京子「それ私のラムレーズン!」 結衣「いや買ったの私だし」(135)

結衣「京子ー、お風呂空いたから入っていいよ」

京子「うぃーっす」

結衣「私はキッチンの片づけしてるから」

京子「よろしくー」

京子「(……いやまてよ)」

京子「(私の読みによると冷凍庫にラムレーズンがあるはず)」

京子「(食べたい! 今すぐ食べたい! よし!)」

京子「結衣ー、ラ……」

結衣「え?」

京子「(いやいや待てよ)」

京子「(お風呂上りに食べたほうが火照った体に染みておいしいかも!)」

結衣「どうかした?」

京子「い、いやー。お風呂上りの結衣ってばいろっぽいなぁーなんて」

結衣「はぁ?」

京子「じゃあその、お風呂はいってくるぜー!」

京子「ふー……お風呂あったけー」

京子「むふふ、結衣が浸かった後のお湯かー」

京子「ペットボトルに入れて持っていったら1リットル1万円くらいで売れないかな、ちなつちゃんに」

京子「ふいー……」

京子「むむ、ダメだー早くラムレーズン食べたい」

京子「お風呂も捨てがたいけどーそろそろあがるか!」ザバー

京子「ふんふんふ~ん♪」

京子「……ってしまった! 慌ててたからパジャマこっちに持ってきてないじゃん!」

京子「おぉう……着てた服も回収されて洗濯中とな」

京子「……」

京子「タオルで何とかするしかないのか……」

京子「一枚腰に巻いて、もう一枚胸に……うおぉ、これはキワドイ……むしろ裸よりアレだなぁ」

京子「まあいっか、相手は結衣だし!」

京子「結衣ー上がったぜー」

結衣「おー……ってなんだそのカッコ」

京子「いやーパジャマとか一式こっちに置きっぱなしにしちゃってさー」

結衣「お前なぁ、呼べば持っていってやったのに」

京子「おぉ、その手があったか」

結衣「はぁ……」パクパク

京子「……」

結衣「ん?」

京子「結衣、それ何食べてるの?」

結衣「え? ラムレーズn」

京子「それ私のラムレーズン!」

結衣「いや買ったの私だし!」

京子「ぉぉぉ……ラムレーズンが」

結衣「いやだから、ちゃんと半分残してあるって。なんか食べたくなっちゃってさ」

京子「かーえーせー!」

結衣「もう1回言うけど買ったの私だからな!」

京子「半分なんて……そんなんじゃダメなんだよ……」

京子「そんなのボールが3つしか集まってないのと同じなんだよ……願いは叶わないんだよ……」

結衣「いやそこまで落ち込まなくてもいいだろ」

京子「だってー……」

結衣「あーもう、じゃあ今からもう1個買ってくるから! それでいいだろ!」

京子「えっ、ほんとに?」

結衣「仕方ないから……ちょっと待っててくれ」

京子「一緒に行く! さっすが結衣様」ギュウッ

結衣「あーもう、お風呂上りで暑いんだからくっつくなって」

京子「へへー」ベタベタ

結衣「っ! と、とりあえず服着ろって」

京子「お? 結衣ってば何赤くなってんのー? ふふん、湯上り京子ちゃんの色気に魅せられてしまったか」

結衣「いや、違っ、あーもう離れろ! 服着ろ!」

京子「(うーん、このちょっと焦ってる感のある結衣はちょっとレアだな)」

京子「(ラムレーズンは食べたいけど、もうちょっとからかってみるか)」

京子「結衣ぃー、なんなら食べた分その体で払ってくれてもいいんですぜ?」スリスリ

結衣「お、お前な! いいかげんにしないと無理矢理にでも引き剥がすぞ!」

京子「もー結衣ってば照れちゃってー」

結衣「は、な、れ、ろ!」グイッ

京子「うわわ、危なっ、」

結衣「わぁっ!?」

ガシャン

ガツンッ!

結衣「いっ!?」
京子「たぁ~っ!?」

京子「うぉぉ……結衣に押し倒された挙句頭突きをくらうとは」

結衣「ず、頭突きじゃねぇ……こっちは鼻打ったぞ……」

京子「うぐぐ、倒れた時後頭部も打った」

結衣「え、大丈夫か!?」

京子「えっ」ドキッ

京子「う、うん大丈夫大丈夫」

結衣「そうか、よかった」

京子「(くっ、瞬間的に私を心配するモードに切り替えてくるとは)」

京子「(あの結衣の真剣な顔って結構ドキッとするんだよなー)」

京子「(昔から、私を守るって言ってくれたときの表情だからかな……)」

結衣「ふうぅ、鼻痛い」

京子「だ、大丈夫鼻血とか出てないって」

結衣「いやそれはわかるんだけど……」

京子「よし! 気持ちを切り替えてラムレーズン買いに行こう!」

結衣「お前はその前に服な」パクパク

京子「ってあぁー! また残りのラムレーズンをっ!?」

結衣「いいだろもう一個買うって言ってるんだから」

京子「それはそれ! これはこれ!」

結衣「お前な」

京子「よこせー」ガバッ

結衣「ちょっ、また危ないから!」

京子「……えへへ」

結衣「なんだよ」

京子「まあ、さっきの顔に免じて今の一口は許してやろう」

結衣「はぁ……?」

結衣「とりあえず後ろから抱きつくのはやめろって、そのまま前に倒れたら顎打つから」

京子「えー結衣なら私の体重くらい片足で受け止められるっしょ」

結衣「無茶なこというな」

京子「とにかくラムレーズン~」

結衣「……はいはい。ほら、あーん」

京子「……え?」

結衣「……」

京子「あ、あーん」


京子「(おぉう……なんだこの構図)」

京子「(後ろから抱きついた状態で肩越しにあーん、とか結衣め器用なことを……)」

京子「(……なんだこの気恥ずかしさ! 結衣のくせに……///)」

結衣「美味いか?」

京子「お、おぅ///」

京子「(くっ、まずい! どちらかというと結衣にペースを握られている…!)」

京子「(大体こっちは半裸で抱きついてるっていうのに平然としてきてるし……もう慣れられたか?)」

京子「うぅー!」グシグシ

結衣「ちょっ、髪に顔埋めるの止めろって!」

京子「(とりあえず、押し戻さないと)」

京子「(はぁ……でも結衣の髪いい匂い……)」

京子「(って違う!)」

結衣「まったく……」パク

京子「!!」

京子「ゆ、ゆいー……! 今の一口は許さんぞー!」

結衣「……許さないのはいいけど、そろそろ離れろって」

京子「いいや離れないね! あ、あててんのよ!」

結衣「ごめん、感じない」

京子「くっ!」

結衣「それに」

結衣「そろそろ足つらいだろ」

京子「え」

結衣「さっきからずっと爪先立ちだろ?」

京子「あ、あー……うん」

京子「(マズい……結衣がどんどん私の扱い上手くなってきているだと……!?)」

結衣「とにかく遅くなるから買いに行くなら早く」

京子「ゆ、結衣!」

結衣「だからなんだよ」

京子「だからその、さっきの一口は許せません」

結衣「……」

京子「せっ、せめてそのー、の、残り香と後味だけは返して貰います」

京子「ゆっ、結衣の口の中から……///」

京子「(よし、これで引け!)」

結衣「どうぞ」

京子「ふふん、さすがに結衣も負けを認m」

京子「……え?」

結衣「だから、どうぞ」ニコッ

京子「ぐっ!?」

京子「(な、なんだなんだあのいかにも取ってつけたような笑顔!)」

京子「(くそぅ……絶対『どうせお前そんなこと出来ないだろ』って思われてる)」

結衣「どうした、いらないのか?」ペロッ

京子「うっ」

京子「(こ、これ見よがしに舌を出しおってからに! おおぉ……でもちょっと舌を見せた結衣の顔って結構レアだなぁ……)」

京子「(結構かわいいじゃん……///)」

京子「(っていかんいかん! こうなったら!)」

京子「ほ、……ほんとにやるよ?」

結衣「うん」

京子「ん……」

結衣「……」

京子「(あ、あと2、3センチ……///)」

京子「(1センチ……///)」

京子「(って結衣め、全然表情変わらないのが……ん?)」

京子「(結衣、ちょっと息荒い……?)」

京子「(微妙に震えた感じだし……)」

京子「(な、なんだよっ結構緊張してんじゃん……)」

結衣「……ん」

京子「!?」

京子「(な、なんで目閉じるんだよ…///)」

結衣「……」

京子「(え、え、なんで肩に手かけるんだよっ…///)」

京子「(ふ、雰囲気だすなよぉ……///)」

京子「(はぁ……結衣の吐息、ちょっとラムレーズンの香り……)」

京子「(……これは)」

京子「(やっぱり、誘って)」

京子「(いる、わけですか?)」

京子「(うぅ……///)」

京子「……結衣っ!」

結衣「ぁ、」

京子「チュ……」

結衣「!?」

京子「……クチュ……」

結衣「~~~!!???」

京子「(し、しまったぁ……勢いで舌入れちゃった、けどぉ……///)」

京子「(どっ、ど、どうすればいいんだろぉ///)」

結衣「……」

京子「……」

京子「(ええい! もうなるようになれ!)」

京子「チュッ、クチュッ……んん……!」

結衣「……」

京子「(結衣……無反応だ……も、もっと激しくしたほうがいいのかな…///)」

京子「チュッ…チュウゥ……ん、んふっ……ジュル…」

結衣「……」

京子「……っぷはぁっ!」

ほほほう

結衣「……」

京子「……はぁ、はぁっ、ど、どーした結衣ぃ、呆然としちゃってぇ」

結衣「……」

京子「うっうん、この勝負私の勝ちだな! 残りのラムレーズンは貰う!」

結衣「……」

京子「うわ、もう完全に溶けてるし、うん、これはもうこのまま飲むしか……」

結衣「……」

京子「んぐっ、んぐ、……げふっ!? げほっ、げほっ!?」

京子「(あ、あうぅ、ダメだ……体も口も震えてて飲み込めないっ……)」

京子「(わ、私、今、ゆ、結衣と、結衣と)」

京子「(うああああああぁ……///)」

京子「(と、とにかく拭かないと……ってうわぁ!? さっきのどたばたで胸のタオル落ちて、)」

結衣「……っこのバカ!」

京子「!!?」

結衣「……」

京子「え、えぇと」

結衣「京子……」

京子「な、なんで私、お、押し倒されてるんでしょうか」

結衣「さっきから」

京子「え」

結衣「さっきからそんな格好でベタベタくっついてきて」

京子「え、え」

結衣「そ、それに、その……」

京子「えっ、ちょっと結衣さんっ」

結衣「少し、押せば……逃げるかと思ったらっ、ほ、本当に……き、キス……しやがってっ」

京子「ごめっ、あ、あやまるあやまるからっ」アセアセ

結衣「もうこれ以上我慢できるわけ無いだろっ!」

京子「……え?」

結衣「……///」

キマシ!!

京子「ゆ、ゆい、」

結衣「口元、べたべたになってる」

京子「うっうん、だから早く拭かないとっ」

結衣「……ペロッ」

京子「!?」

結衣「いいよね」

京子「あぅ、結衣、今……///」

結衣「口元」

京子「え」

結衣「ペロ……ペロッ……」

京子「ふぁ……///」

結衣「首筋」

京子「あぅ」

結衣「ペロッ、チュ、チュッ」

京子「んんっ!」ゾクゾクッ

結衣「……鎖骨」

京子「や、やぁ……///」

結衣「ペロ……ツゥッ」

京子「……!!」ビクビクッ

二人の世界な感じやべえ

結衣「ん……カップに、あと少しだけ残ってる……」

京子「はぁ…はぁ…、ふぇ……?」

結衣「……ん」ポタッポタッ

京子「ひゃんっ……///」

京子「(あうぅ、この体にポタポタ落とされるのってなんかあの……蝋燭のアレみたい……?)」

京子「(うぅ、でもなんでおへそなんかに///)」

京子「!? ちょ、結衣、まさか、」

結衣「……チュッ、レロッ……」

京子「ひゃああああぁ!!」ビクンッ

結衣「これで終わりだよ、京子」ポタッポタッ

京子「ひゃ、」

京子「(……うん、わかってたけどね…///)」

京子「(次は、お、おっぱいの上に来るって…///)」

京子「(でもそのー、もうちょっと、もうちょっと心の準備の時間をくださ)」

結衣「……チュッ」

京子「~~~っ!!!」



結衣「は、はあぁ……せっかくお風呂入ったのにどろどろだね、京子」

京子「……結衣のせいじゃん……///」

結衣「京子」

結衣「もう1回、一緒に入ろう」

京子「ちょ。ちょっと待ってよ結衣っ! これ以上は……その」

結衣「え……」

京子「(うわぁ……すっごい残念そうな顔。そうじゃないってばぁ、もう……私だってここで止まれる訳ないじゃん……)」

京子「あの。結衣……一応、確かめさせて」

結衣「お前が好きだからだよ」

京子「っ!?」

結衣「お、お前だって、そうだから……キスなんて、出来た……んじゃ……?」

京子「……えへへ、結衣ぃ」ゴロン

結衣「うわ!?」

京子「ん……」

京子「(結衣を下にしちゃった……ちょっと戸惑った表情、かわいい……///)」

京子「(そんなの、決まってるよね……///)」

京子「大好き。 ……チュッ」

結衣「ん……///」

お風呂編を続けますか?
 ・続ける
 ・止めておく

つづけろください

京子「ふぅ……結衣とお風呂かぁ……///」

結衣「昔は、その、……よく一緒に入ったよな ///」

京子「(何度も『一緒に入ろうぜー』なんて言ってきたけど)」

京子「(うあぁ……緊張する……///)」

結衣「京子、はいイス。座って」

京子「う、うん」

結衣「はい、シャワーかけるよ……」

京子「ふうぅ……」

結衣「髪、解けないか?」

京子「ん、大丈夫だと思う」

京子「(はふぅ、背中にシャワー……気持ちいいなぁ。でも、主に汚れてるのは前なんだよね)」

京子「(やっぱあれかなー、後ろから抱き着いて前に手を回して)」

結衣「はい、次、前ね」クルッ

京子「って普通に前に回ってくるの!?」

結衣「京子の顔、見たい」

京子「おぉ……///」

京子「(結衣が目の前に座って……裸で……///)」

京子「(こっちの方が椅子の分目線高いからなぁ……上目遣いの結衣かわええ…///)」

結衣「流すよ……」ザアァ

結衣「ん……チュッ。 チュ、チュッ……」

京子「んっ!? ん、ふぁ……」

京子「(すげ……ほんとにキスの雨だなぁこれ……///)」

結衣「はぁ…、チュッ、ん、チュ…きょうこぉ……チュッ、チュッ」

京子「んっ、う、うぅっ…///」

京子「(やっぱり普段、いろいろ抑圧してたのかなー……)」

京子「(……ちょっと意地悪、じゃなかったサービスしてやるか)」

京子「ん、結衣っ」グッ

結衣「あ……っ」

京子「んん……チュ…クチュ、ピチャッ」

結衣「ん、んふうぅ……///」

京子「(よし……キスに夢中になってるうちに……上手く動かせるかな……ん、よしっ……)」

京子「(このままちょっと足を伸ばして……むむ、自分もよく見えないけどこれで、ちょうど右足が結衣の脚の間くらいに……)」

京子「(……えいっ)」グリッ

結衣「んんっ!!??」

結衣「……っぷは、はぁっ、な、何すんだ!」

京子「はぁ、はぁー。結衣の反応かっわいいー」

結衣「……はぁ、……ん」

京子「サービスだってばー」

結衣「そ、そんなサービス……」

京子「いらなかった?」

結衣「……っ」

結衣「……///」フルフル

京子「(うおぉ……かわいいな結衣め……///)」

京子「(普段と違う顔を見てるからかな、それとも気持ちを確かめ合った後だからかな……)」

京子「お湯……浸かろうか、結衣」

結衣「う、うん」

京子「(……このままリードできそうだなぁ……へへ……)」

支援

京子「ふうぅ……ちょっとぬるいけど気持ちいい……」

結衣「……そうだな」

京子「むふふ、なんで両手脚の間に入れてるのかなぁ」

結衣「どこかのバカがまた変なこと考えないようにに決まってんだろ」

京子「くふふっ」

結衣「……覚えてろよ」

京子「もちろん。記憶力に定評のある歳納京子です」

京子「(いちいち覚えてなくても)」

京子「(お風呂から出たらきっと、結衣の布団で……///)」

京子「(もう、火消せないよね、結衣ぃ……///)」

京子「……?」

京子「あれ、結衣? 手に何持ってるの?」

結衣「……」

京子「……」

京子「それ、何のボトル?」

結衣「ボディーソープ」

京子「……フタ開いてるけど」

結衣「うん」

京子「気のせいかな、お風呂の湯なんか泡立って」

結衣「きょーこっ!」ギュウッ

京子「ひゃ、なにこれ、お湯ヌルヌル……ちょっ、結衣のヘンタイぃー……///」

結衣「チュッ、チュ…」

京子「ふぁ……結衣ってばキス好きだねっ……」

結衣「ん、京子と、だから……」

京子「ん……///」

京子「(くそぅ……また甘い事言ってぇ……このタラシめ……///)」

京子「って、うわぁ、お湯すっごい泡立ってきた……もうお湯の中見えないや」

結衣「なんとなくこっちの方が、興奮しない?」

京子「……やっぱヘンタイだなぁ結衣は」

結衣「失礼だなお前は」

京子「……んっ……結衣ってやっぱり、結構大きいよね……///」

結衣「お前の、……京子のは、小さくてかわいいよ」

京子「えへへ」

京子「(ほとんど同時にお互いのおっぱいに手ぇ出したなぁ……///)」

京子「(タイミング合いすぎてて、何か……///)」

結衣「ん、んっ……///」

京子「あぅ、結衣……///」

京子「(と、なると……)」

いちゃこらしくさって!

結衣「あ……///」

京子「んっ……///」

京子「(へへ、結衣ってば……ちょっと躊躇ったな?)」

京子「(ふともも、撫で回されてる……///)」

京子「……」

京子「(まあ、私も同じことしてるんだけど)」

結衣「あ、あぅ、京子」

京子「結衣っ」

結衣「いいよ、さわって」
京子「いいよ、さわって」

>結衣「いいよ、さわって」
>京子「いいよ、さわって」

uooooooooooooooooooo!!!!

京子「はっ、あぁ……ゆい……///」

結衣「うんっ、うん、きょーこ……///」

京子「(結衣……お風呂のお湯より熱いよ……っ///)」

京子「(あうぅ、結衣と……こんなことすることになる、なんて……///)」

京子「(いつかは、って思ってたけど……)」

結衣「きょーこ、きょーこぉ……」グイッ

京子「んっ……!」

京子「(あぅ、髪解かれちゃった)」

京子「ゆ、い……んんっ!」

京子「(結衣の指っ……遠慮してるなぁ……っ)」

京子「(……いいや、もう)」

京子「(結衣に、全部)」

京子「ゆい……」

結衣「きょう、こ」

京子「このまま、貰って……私の初めて……///」
結衣「……私、も、きょうこに、あげるよ……///」

京子「……」

結衣「……」

京子「お湯、なんかもう……冷めちゃったね」

結衣「そう、だな……どのくらい、経ったのかな」

京子「わからない……」

結衣「京子……京子、大好き……」

京子「結衣……泣いてる?」

結衣「泣いてる、かも……嬉しくて、さ」

京子「私も、ちょうど今そんな感じかも……」

結衣「……」

京子「……えへへ、結衣の右手……」ギュ

結衣「え? ど、どうしたの京子」

京子「なーんか愛しいなぁー」

結衣「お、おい……///」

はうあう

京子「どう、しよっかー結衣」

結衣「さすがにもう、体力持たない、から……」

京子「うん、上がって……寝ようか……」

結衣「……」

京子「どうしたの結衣、そんなに疲れちゃった?」

結衣「う、ううん、そうじゃないけど、でもやっぱ」

京子「うん?」

結衣「い、痛かったよ、な?」

京子「……」

京子「幸せだった。これでいい?」

結衣「……うぁ……///」

京子「(うわぁ、今更顔真っ赤だ、結衣……やっぱかわいいな……)」

京子「(大体、結衣だって同じだったくせにっ……私のことそこまで気遣ってさ……)」

京子「今日でただの幼馴染は卒業。幼馴染兼恋人、よろしくね、結衣!」

とけるわぁ

京子「ふぅ……」

京子「(結衣と一緒の布団……この前までとはやっぱり全然違うな……)」

京子「(もっとくっついちゃえ……)」スリスリ

結衣「……きょーこ……」ギュッ

京子「へへ……」

京子「ねー、結衣、私たちこんな始まり方しちゃってさ」

京子「歯止め利くかなー明日から」

結衣「私は無理だなぁ……、少なくとも……」

京子「結衣ってばぁーやっぱり……」

結衣「……」ギュー

京子「……」

京子「(寝ようかな……)」

京子「(っていうか、もう、眠……)」

京子「ゆい……おやすみ」

京子「(明日目が覚めたら……)」

京子「(一緒に、今日の後始末して……)」

京子「(一緒にご飯食べて……えへへ、食べさせあっちゃったりして……)」

京子「(ラムレーズン買いに行って)」

京子「(それから……)」

京子「……」

結衣「んん……」ギュ

京子「ん……っ? ゆい……?」

京子「(……結衣、寝てるのか……)」

京子「(寝ながら抱きしめてくるなんて……やっぱかわいいな……///)」

京子「(えへへ……///)」

京子「(大好きだよ、結衣っ)」



おしまい

結京っていいなぁ

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