幼馴染「なに、急にどうしたの。ついに脳みそが腐ったの?」
男「ついにってなんだよ。いつだってピチピチだよ、鮮度が命だよ、早いとこ食べてくれよ」
幼馴染「ナマモノは痛みやすいからねぇ」
男「で、話戻すけどさ。イチャイチャするってどうすればいいのかな」
幼馴染「彼女でもできたの?」
男「いや、全然」
幼馴染「あ、可愛いあの子は腐りかけの脳内から出て来てくれない病だ」
男「早くお薬ください!!」
幼馴染「ったく。なんでそんなこと私に聞くのよ」
男「いや、彼女が出来たときのために貴重な女子の意見を聞いておきたくて」
幼馴染「んーイチャイチャかー」
男「とりあえずおっぱい揉めばいいかな」
幼馴染「セイセイセイ」
男「HG懐かしい」
幼馴染「発想がハードすぎるって。それイチャイチャじゃないでしょ」
男「じゃあイチャイチャってなんだよ」
幼馴染「えっと、あれよ。手をつなぐとか、抱き合うとか、キスするとか」
男「おっぱい揉むのもイチャイチャじゃん」
幼馴染「おっぱいはイチャイチャって感じがしないんだよなぁ…」
男「うるせぇ!!その無駄にでかい胸は飾りか!?」
幼馴染「飾りだ」
男「す、すごく…大きいです」
幼馴染「なんていうかエロに寄りすぎてる行為は、なんとなくイチャイチャって感じしないかな」
男「うぅむ。奥が深い」
幼馴染「童貞ならではの深さだよ」
男「お前だって処女だろ」
幼馴染「私がいつから処女だと錯覚していた…?」
男「なん…だと」
幼馴染「まぁ処女なんですけどね」
男「なん…だよ」
幼馴染「ここに丁度辞書があるから調べてみよう。そして赤く印を点けておこう」
男「これ以上俺の辞書にイタズラしないでくれるか」
幼馴染「エロい単語がすぐ見つかるよ!!やったね男くん!!」
男「止めて!!」
幼馴染「んー…なになに
いちゃいちゃ/いちゃつくとは男女が仲良く戯れることで、江戸時代から使われる言葉である
(性の考え方の変化から、現代では同性の同行為にも用いられる)。
いちゃつくは他者が嫉妬や非難の意を含んで使うことが多い。
当人が「いちゃつきたい」「いちゃつこう」「いちゃつかない?」という場合、畳語を動詞化した「いちゃいちゃする」が使われることが多い。
また、以前は単に戯れるだけで性的なものについてはいちゃつくに含まれなかったが、
「今頃、ベッドでいちゃついてるんだろうな」といった形でも用いられるようになる。
だってさ」
男「説明ご苦労」
幼馴染「5000円になりますっ」
男「JK辞書朗読サービス、売れるかな」
幼馴染「50000円になりますっ」
男「0が一個多い!?」
幼馴染「んーやっぱり前は性的な意味では使われてなかったみたいだね」
男「先生、おっぱいはイチャイチャに含まれますか?」
幼馴染「駄目です。イチャイチャは30歳以下までですよ」
男「0が一個減ってよりリアルな感じに…」
幼馴染「気になる点があるね」
男「どこだ?」
幼馴染「現代では、同性の同行為にも用いられる」
男「ほう…」
幼馴染「現代では、同性の同行為にも用いられる」
男「うほ…」
幼馴染「現代では、同性の同行為にも用いられる」
男「しつこいよ!!」
幼馴染「いや、なんか同じことなのに行為って表現しただけでなんかいかがわしく見えてくるね」
男「そうか?別にそんなこと無いと思うけど」
幼馴染「手つなぐ行為」
男(あれ?ただ手をつなぐだけなのに、いかがわしいことをしようとしているように聞こえる…?)
幼馴染「裸足になる行為」
男(うわ…靴下を脱いだだけなのに、猥褻なことをおおっぴろげにしているような気分になる…?)
幼馴染「プロレス行為」
男(嘘だろ…プロレスをするってことが、あたかも性的な別の意味合いに聞こえてしまう!!)
男「あぁ、負けたよ。もう行為って表現がいやらしく見えてしまうよ」
幼馴染「それにしても結局、具体的なイチャつき方については分からずじまいだったね」
男「やるなら最後までネタを通せよ!!」
幼馴染「んー、とりあえず困ったときのグー○ル先生ですかね」
男「便利だよなぁ」
幼馴染「イチャイチャ 方法 童貞…っと」
男「最後のキーワードいらないだろ!!俺のパソコンに気まずい履歴を残すな!!」
幼馴染「んーなんかいい記事は無いかなぁ」
男「ん、これなんかどうだ?思わずもげろ!と叫びたくなる男女のイチャイチャだってさ」
幼馴染「おぉいいじゃん。よくやった撫でてやろう」
男「俺を飼い犬扱いするんじゃない」
幼馴染「まぁ、うちのペットが反抗期だにゃん」
男「猫が犬を飼うのか。猫のほうがえらいと思ったら大間違いだぞ」
男「それで、なんて書いてあるんだよ」
幼馴染「えーとね…(参考http://www.men-joy.jp/archives/40509 )」
男「おい」
幼馴染「一つ目は、人体の限界を超越してイチャイチャする例 だってさ」
男「俺、記事読んでないからさ、説明してくれよ」
幼馴染「私も読んでないけど」
男「んー人体の限界を超越…か。意味がよくわからんな」
幼馴染「人間やめたって事かな」
男「どういうことだよ」
幼馴染「俺は人間を辞めたぞおおおおお!!!うおおおおおお」
男「いちゃいちゃするために!?」
幼馴染「うおおおおお、これが波紋の呼吸法か!?唇が吸い寄せられる…!!」
男「そしてズキューン」
幼馴染「イチャイチャするにも命がけだね」
男「そうやって一族の歴史は続いていくんだ」
幼馴染「さてと、二つ目。いきなり偉人 」
男「これも意味が分からんな」
幼馴染「ちょっと実践してみようか」
男「えっ」
幼馴染「おい…もうちょっとこっちこいよ…」
男「しかも、俺が女役かよ」
幼馴染「恥ずかしがんなよ…もっと近う寄れって…」
男「う、うん…」
幼馴染「もっと来いよ…ほら…人民の人民による人民のための政治 だぜ…?」
男「いきなり偉人!?」
幼馴染「かの有名な偉人たちもこうやってイチャイチャしたんだね」
男「違うと思う」
幼馴染「三つ目は同情の余地なし です」
男「これもちょっと分からんなぁ」
幼馴染「なぁ先っちょだけ、先っちょだけでいいからさ」
男「それが許されると思っているのか」
男「同情の余地なし…こういう言葉聞くと、最近流行のドラマを思い出すよな」
幼馴染「あぁ、倍沢直樹」
男「混ざって増えた!?」
幼馴染「あれもう終わってるし、もう流行って感じしないよ」
男「えぇー…流行早すぎだろう」
幼馴染「まったく、何も考えずにとりあえず流行に乗ればいいと安直に思ってんでしょ。ほんと考えがあまちゃんよね」
男「お前に言われたくねぇよ!!」
幼馴染「ところでイチャイチャのことなんだけど」
男「忘れてただろ」
幼馴染「忘れてないよ、だってさ」
男「えっ?」
幼馴染「今、イチャイチャしてるじゃん?」
男「お、おう…」
おしり
男「この前、自分の尻揉みしだいてたんだけどさ」
幼馴染「急に性癖暴露されても困るんだけど」
男「いやさ、最初は胸を弄ってたんだけど、やっぱ興奮しないなぁと尻にチェンジしたわけさ」
幼馴染「話し続けるんだ」
男「でも、やっぱ興奮しないな。尻のほうが擬似おっぱい感じれると思ったんだけど」
幼馴染「童貞拗らすと、こんな姿になってしまうのか…」
男「お前だって、高速道路で車のドア開けて空気抵抗感じようとしたことあるだろ」
幼馴染「ないわ。そんなことするなら自分の胸揉むわ」
男「その無駄に大きいやつか!」
幼馴染「無駄とか言うな」
幼馴染「というか、男くんって無駄におっぱいにこだわるよね。気持ち悪い死ね」
男「ジョットコースター並みの急速罵倒!」
幼馴染「そこまでおっぱいに執着する理由があるの」
男「バカヤロウ、男は然も蜜に集まるゴキブリのように無意識におっぱいに集まるモンなんだよ!」
幼馴染「打たれ強いのもそのせいだったんだ。だから人類の皆から嫌われてるんだね」
男「俺、そんな規模で嫌われてたの!?」
幼馴染「まぁー、クラスで浮いてるって言うのは確かだね」
男「学校生活が始まって半年経つのに、一人も友達が出来ない理由がやっと分かった…」
幼馴染「なんか男くん、近寄りがたい不陰気出してるんだよね」
男「無理に変換するなよ。なんかすごいネガティブな意味合いの言葉に聞こえる」
男「まぁ、確かに友達が一人も居ないのは悩みだな。そうだ、俺と友達になってくれよ」
幼馴染「ル○ィがワンピース見つけたらなってあげる」
男「畜生!さっさと服屋に行って買え!」
ガチャ
妹「おいすー、変ゼミの新刊貸してー」
男「勝手に持って行け」
幼馴染「あ、妹ちゃんだ」
妹「おっ、誰かと思えば幼馴染ちゃんじゃねぇか。なんだよあんちゃん、淫らな行為するなら言ってくれよな」
男「淫らな行為をする予定もないし、仮にそうなったとしてもお前を呼ぶ理由が無い」
妹「なんだよー、あたしとあんちゃんの仲じゃないか。水臭いこというなよ」
幼馴染「この部屋はイカ臭いけどね」
男「おいファブリーズ持って来てくれ!樽ごとだ!」
妹「ドンキでもファブリーズは樽売りしてないとおもうぞ」
幼馴染「というか、このヨッちゃん野郎は中○生の妹になんて漫画読ませてるの?変態なの?」
男「おい、これは学術的な性的探究心をうまい具合に満たしてくれるんだ、そんなコアな漫画じゃない」
妹「あのオナ禁の話しは秀逸だよなー」
男「やめて!これ以上お兄ちゃんの株を下げるのは止めて!」
幼馴染「もう大暴落で恐慌入ってるから安心して」
男「視線が氷河期並に冷たいです…」
妹「それで、おっぱいがなんだって?」
男「なに言ってるんでしょうか、この妹は」
妹「あんちゃんが大声でおっぱいおっぱい叫んでるから、隣の部屋まで駄々漏れだったよ」
幼馴染「ちなみにおじさんたちは?」
妹「リビングに居るよ」
男「また家族全員に気を使われて、晩飯のとき変な空気の中飯を食うのか…」
幼馴染「また、か。うん、まぁそうだよね」
妹「あんちゃんの奇行は今に始まったことじゃないからなぁ」
男「なんで自慢げなんだよ」
妹「それで、あたしのおっぱいが最近大きくなったって話しだっけ?」
幼馴染「詳しく」
男「いや、どうやったら擬似的におっぱいを感じられるかって話」
妹「んー、肉まんとか?」
男「試したことあるが、ただヤケドしただけだった。あと手触りがちょっと肉まんっぽかった」
幼馴染「そりゃ肉まんだしねぇ」
妹「じゃあ、ピザまんは?」
男「そういう問題じゃないと思うぞ」
幼馴染「そういえば、前に某アニラジで擬似おっぱいについて話してた記憶があるけれど」
男「ほう、それで結論はどうだったんだ」
幼馴染「詳しく内容は覚えてないけれど、たしかセ○ンのメロンパンがよかったって聞いたような」
妹「メロンパンうまいよなー。カリカリもふもふしてて」
男「うーんメロンパンか…肉まんと同じような結果になりそうだけど」
幼馴染「言うには、開封前の空気が多少入ったやつでやるといいらしいよ」
男「ほう」
妹「なんだか、急にあんぱん食べたくなってきた」
男「そこはメロンパンじゃないのかよ…」
幼馴染「奇遇だね、妹ちゃん。私と一緒にコンビ組もうか、間違った。コンビニ行こうか」
妹「もちろんあたしがツッコミだよな」
幼馴染「い、妹ちゃんが突っ込みたいって言うなら…いいよ?」
男「赤面してそういうこというなよ。それにお前らどっちもボケだからな」
妹「よーし、んじゃ少し用意してくるからあんちゃんは全裸で待機しててくれよな」
男「しねぇよ。なんでコンビニ行くのに全裸なんだよ」
幼馴染「はい、風邪引いちゃいけないから。コート」
男「気遣いの方向性が間違ってるから。全裸にコートとかアウト過ぎるだろ」
幼馴染「?」
男「えっ…なに言ってるの…?みたいな表情すんな!」
数分後
妹「おっしゃ、んじゃ行こうか」
幼馴染「可愛い…」
男「妹相手に、恍惚とするなよ。というか、そんなミニスカートで大丈夫なのか」
妹「ん、大丈夫でしょ。履いてないし」
幼馴染「なん…だと」
男「パンツが無いから恥ずかしくないもん、ってか。アホか。早く履いてこい」
妹「ちぇーあんちゃんが喜ぶと思ったのに」
男「嫉妬の矛先が過激すぎる!そういったフラストレーションはスポーツなどで解消しましょうよ!?」
幼馴染「いいなぁ、私も妹欲しいなぁ」
男「意外だな、幼馴染はそういうの煩わしいとか思ってそうなのに」
幼馴染「なんてこというんだ。私はどこから見ても、可愛いものを素直に愛でている純粋な女子だろう」
男「素直な女子ねぇ…」
妹「おまたせー、今度はちゃんと履いてきたよ」
幼馴染「はぁ…はぁ…ねぇ何色のパンツはいてるの…?」
妹「まつざきしげる色だよ」
幼馴染「真っ黒…!!」
男「ウィキペディアにちゃんと載ってる…!?(驚愕)」
おしり
32と33の間に入る予定だったもの
幼馴染「なぁ、男くん。いま私は猛烈に君に嫉妬している。爪の間に針刺していいかい?」
妹「いやー、めっきょり寒くなったねぇ」
男「めっきょりってなんだ」
幼馴染「冬にアイス食べるやつ、あるじゃない?」
男「急だな。まぁ冬にコタツで食べるアイスはうまいけれど」
幼馴染「でも、夏に鍋は食べたくないよね」
男「ま、まぁ。そうだな」
幼馴染「うん」
男「……」
幼馴染「……」
妹「あ、アイス饅頭たべたい」
男「終わりか!?オチは!?」
幼馴染「落ちなんて無いわよ別に」
男「いや別に無理に落ちを付けろとは言っていないけれど、できればスッキリ終わらせたいじゃないか」
幼馴染「またまた。男くんは毎晩ベットでシャッキリシコシコポンしてスッキリしてるんじゃない」
男「隠語が長いよ。それに途中でシコシコって入ってるじゃないか」
妹「あれって正確にはシュッシュッって感じだよな」
幼馴染「あら妹ちゃん、詳しいのね」
妹「兄ちゃんのいつも覗いてるからな」
男「セイセイセイセイセイセイセイ」
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