屋の鍵を開けて～♪(正:一人では解けない愛のパズルを抱いて)」カチャカチャカチャ

エレン「ゲッ チャンス エン ラック！！1人だけ～コスプレの夢を取り戻すよ～♪(正:1人でも傷付いた夢を取り戻すよ)」カチャカチャカチャ

カチャ！！

エレン「へへへ、開いた開いた」

キース「何をしている？」

エレン「は？忍び込んでわいせつ行為に決まってんだろ」

エレン「はっ！」

キース「ほう」

エレン「っていうのは冗談です……」