御坂「ただいまー」 黒子「お姉様おかえりな……」(185)

御坂「よいしょっと」ズルズル

御坂「ああ重かった」フウ

黒子「……」

御坂「どうしたのよ黒子」

黒子「お姉様……それ……なんですの?」

御坂「え、これ?」ポン

上条「」

御坂「ゴミ捨て場で拾ってきたのよ、いい椅子でしょ?」

御坂「この部屋に置こうと思って」

黒子「い、椅子ぅ?」

黒子「(どうみても類人猿ですの……)」

上条「」

黒子「(わたくしの目がおかしいのでしょうか……)」ゴシゴシ

黒子「……」チラッ

上条「」

黒子「……」

御坂「どう?」

黒子「どうと言われましても……」

御坂「いいデザインでしょ?」

黒子「はぁ……」

黒子「(人型ですの)」

上条「」

黒子「むむむ……」ジー

上条「」

黒子「(微動だにしませんわ……)」

御坂「黒子にもこの良さがわかるかしら?」

御坂「まだきれいだしさ……」

御坂「なんか引き付けられるものがあるというか……」

御坂「一目見て惚れ込んじゃったのよね~」

黒子「……」

黒子「(お姉様……本気でこれを椅子と……?)」

黒子「(正直に疑問をぶつけたほうがいいのでしょうか……)」

黒子「(でも……お姉様は純粋な心をお持ちですし……もしかしたら……)」

御坂「座り心地もいいし……」ヒョイ……ポスッ……

上条「」

御坂「ただで拾えたなんてラッキーよね」

黒子「お、お姉様……」

黒子「(やはりわたくしにはどうみても類人猿が空気椅子をしているようにしか見えませんの……)」

黒子「(その上にお姉様が座って……)」

御坂「柔らか~い」スリスリ

ムクムク

御坂「?」

御坂「なんか私の股下ぐらいに硬い棒がでてきたわ……落下防止の安全バーかしら?」

黒子「!!!」

もしかして
御坂「見つけたわよあんた!」 上条「ん?」ドピュ
の人か?

>>10
悪いけど違うぞ

黒子「お姉様! すぐに離れてくださいまし!」

黒子「(もう我慢できませんの!)」

御坂「え?」

黒子「お姉様は騙されておりますの!」

御坂「騙されてる? 誰に?」

黒子「その椅子……いえ類人猿にですの!」

上条「」

御坂「はあ? 意味がわからないんだけど……」

御坂「類人猿ってあいつのことよね?」

黒子「そうですの! 類人猿も所詮は獣で変態だったということですの! 」

昨日も見たんだけどこれ

>>13
昨日落ちちゃったんだよ

御坂「どういうこと?」

黒子「大方、お姉様の純粋なお心に付け込んで……」

黒子「ここに侵入し卑猥なことをしようとでも考えているに違いありませんの!」

黒子「変態類人猿の浅はかな考えなどわたくしには通じませんわ」

上条「」

御坂「……」

黒子「まだふりを続けて……いいですの……言ってやりますの……」

黒子「それは椅子などではありませんわ! れっきとした人間……」

パンッ

黒子「……え?」ヒリヒリ

御坂「あいつのことあんまり悪く言うんじゃないわ。いくら黒子でも許さないわよ」イライラ

黒子「で、ですが……」

御坂「もう今日は寝るわ」

御坂「黒子も一日頭を冷やしなさい」

黒子「……」

黒子「……わかりましたの」シュン

御坂「はあ、お風呂は明日の朝入ればいっか」

御坂「とにかくこの椅子はこの部屋に置くからね」ポン

上条「」ウイーン

御坂「あっ!」

御坂「すごいわ、変形した! 直立型になったわ!」

御坂「これなら抱き枕にも使えるわね」

黒子「やっぱりおかしいですのー!!!」

御坂「ベッドに入れてと……」

上条「」

黒子「お姉様……くれぐれもお気をつけて……」

御坂「もう心配性ね黒子は……」

御坂「とにかくもう寝るから、お休み」ガバッ

御坂「えへへ」ギュウ

上条「」

黒子「(わたくしも寝るとしますの……)」スッ

黒子「(今のお姉様には何を言っても無駄な気がしますし……)」

黒子「……」ジー

黒子「……」スウスウ


黒子「……」スウスウ

だ、だめだって……

黒子「……ん?」パチッ

黒子「(今……お姉様の声が?)」

隣に黒子が……

黒子「……」

もう……しょうがないんだから……

黒子「(これは……まさか!)」

……静かにね?

黒子「(止めませんと!)」

黒子「おらぁっそこまでですのー!」

黒子「類人猿! ついに本性を……」ガバッ

御坂「……」スウスウ

上条「」

黒子「ってあら?」

御坂「そ、そこは……駄目……」ムニャムニャ

黒子「……」

黒子「……寝言……ですの?」

上条「」

黒子「お姉様……どんな夢を……」

黒子「……」ハア

黒子「寝ますの……」ゴロン

チュンチュン

黒子「……」スウスウ

黒子「……んん」ピクッ

黒子「ふあ~……もう朝ですの……」ムクリ

黒子「(これで昨日のが夢だったらどんなに幸せか……)」

御坂「あら、おはよう黒子」

黒子「おはようごさいますのお姉様」チラッ

上条「」

黒子「……」

黒子「(そう都合よくはいきませんの……)」

上条「」

御坂「そろそろご飯食べさせたほうがいいわよね」

黒子「……」

黒子「え!?」

御坂「椅子だってご飯ぐらい食べるわよ」ヒョイ

御坂「はい、あ~ん」スッ

上条「」パクッ

御坂「ほらほら食べたわよ!」

黒子「……」

黒子「(ここまでくると……)」

黒子「(お姉様……もしかして……)」

黒子「(気付いていてわざとやっているとしか……)」

黒子「(というよりはわたくしを騙そうとしている?)」

黒子「(類人猿をこの部屋に住ませるために?)」

御坂「じゃあ、私お風呂入ってくるわ」スタスタ

黒子「……」

黒子「よし、この間に……」

上条「」

黒子「類人猿、そろそろしゃべってはどうですの?」

上条「」

黒子「……何を企んでいるかはわかりませんがお姉様に手を出すことは私が許しませんの」

上条「」

黒子「……このっ!」ゲシッ

上条「」ドサッ

御坂「ふう、気持ちよかった」ガチャ

御坂「やっぱり朝風呂は最高よね~」

御坂「黒子も入って……」チラッ

黒子「このっこのっ!」ゲシゲシ

上条「」ゴロン

御坂「!」

御坂「黒子!!」

黒子「!」ビクッ

黒子「あっ……お姉様……」

上条「」デローン

御坂「……」

御坂「なにやってるのよ!?」

黒子「い、いえ……その……これは……」

御坂「説明しなさい!」

黒子「……」

上条「」

黒子「お姉様……どうかお許しを……」

御坂「……」ムカッ

御坂「出ていきなさい! 二度と顔も見たくないわ!」

黒子「う……」グスッ

黒子「うう……」ポロポロ

黒子「……」ヒュン

御坂「まったく……」

御坂「……」

御坂「やったわ! これで二人きりよ!」

御坂「ほら、あんたもいつまでも椅子のふりしてないで」ポンポン

上条「」

御坂「それにしても昨日ゴミ捨て場であんたを見つけた時はびっくりしたわ」

御坂「あれだけ言えば黒子も数日は帰ってこないかも……」

御坂「ふふふ」ニコニコ

御坂「楽しみね……どうやってすごそうかしら……」

御坂「ねえ?」

上条「」

御坂「……」

御坂「あれ?」

御坂「お~い」

上条「」

御坂「どうしたのよ?」

上条「」

御坂「……」

御坂「えっと……」

御坂「これってもしかして……」

御坂「本当に椅子?」

御坂「……」

御坂「そっ、そんなわけないわよね……」

上条「」



黒子「……」グスン

黒子「お姉様に嫌われてしまいましたの……」シュン

黒子「もうおしまいですの」ポロポロ

上条「お、白井じゃねーか」

上条「なにやってんだ? こんなところで一人で……」

黒子「え!?」

黒子「……」

黒子「あなたのせいですのー!」ガバッ

上条「うおっ!? な、なんだ!?」

黒子「どうしてここにいるのか知りませんがようやくしゃべる気になったようですの!」

黒子「覚悟するんですの!」

黒子「……」ズルズル

上条「お、おい……どこ連れて行くんだよ?」

黒子「わたくしの部屋ですの」

上条「なんで?」

黒子「お姉様に証拠を突きつけるんですの」

上条「?」

上条「さっきから話が見え……」

黒子「しらばっくれるのも今のうちですわ」

上条「はあ……」

上条「(まあでも、なんか怒ってるみたいだし……一応付き合うか)」

御坂「……」

上条「」

御坂「違うわよね……だってほら」カチャカチャ

ボロン

御坂「ここだって……」ツンツン……ムニムニ……

ムクムク

御坂「こんなに大きくなるし……」

上条「」

御坂「ってあんたもなにか反応しなさいよ!」

上条「」

御坂「ふ~ん、だったらいいわ。意地でも声出させてやるわよ」ハム

御坂「……んっ」ペロペロ

御坂「……どう?」

上条「」

バンッ

黒子「お姉様! 申し上げたいことがありますの!」

上条「ういーす」ヒョイ

御坂「あっ……あっ……もうっだめぇ……」ズッチュズッチュ

黒子「」

上条「」

御坂「んん!」ビクビク

御坂「……」

御坂「もう……あんたいつになったら射精するのよ……」ハアハア

上条「」

御坂「あいかわらず声も出さないしさ」

黒子「お、お、お姉様……」ワナワナ

御坂「え!?」ドキッ

上条「御坂……」

御坂「!?」

御坂「え……え……なんで……?」

御坂「なんであんたが……? だってここに……」

黒子「なんでここに類人猿がいるのにまだ椅子があるんですの……?」

上条「なんだ!? あれ俺にそっくりだぞ!?」

上条「」

御坂「え……ってことは……これはまさか……」

黒子「本当に……椅子だったんですの?」

上条「いやもはや椅子ではないような……」

御坂「ヒック……ヒック……」ポロポロ

上条「元気だせって御坂」

御坂「だ、だって……私……椅子相手に……初めて……を……」ヒックヒック

上条「それは……まあ……」

御坂「うえーん……」シクシク

上条「(どうやって励ましたものか……)」

上条「(そうだ!)」

上条「なんてな」

御坂「……ふぇ?」グスッ

上条「冗談だよ、あの椅子は本当は俺だったんだ。だから御坂としたのも……」

御坂「それはさすがに無理よ」

上条「ですよね」

黒子「焼却完了ですの」ヒュン

御坂「お疲れ」

上条「これで一応解決か?」

上条「まぎわらしい椅子もあったもんだ。それにしても一体誰があんなものを……」

御坂「んー……なんか今日は疲れちゃったわね……」

黒子「お姉様早く寮に戻りましょう」

上条「じゃあな御坂、気にするなとは言えないけど元気だせよ」

御坂「……努力するわ」

上条「またなにかあったら俺を頼るんだぞ、わかったな?」

御坂「……うん」キュン

黒子「(ムキーですの!)」

保守

>>1
残りなんレスくらい?

>>85
う~ん、じゃあもうちょいで終わらせるわ……ペースあげる

御坂「俺を頼れ……か。ふふ」ニコニコ

黒子「むう……」

御坂「部屋に着いたわ」ガチャ

黒子「もうあの椅子を見ないですむと思うと清々しますの」ヒョイ

上条「」

御坂「……」

黒子「……」

御坂「黒子」

黒子「はいですの」

御坂「燃やしたのよね?」

黒子「間違いなく」

御坂「……あいつを呼ばないと」

上条「なるほど、普通じゃないな」

御坂「どうしよう……」

上条「よし、俺に任せておけ」スタスタ

上条「(多分……右手で触れば消えるだろう)」スッ……ピト

ピュキーン

御坂「あっ!」

黒子「消えましたの……」

上条「これで大丈夫だ、もう安……」

上条「!」

上条「うおおおおおおおっ!!!」ガクガクガク

黒子「え!?」

上条「な、流れ込んでくりゅうっ!!!」ガクガクガク

御坂「ちょっとどうしたの!?」

黒子「なんかヤバい気がしますの……」

上条「ああっ! ああっ!」ビクンビクン

シュウウウウウウ……

黒子「おさまったみたいですの……」

上条「……」ハアハア

上条「……」

上条「……そうか……そうだったのか……」ムクリ

御坂「?」

黒子「?」

御坂「どういうこと?」

黒子「さっきのはなんだったんですの?」

上条「今話す……」

上条「……あれはいわば俺の性欲が具現化したものだったらしい……」

上条「爆発した性欲が作り出した分身……」

上条「俺が性欲処理を怠った結果か……」

上条「そしてたった今……放出されていた性欲は俺の体に戻った!」

上条「あんな種無しのまがいものではない! 性欲と精子を備えた完全態だ!」

上条「さあ! 俺を止めてみろ!!」

黒子「……」ポカーン

御坂「……」フラー

黒子「お姉様!? いっては駄目ですの!」

御坂「ち、違うのよ黒子……足が……勝手に……」フラー

上条「そうだ御坂……自分に正直になるんだ……」

御坂「……」ゴクリ

黒子「行かせませんのー!」ガシッ……グイグイ……

黒子「あんなのに近づいては絶対孕まされますの!」

御坂「で、でも……」

上条「ならばこちらから行くぞ!」

上条「ふんっ!」ダッ

黒子「ひいっ! 来ましたわ!」

上条「そらっ!」ピト

ピュキーン

御坂「……?」

黒子「? お姉様に右手で……」

ドクン

御坂「!」

黒子「お姉様?」

御坂「え……これって……もしかして……」

黒子「どうしたんですの!?」

御坂「私……あいつの子供……妊娠したみたい」ポー

黒子「……」

黒子「いやあああああっ! 嘘ですのおおおお!」

上条「これが俺の新しい力……悪くない……」

御坂「えへへ……」サスサス

黒子「惚けている場合じゃありませんの! 早く逃げましょう!」

御坂「どうして?」

御坂「そうだ、黒子も妊娠させてもらったら?」

御坂「すごく幸せな気持ちになるのよ」

黒子「死んでもごめんですの!」

上条「うっ……」ゴホッゴホッ

上条「吐血か……これは……想像以上に消耗が激しいな……」タラー

上条「あと……一発が限界といったところか……」

御坂「ちょっと、大丈夫!?」タタタッ

上条「俺に構うなぁっ! 腹の子にさわる……」

上条「白井ぃ……」ジリジリ

黒子「逃げるが勝ちですの!」ヒュン



黒子「ふう」

ガシャーン

シュタッ

上条「俺からは逃げ切れんぞ」

黒子「え!? 窓を破って飛び降りたんですの!?」

上条「フィナーレだ!」バッ

黒子「拳を天高く掲げ……」

上条「母なる大地よ……」

上条「俺の子を産めえええええええぇぇぇ!!!!!」ダン

ドゴオオオオオン

ピュキーン

地球「孕んじゃった」

上条「……」ハアハア

上条「ぐふっ……」

上条「……」フラー

上条「……」ドサッ

黒子「力尽きたようですわ……」

御坂「あなた~!」ダッ

黒子「もうなにもいいませんの」

御坂「目を覚ましてよ! ねえ!」ユサユサ

上条「……」

上条「う……」ピクッ

〃///, ,;彡'rffッ、ィ彡'ノ从iノ彡/ミ;j〃゙〉 }| } ハ ヽ、}  ,. ‐'''""~´ ̄ ̄\  ,. -‐'''''"⌒>\丶\ヽヽ ',!|/〃/ //,. ゙ : ' .: ゙
ノ丿川j !川|;  :.`7ラ公 '>了|   ∠ノ乂 {ヽ ヾ丶ヽ/             }(.___,,,.... ⌒丶\丶ヽ`、', 《〈 〃ノ/. ' . '_;.,;._ ;.' ,
ノ _ノノノイシノ| U 〈八ミ、、;.)_\ { j∠=, }、 l \ヽヽ ', ,,. . -一ァ',二二二{|i i|    }! }} /.__\ヽヾ:ヾ_ヾミ[]―‐[〕-''''"~´ 彡 . ゙
ノ‐-ニ''_ー<、{_,ノ -一ヾ`~;.;.;)=一`'´__,.イ<::ヽリ j `、 ) f==<r'二二二{|l、{   j} /,,ィ/⌒\ ミ|{「己川ロ后叨:.: し___! 彡 ;' . ゙
U ぇ'无テ,`ヽ}}}ィt于 `|ィ"~__,. イ |{.  |::::ヽ( { 〈 (   弋ッ-ミ"テ~ナ/i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ. ヾレュ三<´{(厶ニニ-‐、>ヽ ; : . ,゙i
    `二´/' ; |丶ニ  ノノ ̄ u  小, |:::::::|:::l\i ', li{ u',..`二/ =|/' |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ | ,{ {(j  } }==Y∠r:ュ.ヾ,  く;/^ヽ!
ヾ、     丶 ; | ゙U イ:}. u   `ヾ:フ |::::::::|:::|  } } |ヽ    {   =|/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人{ ト >-<ン ,'  ~厂 ̄´`ヽ  ,ィ个 }
. ` U    ,.__(__,}   /ノ.     ∠ニニ} |:::::::::|/ / / / u   u  丶,-‐ ,>. ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽト{〔!厂〈ー‐、 '":::...  u  }  )丿,ハ
 U    ,.,,.`三'゙、,_  /l、.u'  {⌒ヽr{ |:::::::::|,///  u' 、____`7" ゙/ )ヽ iLレ  u' | | ヾlト. )|丨 `-'"       / (__/,/
    /゙,:-…-…、 ) ト、丶、. u ヾ二ソ |:::::::/∠-''´ l>、   ヽ`,二/|/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V::!|  「r三三ヽ J   l  /⌒l !
.\   `' '≡≡' " ノ\\丶、 `''''''′!:::::::レ〈 ´"''ー-L__\  ∠三ノ// 二二二7'T'' /u' __ /:::! |    } ,. ―-| u   ,/ 、_,ノj
 ヽ\    彡  ,イ   〉:: ̄::`'ァ--‐''゙:::::::/::::ヽ      ``ヾニ='゙./'´r ー---ァ‐゙T´ '"´ /::::::!.ハ  ノノ二ニ二!     ノ `7〈

上条「……」パチッ

上条「あれ……どこだここ……なんで俺こんなところで寝て……」

御坂「気がついた!?」

上条「……御坂?」

上条「あ、そうか……」

上条「たしか……御坂たちの部屋で……椅子を……右手で触って」

上条「それから……あれ……どうなったんだ?」

御坂「よかった……」ギュウ

御坂「……」ポロポロ

上条「御坂……」

上条「勝ったんだよな……俺……」

御坂「うんうん!」

御坂「すごくかっこよかったんだから!」

上条「そっか……」

上条「それならいいさ……御坂も無事みたいだし……」

御坂「もう!」カアア

上条「よいしょ……ッゥ!」ズキッ

上条「駄目だ……足が動かん……粉々だ……」

御坂「攻撃をくらいすぎたのよ……」

黒子「飛び降りたからですの」

上条「うう……」ズキズキ

上条「体中にも切り傷が……」

御坂「痛そう……大丈夫?」

上条「命に関わるほどじゃないだろ、心配すんな」

御坂「うん……」

御坂「これからは……あんまり無茶しすぎちゃ駄目よ……」

御坂「もう……あんただけの体じゃないんだからね!」ニコッ

黒子「……」

黒子「いい加減にしろですの!」バキッ

上条「いてっ」

御坂「ちょっと!」

黒子「なに綺麗にまとめようとしてるんですの!?」

上条「どういうことだ?」

黒子「あなたは先ほどまで性の化身になって好き勝手暴れまわっておりましたの!」

上条「はあ?」

黒子「挙句の果てに地球を孕ませましたわ!」

上条「意味がわからん」

御坂「黒子頭おかしくなったの?」

黒子「……」

黒子「はあ……もういいですの……」

御坂「でも……記憶がない間に私があんたの子供を妊娠したのは事実なんだからね」

上条「……」

上条「……え」

上条「はあ!?」

上条「え、え、そんな馬鹿な!? どういうことだ!?」

御坂「責任とってもらうんだから」ニコッ

上条「嘘だ! 上条さんの宝刀はまだ未使用のはず……」ゴソゴソ

黒子「うわ……目の前で……最低ですの……」

上条「……」ピタッ

上条「あれ?」ゴソゴソ

黒子「?」

上条「……」ゴソゴソ

上条「あ~……なるほどね」

上条「無いわ」

御坂「え?」

上条「無いんです、あれが」

黒子「……」

上条「通りでな~……なんかさっきからこう……」

上条「清々しいもん」

御坂「……」

上条「なんか邪念が湧いてこない」

黒子「恐らく力を使い果たして消滅してしまったのでしょう」

上条「まあ別に女になったわけじゃないからな」

上条「今まで通り精一杯生きるよ」

御坂「え……でも……おしっことか……どうするの?」

上条「もともとあれがあったところにパイの実ぐらいの突起があるんだ。そこからできると思う」

御坂「そう……」

御坂「辛いわね……」

黒子「ですの」

上条「でもこれが俺の選択だ。悔いはないさ」

御坂「強いのね……あんた」

黒子「ですの」

上条「はは、でも御坂からしたら浮気防止ぐらいになっていいじゃないか」

御坂「もう!」カアア

上条「こんな竿無しの俺でもいいかな、美琴?」

御坂「……」

御坂「当たり前じゃない……」グスッ

御坂「幸せにしてもらうわよ馬鹿……」ポロポロ

上条「ああ!」

黒子「……」

黒子「なんですのこれ?」


もう……終わっても……いいよね?

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