上条「新しい家族との暮らし」 (142)
完全ご都合主義。
時系列無視
キャラ、設定、めちゃくちゃです。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1384524294
上条「不幸だ・・・今年最大級の不幸だ・・・」
禁書「寮が燃えるなんて、笑えないレベルの不幸なんだよとうま」
上条「ええ?これも右手の所為なんでせうか?」
禁書「さすがにそれはないと思いたいんだよ」
上条「はぁ・・・、ついにホームレス高校生デビューですよ。いい本が書けそうだ」
上条「それよりこれからどうするかが問題だよな」
禁書「それならステイルとかおりから、イギリスにしばらくおいでって言われてるんだけど」
上条「本当か?よかったなインデックス。これで上条さんは安心できますのことよ」
禁書「何言ってるのとうま?とうまも一緒に来るんだよ?」
上条「いやいや。上条さんは高校生ですよ?学校があるからイギリスにはいけませんって」
禁書「でも、だったらとうまはこれからどうするの?」
上条「まぁ、学校の友達に泊めてもらうって。心配すんな」
禁書「それって女の子なのかな?だとしたら許せないかも!」
上条「嫌味かー?上条さんにそんな仲良しの子はいません!」
禁書「・・・」
上条「?まぁとりあえず心配いらないよ。神裂達に迷惑かけるんじゃないぞ?」
禁書「わかってるんだよー」
上条「そのうち電話するからな!」
禁書「じゃあしばらくお別れだね!元気でねとうまー!」フリフリ
--------------------
上条「参った・・・。これからどうしよう」
上条「土御門は青ピの部屋だから、さすがにあいつらは頼れないし・・・」
上条「どうするか・・・あれ?なんか騒がしいような」
--------路地裏
スキルアウトA「おいおいお嬢ちゃん、こんな時間になにやってんの~」
スキルアウトB「お兄さんたちと遊ばない?」
絹旗「いえ、超急いでるんで」
スキルアウトC「ちょっとまってよ~、ほらほら」ガシッ
絹旗「ッ・・・」
スキルアウトB「おい、この子やる気だぜ?」ケラケラ
上条「おい、お前r「超窒素パーンチ」バァァン
スキルアウトB「グハッ」ドサ
スキルアウトA「おい、こいつ能力者d」ボコッ
ドカ バキ
スキルアウトC「ギャァァァアアアアアアア」タッタッタ
上条「」
絹旗「あれ?まだ超1匹残ってましたか」クルッ
上条「え?俺は違っ」アセアセ
絹旗「この期に及んで言い訳ですか?」
上条「ほんとにちg
絹旗「問答無用ぉぉおおおお!超窒素パンチ」
上条「うわああああ不幸だ」
パキーン
絹旗「!!」
絹旗「(窒素装甲が・・・消された)」
上条「いや!俺は違う!ちょっと助けに入ろうかと・・・いらなかったみたいだけど」アセアセ
絹旗「え?あ、そうでしたか。すみません・・・(今のは一体?)」
絹旗「早とちりしちゃいましたね。怪我はないですか?」
上条「あーそれは平気。こちらこそ紛らわしくて」
絹旗「一応お礼を言っておきます」ペコ
上条「いえいえ、余計なお世話だったみたいだし」
絹旗「あの!お詫びに超ごちそうしますよ」
上条「いやいやーさすがに遠慮しますよ。大したことしてないし」
絹旗「でも・・・」
上条「全然気にしないで!」
グ~
上条「」
絹旗「やっぱり、ごちそうしますよ」
上条「面目ない」
--------------ファミレス
絹旗「すみません、超遅くなりました」
フレンダ「別に大丈夫って訳よ。それよりなにしてたの?」
絹旗「超ちょっと絡まれてただけです」
フレンダ「最愛に絡むなんて、バカなことする奴がいるって訳よ」
麦野「ん?ところでそっちの彼は?」
絹旗「えっと、絡まれた時に間違って殴りかかっちゃって///お詫びにご馳走しようかと」
上条「あ、こんばんわー。いきなりすみません」
麦野「こんばんは。どっかで見た顔ね」
上条「え?そうでしたか?」
麦野「ん~。とりあえず座ったら?」
上条「じゃ、失礼します」
フレンダ「よろしくって訳よ。なんて呼べばいい?」
上条「ああ、上条当麻っていいます。普通に上条でいいよ」
フレンダ「私はフレンダ。フレンダでいい訳よ」
絹旗「絹旗最愛です。モアイじゃありません。よろしくです超上条」
麦野「麦野沈利よ。あ!思い出した。あなた超電磁砲とよく一緒にいる」
上条「ああ、それ多分俺です。ビリビリ、あっいや御坂のこと知ってるんですか?」
麦野「タメ口でいいわよ。まぁちょっと面識あるくらいかな」
フレンダ「超電磁砲って第3位の?」
絹旗「超どんな関係なんでしょう・・・」
上条「ん~友達、とは違うかな。まぁよく勝負を挑まれるというか・・・」
期待
麦野「レベル5と勝負・・・?」
絹フ麦「(何者なんですかー(なの)」
上条「といっても俺が逃げまわるだけなんだけどね」
絹旗「そういえば超上条、こんな時間に外で何やってたんですか?」
上条「あ、ああ・・・ええとその・・・」
麦野「煮え切らないわね、なに?」
上条「寮が全焼しちゃって、家がない・・・みたいな?」
麦フ絹「」
上条「あはは・・・」
フレンダ「想像以上にヘビーな理由だったって訳よ」
絹旗「行くあてはあるんですか?」
上条「」
フレンダ「・・・ホテルは?」
上条「お財布の中・・・1000円」
絹旗「これは・・・超悲惨ですね」
麦野「それじゃあ、うちにくる?」
上条「!!」ガバッ
麦野「悪い子じゃなさそうだし、空き部屋はあるし。このまま放っておけないわ」
絹旗「超いい考えですね。わたしも上条ならいいですよ」
フレンダ「私達は一緒のマンションで暮らしてるわけよ」
麦野「というわけなんだけど・・・どう?しばらく住む分には問題ないわよ」
上条「いいんでせうか?いやほんとに、いきなりで申し訳ない上に断れない自分が情けないでせう」ポロポロ
フレンダ「3人で余裕はあるしちょうどいいわけよ」
絹旗「じゃあよろしくお願いします。超上条」
上条「ありがとうございます!!お世話になります」
麦野「はーい」
絹旗「じゃあご飯食べたらかえりましょうか」
-----------マンション リビング
上条「めちゃくちゃ広いですね」
フレンダ「すごいでしょ!!4LDKの間取りなわけよ」
麦野「お前が自慢するな」
フレンダ「ぜ、全部沈利姉のおかげってわけよ」
上条「3人は姉妹なんでせうか?」
麦野「敬語は無しって言ったでしょ。えっと血はつながってないけど、子供の頃から一緒に住んでるからね」
フレンダ「もうほとんど姉妹ってわけよ」
上条「なるほど」
絹旗「上条も一緒に住むんだから、超家族みたいなものですね」
フレンダ「まぁそういうことにしておくわけよ」
麦野「そうね。よろしく当麻!」
上条「当麻っ!?」
麦野「やだった?」
上条「めっそうもございませんことよ!!えと、なんて呼べば・・・?」
麦野「そうね・・・家族になるんだし?沈利姉ちゃん・・・とか///?」
上条「しず・・沈利姉ちゃん?」
麦野「///」
フレンダ「沈利姉が照れてるってわけよ」クスクス
沈利「フ・レ・ン・ダ?」
フレンダ「ひぃぃ!フレ/ンダは勘弁して欲しいわけよ」
上条「」
絹旗「沈利姉ちゃんは超怖いですから」
上条「えと、じゃあこれからよろしくな!沈利姉ちゃん、フレンダ、絹旗」
麦野「よろしく、当麻!」
>>9 ありがとうございます。非常にお粗末な内容ですがorz
フレンダ「兄ちゃん!って呼んでみる訳よ!」
絹旗「なんで絹旗だけ苗字・・・最愛と呼ぶことを許可してあげましょう」
上条「あ、じゃあ、最愛」ニコッ
絹旗「///お兄ちゃん?と呼んであげましょう」
上条「やっぱし照れくさいな///」
沈利「(なんかいいものねー兄弟が増えるのは)」
上条「家を失って不幸だと思ったけど、綺麗な姉と可愛い妹ができて
上条さんはとても幸せです」
沈利「綺麗///」フフ
最愛「可愛い妹はわたしのことですよフレンダ」
フレンダ「どう考えても私のことって訳よ」
沈利「じゃあ明日はぱーっとお買い物にでも行きますか!」
絹旗「そうですね。火事のあとで大変でしょうし」
上条「気を遣わせちゃって悪いな。ありがと」
フレンダ「家族に遠慮はいらないってわけよ!」
麦野「じゃあ明日に備えて休むとしますか」
一同「「「「おやすみー」」」」
---------朝
上条「あ、沈利姉ちゃんおはよう」
沈利「・・・早いわね」
上条「お世話になるわけだし、ご飯くらい作りますよ」
沈利「あら、意外と家庭的なタイプ?」
上条「まぁ一応ひと通りはこなせますのことよ」
沈利「最愛もいいのを拾ってきたわね」
上条「拾うって・・・」orz
沈利「えへへ。朝ごはん作ってくれる人がいるのってなんか新鮮」
上条「そう?ならよかった」
沈利「うん。みんな起こしてくるわね」
上条「おう」
フレンダ「おはよー!朝ごはん作ってくれたの?気が利くってわけよ!」
上条「おはよーフレンダ。おう、これから毎日作ってあげますよ」
フレンダ「えへへ。お嫁に来てもいいってわけよ」ニヘラ
上条「それは素敵な提案だな」
フレンダ「あとは鯖缶を用意して欲しい訳よ」
上条「フレンダ鯖缶好きなのか?」
フレンダ「結局、鯖缶が一番って訳よ」
上条「わかった。今日買い足しておきますか」
最愛「おはようございます」
上条「おはよう最愛」
最愛「御飯作ってくれてたんですか!超嬉しいです」
上条「そういってくれると上条さんもうれしいですよ」
沈利「じゃあ今日はどこに行く?」
最愛「映画は外せませんね」
沈利「はいはい。買い物の後ね」
フレンダ「デパートとホームセンターで家具と雑貨を見ればいいわけよ」
沈利「そうね。ってそういえば当麻って学生でしょ?今日平日だけど」
上条「それなら担任の先生から電話があって今日は出席停止にしてもらったから大丈夫」
最愛「超気が利く先生です」
上条「みんなは?」
沈利「私達は学校には行ってないのよ。籍は置いてあるんだけどね」
絹旗「みんな単位はとってありますから」
フレンダ「こう見えて大能力者なんだから」
上条「フレンダ大能力者だったのか!?」
フレンダ「敬ってくれていいわけよ」
最愛「私も大能力者です。沈利姉ちゃんは超能力者ですよ?」
上条「」
上条「すごすぎて言葉が出ませんのことよ・・・。上条さんは無能力者なのです」
沈利「無能力者?超電磁砲とやりあってよく生きてたわね・・・」
上条「まぁ主に逃げまわってるだけだから」
絹旗「(でも昨日・・・窒素装甲を消された感覚が・・・)」
フレンダ「どうかした?最愛」
絹旗「なんでもありません。超ご飯にしましょう」
沈利「?」
上条「おう、じゃあ食べますか」
一同「「「「いただきます」」」」
沈利「ん~っ!!鮭の塩焼きとは・・・さすがね」
上条「気に入ってもらえた?よかった」
最愛「沈利姉ちゃんは鮭が好きですからね」
フレンダ「確かに・・・おいしいってわけよ」
最愛「お味噌汁も超美味しいです」
上条「それはよかった」
沈利「やっぱり御飯作ってくれるのはいいわね」
最愛「超同感です」
フレンダ「いい兄ちゃんが出来たってわけよ」
上条「褒めても何も出ませんの事よ?」
フレンダ「別にお世辞じゃないわけよ」
沈利「んじゃ、そろそろ準備して行こうかしら」
最愛「わたし洗いものしますよ」
上条「いやいや最愛、そんなの俺がやるから」
最愛「では洗い物は当番制にしましょう。今日はわたしがやります」
上条「そうか?ならお願いするよ」
最愛「超任せてください」
フレンダ「結局、兄ちゃんは気を遣いすぎって訳よ」クスクス
沈利「そうよ、当麻。疲れちゃうわよ」
上条「そう言ってくれると気が楽になるな」
フレンダ「じゃあさっさと準備して行くわけよ!」
----------セブンスミスト
最愛「とりあえずまずはここで服を買っちゃいましょうか」
上条「ごめんな付きあわせちゃって」
フレンダ「自分たちのも見るからいいってわけよ」
沈利「ところで当麻、お金は大丈夫なの?」
上条「一応口座から引落してきたから足りると思うけど」
沈利「そ。ならいいんだけど」
最愛「じゃあ超見て回りましょう」
上条「上条さんはそんなにこだわらないから、適当でいいんですが」
フレンダ「少しはこだわったほうがいいわけよ」
上条「そうだな~『お客様にご案内申し上げます。
沈利「ん?なにかしら」
アナウンス『店内で、電気系統の故障が確認されたため
誠に勝手ながら、本日の営業を終了とさせていただきます』
モブ「え~来たばっかなのに」ザワザワ
モブ「仕方ないよ~」ザワザワ
沈利「ちょっとおかしいわね」
上条「ん?そうかー?」
最愛「ええ。ただの故障程度でジャッジメントが超誘導するのは変じゃないですか」
フレンダ「確かに。なんだか緊急事態って感じがする訳よ」
沈利「そういえば最近、あちこちで爆破事件が起きてたわよね」
フレンダ「爆弾魔の噂をよく聞くわけよ」
最愛「まさか、じゃあこれって・・・」
上条「」ゴクリ
沈利最愛「「・・・」」ジトー
フレンダ「わ、わたしじゃないってわけよ;;」
上条「とにかく店を出ようぜ」
--------------セブンスミスト前
アンチスキルA「下がってください。ご協力お願いします」
フレンダ「これはいよいよ予想的中なわけよ」
最愛「せっかく来たのに今日はだめになりましたね」
御坂「あ、あんた来てたの?」
上条「あ、なんだビリビリか。お前なにやってんだ」
御坂「あんたと多分同じよ。買い物に来てみればこの騒ぎ」
上条「じゃあやっぱり、やっぱこれって一連の・・・」
御坂「ええ、そうよ。黒子から初春さん宛に連絡があって・・・」
上条「これも上条さんがもたらした不幸なんでせうか・・・」トホホ
フレンダ「っ!!ちょっと兄ちゃんあれ!まだ中に女の子がいるわけよ!」グイグイ
御坂「なんですって!?まずいわ、上に登っていってるじゃない!!」
上条「ッ!!」ダッ
沈利「ちょっと当麻!!」
アンチスキルA「君!!おい、君!!」
最愛「まずくないですか、沈利姉ちゃん」
御坂「あの馬鹿っ どきなさいよ!」ダッ
沈利「わたしも行くわ!」ダッ
アンチスキルA「おい、ちょっと待ちなさい!!君達!」
アンチスキルB「おい!なに何人も学生通してるじゃんよ!」
フレンダ「兄ちゃんも沈利姉も大丈夫かな・・・やっぱりわたしもっ」
最愛「待ってくださいフレンダ。沈利姉ちゃんが行ったから超大丈夫です。任せましょう」ガシッ
フレンダ「・・・」
----------セブンスミスト
上条「どこだ!?おーーーい!」
とにかくあたりを見回してみるも、店の前から見えた少女の姿はどこにもない。
御坂「あそこ!!」
御坂が指でさした方向に目を向けると、さっきの少女がカエルのぬいぐるみを抱えて
ジャッジメントの少女に駆け込んでいるのが見えた。
沈利「ちょっとあれ!!」
沈利は少女の抱えているぬいぐるみを指した。
あれがおそらく爆弾なのだろう。
女の子「お姉ちゃーん!これ、メガネのお兄ちゃんがお姉ちゃんにって」
初春「おいで!ここは危ないからお姉ちゃんと一緒にっ」
ジャッジメントの少女もそれを察したのか、片手で少女を庇うように抱きしめ、もう片方の手でぬいぐるみを遠くに放った。
御坂「こうなったら、わたしの超電磁砲でっ」
言い終えないうちに御坂はポケットからコインを取り出し
彼女の通名でもある得意技『超電磁砲』を繰り出す構えを見せた。
―――――が、次の瞬間。
御坂「!!」
狙いを見定めていた御坂の両目が、突然驚いたように大きく見開かれた。
いつもなら構えとほぼ同時に放たれるはずの超電磁砲が、いつまでたっても放たれない。
何事かと思い彼女の手元に目を移すと、手にとったはずのコインはどこにもなく、彼女の足元で踊っていた。
目を見開いた彼女の表情に、はっきりと焦りの色が見て取れた。
上条「伏せてろ!」
走りながらそう叫んだ上条は、間一髪全員の前に立つことができた。
数メートル先に転がったカエルのぬいぐるみは不細工に歪み、もう原型をとどめてい。
超電磁砲が駄目なら、後は自分の右手しかない。
右手を大きく開くと同時に、ぬいぐるみはきらびやかな光りに包まれた。
爆発の轟音と、上条の右手が超能力を消し去る効果音が重なる。
上条の目論見通り、幻想殺しは辺りを飲み込む爆炎に効果があった。
一斉に襲ってくる爆風は、上条の右手を避けながら両側に散っていく。
数秒に渡り続いた爆発も収まり、上条は後ろを振り返る。
顔を伏せている彼女たちに怪我はないようだ。
張り詰めていた上条の顔に、安堵の色が戻った。
----------セブンスミスト前
黒子「お姉さまー、今回はお手柄でしたの」
初春「さすが御坂さんです!助かりました」
女の子「お姉ちゃん、ありがとう」
御坂「え?何言ってんの・・・?(あれは・・・アイツが)
黒子「またまたご謙遜を。さすが常盤台のエースですわ、黒子も鼻が高いですの」
御坂「(わたしの超電磁砲は・・・間に合わなかった)」スタスタ
黒子「あれ・・お姉さまどこにに行かれますの?」
初春「なんだか様子が変ですね」
黒子「・・・。まぁ犯人も逮捕出来ましたし、私達は支部に戻りますわよ、初春」
------------ファミレス
沈利「幻想殺し・・・か。そんな能力を持ってたとはね」
フレンダ「さすがに今の話を聞くと驚くって訳よ」
上条「いやいやー、そんな大した能力じゃねーって、第一俺無能力者だし」
フレンダ「それで無能力って・・・なんだか腑に落ちないわけよ」
沈利「でも助かったわ。当麻が前に立ったときはどうするのかハラハラしたし」
沈利「私の原子崩しじゃ、ああうまく爆発は止められなかったしね」
最愛「それで前も私の窒素装甲を・・・超つながりました」
上条「まぁまぁ、みんな無事ならそれでよかったよ」
フレンダ「じゃあそろそろ、買い物を仕切りなおすってわけよ」
沈利「そうね。そうしましょうか」
最愛「映画も超忘れないでください。もう見るのは決めてあるんです。この映画はですね
♪シースターズノイズ サガシツーヅーケルー サーマヨウーココロノーバーショヲー
沈利「・・・。電話みたい、ちょっと出てくる」
最愛フレ「「・・・」」
上条「2人共どうしたんだー?暗い顔して」
最愛「いえ、その・・・」
フレンダ「」
上条「?」
フレンダ「ちょっと、お花を摘んでくるわけよ」
最愛「わ、わたしも」
上条「はいよ。(しかしなんだか様子が・・・)」
沈利「ええ、わかったわ」pi
最愛「・・・沈利姉ちゃん」
沈利「そう。・・・仕事よ」
フレンダ「・・・」
上条「おう、お帰り」
沈利「ごめんね、当麻。私達、ちょっと用事ができちゃって」
最愛フレ「・・・」
上条「んあ?そうなのか?」
沈利「今日は遅くなるから、ご飯はいいわ。先に寝てていいわよ」
上条「あ、ああ」
沈利「んじゃね」スタスタ
上条「(やっぱ変だよな・・・)」
--------ジャッジメント 第一七七支部
初春「白井さん、お昼どうします?コンビニでいいならなにか買ってきますけど」
白井「事件の報告書で忙しいので、お願いしますの」
固法「悪いけど初春さん、私の分もお願いしていいかしら。後払いで」
初春「はーい、じゃあ行ってきますね」
白井「いってらっしゃいですの」
ラッシャッセー
初春「(適当におにぎりとパン、あと飲み物とかでいいですかね)」
初春「(あっ・・・デザートくらいいいですよね?エヘヘ)」
初春「(それにしてもセブンスミスト爆発の件、御坂さんにはやっぱり憧れちゃいます)」
アーリアシター
初春「(わたしもまだレベル1だけど・・・いつか御坂さんのような超能力者に)ってあれ?」
カップリングとかありますか?
初春「あれは・・・御坂さん?あっ・・・行っちゃった」
初春「あれ・・・なんですかあのゴーグル」
初春「花畑ならわかりますけど・・・さすがにあのゴーグルはないんじゃwww」ププ
初春「まぁ個人の趣味をとやかくいうのは駄目ですよね」
初春「見なかったことにしてあげましょう。・・・今度花飾りあげようかな。水やり大変だけど」
初春「さて、買い物も済んだし支部に戻りますか」
フコ-ダアアアアアア マチナサイッテバアアア
初春「あれ・・・御坂さん?」
初春「え?は!?さっきそっちに行きませんでしたか!?」
初春「御坂さんが・・・2人!?」
>>30 いまのところ未定です。。。ごめんんさい><
--------ファミレス前
ウイーーン アリガトウゴザイマシター
上条「(電話がかかってきてから明らかに様子が変わったよな・・・)」
上条「(まぁなんか訳ありみたいだし、触れないでおいたほうが・・・)」
上条「暇だし公園でゆっくりしていくか」
上条「明日から学校あるしな」
上条「平日の昼前から虚空爆破事件で御坂達と会うって・・・
我ながら設定に穴ありすぎだろ。
まぁ今日はあれだな!祝日ってことにしておくか」
御坂「あ、アンタ!やっと見つけたわ!」
・・
上条「げ、ビリビリじゃねーか。なんだよ祝日の昼下がりに。また勝負かよ
悪いけど今そんな気分じゃないから。今日はお前の勝ちってことで一つ」
御坂「別に勝負しに来たわけじゃないわよ。
朝の爆発からわたしがみんなを救ったことになってるみたいだけど・・・
いいの?名乗り出れば、ヒーローよ」
上条「はー?何言ってんだ。みんな無事ならそれでいいじゃねぇか。誰が救ったなんてのはどうでもいいだろ?」
御坂「ふん!かっこつけちゃって」
上条「別にカッコつけてるわけじゃねーよ」
御坂「そういう態度がっ・・・むかつくのよっ!ちぇいさあああああああああ!!」ドカンッ
上条「」
自販機「解せぬ」プシュー
ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン
上条「おいおいおいおい・・・なに吐かせてんだよおおおおお
なんか煙上がってるし!!」
御坂「・・・さすがに・・強く蹴りすぎたわね」
ビービービービービー メッセージ メッセージ
上条「俺は知らないからな!!不幸だああああああああああ」ダーーッ
御坂「ちょっと何逃げてんのよアンタ!!待ちなさいってばあああ」
アレ...ミサカサン?
上条「ふぅ・・・危うく・・犯罪に・・巻き込まれるとこだったハァ」ゼェゼェ
御坂「アンタが・・むかつくから・・悪いん・・でしょ」ゼェゼェ
上条「そんな理不尽な理由があってたまるか」
御坂「言っとくけど!!アンタとわたしはまだ引き分けなのよ!」
上条「またその話か?お前の勝ちでいいじゃねえかビリビリ」
御坂「またビリビリって言ったわね!私には御坂美琴ってちゃんとした名前gっ・・・」
上条「おい?どうかしたかビリビリ?」
御坂「」
上条「何見てんだ?」
上条「!!」
御坂「・・・嘘でしょデマでしょやらせでしょ、それ!」
上条「落ち着け御坂!逢坂は転校しないから!」
御坂妹「こんにちは、お姉さま、と、ミサカは挨拶をします」
----------ジャッジメント第一七七支部
初春「遅くなりました~」
白井「ほんとに遅かったですわね・・・なにしてましたの?」
初春「それが聞いてくださいよ、白井さん」
白井「なにがどうしましたの?」
初春「御坂さんが2人いたんですよ!」
白井「はい?もう一度言ってくださいですの」
初春「だから!御坂さんが2人居たんですよ!!」
白井「脳味噌までお花畑になりましたの!?」
初春「」
固法「そういえば佐天さんもそんなことを言ってたわね」
初春「ほんとですか!?」
固法「ええ、確か」
初春「あれはほんとに見間違いじゃなかったんですよ!!ちょっと佐天さんにかけてみます」
Prrrrrrrr Prrrrrrrrrr
佐天『は~い、どうしたの初春?』
初春「あ、佐天さんですか!?実は私御坂さんと瓜二つな人を見かけたんです!!」
佐天『初春も!?初春も見たんなら見間違いじゃないのかも』
初春「やっぱり佐天さんも見たんですね!常盤台の制服だったし見間違えるはずがないんですよ!!」
白井「本人を2回見たわけではありませんの?」
初春「御坂さんはテレポーターじゃないからそんなことありえません!パンダは黙っててください!」
白井「」
あれ?滝壺先輩やヅラは?
佐天『・・・う、初春、落ち着いて?』
初春「ごめんなさい、取り乱しちゃいました」
佐天『最近噂になってるんだけどね・・・レベル5の軍用クローン量産計画っていうのがあるみたいなの』
初春「クローン・・・ですか?」
佐天『あくまで噂なんだけど・・・ただ、さ。私も初春もこの目で見ちゃったじゃない』
初春「はい・・・でも・・クローンなんて・・まさか」
白井「クローン?なんの話をしていますの、初春」
佐天『私が知ってるのはこれくらいなんだけど・・・』
初春「ちょっと、調べてみます。じゃあ」pi
初春「なんだか・・・とても大きな話になってきたみたいです」
白井「どういうことですの、初春」
初春「レベル5の・・・軍用クローン開発・・・という噂があるみたいで」
固法「そういえば最近・・・わたしもそんな噂を聞いたわね」
初春「私、この目で見ましたから。一応調べてみます」
白井「わかりましたの。じゃあ報告書は任せないですの」
固法「仕方ないわね」
初春「ありがとうございます!・・・では早速」
>>38 滝壺と浜面は(面倒だったので)遠いところで幸せになってもらったんですが・・・
滝壺は出すべきだったと後悔してる最中です・・・
御坂妹「どうかしたのですか?と、ミサカは質問します」
上条「ビリビリ・・・お前、双子の妹でもいたのか・・・?」
御坂「・・・。」
御坂妹「ミサカはミサカです。正確には、妹達の検体番号00001号ですが、とミサカは質問に答えます」
上条「し、妹達?検体番号?なにをおっしゃってるのでせうか?」
御坂「・・・」
上条「おい御坂?」
御坂「(噂を聞いたとき・・・まさかとは思ったけど・・・私のクローンを量産する計画・・・ッ)」
御坂「アンタ・・・一体」
御坂妹「お姉さまは実験の関係者なのですか?と、ミサカは尋ねます」
御坂「実験・・・?なによそれ」
御坂妹「KAMIJOU3PRPR'と、ミサカはパスの確認を取ります」
深夜から来たのか
深夜の方のはどうするの?
>>42 深夜は文字数制限が若干面倒で・・・
>>43 深夜は立て逃げおkなので
バックレようと思ってましたが;;
滝壺はショックだった
御坂「は?何言って・・・
御坂妹「やはりお姉さまは実験の関係者ではないのですね。では質問にはお答えできません」
御坂「ちょっと!ちゃんと答えなさいよ!」
御坂妹「禁則事項です」
御坂「・・・。いいわ。アンタの後をつけて製造主に直接聞くから」
上条「一体何がどうなってるんだ・・・(双子?複雑なご家庭なんでせうか・・・)」
御坂妹「喉が渇きました、と、ミサカは内心を吐露します」
御坂「は?」
御坂妹「ちなみにオーダーはミルクティです」
上条「えっと、なんだ。その、紅茶が飲みたいのか?」
御坂妹「はい。いただけるのですか?と、ミサカは期待をふくらませます」
上条「まぁいいぞ。上条さんがおごってあげますよ」
御坂妹「誰だか存じ上げませんが、ありがとうございます。と、ミサカは感謝を表明します」
御坂「ちょっと、アンタ」
上条「まぁよくわからんが喉乾いてるみたいだし。お茶くらいいいだろ?」
御坂「・・・。まぁいいわ。じゃあ行きましょう」
>>46 無理やりな展開で滝壺入れることを検討します;;
---------ジャッジメント 第一七七支部
初春「っ!!」
白井「初春?なにかわかりましたの?」
初春「そんな・・・こんなことがっ・・・」
白井「これは・・・」
固法「・・・量産型能力者計画」
白井「内容は・・・」
『レベル5の能力者である超電磁砲の量産を目指した・・・
天井亜雄を責任者とし、布束砥信も外部スタッフとして参加・・・
超能力者(レベル5)を生み出す遺伝子配列のパターンを解明し、
偶発的に生まれる超能力者を確実に発生させることを・・・
交渉人を介して書庫に登録させた御坂美琴のDNAマップから、
彼女のクローンである量産軍用モデル『妹達』を誕生・・・
しかし、理論を確立し、量産体制を構築しようとした計画最終段階で、樹形図の設計者の予測演算により、
『妹達』の能力は超電磁砲のスペックの1%にも満たない欠陥電気であることが判明。
遺伝子操作・後天的教育問わず、クローン体から超能力者を発生させることは不可能と判断され、
すべての研究は即時停止。研究所は閉鎖し計画は永久凍結とする』
白井「・・・っ信じられない、内容ですの」
固法「驚きすぎて・・・メガネが曇ってしまったわ」フキフキ
初春「ん・・・?まだ続きが、あるみたいです」カタカタ
白井固法「!!」
初春「・・・嘘っ・・そんなっ」
白井「絶対能力・・・進化・・計画」
固法「まさか・・・ッ」パリン
白井「メガネが割れてますの」
初春「超電磁砲を128回・・・妹達を利用し・・・20000通りの戦場・・・」
固法「有り得ない・・有り得ないわよ・・・」スペアスペア...ット
白井「まだ見ぬ絶対能力へとたどり着けるものはただ一人・・・第1位・・・一方通行」
初春「」ガタガタ
白井「落ち着きますの初春!とにかくお姉さまに連絡をしますの!!この案件は
私達だけの手にはおえませんの!」
固法「そ、そうね・・・」
------------喫茶店
御坂妹「やはりミルクティーは格別です、と、ミサカは幸せを噛み締めます」
上条「そんなに好きなんだな。なんならデザートも頼んでいいぞ」
御坂「それより話しをっ」
御坂妹「デザート。では、このストロベリーチョコレートパフェというものを食べてみたいです
と、ミサカは希望を述べます」
上条「く・・・なかなか高いのを選びやがりますね・・・まぁ今日は上条さん余裕があるので
全然いいんですのことよ;;」
ピンポーン ア、ストロベリーチョコry
御坂「だから実験っていうのは何なの!?アンタは一体
御坂妹「ですから質問にはお答えできません」
上条「上条さんまったくついていけてないのですが・・・」
御坂「ちっ」イライラ
御坂「ちょっとトイレ」ガタッ
上条「あ、ああ」
御坂妹「ミサカはお姉さまを怒らせてしまったのでしょうか、と、ミサカは不安を抱えながら尋ねます」
上条「別に気にすることねえよ。いつものことだから。お前は御坂の妹なのか?」
御坂妹「大体あっています、と、ミサカは返答します」
上条「(大体・・・?親戚とかなのか・・・?)」
オマタセシマシター
御坂妹「!!///」
上条「ケーキの前で喜んでる子どもみたいな顔して笑
無表情なやつだと思ってたけど、そんな可愛い顔できんじゃん」
御坂妹「可愛い、ですか」
上条「ああ。そっちのほうがよく似あってるぞ」
御坂妹「可愛い・・・」
上条「へ、変なこと言っちゃったな。あ、食えよ」
御坂妹「では遠慮無く頂きます」パク
御坂妹「おいしいです!チョコとホイップクリームの甘味に、苺の酸味が加わり、サクサクとした食感のクランチクッキーが
食感のアクセントとなって・・・この世界には、こんなにおいしいものがあったのですね・・・」ホワホワ
上条「大げさだな。他にも山ほど美味しいものは有るだろ」
御坂妹「ミサカは・・・とても・・幸せな気分です」ニコ
上条「そ、そうか。そんな顔もできるじゃねーか」ニコ
御坂妹「これなら・・・いくつでもいけそうです」ニヘラ
上条「それは勘弁して下さい」
スタスタスタ ウィーーーン
御坂妹「あれは・・・お姉様」
上条「どうしたんだ?慌てて帰ったぞ。怖い顔して・・・」
----------数分前 トイレ
御坂「どういうこと・・・なんで私のクローンが・・・、一体・・・」
御坂「軍用クローンの噂・・・何をしようとしてるのよ・・」
♪ヨッ ビリビリー フコウダアアアアアアアアアアア
御坂「こんな時に電話・・・誰よ」
御坂「黒子・・・一体何の用なのよ」pi
御坂「ちょっと黒子?くだらない用事なら切るわよ!」
白井『落ち着いて聞いて欲しいんですの。実は初春が、お姉さまが2人居たと言い出しまして・・・』
御坂「・・・」
白井『その反応・・・お姉さまも何かご存知のようですわね』
御坂「実際に会ったわ。今も近くにいる」
白井『ではやはり実在するんですのね・・・お姉さまのクローン』
御坂「噂だとは思っていたんだけどね。実際に目にしたら・・・ね。
ただそのクローンが何を目的として作られたのかが」
白井『初春の調べで、それを突き止めましたの』
御坂「なんですって!!黒子、アンタいまどこにいんの!?」
白井『一七七支b』pi
バタン タッタッタッタ
面白そうしえん
>>56 飽きるまで付き合ってくださいm(_ _)m
--------喫茶店 前
御坂妹「今日はありがとうございました、と、ミサカは改めて感謝を表明します」
上条「気にすんな。喜んでくれてよかった。じゃあまたな、御坂妹!」フリフリ
御坂妹「はい・・・また」
御坂妹「すこしだけ・・・胸が・・・苦しいのは」
御坂妹「別れが寂しいからなのでしょうか・・・。ミサカは出会ったばかりの少年の顔を思い出します」
御坂妹「また・・・会えるのでしょうか」
--------------ジャッジメント第一七七支部
バタン
御坂「黒子!!」
白井「・・・お待ちしておりましたの」
初春「では・・・これを」
御坂「」ゴクリ
御坂「・・・」
白井「・・・」
初春「・・・」
固法「・・・」フキフキ
御坂「嘘よ・・・こんなっ・・・こんなことがっ・・・」
初春「信じたくないのは、みんな一緒です。
でも、でたらめならこんな厳重にロックしt
白井「初春」
初春「・・・すみません」
御坂「わたしの・・・せいよ。確かに、DNAマップは私が提供・・」
白井「・・・お姉さま」
初春「幸い、実験はまだ行われていません。ここに書いてあることが事実なら、実験開始は明日の夜。21時」
白井「まだ時間がありますの!きっと、わたくし達にもできることはあるはずですの」
固法「元気出しなさい。気を落とすには早いわよ」ダラーン
御坂「そうよね・・・うん」
初春「そうだ!このことを警備員に通報するというのは・・・
御坂「・・・それは無理ね。学園都市は昔から黒い噂が後を絶たないの
これほどの実験だもの。おそらくずっと上とつながっているはずよ
わたしたちが騒ぎ立てたところで、もみ消されるのがオチだわ」
御坂「最悪・・・命も」
初春「」
白井「」
固法「」プハー ヤッパギュウニュウハムサシノギュウニュウ
御坂「明日までに色々考えておくから、今日は解散にしましょう
あとこの話は口外しないほうがいいわ。
噂が広まれば、明日を迎えられない、なんて可能性もあるしね」
白井「・・・わかりましたの。初春も、いいですわね」
初春「わかりました・・・」
固法「わかったわ」フキフキ
----------公衆電話
御坂「実験を企てている研究所は・・・こ、こんなにっ」ビリビリ
御坂「全部・・・潰すしかない」ビリビリ
・・・
御坂「っ気づかれたか。でもこれで7割は潰した。後は直接・・・やるしかない」
御坂「スーハー いつやるの?いまでしょ!」ニヤ
御坂「(アンタ達は・・・わたしが、絶対に・・・)」
ミサカサン...フテキナエミモウツクシイ
常盤台女子寮
白井「お姉さまはまだ戻っていらっしゃいませんの?」
白井「まだ・・・気持ちの整理がつきませんのね・・・」
白井「無理もありませんわ・・・
ご自分と同じ姿の妹達がくだらない実験のために命を落とそうとしているのですから・・・」
白井「わたくしも、お姉さまのためにできることを・・・」
♪ツカメ ノーゾムーモーノーナラーノーコーサズー カガヤケルジーブーンーラーシーサデ pi
白井「はいですの」
御坂『あー、黒子?えっと、頼みが有るんだけど』
白井「お姉さまの頼みとあらば、この黒子、何でも叶えて差し上げますの」キラキラ
御坂『あ、ありがと。えっと、今日は一人で色々考えたいから・・・
朝まで帰れないと思うから寮監にうまく言っといてくれない?』
白井「そうですか・・・。わかりましたの。くれぐれも・・・無理をなさらずに。
その・・・黒子を頼っt
御坂『ありがとう、それじゃあ。ブチッ ツーツー』
白井「お姉さま・・・黒子は・・・お姉さまの力になりたいんですの」
---------上条・アイテム マンション前
上条「確かここだったよな・・・」ガチャ
上条「あっ・・・」orz
上条「はーい。今日も相変わらず不幸な上条さんです」
上条「何が不幸かってっ・・・上条さんはここになにしにきたんでせうか」
上条「先に帰っててって・・・またまたご冗談を笑」
上条「鍵はどこでせうか・・・?」
上条「」
上条「これはいよいよホームレス高校生に・・・?あれ・・・デジャヴ」
上条「不幸だ」
----------アイテム 現在
女「以上が、今回の依頼内容よ」
沈利「・・・」
フレンダ「・・・」
最愛「・・・」
沈利「フレンダ、最愛。あんた達は今日の仕事降りな」
フレ最愛「!」
沈利「こんくらい・・・わたし一人で十分だから。
足手まといはいらないって言ってんの」
フレンダ「・・・沈利姉」
沈利「・・・」
最愛「・・・」
フレンダ「・・・」
最愛「沈利姉ちゃん・・・なにを考えてるんですか?」
沈利「は?別にただ
フレンダ「結局私達には隠せないって訳よ」
最愛「きっと、みんな超考えてることは超同じですよ、沈利姉ちゃん・・・」
沈利「・・・ふふっ伊達に長い付き合いしてないわね」
フレンダ「そういうこと」
沈利「こんなこと・・・今更言える人間じゃない・・・それはわかってる」
沈利「(・・・そう。こんなこと言って良い資格なんてない。でも、この子たちだけは・・・)」
沈利「でもやっぱりこれ以上・・・あんた達に手を汚させたくないの」
フレンダ「それは沈利姉にも言えることだよ!私達はっ
沈利「姉と思ってんなら、言うことくらい聞きやがれガキがぁ!!」
フレンダ「・・・」
最愛「・・・」
沈利「(ほんの一日でも・・・私達は本当の・・・かぞk
ううん。そんなこと言えない。言っちゃいけなかったのよね・・・)」
沈利「今日で蹴りをつけてくる。
今回の仕事だけじゃない。暗部に・・・アイテムに蹴りをつけてくるから」
フレンダ「だったらっ」
沈利「帰れ!・・・わたしはここのリーダーだぞ。私の役目奪うんじゃねぇよ」
最愛「・・・沈利・・・姉ちゃんっ・・・」
沈利「いいから・・・行け」
フレンダ「・・・グスっ・・・家で、待ってるわけよ」
最愛「・・えへへっ買い物・・・途中でしたからね・・・。
実は一緒に見ようと思ってた映画はっ・・・グス・・・私が目をつけていた中でもっ・・・
一番垢抜けてるB級の映画でっ・・・きっと・・っグス」
フレンダ「約束って訳よ」
沈利「やけになって死亡フラグ立ててんじゃねぇよ」クス
フレンダ「えへへっお茶目なイタズラって訳よ」
最愛「超ばれちゃいましたっ」
沈利「さっさといけ」
―――――きっと。約束する。
バタン
沈利「鬱陶しいのがやっと、行ってくれた」
沈利「これで足手まといはいなくなって、きっちり仕事が出来るわ」
闇に落ちて―――暗部として
数えきれないくらい手を汚してきた。
最初は、表を羨ましいって思ってたんだろうか。それさえ思い出せないほどに・・・
気づけば、表と裏は別世界で、2つの世界の間には絶対に越えられない壁があって・・・
表に憧れる気持ちさえ忘れていた。
でも、当麻が・・・あいつが来て
最愛もフレンダも・・・わたしでさえも心から笑えた気がする。首は地獄につながれていることも忘れて・・・
当麻が入ったあの家が、本物の家族みたいに。暗い闇の底にさえ、当麻は光を照らしてくれた。
別世界だと思ってた表の世界へと繋がる、光の架け橋。
壁なんてない・・・繋がってるんだ。そう思わせてくれるほど、当麻の光は暖かかった。
こんな私が家族?当麻は全くそんな気がなくて・・・笑われてしまうだろうか・・・
それでも・・・
Prrrrrrr Prrrrrrrr
沈利「アイテムを・・・解散させたいんだけど」
―――命をかけるには十分すぎる。
御坂「ハァ・・ハァ・・これだけやれば・・・もう十分でしょ」
御坂「ハァ・・・残りっ・・3箇所っ・・・」
御坂「次は・・・」クルッ タッタッタ
------------常盤台中学 女子寮
白井「なんとか寮監の目はかいくぐれましたが、やっぱりお姉さまが心配ですの」
白井「今日は一人で考えたいなどとおっしゃられていましたが・・・」
白井「お姉さまに限って・・・大人しくしてるなんて」
白井「やっぱり考えられませんの。きっとわたくし達を巻き込むまいと、お一人で・・・」
白井「もしもお姉さまの身になにかあったら・・・」
白井「まして相手は学園都市・・・。第一位・・・」
白井「っ!!しっかりなさい、白井黒子」
白井「お姉さまのため、この身を投げ打つ覚悟はできていますの」
白井「きっとお力になってみせますわ、お姉さま」ビュン
上条「しょーがない。どこか探しますか」
上条「にしても、頼れる知り合いって・・・。実はそんなに居ないんじゃ・・・ははっ」
上条「なんかもう・・・不幸だ」グス
上条「最悪、満喫かネカフェで過ごすしかないよな・・・」
上条「まぁインモラルさんがいなくなった分、食費がかなり浮くから・・・なんとかなるか」
上条「でも、みんなが帰ったとき俺が居なかったら、心配するかな・・・」
上条「心配、してくれるんでせうか・・・グス」
最愛「何一人でブツブツ言ってるんですか、お兄ちゃん!」
フレンダ「というかどこか行くの?いまから」
上条「うわ!!フレンダに最愛。帰ってきたのか?」
最愛「帰ってきちゃまずかったみたいな言い草ですね・・・超不満です」
上条「いやいやいやいや。むしろ待ってたんですが?」
フレンダ「玄関の前で待ってたの?忠犬ハチ公なの?」
上条「いや・・それが」
・・・
最愛「なるほど。そういえば超鍵をわたしていませんでしたね。こっちの過失です」
上条「いやいや。俺が忘れてたのが悪かったんだし」
上条「そうだったな。沈利姉ちゃんはどうしたんだ?」
最愛「えっと・・・」
フレンダ「友達の家に泊まるって言ってたよ」
上条「そっか、なら心配いらないな」
最愛「もちろんです。超沈利姉ちゃんに心配なんて・・・超いらないです」
フレンダ「それより兄ちゃん!晩ご飯食べに行こーお腹ペコペコな訳よ!」
上条「そうだな。ご飯だご飯。最愛、またいつものファミレスでいいか?」
最愛「超問題無いです。お兄ちゃんの奢りなんでしょうね~?」
上条「ここはフレンダちゃんのおごりらしいぞ」ニヤニヤ
フレンダ「ちょっそんな覚えはないわけよ!!」
最愛「ごちそうになりますよ、超フレンダ♪」ニヤニヤ
フレンダ「最愛までっ!不幸なわけよぉぉぉ」
イラッシャイマセー
上条「さーて何食べるかな」
フレンダ「鯖缶先に買っておくべきだったわけよ・・・」
上条「毎日食べてたら飽きないのか?」
フレンダ「結局、兄ちゃんは全然わかってないわけよ」ヤレヤレ
最愛「フレンダの主食みたいなものですからね」
フレンダ「メニューに鯖缶がない・・・店長を呼ぶわけよ!!」ピンポンピンポン
上条「あるわけないでしょうが」ソゲブ
フレンダ「ぼ、暴力反対なわけよ;;」グスン
最愛「バカやってないで超選んでください」
フレンダ「そうね・・・
白井「ちょっとそこの類人猿!」ビュン
上条「おう白井って相変わらず失礼な呼び方だな・・・いきなり現れんなよ;;」
白井「お姉さまに悪影響を及ぼす害虫など、類人猿でちょうどいいですの」
最愛「超誰ですか・・・?」
上条「ああ、ビリビリの
白井「んまー!失礼なのは貴方の方ですの!!常盤台の超電磁砲、御坂美琴お姉さまをビリビリなどと
っとこんなこと話してる場合ではありませんの」
白井「類人猿さんにお聞きしたいことがあるんですの」
上条「なんだよ改まって」
白井「大声で話せる内容ではありませんの・・・ちょっと出られます?」ヒソヒソ
上条「そういうことなら別に大丈夫だぞ。悪いな最愛、フレンダ。ちょっと出てくるな。すぐ戻るから先に食べててくれ」ンジャ
最愛「え、ああ、はい」
フレンダ「・・・」
沈利「それは本当なの?」
女「統括理事長から許可もおりているわ。次の任務を無事完遂することができれば
アイテムの解散を認めるそうよ」
沈利「・・・そう。それでその仕事ってのは・・・」
女「ある人物の暗殺。その人物が誰なのかはわたしも知らないわ」
沈利「それでどうやって殺れって言ってんだ?説明不足にもほどがあんだろ」
女「今から言う場所に、明日20時に現れる奴を抹殺するだけよ」
沈利「取引現場とか、そういったとこかしら?」
女「まぁそんなところじゃないかと思うけど。最後だからって気を抜いてヘマするんじゃないわよ。
とにかくまた追って連絡するわ」pi
女「(そう。これでほんとうに・・・最期)」
上条「んで、その話っていうのは何なんだ?」
白井「・・・。お姉さまと今日お会いになられました?」
上条「ああ、一緒にお茶したくらいだけど?」
白井「・・・そうですか。なにかお姉さまから相談されたりとかは?」
上条「・・・特にこれといって相談はされてないな」
白井「そうですの・・・」
上条「なにかあったのか?お前が俺のところに来るなんてよっぽどのことなんだろ?
御坂も様子が変だったし・・・」
白井「・・・」
上条「やっぱり何かあったんだな。話してくれ白井。
確かにお前は俺のこと嫌いなんだろうし、頼りにならないかもしんねーけど、
お前・・・泣きそうな顔してるじゃんか。見て見ぬふりなんて、できねーよ」
白井「・・・っ、類人猿のくせに・・・生意気ですの」フフ
白井「本物のお人好しですのね。聞いていたとおりですわ」
白井「では・・・ボロ雑巾になるまでこき使って差し上げますわ」
上条「任せとけ」キリ イケメンAA
・・・
上条「絶対能力進化計画・・・この世の絶対者の力、レベル6へシフトする実験。
まさかこんな内容だったとはな・・・」
黒子「まるで前から知っていたような口ぶりですの」
上条「あ、いや。別に。
ということは御坂の奴、研究施設でも潰して回ってるのかもな」
黒子「ええ、黒子もそう思いますの」
上条「馬鹿がっ・・・。おい白井、御坂にかけてくれ。番号知ってんだろ?」
黒子「さっきから何度かかけているのですが・・・」
上条「一応もう一回だけかけてみてくれ」
黒子「わかりましたの」pi
Prrrrrr
黒子「・・・・・・・・・・・・
御坂『もしもし』
黒子「お姉さま!?黒子心配しましたのよ!!いまどちらに?」
御坂「ホ、ホテルよホテル。今日は一人で考え事を
上条「おいビリビリ」
御坂「え?あ、アンタ黒子と何やってんのよ!」
上条「お前、今何やってんだ」
御坂「何って・・・考え事よ。あんたに関係ある?」
上条「研究施設でも潰しまわってんのか・・・」
御坂「・・・悪い?」
上条「冷静になれ。研究施設を襲っても無駄だ。こんな大掛かりな実験だ。
向こうは絶対に失敗はしない。
今回の実験のことを嗅ぎつけたお前が、研究施設を襲ってくることも計算のうちだろう」
御坂「・・・ッ」
白井「・・・お姉さま」
上条「統括理事会と繋がってるんだ。おそらくすぐに別の研究施設が実験を引き継ぐ」
御坂「統括理事会とグル?確かな保証はあるの?」
上条「これは間違いない。詳しくは話せないが・・・」
御坂「ちょっとアンタ何いっ
上条「俺を信じろ。全部片付いたらいくらでも答えてやる」
御坂「関係ないわ。引き継がれたって、全部潰してやればいいのよ!」
上条「お前は実験を止めて、妹達をどうしたいんだ?」
御坂「そんなのっ!助けたいに決まってるじゃない!
それともアンタは、妹達なんて実験のモルモットだから死んでもいいって
上条「俺もお前と同じだよ」
上条「妹達はこの実験のために存在している。言ってみれば殺されるためだけに用意されているものだ。
実験を止められたとして利用価値のなくなった妹達が、生きていけると思うか?」
御坂「何が・・・言いたいの?」
上条「言い方が悪かったな。つまりは・・・寿命のことを言ってるんだ」
御白「!!」
上条「おそらく妹達は、もともとから短命に作られているんだと思う。
そして研究所には、おそらく妹達の調整器具のようなものがあるはずだ」
上条「実験が終わった後、妹達の寿命をのばすためには、研究施設は残しておいたほうがいい」
御坂「・・・」
上条「一人で突っ走るんじゃねえ。お前には、こんな夜中になるまで走り回ってくれる友達がいんだろ」
御坂「・・・黒子」
白井「お姉さま!」
上条「御坂。俺もお前もわかってるはずだ。実験を止める方法なんて・・・一つしかないことくらい」
御坂「・・・そうね」
上条「そういえば。お前にはまだ、俺の本気を見せたことがなかったよなぁ」
御坂「・・・死ぬわよ。相手は学園都市最強の第1位。私達が逆立ちしたところで勝てる相手じゃない」
上条「この実験は俺が止める。こいつは俺にしか止められない」
上条「とにかく今日は帰って休め。もう明日の実験までやれることはねえよ」
御坂「・・・うん。わかった」
上条「能力で迎えに行ってやってくれ。御坂のことは頼むぞ白井」
白井「あなた・・・何者ですの?」
上条「・・・そうだな。いつか教えてやるよ」ニコッ
---------------マンション
上条「・・・あっ」ガチャ
上条「ファミレス組忘れてた・・・」
上条「だああああああ不幸だああああああ」
書き溜め終了・・・
我ながらひどい内容ですたいorz
次はいつ頃かな?
おつおつ
乙。でも、フレンダは大能力者ではなく、無能力者っぽいぞ
>>76
速筆で穴だらけのお話を作るのが得意なので
早めに投下できると思います!
>>78
原作じゃ書かれてなかったけど、
↑ここを鵜呑みにしました。
間違ってたらごめんなさいとしか言えない
翌朝
チュンチュン
上条「おはよー、って・・・」
フレンダ「」
最愛「」
上条「お前ら寝てなかったのかよ」
フレンダ「」
最愛「」
上条「昨日から様子がおかしいとは思ってたけど、やっぱりな」
フレ愛「・・・・・」
上条「沈利姉ちゃんのことだろ」
フレ愛「!!」
上条「・・・やっぱりか」
上条「・・・ごめんな。俺が頼りないばかりに、昨日から空元気で頑張っててくれたんだよな。
なんとなく察しはついてるんだ。
自慢じゃないけど俺も生まれつきの不幸体質で、いろんな修羅場をくぐってきたからな。
お前らの顔見てたら、とてつもないもん背負ってんだってことくらいわかってんだよ」
上条「・・・お前らもいま必死に戦ってるんだな」
フレンダ「・・・ヒック」
最愛「・・・ッ」ツー
上条「心配すんな。俺が必ず連れて帰る。長男の勤めってやつだからな」ニカッ
――――グスっ・・・家で、待ってるわけよ
フレンダ「・・・兄ちゃんっ」ポロポロ
――――えへへっ買い物・・・途中でしたからね・・・。
実は一緒に見ようと思ってた映画はっ・・・グス・・・私が目をつけていた中でもっ・・・
一番垢抜けてるB級の映画でっ・・・きっと・・
最愛「沈利姉ちゃんを、助けてください」ポロポロ
――――きっと。約束する。
上条「ああ、約束だ」
上条「いってきます」
Prrrrr Prrrrr
上条「もしもし、白井か?」
--------------ジャッジメント第一七七支部
上条「悪いな。学校サボらせちまって・・・御坂はどうしてる?」
白井「まだ眠っておられますわ・・・それで、初春に何を調べて欲しいんですの?」
上条「ああ。レベル5の第4位、麦野沈利の居所が知りたい。調べられるか・・・?」
初春「携帯電話の番号はわかりますか?」
上条「おそらくそれは無理だな。仕事用は絶対に分けているはずだ」
初春「じゃあまずはその麦野さんについて調べてみますね」カタカタ
上条「ありがとう、助かるよ」
白井「その方とは・・・?」
上条「家族だ」
白井「そうですのね。・・・それで今夜のことは?」
上条「ああ。実験場所と時間はわかってるからな」
白井「・・・」
上条「俺が一方通行を倒す」
白井「わたくしもできる限り情報を集めてみましたの。一方通行はベクトルを操る能力者。
どんな攻撃も跳ね返しまう・・・。触れただけで殺せる最強の能力者・・・」
上条「白井、お前は御坂美琴のことだけを考えろ。
いま一番苦しいのはあいつだ。守りたいものを守れない苦しみと戦ってる・・・。
苦しい役回りを押し付けることになるけど、お前が御坂を死ぬ気で守ってやれ。
あいつを絶対に戦闘に参加させるな。相手は一方通行だ。誰かをかばいながらじゃ戦えねえ。
あいつの守りたいものは、俺達が一緒にに守ってやろう」
白井「まぁ説教臭い殿方ですこと。・・・でも、あなたのことは見直しましたわ。
この黒子、命をかけてお姉さまを守りぬいて見せますの」
初春「わ、わたしだって御坂さんのために頑張りますよ!」
上条「ああ、頼りにしてる」ナデナデ
初春「///子ど扱いはやめてください」プイ
??「あたしを仲間外れだなんて・・・あたしたちの友情ってその程度だったってことですか?」
白井「あなたはっ」
初春「佐天さん?」
佐天「話はわかってますよ、主にご都合主義で。わたしだって友達の力になりたいんです!」
??「私のことも忘れないでくれるかしら」グビグビ
白井「その声は・・・固法先輩ですの?」
固法「牛乳を飲むことくらいしか出来ないけど、御坂さんの力になりたいのは同じよ」プハァ
上条「御坂にはいい仲間がたくさんいるんだな」
白井「常盤台のエース、これくらいの人望はあって然るべき。当然のことですの」ドヤ
上条「新しい家族との暮らし」
上条「新しい家族との暮らし」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1384243954/)
これとは何が違うんですかね?
>>94 そっちにはじめ書いてたんですけど
文字数制限が面倒になって・・・こっちに移しました。
佐天「えっと、そこのツンツン頭の幸薄そうな男子高校生は誰ですか・・・?」
固法「さすがね。一言で彼の特徴を顕著に表しているわ」
上条「」
白井「上条さんはまぁお姉さまの知り合いといったところですの。そしてお姉さまの妹達を救う
本作戦の要ですわ」
佐天「そうなんですか。はじめまして上条さん、あたしは佐天涙子です。御坂さんの友達で
幻想御手の使い手でもあります」キリ
固法「わたしは固法美偉。この一七七支部の風紀委員よ。よろしくね上条くん」
上条「よろしくな、佐天さん、固法さん」
白井「えっと今朝の10時ですが、ちょうど実験までに11時間を切ったところですの。
最後に確認だけしておきますが、下手をすれば死人が出ますの。
相手はベクトルを操る学園都市最強。この実験のことを嗅ぎまわっていると知られれば
当然命も危ない。・・・いまならまだ、引き返せますの・・・」
佐天「・・・御坂さんは、あたしたちの大事な友だちです。御坂さんの笑顔を守るためなら
あたし、なんでもしますよ!なめないでください!」
初春「わたしにできることなんて小さなことですけどわたしだって、御坂さんのために頑張りますよ!
だって御坂さんは、いつもそうやってわたしたちを守ってきてくれたから・・・」
固法「わたしだって、彼女とは友達のつもりよ。後輩たちが頑張ってるのに、先輩が遅れを取る訳にはいかないわ」
上条「御坂には、こんなに仲間思いのたくましい奴らがついてるんだな・・・。(俺は・・・カミや~んクネクネ)
ああ、きっとできるさ!
誰も死なないで、きっとみんなで笑ってられる結末があるはずだ」
白井「無駄な確認でしたわね。やれやれ・・・。
では、作戦を確認しますの!」
タッキーは病弱で入院してたってことにすれば良いのでは?なんのためのご都合設定か
たまに深夜から来る人も居るけどせめてあっちでアナウンスした方が良いんで無い
>>99 滝壺は一段落させたら投入します。体晶の入院って形で。。。
アナウンスしてきます
上条「作戦というより、まず御坂が実験場所に来ないように全員で徹底して欲しい。
おそらくあいつは、自分が死ぬことで解決しようとしてるからだ」
白井「・・・どういうことですの?」
上条「その辺は原作の3巻で確認してくれ」ホレ
白井「・・・」パラパラ
白井「お姉さま・・・っ」
上条「あと、初春さんには引き続き麦野沈利の居所を掴んでもらいたい」
白井「お姉さまのことは私達が全員で抑えて見せますの」
佐天「・・・上条さんはどうするんですか?」
上条「ああ、俺は9時に実験場所に向かうまでに、人を探さなきゃならないから。
麦野を連れ返して、それから実験を止める」
上条「・・・初春さん、もし麦野の居所がつかめたら携帯に連絡くれ。俺も探しに行く。
じゃあ御坂のことは頼んだぜ」ガチャ バタン
・・・
佐天「行っちゃいましたね」
固法「彼、何者なの」
白井「わかってることは、彼は無能力者で・・・」
佐天「無能力者!?そんなの・・・無謀すぎます」
白井「お姉さまに何故か全戦全勝してる殿方だということくらいですの」
佐天「あの、御坂さんに・・・?」
初春「・・・全勝!?」
白井「謎の多い方ですの・・・。
とにかく、わたくしたちの命運は、彼にかかっているということでけは確かですの」
一同「」ゴクリ
白井「ではわたくしは、お姉さまを迎えに行ってきますの」ビュン
・・・
白井「お姉さま!!」
白井「・・・お姉、さま?」
白井「・・・しまった」
Prrrr Prrrrr
佐天『白井さん、どうかしたんですか?』
白井「それが、お姉さまの姿がどこにも見当たりませんの!!」
佐天『つまり、寮を出て一人で何処かにってことですか?』
白井「そうみたいですの!とにかく、まだ時間はあります。
初春はハッキングによる情報収集を。
佐天さんと固法先輩はお姉さまの捜索をお願いしますの!」
佐天『わかりましたっ!』
白井「おねがいしますの」pi
白井「不覚でしたわ・・・かならず見つけ出さねば・・・っ」ビュン
白井「(・・・心当りがありませんのに・・・学園都市は広すぎますの)」
固法「白井さん、なんだって?」
佐天「・・・御坂さんが、寮からいなくなってたそうです」
初春「なんとなく嫌な予感はしてたんですけど・・・」
固法「こうなったらとにかく探すしかないわね。実験前に第一位と遭遇するのはまずいわ」
佐天「でも・・・一体どこをさがせば」
初春「だめです・・・御坂さん、寮に携帯を置いて出て行ってます」カタカタ
固法「まだ時間はあるわ。引き続き初春さんはネット経由での捜索を。
わたしと佐天さんは、白井さん同様足で探すしかないわね」
佐天「はい。行きましょう」
上条「・・・一体どこにいるんだよ・・・沈利姉ちゃん」ゼェハァ
上条「フレンダも・・・最愛も・・・涙こらえて待ってんだぜ・・・」タッタッタ
上条「・・・闇雲に探しても無駄か。フレンダや最愛も、居場所は知らないだろうし・・・」
Prrrrrrr Prrrrrrr
上条「・・・非通知設定」
pi
上条「誰だ?」
??『久しぶりだな、幻想殺し』
次の投下は明日の午後になると思います。遅くとも14時くらいです。
明日で絶対能力進化計画は終わらせる予定です。
上条さんと一方通行がすでに友達で
上条『あ、もしもし?実験やめて欲しいんだけど』
一方通行『いいぜェ』
とかにならんかな
>>107 ご都合主義のオンパレードwww
さすがにそれはwww
・・・
上条当麻にその電話がかかってきたとき、時刻は既に19時を大きく回っていた。
上条「その声・・・またですか?今上条さんは猛烈に忙しいんですのことよ?」
??『第4位、原子崩し麦野沈利の居場所か?』
上条「なんでそれを・・・まあ今はいい」
??『麦野沈利は第七学区の○○△☓にいる』
上条「親切に教えてくれるとは・・・どういうことだ」
??『まぁ行ってみてのお楽しみだ。急いだほうがいい。20時を過ぎれば彼女の命は保証しかねる』
上条「何を言っている!どういうことなんだ!」
??『麦野沈利のもとへ行けば、きみのしようとしていることも叶うかもしれない』
上条「それってまさか・・・」
??『麦野沈利は、君と同じ可能性によって殺されようとしている』
上条「なるほど。すべてこのためか・・・」
??『ではまた。楽しみにしているよ』
上条「ここから・・・どんなにいそいでも20時は少し過ぎるじゃねえか」
上条「無事で居てくれよ」
御坂妹「(実験開始まであと2時間もありません)」
御坂妹「(美しいこの風景を眺めるのも・・・これが最後なのですね)」
御坂妹「(ミサカは今日の実験で死ぬために作られたというのに・・・なぜか・・・)」
御坂「見つけたわよ!アンタ!!」
御坂妹「お姉様・・・?」
御坂妹「こんなところで何をしているのですか?と、ミサカは相変わらず怖い顔をしているお姉さまに尋ねます」
御坂「どうして・・・?」
御坂妹「?」
御坂「アンタ・・・殺されちゃうかもしれないんだよ?なのになんで・・・そんな平気な顔してられるわけ?」
御坂妹「実験のことを知ってしまったのですね。平気な顔ですか。ミサカには表情というものがよくわかりません」
御坂「・・・死んじゃうんだよ」
御坂妹「ミサカは今日の実験のために作られたクローンです。と、ミサカは説明します」
御坂「自らすすんで死のうとするなんて・・・おかしいわよ」
御坂妹「ミサカには概ね感情と呼ばれる概念が存在していません。ですk
御坂「もういい!・・・とにかく、一方通行の居場所を教えなさい。こんな実験わたしがさせない!」
御坂妹「ミサカは実験以外での彼の行動は把握していません、と、ミサカは答えます」
御坂「自力で探すしかないってことね」タッタッタッ
御坂妹「あ・・・(行ってしまいました・・・。ミサカはお姉さまの言動に疑問をいだきます)」
白井「・・・情けない。結局お姉さまも見つけられず・・・」
白井「もう能力も限界ですの・・・」
Prrrrr Prrrrrrr
白井「初春?なにか掴めたのですか?」
初春『上条さんから連絡がありました。もう実験のことは心配いらないそうです・・・』
白井「どういうことですの?」
初春『どうやら第一位の居場所がつかめたそうで、これから向かうと』
白井「お姉さまがその場所に向かう可能性もありますわ。その場所はどこですの?」
初春『そういうだろうと思って調べてから連絡しました。場所は・・・』
・・・
白井「そこに行くしかないようですわね」
白井「空間移動はもう限界・・・。タクシーを」
白井「○○までお願いしますの。急いでくださいまし!」
御坂「出して!!」バタン
ブーン
白井「お姉さま!?随分お探ししましたのよ!」
御坂「その様子じゃ、この車の行き先で当たりみたいね」
白井「しかしお姉さまをそこに向かわせないのが黒子の役目。運転手さん!降りますのっ」
御坂「いいからそのまま走って」ビリビリ
運転手「ああっはいぃぃ!」
御坂「能力も限界みたいね。止めても無駄よ」
白井「・・・こうなったらもう止められませんのね。ではせめて・・・死なないことを約束してくださいまし」
御坂「当たり前でしょ」
時刻は、ちょうど20時。
指定された場所は、予め戦闘があることを想定したかのような広場だった。
ここに今から現れるそいつを殺れば全て終わる。
これで――――最後。
カツンカツンと小気味のいい足音が背後から聞こえてくる。
標的となるそいつは、今からここで殺されることは夢にも思っていないだろう。
そうおもわせるほど、ゆっくりした足音には確かに余裕が感じられた。
「よォ、お前が第4位でいいのか?」
たしかにそれは余裕だった。
振り返れば、彼女にとって全く想定外の人物がそこに立っていた。
一方「何だ何だよ何ですかァ?その顔はよォ!」
一方「まるで理解してねェよォだなァ」
沈利「第一位・・・一方通行。なんでてめぇがここにいる!」
一方「学園都市の闇からそォ簡単に逃げられるわけねェだろォ」
一方「暗部を抜けよォとすれば始末されるのは当然だろォが」
沈利「・・・散々てめぇが言ってきた言葉を他人にいわれちゃ世話ねぇな」
一方「やっと理解したかァ?」
一方「正直こンな後始末なンざだりィンだが、今回は事情が特別なンでなァ」
一方「わざわざ俺が出てやってンだ」
沈利「あぁ?どういう意味だ」
一方「オマエを殺せばもう一人の最強が出てくるらしィからなァ」
沈利「何言ってやがる。わたしを殺しても第二位が出てくるわけねぇだろ」
一方「いやそうじゃねェ。まァさっさとオマエには死んでもらうとするか」
沈利「それはこっちの台詞だ!騙されたとはいえてめぇを殺せばまだ望みはあるからなぁ!」
一方「オマエが俺に勝てるわけねェだろこの三下がァァァァあああああ!」
両者の怒涛がこだまするなか、麦野の原子崩しが一方通行に向かって放たれた。
御坂美琴が目的地の広場に到着した時、目の前には明らかな戦闘の痕が見て取れた。
大きくヒビ割れた地面、広場を囲うフェンスは不自然に曲がり、ところどころに溶けた跡。
嫌な予感が脳裏をよぎる。
上条当麻の顔が頭にちらつく。
支払いを黒子に任せ、御坂は単身でかけだした。
けして軽視していたわけではない。
第三位である超電磁砲より強くても、相手は正真正銘の最強なのだ。
アイツがいくら強くても、叶わない相手は確かに存在するのだ。
なのに彼は他人のために、絶対にかなわない相手を簡単に敵に回してしまう。
視界を塞いでいた建物の脇を抜け、広場に出る。
あたりはやけに静かで、それが余計に御坂の不安を煽った。
今回のことは、わたしの責任で、わたしだけの問題。
アンタが傷ついていい理由なんて初めから無い。
だからきっと、生きていて―――。
息を切らし前を見ると、視線の先には二人の人物が確認できた。
余裕の笑みを浮かべて立つ白髪の男。今にも息絶えそうな茶髪の女。
白髪の男はまるで虫けらを見るような目で、彼の先にうずくまる茶髪の女を見下ろしていた。
今にも息絶えそうな女にむかって、男は笑いながら歩み寄る。
白髪の男。彼を見るのは初めてだ。
しかし、彼の醸し出す雰囲気、離れた場所に立つ自分にまで伝わる殺気が、
彼こそ学園都市230万人の頂点、一方通行だと確信させる。
ならば迷うことはない。ここで私が実験を止める。
一方通行の表情を見れば、もう話し合いで解決できるような問題ではない確信できる。
「手加減は、いらないわね」
指で弾いたコインが再び親指の上に帰ってくる。
命中精度は百発百中を誇る御坂の得意技、超電磁砲。
御坂の両目は、確実に一方通行を捉えている。
轟音と凄まじい光の跡に砂埃が舞う。
ほんの一瞬の出来事。
気づいた時、御坂の背後にそびえ立つ建物が半壊していた。
一方「この威力・・・オリジナルかァ?」
一方通行の不敵な笑みを見た時、理解が追いついた。
これが最強の能力、ベクトル操作。
一方「第4位の次は第3位ですかァ?聞いてねェぞ」
一方通行の赤い瞳が、御坂をしっかりと捉えている。
目があっただけで、本能的な恐怖が呼び起こされる。
あれは本当のバケモノだと、勝てるはずがないと。
一方「その表情(かお)、まさか今のがとっておきってンじゃェだろォなァ?」
一方「第四位(コイツ)は殺さなきゃなンだが第三位(オマエ)に用はねェ。
いま失せれば助けてやンぞ?」
御坂「ふざけんな。アンタを殺して実験を止める!」
一方「あァそういう事かァ。ってことはなンだァ?妹達を救うためにやって来ましたってかァ?」
一方「笑わせンな。オマエみたいなクズに何ができンだよ」
御坂「・・・。アンタはここで殺す」
殺す。
そう凄んでみたものの、御坂はわかっていた。
最初の一撃で、一方通行を殺す気で放った超電磁砲が、自分の耳をかすめた瞬間から。
自分の全力を、目も合わせずに防がれた時から。
230万人の頂点はやはり別次元で、そもそも自分程度では傷ひとつ付けられないと。
ニヤリ、と御坂の口元が緩む。
だったら答えは最初から一つしかない。
―――超電磁砲は128手目で死ぬ。
―――逃げに徹しても185手で死ぬ。
ならば、数手であっけなく超電磁砲が死ねば。
樹形図の設計者はもう存在しない。再演算は不可能。
超電磁砲にそんな価値がないとわかれば、実験は見直されるはず。
私のせいで生み出された妹達を・・・
殺させる訳にはいかないから。
―――死なないことを約束してくださいまし。
ごめんね。約束守れそうもないわ。
ポケットから、コインを取り出す。
これで何もかも、終わり。
「お姉さまあああああああああああああああああああああ」
背後から、大切な友達の声。
能力の使いすぎか、黒子は地面に倒れこんでいる。
それでも必死に、届かない手を伸ばしている。
限界まで頑張って、私を探してたの?
ほんとうに馬鹿な子。
ごめんね、黒子。
振り返った私、どんな顔してた?
正面に向き直る。
憎き一方通行の姿が映る。
最期に見る顔がこんな奴なんて・・・死に切れないわね。
御坂「これで終わりよ一方通行あああああああああああああああああ!!」
これで終わり。そう、思ったのに。
御坂がコインを弾くより先に
一方通行が地面を踏みつけるのが見えた。
直後、一方通行の周りの地面が破裂――強い爆風によって御坂の体は大きく後ろに投げ出された。
黒子「お姉さま!!」
わたしを呼ぶ声がする。
暗くなっていく視界に、薄笑いを浮かべる一方通行の顔が
行き場を失い踊るコインが映り、御坂の視界は完全に暗転した。
結局私は、死ぬことも出来ない。
一方「ナイスキャッチ」
ケラケラ笑う一方通行を、ツインテールの少女がキッと睨む。
大した奴だ。
彼女がこの場についた時、もう消耗しきっていたように見えたが・・・。
最後の力を振り絞り、爆風の中で友達を受け止めるなんて。
麦野沈利は、彼女の姿をフレンダや最愛と重ねていることに気づいた。
アイテムの仕事仲間で、部下。
それ以上でも以下でもない。そう思ってきた。
一緒に暮らすようになって、姉と慕われるようになって。
自分でもはっきりわかるくらい、情が移っていた。
麦野はいままで彼女たちを幾度と無くひどい目に合わせてきた。
仕事のミスは必要以上に厳しく当たった。
それでも彼女たちは、麦野を嫌わなかった。嫌ってくれなかった。
彼女たちとの別れ際、自分のことを思って泣いてくれた。
動機が単なるやつあたりから、居場所を守るためにすりかわっていったのは
いつからだったろう。
数えきれないくらい人を殺してきた。
こんな人間でも。
大切に思うものがあっては駄目だろうか。
アイテムをが、単なる暗部組織から――自分の居場所へと様変わりしたあの日から
ずっとそれを問い続けてきた。
仕事を重ねるたび、人を殺すことがとてつもなく辛くなった。
こんな思いを妹たちにさせていることが嫌になった。
暗い泥沼から、抜け出したいと願ってしまった。
そんなときに
上条当麻が現れた。
人の気も知らないで、明るい笑顔で笑いやがる。
罪悪感も、嫌悪感も忘れさせてくれる眩しい光。
その光に吸い寄せられるように、私は一瞬で彼のそばに居たいと思った。
彼のいる場所に連れて行って欲しかった。
心からの笑顔で笑える場所に――。
左腕の骨は折れてる。
下半身はもう感覚がない。
演算に集中できない。
第一位と戦った者は、そのあまりの強さに反撃の術もなく
まさに一方通行だったというらしい。
本当だな。まさに一方通行だ。
超電磁砲という邪魔者が気を失って、一方通行の目は再び麦野を捉えた。
一方「おいおいおい、そんな状態で俺を睨みつけるなンざ、大した奴だなァ」ケラケラ
一方「やっぱ全然ダメだ。俺はこンなンじゃダメなンだよ。最強じゃ足りねェ。
オマエらみたいに向かってくる奴がいちゃダメなンだよォォ!」
一方「挑むことすらおこがましい。無敵の存在。こンなンじゃ話にねらねェ。
だからオマエを殺して、俺と同じ最強を語るクソ野郎を殺す!」
一方通行は着実に歩美を進めてくる。
一歩一歩が死へのカウントダウンのように聞こえる。
一方「オマエは確実に消さないとなァ。
俺がオマエの手に触れれば、血流を逆流させることができンだぜェ?」
情けない。
妹たちを闇から開放してやることもできねぇのかよ・・・
一方「諦めてねェ顔だなァ・・・今から何が出来ンだよ
愉快な死体に変えてやるよォ!!」
一方「終わりだァ!!」
一方通行が手を伸ばし、まさに触れようとした瞬間―――。
「お前がな!!」
歪な笑みを浮かべたモヤシ面に、真横から伸びた拳がめり込んだ。
歪な笑みを浮かべた第一位の顔がほんの数cm先に近づいたとき、私は完全に諦めた。
もう満足に動くことも出来ない。
まして、原子崩しを放つなんて論外。
こんな状況、100回やって1度も助かるすべはない。
やっぱ慣れないことはするもんじゃねぇな。
私が今更やり直そうとしたってこれまでの罪が消えるわけじゃない。
神様はもう、やり直すチャンスもくれないのか。
ここまでくると、もう笑えてくる。
―――こんな女には、お似合いの末路か。
フレンダ、最愛。
二人には幸せになってもらいたかったのに。
「お前がな!!」
有り得ない。
触れれば逆に弾き返される、第一位の能力『ベクトル操作』。
学園都市の第三位、第四位でも、傷ひとつつけることすら叶わなかった。
その憎きモヤシ面がゆがんでいる。
一瞬にして一方通行は数メートルも先へ飛ばされた。
驚きのあまり顔を上げると、そこにはツンツン頭の高校生の後ろ姿があった。
随分息を切らし、苦しそうな笑顔で振り返ったのは、上条当麻だった。
上条「大丈夫か?って大丈夫じゃなさそうだな」
なんで。
なんでどうして――
疑問しか浮かんでこない。
上条「白井!御坂とこのお姉さんをそっちに連れてってくれ。
ここじゃ巻き添え食うぞ」
白井「わかりましたの!・・・・上条さん、お願いしますの」
上条「ああ。任せろ」
麦野「なんで・・・?なんでこんなところに」
上条「俺がここに来たのは、一方通行をぶっ飛ばすためだ」
上条「コイツを倒せば、ふざけた実験を止めることができる。
麦野沈利が、家族の待つ家に帰ることができる・・・」
麦野「――っ」
このSSまとめへのコメント
ちゃんと完結してほしかった
ハイ、黒歴史ssゥ
続き書いてもらえませんか?
ホントやめて欲しいな。未完にしてほったらかすの。マジ萎える。
続き書いてください!
そして今11月,..
作者は戻ってくるのか!?
もう一年近くたったからこないかな?
続きがとても気になります。書いてくれたら嬉しいです。
続きがとても気になって待ちきれないです