若干キャラ崩壊あり
まゆ、凛が仲悪い設定
凛「なんでこんな時期に」
まゆ「そうですよぉ…もう冬ですよ?」
モバP「テレビってそういうもんだから仕方ないさ、お前たち二人にいってほしいんだとさ」
凛、まゆ『いや(です)』
モバP「どんだけ仲わるいんだよお前ら…」
ちひろ(主に貴方のせいですね)
凛「仕事なら仕方ないけどほんとならまゆとあんまり二人になりたくないんだよね」
まゆ「そうですねぇ…まゆも凛ちゃんと二人なんてヘドが出そうですよぉ」ニコッ
凛「へぇ、むしろまゆの口からヘド以外の物って出るんだね」
まゆ「なんなら炎を出して焼いてあげてもいいんですよぉ?」
バチバチバチッ!!
モバP「えぇぇぇい!喧嘩するな!!」
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モバP「とにかく収録は明日!!夜の八時から!遅刻は厳禁だ!!」
亜子「現金!!?」ガタッ
泉「亜子は座ってようね」
凛「…とりあえず私は帰るから」ガチャッ
まゆ「……」パッパッパッ
凛「…なにまいてんの?」
まゆ「塩です」ニコッ
凛「……」ゴゴゴゴゴ
まゆ「……」ドドドドドド
モバP(なにこれラオウとケンシロウみたい)
凛、まゆ、帰宅
ちひろ「大丈夫なんですか?あの二人」
モバP「大丈夫ではないでしょうね」
ちひろ「断ります?」
モバP「いえ、これ実はドッキリなんですよ」
モバP「いつも喧嘩ばかりの二人を胆試しという閉鎖空間で少しでも仲良くしようっていうね、他のアイドル達にも脅かす役として協力してもらいます」
ちひろ「……血を見ることにならなきゃいいんですけどね」ボソッ
廃墟
凛「…」ブッスー
まゆ「…」ツーン
モバP「それじゃお前たちには今からこの廃墟になった学校に入ってもらう」
モバP「それでどこかに隠された黄金のカードを見つけて持ってかえってこい、いくつか試練も用意してあるから仲良くな」
凛「まぁ余裕かな、ぶっちゃけ一人でいいくらい」
まゆ「そうですねぇ、凛ちゃんが一人で行くならまゆはプロデューサーさんと行きますよぉ?」
凛「別に一人で行くとは言ってないけど?」ゴゴゴゴゴ
まゆ「一人で余裕なんでしょぉ?」ドドドドドド
モバP「とりあえず行ってこい、あと制限時間は三時間だ、それまでに帰ってこなければ罰ゲームも用意してあるからな」
凛「はぁ…いくよ」トテトテトテ
まゆ「命令しないでもらえますかぁ?」トテトテトテ
ちひろ「ギスギスしてますねぇ…」
モバP「まぁ大丈夫でしょう、俺達は別室からモニターで監視です」
下駄箱
凛「けっこう雰囲気出てるね」
まゆ「そ、そ、そ、そうですねぇぇ」ガタガタ
凛「…なに?こわいの?」
まゆ「べべべ、別に怖くなんてないですよぉぉ?」ガタガタ
凛「すごい震えてるじゃん、無理しないで帰ったら?」
まゆ「凛ちゃんだってものすごく目が泳いでますよぉ?怖いんじゃないですかぁ?」
凛「ここここ、怖がってなんかないから!!ただの眼球の運動だし!!」
ガコッ!
凛、まゆ『ひぃぃぃぃぃ!!?』
別室
モバP「いやー、だいぶ怯えてますね」
ちひろ「二人ともこういうの苦手なんですかね?」
モバP「そうみたいですね、それに今回の企画は小梅プロデュースですから」
小梅「い、いっぱい…怖がらせるよ…」
ちひろ(生きて帰ってこれるかしら)
凛、まゆside
ガコッガコッガコッ!!
凛「な、なに!?何かいるの!?」
まゆ「い、いるなら返事してくださぁい」ガタガタ
ガコッ!!
ゾンビ「ウォァァァ…!」
凛、まゆ『イヤァァァァァァァァァァァァ!!!!』
ゾンビ「ウォァァァ!!!ウォァァァ!!!」
凛「逃げるよまゆ!!」ダッ
まゆ「は、はいぃ!」ダッ
ゾンビ「ウォンバァァァァ!!!」ダダダダダダダッ!!!
まゆ「すごい勢いで走ってきてますよぉ!!?」ダダダダダダダ!
凛「ゾンビって走れるの!?」ダダダダダダ!
ゾンビ「ドラァァァァイ!!」ドゴォッ!!
まゆ「あのゾンビ下駄箱にタックルして倒しましたよぉ!?」
凛「なんなのあのエネルギッシュなゾンビ!!?」
モバP、ちひろside
モバP「いやー、のってますね」
ちひろ「あのゾンビって…」
モバP「茜ですよ、特殊メイクです」
ちひろ「元気過ぎるでしょう…」
凛、まゆside
廊下
ゾンビ「ウォンバァァァァ!!!」ダダダダダダダッ!!!
凛「まだ追ってくるの!?」ダダダダダダダッ!!!
まゆ「凛ちゃん!!前!!前をみてくださぁい!」
凛「まえ!?」クルッ
ゾンビB「はびはびぃぃぃぃぃ!!!」ドドドドドドッ!!
凛「なにあれ巨大ゾンビ!?」
ゾンビ「ドラァァァァイ!!」ダダダダダダダッ!!!
ゾンビB「はびはびぃぃぃぃぃ!!!」ドドドドドドッ!!
まゆ「後ろのゾンビがまゆ達を抜かしましたよ!?」
凛「前の巨大ゾンビも私たちを追い抜かして…!?」
ドメギヤァッ!!!
ゾンビ「ドラッ…」
ゾンビB「はびっ…」
バタッ…
凛「…倒れた」
ピアスの子があの子の人?
>>8
残念ながら違うよ
モバP、ちひろside
ちひろ「ゾンビ達が正面衝突したんですけど……」
モバP「特殊メイクのせいで前があんまり見えないんでしょうね、ちなみに巨大ゾンビはきらりです」
ちひろ「無事なんですかね…?」
モバP「あの二人に限って怪我はしないでしょう」
凛、まゆside
まゆ「助かりましたね…」
凛「そうみたいだね…まゆ、怖がり過ぎじゃない?」
まゆ「凛ちゃんだって怖がってたじゃないですかぁ…」
凛「ここ…教室だね」
まゆ「入ってみましょうかぁ?」
凛「さっさと帰りたいしね…」
ギィッ…
凛「ここには何も無いみたいだね」
まゆ「そうですねぇ…」
カサッ…カサッ…
凛、まゆ「!!?」
凛「なにかいる…!?」
まゆ「だ、誰ですかぁ…!?」ガタガタ
カサッ…カサッ…グスッ……
凛「…泣き声?」
グスッ…グスッ……
幽霊「うぅ……給食食べきるなんてむぅーりぃ……」グスッ…
凛、まゆ『きゃぁぁぁ……ぁあ?』
幽霊「トマト食べられないぃ……むぅーりぃ…」グスッ
凛「えっと…幽霊?」
まゆ「なにか紙が置いてありますけどぉ…」ペラッ
『試練(1)幽霊の代わりにトマトを食べよう』
凛、まゆ『………』
幽霊「うぅ……むぅーりぃ……」
まゆ「…」ヒョイッ、パクッ
幽霊「…なくなりましたぁ…!これで成仏できますぅ…」パァァァァ…
凛「…次、いこうか」
まゆ「…うん」
モバP、ちひろside
モバP「第一試練完了ですね」
ちひろ「なんですかこの生易しい試練」
モバP「小梅がトマト嫌いなんですよ」
小梅「トマト…食べられない…」ガクブル
ちひろ「乃々ちゃんの出番は…」
モバP「もう今回は出てきませんよ?」
ちひろ「ひでぇ」
モバP「というかよく乃々だってわかりましたね」
ちひろ「まるわかりでしょう、口調がそのままでしたよ」
モバP「見た目は貞子みたいだったでしょう?」
ちひろ「ただの髪の毛をまえにたらした乃々ちゃんでした」
凛、まゆside
トイレ
凛「いかにもって感じだね」
まゆ「怪談といえばトイレですからねぇ」
凛「…まゆ、行ってきてよ」
まゆ「えぇ…なんでまゆが…」
凛「教室開けたでしょ?今度はまゆの番」
まゆ「しょうがないですねぇ…」ガチャッ
トイレの中
まゆ「誰かいますかー?」
シーン…
まゆ「誰もいませんねぇ…」
まゆ「黄金のカードがあるかもですし…個室も探しましょうかぁ…」
ガチャッ
ガチャッ
ガチャッ
まゆ「ない…ですねぇ」
ガチッ
まゆ「……?」
ガチッ…ガチッ…
まゆ「ここだけ開かない…?」
ドンッ
まゆ「ひぃっ!?」
ドンッ…ドンッ…
ドンドンドンドンドンドンドンッ!!
まゆ「キャァァァァァァァ!!!」
バタンッ!!!
トイレの花子さん「ゴォォォォトゥゥヘェェェェェル!!!!」
まゆ「イヤァァァァァァァァァァァァ!!!!」
凛「まゆ、なに騒いでんの?」ヒョコッ
まゆ「あ、あ、あ、あ、あれ…!」
凛「あれ…?」
トイレの花子さん「ファッキンガールズ!!!レッツパーティ!!!ヒャッハー!!!」
凛「ななななにあれ!!?」
まゆ「まゆだってわかりませんよぉ!!」ダッ
凛「ちょ!!一人で逃げるとか!!」ダッ
まゆ「ひとばしらになってくださぁぁい!」ダダダダダダダッ!!!
凛「まゆが生け贄になってよ!!」ダダダダダダダッ!!!
トイレの花子さん「ヒャッハー!!!」ダダダダダダダッ!!!
まゆ「なんなんですかぁあの血まみれの女の子はぁ!!」ダダダダダダダッ!!!
凛「トイレの花子さんじゃないの!?知らないけどさ!!」ダダダダダダダッ!!!
まゆ「まゆの知ってる花子さんと違いすぎますぅぅ!!」ダダダダダダダッ!!!
トイレの花子さん「ヒャッハー!!!キノコにしてやるぜぇ!!」ダダダダダダダッ!!!
ガッ(つまずく音)
トイレの花子さん「あ…」
ガシャーンッ!!!
まゆ「窓ガラスに突っ込んでいきましたよぉ!?」
凛「今のうちに二階に逃げるよ!!」
モバP、ちひろside
ちひろ「ちょ!?輝子ちゃん窓ガラスに突っ込んでいきましたよ!?」
モバP「つまずいて転んだんでしょうね」
小梅「頭…割れて血がプシャーって出てないといいねぇ…」
凛、まゆside
二階
凛「逃げ切れたみたいだね……」
まゆ「もうやだぁ…帰りたいぃ…」グスッ…
凛「私だって帰りたいよ、はやく黄金のカードを見つけるよ」
凛「まぁ…ずっとそこで座っててもいいよ?足手まといだから」
まゆ「な…!!大丈夫ですよぉ!!」
凛「どーだか…ここ、職員室?」
まゆ「職員室って怪談にはあんまり出ないような…あ、紙がありますよぉ」ペラッ
『試練(2) テストの解答用紙を取る』
凛「今度は私が行くから、まゆはその辺で泣いてたら?」
まゆ「…まゆの方が一応歳上なんてすよぉ?」ドドドドドド
凛「だからなに?」ゴゴゴゴゴ
まゆ「…もういいですよ、はやくいってくださぁい」
凛「言われなくても行くよ」ガチャッ
職員室
凛「テストの解答用紙ねぇ…」ガサゴゾガサゴゾ
凛「なんか…不良とか解答用紙盗みにきたりしそう」
ガサガサッ…
凛「!!?」
ガサガサッ…アレー?コンナジカンニセイトカシラー?
凛「な、な、なに…?なんなの…?」
テストヲヌスムヨウナワルイコハ……
体罰教師「二度と盗みが出来ないように腕をちょんぎらないとねぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
凛「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!いやぁぁぁぁ!!」
体罰教師「うでをよごぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」ガバッ!!!
凛「いやぁぁぁぁ!!いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
モバP、ちひろside
ちひろ「ちょっと!!!?怖すぎないですかあれ!?血まみれの教師が巨大なハサミを持ってるって!!!?」
モバP「いやー、いい演技するなー、流石はあいさんだ」
ちひろ「あれ、あいさんなんですか!!?」
凛、まゆside
体罰教師「うでを、うでをおいてげぇぇぇぇぇぇ!!!」
凛「あ…あ…」ガクガク…
まゆ「凛ちゃーん?まだ見つからないんですかぁ?」ヒョコッ
体罰教師「…あ"?」クルッ
まゆ「」
体罰教師「おまえもうでをおいてげぇぇぇぇぇぇ!!!」ガバッ!!!
まゆ「ひぃぃぃぃぃ!!?まゆはおいしくないですよぉぉ!?」
凛(今のうちに逃げないと…っ!)ガシャーンッ!!!
凛(棚をこかしちゃった…あ!)
ペラッ
凛「解答用紙!あったよ!」ヒョイッ
体罰教師「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!それはわだざんんんんんん!!!」ガバッ!!!
ガッ(イスにつまずく音)
体罰教師「あ」
カラカラカラカラーー
シャーー
体罰教師「う"ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
ガシャーンッ!!!
ドンガラドンガラ…
まゆ「…え?」キョトン
凛「な、なに…?」キョトン
モバP、ちひろside
ちひろ「あいさん車輪つきのイスにのって壁に激突しましたよ!?」
モバP「やっぱり特殊メイクのせいで前が見えないんでしょうね」
小梅「す、すっごい迫力だった…」キャッキャッ
凛、まゆside
二階
凛「次はここだね」
調理室
まゆ「次はまゆがいきますねぇ」
凛「あぁ、気をつけなよ?」
まゆ「……」
凛「…なに?」
まゆ「いえ…まさか凛ちゃんからそんな言葉が聞けるとは思いませんでしたぁ」クスッ
凛「なっ…!はやくいきなよ!」///
まゆ「はぁい…あら?」
ガチッ
まゆ「開きませんね」
凛「たてつけが悪いとか?」
ベチャッ…ベチャッ…
まゆ「なにか…聞こえませんかぁ?」
凛「えぇ…やめてよそういうの…」
ベチャッ…ベチャッ…
まゆ「この部屋の中から聞こえますねぇ…」
凛「なんだろ…あ、鍵穴あいてる」
凛「ちょっと中をのぞいてみようか」ソッ…
まゆ「えぇ…あぶないですよぉ?」
凛「大丈夫でしょ」
ズンッ!!!
凛「うわっ!!!」
バキバキバキバキィィ!!
まゆ「ドアから大きい包丁が…!!?」
バキャッ……
三角頭「ウ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"!!!!」
凛、まゆ『きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』
モバP、ちひろside
ちひろ「ちょっとプロデューサーさん!?何ですかアレ!?」
モバP「え?知らないですか?サイレントヒルってゲームに出てくる三角の鉄板を被って巨大な刃物振り回す怪物ですよ」
小梅「ほ、ほんものみたいで…すごい…」キラキラキラ
ちひろ「…ちなみにアレは誰ですか?」
モバP「みくですよ?」
ちひろ「みくちゃん!!?」
凛、まゆside
三角頭「ウボォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"!!!」(なんでみくがこんな役なのにゃぁぁぁぁぁ!!!)
ブォッンッ!!ブォッンッ!!
凛「ひぃぃぃぃぃぃ!!」ガタガタ
まゆ「凛ちゃん!!はやく逃げましょうよぉ!」ユサユサ
凛「そうしたいけど…こ、腰が…!」ガクガク…
まゆ「うぅ…捕まってください!!」ガシッ!
凛「え…?」
まゆ「凛ちゃんのことは嫌いですけど…アイドルとしては尊敬してるんですよぉ…!」グググッ
まゆ「だから…凛ちゃんには事務所にいてもらわないと困ります…!」グググッ
凛「まゆ……」
まゆ「肩にはやく捕まってください!!逃げますよぉ!」
凛「…ありがと、まゆ」ガシッ
三角頭(やりずらいにゃ)
三角頭(とりあえず脅かすにゃ)
三角頭「ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"…オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"!!!!」
凛「まゆ…私に考えがあるんだけど」タッタッタッ
まゆ「なんですかぁ…?」タッタッタッ
凛「ここにくるときにごみ棄て場を見つけた…きっとあそこには焼却炉もあるはずだよ」
まゆ「…燃やそうってことですかぁ?」
凛「それしか…道はないよ」キリッ!
三角頭(え?なんかすっごい物騒なこと言ってない?)
凛「確かあの窓を割れば下にすぐ焼却炉があったはず…あの怪物は大きな武器を持ってるけど背丈は私達とそんなに変わらないから押しきれる!!」
まゆ「…わかりましたぁ、やってやります」
凛、まゆ『…道はこれしかない!!』ゴゴゴゴゴ
三角頭(ちょ、どうすればいいの!?みく死んじゃうにゃ!!)
凛「やぁぁぁぁぁ!!」ダッ
まゆ「えーい!」ダッ
三角頭(ひぃぃぃぃ!!悪魔が!!悪魔がくるにゃ!!!)ワタワタ
三角頭(はっ…!たしかPちゃんが『やばそうなときはこのボタンを押せ』って渡してくれたボタンが…!)サッ
三角頭(これにかけるしか…!)カチッ
チッチッチッチッチッ…
三角頭「え、なにこの音」
チッ…
ドゴォォォォォォォォン!!!
三角頭「に"ゃ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"!!!」
凛、まゆ『!!?』
モバP、ちひろside
ちひろ「みくちゃぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」
みく『みくは自分を曲げないよ…!曲げないよ…!まげないよ…!まげないよ…マゲナイヨ……マゲナイヨ………』
モバP「いやー、あの三角頭の衣装は晶葉につくってもらったんですけど爆発するとは…」
ちひろ「大丈夫なんですかあれ!?」
モバP「まぁ慣れっ子でしょうし、大丈夫ですよ」
凛、まゆside
凛「とりあえず、なんとかなったね…」
まゆ「そうですねぇ…」
凛「ねぇまゆ」
まゆ「はぁい?」
凛「私…まゆのことは嫌いだよ」
まゆ「…そうですかぁ」
凛「でも、私もまゆのこと、アイドルとしては尊敬してる」
凛「それに読者モデルからアイドルになるって大変なことだと思うし」
凛「だから、佐久間まゆというアイドルを私は尊敬してるよ」
まゆ「うふふ…」
まゆ「ありがとうございます」ニコッ
凛「まぁプロデューサーは渡さないけどね」
まゆ「渡すもなにも凛ちゃんのものじゃないですねぇ…?」
凛「…私よりちっさいくせに」
まゆ「い、今は身長は関係ないですよねぇ!? 」
凛「チービ」クスクス
まゆ「こ、この…不良!」
凛「不良じゃないから!!!」
三階
凛「さて…ここが最上階かな?」
まゆ「古い校舎ですからねぇ…あ」
凛「なに?」
まゆ「この教室…」
音楽室
凛「あー…定番だね」
まゆ「中も探してみますかぁ?」
凛「だね」
ガチャッ
凛「うーん…特になにもないね」
まゆ「古いピアノが置いてあるくらいですねぇ」
凛「あ…まゆ、これ見て」ペラッ
『試練(3) 嘆きの旋律を喜びの旋律に変えよ』
まゆ「嘆きの旋律…?」
ボーン……
ボーン……
凛「!!?誰もいないピアノから音が…!」
まゆ「確かに悲しい旋律ですねぇ…」
ボーン………
ボーン………
凛「これ…私達が弾けばいいのかな?」
まゆ「まゆ、ピアノは出来ませんよぉ?」
凛「私も…」
まゆ「凛ちゃん、歌いましょう」
凛「え?」
まゆ「まゆ達はアイドル…アイドルの仕事は人を笑顔にすること、でしょう…?」ニコッ
凛「そっか…!」
まゆ「まゆから歌いますねぇ…」
凛(確かに私達はアイドル…その歌でみんなを笑顔にするのがアイドルの仕事だもんね)
凛(あれ……?そういえばまゆの曲って……?)
まゆ『』
『一目惚れから始まった 毎日が夢のようです
もっと もっと 一緒に居たいなぁ
運命の出会いなんて 別に信じてはなかったのなんて
神様ごめんね
デートはいつも二人の世界
誰にも邪魔はさせないから
瞼の裏まであなただけ
それくらい好きなのいいでしょ?
ねぇ?あなた?
大好きだよ
ささやいてよ
ほっぺたが真っ赤
きっと何回言われても足りないよ
大好きだよ
あなただけよ
この恋は真っ赤
赤い薬指の糸は永遠 エヴリデイドリーム』
凛(あ、ダメだこれ)
まゆ「ふぅ…どうですかぁ?ピアノの旋律は…」
ボロン……
ボロン……グスッ…ボロン…
まゆ「なんでさらに悲しげな旋律になってるんですかぁ!!!」ナミダメ
凛「しょうがないよ…いい歌だと思うけど元気を沸かせる系の歌ではないし…ていうか今泣き声まざってたよ」
まゆ「じゃあ…凛ちゃんが歌ってくださいよぉ」
凛「まぁ…私のは元気沸かせる系だし…わかった、歌うよ」
ボロン……グスッ…ボロン……
凛「例え幽霊だって…私の歌で笑顔にしてみせる、ここが私のステージ……残していくよ、私の足跡!!」
まゆ(凛ちゃんってちょっと蘭子ちゃんよりも……うん…)
『 ずっと強く
そう強く
あの場所へ 走り出そう
過ぎてゆく 時間とり戻すように
駆けてゆく 輝く靴
今はまだ 届かない 背伸びしても
諦めない いつか辿り着ける日まで
目を閉じれば抑えきれない
無限大の未来がそこにあるから
振り返らず前を向いて
そして沢山の笑顔をあげる
いつも いつも 真っすぐに 見つめて
弱気になったりもするよ
そんな時には強く抱きしめて
強く そう強く
あの場所へ 走り出そう』
凛「……どう?元気出たかな?」
ボロン……グスッ…ボロン……グスッ…グスッ…
凛「なんで!!!?」
まゆ「まゆ達じゃ役不足なんでしょうかぁ…」
凛「こうなったら……!まゆ、アレを歌うよ」
まゆ「…あれ?」
凛「あるでしょ1つ、嫌でもテンションあげさせる同期の歌が」
まゆ「えーと…ま、まさか…?」
凛「いくよ!!」
まゆ「え、えぇ……」
凛、まゆ『メーデーメーデーメーデー!
メメメメーデー!
メーデー!メーデー!メーデー!
メメメメーデー!
ウィーニードメーデー!
権利をー!!!』
凛「やりたくない♪
なにもしたくないない♪
まだ寝てたっていいじゃないないない♪
楽がしたい♪えびーでタイタイタイ♪」
まゆ「ね、ねらってるふろうしょとく?♪」///
凛「はー、飴なめたいおうち帰りたいまだ続けるのこれ?」
凛「だいたいこんなことしてたってなんにもならなくなくなくなくない?」
まゆ「権利をー!!」///
ポロン…♪ポロン…♪
凛「いい感じだよまゆ!次はあれね!」
まゆ「も、もぉぉぉ!」///
凛「りりりん!りりりん!しーぶりん!」
まゆ「ままゆん!ままゆん!まーまゆん!」
まゆ「渡すもなにも凛ちゃんのものじゃないですねぇ…?」
凛「…私よりちっさいくせに」
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