シャロ「打倒ラブライブ! です!!」 (133)


ネロ「へ?」

エリー「え……?」

コーデリア「シャロ?」

シャロ「ですから打倒ラブライブです!! このまま負けっぱなしでいいんですか!?」

シャロ「ミルキィホームズはオワコンなんかじゃ絶対絶対ないんですー!!」

ネロ「……」

エリー「……」

コーデリア「……」

シャロ「あれ? オワコンじゃ……ありませんよね……? あたしまで不安になってきました! どうしましょー!!」


シャロ「みんなー! 何か言ってくださいー!!」

ネロ「うーん……オワコンかどうかは置いといて、まぁ一時期に比べたら人気が落ちたのも間違いではないよね」

シャロ「あぅ…」

コーデリア「可愛い女の子と餃子があれば人気なんていらないのよ~~~~♪☆☆☆」

シャロ「目を覚ましてください! コーデリアさん! 餃子はあたしも食べたいです!」
バシバシッ

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シャロ「しっかりしてくださいー!!」
バシバシッ

コーデリア「はぶっ! ぶふぉっ! ひゅぶっ!!」

ネロ「シャロ! このままじゃミルキィより先にコーデリアが終わっちゃう!」

シャロ「へ? コーデリアさん! 寝てないでちゃんと話に参加してくださいー!!」

コーデリア「うぅ……お花畑が……お花畑が……あぁ……」

エリー「シャロ、私達にもまだ沢山ファンはいる……」

シャロ「寝言は寝る前に言ってください! エリーさん!」

エリー「何で私、怒られてるの……?」

シャロ「確かにあたし達を応援してくれてる人はいっぱいいます!」

エリー「……」

シャロ「……」

エリー「……え? 終わり?」

シャロ「とにかくあたしはかつての人気を取り戻したいんですー!!」

ネロ「何をそんなに焦ってるんだよ?」

コーデリア「そうよ、新曲も出したばっかりじゃない!」

エリー「昨日、ライブもしたし……」

シャロ「なら言わせてもらいます! みんなの言う通り、新曲とかライブとか話題は満載の筈なんです! なのに」

ネロ「?」

シャロ「それなのにどうしてミルキィホームズSSは全く増える兆しが無いんですか!?」


コーデリア「そ、そんな筈はないわ……もっとよく調べてみたら」

エリー「ここを除くとミルキィホームズSSらしきものは1つだけ……」

シャロ「それに対してラブライブSSはどうですか? ネロ」

ネロ「えーと……うわっ! 何だこれ! とても数えきれない!」

シャロ「これが現実です。このままじゃ本当にあたし達は過去の人……ダメダメオワコンホームズとして歴史に名を残してしまいますー!!」

コーデリア「こんな事って……」

ネロ「くそーっ! 僕達は黙ってコンテンツが廃れていくのを見てるしかできないのか!」

エリー「何か方法は無いの……?」

シャロ「……1つだけあります」


シャロ「それは……ラブライブに勝つことです!」



シャロ「というわけでオトノキまでやってきましたー」

シャロ「そしてあっちにいるのがラブライブが誇るμ'sの9人ですー」


コーデリア「あの人達が人気者で有名なμ's…」

エリー「数ではダブルスコア以上……」

ネロ「どうやって勝つの? 絶対無理だって!」

シャロ「無理じゃありません! 勝てると思ったら絶対に勝てるんですー!! それにあたし達にはトイズがありますし」

ネロ「あ、そっか! なら楽勝だねー」

エリー「向こうはただの一般人……」

コーデリア「賢いわ! シャロ」

シャロ「えへへー、じゃあちょっと話つけてきますねー」


絵里「え?」

シャロ「ですからあたし達と勝負してください!」

海未「何をいきなり…」

シャロ「あたし達の将来が懸かってるんです! その為にヨコハマからはるばるオトノキまで来たんですー!!」

シャロ「勝負してください勝負してくださいー!!」

真姫「ていうかそんなくだらない事に構ってないで練習するべきじゃない?」

ことり「そうだね、衣装もまだ完成してないし」

希「悪いけどまた今度で」

にこ「そういうわけだから、にっこにっこにー☆」

凛「ばいばいにゃー」

花陽「気を付けて帰ってねぇー」

シャロ「……」

シャロ「……負けるのが怖いんですか?」


真姫「はぁ!?」

花陽「今、何て言ったのかな……?」

シャロ「負けるのが怖いからあたし達と勝負出来ないんですね」

凛「久々にキレそうだにゃ…」

絵里「黙って聞いてれば随分な物言いね…」

にこ「そうよ! 変な輪っかくっ付けちゃって」

ことり「こんな輪っかなんか! えいっ! えいっ!」
グイッ

シャロ「わわっ! や、やめてください! 引っ張らないでくださいー!!」

穂乃果「いいんじゃないかな? 勝負してみても」

シャロ「ホントですかー!?」

海未「し、しかし穂乃果!」

穂乃果「たまには息抜きした方が、ね?」

シャロ「わーい! 勝負です勝負ですー!」

ことり「まぁ穂乃果ちゃんがそう言うなら」

絵里「穂乃果が言うなら仕方無いわね」

海未「で、ですが…もし万が一負けてしまったらラブライブの名前に傷が」

凛「海未ちゃん! 凛達はアニメ界の頂点にいるラブライブのμ'sだよ?」

花陽「ミルキィホームズなんかに負けるわけないよぉ」

真姫「軽く捻ってあげるわ」

海未「……それもそうですね」

シャロ「……なんか釈然としませんが勝負を受けてくれるんですねー! よーし! 負けませんよー!!」


シャロ「オッケーもらってきましたー」

コーデリア「さすがサンライズへの親善大使ね、シャロ」

エリー「御褒美のカマボコ…」

シャロ「わーい! ありがとうございますーエリーさん! もぐもぐっ…」

ネロ「それで? 勝負ってどんなことするわけ?」

コーデリア「それ重要よね……数では圧倒的に私達が不利よ?」

シャロ「もぐもぐっ…ごくんっ…。勝負の内容なんですが」

エリー「……ごくっ」

シャロ「種目別九番勝負です! 一対一で戦って先に五勝したチームの勝ちです!」

ネロ「九番勝負?」

エリー「向こうの人数に合わせて…」

コーデリア「種目っていうのは?」

シャロ「それは勝負の直前までわかりません」


穂乃果「おーい! シャロちゃーん! そろそろ始めていいー?」

シャロ「あ、はーい!」



コーデリア「何を話してたの?」

シャロ「一回戦の種目が発表されました!」


一回戦:【>>14

百合力対決 

一回戦:【百合力勝負】


ネロ「……え?」

エリー「ゆ、百合……」

シャロ「なんのこっちゃよくわかりませんが百合力で勝負するみたいです」

コーデリア「……私の出番のようね」

シャロ「コーデリアさん?」





穂乃果「百合力勝負だってー! ていうか百合って何?」

凛「凛もよくわかんないにゃー」

海未「穂乃果と凛以外なら誰が挑んでも問題は無いでしょう」

希「じゃあ誰がいこっか?」

にこ「まぁ普通に考えれば、ことりちゃんか海未ちゃんか絵里ちゃんだよね~」

海未「はい?」

絵里「何でその中に私も入っているのかしら……?」

真姫「ならエリーでいいんじゃない? ほら、エリとユリってなんか似てるから」

穂乃果「頑張って! 絵里ちゃん!」

絵里「い、いいけど……百合力勝負って具体的に何するの……?」

海未「それは行けばわかります! 多分……」


絵里「……よ、よろしく」

コーデリア「よろしくお願いします」


シャロ「ではでは、百合力勝負スタートですー!!」


絵里「ま、待って…! 具体的に何をやればいいのよ!?」

シャロ「さー?」

絵里「さ、さぁって…」

海未「とりあえず二人で馬鍬い合えば良いのでは?」

ことり「真の百合なら女の子を弄り弄られる事に悦を覚える筈……交互に攻めていって先に昇天するか嫌悪感を感じた方の負けでいいんじゃないかなぁ?」

シャロ「なるほど! 言ってる意味はよくわかりませんがそれでいきましょう!」

ネロ「あっちはやけに百合に詳しい人が多いなー」

エリー「さすがラブライブ……人気を集める為に百合は重要な要素…」



絵里「てことは先攻が確実に有利よね…」

コーデリア「どうぞ?」

絵里「え?」

絵里(何なの、この余裕は……)

コーデリア「先攻をお譲りします」

絵里(一体何を考えて……罠? だとしたら迂闊に攻めるのは危険……? でもこの私のターンで一発で決めれば……)

コーデリア「どうかしましたか?」

絵里「……何でもない。ならお言葉に甘えて攻めさせて貰うわ」

絵里(全力で行く……!!)


『絵里はコーデリアの>>18>>19>>20した!』

kskst

内もも


『絵里はコーデリアの内ももを舌でねっとりと舐め解した!』


絵里「んちゅっ、ちゅぴ…」

コーデリア「ひゃ、ンっ…!」

絵里「んふっ、白くてスベスベな肌…、私の大好物よ……じゅるっ…」

コーデリア「あぁっ、ん…こんなっ、綺麗な西洋人形みたいな人が私のあんな所に顔を埋めてっ、淫らな音をっ…」

絵里「じゅちゅっ…れろっ、ちゅぱ…れろれろっ…」

コーデリア「んぁっ…ンく、あぁっ、ヨダレで…私の太股がべちょべちょにっ、それが肌を伝って…そんな所までっ、あぁン…っ! らめよぉぉ…っ!!」



シャロ「コーデリアさんの様子がおかしいです!」

ネロ「しっかりしろー! コーデリアー!!」

エリー「さっきの余裕は何だったのでしょう……」

シャロ「コーデリアさん! トイズです! あたし達の必殺技お見舞いしてあげてください!!」


コーデリア「んひゅっ、あくっ、トイ…ズ…、そうよ…っ、トイズを使えば……この人の弱い所も…」
キィーンッ

絵里「ん…ちゅりゅ、ちゅぱ…じゅぷっ…」

コーデリア「んやぁぁっ…!! あっ、あぁンンーっ!!」


シャロ「コーデリアさん!?」

ネロ「どうしたんだ!?」

エリー「もしかしたら……五感強化のトイズのせいで……、身体中の感度も敏感に……。恥ずかしい……」



絵里「そろそろ降参したらどう? んちゅ、ちゅりゅっ…れろ、ちゅぱ…」

コーデリア「んっ、あっ…やっ、んきゅぅぅっ…!! だ、誰がっ…!! お陰で貴女の弱点をっ、見付けることが…できた…っ!!」

絵里「え…? そ、そんなハッタリ…」

コーデリア「ふふっ…、ハッタリかどうかは身体に教えてあげるわ…っ!! 貴女の弱点……それはズバリ、>>23


コーデリア「貴女の弱点は…、ズバリ耳ねっ!」

絵里「な、何でそんなこと知っ」

コーデリア「さぁ覚悟しなさいっ! れろっ…ちゅぴ…」

絵里「んんっ、あぁーっ…!! んぁっ、ひゅぁっ…」

コーデリア「耳を折り曲げて、境目を…、んちゅ…ぺろっ、じゅぷっ…」

絵里「んくっ、ひゃ…ぁぁっ…!! だ、だめっ、耳の…うら、だめぇっ…!!」

コーデリア「じゅるっ…餃子……目の前に、餃子が……」

絵里「ち、違…っ、私の耳…」

コーデリア「我慢……出来ない…っ、はむっ…んじゅ、がりっ…」

絵里「い、痛ぁぁ…っ!! や、やめてっ…ひゅぎぃっ、あぁぁぁーっ!!」

コーデリア「んんっ、歯応えがあって…んむ、はふっ、がりがりっ…!」

絵里「あぅぎゃぁぁ…っ!! た、助け…負けっ、私の負けでいいからっ…!!」


ネロ「勝った……コーデリアが勝ったんだ!!」

エリー「いいんでしょうか……?」

シャロ「やりました! 百合力勝負はコーデリアさんの勝利です!!」


シャロ「おめでとうございます! コーデリアさん!」

ネロ「やるじゃん!」

エリー「まずは一勝…」

コーデリア「美少女の餃子は私のモノ~~~~♪」



ことり「絵里ちゃん…」

海未「まさか百合勝負で絵里が負けるとは…」

絵里「いやいやっ! どう見たって百合じゃなかったでしょ!?」

希「エリチにはがっかりや…」

真姫「途中棄権とか恥ずかしくないわけ?」

絵里「あのまま続行してたら耳が無くなってたわよ!! ていうか反則行為じゃないの!?」

凛「まぁまぁ、落ち着くにゃ」

花陽「相手はミルキィホームズだし一勝くらいプレゼントしてあげよ? 交通費の代わりとして」

絵里「くっ…」




シャロ「二回戦の種目の発表です!」


二回戦:【>>27

格ゲー対決


二回戦:【格ゲー対決】


シャロ「格ゲー対決です!」

コーデリア「ゲームってことは機械を使うのよね?」

ネロ「そういうことならこの僕にお任せー!」

エリー「ネロのトイズなら絶対勝てる…」





穂乃果「格ゲーかー」

海未「絵里のせいで遅れをとっているというのに、ゲームですか……」

絵里「……悪かったわよ」

ことり「ゲーム得意な人って、いる……?」

凛「スクフェスなら」

花陽「花陽もスクフェスくらいかなぁ…」

希「ウチもスクフェスやったら…」

真姫「そうなるわよね…」

にこ「あれ? 真姫ちゃん、いつも家でゲームしてるって」

真姫「あれはエロゲで…って何言わせてるのよーっ!!」

ことり「海未ちゃんは……ゲームなんてしてるわけないよね」

海未「……はい」

穂乃果「穂乃果も自信無いから……んー、じゃあニコちゃんで! 理由はどうせこの勝負は捨て試合でこの先あんまり役に立ちそうにないから!」

にこ「はぁぁぁぁ!?」

絵里「ニコ、気楽に行っていいわよ。誰も貴女に期待なんかしてないから」

希「エリチ、仲間が増えるからって嬉しそうやね」

にこ「ぐぬぅ……このニコを捨て駒扱いなんて……っ! 絶対勝ってやるわ!!」


ネロ「へー、あんたが相手なんだー」

にこ「絶対に負けないから!!」

ネロ「気合いだけは評価してあげるよ。まぁ無駄だと思うけど」

にこ「『サムライスピリッツ』……随分と古そうだけど、これが今からやるゲームね」

ネロ「先にキャラ選んでいいよ? ていうか僕はどれでもいいんだけどー」

にこ「じゃあニコは~この可愛い~…じゃなくてこっちの強そうな牙神幻十郎で勝負よ!」

ネロ「僕はー、何にしよっかなー……んじゃ、ガルフォードでいっか」


シャロ「格ゲー対決スタートですー!」


ネロ「よいしょっと…」
ガキンッ

にこ「ちょ、ちょっと!! あんたいきなりドライバーをゲーム機本体にぶっ刺して何してんのよ!?」

ネロ「うるさいなー、別に壊れたわけじゃないんだからいいじゃん! 始めるよ」

にこ「あ、あれ? ニコのキャラが動かないっ!! あれ!? あれ!?」

ネロ「棒立ちで好きに攻撃してくださいって言ってるようなものじゃん。大斬り大斬り大斬り大斬り!!」

ネロ「いえーい! 僕の勝ちー♪」


シャロ「すごいですー! ネロー」


ネロ「まぁ当然だよねー」

にこ「待て待てーいっ!!」


ネロ「どしたの?」

にこ「どしたのじゃないわよ!! 明らかに今のイカサマでしょ!? 無効よ無効っ!!」

ネロ「はー?」

にこ「もう一回ちゃんと勝負しなさい!」

ネロ「めんどくさいなー。はいはい」
ガキンッ

にこ「ま、また…!!」

ネロ「今度は本体じゃなくて自分のコントローラーにしたんだから文句無いだろ?」

にこ「……まぁ一応、ニコのはさっきと違ってちゃんと動くから」

ネロ「はいはい、んじゃ一瞬で決めちゃいまーす」

にこ「ちょ、待っ…何その動き!? 武器が増え…って空まで飛ぶとかっ、挙げ句の果てには五人に分身して…犬がっ、犬がぁぁ…!!」

ネロ「はい、今度こそ僕の勝ちー」

にこ「お・か・し・い・わ・よ・ね!?」

ネロ「またいちゃもんー? 往生際悪すぎー」

にこ「そのドライバーは没収よ!!」

ネロ「あっ! 返せよー!」

にこ「ニコに勝ったら返してあげるわよ! イカサマ無しでね!」

ネロ「……」



にこ「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬっ…」

ネロ(この人、超弱……。平プレイでもノーダメ勝利とか…)


シャロ「ネロの勝ちですー! 三回くらい勝ちましたー!」


シャロ「これで二連勝ですー!」

ネロ「相手が相手だったから僕じゃなくても勝てたんじゃない?」

エリー「あと三勝です…」

コーデリア「ラブライブ勢も大したことないわね~~♪」

シャロ「体感的に少しずつ人気が上がってきてるような気がします! 多分気のせいです!」

ネロ「でもこれから三勝したら僕らの人気はμ'sを越えるわけでしょ?」

コーデリア「今年のライブでは地獄の様なチケット争奪戦が予想されるわね!」

エリー「ファンクラブに入ってれば先行でチケット応募できます…」




にこ「……」

穂乃果「ニコちゃんお疲れお疲れー」

海未「予想通りなので何も言いません」

絵里「ニコ、私の隣においで♪」

希「とはいうものの二連敗…」

真姫「これ以上はちょっと笑えないわね」

凛「次から怒涛の五連勝間違い無しだにゃー!」

花陽「相手はミルキィホームズだからねぇ、そんな深く構えなくても大丈夫だよぉ!」

海未「そうですね、ふふふ」

ことり「うふふっ♪」




三回戦:【>>34

料理対決


三回戦:【料理対決】


シャロ「料理対決ですー」

ネロ「これって誰のトイズも役に立たないよね……大丈夫?」

コーデリア「エリー、料理には自信あるの?」

エリー「人並み、程度には……」

シャロ「あれ? あたしもいますよー?」

ネロ「三連勝がかかってるんだから頼むぞ、エリー」

コーデリア「エリーならきっと上手くやれるわ」

エリー「頑張ります……!」

シャロ「あたしの声聴こえてますかー? ありゃ?」





穂乃果「料理対決となるとやっぱりことりちゃんかなー」

海未「それが良いと思います」

ことり「こ、ことりで大丈夫かなぁ?」

穂乃果「ニコちゃんがいれば間違いなくニコちゃんだったんだけど……なんか敗者席で絵里ちゃんの横に座ってるから」

にこ「全っ部あんたのせいでしょーがっ!! 大体九番勝負もあれば料理のジャンルくらいくること予想できなかったわけ!?」

にこ「あんたの采配は全然ダメダメっ!! 指揮官としてもリーダーとしても失格よ!!」

穂乃果「うぇぇーん! 海未ちゃーん、ニコちゃんが穂乃果のこと苛めるよー!!」

海未「ニコ! 理由はどうあれ負けたのは貴女自身でしょう!? 違いますか!?」

にこ「そ、それはそうだけど……でも格ゲーとか…」


花陽「ことりちゃん! 頑張ってね!」

ことり「うんっ! あの二人の横には行きたくないから絶対勝ってくるね♪」

穂乃果「頼んだよ、ことりちゃん! さすがに三連敗は穂乃果も焦ってくるから!」


ここまでですー
お付き合いありがとウィッシュ!

ではではー


ことり「よ~しっ! ことり、頑張っちゃうぞ~♪」

エリー「負けません……!!」

ことり「でも何作ったらいいんだろう?」

エリー「食材や調理器具は揃ってるみたいですけど……」


シャロ「エリーさん! カマボコです! 美味しいカマボコを沢山作ってください!」

ネロ「それシャロが食べたいだけだろー! 僕はー、豚の丸焼きが久しぶりに食べたいかなー」

コーデリア「ネロだって人のこと言えないじゃない」

ネロ「何だよー! 僕は簡単で美味しく作れる料理を薦めただけだしー」

コーデリア「簡単で美味しくっていったら餃子しかないでしょ? ネロはまだまだ子供なんだから」

ネロ「はー? それだってコーデリアの大好物なだけじゃんかー!」

シャロ「ケンカはやめてくださいー! エリーさんはもう料理に取り掛かってますよー!」

ネロ「エリーは何を作るつもりなんだ?」

コーデリア「大きいお鍋を取り出して、>>42を煮込んでるみたいね」

牛すじ


コーデリア「牛すじを煮込んでいるわ!」

シャロ「おー!」

ネロ「いいぞ! エリー!」



エリー「よいしょ……よいしょ……っ」
グツグツ

エリー「どんどん浮かび上がる脂……恥ずかしいです……」

エリー「煮え上がるまでに他の具材も調理しないと……」



シャロ「ふぁぁ……あの脂を顔に塗りたくりたいですー……」

ネロ「どんだけ乾燥してるんだよ!」

コーデリア「心配しなくてもシャロのお肌はもちもちのぷるぷるよ」
グニッ

シャロ「ふわっ! コーデリアさんっ! そんなにつまんだら頬っぺたが取れちゃいますーっ!」

コーデリア「ふふっ」
グニーッ

ネロ「おー! 伸びる伸びるー! 僕にもやらせてー!」
グニューッ

シャロ「ふふぁわぁーっ!! あたしの頬っぺはお餅じゃないんですー! ちゃんと元の場所に戻してくださいー!!」

ネロ「はいはい」
パッ

シャロ「ふぎゃぁっ!! 痛たた…。あ、元に戻りましたー!」

コーデリア「二人とも見て! エリーが包丁で>>46を切り始めたわ!」

チキン


コーデリア「チキンを切り始めたわ!」

シャロ「お肉×お肉!?」

ネロ「最高じゃんか!」



エリー「チキンを細かく刻んで……牛すじを取り出して……」

エリー「……」
キィーンッ



ネロ「ここでトイズ!?」

コーデリア「牛すじと刻んだチキンを両手でぐちゃぐちゃに…!?」

シャロ「わかりました! エリーさんが作っているのはお肉200%のミートボールです!」

ネロ「さすがエリー! 僕達の腹ペコ加減をよくわかってる!」

コーデリア「でもつなぎとか加えなくていいのかしら?」

シャロ「エリーさんの怪力でぎっしぎしに握られた硬球の様なミートボールにつなぎなんか必要ありません!」

ネロ「丸めたお肉をまた鍋に入れて茹で始めたぞ!」

コーデリア「牛すじの脂が大量に浮き出たギトギトのお鍋……これはお肉200%どころじゃないわ! 300%よ!!」

シャロ、ネロ「「おぉーっ!!」」

ネロ「あ、でもミートボールなら仕上げにタレがいるよね?」

シャロ「そこもエリーさんは抜かりありません! 見てください!」

コーデリア「もう既にタレ作りを…! なんて手際の良さなの!」

ネロ「手際だけじゃない! あのタレは>>48だ!」

エバラ焼き肉のたれ!
黄金味


ネロ「あのタレは、エバラ焼き肉のたれ! 黄金味だ!」

シャロ「探偵には探偵の、怪盗には怪盗の、そしてお肉にはお肉のタレですー!」

コーデリア「とてつもなく肉々しいミートボールね! あれを食べられる審査員が憎々しいわ!」



エリー「茹で上がった肉塊にタレをかけて……」
ドボドボ

エリー「……完成です!」






ことり「あっちはお肉を選んだみたいだから、ことりは…」


海未「ことりは魚介系を選択したみたいですね」

花陽「ことりちゃんが手に取ったのは……えぇーっ!! >>51!?」

凛「それを捌いて炒めてるにゃ!」

長ネギ


花陽「えぇーっ!! 長ネギー!?」

凛「長ネギを捌いて炒めてるにゃ!」

穂乃果「海未ちゃんの嘘つきー! 全然魚介じゃないじゃん!」

海未「す、すみません……私の錯覚でした……。長ネギが貝柱に見えてしまい…」

凛「あんな大きい貝柱があるなら、ことりちゃんは貝に食べられて人魚姫だにゃー!!」



ことり「ふんふんふ~ん♪」
ザクザクッ

ことり「おいしくなぁ~れ、おいしくなぁ~れっ☆」
ジャーッ

ことり「次は…」



海未「可愛らしく長ネギを炒めていますが何とも地味な料理です…」

真姫「ことりが鉄鍋に何か入れたわ! あれは……>>55

凛「良かったー! 長ネギだけかと思っちゃったにゃー」

チーズケーキ


真姫「チーズケーキを鉄鍋に入れたわ! 正気!?」

花陽「相手がダメダメなミルキィホームズだからってふざけすぎだよぉ…!!」

海未「いえ…、ことりの大好物はチーズケーキです。真面目も真面目、大真面目でしょう」

凛「ひぇぇー! チーズケーキが溶けて長ネギを純白ベールで包んで……まるでシンデレラの狂奏ハーモニーにゃー!!」



ことり「よしっ♪」



真姫「全然よしじゃないわよっ!!」

凛「このままじゃ負けちゃうにゃー!!」

海未「心配いりません。ことりなら…、ほら」



ことり「仕上げに隠し味として>>60を絡めて……うんっ! 完成♪」

ことり「美味しく出来ました♪」

追いチーズケーキ


ことり「隠し味に更にチーズケーキをた~っぷりと絡めて、完成♪」



花陽「ええぇぇぇぇっ!?」

凛「ことりちゃんが絶賛乱心中にゃぁぁ!!!!」

海未「落ち着いてください、二人とも。これはことりなりの考えがあってのこと…」

穂乃果「ことりちゃんなりの?」

希「どういうこと?」

海未「あくまで予測ですが、恐らく先に入れた長ネギの要素を出来る限り薄めるべくチーズケーキを大量投入したのかと…」

穂乃果「なるほどー! 木を隠すなら森の中、長ネギを隠すならチーズケーキの中……って、海未ちゃん!?」

真姫「だったら最初からチーズケーキだけで良かったじゃなーいっ!!」

海未「……そうですね」



シャロ「カンカンカーン! 調理終了ですー!」


絵里「では両者、料理をここに!」


真姫「何でいきなりエリーが仕切ってるの?」

凛「さぁ?」


絵里「負けたからって喋っちゃいけない決まりは無いでしょー!? 私にも喋らせなさいよーっ!!」


シャロ「あの金髪の人の威勢の良さはまるでココロちゃんみたいですー!」


エリー「はい……。お肉のお肉によるお肉の為の肉度400%超の鋼のミートボールです……」

ことり「霜降りネギの雪解けチーズケーキ ~ぐちゃとろ仕立て~ です♪」

絵里「よろしい。まず最初に……貴女達の自らの料理に対する自己採点を聞こうかしら? 10点満点で」

エリー「じ、自己採点……」

ことり「自分の料理の……」

絵里「エルキュールさんから」

エリー「は、はい……私の料理は……」

エリー「……10点です!」


ネロ「えー!? エリーのバカーっ!!」

コーデリア「そうよ! もう少し謙遜しておいた方が…」

シャロ「でもあのミートボール食べたいですー」


エリー「……私が、今まで学んできた事の全てを費やし、皆の励ましを糧にして、自分の為……仲間の為……ミルキィホームズの未来の為、その全てを注ぎ込んだこの料理に、満点以外付けられません!!」

絵里「……ことりは?」

ことり「ことりも満点! 言いたい事は全部エリーちゃんに言われちゃったけど、えへっ♪」

絵里「……ハラショーよ、二人とも。これで貴女達は特級厨師として世界中の皆にその味を奮って」

シャロ「って何でですかー!!」


真姫「そうよ! 真面目にやりなさいよ! エリー」

エリー「え…? す、すみません……」

真姫「え……?」


絵里「じゃ、じゃあ試食ターイム!! まず初めに私がデモンストレーションとして食べてみるから皆はその後に美味しかった方のブレードを光らせるの。オーケー?」

シャロ「エリーさんの料理が美味しかったらこのミルキィブレードを…」

穂乃果「ことりちゃんの料理の方が美味しかったら、ラブライブレードを」

希「ていうかそのデモンストレーション必要?」

にこ「どうせ目立ちたいだけでしょ!」


絵里「ミートボールから……ぱくっ……はがっ、ぎゅぐぅ…! か、固っ…あ、でも美味しい…っ、でも固いっ! この肉汁の濃厚さっ、歯を欠いても味わう価値がっ、ぁんぎゃぁっ! ふふぁっ、歯が折れ…っ、ふぁ…神経に直接肉汁が注ぎ込まれてっ…んんっ、ふわぁ…飴玉の様に舐め回してもハラショーっ、歯と引き換えににっくにっくにーするのはもーっとハラショっ!! ふはぁひゅぅぅぅぅっ…!!!!」


海未「え、絵里が何を言っているのかわかりません…」

真姫「……かなりヤバめってことはわかったわ」


絵里「次はっ、チーズケーキ……はむっ、んむ……んんーっ! さっきのとは打って変わって口の中が優しさで包み込まれてっ、これは……アルプス……アルプスのことりが私を手招いて、一面に広がる白…、それは雪ではなくチーズケーキ……そのチーズケーキに埋もれている私は幸せに満たされて…んふぁっ、んむぅ……う、うんめぇーにゃー!!」


凛「にゃ?」

花陽「絵里ちゃんにこれ以上喋らせたら危ないっ!!」

シャロ「もう我慢出来ませんー! あたし達も食べましょー!」


~試食終了~


シャロ「みなさーん、試食は終わりましたねー?」

穂乃果「はーい!」

シャロ「ではではお手元にあるブレードを光らせちゃってくださーい!」

ネロ「僕のトイズで発光量を数値化することができるからどっちが勝ったかは一目瞭然だよ」

にこ「トイズとかワケのわかんないこと言ってまたイカサマする気じゃないでしょうねー!?」

ネロ「はいはい、負けた人は大人しくしててねー」

にこ「くぅーーっ!!」


シャロ「測定スタートですー! ブレードスイッチオン!! あ、UOは発光量が強すぎるから禁止ですー」



ミルキィブレード発光レベル>>69
ラブライブレード発光レベル>>70

共に安価のコンマ一桁が対象ですー

いえーい

歯欠けた


シャロ「5対6で、ことりさんの勝ちですー!」

ことり「やった~!」

エリー「あぁ……」


ネロ「何やってんだよ! ダメダメエリー!!」

エリー「ごめんなさい……ごめんなさい……私……っ」

コーデリア「エリーは悪くないわ!」

ネロ「でもっ!」

シャロ「ネロ、ネロならトイズを使ってエリーさんを勝たせることが出来た筈だよね? でも、しなかった。何故だかあたしにはわかります」

シャロ「ネロはエリーさんの勝利を信じていたんです! その仲間を思う気持ち、それさえ忘れなかったらこの先、絶対絶対勝てます!」

ネロ「……わかったよ」

コーデリア「エリー、まだ私達は勝ち越してるんだからそんなに気にやむ必要は無いのよ」

エリー「はい……」



穂乃果「おめでとー! ことりちゃーん!」

海未「さすがことりです!」

ことり「えへへ~、たまたまだよ~」

真姫「まだ私達は負けてるのよ、気を抜かないで」

凛「真姫ちゃんだって嬉しいくせにー」

真姫「べ、別に私は! それに、あんなダメダメミルキィホームズに勝つなんて当たり前なんだから!」

絵里「……」

にこ「……」

真姫「あっ……」

穂乃果「よーし! この調子で次でイーブンに持っていこう!」



四回戦:【>>73

わしわし対決


四回戦:【わしわし対決】


海未「頼みましたよ、希」

凛「希ちゃんなら余裕だにゃー!」

真姫「こんなラッキー種目で負けたら承知しないわよ!」

穂乃果「いってらっしゃーい!」

希「任せときー♪」




シャロ「わしわし対決です!」

エリー「わしわし……?」

ネロ「ごめん、ちょっと意味がわかんないや」

コーデリア「和紙? 鷲? まぁシャロが行くんだから任せたわよ」

シャロ「えー!! あたしですかー!?」

ネロ「順番的に当たり前だろー!」

エリー「種目が何なのか気になるけど、シャロのトイズは万能だから大丈夫…」

シャロ「わかりました! とりあえず行ってきますねー!」


シャロ「でもわしわしって一体何なんでしょー? カマボコのことだったらいいなー」


シャロ「ドキドキ……」

希「んー?」

シャロ「わわっ! ボヨヨンです! アンリエットさんくらいのボヨヨンの人ですー!」

希「シャロちゃんやったっけ? シャロちゃんのは……無乳?」

シャロ「あ、あたしだって30年後くらいにはボヨヨンのボヨヨンのボヨヨヨヨーンになってますっ!!」

シャロ「それより、わしわしって何なんですかー?」

希「うふっ…、わしわしいうのは──」


シャロ「ぎゃぁぁぁぁぁ!!!!」





ネロ「何一瞬でやられて帰ってきてんだよ! シャロ!」

コーデリア「いくらなんでも情けなさすぎるわよ!」

エリー「あれが……わしわし……卑猥です…」

シャロ「あぅぅー……すみませぇぇん……」




希「ちょっと可哀想やったかも…」

海未「希のお陰でやっと2勝2敗です」

凛「ここから3連勝で完全勝利だにゃー!」

花陽「最初に2敗してる時点で完全じゃないような…」




五回戦:【>>79

箱の中身は何だろな

どっちかが当たるまで順番に


今日はここまでですー
初日より見てくれてる人が増えた気がします。わーいわーい
ミルキィSSが増えることを祈りながら……お付き合いありがとウィッシュ


あと対決は基本1対1なのでチーム内ローテは不可ですー

ではではー(>ωゞ)y-~


五回戦:【箱の中身は何だろな?】


シャロ「2勝2敗で迎えた五回戦! 負け越すわけにはいきません!」

ネロ「シャロとエリーがちゃんと勝ってればこの対決でミルキィホームズの勝利は決まってたんだけどー」

シャロ「あぅ……」

エリー「ごめんなさいっ……」

コーデリア「過ぎた事をとやかく言っても仕方ないわ! この勝負……私に行かせてもらえるかしら?」

シャロ「おー! 勝率100%のコーデリアさんなら安心ですー!」

ネロ「負けて帰ってきたら承知しないからなー」

エリー「頑張ってください…!」



穂乃果「こ、これって…箱の中でとんでもないものがオゾオゾしてるやつだよね……? 穂乃果、やだな…」

花陽「は、花陽も絶対に無理ですぅ…!!」

真姫「私もパス。だって私、そういうのじゃないし」

海未「では、凛! 早く行きなさい!」

凛「えー!! 別にいいけど…何で皆、ミルキィホームズなんかにビビってるのー?」

花陽「ミルキィホームズにビビってるわけじゃないんだけど……」

真姫「皆、貴女に期待してるのよ」

凛「そっかー! なら凛がちょちょいとやっつけてきてあげるー♪」


箱「」


コーデリア「うぅっ……誰が用意したのかはわからないけど、異様な雰囲気が漂ってくるわ…」

凛「どっちから先にやるー?」

コーデリア(これは完全に先行有利のゲームよね……。一発で当ててしまえばその時点で私の勝利……でも)

コーデリア(何が潜んでいるか全くわからないのに不用意に手を突っ込むのは愚行……)

凛「ねー? 凛の話聞いてるー?」

コーデリア(……ハッ! そうよ! 私にはトイズがある……。トイズを駆使すれば手を入れなくても感じ取れる筈よ)

コーデリア(そうと決まれば…)

コーデリア「なら私から」

凛「全然反応無いから凛からやるにゃー! えいっ!」
ズボッ

箱「」


凛「……? ぎにゃああああっ!!」

コーデリア「な、何!? どうしたの!?」

凛「り、凛の手がっ、手がぁっ…!! >>89になっちゃったにゃ!」

しっとりなめらか


凛「り、凛の手がっ、しっとりなめらかになっちゃったにゃ!」

コーデリア「そ、そんなはずは…!」
ギュッ

凛「はわっ!」

コーデリア「……本当に、しっとりなめらかすべすべのぷるんぷるん…? はぁぁン…、頬擦り頬擦り…っ」
スリスリ

凛「こ、こらー! やめるにゃー!」
バシッ

コーデリア「ふぎゅぐっ!!」

凛「き、危険人物だにゃ…」


コーデリア(この子の手がしっとりなめらかになったということは、中に入ってる物は水分を帯びたモノ……? 無機物では無いみたいね…)

コーデリア(ここは、トイズを使って…)
キィーンッ

凛「……??」

コーデリア「……見えたわっ!」

凛「は? やっぱり頭おかしい人だにゃ…」

コーデリア「この中のモノ……、形は>>92の様な…、大きさは>>93くらい、そして微かに聴こえた鳴き声は>>94

凛「ん? 鳴き声……?」

テディベア

ムカデ

ココロちゃん言うなー


コーデリア「形は、テディベアの様な…、あら可愛い……抱き心地が良さそうね。大きさは……ムカデくらい? 結構小さめのテディベアかしら? そして、微かに聴こえた鳴き声は」


シャロ「ココロちゃーん!」


箱「ココロチャンイウナー!!」

凛「しゃ、喋った!?」

コーデリア「……これは重要なファクターね」

凛「ふぁくたー??」

コーデリア「テディベアの形をしたムカデくらいの大きさ……シャロの声に反応して音を発する……これは」

コーデリア「これは……何?」

凛「凛もさっぱりだにゃ」

コーデリア「テディベア……ムカデ……ココロチャンイウナ……しっとりなめらか……ハッ! わかったわ!!」

コーデリア「この箱の中身は、テディベア型明智小衣 ~しっとりなめらか仕立て~【ムカデカスタム】よ!!」

凛「全く意味がわからないにゃ……モノホンのヤバめな人……」

「正解っ!!」

凛「にゃっ!?」

小衣「まぁ正確には、☆ココロベア☆なんだけど今回だけは特別に正解にしてあげる! 小衣に感謝しなさいよねー!!」

コーデリア「明智さん!?」

シャロ「ココロちゃんですー! わーい! ずっと待ってたんですよー!」

小衣「ココロちゃん言うなー!! 馬鹿シャーロック!!」


ガツンッ!! バキッ!! グシャッ!!


シャロ「ふぎゃっ! 痛いですー」


凛「ず、するいにゃ!! 審判の人がミルキィホームズに肩入れするなんて!! 卑怯だにゃー!!」

小衣「うるっさいわねー! 私だってミルキィホームズが落ちぶれたら困るのよー!! 見るからにIQが低そうなアンタは黙ってなさいっ!!」


凛「うぅ……ミルキィホームズなんかに負けちゃったにゃ……ていうかあんなのズルだにゃ!!」

海未「言い訳など聞きたくありません!! ほら、凛は早くあっちに行ってください」

凛「あっち……?」

にこ「ふふふ…」

絵里「いらっしゃーい」

凛「やだー! あの二人と一緒なんてー!」




小衣「このIQ130の明智小衣が来たからには勝利は約束されたも同然よっ!」

シャロ「普通の人よりちょっとだけ賢いココロちゃん可愛いですー」

小衣「間違えた…小衣のIQは13000000
なんだからーっ!! あとココロちゃん言うなー」
スコーンッ


エリー「来てくれて心強いです……小衣なだけに……ふふ…」

ネロ「ふんっ、別にお前なんかいなくても僕達だけで余裕だってのー」

シャロ「ココロちゃんも戦ってくれるんですかー!?」

小衣「あったりまえでしょー! ラブライブだか何だか知らないけどあんな奴ら相手だったら小衣一人で1000連勝くらいしてやるわよー!!」

コーデリア「1000もいらないのであと2勝お願いします」

シャロ「そろそろ六回戦の時間ですー」


六回戦:【>>97

>>84


六回戦:【ヴァイスシュヴァルツ対決】


小衣「は? 何それ?」

シャロ「あたしもよくわかりませんがこのカードを使うみたいです」

ネロ「カードを使って戦う? トゥウェンティみたいな感じかな?」

コーデリア「とにかく、行ってらっしゃい! 明智さん!」

エリー「応援してます……!」

小衣「正直戦い方がさっぱりわからないけどやってやろーじゃないっ!! 小衣に不可能なんて無いのよーっ!!」



穂乃果「ばいしゅしゅわるつ??」

海未「何ですか? その戦艦の様な名前 は…」

真姫「私も含めて皆わかんないようだから、かよちんよろしくね」

花陽「ひゅえぇぇぇぇ!? は、花陽もわかんないよぉぉ!!」

真姫「前に言ってたじゃない? 折り紙得意だって」

花陽「お、折り紙なの? これ…」

穂乃果「かよちゃん! 頑張って!」

海未「気楽に挑んでください。負けたら許しませんから」

花陽「うぅっ……どうすればいいのぉ……」


小衣「……」

花陽「……」

小衣(ど、どうすればいいの? 相手が何がしてくれたらそれを真似て何とかなりそうなんだけど…)

花陽「……」

小衣(……カードは何十枚もあるから、これを使って相手に攻撃すればいいのよね?)

小衣(シャーロック・シェリンフォード【攻撃力3000】……捨て駒としては丁度いいかも。これを相手に……)


小衣「いっけーっ!! シャーロックー!!」
ヒュッ

花陽「うぁっ!? 痛たぁ…」

小衣「怯んでる隙に叩き潰すわー!! 譲崎ネロっ! エルキュール・バートンっ! コーデリア・グラウカっ! G4ー!! そしてそしてっ、明智小衣ーっ!! とりゃとりゃーっ!!」
ヒュッ ヒュッ ヒュッ

花陽「あぅぁっ!! や、やめてっ、やめてくださぁいっ…!!」

小衣「あーはっはっはっ!! この小衣様に勝とうなんてIQが13桁くらい足りないのよー!!」

花陽「は、花陽だってぇ…!!」


小衣「ん? 何やってるの? カードを折り曲げて……紙ひこーき?」

花陽「花陽のターンですっ! えいっ!」
ヒュンッ

小衣「ふぎゃっ! い、痛いわねー! ちょっと何してくれて」

花陽「まだですっ! 花陽の航空部隊はまだこんなにっ」
ヒュンッ ヒュンッ ヒュンッ

小衣「あぐっ! うぶっ! 先端が鼻にっ…!! 痛いっ、痛いっ、痛ーいっ!! 紙ひこーきなんて反則っ…!! あ、時々ツル……」
ドサッ


ネロ「あーあ、負けちゃったー」

シャロ「ココロちゃんの顔が穴だらけですー!!」

小衣「はひゅっ……ココロちゃ……言う…、な……」

ネロ「何しに来たんだ? コイツ…」




穂乃果「すごいよっ! かよちゃんっ!」

花陽「えへへ……あれで良かったのかなぁ…?」

真姫「良いも悪いも勝ったんだから、それが全てよ」

海未「3勝3敗……次からは一つも落とせませんね」

にこ「ていうかあんなオワコンチーム相手になにいい勝負風になってるのよ!?」

絵里「そうよそうよ! ドラマティックな展開とかいらないからさっさと終わらせちゃいなさいよ!!」

真姫「……言ってて恥ずかしくないわけ?」


穂乃果「勝負もいよいよ大詰めの七回戦に突入だー!」



七回戦:【>>102


七回戦:【歌対決】


真姫「やっと私の出番みたいね」

海未「これで私達の勝利に王手です」

穂乃果「真姫ちゃんなら万に一つも負けることなんてないからねー」

凛「やっと勝ち越しだにゃー! ていうか今まで何で遅れを取ってたのか不思議でしょうがないにゃ」

にこ「真姫ちゃん、勝ってニコにプロポーズしてね♪」

真姫「あちらこちらでフラグ立てまくるのやめて!! あとプロポーズなんかするわけないでしょっ!!」




エリー「歌……」

コーデリア「相手はアイドル……普通にやったら私達に勝ち目はないわ」

ネロ「トイズで妨害しようにも歌だと…」

シャロ「あたしのトイズで口の中にカマボコを大量に突っ込むっていうのはどうですか?」

コーデリア「それだったらエリーのトイズで相手を一発でのし倒した方がいいんじゃない?」

エリー「それはさすがに反則……」

シャロ「あーーっ!!」

ネロ「何だよシャロ? いきなり大声出して」

シャロ「ココロちゃんです! あたしの記憶が正しければココロちゃんは前にアイドルやってましたー!」

ネロ「あ、そういえば…! おいっ、明智ー」

小衣「」

シャロ「ココロちゃん起きてくださいー!!」
バシバシッ

ネロ「来たんなら少しは役に立てよなー!」
バシバシッ

小衣「」


エリー「うぅ……」

真姫「貴女が相手? ていうかちゃんと歌えるの?」



ネロ「どうしてエリーなんだよー!? どう考えたって一番不向きじゃん!」

コーデリア「やっぱり力技で?」

シャロ「いえ……なんとなくです!」

ネロ「なーんだ、なんとなくかー」

コーデリア「なんとなくだったら仕方ないわねー」




真姫「~♪」

真姫「ふぅ……まぁまぁね。次は貴女の番よ?」

エリー「……っ」

真姫「……? 早く歌いなさいよ」

エリー「……は、恥ずかしい……です…」

真姫「はぁ?」



ネロ「そこだ! ぶん殴っちゃえ! エリー!」

コーデリア「アゴよ! アゴを狙うの!」

シャロ「あれ? 歌対決ですよね?」



真姫「ちょっと! 貴女」

エリー「む、無理……っ!!」
ダダダダッ

真姫「え? ちょ……まぁいいけど…」



シャロ「エリーさんが逃げ出しました!」

コーデリア「待って! エリー!!」

ネロ「これでエリーは全敗。後でたっぷりお仕置きしてあげなくちゃ」


シャロ「大ピンチですー!! あたしとネロのどっちかが負けちゃったらミルキィホームズはオワコンのままになっちゃいますー!!」

ネロ「か、勝てばいいんだよ! 勝てばミルキィホームズは復活する! そうだろ!?」

シャロ「はい……でも…」

ネロ「次、僕はどんな手を使ってでも勝つ……どんな汚ない手を使ってでも…」

シャロ「ダメですーっ! 勝負は正々堂々とやらないとっておじいちゃんも言ってました!」

ネロ「正々堂々やっても、負けて…終わったら何も残らないんだよっ! 誰の記憶からもミルキィホームズは消えてしまう……そんなの、絶対に嫌だ…」

シャロ「ネロ……」




真姫「当然でしょ?」

凛「あの相手だったら凛がいっても勝てたにゃ」

希「ウチでも!」

にこ「ニコだって~」

絵里「ラッキーだったわね、真姫」

真姫「……貴女達、少しは私を称えなさいよー!!」

穂乃果「よーしっ! 次勝てば私達ラブライブの勝利っ! 気合い入れていくよーっ!」

海未「残念ながら穂乃果の出番はありませんよ。何故なら私が次で永き宿怨に終止符を打つからです」

穂乃果「えー!! 海未ちゃんずるーい!!」

海未「私が次で大将だとおかしいでしょう? そういうことです」



八回戦:【>>108

100m走


八回戦:【100m走】


ネロ「……」
ガシャンガシャン

海未「……何ですか? そのメタリックな靴は」

ネロ「別に僕が何を履いてようがあんたに関係無いじゃん」

海未「関係あります。もう既にネタは上がってるんです」

ネロ「な、何のこと…っ」

海未「はいはい、ほら早く脱いでくださいっ! 私も素足になりますから」

ネロ「は、離せっ! このっ」

海未「あと…これも没収です」

ネロ「あ、僕のドライバー! 返せよー!! 卑怯だぞーっ!!」

海未「卑怯なのはどっちですか……とにかくこれで正々堂々勝負出来ますよね?」

ネロ「くっ…! 負けるわけには…」



シャロ「いちについて、よーい……どーんっ!!」


海未「ふっ…」
バッ

ネロ「あうっ……クソッ…!」
ヨロッ

ネロ(ヤバい……このままじゃ負ける……イヤだ、イヤだ……そんなの…っ)


ネロ「こ、このーっ!!」
ガシッ

海未「なっ…!? うぁっ…!! 足を掴むなんてっ、何を考えているのですか!?」
ドサッ

ネロ「行かせないっ! 絶対に僕の先になんか行かせないっ!!」

海未「は、離しなさいっ!! 恥ずかしくないのですかっ!?」

ネロ「負けるくらいならっ、終わるくらいならっ、どんな辱しめだって受けてやるっ!!」

海未「いい加減にしてくださいっ!」

ネロ「うぐっ…!」

海未「ふんっ…、ミルキィホームズがこんな卑怯な集団なら、終わってしまった方が良いのではないですか? 地獄の露払いをしている方が貴女達にはお似合いです」

ネロ「な、何だとっ…! 今の取り消せっ!! 僕が卑怯なのは認める…っ、でもシャロはっ…皆はっ」

海未「くっ…、しつこいっ!! もう貴女に付き合ってられません…。さようなら、ミルキィホームズ 」
タタタッ


ネロ「……そっか、負けたんだ……僕。……ん? 僕のドライバー…? はは……今更返ってきたところで」


シャロ「ネロー!!」

コーデリア「しっかりして!! まだ終わってはないわ!!」

エリー「ネロ……!! これ…っ!!」
ドシーンッ


ネロ「みんな……」


シャロ「エリーさんが米軍基地からジェット機をかっぱらってきてくれましたー!」

エリー「これを使って……勝って……!! ネロ…っ!!」

コーデリア「そんな所に座り込んでるなんて貴女にらしくないわ!!」

シャロ「あたし、気が付いたんです! ネロが言っていた通り……どんな手を使って使っても勝てばいいんです!!」

シャロ「それによって世間からどんなに叩かれようとも恨まれようとも、忘れられるよりはずっとずっと幸せなんです!!」


シャロ「ネロー!! 立ち上がってくださいーっ!!」

コーデリア「ネロー!!」

エリー「ネロ…っ!!」


ネロ「……はは、まったく…仕方ないなぁ」

ネロ「はぁっ!」
ガキーンッ


ズドーーーーンッ!!!!


海未「なっ…!?」

ネロ「間に合えっ、間に合えーっ!!」






ネロ「はぁっ…はぁっ…」

海未「……嬉しいですか? こんな事して勝って」

ネロ「……嬉しいよ」

海未「卑怯者…」

シャロ「卑怯じゃありません! トイズです!」

コーデリア「そうよ! トイズはトイズなんだから!」

エリー「トイズは奇跡の花……ネロは卑怯じゃない……奇跡を起こして貴女に勝ったんです……!!」

海未「奇跡……? その様な詭弁っ…」

ネロ「あんたは…、あんたは信じてないの? 奇跡を」

海未「……っ」


海未「……すみませんでした」

ことり「お疲れ様、海未ちゃん♪」

凛「惜しかったにゃー」

花陽「もう少しで勝てたんだけど、でもあれじゃしょうがないよね」

海未「……」

にこ「何よ? そのキョトンとした顔は」

海未「い、いえ……てっきり袋叩きに遭うかと思っていたので……、怒ってないのですか?」

真姫「まぁ正直、海未ちゃんが負けるなんて思ってなかったけど…」

希「海未ちゃん、かっこよかったよ! ラブライブの誇りや!」

絵里「それに、貴女の後ろに控えているのは穂乃果よ」

ことり「今まで数々の奇跡を起こしてきた穂乃果ちゃんだもん!」

海未「奇跡……」

真姫「だから、海未ちゃんが負けたくらいで動揺したりなんかしないわよ」

希「頼むで、リーダー」

海未「穂乃果…」

穂乃果「うん!」




コーデリア「……シャロ、貴女に私達ミルキィホームズの未来を託すわ」

エリー「私達はシャロを信じてる……!!」

ネロ「頼んだぞ、シャロ。ミルキィパーティーだって終わらないパーティーなんだから!」

小衣「」

シャロ「はいっ!」



最終戦:【>>113

ダンス対決でいいか
但しお題は『相手側の曲』


ここまでですー
今日は誤字が多すぎですみませーん

次で最後……。このスレが終わる頃にはミルキィSS、1つくらい立ってます……よね?

今回もお付き合いありがとウィッシュ

最後まで見守っててくださいー
ではではー(>ωゞ)y-~


DAIGO「やっべ~遅刻した~」


コーデリア「え? DAIGOさん?」

絵里「DAIGOさんが何故ここに?」

DAIGO「ミルキィさんに呼ばれてたんスよ。勝負がどうたらこうたらって」

エリー「え……?」

ネロ「そんな話聞いてないけど」

DAIGO「え? マジっスか」

シャロ「あたしが呼んでおいたんですー! 勝負するなら審判が必要かなって。でも今の今まですっかり忘れてましたー」

DAIGO「え~! そりゃないっスよ、シャロちゃん。BREAKERZのライブ、バックレてまで駆け付けてきたっていうのに~」

シャロ「ごめんなさーい」

DAIGO「まぁいいや」

海未「ライブは大丈夫なのですか…?」

DAIGO「AKIHIDEとSHINPEIいるんで多分大丈夫っス。あいつら、やればできるヤツラなんで」

コーデリア「でもDAIGOさんいないと…」

DAIGO「まぁオレの話は置いといて、ここからはオレに仕切らせてくださいよ」

ネロ「もう最終戦だけどね」

DAIGO「え? もうフィナーレっスか~? あちゃ~、やっちまった~」

真姫「でも、せっかく来てくれたんだしお願いしてもいいんじゃない?」

海未「えぇ、その方が公平ですから」

DAIGO「よっしゃ、任せてくださいよ。ぶっちゃけダンスとかよくわかんないけどノリで何とかなりますよね」

ネロ「DAIGO! いいか? シャロを勝たせるんだぞ!」

DAIGO「あれ? 公平じゃなくていいんスか?」



DAIGO「てゆーか、何でココロちゃん寝てんスか?」

小衣「」



最終戦:【ダンス対決】


シャロ「絶対に負けません!」

穂乃果「穂乃果だって!」

DAIGO「さっきネロからシャロちゃんを勝たすように言われたんスけど、そこんとこどうなんスか? 穂乃果ちゃん」

穂乃果「え?」

海未「駄目です。ジャッジは公平にお願いしますね? DAIGOさん」

DAIGO「まぁそりゃそうっスね」

海未「当然です」

ネロ「ぐっ…」


DAIGO「えっと~、相手側の曲を踊るみたいっスね。ていうかそんなのいきなり出来るもんなんスか?」

シャロ「無理ですー」

穂乃果「一回見ればなんとなくは……多分」

DAIGO「マジっスか? さすが穂乃果ちゃん! すげぇ~! そしてシャロちゃんは相変わらずのダメダメっぷり発揮してますね」


DAIGO「んじゃ、お互いが一回自分の曲踊ってみればいいんじゃないスか? その間オレもButterfly歌ってるんで」

シャロ「なるほど、あたしはミルキィホームズの代表曲の……えーと、何でしたっけ?」

ネロ「はいぱーみるきぃあわーだよ!」

コーデリア「それはTOYS☆よ!」

エリー「ナマコソング……」

シャロ「みんなバラバラですー! あ、なら間を取って正解はひとつ!じゃない!!にします!」


穂乃果「うーん……、やっぱり知名度的に僕らは今のなかでかなー?」


DAIGO「決まったならソッコーで踊っちゃってください! Butterfly~Butterfly~♪」

シャロ「おはよーおはよー♪」

穂乃果「それぞれが好~きな~♪」


DAIGO「ちゃんと覚えました?」

穂乃果「多分…、案外簡単そうだったから」

シャロ「全然ですー」

DAIGO「んじゃ、穂乃果ちゃんからイっちゃってください!」


ことり「頑張って! 穂乃果ちゃん!」

海未「貴女ならきっとやれます!」

ネロ「あぁもうっ! 暑苦しいから離せよーっ!」

海未「駄目です。穂乃果が踊り終えるまでは。貴女は目を離すと何をしでかすか」

ネロ「何もしないって! このーっ!」

DAIGO「ちょっとちょっと! ケンカはダメっスよ!」



~♪(正解はひとつ!じゃない!!)


穂乃果「じゃん! 探してまーすよー! 目撃証言ー♪」


コーデリア「なっ…!? どうして一回見ただけでここまで覚えてるの!?」

エリー「さすがアイドル……」

シャロ「もしかしたら穂乃果さんもトイズ能力者なのかもしれません!」


穂乃果「おはよーおはよーここにいるよー! 眩しい眩しいー夢があるのー♪」


コーデリア「歌も上手い…」

エリー「私達が何年もかけて練習したものを……一瞬で……」

シャロ「あぅぅー……どうやって勝てばいいんですかー」


穂乃果「解き明かせー! もっともっとー♪」
シュタッ


穂乃果「ふぅー、ちゃんと踊れてたかなー?」

DAIGO「すげぇ~! 穂乃果ちゃんマジすげぇ~っス! ていうか優勝っス! あ、一応シャロちゃんも踊っときます?」

シャロ「当たり前ですー!」


ネロ「ふぅ…、やっと解放されたよ…」

コーデリア「姿が見えないと思ってたけど何してたの?」

ネロ「拉致られてた……。くそーっ! そのせいでシャロの対戦相手を妨害できなかったー!」

エリー「あとはもうシャロに全てを任せるしかない……」

コーデリア「そうね…私達のトイズを使ってもシャロの踊りを上手くすることは不可能」

ネロ「……頼んだぞ、シャロ」


DAIGO「準備はいいっスか? シャロちゃん」

シャロ「まだですー」

DAIGO「んじゃ、スタートー!」


~♪(僕らは今のなかで)


シャロ「あぅっ……くっ…! あわあわ…っ」
ヨロヨロ


コーデリア「あぁっ…シャロ…!」

ネロ「何やってんだよー! 全然踊れてないじゃないかー!」

エリー「やっぱり一回見ただけじゃ…」

DAIGO「こりゃ穂乃果ちゃんの勝ちっスね」

ネロ「くっ…!」

エリー「ま、まだです…!!」

コーデリア「エリー?」

エリー「シャロを見て!」


シャロ「それぞれっ、がっ、好きなーこーとーでー! 頑張れーるならっ!!」


シャロ「夢が大ーきくっ、なーるほどーっ!!」



ネロ「が、頑張れっ! 頑張れー! シャロー!!」

コーデリア「あんな一生懸命に……っ! シャロー!!」

エリー「シャローっ!!」


DAIGO「あちぃ……マジあちぃっス……シャロちゃん」


シャロ「はぁっ…はぁっ……うぅ…っ」

コーデリア「お疲れ様、シャロ」

シャロ「す、すみませぇん…っ、あたしっ…あたしぃっ…!!」

エリー「泣かないで、シャロ…」

シャロ「でもっ、でもぉっ……うわぁぁんっ……!!」

ネロ「シャロの頑張りは僕達みんな見てたからっ、誰もシャロを責めたりなんかしないよっ!」

シャロ「コーデリアさんっ、エリーさん……ネロぉぉっ……!!」


DAIGO「取り込み中悪いっスけど、そろそろ結果発表にイっちゃってもいいっスか?」

海未「結果など聞くまでもなく、一目瞭然ですが」

真姫「ちょっとこっちに有利過ぎた種目だったけどこればっかりは仕方無いわよね」

花陽「でもまさか、最終戦までもつれ込むなんて想像してなかったけど…」

凛「ミルキィホームズだからって皆、油断しすぎだったにゃー」

にこ「まぁニコ達がミルキィホームズなんかに負けるわけないけどね~☆」

ことり「これでラブライブの人気もまだまだ続きそうだね~」


DAIGO「んじゃ、ちゃちゃっと発表しちゃいますね~」

シャロ「……っ」

穂乃果「……」


DAIGO「ミルキィホームズ VS μ'sの九番勝負の最終戦」

DAIGO「ダンス対決」

DAIGO「シャロちゃんVS穂乃果ちゃん」

DAIGO「あと、審判DAIGO」

DAIGO「共に4勝4敗で迎えた最終戦、あ…これさっきも言ったっけ」

DAIGO「まぁいっか」

DAIGO「見事勝利したのは…」

DAIGO「勝利したのは……」

シャロ「あぅ…」

穂乃果「……」

DAIGO「穂乃果ちゃん!!」

穂乃果「やったぁー!!」

シャロ「はは……ですよねー」

DAIGO「……と、シャロちゃん!!」

シャロ「あはは……呼ばれてますよー? シャロって人ー…………って、あたしですー!! えっ!? えぇー!!」


コーデリア「シャロが……勝った……?」

エリー「引き分け……?」

ネロ「夢じゃない…!?」


海未「ま、待ってください!! どういうことですか!?」

絵里「そうです! ちゃんと公平に審判してくれる筈では」

DAIGO「ガチで公平っスけど?」

真姫「有り得ないわよ! 穂乃果があの下手くそな踊りと引き分けなんて!」

DAIGO「確かに穂乃果ちゃんのダンスはマジでヤバかったっス。シャロちゃんのダンスも別の意味でヤバかった」

希「だったら何で…」

DAIGO「ただシャロちゃんからはすげぇ灼熱のソウルを感じたんスよ。ロックなオレからしてみれば、それをシカトとかとてもじゃないけど無理っス」

シャロ「DAIGOさんっ…」

DAIGO「上手く踊ることはモチ重要だとは思うんスけど、それと同じくらい情熱って必要だとオレは思う……だって音楽ってマジで熱いヤツラがやってるもんじゃないっスか!」

DAIGO「やべ~、熱く語ってたら無性に歌いたくなってきた~! オレ、ライブ途中なんでそろそろ戻りますね~」

DAIGO「皆待っててくれてるかな~」


海未「……な、納得出来ませんっ!」

ネロ「あれー? 審判が決めたことに逆らっちゃうわけ? 人のこと散々卑怯呼ばわりしといて自分の方がよっぽど達悪いじゃん」

海未「い、いくらなんでもこれはっ」

絵里「確かに海未の言う通りよ、ダンス対決なんだから上手い方が勝ちに決まってるじゃない!」

コーデリア「でもDAIGOさんは情熱も必要だっておっしゃってたわ!」

ことり「穂乃果ちゃんこそ情熱の塊みたいなものだよっ! ダンスが上手くて情熱もある穂乃果ちゃんの勝ちに決まってる!」

エリー「シャロの情熱が穂乃果さんより上回っていたから……っ!!」


シャロ「はわわっ! ケンカはやめてくださーい!」

穂乃果「そ、そうだよ! 引き分けでいいじゃんっ!」

DAIGO「てゆーか…」


DAIGO「何をそんないがみ合ってんスか? オレも含めブシロードで頑張ってる同士、仲良くしましょうよ?」

DAIGO「なんなら今ここで皆、ヴァンガります?」

海未「喧嘩というわけではなく…」

凛「ミルキィホームズが凛達の人気に嫉妬して突っ掛かってくるんだにゃ!」

ネロ「ラブライブを倒さないとミルキィホームズのSSが増えないんだよー!!」

DAIGO「え? SS? 何の話っスか?」



シャロ「というわけなんですー」

DAIGO「へー、っていうかそれって完全にオレに対するイヤミっスよね?」

シャロ「へ?」

DAIGO「だってオレのSSって単発ネタで過去にいくつかあったくらいっスよ? ラブライブは勿論のこと、ミルキィさん達だってまともなの沢山あるじゃないっスか…」

穂乃果「いや…そもそもDAIGOさんは私達やミルキィホームズと何か違うかなって…」

DAIGO「うわ~ひでぇ~! 穂乃果ちゃんは良い子だと思ってたのにマジでショック~」


シャロ「……あたし達はまだマシな部類だったんでしょうか」

ネロ「なんかそんな気がしてきたよね…」


DAIGO「あ、そっか~! なら、オレがラブライブとミルキィをぶっ倒せばBREAKERZのSS増えるのか~」

穂乃果「だ、DAIGOさん…?」


シャロ「さ、さてと…あたし達はそろそろヨコハマに帰りましょうか…」

コーデリア「そ、そうね…」

エリー「さようなら、ラブライブの皆さん……」

ネロ「次は絶対に勝ってやるからなー」


海未「ちょ、ちょっと! この人も連れて帰ってくださいっ!」

DAIGO「よ~しっ! まずは誰とヴァンガろうかな~? 凛ちゃん、相手してくれますよね?」

凛「り、凛!?」

DAIGO「こうしてオレの戦いの火蓋は切って落とされた」


DAIGO「お付き合いありがとウィッシュ!!」

凛「ありがとウィッシュ(メ>ω<)メ」



━━fin━━


……酷い最終回でした

このSSのことは忘れてください
でも、ミルキィSSが増えるのは楽しみにしています(あとDAIGO SSも)

ではではー(メ>ωゞ)メ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年06月09日 (月) 03:08:20   ID: GGVP-H9x

シスターズはいらんかったよなあ
それはそうとNYライブみたいな連日ライブまたやってほしいねー

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