咲SS総合スレ (885)

とにかく思いついた咲のSSを投下するスレ

百合でもノーマルでも咲のSSなら基本問題なしです。


ただし、投下しようとしているSSにノーマル、百合、ホモ、鬱、18禁描写、キャラdis等の

成分がある場合は投下する前に事前に警告するようにお願いします。



名前欄にカプorジャンル警告を書いてください。

投下開始と終了は宣言して投下が被らないように注意してください。

SSを投下する時は即興ではなく、書き溜めをしてください。

雑談は基本なしですが、SSの感想などはもちろんありです。

投下後は5分以上は時間を開けてください、乙が付けずらくなります。



上記のルールを守ってこのスレを使ってください。






SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1352301295

咲「今日は三人だけだね」

和「部長は学生議会のお仕事、染谷先輩は家のお手伝いですからね」

優希「京太郎は来れるはずだったんだけどなー」

咲「何しよっか?」

和「期末考査が近いですから勉強でもしましょうか」

優希「バカもの! ここは麻雀部だぞ、学業など持ち込むでないっ」

和「ゆーきが赤点回避できそうならいいんですけど」

優希「ら……楽勝だじぇ! まあ、麻雀部らしいことをするじょ」


和「じゃあ、たまには牌譜検討でもしましょうか」

和「……特に咲さんの牌譜には物申したいことがたくさんあります」

咲「ふ、普通に三麻じゃダメかな?」

和「インハイに三麻はありません」

優希「だ、誰か……四人目の打ち手はおらんのか!」

はやり「ここにいるぞ☆」

咲「わっ……ど、どなたですか?」

優希「牌のおねえさん(28)! 牌のおねえさん(28)じゃないか!」

優希「なんでこんなとこにいるんだ?」

はやり「和ちゃんに会いたくて来ちゃいましたー」

咲「あれ? お知り合いなの?」

和「……人違いです」

はやり「キャー☆ 照れてる照れてる」

はやり「そんな照れずに、はやりお姉ちゃんに甘えていいんだゾ☆」

咲「……お姉ちゃん?」

和「人違いです」

優希「和ちゃんに姉がいるなんて初耳だじぇ」


優希「ってあれ……苗字違うじょ?」

はやり「瑞原ってのは芸名ですよ。母の旧姓と原村から一文字ずつとったんです」

はやり「アイドル年鑑にはちゃんと本名も書いてるよ☆」

優希(……冷静に考えるとこの歳でプロ雀士なのにアイドルって)

優希(戒能プロがイタコなら、この人は痛子だじぇ)


和「……何で長野にいるんですか?」

はやり「ムスッとした顔も世界一かわいいよ!」

和「」イラッ

はやり「実は長野でテレビの収録があったの」

はやり「でー、久しぶりに和ちゃんに会いたくなったからパパッと済ませて来ちゃった☆」

和「干されればいいのに」

はやり「そしたらいまよりずっと和ちゃんに会いに来れるね!」

和「海外に飛ばされてしまえばいいのに」

咲「の、和ちゃん……せっかくお姉さんが会いに来てくれたんだから、冷たくしちゃダメだよ」

はやり「そうだそうだー」

和「私に姉なんていません……!」

何となく思いついたので。
もし、仮に姉妹だったとしても原村父に勘当されてそうな(アイドル的に考えて)

スレ汚し失礼しましたー。

京(先輩に急に倉庫に来いって言われた…俺何かしたか?)

ガララッ

京「先輩…居ますかぁ?」

「ん、ようやく来たか」

京「お、俺何かしでかしちゃいましたか?(汗」

「いや、今日は言いたいことがあるから呼んだんだ」

京「言いたいこととは…?(ゴクリ」

「私は君が好きだ付き合ってくれ」

京「えっ!?」

京「こ、これって告白って…やつですか?」

「そうだ、何回も言わせないでくれ…恥ずかしいんだ///」

「もう一度言う、私は君が好きだ…付き合ってくれ」

京「え、お、俺なんかでいいんですか?」

「ああ、君が…好きなんだ」

京「………………」


(・・・・・・やっぱり尭深や淡のが良いのだろうか)


京「…せんp、いや菫さん!俺も…菫さんの事が大好きでした!」

京「なんも取り柄も無い俺で良ければ付き合ってください!」


返事を聞いたとたんに目から涙が溢れてくる


菫「よか、った、ことわられた、らどうしよ、うかと」





京「菫さん、俺…絶対に菫さんを離しませんからね?」

菫「ああ、私も絶対に君を離さない」


的な・・・

長野にて

淡「サキー! はいこれチョコレート!」

咲「あ、淡ちゃん、どうしたのこれ…?」

淡「どうしたのって今日はバレンタインデーでしょ? サキにチョコレートあげるって決めてたんだから!」フンス

咲「本当に? ありがとう淡ちゃん!」

淡「えへへ、どーいたいましてー!」テレテレ

咲「それじゃあ私もお返ししないといけないね……」

淡「んー、ホワイトデーに返してくれれば十分だけどね」

咲「駄目だよ、折角のバレンタインデーなんだし……淡ちゃんにも喜んでほしいもん」

淡「ふーん、だったら……」ニヤリッ

チュッ

咲「……ふぇっ!?」

淡「これでいいかな。サキ、大好きだよ……」

咲「あ、淡ちゃん……わ、私も……大好きだよ?///」

淡「サキ……これからもずっと一緒にいようね?」

咲「うん、約束だよ……」


投稿ってこんな感じでいいのかな?


豊音「そういえば、シロってどうしてそんなにダルダルになったのー?」

エイスリン「キニナル!」

シロ(ダルダル……)

シロ「……」 ンー

シロ「塞と胡桃が昔から私を甘やかしたせい……かなぁ……」

塞 胡桃「「は!?」」


塞「いやいや、出逢った頃からずっとダルダルだったよね!?」

胡桃「むしろ私達のおかげで、ちょっとはマシになってると思うよ!」

シロ「……」 ム…

胡桃「大体、シロを甘やかしてるのは塞だけだし」

塞「えっ」


胡桃「私はいつも、ちゃんと注意してるもん」

塞「わ、私も注意してるでしょ……?」

胡桃「口だけね」

胡桃「「もう、シロってば……」と言いながら、いつも嬉しそうにシロの世話を焼く塞であった」

豊音「うんっ、そうかもー」 アハハ

エイスリン「……」 コクコク

塞「ぐっ……」

胡桃「ほんと、塞は世話焼き魔神だねっ!」 ハァ

塞「魔神!?」

豊音「なんだか強そうだよー」

――――――――

胡桃「甘やかしすぎるのはシロのためにもならないでしょ」

胡桃「大体塞はいつもいつも……」 クドクド

シロ「……」 ダルダルー

――――――――

エイスリン「キョウイク ホウシンノ チガイ?」

豊音「そうだよー。いつもの夫婦喧嘩だねー」 アハハ

エイスリン「……」 カキカキ 【犬】

エイスリン「Dog モ タベナイ!」

豊音「おお、よく知ってるね、エイスリンさんっ!」

エイスリン「ベンキョウシタ!」 エヘン

豊音「その犬も、ちょーかわいいよー」 ニコニコ

終了宣言忘れてました、申し訳ないです

ここって10レス以上のssでもいいのかな? 意外に長くなっちゃったんだけど……。

そっか、ありがとう。それじゃ投下します。

百合ですので嫌いな方はご容赦を。


淡「菫ってさ、オトナだよね」

いつもの如く、唐突に。そして楽しそうに、こいつは言った。

何が気に入ったのか、或いは何が気に食わないのか、時折こちらが困惑するほどに、とにかく淡はコロコロと表情が変わる。

好奇心が服を着て歩いているような。

子供心を捨て忘れてきたかのような。

そんな無邪気で、そして無防備な奴だ。

菫「……なんだ、いきなり」


無邪気──なのは、見ての通り。

高校一年生にもなって、足をぷらぷらとさせながら、オレンジジュースのストローをくわえたりする。

淡「んー? なんとなく、そう思っただけ」


無防備──なのは、私がそう思っているだけ。

こうして隣に座る淡から、ふわりと髪の匂いがするだけで、今すぐその頭を撫でてやりたいと思う。

時折身体を揺らす淡の制服。衣擦れがもどかしい。

至近距離で屈託なく笑う淡を見ていると、胸の奥が暖かくなっていく。

でも。

そんな私の気持ちに、淡は気付いていない。

気付いていないから、こんなに近くで笑いかけてくる。

ちょっと手を伸ばせば、柔らかそうな髪に届くほどの近さで。

ちょっと腕を伸ばせば、肩を抱き寄せられるくらいの近さで。

ちょっと身を寄せれば、温もりを独り占めできそうな近さで。

私のそんな気持ちなんて知らずに。

淡は、無防備に笑っている。


菫「私はそんなに、オトナじゃないよ」

淡「いやいや。だって菫、背高いし、スタイル良いし、声も低いし、料理も上手いし」

菫「声は関係ないと思うけどな……」

菫の声を聞いていると落ち着く。

そんな事を言われたのは、いつのことだったか。

その時は適当にあしらったけれど、自宅に帰って一人で舞い上がったのは、未来永劫秘密にするつもりだ。

淡「まぁ、麻雀は私のほうが強いけど!」

菫「……」

淡「んぅ」

軽く額を人差し指でつつく。へへ、と反省の色も見せずに笑った。

まぁ、私も怒ったわけではないから構わないのだけれど。

その、淡の笑顔に対して。

──可愛い、と言えたら。

どれほど、楽になれるだろうか。

……でも、それは言えない。

菫「そんなに持ち上げても何も出ないぞ」

淡「ちぇ。けち」

菫「……はぁ。全く」

淡「えへ」


淡。私は、お前が思うほど、オトナじゃないよ。

学校の宿題で悩んだりだってする。

休みの日は自室でごろごろしたりする。

夜に甘いものを食べてちょっと後悔したりする。

それに。

こうしてお前と話している瞬間が何より愛しいと思うほどには。

お前とずっと二人でいたいと思うほどには。

私も、子供なんだよ。

だから。

そんなに、持ち上げないでくれ。

そんなに、引き離さないでくれ。

私とお前は、本当に二年分の違いしかないんだから。

私とお前は、まだまだ子供だから。

私だけ、私一人だけ、オトナにしないで欲しい。

そんな名誉や褒め言葉より、私は。

子供でもいいから、お前とずっと一緒に居たいんだよ。


淡「あ。照来た」

照「遅くなった」

ぱっと淡の身体が離れる。部室に来た照を見て、立ち上がったからだ。

──ああ。分かってる。

そういう事なんだって。

淡は無邪気で無防備なだけだって。

こいつは誰に対してもこうで、どんな感情にもこうなんだって。

決して私が、淡にとって特別なわけではないんだって。

だって。こいつは。


淡「待ちくたびれたよー」

照「ごめん、職員室に用があって」


……淡は。

私より、照が好きなんだから。


淡「今日は負けないから」

照「私もそのつもり」

淡「菫、入ってよ」

菫「……分かってる」


二人が交際をしているとか、そういうわけではない。

だけれど、二人の様子を見ていれば分かる。

親友の照と、私の好きな淡。

そんな二人を見ていれば、嫌でも。

淡「照。菫って、オトナだよね?」

照「どうしたの、突然」

淡「照が来る前に、そういう話をしてたんだよ」

照「ああ……」

卓を囲みながら─残りの一席には、尭深が入ってくれた─、二人が話す。

私の上家に照、対面に淡。

まるで二人が楽しく話しているところを、見せつけられている気分だ。

……。

……、いや。

まるで、なんて比喩をしなくても。見ないようにしなくても。

この場合、それは文字通りそうといえよう。

ただ、そう思いたくないから、比喩に逃げただけで。


淡は、照の事を好いているし、照も、そんな淡の事を受け入れている。

明確に恋だと言う名義をされていない関係だけれど、いずれ二人がそうなっても、決しておかしくない。

遅いか早いかの、違いだけだ。

二人が付き合うのが早いか。

私が淡を諦めるのが遅いか。

……ただ、それだけの、違い。


淡「で、菫は違うって言うんだけど」

照「ん……」


ちくりと、胸が痛んだ。

淡に、突き放されるようで。

そして、照にもそうされそうで。

一縷の望みを賭けるように、私は二人の言葉に耳をそばだてた。


淡「菫、背高いし、スタイル良いし、声低いし、料理上手いし」

照「声は関係ないと思うけど……」

淡「そうかなぁ。結構、声大事だと思うけど」

照「でも、確かに菫は淡よりオトナ」

淡「でしょー?」

胸を刺す痛みが、一つ増えた。

淡「って私だけ? 照は?」

照「私は淡よりオトナ」

淡「どこが」

じとりと淡が、半眼で照を見据える。

それには、同意したい。

そして同意するからこそ、辛い。

淡「照だって、料理できないし、ぼーっとしてるし、お菓子食べてもすぐこぼすし、スタイルだって私とどっこいだし」

照「……最後のだけは言われたくない」

照にも意地があるらしい。

……皆まで言うまい。

まぁ、それはともかく。


淡「そんな照が、私よりオトナなわけないでしょ。どっこいだよ」

照「むぅ……」

淡「ね。菫はどう思う?」

菫「私、か?」

淡「そそ。私と照、どっちがオトナ?」


考える。考える必要はないけれど、考えるフリをする。

無邪気で無防備で、そして無頓着で無神経だ。

私が、お前のことを好きだなんてこと、知らないんだろう。

私だけオトナだと言われることが辛いのも、知らないだろう。

私は二人と同じ高校生で、そして。

二人と同じような恋をしていると言うのに。

二人だけが、幸せになれる。

私だけが、幸せになれない。


──だけれど。

私は、この想いが無駄だなんてこれっぽっちも思わない。

恋をしなければ良かったなんて。

淡を好きにならなければなんて。

そんな事は、一切思わない。

親友と後輩。

私の好きな人が二人、幸せになれる。

私の好きな人が二人、恋を叶えられる。

片方は無邪気さの延長、まだ小さく咲いた淡い色の恋。

片方はそれに気付いてすらいない、まだ蕾の状態の恋。

それでも。

きっと二人は、幸せになれる。

私は、そう確信している。

そして私は。それで、いいと、思う。

思った。

思うことにした。

……思って、割り切って。決心した。


菫「……、私から言わせれば、二人とも子供だ」

淡「えー」

照「ひどい」

菫「ひどくない。オトナな私が言うんだから、間違ってないだろ?」

淡「むー」

照「むぅ」

分かりやすくむくれる淡と、小さく拗ねる照。

本当に、そういうところは、良く似ている。

……だから。

きっと、幸せになれる。


じくじくと胸が痛むけれど、何故だか不思議と、自然な笑顔を浮かべることが出来た。

ああ。

きっと、こう言うところを、淡は。オトナだって、言ってくれたんだな。


菫「子供同士、そのまま付き合ったらどうだ?」

淡「ふぇ!?」

照「す、菫。何を」

菫「照、それロンだ」

照「え」

菫「悪いな。私の逆転で終了だ」

照「……ずるい」

菫「ずるくないさ。嘘をついたつもりはない」


オトナなんて言葉、好きじゃなかったけれど。

今だけは、それも良い気がしてきた。


菫「お前達、きっとお似合いだぞ」

淡「……そうかな」

菫「ああ」

淡「……えへへ」

嬉しそうに、淡が笑った。

いつもの、私に向ける快活なそれではなく。

ふにゃりとした、甘い笑顔。

私に向けて欲しかった、蕩けるような笑顔。

照「……私の意思は」

淡「照、私のこと嫌い?」

照「いや、そうじゃない、けど」

淡「じゃ、私の事好き?」

照「むぅ……」

じっと、淡が照を見る。

熱を帯びた瞳で。照を見る。


淡「……私は、照の事、好きだよ」

淡「ずっと一緒にいたい」


期待と不安の入り混じった顔。少し身を乗り出す辺りがいじらしい。

照は、そんな淡から目を逸らして口をむぐむぐと動かしている。

照の癖。答えづらいとよくする、癖だ。


なぁ、照。早く答えてやれ。淡が待ってるぞ。

どうせ、心は決まってるくせに。


照「……、淡のことは、その」

淡「……うん」

照「嫌いじゃ、ない」

淡「それ、さっき聞いた」

照「むしろ、好き、だと……思う」

淡「思う、って曖昧」

照「いや、好きなのは、確かだけど。そういう、淡の思ってる“好き”と一緒なのか……自分でも、良く分からない」

こんなに動揺する照を見るのは、久々だ。


二人に聞こえないように、そっと息を吐く。


照「……だから、その」


ありがとう、と小さく淡に、心の中で呟く。

こうして平静を保っていられるのも。オトナでいられたからだろう。

二人より、ほんのちょっとだけ、オトナになれたみたいだ。


照「答え、出せるのは遅くなると思う。それでも……良い?」

淡「……うん!」


弾けるような笑顔。眩しくて可愛い笑顔。

心のフィルターから消せるのは、どれくらいかかるのかな。

がんばれよ、と小さく照に、心の中で呟く。

淡は見ての通り、無邪気で無防備で無頓着で無神経なやつだけど。

お前のこと、本当に好きだから。

その手、放さないでやってくれ。

色々と大変だろうけれど、私でよかったらいくらでも協力するから。

親友と、後輩のためなら。いくらでも。

だから、がんばれ。


淡「菫っ」

菫「……ん。なんだ?」

淡「ありがとう!」

それは、淡が初めて私に向けてくれた、ふにゃりとした笑顔。

これから一杯照に向けるであろう、柔らかな笑顔。

甘くて蕩けそうな、見ているだけで涙が出てきそうな、淡の笑顔。

熱くなりかけた目の奥を、無理やりに鎮める。

私はオトナだから。

こんな所で、泣いたりはしないぞ。


──ああ。忘れてた。

もう一つ、言うべき事があったな。


菫「……おめでとう」


私の恋は叶わなかったけれど。

淡の恋が──二人の恋がこれから叶うのならば。

決して私の想いは無駄にはならない。

例えそれが、私に向けたものでないにしても、私の恋した淡が、私の自慢の親友に笑ってくれるなら。


きっと、それも私にとって。

……幸せなんだろうと、思えるから。


おわり。

長文乱文失礼しました。以上です。

すばら!
最近切ない菫さんをよく見かける気がするな

胡桃×豊根、軽めの百合?
苦手な方はご注意を。

胡桃「んしょ……んしょ……」

胡桃「……ふぅ、重い重い」

本とか教科書とか、そういったものを入れたダンボールを持ってきた。

その辺において、その上に座ってみる。

胡桃「……まだ、足りないよね」

もっとほしいな……でも、そんなにあるかな、ダンボール。

せめて何か固い箱があればいいんだけど……なさそうなんだもん。

胡桃「……きっと、こういった押入れの中とか……ん、あった」

いつかにしまわれて、そして二度と日の目を見ることのない、ほこり被ったダンボール。

いったい何が入っているのか、少し気になるけれど。

胡桃「……ん、硬さは問題なし」

そんなことよりまずはこれを積み上げないと。

どんどん高く、もっと高く。

天井に届くくらい、高く、高く。

胡桃「よい……しょっと!」

胡桃「ふぅ……もー、こんなに何が入ってるんだろ」

胡桃「……っと、そうじゃなくて、ん……しょっと!」

二段重ねたダンボールの上に乗る。

……まだ足りない、かぁ。

それじゃもう一つ……。

豊音「何してるのー?」

胡桃「ひうっ!?」

胡桃「と……豊音?」

豊音「そだよー」

……びっくりした。

上の方から声がかかるから余計に。

豊音「で、何してるのー?」

胡桃「……」

教えるべきか、否か。

……うぅ、ちょっと恥ずかしい。

胡桃「……ん、ちょっとダンボール積み上げているだけ」

結局いつか教えることになるのに、変に思われるのがやっぱり怖くて。

少しだけ、遠回り。

豊音「ふーん……」

豊音「……ね、手伝おうかー?」

胡桃「ううん、大丈夫大丈夫、あとこれを積み重ねるだけだから」

そしたら、きっと高さは足りるから。

押入れの中からもう一個ダンボールを取り出して、それを持ち上げる。

胡桃「んしょ……んしょ……」

胡桃「ん……っ」

二つ積み重なったダンボールの上に置かないといけないんだけど。

く……ぅ、重い。

もうちょっと、もうちょっと持ち上げて……。

豊音「やっぱり手伝うよー」

胡桃「あっ!」

後ろからひょい、と持っていたダンボールを持ち上げられた。

……その身長差に少しだけむっとする。

豊音「えっと……ここにおけばいいんだよねー?」

胡桃「あ……うん、そう、だけど」

豊音「よいしょ!」

軽々しく、豊音はそれを二つ積み重なったダンボールの上に置いた。

豊音「これでいい?」

胡桃「……あってるけど」

豊音「?」

せめて、彼女の助けを得られずにやりたかったなぁ、と不満に思う。

きっと顔に出ているのだろう、彼女は不思議な顔を見せていた。

……これは、私の自己満足だって言うのに、どうして彼女に嫉妬しているのだろうか。

その身長差に嫉妬しているのだろうか。

胡桃「ありがと、豊音」

豊音「どういたしましてー」

胡桃「……それで、もう一つお願いなんだけど」

まあ、結果オーライだよ、私。

だってほら、呼びいく手間が省けたんだから。

胡桃「そこで、ちょっと立っててくれない?」

豊根「……ここ?」

胡桃「そこそこ」

豊音「んー」

ダンボールの前に豊音を立たせた。

不思議そうに私を見つめる視線……大丈夫だよ、すぐに答えはわかるから。

胡桃「そのまま待っててね」

彼女にもう一度頼んで、私はダンボールを昇り始めた。

豊音「わわ、危ないよー!」

胡桃「大丈夫大丈夫」

一段目、二段目、三段目。

途中落ちそうになったけれど、そこは努力で何とかする。

体がちっちゃいとこういうところでちょっと動きやすかったりするから楽、でも嬉しくない。

……さて、てっぺんに到達、と。

くるりと振り返り、豊音の方を向いて、座る。

胡桃「じゃん!」

彼女の顔が目の前に。

見上げる時と違う、腰を下げて私に向けた顔と違う。

彼女のそのままの顔が今、私の目の前に。

胡桃「ふふん、これで豊音と同じ高さだよ!」

豊音「本当だ、すごいよー!」

胡桃「えへん!」

腰に手を当てて威張る素振り。

内心は変に思われなくてよかったな、と安堵の溜息の嵐。

漸く、彼女の高みにたどり着いたよ、なんてね、ふふ。

……いつもいつも見上げていたから。

たまにはこうして、向き合ってみたいんだもん。

胡桃「豊音の顔が目の前にあるなんて何か新鮮」

豊音「私もー」

豊音「いつも越を下げて胡桃を見てたからねー」

胡桃「むぅ……」

豊音「あははっ」

……本当、彼女の身長が羨ましい。

でも彼女からしたらそうじゃないんだろう。

だからこれはお門違いである。

わかっている。

わかっていても。

……その身長が羨ましい。

胡桃「ね、豊音。もっと近づいてよ」

豊音「こう?」

胡桃「そうそう……えいっ!」ギュッ

豊音「わわっ!?」

胡桃「えへへ」

だから、漸く辿りついたこの高さを満喫しよう。

彼女をもうちょっと近づけ、私は彼女に抱きしめた。

豊音「あ、危ないよー!」

胡桃「大丈夫だよ、私ちっちゃいから!」

豊音「どういう問題!?」

胡桃「そういう問題!」

ぎゅーっと彼女にしめつける。

こうするためにわざわざ安定しているものを積み重ねたのだから。

胡桃「だって……たまにはこうやって、私から抱きしめてたいんだもん」

胡桃「いっつも子供みたいに抱っこされるのは不満だよ!」

豊音「え、い、嫌だったー?」

胡桃「あ、いや、嫌じゃないけど」

むしろ嬉しいけど。

胡桃「……なんていうか、愛玩っていう感じがして……」

豊音「そんなことないよー?」

胡桃「そうなんだろうけど……ね」

体まで持ち上げて抱きしめられたり、逆に彼女が屈んで抱きしめてきたり。

まるで、幼子を相手にする母親のようで。

憎んでいるわけではない、ただ少しむっとしただけで。

それがどんどん積み重なって。

もしかして彼女は私をそういう対象に見ていないんじゃないかなって少し不安になって。

そして今日、爆発した。

胡桃「まあ、こんな危ないことをするのは今日だけだから」

胡桃「だから、もうちょっとだけ、こうして、ぎゅーっと」

豊音「……あははっ」

豊音「胡桃は可愛いねー」

抱きしめる私を優しく撫でた。

まったくもう、それが私を爆発させたというのに。

豊音「……っと、こういうのがダメ、なのかな?」

豊根「それじゃ……ん」

胡桃「~~!?」

撫でるのを止めた彼女は私に顔を近づける。

そのまま唇と唇が触れ合った。

ぷるぷるした、柔らかい唇が私の唇に触れる。

触れるだけ。

ちゅっ、と小さな音がするようなバタフライキス。

豊音「……ふふ」

豊音「恋人じゃなかったらこんなことしないよー?」

胡桃「……もう、ずるいよ」

豊音「何がー?」

胡桃「……もっとしたくなるんだもん」

更に彼女に触れ合いたいって、ドキドキと心臓が高鳴る。

胡桃「……ね、離れている間、寂しくなっちゃうから」

胡桃「……充電、して?」

豊音「ふふ」

豊音「やっぱり胡桃は可愛いよー」

……今度は違う意味で爆発してしまったな、なんて。

私に笑いかける彼女を見て思う。

おかしいな、さっきと同じ可愛いという単語なのになぁ。

豊音「よいしょ!」

簡単に私を持ち上げて、彼女は椅子に座る。

そして、その上に私は座る、彼女の顔は目の前のまま。

豊音「……ん」チュッ

胡桃「ん……」チュッ

言葉は交わさず、心を交わす。

結局子供みたいな扱いは変わらないのに。

身長差は変わらないのに。

……この身長差があるからこそ、彼女に全身で受け止めてもらえるんだって。

彼女の体を全身で感じれるんだって。

前から知っていたはずのそれを再確認することができた。

……子ども扱いでも。

子供と親のように周りから見えても。

彼女がこうして私を愛してくれるのなら。

それでも……いいかな。

……まあ、それとは別に、今日と同じことをまたいつかやろっと。

あの高さは癖になりそうだ。

やっぱり身長が高いっていいなぁ。

……。

……あれ、結局さっきと何も変わってない?

おしまい、身長差カップルって素晴らしいな、とふと思い立ったので。

ジャンルは特になし。玄について

ところで気になったんだけど、このスレって基本sage進行?

更新し忘れた……>>61さんすいません

了解です

すばら!

自分も投下します
友香とエイスリン、ノーマル

友香「~♪」

友香「何のもっかな~……っと」

友香「……ん、あれは……」

エイスリン「……umm」キョロキョロ

エイスリン「エト……アノ!」

通行人A「……」プイッ

エイスリン「アノ!」

通行人B「……」プイッ

エイスリン「……ウゥ」

エイスリン「……ココ、ドコ……」

エイスリン「……ウゥ」グス

友香「May I help you?」

エイスリン「!」

エイスリン「……イイノ?」

友香「おっと……日本語使えるんでー?」

エイスリン「……スコシ、ダケ」

友香「そんくらい喋ればじゅーぶんっ」

友香「どうしたんでー?」

エイスリン「……エト……umm……マイ、ゴ?」

友香「マイゴ……まいご……ああ、迷子?」

エイスリン「……」コクコク

友香「にゃはは、海外留学の経験がこんなところで役に立つとは思わなかったんでー」

友香「どこに行くつもりだったんでー?」

エイスリン「ミヤモリ」

友香「ミヤモリ?」

エイスリン「……」コクコク

友香「宮守……宮守……ああ!」

友香「なんか先輩がちょっと前に見せてくれた気がする……こう」

友香「こーんな感じのおっきい人がいるとこだよね?」

エイスリン「ウンウン!」

友香「ってことは、えっと……」

友香「ん、こっちでー!」

エイスリン「ツレテ……クレルノ?」

友香「勿論っ!」

友香「一期一会だよ一期一会」

エイスリン「……?」クビカシゲ

友香「まだ難しかったかな、にゃはっ」

友香「……っと、自己紹介がまだだったね」

友香「私は森垣友香、一年でー」

エイスリン「エイスリン!」

友香「オッケー、エイスリンね、よろっ!」

エイスリン「?」

友香「あーっと……Nice to meet you!」

エイスリン「Nice to meet you too!」

………………。
…………。
……。

友香「えっと……エイスリンはBブロックでー?」

エイスリン「ウン……ユウカハ?」

友香「私はAブロック」

友香「にゃはっ、当たるまでには結構時間かかりそう」

エイスリン「ガンバル!」グッ

友香「ん、私もがんばるんでー!」

友香「……でも、エイスリンは――ああ、もうめんどいっ!」

エイスリン「?」

友香「今からエーちゃんってよぶんで、よろっ!」

エイスリン「?……?」

友香「あ、そっか……えっと……」

友香「あだ名……って言ってわかる?」

エイスリン「ワカル!」

エイスリン「ワタシ、エイチャン……ガ……アダナ!」

友香「おっと、もうすでにあったんだ」

友香「まいっか、今からエーちゃんって呼ぶんでー」

エイスリン「……ン、ワカッタ」

友香「そんでー……ああ、そうそう。エーちゃんと私はあたらないんだよねーって」

エイスリン「ソウナノ?」

友香「そーそー。私副将なんでー」

友香「エーちゃんは次峰だよね?」

エイスリン「……」コクコク

エイスリン「……チョット……ザンネン」

友香「同感……ああ、同じでー」

友香「……っと、そろそろかな?」

エイスリン「……」キョロキョロ

エイスリン「ア、アッタ!」

友香「ほんとだ」

エイスリン「ヤッタ!」

友香「いぇい!」パン

エイスリン「イェイ!」パン

友香「ふふん、私のおかげなんでー」ドヤッ

エイスリン「アリガト、ユウカ!」

友香「どういたしまして」

友香「私も向こうでいっぱい助けてもらったし、お返しでー!」

エイスリン「?」

友香「んにゃ、エーちゃんには助けてもらってないかな、にゃはは」

エイスリン「??」

友香「気にしなくてもいいんでー」

友香「……っと、それじゃあ私もそろそろ戻らなきゃ」

友香「そんじゃまた――」タッ

エイスリン「ア……マ……マッテ!」

友香「んー?」

エイスリン「……エット……ユウカ」

エイスリン「マタ……アエル?」

友香「……にゃは」

友香「決勝で待ってるんでー!」

友香「エーちゃん達もがんばれっ!」

エイスリン「!」

エイスリン「ウンッ!」

友香「そんじゃ、またねー!」フリフリ

エイスリン「……」フリフリ

エイスリン「……ガンバル!」グッ

エイスリン「タダイマ!」

豊音「お帰りー」

胡桃「遅いよ、もう!」

塞「……何かあった」

エイスリン「ン、ナニモ」

白望「……それにしては、おそかった、けど」

胡桃「実は何か隠しているんじゃない?」

豊音「遊んでたら高価な壺を割っちゃったとか?」

塞「あははっ、胡桃じゃないんだからそれはないよ」

胡桃「私だって無いよ!」

エイスリン「エト……」

エイスリン「タダ、チョット……マイゴ」

エイスリン「ダッタダケ……デー」

塞「絶対何かあったでしょ!?」

胡桃「『でー』って、何、『でー』って!?」

豊音「また一つ日本語覚えれたねー」

エイスリン「……」ドヤッ

胡桃「その日本語は覚える必要ないよ!」

塞「……というか、口癖だよね、それ多分」

豊根「私たちの口癖もそのうち覚えちゃうんじゃない?」

エイスリン「……ダル」

胡塞「それは覚えちゃだめーーーーっ!」

白望「……だる」

おしまい。
でーちゃんの留学先が英語圏だったらこんな出会いもあったのかなって思い立ったので

塞「で、どっちから食べる?」

初美「私はチョコの付いてる方から食べさせてもらうですよー」

塞「そ、そう」

塞(なんでこんなに落ち着いていられるのよ! ポッキーゲームってあれだよ!?
  ポッキー食べるごとに顔が近づいて最終的には……
  ああもう考えただけで恥ずかしくなってきた)カァァ

白望「……ダルい」(自分が初美に負ければ良かったと思っている)

エイスリン「……ムフー」(決定的瞬間を目に焼き付けてイラストにしようと思っている)

胡桃「早く始めようよ! 何なら両方にチョコ塗っとく!?」(仕切ろうとしてるけど見当違いな事を言っているあたり、実は一番緊張している)

豊音「ちょードキドキするよー」(第三シードの有名人と塞がポッキーゲームすることに緊張とか興奮とか混ぜこぜになってのぼせ上がってる)

初美(なんでこんなに落ち着いてるですかー!
   ポッキー食べるごとに顔が近づいてきて最終的には……とか!
   ああなんてハレンチな行為なんですかこれ!
   巫女だから知る必要が無いとお母様達に教育されてきたので、こういう事には全くもって免疫無いんですよ!?)カァァ

小蒔「はわわ……」(顔を覆う振りして指の隙間から見てる)

巴「決まったものはしょうがないんですから早く終わらせて店じまいして下さいっ」(焦らされると余計緊張するから早く終わらせようとしてる)

春「……ポリポリ」(どこからか見つけてきた黒糖ポッキーでシミュレーションしながら赤面してる)

霞「ふんふむ……」(余裕ぶってるけど視線が泳いでて二人を直視できない)

塞「じゃあ行くよ……」カリッ

初美「はいですよー」カリッ

ポリポリポリ

塞(か、顔がどんどん近づいてく……)

初美(だからその目で私を見ないで下さいです! 
    和了るのは止めるくせにアガるのは止めるところか更に悪化していく一方ですよー!)

フゥ

初美(はぅ、と、吐息が唇にっ! もう駄目ですよーっ!)

塞(ちょ!? そこで目を閉じるのは卑怯じゃないかなぁ! これじゃあ止め時とか私が決めるしかないじゃん!!)

ポリポリポリ

塞(ど、どどどどどどうすんのこれ! って、ちょ薄墨さ―――)チュ

初美「……ふぇ? ふぁ! ふああああああああ!!!!」

塞「……」ボーゼン

宮守四人(……そこまでやるゲームじゃないよ)

永水四人(……こ、これがポッキーゲーム!!!!)ドキドキ

エイスリン(でも良い絵が撮れた! 良い絵が描けそう!!!!)ガッツポーズ

カン!

ポッキー&プリッツの日らしいので帰宅してから一時間で書き上げた。
最後の! が4つなのは……言わなくても分かりますよね。

乙ですー。
全員うぶすぎてかわいい。

智葉「やっぱ麻雀部入るのか」

友人「うん。臨海でも麻雀続けようと思ってたから」

智葉「ふーん……。でも、うちの麻雀部っていい話聞かないけど」

友人「まあ、ね。臨海のレギュラーメンバーは全員、海外の留学生で固められるからね」

友人「それをいけ好かないって言う人もいて、私もちょっと悔しいなとは思う」

友人「けど、実力があればレギュラーになれる筈だから……」

友人「私は、日本人だってすごいんだぞ! って証明したい」

智葉「臨海以外の高校で臨海に挑んで勝つってのじゃダメだったのか?」

友人「智葉と同じ高校に入りたかったからね!」

智葉「バカだなー」

友人「何で!?」


友人「まあ他にも理由あるんだ……。私が麻雀始めたきっかけなんだけど」

友人「昔、お父さんに付き添って麻雀のインターハイを見に行ったんだ」

友人「その頃はルールなんて知らないし、関心無かったから退屈だなーって思ってたの」

友人「だけど……その年はすごい人が出場しててね?」

友人「素人目にもすごいことやってるとわかるぐらい、他の選手を圧倒してたんだ」

友人「まるで魔法のように上がり続けて、連戦連勝してついには優勝」

友人「あの人と同じように活躍したい! と思って麻雀始めたんだ」

智葉「……それが、臨海の選手だったのか?」

友人「うん。いまでも憧れの選手……プロで活躍してて、いまじゃ世界ランク1位なんだよ?」

友人「だから、あの人のいた麻雀部でレギュラーになりたいんだー」

智葉「へぇ……考えがあってのことだったんだな」

友人「うんうん……って、私、何も考えてないって思われてた!?」

智葉「思ってた」


友人「あ、そうだ。智葉も一緒に麻雀やろーよー」

智葉「ルール知らん」

友人「直ぐ覚えられるって。一緒に日本人の底力を見せつけにいこうぜっ」

智葉「私は勉強のために臨海に入ったからな。卒業したら留学したいんだ」

友人「むむむ…‥そういえばそうだったね」

智葉「まあ、ルールは知らんけど……応援はさせてくれ」

友人「よろしく!」

友人「あの人のように、ルール知らない人にも魅せる試合をしてみせるよ!」




友人「…………」

智葉「……大丈夫か?」

友人「あ、ああ……うん」


友人「やっぱ留学生の人達、強いわ」

友人「……住んでる世界が、違うというか」

智葉「…………」

友人「あ、で、でも! まだ諦めないからね!」

友人「インハイのオーダーだってまだ決まってないし! 明日から巻き返す」

友人「麻雀続けてる限り、いつか勝ってみせるよ」

智葉「……頑張れ」

友人「うん……頑張るよ」

友人「もうすぐ私達も二年生だねー」

智葉「そうだな……」

智葉「……麻雀部、いいのか?」

友人「……うん、もういいんだ」


友人「どうせ、もうすぐ転校するしね」

智葉「……転校?」

友人「うん……親の転勤の関係で」

友人「だから、ここで麻雀続けてても、あんまり意味無いし」

友人「……私じゃ、レギュラーになれないから」


智葉「麻雀、やめるのか?」

友人「……わかんない」

友人「案外、転校したらケロっとして続けてるかも!」

智葉「…………」

友人「ん……まあ、転校しても仲良くしやってよ」

智葉「ああ……いまの時代はパソコンも電話もあるしな」

智葉「辛いことあったら、遠慮なく言えよ」

友人「ありがと、智葉」

臨海部長「監督、ちょっとお話が」

監督「後にしてくれ」

臨海部長「卓どころか牌も足りないんです」

臨海部長「このままだと、今年の新入部員の子たちも」

監督「いてもどうせ試合に出さないんだから、いいだろ」

臨海部長「そんな……」

監督「おい、ダヴァン。次の練習試合の件だが……」




臨海部長(日本人の私が部長……だけど、やってることといえば事務的な手続きだけ)

臨海部長(レギュラーを仕切るのは監督だし、お飾りの部長)

臨海部長(今年の新入部員の子たちも、何人が残ってくれるかどうか)

臨海部長(……情けないなぁ)

智葉「あの」

臨海部長「あ、な、何かな? 麻雀部に用事?」

智葉「入部希望です。……二年生で、麻雀覚えたてでも入っていいですか?」

臨海部長「それは、いいけど……うちの麻雀部がどういうところか、知らないの?」

智葉「よく知っています――けど、この麻雀部じゃないとダメなんです」

臨海部長「つ、辻さん! それツモったら多牌!」

智葉「あ、すみません」

臨海部長「実際に打つのは初めてなんだね……って既に少牌だったよ!?」

智葉「以後気をつけます」


智葉「部長、天和積みを覚えてきました」

臨海部長「イカサマはダメー!」

智葉「? バレなきゃいいんですよね」

臨海部長「そもそも公式戦は自動卓だから無理だよ……」

臨海部長「留学生以外は自動卓使えなくて、仕方なく手積みしてるだけだからね?」

智葉「あれだけ余ってるんだから、一台ぐらい使わせてくれればいいのに」

智葉「じゃあ、自動卓で出来る天和を考えてきます」

臨海部長「やめてー!」


智葉「ロン、3900」

臨海部員A「うわっ、張ってたの!? まくられたー……」

臨海部員B「おお……辻垣内先輩が四連続トップですね」

臨海部長(一週間前まで、ずぶの素人だったって言われても誰も信じなさそう)

臨海部長(一度やった失敗は二度としない。知識をスポンジのように吸収している)

臨海部長(それだけじゃなくて、得た知識を誰の力も借りずに応用、発展させている)


臨海部長(逸材……だよね)

臨海部長(――この子なら、あるいは)

智葉「部長」

臨海部長「な、なに? 牌が足りなくなってた?」

智葉「いえ、ちょっとお願いがあるんですが……」

監督「練習試合?」

臨海部長「はい……と言っても、打つ相手は二年生一人だけですが」

監督「向こう見ずの雑魚と打ってる暇はない」

臨海部長「……あの子と同じか、それ以上には強いと思いますよ」

監督「何度も突っかかってきた挙句、逃げた一年坊か」

臨海部長「……逃げてません。転校しただけです」

監督「どうでもいい……まあ、一度ぐらいなら打たせてやってもいいが」

監督「インハイ前の調整に差支えが無い程度にはな」

臨海部長「ありがとうございます」ペコッ




臨海部長「辻さん。明日、打てることになったよ」

智葉「ありがとうございます。……すみません、嫌味言われましたよね」

臨海部長「ううん? そんなことないよ?」


臨海部長「留学生の牌譜、見てるの?」

智葉「はい。ちょっと研究中です」

臨海部長「……頑張ってね!」

監督「――地区予選、団体戦を制したぐらいで気を抜くなよ」

監督「今日の個人戦、1位から3位を臨海で独占してこい」

メガン「カントク。この間、部室で打った人も出るんでスカ?」

監督「ああ……あの雑魚か」

監督「個人戦は各校、五人までってわけではないからな」

監督「お前たちに全敗した雑魚でも、留学生以外では一番強いらしい」

監督「お情けで出してやってるだけだ……蹴散らしてやればいい」






監督「――おい! お前たちフザケてるのか!?」

監督「いま打ってるダヴァン以外、辻垣内に全敗しやがって!」

留学生「デ、デモ……アノ子、本当ニ強クテ」

監督「役立たず共が! ……くそっ、この間は手を抜いてたのか」


メガン「……この間は、手を抜いていたんでスカ?」

智葉「そっちだって手ぇ抜いてただろうが……雇われ」

智葉「完勝するなら、牌譜だけじゃなくて直接打っておきたかったからな」

智葉「お前たちは――もう覚えた」

メガン(この人……私達を研究し尽くしてイル)

メガン(この間の対局では、何度も振り込んでいましタガ)

メガン(今日は一度も振り込んでいナイ)

メガン(……いまも、私がダマでテンパイしているノニ)

智葉「……ポン」

メガン(守りに入るときは手堅く行き、攻めるときは怒涛の如く動ク)

メガン(……これに近い打ち筋、私は知っていマス)

智葉「……流局だな。こっちは形聴だが、聴牌だ」

智葉「あいつの打ち筋は……間違いじゃあ無かった」

智葉「今日、お前達を倒して証明してやる」




智葉「私が団体戦レギュラー……しかも、先鋒ですか」

監督「今年からインハイのルールが改定されて、留学生を先鋒に据えられなくなったからな」

監督「……仕方なく、だ」

智葉「じゃあやります……が、いくつか条件があるんですが」

監督「なんだ」

智葉「レギュラー以外の待遇、どうにかしてもらえませんかね」

智葉「……別に教育委員会とかに言いつけてもいいんですが」

メガン「いよいよ明日、インターハイ二回戦でスネ」

メガン「私達の出番でスヨ」

智葉「そうだな。シード校だから一回戦で無様に負けることが無いのはいいな」

メガン「イヤ……さすがに一回戦で負けませンヨ」

智葉「去年も白糸台に勝てなかったくせにか? 他に勝てるとは限らんぞ」

メガン「そりゃまあそうですケドー」


ネリー「サトハ! サトハ! オナカスイタ!」

ハオ「おなかすいたー」

明華「すいた……」

智葉「……何が食べたいんだ?」

ネリー「オスシ!」

ハオ「スパゲティ」

明華「和食……」

智葉「もう少し統一する努力をしろよ」

メガン「あ、私はラーメンがいいデス」

智葉「お前には聞いてねえよ」


智葉「悪いけど、ちょっと昼は四人だけで食べにいってくれ」

智葉「ちょっと、友達と会う約束してるんだ」

智葉「――って感じで、留学生三人組の相手が大変でな」

友人「あはは! まあ異文化交流だよ、経験経験」

智葉「本当に大変なんだぞ? 人の家まで押しかけて、メシたかりにきたり」

友人「そりゃ懐かれてるんだよ。智葉はなんだかんだで面倒見いーしね」




友人「……去年、智葉がインハイに出ててビックリしたよ」

智葉「…………」

友人「私に似た打ち筋まで使ってたしさ! 特許とっておけば良かった」

智葉「残念だったな。牌譜取られるような選手だったお前も悪い」

友人「光栄だね」


友人「……さて、そろそろ私は皆のところに戻るね」

智葉「ああ……日も暮れてきたしな」

智葉「じゃあな――有珠山高校」

友人「またね――臨海女子」

友人「明日の先鋒戦、絶対負けないからね!」

智葉「こっちの台詞だ」

ifネタでした。
臨海が本格的に出てくるのはいつだろ……やっぱ来年でしょうか。

乙ヤデー
臨海SSは初めてだし楽しかったよー
臨海は噛ませにならないで欲しいな…



ところで有珠山の大将が咲の回想に出てきた子だと思うのは俺だけだろうか?

ハギヨシ「京太郎くん、今日が何の日か知ってますか?」

京太郎「11月11日?うーん・・・、ちょっとわかんないですね」

ハギヨシ「今日はポッキーの日です!というわけでポッキーゲームをしましょう!んーっ・・・」

京太郎「ええっ!?ど、どうしよう・・・」

ハギヨシ「んーっ・・・」

京太郎「も、もうしょうがないですね」キョロキョロ

京太郎「ポリポリ・・・」

ハギヨシ「ポリポリポリポリポリポリ!!!!」

京太郎(えっ、ハギヨシさん速い!?)

ハギヨシ「ちゅーっ!」

京太郎(ふぁぁ・・・///)

ハギヨシ「ご馳走様でした。って、あれ?京太郎くん?」

京太郎「ふぇぇ・・・///」

ハギヨシ「口元にチョコがついています。とってあげますね」チュッ

京太郎「・・・・・・///」

京太郎「ハギヨシさん、今日が何の日か知ってますか?」

ハギヨシ「11月11日?うーん・・・、ポッキーの日ですか?」

京太郎「はい!正解です。というわけでポッキーゲームをしましょう!んーっ・・・」

ハギヨシ「えっっ!?ど、どうしましょう・・・」

京太郎「んーっ・・・」

ハギヨシ「もう、仕方のない人ですね」キョロキョロ

ハギヨシ「ポリポリ・・・」

京太郎「ポリポリポリポリポリポリ!!!!」

ハギヨシ(えっ、京太郎くん速い!?)

京太郎「ちゅーっ!」

ハギヨシ(ぁぁ・・・///)

京太郎「ご馳走様。って、どうしました?ハギヨシさん?」

ハギヨシ「・・・///」

京太郎「口元にチョコがついてますよ。とってあげますね」チュッ

ハギヨシ「・・・・・・///」

>>92
有珠山のシルエット全員立ってて、あのお尻のラインがロリカワイイ子は足が悪い
けど、ちょっと足動かしていたところを見るとまったく動かないわけではなく、車椅子も置いてる場所遠い
まったく歩けないわけではないけど、泳いだり、長時間歩いたりはもう出来ないけど、少しは立っていられる
って感じのミスリードだといいなぁ……どっかで出てこないと、過去の時点で死んで……。


もうすぐ11月13日、竹井部長の誕生日デスヨー。

京太郎×シロ ポッキーゲーム。

苦手な方はご注意を

京太郎「シロさん、ポッキーゲームをしましょう!」

白望「……」

京太郎「いや、そんなダルそうな顔しないで」

白望「……だる」

言葉に出された。

流石だ、この人は本当にもう。

京太郎「だって、今日は折角11/11なんですよ?」

白望「……」

白望「……11111年11/11,11:11になるまでお預けで」

京太郎「何年生きるつもりですか!?」

白望「……1111年11/11だったら考えた……かも」

京太郎「無茶がある!」

そこまで棒を求めていない。

10本アニメでもする気ですか。

京太郎「いいじゃないですか、ポッキーゲームしましょうよー!」

子供見たく駄々をこねてみる。

残念ながらそれも通用しないことは知っているので、更なる手段へ。

持ってきたポッキーを一本取り出し、片側を加えた。

京太郎「ほら!」

机に頭を乗せて寝そべるシロさんの目の前にポッキーを持ってきた。

んーっ、とその口にポッキーを近づける。

京太郎「……」

白望「……」

京太郎「……」ツンツン

白望「……」

白望「……」パク

あ、くわえてくれた。

……いや、くわえてくれたというより、仕方なく開いた、と言った感じだったけど。

まあ気にしない、さぁ、ポッキーゲームの始まりだ。

京太郎「……」モグモグ

白望「……」ボー

京太郎「……」モグモグ

白望「……」ボー

この人動かねぇ。

これじゃあ、恥ずかしがるのは俺だけじゃないか。

まったく……もう、たまにはシロさんが恥らうところを見たかったというのに。

京太郎「……」モグモグ

白望「……」ボー

京太郎「……」モグモグ

白望「……」ボー

やっぱり動かないまま、

仕方なく俺は自分の顔を動かして、ポッキーを食べていく。

これほど虚しいポッキーゲームはあっただろうか、いやない。

京太郎「……」モグモ…

さて、シロさんの顔が目の前に。

そのぐうたらな性格からは考えられないような端正な顔が目の前に、

……思わず止まってしまった。

白望「……」ボー

京太郎「……」

相変わらず表情は変わらない。

いつもと同じ、綺麗な顔。

その頬のどこにも赤らみは見えず、まるで停止したロボットのようだった。

京太郎「……」

はぁ、と心の中で溜息を吐き、もぐもぐ、と食べるのを再開した。

京太郎「……」モグモグ

白望「……」ボー

京太郎「……」モグモグ

白望「……」

目と鼻の先、あと少しでもかじればシロさんの唇に届くんじゃないか、というところで彼女は手を俺の方にのばした。

ピクッ、と思わず動きを止めてしまった。

シロさんの顔が、少しだけ前にずれる。

それは、つまり、目と鼻の先の距離をつめたということで。

白望「……ん」

唇と唇が重なった。

それどころか、シロさんはそのまま口内に舌を侵入させ、まだ残っていたポッキーと思われるものをごっそりと持っていく。

白望「……ぷは」

白望「ん……おいし」

京太郎「しっ、シロさん!?」

京太郎「ちょ……いきなり、何を!?」

白望「……京太郎は、こうしたかったんじゃ……ないの?」

京太郎「いやっ、確かにそうですけど!」

白望(……正直だなぁ)

京太郎「だって、いきなりだから――」

白望「……ポッキー堅いし」

白望「……噛むの面倒くさいから」

白望「……だから、こうやって、ん……って」

京太郎「……ああ、そうですか」

白望「……赤くなってて可愛い」

京太郎「嬉しくないっ!」

誘っておいて、顔面真っ赤にするのが俺だった。

シロさんのこういうところはいつもとなんら変わらないというのに。

白望「……もっかいする?」

京太郎「しませんよ!」

白望「……残念」

……結局恥ずかしくなって、顔を真っ赤にして逃げるのは俺で。

窓から射す夕日で赤くなったシロさんから目を逸らした。

おしまい
ポッキーの日らしいので、ふと思いついたネタを

淡「サキー! 今日は何の日でしょーか!?」

咲「えっと、淡ちゃんの誕生日、じゃないよね?」

淡「残念! 正解はポッキーの日でしたー!」

咲「ポッキー……ああ、そういうことだね」

淡「というわけでサキ、早速ポッキーゲームしよう!」

咲「ぽ、ポッキーゲーム……?」

淡「ありゃ、知らないんだ。ポッキーゲームっていうのは……」セツメイチュウ

咲「……ええ!? そ、そんなのできないよ!」カオマッカ

淡「ぶーぶー。折角この日に備えて店の棚にあるポッキー買い占めてきたのにー」

咲「いくらなんでも買いすぎだよ!?」

淡「私は高校100年生だからね! 規格外なのは当然だよ!」

咲「そ、そういう問題なのかな」

淡「まあ細かいことは置いといて! つべこべ言わずサキの『初体験』をあたしによこせー!」ガバッ

咲「うひゃあっ! ま、紛らわしい言い方と抱き着くのはやめてー!」

淡「大丈夫だよ、サキ……何も考えられないくらい楽しませてあげるから」

咲「あ、淡ちゃん……よ、よろしくお願いします……///」

淡「」プツンッ



まこ「ここから先はR指定じゃけん、じゃあの!」

カン!

勢いに任せて書き殴った、反省と後悔はしている

乙乙
たまには姫松のことも思い出してあげてください(震え声)

――――――――――――――――――――――――――――――――――
From:いも
Subject:今日のお題
――――――――――――――――――――――――――――――――――
部員集まらなーい。
でも、来年の春に新入生入ってくれば何とかなるハズ……。

というわけで、お互いに来年のインターハイ団体戦のオーダー(妄想)でも発表して
無聊を慰めましょう。

【わたしのかんがえた さいきょうオーダー】
先鋒:ちいさくてかわいいマスコット的な一年生
次峰:メガネ
中堅:私
副将:おっぱいが大きくてかわいいアイドル的な一年生
大将:ウルトラ強いけど弱気な一年生

どうよ!?
――――――――――――――――――――――――――――――――――


久「どうよ、って言われてもねぇ……捕らぬ狸の皮算用じゃない」

久「まあ、私の理想のオーダーもあとで送っときましょう」

まこ「おう、部長。学生議会の仕事はええんか?」

久「昼休憩中よー」


久「まこは……どうせ朝の時点でお弁当食べてるわよね」

まこ「当然じゃあ。そうじゃ、今日の部活はどうするんじゃ?」

久「夕方は学生議会の仕事があるから、今日は休みで」

久「メール送ったんだけど見てない?」

まこ「携帯はトイレに流されてお亡くなりになったんじゃ」

久「ご愁傷様……」

まこ「ところで、その編みかけのマフラーはなんじゃ?」

まこ「男にでもやるんか」

久「違うわよ。11月13日に向けて、頑張って編んでるの」


まこ(11月13日ってーと……部長の誕生日か)

まこ(自分でマフラー編んで、自分にプレゼントして見栄張ろうとしとるんか?)

まこ(そげんなことせんでも、部長は人気者じゃけん。ぎょうさん貰えると思うがのぅ)

まこ「……まあ、わしも用意するから安心しときんしゃい」

久「? ありがとう?」




【11月13日 竹井久誕生日】

久「あ、愛が重い……」ズッシリ

まこ「またぎょーさん貰ったのぅ……あ、これわしからじゃ」ポン

久「あ、ありがとう」

まこ「マフラー用意したの無駄になったのぅ」

久「マフラー?」


まこ「ほれ、だいぶ前に11月13日のために編んでたってマフラー」

まこ「あれは自分の誕生日用に作ってたんじゃろ?」

久「ち、違うわよ! 何でそんな寂しいことしないといけないの!?」

まこ「ほなら、何のために編んどったんじゃ」

久「誕生日プレゼントよ――私の妹の」

久「双子だから誕生日同じなのよ」


久「以前、中三で親が離婚して上埜って姓から竹井って姓に戻ったって話したでしょ?」

まこ「そうじゃったかの」

久「したのよ」

久「で、妹はまだ上埜のままだけど、いまは北海道にいてね」

久「親は離婚しても、プレゼントは贈り合おうねって約束したのよ」

久「で、高校二年生のプレゼントは手編みのマフラーに挑戦してみたのよ」

まこ「そうじゃったんか……で、妹さんからのプレゼントは?」

久「今日、家に届いてるはずよ」


久「――と、いうわけで一身上の都合により今日の部活は休み!」

まこ「ほいほい。じゃあのー」




久「お……この宅配便がプレゼントかしら」

久「っと……メールも来たわね」

――――――――――――――――――――――――――――――――――
From:いも
Subject:おめでとう&ありがとう!
――――――――――――――――――――――――――――――――――
誕生日おめでとう!
プレゼントのマフラー届いたよーありがと!

めちゃんこ寒いから、明日から着けてくね。
こっちも手作りのプレゼントだから、大事にしてね。

ヒント:熊
――――――――――――――――――――――――――――――――――


久「あとで私もお礼のメール送らなきゃ」

久(……さて、こっちのプレゼントは何かしら?)

久(手作りで……熊……となると、クマのぬいぐるみとか?)

久「とにかく御開帳!」


久「わぁ……これは、ずっしりと重量感があって鋭い目をした可愛いクマ」

久「――って、木彫りの熊かい!?」

久「ご丁寧に鮭まで咥えてるし!」


久「……どこに飾ろう」

11月13日は竹井部長の誕生日→そういえば上埜姓から竹井姓になった訳を本編でまだ触れてなかったはず
→キャラクターいっぱいいるのに双子キャラがいない→つまり部長の双子の妹が有珠山高校にいるんだよ!
などという、無茶苦茶な思考の末に生まれました。

あしたはうえのさんのたんじょうびですよ

すばら
部長が双子とかキャップが確実に姉妹丼狙うレベル

松実姉妹の親戚がいるって説とかもありましたね……。
で、全部外れると。

咲「あの、絹恵さん?」

絹恵「なんや、咲ちゃん?」ギュー

咲「どうして私のこと抱き締めてるんでしょうか……?」

絹恵「だって咲ちゃんあったかいんやもん」

咲「そ、そうですか?」

絹恵「せやで。最近寒なってきたからな。あったかくせなあかんわ」

咲「それなら普通にマフラーとかつければ……」

絹恵「それやと咲ちゃんが寒いやろ? あっ、でも2人でマフラー巻くのもありやな」

咲「そ、そういうことですからだから抱き締める必要は……」

絹恵「あれ、もしかして咲ちゃんはうちに抱き締められるの嫌やったりする?」

咲「あっ、いえそういうわけじゃ……」

咲「その言い方、ずるいですよ……」ボソッ

絹恵「? まあ咲ちゃんが嫌ちゃうんならこのまま抱き締めとくわ」

咲「も、もう好きにしてください……」

絹恵「うん、そーするわ」ギュー

絹恵(んー、なんか妹ができたみたいでええなーこれ)

絹恵(……お姉ちゃんもこんな風に考えたりしてるんやろか?)

絹恵(お姉ちゃんのこと過保護や、なんて思うこともあったけど)

絹恵(咲ちゃんと一緒におるとお姉ちゃんの気持ち、何となく分かる気がするわ……)

咲「あの、絹恵さん?」

絹恵「なんや、咲ちゃん」

咲「何だかさっきよりも顔が緩んでる気がするんですけど」

絹恵「ん? そら咲ちゃんと一緒におるからやな」アハハ

咲「!? か、からかわないでください!」

絹恵(一応ホンマのこと言ったつもりやねんけどなぁ)

咲(き、絹恵さんいじわるだよ……)

カン!

カンって書いてるけど一応終了宣言
昨日VIPで立ってた大阪スレに触発された勢いで書いたけど
地味に長い上に有珠山の流れ切って投下するっていうね……

久×美穂子
軽めの百合? 苦手な方はご注意を

美穂子「……あ、上埜さん」

久「……あら、美穂子じゃない、どうしたの?」

美穂子「えっと……お誕生日おめでとうございます」ペコリ

久「……あはは」

久「まさかこんな路上で言われるとは思わなかったわ」ポリポリ

美穂子「あ……いえ、真っ先に伝えたかったので……えっと、す、すみません!」ペコリペコリ

久「いいわよ別に、ありがと、美穂子」

久「……ところで、どこへいくつもりだったのかしら?」

美穂子「あ……私は、上埜さんの家へ行こうと思っていたんですけど……」

久「私の家?」

美穂子「はい……その、プレゼントもありますので」

久「そう……」

久「それじゃ、ちょっと進んだところに公園があるからそこにいきましょう」

久「流石にここで話していたら通行人の迷惑だわ」

美穂子「そうですね……わかりました」


………………。
…………。
……。


久「……よい、しょ」

久「それで、美穂子は何をくれるのかしら?」

美穂子「あ、はい、えっと……」

美穂子「ど……どうぞ……」オソルオソル

久「ありがと」

久「ふむ……」スルスル

久「……」パカッ

久「……マフラー?」

美穂子「はい、この時期寒くなりそうなので」

美穂子「拙いですが、頑張って編んでみました」

久「……美穂子が?」

美穂子「そうですけど……?」

美穂子「も、もしかして悪いところがありました……?」

久「いや……」

久「……ねぇ、ちょっと手を見せてくれない?」

美穂子「?」

美穂子「構いませんけど……?」

久「……」

久「……羨ましいくらいに白い手ね」

久(少しは怪我してるかな、と思ったのだけど)

久(流石は美穂子ね……本当羨ましいわ)

美穂子「あ……ああ、あ、ありがとうございます」

久「……あら、小さくなっちゃった」

美穂子「だって……そんな風に褒められたら……」

久「ふふ」

久「……あら?」

久「ねぇ、美穂子」

久「このマフラー長くない?」

美穂子「……ああ、作っているときに長さ調節を間違えてしまいまして」

久「そう……」

美穂子「……」チラッ

久「……」

美穂子「……」チラッチラッ

久(……長さにして、二人の首を巻くには十分)

久(それで、美穂子はさっきからこっちを見ていて……)

久(……まったくもう)

久「美穂子」

美穂子「は、はい」

久「一緒に巻く?」

美穂子「……はいっ!」

久(……もう、嬉しそうな顔して飛びついて)

久(これじゃあどっちがプレゼントをあげているかわからないじゃないの)

久「はい、美穂子」

美穂子「ありがとうございます、上埜さん……ふふ」

美穂子「……あ、えっと、このプレゼント――」

久「――とっても嬉しいわよ」

久「これから大事に使わせてもらうわ」

美穂子「それはよかったです、ふふ」

久(……ちょっと、あついけど)

久(一人で使ってもあついし、二人で使ってもあついし……どうしようもないわ)

おしまい、部長の誕生日だと聞いたので、ふと思いついたネタを

淡「テルすご~い」

照「・・・」

菫「おい、照」

照「・・・」

きっと誰にも分かってる。

菫「・・・」

でも照は私のものだ。

照「んん!・・・」

地下一階のトイレで声を出しても誰もに聞かれない。

照「ん・・・」

私が舌を絡めると、照も応えてくる。
ほら。

照「んん・・・」

照は上あごの裏を舐められると弱い。
そこをしばらく刺激した後、

照「う゛・・・」

舌を可能な限り喉の奥へ押し込む。
呼吸ができないように。
ここで目を開ける。

照「・・・」

照の涙。
照の。

照「はぁ、はぁ」

ここで口を離す。
私に倒れこんでくる照。
私のもの。

菫「照、私の・・・」

もの。

某スレで萌えたので1レスでまとめてみました。
菫さんはこのくらい攻めなのがいいですー

>>1をちゃんと見ろ
名前欄にカプ&ジャンル警告書いとけ

うわ、ジャンルとカプ警告し忘れました・・・
ごめんなさい・・・

>>149
本当にごめんなさい><
以後気をつけます・・・

警告レスです。
なんか雰囲気悪くしちゃったみたいなので、シズアコでまた1レス物考えてみたよ!
百合(っていうかレズ)でエロで、でも抜けるかどうかっていうと抜けないと思う・・・

穏乃「ほらほら~!」

憧「もーやめてよー」

いつからだろう。

穏乃「おっぱいおっぱーい」

憧「おっぱい魔人めー」

穏乃「そうだもーん」

乳房を触られても何も感じなくなったのは。

穏乃「ほら、脱がして」

彼女のジッパーを下ろすことに何の抵抗も無くなってしまったのは。

憧「ん・・・うん・・・」

穏乃「きもちい?」

憧「うん」

嘘を付くのが平気になったのは。

憧「んん・・・」

穏乃「もう、いい?」

憧「うん・・・」

性器でつながれなくても、
ひとつになったと錯覚できるようになったのは。

穏乃「あっあっ」

憧「・・・んん」

性器でつながれなくても、
道具を使えば、
ひとつになったと錯覚できるようになったのは。

穏乃「はぁ、はぁ、あ、とれた」

いつからなの。

憧「はぁ、はぁ」

はいこれで治安トークおしまい(笑)
どうも失礼しました!

宥「あったか~い……」ギュウ

シロ「……ダル」

宥「小瀬川さんってあったかいね……」

シロ「……そう」

宥「うん……」

シロ「……」

宥「……」

宥「あの、小瀬川さん……」

シロ「……シロでいいよ」

宥「え?」

シロ「……苗字呼びとか、ダルいし」

宥「そっか……じゃあ、シロちゃん」

シロ「……なに?」

宥「うん、呼んでみただけ……」フフッ

シロ「……あっそ」

シロ(……この人厚着だから抱き着かれると暑苦しい)

シロ(この状況はダルいけど……)

宥「シロちゃん、あったかーい……」ギュウ

シロ(……まあ、たまには悪くない……のかも)

1レスだけだけど終了
シロは何となく体温高そうと思って書いてみたけど宥姉の口調これでいいのかわっかんねー……

すみれ、と彼女の名前を呼ぶ。

ちょっと恥ずかしくて、ふざけたような口調で、スミレー、って

菫「……本当今更だが」

菫「少しくらい先輩に敬意を見せたらどうなんだ?」

淡「敬意満天だよ?」

菫「それなら、態度にも表してくれ」

淡「かしこまりましたでございます!」

敬礼。

菫「……」

帰ってきたのは白い目

淡「あはは、そんな目で見られると流石に傷つくかなー」

淡「でも、めげないよ、淡ちゃんには不屈の精神があるのです!}

菫「そうか、それはよかったな」

淡「流さないでよ!」

ぷくぅ、と頬を膨らませる素振り。

こうすると、しぶしぶながらも彼女は構ってくれるから。

もっと構ってほしい――私を見て欲しいな、なんて。

菫「……子供かお前は」

淡「少なくともスミレよりはねー」

淡「だから、甘やかして!」

ぎゅ、と彼女に抱きつく。

菫「やめろ、ひっつくな、暑苦しい!」

淡「そんな邪険な扱いでいいの?」

淡「もしかしたら子泣き淡ちゃんになっちゃうかもよ?」

菫「うるさい、離れろ」

淡「やーだー」

菫「……っこの、手間のかかる三歳児め」

淡「じゃあ、スミレは五歳だね!」

菫「はぁ……もういいよ、勝手にしろ」

淡「勝った!」

菫「……まったく、私は何をしているんだか」

淡「えへへ……スミレー」

上機嫌に彼女に抱きつく。

きっと、彼女はそれもまた私のスキンシップだと思っているのだろう。

でもね、ちょっとだけ違うんだよ。

淡「んふふ……好きだよ、スミレー」

菫「そうか、ありがとう」

そう、私はあなたのことが好き。

多分、あなたはこの感情を友情の類だと思っているのだろうけど

でもね、これはきっと淡い恋。

おしまい。
ふ、と思いついたので

■白糸台麻雀部 部室

白糸台三年生A「照ちゃん、おいしい?」

照「おいしいです」モグモグ

白糸台三年生B「どんどん食べて大きくなぁれ」

白糸台監督「あ、こら、貴方たち……また照に餌付けして」

白糸台三年生A「先輩が後輩を可愛がって何が悪いんですか?」

白糸台三年生B「そーだそーだ」

照「そーだそーだ」

白糸台監督「さすがの照でも、あんまり食べてるとおデブになるよ」

白糸台三年生A「あ、大丈夫です。これ砂糖使ってないので」

白糸台監督「砂糖抜いてれば太らないってもんじゃないからね」


白糸台監督「そうそう……照、奈良に行きたくない?」

照「?」

白糸台監督「おいしいおいしい、さつま焼を食べさせてあげる」

照「行きます」キッパリ


■奈良県のとある中学校

照「さつま焼……」ションボリ

白糸台監督「あとでね」

白糸台監督「ここが麻雀部か……こんにちわー」

由華「ほ、ほんとに宮永照が来た……」

白糸台監督「巽由華さんね? 今日はよろしくお願いします」

由華「こ、こちらこそ」

白糸台監督「さっそくだけど、うちの宮永照との対局、お願いしてもいいかしら?」

白糸台監督「照、誰か打ちたい人でもいる?」

照「…………」フルフル

白糸台監督「そう……じゃあ、予定通りに巽さんと部内で強い人でお願いします」

由華「はいっ!」

~ 一時間後 ~

照「ロン、12300」

部員A「と……トビ、です」

白糸台監督「お疲れ様でした。……これで全員かしら?」

由華「は……はい」

白糸台監督「では、我々はそろそろ……照、帰り支度してなさい」

照「はい」


■奈良県のとある和菓子屋

穏乃「ありがとうございましたー!」

照「さつま焼……さつま焼……」モグモグ

白糸台監督「美味しい?」

照「…………」コクコク


白糸台監督「面白い子はいた?」

照「いなかった」

白糸台監督「まあ、そうそう当たり引くものではないか」

照「?」

白糸台監督「……新幹線の中で説明したでしょ? 照の鏡で特殊な子を見つけるのよ」

白糸台監督「他家の上がり牌がわかるって子とか、カンしたら嶺上で必ず有効牌引く子とか」

白糸台監督「そういう子が見つかれば、勧誘するってこと」

白糸台監督「さっきの中学校はハズレだったみたいだけどね」

照「いたとして……勧誘出来なかった場合は?」

白糸台監督「それはそれでデータ控えておいて、白糸台の邪魔になったら潰すのよ」

白糸台監督「白糸台の戦力にするか、飼い殺すのが一番だけどね」

白糸台監督「……照は、もっと自分の力を高く売っていいのよ?」

白糸台監督「じゃないと、私みたいな悪い大人に悪用されちゃうんだから」

照「そうなの?」

白糸台監督「そうなのよ」

白糸台監督「価値としては、お菓子じゃ吊り合わないんだから」

照「例えば……うまい棒、何本分?」

白糸台監督「お菓子から離れなさい」


白糸台監督「さて……じゃあ、京都に移動して晩御飯食べて、ホテルに泊まりましょうか」

照「明日は京都で食べ歩き?」ウキウキ

白糸台監督「京都の小中高生が一同に会して麻雀打つ練習会があるのよ」

白糸台監督「もうアポとって、行くことになってるからね……明日の狩場はそこよ」

照「帰りたい……」

白糸台監督「生八橋とか食べたくないの?」

照「行きます」



■鹿児島県 某所

照「…………」ポリポリ

白糸台監督「鹿児島は空振り……というか、当たりか」

白糸台監督「根回ししたつもりだったんだけど、あそこの家はガード堅いな」

白糸台監督「来年、出てくるとしたら永水女子かな……覚えておきましょう」

照「…………」ポリポリ

白糸台監督「照は何食べてるの?」

照「黒糖もらった」ポリポリ

白糸台監督「サーターアンダーギーも食べたくなってこない?」

照「…………」

白糸台監督「嫌な予感……って感じの顔をしない」

■静岡県 某所

白糸台監督「百鬼さんか……うちに来てくれそうにないのは残念ね」

照「うん」モグモグ

白糸台監督「……ちょっと頂戴」

照「ダメ」モグモグ

白糸台監督「ケチ……しかし、照は太らないわねー」


尭深「あ、あの……おかわり、いれましょうか……?」

白糸台監督「ん? ああ、お願いします」

白糸台監督「おうちのお手伝い? 偉いわね」

尭深「は、はい……ありがとう、ございます……」

照「……監督、マット引いて麻雀牌出して」

白糸台監督「思わぬところで見つけるものね……店長さーん! ちょっと娘さん借りまーす」

尭深「あ、あの……なに、を?」

白糸台監督「ちょっと三麻……麻雀打つだけよ」

尭深「ま、麻雀……? あの、ごめんなさい……私、ルール、知らなくて」

白糸台監督「いいのよ。言われた通りに、適当に打ってくれるだけで大丈夫だから」

■東京行きの新幹線内

白糸台監督「いやぁ、一仕事したあとのビールは美味しいわ」

照「仕事中……」モグモグ

白糸台監督「ノンアルコールだから大丈夫……さっきの子、面白い能力ね」

照「自分自身で、能力に気づいてない子もいる」モキュモキュ

白糸台監督「……照は将来、そういう子を見出してあげる仕事ってのもいいかもね」

白糸台監督「もちろん、プロ雀士になって一線で活躍ってのが第一かもしれないけど」

照「……監督は?」

白糸台監督「私は無理。ちょっとしたコネぐらいしか無い凡人だもの」


白糸台監督「さっきの子……渋谷尭深ちゃんとは両親含めて、残りの話は私が詰めておくわ」

白糸台監督「麻雀やってもないのに、麻雀の特待生で呼ばれるってのは中々説得のし甲斐があるけどね」

照「できそう?」

白糸台監督「それをやるのが私の仕事でもあるからね」


白糸台監督「問題は自力がゼロってことだけど……それは後付でどうにでもなる」

白糸台監督「ああいった能力は望んでも手に入らないからね。凡人の私もほしいっての」

照「酔ってる?」モグモグ

白糸台監督「酔ってませーん。……って、照! 他の子のお土産にまで手をつけない!」

白糸台監督「あとでちゃんと東京バナナ買ってあげるから」

照「うん……」



■白糸台 一年生教室

菫「おい照……監督が呼んでたぞ」

照「助けて菫。またどこか遠くに連れて行かれちゃうの」

菫「大げさな。観光ついででもあるだろう?」

菫「というか、もう私が呼んだからもうすぐ来るぞ」

照「いやだー……離してー……」バタバタ

白糸台監督「さあ照、北海道に行こうか」

■白糸台麻雀部 部室

白糸台三年生A「じゃあ……照ちゃん」

白糸台三年生A「菫ちゃんの言うことよく聞いて、頑張るんだよ?」

照「…………」グスッ

白糸台三年生B「泣いちゃダメだってばぁ……私達、もう卒業なんだからね?」グスッ

菫「照……先輩達にちゃんと挨拶しろ」

照「ぅん……たまには、遊びにきてください」

白糸台三年生B「絶対来るよ!」

白糸台監督「あ、その時は後輩の指導もよろしく」

白糸台三年生A「監督が空気読まない」

白糸台監督「いつでも大歓迎ってことよ」



■白糸台麻雀部 部室

照「さっきの南三局、あの手牌なら無理するべきじゃなかった」

尭深「は、はい」

白糸台監督「照が後輩の指導してる……」

菫「にわかには信じがたいですが…‥」

白糸台監督「上級生達が甘やかしすぎかと思ったけど、成長するものね」

菫「三年生が卒業して以来、照は頑張ってますよ」

白糸台監督(……お姉ちゃんだもんね)


照「じゃあ、お菓子休憩したら再開……」

尭深「は、はい……」

菫「……あの辺は相変わらずですが」

白糸台監督「……まったく、あの子は……」

■新大阪駅

白糸台監督「さあ、今日は関西勢を血祭りにあげてやるからね」

菫「違います……千里山・姫松・その他大勢との合同合宿です」

白糸台監督「最終的には血祭りだから」

白糸台監督「ただ、関西勢とやるのはあまり気乗りしないかな」

菫「どうしてですか?」

白糸台監督「ガッチガチの普通に強い子が多いから」

白糸台監督「いつもならそれでもいいんだけど、照が能力見破って対策打つってのがやり難いし」

菫「……その照が行方不明なんですが」

白糸台監督「あ、大丈夫。GPSで位置わかるから……多分、お菓子があるところにいる」

菫「その位置情報、すごい勢いで動いてるような」

白糸台監督「しまった……乗り物に乗ったか」



■白糸台麻雀部 部室

白糸台監督「……はぁ」

尭深「ひ、弘世先輩……インハイ優勝したのに、なんで監督、不機嫌なんですか……?」

菫「わからん……」


照「……多分、ノーマークだった長野の子の所為」

菫「天江衣か?」

照「うん……北大阪の荒川憩とか、鹿児島の神代小蒔の活躍は予想してたみたいだけど」

照「天江衣の勧誘どころか、データ集めきれなかったのが不服みたい」

菫「監督ってシミュレーションゲームで武将とか集めれるだけ集めるタイプか」

照「その例えがよくわからない」

菫「要は、人材マニアってことだ」

■岩手 某所

白糸台監督「……先越された」

照「どんな人を勧誘するつもりだったの?」

白糸台監督「勧誘というか、引き抜き。照と同学年のことだったんだけど」

白糸台監督「完全に熊倉さんの手が回ってる……もうガッチガチ、根回ししまくり」ブツブツ

照「?」

白糸台監督「廃部寸前だったみたいだけど……岩手の宮守は気をつけておかないと」

照「くるみ餅と、ずんだ餅食べたい」

白糸台監督「今日は収穫無しなので帰ります」

照「やだぁ……」




白糸台監督「……来年以降のインハイも制すなら、まだまだ戦力が足りない」

白糸台監督「だから……やっぱり、長野行かない?」

照「……嫌だ」

白糸台監督「長野なら、きっと掘り出し物が見つかる」

白糸台監督「なんなら……あの子を」

照「…………」

白糸台監督「……冗談だって」

白糸台監督「ごめん……やっぱり、もう一泊して帰ろう」

照「……くるみ餅と、ずんだ餅」

白糸台監督「はいはい」

■宮永家

?「テルーおもしろーい」

白糸台監督「……うわ、照が中学生連れ込んでる」

照「あ、おかえり」

白糸台監督「こら、元の場所に戻してきなさい」

?「私は犬猫じゃないよー!」

照「……この子、次の特待生にねじ込めない?」

白糸台監督「ちょっともう間に合わな……そんなにスゴイ子なの?」

照「多分、後悔はさせない」

?「私は優良物件だよっ!」エヘン

白糸台監督「なんか照と似てる……ダメっぽいところが」

?「なんだとー」


白糸台監督「ともあれ、何とかしてみるわ。それが私の仕事でもあるしね」

白糸台監督「お嬢さん、お名前は?」

淡「大星淡! 中学百年生だよー」

白糸台監督(あぁ……照より扱いが難しい子かも)


淡「お姉さんのお名前は?」

白糸台監督「私? 私は――」

以上です。
てるてるは地味に酷使されてそう……能力が勝つこと一辺倒じゃない便利さを持ってるのが悪い。

■白水哩 一年生時代~春~

哩「ツモ、2000・4000」

仁美「なんもかんも政治が悪い……!」

哩「いや、お前が無茶な鳴きした挙句にドラ鳴かせてくれたのが悪い」

美子「うぅ……逆転された。やっぱ哩ちゃんは強かとね」

哩「まだまだやね。さっきもドラ鳴けたおかげで門前で手作りする必要が無くなっただけよ」


哩「先輩。一年生組の対局ば終わりましたが」

部員「おー、お疲れー」

哩「何読んで……って、WEEKLY麻雀TODAYですか」

部員「そうそう。実業団チームの特集見とるとよ」

仁美「あ、博多エバーグリーンズも載っとりますか?」

部員「載っとる載っとる。ただボロクソに叩かれとるね」

部員「新しく入ったのは赤土とかいう実績の無い無名の選手だけ」

部員「規模縮小して、近いうちにクラブ潰すって噂は本当かもしれないって締められとるね」

仁美「うー……寂しゅうなりますね」

美子「でも、瑞原プロのブログでエバグリは要チェックって書かれてましたよ?」

部員「そうなん? まあ、瑞原プロ嫌いやけん、信用せんでおこう」

部員「監督も婆さんで、当てになりそうに無いし」

部員「赤土は婆さん監督がスカウトしてきたらしいけど、単なるコネで入った役立たずかもな」

部員「でも……成績低迷しとるし、頑張ってほしか」

仁美「もっと景気が良ければ潰されることも無いとですよ」

部員「お金さえあればもっといい選手も呼べるとよ」

仁美・部員「「なんもかんも政府が悪い……!」」

哩「はいはい」

哩「遊んどらんと、今日の対局はインハイのレギュラー最終選抜も兼ねとるんですからね」

部員「そうよ。江崎、安河内、遊んどるんじゃなかと!」

哩・仁美・美子「「「…………」」」

部員「ああっ! 後輩の視線が痛か!」


部員「ま~、白水がエースで先鋒は固いと思うんよ」

哩「まだわかりませんよ」

部員「いや、私が監督ならそうする! おかげで今年のインハイ優勝は固いわ」

哩「臨海とか千里山とか姫松とかおるのに、気が早かとですよ」

哩「油断してると、九州最強の座も危ういかもしれんですからね」

部員「白水は真面目やねー」

■白水哩 一年生時代~冬~

哩「部長……と、美子と仁美も」

哩「何、テレビ見とるとですか?」

部員「今年度の実業団リーグの総括~」

美子「博多エバーグリーンズも出とるから」

仁美「完全に成績低迷脱出しとったからね。熊倉監督はすごかー!」

部員「そうよ。誰よ、監督が婆さんで当てにならないとか言っとったのは」

哩・仁美・美子「「「…………」」」

部員「ああっ! 後輩の視線が痛か!」


美子「前半は微妙でしたけど、途中からモリモリ追い上げてましたからね」

部員「熊倉再生工場よ」

仁美「でも……会社の成績低迷は脱出できず、来年でクラブは潰されるって」

部員「勿体無かと……何とかならんかなぁ」

美子「カンパ……じゃなんともならんでしょうし」

美子「ウチらファンとしては、応援ぐらいしかしてあげれること……なかとですね」

仁美「でも、来年度に優勝でもすればクラブも存続させてもらえるかも?」

部員「そうよ。腰据えて応援せんといかん」

部員「部長権限で、新道寺の皆で応援にでも行くとよ!」

哩「アホなこと言っとらんと、練習しましょ」

■白水哩 二年生時代~春~

姫子「せんぱーい」

煌「白水先輩~」

哩「お、姫子、花田。終わったか?」

姫子「はいっ! 秋季と春季の牌譜、全部まとめ終わりましたー」

哩「ご苦労さん」

哩「それじゃ寮に帰ろうか……二人には明日にでもクレープ奢ったるけん」

姫子「やったー!」

煌「すばらっ!」



哩「部長、カギ閉めますよ? 美子も仁美も……いつまでテレビ見とるん」

部員「あ、あ……そこ、置いとって……いまええとこやから」

哩「また博多エバーグリーンズの対局見とるんですか」

部員「寮に帰るとテレビ独占できんから、ここで見んといかんとよ」


仁美「あ、リーチ……」

美子「……一発ツモ! 跳満で逆転!」

部員「赤土さん、素晴らしかっ! このままチームを優勝に導いてください!」ナムナム

哩「リモコンこれか」ブツン

部員・仁美・美子「「「あーーーーーーーーー!」」」

哩「あー、じゃなか。寮の門限もせまっとるんですから」

部員「うっ、うっ……ヒーローインタビューが……赤土さんの声が聞きたか……」グスッ

哩「泣くほどですか」

仁美「ひとおに、と書いて、まいると読む」

哩「読まん」


煌「先輩達はエバグリ大好きですねー」

哩「部活に支障が出るから自重してほしいけどな」

美子(哩ちゃんが応援の邪魔……何とかしないと)

■白水哩 二年生時代~夏~

煌「エアコン、実にすばらっ!」

姫子「あ~、部室は冷えてて天国とよ」

煌「ですが……テレビの前は白熱しているようですねぇ」

姫子「ありゃ……また部長達はテレビ観戦かー」


仁美「あぅぁ……上家のカンの所為でひどい点数に」

美子「しかも親被り……上家なんて消えてしまえばいいのに」

部長「そうよ。赤土さんが3位になってしもうた。訴訟!」

新道寺監督「いや……あん人なら、こっから逆転してくれるはず!」

煌・姫子「「増えてる……」」


姫子「最近、部内のエバグリ熱が留まるところを知らんとよ」

煌「そうですねぇ……今年のインハイ、大丈夫なんでしょうか?」

姫子「ま、まあ哩先輩がおるから大丈夫!」

煌「そうでしたね!」


美子「逆転した!」

仁美「日経平均株価も動いた!」

哩「うおー! 赤土さん! 最高ですー!」

煌・姫子「「…………」」

■白水哩 二年生時代~冬~

姫子「ぶ、ぶちょー……元気出してください」

哩「…………」

美子「…………」

仁美「なんもかんも……」ションボリ


姫子「はなだぁ……ぶちょー達の元気が戻らん~」グスッ

煌「博多エバーグリーンズ、解散しましたからね……」


煌「……いまの皆さんを、エバーグリーンズの方々が見られたらどう思われるでしょうね」

哩・美子・仁美「「「…………」」」ピクッ

煌「九州の未来を担うべき若者たちが、落ち込んだまま立ち直れない」

煌「こんなにすばらくないことはありません」


哩「……花田の言う通りよ」

美子「……私達が、博多エバーグリーンズの意思を継いで行かなきゃダメだよね」

仁美「……いまこそ、政権交代の時」


哩「あの人達が果たせなかったこと……優勝を私達の代で果たす」

哩「そうして、私達がエバーグリーンズの後継者となる!」

美子・仁美・新道寺監督「「おーーー!」」

煌「すばらっ!」

姫子「さすがです、ぶちょー!」

哩「では、さっそく赤土さんの名場面集でも見るか」

美子・仁美・新道寺監督「「おーーー!」」

煌・姫子「「…………」」

■白水哩 三年生時代~夏~

煌「江口セーラさんも怖いですが、阿知賀の新子さんも強いですねぇ」

仁美「まあ、私の敵ではなかとよ」ゴゴゴゴ...


実況『――その新子選手も、個人戦県ベスト16が最高成績……』

解説『んじゃあ、高校に入って伸びたんかねー?』

実況『元々素質はあったのだと思います』

実況『ただそれだけではなく、本人の努力と共に優秀な指導者に恵まれたのではないでしょうか?』

【レジェンゴのテロップ】


哩「なっ……!?」

仁美「い、いまのテロップに……赤土さんの名前が……!」

美子「赤土さんが……阿知賀女子学院、麻雀部の顧問……!?」

哩「そういえば……赤土さんは奈良の阿知賀女子の出身やって」

美子「じゃ、じゃあ……阿知賀こそが、エバーグリーンズの……赤土さんの後継者?」

仁美「か、勝てるわけがない……」ガクガク


姫子「はなだぁ……」

煌「来年のインターハイこそ優勝しましょう!」スバラッ!

以上です。
Pixivでエロ画像漁りしてる時にみた、新道寺と赤土センセーの絵を見て「そういえばどっちも福岡だったなぁ」と思い出して、つい。

準決勝後、阿知賀の控え室に新道寺の子達がぞろぞろと列作ってサイン貰いに来たら和む。

静乃→憧 軽い百合?
苦手な方はご注意を

やばい、酉ついてた上にあげてた、すいません

憧「ちょ……シズ……ま……っ」

静乃「なにしてんのさ、憧ー」

憧「……あんたが、おかしいんだって……」

山。

それも、決して緩やかとはいえないような。

どうして、こんなところにいるのか。

それもこれも、全てシズが悪い。

静乃「憧ー、早くしないと日が暮れちゃうよー?」

憧「そもそも……ぜぇ……ぜぇ……」

憧「思い立ったが吉日で登るような場所じゃないって……はぁ……はぁ……」

静乃「ん、私は大丈夫だよ?」

憧「……このサル」ボソリ

静乃「憧ー?」

憧「なんでもない」

……聞こえてないよね。

ああ、思わず感情のまま口走ってしまった、失敗。

憧「ちょっと休憩、疲れた、無理、休みたい」

静乃「あははっ、憧は体力ないなぁ」

憧「あんたがありすぎるのよ」

静乃「そんなこといっても、この辺には座り心地のいい切り株もなんかもないしなぁ……」

憧「……なんで把握してるの」

静乃「この山は私の庭だからな!」

静乃「ね、山が庭ってすごくない?」

静乃「まるでお金持ちみたいでさー!」

憧「あんたが持ってるわけじゃないでしょうが」

はぁ、はぁ、とひざに手をつきながらいつものように話す。

本当は話したくないくらいに辛いのだけど。

……ああ、もう、お気に入りの服も汚れちゃったし。

静乃と遊びに行くんだから、もっと動き安い服装で行けばよかった。

……いや。

今日遊びに行こうといわれて、まず山登りと想像する人間はいないはずだ。

憧「はぁ……はぁ……」

……ああ、もう、あの木にでも寄りかかってしまおうか。

土がつくから地面に座りはしないけれど。

こんなときでも無駄にプライドの高い自分に脱帽。

静乃「……もー、しょうがないなぁ」

てくてく、と私の方によってきた。

そのまま目の前で瀬を向け、しゃがむ。

静乃「ん!」

憧「……ん?」

静乃「おんぶだよ、おんぶ」

静乃「私が、憧を負ぶってあげる!」

憧「……」

そう来るとは思わなかった。

憧「……私、重いよ?」

静乃「あははっ、またダイエット失敗したの?」

憧「ちょっと、蹴っていい?」

静乃「そんな元気があるならまだまだ大丈夫だなっ!」

憧「……あんた」

静乃「ふっふっふ、私を蹴るか、私に乗るか、二者択一だよ!」

憧「……シズってそんな難しい言葉使えたんだ」

静乃「私高校生!」

憧「……はぁ」

……蹴るか、乗るか。

そんなもの答えは一つに決まっている。

憧「……お言葉に甘えるわよ」

静乃「蹴るの!?」

憧「そっちじゃない!」

憧「……ほら、準備はいい?」

とす、としゃがむ彼女に体重を預ける。

重くないかな……大丈夫かな。

安定の誤字(ニッコリ

穏乃「む……っ」

穏乃「あはは、なんだ、軽いじゃん!」

憧「……そ」

穏乃「それじゃ、いくぜーっ!」

憧「安全運転でお願いね」

穏乃「もう、しょうがないなぁ……」

そして、ゆっくりと歩き出す。

彼女の腕が私の太腿の下で揺れて。

それにつられるように揺れて。

奇遇にもそれは、私の鼓動と同じリズム。

穏乃「まったく……そんなに体力ないなら断ればよかったのにさー」

憧「……」

……あんたじゃなければ断ってるわよ。

口から出かけたその言葉を飲み込んで、私は彼女の背中に自分を預けた。

おしまい

IDにACOと会ったので、これは憧のネタを書くしかない、と、ふ、と思ったので。

それはともかく、誤字、さらには書いてた文章の消滅により投下に時間がかかってしまって申し訳ございませんでした

リベンジってことで、もう一つ小ネタ書いたんですけど、連投しても大丈夫ですか?

おとして、どうぞ(迫真)

ありがとうございます。
穏乃と憧、ノーマルだけど、軽い下ネタあり?
苦手な方はご注意を。

穏乃「ねー、憧ー」

憧「ん、どうしたの?」

穏乃「クラスの子が憧はえんこーやってるって行ってたけどどういう意味?」

憧「……えんこー?」

穏乃「えんこー」

穏乃「……やってるの?」

憧「えんこー……円光……鉛鉱……援交……!?」

憧「や、やってないよ、そんなの!」

憧「だって、私まだ……その……」

憧「…………処女だし」ボソリ

憧「って、何言わせてんのよ!」

穏乃「いや、言わせた覚えはないんだけど……」

穏乃「それよりさ、憧」

憧「……何よ」

穏乃「しょじょって何?」

憧「……」

穏乃「……」

憧「……え、マジで言ってる?」

穏乃「うん」

憧「……あんた高校生?」

穏乃「憧と同い年だよっ!」

憧「いや、まあそうだけどさ……」

穏乃「あははっ、憧は馬鹿だなー」

憧「……シズにだけは言われたくないわ」

穏乃「?」

憧「……えっと、あんた、性教育とか受けてる?」

穏乃「せーきょーいく?」

憧「……保険体育とか」

穏乃「……ああ!」

穏乃「よくわかんないから寝てる!」

憧「……あっきれた」ハァ

穏乃「じゃあ、憧は知ってるの?」

憧「……そりゃあ、まあ、人並みには」

穏乃「教えて!」

憧「……なんで昼間っからそんな話しなきゃいけないのよ」

穏乃「いーじゃん、ねぇ、教えてよー」

憧「……」

憧「……まあ、人も傍にいないし」

憧「えっと、処女っていうのは……」

憧「……簡単に言えば……ん……」

憧「……男性経験のないこと、かな」

穏乃「あ、そうなの?」

穏乃「それじゃ、私処女じゃないんだ!」

憧「……え?」

穏乃「だって、男性経験でしょ?」

穏乃「それだったら私何度も経験してるもんね!」

憧「ちょちょちょ、ちょっとまって!?」

憧「え、なに、それ、マジで言ってるの!?」

穏乃「うん、マジ」

憧「いつ!?」

穏乃「小学校かな」

憧「小学校で!?」

穏乃「うん」

穏乃「先生に男子に混じってやれーっていわれてさー」

憧「何してるのその先生!?」

穏乃「ん、体育だよ?」

憧「最悪だ!」

憧「あぁ……シズ……あんた汚れてたんだね……」

穏乃「そりゃあ……まあ、いつも駆け回ってるからね」

憧「いつも!?」

穏乃「いつもいつも」

穏乃「一日中いるときだってあるぜ?」

憧「一日中!?」

穏乃「終ったら気分がすっごくすっきりするんだよねー」

憧「……」

憧「……もう私の知ってるシズじゃないんだね?」ボソリ

穏乃「へ?」

憧「帰る、バイバイ」

穏乃「あ、うん、バイバイ」

憧「……はぁ」トボトボ

穏乃(……男性経験って、男子の役でフォークダンスとかやる経験じゃないの?)

穏乃(それに、憧は私がいつも山を駆け回ってるの知ってるはずなんだけどなぁ……なんであんなに驚いてたんだろ)

穏乃(……)

穏乃(玄さんに聞いてみようかな……)

おしまい。

ふ、と思いついたので



激しい運動を日常的に行う人は破けてるっていうよね。

咏「えりちゃん、しりとりしようぜー」

えり「なんですか急に……」

咏「んー、暇なんだよねぃ。つーわけでお願いー」

えり「はぁ、1回だけですよ?」

咏「うんうん、おっけーおっけー。じゃあえりちゃんから先攻で頼むねん」

えり「先攻……まあいいですけど。『リス』」

咏「『スパゲティ』、次は『い』だぜぃ」

えり「『い』ですね、でしたら『椅子』」

咏「その調子その調子。それじゃあ……『好きだぜ、えりちゃん』」

えり「三尋木プロ、早速『ん』がついて……って今なんていいました?」

咏「もう1回? しゃーないなー。では……好きだぜ、えりちゃん」

えり「!? な、な、なんでいきなり告白してるんですか!?」

咏「そんなもん好きだからに決まってるじゃん、知らんけど」

えり「す、好きィ!?」

咏「自分に嘘つく必要なんてないからねぃ。して返答は?」

えり「それは……まぁ、私も、嫌では、ありませんけど……」ボソボソ

咏「ふんふむ、なるほどなるほどなるほど~」

えり「な、なんですか!?」

咏「いんや、別に何も。にしても……」

えり「……?」

咏「2回も言わせるなんてえりちゃんってば意外と大胆だねぃ」ニヤニヤ

えり「!? あ、あれはそういうつもりじゃ……」

咏「うんうん分かってるって。照れてるえりちゃんも可愛いねぃ、知らんけど」

えり「~~~っ、も、もう知りません!」

咏「あはは、ごめんごめん」ケラケラ

咏(んー、本当はえりちゃんの方からも好きだって言ってほしいんだけど……)

咏(まあ、脈ありって分かっただけでも儲けものだよねぃ、知らんけど)

カン!

某所でしりとりネタを見て書いてみたけど何か微妙……
咏ちゃんとか口調大丈夫なんかな、これ

今年も残り数日となったある日、小蒔は巫女見習いとしてお勤めに励んでいた

小蒔「今日も一日お勤め頑張ります!」

小蒔「とはいえ掃き掃除も終わりましたし、参拝者がいなければコタツでのんびりできるのは良い環境です」ヌクヌク

小蒔「」zzz


………
……



シロ「階段登るのダルい......」

シロ「ヨイショ、ヨイショ…… 少し眼を離した隙に豊音も居なくなっちゃうし…… まあいいや目的地で待ってれば多分合流できるはず......

『長期休暇になったら是非鹿児島に来てください、ウチの神社はどんなお願いも叶えてくれるんですよー』

シロ(なんて初美さんが誘ってくれたから冬休みを利用して、皆で旅行したかったけど他の三人は都合が悪くて私と豊音の二人旅)

シロ「三人にはお土産を沢山買っていくとして、豊音とは一度じっくりしゃべってみたかったんだけどな」トコトコ

シロ「ここが神代さんの神社か、豊音には悪いけど先に参拝すませようかな……」

 ペコ ペコ パン パン ペッコリン

シロ「どうか末長く皆と仲良く過ごせますように あと皆同じ大学に行けると嬉しいかも……」

シロ「さて無事参拝も終わった事だし社務所に寄ってお守りでも買おうかな、誰か居るとダルくなくて良いんだけど......」

シロ「ごめんくださーい」

初美「はいはい、何か御用ですかー」ガラッ

シロ「永水の…… 薄墨さんお久しぶりです」ペコ

シロ「来ちゃいました」

初美「遠路はるばる、お疲れ様ですよー」

初美「今皆出払っていて私がお勤めしてるんです 小瀬川さんも事前に連絡してくれれば良いのにサプライズですかー」フンス

シロ「驚かせたかったからね、薄墨さんお勤めご苦労様です」ナデナデ

初美「適度な力加減とスピードすばらなのですよー じゃなくて」ペチ

初美「一人でいらっしゃったんですか」

シロ「ちょうど良い場所に頭があったから…… ちょっとタンマ、そんな目で見つめないでもらえると嬉しい」

シロ「鹿児島には豊音と二人で来たの、他のメンバーはお留守番」

シロ「ところで薄墨さん、この神社はどんな神様を祀ってるの」

初美「初美と呼んでいただきたいところですが、祭神は学業の神様です でも大抵のお願いは叶えてくれますよー」

シロ「薄墨さんの言葉を信じて胡桃達と一緒の学校行けるようにお願いした......」

初美「叶うと良いですね」

シロ「うん」

シロ(やっぱり初美さんはちっちゃくてかわいいお誘いを受けて正解だった......)ジッ

初美「そうでした! せっかく来ていただきましたし、よろしければ学業成就のお守りどうですか」

シロ「これはすばらなお守りかも......」

シロ「ありがと」

初美「あと相棒さんがいらっしゃるまで、休憩しませんか? 他の麻雀部の話も聞いてみたいですし、今ならはるるの大好物黒糖をお付けしますよー」

シロ「それでは、お言葉に甘えて」ポリ

シロ「すばらな味だよ」ニコッ

一旦カンです
一本にまとめると長くなりそうなので、豊音編はまた後日にさせていただきます

さくら荘の一部シーンをシロと京ちゃんで改変した小ネタをちょっと投下します、アイディアをここの板の岩手スレのレスから貰ったので影受けてるかも注意。シロ京のカプなのかこれは…?

小ネタ投下時は名前の所にさくら荘って入れておきます

【宮守高のペットな白望】

~謎のあらすじと言う名の設定~
小瀬川白望さんの両親が海外に長期で遊びにいっちゃった、
そしたら何故かシロさんをうちで預かる事になった。
そして彼女が色々と残念な人だという事が解ってしまった。


+          +          +


シロ「京太郎……」

京太郎「あれ、どうしたんですかシロさん、俺の部屋に来て」

シロ「脱いで」

京太郎「ファッ!?」

シロ「裸がみたいの…」

京太郎「待ってください、どうしていきなり」

シロ「説明するのダルい」

京太郎「ダルい、じゃなくて!そもそもなんで俺が脱ぐ必要があるんですか、俺の裸とかつまらないものです!
     説明してください!」


シロ「今日学校で美術の課題が出されて、テーマは人物を描く奴…」

京太郎「はい、それで…?」

シロ「描くの探すのダルがってたら、胡桃が、『京ちゃんのヌードでも描いたらー?(笑)』って…」

京太郎「その冗談を真面目に受け取る人が居りますか、まったく…」

シロ「京太郎が脱がないならお義父さんに頼む…」

京太郎「わー待って待って、色々と突っ込みたい事もあるけどとりあえず俺が脱げばいいんだな!?
     なんでヌードを描くのかとかは聞かないから、代わりにトランクスは脱ぎませんからね!」

シロ「大丈夫、下は私が脱ぐから…」

京太郎「ア↑タマ↓オカシイィダロォオオ!!!」



シロ「あ、そもそも履いてなかった…」

京太郎「え」

+          +          +


京太郎「ここに俺の東京の友達のSSSさんに送って貰った東京バナナがあります。
     これを二箱シロさんにあげる代わりに一つして欲しい事があります。」

シロ「なんでもするからバナナ早く…」

京太郎「貴方東京バナナ食べたいだけですよね!?後俺がお茶入れるんでそれまで待ってください。
     …その、して欲しい事とは、単に自分の世話は自分でする事だけです。」

シロ「え、何それダルい…」

京太郎「ダルいじゃなくて、明日から休みを利用して俺の長野の幼馴染の咲が遊びに来ます。
     しかし彼女に俺達の関係を知られたら困ります。」

シロ「…なんで?」

京太郎「いいですか、部屋の掃除をするのも俺、貴方の衣服を洗濯するのも俺、朝寝癖を直すのも顔を洗ってあげるのも俺!
     これをみたら咲がどう思う事やら…!」

シロ「無理、ダルいし、私もう京太郎無しじゃ生きられない体にされてしまったから…」

京太郎「誤解を招く良い方はやめてくれませんかね」

シロ「パンツとブラを選んで、履かせてくれたりもするもんね、京太郎は…」


京太郎母「あらあら、我が息子ながら手が早いわね…責任はちゃんと取るのよ?」

京太郎「何の話だ何の!後なんでこのタイミングで母親の前でそんな事カミングアウトしますかね!?」

京太郎母「しかしそこまでしてあげてるんだったら、もう付き合ってる事にしちゃえば?
      彼氏彼女なら、別に変な事じゃないんじゃないかしら」

京太郎「成る程、母さんあったま良い~!…ってんな訳あるかー!?」


シロ「…京太郎が私にして欲しい事は解ったかなぁ」

京太郎「お、本当か!」

シロ「つまり、私と京太郎の秘密の関係を守る為に…咲と言う幼馴染を…屠ればいいんだね」

京太郎母「ククク…ほ、屠るって何よシロちゃん、思わず笑っちゃったわ」

京太郎「がっくし。まったく、この調子じゃどうなる事やら…ん、なんですかシロさんその目は」

シロ「京太郎のバナナ頂戴…その白くてドロッとした濃厚な味が忘れられない…」

京太郎「東京バナナ欲しいって普通に言えヨォォオ!?」




???「私を屠ろうだなんて、良い気だねシロさん。会ったら一緒に麻雀しようよ」ニッコリ

カン!

これでお終い、あのタイトルを見た瞬間つい指が動いていてだな… お目汚し失礼いたしました


シロとましろって割と共通点あるのか、要介護な辺りとか

ついでに咏えりネタ投下
軽めの百合成分ありなので苦手な方はスルーで

咏「ねーねー、えりちゃんえりちゃん」

えり「ん、どうかしましたか三尋木プロ」

咏「えりちゃんは今日が何の日か知ってる?」

えり「11月22日……何か特別な日なんですか?」

咏「ある意味で、ね。今日11月22日はいい夫婦の日なんだとさ」

えり「いい夫婦……ああ、語呂合わせですね」

咏「そーそー。誰か知らんけど面白い語呂合わせを考えるよねぃ」

えり「ええ、そうですね。ところでいい夫婦の日がどうかしたんですか?」

咏「せっかくの記念日だからねぃ、あたしらも肖ろうと思わない?」

えり「え?」

咏「だからさ、これを機会にあたしらも夫婦になるべきじゃね? 知らんけど」

えり「な、な、何を言ってるんでうsか三尋木プロ!?」

咏「今思いっきり噛んだねぃ」

えり「ど、どう考えても三尋木プロのせいですよ!?」

咏「じゃあ責任とらなきゃいけないよねぃ。つーわけでえりちゃん、目ぇ瞑って」

えり「……いったい何をする気ですか?」

咏「え? このシチュですることなんて熱い接吻に決まってるでしょ。知らんけど」

えり「絶っ対に瞑りません!!」

咏「相変わらずえりちゃんは堅いねぃ。ま、そこがまた可愛いんだけど」

えり「ああもう! からかうのはやめてくださいと言ったでしょう!?」

咏「わっかんねー、一切合財わっかんねー」ケラケラ

えり「本当にこの人は……」イライラ

カン!

今日はいい夫婦の日だとグーグル先生で見かけたので何となく
何か中途半端な終わり方してる気がしないでもない……

すばらですっ!


まだ友情の範囲とは思うけれど、淡→菫
苦手な方はご注意を

淡「ねー、スミレー」

菫「……なんだ」

淡「わー、すっごい嫌そうな顔」

菫「お前に関わるとろくなことが無いからな」

淡「……あはは、それは流石に傷つくかなー」

菫「……すまん、言いすぎた」

淡「それじゃ、お詫びとして、一つ私の言うこと聞いて?」

菫「……」

菫「……変なこと言うなよ?」

淡「だいじょーぶ。私のお願いだよ!」

淡「ファ○通の攻略本くらいには信頼性があるよ!」

菫「だから不安なんだよ」

淡「えー……」

淡「んー……まーいいや、それじゃあね、スミレー」

淡「淡ちゃん可愛いって10回言ってみて?」

菫「……は?」

淡「だから、淡ちゃん可愛いって10回言ってみて」

菫「……」

菫「……熱、あるのか?」

淡「いたって平常だよ!」

淡「ふふん、元気満点の女の子だもんね」

淡「こんな元気な女の子が風邪なんて引くわけないっ!」

菫「ああ、確かにな」

淡「そうでしょ、そうでしょー?」

菫「馬鹿は風邪を引かないもんな」

淡「誰が馬鹿かっ!」

菫「……まあ、台詞的にもお前だろうな」

淡「だからさー、そんな冷たい目で私を見ないでってばー」

淡「ほら、あれだよ、ピザって10回言ってと同じ感じでー」

菫「淡ちゃん可愛いと言え、と」

淡「そ-そー」

淡「それさえ言ってくれれば、淡ちゃんもさっきのことを許しちゃうよ!」

菫「……」

菫「……1回だけだぞ」

淡「だから10回だってば!」

菫「……ああ、わかった、わかったよ」

菫「淡ちゃん可愛い、淡ちゃん可愛い、淡ちゃん可愛い、淡ちゃん可愛い、淡ちゃん可愛い、淡ちゃん可愛い、淡ちゃん可愛い、淡ちゃん可愛い、淡ちゃん可愛い、淡ちゃん可愛い、」

淡「えへへっ、ありがとスミレー!」ギュッ

菫「ちょっ……と……いきなり……っ!」

淡「スミレに可愛いって言ってもらえて淡ちゃんは幸せです!」

菫「お前が言わせたんだろうが……」

淡「なんのことやら」

淡「えへへ、スミレー」スリスリ

菫「……」

菫「……ほら、こうなるんだよ」

菫「……はぁ」

淡「こんな美少女に抱きつかれて、なんとも思わないの?」

菫「呆れの感情が大きく浮かんだよ」

淡「……そうだよね、スミレの方が可愛いもんねー」

淡「そりゃあ、私みたいな子に抱き疲れても呆れしかでないよねー」

菫「な……っ!?」カァ

淡「あははっ、顔を真っ赤にするスミレちゃん可愛い、スミレちゃん可愛いーっ!」

菫「やめろ、馬鹿、おい、っ!」

淡「えー……」

菫「えーじゃないっ!」

淡「思ったことを口に出来ない世の中なんてどうかしてると思うよ!」

菫「そうだけど、そうじゃなくって!」

淡「あははっ、本当にスミレちゃんは可愛いなー」

淡「可愛いって言われてる照れてるスミレちゃんちょー可愛いーっ!」

菫「やめろ、馬鹿ぁ!」

おしまい

ふ、と思いついたので

>>218の続き

豊音side

―電車内―
豊音「わー あれが桜島かー やっぱり大きいなー」

シロ「豊音電車の窓から顔出すのは行儀悪いよ……」

豊音「だってだって旅行初めてなんだもん」

豊音「おまけに九州だよ! 岩手を出るときはあんなに雪降ってたのに」ウキウキ

シロ「最初から飛ばしてると、後で疲れるよ」

豊音「そんなことないもーんだ」

シロ(何となく旅行中に豊音が迷子になりそうな気がする。気をつけなくちゃ)

―現在―
豊音「シロー 何処に行ったのー」ウロウロ

豊音「携帯の電池切れてるし、どこに居るか分からないよー」タチツクス

豊音「とりあえず、あっちに行ってみようかな」

『あら、あそこに居るのは…… 見間違いかもしれないけど気になるわ』

豊音「だんだん道が細くなってきたよー あれ行き止まりだ」

『やっぱり宮守の姉帯さんだわ、でもこんなところで何をしてるのかしら とりあえず声をかけてみましょう』

霞「すみません 宮守の姉帯さんで宜しかったかしら」

豊音「あっ 永水の岩戸さんだー こんにちはーだよ」

霞「ええ、お久しぶりだわ ところで貴方はこんなところで何をしてるの その荷物を見る限り旅行かしら」

豊音「冬休みを利用してシロと二人で永水さんの神社に行くところだったんだけど、シロとはぐれちゃって」ウルウル

霞「それで、迷子になったということね ちょうど良かったわ私も今から帰る所だし案内するわよ」

豊音「岩戸さんこの恩は一生忘れないよー」ギュッ

霞「いきなり抱きつかないでほしいわ。 びっくりしちゃうじゃない」ドキドキ

霞(巷ではお母さんだとか年増だとか言われてるけどれっきとした18歳なんですからそこんところよろしくね)

霞「もう、涙で顔濡らしちゃって、そんなに寂しかったのかしらかわいらしい顔が台無しよ ほらハンカチ貸してあげるから」ナデナデ

豊音「あ…り…が…と、ちゃんと洗濯して返すね」チーン

豊音「もうひとつお願いがあるの 少しの間だけ胸貸してほしいな」ウワメヅカイ

霞(そんな純真な目で見つめられたら、ハイって言うしかないじゃない)

霞「少しだけなんだからね!」ダキカエス

豊音「♪」

霞「さっきまであんなに泣いてたのに今はとっても機嫌が良さそうね」

豊音「当たり前だよー 横に岩戸さんが居てくれるんだもん ちょー嬉しいよ」

霞「私も悪い気はしないのだけれど、この手を離してくれるともっと嬉しいわ」

豊音「絶対嫌だよ♪ 霞はそんなことしないもん」コイビトニギリ

 アノフタリラブラブダネ アラアラナカヨシサンネ アッタカーイ

霞(見かけによらず、結構強引だわ あ、あとさりげなく下の名前で)ハワワ

霞「そ、そういえば、小瀬川さんとは連絡は取れたのかしら」

豊音「携帯の電池切れちゃって… でもシロなら大丈夫 多分先に神社に行って待っててくれるはずだよー」

霞「じゃあ私が神社に連絡しておくわ、姉帯さんは私と一緒だから心配しないでねって」ピポパ

霞「うん、ええ、分かったわ、そっちもよろしく頼むわ」ガチャ

霞「小瀬川さんは無事着いたみたいよ、今初美ちゃんがもてなしてるみたい」フフフ

豊音「ほっとしたよー、じゃああんまりシロを待たせちゃダメだし案内お願いします」ペコリ

霞「ねえ姉帯さん、せっかくなんだし私のお勧めの場所教えてあげるわ 少し遅れるけど寄るだけの価値はあると思うわ」

豊音「行ってみたいよー」

霞「うふふ、じゃあ姉帯さん 目的地に着くまで目隠しさせてもらうわ ものの数分だから我慢してね」フフフ

豊音「うわー 真っ暗だよー 全然前が見えないよー」ギュ

霞(姉帯さんは素直な子ね でもそういうところ嫌いじゃないわ)ゾクゾク

霞(なんだろう、そこはかとなく湧き上がってくるこの感情……)

霞「はいはい、ナビゲートはこっちでするからしっかり手を握っていてね」

霞「姉帯さん、もう目隠し取って良いわよ」

豊音「よいしょっと、目がチカチカするよー」

豊音「うわー すごい眺めだよー」

霞「ここは私達のお気に入りの場所なの」

霞「近くに邪魔な障害物が無いから360°見渡せるし、街灯も少ないから夜には満天の星空を眺めるのも良いわね」

豊音「綺麗な場所だよ……」ウットリ

豊音「霞さん本当にありがと」ペッコリン

霞「喜んでくれたみたいで嬉しいわ」

霞「さてと、あんまり客人を待たせるのも悪いし、行きましょうか はい」テヲダス

豊音「あ、うん♪」ギュッ

―神代家―

霞「ただいま帰りました」

豊音「お、おじゃまします」

小蒔「あ、姉帯さん遠路はるばるお越しいただきありがとうございます」ペコリ

豊音「はわわ、いきなり神代さんに会っちゃった どうしよう霞さん」

霞「素直に喜びを表現したらどうかしら」ニヤニヤ

豊音「神代さんに会えてちょー嬉しいよー」ギュー

小蒔「姉帯さん、ちょっと苦しいです」

初美「姫様が遅いので様子を見に来たら抱き合ってますね 白望さんどう思います」

シロ「修羅場?」


ー居間ー
小蒔父「こんな別嬪さん二人に囲まれて幸せだな」

小蒔母「貴方!今日のご飯は抜きです」

小蒔父「そんなぁ」

初美「こんなですが、れっきとした神代家の当主さんですよー はい、白望さんお茶碗どうぞ」

小蒔「父がすみません、普段はもっとしっかりしてるんです」カアア

シロ「ありがと、楽しそうな家庭だから問題ないと思う……」メソラシ

豊音「ちょー良い家庭だよー」

初美「はい、姉帯さんもどうぞ 白望さんこっちのおかずどうですか」

シロ「モグモグ…… 味が染みてておいしい」

豊音「ホントだ、ちょーおいしいよ」

初美「そうですか! それ私が作ったんですよー」

シロ「初美は将来良いお嫁さんになる 私が保証する」

初美「」ポン キュー

シロ「初美大丈夫……」ヨイショ

豊音「シロが薄墨さんを膝の上に載せて充電してる」モグモグ

小蒔「私も霞ちゃんにしてもらおうかなー」ゴクゴク

シロ「初美、どう少し落ち着きそう?」ナデナデ

初美「うわー 力が抜けて一人じゃ座っていられませんよー ご飯も食べさせてくれると嬉しいですよ―」

シロ「はい、口あけて あーん」ヒョイ

初美「もぐもぐ、ごっくん 我ながら良い出来です もう一口いただけますか」

シロ「いいよ、どれが食べたい?」

豊音「小蒔さん、シロと薄墨さんがいちゃいちゃしてるね」

小蒔「ええ、今日ははっちゃんのテンションが高いみたいです でも悪い気はしません」

豊音「じゃあ、私達も食べさせあいしよー」

小蒔「私も一回やってみたかったんです。お言葉に甘えて私から はい あーん です☆」

豊音「シロ 楽しかったね」

シロ「うん、神代さん達にいろいろ案内してもらって全然ダルくなかった……」カタカタ

豊音「シロは薄墨さんにべったりだったもんねー、今もメール打ってるの?」ノゾキコム

シロ「そうだよ///」ガメンヲカクス

豊音「これから福岡に寄って観光した後、最終の新幹線で岩手に帰るんだっけ」

シロ「そうだね。いろいろ回る時間はないけど、せっかく九州に来たからにはね」ブーブー パアア

豊音「おいしいもの沢山胡桃ちゃんたちにも買っていかなくちゃねー」

―駅構内―

シロ「電車の乗り換え場所どこだろ……」

豊音「えっとね… 見える範囲に案内板無いみたい…」オロオロ

『おやおや? あそこに見覚えのある帽子の方がいますね その横に居るのはいかにもダルそうな表情をした方ですね』

『何か困っているみたいですね。このまま見過ごすのはすばらではありません!』

煌「あの、間違っていたらすみません もしかして宮守の姉帯さんと小瀬川さんですか?」

シロ「ええ、そうです えっとお名前を聞いても良いですか」キョトン

煌「私は新道寺の花田煌といいます 何かお困りの様子だったもので」ペッコリン

シロ「実は乗り換え場所が分からなくて、親切な方に教えてもらおうと思ってたの……」

煌「私で良ければご案内しますよ 約束の時間まで余裕がありますから」スバラ

豊音「花田さん(ダキツク)ちょー親切な人だよー」

シロ「じゃあ、お願いしようかな」

煌「おまかせあれー」スバラ


―喫茶店―

豊音「―なんてことがあったんだよー」

煌「すばらな旅行になったようですね 豊音さんのお話を聞いていると良く分かります」ウンウン

豊音「シロなんて食事中ずっと薄墨さんを膝の上にのせてあげたり、食べさせてあげたりしてたもんね」

シロ「それは…… 普段胡桃を乗せてあげたりしてるし、ちょうど良いサイズだから///」

煌「私もその乗り心地を確かめてみたいところですが、やめておきますね」

煌「さてと、そろそろ私はお暇させていただきますね あまり姫子さんを待たせても悪いので」

豊音「花田さん待ってー、 私と……しませんか」

煌「それはすばらな事です!」


……
………

『……ま …さ…ま 起きてください』ユサユサ

小蒔「もう少しで起きるから、あと10分だけ…」

初美「姫様、もうすぐお客さまが来るんですからしっかりしてくださいよー」

小蒔「あっ はっちゃん おはよー」ゴシゴシ

初美「随分気持ちよさそうに寝てましたけど、さぞかし良い夢だったんですね」

小蒔「ちょっと昔の夢だったけど、すごく楽しい夢だったの」

初美「私も最近はなかなか寝付けませんよー」

初美「でも姫様… 年が明けたら正式に巫女になるんですから、しっかりして下さいよ」

小蒔「ぶー ちゃんと頑張ってるもん」プンプン

小蒔「でも頑張るね しっかり役目を果たしてみせます」フンス

初美「ひと一番努力しているのは、皆理解してますよ 姫様はガンバリ屋さんですから」ヨシヨシ

小蒔「はっちゃんとこうして気軽にしゃべっていられるのもあと少しなんだね」

初美「まるで私がどこか遠くへ行ってしまうような言い方ですね 私は何処にもいきませんよー」

小蒔「でもね…… あっ 皆さんお久しぶりです」

シロ「神代さん よろしくね」


 私の巫女としての初仕事ははっちゃんと白望さんの結婚式、神社的には神前式です
 小瀬川さんがウチの神社を訪れた日に意気投合した二人は、高校卒業後も岩手と鹿児島の遠距離恋愛を続けていました

 約4年間いろいろな障害が二人を襲ったけど二人三脚でなんとか乗り越え、大学卒業をきにウチの神社で式をあげることになりました
 世間はまだ同姓婚を認めていないので、形式的なものになるのは仕方ありませんが、二人の間に性別なんて関係ない
 二人の事を良く知っている人達は皆祝福しましたし、父と母も二人の考えに賛同してくれました

 特に二人の間を後押ししたのは……

豊音「シロ 結婚おめでとうだよー」

煌「小瀬川さん、薄墨さん このたびはおめでとうございます」

 姉帯さんと花田さんの二人でした
 二人は4年前福岡で知り合い、小瀬川さんと薄墨さんの仲を後押しするためにいろいろ尽力したようです
 また、姉帯さんが福岡の実業団に誘われた時も花田さんは『何事もチャレンジしてみなければ、道は開けません』
 『それでも、心配なら私が支えてあげます』と迷う姉帯さんの背中を押し、今では専属マネージャーをしています

 私もはっちゃんや姉帯さんみたいにかけがえのない相手に出会えれば良いなと思っていましたが
 最近、気になる人がいるんです でもそれはまた別の話

初美「白望さん……」

白望「初美……」

  『』チュ

 初美と白望は幸せなキスをして終わり

間隔が空いてしまいすみませんでした

題名の【新道寺×永水】は投稿後気付きました
というのも当初花田さんと小蒔さんで書いてたんですが、話がまとまらなかったので一緒に海に行った宮守勢と絡ませたは良いものの修正を忘れてました

結果的には、花田煌さんも重要キャラになったので災い転じて福となすと言う形で許していただければ幸いです
なお投げっぱなしの伏線とか、いちゃいちゃ話はそのうち書けたら良いな

白糸台メンバー+京太郎

京太郎が白糸台にいる設定になっていますので、苦手な方はご注意を

淡「……そろそろテストだけど、調子はどう?」

京太郎「ふっふっふ、この小テストを見て見ろ!」

淡「大きい丸が一つだけついてるね」

京太郎「どうだ!」

淡「ワーストランキングだったら優勝だったかもね」

京太郎「……と、まあ、大体そんな感じだ、助けてくれ」

淡「うんいいよ」

淡「テストの後ね」

京太郎「意味ねぇ!?」

淡「淡ちゃんは自分の勉強で忙しいのです!」

京太郎「……上位キープしてるくせに」

淡「いやいや、上位キープするのだって大変なんだよ?」

淡「それこそ、勉強しないと上位になんて入れないんだからさ」

京太郎「……まあ、そりゃそうかもしれないけど」

淡「まー、私は適当にやっていつも上位だけどね」

京太郎「この……っ」

淡「えへへっ、頭の構造の違いだね!」

京太郎「ぐ……否定出来ない自分が悔しいぜ」

京太郎「……でも、本当にどうしようかなぁ」

淡「何々、そんなに危ないの?」

京太郎「おっきい丸が一つつくんだぜ?」

淡「あー、それは危ないかもね」

京太郎「だから、割と本気で助けてください」

淡「助けてって言われてもなぁ……」

淡「覚えて書く、それだけでしょ?」

京太郎「それが出来たら頼まねぇよ」

淡「だから私に聞くなってことー」

淡「まあわからなかったら一応私が教えてあげるからさ」

京太郎「……そんな調子で間に合うかなぁ」

淡「間に合わせなきゃいけないんだと思うけどね」

淡「……どうしてもダメなら、先人の話を聞いてみればいいんじゃない?」

京太郎「先人?」

照「……テストの解き方?」

京太郎「助けてください」

照「……書けば、点がもらえる」

京太郎「いや、そういうことじゃないです」

照「?」

菫「……勉強法を聞いているんだろう」

菫「……こいつに聞いても意味は無いと思うけどな」

淡「何々、テルーも私と同じで感覚派ですかー?」

菫「いや、そうじゃなくてだな――」

照「勉強法……」

京太郎「何か、何かテストを解く秘訣を……っ!」

照「……」

照「……最初のテストは、低くたって仕方ない」

照「でも、やってけばやってくうちに点数が上がるから」

照「最終的には好成績」

京太郎「……」

京太郎「この人何言ってるんですか?」

菫「それが先輩に対する態度か」

淡「いや、今のは私もちょっと何言ってるかわからなかったんだけど」

菫「……まあ、そうだろうな」

菫「簡単に言ってしまえば……こいつは、麻雀の和了点と同じ要領でテストの点を上げてきたんだ」

京太郎「……は?」

照「1学期中間は5点ばっかりだけど、3学期期末は100点ばっかり」

菫「それで、年度が替われば点数も変わるんだと」

菫「……本当にふざけている人間だよな、こいつ」

照「人の事を悪く言ったらいけないってお母さんに習わなかったの?」

菫「……」イラッ

京太郎「……確かに参考にはならないですね」

淡「あてがひとつはずれちゃったねー」

京太郎「菫さんはどうなんですか?」

菫「私か?」

京太郎「ええ」

菫「ふむ……」

菫「……私の場合はまずSSPを探すな」

淡「えすえすぴー?」

菫「ああ、シャープシュートポイントだ」

京太郎「はぁ……」

京太郎(……正解するポイントかと思った)

淡(スミレスペシャルポイントだと思ったのに)

菫「授業中にそのポイントを見つけて、そこをマーカーでチェックする」

菫「後はそこを読み返せば言いだけだ」

京太郎「それ単にヤマ張ってるだけじゃないですか」

菫「ふふん、百発百中だ」

淡「おう、それはすごいね、スミレー!」

菫「そうだろうそうだろう」

菫「だが敬語を使え、淡」

淡「ふむ……それはまことにすばらしいことでございまする、菫殿」

菫「やめてくれ」

淡「んー」

京太郎「……ともかく、先生の話からテストに出るなってところをマークするんですね」

菫「ああ」

菫「……といっても、それだけじゃ足りないから普通に勉強もするけどな」

京太郎「そりゃそうでしょうね」

京太郎「……というか、そっちの話の方が聞きたいです」

菫「ふむ……」

菫「……まあ、やはり、先生が強調していたところを集中して復習するのが一番効率がいいんじゃないか?」

京太郎「SSPとどこが違うんですか?」

菫「SSPは先生の癖を見抜き、そこから判断する技だからな」

菫「ふふ、君にも伝授してやろうか」

京太郎「結構です」

照「SSP……シュガースイートポテト」

淡「なんかすっごい甘そうですねー」

照「つまり、菫は甘いものを持ってる……」

照「ちょーだい」

菫「……ほら、チョコだ」

照「さすが菫、話がわかる」

菫「……はぁ」

菫「……っと、教えられるのはそれくらいかな」

京太郎「ああ、はい、えっと、ありがとうございました」

尭深「……勉強法?」

京太郎「はい」

京太郎「テスト目前からなんとか脱出できるような勉強法を教えてください」

誠子「もっと前から勉強すればよかったんだよ」

京太郎「いや、それもそうなんですけどね」

京太郎「でも、やっぱりこう……誘惑に飲まれちゃうじゃないですか」

誠子「まあなー」

淡「だから私みたいにやらないでも出来るようになればいいんだってばー」

京太郎「それが出来れば苦労しねぇっつの」

尭深「えっと、京太郎君」

京太郎「教えてくれるんですか?」

尭深「……ん」

尭深「これは、テスト当日のこと……だけどね」

京太郎「ふむふむ」

尭深「まず、一日目のテストを捨てるの」

京太郎「……は?」

尭深「赤点を逃れるくらいは点数を取っておいて……」

尭深「それで、二日目は、普通にがんばって」

尭深「すると、三日目のテストの内容がするりと頭に入ってくるの……」

尭深「前日、前々日に間違えた分だけいっぱいいっぱい頭に入ってくるから」

尭深「その調子で――」

京太郎「――もういいです」

尭深「ええっ!?」

誠子「尭深……そんな解き方してたんだ」

尭深「えっ、えっ?」オロオロ

淡「えっと……流石に、擁護できないかなぁ、あはは」

誠子「とりあえず、助け舟はどこにもないよ」

尭深「……私がおかしいの?」

京太郎「……ええ」

淡「うん」

誠子「……だな」

尭深「……くすん」

京太郎「誠子さんは何かありますか?」

誠子「私か?」

京太郎「ええ」

誠子「……ふむ」

誠子「……そうだな……」

誠子「……ぐぬぬ」

京太郎「なんでそんなに考え込むんですか」

誠子「なんていうんだろうな……」

誠子「どのテストにも大門がいくつかあるだろ?」

京太郎「ありますね」

誠子「その順番に従って、正解をポンポンポンって出してくと……不思議なことに、脳内にその大門内の最後の問題の答えが浮かぶんだ」

京太郎「……は?」

誠子「国語とかだとその記号が、数学とかだと答えが」

誠子「だからあってることを確認するだけなんだけど……」

尭深「……私と変わらない」

誠子「いや、私はちゃんと解いてるから!」

誠子「最後のテストにかけて最初の方をおろそかにする尭深とは違うから!」

尭深「……お茶おいし」

誠子「無視しないでほしいんだけど!?」

京太郎「……というか、どっちも似たり寄ったりです、外野から見れば」

誠子「尭深と私が同じ!?」

誠子「この変人解決法を示した尭深と!?」

尭深「だから……割と人のこといえないってば」

淡「結局どっちも浮かんだ答えをそのまま書いてるだけだしねー」

誠子「ぐぅ……確かにそうだけど……」

誠子「このまま尭深と一緒にされるのは癪に障る……っ」

尭深「ひどくない!?」

誠子「よし、京太郎君、普通の勉強法を教えてあげる!」

京太郎「はぁ……」

誠子「公式を覚えて、当てはめるんだ!」

京太郎「ありがとうございましたー」

淡「また後でー」

誠子「え、ちょ、ちょっと!」

尭深「……」ポン

誠子「……私っておかしいのかなぁ」

尭深「うん」

誠子「でも、尭深だけにはいわれたくない」

淡「で、どうだった、今日のまとめ?」

京太郎「……」

京太郎「……」

京太郎「……よし」

淡「ん?」

京太郎「勉強教えてください」

京太郎「テスト終った後に」

淡「……うん、いいよ」

京太郎「……もう、今回のテストは諦めるよ」

淡「わー、なんだか途方にくれちゃってるー」

京太郎「だってさ、教えてくれた人たちのほとんどがわけのわからない勘だぜ?」

淡「唯一アドバイスくれたスミレのも今からじゃ遅いしねー」

京太郎「……まさか、尭深さんや誠子さんのを実施するわけにも行かないだろ?」

淡「してもしなくても変わらないと思うけどねー」

京太郎「言うな」

京太郎「……はぁ」

京太郎「……普通にがんばるか」

淡「あ、一応頑張るんだ」

京太郎「赤点を逃れるようにな」

淡「……あはは」

淡「ん、それじゃ、淡ちゃんの知識を少し京太郎君にわけてあげよう!」

淡「ん~~~~~っ」

淡「はっ!」

淡「よっし、注入完了っ!」

京太郎「……それで、本当にわたったらすごいんだけどな」

淡「もしかしたらわたってるかもよ?」

京太郎「……まあ、頑張ってみるよ」

淡「んじゃ、私はここで見ていてあげる」

京太郎「勉強しなくていいのか?」

淡「しなくても出来るしー」

京太郎「……」

淡「あ、ここ間違ってるよ」

京太郎「……くそう」

おしまい。

もしもテストの解き方が麻雀の能力とつながってたのかな、って、ふ、と思ったので。

京太郎のSSの一番乗りは取られたか……

おっつ、おもしろかった

某入水スレ準拠だと違うけど、一応原作では淡は
「菫先輩」、「たかみ先輩」、「亦野先輩」って呼んでるようですよ。

ソースは阿知賀編4巻カバー裏。

>>259
ああ、本当だ。
誤字してしまい、すいませんでした。

京太郎「おーい、優希~どこいった~」

京太郎「お前の大好物のタコスを言われたとおり買ってきてやったぞ~」

京太郎「あ、いたいたって……」

優希「zzzz……」

京太郎「寝てんのかよ」ハァ・・・

京太郎「パシらせた癖に寝るとか、教育だな」

京太郎「ん~どんな悪戯をしようかな」

京太郎「とりあえず頬をぐいっと」

優希「zzzz……」

京太郎「起きないか」

京太郎「ならばっ!」キラーン

京太郎「喰らえデコピンッ!」バシーン

優希「……」

京太郎「これでも起きないか」

京太郎「……」

優希「……」

京太郎「……」

優希「……」

京太郎「こうやって改めて優希の顔をちゃんと見てみると……」

優希「……」ピクッ

京太郎「案外、可愛い顔してるよな」ホッペタツンツン

優希「……」

優希「(可愛いって!京太郎が私のこと可愛いって言ったじょ!)」///

優希「(寝たふりしててよかったじぇ!)」///

京太郎「顔赤くなってるな、もしかして起きてるのか?」

優希「(!)」

優希「(寝たふりしてたことをばれる訳にはいかないじぇ……)」

優希「(平常心、平常心……)」

京太郎「黙ってると、本当に可愛いよなこいつ」

優希「(平常心だじぇ!私ならできるじょ!)」///








京太郎「うん、やっぱり改めてみると彼女にしたいくらい可愛いな」

優希「……」

優希「……」

優希「」ボンッ///

京太郎「爆発した!?」

京太郎「お、おい、大丈夫か!優希!」

優希「(さ、さすがに、今の言葉を聞いて……)」

優希「(平常心を保つことは出来なかったじょ)」ガクッ


終われ

投下終わりです。

お目汚し失礼しました。

すばらっ!

投下します

登場人物:照、菫、淡

内容:(たぶん)ほのぼの

照「菫…また右手が動いた」

菫「す、すまない…なかなか身体に染みつているようで…」

照「そう…」

スッ

菫「おい…何をするつもりだ…!?」

照「菫のクセが出るたびに一本ずつ…」

菫「や、やめろ…」

ピクッ

照「動いたよ菫」

ポキッ

菫「い、今のなんかほんの少し動いただけじゃないか!!」

照「だめ、そのクセを残したままだと決勝が危ない」

照「菫がそのクセをしなければいいだけ…」

照「ほら次」

菫「うぅ……」

ピクッ

照「ほら、また動いた」

ポキッ

菫「やめろ…」

ピクッ

照「動いてる」

ポキッ

菫「やめろ…」

菫「やめてくれえええええええええええ!!!!!」





淡「なにやってるの……?」

照「菫が狙い撃つときのクセを治してる」

菫「なにも、クセが出るたびに私のポ○キーを食べることないじゃないか…」グス

淡「しょーもな……」

2レスだけですが、これで終わりです

淡「サキ、あたしは今体調が悪いんだ!」

咲「えっと、どう考えても元気だよね?」

淡「というわけでサキはあたしに膝枕するべきだよ!」

咲「素直に膝枕してほしいって言えばしてあげるのに……」

淡「じゃあ膝枕して!」

咲「うん、じゃあどうぞ」ポンポン

淡「わーい」ポスッ

咲「えっと、どんな感じかな?」

淡「んー、たかみ先輩と比べるとちょっと弾力と肉付きが足りない気がする」

咲「うぅ……あれ? ということは渋谷さんにもお願いしたことあるの?」

淡「1回だけね。顔赤くして恥ずかしがる様がかわいかったよー」

咲「そっか、可愛かったんだ……」

淡「うん。でもここから眺めるサキはもっとかわいいよ」

咲「え、あ、ありがとう……」カオアカイ

淡「あはは。サキってば顔赤くなってるー」

咲「だ、だって淡ちゃんが可愛いなんて言うから……!」

淡「本当の事だよ。それにここからの眺めだけじゃなくてもサキはかわいい!」

咲「~~~~っ!」カオマッカ

淡「顔真っ赤になって照れてるサキもかわいいなぁ!」

咲「は、恥ずかしいからもうやめて……」

カン!

淡咲妄想して興奮した勢いで書いた、反省はしている
ところで1レスだけの投下でも本文の前に警告入れたほうがいいのかな?

>>278
名前欄に書けばいいんじゃね、知らんけど

>>280
thx
把握した

えり「……」ソワソワ

えり「……」ソワソワ

咏「……うちの前でもじもじして何してんだい、アナウンサー?」

えり「み、三尋木プロ!?」

咏「おーともよー」

咏「アナウンサーの相方、咏ちゃんだぜぃ?」

えり「……が、外出してらしたんですか?」

咏「んー、ちょっと散歩にねー」

咏「アナウンサーの方こそどうしたのさー?」

咏「まさか、私に会いに来た、とか?」

咏「なんつってー、あはははっ!」

えり「……」イラッ

咏「やー、そんな怖い顔しないでほしいかなー」

咏「んで、結局何の用?」

咏「番組の打ち合わせとかあったっけー?」

えり「そうじゃなくて……あの」

えり「……これ、です」

咏「……チョコ?」

えり「そうですよ」

咏「んー、ありがたくもらっておくねー」

えり「……へっ?」

えり「えっと……それ、だけですか?」

咏「んにゃ、それだけだよ」

咏「あー、なんかお返しがほしいとか?」

咏「にゃはは、アナウンサーは欲張りだねぃ」

えり「いや、えっと、そうじゃなくて……」

えり「……ほら、今日って」

咏「ん?」

えり「……」

えり「……なんでもないですよっ!」

咏「にゃはは、冗談だって、そんな怒らないでほしいかなー」

咏「ねぇ、えりちゃん?」

えり「!」

咏「安心しなって、私だって今日くらいは何の日か覚えてるからさー」

咏「入りなよ、お返し、私からのプレゼントあげるから」

えり「……」

えり「……ずるいです、咏ちゃん」

咏「にゃはは、私に叶うにはまだ100年くらい早いねぃ」

おしまい

IDにVDU……バレンタインデー咏ちゃん!と、ふ、と思い立ったので。

季節はずれのネタ失礼しました。

すばらー


■2002年ドラフト指名を振り返る
 プロ雀士ドラフト会議が25日午後5時から、東京都内ホテルで行われた。
 一昨年、昨年度インターハイで母校を連覇に導いた朝酌女子・瑞原はやり(18)は6チーム競合の
末、抽選で神泉が交渉権を獲得した。

 今年度インターハイで優勝した土浦女子の小鍛治健夜(28)は恵比寿が一本釣り。インターハイで
瑞原との直接対決を制し、優秀な成績を残しながら1チームのみの指名に終わったことについて瑞
原を指名した6チームの監督達は「数回の半荘で好成績を残すのはよくあること。今年出てきたば
かりの小鍛治より、昔から安定した成績を残している瑞原を指名するのは残念ながら当然」と口を
揃えて語った。
 また、恵比寿内部でも今回の指名は波紋を読んでおり、最終的に監督の説得に折れた上層部が
判断を任せていたが、ファンからのバッシングは一夜明けたいまでも止まない。
 小鍛治健夜の1位指名に関して、熊倉トシ監督は「彼女は麻雀界を代表する選手となります。
たしかに実績少ないのですが、いまは温かく見守ってください」とコメントを残している。
                                               <2002年11月25日>

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■エビで鯛を釣ったか? 今年度MVP「小鍛治健夜」
 日本麻雀連盟の年間表彰式「2003プロ麻雀コンベンション」が11月7日、東京都内のホテルで開
かれ、今年度の各賞の表彰が行われた。
 ルーキーオブザイヤーに選ばれた恵比寿レッドスナッパーズ・小鍛治健夜(29)は、最優秀選手
(MVP)も受賞。「最高の誕生日プレゼントになりました。来年も賞をいただいたことに恥じない活
躍をできるように努力したいと思います」と話した。
 
 恵比寿に正式加入するまで非常に多くのバッシングに晒された小鍛治だったが、プロ加入後も連
戦連勝。今日まで無敗の成績を築き上げ、批判に結果で答えた結果となった。ルーキーが最優秀
選手に選ばれたのはプロリーグ開設以来。
 授賞式後のインタビューでは、タイトル戦・世界戦に関してはまだ考えておらず、来年もチームを
優勝に導けるように頑張りたいと思います、と語っている。
                                               <2003年11月7日>

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■瑞原 登録抹消「2年目のジンクスという言葉があるなら……」
 神泉ネイキッズ・瑞原はやり(20)が出場選手登録を抹消された。クライマックス・シーズンのエ
ントリーテストを兼ねた5日恵比寿戦で中堅として出場。三万点を失い、今季放銃率19%で終わり
「2年目のジンクスという言葉があるなら、使わせてもらいたいです☆」と悔しげに振り返った。
 秋季教育リーグに参加するため、7日に2軍メンバーとともに宮崎入りする予定。現状ではポス
トシーズンに出場する可能性は低く「課題がたくさんあります。一つずつ潰して、新たな気持ちで
来年を迎えたいです☆」と話した。
 瑞原は先月15日にアイドル活動復帰を宣言しており、今月10日からの武道館ライブのために
秋季教育リーグも途中で抜けることになりそうだ。
                                               <2004年10月7日>

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■プロアマ親善試合 期待の新人発掘か
 関東プロアマ親善試合が27日より、有明・東京国際展示場で三日に渡って行われた。
 恵比寿・小鍛治健夜(30)は総合成績トップで終了し、三日間全ての半荘でトップ率100%とい
う成績を記録している。
 小鍛治と同期でプロ加入時は活躍の期待されていた神泉・瑞原はやりは31位で親善試合を終え
ている。今回のプロアマ親善試合に参加したプロ雀士30人の中では28番目。22日に一軍へ復
帰したものの、この結果はチーム内人事にも影響しかねない。

 総合成績2位はプロではなく、妙香寺学院・三尋木咏(17)となった。三尋木は今日まで公式戦出場
経験が無く、まったく実績の無い選手だったが親善試合では他家を圧倒。小鍛治との直接対決では
惜しくも敗れたが、本人は「小鍛治プロ強すぎてわけわかんねー。また一緒に打ちたい」と再戦に意欲
を燃やしている。三尋木は六日後にインターハイ団体戦地区予選を控えており、今回の活躍で今年の
注目選手として挙げられることは間違いないだろう。
 日本麻雀連盟・関東リーグ支部長・南浦は「小鍛治以外の成績は誠に遺憾だが、高校生の彼女
(三尋木)のような若い芽が出てきたのは好ましいことだ。この親善試合で終わらず、今後も活躍し
てほしい」とコメントしている。
                                               <2005年5月29日>

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■横浜、Bクラス脱出
 26日から28日まで横浜アリーナで行われた恵比寿レッドスナッパーズと横浜ロードスターズ
の試合は、28日は横浜が勝利し二連勝を飾った。この勝利で横浜はBクラス脱出。プレーオフ進
出が見えてきた。

 初日は両チームのエース、小鍛治健夜(31)、三尋木咏(18)が先鋒戦で激突。最終的に小鍛治が他
家を寄せ付けず、先鋒戦は恵比寿が1位・2位、横浜が3位・4位で決着。次鋒戦は大きく点が動かず、
初日はそのまま恵比寿が制した。
 二日目もエース対決が予想されたが、三尋木が次鋒戦に出てくるという変則オーダーに。先鋒戦は
小鍛治の独壇場で恵比寿が大量得点するものの、次鋒で三尋木が一回の半荘で役満を二連続和了
し、トップに3000点差まで詰め寄って次鋒戦終了。その後、副将戦で横浜が逆転し、大将戦を逃げ切り、
二日目は横浜が勝利。
 三日目も同種のオーダーとなり、先鋒戦で横浜側は安手で局を消費し、次鋒戦で逆転。副将戦で
一時恵比寿のリードを許すが、大将戦で再度逆転し、横浜が勝利している。

 最終日のインタビューで三尋木は「エース対決を逃げてしまったのは屈辱。ただ、小鍛治プロに
勝つこと以上にいまはチームで優勝したい」と語った。首位の恵比寿と横浜の対局は本日で終了。
既にリーグ優勝を決めている恵比寿との再戦の機会は、横浜のプレーオフ進出に懸かっている。
                                               <2006年8月28日>

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■横浜にたなびく優勝旗
 関東リーグ・日本シリーズを38年ぶりに制した横浜ロードスターズが24日、横浜市の中心部で
優勝パレードを行った。雨が心配されていたがパレード開始時間には雲間から太陽がのぞき、横
浜マリンタワーからスタートしたパレードが終わる頃には雲ひとつ無い青空に変わっていた。
 監督をはじめ、首位打点王を受賞したに三尋木選手らがオープンカーや2階建てバスに乗り込み
、沿道に詰め掛けた大勢のファンに手を振って応えながら、パシフィコ横浜までの約2.4キロの
コースを行進した。

 パレードの締めの挨拶ではチームの勝利に最も貢献したとされる三尋木も壇上に立った。挨拶の
途中で言葉に詰まり、そのまま泣きだしてしまったがファンの声援と仲間のエールで立ち直り、最後
はキッチリと挨拶を終えた。
 なお、パレード終了後にホテルに帰った三尋木を同チームメンバーが誘拐しようとしたが、トリモチ
に引っかかって未遂に終わった。初公判は来年1月の予定。再犯であり、次こそは出て来られない
だろうと関係各所が語っている。再び監督不在となったため、後任の人事が上層部で話し合われる
運びとなった。
                                               <2007年11月24日>

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■変質者を捕獲 奈良のお手柄小学生
 奈良県警本部長は23日、奈良県吉野郡吉野町に出没していた変質者の捕獲に協力した小学生、
高鴨穏乃さんに感謝状を贈った。

 奈良県警や高鴨穏乃さんによると、3月27日、吉野郡吉野町で登下校中の小学生らが変質者に
絡まれて撃退する被害が相次いだ。変質者は同日午後4時30分ごろ、下校中の高鴨さんとその友
人達を襲ったところ、友人らに催涙スプレーを吹きかけられ逃走。高鴨さんが吉野山に追い込み、
イノシシ用の罠に誘導して捕獲した。
 高鴨さんは普段から山を駆けまわっており、逃げ出した変質者を見て何度か使っていたイノシシ
用の罠を使うのを思い立った。「食べられないのが残念。でも、感謝状をもらえるのはうれしいです」
とはにかんだ。
 
 捕まったのは元横浜ロードスターズ監督。「もう小さくて可愛ければ誰でも良かった。いまは反省
している」と供述している。横浜ロードスターズに所属している三尋木咏プロは「罪を償ってそのまま
出てこないでほしい」と語った。今年に入って捕まった女性変質者はこれで八人目。
                                               <2008年4月23日>

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■大宮に新チーム発足 関東リーグに新しい風
 コンタクトレンズ専門店のハートアップ大宮が新麻雀チームを埼玉県さいたま市大宮区で設立す
ることを発表した。チーム名は「ハートビーツ大宮」
 ハートアップは当初、自社名と同じく「ハートアップ大宮」というチーム名にする意向だったが、
審査規定の内規に抵触するため再考していた。

 チーム設立発表と同時に、新チームメンバーも発表された。主に実業団リーグで活躍している若手
選手が合流予定だが、中でも異彩を放つのは元プロ雀士の瑞原はやり(25)である。瑞原は現役の
ベテランアイドルであり、麻雀教育番組「教えて! 牌のおねえさん」の解説役も務めている。瑞原は
選手だけではなく、ハートビーツ大宮の監督も兼任する予定。
 瑞原を知るプロ雀士の中では「二足の草鞋どころではない。失敗し、悲惨な成績を残すことが目に
見えている」という意見が主流。多くの関係者達が瑞原のプロ復帰に懐疑的だが、チーム発足に
協力した元恵比寿レッドスナッパーズ監督の熊倉トシは「瑞原さんが監督兼選手という人事が冒険
していることは確か。ただ、彼女自身が昔とは違うことを証明してくれると思います」とコメントしている。
                                               <2009年11月4日>

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■小鍛治ショックが麻雀界をどう変えたか
 その年の注目選手を語る際に絶対に外せない選手のことをマスコミでは「BIG○」という枕詞を
使う。今年でいえば戒能良子(大生院女子)、藤白七実(千里山)2人がBIG2だ。彼女らは十分に
その枕詞に相応しい選手であろう。

 昨年度インターハイ個人戦1位となった戒能良子は今年度インターハイを見据え、実業団やプロ
との対局を重ね、さらにプレイングスタイルに幅を広げてきた。
 春季大会団体戦では十二半荘中、十一回をトップで終了。1月に高知で行われたプロアマ親善試
合ではプロ相手に引けを取らず、総合成績2位。高校一年生時には実績が無いどころか公式戦出場
経験すら無く、なぜ特待生に選ばれたのか疑問視されていたが、一年目のインターハイで直ぐに頭
角を表している。

 藤白七実は一昨年のインターハイからレギュラーに選ばれたものの、成績が振るず、戒能に惨敗
したが同年の秋季大会から打ち筋を一新。一般的な判断から逸脱した七対子を目指す打ち方は
内外から批判を浴びていたが、現在では「実績を積み重ねている以上、口を挟むことができない」
とまで言わしめさせている。春季大会では戒能に唯一土をつけた選手となった。

 両名ともプロ入りは確実と言われているが、二人の打ち筋を一昔前の基準と照らし合わせれば獲
得には獲得枠を一つ溝に捨てたと批判されてもおかしく無いほど特殊な打ち筋である。しかし、
現七冠保持者である小鍛治健夜のプロ入り以降、その判断基準が変わりつつある。
 延岡スパングールズの大沼秋一郎は自著で「今年から恵比寿で活躍する小鍛治プロの成績次第で
は、日本の麻雀界は大きく変わっていくだろう」と予言しており、その通りになりつつあるように
思える。大沼自身も過去のインタビューで「どうすれば大沼プロほど他家の上がり牌を寸前で止め
ることができるのか」という質問に対し「きな臭い状況できな臭い牌を掴んだらだいたいわかる」
「近い匂いを挙げると火薬の匂い。そんな匂いを感じた時は止めておく」と語るなど、特殊な打ち
筋を意識している人間の一人だろう。
                                               <2010年8月1日>

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■プロ麻雀せんべい 第一弾発売
 松尾糧食工業株式会社の『プロ麻雀せんべい 第一弾』が本日発売となった。醤油味のせんべい
にプロ雀士のトレーディングカードが必ず付いてくる。カードは日本麻雀連盟監修のもと作成され
ている。

 第一弾は横浜ロードスターズ・三尋木咏、松山フロティーラ・戒能良子の二人が水着バージョン
のカードも封入されている。これに関して両名は「この企画考えたヤツは頭がおかしい」ということで
一致している。
 つくばプリージングチキンズの小鍛治健夜もスクール水着での撮影が予定されていたが、本人が
海外に逃亡したため撮影が間に合わず、第一弾発売の運びとなった。第二弾には封入される予定。
                                               <2010年8月9日>

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■2012年ドラフト候補特集(高校生編)
【今年の台風の目 宮永照】
 宮永照(白糸台)次第で今年のドラフト戦略は大きく変わっていくだろう。プロチームの過半数以上
が1位指名も有り得る状況だ。本人もプロ行きを希望しているが、チームに関して希望は無く、
交渉権さえ獲得すればどのチームでもチャンスがありそうだ。海外のチームからのオファーが届
いているようだが、海外行きに関しては考慮していないと語っている。
 彼女の才能は文句なしなのだが、気になるのは打点を少しずつ上げていく連続和了スタイルだ。
いままではインターハイ王者としての余裕を表現するために打点制限を課していたのかもしれない
が、プロになっても同じ打ち方をしているようでは通用しないだろう。

【大阪 両雄の行先は】
 関東の注目選手が宮永照・辻垣内智葉(臨海)の両名であるなら、関西の注目選手は愛宕洋榎
(姫松)と江口セーラ(千里山)の二人だろう。愛宕と江口はインターミドル時代から幾度と無くぶつ
かり合い、今年のインターハイでも接戦を繰り広げた好敵手とも言える間柄である。
 どちらもプロ入りを希望しており、特に関西のチームが指名に名乗りを上げている。中でも強い
エールを送っているのが大阪・藤白七実で「プロでは仲良く三人で打ちたい」とコメントしているが、
愛宕と江口は藤白とは絶対同じチームになりたくない、と頑なに断っている。一週間前、江口が
ノイローゼで入院したが、藤白が毎日江口の入院している病院に惜しげなく通うなど、千里山卒
業生と在校生の微笑ましい交流が繰り広げられているとのことだ(藤白談)

【今年度のダークホース 姉帯豊音の進路は】
 今年度インターハイが公式戦初出場となったものの、個人戦で大暴れした姉帯豊音(宮守)も忘
れてはならない。
 197センチの長身から振り下ろす常時150キロ前後の打牌、ハキハキした発言、縦に鋭く落ちる礼
のコンビネーションで他家を圧倒。少なくとも横浜、松山の2チームがアプローチを仕掛けている
ことが確認されている。横浜ロードスターズの三尋木咏は「みんなにも見下される気分を味わって
ほしい」と語った。
                                               <2012年10月2日>

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■中部リーグに新チームが参入
 龍門渕グループは9月1日、再来年にプロ麻雀チームを結成し、新規参入することがほぼ内定し
たことを発表した。来年度から実業団チームとしてスタートし、再来年から日本麻雀連盟・中部リーグ
に参入する予定。本拠地は長野県安曇野市、チーム名は「安曇野ドラゴンズ」

 選手兼監督として佐久フェレッターズの藤田靖子が移籍を予定しており、龍門渕高校の天江衣も
加入を予定している。他に現在チーム入りが内定しているのは、池田華菜(風越)、妹尾佳織(鶴賀)、
松実玄(阿知賀)の三名である。
                                               <2013年9月2日>

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■二条泉「フハハ! 1位指名ですか!」
 大阪が育成ドラフト1位で指名した千里山の二条泉の入団が11日、決まった。支度金100万円、
年俸240万円で合意した(金額は推定)
                                               <2014年11月11日>
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もいっこ


泉「くそっ……! 原村にも宮永にも勝てないなんて!」

??「力が……ほしいか?」

泉「はっ……!?」

泉「……って、荒川憩さんじゃないですか」

憩「えへー、こんばんわー」

泉「何してるんですか……私を笑いに来たんですか?」

憩「そんなことないよぅー。まあ、ちょっとこっち来てこっち」




泉「……で、何か私に御用ですか?」

憩「原村さんや宮永さんに勝ちたい?」

泉「そりゃ……勝ちたいですよ!」

憩「でも、いまのままなら無理やろーなー」

泉「くっ……」


憩「でも安心して! 私が何とかしたげるからー」

泉「ほ、ほんとですか!?」

憩「ホントホント。泉ちゃんの中に眠っている潜在能力を引き出してあげちゃうんよー」


憩「じゃ、とりあえずこのベッドに寝て」

泉「ちょ……なんか大型のカッターやら拘束具がついてるんですが」

憩「目の錯覚やないかなー?」

泉「人体実験でもするつもりですか! ……私は帰らせてもらいます」

憩「ええい、もこちゃん!」

もこ「ぎょぎょ……」ガシッ

泉「うわ! 離せ! なんだこの中二病患者!?」

憩「ええよええよー。そのまま押さえつけといてねー」

もこ「ぎょぎょ……」

泉「いやだー! やめろー! 死にたくなーい」

憩「えいっ」

泉「がああああああああああああああああああっ!」バタッ




憩「おぉ……医学の進歩のためには大いなる犠牲がつきものなのデース」

もこ「ぎょぎょ……」

これはどう見てもSSではない
そもそも、プロ麻雀界はドラフト制度ではなさげですが……


健夜「……こーこちゃん」

恒子「んー?」モグモグ

健夜「今回の趣旨、皆でご飯を食べながら麻雀のプロリーグに関して話す筈だったよね」

恒子「そうだよ!」

健夜「……よりによって、カニ食べながらってのは失敗だったんじゃないかな」

咏「うめー、これうめー」パクパク

良子「…………」モクモク


はやり「そうだよ! 皆、カニばっかり食べてないで飲もう☆」

健夜「そういう問題じゃないからね……何でテレビ収録中にお酒が出てくるかなぁ」

良子「私はカニよりカニカマの方が好きなんですが……」

健夜「良子ちゃん、それは何匹目かな?」

恒子「でもこのカニ美味しいし、経費で落ちるし!」

健夜「仕事しないと自腹だからね」

はやり「咏ちゃんもお酒飲もうよ! 一杯だけでいいから☆」

咏「え……ちょ、やめ」ゴクゴク


健夜「はい! こーこちゃんがしっかり進行して! 収拾つかなくなるから」

恒子「えー……もっと食べたい」

健夜「仕事しようね」

恒子「えー! 私に進行なんて無理だよっ」クネッ

健夜「あなたほんとにアナウンサー!?」


健夜「やらないと後で困るのは、こーこちゃんなんだからね」

恒子「お母さんみたいなこと言うし」

恒子「仕方ない、すこやんがうるさいから仕事するかー」


恒子「さて、まずはプロリーグ設立の歴史について触れていきましょー」

はやり「わーぱちぱち」

恒子「日本で麻雀が普及し始めたのは第二次世界大戦後のことです」

恒子「それまでも麻雀自体はありましたが、現在広く使われている役、リーチは存在していませんでした」

健夜「正確には存在していたけど、それは現在のダブルリーチに相当するものだから、ほぼ別物だね」

恒子「ですね。リーチはそもそも最初の打牌時にしかできないものでした」

恒子「ですが戦後、最初の打牌でなくてもリーチできる途中リーチという役が普及」

恒子「最終的には途中リーチの方をリーチと呼び、本来のリーチはダブルリーチと呼ばれるようになりました」

良子「いまでこそリーチは基本中の基本の役ですけどねー」

恒子「日本では、このリーチ麻雀が殆ど当時の形のまま現代に引き継がれていますね」




恒子「んで、リーチ麻雀が普及し始めた頃、関東で最初のプロリーグが設立されました」

恒子「ただ、プロリーグといっても現在の実業団チームに近かったんですけどね」

恒子「これが後々正式なプロリーグへと変化して行ったわけですが」

はやり「現在の実業団リーグ――別名、日本リーグの発生はまた別ですね」

はやり「去年のプレーオフはテレビにかじりついて見てましたよ」

健夜「博多エバーグリーンズの試合だっけ?」

はやり「そうそう……もう解散しちゃったけど」


恒子「テレビでカラー放送が開始した頃から正式にプロリーグがスタートしました」

恒子「この頃活躍していた選手は……既に亡くなられたり、シニアリーグで活躍されてますね」

はやり「この時代に活躍していた人たちのおかげで、今日のプロリーグがあるんですよね」

恒子「その辺のお話を当時のスタープレイヤー、大沼秋一郎プロをお招きして語ってもらう予定だったんですが」

恒子「……カニが嫌いってことで断られて」

はやり「えぇ……メニュー変えてくれれば良かったのに~」

健夜「聞きたかったなぁ……」

健夜「プロ麻雀界にとってのターニングポイントとなった時代の話だし……賭博問題とか」

恒子「まあ、詳しい話はまた別の機会ということで」


恒子「関東で本格的にプロリーグがスタートしてから二年後、関西でもプロリーグが設立されました」

はやり「よく関西と関東の交流試合とか行われてたんですよね」

健夜「最初の頃は……関東のレベルが高すぎて関西が連戦連敗だったみたいだけど」

恒子「そうなんですよねー」

恒子「ただまあそれも、現千里山女子高校の愛宕監督のお父様が出てきてから変わったようですが」

恒子「実力の劣っていた関西も、次第に強くなっていきました」

恒子「関東一強ではなく、実力が拮抗し始めたおかげもあって関西でもプロリーグが根付いたようです」

恒子「関東勢と関西勢の対局はいくつもの名勝負を生んでるんですよね」

はやり「私たちの親世代が過去の関東プロと関西プロの話になると、殴り合いのケンカしたりもしてましたねー」

健夜「うんうん。歯とか腕とか折って、病院に運ばれてたよね」

恒子「バイオレンスだなー」

健夜「でも……二つプロリーグしか無かった時代に一度だけ、関東と関西が団結して戦ったことがあったんだよね」

はやり「海外のプロチームが来日した時だよね。最終的に日本が下馬評覆して大逆転した」

健夜「そうそう、あの話するときは仲良くするんだよね」

はやり「まあ最終的にどっちが活躍したかで揉めて、殴りあうんですが」


恒子「とまあ、わりと血とか出ちゃう話もありましたが暫くプロリーグは二つの勢力だけとなります」

恒子「関東と関西の次にプロリーグが生まれたのは、九州と四国でした」

恒子「まあどっちもプロリーグになったのは、それほど昔のことじゃないんですけどねー」


恒子「関西は最初からプロリーグとしてスタートしましたが、九州と四国は関東と同じく実業団チームが始まりでした」

恒子「これを便宜上、旧実業団リーグと呼びましょうか」

恒子「九州と四国の旧実業団リーグが発展したキッカケは、主に二つあります」

恒子「一つ目は何もかんも景気が良かったから」

恒子「二つ目は法人税の問題です」

恒子「何で法人税が出てくるかというと、当時は企業の福利厚生施設は法人税の控除対象だったのです」

恒子「そういう関係もあって麻雀に限らず練習や試合設備を用意し」

恒子「選手の待遇を保証した企業の実業団に選手が集まっていました」

恒子「企業側も右肩上がりの経済発展の中で、実業団の振興や企業宣伝や人材育成に有用と考え」

恒子「惜しげも無く資金をつぎ込んできました」

良子「企業の名前がチーム名につけられていた名残があったりしますね」

はやり「海外の有名どころだと、無敗記録のアーセナルとかかなー」

良子「あれは陸軍工廠ですけどね……ウチなんかは海運です」

恒子「有澤重工とか~アクアビットとか~」


恒子「選手の質はプロリーグに劣ってたんですけどね」

健夜「地元出身の人やプロリーグからあぶれた人たちが主だった面子だったから……」

健夜「ただ、プロリーグとの交流戦を重ねるうちに上回るとまではいかなくても、いい勝負をするチームも増えたとか」


良子「そこで当時のお偉いさん達が集まって」

良子「いっそのこと九州と四国もプロリーグ化して四大リーグの優勝チームで日本最強を決めようぜ!」

良子「などとハッスルしちゃって生まれたのが、現在の日本シリーズ戦でしたね」

恒子「ですね。それと一緒にそれまで独立していたリーグをまとめる存在が生まれたんですよ」

恒子「それが日本麻雀連盟です」


恒子「いまでは関東リーグ・関西リーグ・九州リーグ・四国リーグ・中部リーグ・北海道リーグの六つがあり」

恒子「前年度の日本シリーズで1位と2位のチームを輩出したリーグから2チームずつ出てきて」

恒子「8チームが日本シリーズで戦ってますね」

はやり「1位と2位のリーグが2チーム出すって方式は結構問題が挙げられてますけどね」

健夜「あと二つぐらいリーグがあればいいんだけど……」

恒子「中国地方と東北地方でリーグ設立の動きはありますけどね」

良子「まあ景気よろしくないので頓挫しそうな気も」

はやり「うーん、まあ、プロスポーツとかに比べれば成立する可能性は高いかな?」

健夜「麻雀は人気のわりに安上がりって言うしね」




恒子「さて、ザックリとですが現代の歴史まで追いつきましたね」

恒子「では、次は各リーグの対局ルールとかに触れていきましょうか」

恒子「戒能プロ、どぞー」

良子「え、私からですか」

健夜「良子ちゃんは喋らせてないと延々とカニ食べてるからね……」


良子「うーん……では、四国リーグの対局ルールでも紹介しましょうか」

良子「四国のルールは地味ですよ。一発無かったり赤ドラ無かったり」

良子「だがそれがいいって言う人もいますけど、最近は一般受けしないからルール改定も考えられてます」

良子「正直、私はこのルール苦手なんですよね……瑞原プロは好きなんじゃないですか?」

はやり「ううん? 一発はともかく赤ドラ好きだし、そんな事はないかな」


はやり「良子ちゃんは九州リーグのルールとか好きだったりしない?」

良子「日本で一番勘弁してほしいルールです」

良子「五萬・五筒・五索が二枚ずつ赤ってのは、まあまだわかります」

良子「でも何で3や7の尖張牌まで赤なんですか? 合計12枚の赤ドラってオカシイですよ」

はやり「そうかな? インフレ進んでる分、点数は多めになってるしー」

はやり「他家を一度も上がらせなければ問題ないんじゃないかな?」

健夜「そうだね」

良子「この人達もオカシイ」


はやり「尖張牌が赤っていうのは関東でもたまにやってるから、それほど抵抗ないかなー」

恒子「関東リーグは結構色んなルール取り入れたりしますよねー」

はやり「大明槓の責任払いとかね。……ただ、関西リーグでやってたりする三麻は嫌いかな」

良子「三人麻雀こそインフレが進んでると思いますが」

はやり「そうだけど……なんか、感覚がズレるから嫌なんだー」


良子「そういえば、確かに私はカニ食べてばかりですけど、私より喋ってない人がいますよ」

恒子「あ、確かに。全然喋ってない三尋木プロはどこに?」

健夜「咏ちゃーん?」

はやり「あ……ここに寝っ転がってまーす」

咏「」グッタリ


良子「誰ですか、三尋木プロにお酒飲ましたの」

良子「身体ちっちゃいから酔いが回りやすいとかで、飲まないようにしてるって言ってたのに」

はやり「い、いやぁ……まさかビール一杯でダウンするとは思わなくって」

恒子「……そういえば、聞いたことあります?」

恒子「三尋木プロのお尻には、未だに蒙古斑があるって噂」

はやり「剥いて確かめましょう☆」

健夜「収録中だからやめてね……」

退屈な話だったので、もいっこ




【小学校六年生時代】

和「ゆーきと憧は本当にソックリさんですね……」

優希「そりゃ双子だからなっ」

憧「まあ、見た目はね」

和「双子、いいですよね。私も双子じゃないにしろ、姉や妹がほしかったです」

優希「そんないいもんでもないじょ」

憧「そうよ。誕生日なんて二人まとめて祝われるしさー」

優希「最近は大分無くなったけど、ペアルックとかさせられてたじぇ」

穏乃「うーん……そんな良くないのかなぁ」

優希「お菓子の取り分とか減るじぇ」

穏乃「それは良くないね!」


【中学校一年生時代】

穏乃「お、憧! 久しぶりー」

和「お久しぶりです」

憧「あ、シズ、和。来てたんだ」

優希「私が呼んだんだじぇ」

和「憧は……背が伸びて、大人びてきましたね」

憧「同級生相手に大人びてきたって……ま、まあ、ありがとう」

優希「のどちゃんは小学校の頃から一部分が大人びてるじぇ」

優希「当然、私も」

穏乃「優希は小学校の頃から変わらないよね」

優希「穏乃に言われるとは……」



【中学校二年生時代】

親戚「憧ちゃん大きくなったわねー」

憧「成長期なんですよー」

親戚「優希ちゃんは……お、大きくなったわね?」

優希「う、器が大きくなったじぇ!」





優希「…………」

憧「どうしたの?」

優希「なんで、双子なのに憧の方だけ大きくなったんだ?」

憧「あー……偏食で、タコスばっかり食べてるからじゃない?」

優希「ほ、ほんとか? 色んなもの食べれば何とかなるのか!?」

憧(そ、そこまで必死になるほど気にしてたのか……)

優希「わ、私の方がお姉ちゃんなのに……」

優希「置いてきぼりになってるみたいで、嫌だじぇ……」グスッ

憧「……別に、背なんて関係無いでしょ?」

憧「お姉ちゃんはお姉ちゃんなんだから……元気出して? ね?」ギュッ

優希「……うん」ギュッ


憧「……ま、まあ! あれじゃない? 頭の出来の問題もあるんじゃないかしら」

優希「な、なんだと!」

優希「お姉ちゃんが本気になれば、憧なんてイチコロだじぇ!」

憧「じゃあ今度の中間考査の点数でも比べてみる?」

優希「ごめんなさい」

阿知賀編終わったら、プロリーグとかの話が出てくる番外編が始まらないかなぁ
などと思いながら適当に設定をでっち上げながら書きました

漫画でなくても小説とかでいいから来ないかなー

# レジェすこのような何か 場合によっては百合注意

健夜「・・・こんにちは」

晴絵「・・・ああ、小鍛治さん!」

健夜「お久しぶりです」

晴絵「こちらこそー、見てるわよ~新聞とかで」

健夜「はい・・・」

晴絵「・・・地元に戻られて、子どもたちに教えてるんでしょう?」

健夜「まあ」

晴絵「かわいいでしょ、子どもって」

健夜「はい」

晴絵「・・・どうかした?」

健夜「・・・私が怖くないの?」

晴絵「・・・」

健夜「・・・」

晴絵「あなたがそれを聞く?」

健夜「えっ」

晴絵「そりゃ怖いわよ、あなたほど怖い打ち手はいないわ」

健夜「・・・」

晴絵「でももう、怖いのは慣れたから」

健夜「えっ」

晴絵「ていうか、インターハイの時なんで泣いてたの?」

健夜「ふえっ!? いや、あの」

晴絵「私を負かしてくれる人が見つかったと思ったのに、なんて思ってた、っていうのは許さないわよ」

健夜「えっと、あの・・・」

晴絵「・・・もー、ここで泣かないでよ、大人でしょ」

健夜「・・・」

晴絵「次は私が勝つから、安心しなさい」

健夜「私は負けません! ・・・あっ」

晴絵「・・・ははっ、またプロで会おうね。またね」

健夜「・・・またね」

この絵を見たら滾ってしまった。レジェンドとすこやんの関係性やばい
ttp://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=31800808

京太郎、照、咲 ノーマル

苦手な方はご注意を

京太郎「よ、咲」

咲「あ、おはよ、京ちゃ……」

照「……」

咲「……あのー、京ちゃん?」

京太郎「ん、なんだ?」

咲「その、手を繋いでる、いかにもお姉ちゃんな風貌の人は誰かな?」

京太郎「てるてるのこと?」

咲「愛称!?」

咲「え、い、いつのまに京ちゃんそんなお姉ちゃんと仲良くなったの?」

京太郎「お姉ちゃん……?」

京太郎「……まあいいや、仲良くなったのは昨日かな」

咲「昨日でそんなに仲良くなれるの!?」

京太郎「いやー、最初は確かにそんなに仲良くなかったけどさ」

京太郎「エサを上げたら簡単に懐いてくれて……」

咲「お姉ちゃん安っ!?」

照「京ちゃん京ちゃん」

京太郎「ああ、わかったよ……ほら、ポッキー」

照「あーん」

京太郎「……っと、こっち側を咥えて……」

咲「昨日今日の仲良さじゃないよねそれ!?」

咲「え、ちょ、ちょっと、何、ど、どういうこと!?」

照「……折れちゃった」

京太郎「帰ったらもう一本やるか」

照「うん」

咲「きょ、京ちゃん!」

京太郎「ん、どうした、咲?」

咲「せ、説明して欲しいんだけど!」

照「……この子うるさい」

京太郎「よしよし……世の中にはいろんな人がいるんだよ」

照「……むぅ」

咲「京ちゃんっ!」

京太郎「だから……説明って何をだよ」

咲「え……それは、こう……馴れ初めについて……とか」

咲「……私は全然仲良く出来てないのに」ボソリ

京太郎「どした?」

咲「いや、なんでもないけど……」

咲「それより……どうやってそんなに仲良くなったのかな!」

京太郎「……話は昨日にさかのぼるんだけどな」

咲「やっぱり近いよね、近すぎるよね!?」

京太郎「暇だから近くの商店街に行ったんだ」

咲「そこで出会ったの?」

京太郎「ああ」

京太郎「てるてる大特価祭らしく、てるてるが100円くじで売られてた」

咲「お姉ちゃん安っ!?」

京太郎「まあ、暇だからやってみるかなぁ、と思って」

京太郎「100円を店員さんに渡したら、店員さんが特等をシャープシュートしてくれて……んで、こうなった」

照「京ちゃん京ちゃん」

照「……私とも、お話して」

京太郎「もうちょっとで終るから、待っててな」

照「……むぅ」

京太郎「あとは、家にもって帰って適当に親睦を深めたらこうなった」

咲「端降りすぎてて意味がわからないんだけど!?」

京太郎「といってもそのままの意味だしなぁ……」

京太郎「……あ、咲、てるてるの散歩中だから俺はこれで……」

咲「いや、待ってよねぇ、京ちゃん、京ちゃんってばぁ!」

照「……」

京太郎「てるてる、震えてる、腕震えてる」

京太郎「寒いからそうやって旋風を起こすのやめよう、な?」

照「だって、あの子が私達の邪魔するから」

照「……私は京ちゃんとだけ話したいのに」

京太郎「家に帰ったらいっぱい出来るだろ?」

照「そうだけど」

照「……人生って短いし」

京太郎「生後5ヶ月で何を言ってるんだよ?」

咲「お姉ちゃん生5ヶ月じゃないよ!?」

照「……むぅ」

照「……あの子、邪魔」

京太郎「まあ、そういうなって」

照「私、あの子嫌い」

咲「!?」

京太郎「おいおい、てるてる」

京太郎「初対面の人間に嫌いなんて言ったらダメだろ?」

照「だって……」

京太郎「今日のおやつが抜きになるぞ?」

照「!?」

照「……」

照「ごめんなさい、ひどいことを言ってしまって」

照「これから仲良くしましょうね?」ニッコリ

咲「え……あ、あの……」

京太郎「……相変わらずの営業スマイルだな」

照「私の笑顔を見るのは京ちゃんだけでいいから」

京太郎「……本当、てるてるは可愛いやつだなぁ」ナデナデ

照「ふみゅぅ……」

京太郎「んじゃ、咲、散歩の続きだから、また今度でな」

照「……もう二度と会いたくない」

京太郎「こら」

照「つーん」

京太郎「まったく……」

咲「え、きょ、京ちゃん、お姉ちゃん!?」

咲「行かないで、行かないでよ!」

咲「嫌いって……私のこと嫌いって……!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


咲「そんなこといわないでっ!」

ば、と飛び起きた。

……あれ、飛び起きた?

咲「……」

ちゅんちゅん、と雀の鳴き声が聞こえる。

ええとこれは……夢……だよね?

咲「……よかったぁ」

ほ、と一息をつく。

……まあ、あんな現実はないよね、普通。

100円って、お姉ちゃんの価値100円って。

……そうだよ、あんな現実あるわけないよね。

咲「……」

咲「……顔洗ってこよう」

年甲斐もなく泣いてしまったから。

まったく、私はどうしてこうも涙もろいのか。

夢で泣くなんて、小学生か。

……でも。

それだけ、お姉ちゃんに嫌われたくないんだもん。

…………………………………………………………………………………………

咲「……あ、京ちゃん?」

京太郎「よ、咲」

咲「……てるてるはいないんだね」

京太郎「何の話だよ?」

咲「ううん、別に」

……よかった、と一息ついた。

うん、やっぱり夢だった、よかったよかった。

京太郎「そういや咲、知ってるか?」

咲「ん?」

京太郎「なんでもいま、商店街でてるてる大特価祭やってるらしいぜ?」

咲「……え?」

京太郎「100円くじで特等を引くとてるてる――」

咲「ごめん、私用事ができた!」

咲「京ちゃんは来たらだめだからね!」

京太郎「……は?」

聞き返される前に私は走り出した。

え、何、あれ予知夢だったの?

いやいや、あんなことが現実に起こったら……え、ええええ、いや、え、え……・

まあ何はともあれ頑張れ文学少女。

とりあえずその特等が何かを確かめて安心しないと。

咲「……ぜぇ……はぁ……」

ついた、最新記録だ、多分。

流石だ文学少女、やれば出来るぞ文学少女。

っと、そうじゃなくて!

咲「あの、100円くじってどこでやってますか!」

「へ……あ、ああ、あそこ」

咲「ありがとうございます!」

男の人が指差した先に、100円くじとかかれた屋台があった。

頑張れ、ラストスパートだ、私。

咲「あ、あのっ!」

「どうした?」

咲「と、特等ってなんなんですか!」

「それはあててみてからのお楽しみだ」

咲「それじゃ……100円!」

「毎度」

「それじゃ……行くぞ」

「シャープシュートッ!」

係員さんが、特等1等2等……と色分けされた的を弓で射る。

がん、といきおいよく命中したその場所は……。

「……おめでとう、特等だ」

咲「……ほ、本当ですか?」

「ああ、あたった場所が赤色だからな」

「景品を持ってくる、ちょっと待っていろ」

咲「は、はい!」

……もしも。

もしもあの予知夢の通りなら。

私が手に入れるのはお姉ちゃんだけど――

「待たせたな」

咲「い、いえ、私も今来たところです!」

「……」

「……で、これが商品のてるてる――」

咲「!」

「――ぼうし、一年分だ」

咲「いらないよ!!」

おしまい
>>330 ×生 ○生後

道端でてるてる大感謝祭という広告をたまたま見かけて、ふと思い立ったので。

宮守女子連作短編 
全国大会前日譚

塞編「しまっちゃうおねーさんだよー」


塞「みんな東京に行く準備進んでる?」

胡桃「私はもう鞄につめたよ。シロはぎりぎりまで準備しないだろうから一緒にしようねー」

シロ「ダルい......」

エイ「ミンナトリョコウタノシミだよー」

豊音「」モジモジ

塞「あれ? 豊音ちゃんもしかして……」

胡桃「あー、豊音は東京に行くのが楽しみすぎてまとまらない感じかな」

豊音「そ、そんなことないよー 一人でできるもん」プンプン

胡桃「塞に手伝ってもらったらどうかな。私はシロの手伝いしなくちゃいけないし正直、安心できない」

シロ「塞はしまっちゃうおねーさんだもんね......」ダルイ

エイ「塞はおねーさん」カキカキ

塞「ありがと、エイちゃん。私は綺麗に収納したり、きっちり畳むのが上手いだけなのに皆酷いよねー」

豊音「塞ちゃん、すごいなー尊敬するよ」キラキラ

塞「じゃあ、豊音ちゃん一緒にやろうか」

豊音「お願いしますだよー」

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

ー豊音部屋ー

塞「こんなもんかな、すぐ使いそうなのは上の方に入れといたよ」

豊音「えへへ ありがとね塞ちゃん、私がやっても全然閉まらないのにちょー綺麗に入ってるよ」

塞「鞄に入れるのはちょっとしたコツがあるんだよ、あと豊音は余計なもの入れ過ぎ」

豊音「ごめんなさいだよー」テヘ

塞「それにしても豊音の部屋ってファンシーだよねー ぬいぐるみがいっぱいで豊音らしいな」

豊音「変かな?」ウワメヅカイ

塞「心配しなくてもかわいいと思うよー」

豊音「ホント? こんなに背高いのに?」

塞「身長は関係ないと思うな、それに私は豊音みたいにスタイル良くなりたかったよ」

豊音「私くらい大きいと服の選択肢少なくて辛いよ」

塞「じゃあ今度の休み、服買いに行こうよ それで、私に服選んでほしいな私も豊音ちゃんに選んであげる」

豊音「塞ちゃんありがとね、私頑張るよー」フンス

胡桃編「頑張れ委員長」

胡桃「ここはこうして あそこはそうして」ウーン

モブA「鹿倉さん何してるの?」

胡桃「今度大会で東京に行くでしょ。」
   麻雀部のメンツはオフの計画とか建てないだろうから私が決めないとってさ」

モブA「鹿倉さんって、THE委員長って感じだよね」

モブA「でもあのメンバーじゃ誰かが率先して引っ張らないとだね(苦笑)」

胡桃「一応みんなの希望は聞いてるんだけどね。皆バラバラなんだよね」フルフル

モブA「私もTVで応援するから頑張ってね」フリフリ

胡桃「うん、ありがとうね」

胡桃「やっぱり、こっちの方が効率的に回れるかな」

担任「鹿倉、大至急職員室からプリント持って来てくれ」

胡桃「先生分かりました。シロ…… は居ないか エイちゃん手伝ってー」

エイ「オマカセアレ―」

担任「ついでに、この書類にハンコ貰ってきてくれ」

胡桃(今日は厄日の予感がするよ)グスン

シロ編「麻雀部のモテモテな彼女」

シロ(今日は部活の練習も無いし、帰ってこたつでぬくぬくしようかな)

モブA「小瀬川さん今日部活休みなんだよね。私達商店街に行くんだけど一緒に行きませんか」

シロ「モブ子さん、ありがたい話だけどー」

モブB「新しくできたカフェでパフェ食べるんだけどどうかな」

シロ「パフェ…… おいしそう」

モブC「じゃあ、一緒に行って下さるんですか、エイスリンさんは用事があるそうです とっても残念ですわ」

シロ「エイスリンも一緒に行きたかったけど仕方ないね……」


ーカフェー

シロ「みんな違うパフェ。いろいろ食べられて嬉しい」モグモグ

モブC「あらあら、口にクリームが付いてますわ 取って差し上げるからじっとしていらして」

シロ「んっ」ウワメヅカイ

モブC「小瀬川さんの反応いちいち可愛過ぎですわ(抱きしめたくなりますわ) 私のも一口いかがですか」

モブB「抜け駆けはダメだよ。ボクのもあげるよ」

シロ「ちょっとタンマ。 順番に食べる……」

シロ(ん、どっちのパフェもおいしいな しあわせー)ダラー

モブA(小瀬川さんは皆で共有です。麻雀部員は例外だけど抜け駆けしたらファンクラブが黙ってないよなー)

モブA「今日は、新しい小瀬川さんの表情が見れて幸せだな」ニコニコ

シロ「名前、みんな下の名前で呼んでほしい 私も呼ぶから」キリッ

モブA「白望さん」ボッ

モブB「白望」カアア

モブC「白望さまー」

シロ「みんなありがとね(今度来るときは、全国優勝したお祝いできると良いな)」

小窓形式?っていうですか?の練習も兼ねて1レス程度の京淡小ネタを書いたんですけど
投下してもよろしいでしょうか?

規則さえ守れば投下は自由なんですね、了解しました。


京太郎「なあ、淡よ」

淡「ん?なあに、きょーたろー」

京太郎「何故俺の膝の上に乗っているんだ?」

淡「えー、なんでって言われても…なんで?」

京太郎「疑問を疑問で返すな」

淡「理由なんてないけど、強いて言えば…そこにきょーたろーの膝があったから?」

京太郎「うん、まあ理由はそれでもいいよ、いいけど」

淡「じゃあ問題ないよねっ」

京太郎「膝に乗るのも構わない、が、こっちを見つめながら乗るのは大問題だ」

淡「普通に乗るのと変わんないよ?」

京太郎「いや、全然違う。色々と危ない。具体的に言えば俺の理性とか」

淡「?」

京太郎「お前ほんとは分かってやってるだろ」

淡「きょーたろー」ギュ

京太郎「あああああああ抱きつくな抱きつくな!俺の一部がスタンドアップするから!」

淡「やだぁ」

京太郎「やっぱり分かってやってるだろ!?そうだろ、そうなんだろ!?…やめんかっ」グイッ

淡「むー。引き剥がさなくてもいいじゃん」

京太郎「あのままだった押し倒してたから、仕方ないから」

淡「そのまま襲ってくれても良かったのに」ボソッ

京太郎「ん?なんだって?」

淡「なんでもないですー!もう…きょーたろーは鈍感過ぎるよ…」ブツブツ

京太郎「はぁ…ったく」グイッ

淡「ひゃっ、な、なに?急に持ち上げないでよ…、え、どこに」

京太郎「ベッド」

淡「え、あ、ちょ、ちょっとまっ」

京太郎「待たない」

淡「せ、せめてシャワーだけでも」

京太郎「だめだ。人を誘っておいてそれはないんじゃねえの?」

淡「誘って、って…もしかして…」

京太郎「ばっちし聞こえてたぞ。人がせっかく我慢してたのに、お前は引き金引くのがうまいよ」

淡「あ、あの、優しく」

京太郎「淡が可愛すぎて抑えられなくなるかもしれんが、そのときはごめんな」

京太郎「愛してるよ、淡」ボソッ

淡「~~///」


以上で終わりです。
このあとどうなったかはご察し。

■小鍛治健夜の場合

健夜「プロ麻雀せんべい、カードが入って新登場かぁ」ビリビリ

健夜「……何で私の名前、間違えるのかな」


■白水哩の場合

煌「プロ麻雀せんべい! カードが入って新登場っ」ペリペリ

煌「あ、これは元部長のカードじゃないですか! すばらっ」

煌「しかし、なぜ縛られて嬉しそうな顔なのでしょうか?」


■姉帯豊音の場合

白望「……プロ麻雀せんべい」

白望「……開けるのダルい」

塞「もーこれぐらい開けなさいよ……あ、豊音だ!」

白望「何で顔が見切れてるの」

塞「身長の問題かなぁ」


■宮永照&宮永咲の場合

照「プロ麻雀せんべい、今度はバルサミコ酢味……」ペリペリ

咲「あ、私のカードだ! たしかお姉ちゃんのカードと二つで一組の絵柄なんだよね」

咲「……なんで背景だけ禍々しいのかなぁ?」

照「抗議しないと」

■東横桃子の場合

ゆみ「プロ麻雀せんべい、自分のカードが入ってると思うと感慨深いな」

桃子「私のカード、入ってるはずなのに全国で一枚も見つかってないそうっす」

ゆみ「……光の当たり加減で見えたり見えなかったり、というので良かったよなぁ」


■瑞原はやりの場合

良子「プロ麻雀せんべい、カードが入って新登場ー」

良子「今日は瑞原プロのカードを年代ごとに並べて比較してみましょう」

はやり「やめて!」


■石戸霞の場合

小蒔「プロ麻雀せんべい、カードが入って新登場です!」

小蒔「霞ちゃんのカードも入ってるんですよね? 私、絶対手に入れます!」

霞「年齢の項目に間違いが無いか不安だわ……」

初美「私は8歳でしたよー……」


■佐々野いちごの場合

洋榎「プロ麻雀せんべい、カードが入って新登場や!」

いちご「そしてバレる体重虚偽申告……」

いちご「撮影していた下で体重計られてたとか、そんなの考慮しとらんよ」ズビッ

洋榎「つ、次のカードまで痩せればいいんや!」


■渋谷尭深の場合

淡「プロ麻雀せんべい、私がCM起用されたよ!」

尭深「あ、私のカードだ……」

淡「それはっ! 1000枚に1枚しか存在しないと言われるメガネ無しVerたかみ先輩!」

尭深「そうなんだ……だからメガネ無しでも一枚とってたんだね」

淡「ちなみに私は下着無しVerがあるよ」

尭深「いつもだよね」

本編でプロ麻雀カードの第二弾が云々のセリフを見て、カード自体は作られてそんなに経ってない
とか思っていたんですがプロ野球チップスが元ネタならそうとは限らないよなぁ……と反省しつつ

スレ汚し失礼いたしました。

みさき「・・・お疲れ様でした(ほとんどしゃべんなかったけどこの人)」

理沙「・・・」コクン

みさき「(口下手ってレベルか?)お先に失礼します」

理沙「・・・」

みさき「(袖をつかまれた)どうしましたか?」

理沙「お茶」

みさき「・・・(何の話だろう)」

理沙「・・・」

みさき「(もしかして)一緒にお茶、ですか?」

理沙「・・・二人で」

みさき「わかりました(初対面だし、一応親睦深めとこう)どのお店にしますか?」

理沙「一階」

みさき「(コーヒー450円のあそこか・・・)いいですよ」

みさき「どれにしますか?」

理沙「・・・」ジーッ

みさき「(ケーキを一生懸命選んでいるな)・・・」

理沙「ぜんぶ」

みさき「1個に絞ってください(お嬢か)」

理沙「・・・」ジーッ

みさき「(黙って迷わないでほしいな)・・・」

理沙「これ」

みさき「モンブランですか」

理沙「と、これ」

みさき「モンブランとショートケーキですね」

理沙「・・・」

みさき「(さすがにケーキには口元が緩んでいる)・・・」

理沙「」パクッ

みさき「(ちょっとおいしそう)・・・」

理沙「・・・」ジーッ

みさき「・・・(私何かした?)どうしました?」

理沙「ケーキは?」

みさき「えっ・・・あ、ああ、私はコーヒーだけで(こういうことだよね)」

理沙「・・・あーん」プンスカ

みさき「・・・(あーんさせろ、と)」

理沙「」プンスカ

みさき「(・・・誰も見てないよね、えいっ)」パクッ

理沙「」/////

みさき「(した方が赤くなるなよ、私も恥ずかしい、でもおいしい)」/////

理沙「・・・」プンスカ

みさき「・・・二口目?」

理沙「あーん」プンスカ

みさき「・・・」パクッ

理沙「」/////

みさき「(何考えてるのこの人・・・)」/////

理沙「楽しい」プンスカ

みさき「え、あ、・・・そうですね(この人も楽しいとか言うんだ)」

理沙「」パクッ

みさき「今度はくれないんですか」

理沙「!?」

みさき「(おもしろい、驚いてる)・・・」

カン

こういう関係性だったらいいなって

この先野依プロが一切まともに解説をしないことと、
村吉アナから野依プロへの公開調教が継続することを望みます

野依プロは何回見ても飴玉コロコロしてるように見える

村吉アナが野依プロを歯医者に(無理矢理)連れていくSSとか

理沙「やだ」
みさき「キスしたときに私に移したらどうするんですか?」
理沙「うう・・・行く」
みさき「わかればいいんです(やばい、けっこう嬉しい)」

誰か書いてって言おうとしたら4行で終わってしまった。

>365がなんかキタのでちょっと書いてみた
>365がなんかキタので小ネタ投下します

村吉「普段からほっぺ膨らませてると思ってたら虫歯だったんですか」

野依「痛い」ズキズキ

村吉「じゃあ歯医者さん行ったらいいじゃないですか」

野依「・・・‥怖い」ビクビク

村吉「子供ですか
   ほら、付いて行ってあげますから行きますよ」

野依「あーれー」ズルズル

~待合室~
野依「」ガクガクブルブル

村吉「・・・歯医者の待ち時間でこんなに怯える大人初めて見ました」

ノヨリサーンシンサツシツニオハイリクダサーイ

村吉「ほら、呼ばれましたよ。
   大将戦オーラスで山越しの1筒が直撃して逆転された人みたいな顔してないで行きますよ」

野依「・・・はい」

~診察室~

ハーイ、ソノカワイイオクチヲアケテクダサーイ

野依「あーん」

アーコリャヒドイデスヨーゥ
デモヌクホドジャナイノデアンシンデスヨーゥ

村吉「良かったですね、歯を引っこ抜かれなくて」

野依(コクコク)

ジャーヨコニシテー
コノドリルデイッパツデスヨーゥ
ギュイイイイイイイイイイイイイン

野依「」ガタガタ

イタカッタラミギテアゲテクダサイネ-
チュイイイイイイイイン

野依「バッ(挙手」

ガマンシテクダサイヨーゥ
チュイイイイイイイイイイン

野依(涙目

村吉(あ、ちょっとイケナイ感情に目覚めそう
   今まで美味しいと感じなかったワインが美味しくなりそう的な)

カン

乙乙ー まあ荒川歯科はいいお医者さんですよね(棒)
私のがこのSSを生み出したと思ったら書いたかいがあったわ、うれしい。
村吉アナは100%ドS。見たら分かんだね

咲「……」ペラッ

咲(何となく部室の本棚から本を選んで読んでみたけど……)

咲(描写もしっかりしてるしこの本は当たりかも)

咲(……姉妹を題材にしてるのが気になるけど)

咲(お姉ちゃん、元気にしてるかな)

ガラッ

久「みんな揃ってるー、って咲だけかー」

咲「あっ、お姉ちゃn……」

久「え?」

咲「え、あっ、いや、ぶ、部長……」

久「……フフッ、何か一瞬懐かしい気分になったわ」

咲「え?」

久「ほら、小学校の時に1人はいたでしょ。先生をお母さんって呼ぶ人」

咲「あ、いましたね。私もよく間違えちゃって」

久「何か別のこと考えてるととっさに出ちゃうものなのかしらね」

咲「うーん、どうなんでしょうか」

久「まぁ気にしたってしょうがないわよね。和達がくるまでのんびりしましょうか」

咲「そ、そうですね」

久(にしてもお姉ちゃん、ねぇ……)

久(咲が読んでた本、たしか姉妹ものだったわよね……)

久(咲がお姉さん―宮永照に会いたいからっていうのもあるのかしら)

久(……よし、だったら部長として、年上として私が一肌脱いであげようじゃない!)

久「咲、ちょっといい?」

咲「はい、何か用ですか?」

久「私の膝に座りなさい」

咲「……はい?」

久「深い理由はないわよ。急に咲とふれあいたくなっただけ」

咲「だからってどうして膝に……?」

久「細かいことはいいのよ。さ、はやく、ハリーアップ!」

咲(部長がこう言い出したら多分聞かないよね……いつもとキャラ違うし)

咲「じゃあ失礼します……」ポスッ

久「はいはいっと、あ、意外と軽いわ」

咲「い、意外とってなんですか!?」

久「ごめんごめん。にしても咲っていい匂いするわねー」スンスン

咲「ひゃっ!? か、嗅がないでください!」

久「いいじゃない減るもんじゃなし。んー、抱き心地もいいわー」ギュウ

咲「ふぁ……」

久(あ、今の声かわいい……って何考えてるのよ私は)

咲「ぶ、部長、そろそろ……」

久「あ、ごめんなさい。でも急かさなくてももっとしてあげるわよ?」

咲「え? いや、そうじゃなくて……」

久「ほれほれ、ここがええのんかー」コチョコチョ

咲「ひゃわっ、ちょ、部長、あははっ、や、やめて……」

―――
――


咲「……」

久「ごめんなさい、ちょっと調子に乗りすぎたわ……」

咲「まったく、次は気をつけてくださいよ?」

久「あら、次はってことはまたやらせてもらえるのかしら?」

咲「な、さ、させませんよ!?」

久「それは残念。……ねえ、咲」

咲「なんですか?」

久「辛い時や悲しい時は遠慮なく頼ってくれていいからね」

久「まこや和や優希、それに須賀君だって喜んで力になってくれるから」

久「もちろん私も、ね?」

咲「部長……はい、ありがとうございます」

久「フフッ、どういたしまして」

咲「それじゃ、早速なんですけど……」

久「何かしら?」

咲「さっきの続きを、してもらってもいいですか……」

久「あらら……咲ってば意外と物好きね」

咲「そ、そういうわけじゃなくて……」

久「わかってるわよ、それじゃあこれからたっぷり可愛がってあげる」

久「今夜は寝かさないわよ、なーんてね」

カン!

部咲って何故か鬼畜ネタが多いけどあれ何でなんだろうね
お目汚し失礼しました

◇月○日
ワハハ

◇月×日
ワハハ

□月×日
ワハハー

○月□日
ワハハ

○月△日
ワハハ……

△月◇日
ワハハ!

ゆみ「……」カチカチ

モモ「……」

睦月「……」

智美「みんな、私のブログを読んだ感想はどうだー?」ワハハ

ゆみ「蒲原、はっきり言わせてもらうがまるで意味が分からん」

モモ「全部同じにしか見えないっす……」

睦月「解読班が必要なレベルですよ……」

智美「ん、そうかー?」ワハハ

ゆみ「ああ、日記として成り立ってない」

智美「相変わらずユミちんはツッコミ鋭いなー……」ワハハ

モモ「そんな加治木先輩も素敵っす!」

ガラッ

佳織「すみません、遅れましたー!」

ゆみ「いや、私達も今集まったところだ。気にしなくてもいい」

モモ「そうっすよ、妹尾先輩」

佳織「ひゃっ、と、東横さんいらっしゃったんですね!?」

モモ「いい加減慣れてほしいっす……」

佳織「ご、ごめんなさい……それで、皆さんはいったい何を?」

智美「ああ、私のブログを見せてたんだぞー」ワハハ

睦月「といっても私達では解読できなかったけど」

佳織「え? 普通にインターハイのこととか書いてませんでしたっけ?」

ゆみモモ睦月「……はい?」

佳織「いや、この○月△日の記事は皆でインターハイに出場できなくて残念だって……」

佳織「その下の△月◇日は合宿が楽しかった、とか……」

一同「……」

佳織「あ、も、もしかして何か差し出がましいことを!?」

智美「いやー、さすがかおりんだなーと」ワハハ

ゆみ「ああ、正直驚いた……」

モモ「妹尾先輩、すごいっす……」

睦月「うむ……」

佳織「え、あ、いや、そ、そんなことないですよ……?」

智美「いや、凄いことだぞー。何にせよ私のブログはちゃんと読めるものだと証明されたなー」ワハハ

佳織「智美ちゃん、多分私以外の人にはわからないと思うからやめたほうがいいと思うよ?」

智美「……ワハハー」

カン!

幼馴染のかおりんならこんな内容の日記でも理解できそうな気がする
お目汚し失礼しました

※方言はてきとーです。わっかんねー、さっぱりわっかんねー


-新道寺

美子「仁美ちゃん、なにさっきから新聞みとるん?」

仁美「新聞やなか」

美子「じゃあ、何と?」

仁美「選挙公報」

美子「・・・・・選挙権なかと、なして選挙公報なんて見よるん」

仁美「なんもかんも政治が悪いけん、今から勉強たい」

美子「まだ、政治が良かったらインターハイ負けんかったと思っとると?」

仁美「なんもかんも政府が悪かと」

美子「それより受験勉強の方が大事やなかと? 図書館行く約束よ」

仁美「選挙が終わるまでは放課後は勉強できん」

美子「いつもどこ行きよると?」

仁美「選挙事務所たい」

美子「そげなとこ行って何すると?」

仁美「世間話からのー、政策談義」

美子「・・・・選挙権の無い仁美ちゃんが行っても邪魔じゃなかと」

仁美「選挙事務所に詰めとるじーちゃんばーちゃんは結構暇と。それに両親によろしく伝えますとか言えば結構話してくれるけん」

美子「そ、そうなん・・・・」

仁美「まず世間話から入って、調子が出てきたらそこから政策について話す。気をつけんといかんのは、たとえ某主党とかであっても批判から入ったらあかんけん」

美子「・・・某を付ける意味なかとね」

仁美「まず良いところを聞く、支持者がどんな理由で支持しとるかは参考になる。批判なんてのはマスコミや敵対政党が勝手にしてくれるけん」

美子(そろそろ切り上げんと帰るタイミング失うと・・・)

仁美「それにマスコミに公平な報道なんて期待できん、やっぱり直接話を聞くんが一番たい」

美子「そうなんやね・・・・。じゃあ、私は図書館行くと」

仁美「図書館の近くに、某産党の事務所があると。一緒に行かん?」

美子「だから某を付ける意味なかっ。っていうか行かないから」

仁美「若者が政治に興味を持たんと、どんどん政治が悪くなる。そして私の雀力もデフレスパイラルに陥るけん。私を助けると思って!」

美子「関係なかと!」

仁美「くっ、なんもかんも政治が悪いっ」(終)


有権者の皆さん、選挙に行きましょうね
昨日、池上さんの学べるニュースを見て急に書きたくなった

エイスリン→シロ←塞 軽い百合?

苦手な方はご注意を

白望「……視力検査?」

エイスリン「ウン!」

白望「……別に視力悪く無いんだけど」

エイスリン「ダメ?」

白望「……ダルい」

エイスリン「……」グス

白望「……から」

白望「寝ながら、で」

エイスリン「……イイノ?」

白望「……別に」

エイスリン「ヤッタ!」

白望「……塞」

塞「ん、何?」

白望「目を塞ぐ奴……」

塞「名前が塞だからって、別に塞ぐもの何でも持ってるわけじゃないよ!?」

白望「……」

塞「……そ、そんなに見られてもないものはないから!」

白望「……」

塞「……」

塞「……眼帯なら」

白望(持ってた……)

塞「はい」

白望「ん」

白望「……よいしょ」

塞「何してるの?」

エイスリン「シリョクケンサ!」

塞「……なんで?」

エイスリン「ダメ?」

塞「いや、ダメじゃないけど……」

塞「……なんで?」

白望「知らない」

塞「……?」

エイスリン「エット……ソレジャ、イクヨ!」

白望「ん」

エイスリン「コレ!」ビシ

白望「エ」

エイスリン「コレ!」ビシ

白望「イ」

エイスリン「エット……コレ!」ビシ

白望「ス」

エイスリン「コレ!」ビシ

白望「……リ?」

エイスリン「That's right!」

エイスリン「ツギ……コレ!」ビシ

白望「ン」

塞(……自分の名前?)

塞(……ふふっ、可愛いなぁ、エイスリン)

白望「……いつまでやるの?」

エイスリン「モウチョット」

白望「……だる」

塞(そう言いながらもやってあげるシロって優しいよね、やっぱり)

エイスリン「エット……コレ!」

白望「……あ?」

エイスリン「コレ!」

塞(……あれ?)

エイスリン「コレ!」

白望「い」

塞(あ……い………………まさかね)

エイスリン「コレ!」

白望「し」

塞「……」

エイスリン「コレ!」

塞「ちょっとまって!?」

エイスリン「」ビクッ

白望「……」

エイスリン「ド、ドウシタノ?」

白望「……塞、うるさい」

塞「え、だって、ええ!?」

エイスリン「?」

白望「……」

塞「ちょ、ちょっとエイスリン、何してるの!?」

エイスリン「シリョクケンサ?」

塞「いや、そうだけど、そうじゃなくて!」

塞「こう……あ、棒借りるね」

エイスリン「ウ、ウン」

塞「……」

塞「……それじゃ、シロ、視力検査するよー」

エイスリン「!?」

塞「はい、えっと……これとこれとこれとこれとこれと――うん、全部一気に言って、繋げて、ついでに感情も込めてくれると嬉しいな」

白望「……サ、エ、ア、イ、シ――」

エイスリン「サエズルイ!」

塞「くっくっく、一瞬でも隙を見せた時点で負けなんだよ、エイちゃん!」

エイスリン「……」ムッ

エイスリン「ソレ、ワタシノ、ズルイ!」バッ

塞「あっ、とられた!」

エイスリン「シロ! コレ、コレ、コレ、コレ!」

白望「……エ、イ、ス――」

塞「……よし、こんなこともあろうかと持ってたガムテープで……ぺたぺた」

エイスリン「!?」

エイスリン「カクサナイデ!」

塞「だめだよ、エイちゃん何するかわかんないんだから!」

エイスリン「……ソレナラ、ペン!」

エイスリン「……エト……エ、イ、ス、リ、ン――」カキカキ

塞「あっ!?」

塞「う……負けてられないっ!」

塞「えっと……塞、愛、し――」カキカキ

白望「……」ポツーン

塞「……よし、終った!」

エイスリン「デキタ!」

塞「シロ!」

エイスリン「シロ!」

白望「……」

塞「これ読んで!」

エイスリン「コレ!」

白望(……視力検査は?)

おしまい

ふ、と思いついたので

豊音「私たちも視力検査するよー!」

胡桃「いや別にいいでしょしなくて」

豊音「し、しないの・・・?」ウルウル

胡桃「ウルウルすんなー! 仕方ないなあもう」

豊音「やった! それでは鹿倉さん、目を見せてください!」

胡桃「え? はいはい」

豊音「・・・」ジーッ

胡桃「・・・」

豊音「・・・」ジーッ

胡桃「・・・(なにこれ!)」

豊音「鹿倉さんの目はちょーきれーですね!」

胡桃「あ、はい、どうも」

豊音「・・・」ジーッ

胡桃「・・・(まだ続くの)」

豊音「鹿倉さんの黒目は丸いですねー」

胡桃「当たり前だよ!」デコピン

豊音「はうっ」

胡桃「それに視力検査はこういうのじゃない!」

塞「ていうか、胡桃突っ込むの遅くない?」

エイスリン「オソカッタ!」

胡桃「そ、そんなことなーい!」////

豊音「えへへー」

白望「ダル・・・」

萌えた上に思い付いたので続けてみましたよ。もし続けるつもりだったらごめん!

咏「……ねえノヨリさん」

野依「?」

咏「ディープインパクトのジョッキーは?」

野依「武豊!」

咏「夏祭りには?」

野依「当然浴衣!」

咏「温泉旅館も?」

野依「やっぱり浴衣!」

咏「駄洒落と言えば?」

野依「きょうふのやかた!」

咏「ウルトラマンは?」

野依「正義の味方!」

咏「仮面ライダーも?」

野依「正義の味方!」

咏「原村和は?」

野依「おっぱいふくよか!」

咏「石戸霞も?」

野依「おっぱいふくよか!」

恒子「すこやんの肩は?」

野依「四十肩! ……!?」

咏「っと、福与アナかー」

恒子「何か楽しそうなことしてるなーって思ってつい参加しちゃったよ」

理沙「……把握」

咏「たしかにだんだん楽しくなってきたねぃ♪」

野依「♪」コクコク

恒子「よっしゃ! じゃあ次は私が――」

えり「うるさいそこ! 楽屋裏でぐらい静かにしてください!」

咏理沙恒子「「「」」」シュン

健夜「あ、こーこちゃんと理沙ちゃんはあとで私の楽屋に来てね?」ゴゴゴゴゴ

恒子理沙「!?」

カン!

野依プロの「今年も豊か!」とVIPの書き込みを見て勢いで書いた、反省はしている
はやりんのよりんとか誰か書いてくれないかな(チラッ

乙ー、おもしろかったww
野依プロと他のプロがどういう関係かは気になるところですねー(チラッ

17行ほどお借りします
淡→亦野で百合
ただし名前欄にあるような描写が含まれるので苦手な方はNGしてください

誠子(一つ情けない身の上話をしよう。私、亦野誠子はある人物から嫌がらせを受けている。現在進行形で受けている)

淡「~♪」

誠子(私の膝の上に図々しく腰かけ足をプラプラさせている一年坊。可愛らしいと思うなかれ。この女、これでもかとばかりに全体重をかけてきている)

誠子「大星、重い。どいて」

淡「ん~。やだ」

誠子「どかないならせめて腰を浮かしてほしい。足が痛い」

淡「やだ」

誠子「そこをなんとか」

淡「だめ」

誠子(このザマである。先輩の威厳などあったものではない)

誠子「そんなに座り心地がいいのか?」

淡「ううん。ぶっちゃけイマイチ。はっきり言って女性特有の柔らかさに欠けてるよ」

誠子「なら下りろ。今すぐに」

淡「やーだよ。私はね、先輩の困った顔を見るのが好きなんだ」

誠子「……人の嫌がることをするのはよくない」

淡「そうそう。そういう顔」

誠子「……」

淡「あ、眉毛ヘニャってなった。かわい~」

誠子(下級生に苛められてるなんて、あまりに情けなくて誰にも相談できない)

誠子(いっそのこと暴力に訴えればいい、のかもしれない。でもこんな華奢な体躯の女の子をグーで殴るなんて私にはできそうにない)

誠子(困った)

淡「そういえばもう六時になるんだねー。先輩、お腹減ってるでしょ」

誠子「全然」

淡「そんな食いしん坊なあなたには……じゃーん。これ何だか分かる?」

誠子「ムースポッキー」

淡「正解でーす。テルから貰いましたー。食べたい?」

誠子「いらない」

淡「そう。そんなに食べたいんだ。でもただじゃ食べさせてあげないよ」

誠子「……」

淡「あむっ。はひ、くはへはひは。はひっほほほーはらはひっへへ」

誠子「……お前が口に咥えたポッキーを、端の方から齧っていけと?」

淡「ほーはほー」ニコッ

誠子(これだ。私を貶めるためなら自身が好奇の視線に晒されることも厭わない。いや、それ以前にこういう行為が普通に許されてしまうキャラなのか? 大星は可愛いから)

誠子(私は違う。女の子同士のスキンシップとはずっと無縁だった。たまの休みはいつも一人で釣りに出かけるような人間だ。とてもじゃないが似合わない)

淡「~♪」

誠子(でも駄目だ。こういうとき、断るという選択肢がないことを私は知っている。あれはそう、いつの日のことだったか……)

淡『亦野先輩、罰ゲームです』

誠子『……は?』

淡『さっきの対局で飛んだでしょ? 無様に。だから罰ゲーム』

誠子『ま、待て。話が見えな……』

淡『昨日、私が調理実習でつくったクッキー食べなかったでしょ』

誠子『う、うん。それは悪かったと思ってる。でもあんな炭みたいな黒焦げの物体なんて正直食べたくない』

淡『だろうね。でもだめ。先輩は私のいうこと全部無条件で聞き入れないとだめなの。例えそれがどれほど理不尽であっても』

誠子『……』

淡『もう分かったでしょ。今回の罰ゲームはクッキーの件のツケ払い。さあ、この猫耳カチューシャを装備した上で語尾にニャーをつけて話すんだよ』

誠子『……断る』

淡『ふーん、そういう態度とるんだ。学習しない人』

淡『みんなー! 亦野先輩が一発芸やってくれるってさー!』

誠子『な……』

淡『この猫さん耳飾りをつけてニャアニャア鳴いてくれるってさー!』

誠子『ちょ、ま……』

淡『はーい! そうちゃーく!』ガバッ

誠子『ぅ……』スポッ

淡『いひっ、か、かわい、ひひっ、かわ、ひひひっ』

誠子『……いっそ殺せ』

淡『ひひっ、ごめんごめん嘘々。かわいいよ先輩、ほんとかわいい。本物の猫さんみたい』

誠子『……』

淡『ほぉら、喉撫でてあげるねー。気持ちいいでしょー?』ナデナデ

誠子『……』フイッ

淡『ん? どうしたの? 鳴くのは得意でしょ? ニャアニャア鳴いてごらん』

誠子『……』

淡『もしかしてこれが最悪だと思ってる? これ以上ひどいことは起きないって、そんな風に楽観視しちゃってる?』

淡『甘いよ』

誠子『……』

淡『~♪』ツツー

誠子『……っ』ビクッ

淡『アハ。背中弱いんだ』

誠子『……やめろ』

淡『やめてほしかったら鳴きなよ』

誠子『それは……』

淡『それは?』ツツツー

誠子『ひぅ』ビクビクッ

淡『かわいい』

誠子(ああ死にたい。思い出しただけで死にたい。意地なんか張らずにニャアと一声鳴けばよかった)

誠子(……そんな過去の経験から鑑みるに、今回は大人しく従うべきなのだろう。屈辱なのは確かだけど、あの時みたいに嬲られるのは御免だ)

誠子「ん……」カプッ

淡「……」

誠子「……」ポリポリ

淡「……」

誠子「……」ポリ

誠子(……どうしよう。折れない。顔近い。やばい。こんな初めては嫌過ぎる)

淡「……」ジーッ

誠子(あ、綺麗な目。こんな妖精みたいに愛らしい子が私の心をここまで苛むのか。いや、妖精は本来そういう存在だったっけ)

淡「……」ニコッ

誠子(なぜ、この状況で笑えるのか。恥ずかしくはないのか。ひょっとして経験があるのか。それとも、私ごとき物の数に入らないというアピールか……)

誠子「……」パキッ

淡「え?」

誠子「ごちそうさま。ポッキーは欲しいけど、お前はいらない。何でもかんでも思い通りになると思うな」

誠子(またやってしまった……でも、後悔はない。さすがに唇だけは許せない。私だって女なんだ。初めては好きな人としたい)

淡「……へえ」

誠子「凄んでも無駄だ。私はムグッ」

淡「……」チュー

誠子(……え? え?)

淡「ぷはぁ。ごちそうさま」

誠子「ぁ、ぁ」パクパク

淡「なにそれ。金魚の真似? あっ、もしかして舌入れられたのは初めて? 初心だね~」

誠子「……」

誠子「……」ブワッ

淡「あらら?」

誠子「ひどい、ひどすぎる……! あ、あんまりだ……! 男の子と手を繋いだことすらなかったのに……!」グスグス

淡「……」

淡「……」ニヤァ

誠子「……」ボー

誠子(泣かされた。一年生相手に。あんなちびっこに。なんて醜態、情けないにも程がある)

誠子(大星も大星だ。ディープキスなんて一体どこで覚えてきた。不潔だ。子どもがやっていいことじゃない)

誠子「部活、行きたくないなぁ」

淡「あれあれ。サボり宣言ですか、亦野先輩」

誠子「!」ガタガタガタッ

淡「そんな急いで距離とらなくても。別に取って食べたりはしないって」

誠子「よ、寄るな。私の傍に近づくな」

淡「先輩ビビりすぎ。世紀の美少女たるこの私をつかまえて、その反応はいかがなものかと思うよ」

誠子「お、お前なぁ……自分がしたことをもう忘れたのか? 私はお前のこと一生許さないからな」

淡「ハァ? たかがキスの一つや二つで騒ぎ過ぎ。これだから先輩はダメダメなんだよねー」

誠子「うるさい! 私にとっては大事なことだったんだ! 私は……お前と違って、誰かと付き合ったことなんて……ないんだ」

淡「うん? 私もだけど?」

誠子「へ?」

淡「年齢=彼氏いない歴です。彼女もね」

誠子「で、でも。キス、したじゃん」

淡「キスくらい普通にしない? あんなのスキンシップの範疇でしょ。さすがにベロチューは初めてやったけど」

誠子「……お前の価値観はよく分からない」

淡「はーい、それでは我々の蟠りも無事解決したことですし? 部活行こっか」ギュッ

誠子「いや、何一つ解決して……待て。なぜ手を繋ぐ? そしてこの繋ぎ方は何だ?」

淡「恋人繋ぎ。ふっふっふ、また一つ先輩の初めてを奪ってしまったぜい」

誠子「このクソガキ……! 放せ!」

淡「やーだよ。先輩の苦悶の表情を至近距離から眺めるのが私のライフワークなんだから」

誠子「……人間のクズめ」

淡「あぁ、いいよ。その目、その顔。携帯の待ち受けにしたいくらい。写メ撮っていい?」

誠子「……」フイッ

淡「クスクス。ほんと単純」

淡「ごめーん。遅れたー」

誠子「すみません。遅刻しました」

菫「遅い。部活の開始時刻から既に二十分も……お前ら、なんだその手は?」

淡「ああ、これ? いいでしょ~」ブンブン

誠子「痛っ! いきなり振り回すな。肩が外れる」

菫「あー……個々人の趣味趣向にケチをつけるつもりはないが……その、風紀を弁えた上で程々にな?」

誠子「やめてくださいよ! 誤解です!」

淡「了解でーす。節度を守ってラブラブしまーす。ねえ、亦野先輩?」

誠子「お前、どの口でそんな戯言を……」

照「前から思ってたけど、二人は本当に仲がいいんだね。うん、いいことだと思う」

淡「だよね、だよね? 恥ずかしがることなんて何もないよね」

誠子「違います。全然仲良くなんかないんです。お願いです。信じてください」

照「うんうん、そんな二人にご祝儀をあげよう。はい、今日の分のお菓子」

淡「わーい、ありがと~。ちゃんと二人で仲良く分けて食べるね~」

誠子「先輩……どうして……」

淡「ふふっ、聞いた? 聞いたよね。他の人たちからは仲良しこよしに見えるらしいよ、私たちの関係」

誠子「……」

淡「くやしい?」

誠子「……そんなこと、ない」

淡「クス。先輩ってさ、呆れるほどに素直だよね。打てば響くっていうか」

誠子「……」ジワッ

誠子「っ」ゴシゴシ

淡「あーあー、だから先輩はダメなんだよ。そうやってかわいい反応しちゃうから。だからいじめたくなっちゃうの」

誠子(私と大星の日常は大体こんな感じだ。今日も、明日も、明後日も。あいつが私という玩具に飽きるまで、ずっと同じような毎日が続くのだろう)

誠子(……耐えられるのかな、私)

淡「……」ジーッ

誠子「……」

淡「……」ニッコリ

誠子「……お前なんか」

淡「ん?」

誠子「お前なんか嫌いだ。死んでしまえばいい」

淡「……」

淡「そう」

淡「私は先輩のこと好きだよ。好き。大好き」

終わりです
お目汚し失礼しました
そして(1/17)が二つあるっていう/(^o^)\

もしもしからで 見にくいかも試練が ふと思いついたんで

エロ注意

清澄高校麻雀部の皆様方へ

お元気ですか?

急な用事で、挨拶もろくに出来ずに転校してしまい、すいません。
九州に来てようやく一段落付いたのでお手紙を送ることにしました。

って、慣れない手紙だからって、いまさらわざわざ畏まる必要ないか。
実は、今回手紙を送ったのには深い訳があるんだ。

それは……なんと、インターハイで我々にすばらなおもちを見せつけてくれた永水の皆さんとお近づきに慣れたんですよ!!
いや~、みんなには一度、メールで自慢したんだけど、やっぱりもう一度この感動をみんなに伝えたくて手紙を書いたんだ。
いや、ほんと、見れば見るほどすばらなおもちでさ、つくづく………(中略)
転校先でもいいチームメイトにめぐりあえたよ。
じゃあな、全国で会おう!



咲「はぁ……京ちゃんから手紙なんて届くから、何かあったのかと思って心配したらこれだよ

優希「全く、咲ちゃん、あの犬をそんなに心配する必要なんかないじぇ。

和「そうですよ、咲さん。咲さんが須賀君の心配をする必要なんて全くありません。

まこ「そうじゃの、あいつの適応能力は目を見張る者があるし十分やっていけるじゃろう。

咲「うん。そうだよね……京ちゃんならきっと大丈夫だよね。

優希「九州といえば、第二試合の大将の一際大きいおもちをもってたあの人、なんか睾丸を握りつぶしそうな顔してたような気がしたじょ……

和「そんなオカルトありえません



その頃、京太郎は……



京太郎「…あの……霞さん……

霞「ん? 京太郎君、なにがしたいかちゃんと言ってくれないとわからないわよ?

京太郎「その……オナニ-を……

霞「はぁ? オナニ-が何なの?


京太郎「オナニ-をさせてください!



調教されていた


霞「全く……しょうがないわね、そんなに女子の前でチ○ポだしてセンズリ扱くのが好きなら胸を見せてあげるから、さっさとその粗末なモノを扱きなさい

京太郎「ぅう、ありがとうございます」シュッシュッ

タッタッタッ ガラッ

初美「霞ちゃん、姫様が………って、なんで、胸をはだけさせた霞ちゃんを見ながら、京太郎がオナニ-してるんですか!?

霞「なんでって、京太郎君が惨めに、道程の分際で貴女に欲情してしまったので、[田島「チ○コ破裂するっ!」]をさせてください、って懇願されたからよ

初美「なんだ、それじゃあしょうがないですねー。 それにしても京太郎、セックスさせてくれじゃなくて、[田島「チ○コ破裂するっ!」]させてくれってなんなんですか?

霞「こらこらはっちゃん、童貞にそんなこと言うのは酷ってものよ。 それにいいじゃない。 彼は女の子の前でマスかけて満足してるんだから。

初美「それもそうですねー。 そういえば、聞いてくださいよー。 この前京太郎が私の前で[田島「チ○コ破裂するっ!」]したとき、手元にティッシュが無かったからはるるに取りに行ってもらったんですけど、早漏過ぎてはるるが帰ってくる前に射精しちゃったんですよー。

霞「あらあらティッシュが来るのも我慢できないなんて、いくらなんでも、早漏すぎじゃないかしら? これは、改善策が必要ね……

初美「うーん……やっぱり、手を速く動かしすぎてるから、動きをゆっくりにさせればいいんじゃないでしょうか?

霞「ふんふむじゃあ私たちが手を叩くからそれに合わせてしごくようにさせようかしら?

初美「おぉ、それはいい考えですね。 聞いてましたか京太郎? 早漏の京太郎のために私たちがせっかく考えてあげたんだから、誠心誠意感謝しながら私たちの手拍子に合わせてその皮被りチ○チンをしごくんですよ

京太郎「……はい、俺の早漏なんかの為にわざわざ改善策を考えてくださって有り難う御座います」シコシコ

初美「じゃあ、いきますよー1 2 1 2」パンパン

京太郎「ぅ……」シコ シコ

霞「上手よ京太郎君。それにしても、京太郎君の[田島「チ○コ破裂するっ!」]癖には困ったものね……私たちならまだ良いけど、小蒔ちゃんしか近くにいないときに欲情して、襲いでもしたら大問題よ……

初美「そうはいっても、初な姫様じゃオカズになってあげるなんてできそうにないですよー

霞「ふんふむ、それじゃあ、小蒔ちゃんが哀れみのあまりズリネタを提供してあげたくなるような、懇願の仕方を私たちが考えてみるのはどうかしら?

初美「なるほど、姫様の優しさを突いた妙案ですねー 懇願の内容は…………そうですねー、ちんちんのポーズをしてから、チ○コを三回ピコピコ動かして、仰向けに寝転がる、とかどうですかー?

霞「ナイスよはっちゃん! 流石の私もそんな惨めなことをされたら憐憫の感情からついズリネタになってしまうわ

初美「ふふん もっと誉めるがいいですよー っと、京太郎そろそろ射精しそうですか?

霞「あらあら、せっかく手拍子をあげたのに、これじゃあ意味が無いじゃない……もしかして私たちに惨めな姿を見られていつもより興奮しちゃったの? …………本当に変態ね

初美「まあまあ、霞ちゃん。 京太郎がどうしようもないド変態なのは今に始まったことじゃないじゃないですかー ところで霞ちゃん、ティッシュ持ってますか?

霞「持ってないわよ もしかして、はっちゃんも?

初美「だから聞いたんですよー それにしても、困りましたねー 京太郎のせーしで床を汚されるのは困りますし……

霞「そうよね……いくら京太郎君が床を妊娠させる気満々でも、ここで生活している私たちはいやだし…………しょうがないから、私たちの巫女服にかけていいわよ

初美「まあ、しょうがないですねー 床を汚して怒られるのよりかはましです じゃあ京太郎、出しちゃってください

京太郎「……ッ、イきます!!」ドピュドピュドビュッシー

霞「まったく、こんなに服を汚しちゃって……この服はあげるからあとで自分一人で自慰をする時にでも使いなさい

初美「私のもあげるから心配しなくていいですよー それじゃあ これから仕事もあるみたいだし頑張ってくださいねー

京太郎「ってことを、妄想してみたわけですよ

哩「相変わらず京太郎の妄想力はすばらかな……私もまけていられんたい

京太郎「ふふふ……実はこの妄想力、姫子先輩にも褒められたんですよ 京太郎のS妄想はすばらだ、って
哩「なんと……京太郎はSでもありMでもあるのか……

京太郎「極上のSはMをもかねる。 Mの心を知って初めて真のSになれるんですよ……

煌「おや、お二人とも、こんな所にいたんですか、早く練習を始めましょう!!

京太郎「ふふふ、そうですね! 俺はたくさん練習して咲たちを見返してやるんだからな!!

煌「すばらっ!!そのいきです! さあ、目指せ、全国制覇!!

京太郎煌哩「おぉ!!」

目汚し失礼

前が百合百合してたから無駄に叙述トリック使ったり、爽やかに終わらせたりしてみたみたが エロであることに変わりはない

最後に京太郎が言っているように SはMをどこまで兼ねているのか っていう実験みたいな感じで書いてみただけだしね

京太郎×煌

苦手な方はご注意を

京太郎「あの……煌さん?」

煌「はーい、なんでしょ?」

京太郎「この鶴見てどう思いますか?」

煌「すばらです!」

煌「いやー、京太郎さんは機用ですねー」

煌「羨ましくなっちゃいますよ」

京太郎「いや、それほどでもありませんけど」

京太郎「よかったら、いります?」

煌「ありがたくうけとりましたっ!」

京太郎「いや、そんな元気よく受け取らなくても」

煌「元気モットーが私の座右の銘ですっ!」

京太郎「すばらですね」

煌「ふふん」

京太郎「……あの、煌さん」

煌「なんでしょ?」

京太郎「……なんで、すばらなんですか?」

煌「や、それは京太郎さんがこんなにも綺麗な鶴を――」

京太郎「そっちじゃなく」

煌「?」

京太郎「……なんで、素晴らしいまで言わないのかな、って」

煌「ああ、私は『しい』という言葉がいえない病気にかかっていてですね――」

京太郎「……」

煌「おぉっと、そんな白い目で見られるとは侵害です」

京太郎「いや、流石に信じられないですもん」

煌「試してみますか?」

京太郎「……」

京太郎「しいたけ」

煌「たけ」

京太郎「嬉しい気持ち」

煌「うれきもち」

京太郎「C地区の四囲に紫衣を着たシーア派によるシーサーの飼育によって椎名さんを虐げることに成功した」

煌「ちくのにをきたあはによるさーのくによってなさんをたげることにせいこうした」

煌「……これどういう意味でしょ?」

京太郎「特に意味はないです」

京太郎「というか、煌さんのそれもう何を言っているかわからないじゃないですか」

煌「すばらくないですね」

京太郎「それに……Cも無理なんですか」

煌「だから、『しい』は無理だといってるじゃないですか」

煌「『しい』の名がつくものは全部無理なんです!」

京太郎「……それはすごいですね」

煌「すばらですか?」

京太郎「いや、すばらではないと思います」

煌「ですよねー」

京太郎「……」

京太郎「……あの、チョウジって英語でなんていうかしってます?」

煌「えっと……?」

京太郎「ああ、木の名前なんですけど」

煌「うーん……わかりませんね」

京太郎「そうですか」

京太郎「……ええと……あ、あった」

京太郎「どうぞ」

煌「ふむ……」

煌「……」

煌「……えーと、これは、そういうことでよろしいんで?」

京太郎「よろしいです」

煌「やー……えっと、こ、困りましたね……」

煌「……ほ、保留ということで」

京太郎「わかりました」

煌「そ、それじゃ。私はコレで失礼しますね!」ダッ

京太郎「あ」

煌「うぅ……まだ顔が赤いです」

煌「や、ちょっとした冗談だったんですが……」

煌「う……うぅ……」

煌「……なんてすばらな告白なんでしょ」

おしまい

ふ、と思いついたので。

Yeah Ah, Yo This is 亦野誠子 またの名を MC Fisher
Yo, Hey, Are you ready?

尭深 照 菫 淡「・・・」

OK, MC Fisher in the house!

タカミはお茶を手に高みの見物 カミナリのようだぜオーラスの一発
東南西北白發中 テルテルいつでも爆発中
SSS, SSS, and SSS! 超Sです スミレ the Sharp Shooter
Yeah そして性格全然淡くない 生意気な奴だぜアワイ

これが私ら白糸台 私ついてくので精一杯
いっぱい当たり牌釣り上げるくらい
しかできない私はっきり言って弱い

マイナス59400 five nine four oh, oh
参っちまったぜチクショー オッオッー
思ってたんだぜラクショー オッオッー
楽屋戻ったらみんな苦笑 オッオッー

Fuck ちょっと待ってくれない
不釣は永遠に続かない
不調も永遠に続かない
市長は英霊に続かない

だから今日も 特打 特打 特打
And toku-uchi toku-uchi toku-uchi

Say TOKU-UCHI!

尭深 照 菫 淡「・・・」

Say TOKU-UCHI!

尭深 照 菫 淡「・・・」

Say TOKU-UCHI!

尭深 照 菫 淡「・・・」

Yeah, Thank you!

だから今日も 特打 特打 特打
And toku-uchi toku-uchi toku-uchi

だから今日も 特打 特打 特打
And toku-uchi toku-uchi toku-uchi

To, To, To, Took out cheet!
イカ様は海に打ち上げるぜ

誠子「・・・はい、これで終わりです」

照「・・・どう?」

菫「私に聞くなよ」

尭深「・・・」ズズ

淡「イマイチだね!」

菫「」ギョッ

誠子「ええー・・・」

淡「リリックは一応ライムしてるけど、何言いたいか分かんないし、
  トラックもがんばってるけど、はっきり言って10年前って感じ」

誠子「・・・」ガックシ

淡「・・・でも、けっこういいフロー持ってるじゃないですか」

誠子「えっ」

淡「釣りしてるだけあって」

照「釣りとラップって関係あるの?」

菫「あいつらに聞けよ」

照「いや・・・」

淡「でも意外でした、亦野センパイがヒップホップ好きだなんて」

誠子「ということは、大星も・・・」

淡「はい! 早速ホワイトボードをグラフィティで埋め尽くしましょう!」

誠子「うん!」

尭深「よしなよ」

カン

VIPの某スレ見てたらリリック書きたくなったので
病院行く前にちょっと書いてみたYo


ついでにシロ塞(?)投下します、ややネタ気味

塞「シロ、帰るよー」

シロ「ダルいからおんぶして……」

塞「少しは自分で歩きなさい!」

シロ「ダル……」

塞「はぁ、シロも少しはやる気を出す努力をすればいいのに……」

シロ「……」

―――

塞「あ、シロ、おはよ……」

シロ「塞、おはよう! 今日はいい天気だね!」

塞「!?」

シロ「どうしたのさそんなに驚いて! いつもの塞らしくないよ!」

塞「いやいやいやいやシロに言われたくないよ!?」

シロ「え、どうして?」

塞「いつも「ダル……」とか言ってるのに何その無駄な元気!?」

トシ「その質問には私が答えるよ」

塞「トシ先生!」

シロ「おはようございます、トシ先生!」

トシ「ああおはよう。で、どうしてシロがこうなったかと言うとだね」

塞「どうしてなんですか?」

トシ「シロのやる気スイッチを押したのさ」

塞「やる…気……?」

トシ「おや、塞はやる気スイッチを知らないのかい?」

塞「いやCMとかでやってましたけど……まさかあれですか?」

トシ「そうさ。昨日ついにシロのやる気スイッチを見つけてね。押してみたらご覧の通りだよ」

シロ「おかげでこんなに元気です! トシ先生ありがとうございます!」

トシ「どういたしまして」

塞「面倒臭がらないシロって想像してた以上にキツい……」

シロ「塞、早く行かないと遅刻するよ! さあ、私の手を握って学校までダッシュだ!」ガシッ

塞「え、ちょ、ちょっと待ってえええええ!!」

―――

塞「はっ!?」ガバッ

塞「ゆ、夢か……ある意味恐ろしい夢だったわ……」

―登校時―

塞「あ、シロ……」

シロ「塞、おはよう」

塞「お、おはようシロ……ねぇ、学校までダッシュで行ってみない?」

シロ「……ダルいからやだ」

塞「……」ホッ

塞「シロ、シロはずっとそのままでいてね?」

シロ「?」

カン!

お目汚し失礼しました

elonaとある時点で嫌な予感しかしないと思いますがカオス注意です

京太郎「……」ズルズル

咲「おはよう京ちゃん。今日も遅いね。鈍足の魔法でもかけられた?」

京太郎「違う。これがカタツムリのデフォの速度だ。信じられるか? 朝の四時に家出たのにまだ学校につかないんだぜ?」

咲「へー、さすが速度25は伊達じゃないね。あ、そうだ。よかったら乗馬してみる? 私こう見えて速度200あるんだ」

京太郎「そいつは助かる。是非乗せてくれ。そいやっ」ピョン

咲「うぐぅ。それじゃ行くよっ」

咲「あっ、見て。街の子供が遊んでるよ」

京太郎「なに?」チャキ

会心の一撃! 街の子供ギバードを射撃しミンチにした「クロちゃー!」

咲「京ちゃん何やってるの!」

京太郎「つい癖で。中立NPCを見ると反射的にFキー押しちゃうんだ」

咲「癖とかそういう問題? これだから悪人フィート持ちは……」

京太郎「すまんすまん。お詫びに新鮮なステーキをやるよ」

咲「もう。しょうがないなぁ」モグモグ

うまい! これはあなたの好きな人肉だ!

咲「やっと学校についた。やっぱり乗馬適正ないと速度下がっちゃうね」

京太郎「そうだな……っと、待て。そのルートには清掃員がいる。部室にはこっちから行こう」

咲「はいはい。正面を迂回して、今度こそ着いた。失礼しまーす」ガラッ

久「あ……咲。それに須賀君も……」

まこ「来てしまったか……」

咲「え? 来ちゃダメでした?」

久「それが……」

和「咲さん! ゆーきが、ゆーきが……!」

咲「へ? なに? 優希ちゃんがどうしたの?」

数絵「片岡さんについては私から説明しましょう」

咲「あなたは平滝の……」

数絵「南浦です。実はお宅の片岡さんと遺伝子合成されるためにここへ連れてこられたのですが、ミスタッチで私が素体となってしまったのです」

咲「ええっ!? それじゃ優希ちゃんは……」

数絵「消滅しました」

和「うぅ……ゆーきぃ……」グスグス

まこ「わしらが浅はかだったんじゃ。東場にも南場にも強い万能選手を楽して作ろうとしたばかりに……」

久「データそのものが消えてしまったら、もう二度と復活できない……」

咲「そんな……どうしよう……」

京太郎「……南浦さん。ちょっと、こっちに来てくれ」

和「……」

咲「和ちゃん……」

京太郎「あー、ゴホン。みんな喜べ! 優希が復活したぞ!」

咲・和「え!?」

優希「やっほー! どうしたみんな? そんなしけた顔して」

和「あ、あぁ……! ゆーきが……ゆーき!」ダキッ

優希「おーよしよし。のどちゃんは泣き虫だじぇ」

咲「こ、これは一体? どうして優希ちゃんが生きてるの?」

京太郎「至極簡単なトリックだ。南浦さんのキャラチップを優希のものに差し替えて台詞を編集したのさ」

咲「京ちゃん天才」

まこ「いやいや、おかしいじゃろ。何の解決にもなっとらんぞ」

久「別にいいんじゃない? 和も元気になったことだし」

咲「優希ちゃん、すごく強かったね」

京太郎「ああ。東場も南場も両方強いとか反則でおじゃる」

咲「この分だと地区大会は余裕かな。ただいまー」ガチャ

照「おかえり」

咲「あれ? お姉ちゃん、どうして家にいるの?」

照「うん。すくつから脱出するのに帰還の巻物読んだんだけど、間違って実家のとこ押しちゃって。また読み直すのも面倒だったから一旦帰省することにした」

咲「そうだったんだ。まあ、ゆっくりしていきなよ。お夕飯は何がいい?」

照「今日はピリ辛炒めの気分」

咲「そっか。えっと、お肉は……ごめん、ないや」

照「何言ってるの? 肉なら目の前にちょうどいいのがある」ドンッ

咲「いたっ! いきなり体当たりしないでよ!」

照「もう一回」ドンッ

咲「むかっ! 私は怒ったよ!」

咲は分裂した。おねえちゃん? おねえちゃん! おねえちゃーん!

京太郎「うわぁ! 咲がいっぱいだ! きもちわりぃ! ねえさん何してんすか!」

照「食糧の調達」

照は魔翌力の嵐を唱えた。分裂咲A~Zは粉々の肉片に変えられた。オリジナル咲と京太郎は巻き込みを免れた。

照「これだけあればピリ辛炒め6つは作れるかな」

咲「うぅ、ひどいよぉ」

京太郎「部屋中に生肉がどっちゃり。解剖学のレベルいくつあるんだ」

咲「はい、料理できました。私のお肉いっぱい食べてね」

照「もぐもぐ。速度が高過ぎるとすぐ空腹になるから困る」

咲「猫の神も大変だね。ところで最近調子の方はどう?」

照「ぼちぼち。もうすぐ一万階まで行けそう」

咲「いや、すくつの攻略状況じゃなくて」

照「麻雀? 正直退屈。対局者はみんな開幕から呪い酒投げてきたり、堕落した解呪の杖振ってきたりで、麻雀が成立すること自体稀」

咲「ひどい……お姉ちゃんかわいそう」

京太郎「とはいえ、そいつらの気持ちも分からんでもないがな。実際そうすることでしかこの化け物は倒せんだろ」

照「しめっぽい話をした。お詫びにこれあげる」

咲「光子銃……レールガン?」

京太郎「いいんすか? これ固定アーティファクトでしょ」

照「いい。私には耐性パズルと魔法威力強化を兼ね備えた育成済みの生き武器があるから」

京太郎「さすが廃人」

咲「貴重な贈り物をありがとう。でも私はエーテル病が怖いから京ちゃんにあげるね」

京太郎「おいこらクソ妹」

咲(そんなこんなで地区大会の日がやってきた)

咲(我らが清澄高校は連勝に次ぐ連勝。アルティメット優希ちゃんの奮闘により次鋒戦に回ることすらなく決勝まで駒を進めた)

咲(しかし……)

優希「ごめん。十万点しか稼げなかったじぇ」

まこ「いやいや、十分すぎるわ」

和「そうですよ。あとは私たちに任せてください」

久「和、副将戦では透明視エンチャ付きの装備を用意しておきなさい。鶴賀の一年生、透明bit持ってるわよ」

京太郎「盤石、盤石。こりゃ咲の出番はなさそうだ。まったく、せっかくのレールガンが錆びちまうぜ」

咲「……それはどうかな」

咲(果たして嫌な予感は的中した)

咲(まず、幸運の女神の寵愛を受けているとしか思えない鶴賀の次鋒が天和を連発。先鋒戦で得たリードが一気におじゃんに)

咲(次に中堅戦で龍門渕の人が他家の牌の窃盗を試みるも失敗。あえなくガードにミンチにされ……これは割愛)

咲(そして副将戦。どこからともなく飛んできた硫酸がエトペンに被弾。和ちゃん激怒。なぜか鶴賀の子をライトニングボルトで焼殺。例によって最後はきっちりプラス収支に)

咲(現在、清澄の順位は一位。二位との差はわずか8300点。インターハイ出場への道は私に託された!)

京太郎「いよいよか。腕が鳴るぜ」チャキ

咲「京ちゃん、まさか着いてくる気?」

京太郎「ああ。俺はお前のペット扱いだから会場入り可能なんだ。援護は任せろ」

実況『それではただいまより大将戦を開始致します。選手の方は速やかにご着席ください』

咲「あ、はーい。急がないと」

京太郎「待て。お前は座るな」

咲「え?」

京太郎「[ピーーー]いっ」チュンッ

咲「ええっ!?」

会心の一撃! 天江衣は混沌の渦に吸収された「わぁぁん」(カルマ変動-7)加治木ゆみの聴覚を破壊し殺した「おいおい、冗談だろう…」池田華菜は朦朧となって死んだ「ニャァー…ァ」

実況『大将戦決着ゥゥゥゥ!! 清澄高校優勝ォォォォ!!』

京太郎「軟弱者どもめ。見切りスキルを鍛えていないからこうなる」

咲「い、いいのかな? こんな勝ち方しちゃって……」

京太郎「いいんだよ。プロの試合だって大体こんなもんだったろ。あ、財布めっけ」

咲「う、うーん……」

咲(こうして地区大会は清澄高校の優勝で幕を閉じた)

咲(帰還ミスでまた家に来ていたお姉ちゃんは渋い顔をしながら、頼むから淡と打つ時だけは真面目にやってくれと言ってきた)

咲(……なんか面白くない。その淡ちゃんとやらには呪われたエーテル抗体と突然変異のポーションを大量に投擲してあげることにしよう)

京太郎「インターハイまであと一ヶ月もあるのか。合同合宿は先方さんのヘイト値稼ぎすぎて断られちまったし、しばらくやることねえな」

咲「……遺伝子でも残す?」

京太郎「……喜んで」

異常で終わりになります
どうやら咲の世界とelonaの親和性はあまり高くないようだ

やめて! 清澄の嶺上開花の能力で姫松中堅が稼いだ点数を焼き払われたら、末原の精神まで燃え尽きてまう!
お願い、メゲんといて末原! あんたが今ここで倒れたら、代行や善野元監督との約束はどうなるんや?
点棒はまだ残ってる。これを耐えれば、清澄に勝てるんやから!

次回「末原メゲる」。麻雀(デュエル)スタンバイ!

末原「……」

郁乃「末原ちゃん、どう~?」

末原「いや、どうとか以前に何ですかこれ?」

郁乃「何って末原ちゃんへの応援メッセージやで~」

末原「不吉すぎるんですけど!? 何やねん末原メゲるって……」

末原「というか応援メッセージにこれ選ぶってどういう神経してるんですか」

郁乃「え~、どこが不満なん?」

末原「気遣いは嬉しいですけど題材のチョイスからしておかしいです」

末原「しかも監督はともかく代行との約束って何も約束してませんけど?」

郁乃「ウチを甲子園に連れていくとか~」

末原「どこの南ちゃんですかあんたは……」

郁乃「でも喜んでもらえんかったんは残念やな~。せっかく漫ちゃんにも協力してもらったのに~」

末原「漫ちゃんがうちに応援メッセージを……?」

郁乃「そやで~。題材から文章まで殆ど漫ちゃんが考えてくれたんやで~」

末原「……漫ちゃん、今度会ったら油性ペンじゃすまさへんで……」

終わりです

お目汚し失礼しました

年の瀬も近づいてきたある日、私はいつものようにソファに座ってくつろいでいた。
部室には顧問の熊倉トシ先生以外全員揃っており、今は私以外の四人が卓に着いている。
インハイも終わり、この時期に受験生である私達がこうして部活をする必要はないのだが(むしろ引退しているべきである)部室で勉強する、という名目で部室を使わせてもらっている。
だが、まあそこは元麻雀部。麻雀卓があれば打ってしまうのも仕方がないことである。
普段なら私達を注意するはずの胡桃でさえ、気分転換は大切だから、と卓を囲んでいるわけで。

白望(ま、こうしてのんびり出来るのももう少しだし)

受験勉強をしなければいけないのは分かっている。分かってはいるのだが、やはりこのけだるさには勝てないのである。
部室の使用許可を出してくれたトシ先生には悪いが、せめて胡桃達が打っているこの半荘が終わるまではくつろがせてもらおう。

塞「そういえばそろそろクリスマスだけど、みんな予定ある? 無ければここでクリスマスパーティでもどうかな」

胡桃「ちょっと! 一応私達は受験生なんだし!」

塞「今麻雀打ってる人の台詞じゃあないような気もするけど」

胡桃「うう……」

エイスリン「party!」

塞「シロはどう? 大丈夫?」

白望「……大丈夫」

塞「じゃあパーティ開催ってことで」

高校生活最後のクリスマスである。流石にここでいつものようにだるい、などとは言わない。
私だってみんなと一緒に過ごしたい。顔には出さないが。
そんなことを考えていると、豊音が呟いた。

豊音「そっかー。もうクリスマスだしそろそろお手紙書かないとなー」

塞「手紙? クリスマスカードかー。それもいいね! じゃあみんなパーティにはクリスマスカード作ってくるってのは」

豊音「へ? 違うよー。サンタさんへのお手紙だよー」

エイスリン「!?」

ぴしり。そんな音が聞こえてきそうな具合に、その場にいた豊音以外の全員の動きが止まった。
いやいやまさか。確かに豊音は純粋な子ではあるけれど、流石にこの年齢でサンタクロースを信じては……。

豊音「今年はどんなプレゼントがもらえるか楽しみだよー」

塞「まさか……」

胡桃(あのまっすぐな瞳……)

うん。間違いない。豊音はこの歳になっていまだにサンタクロースを信じているのだ。

白望「あー、うん。そうだね」

胡桃(どうしよう……)

塞「し、シロ……?」

白望「ちょいタンマ」

二人ともそんな目でこっちを見ないでほしい。私だって戸惑っているのだ。
ここまでサンタを信じていられるなんてなかなか出来る事ではない。しかし、いずれ豊音だって真実を知る……。
ならいっそ……。

エイスリン「ハイ! コレデ テガミ カイテ!」

豊音「ありがとーエイスリンさん!」

エイスリン、ナイス。これで少しは考える時間が出来る。

白望「……みんな集合。あ、豊音はサンタさんへの手紙書いてていいよ」

豊音「はーい」

塞「ねえ、どうする?」

胡桃「流石に予想外だったよ……」

エイスリン「!」

エイスリンのボードには眠っている豊音と、サンタクロースの格好をした私達。
……うん。今までサンタを信じていた豊音の夢を壊すなんてしちゃいけない。
私達が豊音の夢を守らないと。

白望「……そうだね。みんなでサンタさんになろうか」

幸いクリスマスは三連休の最終日だ。クリスマス本番は火曜日で学校があるので、いっそ日曜日から泊りがけでパーティをしよう。
それなら豊音へのプレゼントもなんなく渡せるはずだ。
……………………これからクリスマスまで、忙しくなりそうだ。

おわり

終わりです

すばらっ!

宮守いいですねぇ。自分も感化されたんでちょっとしたのを投下します。

【部室】

豊音「メリークリスマスだよー!」ドドーン

シロ「……ダルい」

胡桃「もうっ! シロはしゃきっとする!」

エイスリン「クリスマス! クリスマス!」

塞「あはは……皆、テンションが高いね」

豊音「だって、クリスマスだよー! 私、友達と一緒に過ごすクリスマス初めてで嬉しいんだよー!」

塞「トヨネ……」

豊音「だから、いっぱい楽しむ! 皆と一緒に過ごすだけでもいいから!」

シロ「……しょうがないなぁ」スッ

胡桃「シロ……?」

シロ「それじゃあ、行こう」

豊音「ふぇ?」

エイスリン「???」

塞「行くってどこに?」

シロ「私の家。ケーキがあるから」

胡桃「ええっ!?」

シロ「こうなるかもって思ってたから買っておいた。ダルかったけど」

豊音「シロ……ちょーうれしいよー!」ダキッ

シロ「熱い……それと、重い……」

豊音「えへへー。離さないよー」

胡桃「トヨネだけずるい! 私も!」ダキッ

エイスリン「ヒトリボッチ、サビシイ!」ダキッ


シロ「……どうして、乗っかかるのかなあ。暑苦しいのに」

塞「そりゃあ自分の胸に聞いてみるんだね」

シロ「……胸に手を当ててもわからない」

塞「はぁ……こういう部分は鈍感なんだから。いい、シロ」

シロ「?」

塞「答えは簡単だと思うよ? ま、鈍感だからね~シロは」

豊音「そうだよー! 答えなんて簡単だよ? 私と仲良くしてくれる、皆が大好きなんだーってこと!」

塞「トヨネはストレートだなあ……聞いているこっちが恥ずかしくなってくるよ」

胡桃「それがトヨネの良い所だかと思うけどねー」

エイスリン「ミンナ、ナカヨシ、スナオガイチバン!」

塞「……そうだね。いつまでも、絶えることなく――仲良くしたいね」

シロ「それよりも……重くて、倒れそう」シロメ

豊音「あわわわわ!?」

胡桃「シローーーー!?」

エイスリン「シンジャヤダ!」

塞「いや、死なないってば!?」

ギャースカギャースカ




トシ「ふふ……いい仲間に恵まれたね」

トシ「願わくば、彼女達の絆がいつまでも。続いてくれると嬉しいねぇ」

トシ「まあ、そんな心配は無用かしらね。いけないね、齢を取ると心配性になってしまう」

終わりです。なんてことない一ページが宝物ってことですね。

日付が変わってから投下が来てますね。自分も投下します


淡「わぁ、ツリーだぁ……」

誠子「ああ、折角のクリスマスだしな」

誠子「たまにはこういうのも悪くないだろ?」

淡「これ、亦野先輩が用意したんですか?」

淡「はい、素敵だと思います!」

誠子「い、いやに素直だな……」

せっかく褒めてあげたのに渋い顔をする先輩から、ツリーに視線を移す。

それにしても、大きなツリーだ。

モールや人形で綺羅びやかに飾り付けられて。

そして一番上には。

淡「おっきな、お星様……」

私の大好きな、お星様。

思わず、手を伸ばす。

……届かない。

誠子「なんだ、届かないのか?」

誠子「まぁ身長だけは、私の圧勝だもんな」

淡「と、届きますよっ!」

からかうような先輩の声に、ムキになって返事をしてしまう。

やっちゃった。

これで、踏み台を使うわけにはいかなくなってしまった。

淡(困ったなぁ……)

とりあえず、背伸びをしてみる。

届かない。

ジャンプをしてみる。

……やっぱり、あと少しなのに、届かない。


淡(あれ、この感覚――――)

何度も飛び跳ねているうちに、不意に1年の頃を思い出した。

ああ、そうか。

今の私はまるで、テルーがいた頃の、私だ。

テルーっていう星を追いかけ続けて。

最後まで追い付くことが出来なかった、私だ。

淡(届いてよっ)

淡(どうして届かないのっ!?)

淡(どうして……)

何度挑戦しても、あの星は遠すぎて。

淡「テルー……」

誠子「……」 ハァ

後ろから聞こえる、ため息一つ。

気が付くと私は、亦野先輩に抱きかかえられていた。


誠子「ごめんな、からかい過ぎた」

淡「先輩……」

誠子「しかし、あんなのがお前にとっては、宮永先輩なのか」

淡「あ、あんなのって……」

聞かれてたんだ。恥ずかしい。

誠子「ほら、行くぞ」

誠子「一人じゃ無理でも……」

誠子「二人でなら、宮永先輩にだって届くだろ?」

ニヤリと笑う先輩に、ほんの少しだけドキっとした。

淡「……どうせなら、たかみ先輩の方が良かったですけど」

悔しいから、軽口を叩く。

誠子「降ろすぞ!?」

そんなことを言いながらも、私をゆっくり持ち上げてくれる先輩。

段々と指先がお星様に近付く。

あと3センチ、

2センチ、

1センチ――――

ぐにょっ

淡(……ぐにょっ?)


誠子「しっかし、そんなにヒトデに触りたかったとはな」

誠子「可愛いところもあるじゃないか」

誠子「綺麗なのが釣れたは良いけど、処分に困ってなぁ」

誠子「ちょうど星が足りなかったから、飾り付けることにしたんだ」

愉快そうに笑う先輩。

誠子「ん? どうした?」

私もニッコリと笑って。

手に持ったヒトデを、思いっきり亦野先輩の顔に貼り付けた。

あ、終わりです



菫「昨日は亦野が珍しくネットを荒らしたりしていたらしいぞ」

淡「クリスマス釣りー?」

うん。これだけ

京×照 幼馴染設定です。
苦手な方はご注意ください。

京太郎「急がないと、もうすぐ照さんと約束した時間に遅れちまう」


京太郎「結構ぎりぎりになっちまったけど、なんとか間に合ったな。さて、照さんは……あ、あれかな」オーイ

照「お待たせ、京ちゃん!」フリフリ

京太郎「おはようございます。俺も今来たとこですよ。今日はたっぷり楽しんじゃいましょう!まずはどこ行きます?」

照「今日は見たい映画があるんだけどいい?ちなみに恋愛映画なんだけど…」

京太郎「いいですね。結構好きなんですよ。じゃあ行きますか!」

照「うん!じゃあ急ごうっ!」

映画終了後帰り道

京太郎「映画良かったですね。幼馴染の女の子がずっと片想いで、頑張ってアプローチしようとするところなんて凄く頑張ってるんだなって思いましたもん」

照「私も同じ女の子として応援してたよ。アプローチはなかなか上手くいかなかったけど、最後の告白のシーンで恋人になった所は一番の見せ場だったね」

照「私もいつかあんな告白してみたいな~」

京太郎「分かります。俺もあんな告白されてみたいですよ」

京ちゃんもやっぱりあんな告白されてみたいんだ……

照「京ちゃんにはまだ早いよーだっ!」

京太郎「うわっ、ひっで照さん」

待っててね京ちゃん。今はまだ勇気が持てない臆病な私だけど、いつかきっと告白するよ。 だから、私が告白するその瞬間までは、今はまだこの想いを育んでいきたいな

カンッ

お目汚し失礼しました

胡桃「充電充電♪」

シロ「ダル……」

理沙「……!」プンスカ

―――

理沙「みさきちゃん」

みさき「何か用ですか?」

理沙「充電!」ポスッ

みさき「なにやってんですかアンタは」ペシッ

理沙「へうっ」

―別の日

怜「竜華、膝枕~」

竜華「はいはい」

理沙「……!」プンスカ

―――

理沙「みさきちゃん」

みさき「今度はなんですか」

理沙「膝枕!」バッ

みさき「いやどす」ペシッ

理沙「京都弁!」

―さらに別の日

玄「おもち、おもち♪」

和「ひゃっ、な、何をするんですか玄さん!?」

宥「玄ちゃん……」

理沙「……ッ!///」

―――

理沙「み、みさきちゃん」

みさき「」

理沙「お……」

みさき「お?」

理沙「お、おもち!///」ガバッ

みさき「やめるのです」ペシッ

理沙「ふぅっ」

みさき「というか毎回毎回妙なものの影響受けるのはやめてくださいね」

理沙「うぅ……」

みさき「で、何でこんなことを?」

理沙「コミュニケーション!」プンスカ

みさき「……嬉しいけど今度から普通にするように」

理沙「わかった!」プンスカ

カン!

お目汚し失礼しました

みさき「」

みさき「次は何をするつもりですか」

乙でした。


自分も投下します
京太郎×淡 要素が入りますので、苦手な方はご注意を

淡「にゃー」

京太郎「……」

淡「にゃー」

京太郎「……何やってるんだ、お前」

京太郎「そんな、猫みたいな耳と尻尾をつけて」

淡「ふっふっふー」

淡「今日一日、淡ちゃんはにゃわいちゃんへと進化するのだ!」

淡「あっ、違う、するのにゃ!」

京太郎「……」

京太郎「……熱でもあるのか?」

淡「にゃい!」

淡「京太郎がいにゃくて寂しかった淡ちゃんはにゃわいちゃんへと進化しちゃったんだよ?」

京太郎「そこは兎じゃね、普通」

淡「ふっふっふ……高校百年生に常識は通用しにゃい!」

京太郎「……はぁ」

淡「むむっ、もっとリアクションして欲しいにゃ!」

京太郎「……」

京太郎「んじゃ、今から言う言葉を復唱してくれ」

淡「にゃ!」

京太郎「斜め七十七度の並びで泣く泣く嘶くナナハン七台難なく並べて長眺め」

淡「にゃにゃめにゃにゃじゅうにゃにゃどのにゃらびでにゃくにゃくいにゃにゃにゃにゃ――」

京太郎「噛んでる噛んでる」

淡「むぅ……んじゃ、京太郎は言えるの?」

京太郎「はっはっは、言えるわけないだろう」

京太郎「俺高校一年生だし」

淡「私と同級生の京太郎も漏れにゃく高校百年生だよ?」

京太郎「わー、嬉しいなー」

淡「すっごい棒読み!?」

京太郎「実際俺は高校百年生ほどの実力ないしさ」

淡「でも、この場所にいるよね?」

京太郎「そりゃあ、淡がいるからな」

淡「にゃにゃっ!」

淡「嬉しいことを言ってくれるにゃ!」

菫「……」

淡「ところで、京太郎」

淡「私、にゃわいちゃんにやってもらいたいこととかある?」

淡「今の私は猫、猫がすることならにゃんだってできるよ!」

京太郎「……ふむ」

京太郎「んじゃ、その右手についてるはずの肉球をふわふわさせてくれ」

淡「おまかせにゃれ!」

淡「はい、どーぞ」

京太郎「わぁ、肉球がどこにもない!」

淡「でも、ふわふわだよ?」

京太郎「ほんとだ、ぷにぷにだな」

淡「ぷにぷになのは菫のおにゃかだけだよ!」

淡「にゃわいちゃんのはぷにぷにじゃなくて、ふにふに! もしくはふわふわ!」

菫「……」イラッ

京太郎「ふにふに」

淡「……んー」

淡「……ぺろっ」

京太郎「!?」

淡「にゃはは、猫は気まぐれだから、たまに無防備にゃおでことかにゃめちゃうのにゃ!」

京太郎「……すっげー、びっくりした」

淡「嫌だった?」

京太郎「嬉しすぎて心臓が止まりそうだよ」

淡「そりゃよかったにゃ!」

淡「お礼に、その指も綺麗にしてあげる!」

京太郎「おぉ、甘噛み……」

淡「~♪」

菫「……なあ」

淡「?」

京太郎「どうしました?」

菫「君はこんなところに入れるほど麻雀上手くなったのか?」

京太郎「言ったじゃないですか、淡がいるからここに来たんですって」

淡「……ちゅぱ……っと」

淡「今日一日中はにゃわいだってば、京太郎!」

京太郎「ああ、悪い悪い」

京太郎「……で、にゃわいがいるから俺もいるんだけど、何か問題でも?」

菫「大有りだ、馬鹿」

菫「見ろお前らのオーラにあてられて……」

誠子「……///」

照「……おかしおいしい」

尭深「……ずず」

京太郎「見たところ、当てられてるのは独りしかいないんですが」

菫「……」

淡「それとも、すみれ先輩もあてられちゃった?」

淡「にゃはは、一緒に猫ににゃる?」

菫「……」

菫「一つ聞こう、今の淡は猫なんだよな?」

淡「にゃわいちゃんです!」

菫「そうか」

菫「それならそこの薄汚い溝鼠を捨てて来い」

京太郎「ひでぇ!?」

淡「おまかせにゃれ!」

京太郎「おまかせしやがった!?」

淡「にゃはは、目の届かにゃいほど遠くまで捨ててくるから、待っててね、すみれ先輩っ!」

京太郎「あ、ちょっと、おいっ!」

菫「……」

菫「……っああ、しまった!」

菫「くっそ、私としたことが……」

照「……どうしたの?」

菫「いや……あいつらにハメられてまんまと淡を逃がしてしまった……」

照「ああ、なんだ……そっち?」

菫「そっち……ってなぁ、照」

菫「淡が逃げたんだぞ?」

照「……別に、いいと思う」

照「むしろ、頭ごなしに否定する菫の方がどうかと思うよ?」

菫「……まあ、そうだけどなぁ」

菫「永らく守られてきた、虎姫専用の部屋に麻雀が出来もしない男を連れてくるのもどうかと思うだろう?」

照「……うん」

照「その規則がどうかと思う」

菫「……そうか」

照「うん」

照「……ところで菫」

菫「ん?」

照「あそこの体重計の目盛りが3目盛りくらいずれて――」

菫「――ずれてない、大丈夫だ、ずれてない、絶対にずれてない、ああ、ずれてないとも、ああ、ああ!」

照(……)

淡「にゃははっ! うまく抜け出せたね、京太郎」

京太郎「……大丈夫なのか?」

淡「大丈夫大丈夫」

淡「なんてったって、高校百年生の私はすこしくらい打たなくてもたかが高校一桁年生の人間には負けないから!」

京太郎「……流石だな」

淡「もっと褒めてー」

京太郎「流石だなっ!」

淡「えへへ~」

京太郎「……それにしてもまさか成功するとは思わなかったけどな」

淡「成功しなくても、イチャイチャできたしいいんじゃない?」

淡「……あっ違う違う……えっと、成功しにゃくても、イチャイチャできたしいいんじゃにゃい?」

京太郎「まだ続けるのか?」

淡「うんっ!」

淡「だって、可愛いでしょ?」

京太郎「……」

淡「おおっと、そこで無言が来ると淡ちゃんがにゃいちゃうよ!」

淡「にゃーっ!」

京太郎「そっちの鳴くかよ」

淡「で、可愛い?」

京太郎「……可愛いよ」

淡「ほら!」

淡「京太郎が可愛いっていうんだから、今日はこのまま!」

京太郎「いつもの淡も可愛いけどな」

淡「だから、明日はいつもの淡ちゃんです!」

淡「今日一日だけの得点にゃんだよ、にゃわいちゃんは」

京太郎「そうなのか」

淡「そうなのにゃ!」

淡「それで、今度はにゃにしてほしいかにゃ?」

京太郎「……んー」

京太郎「散歩がてら牛乳でも買いに行くか」

淡「にゃ!」

おしまい

淡ちゃんは猫耳が似合いそうだとふ、と思いついたので。

咲「ハギヨシさんって大人気のモテモテですよね」

ハギヨシ「すみません、それはどういう意味でしょうか?」

咲「衣ちゃんもりゅーもんさんもハギヨシさんにベタベタじゃないですか」

咲「京ちゃんにだってタコスの作り方訊かれたり」

咲「この間もアラフォーの人に逆ナンされてましたよね」

咲「ハギヨシさんが人気なのは嬉しいですけどちょっとモヤモヤしちゃいます」

ハギヨシ「宮永様にそこまで好かれるとは光栄ですね」ニコリ

咲「……やっぱり下の名前で呼んでくれないんですね」ムゥ

ハギヨシ「さあバカなことを言ってないで食事にしましょう。衣様が待ってますよ」

咲(また子どもだと思って適当にあしらわれちゃった)

咲(もっといろいろ考えてアピールしなきゃだめなのかな)

咲(いつか絶対無視できないような大人の女になるんだから!)

咲(待っててくださいね、ハギヨシさん)

おしまい
深夜の電波受信したので書いてみた
ハギヨシさんは大人だからきっと咲ちゃんを毎回軽くあしらってるんだろうな

……あんな? ウチ、アンタのこと好きやねん。

あー、ええてええて。分かっとる。アンタ好きなの、ウチの妹やろ?

絹、かわえーもんな。うん、それは別にええねん。

あはは、絶対言わんつもりやったんやけどなぁ。うち、アンタとはそれなりーに、楽しく
やってたし。秘めた恋っちゅーやつや、どや、なんか切なくてかっこええやろ?

……うん。言わんつもりやったんやけどな。恭子の奴が言うねん。

じゅーよーなのは、自分の気持ちでしょうって。漫まで言うねん。

このままだと一生後悔するんじゃないですかって。

……そやな。ウチ、怖いだけや。怖いのを誤魔化しとっただけや。

だからほら、な? ズバーンと振ってくれればええねん。そしたらウチも心置きなく
絹を紹介できるわ。

な、何やその溜息は。……ウチみたいなのに告白されたの、そんなに嫌か?

へ、ちゃうの? 絹見てたのはウチと似てないなあって思ってただけ?

えと、ええの? ホンマ? うち、貧乳やしオモロい顔してるだけやで?

あ、ええの。……じゃ、じゃあ。その、あの、よ、よろしく……お願いします(ぺっこりん)

京太郎要素満載なんで観覧注意してください。背景は気にしたら(アカン)



某月某日…

京太郎「失礼しまーす。照ちゃーん」

菫「む、京太郎か…何か照に用事か?」

京太郎「ええ、ちょっとご奉仕してもらおうと思って」

カチッ


菫「ゴホウシ?」

京太郎「はい。もう今からなにさせようかと楽しみですよ。」

菫「」

ソ、ソンナオカルトアリエヘン…
ウソヨ、スガクン、ロッカーデノアレハ…

照「あ、京ちゃん」

京太郎「照ちゃん!外に出てたのか」

照「ど、どうしたの?わざわざクラスまできて…」

京太郎「いや、今日はあのご奉仕、してもらおうと思ってさ」

照「あ、今日するんだ。わかったよ。じゃあまずなにして欲しい?」

菫(おいおいおいここでする気か!?)

ザワ…ザワ…

…チキ…インチキ…!

菫「やばい、暴動がー!」

京太郎「麻雀教えてもらおうかな」

菫「へ?」

周り「へ?」

俺「へ?」

優しいおじさん「へ?」

照「え、そんなのでいいの?」

京太郎「そんなのって…ランク一位の照ちゃんからマンツーマンで指導してもらえるなんて、かなり贅沢だと思うぜ?」

照「マンツーマン…エヘヘ///」

京太郎「じゃ、三番部室いこうぜ。」

照「う、うん…みっちりとしごいてあげるからね!覚悟してよ!」テルテル

京太郎「うへ、怖や怖や。お手柔らかに、お嬢様」テクテク



菫「あいつらはなぁ…」

菫「言い方がなぁ…」

菫「紛らわしいんだよーーーーーっっっ!」

~fin

おまけ

照「ツモ。400オール」

照「ツモ1000オール」

照「ツモ」

照「ツモ」

照「ツモ」

照「はい、真似してみて」

京太郎「それができたら苦労しねーよこのポンコツ魔神めー!」うりうり

照「あ、あふぅ…肩強くもまないでぇ…」

ほんとのほんとに終わり

終わりー。出来の悪さは堪忍な…
お目汚し、失礼いたしました

……エット。わたし、は、あなた、が、すき、でした。

エヘヘ。ちゃんといえたね。

うん。でしたは、「過去形」だよね。あってるの、それであってるの。

わたし、もうすぐかえらなきゃいけないから。

ええと……そうそう、「カグヤヒメ」みたいにね。とおい、とおいホームにもどらなきゃ
イケナイノ。

だから、コクハクじゃないの。うん、ゴメン……ゴメン、なさい。

――サムイね。わたしのフルサトは、いまごろとってもアタタカイの。

ホシがよくみえるわ、きっと。……どうか、アナタにそれをみせたかった。

ああ――かえりたく、ないなぁ。ずっとここにいて、ずっとみんなといっしょにいて、
ずっとアナタといっしょにいたかった。

ホシがみえなくてもいい、サムクたってかまわない。そんなの、いまさらどうでもよかった。

でも。それでも。……かえらなきゃ。

さいごのおねがい。ワタシじゃないダレカと、恋をしてください。キレイな恋を。タノシイ恋を。

アナタなら、きっとできるから。……じゃあね、バイバイ。

淡「お菓子お菓子ー♪」モグモグ

菫「淡、部活中にお菓子は食うなと……」クドクド

照「……」

ペリッ(お菓子の袋から値札シールを剥がす音)

照「菫」

菫「どうした照、何か用か?」

ペタッ

菫「っ、お前何を」

照「別に意味はない」

菫「……?」

淡(あ、スミレのオデコに値札シールついてる……)チラッ

照「淡、お買得だよ」グッ

菫「? いったい何の話をして……」

チャリーン(100円取り出して机の上へ)

照「まいど」100エンヒロウ

菫「え?」

淡「スミレー♪」ダキッ

菫「ちょ、ちょっと待て淡! おい照、これはどういうことだ!?」

照「商談成立」

菫「い、意味が分からん! あ、淡もやめろぉ!」

淡「やだー♪」

菫「だ、誰かこいつを止めてくれーっ!」

終わり

彗星の如く現れた一人の女子高生雀士…

圧倒的な雀力を持つ彼女は、日本麻雀界の救世主なのか?それとも…

破壊をもたらす悪魔なのか!?


モブ1「なんなのよ!?コイツ」ガクガク
モブ2「3順目で親倍ツモって」ブルブル


未だかつてない恐怖が対局者を襲う!!


トシ「…小鍛治だけ次元が違う」


健夜「ツモ2000・4000」グシャッ!

脅威の和了率

健夜「ロン243000」ザシュッ!!

悪夢のような火力

モブ3「みんな…みんな壊されるの?」カタカタ
彼女を止める事は出来ない

実在するプロ雀士の半生を完全映画化、来春ロードショー



赤土「あ…あ…ああぁぁ…」レイプメ
健夜「どうしたの?早くツモりなよ」クスクス


R20
心臓の弱い方、体調の悪い方は観賞をご遠慮ください

点数1桁多かったわ

エイリアンも麻雀やるのか

>>569
悪魔でも麻雀やる時代ですから
あっちは大正だったけど

・小鍛治健夜さんの場合

健夜「つまりそれが原因で喧嘩になったんだよね?」

健夜「うーん、それって単純にあなたが悪いんじゃないかな?」

健夜「むしろ相手には非がないようにも思えるんだけど」

健夜「だから素直にあなたから謝ったほうが……って何で帰る準備してるの!?」

・三尋木咏さんの場合

咏「あーあー、そういうこともあるよねぃ」

咏「私だってそんなこと言われたらお前は私の先生かよ! って思うよ。多分」

咏「……でも喧嘩なんてこれから何度でもするわけじゃん?」

咏「だからさ、まずは落ち着いてさ、相手と話し合ってみなよ」

咏「それで妥協点とか見つけられればいいんじゃないかな。知らんけど」

・瑞原はやりさんの場合

はやり「喧嘩ね……部外者だからあんまり言うこともないんだけど」

はやり「やっぱり相手のことを理解してあげるのが1番なんじゃない?」

はやり「難しいとは思うけど、暴力を振るうのは絶対にダメ」

はやり「もし話し合いで解決しなかったり暴力振るわれたりするんなら私に相談しなよ。力になるから」

はやり「……はい、真面目モードおーわりっと☆」

・野依理沙さんの場合

理沙「……!」コクコク

理沙「わかる!」プンスカ

終わり

※京ちゃんが高遠原中学出身という捏造設定です



京太郎「はぁ……まさか中学に上がってすぐに転校するはめになるなんて……」トボトボ

京太郎「小学校の頃からの友達もいないし……これから大丈夫なのか?」


??「やばいやばい……新学期早々に遅刻なんてすばらくないです!」タッタッタ

京太郎「あぁー……! 考えれば考えるほど不安になってくる……!」ウーン…

??「すばらっ!?」ドンッ

京太郎「あだっ!? ……い、一体何が……?」フラフラ

??「いたた……っは!? だ、大丈夫ですか!? どこかお怪我などはないですか!?」

京太郎「いや、尻餅ついてるあなたに言われても……大丈夫ですか?」スッ

??「これは失礼しました……私が曲がり角に人がいるとも知らずに走ってしまったからですね、非常にすばらくない」ヨイショ

京太郎(……すばら?)ポカン

京太郎「いえ……俺も前方不注意でしたし、とりあえずおあいこってことにしませんか?」

??「そう言ってくれると助かります! そういえばまだ名前を名乗ってませんでしたね」

煌「私は高遠原中学二年の花田煌と言います」

京太郎「あ……先輩だったんですね、俺は須賀京太郎」

京太郎「今日から……高遠原中学の一年生です」


煌「ふむふむなるほど……つまり須賀くんは知り合いが一人もいないクラスでこの先馴染めるのかどうか不安だった……ということですね」トコトコ

京太郎「まぁ……そんな感じです」スタスタ

京太郎「前の中学では小学校の頃からの友達がほとんどいたんですけど………いざみんなと離ればなれになるとちょっと不安になっちゃって……」

煌「分かる……分かりますよその気持ち!」ウンウン

煌「古巣を離れ、新天地で自分は受け入れられるのかという恐怖……けど大丈夫! 高遠原は悪い噂も人もいないですから安心して通うといいですよ!」ビシッ

京太郎「花田先輩……!」ジーン

煌「まぁ私の小学校の友達はみんな高遠原に通ってますけどね」

京太郎「ちょっ!? それ結局分かってないじゃないですか!?」ガーン

煌「まぁなんにせよ……高遠原には私がいますから、もし困ったことがあったり分からないことがあったらなんでも私に話しても良いですよ」ニコッ

京太郎「は、はい…!」ドキッ

京太郎(面倒見のいい人だなー……それに親切で優しいし、転校して良かったかも……)ポーッ

煌「そういえば京太郎くんは部活とかは何に入るとか決めてますか?」

京太郎「はぇっ!? 」ビクッ

京太郎「い、いや実はまだ……」


その後、案の定遅刻して先生に怒られた事と須賀京太郎が高遠原中学校の麻雀部に入部したのは言うまでもない話である

カン

煌「すばら!」

和「基本パターンですね。応用が効く便利な言葉だそうです」

煌「ずぼら……」ダラー

和「見ての通りです。だらけきってますね」

煌「あばら!」

和「肋骨です。全部で24本あり外側の衝撃から内臓を保護する役割を持ってます」

煌「たわば!」

和「断末魔です。顔面が破裂した時などに叫びましょう」

煌「タラバ!」

和「蟹です、おいしいですね。ちなみに優希はカニカマ派だそうです」

煌「コアラ!」

和「動物です。大人しそうな見た目に反して結構気性が荒かったりします」

煌「サハラ!」

和「砂漠です。アフリカ大陸の3分の1を占めるんだそうです」

煌「のばら!」

和「きさまら はんらんぐんだな!」

煌「さらば!」

和「お別れの挨拶です。それではさようなら」



煌「和、お疲れ様でした!」スバラッ

和「花田先輩、次からは優希に頼んでくださいね……」

終わり

野依「す、好きです! つつつつ付き合ってくだちゃい
!」プンスカ



京太郎「………!?」



京太郎「(えっ!? な、何言ってるんだこの人 てか 誰!?)」



野依「ううっ~(大事な場面で噛んじゃた)」


ゴメン誤爆したスンマせん

――咲史上、最大の危機

咲「嶺上牌が……見えない……!?」

――迫り来る古の麻雀

トシ「あいつは私が封印していた、そのはずなんだけどねぇ」

――世界を覆い尽くす強大な『雀力』

健夜「こーこちゃん、逃げて」

健夜「……えへへ、今回は無事に戻ってこれないかもしれない、かな」

強大な雀力を持つ古代の雀士の前に次々と倒れていく英雄達

照「咲……今までゴメンね、そして……ありがとう」

咲「お姉ちゃん……いやああああああああっ!!」

世界が終焉を迎えるとき、麻雀は次元を超え進化する

劇場版「咲-saki- ~封印された嶺上~」20XX年冬、世界同時公開


同時上映は劔谷高校スピンオフ「呼んでますよ、佐藤さん」

今なら前売り券を買うと、限定版プロ麻雀カード「小鍛治健夜(ウィンクver.)」が付いてくるよ☆

ごめん、もう一本投下

照「咲、気をつけて……あの子の打ち筋は魔物の領域を超えている」

照「言うならば……そう、人ながらにして神のレベル」

――咲が「魔王」ならば

???「久しぶりね、スコヤ」

健夜「……あの子は、やっぱりあなたの教え子でしたか」

――その少女は「絶対神」にふさわしい

かつて最強と謳われたグランドマスター・小鍛治健夜

その彼女が唯一負けた相手が、その教え子が、咲の前に立ち塞がる

淡「神だろうと何だろうと、ふっ飛ばせばいいんでしょ?」

咲「この緊迫感……すごく楽しい!やっぱり麻雀って楽しいよね!」

『劇場版 咲-saki- 神を継ぐ少女』 2013年元日、公開中止

――今日は何、ツモろう



同時上映作品は「敗者のセレナーデ ~高一最強と15位~」

今なら前売り券を買うと、ホーンの動くパタパタストラップ(全5種)をプレゼント☆

―――某月某日―――

初美「姫様ー!霞ー!何処行っちゃったんですかー!?」

―――全国各地で―――

洋榎「絹ー!何処やー!絹ー!」

―――おもちのある高校生雀士が―――

咲「京ちゃん!和ちゃんが、和ちゃんが何処にもいないの!」

―――消えた―――


~~~某県某所~~~

玄「ふふふ、全国から着々とおもちが集まっているのです」

玄「私のおもち楽園(パラダイス)建設の夢まであと僅か!」

玄「さーて、次のターゲットは……」

宥「玄ちゃん、もうやめて!」バッ

玄「お、お姉ちゃん……」

宥「今ならまだ戻れるから……お姉ちゃんと一緒に、松美旅館へ帰ろ?」

玄「う、ううう……」

玄「うるさーい!十柱戯アラチャー、お姉ちゃんを捕まえるです!」

灼「ごめんね、宥さん……」ニジリニジリ

宥「い、いや……」

?「そこまでです!」

宥「!」

玄「むむむっ!何奴!」

煌「私は花田煌、あなたの悪事を止めに来ました」

煌「大人しく罪を償いなさい!」

玄「ここまで来て戻れるわけないのです!十柱戯アラチャー、やっちゃうのです!」

灼「……覚悟」タマヲカマエル

煌「十柱戯アラチャー……そのボウリングの実力は並ぶもの無しと評される腕前」

煌「ただし!」

煌「その腕前は……日本じゃあ二番目です」

灼「ふーん、じゃあ日本一は誰だっていうの?」

煌「……」ヒュ~♪チッチッチッチッチッ

煌「……」クイックイッ

灼「面白い、じゃあ、勝負してみる?」

灼「これが……私の実力よ!」ブンッ

ドカーーーーーン!!

宥「ボ、ボウリングの玉で、岩が粉々に……」

灼「次は貴女の番」

煌「ええ」

煌「すば……らぁ!」ブンッ

灼「な!?両手と髪の毛で四つの玉を同時に!?」

宥「それぞれがストライクを取った後、ボールがバックスピンで足元に戻ってきた!?」

灼「ま、負けた……」ガクッ

玄「ええい、ノロノロとまだるっこしい!くらえ!」カチッ

ボカーーーーーン!!!

宥「ああっ、煌さん!」

玄「これで粉々に……いない!?」

???「ふははは!は~っはっはっはっはっは!!」

玄「だ、誰です!?」

???「スバッと参上!スバッと解決!」

???「人呼んでさすらいのヒーロー!」

スバット「快傑スッバァァァット!」

玄「快傑……スバット……!」

スバット「自らの欲望の為に人をさらい、姉を悲しませる松美玄、許さん!」

スバット「とぉぉぉぉ!」

玄「きゃぁぁぁぁ!」

スバット「言え!2月2日に片岡優希を殺したのは貴女なの!?」グググ

玄「し、知らない……知らないの……です」

スバット「く、またハズレですか」

スバット「とぉぉぉぉ!」

スバット「スバット……アタァァァァッック!」バキッ

玄「きゃぁぁぁぁ!」ドサッ

煌「……」シュッ

『この者、雀士連続誘拐犯』

煌「優希……あなたの仇は一体何処に……」

―――――
―――


宥(玄ちゃんが捕まり、攫われた人達が解放されたあと、煌さんは忽然と姿を消しました)

宥(でも心配はしていません)

宥(彼女はきっと、今もどこかで人助けをしているのでしょうから)

宥(だから私は、玄ちゃんが帰ってくるのを待とうと思います)

宥(この松美旅館でまた一緒に働くために)


カン!新年早々なんてネタだよ……

穏乃転生シリーズで有名なアコラスが送る新たなRPG――

iPS3専用ソフト『穏乃異聞録テルソナ』――

麻雀で全国優勝を目指す少女たち――

そんな彼女たちの身に突如宿った異質な能力(ちから)――

彼女たちには全員が『テルソナ様遊び』という遊びを経験したという共通点があった――

その遊びから彼女たちは自らに宿る能力を『テルソナ』と名付けるのだった――


他のRPGには類を見ない新たな戦闘システム!

5つからなる難易度設定でゲーム素人から玄人まで安心の設計!

コミュニティーを築くことで自身のテルソナを強化し、キャラクターと絆を育もう!

シナリオライター「新子憧」によるシリーズ独特のシナリオも健在!

テルソナ・魔物デザインとして悪魔絵師「エイスリン・ウィッシュアート」を起用!


照「私が魔物でも、友達ででいてくれますか」

成香「私が魔物でも、好きでいてくれますか」


『穏乃異聞録テルソナ』20XX年発売予定 定価6980円





穏乃「っていう夢を見たんだよ」

憧「なんつー夢見てんのよアンタは……」

おしまい

むしゃくしゃしてやった反省はしている

和「リーチ」ヒュッ

9順後
和「ツモ、裏…のってませんね1600・3200です」ホゥ‥


清澄控室
京太郎「うわぁぁぁーっ!!」

優希「のどちゃん発熱!!相手は死ぬ!」

久「須賀君、落ち着きなさい!…咲、防護服の準備して」

咲「はっ、はい!」

久「須賀君と優希は脱出経路の確保よ」

京太郎「あ、はい!」
優希「いくじぇー!ついて来い犬!!」

まこ「久、『発症』まで対局室で5分この控室は…18分じゃ」

久「OK、私達はワクチンを接種しているけど念の為、防護服を着るわよ」

ガチャッ
優希「脱出経路、確保できたじぇい!」

久「よし、2人も防護服を着て…1分でね!!」コーホー

優希・京太郎「了解!」

まこ「…合宿中にウイルスの存在に気付いて良かったの」シュコー

久「日没まで時間が無いわ急いで外に出るわよ!」コーホー

京太郎「太陽光でウイルスは死滅しますからね」コーホー

咲「…のどっちウイルス」シュコー



-その日、全国高校生麻雀大会長野県予選会場で『謎のウイルス』によるテロ事件が起こり甚大な被害をもたらした

~後日~
和「宮永さん私とても怖かったです」メソメソ

咲「あ~うん、大変だったね」

和「龍門淵さんがいきなりち…血を吐いて、他の人も…」グスグス

優・京「‥‥‥」

おしまい

晴絵「明日はいよいよ決勝戦だな」

穏乃「はい! 時間ギリギリまでがんばります! さっそく練習しましょう!」

晴絵「いや、いい。今から必死こいて練習したところであまり意味はないよ。今夜はゆっくり休んで英気を養おう」

穏乃「え? あ、そうですか……」

憧「マジで? ほんとに練習しなくていいの?」

晴絵「うん。その代わりと言ってはなんだけど、みんなで秘密の共有をしようか」

宥「秘密の」

玄「共有?」

晴絵「そう。誰も知らない自分だけの秘密をみんなと共有し合うことで更なる団結を促すんだ」

灼「……はるちゃん、それってジョジョのあれ? ジャイロとジョニィの」

晴絵「しーっ」

憧「そんなことして何か意味あんの?」

晴絵「あるさ。少なくともその秘密が墓の下まで持ち込まれることはなくなる」

穏乃「あれ? 私たちって戦地に赴くんだっけ?」

晴絵「似たようなもんさ。それじゃ言い出しっぺから告白させてもらうよ」

晴絵「私のブログあるだろ? ハルエニッキ。あれさ、実は裏ページあるんだ」

穏乃「? 裏?」

憧「うわ、いい年して何やってんのさ。盛りのついた中学生かっつーの」

晴絵「ふふっ。学生さんにアレは書けないかなー。あ、他の読者さんには教えるなよ」

穏乃「??? 宥さん、分かります?」

宥「さあ……玄ちゃん分かる?」

玄「んー。二人は知らないままの方がいいと思う。純粋なままでいてね」

灼(こっぱずかしいイチャラブか、それともBLか。あとで探しておこう)

晴絵「次、しず言ってみな」

穏乃「私ですか? そうだなー。あるっちゃあるけど、ひかない?」

憧「内容による」

穏乃「だよねー。えっと、実は私トイレするとき全部服脱いでからするんだ」

宥「うわぁ、寒そう」

穏乃「実際冬場は寒いです」

晴絵「それは大のときか?」

穏乃「はい。大のときです」

玄「学校でも?」

穏乃「学校では我慢します。どうしても無理なときは職員トイレ使わせてもらいますけど」

憧「……」

穏乃「憧、やっぱりひいた?」

憧「ううん。普通に赤ちゃんみたいで可愛いと思う」

灼(この女やべえ)

晴絵「さて、三番手は宥に頼もうか」

宥「私ですか。うーん、私の秘密……周囲の気温が低くなると動けなくなることかな」

玄「あるある。氷点下の日が続くと体が冬眠状態になっちゃうんだよね」

灼「爬虫類?」

憧「宥姉、低血圧だから」

宥「さすがに学校をお休みするわけにもいかないから、秋から春にかけては唐辛子みたいに発汗作用のあるもの食べてなんとか凌いでるんだけど」

玄「おねーちゃん、辛いの好きだもんね」

宥「うん。今回もナイロン袋に350房詰めてきちゃった」

玄「それは食べ過ぎ。あとで没収します」

宥「あぅ~、玄ちゃぁ~ん」

晴絵「そんじゃ次の人」

灼「はい、私。トリだけは回避する」

晴絵「おや、積極的」

玄「灼ちゃんの恥ずかしいエピソードかぁ。あんまり想像できないかも」

灼「そんなことはないよ。人並にアレな話くらいある。それを今から話す」

晴絵「いいぞー。言ったれ、言ったれ」

灼「ん、じゃあ話すね。実は私、自分の服はたいていお婆ちゃんに買ってきてもらってるんだ」

穏乃・憧・玄・宥・晴絵「!」

灼「どうせ田舎だからファッションとか適当でいいかなーって。ちなみに今着てるやつ上下合わせて1800円。他の人たちには内緒だよ」

穏乃・憧・玄・宥・晴絵(ごめん。それはみんな知ってた)

玄「ええっと、じゃあ次、私いきます」

晴絵「おっ、玄か。玄はこの手の話題に困らなそうだな」

宥「そんなことないですよ。玄ちゃんはとてもしっかりした子なんですから」

玄「……」

穏乃「? 玄さん?」

玄「これ人に話してもいいのかなぁ……」

憧「なに? そんなやばい話なの?」

玄「下手したら私の人生が終了しちゃうくらいやばいかもです」

晴絵「言っちゃえ、言っちゃえ。私はそういう危険な話を待ってたんだよ」

宥「いい大人が子どもを煽らないでください。玄ちゃん、言いたくないなら無理しなくていいんだからね?」

玄「うーん……やっぱり話そうかな」

憧「勿体ぶるなー。話すなら早くしなよ」

玄「……私、普段からよくおもちがどうのこうのってふざけて言ってるでしょ?」

穏乃「聞きますね。ちなみに私は餅よりおこわの方が好きです」

玄「あれね、ガチなんだ。ちなみに私もおこわ派」

晴絵「……ん? すまない。何がガチだって?」

玄「だからですね。その、ガチで女の子のおもちが好きなんです」

憧・灼「あー……」

玄「揉むとこう、むらむらします」

晴絵「ああ、うん、分かった。そっち系か」

穏乃・宥「???」

晴絵「なんだかんだで最後の一人だ。憧先生、締めの一本お願いします」

憧「そんなにプレッシャーかけないでよ。面白い話なんかそうそうないっての」

玄「憧ちゃん、困った時は暴露話だよ」

憧「あんたのはただの自爆でしょ。そうねぇ……」

憧「……」

穏乃「お、なんか思いついた?」

憧「思いついたといえば思いついたけど、これはちょっと……」

穏乃「いいじゃん。言っちゃいなよ」

憧「……ハァ。あんたフェティシズムって分かる?」

穏乃「? わかんない」

憧「でしょうね。私はあれよ、吸盤フェチなの」

憧「心電図やるとき胸の辺りに吸盤ピタピタ貼り付けるでしょ? で、外したとき丸い跡が残るでしょ? あれ好きなのよ」

穏乃「??????」

晴絵「なんというか、我が教え子ながら業の深い」

玄「憧ちゃん。それはない」

憧「あんたらにだけは言われたくないわ」

晴絵「よーし、一通り終わったな。どうだ? みんなの結束がさらに深まっただろう」

憧「どこが。みんなしてかかなくてもいい恥かいただけでしょ」

晴絵「深まっただろう!」

憧「わかった。わかったわよ。深まりました」

晴絵「うんうん。勝っても負けてもこのメンバーで打てるのは明日で最後。だから確固とした絆が欲しくなったんだ。うまくいってよかった」

穏乃・玄・宥「先生……」灼「はるちゃん……」

憧「いやいや、ここ別に感動するところじゃないから」


晴絵「最後に一つ。現実世界で秘密の共有は不可能だ。人という生き物は愚かなまでにお喋りだからな。恥ずかしい秘密は大人しく墓まで持っていこう。レジェンドとの約束だぞ」

おしまい

?「…」スーッ

?「…」スーッ

オネエチャン! マッテ!!

?「!」ピタッ

オネエチャン… ハナシヲキイテヨ…

?(…あれは、咲ちゃんの声)



咲 <オネエチャン…
━━━━━┓
     ┃?<…



…ワタシニイモウトハ

?(やっぱり照ちゃんと…)

…イナイ

?(!?)

オネエ… ヒック チャン… グスッ

カツ カツ カツ カツ


?(…咲ちゃん、今でも照ちゃんを追いかけてるんだ)ギリッ

?(私だったら…、私だったら寂しい思いなんてさせないのに…、私だったら…)グッ



咲<…ヒック
━━━━━┓?<サキチャン…



?(……)

?(…でも、でも今、咲ちゃんに会ってもしてあげられることは、…ない)

?(きっと声をかけても、抱きしめてあげても、咲ちゃんの心は晴れない…)

?(…照ちゃん)



咲<グスッ…
━━━━━┓
     ┃スーッ
     ┃?<…



?(…貴女が妬ましい)

?(ここまで咲ちゃんの心を動かす…、ここまで咲ちゃんに慕われている…、そんな貴女が羨ましい…)

?(…だから私が、いえ、私の有珠山が)

?(必ず貴女を…、白糸台を…)

?(…)ゴッ

?(倒してみせる)


あの子について書いてあったから書いてみた
原作アニメ共に咲→照な流れだから、あの子→咲になれば良いと思うんだ
あと絹咲みたいな咲カプもっと増えろ、怜咲とか尭咲とか

咲「加治木さん!」

ゆみ「清澄の……大声を出して何の用だ?」

咲「実は折り入って頼みがあるんですが……」

ゆみ「? 君が私にか?」

咲「はい。東横さんにちょっと相談した時に教えてもらったんですけど」

ゆみ(モモのやつ、他校の生徒とも交流が持てるようになったんだな)

ゆみ(この調子でもっと他の人にも認識してもらえるといいのだが)

咲「加治木さん?」

ゆみ「ああ、すまない。話を続けてくれ」

咲「はい。それで相談した時に東横さんが加治木さんに、む、胸を揉んでもらうと大きくなるって……」

ゆみ「はぁ!?」

ゆみ「ちょ、ちょっと待ってくれ! 本当にモモがそんな事を言ったのか!?」

咲「は、はい。中学の時はあんまり大きくなかったらしいんですけど高校に入ってから急成長したらしいです」

咲「それで東横さんが『加治木先輩が毎日丹誠込めて揉んでくれたお陰っす!』って……」

ゆみ「あ、あいつめ……!」

咲「な、なので私のも大きくしてほしいんです!」

ゆみ「無理だ!」

咲「どうしてですか!?」

ゆみ「普通に考えて私が揉んだところで何も変わらないに決まってるだろう!?」

咲「でも東横さんという実例があるじゃないですか!?」

ゆみ「あれは普通に成長しただけで私は一切関与していない!」

咲「し、信じられません! こうなったら揉んでもらうまで帰りませんからね!」

ゆみ「勘弁してくれ! くそ、モモのやつ今度あったらタダじゃすまさんからな!」

咲「加治木さん、観念してください!」

ゆみ「だ、誰か助けてくれー!」




ワハハ「ユミちん、楽しそうだなー」ワハハ

睦月「うむ」

終わり

モモの成長具合からしてかじゅには何らかの力があるんじゃないかなと思って

千里山病院

咲「…」シャリ シャリ

怜「せや、咲ちゃん膝枕したってー?」

咲「……」シャリ シャリ

怜「なぁーなぁー、あっ、リンゴはウサギさん剥きで頼むわ!」

咲「…」シャ

咲「…」

咲「……」シャリ シャリ

怜「咲ちゃーん、構ったってー?咲ちゃーん」

咲「…」シャリ シャリ

怜「…ウチ、また麻雀うてるんかなぁ?」

咲「…」シャリ シャリ

怜「咲ちゃん…」

チュ


怜「!」

咲「煩くするから悪いんですよ?病院では静かにです、怜さん」シャリ シャリ

怜「なっ、なっ、なにすんねんっ!?」

咲「大丈夫ですよ、怜さんなら。お姉ちゃんに立ち向かった怜さんなら、病気なんかに負けませんから」ニコ

怜「…咲ちゃんっ!」

ギュッ

咲「きゃっ!」

怜「咲ちゃんっ、咲ちゃん!」ギュウ

咲「刃物もってるんですから、急に抱きついたら危ないですよ…」ナデナデ


お終い
誰か咲カプ頂戴

シロ「咲」

咲「あ、シロお姉ちゃん。何か用事?」

シロ「ダルいからいつもの……」

咲「そっか。はい、じゃあどうぞ」

シロ「うん」ポスッ

シロ「……あー」

咲「シロお姉ちゃん、何かおじさんみたいだよ」

シロ「……咲の膝枕があったかくて寝やすいから」

咲「ふふ、ありがと」

シロ「すばら……」

咲「シロお姉ちゃん、すばらって何?」

シロ「……新道寺の先鋒が言ってた」

咲「すばら……素晴らしいってことかな?」

シロ「多分」

咲「そっか」

シロ「ふぁ……」

咲「すごい欠伸……眠いんだったら少しだけ寝る?」

シロ「……うん」

咲「わかった。それじゃあ先輩たちが来たら起こすね?」

シロ「ありがと。それじゃおやすみ……」

咲「うん、おやすみなさい」

シロ「……すー……」

咲「相変わらず寝るの早いなー」

咲「……こっちこそありがとう、シロお姉ちゃん」

咲「大好きだよ……」

終わり
勢いで書いた反省はしている

小蒔神社

咲「……」

咏「……」

咲「はぁ…」

咏「うっは、新年早々に溜め息って、どうなんだぃ?」

咲「…どうして、私を誘ってくれたんですか?」

咏「んー、そうだねぃ…、スカウトってとこ?」

咲「…は、はぁ」

咏「ってのは建前で、お前と宮永照のことを聞いてねぃ」

咲「……」

咏「放っておけなかったってのが本年…」

咲「…三尋木プロ」

咏「まぁ、知らんけど…」

咲「…ありがとうございます」ペコ

咏「いいよいいよ、それより堅苦しいのは抜きにして…」



咏「ウチ寄ってくかぃ?」

咲「えっ」

咏「いやいや心配しなくても、高校生に手を出したりしないって、…知らんけど」

咲「……」



咲「いいですよ?」

咏「?」

咲「三尋木プロなら、手を出されても…、いいです」ハニカミ

咏「!?」

咏(…ヤっばいわーこれ、お持ち帰りするかこれ?)

咲「?」キョトン

咏「い、行こうかねぃ?」

咲「はい…」ニコ

咏(…こりゃ宮永照には感謝だねぃ、わっかんねーけど)


終わりどす
大人組と咲さんっていいよね

※咲さんの実家が岩手にありエイちゃんがそこにホームステイしてる設定

咲「エイスリンさんが我が家に来て随分経ちますよね」

エイスリン「ウン」

咲「ここに来た時に比べて日本語も凄く上手になってるし」

エイスリン「クルミタチニ、オシエテモラッタカラ!」

咲「鹿倉先輩たちにはお礼しないといけないね」

エイスリン「ウン!」

咲「でもこうやって年上の女の人と一緒に暮らしてるとお姉ちゃんができたみたいで嬉しいなぁ」

エイスリン「オネエチャン……?」

咲「あ、えっと……英語で言うとsister、かな」

エイスリン「sister……ワタシガ、サキノオネエチャン?」

咲「うん、そうだよ。エイスリンお姉ちゃん」

エイスリン「オネエチャン……」ジーン

エイスリン「サキ、オネエチャンノハンタイハ?」

咲「お姉ちゃんの反対? お姉ちゃんの反対は妹かな」

エイスリン「イモウト……サキイモウト!」

咲「ふふ、妹の名前を呼ぶ時は普通に呼べばいいんだよ、エイスリンお姉ちゃん?」

エイスリン「ムゥ……///」


翌日、そこには麻雀部の面子に妹ができたと自慢して回るエイスリンの姿があったそうな…

終わり
エイスリン書くの難しすぎワロタ

県大会個人戦後

美穂子(上埜さん…上埜さん…)キョロ キョロ

「あっ、福路さん!」

美穂子「?」チラ



咲「…よっ、良かった。まだ帰ってなかったんですね」ハァ ハァ

美穂子「ええと…清澄の宮永さん、ですよね?」

咲「はっ、はい!宮永咲です!」

美穂子「…あの、それで、私に用ですか?」

ギュッ

咲「凄かったですっ!」

美穂子「えっ」

咲「個人戦…追いかけても追いかけても、追いつけなかった…」ギュー

美穂子「あっ、あの…手」

咲「こんなのおね…えっと…その久しぶりで」

咲「…凄くワクワクして…凄く楽しくて」

咲「ありがとうございましたっ!」

美穂子「……」

咲「きっ、今日はそれを伝えたくて…」

美穂子「…ここは、どういたしまして、で良いですか?」フフ

咲「あっ、それとですね…」

美穂子「?」

咲「…対局の時から思ってたんですけれど」

美穂子「?」

咲「福路さんの瞳…」

美穂子「!?」メツムリ

咲「…ああっ!」

美穂子「!」ビクッ

咲「せっかく綺麗だったのに…」

美穂子「!?」パチクリ

咲「…あっ!…やっぱり綺麗」

美穂子「!」カーッ

咲「不思議…ううん、神秘的ですよね…オッドアイでしたっけ?」ジッ

美穂子「…はっ、はい///」ウツムキ

咲「えっ、えっと…私って地味とか色々と言われてるので、そういう素敵な特徴って羨ましいと言いますか…」

美穂子「…そっ、そんなこと!」

咲「!」ビクッ

美穂子「ええと、とにかく…そう言って頂けて、その…嬉しいです…」ニコ

咲「!?」ドキッ

美穂子「…ふふっ、それにしても、やっぱり上埜さんの後輩ね」

咲「?」

美穂子「上埜さんもね、綺麗だって誉めてくれたの…」

咲「……」ムッ

美穂子「…この瞳のことでは色々なことがあったから…その言葉で私は」

グイッ

美穂子「えっ」スタスタ

咲「福路さん…」グイグイ スタスタ

美穂子「みっ、宮永さん?…いったい」スタスタ

咲「咲…」ピタッ

美穂子「?」

咲「…咲って呼んで下さい、私も美穂子さんって呼びますから」クルッ

美穂子「ええと…あの…」

咲「…美穂子さん、この後はすぐ風越に帰っちゃいますか?」

美穂子「えっ、ええ…すぐにではないけれど」

咲「じゃあっ、帰るまで!」

美穂子「!」ビクッ

咲「…帰るまで、帰るまでで良いので」ウツムキ

美穂子「宮永さん…?」

咲「…一緒に…いて下さい」

美穂子「みっ、宮永さんっ!?」

ギュウ

咲「離しませんから…」ギュー

美穂子「…///」ウツムキ



終わりだし
咲受けも咲攻めも美味い!

咲「胡桃お姉ちゃん、ちょっといい?」

胡桃「咲、どうかした?」

咲「うん、お姉ちゃんって小瀬川先輩の膝に乗って充電とか言ってるでしょ?」

胡桃「え? まあ一応……」

咲「あれってどんな感じなのかな?」

胡桃「口では説明しづらいんだけど……」

咲「そっか……じゃあやってもらっていいかな?」

胡桃「え!?」

咲「だめ?」

胡桃「……仕方ない! じゃあ私の膝に乗っ」

咲「無理しなくていいよお姉ちゃん……」

胡桃「……うん」

咲「じゃあ私の膝の上に乗ってほしいな」

胡桃「咲の? そうするしかないか……」

胡桃「じゃあ乗るよー」ポスッ

咲「……」

胡桃「……」

咲「……充電できてる?」

胡桃(シロと違うから背中が寂しい……!)

ガラッ

シロ「……あ、咲ちゃんと胡桃」

咲「あ、小瀬川先輩」

シロ「こんちゃ。ところでさ……」

胡桃「な、何?」

シロ「浮気?」

咲「え!? 小瀬川先輩とお姉ちゃんって付き合ってたんですか!?」

胡桃「違うから!」

シロ「私は弄ばれていたのか……」

胡桃「うるさいそこ!」

その後塞とエイスリンと豊音も合流し、この浮気(?)の話で大いに盛り上がったそうな…

終わり
そういえばここまで30レス近く咲さんネタが続いてるのか…


良いんだよ、雀卓はなれた咲さんは愛でられてナンボなんだから
もっと続けて

ギュ

咲「!」

いちご「…さびぃき、くっついてもえーがの?」

咲「…駄目です」

いちご「……」

ギュー

咲「!」

咲「だから駄目ですってば!」

いちご「咲はぬくいの…」ヌクヌク

咲「…そんな顔しても、駄目なものは駄目です」ペチッ

いちご「あたっ!」

いちご「ううっ…こないに咲がケチじゃったとは…考慮しとらんよ…」

咲「…ケチとかそういう問題じゃないですよ…誰か、人に見られたらどうするんですか?」

いちご「……」


咲「『あの国民的雀士アイドルちゃちゃのん、まさかの恋愛疑惑浮上!お相手は年下マネージャーか!?』」

いちご「!」

咲「そんな風に週刊誌に書かれちゃいますよ?きっと…」

いちご「…そんなん考慮しとらんかったよ」シュン

咲「……」

パサッ

いちご「?」

咲「こっ、これなら寒くないですよね?」

いちご「じゃが…咲がこじけてしまうき…」

咲「…体調管理もマネージャーの仕事ですから」プイッ

いちご「咲…」ダキッ

咲「…わわっ!だっ、だから駄目ですってば!!」

いちご(文句たれても、いちぃき抱き止めてくれる咲が、ちゃちゃのんは…)


いちご「ありがとの!好いちょるよ!」



お終い
年上と咲ってすばらっ

咲「こんにちわー」ガラッ

塞「こんにちわって、なんだ咲か」

咲「なんだは余計だよ! ところで塞お姉ちゃん、そのモノクルは?」

塞「これ? インターハイの時に使ってたやつだよ」

咲「たしか熊倉先生に貰ったんだよね?」

塞「そうそう。その時に壊れちゃったんだけどねー」チラッ

咲「う……」

塞「そういえば誰かさんがカンした瞬間に何故か爆裂したんだよねー」

咲「うぅー……だってそんなことになるなんて思ってなかったんだもん……」

塞「あはは、冗談だよ。ゴメンね?」

咲「……もうやめてね?」

塞「はいはい」ナデナデ

咲「ん……」

咲「でも塞お姉ちゃんが無事で良かったよ」

塞「無事って?」

咲「だって私のせいで壊れちゃったんでしょ、そのモノクル」

咲「だからもし塞お姉ちゃんがその時モノクルをつけてたらって思うと……」

塞「実際には無事だったんだから気にしなくていいよ」

咲「でも……!」

塞「それにね、咲が私のことを心配してくれてる」

塞「私はそれだけで充分嬉しいから……」

咲「お姉ちゃん……!」ガバッ

塞「おっとと、全く咲はいつまで経っても甘えん坊なんだから……ん?」

シロ胡桃豊音エイスリン「「「「……」」」」ジーッ

塞「!? あ、あんたらいつの間に!?」

胡桃「『実際には~』ってところからかな?」

豊音「塞ってばいいお姉ちゃんだよー!」

塞「あんたらねぇ!?」

咲「塞お姉ちゃんは私にとって自慢のお姉ちゃんですから!」

塞「さ、咲も場を盛り上げるような事は言わないの!」

シロ「……続けて」

エイスリン「ドウゾ!」

塞「つ、続けられるかぁっ!///」

終わりです

・清水谷竜華
弾力・柔らかさ・肉付きにおいて他の追随を許さへん逸品や
膝枕としてこれ以上のものは生涯見つからんやろな……
うちにとっては最強の太ももといっても過言ではないで

・花田煌
目視では大したことない感じに見えるけどなかなか侮れんわ
膝枕としてはいまいちなものの癒しという点では本人の雰囲気も相まって竜華を超えるかも
……個人的には新道寺の部長さんの太ももにも興味あるなぁ……

・松実玄
絶対領域が眩しい高水準な太ももやで
竜華には劣るものの他の子と比べれば間違いなく優秀な太ももと言えるな
これはお姉さんのほうの太ももも調査せなアカンかもしれんわ

・宮永照
正直に言うといまいちな太ももや
弾力・柔らかさ・肉付き、すべてにおいて水準を下回る結果なのは擁護しがたいで
ただ他の子にはない不思議な魅力があるのは間違いないわ、チャンピオンやからかな?

・江口セーラ
えーっと……セーラらしい太ももやと思うで?






セーラ「なんで俺のだけ雑な感想やねん!」

怜「えっとな、セーラの太ももはアスリートっぽい感じやね」

セーラ「アスリートか……悪ないな!」

怜(ちょろいなぁ……)

カン

咲「……」

怜「……」

咲「……」

怜「……」



咲「あの…」

怜「…ん?」

咲「本当に良かったんですか?膝枕なんかで…」

怜「…えっ、もしかして嫌だったん?何でもええゆーたから」

咲「いっ、いえ!嫌とかじゃ…」アタフタ

咲「…ただ、私の膝枕なんかでいいのかなって」

怜「んっ、ええよ?宮永さんの膝枕…」


咲「…でも、私の脚、いつも園城寺さんにしてるh」

怜「……」ジッ

咲「!」ハッ

咲「なっ、何でもないです!」

怜「…今日が話すの初めてやのに、竜華のこと知っとるなんて」

咲「えっと…」オロオロ

怜「…もしかして、いつもウチのこと」

咲「っち、違います!見てなんかいませんっ!」

怜「……」ジーッ

咲「あっ…」



怜「ふふっ、素直な子やね咲ちゃん、ふふふ」

咲「…うーっ、別にそういうわけじゃ」

怜「かわええなぁ、膝枕お願いして正解やったわ」




竜華「膝枕しとるね…」

照「…せやね」

竜華「される方には興味ないんかな…?」

照「…意外」

竜華「そういう自分は、怜狙いなんやろ?」

照「……」

竜華「せやったら構わんやろ?お義姉さん」

照「私の膝枕の方が…」

竜華「…聞いてへんわ」




咲「もう膝枕は終わりですっ、早く控室を教えて下さい!」

怜「えーっ、もうちょっとええやん」



終わり
>>667が咲さんについては触れなかったから書いてみた
正直ロングスカートにしてからますます咲さんの太ももは魅力的になっただろ

ガシャーン!

成香「ひっ!」ビクッ

智葉「……おい、有珠山の。もしかして雷が怖いのか?」

成香「は、はい……子供の頃から苦手でして……」カタカタ

成香「この年になって怖がってるなんて変ですよね……」カタカタ

智葉「……私も昔は雷が怖くて仕方なかったよ」

成香「え?」

智葉「だがな、雷が鳴るたびに怖がってた私を母が慰めてくれたんだ」

智葉「こんな風にしてな」ギュッ

成香「ひゃっ……」

智葉「こうやって抱き締められてると母の温もりを感じられた安心できた」

智葉「それで気がついたら雷など怖くもなくなっていたわけだが……」

智葉「どうだ、少しは落ち着いたか?」

成香「え? あ、な、なんとか……」

成香(別の意味では全然落ち着けませんけど……)ドキドキ

智葉「そうか。じゃあ離れるぞ」サッ

成香「あ……」

智葉「ん? まだ何かあるのか?」

成香「いえ、何でも……」

成香(……何で少し寂しい、とか感じてしまったんでしょうか……)

おしまい

この2人のSSが増えると嬉しい

臨海控室会話のコラ画像から
白糸台控室小ネタ

5レスくらいです


照「ねぇ、菫」

菫「何だ?」

照「最近、モテてる気がしてるてる」

菫「その不愉快な語尾はなんだ」

照「何の事言ってるてる?」

菫「いや、そのてるてるって……」

照「菫知らないの?」

菫「?」

照「臨海のメンバーが語尾に自分の名前をつけて喋ってて、それが女子高生の間で大流行してるてる」

菫「そんな話聞いたことないぞ? なあ尭深?」

尭深「知りませんでしタカ?」

菫「なっ……!?尭深まで……?」


尭深「これ……見たことありませんでしタカ?」ヒョイ

――――

ミョンファ「太るタイプだみょん」

ネリー「監督痩せてるねり」

ハオ「監督は留学生しか取らないのかと思っていたアル」

――――

照「ほら。みんな語尾につけてるてる」

菫「いや、ハオは違うだろ」

照「とにかく、菫だけ普通の喋り方なのは時代遅れだと思われてるてる」

菫(てるてるてるてる言いやがって……)

菫「亦野、お前はどうなんだ?」

亦野「何か用でマタ?」

菫「……なぁ、それちょっと無理がないか?」

亦野「何の事マタ?」

菫(……)


菫(あとは……今この部屋にいない淡だけか……)

ガチャ

淡「こんにちあわあわー!」

菫(!?)

菫(私以外の全員が……ほんとうに流行っているのか?)

淡「菫先輩、決勝に向けて取材が来てたあわあわ!」

菫(取材か……私も流行にはちゃんと乗るべきか……?)

菫「……行って来る……み」

尭深「!?」
亦野「!?」
照「!?」

ガチャッ スタスタスタ


「……」

淡「菫先輩、見えなくなったよ!」

照「……かかったね」ニヤリ

尭深「本当にあんなので信じますかね?」

照「大丈夫。尭深が作った臨海の控室の音声改変動画は完璧だった」グッ

亦野「でも、私の語尾無理ありすぎたでしょ……」

淡「とにかく中継見てみようよ!」


――――

記者「決勝戦に向けての意気込みはどうでしょうか?」

菫「手ごわい相手ばかりですが全力を尽くすのみ……スミ」

記者「は、はぁ……スミ? 清澄が気になる相手という事でしょうか?」

菫「清澄だけでなく、ここまで勝ちあがって来た相手である以上全校が強敵ですスミ」

記者「はぁ……あの、その不可解な語尾は……?」

菫「何だと!?」カアァァ


――――

照「~~~~」バンバンバン!

淡「て、テルー、笑いすぎだって……プッククッ」

尭深「か、かわいそう……」ブルブルブル

亦野(これ、絶対後で大変な事になるよな……)




ドゴォン!!

菫「……」ゴゴゴゴゴ

照「あ」
淡「は……!?」
尭深「oh……」

亦野(あーあー……)

菫「キ・サ・マ・ラ」ゴゴゴゴゴ

淡(どうするのテルー?菫先輩マジギレじゃん?)アワアワアワ

照(か、かわいいイタズラだって、思ってくれるはず……)アワテルテル

菫「何か言い残すことはあるか?」

照「す、菫……」

照「取材、とっても可愛かったよ」ニコ

菫「」プツン

菫「……骨も残さない」

照「は……!?」

ロン! ギャアアアア アワアワアワ ギャーー!

カン!

勢いで書いた。語尾に「ねり」はアリだと思う

証拠画像はよ

咲「……」キョロキョロ


咲「菫、さん…」ボソ

咲「…普通すぎるかな?」ムー

咲「スミレーっ…」ボソ

咲「…ちょっと、こっ、これは違うよね///」カー


咲「……」キョロキョロ


咲 「す、菫…」ボソ


咲「…ちゃ、ちゃんと言えるかな」ドキドキ




菫「……」

照「……」

菫「お義姉さん、妹さ…」

照「駄目」

菫「……」

照「……」



終わり
次は誰がいいか…

乙です。
3人ともかわいい

>>684
元ネタはここで見つけました。
本編最新話の感想ページなんで単行本派だったら見ない方がいいかもです。

http://niwakasaki.blog.fc2.com/blog-entry-51.html

咲「成香さんはずっと前からその髪型なんですよね?」

成香「そうですけど……変でしょうか?」

咲「いえ、とっても似合ってると思います!」

成香「そ、そうですか……ところでどうしてそんなことを?」

咲「はい、その髪の下はどうなってるのかなーって……」

咲「ちょっとした好奇心からそんなことを思ってしまって、あの、失礼でしたらごめんなさい……」

成香「ああ、そんなことでしたら言ってくれれば普通にお見せしますよ」ファサッ

咲「あ……」

成香「ふふ、想像してたよりも普通で期待外れでしたか?」

成香「チームメイトからはよく『眼帯つけとけ』とか『カラコンしておけ』とか言われますよ」

咲「……」

成香「……あの、咲さん?」

咲「え、あ、はい!?」

成香「えっと……どうかしましたか?」

咲「あ、いえ、その……想像してたよりもずっと、綺麗でした……」

成香「き、綺麗、ですか……あ、ありがとうございます……」

咲「……///」

成香「……///」

2人(き、気まずい……///)

終わりです

胡桃「皆、私とシロのことで大切な話があるの、聞いて」

胡桃「本当はずっと秘密にしようと思ってたんだけど……皆になら話しても大丈夫かなって」

胡桃「信じてもらえないかもしれないし、他言無用にしてほしいことなんだけど」

塞「何々、突然あらたまって」

エイスリン「ダイジョウブ、ワタシフタリヲシンジル!」

豊音「わー、秘密とかちょーどきどきするよー」

胡桃「皆ありがとう、じゃあ話すね」

胡桃「実はシロは……人間じゃ……ないの」

三人「!?」

胡桃「シロは私が作ったロボット、正確には人工知能搭載のアンドロイドなの」

三人「!!?」

胡桃「ちなみに私は博士号を持ってる科学者で、本当は26歳なの」

三人「!!!?」

胡桃「かなり人間に近く作れたんだけど、バッテリーにちょっと難があってさ」

塞「じゃあよくダルイダルイって言ってるのは……」

胡桃「バッテリーが切れそうになってたり、電力の消耗を抑えるため」

エイスリン「ジャア、ジュウデンッテイウノハ……」

胡桃「こっそり私がお腹のコネクタで(シロを)充電してた」

豊音「じゃあシロの瞳が真っ黒なのは……」

胡桃「カメラだからね、レンズも輝きを抑えた物使ってるし」

胡桃「あと、マヨヒガは衛星と通信して超演算することで未来の結果を予測してるの」

胡桃「計算に時間がかかるから『ちょっとタンマ』してるけど」

三人「科学の力ってすげー!!」

胡桃「それで……その……」

胡桃「これからも、私たちと友達でいてくれる?」

塞「当然でしょ!」

エイスリン「トモダチ、アタリマエ!」

豊音「ロボットと友達になれるなんてちょー凄いよー!」

胡桃「皆……ありがとう」グスッ

胡桃「私たち……いつまでもズッ友だよね!」

シロ「……」

シロ「(いつになったら胡桃はネタバラシするんだろ……)」

シロ「(多分予想外に信じちゃってるから引っ込みがつかないんだろうなぁ……)」

シロ「(ハァ……だる……)」


カン!

宥「咲ちゃんあったか~い」

咲「そ、それはよかったですね……」タラタラ

宥「ねえ、咲ちゃん。もうちょっと強く抱きしめていいかな……?」

咲「ど、どうぞ……」タラタラ

宥「えへへ、ありがと~」ギュウ

咲「お、お構いなく……」タラタラ

宥「こうしてると玄ちゃんを抱きしめてる時を思い出すなぁ……」

咲「そ、そうですか……?」ダラダラ

宥「うん、玄ちゃんもすごくあったかいんだよ?」

咲「へ、へぇ……」ダラダラ

宥「……あのね、咲ちゃん。もしよかったらなんだけど……」

咲「……」ダラダラ

宥「もしよかったら、しばらくの間うちの旅館で暮らさないかな? なんて……」

咲「……」ダラダラ

宥「……咲ちゃん?」

咲「」グッタリ

宥「咲ちゃん!? やだ、ど、どうしよう!? だ、誰か来てー!」

カン

淡×京太郎

苦手な方はご注意を

淡×京太郎

苦手な方はご注意を

淡「誕生日おめでとっ!」

京太郎「おお、サンキュ」

淡「ええと、クラッカークラッカー……あ、あった!」

淡「ええいっ!」パンッ

京太郎「……おぉ」

京太郎「……サンキュ」

京太郎「まさか祝えてもらえるとは思わなかったぜ」

淡「京太郎の誕生日だもん、祝わないほうがどうかしてるよ!」

淡「だから、私の誕生日もお願いね?」

京太郎「……はいはい」

淡「高校100年生なだけに、100倍返しで!」

京太郎「……お前のプレゼントの中身によるな」

京太郎「駄菓子だったら100倍返しも考えてやらんこともない」

淡「100万ドルの夜景のつもりだけど……」

京太郎「殺す気か」

淡「一生をかけて返してねっ!」

京太郎「冗談じゃねぇよ」

淡「えー」

淡「私と一生一緒にいるの嫌?」

京太郎「……」

京太郎「……まあ、それは置いておいて」

淡「あー、はぐらかした!」

京太郎「うるせぇ」

淡「ぶーぶー!」

京太郎「……ああ、もう!」

京太郎「それで、結局プレゼントはなんなんだよ?」

淡「だから、100万ドルの夜景だって」

京太郎「……」ジィ

淡「……ごめんなさい、嘘です」

京太郎「だろうな」

淡「本当はね、えっと……」

京太郎「……?」

淡「えっと……あ……う」

京太郎「……用意してないなら、別にいいぜ?」

淡「いやっ、用意はしてるよ、昨日の夜思いついたから!」

京太郎「随分と突発的だな!?」

淡「……あのさ、京太郎」

淡「今日、何日か知ってる?」

京太郎「?」

京太郎「二月二日だな」

淡「うん」

淡「だからね、にーにーでしょ?」

京太郎「そうだな、2と2でにーにーか」

淡「うんうん」

淡「……そんなわけで」

淡「淡ちゃんは今日一日だけ、京太郎の妹になります!」

京太郎「……は?」

淡「だーかーらー、にーにーの日だから、今日一日だけ私は妹なの!」

淡「ね、おにーちゃん?」

京太郎「」

京太郎「……ちょ、ちょっと待て」

淡「どしたの、おにーちゃん?」

京太郎「いやっ、えっと……」

淡「ふふっ、顔赤くしちゃって」

淡「変なおにーちゃん!」

京太郎「……」

淡「……むぅ、おにーちゃん」

淡「何か喋ってくれないと、泣いちゃうよ?」

京太郎「か……」

淡「……か?」

京太郎「か……可愛い」

淡「……えへへー」

淡「ありがとっ、おにーちゃん!」

京太郎「ちょっ、ちょっと、ちょっとでいいから頭撫でてみていいか?」

淡「いつもやってるでしょ?」

京太郎「ああ、そうだった、いや、そうだけど!」

京太郎「なんつーか……もう……」

京太郎「……」

京太郎「本当に俺の妹になってほしいくらい可愛い」

淡「褒めてる?」

京太郎「最大限に」

淡「ありがと!」

淡「えへへっ、おにーちゃん大好きっ!」

京太郎「~~~~~~~っ!」

京太郎「くそ……ぅ……うぅ……」

淡「抱きしめたい、ねぇ、抱きしめたい?」

淡「えへへー、おにーちゃんなら別にいいよー?」

京太郎「……いや、それをやったら、人間として終わりそうな気がする……から……っ……くぅ……」

淡「……むー」

淡「いーじゃん、おにーちゃん!」

淡「ねー、だっこしてよー!」

京太郎「……落ち着け、素数、素数だ、うん、浴場……じゃない欲情しないように、うん、うん」

淡「してくれないなら、私からしちゃうもんねーだ!」ギュッ

京太郎「!」

淡「えへへー、おにーちゃん大好きー」スリスリ

京太郎「」

京太郎「……が」

京太郎「我慢できるかあああぁぁっ!}

淡「きゃっ!」

京太郎「淡可愛い、超可愛いっ!」

淡「ありがと、おにーちゃん!」

京太郎「こちらこそ最高の誕生日プレゼントをありがとうございました!」

淡「~♪」

淡(私もぎゅーってされて嬉しくて、京太郎もぎゅーってされて嬉しくて、もう最高っ!)

淡(んー……私の誕生日には何でお祝いしてもらおっかなー?)

おしまい

ふ、と思いついたので

大人組の節分
4人しか出ないけど

ふくすこも出るけど主に咏えり
百合風味かもです

恒子「豆まきー!」

咏「おー!」

健夜「お、おー?」

えり(子どもですか…)

恒子「そーれ鬼はー外ー!」ポイッ

咏「鬼はー外ー!」ポイッ

えり「……………」パラパラ…

健夜「えっと…」

恒子「福はーうちー!」ポイッ

咏「福はーうちー!」ポイッ

恒子「鬼はーそとー!」ポイッ

咏「鬼はーそとー!」ポイッ

えり「………あの」

健夜「…………」

咏「おにはーそとー!」ポイッ

えり「私にぶつけるのやめてください!」

咏「えー」

えり「えーって…」

咏「おにはーそとー!」ポイッ

えり「ちょ、ちょっ…なんでっ!」

咏「だっていっつも怒ってるしー」

えり「だからって…っ」イラッ

咏「ほら今も」

えり「…~~~っ!」

咏「ほらいくぜーおにはーそとー!」ニヤニヤ

恒子「鬼役あざっす!」

えり「承諾してません!あぁぁもうっ!」

健夜(いいのかなぁ…)

咏「おにはーそとー!」

えり「ちょっと、痛いですってばっ!」

咏「知らんし~」

……………………

咏「さーて投げた投げた~」

恒子「おっと、豆食べないんですか?」

咏「全部投げた」

恒子「なるほど。あ、すこやんはいくつ食べる?年の数だから40個?」

健夜「そんなに食べられないよ!というかアラサーだよ!!」

えり「……三尋木プロ。私の豆あげますから」

咏「いいよいいよ」

えり「健康に良いですよ?」

咏「豆ってあんまり美味いもんじゃなくね?」

えり「そう言わずに。お口をお開けくださいな」

咏「なになに?えりちゃんあーんしてくれんの?じゃあひとくち…」アーン

ザラッ

咏「もごっ!?」

健夜「ブハッ!?」

恒子「ちょ、すこやん汚っ!」

えり「三尋木プロのは24個ですね」ザラザラ

咏「ふが、もごごーー!!」ジタジタ

えり「ジッとしてください。手が滑ってもう30個くらい余計に入ってしまいますよ」

健夜(さ、さっきの復讐!?)ドキドキ

恒子「仲いいよね~あの二人」

健夜「そ、そうなのかな……?」

咏「もごーー!!」

えり「はい、これで24個」

後日

健夜「ねぇ、咏ちゃん…あんまりああいうことしない方がいいよ?」

咏「ん?」

健夜「豆まきの…針生さんに、豆投げてたやつ」

咏「!……も、もしかして……」

健夜「針生さん、気にしてたよ?」

咏「な、なんて!?」

健夜「え?あの後…」

えり『あの…小鍛治プロ。私って…そんなに怒りっぽいでしょうか…』

健夜「……って」

咏「ど、どうだった!?」

健夜「え?な、なにが…」

咏「えりちゃん泣いてた!?」

健夜「んん?……あー、そういえば…少し、涙目だったかなぁ…」

咏「~~っ!ちっくしょう!」ジダンダ

健夜(…まぁ、そうだよね…)

健夜(“怒りっぽい”って言って急に豆を人に向かって投げるなんて…悪戯半分だって、傷つくもん)

健夜(咏ちゃんも、やっぱり後悔して…)

咏「わっかんねー!なんで私に言ってくれねーんだよっ!」

健夜「……ん?」

咏「豆まきのあとえりちゃんが」

えり『ひどいですよぉ…三尋木ぷろぉ…(猫なで声)』ウルウル

咏「……って涙目上目遣いで言ってくれると思ってたからやったのに!っかぁー!!」ジダンダ

健夜「……………」

健夜「咏ちゃん」

咏「なにっ!?」

健夜「来年は咏ちゃんが鬼役ね」

咏「知らんしッ!」

おしまい

なんとなく考えてみた


透華「ねぇ、ハギヨシ」

ハギヨシ「はい?」

透華「……あなたは後悔してないかしら?」

ハギヨシ「なんのことでしょうか?」

透華「今、この状況をですわ」

ハギヨシ「…………透華お嬢様は後悔をしておいでで?」

透華「いいえ、後悔はしていませんわ」

透華「ただ、お父様達から逃げるために家を飛び出し」

透華「あまつさえ、あなたには負担ばかりかけてしまっている」

透華「本当はもっと……」

ハギヨシ「そこまでです、お嬢様」

ハギヨシ「これは私は自分自身で決めたことなのです」

ハギヨシ「あなたの傍にいると」

ハギヨシ「一生をかけて守り続けると」

ハギヨシ「それに、この事は一さんや純さん、智紀さんの協力があってこそ成し遂げられたことです」

ハギヨシ「貴方は私や彼女達の思いを無駄にしろとおっしゃるのですか?」

透華「いえ……そうでしたわね。ごめんなさい」

透華「でも、やっぱり不安になってしまいますの」

透華「今や私はただの一般人かそれ以下の人間」

透華「自分の力では何もできず頼ることしかできない」

透華「もし、それで貴方の身に何かあったらと思うと私は……!!」

ハギヨシ「私はそんなに信用に足らない人間でございますか?」

透華「っ!!そんな事言ってませんわ!!ただ私は!」


ハギヨシ「大丈夫です」


ハギヨシ「何があっても貴女の傍から離れることはありません」

ハギヨシ「私の居場所は貴女だけなのですから」

透華「……だったら約束してくださいまし」

透華「何があっても私から離れていかないことを」

透華「どんな事が起きても私を貴方の腕で包み続けることを」

ハギヨシ「そんなものはもはや約束にすらなりませんよ」

ハギヨシ「私にとってそれはただの決定事項です」

ハギヨシ「貴女は安心して私に身を預けるだけでいいのです」

ハギヨシ「そして、私に最上の笑顔を見せ続けてくれれば後はなにもいりません」




透華「キザですわね」

ハギヨシ「ええ。貴女の前ですから」

ハギヨシ「格好つけられずにはいられませんよ」

透華「……ねぇ、ハギヨシ」

ハギヨシ「なんでしょう」

透華「愛していますわ」

ハギヨシ「私もですよ」

ハギヨシ「愛しています"透華"」

反省はしている後悔はしていない

やえ「おや」

灼「ん」

灼「……買い物?」

やえ「冷やかしに来たように見える?」

灼「いや……こんな安いお店にくるんだ、って」

やえ「別に、裕福だといった覚えはないんだけど」

灼「王者だし」

やえ「……まさか言葉通りに受ける奴がいるとは思わなかったよ」

やえ「よく来るよ、ここは、私の行きつけのお店」

灼「ふーん」

やえ「……まあ、興味ないだろうけど」

やえ「時に阿知賀の部長」

灼「……鷺森灼って名前があるんだけど」

やえ「なら私の事もしっかり小走先輩と呼んでほしいな」

灼「……小走先輩」

やえ「何?」

灼「いや、話したのそっちから」

やえ「ああ、そうだった」

やえ「それなら、鷺森」

灼「何?」

やえ「なに……、二つTシャツを持ってどうしたのかな、と」

やえ「見た感じ似たようなデザインだが……」

やえ「二つとも妹にでもプレゼントするの?」

灼「一人っ子だけど……」

やえ「……」

灼「……」

灼「……丁度いいや」

灼「こっちとこっち、どっちが似合うと思う?」

やえ「……」

灼「私的にはやっぱり英語の方が格好いいとおもってるんだけど」

やえ「……もう一度聞くけど」

やえ「一人っ子?」

灼「だから、そうだってば」

やえ「ならばその可愛らしいライオンが書かれた服は――」

灼「どっちがいいかな、って」

やえ「……」

灼「……何?」

やえ「いや……」

やえ「……ちょっと待ってて」

灼「……?」

やえ「ほら」

灼「わっ」

灼「……何、これ?」

やえ「服」

灼「いや、見ればわかるけど……」

灼「……?」

やえ「……はぁ」

やえ「その服が今持ってる二つよりも似合うってこと」

灼「……いや、さすがにおごってもらうのは――」

やえ「想像以上に図々しいな」

やえ「どうして私が買わなければいけないんだ」

灼「持ってきたし」

やえ「鷺森はひな鳥か何かか」

灼「鷺だけに」

やえ「……別におごらないよ」

灼「冗談」

灼「でも、どうして……?」

やえ「王者たる私が君に似合うものを見つけてきたんだ」

灼「王者たる、はいらないと思う」

やえ「うるさい」

やえ「……ともかく、その二つよりもその服の方が似合う」

やえ「それだけ」

灼「ふーん」

やえ「別に、興味がなかったり気に入らないならいいけど」

灼「……ううん」

灼「折角持ってきてくれたし……試着くらいしてくる」

やえ「そうか」

灼「うん」

灼「ありがと」

やえ「どういたしまして」

灼「おはよ」

玄「おはよー……わ、その服新しいね!」

灼「ん……この前買って来たの」

玄「ふ~む……なるほどなるほどー……」

灼「な、何?」

玄「……ううん、似合ってるなって」

灼「ん、ありがと」

玄「……ねぇ、灼ちゃん」

灼「ん?」

玄「その服って――」

憧「おっはよー」

玄「あ、憧ちゃん、おはよ!」

灼「おはよ」

憧「……ん?」

憧「わ、何その服!?」

灼「……変だった?」

憧「あのダサい灼がこんな可愛い服を――」

玄「わ、わーーーっ!」

玄「わーわーーわーーーっ!」

憧「ちょっ、な、何!?」

玄「ダメです、ダメなのですっ!」

玄「灼ちゃんがダサいって私達皆が思ってるって知ったらきっとすっごく怒るのです!」

憧「……あの、全部言っちゃってるんだけど」

灼「……それで、聞こえちゃってるんだけど」

玄「あっ!」

灼「ダサい……かぁ……」

憧「わ、私しーらないっ!」

玄「憧ちゃんずるい、私も、私も逃げるのですっ!」

灼「……まったく」

灼「……」

灼「……ありがと」

灼「……」

灼「……何言ってるんだろ、私」



カン!

ここって最近使われなくて寂し……
「今日は何の日?」ネタで投下します
ナチス怜成分、百合成分があるかもなのでご注意

美穂子(ふぅ……毎日勉強するのも大変ね)

美穂子(でもあと少しで竹井さんと一緒の大学生活が待ってるんですもの、頑張らないと!)

美穂子(あ、そういえば今日竹井さんが……)

~~~~

久『知ってる?アルミニウムの生成法にホール・エルー法ってあるじゃない? 』

久『あれが発明されたのは今日、つまり2月23日なのよ?』

~~~~

美穂子(って言ってました、あれは一体どういう意味が……!)

美穂子(アルミニウム→アルミナ→ルビーとサファイア……!)

美穂子(『知ってる?蒼いサファイアは紅いルビーと同じ素材の宝石なのよ』)

美穂子(……///)カァ

バターン

「だ、大丈夫ですかあなた!?」

「図書館で倒れるなんて、何かの発作か!?」

「誰か救急車を呼べー!救急車ー!」



美穂子(竹井さん……///)ニヘラ

~千里山の場合~

船Q「♪~」

泉「あれ?船久保先ぱ……部長、何か機嫌よくありません?」

船Q「そりゃ今日は特別な日やからな、気分も晴れ晴れするわ」

泉「え……?すいません、今日って何の日でしたっけ」

泉「部長の誕生日って訳でもないですし、部長は恋人と記念日作る性質でもありませんし」

船Q「……」グリグリ

泉「ちょ、無言で頭グリグリするのは止め、いた、痛いですって!」

船Q「教育のなってない後輩にはお仕置きが必要やと思ってな」

泉「少しくらい手加減してくれても良かったやないですかー……」

船Q「ま、それはともかくとして今日が何の日か知らんのは流石にアカンな」

泉「今日って一体何の日なんです?」

船Q「今日、2月23日はな……『祖国防衛の日』や!」

船Q「ソ連の赤軍がドイツ帝国軍に初めて勝利した記念すべき日やで!」

泉「は……!?」

船Q「労農赤軍が創設したのは同年の1月28日」

船Q「そんな初々しい赤軍の抵抗を受けてドイツ軍が敗走したんや」

船Q「今でこそ祖国防衛の日っちゅう名前やけど、昔は赤軍の日て呼ばれてたんやで?」

船Q「そんな日を祝わずして何を祝えっちゅうんや!なぁ、泉?」

泉「は、はぁ……」


船Q「やっぱソ連は最高や!スターリン万歳やで」

泉(こんなに白熱してる船久保先輩もいつぶりやろ……)

泉(ま、部長になって最近も肩肘張っとったみたいですし、こんなんもええかもしれませんね)

泉(……あ、でもこれ園城寺先輩に聞かれてたら相当マズいんじゃ……)






ソレンハサイコウヤ!スターリンバンザイ!


竜華「で、部室の前に来てみたらフナQがえらい騒いどるみたいやけど」

怜「みたいやね」

竜華「あんなこと言っとるけど大丈夫なん?怜」

怜「大丈夫って……いやいや、別に何もせえへんよ?」

竜華「ドイツが~、とかヒトラー総統が~、とか言ってたやんか」

竜華「そんな怜が、ドイツを馬鹿にされたらめっちゃ怒るんかなー、と思っとったけど」

怜「んー……今日くらいは船Qに花を持たそう思てな」

怜「それに私ら、受験直前やし」

竜華「……そか。部活も引き継いだし、私たちも今忙しいしな」

怜(……ドイツ帝国が負けた言うても所詮は第一次世界大戦の頃の話)

怜(その頃はヒトラー総帥もまだ力を出し切れてなかった訳やからな)

怜(その上結局は条約締結でソ連はほぼ敗北状態やし……でもまあ)

怜「受験終わったら顔見せにいかんとな、竜華?」ニヤッ

竜華「? そうやな、怜」

~白糸台の場合~

淡「はいはーい、皆にもんだーい!」ババーン

淡「今日は一体何の日でしょー?」

尭深「えっと……猫の日の次の日?」

誠子「馬瀬川上流での遊漁解禁日だな」

淡「ブッブー!二人とも違うよ!」

淡「というか亦野先輩、馬瀬川ってどこなの!?」

誠子「岐阜県の方にある川でさ、岩魚とか鮎とかよく釣れるんだけど」

誠子「良かったら今度淡も行くか?」

淡「魚とか見れるの!?じゃあ行く……ってちがーう!」

淡「結局二人も今日が何の日か分かってない!あとは……」キラリ

照「……」ペラッ

淡「ねえねえテルー!今日って何の日か分かる?」

誠子(読書中なのに聞きに行くか普通)

照「……」ペラッ

照「『飛ぶ教室』『ふたりのロッテ』といった作品の作者として知られるエーリッヒ・ケストナーの誕生日」ペラッ

照「『シャープ・シリーズ』や『小説アーサー王物語』などの長編小説を代表作に持つバーナード・コーンウェルの誕生日」ペラッ

照「そして『暗い絵』でデビューし『真空地帯』『青年の環』で賞を受賞した野間宏の誕生日」ペラッ

照「後は『ピョートルI世』や再話した『おおきなかぶ』で有名なトルストイの忌日……くらいかな」パタン

淡「」

誠子・尭深「おおー……」

淡「もー、何で皆分かんないかなー!」

誠子(いや、皆正解だとは思うんだけどな)

尭深(宮永先輩なんか流石文学少女って感じがする答え方だったし……)

淡「正解は富士山の日だよ!」ババーン

誠子「……淡、流石にそれはちょっとマイナーじゃないか?」

淡「えー、そうかなー?」

尭深「あれが大々的に認知されてるのは山梨県と静岡県くらいじゃないのかな……」

淡「やっぱり日本一の山なんだから全国的に知られるべきだって!」

淡「それにその日って学校もお休みになるんでしょ?それがすっごい羨ましい!」

誠子「今堂々と本音が出たな……」

照「淡、今年は土曜日だから別に変わらないでしょ」

淡「うっ」グサッ

尭深「あ、それとね淡ちゃん。富士山の日でも必ず学校が休みになる訳じゃないからね?」

尭深「その、静岡県でも実際に学校が休みにならない市もあるらしいし……」

淡「ううー」グサグサッ

誠子「……うん、ドンマイ淡」

誠子「遊びたいのは十分伝わったけど、とりあえず部活始めるぞ?」

淡「はーい……」

尭深「淡ちゃん、露骨にテンション下げるのは止めよう?」アセアセ

~大人組の場合~

咏「あのさ、えりちゃん」

えり「何ですか、咏さん」

咏「今日って、その、さ……何の日か分かってる?」

えり「当たり前でしょう……じゃなきゃ咏さんを食事になんて誘いませんよ」

咏「えー、そこはもうちょっと誘おうぜぃ?私も暇な時間作るからさー」

えり「滅多に出来ないからこそ良いんですよ、そんな頻繁にやってたらありがたみが薄れます」

咏「ちぇー」

えり「……まぁ、でも今日は特別ですよ?」

えり「こんな事するのも一年で今日だけなんですからね!」

咏「お?ひょっとして照れ隠し?」

えり「べ、別にそんなんじゃありません!」

咏(……やっぱえりちゃんは可愛いねぃ)







えり「ハッピーバースデーです、咏さん」

咏「……ん、ありがとねぃ、えりちゃん」

カン!

京太郎×照

苦手な方はご注意を

照「……」

京太郎「……」

京太郎「……あの、何か言ってほしいんですけど」

照「……」

京太郎「えーっと……もしもしー、聞こえてますかー?」

照「……」コク

京太郎「おぉ、聞こえていた……」

照「……」

京太郎「……あのー」

照「……」

京太郎「そんな、じっと見て、どうしたんですか?」

照「……」

京太郎「顔に何かついてますか?」

照「……」フルフル

京太郎「ああ、そうですか」

照「……」

京太郎「……」

照「……」

京太郎「……あの、行っていいですか?」

照「……」ギュッ

京太郎「……ダメですかー」

照「……」コク

京太郎「……」

照「……」

京太郎「……」

照「……」グイッ

京太郎「わっ!」

照「……」チュッ

京太郎「!?」

照「……」

京太郎「え、あの、え、えええ!?」

照「……」ダッ

京太郎「あ、ちょ、逃げないで、あの、説明を――」

京太郎「――いっちゃった」

京太郎「……」

京太郎「……」

京太郎「……」

京太郎「……」

菫「……あ、京太郎君」

菫「照を見なかったか?」

京太郎「あ、あっちです」

菫「そうか、ありがとう」

京太郎「……」

菫「……京太郎君?」

京太郎「あ、はい、なんですか?」

菫「気の抜けた顔をしてるが……何かあったのか?」

京太郎「な……な、ななな、何も、何も無いです、はい!」

京太郎「じゃあ、俺はこれで、ええ、また!」

菫「え……あ、おい……!」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


菫「……見つけた」

照「……」

菫「さっき京太郎君と話していたか?」

照「……」コク

菫「何か様子がおかしかったんだが、しってるか?」

照「……」

菫「……ああ」

菫「罰ゲームは今はなし、喋っていいぞ」

照「ねぇ、どう、どうだった、京太郎君?」

照「失望してた、絶望してた?」

照「してたよね、うん、してた、ああ、もう、最悪、やだ、死ぬ、死にたい……」

菫「……お前何したんだ」

照「キスした」

菫「」

照「それも、喋れないから無理やり」

菫「な……なにやってるんだ、お前……?」

照「先週から今日告白するって決めてたんだけど」

照「今日喋れないからどうしようか、迷って、テンパって」

照「キスしちゃった」

菫「……」

照「柔らかくて……嬉しかったけど」

照「やっぱり京太郎君は嫌がってたよね……はぁ……」

照「もう最悪」

菫「いや……別に今日じゃなくて明日でもよかっただろ」

菫「何で無理やり今日告白しようとするんだ――告白にすらなってないが」

照「だって、今日やらないとって、今日やるぞって」

照「次に逃げたらおかし全部捨てるって自分との戦いしてたから」

照「なのに菫達のせいで、罰ゲームになって……喋れなくなって……」

照「……はぁ、菫の馬鹿」

菫「誰が馬鹿だ」

照「……ねぇ、菫……私明日からどんな顔して学校にくればいいかな?」

照「もう京太郎君の顔見れそうも無いし……京太郎君も見てくれるとも思えないし」

照「……学校休もうかな」

照「よし、明日学校休む、菫、お見舞いにお菓子持ってきて」

菫「……お前な」

照「今日も帰る、早退する、お腹痛い、胸も痛い、頭も痛い、三重苦、無理、ダメ、死んじゃう」

菫「このヘタレ」

照「うるさい」

照「私は今日一日喋れないんだから、先生には菫が説明して」

照「それじゃ、また、明日」

照「……はぁ」

菫「なぁ、照」

照「……何?」

照「早く帰ってお布団で寝たいんだけど」

菫「……後でお前の大好きなお菓子をもって見舞いにいってやる」

照「!」

菫「それも、飛び切り甘くて美味しい、お前の知らないお菓子だ」

照「……私……菫のこと信じてた……!」

照「やっぱり菫は私の唯一無二の親友、愛してる……のは一人だけだから、違う、大好き」

菫「……」

照「それじゃ、お茶とお茶菓子と遊び道具と用意して待ってるから早めにきて」

菫「部活をサボれと」

照「菫も早退すればいい」

菫「できるか、馬鹿」

照「……あ、そっか」

照「焦らし作戦……菫もなかなかやるね」

菫「ああ……もうそれでいいよ」

照「さすが菫、大好き」

菫「はいはい……ほら、体調わるいならさっさと帰れ」

照「うん、待ってる」

照「じゃ」スタスタ

菫「……さて」

菫「京太郎君に行かせるか……」

おしまい、ふと思いついたので

胡桃「充電充電♪」

シロ「ダル……」


咏「最近の女子高生はスキンシップが過激だねぃ」

えり「そうですね。今はアレが普通なんでしょうか?」

咏「わっかんねー。でもあたしら大人も負けてられないよねぃ」

えり「と、いいますと?」

咏「アレ(充電)の真似をするんだよ。というわけで早速えりちゃんで……」

えり「いや、協力する気ないんですけど」

咏「そんなん知らんし」ポスッ

えり「あっ……まったく、強引なんですから」

咏「あー、理由はわかんねーけどなんか癖になりそー」

えり「なんですかそれは……」クスッ


理沙「……!」

理沙「みさき!」

みさき「なんですか?」

理沙「充電!」

みさき「頭おかしくなったんですか?」

カン

お目汚し御無礼、眠れないので
京太郎が出るゆえ、苦手な方は飛ばしてください

京太郎(ふーむ、大会会場近くには意外とコンビニがないんだな。遠くまできちまった)

店員「いらっしゃーしー」

京太郎(メモはっ……と。タコスにガムに飲み物にってタコス!?コンビニにあるかんなもん!?)

京太郎(考えてもしゃーねーか。とりあえずはある物をー)

「きゃっ」ドンッ

京太郎「うおっ、ごめんなさい」

「あ、そんな、こっちこそごめんねー」おろおろ

京太郎(ってこの人でかっ!?2mくらいあるぞ!?)

「あ、急いでるからごめんねー」
テテテー

京太郎「行ってしまった……しかし、なかなかのおもちをおもちの方だったな」



京太郎(タコスはないがそれ以外は揃った。あとはハギヨシさん経由で教わった店に行くしかないな。ちくしょー会場からどんどん遠ざかるぜ)

京太郎「ん?」

「う、うぅー、ぼっちだよー」メソメソ

京太郎(さっきのでかい人だ。何やらキョロキョロしてんな。もしかしてお上りさんで迷子か?)

京太郎(ったく。迷子がいるとなったら、俺はほっとけねーなー)スタスタ

京太郎「あのー、すいません」

「ひゃ!?ぁ、さ、さっきのヤンキーさん!?こ、こわいよー!」わたわた

京太郎「ヤ、ヤンキー?いや俺は別にそんなんじゃないっすよー」

「そ、そうなの?」キョトーン

京太郎「(チョロい、心配になってくるな)あの、もしかして迷子とか?」

「ど、どうしてわかったのー?」

京太郎「いやそりゃきょろきょろしてましたし」

「は、はずかしーよー」グスッ

京太郎(あ、かわいい)

「あ、あのね、私、姉帯豊音っていうんだけどね」

京太郎「豊音さん、ですか……ん?」

京太郎(たしか、次に清澄が当たる宮守高校の対象が、確かー……!!)

京太郎「ちょ、もしかしてもうすぐ試合じゃないんですか?」

豊音「そ、そうなんだよー。でも迷子になっちゃって会場行けなくて」おろおろ

京太郎「うぁー、時間はー、まだ間に合う!案内するからついてきてください!」

豊音「え?わ、わかったよー」ギュッ

京太郎「(ナチュラルに手をつないだ?!いやそれどころじゃねーか!)急いで行きますよ!」
ダダッ

豊音「お、おっかけるけどー」テテテー


京太郎「ゼェッゼェッ……つ、つきましたよ」

豊音「わー!すごい!もうついたよー!」

京太郎「あんまり時間ないから、急いで会場に!」

豊音「うん!あ、あの、名前を教えて欲しいんだけどー」

京太郎「京太郎っす。ほら急いで!」

豊音「京太郎くん、うん。ありがとー!」



京太郎「ふぅ、いいことしたな」


京太郎「あ!?タコスー!!」

こんな出会い。カンッ

リハビリ代わりに。

船Q「……」

洋榎「…………」

洋榎「浩子……これは何や」

船Q「…………」プッ

洋榎「あ、今笑ったな! 一応、うちは年上やで!」

船Q「そうでしたっけ? ああ、気づきませんでしたわ。ホンマすいません」ペッコリン

洋榎「全ッ然、謝ってる風には見えへんけどなぁ!」ムキー

船Q「えぇ~~~! 謝ってますよ~~~~」

洋榎「嘘やろ! その態度で謝ってるとか頭おかしいんとちゃうんか!!!」

船Q「クソタレ目のくせに生意気なんや。とっととタレ目王国に帰れや」ボソッ

洋榎「聞こえてんで! 第一、お前もクソタレ目やないか! な~にが船Qや、陰気眼鏡!」

船Q「は?????」

洋榎「アレ~聞こえへんか~~~~??? おっかしいなぁ! 耳が腐ってるんかなぁ~~~~!」

船Q「もしかして、喧嘩うっとるんか? 余りにもクソタレ目の声が聞くに堪えなくて頭が理解することを拒否していてな。
   気づかんかったわ~~~~~。ホンマ、申し訳ないわ~~~~~~~」

洋榎「これは屋上やな……!!! 久々にブチ切れやで……! その眼鏡かち割ったるわ!!!!」

船Q「プークスクスクス! そない貧弱な身体で眼鏡かち割るとかありえへんわ」

洋榎「…………」ガシッ

船Q「…………」ガシッ

洋榎「この、陰気眼鏡!」

船Q「クソタレ目が!」

洋榎「大体なんやねん! 副将とか地味なポジの癖に生意気なんや!」

船Q「はぁ!? 中堅はエースだから自分最強一番目立ってるつもりなんか? 悪いけどな、他の娘の方が目立ってんで!」

洋榎「寝ぼけたこと言うなや! うちが一番可愛い強い兼ね備えたアイドル的存在だってはっきりわかる大会やったことも気付かんとは……。
   その眼鏡曇ってるんとちゃうんか!」

船Q「そっちこそ、私の頭脳麻雀に全く目が向いてないやん。クソやわー」

洋榎「言う程、頭脳麻雀じゃないやん。何だかんだでうちの方が強いし」


船Q「お???」

洋榎「あ???」

船Q「そりゃあ、マナ悪では最強やろな」ププッ

洋榎「…………」

船Q「…………」

洋榎「喧嘩っ!」ガシッ

船Q「売っとるんか!」ガシッ

雅枝「さっきからうるさいっちゅーねん! このドアホ共がっ!」

洋榎「ひっ」

船Q「あっわわ」

雅枝「ごちゃごちゃと好き勝手喋りおって……アンタらの違いなんてそんなあらへんわ!」

洋榎「いや、な……」

雅枝「あ??」

洋榎「何でもないです……」

雅枝「第一、優劣なんて簡単に決まるもんやない。じっくりと見極めて、目を凝らして凝らして。
   その末にやっとわかるもんなんや。感情的なアンタらにわかるもんやない」

船Q「……感情的なんは叔母ちゃんの方やん」

雅枝「は?????」

船Q「……あ、ははは」

雅枝「いいか? そもそも、評価っちゅうもんはな以下略」

船Q(釈然とせぇへんわ)

洋榎(そういえばお腹すいたわ……唐揚げ食いたい)ヨダレダラー

雅枝「真面目に聞いとるんか!」

洋榎「当たり前やろ! 唐揚げ美味しいなって話やろぎぇふっ!」

雅枝「人の話は聞くもんやで? なぁ?」

洋榎「痛いっ! ほっぺ抓るのはアカンって! うちの可愛い顔ががが!」

船Q「…………似たもの親子あががががが! こ、このクソタレ目!!」ホ

洋榎「おまひぇやけ、いひゃいめにあわんにょはゆるへん!」

雅枝「ほんっとうに反省せーへんな、って! いだだだ!」

船Q「いひゃいのはみちひゅれや!」

洋榎「あがっががが!」



絹恵「……アホばっかや」

リハビリなんでここまで。
いい加減放置してる自スレ更新したい

梢「これが、劔谷高校の部長に受け継がれる茶道具です」


咲本編に劔谷高校(と越谷)がキター!
という勢いだけで書いたSSです

-劔谷高校、部室

梢「わざわざお呼びたてして申し訳ありません、依藤さん」

澄子「いえ構いませんけど。でも、わざわざ和服に着替えたのはどうしてでしょうか?」

梢「私たちの夏は終わりました。今はまだ全国大会の準決勝の最中ですが、部長の引継ぎをと思いまして…」

澄子「…そうですか」

梢「どうぞお座りください」

澄子「はい」

梢「代々、劔谷の部長にはこの茶道具を引き継ぐことで、部長の引き継ぎを行うことになっています」

澄子「…結構高そうな茶道具ですね」

梢「それほどのものではありませんよ、値段は」

シャカシャカ

梢「ただ、歴代の部長の、劔谷高校麻雀部の想いが詰まっているという意味では、それ以上の価値があるのかもしれません」

澄子「私なんかで、務まるでしょうか」

梢「私は、依藤さんなら安心して任せられますよ」

スッ…

梢「どうぞ」

澄子「いただきます」ゴクリ

澄子(…えっ)

澄子「まっず…。え、え、なんで!?」

梢「ふふ、それはそうでしょう。そのように点てましたから」クス

澄子「どうしてですか? …あとお水ください」

梢「ちゃんと美味しくないものを美味しくないと言えるかどうか確認したかったから、ですね。…お水どうぞ」

澄子「…それにしたって、これはひどい味ですよ。あ、お水ありがとうございます」

梢「少しくらい味が落ちるくらいだったら、何も言わなかったのではないですか?」

澄子「確かに、それはそうかもしれません」

梢「部長というのは、言いたくないことも言わなければなりません。そして、言われたくないことも言われるかもしれません」

澄子「……そうですね」

梢「私が森垣さんと安福さんをレギュラーに選んだとき、批判も多かったです」

澄子「1年生を2人も、しかも副将大将を任せるなんて前例がないって、結構騒ぎになりましたよね…」

梢「ですが結果として、激戦区と言われる県大会を突破、全国2回戦まで進むことができました。ですが、これが県大会敗退であったら、また批判が噴出していたでしょうね」

澄子「なぜそこまでして、あの2人をレギュラーにしたんですか。確かにあの2人の実力はうちの部ではかなり上だと思いますが」

梢「前に言いましたよね、伝統を守っているだけではダメなのではないかと」

澄子「はい…」

梢「全国大会の抽選会のとき、清澄高校の部長さんと少し話をしたんです」

澄子「ああ、確か予備抽選で私たちの前でしたよね」

梢「1年生が副将大将の学校が私たちだけではなかったので、どういう意図なのか聞いてみたかったんです」

澄子「それで、なんて言っていたんですか?」

梢「それがすっごく緊張されていて、ろくな会話にならなかったんですよ」

澄子「くじ引くだけでも、やっぱり緊張しますよね…」

梢「分かったのは、清澄は部員が5人だということ。推察するに、その5人のベストな配置をしたというだけなのでしょう」

澄子「あまり参考にはならなかったってことですか?」

梢「いいえ、とても参考になりましたよ。エース区間の先鋒でもなく、勝負の決する大将でもなく、中堅に部長である自分を据えた」

澄子「そういう意味では、うちと似たようなオーダーなのかもしれませんね」

梢「それだけ部員を信頼しているのでしょうし、そして背負わせる覚悟もあったのでしょう…」

澄子「背負わせる覚悟、ですか…」

梢「1年生を大将に据えて批判されるのは、オーダーを決めた人間だけではありません。オーダーされた当人も、結果的には批判にさらされます。人数が少ない部活ならともかく、私たちにはそれなりの人数がいるんですから」

澄子「そうですね…」

梢「安福さんの振り込みは仕方なかったとはいえ、その一点だけをあげつらう輩も当然いるでしょう。冷静に結果を見れば、失点が大きかったのは下級生よりも、3年生なんですけどね」

澄子「でもそれはっ」

梢「結果がすべてです。ですが、その結果をどう受け止めるのかは、人それぞれです。そしてそのぞれぞれを、部長として受け入れなければいけないんです」

澄子「…そんなこと言われたら、荷が重いですよ」

梢「私も前の部長からかなりプレッシャーはかけられましたよ。今にして思えば、言ってもらってよかったと思います」

澄子「私にも、そう思えるでしょうか?」

梢「大丈夫ですよ」

澄子「…頑張ってみます」

梢「それともう一つ、伝えておくべきことがあります」

澄子「なんでしょうか?」

梢「この劔谷高校の部長に受け継がれる茶道具、今年新調したばかりです」

澄子「…は?」

梢「代々受け継がれた茶道具は実際にあったんですけど、春先に美幸が割ってしまいまして」

澄子「えぇぇぇ…」

梢「まあ、それがきっかけにはなりました。伝統ばかり守っていても、意味はないのではないかと。前に進むためには、伝統を破ることも時には必要なのではないか、と」

澄子「その前向き精神は見習いたいです…」

梢「さて、それでは行きましょうか。美幸の家に」

澄子「みんなで全国大会の観戦をするんですよね」

梢「ええ、来年は今年以上の成績を残してくれることを期待していますよ」

澄子「…そうやってプレッシャーをかけるんですね」

梢「みんななら、乗り越えられますよ。そう、信じていますから」


酉消し忘れたし…

なんで劔谷3人だけしか書いてくれなかったんだ!という思いをこめて
そしてPSPで劔谷キャラが使えるフラグに違いないと信じて…

とある金曜日の白糸台高校麻雀部部室にて。
照「菫、明後日の日曜日、部活休みたいんだ・・・」
菫「どうした?体調でも悪いのか?」
照「ううん、いたって健康・・」
菫「じゃあ、いったいどうしたって言うんだ。理由もなく部活なんて休めないだろ。
  後輩の手前もある。」
照「オフ会・・・」
菫「はぁ?」
照「インターネットのオフ会に参加したいの・・」
菫「お前、ポンコツなのにネットなんかできたのか!?」
照「菫・・・それはひどい・・」
菫「すまん、本音が出・・いや、ちょっと言い過ぎた。」
照「このぐらいでは泣かないぞ・・」
菫「で、何のオフ会なんだ?」
照「SNSサイトの『妹大好きっ子集まれ~』ってコミュニティ・・・」
菫「わかりやすくて助かる・・」
照「そういう事だから・・」
菫「わかったよ、行ってくればいい。監督には適当にごまかしておくから」
照「でね・・・菫・・」
菫「なんだ?」
照「菫も一緒に来て欲しい・・」
菫「はぁ?私はそんなコミュニティ参加した事もない部外者だし、そもそも妹なんていない」
照「一人で行くのは不安・・(ウルウル)」
菫「わかったよ!じゃあ、参加はしないが他人のふりしてとりあえずお前の近くにはいてやる。
  それでいいな?」
照「構わない・・」

そして日曜日の都内某所の妹カフェ。
店員「ねえお姉ちゃん、注文は決まった?」
菫「お姉ちゃんってひょっとしなくても・・私の事かな・・?」
店員「うん、そうだよ。お姉ちゃん、注文決まったら呼んでね~」
菫「あっ決まりました。てか決まってました。今すぐ注文します。お願いします(出来るだけ目立ちたくないしな・・)」
店員「じゃあ、注文は松の実とおもちのプリンパフェでいいんだね?じゃあ待っててね」
菫「お、お願いします(なんか変な汗かいたな・・)」
店内の団体席には、15人ぐらいの妹の事が好きな姉達が集まっていた。
宮永照の付き添いで来るハメになった弘世菫は少し離れたテーブルでその様子を伺う。そしてオフ会は始まった。

赤座あかね「今日は『妹大好きっ子集まれ~』のオフ会にご参加ありがとうございます。
      私は富山から来ましたSNS管理人の『あかりラブーナ』と申します。      
      みんな、楽しんでくださいね、ウフフ」
一同拍手 パチパチ
菫「(なんだか、個人戦の長野代表にあんな声の人がいたような・・?って照はちゃんと溶け込んでるのか?)」
照「・・・・・・・・。」ペラッ(本をめくる音)
菫「(なんで、アイツはオフ会来て本なんか読んでるんだよ!?)」
和やかな雰囲気のなか、オフ会は進んでいった。しかし照は殆ど周りにとけ込めず終始本を読んでいる状態。
近くの人に話しかけられても「うん」とか「そう」とかその程度で会話が途切れてしまう。
やがて話しかけてくれる人もほぼいなくなったなか、オフ会は無事お開きの時間となった。


1行行間空けてくれ
読みにくい

>>780
正直すまんかった



オフ会の参加者が概ねバラバラになった頃合を見計らって菫は照に近づき声を掛けた。


菫「おい!照、お前全然喋ってなかったじゃないか!あんなんでどうすんだよ!」

照「別に、いい・・」

菫「お前、あんなに楽しみにしていたじゃないか」

照「私には荷が重かった・・」

菫「とても高校生チャンプの言葉とは思えないな・・」

照「・・・・・・」

若干重たい沈黙が続いたが、ふと後ろから聞き覚えのある声が掛かった。

あかね「ちょっと、てるてる氏待って下さりませんか?」


二人が振り返るとそこには、SNSサイト『妹大好きっ子集まれ~』の管理人で、今日のオフ会の幹事でもあった

あかりラブーナと名乗る女性の姿があった。


菫「(小声)てるてるってお前の・・」

照「そう、ハンドルネーム・・・」

あかね「あら?そちらの方はてるてる氏の彼女さんかしら?」

菫「かっ!彼女って・・・//////」

あかね「さっきのお店の中でも、ずっとてるてる氏の事見つめてたわよね」

菫「べ、別に見つめてなんて・・」

照「この子は、私の部活のチームメイト・・・私がポンコツなのでついてきて貰ったんです・・」

菫「お前・・あの時の事、まだ根にもってたのかよ・・」

あかね「てるてる氏とはあんまりお話出来なかったじゃない?もし良ければ今から二次会に参加して欲しいんだけど・・

    そちらの・・・」

菫「あ、弘世です。弘世菫・・」

あかね「じゃあ、すみれ氏も一緒にね・・うふふ」


照「私は参加してみたいけど・・菫はどうする・・?」

菫「どうするって、お前一人で迷わずに帰れるのかよ?いいよ、付き合ってやるよ!」

あかね「じゃあ、決まりね。うふふ」

照・菫「お願いします。」

あかね「じゃあ、もうひとりの参加者を紹介するわね。」

菫「って、他にもいるのか!?気まずいなぁ・・」

あかね「うふふふ・・すみれ氏、気にする事ないわ。じゃあ、このお店ね」


ほどなく、一行は一件のハンバーガーショップに到着した。


あかね「お待たせしました。てるてる氏と特別ゲストのすみれ氏です。こちらは・・・」

西住まほ「ハンドルネーム“黒森”だ。」

菫「(あっ!さっきいた軍服マニアさん・・)」

あかね「あら、どうかしたかしら?すみれ氏、無礼講で楽しくいきましょ♪」

菫「は、はあ・・」

あかね「黒森氏は、全国高校戦車道大会の優勝校、熊本の黒森峰高校の隊長さんなのよ」

照「戦争の道具、人殺しの兵器の競技・・・」

まほ「今のセリフは聞き捨てならないな・・ギャンブル狂の宮永照・・」

照「ギャ、ギャンブル狂ですって・・!?」

まほ「麻雀など、所詮バクチだろ。そのチャンピオンならギャンブル狂で相違あるまい・・」

照「どうやら、体にわからせないといけないみたいね・・」ギュルギュル

菫「急にそんなことを言われても困るんだが……」

菫「は? もうこっちに向かってる?」

菫「待て、勝手に話を終わらせようとするな。見ず知らずの人間とルームシェアなんて出来るわけないだろ」

菫「なに? 私と面識があるだって?」

菫「一体誰だ? 奈良に同年代の知り合いなんて居た覚えは無いぞ」

菫「来てのお楽しみって……お、おい待て! 話はまだ終わって」ブツッ


プープー


菫「……」

菫「……」ピッピッピ

『おかけになった電話は、電波の届かない場所にあるか電源が入っていないため……』

菫「……はぁ」

菫(一人暮らしをするには随分と広い部屋だと思ったが……なるほどな、そういうことか)

菫(あの二人、最初からこのつもりで……)

菫「娘の心配と親友からの頼み、両方解決出来る冴えたやり方ってわけか」

菫(私の意思を完全に無視してるあたり、受け入れるしが無いんだろうな)

菫「はぁ……頭が痛くなる……」

菫(迂闊だったな……そもそも一人暮らしをあっさり認められた時点で、何か裏があると考えるべきだった)

菫(しかしいくらなんでも急過ぎるだろ。ついさっき引っ越しを終えたばかりなのに……)


ピーンポーン


菫「……」

菫(せめてもっと早くに連絡をして欲しかったものだ)


ピッ


菫「はい、弘世ですが」

「あ、あのっ。えっと……おじさんとおばさんから話は聞いてると思うんですが……」

菫(この声……どこかで聞いたことがあるような……)

宥「あ、ごめんなさい。名乗り遅れました。私、松実宥です」

菫「松実宥って……阿知賀の松実宥か?」

宥「は、はい。今日からここで弘世さんとルームシェアをさせて頂くことになった、はずなんですが……」

菫「……話は聞いているよ。今向かう」ピッ

菫(奈良に住んでいる同年代の女性……なるほどな、言われてみれば全て当てはまる)

菫(まさか彼女がルームシェアの相手だったとは……)


ガチャ


宥「こ、こんにちわ。お久しぶりです」ペコ

菫「まさかこんな形で君と再会することになるとは思わなかったよ」

宥「私もです……こうやってお話するのは合同合宿の時以来ですね」

菫「立ち話もなんだ、中に入ってくれ」

宥「はい。お邪魔しますね」

菫(色々と訊きたいことはあるが……後にするか)

宥「ふぅ……」

菫(彼女も長距離の移動で疲れてるだろうしな)

菫「適当に座ってくれ。何か飲み物を用意するよ」

宥「あ、あの。私のことはお構いなく……」

菫「君は客人なんだ、そういうわけにも」

宥「客人じゃ、ないです」

菫「……」

宥「私たちは、その……今日からルームメイトです」

宥「これから一緒に暮らしていくんですから、そういう気遣いは……」

菫「君は本当にいいのか?」

宥「え?」

菫「軽く面識がある程度の人間とルームシェアだなんて……普通じゃない」

菫「それも2、3日ならまだしも大学に通う期間……最低4年は共同生活が続くんだぞ?」

菫「私と折り合いが付かなかったら苦痛なんてものじゃない。それこそ大学生活に支障が出て……」

宥「そ、そういうことは一緒に暮らしてみないと分からないと思います」

菫「それはそうだが……」

宥「弘世さんは、私と一緒に暮らすのは嫌ですか……?」

菫「……」

菫「君だからどうということではないが、多少なりとも不安はある」

菫「親元を離れて暮らす上に、他人とルームシェアだなんて……」

宥「その気持ちは私も一緒です。上京が決まって奈良を離れると決まった時、すごく不安でした」

宥「でも、弘世さんがいるって聞いたから、その……」

菫「……」

宥「大丈夫かな、って……」モジ…

菫「……随分と信頼されているんだな」ハァ

宥「しっかりした人だということは、合宿の時で分かっていましたから」

菫「あの数日間だけで私という人間を判断したのなら、それはあまりにも安直だと思うが」

宥「判断するだなんてとんでもないです」

宥「私は弘世さんのことをまだ何も知りませんから……」

菫「なら」

宥「だからこそ、もっと知りたいんです。弘世さんのこと」

宥「知って欲しいんです。私のことも、いっぱい……」

菫「……」

宥「あ……」

宥「ごご、ごめんなさい急に変なこと言っちゃって!」

宥「さっきのは、その、お友達としてという意味で……!」アワワ

菫(それ以外にどういう意味があるって言うんだ……)

菫(しかし、まあ、なんというか……)

宥「だだ、だから変な意味は無くて……!」アワワ

菫(物好きな人だ……)フッ

菫「分かった。これ以上あれこれ言うのはもうやめよう」

菫「私自身、君を受け入れたくないという気持ちが心のどこかであったんだろうが……」

宥「え」

菫「決まった事は仕方が無い。私も両親の援助でここまでしてもらっている身だし、元より断れるようなことでもなかった」

菫「色々と噛み合わないこともあるかもしれないが……これからよろしく頼むよ、松実さん」スッ

宥「……」

菫「松実さん?」

宥「へ? あ、え、えっと……」

宥「よろしくお願いします……」ギュ



菫(果たしてこれからどんな生活が始まるのか……想像も出来ないな)



終わり

てすと

雑談スレで予告した「僕の思いを
ぶつけるSS」の投下を始めます。
あのスレの雰囲気について、虚実
混ぜこぜで描いてみました。なお、
オリジナル設定がある上、女っ気
ゼロでございますので悪しからず。

京太郎「さて、宿題も終わったし……残った

    時間で、ネットサーフィンでもするか」
            ・
            ・
            ・
京太郎「ムムッ!」

110 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]

投稿日:2013/??/??(?) ??:??:??.?? ID:???0

清澄に京太郎は不要

京太郎「ムムムッ!」

117 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]

投稿日:2013/??/??(?) ??:??:??.?? ID:???0

京豚は朝から夕までの間に打ち砕かれ、顧みる者もなく、永遠に滅びる。

京太郎「ムムムムムッ!」

119 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]

投稿日:2013/??/??(?) ??:??:??.?? ID:???0

京豚はキモいんだよ 神聖不可侵である百合漫画の咲に手を出すんじゃねえ チン

ポ脳どもが 百合は神聖なもので 男は汚いの わかる? お前らのしてることは い

ちゃついてる女の子達に うんこ投げつけて喜んでるようなものなんだよ

あと 咲が百合漫画じゃないとか言ってる奴はアニメ見てないだろ 麻雀興味ない

から 原作は知らないけど あんな百合百合してる素晴らしいアニメの原作が百合

漫画じゃないわけがない それに 作者も百合好きらしいし 咲が百合漫画だという

のは 紛れもない事実

それに 百合が世間ではマイナーだとか 言ってる奴がいるけど そんなわけ ねー

だろ なのはやゆるゆり らきすたがどれだけ人気だとおもってんだよ こんな当た

り前のことも理解できずに 性欲のためだけに喚き散らすから京豚は馬鹿にされる

んだよ

京太郎(この野郎……片時も生かしてはおけん!)

 翌日、京太郎は、自ら立ち上げた男子麻雀部の

 部員(以下「男麻」)たちを部室に呼び集めます。

京太郎「このログを見てくれないか?」

男麻1「こ、これは……」

男麻2「とんだ京ちゃん叩きだぜ」

京太郎「しかも皆、この『悪魔の子』というべき

    やつを図ったように無視してやがる」

男麻3「おいおいっ、荒らしは無視して当たり前だぞ」

男麻4「台風と同じで、無視してりゃあ

    そのうちどこかへいっちゃうんだからな」

京太郎「そこが畜生の浅ましさだ」

 一同「何だって!?」

京太郎「荒らしってのは、例えるならば台風ではなく……

    ゴキブリや虫歯菌みたいなもんだな」

男麻1「そう言ったってわかりゃしないよ」

男麻2「表現を変えてみてくれないか?」

京太郎「ならば……『牧場に出た虎』と言おう」

男麻3「と、虎なのかっ!?」

男麻4「京ちゃん、何が言いたいのさ?」

京太郎「ゴキブリ、虫歯菌、そして牧場に出た虎……これらは皆、

    放置すればするほど大きな被害を与えてしまう」

男麻3「つまり?」

京太郎「真の荒らしっては、無視されたことに付け込んでスレを私物化し、ついには

    自分一人だけで書き込みをしてしまう……てな性質の人間なのさ」

男麻4「そんな荒らしがいるのかい?」

京太郎「いるとも。このログをみてくれないか?」

男麻1「ほ、ほんとだ……」

男麻2「途中から、ほとんどのレスが『世界一小さい新聞』

    というブログのことで埋め尽くされてやがる……」

男麻3「この『絹ごし』って人物、ものすごくかわいそう」

男麻4「京ちゃんと同じぐらい叩かれてるな」

京太郎「それもこれも、皆が荒らしを無視したせいだ」

男麻1「だから、どうしろってんだよ?」

京太郎「今、俺たちは虎に次々と食われる羊に過ぎない……

    羊が一頭で突っかかっても虎に食われるだけだけど、

    羊がたくさんで虎を包囲すれば虎は逃げるだろうな」

男麻2「京ちゃんよ、いったい何をやらせるのさ?」

京太郎「今宵、近所のネットカフェに集まろう」

男麻3「それで?」

京太郎「この『咲SS雑談スレ』に忍び込んで、例の人間を

    見つけたら、皆で『百合豚、[ピーーー]っ!』と書き込む」

男麻4「するとどうなる?」

京太郎「後は、周りに任すのさ。『勇者』ってのが俺だから、

    これに続いて同じ書き込みをするんだ」

男麻3「そうか、お前の言ったとおり……」

男麻4「皆で『百合豚』って虎を包囲するのか」

京太郎「それじゃあ、今宵集結するぞ」

 一同「合点だ!」

 なんてんで、その晩インターネットカフェ

 「キヨソネ」に、彼らがぞろぞろ入りまして……

京太郎「はてさて、あいつは来てるかな……ムムッ!」

177 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]

投稿日:2013/??/??(?) ??:??:??.?? ID:???o

京太郎は問題でも起こさせて、小悪党扱いで綺麗に処分するのが一番。

汚い金髪にしてるようなDQNだし、小悪党にしても矛盾はない。

それなら、背景にすら出る事もないし、厨も公式での扱いに冷めて

消滅するだろうから丁度いい。

京太郎(こいつめ……正にいい鴨だぜ)

178 名前:勇者◆suga.kyo[sage]

投稿日:2013/??/??(?) ??:??:??.?? ID:???o

   かかれーっ!

男麻1「おっ、京ちゃんの合図だぞ!」

男麻2「例のせりふを一斉にぶつけてやるか」

179 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]

投稿日:2013/??/??(?) ??:??:??.?? ID:???o

百合豚、死ねっ!

180 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]

投稿日:2013/??/??(?) ??:??:??.?? ID:???o

百合豚、死ねっ!

181 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]

投稿日:2013/??/??(?) ??:??:??.?? ID:???o

百合豚、死ねっ!

182 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]

投稿日:2013/??/??(?) ??:??:??.?? ID:???o

百合豚、死ねっ!

住人1「何なんだ、この合唱は……」

住人2「よし! 俺たちも流れに乗るか」

183(中略)百合豚、死ねっ!

184(中略)百合豚、死ねっ!

185(中略)百合豚、死ねっ!(以下無数)

百合豚「これじゃあ、俺の立つ瀬がないぞ……」

翌日、京太郎たちは、軽い対局の

 後に再びスレをのぞいてみました。

京太郎「やーれやれやれ……今日は、平穏無事なようだな」

男麻1「京ちゃん、俺にも画面見せて」

男麻2「幸い、荒らしは来てないのか」

男麻3「咲ちゃんたちの水着のことで

    盛り上がってるみたいだな」

男麻4「最早、あいつはもう来ない……これで、

    牧場の羊たちも平和に過ごせるってもんだ」

京太郎「おいおい、そんな保証があるか?」

男麻4「あるよ! あいつは、俺の知人でな……」

京太郎「えっ、冗談だろ?」

男麻4「大マジだよ! あれから、俺の携帯にな……

    『あの雰囲気にゃ近づけないから、もうこの

    スレに行くのはやめる』てメールが入ってた」

男麻1「つまり、俺たちは……」

男麻2「百合豚をやっつけたのか!」

男麻3「これで、完全勝利だな……」

京太郎「みんな、勝ち鬨を上げるぞ!」

 一同「オー! エイ、エイ、オー! エイ、エイ、オー!」

 こうして「咲SS雑談スレ」に、ようやく平和が

 訪れたのでありましたとさ。めでたし、めでたし。

 カンッ!

全国会場のどっか隅っこ

淡「ん~……」

淡「テルー」キョロキョロ

淡「スミレせんぱ~い」キョロキョロ

淡「またのせんぱ~い」キョロキョロ

淡「たかみせんぱーい…」

淡「……」

淡「まいったなぁ」ポリポリ

淡「みんな、ほんとしっかりして欲しいよね~」プンスコ

淡「確かに、今日は2位の新道寺に大差つけての準決勝進出で、浮かれる気持ちは分かるけどさ」

淡「みんなで夕御飯食べに行く約束だったのに」

淡「私に黙って勝手にどっか行っちゃうなんて!」

淡「うわーーーーん!おーなーかーすーいたー!!」ジタバタ


泉「ええ。はい。終わりました。あと、やっぱり白糸台でした。2位は新道寺です。ええ。それじゃあそろそろ私もホテルに帰りますんで…」

泉(ふー…暇やったから準決の相手の偵察に来たけど、やっぱり1位は白糸台…)

泉(宮永照の圧倒的な力といい、他のメンバーも隙が無くてこれは手強そうやなぁ…)

泉(それに、あの大将の大星…1年生にしてチーム虎姫の大将を務め、あまつさえその任をしっかりと果たしとるとは…)

泉(もしも私があのチームにいたとして…果たして大将なんて出来るか?)

泉(……いや、弱きになったらアカン。私かてあの江口先輩ですら成し遂げれんかった千里山の1年レギュラーや。負けるはずない)

泉(けど…他の1年生が名門で自信満々に大将張ってるってのは、ちょっと複雑やなぁ)

泉「……あれ?」

淡「…」ショボーン

泉(大星?こんなところで一人で?)

淡(お腹すいた…もう暴れる気力もない…)

泉(どないしたんや?なんかぐったりしとる気がするけど…)

淡「ううー…つらい…」

泉「…!?」

淡「みんな、酷いよ…心細いよ…」シクシク

泉(な、泣いとる!?)

淡「うええええん…」

泉(い、意外やった…大星、あれで結構プレッシャー感じ取ったんか)

泉(まあ、当然といえば当然ではあるのか。今年のチーム虎姫といえば優勝を義務付けられとるような立場やし、いくら実力者とはいえ、そこで大将を任されるプレッシャーなんて…)

泉(そりゃ、想像を絶するもんがあるわな。結構心臓は強そうな印象やったけど、やっぱ女の子やなぁ)

淡「うえええん…あれ?誰?」

泉「あ…ああ…その、なんて言えばええんかわからんけど、私は凄いと思うで!」

淡「え?」キョトン

泉「お、大星淡やろ?」

淡「う、うん…そうだけど、あなたは?」

泉「私は千里山の二条泉や!」

淡「!千里山の!」

泉「お、おう!私も同じ1年レギュラーやから、なんとなくやけど立場は分かっとるつもりやで!?」

淡「へ?」

泉「意外にしんどいよな!?右も左もわからんうちらが、部のレギュラーになれなかったみんなや学校、後援会の期待背負って全国の舞台で戦うのって!」

淡(右も左もわからない?この人も迷子なんだ!)

淡「うん!そうだよね!あなたも!?」

泉「そうや!」

淡「わあああ!」パアア

泉(おっ?表情が明るくなった?)

淡(仲間だ!しかも千里山だったら(先輩たちが)知らない相手って訳でも無さそうだし、みんなで探してくれてるかも!)

泉「やっぱ心細かったん?」

淡「うん!うん!でも、あなたが私と一緒だって知って凄く心強くなった!」

泉「っ!」

泉(こ、こいつ…!なんて天真爛漫でええ笑顔するんや…!)

泉「よ、よくこの(1年生ながらに全国大会の大将任されてるって)状況でそんな笑顔できるな」

淡「うん。確かにさっきまでは(一人迷子っていう)この状況はすっごく心細くて、正直に言うと強がってた面もあったよ。でも、今は(迷子仲間である)あなたと知り合えたから、大丈夫」

泉「へ?私?」

淡「うん!(迷子)仲間が出来たから!」ニコッ

泉「……(1年生レギュラー)仲間?」

淡「そうだよ!」

泉「変な奴やなぁ…私ら、敵同士やで?準決では戦うんや。それを、仲間って…」

淡「それは今カンケー無いじゃん!同じ1年生同士(迷子から脱出するために)助けあおうよ!」

泉「助け合う…励まし合おうって意味か。強いなあ…」

淡「そうかな?」

泉「そうやで。私はあんたほどには割り切れへんし、強くなれへん…よく1年生でそこまで大人な考え方が出来るな?」

淡(私が大人!?初めて言われた!)キュン

淡「ふっふっふー。だって私、セーシン的大人さで言えば、高校100年生ですから!もう、他のみんなは歳上なのにしっかりして欲しいよね!」

泉「ぷっ…あはははは!おもろいなぁ、あんた!こんな状況でそんな冗談言えるなんて、ほんま尊敬するわ」

淡「えへへへ…そうかな?」

泉「せやせや!正直江口先輩のオヤジギャグとかよりよっぽどおもろいで」

淡「そうかー!」

泉「あー、笑った。なんかここ最近ずっと張り詰めとったから、久しぶりに心の底から笑えた気がするわ!」

淡「それは何より!」

泉「なんか、これからも頑張ろうって気になれたわ。ありがとな。うん、一緒に助け合ってこうな。けど大会では負けへんで?」

淡「おおう、なんだか泉の話も壮大な感じになってきたね」

泉「ん?」

淡「ん?あれ、違ったっけ?名前、泉でいいんだよね?それとも『いずみん』とか『いーちゃん』の方が良かった?」

泉「いや…名前…は合っとるけど名前呼び…」

淡「え?」

泉「…」

淡「?」

泉「……いや、なんでもないわ。私も淡って呼んでもかまへん?」

淡「もちろん!!私達もう友達だよね!」

泉「それと、連絡先交換しよーや。大会後もたまに連絡せーへん?その…仲間がいるって思うと心強いし…」

淡「いいよー」

泉「良かった…おおきに」

泉(なんか、今、思ってた以上に身体の力が抜けていっとるのがわかる…肩にが降りたっていうか…私、結構孤独だったんかなぁ…)

淡「えへへ…やった、友達出来ちゃった。迷子になるのもたまにはいいねー」

泉「ん?」

菫「おーい」

淡「あ、スミレ先輩だ!やったよいずみん!助かった!」

泉「あ、結局いずみんになったんやね…ん?助かったって…」

淡「我々、迷子から無事生還致しました!」

泉「あー…淡って迷子だったん…って、ええい、細かいことはもうどうでもええわ!」

淡「いずみん?」

泉「淡!」

淡「なに?」

泉「ちゃんとメールせーよ!電話でもええけど!」

淡「当然!」

泉「ほな私は帰る!」ダッ

淡「あ、いずみん、道はわかるの…って行っちゃった…」

菫「なんだ?あれは千里山の二条じゃないか。友達になったのか」

淡「うん。いい子だったよー」

菫「まったく…それは良いが、勝手にあっちフラフラこっちフラフラするな。みんな探しているぞ」

淡「ごめんなさーい」

菫「語尾を伸ばすな。…ったく。はぁ。まったく、以前メールで清水谷も言っていたとおりだよ」

淡「?」

菫「本当、今年の1年生は才能溢れるが生意気で調子に乗りやすい奴が多い、ってな」

淡「いやぁそれほどでも」

菫「褒めとらん!!」


終わり

リハビリでした
なんか思った以上に書けなくなってるなぁ…

名前欄のとおりです
R-18京久キャラ崩壊注意
何故かいつまでたっても規制されていたのでこのスレの存在はありがたい
あと上の人乙

放課後

麻雀部部室内



久「ひゃっ…んっ…あぅっ…」ヌプッ ヌプッ ヌプッ

京太郎「ぶ…部長…」パンッ パンッ

久「んっ…なぁ、にぃ…?須賀くん…?」

京太郎「いい加減終わりにしませんか…?そろそろ咲たちも来ますし…」

久「だってぇ…すがくんが悪いのよ…?もう三回目なのにまだこんなに硬くてぇ…癖になっちゃうじゃない…」

京太郎「いやだからって…」

久「それに…部活の開始は遅らせるってメールは送ってあるの…だから…」

京太郎「そうですか…じゃあっ…!」ズパンッ!「くひぃっ!?」

京太郎「一気に終わらせてあげますよ!」パンパンパンパンパン

久「ひっ!にゃっ!はげしっ…だめっ…そんなはげしくしちゃっああっ!」ヌプヌプヌプヌプ

京太郎「そろそろ…っく!」ドプッ ビュグンッ ビュグンッ

久「は…あぁ…」ドプッ…ドプッ…

京太郎「ふぅう…」ギュウウ

久「あぁ…種付けされてるぅ…メスにされちゃう…」ビクン

京太郎「充分メスですよ…ってあれは咲!?」

咲「あっ!京ちゃ~ん!」パタパタ

久「嘘…!?まだそんなに時間経ってないはずなのに!?」

京太郎(何とかごまかすんで部長はうかつなこと言わないでくださいね)

久(え、えぇ…わかったわ…)

その後何とかごまかすことはできたようだがもう危険な橋は渡らないと心に決めたとか…

一応終わりです
正直に言おう
エロは途中でくじけた
このあと咲も混ざるとか色々考えてたけどくじけた
やはりほのぼのを書くのが性に合ってるのかも

京太郎「魔物クラスの雀士はくしゃみをすればバケの皮が剥がれる!」

優希「ぶしゅっ・・・マモノ!」

久「はっくしょん・・・モンスター!」

和「ドプフォフォカヌポゥ・・・ヨハン・リーベルト!」

まこ「ぶぇっくしょん・・・高田延彦!」

咲「クチュン・・・」

京太郎「フッ。可愛い女の子は見つかったみたいだな」

優希・久・まこ・和「・・・ハッ!?」

京太郎「咲、結婚しよう」

咲「はい・・・///」

とりあえずひとつ書いてきた
キャラ崩壊、京太郎理不尽注意
ノーマルほのぼのです

なつのひととき



チリンチリーン

久「あ゛~…あっついわね~…」ブオー

京太郎「そうですね」

まこ「最近は日差しが一段と強くなっているからのう…室内でも熱中症になる恐れがあるけぇ気をつけんとな」パタパタ

京太郎「そうですね」

優希「暑い…暑いじぇ…でもタコスは止めない…止められないっ…!タコスのためならっ…!

死んでもいいっ…!」ざわ…ざわ…

京太郎「そうですね」

和「もう、須賀くんったらそんなことを言うと本当にタコス漬けになっちゃいますよ?」クスクス

京太郎「そうですね」

咲「京ちゃん大丈夫…?さっきから変だよ?」オロオロ

京太郎「そうですね」

久「んもう、さっきからつれないわねー。いったいどうしたっていうのよ?何かあるなら聞いてあげるわよ?」

京太郎「そうですか…じゃあ聞きます…なんで…」

京太郎「な ん で 俺 の 家 に み ん な 集 ま っ て ん で す か !」

「「「「「えっ?」」」」」

京太郎「いや「えっ?」じゃねーよ!?なんでいきなり集まってんの!?俺何も聞いてないよ!?」

咲「ま、まあまあ落ち着いて京ちゃん」

京太郎「うるせえ!これが落ち着いていられるか!しかも来たとたん思い思いにくつろぐとか!ここは一体誰の家だ!」

和「須賀くんの家ですよね?」

京太郎「Exactly!でも問題はそこじゃない!カピ触らせてあげるから大人しくしてなさい!」

カピ「キュッ!?」

和「かわいい…」ギュッ

カピ「ギュー…」グタッ

京太郎「ここは俺の家ですよね?なんで勝手にくつろいでんですか割とマジで!」

まこ「まあまあ細かいことはいいじゃろ?気にしなさんな」ケラケラ

京太郎「なんで一番の常識人のあなたがそっち側なんすか!?ツッコミが追いつかないっすよ!」

久「いちいちうるさいわねー。いいじゃないたまには」ハァ

京太郎「なんで俺が間違ってるみたいなこと言われてるんですかねぇ…」ビキビキ

優希「まあ落ち着け犬よ。ここはタコスでも食っ「タコスはどうでもいい!」なんと」

京太郎「はぁ゛ー…もういいです疲れました。好きにくつろいでください…」

久「よっし!須賀くんの許可も出たし今日の部活動は「須賀くんの家でゆっくり過ごす」よー!」

「「「「おー!」」」」

京太郎「ああもう誰でもいい…誰か俺を助けて…」ホロリ

ひとまず終

終わり
短い(KONAMI)
このあと誰かが乱入するとか1・2・3年個別に書くとか学校別に書くとかこの後のイベ的なものとか色々考えたけど挫けた
このネタで安価形式のスレたてても良かったかもしれない。面白いかはさておくとして
スレチというか趣旨違うと思うけどこのネタでキャラリクあれば頑張ってみる

眠くない(迫真)
ので、風越編いきます
どっかで見たssの設定借りてます

風越編

ブオオオオオ

京太郎「あ゛ーだりぃ゛ー…」ゴロゴロ

京太郎「エアコンつけてるとっていうかつけてるからこそ動きたくないってあるよね…」ゴロゴロ

京太郎「でも今日は…」ピンポーン「お」

タッタッタ ガチャ

京太郎「はいはーい」

美穂子「須賀くん、こんにちは」ペコリ 華奈「よぉ須賀!一日ぶりだし!」

京太郎「どうもです、福路さんに池田さん。特に何もありませんがd」華奈「おじゃましますだしー」パタパタ池田ァ!」

華奈「ひぃ!?ごめんなさいだs…って華奈ちゃん呼び捨てにするなし!年下のくせに!」フカー!

京太郎「その前にアンタは招かれる前に人の家はいるのやめましょうねっ…!」グリグリ

「「ぐぬぬぬぬ…」」

美穂子「あらあら…」ウフフ

京太郎「ってあら?」パッ 華奈「あだぁ!」ズデッ 「小池田達は…ってなにやってんすか池田さん…」

華奈「お、お前が急に離すからだし…!」ジワ…

美穂子「あらあら…」ナデナデ「あの三人は多分そろそろ…」 「すまん、遅くなったな」

貴子「少しこいつらが暴れてな。手間取ってしまった」

緋菜「うぅー不覚だし…」菜沙「この人すごいし…」城菜「さすが姉ちゃんが鬼って言ってt「こらお前ら!?」」

貴子「ほぉー…?池田ァ!鍛え直してやるァ!」

華奈「ひぃー!ホント勘弁だしー!!」ダダダ

マタンカイケダァー! タスケテホシイシー!

美穂子「あらあら…華奈ったら…」ニコニコ

京太郎「もうあの流れは鉄板ですね…ご愁傷様です」

美穂子「うふふ…でも華奈ったらコーチがいないときは落ち着かないみたいだから案外楽しんでいるのよ?」

京太郎「マジですか…」

美穂子(それでそのあと須賀くんに慰めてもらうのが好きだということは黙っておきましょうか♪)

スガァ!タスケロシー!

京太郎「あぁもう…コーチに池田さん!家に冷たいもの用意してますから汗だくになる前に早く戻ってきてくださーい!」

美穂子「あらあら♪」

しばらくのち…

京太郎「しかしいきなり電話で「妹たちの子守を手伝って欲しいし!」ですもんねー」

美穂子「華奈ったらいつも行き当たりばったりなのよね…そこだけが心配だわ…」ハァ

貴子「池田…お前ってやつは…」

華奈「う…うるさいし須賀ァ!こーはいのくせに生意気だし!」うがー

貴子「池田ァ!」

華奈「うひぃ!?ていうかなんでコーチいるし!?わけわかんないし!」

京太郎「ああそれはコーチが子供好「ちょっ須賀!?やめろ!」…きだから…って…」

貴子「」カァァ

美穂子(あらあら…)

京太郎(うわちゃー…)

華奈「……プフッ」

貴子「池田ァアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

華奈「ひゃああああああああああああ!?」ダダダダダ

キョウトイウキョウハユルサーーーーン!!! ショウジキスマンカッタシー!!!!

緋菜「ねーちゃんって…」菜沙「やっぱり…」城菜「アホだし…」

京太郎「もしかしてこいつらの方が頭良い…?」

美穂子「いえ…そんなことはない…はず…よね……?」ハテ?



中途半端に終

終わりでした
前よりは長い(KNM
キャップが某漫画の某みいこさんにしか見えない
あと池田ァとコーチはこれでいいのかな?
次を書いていいなら鶴賀あたりを書きたい

朝早く起きたので書いてみた
>>836,842の別バージョン
キャラ崩壊注意

京太郎「こんにちは。須賀京太郎です。最近暑いですね。みなさんは如何お過ごしでしょうか?」

咏「いやー涼しいねぃ…やっぱクーラーは必需品だわ。知らんけど」パタパタ

えり「涼しくても扇子を手放さない咏さんにはびっくりですけどね」ズズー

咏「まー細かいことは気にすんなって」ケラケラ

京太郎「夏休み。学生だけの特権ですね。この暑い時期に家でゆっくりできるなんて素晴らしいですよね」

健夜「スイカか…そういえば最近食べてないなぁ…」

恒子「んー?どーしたのすこやん?それって誰かに切ってもらおうというアラフォーの遠まわしなおねだりかい?」

健夜「アラサーだよ!何言ってるのこーこちゃん!?スイカぐらい自分で…自分で…」

京太郎「それ以外にも部活で精をだすことや、遊びに行く方などもいらっしゃるでしょう」

恒子「意地張るのは良くないよー?観念しなってー」

健夜「確かにそうだけどひどいよこーこちゃん…」

京太郎「そういう楽しみ方もあるのだと思います。でも俺は家で静かに過ごしたいんです…なのに…なのに…」ブルブル

咏「まーまーそう落ち込みなさんなって。これあげるから」ヒョイ

健夜「なにこれ?」『アラフォーからの婚活』「アラサーだよ!」バシッ←床に叩きつける

咏「ひゃっひゃっひゃっひゃっ!」ゲラゲラ

恒子「三尋木プロ笑いすぎ…ブッフ」プルプル

えり「これ福与さんの仕込みでしょ…」プルプル

健夜「何この仕打ち!?私が何したの!?こーこちゃんのせいですっごい恥ずかしいよ!」

京太郎「なんでゆっくりしたいという俺の願いはことごとく踏み潰されるんですか!?恨むぞ神様!」

恒子「ていうかさっきから須賀くんうるさいぞー。もうちょっと空気読めー」ブーブー

咏「そーだぞそーだぞきょーたろーひっこめー」ブーブー

京太郎「誰が引っ込むか!ここは俺の家です!むしろあんたらが引っ込め!」ガー

咏「お?年上にタメ口かこのやろー?」

京太郎「あんたらが年相応の態度とってないからだろうが!休日にいきなり人んちきてなにくつろいでんの!?」

健夜「そ、そうだよ!そういえばなんでいきなり京太郎君の家に来ることになったの!?」

恒子「あれー?すこやん点数稼ぎー?さすがアラサーは格が違うねっ!」

健夜「アラフォッ…アラサーだよ!なんでここで不意打ちするの!?それにそんなこと考えてないからね!?」

京太郎「わかりましたから落ち着いてください健夜さん…福与さんの思うつぼです…」

えり「もうこの無茶ぶりにも慣れましたけどね…本当にすみません須賀くん」ペコリ

京太郎「あ、いえいえ針生さんが悪いわけではないですかr」ピンポーン「…嫌な予感しかしない」

京太郎「はーい、どちらさまです…」「呼ばれた!」プンスコ「」

恒子「言い忘れてたけど野衣プロ呼んじゃった☆」テヘペロ

京太郎「もうなんなんだよぉー!!」

オレガナニシッタッテイウンダヨォー! オ、オチツイテ!

終わり

他のところつい読みふけっちゃったから遅くなった
咏ちゃん崩壊、えりちゃん掴めない。つまり散々だった
書くの楽しいけど長いのは無理かなぁ。ネタがないや
感想とかキャラ崩壊とか指摘ください。前の分でもいいんで。
贅沢だけど「おつ」だけじゃちょっとさみしいです
そういえばここ連日投稿してるけど他に誰も書かないのかな?


ママの集い

午後1時 都内某所 創作料理屋

煌「すみません、遅れましたー」

久「仕方ないわよ。お子さんいるんだから」

数絵「というか時間前ですし」

純「俺もそろそろ子供欲しいなぁ」

淡「これで全員です?」

久「前回までは、まこもいたんだけどねー」

数絵「その話はやめましょう」

純「・・・だな」

久「じゃあ新しく加わった淡を祝してかんぱーい!」

「「「「かんぱーい!」」」」


久「ってお酒飲んでるの私だけなのね」ゴクゴク

煌「お気になさらず。私はそもそも飲まないので」チュー

数絵「車で来たので・・・」ゴクゴク

純「つっても昼だしなー」ゴクゴク

淡「私は・・・エヘヘ」

久「あら新婚さんー?笑顔隠せてないわよー?」

煌「新婚の幸せな時期・・・とてもすばらです!」

純「その言い方だと煌は今は微妙って聞こえるぞ」

煌「お兄ちゃんがいると何かと忙しいもので・・・まぁそれもそれですばらなのですが」

数絵「淡さん、旦那様の事はなんて呼んでいるの?」

淡「え、えっとー・・・・・・さま」

久「・・・は?」

数絵「・・・え?」

淡「ご主人さま・・・」

純「屋敷にいたころ思い出したぞ・・・」

煌「御主人に尽くす・・・その心意気がすばらです」

久「なんていうか・・・まぁ本人が幸せならそれでいっか」

淡「えへへ~♪」

中の人ネタ。誰か書くかなーって思ったけど書かなかったから書いた。
誰かちゃんとしっかりスレ立てて書いてもいいのよ?

斎藤千和さん結婚おめでとう御座います。

>>854
すばらでした。ちょうあわいい
もっと書いてってくれてもいいのよ?


淡「卒業シーズンかぁ」

菫「どうしたいきなり?」

淡「だって、卒業シーズンじゃないですかぁ」テクテク

菫「まぁそうだな」テクテク

淡「.......」ピタ

菫「? 電車、間に合わなくなるぞ」

淡「別にいーですよぉ」

菫「やれやれ、ブルーの原因は何なんだ?」

淡「んー.....」

菫「照と離ればなれになるのが寂しいのか?」

淡「.....それもありますけどぉ」

菫「他にもあるのか。聞こうじゃないか」

淡「ボク人参!」

菫「はぁ?」


淡「人参なわけですよ」

菫「何が?」

淡「どーでもいーですけど」テクテク

菫「おい、本当にどうしてしまっだんだ」テクテク

淡「人参が好きなわけですよ」

菫「ふむ、それで?」

淡「人参にも色々ありまして、それをどう料理してやろうかなと思うじゃないですか」

菫「まぁ食べ方は色々だな」

淡「食えない奴なんですよ」

菫「まて、人参って誰かのことを言ってるのか?」

淡「弘世菫って言うんですけどね」

菫「私かよっ!」

淡「ボク人参」

菫「あ、朴念仁って言ってるのかっ、ちょっと待て大星」


淡「卒業しないで下さい」ピタ

菫「いやいや、少し整理させてくれ」

淡「好きです」

菫「おい....」

淡「好き」ポロポロ

菫「な、泣くな。分かったら、ほら、これで涙を拭け」

淡「拭いて」グスッ

菫「.....ああ、そうだな」フキフキ

淡「卒業しちゃうくせに、優しくしたりして」

菫「どうしろと言うんだ」

淡「卒業式バッくれてデートして下さいよ」

菫「無理を言うな。私は答辞を任されているんだぞ」

淡「いじわる」

菫「なんでそーなる。とにかく少し落ち着いて話そうじゃないか。ほら、そこの公園へでも、な?」

淡「........」

菫「お願いします」

淡「ん」コクン



ブランコ キコキコ


菫(さて、困ったな。まさか大星が涙ながらに告白してこようとは、正に青天の霹靂か)チラッ

淡「........」

菫(先ず大星淡は後輩だ、うん。やんちゃだが可愛い所もある。好きか嫌いかを問われれば勿論好きの部類に入る)

菫(照にベッタリな奴だと思っていたのに今のこの状況は何なんだ? 何かが私を試しているのか? 卒業試験か?)

淡「先輩」スン

菫「な、なんだ?」

淡「なんだじゃないですよ。先輩が話をしようって言って連れて来たんじゃないですか」

菫「そうなんだが、正直混乱してる。大星は照が好きなんだとばかり思っていた」

淡「そりゃ大好きですよ。でもテルーはおねーちゃんだもん」

菫「なら私は何だ?」

淡「朴念仁」

菫「くっ.....。いや、まぁその言葉は甘んじて受け入れよう。そんな私を何故大星は好きになったんだ?」


淡「先輩っていつも周りに人がいるじゃないですか」

菫「そうか?」

淡「分かりやすく言えばバレンタインとかクリスマスとか色々貰うでしょ?」

菫「確かに」

淡「で、律儀に一人一人キッチリお返しするじゃないですか」

菫「それはまぁ礼儀というか何と言うか」

淡「偽善だなぁって思ってたんですよ」

菫「偽善....」ヒドイナ

淡「良く言えば分け隔てなくて誰にでも平等? でもそれっておんなじようにあしらってるって事ですよね」

菫「あしらっている訳じゃない」

淡「いーんです、その辺は」

菫「そ、そうか」


淡「さっさと誰か特別な人を見つけてればよかったんですよ」

菫「そう言われてもな」

淡「いつまで経ってもそんなだから、私はもう気になって気になって木になっちゃいますよっ!」スバッ

菫「........えーと?」ナニソノポーズ

淡「木じゃないですか」

菫「そ、そうか」

淡「それである日びっくりしたんです」

菫「なんで?」

淡「だって私、四六時中先輩のこと目で追ってるじゃないですか!? 驚きますよっ!」

菫「そう言われれば目が合う機会が多くなってたかもな」

淡「知らない内に好きになっちゃってるんですよ!? これはもう恐怖です!」

菫「ホラーだな」

淡「でも好きってそういう感じじゃないですか」

菫「そうなのかも知れないが」


淡「で、分かったんです」

菫「何が?」

淡「先輩の周りにいる人はみんなおんなじ距離の取り方をしてるってこと」

菫「なるほど」

淡「だから先輩がおんなじようにあしらうのは当たり前だったんですよ」

菫「そうかも知れないな。あしらってはないけどな」

淡「だーかーら! だからっ、だから.......私はもっと突っ込んで関わり合って、そしたら違うリアクションとか.....」

菫「.......」

淡「でも私って思ってたよりビビリだったんですよ。他の人と違うアプローチしておんなじリアクションだったらどーしよーとか」

菫「おいビビリ」

淡「なんでそーゆーこと言うんですか!?」

菫「安心しろ、私は朴念仁だ」

淡「知ってますよ!」


菫「ビビリは頑張ったじゃないか。ちゃんと朴念仁に好きって言ったろ?」

淡「そうですね。ビビリの癖にいっちょ前に告白みたいな真似してましたね」

菫「そんなやけっぱちな言い方するなよ」

淡「それで、朴念仁さんはビビリの事どー思ってるんですか?」

菫「そりゃ大事に思ってるよ」

淡「そ、それって、好きってこと?////」

菫「どうだろう。何しろ朴念仁だからな」

淡「そんな言い方ずっこい!」

菫「じゃ、デートするか」

淡「へ?」

菫「案外、デートしてみればその辺ハッキリするかもしれないぞ?」


淡「するっ! デートする! いつするの?」

菫「今でしょ?」

淡「! あははっ♪ もー!」ポカポカッ

菫「ちょっ、叩くな」

淡「行こうよっ、早くっ!」

菫「分かった分かった」ヒッパルナ

ドコイクー?

ソーダナー ソラマチデモイッテミルカ?

イエーイ♪






照「卒業には間に合ったか、朴念仁め」

誠子「ですね。でもよく分かりましたね。大星が今日告白するって」

照「告白するぞオーラダダ漏れだったでしょ」

尭深「出てましたね」

誠子「えー? 気付かなかったなー」

照「誠子、二代目 朴念仁 襲名おめでとう」

誠子「え、ちょっ」

尭深「おめでとう」

誠子「いじめないで下さいよー」



カン

史上最強チーム?

洋榎「ふと思ったんやけどな」

絹恵「どうしたんお姉ちゃん?」

洋榎「千里山の江口っておるやんか」

絹恵「いるね」

洋榎「聞くところによると普段学ラン着ることを条件に千里山選んだらしいやん?」

絹恵「変わった理由やね」

洋榎「でも、大会では指定の制服着ないとアカンやん?」

絹恵「恥ずかしがってた江口さん、可愛かったね」

洋榎「姫松って制服は着ないとアカンけど、下はけっこう自由やんか恭子とか」

絹恵「末原さん、春夏はスパッツだけ、秋冬はスカートにジャージやね」

洋榎「江口姫松に誘えたんちゃう?」

絹恵「・・・学ランにきっと拘りが」


洋榎「さらにもう一個あってな」

絹恵「何?」

洋榎「園城寺と清水谷は江口が千里山行くからって着いて行ったって話やねん」

絹恵「そうらしいね」

洋榎「江口をどうにか出来ればなし崩し的にその二人も・・・」

絹恵「先鋒:園城寺さん 次鋒:江口さん 中堅:お姉ちゃん 副将:清水谷さん 大将:末原さん のドリームチーム組めるね」

洋榎「・・・アカンわ、こらアカンで絹」

絹恵「何が?」

洋榎「何か、こうな、絵面のバランス悪いわ」

絹恵「・・・そうやね」

カン

おまけ

咲「末原さん末原さん!」

末原「・・・何や?」カタカタ

咲「史上最強チームのメンバーを呼んでみました!」

衣「~♪」

霞「あらあら」ウフフ

末原「確かにそういう事で呼び出されたな」カタカタ

豊音「お土産のサーターアンダギーだよー」

末原「も、もう一人は?」カタカタ

咲「何言ってるんですかー」

霞「最期の一人は」

豊音「末原さんだよー」

衣「ワーイ♪」

末原「堪忍や・・・堪忍してや・・・」カタカタ

咲「もちろん末原さんが大将!」


もいっこ カン

不吉な誤字をしたけど ワザとじゃないです。

京太郎SSです。苦手な方はご注意を。

京太郎が咲キャラとモンハンする話です。スレ立てしようかと考えた挙句辞めたので構想ガタガタです。

京太郎「おらっ!咲、頼む」

咲「分かったよ、京ちゃん!」ワナセッチ

ブラキディオス<グォォォォ

優希「ここは優希ちゃんとのどちゃんに任せるじぇ」ランブ


和「頭を狙います、離れて」溜めハンマー

スガァン

ブラキディオスの頭部を部位破壊した

京太郎「よっし、今の内に竜撃砲っと」ドカァン

ブラキディオス<グォォォォッ…

クエストの条件を達成しました。
2分後に村に帰還します。

京太郎「よっしゃあ。これで咲のハンターランクも上がるな」

咲「うぅ…ありがとう京ちゃん達…」

優希「早く咲ちゃんとG級クエストいきたいから問題ないじぇ!」

和「あ、咲さん早く剥ぎ取りしないと勿体無いですよ?」

咲「あわわっ、エリアどこ!?」←ガンナー下位装備なので避難

京太郎「アハハ咲はゲームの中でも方向音痴なのかよ。エリア5だよ」

咲「きょ、京ちゃん!」

京太郎「そういえばさー。皆新しいやつが出るらしいけど買うのか?」

和「須賀君、甘いですね。私とゆーきは既に予約済みです。」

京太郎「うぇっ!?マジかよっ」

和「当たり前です。咲さんは予約しましたか?」

咲「うーん。京ちゃんから勧められて旧作を中古で買ってやってみて面白いから予約、してみようかなー。」

和「それなら是非一緒に買いに行きましょう!!」

咲「ふぇ!?」

優希「京太郎はどうすんだじぇ?」

京太郎「馬鹿野郎今日予約しに行くぜ!」

優希「なぬっ!?それならついでにタコス食べにいくじょ!」

京太郎「はぁ?何言ってんだよ…」

ワイワイガヤガヤ

久「貴方達!!ゲームするのはいいけどもう部活が始まる時間よ!それに休日とはいえよく生徒会長の前で校則違反ができるわね…全く」

まこ「…おぬしももってきてるじゃろうが…」ボソッ


清澄高校の麻雀部の間ではモンスターハンターが流行っているようです。

カン

以上で終わりです。清澄だけでなく他校の生徒ともモンハンを通じて仲良くなる…みたいな展開を考えてました。

ちょっと真面目に書き溜めしてスレ立てるか再検討しようと思います。

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