ちずさ「いったいどうなってしまったんですか？」

P「いや、実はこれはポタラといって二人の人間を合体させることができて……」

ちずさ「ああ、だからなんだか二人分の記憶が混在してるんですね」

P「それにしても、あずささんの要素が少なすぎるような……。そうだ、ちょっと歌ってみてくれるか？」

ちずさ「このーさかーみちーを♪」

P「あ、歌声はあずささんなんだ」

P「んーあとはそうだな……ちょっとコンビニに行ってきてくれるか？」

ちずさ「わかりました」

数時間後

携帯「トゥルタラ」

P「あ、電話だ。もしもし？」

ちずさ『プロデューサー、実はその、迷子になってしまって……』

P「わかった。すぐ迎えに行く」

ちずさ「お願いします……」

P「方向音痴なのはあずささん要素だな」

ちずさ「でもいつもより体が軽いですから、歩くのは楽でした」

P「外見は本当にそのままセンター分けの千早だもんなあ」

ちずさ「そうですね。ところで、いつになったら元に戻れるんですか？」

P「あっ……」

ちずさ「え？」

P「戻れないんだった……」

ちずさ「えええ！？」

P「すまん！」

ちずさ「あらあら～しょうがないですね～」

P「（千早は絶壁だし、あずささんは方向音痴でめんどくさいから両方の短所を打ち消すつもりだったのになんで良い部分が打ち消されてんだよ！！」

ちずさ「途中から声に出てますよ」

P「え、あ、ごめん」

ちずさ「うふふ、でも悪いことばかりじゃないんですよ？」

P「え？」

ちずさ「だって年齢が平均化されてるはずですから、今の体の年齢は多分十代なんです♪」

P「（あ、よく見ると若干老けてる）」

P「しょうがない。考えるのは面倒だから俺も合体しよう。ちょっとポタラを片方ください」

ちずさ「どうぞ」

P「」ｽﾁｬ

ちずさP「ぬああああああ」ﾋﾞﾀｰﾝ

ちPさ「合体できた……。あ、さっきの状態にちんこついただけだこれ……」

ちPさ「ええい、もう事務所の人間全員と合体しちゃえ！」