勇者「魔王倒したら暗殺されそうになった」(150)

大臣「勇者殿が魔王を倒されて、我が国も安泰ですな」

女王「ん…まぁ…」

大臣「まだ何か心配事がおありで?」

女王「んー…」

女王「勇者って、魔王を一人で倒したでしょ?」

大臣「ええ!それはもう勇ましい姿であったでしょうな!」

女王「それって、うちの軍隊が苦戦し続けた魔王軍とも相当やり合ってるはずよね」

大臣「まぁ、そうでしょうな」

女王「それを全て蹴散らして魔王の首級を挙げるって…」

女王「ちょっと…強すぎない?」

大臣「………」

このスレ見て書き始めたんだな



大臣「女王の心配はつまり…」

大臣「勇者殿が、我が国に反旗を翻す事ですかな?」
女王「ん…」

大臣「しかし、勇者殿は我が国の為に単身魔王領へ乗り込む程の愛国の士」

大臣「相応の褒美を取らせれば、そのような事はないと思われますが…」

女王「んー…」

>>3なにそれ

俺はただ女王様のエロス書きたくなっただけだよ

―――夜

勇者「いやぁ、金にも女にも困らない生活っていいもんだなー」

勇者「苦労して魔王ぶっ殺した甲斐があったよ」

勇者「さて、明日は何をしようかな~……」

「う~~…ヒック」

ドカッ

勇者「うわっ」

「ぢぐしょ~~俺は酔ってなんがねぇーぞーーー!!!」ヒック

勇者「ったく、いくら平和になったからって、酔っ払ってんじゃねぇぞ、おっさん」

「うっせぇ゛~!!」

ブンッ

勇者「っと」ヒョイッ

勇者「危ねぇなぁ。割れたガラス瓶なんて振り回すんじゃ…」

ブンッ

勇者「!」

「…………チッ」タッタッタッ....

勇者「あ!てめぇ!!」ダッ

勇者「……くそ、もう見当たらねぇ」

勇者「今の、どう考えても酔っ払いなんかじゃなかったな……」

勇者「俺を殺そうとしてたのか…?」

勇者「………」

勇者「………」

母「どうしたんだい?」

勇者「いや、別に…」

母「嘘おっしゃい。昨日、何かあったんだろ?」

勇者「ん……まぁ」

母「英雄になって浮かれてるのはわかるけど、余り遅くまで遊んでるんじゃないよ?」

母「周りが英雄だなんだって言っても、私にとっちゃあんたは息子」

母「いつになっても心配なんだからね?」

勇者「うん…今日は遅くならないようにするよ」

母「ああ。それじゃ、今日は久しぶりに、あんたの好物作って待ってるよ」

勇者「マジ?やったぁ!」

―――

女王「近頃の勇者の様子はどう?」

大臣「少々放蕩が過ぎるとの報告もありますが、今まで娯楽のない旅の中でしたし、それも仕方ないかと」

女王「そう…」

大臣「来週は建国記念の祭りがあります。そこで勇者殿に爵位と領地を与え、陛下との間柄を明確にしては?」

女王「そうね。そうして頂戴」

大臣「はっ。直ちに取り掛かります」

女王「あ、それと…」

大臣「何でしょうか?」

女王「爵位を与えるとなると、これから公的な場で会う機会も増えるでしょう。出来るなら勇者の人柄を事前に知っておきたいわ」

大臣「では、食事の席を設けましょう」

女王「ええ、できるだけ早くね」

―――

「勇者殿はおられますでしょうか」

勇者「ん…お城の兵士さんか。何か用?」

「これは勇者殿。先ずは国民の一人として、国の窮地をお救いいただいた事、感謝いたします」

勇者「自分の家族のいる国だしね。おたくだってそうだろ?」

「誠に然り。しかし私は国の中を守る任にありました。外敵を排する任にあたった方々に比べたら、私など…」

「…っと。救国の英雄と長く語らいたいのは山々ですが、余り時間を割いていただくのも申し訳ない」

「本日ご訪問いたした目的についてお伝えいたしましょう」

――――
―――
――

――――

勇者「んー………」

母「兵士さん、何だって?」

勇者「…女王様が、俺と夕食で語らう席を設けたいんだって」

母「あら、凄いじゃない!」

勇者「でも…」

母「行ってきなさいよ。料理なら、母さんがいつでも作ってあげるから」

勇者「ごめん、母さん」

母「馬鹿だね、謝る事なんてないだろ?」

母「さ。城に行くなら、相応の御召し物じゃなきゃあね!」

母「確か、父さんの服があったはずだから……」

―――
――

―――夕方

勇者「じゃあ、行ってくるよ」

母「失礼のないようにね!」

勇者「ん。気をつける」

勇者「いってきます」

母「いってらっしゃい」

キィ、パタン

母「………」

母「まさかあの子が、女王様に直接お呼ばれする程になるとはねぇ」

母「お父さんも、天国で喜んでるでしょうよ…」

母「………」

コンコンコン

母「あら、あの子ったら忘れ物かしら…」

ガチャ

母「全く、どうしたん――――」

「………」

母「?貴方は……」

「………行き違いか」

ヒュパッ

母「   ??  !?」パクパク

「黙して死ね」

グサッ

母「―――――!!」

――――
―――

――――

女王「ほう。では勇者殿は魔法は不得手なのか」

勇者「お恥ずかしい話ですが」

女王「よい。魔法を使わずとも人は強いという証明ではないか」

女王「私の親衛隊長を勤めるそこな女も、魔法は不得手であるのだ。なぁ?」

女騎士「はっ」

女騎士「しかしながら、陛下にいただいた武具と我が剣の腕を持って、魔族を破りせしめてみせましょう」

勇者「頼もしい。いずれお手合わせ願いたいものです」

女騎士「光栄に存じます」

――――
―――
――

勇者「随分遅くなっちまった」

勇者「前から思ってたけど、女王様って本当に綺麗だったな…」

勇者「それと女騎士さん。モロ好みのタイプだったなぁ。また会えないかなぁ」

勇者「うーん。俺の功績で王宮の仕事とか貰えればもしかして…」

勇者「っと、そうこうするうちにもう家か」

勇者「明かりはついてないし、流石に母さんも寝ちゃったかな」

ガチャ

勇者「ただいまーと」ボソッ

グチャ

勇者「うん?何か踏ん―――」

勇者「………母、さん?」

――――

女王「…勇者はどうしてる?」

大臣「葬儀以来自宅に引きこもっているようです」

女王「無理もないわ。……犯人の行方は?」

大臣「目下捜索中です」

女王「そう…」

女王「勇者に文を書く。彼にはこの国を支えて貰わないと…」

女王「部屋に戻ります。何かあったら呼んで頂戴」

大臣「はっ」

大臣「……」

男「まずこのssにて注意していただきたいことが」

1、>>1はss初心者。「いくらなんでもこれはないわ」とか「キモ過ぎる」
とか思った人はブラウザの戻るを押してください。

2、メタ発言があります。ご容赦ください。

3、更新が遅くなります。

男「まあこんぐらいか。あとは…まぁキャラの設定としては>>1の知り合いなどが使われている。
  ちなみに主人公の設定はほとんど作者だ。」

男「次から口調かわる」

男「じゃぁ温かい目で見てやってください。はじまりはじまりー」

――――勇者宅

勇者「………」

コンコン

勇者「………」

「…入ります」

ガチャ

女騎士「……勇者殿」

勇者「……何の用?」

女騎士「お母様に関する事で」

勇者「!」

\\ > ゛             く

\  >-         |/_|ハ  )    く   ホ  す
  \レ'|/--‐一──|/ヽ::::::::::::::く    れ  モ  ま
    '| j@~     :::::゚},!:::::::::::::::::ヽ  っ  以  な
`ヽ、  |_______゚'} :_:::_:::ノ   て  外  い
     |__,,..‐ ャー--_ニゞレ'|/,rく   ば  は
``''ー- ゝ、'l   ゙̄´彑,ヾ   レ'! ,ヘ.)  よ  帰
      ゙ソ   """"´`     〉 L_  !   っ
      /        ‐-‐- ,  /|     て    r
≡=- 〈´ ,,.._      二二 't-'゙ | ,へ     ,r┘

,、yx=''" `ー{゙ _, -、    ;  l \|レ'\|ヽヽr、⌒ヽ'

        ゙、`--─゙      /!       \|、
  _,,、-     ゙、 ー''    / ;           `、
-''"_,,、-''"    ゙、    /;;' ,'  /         、\
-''"    /   `ー─''ぐ;;;;' ,'  ノ          ヽ `ヽ、
   //    /     ヾ_、=ニ゙、、,,_
///   //    ,、-'´

//    // /  /

――――

女王「ふぅ、こんな物かな…」

女王「……ふむ」

女王「これで元気を出してくれるといいんだけど…」

ヒュッ...ストン

女王「?」

カラカラカラ...

女王「え…?」

勇者「………」

女王「貴方、なんでここに…」

ダッ

ガシィッ!

女王「あぐ……っ」

勇者「……許可なく喋れば、殺す」チャキ

女王「っ…!」

――――

勇者「母さんの話って…?」

女騎士「私が陛下の身近で護衛をしていた時の事です」

女騎士「私は…聞いてしまったんです。陛下と大臣が、勇者殿の暗殺を計画しているのを」

勇者「…」

女騎士「勇者殿のお力が、個人が持つには余りにも大きすぎるから、と」

女騎士「お母様は、おそらくその犠牲に…」

勇者「女王と、大臣が…」

―――――

勇者「お前が殺したのか?」

女王「何の話だ?」

勇者「とぼけるな。俺の母の事だ」

女王「……私が殺したというのか?」

勇者「…」

女王「ならば誤解もいい所だ。私がお前達に危害を加える理由など…」

勇者「俺が国に反旗を翻すと、考えたんじゃないのか?」

女王「…!」

勇者「……やっぱり」

女王「確かに、そういった懸念はあったが…!」

勇者「黙れ」ピト..

女王「う……」

女王「…私を殺すのか?」

勇者「……」スッ

ピッ……ファサッ…

女王「!」

勇者「ただ殺すだけじゃ、俺の気が収まらない」

女王「…」

勇者「脱げよ、糞ババア」

――――

女騎士「勇者殿が陛下の食事に招かれた日にお母様が殺されたのは、勇者殿がいては殺害を防がれてしまう為」

女騎士「まともに戦っては、勇者殿に勝つ事など先ず無理ですからね」

勇者「母さんは関係なかったはずだ…!」

女騎士「そうでしょうか?」

女騎士「勇者殿、今のご自分の姿を鏡で見ましたか?」

女騎士「まるで生きる気力のない今のご様子では、私ですら貴方を殺せる自信があります」

勇者「………」

女「もうおわかりですか?お母様が殺された理由が」

NARUTOの綱手みたいなババア

はよ

女王「………勇者。私はお前の母を殺してはいない」

勇者「はぁ?今更何言ってんだ?」

女王「本当だ。我が国の民にかけて誓う」

勇者「………」

勇者「…その民の王を疑っているんだ。信用なんてできるか」

女王「………そうか。残念だよ、勇者」スッ

勇者「おっと」グイッ

勇者「誰かを呼ぼうとしたって無駄だ。そうなったら、俺はお前だけを連れてどこまでも逃げるだけだからな」

女王「………」

勇者「さぁ、観念しろよ…」

――――

大臣「上手くやったか?」

女騎士「はい…」

大臣「それは重畳」

大臣「これで女王が死亡、勇者が罪人となれば、後は簡単なものだ」

大臣「王はまだ幼い従弟に継がせ、勇者には…」

大臣「この即死魔法をくれてやれば…!」

女騎士「………」

大臣「どこの馬鹿がやったのかは知らんが、勇者の母が死んだのは本当に都合がよかったよ」

女騎士「……それでは、私はこれで」

大臣「待て」

女騎士「………」

大臣「褒美をくれてやる。来い」

女騎士「……はい」

――――
―――

女王「はぁ…はぁ…」

勇者「ふぅ…」

勇者「流石は女王様だな。今まで抱いたどの女よりも気持ち良かったぜ」

女王「………」

女王「…それで、ようやく私を殺すのか?」

勇者「いや、まだだ」

勇者「あんたには大臣の部屋まで案内して貰うからな」

女王「大臣…?」

勇者「ああ。お前の共謀者だろ?」

勇者「二人まとめて尋問して、関係者の全てを洗いざらい喋って貰いたいんでね」

女王「………」

―――

勇者「さっさと歩けよ」

女王「……せめて服を着させてくれ」

勇者「どうせこれから殺されるんだ。必要ないだろ?」

女王「………」

勇者「おら、立てよ」グイッ

女王「ぐっ…」

腹痛い

離席

大臣×大臣

――――
―――
――

大臣「ふぅ…」

女騎士「………」

大臣「相変わらず具合のいい身体だな…」ペチペチ

女騎士「……では、私はそろそろ」

大臣「せっかくだ、私の所で寝ていけ」

女騎士「いえ、明日は女王の死で国が揺れる日。私は自分の部屋で待機します」

大臣「そうか…」

女騎士「では…」

大臣「まぁ待て」グッ

大臣「であれば、ギリギリまで楽しむ分には問題なかろう?」

女騎士「…」

大臣「さぁ、もう一回戦行こうではないか」

――――

<ギシ、ギシ...

勇者「ここか?」

女王「はい…ですが…」

<ン...アンッ...

勇者「どうやらお取り込み中らしいな」

女王「……」

勇者「ん…?でも、この声…」

<アッ..アッ...!

勇者「………!」

バタンッ!

女騎士「んっ…あっ…!」

大臣「だ、誰だ!?」パンパンッ

勇者「………」

女王「大臣、女騎士…」

大臣「陛下…!何故生きて…」

勇者「…どういうことだ」

女騎士「………」

大臣「お、女騎士!どういうことだ!?」

女騎士「……はぁ」

勇者「おい、お前…!」

女騎士「何でしょうか?」

勇者「何故お前が大臣と一緒にいるんだ!?」

女騎士「何故って、それは私がこの男の女だからです」

勇者「なら、何故俺に大臣まで殺させようと…」

疲れた

      ト、                  ______)
     「::::\┐  _,,. --──- 、..,,_    `ヽ.  で  泣  早
   r-‐'へ::::::::!_'´ __,,,,......,,,,,__    `ヽ、    ', す い  く
   > :、:;::::::>''"´       `"'' 、   ':,   i. よ て   続
  └─ァ''"  /            `':.,  ',.   !!  る  け
     ,:' /   / ,' /  ,' i.  ', ':,  i    ',!  i.  |.   子   て
   / ,'  .,'`メ、!,_,/ ./! 、i__,,!イ .|.  i ,ゝ |  |.   も  .下
   ,'  i   ,!/,.-ァー;' / !/ァ;ー'-r'、 ! /__」  |   |    い  さ
   i   ! ハ!イ i `ハ     i `'ハ Y/ i/  ; |  |.   る   い
  └'^iー! ,iヘ ':,_ン    ':,__ン ノ!'  |  i. i  ,'    ん   ! !
    ,:'  .!.7,.,.,     '     .,.,., ,'!  .!  | |∠,_    ________
 o ゜/  ,:'. ト、   r‐,-‐ ''"´`ヽ. / ;   |  ! !  `Y´ ̄
   ,' .// i. `i:.、.,!/      ,.イ,:' ,'   | ,'i .|
   レヘ_/ヽ. !ァ''"´ `ヾi、ー=''"/ヨ___,/、___!へr三/)       (ヽ三/) ))
       /      ヾ!二へ/:::::ト,.-'‐'^ヽ(((i )  ___   ( i)))
       ,'        ',l>く}:::7    rノ/  /     \  ヽ \
     K_    _,r-イYン/ムi:::::/   ,ノ´く  / (●) (●) \  > )
       /Y>ベ´   '';:::::io:/   ,イ\ `/::::::⌒(__人__)⌒:::::\' /
     ,.:':::::ヽ、ン':,    ヽ/   ,イ /゙,ー、 |        ̄      |/
   /:::/:::::::::::::::::ヽ.   '    ,.;'ヾ/、/_/ノ \              /
 ,く:::::::/::::::::::::::::::::::::`ヽ、___,.,.イi `'ー'^''‐'/    \        :::::/

はよ

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