亜美「う、うう……」 (58)
亜美「おはよー…」
美希「あ、約束どうり早めに来たんだね!」
亜美「うん…」
ドゴッ!
亜美「かはっ!」
美希「おはようの挨拶なの」
亜美「けほっ!けほっ!」
美希「じゃあゲーム始めるの!」
亜美「う、うう……」
タダシ 「父上、わんぱく紳士が目を覚ましたよ」
紳士 「うん・・わんぱく。わんぱくだねぇ、坊や」
父上 「やっと目を覚ましたのかい。どうだね?起き抜けに視力測定でも」
タダシ 「駄目だよ父上。紳士は昨日のことで目が疲れてるよ」
紳士 「いいんだよ、坊や。これは試練なのだよ。試練なのだよ、坊や」
父上 「右0・2 左0・1 近視だよ。ひどい近視だよ。紳士」
紳士 「えっ?嘘。そんなに悪くなってる?もう一度やらせて」
父上 「残念だが、わんぱく紳士には家を出て行ってもらう」
タダシ 「嘘だよ!わんぱく紳士は目が疲れてるだけだよ」
紳士 「いいんだよ、坊や。わんぱく紳士の負けだ」
タダシ 「ひどいよ父上。視力はそんなに大事なことなの!?」
父上 「もし、お母ちゃんの乳首が『干しブドウ』だったらどうする?」
タダシ 「えっ!それは困るよ」
父上 「それと同じことさ」
タダシ 「うわん。紳士、紳士。出て行かないでよ」
母上 「待って、お母ちゃんの乳首。紳士が生えてきたわ」
雪歩「はい、どうぞ」コト
亜美「ひっ!」
美希「亜美のために雪歩がいろんなお茶を作ってくれたの
一つは普通のお茶だけど後の四つはハバネロ、虫、雑巾、下剤なの
どれが当たるかな?」
亜美「…飲まなきゃダメ?」
美希「ダメ♪」
亜美「うう…」
亜美(あの明らかに虫が入ってるやつはやめよう)
亜美(ハバネロは多分赤いやつだし
となると後の三つ)
美希「はやくしてなの」
亜美「わ、わかったよ…」
亜美「この緑色のお茶を…」
美希「これだね!」
亜美「ちが、それは虫が入ってるやつ…」
ガバガバ
亜美「うぐっ…うぐっ…」
亜美「おえええええ」ゲボー
美希「あーあ、もったいないの
仕方ないから他のやつもあげるね」
亜美「うっぷ…い、いや…」
美希「はい」
ガバガバガバ
亜美「ごほごほ!おえっ!」ビチャッ
美希「あーあ、汚いの」
真「美希、誰か来たよ」
美希「チッ…じゃあ片付けといてね」
亜美「う、うう…」
ガチャ
春香「おはようございます!」
亜美「………」カシャカシャ
春香「なにこれびちゃびちゃ…亜美大丈夫?手伝うよ」
亜美「うん…ありがと」
春香「終わり!あ、そうだ!亜美クッキー食べる?」
亜美「ごめんねはるるん、今お腹空いてないんだ」
春香「そっかー、じゃあこれは美希とかにあげようかな」
亜美「うん…」
春香「ところで小鳥さんは?」
亜美「いないよ…まだ来て無いんじゃないかな」
春香「え?じゃあ鍵は誰が開けたの?」
亜美「……兄ちゃんだよ」
春香「あ、もう来てたんだ」
亜美「………」
春香「プロデューサーさん!」
P「あ、ああ…春香か…」
春香「どうしたんですか?顔色悪いですよ?」
P「何でもないよ、どうした?」
春香「クッキー作ってきたんですけど食べます?」
P「ああ、貰うよ…」
P「亜美 、仕事の時間だ」
亜美「う、うん…」
春香「いってらっしゃい!」
P「いってくるよ、じゃあな」
バタン
春香「………美希」
美希「……なに?春香」
………
ブウウウウン
P「ごめんな、亜美」
亜美「…兄ちゃんは悪くないよ」
P「俺が何も出来ないばっかりに…
それどころか亜美、お前を…」
亜美「いいんだよ…仕方ないんだから…」
P「仕方ないって…」
亜美「亜美がなんか悪いことしたから皆怒ってるんだよ
きっとそのうちまたもとどうりになるよ」
P「………」
亜美「ただいま…」
雪歩「おかえり亜美ちゃん」
亜美「他の皆は…?」
雪歩「仕事だよ?」
亜美「そう…」
雪歩「はい、どうぞ」コト
亜美「これって…」
雪歩「虫入りのお茶だよ?」
亜美「ひっ…」
雪歩「朝、美希ちゃんが無理矢理飲ませたでしょ?やっぱりあれダメだと思うんだ」
亜美「……」
雪歩「だから今度は自分で飲んで?」ニコッ
亜美「うう…」
ゴクゴク
亜美「うっぷ…おえっ…」
雪歩「良くできました」
亜美「ただいま…」
真美「おかえり亜美!仕事たいへんだったっしょ?」
亜美「うん…もうへとへとだよー」
真美「んっふっふ~!そんな亜美のためにプリン買って来たんだ
一緒に食べよ?」
亜美「うん…」
亜美「………」モグモグ
真美「……なんか元気無いね、亜美」モグモグ
亜美「そんなことないよ」モグモグ
真美「……事務所でなんかあった?」
亜美「………別に」モグモグ
真美「………」
亜美「………」モグモグ
真美「ねえ亜美、何かあったら真美に相談してよ」
亜美「…何もないってば」
真美「ならいいんだけどさ…」
亜美「じゃあ亜美お風呂入ってくるから」
真美「………」モグモグ
ppp ppp
亜美「もしもし」
美希『あ、亜美?明日休みだよね?
実は美希も休みなの!』
亜美「…それで?」
美希『冷たいの!明日来て欲しいから場所言うね?』
亜美「………」
美希『…きっと明日は亜美も楽しいとおもうよ』
美希「あ、亜美!こっちこっち!」
亜美「………」
P「よ、よう!」
亜美「兄ちゃん…」
美希「じゃあいくの!」
P「な、何をするんだろうなー」
亜美「………」
P「おい、ここって…」
美希「ラブホだよ?」
P「こんなところで何をするつもりだ」
美希「そんなの決まってるの」
グイグイ
P「お、おい…」
亜美「………」
美希「部屋はもうとっといてあるの」
P「おい、美希…やめよう、こんなことは」
美希「いいの?美希とハニーが関係を持ったこと皆にばらすよ?
ほら、写真もあるよ?」
P「………それは美希の方から…!」
美希「皆そんなの信じないって思うな」
P「クッ…!」
亜美「兄ちゃん……」
美希「それじゃあ、始めるの!」
P「……亜美、ごめん…」
グチュグチュ
亜美「うぐっ…」グチュグチュ
グチュグチュ
P「はあ、はあ…ごめんな、ごめんな」パンパン
美希「あはは!ごめんっていいながらしっかり気持ちよくなってるの!」
亜美「う、うう……」グチュグチュ
P「ダメだ、もうでる…!」
ガシッ
P「!?なにするんだ!」
美希「しっかり最後までやらないとダメなの」
P「おい!本当にヤバイから!」
美希「あはは!」
ビュルルルルル…ドピュッ…ドピュッ…
P「はあ、はあ、…」
亜美「うう…」コポォ
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