まどか「正直に言うとマミパイが羨ましい」(345)
杏子「なぁマミ~」モミッ
マミ「きゃぁ!?ちょ、ちょっと杏子こんなところでなにを…」
杏子「いーじゃんか誰も見てないって」モミモミ
マミ「やぁっ…やめて…それならせめて私の家で…」
まどか「…いいなぁ」
まどか「それに比べて」チラッ
ほむら「!?」ドキッ
まどか「はぁ…」
ほむら「…その意味深な溜め息はなに?」
まどか「別に…」
ほむら「まどか、よく聞いてほしいのだけれど」
ほむら「貧乳はステータスよ?希少価値なのよ?」
まどか「…その発言はちょっといただけないなぁほむらちゃん」
まどか「貧乳であることを受け入れて開き直るなんて、そんなの絶対おかしいよ」
ほむら「えっ…」
まどか「恥ずかしがってこそ、控え目であってこその貧乳だよ?」
まどか「『大きいほうがいいよね…?』なんて恥じらいがあってこそ貧乳は輝くのに」
まどか「今のほむらちゃんにそれがある?」
ほむら「………」
まどか「ただそこにあるだけで十分に魅力的なのはデカパイだけだよ」
ほむら「まっ…まどかぁ…」グスッグスッ
まどか「あ、ごめんね」
まどか「別に何もほむらちゃんを嫌いになったって訳じゃないの」
まどか「そういう所も含めて、私はほむらちゃんが好きだから」
ほむら「まどかぁ…」グスグス
まどか「でも、ね…」
まどか「正直に言うとマミパイが羨ましい」
ほむら「……!!」ガーン
マミパイをナイフでそぎ取って自分の胸にセロテープで留めよう
という感じで必死にちっぱいを大きくしようとするほむほむをお願いしたい
ほむら「やっぱり胸はある方が良いのかしら…」
ほむら「まどかが喜んでくれるなら、私…!」
ほむら「そうよ、今まで私がどんな事でも恐れず立ち向かってきたのは、まどかの為」
ほむら「時間遡行の奇跡を起こせるなら、胸なんか…」
って感じで誰か
>>13
かわいいよぉぉぉぉ
>>13
可愛い
――――――――――――
巴部屋
マミ「で…相談と言うのは?」
ほむら「こんなことを聞くのはおかしいと思われるかもしれないのだけど…」
マミ「どうしたのよ新まっちゃって」
ほむら「…む…胸を大きくするには…どうしたらいいのかしら」
マミ「…へぇ~」
ほむら「なっなによ」
マミ「あなたがそんなことを気にするようになるなんてねぇ」ニヤニヤ
ほむら「ぐぅ…」
ほむら「笑いたいならいっそ笑えばいい」
マミ「そんなことしないわよ~」ニヤニヤ
ほむら「…じゃあその薄ら笑いをやめてもらえる?」
マミ「あらやだ私ったら…ごめんなさいね暁美さん」ニヤニヤ
ほむら「ぐっ…」イラッ
マミ「そうねぇ…私もあまり意識してたわけじゃないんだけど」
マミ「暁美さんは普段の食事に気を遣ってる?」
ほむら「基本的にはカロリーメイトとウィダーinゼリーで済ませているわ」
マミ「ダメよそんな食事じゃ…きちんと栄養も取らないと」
マミ「胸って言っても要は脂肪なのだから、痩せてたら本来胸にいく分まで他所にいっちゃうわよ?」
ほむら「つまり…太れと?」
マミ「そうは言ってないけど…まぁあなたは少し余分なお肉もつけるべきね」
マミ「甘いもの食べて寝てればすぐよ」
ほむら「…本当かしら」
――――――――――――
ほむほーむ
ほむら「チョコレート、クッキー、ケーキ、マシュマロ、プリン、ロッキー、エトセトラ」
ほむら「とりあえず甘そうなものは一通り揃ったわね」
ほむら「それと、飲み物に牛乳を用意して」
ほむら「これらを片っ端から片付けていきましょう…」モソモソ
数十分後…
ほむら「………」モソモソ…
ほむら(甘いもの食べ過ぎて…気持ち悪くなってきたわ…)
ほむら(流石に一日で食べきるのは無理があったかしら…)
ほむら「…もう今日は終わりにしましょう」
ほむら(明日残りを食べ切って…そうすれば少しは…)
ほむら「………くるしい…」
ホムゲリー
翌日
ほむら「………きつい…」
ほむら(だけど…このロッキーさえ食べてしまえば完食…)ポリポリ
ほむら(しかしこれだけで足りるのかしら…)ポリポリ
ほむら(明日また買出しに行ったほうが…)ポリポリ
ほむら(あまりお金もないのだけど…)ポリポリ
ほむら(いや…ここで諦めたらダメね)ポリポリポリ
ほむら(すべてはマミパイの…じゃなかった、まどかのためですもの)ポリポリポリポリ
まどマギのキャラの胸の大きさは
マミさん<さやか<まどか<あんこ=ほむほむ
でおk?
あんことほむほむが一番でかいみたいに見える
三日目
ほむら「シュークリーム、ババロア、どら焼き、餡団子、アイス、ビスケット、エトセトラ」
ほむら「同じものばかりでは飽きてしまうものね…」
ほむら「とりあえず今日はこれらの半分を…」モソモソ
ほむら「…………うっ」
>>27
間違えたwwwwww
ほむほむ=あんこ<まどか<さやか<マミさん
翌朝 見滝原中学校
早乙女「今日は暁美さんはお休みだそうです」
さやか「珍しいね、あいつが本当に体調を崩すことなんてあるんだ」
まどか「ほむらちゃんどうしちゃったのかな…?」
さやか「心配ならお見舞いに行ってあげたら?きっと喜ぶよ」
まどか「うん…」
ほむら「おっお腹がぁぁぁぁ…」ギュルルル
違う
まどか≦ほむほむ<あんこ<さやか<マミさん
まどかは胸無いよ
http://i.minus.com/i0abEW2xzev6u.jpg
>>31
サンクス
でもまどかは母親みるかぎり将来大きくなりそうだよね
ほむら「おおおぉぉぉぉぉ…」グギュルルルルル
ほむら(慣れない事なんてするもんじゃないわね…)
ほむら(食べ過ぎてお腹壊すとか…恥ずかしすぎるわ…)
ほむら(そういえばお菓子の魔女てのがいたわね…あの子もきっとこういう状況に絶望して…)
ブゥゥゥゥゥゥゥン ブゥゥゥゥゥゥゥン
ほむら(ケータイ?メールかしら…まどかからっ!?)
『体の具合はどう?だいじょうぶ?
今日学校が終わったらお見舞いに行ってもいいかな?』
ほむら「まどかぁ…」
ほむら(来て欲しい…だけど…)
ほむら(今うちにあるのは大量のお菓子の山とそれのゴミの山…)
ほむら(こんなもの見られたら言い逃れはできないわね…)
ほむら「………」カチカチカチッ
『大丈夫よ、心配しないで。
明日になれば行けると思うから、見舞いは不要よ。
貴女の気持ちだけで十分だから…』
ほむら「送信…」カチッ
さやか「ほむら何だって?」
まどか「大丈夫だからお見舞いはいらないって…」
さやか「なら平気なんだよたぶん、本当に辛かったらまどかを頼るって」
まどか「うん…」
ほむら「私は負けないわよ…まどかのためにぃぃぃぃぃ」グギュルルルルルッ
そして二週間後
まどか「ほむらちゃんおはようっ」
ほむら「おはようまどか、今日も可愛いわね」
まどか「うぇひっそういうほむらちゃんだって…」
まどか「あれっ?」ジッ
ほむら「なに?まどか、私の顔に何かついてる?」
まどか「ほむらちゃん…なんていうか…」
まどか「前より少し…ぽっちゃりしてきてない?」
ほむら「!!」
ほむら「そうかしら…?」
まどか「うん…たぶん…」
ほむら「きっと気のせいよ…きっと…」
まどか「ならいいんだけど…」
ほむら(たしかにあれのおかげで体重は増えてる…)
ほむら(だけど…)
ほむら(肝心な所に脂肪が行かないってどういうことよ!?)ガーン
巴部屋
マミ「あらそう…残念だったわね」
ほむら「それだけで片付けられると思っているの!?」バンッ
マミ「お…落ち着いて暁美さん」
マミ「確かに前より全体的に丸くなってはいるけれど…私はそれはそれで可愛いと思うわよ?」
ほむら「そういうことじゃないでしょう!?」
マミ「まぁあなたはもともと痩せ型だし…他のとこにいっちゃうのは無理も無いことじゃない?」
ほむら「じゃあまさか…」
マミ「そう、今以上に太れば…」
ほむら「お断りよっ!!」
多少は脂肪がないと抱き心地悪いからな
マミさん「計画どおり」ニヤッ
ほむら「もうこれ以上まどかの目を誤魔化すのは無理よ…」
マミ「…でもね暁美さん、一度太ってから正しく痩せるというのが一番確実な方法らしいわよ?」
マミ「長い目で見たら、今の作戦を継続するのが正解なんじゃないかしら」
ほむら「それまでにまどかに嫌われたら意味が無いじゃない!!」
マミ「聞き分けがないわね…」
マミ「あなたの信じた鹿目さんは、その程度で暁美さんを嫌いになるのかしら?」
ほむら「!…そ…それは…」
ほむら(まどか…)
『まどか「正直に言うとマミパイが羨ましい」』
『まどか「マミパイが羨ましい」』
『まどか「マミパイ」』
ほむら(………)
ほむら(まどかなら…私がマミのようになっても愛してくれる…!?)
マミ「なんだか今とっても失礼なこと考えてない?」
ほむら「まどかは…そんな人じゃない・・・けど…」
ほむら(心のどこかで認めたくない自分がいる…!!)
マミ「…まぁいいわ、私にできる助言は今のところそれだけよ」
ほむら「………」
マミ「…そんなに悩むなら、それとなく聞いてみればいいじゃない」
マミ「鹿目さんは優しいから、きっとどんなあなたでも受け入れてくれるわよ」
ほむら「………」ホムゥ…
ほむら「それとなくって…どうやって…」
マミ「そうね…例えば痩せ型の芸能人とぽっちゃり系の芸能人、どっちが好きかとか」
ほむら「うちにはテレビなんてないわ…」
マミ「じゃあ何かのマンガとかアニメとかの好きなキャラクターで…」
ほむら「そういった知識も皆無ね…」
マミ「…私と美樹さんだったらどっちの体系に憧れるかとか」
ほむら「それじゃマミって言うに決まってるじゃない!というかもはやそれとなく無いわよ!」
マミ「まぁでもそんな感じよ、会話の中でさりげなく聞いてみることね」
ほむら「参考になったような…ならなかったような…」
マミ「後はあなたが考えることよ、頑張りなさい」
ほむら「…ええ」
ちっぱいを大きくするためにがんばるほむほむが書きたかったのに
ぽちゃほむもいいかもと思ってしまう自分がいる
多分ほむほむより俺のほうが胸あるな
>>68
ほむほむは少し筋トレして鍛えた男よりなさそうだよね
翌日 学校
まどか「それでね、ほむらちゃん」
ほむら「………」
ほむら(それとなく聞く…それとなく聞く…それとなく聞く…)
まどか「ほむらちゃん…?」
ほむら「あっ、ごめんなさいまどか」
まどか「?」
ほむら(まさかここまで難しいことだとは思わなかったわ…)
ほむら(意識してやったことなかったわ…自分の望む方へ会話を導くのがこんなに難しいなんて…!)
まどか「ほむらちゃん顔が怖いよ、なにかあったの?」
ほむら「いえ、別に大したことじゃ…」
ほむら(…!!そうよ、これよ!!)
ほむら「…実は、まどかに相談したいことがあるのだけど」
まどか「うんっ私でよかったら」
ほむら「私…最近太ってきたみたいで…」
まどか「!」
ほむら「気付いてたかも知れないけど…最近ちょっとね…」
まどか「そ…そうなんだ…」
ほむら(太ってきて悩んでるふりをして…まどかから情報を聞き出す!)
ほむら(イケる!イケるわ!)
ほむら「服も小さいサイズしかないから少しキツっくって…」
ほむら「やっぱり今のままじゃダメよね…」チラッ
まどか「………」
ほむら(さぁ…教えてまどか!)
まどか「わっ私はね、前のほむらちゃん凛としててかっこいいなぁって思ってたんだけど」
まどか「今のほむらちゃんも…なんだか可愛い感じがして、好きだよ?」
ほむら「!!」
まどか「だから…そんな体重のことで悩まなくたっていいんじゃないかなぁって」
ほむら「まどか…」
まどか「あ、でもお菓子の食べすぎとかはダメだからね?体に悪いよ」
ほむら「ええ、気をつけるわ」
ほむら(これでもう、何も怖くない…!)
>>ほむら(これでもう、何も怖くない…!)
イヤな予感しかしないwwwwww
巴部屋
マミ「満足そうな顔…答えは聞き出せたようね」
ほむら「ええ、ぬかりはないわ」ファサ
マミ「で、どうするの?」
ほむら「作戦続行よ」キリッ
マミ「ふふっ、あなたって心配性なのね」
ほむら「取り返しのつかないことになってからでは遅いもの」
マミ「それ遠まわしに私を傷付けてない?」
ほむら「被害妄想も甚だしいわよ」
わろた
ほむら「とはいえこの作戦だけでは心許ないわね…」パクパク
ほむら「マミ、他になにかやっている事は本当にないの?」モグモグ
マミ「うーん…思いつかないわね」パクパク
マミ「もしかしたら意識せずにやっていることがあるのかもしれないけれど…」モグモグ
ほむら「意識せずに…ね」パクモグパクモグ
マミ「最近また少し大きくなっちゃって…困ってはいるのよね…」パクモグパクモグ
ほむら「次また同じ台詞を吐いたら頭撃ち抜くわよ?」モグモグホムモグ
マミ「はいはい…やけにあなた私に強く当たってくるわね」モグモグマミモグ
ほむら「それだけ貴女のことを近く感じていると思ってくれていいわ」ホッムン
マミ「本当なら喜ぶべきなんでしょうけどね…」ティロン
l
/ ̄ヽ l お
, o ', 食朝 l _ .は
レ、ヮ __/ べご l / \ よ
/ ヽ よは.l {@ @ i う
_/ l ヽ うん l } し_ /
しl i i を l > ⊃ < 今
l ート l / l ヽ 日
 ̄ ̄¨¨~~ ‐‐‐---─| / /l 丶 .l も
___ | / / l } l い
/ニュ トーイ l /ユ¨‐‐- 、_ l ! い
ヽ廿' .`廿' l _ / ` ヽ__ `-{し| 天
n .____ l / `ヽ }/気
三三ニ--‐‐' l / // だ
,, _ |  ̄¨¨` ー──---
モパ / `、 | _
グク / ヽ .| モパ / ヽ モパ
モパ./ ● ●l | グク l @ @ l グク
グク l U し U l | モパ l U l モパ
l u ___ u l | グク __/=テヽつ く グク
>u、 _` --' _Uィ l /キ' ~ __,,-、 ヽ
/ 0  ̄ uヽ | l ヘ ゝ__ノ-' ヽ
. / u 0 ヽ| ~ l ヽ-┬ '
テ==tニト | / て'-、─----‐‐─ヽ
/ ̄) ̄ ト' ト= -' <ニ>
ほむら「ふぅ…ご馳走様」
マミ「あら、もうお仕舞いなの?」
ほむら「ええ、これ以上は必要じゃないわ」
ほむら「まどかは『今の私が可愛い』と言ってくれたの」
ほむら「これはつまり『今以上はナシ』ってことじゃないかしら?」
マミ「そうかしら…考えすぎじゃない?」
ほむら「可能性があるなら排するべきよ」
ほむら「とりあえず今はこの体型をキープしつつ、この脂肪を胸に行かせるかが問題ね」ムニュン
マミ「ずいぶんとほっぺたも摘めるようになってきたわね…」プニプニ
ほむら「ちょ、触らないでっ///」
マミ「あなたがそうしたいならそうすればいいけど…その肝心の方法がわからないんじゃあねぇ」プニプニ
ほむら「やめなさいマミっ!自分のを触ればいいじゃない!」
マミ「そんなことしたって面白くないんですもの」プニプニッ
ほむら「や、やめてっ…」
ガチャ
ほむマミ「!!」
杏子「お邪魔しまー…ってお前ら、ほっぺたつつきあって何してるんだ?」
ほむら「な…なんでもないのよ杏子」
杏子「?」
マミ「いらっしゃい、杏子」
杏子「おう。なんだか美味そうなもん食ってたな?」
マミ「ええ、あなたの分も今用意するわね」
杏子「さんきゅー」
ほむら(この家どれだけ食料を備蓄してるのかしら…)
マミ「はいどうぞ」コトッ
杏子「いただきまーすっ」ガツガツ
ほむら(…マミと杏子…マミ…杏子…最近また少し…)
ほむら(………!)
マミ「暁美さんどうしたの?黙っちゃって」
ほむら「わかったわ…」
ほむら「そうよそういうことよ!」
――――――――――――――――――――――――
杏子「なぁマミ~」モミッ
マミ「きゃぁ!?ちょ、ちょっと杏子こんなところでなにを…」
杏子「いーじゃんか誰も見てないって」モミモミ
マミ「やぁっ…やめて…それならせめて私の家で…」
――――――――――――――――――――――――
ほむら「そうよ…胸を揉めばいいんだわ!!」
マミ「えぇ!?」
杏子「いきなり大きな声で恥ずかしいことを言うなよ」ガツガツ
ほむら「マミ…貴女の発言で気がつけたわ」
ほむら「自分では意識しない行動…そして最近大きくなってきた胸…」
ほむら「それはつまり杏子に揉まれたから!そういうことなのよ!」キリッ
マミ「え…ええぇ…///」
杏子「私に揉まれた?大きくなった?」
ほむら「そうよ、杏子の行動が知らず知らずにマミのその化け物を育てていたの」
杏子「なんかよくわかんねーけど…感謝しろよマミ?」
マミ「しないわよっ!」
マミ「ちょっと待って暁美さん!私は杏子と再会する前から胸は…」
ほむら「それはおそらく資質じゃない?生まれながら持っていた才能でそこまで育ったのよ」
ほむら「しかし、最近またってことは、しばらく落ち着いていた時期もあったんじゃないのかしら?」
マミ「…たしかにあるわ」
ほむら「ということは他からの刺激で止まっていた成長が促されたと考えるのが自然よ」
マミ「…そうなのかしら」
ほむら「他に思い当たる節も無いのでしょう?きっとそういうことよ」
杏子「お前らなんの話をしてるのかさっぱりわかんねぇ」ガツガツムシャムシャ
ほむら「そうと決まれば…私も…!」グッ
マミ杏「!」
ほむら「………」
ほむら「……………揉んでくれる……相手がいないわ……」
マミ杏(えぇーーー……)ガビーン
マミ「鹿目さんじゃダメなの…?」
ほむら「…できればこのことは…バラしたくない」
マミ「でも…あなたたちもそういうことしてるんじゃ…?」
ほむら「それはそうだけど…基本的に私からしか…」
マミ「…あぁ……」
ほむら「されるのは喜ぶけれど…自分からやろうとはしないのよね…」
マミ「変なところで純粋なのね……」
ここはあえてショウさん
マジレスしよう
おっぱい体操とかおっぱい寄せて上げる運動とかすれば少なくともAカップにはなれる
まあ怠るとAAカップとかいう悲惨な結果になるらしいけどね…
マミ「でも他にお願いできる人って…」
ほむら「いるわけ無いじゃない、私はまどか一筋よ」ファサ
マミ「…もしよかったら、私が」
ほむら「気持ちはありがたいわね…だけど遠慮しておくわ」
ほむら「貴女にそんなことさせたら、杏子にも悪いわ」
杏子「んぁー?」ゲフー
ほむら「この件は私一人で考えてみるわ」
マミ「わかったわ、力になれなくてごめんなさいね」
ほむら「貴女が気にすることではないわよ」
ほむほーむ
ほむら「ふぅ…」
ほむら(さて…どうしたものかしらね…)
ほむら(まどかはやりたがらないだろうし…さやかは論外…あの二人も駄目だし…)
ほむら(他に仲のいい人なんて…)
ほむら(とりあえずお風呂にでも入りましょう…)
チャプチャプ
ほむら(思えば…まどかにマミパイの話をされてからもう暫く経つわね…)
ほむら(それから頑張って見たものの、少し太っただけで胸にほとんど変化は無い…)
ほむら(はぁ…なんでこんなに…)ムニュ
ほむら「…あれ?」
ムニュッムニュッ
ほむら「………」
ほむら(…これでも…いいのかしら…?)
全てのほむパイを成長する前に消し去りたい
ほむら(揉んでることには変わりないのだし…)ムニュムニュ
ほむら(両脇側から…持ち上げるようにしてやれば…)ムニュッムニュッ
ほむら(少し…は…)ムニュッムニュッ
ほむら「……んっ……はぁ…」
ほむら(な…なんだか…変なことしてるみたいね…)ムニュムニュムニュ
ほむら(違う…これは…そう、マッサージよ!)ムニュッムニュッ
ほむら「くっ……あ…」
ほむら(は…恥ずかしい…だけど…こえが…)ムニュッムニュッ
ほむら「ふっ…ふっ…んぁ…」
ほむら(これはマッサージ…マッサージなんだから…)モミモミモミッ
ほむら(余計なこと…考えちゃ…)モミモミッ
『まどか「てぃひっ」』
ほむら「ふぁ!?」ビクッ
ほむら(まどかの顔が…浮かんで…)モミモミムニュモミ
ほむら(いやぁ…ヘンな…カンジに…)モミモミコリッコリッ
ほむら「まっ…まどかぁ…んっ……」
『まどか「ほむらちゃん、おっぱい気持ちいい?」』モミモミモミッ
ほむら「くぁっ…んふ…」
ほむら(ちがう!まどかはこんなこと…!)
『まどか「ここ触られると気持ちいいんでしょ?」』ムニュムニュコリコリ
ほむら「やぁ…ちくび…っだめ…」
ほむら(ダメ・・・なのにぃ…)
『まどか「ほむらちゃん…可愛いなぁ」』モミモミモミ
ほむら「まっ…どかっ……あぁぁんっ!」
ほむら(きもちいいっ…!)
自室
ほむら「………」
ほむら(まどかで自慰を…私はどこまで愚かなの…)
ほむら「…はぁ……」
ほむら(次からは無心でやらなくては…)
ほむら(でも…たまには…)
ほむら「いやっ、ダメ!」ブンブン
ほむら(………もう寝ましょう)コテン
疲れたのでちょっと休憩
落としてくれてもかまわない
ほ
チュンチュン…
ほむら「んっくぅーー…」ノビー
ほむら(朝ね…着替えなきゃ…)
ほむら(制服は…あった)
カチャカチャ スッ ジィィィィッ
ほむら「…ん?」
グイッグイッ
ほむら「…スカートが…入らない…!?」
ほむら「そんな…!」
グイッグイッグイッ
ほむら(ファスナーが上がらない…嘘でしょ!?)
ほむら「くうぅ…」グググググ
ほむら(…ダメだわ……)
ほむら「スカートは置いといて…シャツとブラウスを…」
プチップチップチッ グググッ…
ほむら「…一番上のボタンが…閉まらない…」
なんということだ・・・
ほむら「おはよう、まどかぁー」フー フー
まどか「誰だこのデブ」
homulilyがアップを始めました
ほむら「どうしよう…」
ほむら(もう泣きそう…昨日までは着れたのにどうして…?)
「お困りのようだね、ほむら」
ほむら「!!」
QB「きゅっぷい」
ほむら「…何の用よ淫獣、女子の着替えを覗くなんて」
QB「大した事じゃないだろう?別に君たちの裸を見たって生的な興奮を覚えるわけじゃないんだから」
ほむら「じゃあ何よ、笑いにでもきたのかしら?」
QB「そんなことするほどヒマじゃないよ…はい、これ」
ほむら「こっこれは…!!」
『ちゃんと洗って返してね
巴 マミ』
ほむら「マミの…制服…?」
QB「なんでも、前に来ていたお古なんだそうだ」
QB「マミは自分の支度があるから、僕に渡してくるように頼んだんだ」
ほむら「…今日ほどマミに感謝した日は無かったわね」
ほむら「だけどどうして…?」
QB「昨日の時点で気にかかってはいたみたいだよ、マミはそういうところを見つけるのが上手いし」
ほむら(私…そこまで…!?)
QB「なにやらショックを受けてるみたいだけど、支度はいいのかい?」
ほむら「え、ええ…」
マミ (あと10kgも肥えたら食べ頃ね)
戻ってきてすぐで悪いが、婆様に飯を食わせる時間になってしもた
遅くとも20時までには戻る。もちろん落としてくれてもかまわん
>>155
イッテリジェンヌ
飯なら昨日食わせたじゃないですか
ほむら「どうしよう…」
ほむら(もう泣きそう…昨日まではどうにか着れたのにどうして…?)
「お困りのようだね、ほむら」
ほむら「!!」
QB「きゅっぷい」
ほむら「…何の用よ淫獣、女子の着替えを覗くなんて」
QB「大した事じゃないだろう?別に君たちの裸を見たって生的な興奮を覚えるわけじゃないんだから」
ほむら「じゃあ何よ、笑いにでもきたのかしら?」
QB「そんなことするほどヒマじゃないよ…はい、これ」
ほむら「こっこれは…!!」
「どうにか」か
分からなくて diff 取ってしまった
学校
まどか「おはようほむらちゃん」
さやか「オッスほむら」
ほむら「お早う…まどか…さやか…」
まどか「どうしたのほむらちゃん、顔色悪いよ?」
ほむら「…ちょっと朝から嫌なことがあってね……」
さやか「嫌なこと?部屋にゴキブリでも出たの?」
ほむら「そんなの可愛いものよ…」
まどか「ほむらちゃん…」
まどか(あれ?ほむらちゃんの制服…いつもと違う…?)
ほむら「ねぇ、この際だから二人に聞きたいのだけど…」
ほむら「私って…そんなに太ってる…?」
まどか「え!?」
さやか「ほむら…!?」
ほむら「いいの二人とも、これは事実なんだから」
ほむら「体重は気をつけていたつもりなんだけど…その…」
ほむら「パッと見でわかるくらい、私太っていたの…?」ワナワナ
さやか「まぁ確かに太ってはいるよな」
ほむら「!!」グサッ
まどか「ちょっちょっとさやかちゃん!?」
さやか「だってホントのことじゃん」
ほむら「!!!」グサッグサッ
まずい、誰かGSだ!
ほむら「そうなんだ…私…」ガックリ
まどか「お…落ち着いてほむらちゃん!」
さやか「いやーほんと太ってきたというか肉付きが良くなったというか」
まどか「さやかちゃんもそれ以上は言わないでぇ!」
さやか「え?もしかして悪いほうで捉えてない?」
ほむら「…?」
さやか「別に誰もほむらがデブになったとか言ってないよ?前よりふっくらとしたって意味でさ」
ほむら「…それって何か違いがあるの?」
さやか「大有りだよ、なんて言うのかなこう…」
さやか「ほむらってさ、前はもっと痩せてていかにもスレンダー美人って感じだったじゃん?」
さやか「それが程よく肉がついて…こう…女の色気が出てきたっていうか…」
まどか「さやかちゃん…それ女子中学生の発言とは思えないよ」
さやか「だってなんて説明していいのか…う~ん…」
ほむら「…つまり痩せ型体型だったのが標準的な体型になり、より男性に好まれるような体つきになったと?」
さやか「うん!まとめるとそんな感じ」
さやか「だから何もアンタを悪く言おうとはしてないんだってば!」
ほむら「そう…ならまだ救いはあるわね…」
さやか(…まあちょっと標準は過ぎてるような気もするけど)
さやか「つってもまぁ、アンタの体なんてアタシが知ってるわけじゃないから」
さやか「逆の意味で『脱いだら凄い』なんてことにならないようにね」
ほむら「!」ビクッ
さやか「え…?マジ?」
ほむら「…それ以上は……聞かないで…」
さやか「ふ~ん…」コソコソ
まどか「…?さやかちゃんなにやってるの?」
さやか「どりゃぁー!!」ガシッ
ほむら「きゃう!!?」ビクッ
ほむら「ちょっとなにを…!!」
さやか「せっかくだしほむらの体を知っておこうかと」サワサワサワサワ
ほむら「いやっ!触らないで!!」
さやか「ん?別にいうほどお腹周りに肉はないような…」サワサワツマミツマミ
ほむら「ほっ本気で怒るわよ!?」
さやか「太腿もまあ…これくらいあったほうが喜ぶんじゃ」ナデナデスリスリ
ほむら「もっもうやめっ…!!」
さやか「うおー!ホムパイ発見!なんだちゃんと成長してんじゃん!」モミモミムニュムニュ
ほむら「お…お願いだからやめてよぉ…」
まどか(うわー苛められてるほむらちゃん可愛い)
クラスメート's(いいもん見たわー…)
仁美「!!」ガタッ
キマシタワー
さやか「…とうわけで隊長!ほむらの体に以上はありませんでした!」ビシッ
まどか「はい!ご苦労様です!」ビシッ
ほむら「…美樹さやか、いつか殺してやる…」ゲンナリ
まどか「よかったねほむらちゃん!心配するほどのものじゃ無いよ!」
ほむら「そうね…その点は良かったわ…でも…」
ほむら(なんでこんな晒し者みたいにされなきゃならないのよぉぉ!!)
仁美「…」スッ
ガタッ(立ち上がる
↓
スッ(座る
じゃない?
放課後
まどか「ほむらちゃん、一緒に帰ろ?」
ほむら「あ…ごめんなさい、今日も用事が…」
まどか「そっか…」
ほむら「本当にごめんなさいね、まどか」タッ
まどか「ううん、気にしないで」
まどか「………」
まどか「さやかちゃ…」クルッ
さやか「恭介、今日もレッスン?」
恭介「いや今日は先生の都合で休みなんだ、途中まで一緒に帰らない?」
さやか「もっちろん!」
まどか「………」
まどか「はぁ…」
まどかも太るコースか…?
巴部屋
マミ「あら、今日も来たの?」
ほむら「お礼を言いに…制服、ありがとう」
マミ「ああその事ね、気にしなくて良かったのに」
ほむら「そういうわけにもいかないわ、こちらの気持ちが収まらないもの」
マミ「ふふっ、あなたらしいわね…上がっていく?」
ほむら「お邪魔するわ」
マミ「はい、どうぞ」コトッ
ほむら「しかしよく見抜けたわね、私の制服が着れなくなるって」
マミ「あら、やっぱりあなた気付いていなかったのね」
マミ「昨日ここに来たときも制服だったでしょう?それがけっこうキツそうだったから」
ほむら「…確かに動きにくかったわね」
マミ「それにしても、私のお古を着てるとそんなに太ってきたようには見えないわね」マジマジ
ほむら「…さやかには『肉付きがよくなった』と言われたけれど」
マミ「確かにそれぐらいの表現が一番適してるかもしれないわね」
マミ「あなたの制服のサイズはなんだったの?」
ほむら「たしか一番小さなものを買ったはずよ」
マミ「…あなた私とそんなに背が変わらないわよね?それなのに一番小さいサイズ?」
ほむら「ええ、あれで丁度良かったくらいだから」
マミ「次同じ台詞を言ったら頭にティロ・フィナーレを放つわよ?」
ほむら「まさか私の台詞を取られるとはね、貴女も十分辛辣になってきたわ、マミ」
マミ「それだけあなたに対して心を開いていると思ってもらって結構よ」
ほむら「確かに素直には喜べないわね、これは」
マミ「そういえば、例の胸を揉む云々の話はどうしたの?」
ほむら「………///」
マミ(なぜ照れているの…)
ほむら「とっ当面は自分でマッサージすることにしたわ///」
ほむら「それが一番簡単だし///」
マミ「そうね、それがいいわ」
マミ「ところであなたの赤面とマッサージにはなにか関係が?」
ほむら「え!?」バッ
ほむら「い、いやこれは違うわっ何でもないの!」
マミ(鏡を見てようやく気付いたのね…)
ほむら「そっそれは置いといて、マミにお願いがあるのだけど」
マミ「なにかしら?」
ほむら「この制服、しばらくの間貸しておいてもらえないかしら?」
ほむら「新調するにしても時間がかかりそうだし…」
マミ「ええいいわよ、どうせお古だから着ることもないし」
ほむら「そう…助かるわ」
マミ「…今日のあなたはヤケに素直ね、何かあったの?」
ほむら「恩を着たら礼くらい言うわよ」ファサ
マミ「そう…」
ほむら「じゃあ、そろそろお暇するわね」
マミ「もう帰るの?なんだったら食事くらい用意するわよ?」
ほむら「貴女に甘えてばかりもいられないわ。それに…」
ほむら「私の家のお菓子も処理しないと悪くなりそうだし…」
マミ「ふふっ、それもそうね」
ガチャ
ほむら「それじゃ、本当に制服ありがとう」
マミ「気にしなくていいってば」
マミ「あなたは私を近く感じていて、私はあなたに心を開いてる。そういう関係でしょう?」
ほむら「そんな風に言われると…なんだか気恥ずかしいわね」
マミ「ふふふっ、またいらっしゃい」
ほむら「そうさせてもらうわ、それじゃあ…」
ダッダッダッダッダッダッ…
ほむら「?」
ほむら(誰かが…階段を降りていった…?)
遡ること少し前
まどか(…ひとりぼっちかぁ)
まどか(みんな用事があるんだもん…仕方ないよね…)
まどか(…マミさんのところにでも、行ってみようかな)
トコトコトコトコ
まどか(マミさんの部屋は…あった)
まどか「…?」
まどか(話し声…誰か来てるのかな…)
『マミ「もう帰るの?なんだったら食事くらい用意するわよ?」』
『ほむら「貴女に甘えてばかりもいられないわ。それに…」』
まどか(え…!?ほむらちゃん!?)
まどか(こっちに近付いてくる…!どっどうしよう)
すれ違うまどほむ
まどか(とっとりあえず階段の所まで…)タッタッタッタッ
ガチャ
ほむら「それじゃ、本当に制服ありがとう」
マミ「気にしなくていいってば」
まどか(あの制服は…マミさんの…!?どうして!?)
マミ「あなたは私を近く感じていて、私はあなたに心を開いてる。そういう関係でしょう?」
まどか(………!!!)
ほむら「そんな風に言われると…なんだか気恥ずかしいわね」
マミ「ふふふっ、またいらっしゃい」
まどか「うっ…」ダッダッダッダッダッダッ
ほむら「そうさせてもらうわ、それじゃあ…」
ほむら「?」
まどか(そんな…嘘でしょっ!?)ダッダッダッダッダッダッ
これは
あかん・・・
まどか(最近ずっと一緒に帰れなかったのは…マミさんの家に行ってたから!?)
まどか(あの制服はマミさんので…それをほむらちゃんが着てて…!?)
まどか(近く感じる!?心を開いてる!?)
まどか(そんな…そんな…)
まどか「こんなのってないよおぉぉぉ!!」
QB「」チラッ
QB「」チラッチラッ
/\ /| /\ /| /\ /| /゙i. |\ //|
\ \、_ハノ ヽ、|/ |ノ ヽ、|/ |ノ ヽ、|/ |ノ (,ハ_、// |ヽ ` -―- ´ /|
\)' ┌亠‐.丶┼ i _/__ ,-‐t-、土┬┐ く/丿┐ |ー┼ '( | > く\| ,--――- 、
/. |木木丶┴ / 亅ヽ. く/ .i / |┴ノ 亅 厶. 丶| | | \ y ヽ \ 、. _ ,イ´ ` 、
ヽ,). ノ 鬼 / 厶 _ノ /\ V ノ フ匸 /|ヽ 亅 しαヽ (,r/ i ● ● ヽ \ \`´ ヽ
ヽ \ 人 、_,_, 丿ヽ. \_ \_/ i
_) ┼ 匚二] . 、--|-、. / -─ | | ,r'. ` ┐ ‐ `ー、 。 。。> { |
,) ,-|--、ヽ └┬┘ /\/ | | | | (, | \|\_.| | |
/-、 i _」 ノ .  ̄| ̄ ヽノ ノ. ヽ/ー- ・ ・ 、-\| i ヽ| , 卜丶-―-´ ノ
/ヘ ヘ i ∥ | r‐, | \ ,-´
/ //7/ヘ /l ト、 |/ヘ /l ト、 /ヘ /l ト、 |\、 /\ /\゙i i i! /| |/ / \ _ ,ィ´
/ V | ,l ヽ| V | ,l ヽ| V | ,l ヽ| V ゙i しし(_,_(_,_/ `  ̄
その日の夜 まどほーむ
まどか「ぐすっ…ひっぐ…ほむらちゃん…」
「君はよく泣いているね、まどか」
まどか「………悪い?」
「別に良し悪しがあるとは思わない、率直な感想を述べたまでさ」
まどか「何の用…?QB」
QB「いや、なんとなく呼ばれた気がしてね」
QB「しかし惜しかった、君が魔法少女だったら間違いなく魔女化していたというのに」
まどか「………」
QB「今なら願い事、あるんじゃないのかい?」
まどか「願い事…」
QB「そうさ、君の魂を差し出しても惜しくない、君の心からの願い」
まどか「その前に…聞きたいことがあるの…」
まどか「ほむらちゃんはマミさんの家で…何をしていたの…?」
QB「さぁ、それは僕も知らないね」
QB「ほむらが来ている時は僕は外に出ていることにしていたから」
QB「彼女は僕に嫌悪の感情を抱いているようだしね」
まどか「…そう……」
まどか(何をしていたの…ほむらちゃん…?)
まどか(制服…代わりのものを用意したって…そういうことなの…?)
まどか(ほむらちゃんは…マミさんと………!!)
まどか「………」ギュッ
QB「どうかな、まどか?願い事は決まったかい?」
まどか「……そうだね」
まどか(私じゃ…マミさんには勝てない…)
まどか(それなら……!)
まどか「私の願いは………!」
<メザメタコーコロハーハシリダシター
まどか「!?」
まどか(ケータイ…ほむらちゃんから電話!?)
QB「?」
ピッ
まどか「もしもし…」
あっぶねぇ
ほむら『夜遅くにごめんなさいね、まどか』
まどか「何か…用…?」
ほむら『QBを知らないかしら?マミの家に帰っていないらしくて』
ほむら『もしかしたら貴女のところにいるかと思って…』
まどか「………」
ほむら『まどか?聞いているの?』
まどか「マミさん、かぁ…」
ほむら『…まどか?』
まどか「ねぇ、ほむらちゃん」
まどか「マミさんの家で何をしてたの?」
ほむら「え、いや、それは…」
まどか『ふーん、言えないようなことをしてたんだ』
ほむら「ちっ違うわまどか!私は…」
まどか『最近ずっと一緒に帰れなかったのは、マミさんの家に行ってたからなんでしょ?』
ほむら「それは…そうだけど…」
まどか『ごめん、ほむらちゃん』
まどか『私…ほむらちゃんを信じたいのに…』ヒッグヒッグ
ほむら「まどか、落ち着いて!まどか!」
まどか『信じ切れないよ…ほむらちゃぁん』ヒッグヒッグ
プツッ ツーツーツー…
ほむら「まどか!?まどかぁ!!!」
ほむら「くっ……!」ババッ
まどか「ひっぐ…ひっぐ…」
QB「…やれやれ、とんだ邪魔が入ったもんだ」
QB「どうやらとことんまで僕は嫌われているらしいね」
ピョンッ
QB「暫くは話す気にもならないだろうから、勝手に喋っていくけど」
QB「契約する気になったら、いつでも僕を呼んでね!」
スゥゥ…
まどか「うっ…」
まどか「うわあああぁぁぁぁぁぁぁん」
――――――――――――
まどか「………」
まどか(もう…どうしたらいいのかわかんないよ…)
まどか(マミさんには勝てない…だけど…マミさんだって大事な先輩で…)
まどか(でも…それ以上に…ほむらちゃんが…)
まどか「………」
ドンドンドンッ! ドンドンドンッ!
まどか「!」
デむさん
知久「どうしたんだい、こんな時間に…」
ほむら「はぁーはぁっー…夜分遅くに…申し訳ありません…はぁっーはぁー」
知久「ええと…まどかの友達の…ほむらちゃん?だったよね」
ほむら「はい…」ゼェゼェ
知久「まどかは今―――」
ガチャッ
まどか「………」
ほむら「まどかぁ…」ゼェゼェゼェ
知久「あぁまどか、友達が来てるんだけど…」
まどか「うん…ありがとう…」
まどか「ほむらちゃん…私の部屋へ…」
バタンッ
まどか「………」
ほむら「………」ハァーハァー…
まどか「…走って、きたの?」
ほむら「ええ…それ以外手段がなくって…」ハァーハァー
まどか「……そんなに、息を切らしながら?」
ほむら「体が重くて…思ったように走れなくって…」ハァーハァー
ほむら「でも…まどかが…心配だったから…」ハァ…ハァ…
まどか「………」
ほむら「すぅー、はぁー…すぅー、はぁー…落ち着いたわ」
いつだってほむらは献身的だな・・・
まどか「………」
ほむら「まどか…さっきの電話で言ってたこと…」
まどか「………」ギュウッ
まどかは吐き出したい感情を抑えるように、着ていたパジャマの裾を強く握った。
ほむら「…今日、階段を駆け下りていったのは貴女ね?」
まどか「………」コクッ
ほむら「ねぇ、まどか。ちゃんと聞いて欲しい事があるの。私は―――」
まどか「……たくない」
ほむら「え?」
まどか「聞きたくないよ!」
セリフ以外の状況説明文?
まどか「私…もう聞いちゃったんだもん!!マミさんが言ってたこと!!」
まどか「近くに感じてるんでしょ!?心を開いてるんでしょ!!?」
ほむら「まどか…落ち着いて話を…」スッ
肩に手をかけようと伸ばしたほむらの手を払い、続ける。
まどか「一緒に帰れなかったのも、マミさんの家に行ってたからってさっき言ったよね!?」
まどか「私のこと放っといて、マミさんと遊んでたんでしょ!?」
ほむら「まどか…」
まどか「私…寂しかった…寂しかったのに…」
まどか「マミさんに制服を借りたってなんなの!!?マミさんとそういうことしたって事!?」
ほむら「…!!」
まどか「イヤだよ…私…いやだよ…」
まどか「ほむらちゃんが他の人に取られちゃったなんて…そんなの嫌だよぉ!!」
そこまで言うと、まどかは堰を切ったように泣き始めた。
崩れ落ち、顔を多い、声を抑えることなく泣いた。
ほむら「まどか……」
ゆっくりとしゃがむと、まどかの肩に手をかける。
そうして、まどかが落ち着くまで待ち続けた。
――――――――――――
まどか「ぐすっ…ぐすっ…」
ほむら「まどか…落ち着いた?」
まどか「…うん……」コクッ
ほむら「まどか、私の目を見て」
まどか「………」
ほむら「お願い」
少し躊躇った後、まどかはほむらに向き合った。
ほむら「まどか、私の話、聞いてくれる?」
ほむらの目からは、優しさと、少しの罪悪感が感じられた。
まどか「………うん」
ほむら「私は、マミとはなんでもないのよ」
ほむら「制服はね、私が着ていたものが小さくなって着られなくなったから借りただけなの」
ほむら「今日はそのお礼を言いに言っていたの」
まどか「…じゃあ、あのマミさんの言葉は?」
ほむら「あれはマミなりの皮肉よ」
ほむら「確かに最近少しマミとも仲良くなれて…キツめの冗談も言い合えるようになっていたから」
ほむら「それの一環なのよ。なんなら、マミ本人に確認してもらったってかまわないわ」
まどか「でっでもマミさんがそんなこと…」
ほむら「まぁ貴女には言わないでしょうね…可愛い妹みたいに思っているようだし」
まどか「………」
まどか「じゃあ…最近マミさんの家に通ってたっていうのは…?」
ほむら「…こればっかりは、見てもらったほうが早いわね」
立ち上がり、少し距離をとる。
するとほむらは、マミから借りたというそれを脱ぎ始めた。
まどか「えっ、ほむらちゃん!?」
ほむら「少しだけ待っていて」
スルスルと一枚一枚が床に落ちていく。
そして下着のみの姿になって、まどかに声をかける。
ほむら「どう、まどか…私少し太ったでしょ?」
まどか「え?……」
月明かりに照らされたほむらの体は、たしかに以前のものとは別物だった。
しかし決して醜いわけではなく、いかにも健康的な女子中学生のそれだった。
ほむら「本当はまだ話すつもりはなかったのだけど…」
ほむら「まどか…貴女、以前『マミの胸が私にあったら』って話をしたの、覚えてる?」
まどか「………あ」
ほむら「そのために、私はマミに相談しに行ったのよ」
ほむら「胸を大きくするにはどうしたらいいか、ってね」
まどか「ほむらちゃん…」
ほむら「けれど、なかなか上手くいかなくてね…」
ほむら「余計なところにばかりお肉がついちゃって、大変だったわ」
冗談っぽく笑いながら腹回りの贅肉を摘んでみせる。
ほむら「最初は貴女のために、と思っていたのだけれど」
ほむら「貴女を傷付けてしまうようでは、本末転倒だわ」
まどか「…でも…でも……」
ほむら「…まどか」スッ
再度、崩れ落ちたまどかの傍にしゃがみこむ。
ほむら「信じられないなら、今すぐに信じてくれなくてもいいわ」
ほむら「だけど、私の想いはいつだって変わらない」
そこで一度言葉を切り、まどかの耳元に口を近づける。
ほむら「私が愛してるのは、まどかだけよ」
まどか「うっ…ううぅっ…」
まどかはまた静かに泣き出した。ほむらはそんな彼女を抱きしめた。
纏うものが殆ど無いため、まどかの涙を肌で受け取る格好になったが。
そんなことは微塵も気にせず、ほむらはまた落ち着くまで待った。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
知久「…静かになったね」
詢子「いやー青春だねぇ」
知久「…いいのかい?」
詢子「まどかが決めることさ、私たちが決めることじゃない」
知久「…それもそうだね」
まどか「なんだか私…今日泣いてばっかりだ…」
そういって顔を上げる。えへへっと笑いながら。
ほむら「ごめんなさい、まどか…妙な誤解をさせてしまって…」
まどか「ううん…私も、よく確かめもせずに勝手に色々考えちゃって…」
ほむら「それは、私がまどかに寂しい思いをさせたからで…」
まどか「違うよ、私のワガママがきっかけで…」
ほむら「………ふふっ」
まどか「………あははっ」
ほむら「ふふふふふふっ」
まどか「あははははははっ」
お互いがお互いに罪を被りたがるという奇妙な状況に、思わず笑みがこぼれる。
一しきり笑い終わった後で、二人はまた見つめあう。
ほむら「まどか…」
まどか「ほむらちゃん…」
「「大好きっ」」
>>312
うわあああまどかぁぁぁぁぁかわいいよぉぉぉぉ
翌日
マミ『そう…じゃあもう必要ないのね?』
ほむら「ええ…迷惑をかけたわね、マミ」
マミ『ふふっ…そんなに素直なあなたは気持ち悪いわよ?』
ほむら「それでも構わないわ、私の気が済めばね」
マミ『あなたらしいわね…それじゃ、また』
ほむら「ええ、また」ピッ
まどか「ほむらちゃーん!」
ほむら「ごめんなさい、待たせたわねまどか」
まどか「全然!だいじょうぶだよ!」
まどか「うぇひひひひっ」ダキッ
横を歩く彼女の腕に抱きかかるまどか。
ほむら「もう、どうしたの?まどか」
それを少し照れながら受け入れるほむら。
まどか「なんでもないよっ!」ギュウ
ほむら「ふふっまどかったら」
まどか「ねぇ、今日はどこに行く?」
ほむら「そうね…まどかの行きたい所だったらどこにでも行くわよ?」
まどか「うーんそれじゃあ…」
他愛無い話をしながら、二人はどこかへと歩いていく。
幸せそうな笑顔と、優しげな笑顔を浮かべながら。
おわり
おつっち
ほむらは結局もとの体系に戻すためにダイエットとかするのかな?
長い時間つき合わせて悪かった、さしたるエロもないのに
寝る
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