シャロ「『ココロちゃん』『シャロ』って呼びあえる仲になりたいです!」
ネロ「…止めたほうがいいと思うなぁ」
コーデリア「私たちがトイズを失ってから…明智さんとの仲はかなり険悪だし…」
シャロ「もうあたしを止める事はできません!」
シャロ「それじゃ、いってきまーす!」バタン
エリー「気を付けてね…?」
シャロ「さぁ!まずはココロちゃんに会いにいきます!」
シャロ「でもどこにいるんでしょう?>>5とか?」
Nのフィールド
シャロ「きっと、ココロちゃんはNのフィールドにいるに違いありません!」
シャロ「と、言うわけで夢の扉にはいりますー、おやすみなさいー」
シャロ「…………」Zzz
…
シャロ「…ここは?」
シャロ「何もありません…真っ白な世界…」
シャロ「あたしの夢と何の関係があるんでしょうか」
シャロ「おーい、誰かいませんかー?」スタスタ
シャロ「…あ!あなたは!」
???「ん?」
シャロ「>>13さんじゃないですか!」
真紅
シャロ「真紅さんじゃないですか!」
真紅「なんなのかしら、夢の中でさえゆっくりお茶もできないの?」
シャロ「なんで真紅さんがあたしの夢の中にいるんですか?」
真紅「このフィールドは世界…無数の世界で構成され、夢の扉がそれを繋いでいる」
真紅「正しく言うなら、あなたがこの真紅の夢の中に入り込んでいるのだわ」
シャロ「そ、そうなんですか…?」
シャロ(難しくて何言ってるのか全然分かりません…)
真紅「それはそうと、紅茶を淹れて頂戴」
シャロ「え?」
真紅「貴女をお客様扱いするつもりはなくってよ」
シャロ「お、おじゃましましたーっ!!」ガチャッ
シャロ「ふぅ、危うく召使いさんにされちゃうところでした」
シャロ「でも、ここが夢の世界ならどこかにココロちゃんの夢の扉もあるってことですよね!」
シャロ「さて…どこに行けばココロちゃんの夢の扉まで行けるんでしょう?」
シャロ「>>22のほうにあるかもしれません!」
20
シャロ「あっちの方にきっと…」トテトテ
シャロ「ん?この扉、どこかでみたような…?」
シャロ「あっ!これ、美術室の扉ですー!」
シャロ「えへへ…誰の夢なんでしょう」ガチャ
トゥエンティ「美しい僕の見る夢はいつだって美しい!!」
トゥエンティ「さあぁ!夢の世界で夢のような美しさを誇る僕を見ろオォォ!!!」バッバッ
シャロ「………あっ」
トゥエンティ「ん?」
シャロ「お、おじゃましま…」
トゥエンティ「待ちたまえっ!!」ガッ
シャロ「ぎにゃあああああ!!!」
トゥエンティ「レディ!せっかく夢で会えたと言うのに美しい僕をなにゆえ見ない!?」
トゥエンティ「さぁ僕と言う存在を君の夢に刻み付けてくれッ!!僕とまた夢で会えるように!!」バッバッ
トゥエンティ「大丈夫…僕のこの美しさは、夢じゃないよ…?」
シャロ「お、おじいちゃーーーああああああああああん!!!」
シャロ「うぅ…ひどい目にあいました…」ヨボヨボ
シャロ「次からは美術室の扉は開けないようにしましょう…」ヨロヨロ
シャロ「き、気を取り直してココロちゃんの扉を…」
シャロ「あ、あの扉…!」
シャロ「どこかで見覚えがあるような…どこでしょう?」
シャロ「あ!思い出しました!」ピコーン
シャロ「これは、>>33の扉です!」
こころちゃん
シャロ「これは、ココロちゃんのおうちの扉です!」
シャロ「きっとこの中に、ココロちゃんが…!」ワクワク
シャロ「おじゃましまーす…」ガチャッ
小衣「ん?なんだ、シャーロックか」
シャロ「ココロちゃん!遊びにきたよ!」
小衣「ココロちゃん言うなーっ!!」バシンッ
シャロ「あうぅ…!」
小衣「ダメダメ探偵なんかと遊んでる暇はないのよ!さっさと出てって!」
シャロ(や、やっぱり嫌われてる…)
シャロ(ここからなんとか、仲良しになりたい!)
シャロ「ココロちゃん!」
小衣「なによ?まだ何か用?」
シャロ(え、えっと…な、何をすれば…?)
小衣「早く言いなさいよー」
シャロ「>>43!」
───────────────
シャロ「───────────────」
小衣「は?」
シャロ(あ、あれ!?声が…!)
シャロ「───────────────」
シャロ(声が…出ない!?)
小衣「よく分かんないけど、小衣はアンタなんかと遊んでやる暇はないの!」
シャロ(ま、待って!ココロちゃん、あたし声が…!)
小衣「はいはい邪魔邪魔、帰れ!」グイグイ
小衣「夢にまで出てくるなんて…ったく」ガチャ バタン
シャロ「───────────────」
シャロ「───────────────!」
シャロ(ココロちゃーーん!!)
……
シャロ「……はっ!!」ガバッ
アンリエット「………」
シャロ「あ、あれ…アンリエットさん?」
アンリエット「…いくら、暖かくなってきたからと言っても、外で寝るのは感心しませんわね…」
シャロ(そうか、アンリエットさんがあたしを起こしたから…声が…)
アンリエット「シャーロック?どうかしましたか?」
シャロ「な、なんでもないです!ごめんなさい、アンリエットさんっ!」ペコッ
アンリエット「次から、寝るなら自分の部屋で寝るように…」スタスタ
シャロ「やっぱり…夢の中なんかじゃだめなんですね」
シャロ「ちゃんと現実でココロちゃんと仲良くならないと!」
シャロ「よし!ココロちゃんに会うために>>62に行きます!」
警察署
ヨコハマ警察
G4執務室
シャロ「よーし!警察署までやってきました!」
シャロ「多分、ここならココロちゃんが…おじゃましまーす!」ガチャッ
次子「ん?シャーロック!」
平乃「どうしたんですか?」
咲「一人?」
シャロ「ココロちゃんに会いに来ました!」
小衣「………なによ」
シャロ「あ、あれ…ココロちゃん、機嫌悪い?」
小衣「………お昼寝してたら、あんたが夢に出てきたからね」
小衣「あと、ココロちゃん言うなーーーっ!!」スパーン!
シャロ「あうぅ…!」
小衣「で、何の用?大した用じゃなかったら承知しないわよ!」
小衣「夢の中でも何も言わなかったし…気持ち悪いったらありゃしない…!」ブツブツ
シャロ「えっと…>>74!」
サッカーやろうぜ
カビラ「しかし北澤さん」
北澤「はい」
カビラ「いま相当長い距離を走ってきたんですよね」
北澤「そうですね、しかしこういったプレイが相手にとっては脅威となることもあるんですよね」
カビラ「ヒヤリとするシーンでした」
シャロ「さ、サッカーしようぜ!」
小衣「はぁ…?」
シャロ「サッカーですよサッカー!スポーツで青春の汗を流しましょう!」
小衣「いや…今仕事中だし…」
次子「サッカー?いいねーやろう!」
平乃「サッカーの段位は五段です!」
咲「私、パス」
次子「まぁまぁ、たまには運動しないとカビが生えるぞー?」
シャロ「わーい!みんなでやりましょー!」
小衣「えっ…ちょ、待っ…!」
小衣「しょうがないわね…ったく」
シャロ「ココロちゃんとサッカー♪ココロちゃんとサッカー!」
次子「はーい、じゃあ第一回ミルキィG4サッカー大会を始めまーす」
平乃「ミルキィホームズはシャーロックさんだけですけどね…」
咲「私、審判やるから」
小衣「サッカーって11人でやるものでしょ?どうすんのよ」
次子「んー…じゃあ二対二でやろうか」
シャロ「変則ルールですー!」
次子「ルールは単純!先に三点とったほうの勝ち!」
次子「二人しかいないから、どっちがキーパーやっても二人で攻めても、戦略は自由!」
小衣「天才美少女明智小衣は3-0で終わらせてやるわ!」
平乃「チームはどうしますか?」
咲「このくじ引けば?」スッ
シャロ「じゃああたしがひきまーす!」ゴソゴソ
シャロ「えーっと…あたしのパートナーは>>94です!」
次子
トーレス師匠
シャロ「あたしのパートナーは次子さんですー!」
次子「よーし!行くぞシャーロック!!」
シャロ「はい!次子ホームズ結成です!」
小衣「じゃあ小衣は平乃とか…」
平乃「頑張りましょうね、小衣さん」
小衣「絶対にシャーロックなんかに点取られるんじゃないわよ!」
咲「そんじゃ、始めるよー」
四人「「「「よろしくお願いします!!」」」
咲「…キックなうー」ポーン
次子「よっしゃあ!ボールはもらったぁ!!」バッ
平乃「させません!!」シャッ
シャロ「あぁっ…!次子さんと平乃さんがぶつかってっ…!」
シャロ「…ボールがこっちにきましたー!!」コロコロ
次子「シャーロック!いけー!」
小衣「させないわ!」バッ
小衣「これが!IQ1400の!足さばきよ!」ズババババッ
シャロ「くっ…!あうっ…!」モタモタ
シャロ(このままじゃ…ココロちゃんにボールをとられちゃうっ…!)
シャロ「こ、こうなったら…!」
シャロ「やめて!ココロちゃん!!」
小衣「ココロちゃん言うなー!!」バシッ
咲「小衣、アウトー」ピピーッ
小衣「え?」
平乃「小衣さん…相手の選手を殴っちゃだめです…」
咲「イエローカードね」
小衣「えぇっ!?だ、だってシャーロックがっ…!」アセアセ
シャロ「あうぅ…!」
シャロ(でもやりました!これで試合中は『ココロちゃん』って呼び放題です!!)
小衣「くうぅっ…!ダメダメのくせに頭使うなんて…っ!」
シャロ「さぁ行くよ!ココロちゃん!!」ダッ
小衣「くっ…こ、ココロちゃんって言うなー!」ダッ
シャロ「ココロちゃん!あたしに追いつけるものなら追いついてみて!」ダダダダ
小衣「だからココロちゃんっていうなー!!」
小衣「はぁ…!はぁ…!息が…!」グタッ
シャロ「このままゴールに一直線ですー!」
平乃「させません!」バッ
シャロ「平乃さん!?」
次子「こっちだってそうはさせないぜ!」バッ!
シャロ「次子さん!」
次子「シャーロック!平乃はあたしに任せてゴールへいけー!」
平乃「いつの間に私をマークして…やりますね!」
平乃「狙った獲物は絶対に逃さずマークする…!流石次子さん『マーク銭形』の異名は伊達じゃない…!」
次子「えぇっ!?あたしそんな異名ついてんの!?」ガーン
シャロ「とぉりゃああーーーっ!!探偵キーック!!」シューート
バシュッ
咲「ゴール、次子ホームズ先制点ー」ピピーッ
次子「やったー!」
シャロ「やりましたー!!」
平乃「や、やられましたね…」
小衣「次子だけじゃなく…!シャーロックも侮れないわ…!」
その後も次子が平乃を抑え、シャロが小衣を翻弄するトリックプレイで次子ホームズ大進撃
しかし負けじと小衣たちもサッカー五段の平乃の実力を遺憾なく発揮し得点を重ねる
試合は2-2、勝敗を決する時が迫っていた…
シャロ「はぁ…はぁ…!疲れましたー…」
次子「頑張れシャーロック…あと一点だ…!」
平乃「ふふ…サッカー五段を甘く見ないでください!」
小衣「いつまでも小細工が通用する小衣じゃないわよ、シャーロック!」
咲「はい、じゃあ次子ホームズボールから」
次子「よし、シャーロック、パス!」ケリッ
平乃「貰いますよシャーロックさ…!」ガキッ
次子「おっとぉ、あたしを忘れんなよ?」
平乃「くっ…!マーク銭形…!」
次子「あたし本当にそんな呼ばれ方してんの!?ねえ!?」
シャロ「今のうちですー!」ダダダダ
小衣「させるかってーの!」
シャロ「こ、ココロちゃん…!」
小衣「ふん、なんとでも呼びなさい!もう慣れたわ!」
シャロ(ココロちゃん作戦が効かない…!なら…!)
シャロ「小細工はなしです!おじいちゃんから教えて貰ったバリツで…!一気にゴールにブチ込みます!」
小衣「面白いわ!小衣必殺の技で受け止めてみせる!」
シャロ「あたしの必殺技…>>123ーーっ!!」
小衣「小衣の必殺!>>127--っ!!」
デスソード
マスクディフェンス
咲「はい、じゃあ次子ホームズボールから」
次子「よし、シャーロック、パス!」ケリッ
平乃「貰いますよシャーロックさ…!」ガキッ
次子「おっとぉ、あたしを忘れんなよ?」
平乃「くっ…!マーク銭形…!」
次子「あたし本当にそんな呼ばれ方してんの!?ねえ!?」
シャロ「今のうちですー!」ダダダダ
小衣「させるかってーの!」
シャロ「こ、ココロちゃん…!」
小衣「ふん、なんとでも呼びなさい!もう慣れたわ!」
シャロ(ココロちゃん作戦が効かない…!なら…!)
シャロ「小細工はなし!おじいちゃんから教えて貰ったバリツで…!一気にゴールにブチ込んでみせる!」
小衣「面白いわ!小衣必殺の技で受け止めてみせる!」
シャロ「あたしの必殺技…>>123ーーっ!!」
小衣「小衣の必殺!>>127ーーっ!!」
シャロ「行くよ…!あたしの必殺シュートっ!」ブゥン
シャロ「……デスソード!!」
平乃「両手をポケットにつっこんで…何を?」
シャロ「はああぁーっ!!」
小衣「な、なによ…このエネルギー!!」
シャロ「とぉりゃあああーーーっ!!」ドガッ!!
小衣「これくらい!小衣の必殺ディフェンスで!!」
小衣「黄金仮面ディフェンスーーーっ!!」ガキィン!!
次子「シャーロックのシュートと小衣の仮面がぶつかった!」
小衣「こ、これくらい…!防いでやるわーーーっ!!」バシィン!
シャロ「あ、あたしのシュートが弾かれたっ!!?」
次子「弾かれたボールは…!まずい!ゴールに!」
シャロ「あーん!追いつかないですー!」ダダダダ
バシュッ
咲「試合しゅーりょー、3-2で小衣チームのかちー」ピピーッ
シャロ「負けちゃいましたー…」
小衣「小衣に勝とうなんて1400万年速いのよー!」
シャロ「あうぅ…!」
小衣「ま、でもちょっとだけ楽しかったわ」
小衣「あんたも…なかなか頑張ったんじゃない?」
シャロ「ココロちゃん…!」パアッ
小衣「だから…ココロちゃんっていうな…!」
小衣「…まぁいいか、なんかもう慣れたわ」プイッ
シャロ「…や、やったー!サッカーでココロちゃんと仲良くなれたー!」
シャロ「わーい!わーい!」
小衣「そ、そんなに嬉しい…?変なやつ…!」
シャロ(ココロちゃんとの心の距離が縮まりました!)
シャロ(あとはココロちゃんに『シャロ』って呼んでもらうだけです!)
次子「ふぃー!いい汗かいたー!!」
平乃「楽しかったですねー」
咲「……汗くさっ」
次子「ん?そうだなー結構汗かいたかも…」
小衣「じゃあひとっ風呂浴びに行きましょうか」
平乃「さ、シャーロックさんも一緒に」
シャロ「え、いいんですか!?」
咲「…シャーロックも汗くさいかも……」
次子「そうだよ、入ってけ入ってけ」
小衣「……いいんじゃない?別に」
小衣「あんたが嫌ならいいけど」
シャロ「>>141!」
ミルキィホームズのみんなも呼ぶ
シャロ「み、みんなも呼んでいいかな!?」
小衣「みんなって…ミルキィホームズ?」
シャロ「うん、最近…あったかいお風呂に入ってないから…」
咲「…苦労してるんだね」
次子「なぁ、小衣…」
小衣「し、仕方ないわね!呼びなさいよ!」
小衣「こっちは早く汗流したいんだからさっさとしなさい!」
シャロ「ありがとー!ココロちゃん!!」
…
ネロ「あったかいお風呂ー!」
コーデリア「お招きありがとうございまーす!」
エリー「髪を洗える…」
シャロ「さぁ!みんなでお風呂にいきましょー!」
小衣「やれやれ…」
シャロ「は~…生き返ります~!」
ネロ「なんでサッカーに僕を呼ばなかったんだよ!?僕がいれば明智なんかに負けなかったのにー!」
小衣「うっさい黙って入れ!!」
次子「あはは、あたし用無し?」
コーデリア「ふふ…遠山さんの肌、綺麗ね…!」
咲「………っ!!?」ビクッ
エリー「シャロ…サッカーはどうだった?」
シャロ「はい!負けちゃいましたけど楽しかったです!」
シャロ「それに…ココロちゃんとも仲良くなれたし…」
エリー「…シャロは、本当に明智さんが好きなのね」
シャロ「…はい、えへへっ」
シャロ「エリーさん、もっとココロちゃんと仲良くなるにはどうしたらいいんでしょう?」
エリー「えっと…>>156とか?」
テニヌ
エリー「えっと…テニヌ、とか…」
シャロ「なんですか?それ」
エリー「最近できた格闘技スポーツで…」
エリー「サッカーよりも激しいから…もっと仲良くなれる、かも…」
シャロ「なるほど!」
シャロ「そうですよね!今日もスポーツで仲良くなれたんです」
シャロ「もっともっと青春の汗をかけばココロちゃんともっと仲良くなれるに違いありません!」
シャロ「と言う事でココロちゃん!あたしとテニヌしましょう!!」
小衣「えー!?またスポーツ!?」
次子「いいんじゃない?最近小衣、ずっとセグウェイのってるから運動不足で二の腕とかが…」プニプニ
小衣「つ、次子!!」
シャロ「ぷにぷにですー」プニプニ
小衣「止めろっ!!」ガッ
シャロ「あうぅ…!でもでも、二の腕の柔らかさはおっぱいの柔らかさと一緒なんですよ…?」
咲「都市伝説乙」
ネロ「はー!いいお湯だったー!」
エリー「お肌…つるつる…」
シャロ「さぁココロちゃん!テニヌであたしと勝負!」
小衣「来なさい!コートの海に沈めてやるわ!」
コーデリア「シャロー!ファイトー!」
次子「…で?テニヌってどんなルール?」
平乃「テニスよりずっと簡単ですよ、ボールとラケットで相手を戦闘不能にすれば勝ちです」
次子「なるほど…簡単だ」
咲「はい、じゃあシャーロックのサーブからー」ピーッ
シャロ「行くよ!ココロちゃん!」
シャロ「あたしの必殺サーブ!>>180、受けてみて!」
ラードを塗りたくったボールでサーブ
シャロ「よーし、ボールにラードをいっぱい塗って…」ヌッチャヌッチャ
シャロ「滅びよ…」パコォン!
ヒュルルルル…ビチャッ
咲「フォルトー」
小衣「なーにやってんのよ!」
シャロ「あうぅ…!ぬるぬるべとべとでうまく打てない…!」
シャロ「バーニングー!!」パコォン!!
ヒュルルルル…ビチャッ
咲「ダブルフォルトー」
小衣「ちょっとー!やる気あんのー!?」
ネロ「どうしたんだよシャロー!」
シャロ「か、完璧に失敗ですぅ…!」
シャロ「えいっ!えいっ!」パコーンパコーン
咲「フォルト、フォルトー」
咲「ゲーム小衣ー」
小衣「何がしたいんだか…」
シャロ「何もしないまま負けちゃった…!」ガーン
小衣「やる気がないんなら止めるわよ、ったく…」
シャロ「待って…ココロちゃーん…」
小衣「……なによ?」ギロッ
シャロ(こ、これはまた機嫌悪くしてる…)
シャロ(どうしよう、せっかくココロちゃんとちょっとだけど仲良くなれたのに!)
シャロ(ここは…!)
シャロ(>>196でココロちゃんの機嫌を治します!)
アメフト
シャロ「こ、ココロちゃん!アメフトやろう!」
小衣「…はぁ、次真面目にやらなかったら、もう付き合ってあげないからね」
シャロ「うん!」
シャロ(よし!今度こそ真面目にやって、ココロちゃんと仲良くしよう!)
小衣「で?どうやって二人でアメフトするのよ?」
シャロ「え、えーっと…」
平乃「じゃあ、こういうのはどうでしょう?」
平乃「私がクォーターバックになって、ボールを投げます」
平乃「シャーロックさんと小衣さんはワイルドレシーバー兼ランニングバックになってボールを奪い合ってください」
平乃「そこから普通のアメフトと同じ…ボールを持ってタッチダウンすれば得点です」
小衣「なるほど…それでいいわ」
シャロ「負けないよ!ココロちゃん!」
小衣「小衣はハーバード大飛び級卒業よ?本場のアメフトなら見慣れてるわ!」
咲「試合開始ー」ピピーッ
平乃「いきますよー…そりゃっ!!」ブンッ
シャロ「キャッチですーっ!!」バッ
小衣「負けるかーっ!」ダッ
ヒュルルル…
シャロ「ほっ!」
小衣「ていっ!」
次子「とった!」
ネロ「ボールを取ったのは…!」
コーデリア「>>215よ!」
シャロ
コーデリア「取ったのは…シャロよ!」
シャロ「やりましたー!」ガッシィ
平乃「ほぅ…やりますね、シャーロックさん」
平乃「アメフトのボールは歪な形をしていて、正確にキャッチするのが難しい!」
平乃「ただ掴むだけならともかく…投げられたそれを正確につかんで見せるとは…」
平乃「アメフト段位二段の私には分かります、これは…天性の才能!」
咲「なにそのキャラ」
シャロ「このまま!タッチダウンすれば…!」ダダダ
小衣「そう簡単にはさせないーっ!」ダダダダダ
小衣(えっと…相手にボールをとられた時は…)
小衣(ボールを落とさせるか…相手を倒すかすればいいのよね)
小衣「くらえーっ!シャーロックー!!」ガッシィッ!
シャロ「え、えっ!?」グラッ
エリー「あっ…!?」
ネロ「危ない!」
シャロ「う、うわわ…!?」
小衣「おわっ!!」グラッ
ドッシャーーーン
次子「うわっ!派手に転んだ!」
平乃「いやあの、アメフトってこういうスポーツなんですけど…」
コーデリア「シャロー!大丈夫ー!?」ダッ
咲「やれやれ…」スタスタ
小衣「う…つー、痛た…!」
小衣「はっ…シャーロック、大丈夫!?」
シャロ「う~…!おでこぶつけました…!」
小衣「ご、ごめん…ちょっとやりすぎ……て…」ハッ
小衣(こ、これは!小衣が、シャーロックに馬乗りに…!)
シャロ「こ、ココロちゃん…痛い…!」
小衣「ごめんっ!すぐどくからっ!!」アセアセ
ネロ「うわー、どこのラッキースケベだよ、展開が強引すぎてちょっと引くなぁ」
咲「小衣ー、大丈夫?」グイッ
小衣「あ、ありがと咲…」
エリー「シャロ…けがしてない?」グイッ
シャロ「はい、大丈夫ですー…」
ネロ「やーいスケベスケベー」
小衣「べ、別にへんなとこ触ったとかそんなありがちな展開じゃないわよ!!」
ネロ「ほんとにー?」ニヤニヤ
小衣「そ、そうよ、ちょっと腕に触れちゃったくらいで…あっ」
『でもでも、二の腕の柔らかさはおっぱいの柔らかさと一緒なんですよ…?』
小衣「ご、ごめん…!シャーロック…!」カアァ
シャロ「全然大丈夫だよ!ココロちゃん!!」
平乃「でも危ないからアメフトはもう止めましょう」
次子「そうだねー」
コーデリア「シャロ、けがとかしてない?」
シャロ「はい、大丈夫ですよー」
シャロ「それよりも、スポーツを通してココロちゃんと仲良くなれた気がします!」
ネロ「まったくシャロは…明智明智って」
エリー「明智さんのこと、ばっかりね…?」
ネロ「そこまで好きだともうライクを通り越してラブだよ、ラブ」
シャロ「はい!アイラブココロちゃーん!」
エリー「女の子…同士…!」カアァ
コーデリア「なんでそんなに明智さんが好きなの?」
シャロ「それはですねー」
シャロ「……>>240」
全部
シャロ「それはですねー…」
シャロ「…………」
エリー「…?」
コーデリア「シャロ?」
シャロ「えっと…えっと…?」
エリー「どうしたの…?」
ネロ「まさか、分からないなんて言うんじゃ…?」
シャロ「はい…!分かりません!!」
シャロ「だってだって、ココロちゃんのこと、全部好きだから!」
シャロ「なんで好きとか…どこが好きとか答えられないです!」
ネロ「なっ!?」
コーデリア「まぁ…!」
エリー「百合…!」ドキドキ
シャロ「あたし、ココロちゃんの全部が好きだから…」
シャロ「だから、それが理由ってことにしといてください!」
コーデリア「好きだから、好き…なんだかシャロらしいわね」
ネロ「なんだよー、見せつけてくれちゃってさ…」
シャロ「えへへ…!」
エリー「告白とか…しないの…?」ドキドキ
コーデリア「そうよ!好きなら好きって言わなきゃ!」
シャロ「え、えぇっ!?」
ネロ「まぁそうした方が手っ取り早いよね!」
エリー「ファイト…!」
シャロ「な、なんでもう告白する流れになってるんですかー!?」
ネロ「だってシャロ、明智好きなんだろー?」
シャロ「それは…そうですけどぉ…」カアァ
コーデリア「好きなら好きっていわなきゃ!」
シャロ「告白って…どうやってすれば…?」ドキドキ
エリー「えっと…>>260な感じで…?」
なあ・・・スケベしようやぁ・・・
エリー「えっと…『なあ…スケベしようやぁ…』みたいな感じで…」
コーデリア「うわぁ…」
ネロ「え、エリー…」
エリー「えっ…?本にはそう書いてあったんですけど…!?」
コーデリア「本を読めばいいってわけじゃないのよ!?エリー!」
ネロ「っていうか何読んでるのさ!?」
シャロ「なるほど…!分かりました!!」
コーデリア「ええぇーっ!?」
シャロ「そうですよね…好きだったら、そういう事したいって気持ちもありますよね…!」
シャロ「早速、あたしのこの気持ちをココロちゃんに伝えてきますー!」ダッ
ネロ「シャロ!?シャローーーー!!!?」
コーデリア「行ってしまったわ…安価の理に導かれて…」
ネロ「どーするんだよー!?シャロがフラれちゃったらエリーのせいだぞー!!」
エリー「ご、ごめんなさい…?」
コーデリア「百合の…お花畑がっ…!」ガクッ
ヨコハマ警察
G4執務室
小衣「あー今日は疲れたわー」ダラダラ
次子「いやー、有意義な一日だったー!」
平乃「よく動きましたねー」
咲(審判席に座ってただけだった件について)
次子「じゃ小衣、あたしたち先にあがるからー」ガチャッ
平乃「お疲れ様でしたー」
咲「おつー」
小衣「はいはいお疲れー」
バタン
小衣「…………」
小衣(はぁ…本当に疲れた)
小衣(…でも)
小衣(楽しかったな)
小衣「……ふふ」クスクス
シャロ「ココロちゃんっ!」ガチャッ
小衣「ん、シャーロック?」
シャロ「はぁ…!はぁっ…!」ゼェゼェ
小衣「どうしたのよそんなに急いで、忘れ物でもした?」
シャロ「ココロちゃん…」ジッ
小衣「な、なにっ?」ドキッ
シャロ「あたし、ココロちゃんに言いたいことがあるの…」
シャロ「いきなりだし、ココロちゃんは嫌がるかもしれないけど…聞いてくれる?」
小衣「なによ…言いたい事って」
シャロ「ココロちゃん!あたし…!」
シャロ「ココロちゃんのこと、好きなの!!」
シャロ「ココロちゃんのこと、好き…全部好き…!」
小衣「…………!!」
シャロ「だから、だからあたしと…スケベしようやぁ…」
小衣「うわぁ…」
シャロ「ま、まずはキスからお願いしますぅっ…!」グイグイ
小衣「ちょ、待ーーっ!!おちつけ!!」
シャロ「はぁはぁ…こ、ココロちゃん!!」
小衣「誰か助けてーーっ!?」
エリネロデリア「「「ミルキィホームズひくシャロ!参上!!」」」ガチャッ
ネロ「あー!もうなにやってんだよシャロー!」グイ
エリー「シャロ…落ち着いて…!」グイッ
コーデリア「まだ早すぎるわー!!」ヒッペガシ
シャロ「あぁん、ココロちゃんー!!」
小衣「た、助かった…!」ゼェゼェ
シャロ「ココロちゃんーー!!」
小衣「お、黄金仮面スマーーッシュ!!」スパコーン
シャロ「あうっ!?」
シャロ「ごめんなさい…暴走してました…」
小衣「ったく…!なんなのよ…!」
エリー「わ、私の…不注意で…」
ネロ「明智!シャロを責めないでやってくれよ!」
コーデリア「エリーの事も許してあげてください!」
小衣「エルキュール…なんだかよく分からないけどよく分かったわ」
小衣「で、シャーロックはなんで暴走してたわけ?」
シャロ「えっと…」
シャロ「なんとかして、ココロちゃんと仲良くなりたくて…」
シャロ「だって…ココロちゃんのこと、好きだから!」
シャロ「さっきは暴走しちゃったけど、ココロちゃんが好きな事は本当なの!」
シャロ「ココロちゃんは…あたしのこと、嫌い…?」
小衣「…………」
小衣「まぁ、そのえっと……>>286」
嫌いじゃない
小衣「…嫌いじゃ、ない」
シャロ「えっ」
小衣「だ、だからっ、嫌いじゃないって言ってるの!!」
小衣「す、好きでもないけど…嫌いでもない」カアァ
シャロ「……ココロちゃーーん!!」ダキッ
小衣「わあぁっ!?」
シャロ「えへへ…!ココロちゃん…!」
シャロ「あたし、期待してもいいのかな?」
シャロ「いつかココロちゃんがあたしの事好きになってくれるって…思っててもいい?」
小衣「……まぁ、いいんじゃない」
コーデリア「きましたわー!!!」
エリー「よかったわね…シャロ…」
小衣「あ!?あんたらいつからそこに…!!」カアァ
ネロ「いや、さっきからいただろ…」
小衣「うわああああ!!見るな忘れろおおおおおお!!」
シャロ「ココロちゃん…」ギュー
小衣「あ、あんたも離れなさいよ!!」
ネロ「よーし!シャロと明智を胴上げだー!」
コーデリア「わーっしょい!わーっしょい!!」ポーン
エリー「わっしょい…」ポーンポーン
明智「止めろー!おろせー!!」
シャロ「ココロちゃーん!」ギュー
小衣「離れろ降ろせ忘れろおおおおおおおお!!!」
数日後…
シャロ「ココロちゃーん、シャロですよー!」
小衣「また来た…」
咲「ここんとこ毎日だねー」カタカタ
平乃「そうですねー」
次子「小衣、シャーロックとなんかあったの?」
小衣「べ、別にー?何もないけど?」
シャロ「将来を誓い合いました!」
小衣「そんなわけないだろー!!」バシッ
シャロ「あうぅ…!」
平乃「まぁ…」
次子「ひゅーひゅー」
小衣「ぐぅっ…!シャーロックが帰ったら覚えてろ…!」
咲「…おっ、三丁目で事件発生、怪盗だってさ」カタカタ
シャロ「怪盗!?」
小衣「G4出動!行くわよ!」ガタッ
次子「おう!」ガタッ
平乃「はい!」ガタッ
シャロ「こ、ココロちゃん!あたしも行くよ!」
小衣「いいけど、足手まといになるんじゃないわよ!」
小衣「…………シャロ!」
シャロ「…うん!ココロちゃん!」
シャロここ「「ヨコハマの平和は、私達が守る!!」」
おしまい
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