春香「コールオブデュティー?」(242)

P「知らないか?」

春香「うーん、聞いたことないですね、何ですかそれ?」

P「ゲームソフトの名前なんだが」

春香「私、ゲームには全然詳しくないですよぉ
   真美達なら、知ってるんじゃないですか?」

P「そうか…」

春香「でも、突然どうしたんです?」

P「いや、まあ話は事務所についたらするよ
 全員集まってからじゃないとな」

春香「?」

~事務所~
ガチャ
千早「こん…に、ちは」

P「お、これで全員だな」

千早「なんですか、このダンボール」

春香「まるで千早ちゃんの家みたいだね」

伊織「これで、やっと説明してもらえるわね」

あずさ「一体何なんでしょうね~」

P「さて、今から2週間
 お前らにはゲームをやってもらう事にした」

一同「ゲーム?」

P「タイトルはCall of Duty:Modern Warfare3(以下MW3)
 世界的に売れてるゲームソフトの一つだ」

千早「質問があります」

P「何だ?」

千早「メリットは?」
P「ない」

伊織「開き直ったわね…」

貴音「わたくしも、質問が御座います」

P「なんだ」

貴音「なぜこのような事を?」

P「俺の趣味だ」

伊織「はい」

P「いい挙手だ、何か質問か?」

伊織「私達に拒否権は?」

P「ない、社長から許可を貰ってる
 やらないならクビだ」

真「どうせ社長の事だからロクに話も聞かないで"いいねぇ、ティンときたよ!"とか言ったんだろうね」

P「その通りだ」

雪歩「あの…」

P「雪歩もか、皆質問が多いな」

雪歩「このダンボール、ゲームですよね…お金、まさか事務所の予算…」

P「音無さんじゃあるまい、そんな事はしない
  俺の趣味だし、全部自腹だ」
あ、書き溜めないんで遅いのは勘弁

P「…もう、質問はないな」

春香(質問しても、するだけ無駄だってわかってるからね…)

P「はい、全員にこのゲーム機をプレゼントだ
 一人一個ずつ持っていってくれ」

真美「あー!真美これ知ってる!」

亜美「xbox360って奴だよね!」

響「…どっかで見た事あるぞ」

P「ああ、事務所に一台置いてあるからな、ほらあそこ」

やよい「あれって、ゲーム機だったんですねっ」

P「まあ、あそこにあるのは音無さんの私物だから俺は弄れないけど」

美希「なんかボロっちいの」

P「レッドリングが出たジャンク品だからな
  1000円くらいで叩き売りされてるのを買ったんだ」

真美「レッドリング?」

P「ああ、いや、まあ壊れてたって事だ
 俺が頑張って直した」

亜美「すげー!」

PCやってみたけどPSコンに慣れてたから難しかった

P「そしてこれがコントローラーだ
 これも予算の都合で有線の中古品で買い揃えた」

真「ピコピコって今じゃワイヤレスなんですか?」

P「お前昭和の人間みたいだな…
 ソフトももちろん中古で揃えた、一本4000円程度
 これで、一式6000円、経済的!」

やよい「うっうー!安いの大好きですー!」

P「偉いぞやよい、今度一緒に秋葉原のジャンク市行こうな」

やよい「はいっ!」

伊織「話をさっさと進めなさい」

P「ああ、すまんすまん
 これがカードだ、一ヶ月間ネット対戦が可能になる」

真「ネット対戦?」

P「真…お前、本当に平成生まれか?」

真「きゃぴぴぴーん!」


皆さんPが安月給であることを忘れないで下さい
12台のゲーミングPCなんか組めません

春香「これ、家に持って帰るんですか?」

P「いや、電車組は大変だろうし、すべて事務所に置く
 とりあえず一ヶ月社長室を借りる事にした(部屋賃1万)」

美希「奥のダンボールは?」

P「ディスプレイだ秋葉で3000円前後のを買い集めた
 不公平のないように全部19インチ、ワイドじゃないのは予算の都合上我慢してくれ」

伊織「お風呂のテレビより小さいわ」

P「文句言わないでくれ…」

あずさ「これ、パソコンに使う奴ですよね?ゲームって出来るんですか?」

P「ああ、それはD-Sub変換ケーブルを使うので大丈夫です
 音は出ませんけど、別で出力しますから」

響「ここまで全部プロデューサーの節約自慢だぞ…」

貴音「それは、尺の都合上仕方ありません」

律子あたりが「ぱぱぱぱパッドでFPS()」とか言い始めて
亜美真美が「まままマウスでFPS()」って対抗したら面白そう

P「まあ、設営は俺がやっておくから
 明日からはゲームに励んでくれ」

春香「何言ってるんですか、手伝いますよ!」

P「まじで?疲れるよ?」

真美「こんなオジサンが12台ずつテレビとゲーム運んでると、腰痛めちゃうからね→」

あずさ「お手伝い、させてもらいますよ♪」

P「皆…ありがとう!」


~翌日~
P「よし、始めよう」

美希「3つモードがあるの」

P「最初は、キャンペーンだな
 いわゆるストーリーモードって奴だ」

千早「あの、これは何かのお話の続きなのですか?」

P「ああ、だから正直話はさっぱりわからないと思う
 だから、一番最初のチュートリアルだけやってくれ」

伊織「その後は?」

P「スペシャルオプスをやる」

亜美「スペシャルオプス?」

P「まあミニゲームみたいなものだ
 とりあえず皆キャンペーンから入ってくれ」

雪歩「難易度は、ルーキーでいいですよね」

P「チュートリアルしかプレイしないから、関係ないよ
 ムービーは飛ばしていい」

真「…」

P「真?」

真「わっ、すみません…今のゲームってこんなに綺麗なんですね…」

P「まあ、最近はどれもこんなもんだろ」

貴音「なんだか、凄まじい始まりですね」

春香「いきなり事故に遭ってるみたいです」

P「え?」

サンドマン『ジャマーは北に500メートルだ! ここからは徒歩で行く! 出発だ!』

やべえ、MW3チュートリアルなかった

P「と、とりあえず、最初のミッションやろう」

千早「グダグダですね」

P「あー、皆ストップ!コントローラー見てくれ
 カクカクシカジカ
 …というのが、一連の操作だ」

春香「そ、そんな事言われても」

P「まあ、ルーキーだから多少撃たれても死なないし、適当に進めて覚えてくれ」

伊織「投げやりすぎでしょ」

やよい「うぅ~…ビルから何か落ちてきました…」

真美「敵はまだかー!」

雪歩「あ、あずささん逆です逆…」

あずさ「あらあらぁ?」

P「ま、まあ大丈夫だよな…」

やよい「はわわっ!?画面に赤いのが付きました!!」

P「それは撃たれた証拠だ
 その赤いのがついてる方向から撃たれたって事」

伊織「ふぅん、結構リアルなのね」

千早「LTトリガーでエイム…?」

P「お、どうやらその都度表示されるみたいだな
 皆、ここのトリガーを引いてくれ」

春香「わ!狙いました!狙いましたよ!」

響「これで敵を撃つんだな!
  …ん?なんだか狙いにくいぞ…」

P「移動で照準を合わせたらダメだ
 狙うときは右のキノコをコネコネするんだぞ!」

貴音「"Enemy down!"」

P「お、貴音は上手いな」

亜美「亜美も見て!」

P「おお、亜美も真美も上手じゃないか」

真美「へへー!」

アイドルがMW3はイメージが悪くなる
CoD4にしろ

P「とりあえず4つ操作を覚えろー
 左キノコで歩いて、右キノコで見回す
 左トリガーで狙って、右トリガーで撃つ」

千早「何事も小さな一歩から、ですね」

P「お、千早も乗り気になって来たな」

千早「どんな事であれ、他人に負けて良い気はしませんからね」

P「雪歩、やよい?」

二人「は、はいっ!」

P「動かないと話が進まないぞ」

やよい「うぅ~…」

雪歩「だ、だって撃たれちゃいますぅ」

P「これは練習なんだから、死んでなんぼだよ」

二人「は、はいっ」

美希「わっ!死んだの!」

P「早いな…
 撃たれたのか?」

美希「わかんない…」

P「死んだ画面で、目の前に敵が居たから多分殴られたんだろう
 殴られたらルーキーでもすぐ死ぬから気をつけろよ」

あずさ「あの、プロデューサーさん…行き止まりなんですけど~」

P「あずささん、逆です」

あずさ「あらあらぁ?」

真「へへっ!やーりぃ!」

P「うん、真もなかなか上手だな
 敵に撃たれるようなら、近くの物に隠れるんだ」

響「うぎゃー!隠れる場所なんてそんなにないぞ!」

P「腰くらいまでしかない遮蔽物にはBボタンでしゃがんで隠れるんだ」

響「おお!ありがとプロデューサー!」

P「なんだ、皆結構すぐなれるもんだな」

千早「プロデューサー、これは何ですか?」

P「ああ、AK47だな
 敵を倒すと、敵が使ってた銃をその場で拾うことが出来る」

千早「なるほど」

P「Yボタンを押してみろ」

千早「…これは?」

P「予備の武器だ、最初のステージだとグレネードランチャーを持っているらしいな」

千早「グレネードランチャー?」

P「まあ、あれだ、爆弾を発射できる銃って考えてくれ」

千早「強いのですか?」

P「使いどころによるな、敵が一箇所に固まってたりすると一気に片付けることが出来る」

千早「なるほど、適材適所に扱わないといけないのですね」

P「ああ、飲み込みが早いな」

伊織「うぎゃー!」

響「伊織!自分のマネするな!」

伊織「それどころじゃないわよ!装甲車が出てきたじゃない!どうすればいいのよ!」

P「とりあえず様子見てみろ」

伊織「あ、人がいる」

P「機銃手を片付ければ装甲車も無力だ
 それと、機銃手を狙わなくても予備武器のグレネードランチャーで装甲車ごと吹き飛ばせるぞ」

伊織「し、知ってたわよそれくらい!」

P「また何かあれば行ってくれよ」

亜美「わー!この鉄砲可愛い!」

P「…よし、銃の種類の説明もしておくか
 皆も基本操作は大丈夫そうだし」

P「…以上だ、大体は分かったか?」

一同「はーい!」

P「よし、じゃあ完璧に動きに慣れてもらう」

美希「完璧に?」

P「ああ、皆大体は動けるようにはなったけど、まだ甘い
 千早や貴音なんかはかなり上達してきてるけど
 他の皆は、敵を撃つとき、どうしてる?」

真「それはもちろん、狙ってますけど」

P「そこだよ
 皆、敵を撃つ時、右キノコしかコネコネしてない
 千早、ちょっと再開してくれないか」

千早「はい」
ガガガガ!エネミーダウン!

P「わかったか?」

やよい「左のスティックも動かしてました!」

P「そうだ、動きながら撃てば敵の照準から逃げながら敵を撃てる
 これはかなり有利だ」

ストーカーかサブマか?

P「つまりだ、皆もこれが出来るようになってもらう」

雪歩「わ、私なんかに出来るでしょうか…」

P「とりあえず、皆スペシャルオプスに入って最初のミッションを見てくれ」


貴音「これは、興味深いですね」

真「これ、敵がハリボテなんですか?」

P「そう、これでタイムアタックをやってもらう
 早いタイムを出す為には、少しでも止まらないで撃たないといけないからな」

春香「勝手に慣れるって訳ですね!」

P「そういう事だ!
 皆始めてくれ!」

~一同練習中~

P「皆、タイムはどれくらいだ?」

やよい「やり直しって言われちゃいました…」

P「それは遅すぎるんだな、よく狙って撃つんだ
 一発当てれば敵は倒れるんだから」

やよい「はいっ」

~~

貴音「わたくしは、80秒です」

P「なるほど、千早は?」

千早「72秒です」

P「という事は、千早が今のところ最速か
 とりあえず皆1分を目標にしてくれ」

あずさ「プロデューサーさんは、どれくらいなんですか?」

P「え、俺?」

伊織「あんた一分切らなかったら許さないんだからね」

P「んな無茶な…」

P「っと、32秒か」

響「プロデューサー、化け物だぞ…」

P「化け物?これじゃ星二つだぞ
 CoD4ならベテラン推奨されるタイム取れたんだけど、鈍ったな…」

伊織「むきー!なんでそんなに早いのよ!」

P「お前な、昨日の今日始めた皆に負けたら俺まじで面目立たないじゃないか」

真美「真美もっとがんばろ!兄ちゃん絶対抜かすもん!」

亜美「亜美も!星3つとる!」

P「とりあえず、やよいと雪歩は民間人にまで乱射しないようになろうな」

春香「あわわ、これじゃ皆に置いてけぼりにされちゃうよ
   私も頑張らないと!」

P「よし、皆1分になるまでひたすらコース練習!
 目指せピットの王!」

一同「おー!」

~2日後~
やよい「プロデューサー!見てください!一分ちょうどです!」

P「よし、よくやった!」

やよい「皆さん、お待たせしてすみません…」

千早「いいのよ、おかげで30秒代に行けるようになったから」

真美「くっそ~、やよいっちはもっとのんびりしてても良かったんだよ!」

亜美「亜美もまだ兄ちゃんのタイム抜かしてない!」

真「慣れたらいけると思ってましたけど、30秒代ってかなり難しいですね…」

伊織「ほんと、正直あのプロデューサー舐めてたわ」

P「さて、これでお前達も立派な軍人だ
 …ネット対戦を解禁する」

一同「…ゴクリ」

P「ネット対戦は、地獄だぞ」

雪歩「や、やっぱり怖いですぅ」

P「お前達はヒヨコ卒業したとは言え、まだ足の生えたオタマジャクシみたいなもんだ
 フリーフォーオール(以下FFA)という狭い戦場からの外出は許さない」

春香「FFA?」

右も左もわからない状態でドミネやって見方にVCで滅茶苦茶怒鳴られたのはいい思い出

あずさ「なんだか、美味しそうな名前ですね~」

P「FFAっていうのは、簡単な話バトルロワイヤル形式だ
 全員が敵の状態から始まって、先に30人を倒した人の勝ち
 まあ、お前達は初の対人戦だから、ボロ負けだろうけど」

伊織「馬鹿にしないでよね!」

貴音「それほどの厳しい戦いなのですか?」

P「だって、お前達はロクにMAPも知らないから、仕方がない
 これから少しずつ、どこに敵が隠れやすいかを覚えていけばいい」

~~
千早「プロデューサー、カスタムクラスというものが作成可能になりました」

P「やっぱり、レベルが上がるのは千早が一番早かったか」

千早「これは何ですか?」

P「皆、見てくれ
 レベルが5になった人は、カスタムクラスというのが作成可能になる
 このように、5つのクラスがあって
 今までお前達が使ってたものとは違う好きな銃を組み合わせて保存しておける」

美希「好きな銃…」

P「FFAで、敵の落とした武器を使った経験は誰しもあると思う
 そういう機会に色々な銃を使ってみて、自分の好きな銃を決めてみてくれ」

P(しかし、千早と貴音の二人は異常に伸びるな…
 皆で戦う時は、考え物だな…)

貴音「貴方様?どうかなさいましたか?」

P「い、いや…なんでもないよ」

P(まあ、やよい達が80レベルになる頃には、差が縮んでればいいんだが…)

亜美「兄ちゃん!」

P「ん?どうした?」

真美「真美達そろそろ他のルールもやってみたいよ→」

P「そうか…じゃあFFAで一位になったらな」

亜美「えー!?」

千早「あの、プロデューサー」

P「ん?」

千早「私、一位になったので、他のルールをプレイしてもいいですか?」

P「ああ…うん…」

春香「千早ちゃん、すごいね…」

響「自分、負けてられないぞ!」

P「ふー、ただいま」

真「角を動くとき、こう狙いながらすればいいんだよ」

雪歩「そ、そう覗き込めばいいんだね!ありがと真ちゃん!」

伊織「だから、あんたは馬鹿みたいに撃ち過ぎなのよ
   こうやって、1,1,1,1,って撃つの」

やよい「はわわっ!ありがと伊織ちゃん!」

千早「あずささん、敵に遭遇したときに棒立ちでいる事が多いですから
   撃ちながらBボタンでしゃがむか伏せた方がいいですよ」

あずさ「あらぁ、ありがとうね、千早ちゃん」

春香「わ!四条さん!一位取れましたよ、一位!」

貴音「それはまこと宜しいですね
   これを機に他のルールに挑戦してみてはどうでしょう」

春香「じゃ、じゃあ、千早ちゃんもやってたし、TDMに…」

P(早くも教える子と教えられる子が出てきたな…単純に向き不向きもあるんだろうけど)

~さらに二日後くらい~

P「…皆、聞いてくれ
 今から、プラベをやる」

やよい「ぷらべ?」

P「プライベートマッチ、つまりここに居る皆で戦う」

一同「!?」

P「その前に、皆のキルレを見させてもらった
 …正直に言うと、普通にやったら千早のいるチームが勝つ」

春香「だ、だよね…」

雪歩「千早ちゃん、凄く上手だもんね」

P「だから、チーム編成を考えた
 千早のチームは、千早、貴音、伊織…」

伊織「ストップストップ!!」

P「なんだ?」

伊織「こういう事、自分じゃ言いたくないけど
    この3人集めるってパワーバランス寄りすぎでしょ!」

響「流石に、ずるいぞ…」

P「千早チームは、以上3名だ」

千早「えっ」

伊織「えっ」

貴音「なんと」

春香「じゃあ、まさか…」

P「残る9人が、もう一つのチームだ」

伊織「馬鹿じゃないの!?そんなのレイ○試合もいいところじゃないの!」
P「伊織」
伊織「成績の上から下まで一人ずつ順番に取ったほうが」
P「いお…」
伊織「大体なんであんたはそうやっていつも」
P「伊織、落ち着け
 チラっとアイドルとしてあるまじき単語が出た」

伊織「き、気のせいよ」

P「まあ、落ち着いて聞いてくれ
 この3人、本当に上手いだけか?」

美希「?」

P「…策士だ
 この3人なら、素晴らしい作戦を考えて、この逆境をなんとか跳ね除けてくれると思う
 異論は?」

プラベはジャガーノートとガンゲームばっかりやるわ

やよい「A地点誰もいなくて制圧簡単にできましたぁ~」

味方「何不利地点とってんだよ氏ね」

やよい「うっうー…」

千早「プロデューサー、ルールは?」

P「サーチアンドデストロイだ(以下サーチ)」

あずさ「サーチ?」

P「防衛側と攻撃側にわかれる
 防衛側はマップの二箇所にある防衛地点を守り、爆弾が設置されたらそれを解除する
 攻撃側はその二箇所のどちらかに爆弾を設置して、解除されないように守る」

春香「私、そのルールやったことないです」

P「そりゃ、俺がサーチだけはやるなって言っておいたからな」

真美「このための複線だったとは、やるね兄ちゃん」

P「いや、単純に、このルールは上手い人が多いから
 迷惑にならないようにと思ってな
 最初はチームデスマッチのつもりだったんだけど、この方が3人の頑張りが見れるかなって」

伊織「ホント趣味悪いわね、あんた」

P「ちなみに、死んだらそのラウンドは復活しない」

亜美「げぇ」

P「あと、試合開始後のカスタムクラスの変更は認めない」

真「うーん、ごり押しすれば、勝てちゃうんじゃないかな…」

P「それは、三人の腕次第って事だな
 とりあえず、皆カスタムクラスを一つ作ってくれ」

~~
春香:M4フォーカス拡張マグ・USP拡張マグ
   フラグ・スタン
   スライド・ブラスト・ステディ

P「春香はM4か」

春香「はい、カスタムクラス、途中で替えちゃダメって言われましたから
   どんな場所でもこの銃なら対応できるかなって…」

CoDよく知らない人向け
銃:万能で短所の少ない銃、長所もそんなにない
アタッチメント:弾が増えるだけの無難なもの

千早:MK14キックACOG・57タク
   投げナイフ・コンカッション
   スカベン・アサシン・デッサ

P「MK14か、珍しいな」

千早「スナイパーより、近距離も対応しやすいですから」

CoDよく知らない人向け
銃:威力がぶっとんで高いから、当てられる人が使えば強い
アタッチメント:スナイパー風だけど、ちゃっかり近距離もいけちゃう

~~
貴音:MSRフォーカスノンアタ・MP7フォーカス拡張マグ
   C4・ポータブルレーダー
   スライドハンド・オーバーキル・ワークスマン

P「おお…貴音じゃ重装備だな…」

貴音「3人で、9人を相手にしなければなりませんからね」

CoDよく知らない人向け
銃:能力のおかげでスナイパーライフルとマシンガンを持ってるよ!

亜美:P90ラピ拡張マグ・57デュアル
   セムテ・スタン
   スカベン・ブラスト・ステディ
銃:近距離の火力特化

真美:P90レンジACOG・57拡張マグ
   セムテ・スタン
   スライドハンド・クイック・ストーカー
銃:中距離以遠にも対応しやすい

真 :KSGレンジ拡張マグ・UMPレンジ赤点
   投げナイフ・コンカッション
   EXコンディション・オーバーキル・ステディ
銃:ショットガン、マシンガンも持ってるから中距離も対応

雪歩:盾スピード・57デュアル
   C4・コンカッション
   スライドハンド・ブラストシールド・ステディ
銃(じゃないけど):嫌われる装備

真美ストーカーいらなくね

スライハンドとマークスマン、ずっと勘違いしてた死にたい

伊織:MK46フォーカスACOG・ジャベリン
   クレイモア・ポータブルレーダー
   EXコンディション・アサシン・ストーカー

やよ:盾格闘・RPG-7
   B-ベティ・戦術マーカー
   リーコン・クイック・ステディ

美希:SPASレンジ拡張マグ・44デュアル
   セムテ・スタン
   スカベン・ハードラ・ステディ

あず:MG36アタッチメントグリップACOG・XM25
   フラグ・トロフィーシステム
   EXコンディション・アサシン・ストーカー

響 :RASSアタッチメントACOG拡張マグ・DEタク
   セムテ・コンカッション
   EXコンディション・クイックドロー・マークスマン

P「やよい…その装備…」

やよい「は、はい!」

P「いや、いいんだ…それでやよいが幸せなら…」

やよい「う?」

P「それじゃあ、始めよう
 このヘッドセットをつけてくれ、お互いのチームの声しか聞こえないようにな」

伊織「安物ね…5,1chサラウンド環境揃えてくれるのかと思ったのに」

P「贅沢言うな、12個も揃えられない
 最初のステージはVillageで千早のチームが攻撃側だ」

春香「がんばろうね、皆!」

その他チーム「おー!」

千早「…どうしましょうか」

貴音「サプレッサ持ちが一人も居ないのは厳しいですね」

伊織「だって、誰か一人くらいつけてくると思って…」

千早「ないものねだりしてもしょうがないわ、作戦を考えないと」

高いところから飛んでいる時に殺されると面白いよね

千早「MAPから見て、A地点は洞窟の手前よね」

伊織「敵が多い時はいくべきじゃないわね
   囲まれちゃうわ」

貴音「Bを攻めるのですね」

千早「橋の下が怖いわ、水瀬さんはそこの見張りをお願いできる?」

伊織「任せて」

貴音「では、わたくしは南西の奥で見張りましょう」

千早「私が西を見張れば、OKね
    四条さんは私や水瀬さんのピンチになったらしっかりカバーをお願い」

貴音「心得ました」

~~
春香「どうしようか」

響「どうせ3人しかいないんだからがーっと攻めちゃえばいいさー!」

真「同感!」

あずさ「大丈夫かしら…」


参考までにMAP
http://10up.20ch.net/s/10mai651864.jpg

P「試合開始!」

"Pi-!!!"
バシュ!

響「真美、亜美は洞窟の方から回り込んで!」

真美・亜美「あいさー!」

真「一番のりはボクだ!」

響「負けないぞー!」

ドカーン!!

真・響「え?」

伊織:ジャベリンキル:真
伊織:ジャベリンキル:響

響「うぎゃー!」

雪歩「ま、真ちゃん!」

春香「響も反応なし…、負けたら声も聞こえなくなるみたいだね」

やよい「うぅ…怖いです…」

伊織「にひひっちょろいもんね」

美希「真クンかっこ悪いの…」

あずさ「やっぱり、何か作戦考えた方がいいんじゃないかしらぁ」

春香「真美、亜美ー!ちょっとストーップ」

B地点に爆弾設置!

雪歩「あうぅ、もうだめですぅ」

真美「はるるん!急がないと負けちゃうよ→!」

亜美「そうだよ→!」

春香「ええっと、それじゃあ…真美は橋の下
   亜美はさらに大回りで回りこんで!」

真美・亜美「そうこなくっちゃ!」

春香「雪歩は先頭きって、南の壁にそって進んで
   その後ろにあずささんが続いて…やよいは私の前!」

あずさ「えいえいおー!」

伊織「ん?馬鹿が走ってきたじゃない!」
ババババ!!

真美「うわぁ!あぶない!
   亜美!奥に敵が…」

伊織:MK46キル:真美
UAV会得

亜美「おのれ敵を」
パーン!

貴音:MSRキル:亜美

伊織「恩に着るわ」

貴音「ふふふ、しっかり返してくださいね」

伊織「これでチャラね」カチッ

"UAVオンライン"

やよい「はわわっ位置がばれてしまいました!」

春香「大ピンチだよ…」

あずさ「♪」

千早「数が合わない、気をつけて
   …あれは、味方の盾に隠れてる…?」

春香「い、いけるよ、やよい!だってあの敵撃ってこないもん!」

やよい「うっうー!突撃ですー!」
バンバン!バン!

千早:MK14キル:やよい

千早「足が隠れてないわ、高槻さん」

春香「や、やよ…」
バンバン!

千早:MK14キル:春香

~~
雪歩「せ、攻めないと負けちゃいますよね」

あずさ「頑張って、いぶりだせないかしら」
ガチャ

あずさ「あら?これは…こんなのあったかしら、まあいいわ
    爆弾なげてみましょう」

雪歩「はい!」

ポトン
雪歩「あうぅ…C4ってそんなに遠くに投げられないんですね…
   取りに行ったら撃たれちゃいますぅ…」

あずさ「それぇ♪」

コロン…

千早「や、やば…」
スタタタタ

あずさ「あ、いたわ~♪」
ダダダダダダ!!!

千早「くっ!」(盾が邪魔で当たらない…)

貴音「お逃げなさい、タイミングを見計らって私が仕留めます」

千早「ありがとう、横から回るわ」

貴音(C4で、片付けてしまいたいですが、盾は邪魔ですね…)

貴音「…今!」
パーン!

貴音:MSRキル:あずさ

貴音(一人になればC4で…!?)

ダダダダダダ!!!
雪歩:57キル:貴音

雪歩「えへへ、デュアルってやっぱり強いです…!」

千早「見つけた!!」
バンバンバン!
千早:MK14キル:雪歩

千早「ん?赤点…!?」

美希「美希がキラキラするのー!!」

千早「!?」
バン!ズドン!
美希:SPASキル:千早

伊織「馬鹿!!」
ダダダダダ!!!

美希「あわわわ!」
伊織:MK46キル:美希
救援物資会得

ラウンド終了

春香「反省しよう」

響「はいさい…」

真「とりあえず、変なミサイルが発射されたら、トラックから逃げよう」

真美「溝の所はいおりんが伏せて待ってるし」

亜美「奥から回ってもお姫ちんが狙ってるし…」

美希「解決策が見当たらないの…」

雪歩「二人とも、ショットガンは少し厳しいんじゃないかなぁ」

真・美希「うぅ…」

あずさ「とりあえず、響ちゃんや私は遠くも多少狙えるから
    貴音ちゃんをなんとかしましょうか」

やよい「千早さんも、強敵です…」

春香「私がなんとかするよ!」

美希「春香で大丈夫?」

春香「さっき千早ちゃんが居た所を先に狙ってる!」

真「よし、それでいこう!」

千早「今度は、A地点から私は回りこむわ」

伊織「そう?爆弾は?」

千早「四条さんが持ってて
   多分、B地点を皆でカバーしにくると思うから
   私が後ろを取る」

貴音「サプレッサーを着けていないのに、大丈夫ですか?」

千早「ええ、それが狙いよ
    向こうも慌てるだろうからその隙に水瀬さんは踏み込んで
    四条さんは爆弾を仕掛けて」

伊織に「にひひっ任せてよね!」

第二ラウンド開始

春香「皆配置についた?」

真美「OK!」

あずさ「貴音ちゃん、来ないわねぇ」

真「今、思ったんだけどさ」

美希「?」

真「向こうも同じ場所にくるかは限らないんじゃ…」

バンバンバン!バンバンバン!!
千早:MK14キル:真
千早:MK14キル:美希

美希「あー!」
真「行ったそばから…」
美希「これ、復活しないからすぐ死んだらやる気なくなっちゃうの」

~~
春香「わわー!?
   真美、亜美!警戒して!
   私が行く!」

響「自分は?」

春香「えっと、えっと、待機!
    あ!千早ちゃん居た!洞窟の方行ったから亜美真美!向かって!
    奥から私が行く、ゆっくり慎重にね!」

ダダダダダ!!

伊織:MK46キル:春香

伊織「プリケツ見えてるわよ」

真美「え!?あっちにも敵いるよ!」

亜美「じゃ、じゃあ亜美は千早お姉ちゃんの方!」

雪歩「あの、私達本当にここで待ってていいんでしょうか…」

あずさ「でも、春香ちゃんいないし…」

やよい「でもでも、さっきの敵さん結構近かったですよ?」

響「うーん…じゃあ、あずさとやよいはここで貴音が来ないか見張ってて
  自分達は向こう見てくるぞ」

雪歩「が、頑張りますぅ」


貴音「…偽装服、というのでしょうか…便利ですね
    二人とも私に気付かず行ってしまいました
    ありがたくお背中頂戴いたしましょう」

貴音:ナイフキル:雪歩
貴音:ナイフキル:響

~~
やよい「はわわっ!?二人とも負けちゃいました!」

あずさ「…それじゃあ、どちらかは様子を見に行った方がいいわねぇ」

やよい「あ、あの!私が行きます!」

あずさ「やよいちゃん、大丈夫?」

やよい「が、がんばります!」

真美「あ、あれれ…」

亜美「なんだか、亜美たち囲まれちゃった?」

真美「だよね…キルログを見た限り…」

亜美「…撤退!!」

真美「逃げろ→!!」
~~

伊織「…高値が何でここにいるの?」

貴音「どうも、待たれていたようなので
   遠回りをしたら敵を見つけてしまいました」

千早「敵は4人、こっちは3人
    A地点に爆弾をしかけてしまいましょう」

A地点に爆弾設置!

~~
あずさ「あらぁ…」

やよい「なんだか、計画が全部裏目に出てます…」

あずさ「とにかく、いきましょう」

あずさ「あら、二人とも」

亜美「お姉ちゃん!敵が3人もいるよ!」

あずさ「困ったわねぇ」

やよい「どうしましょうか…」

真美「多分たぶんね、洞窟の奥にはお姫ちんがいると思う!
   あそこの暗くて外からは見づらいし」

やよい「じゃあ、マップの中央から?」

亜美「うぅ~ん、それが得策かもね」

あずさ「迷ってる時間もないし、行きましょう
    私は、洞窟の前で待機してるわね~
    多分、撃ちあいが始まったら貴音ちゃんもこっちを狙ってられないと思うから」

真美「あずさお姉ちゃん…」

あずさ「あらぁ~?」

亜美「いいさ、俺達は囮の役目を果たすまで…」

真美「行くぜ兄弟!」

亜美「おう!」

やよい「うぅ…置いてけぼりです…」

パーン!
貴音:MSRキル:亜美

真美「最初からこっち狙い!?
    なんのこれしき!!」
ダダダタダダダダダダ!!

真美:P90キル:貴音

あずさ「あらぁ、貴音ちゃんは私が貰う予定だったのに…あ!
    真美ちゃん!正面!!」
バババババ!!

伊織「何よやっぱり配置ミスってるじゃない!
   貴音の位置は私が行くべきだったのよ!!」

真美「逃がすかこの泥棒猫!!」

伊織「SMGか…!」
ババババ!!
バンバンバン!

真美:P90キル:伊織
千早:MK14キル:真美

あずさ「千早ちゃーん!!」
ダダダダダダダ!!!

千早「くっ、やっぱり上に立たれると…!
    一か八か!!」サクッ
千早:投げナイフキル:あずさ

やよい「あ、あずささんの仇…!?」

千早「ふふふ」

やよい「千早さんが…どうして盾を…」

千早「萩原さんのを拾っておいてよかったわ
   それじゃあ、お手合わせ願おうかしら、高槻さん」
ジリジリ

やよい「うぅ~…怖いです…」

千早(投げナイフがないから盾キャンセルは出来ないのが残念だけど
    どうやら高槻さんも出来ないみたいね、さあ、どうするのかしら)

やよい「はわわっ!な、なんか使っちゃいました!」

千早(スタン…?いや、せ、戦術マーカー…
    間違えて持ってきちゃったのかしら…可愛い)

千早(うふふ、もう後ろは壁よ高槻さん…観念しなさい…)
ゴン、ゴッ
ゴツン…ゴッ

やよい「うぅ~、もう許して下さいぃ…」

千早(感度も低くて私に画面に捕らえ切れてない、ふふふ、高槻さん可愛い)

ゴトン ゴン ゴッ 

やよい「うぅ…」

千早「あんまりいじめすぎるのも可哀想かしら、これくらいで終わりにしてあげましょう」

ゴトン ゴン アッー!

千早:盾キル:やよい

第三ラウンド

美希「次は絶対誰かを倒すまで負けないの…」

真「…」

春香「も、もうちょっと和やかに行こうよ、ね?」

やよい「うぅ…怖かったです…」

響「自分、後ろからナイフで倒されちゃったからな、後ろちゃんと確認するぞ」

春香「み、みんな…」

~~
千早「実に充実したラウンドだったわ」

貴音「面妖な…」

伊織「次の作戦は?」

千早「大人しくBを攻めましょう」

貴音「賢明です」

千早「今回は少し待ち気味にしましょう
    橋の手前に二人と橋の下に水瀬さんで」

真「…誰も来ないね」

春香「気長に待とうよ」

美希「美希は北の方行っていい?
   こっちは広いし、SPASじゃ辛いの」

~~

千早「…四条さん、左もちゃんと見てて
    誰か通ったから見てくるわ」

千早「…来た」
バンバン!

千早:MK14キル:美希

美希「…」
美希「とりあえずキルカメラ見てみるの」

"バンバン!アッー!"
美希「…ずるいの!置きエイムなの!!」
P「落ち着け美希」
美希「だってちょうど美希の来るとこ覗いてるの!」
P「そりゃ、お前が通るの見えたから来たんじゃないか?」
美希「…つまんない!」
P「そう言うなって」

P(…思いのほか強いなこの3人は…)

真「美希、負けちゃったね
  千早が上がってこないか見張ってるね」

春香「うん」

あずさ「…」
雪歩「…」
響「…」

真美「ねえひびきん、敵いないの?」

響「この高台からは見えないぞ」

亜美「はるるんの方は?」

春香「まだ誰も通って…来た!」
ダダダダダ!!

春香「ご、ごめん倒せなかった…」

亜美「仕方ないよ、遠いし…」

春香「て、敵見てくるね」

あずさ「じゃあ、私もいきましょう
    貴音ちゃんだったら、アサルトライフルじゃ厳しいでしょ?」

春香「あ、ありがとうあずささん!」

あずさ「それじゃあ、私はトラック側から行くから
    春香ちゃんは置くからまわりこn」パーン!

貴音:MSRキル:あずさ

あずさ「…あらあら
    キルカメラ…あら、貴音ちゃんドラム缶の奥で芋芋してたのね、うふふ」

春香「あれ!?あずささんが四条さんに負けちゃったってことは、真!真美!回り込んで!
   響はそこで四条さんが出てこないように見張ってて
   亜美は私の」バンバン!

千早:MK14キル:春香

亜美「は、はるるん!」

亜美(はるるんが撃たれた…千早お姉ちゃんは近い
    攻める?攻める?
    …落ち着いて、待とう    きt)バンバン!
千早:MK14キル:亜美


亜美「」

亜美「信じらんないよ~!!!」

P「いや、今のは千早何も悪くないだろ…」

亜美「知ってるから逆に嫌なんだよ!
   だって亜美が先に狙ってたのに負けるなんて、あー!!」

P(やばいぞ、これ
  最後のラウンドまで続くのか?)

~~
響「ど、どうせ貴音はあそこから動かないさー
  亜美も負けちゃったし、やよい、行こう?」

やよい「でも…千早さん、ですよね…」

響「そ、そうだけど…」

やよい「うぅ、弱音ばっか言ってられないですね
     うっうー!頑張ります!」

響「あ、やよい!ベティ持ってるじゃん!それ仕掛けておこう!」

やよい「はわわっ!すっかり忘れてました!」

響「トラックの方仕掛けておいて
  二人で奥から回り込もう!」

真「雪歩、不安だから一緒に行こう?」

雪歩「真ちゃん…」

真「大丈夫だよ!二人いれば、一人負けてももう一人でなんとか倒せるって
  車のところだよね?今行くね」

雪歩「うん!」

カチッ!ドーン!

伊織:クレイモアキル:真

真「」

~~

響「あ!千早が…やよいどいてどいて!」

やよい「す、すみません!」

響「あ、あっちはベティが…」

ピンッ!ドン!
バンバン!

響・やよい「!?」

千早:MK14キル:響

響「うぎゃー!なんでベティで倒せないんだよー!」

P「いや、あれ伏せたら当たらないし…」

響「そんなの聞いてないぞー!!」

P「そんな事聞かれてないよ…」

~~
やよい「うぅ…」ジリジリ

千早(最初から戦う気はないのね…、高槻さんは四条さんに任せましょう)

やよい「う?千早さん…見逃してくれました!!
    やっt」パーン!

貴音:MSRキル:やよい

~~

雪歩「もうダメですぅ…あわあ!?」

伊織「チッ…盾か」

真美「ゆきぴょん!?今行くね!」

ザシュ

伊織:ナイフキル:雪歩

真美「いおりんみっけたああああ!!!」

ダダダダダダ!!!

伊織「しまった、後ろ…!?」

真美:P90キル:伊織

~~
真美「…もう、思い残すことはないよ…」

パーン!

貴音:MSRキル:真美

~~
春香「プロデューサー」

P「は、はい」

春香「プロデューサーも、参加してください
   …もちろん、こっちに」

P「そ、そう言われても…プラベは、ほら、12人までだし、な?」

春香「私が、降ります
   皆のためにも、一回くらい勝ってあげて下さい」

P(…仕方がない、か)
P「よし、やるか」

P(春香のデータは俺が説明の時に作ったカスタムクラスがあったはず…
  あったあった)

武器:SCARインパクト拡張マグ・RPG-7
投げナイフ・スクランブラー
スライハンド・クイックドロー・ストーカー

P「さて、頑張るか!」

一同「…」

P「重いなぁ」

~~
ラウンド4

P「お、攻撃かこっちからなら」
ヒュン

サクッ
P:投げナイフキル:貴音

貴音「!?」

P「うわ、開幕がマジで当たった、幸先いいな」

伊織「ちょ、どういう事!?
   春香はさっきフラグだったじゃない…って、何であんたがプレイしてんのよ!」

P「ああ、1ラウンドだけ代理」

千早「まあ、いいんじゃないかしら
   こっちも困ってるわけじゃないんだし」

P「流石、千早は話が分かるな」

伊織「それじゃ私がわからず屋みたいじゃない」

P「まあ、細かい事は気にしなさんな」

千早「ほら、ヘッドセットをしましょう」

P(…)

スチャ
千早「キルストをさっさと使ってこのラウンドを閉めましょう」

伊織「ええ」
”エネミープレデターなんたらかんたら”

P「げっ、エグいなあ 皆大丈夫かな」

千早:プレデターキル:美希
千早:プレデターキル:真
千早:プレデターキル:真美

P「痛い!コントローラー投げないで!」

美希「ハニー!これ勝たなかったら許さないの!」

P「まあ、攻撃陣地ってプレデターくると弱いからしかたないよ」

"エネミーUAVオンライン"
”エネミーケアパケージ(ry"

P「うわぁ、ガチじゃんか
  ブラインドアイの奴選んどけばよかった
  お前ら一応建物入っとけ両サイドにエイム置いとけよ」

響「建物?」

P「教会教会」

亜美「これかー!教会だったんだね」

P「雪歩とやよいは前に居ろよ、後ろ居られると撃ちながら思うように動けないから」

二人「はーい!」

P(空爆か何かか?使ってこないな)

~~

千早「こんな時に精密爆撃なんて…」

伊織「仕方がないわ、皆奥で隠れてるみたいだし、下手に攻めるよりはここで待ちましょう」

千早「そうね…」

伊織「どっちに爆弾しかけにくるかしら」

千早「こっちはもう二人だし、Aに来る可能性も高いわね」

伊織「洞窟の入り口にクレイモアしかけてくるわね
   多少は後ろも安全になるでしょう
   私は高台からBを見てるから、千早はA頼んだわ」

千早「わかった、任せるわ」

~~
P「…UAVがどっかいったな」

あずさ「よかったぁ、なんだか見られてるって思うと落ち着きませんからねぇ」

P「とりあえず、少し様子見てきます」


P(あぶね、ジャベリン背負ってたから伊織か
  …バレてないのか?スタンも何も飛んでこないな…
  一応裏取るか)

P[そっちに敵がいるとしたら、奥の細い道とか、高台だろ思うんで
  そこに注意して回り込んでもらえますか?」

伊織「…やっぱり、千早の言うとおりA狙いかしら
    さっぱり来ないわね」カチカチカチカチ

千早(…足音?やっぱりA狙いで…)
ガガガガ!!!

千早・伊織「!?」

P:SCARキル:伊織

伊織(後ろ…?千早が守ってたはずじゃ…)

千早「水瀬さんのクレイモアを信じなかった所為…私のミスね
    せめてその陽動だけでも…」

"エネミーエアストライク(ry"

響「空爆だぞ!」
P「おいお前ら中に…」

ドーン!バンバンバン!バン!シャ!
伊織:クレイモアキル:響
伊織:クレイモアキル:あずさ
千早:MK14キル:雪歩
千早:MK14キル:やよい



P「綺麗に全滅しやがって…」
千早

最後の千早って文字は気にしないで

P(ジャベリン…?伊織の奴Yボタン連打してたのか
 そんなんじゃ前から攻めても勝ってたかもな…)

P(…さて、時間もないからちゃっちゃと仕掛けるか)

B地点に爆弾設置!

千早(やっぱりBか、それは想像通りなんだけど
   …肝心のプロデューサーがどこにもいない…
   これじゃ下手に近づけないじゃない…
   でも、爆弾周りにC4は特になさそうね
   プロデューサー、投げナイフだったものね
   じゃあ、どこで狙ってる…?)

~~

千早(いない…!そろそろ爆弾解除しないと)

"Pi--!!!"
バシュッ!!!

千早「!?
   …まさか」

P「ああ、最初から千早を狙ってなんかいなかった
 千早の負けだよ」

ドーン!
目標破壊:ラウンド勝利

千早「どうして…」

P「爆弾設置は時間稼ぎなんかじゃなかったんだよ
 初めから、千早との勝負をするつもりなんて俺にはなかった
 千早のことだからずっと付かず離れずの距離をウロウロして俺を探してたろ」

千早「…はい」

P「ただ時間が過ぎるのを俺は有意義に待ってたよ
 あとは終了20秒前にジャベリンを発射
 着弾まではお前は爆弾を解除できないし
 着弾してからでは解除は間に合わない」

千早「こんな事が…」

P「ま、ネットじゃとても成功しない作戦だけど
 お前達の行動なんてすぐ予想できるからな
 とくに千早は単純だし」

千早「くっ」

美希「すごいのハニイイィィイ!!!」だきっ!

P「おっと…どうだ、春香!勝ってやったぞ!」

春香「すごいです!プロデューサーさん!!」

千早「プロデューサー、一ついいですか?」

P「ん?」

千早「プロデューサーだったら、直接戦った方がよかったのではないでしょうか
   途中で、私の気が変わらないという保証だって、なかったんですから」

P「んー、実は真面目に戦って負けるのが怖かったんだ」

千早「そ、そんな事…」

P「それほど、千早も強かったよ」

千早「あ、ありがとうございます」

その後、春香さんとPが交代してフルボッコにされましたとさ

おわり

最後かなり無茶ある内容ですまん、これで終わりです。
拙い文章読んでくれた人はありがとう

流石にもう人いねえか

~千早宅~
千早「意外と面白いんですね、ハードコアサーチ
   人はあんまりいないですけど…
   あ、そっち逃げました」

P「倒した
 あれ、その家もう誰もいない?」

千早「居ませんね
   あと一人どこかにいるはずですが」

P「あれ?SCAR?」

千早「スカベンジャーのテスト運用です」

P「珍しいな」

千早「SCARサプレッサはすぐ弾が切れますから
   プロデューサー?ちょっとギリースーツ見せてもらっていいですか」

P「ああ、今行く」

千早「ありがとうございます」スパッ アッー!

P「」

千早「弾ありがとうございます」

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