八幡「俺、今、忙しい」ﾍﾟﾗｯ

由比ヶ浜「本読んでるだけじゃん…」

――――べ…

八幡「ん？」

由比ヶ浜「どうしたの？」

八幡「いや、今なんか見えたような…」

雪ノ下「本の読みすぎで目が疲れてるのではないかしら」

八幡「そうかもな…んん？？」

―――選べ…

八幡（なんだこれ、何で空間に文字が浮かび上がってんの…）

【選べ】　（>>5）　（>>8）

渋々付き合う

ハイテンションで付き合う

【選べ】　（ハイテンションで付き合う）　（渋々付き合う）

八幡（マジでなんだよこれ、まるで俺が本当はトランプやりたいみたいじゃないか）

八幡（こんな幻覚見るなんてな、八幡…あなた疲れてるのよ…）

八幡（ま、そのうち直るだろうし無視だな）

由比ヶ浜「ねー、トランプやろーよー」

八幡「今良いところだからまた今度な」ﾍﾟﾗｯ

ｽﾞｷｯ…

八幡「！？」

由比ヶ浜「ヒ、ヒッキー？」

八幡「い、いや…急に頭痛が…」

雪ノ下「…部活中に倒れられたら迷惑なのだけれど、もう今日は終わりにしようかしら」

由比ヶ浜「そうだねー、ヒッキーお大事に！」

八幡（うお、どんどん洒落にならない痛みに…）ｽﾞｷｽﾞｷ

八幡（え、なんで？俺死んじゃうの？）ｽﾞｷﾝｽﾞｷﾝ

八幡（なんだこれえええ！）ｶﾞﾀﾝ

由比ヶ浜「ヒッキー！？大丈夫！？」

雪ノ下「由比ヶ浜さん、すぐ救急車を呼んで頂戴、私は先生を呼びにいってくるわ」ｶﾞﾀｯ

由比ヶ浜「う、うん…わかった！」

八幡（本当に病気なのか？まさか…）

【選べ】 （ハイテンションで付き合う）　（渋々付き合う）

八幡（まさか…な…）

由比ヶ浜「えーっと…100番だっけ…110番だっけ…あーもうどっちでもいいや！」ﾋﾟｯﾋﾟｯ

八幡「ゆ、由比ヶ浜」ｽﾞｷｽﾞｷ

由比ヶ浜「ヒッキーどうしたの！？」

八幡「仕方ないからトランプ付き合ってやるよ…」ｽﾞｷｽﾞｷ

由比ヶ浜「へ…？なにいってんの！？」

平塚「…で、これはどういうことだ」

雪ノ下「…」

由比ヶ浜「え、えへへ」

八幡「せ、先生もトランプします？」

平塚「比企谷が倒れたと聞いたから急いで駆けつけてみれば…なぜトランプをしている？」

由比ヶ浜「ヒッキーがどうしてもって言うから…」

八幡「あーまた頭痛くなってきた、今日もう帰りますね」ｶﾞﾀｯ

平塚「お゛い」ｶﾞｼｯ

八幡「ﾋｷﾞｨ」

八幡「すみませんっしたぁ！！」

雪ノ下「はぁ…あの様子が演技とも思えないし体調が悪いのは事実でしょうから今日はもう解散にします」

平塚「そうか、まぁお前がそういうならいいだろう、あんまり困らせるなよ比企谷」

八幡「うっす」

八幡（いったいなんだったんだアレは…）

由比ヶ浜「びっくりしたー、いきなりヒッキーがのた打ち回るんだもん」

八幡「俺が一番びっくりしたわ…つーかお前、100番と110番の区別がつかないのはどうなの」

由比ヶ浜「え？い、いやー冗談だよ冗談！」

八幡「人が倒れてんのにそんな冗談ブラックすぎんだろ」

雪ノ下「ゴミ谷君は自分の体調すら管理できないのかしら」

八幡「うるせえよ、俺より健康的な生活してるやついんの？」

雪ノ下「…一度病院に行ったほうがいいと思うのだけれど、さっきの様子は異常だったわ」

由比ヶ浜「そ、そうだよ！ヤバい病気だったりしたら…」

八幡「考えとくわ…ん？」

【選べ】　（>>）　（>>）

八幡（おいまたかよ、この幻覚なんなんだ）

ごめん
【選べ】　（>>+3）　（>>+5）

【選べ】　「セックスしてーな」　（雪ノ下に相談する）

八幡（…これ選ばなきゃダメなのか？）

ｽﾞｷﾝｯ…

八幡「痛ッ…」

由比ヶ浜「ヒッキー？また頭痛？大丈夫？」

八幡（選ばなきゃダメなんだろうな…）

八幡「雪ノ下、ちょっとこの後いいか？」

雪ノ下「何かしら、用件があるのならここで言ってほしいのだけれど」

八幡「いや、相談があるんだが」

由比ヶ浜「む…」

雪ノ下「…仕方ないわね、その辺の喫茶店にでも入りましょう」

八幡「悪いな」

由比ヶ浜「わ、私も行く！」

八幡（選択肢は雪ノ下に相談だが別に由比ヶ浜がいても問題はないよな…？）

【選べ】　（>>+3）　（>>+5）

【選べ】　「雪ノ下と二人がいい」　「下着の色教えて」

八幡（おい、発言すらも規制するのかよ、憲法に表現の自由というものがあってだな）

ｽﾞｷﾝｯ…

八幡「ゆ、雪ノ下と二人がいいんだ」

由比ヶ浜「…そっか、うんわかった。私は先に帰ってるね」

八幡「…すまん」

由比ヶ浜「ううん、頑張ってねヒッキー！また明日！」

八幡（頑張ってね、か…まぁそうなるよな）

雪ノ下「…では行こうかしら」

八幡「そうだな」