妹「キスで誰でもイカせられる超能力を手に入れた!」(457)

妹「お・に・い・ちゃん!」

兄「ダメ」

妹「え」

兄「兄妹でキスは駄目。だから試すのも駄目」

妹「ぶー、いじわる。いいもん、外で試してくるから」


テクテクテク

妹(だけどお兄ちゃん以外の男はキモいし―――そうだ、友ちゃんのとこ行こう)

妹「わー、友ちゃんの部屋って相変わらずステキ」

妹友「ありがと。それで、今日はどうしたの? 何か用があるって」

妹「うん。あのね、ちょっと言いにくいんだけど」

妹友「なぁに?」

妹「キス、させて」

妹友「え!?」

妹「えっとね……うん、詳しいことは後で話すね。てりゃ!」ガバッ

妹友「きゃっ! やだ、ちょっと……んん~~っ」

ちゅぷっ

妹友「!!!?」

妹友「ん、ふぁ、んんんっ! ~~~っっ!!!」ビクンビクンビクン

ちゅぱ

妹「ふぅ。えへへ、どうだった?」

妹友「ぁ……ぁ♥」

妹「すごぉい。友ちゃん、とろーんとした顔になってる」

妹友(な……に……? 今の……)

妹「これって連続でも効果あるのかな? やってみるね」

妹友「!? や……ま、待って妹ちゃ」

妹「だーいじょうぶ! 友ちゃんに気持ちいいこと以外絶対しないから」

妹友「ヤ、んむっ」

ちゅぅ

妹友「~~~~~~~~~ッッッ」ビクン!

ちゅぷ、れろれろ、ちゅぷぷう

妹友「!!」ビクッビクッ

妹友「!!!」ビククッ!!

ちゅぅぅ~~~~っ

妹友「――――――♥♥♥!!!!!!」ガクガクガクガク

妹「ぷはぁ。ね、どうだった友ちゃん」

妹友「」

妹「……気絶しちゃってる」

妹友「」

妹「わ、お漏らししたみたいにビショビショ。そ、そんなに凄かったのかな」

妹「うん……やっぱり、これならお兄ちゃんだって!」

妹(31)

妹「ただいまー! お兄ちゃん!」

兄「……」

妹「な、なにか怒ってる?」

兄「お前な。友ちゃんに何かしたのか?」

兄「珍しく俺の携帯にかけてきたと思ったら『お兄さんには負けません』とか『妹ちゃんは私のものです』とか『妹ちゃんがいないと生きていけないんです』とか、わけわからんことを言われたぞ」

妹「えー……なんでだろ」

兄「とぼけんな! 友ちゃんでその能力とやら試してきたんだな?」

妹「う。で、でもつまりそれだけイイってことなわけだから……お兄ちゃんも」

兄「駄目」

妹「ていっ!」ガバッ

兄「よっと」グイッ

妹「うー、うー」

兄「……飛びかかって俺にどうこうするってお前じゃ無理あるだろ」

妹「お兄ちゃんのいじわるー! 悪魔ー! でも好きー!!」

兄「ほら、そろそろ家庭教師来るんだから準備しとけ」

俺たちで行ってやろうぜ

妹「できました」

カテキョ「はい。じゃ、採点するから少し待ってて」

妹「あのー……カテキョさんは彼氏いるんですよね?」

カテキョ「え? ええ。大学違うけどね」

妹「前の彼女さんから奪い取った、って言ってたじゃないですか」

妹「そーやって男の人を口説くのってどうしたらいいんですか?」

カテキョ「妹ちゃん、好きな男の子でもいるの? まあそりゃそっか」

妹「えへへ」

カテキョ「どうしたらって言っても……うーん」

体で教えてあげて下さい

カテキョ「距離を近づけたり、でもあまり近づきすぎないようにしたり、押してみたり……」

カテキョ「なんとなく色々よ。ゴメンね、急にだし、いいアドバイス浮かばなくて」

妹「いいえ」

カテキョ「そうねえ。自分の武器、自信のある部分をアピールしてみるとか」

妹「カテキョさんのそのおっぱいとか!」

カテキョ「ぶっ。ま、まあ例えばね……うん ///」

妹「私、キスだったら自信満々なんですけど。相手がさせてくれなくて」

カテキョ「キス!? 妹ちゃん、そーいう経験はあるんだ……ちょっと意外」

妹「ありますよぉ」

カテキョ「そっか」

妹「……」

カテキョ「……」

妹「でも考えたら一人しか……だから、カテキョさんでも試してみていいですか?」

キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!

カテキョ「え。試すってキスを?」

妹「はい!」

カテキョ「もー、何言ってんの。ふふ、私もキスって得意よ?」

妹「本気です私。好きな人に絶対振り向いてもらうために、やれることやっとかないと」

カテキョ「あのね……それで私にキス試してみるって、随分おかしな」

妹「むぅ。あ、じゃあこうしましょう!」

妹「カテキョさんもキス上手なら、どっちが上手いか勝負して、私が勝ったら!」

カテキョ「勝ったら?」

妹「えーと。私のいうこと何でも聞いてください。負けたらその逆で」

カテキョ「バカ言ってないで、さ、そろそろ勉強に戻―――きゃっ」

ちゅっ

カテキョ「!」

うぉおおおおぉぉぉぉぉぉおおおおおおおお

おにいちゃん(;ω;)

>>60
お兄ちゃんはオオトリだろきっと

ちゅ……ぱっ

カテキョ「ふぁ、ぁ……?」

妹「あ、今のだけでイっちゃいました? まだ軽く触れただけなのに」

カテキョ「う、そ…こんな……」

妹「うん、やっぱりすっごい効き目。んっちゅう」

ちゅくっ!

カテキョ「んんぅ!」ビクン!!

れろれろれろ、ちゅるる、ちゅっれるる

カテキョ「ッ!ッ!ッ!」ビクッビクッビクッ

カテキョ(ウソ、ウソ、すご、あぁぁぁぁ~~~)

妹「ぷはぁ……えへへ、勝負なんだからカテキョさんも反撃していいんですよー?」

カテキョ「ぅ……ぁ♥」

ちゅぱ! ちゅぅぅぅぅぅぅ~~!

カテキョ「んっん~~~~~~っっっ!!!」

これどこで売ってるの?

カテキョ(イ、イッて、また、イイイイイ)

ちゅくく、ちゅるるぅちゅぱちゅぱ

カテキョ(すごいすごひぃぃ舌溶けこんらすごいぃぃ)

じゅるるっ、れろれろちゅぷれるちゅばばっ

カテキョ(イイイイイッてイクイってイッてるイクイクイイくぅぅぅ)


―――

妹「あれ。もうこんな時間だから、カテキョさん帰らないと」

カテキョ「お……お願い。もっとぉ。キス、お願い」

妹「確認しとくと、勝負は私の勝ち!ですよね?」

カテキョ「うん、うん! 妹ちゃんの勝ちだから……なんでも、なんだって言う通りにする」

カテキョ「彼氏とも別れるし、だからぁ」

妹「じゃあ、私の好きな人とのこと、絶対協力してください」

カテキョ「はい!」

妹「えへへ、良かったぁ。心強い味方ができちゃった」

彼氏と別れる必要なくね?www

妹がすごく頑張りながらも兄に返り討ちにされる展開はよ

学校

妹(あーあ、昨夜はあの勢いで夜這いしようと思ったのに)

妹(お兄ちゃん鍵かけてるんだもん……ズルっこ)

妹友「妹ちゃん、またお兄ちゃんのこと考えてるの?」

妹「え。なんで分かったの?」

妹友「妹ちゃんが真剣に考え事してる時ってほとんどそうなんだもん」

妹「そっかなー」

妹友「ね、ねえ…………少しは私のことも」

妹「そうだ!」ガタッ

妹友「えっ」

妹「お兄ちゃんの好みを調べるには、お兄ちゃんの彼女をよく知るのが一番だよね!」

妹友「……」

バッテリー限界なう

>>81
おい

>>81
おいぃぃ?!!

充電代行始めました

べっ…別に保守じゃないから!

続きはよ

がるぽ

>>126
ヌッ

さーて保守がきびしい時間になってまいりました

俺は>>1を信じてる

はよ!はよ!

( ´∀`)<ぬるぽ

>>143
(`・ω・)ミ⊃#)・∀・ )ガッ


  /⌒ヽ コナイナー
 く/・〝 ⌒ヽ
  | 3 (∪ ̄]
 く、・〟 (∩ ̄]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


  /⌒ヽ マチクタビレタ__
 く/・〝 ⌒ヽ
  | 3 (∪ ̄]
 く、・〟 (∩ ̄]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

ほむ

だまー

来ないなんて許さない

ちくしょうなんで>>1より書き込み多いんだよ俺は

妹「彼女先輩~」

彼女「あれ、妹ちゃん、どうしたの?」

妹「ちょっとお兄ちゃんのことで訊きたいことがありまして」

彼女「兄君のこと? 妹ちゃんが?」

妹「はい。でもここじゃちょっとアレなので場所変えましょう」

彼女「いいけど、兄君のことで妹ちゃんより知ってることなんてないと思うわよ?」

妹「いえ、多分わたしよりずっと知ってますよ」

屋上

妹「付き合わせてスミマセン、彼女先輩」

彼女「いえ、いいわ。でもわざわざ呼び出してまでする話なんて何? 兄君のひとりエッチでも見ちゃった?」

妹「ぶふっ!」

彼女「あはは、ゴメンゴメン。冗談冗談」

妹(もう、こういうところが強いんだよなぁ彼女先輩は)

妹「あ、あのですね、彼女である先輩にこんなこと訊くのもなんですけどお兄ちゃんってどんな人が好みだと思います?」

彼女「兄君の好み? うーん、ホントわたしに訊くのは何だかって感じね」

妹「うぅ、そうですよね」

彼女「まあ一番分かりやすいのは......わたし?」キリッ

妹「訊いておいて失礼ですけど真面目に答えて下さい」

彼女「ゴメンゴメン。兄君の好みかあ、あんまり考えたことないけど......あ、兄君のタンスの一番下に隠されてる」

妹「えっちなビデオですか」

彼女「知ってたのね。まあアレじゃ参考にならないかな」

妹「そうですね。結構色んなジャンルのものがありますもんね」

彼女「そうなのよねえ、まああまり変な趣向じゃないのはありがたいんだけど」

妹(うーん、性的な方面からは攻められないかなぁ。他になにか......)

彼女「でも、そういえば割とカップルっぽい雰囲気のものが多かったかしら。キスとかからちゃんとするようなやつ」

妹「キスですか!?」

彼女「うん、多分(うわ、すごい食いついてきた、なんだろうこれ」

妹「そうですか、お兄ちゃんはキス魔ですか」

彼女「えぇ、そ、そこまでは言ってないんだけど」

妹「ありがとうございます、参考になりました! 失礼しまーーきゃあっ!?」グイッ

彼女「あー、妹ちゃん。参考にするのはいいんだけど兄君にそういうことするのはちょっと......」

妹「え、ええっ! あ、あははは。もちろんですよ、ただちょっとお兄ちゃんが彼女先輩に変なことしてないか確認したかっただけですってば」

彼女「ならいいんだけど。彼女としてもあまり気分がいいわけじゃないし常識的にも兄妹でそういうことするのは、ね」

あかんダメだ寝る
あとは>>1が戻ってくるのを待つか落とそう

妹「……」

ちゅぅっ

彼女「!??」ビクッ

ちゅぷっ、ちゅぷぷっ

彼女「~~っっ」ビクッ!ビクッ!

れろれろ、ちゅるっぷ

彼女「――――♥♥!!!」

妹「っぷはぁ、」

彼女 ガクガクガク

妹「……彼女先輩となら、キスしていいですか……?」

彼女「あっ……あぁっ……♥」

彼女「いぃ……いいよぉ……っ♥」ビクンッビクッ

妹「じゃあ先輩、お兄ちゃんと別れてくれますか?」

彼女「うん……っ、別れる……別れるからもっとキスして……//」

妹(チョロイもんよ)

妹「これでお兄ちゃんについてた悪い虫はいなくなった」

妹「でも結局、お兄ちゃんの好みはわからずじまいだな」ハァ

妹「どーしよーかなー」トボトボ

妹友「いーもーうーとー!」ガバッ

妹「友ちゃん! どうしたの?」

妹友「もー、妹が全然構ってくれないからつまんないー」ギューッ

妹「はいはい、もう友ちゃんったらしょうがないなー」

妹友「じゃあ……キス、して……くれる……?//」

妹「……あっ、お兄ちゃん!」ダダダッ

妹友「……むーっ」

妹「おにーちゃーん!」ザザッ

妹「……あれ、いない」

妹「見失っちゃったー……ん?」

女生徒 テクテク

妹「あのー、すいません」

女生徒「どうかしましたか?」

妹「さっきここをお兄ちゃん……じゃなくて」

妹「これくらいの身長の男子生徒が通りませんでしたか?」セノビ

女生徒「ああ、それならそこの角を曲がって行きましたよ」

妹「ありがとーございます!」

ちゅっ

女生徒「~~んんん♥♥」ビクビク

妹「……ぷはぁ、急がなきゃ!」ダダダ

妹 ダダダッ

先生「こらっ、廊下を走っちゃいけません!」

妹「あっ、ごめんなさい」

先生「分かればいいんです……っ!?」

ちゅむっ

先生「んんっ、んんん~~っっ」ガクガク

ちゅむむ、れろれろ

先生「――――♥♥♥!!!!」ビクンビクン

先生(あぁっ、教師なのにっ、生徒にキスされてっ)ビクッ

先生(廊下でキスされてっ、女の子なのにっっ)ビクッ

先生(生徒にイかせられてっ、気持ちよくって――っっ♥♥)ビクッビクッ

ちゅうぅぅうぅ

先生(いいぃぃぁ気持ちいいのおぉぉぉぉぉっっっ♥♥♥)

先生(見られちゃうっ、誰か来たらこんなイきまくってはしたない私を見られちゃうっ)プシャァ

妹「ぷはぁ、先生ゴメンね!」

妹「私、早退します!」ダダダッ

先生「あっ……待ってぇ……//」ビクビクビク

先生(やだ……こんなグショグショで……どうしよう//)

妹「お兄ちゃんに色目を使ってた女生徒も、小うるさい教師も、もはや敵じゃない」

妹「私たちの愛を邪魔する壁なんて、全部この能力で壊しちゃうんだから!」

テクテクテク

妹「お兄ちゃんを探してもいないなら、家で待ってればいいんだ!」

妹「ただいまー、って誰もいないんだった」

妹友「おかえりー」

妹「って友ちゃん! 何でいるの!?」

妹友「だって、妹ちゃんが早退したって言うから居ても立ってもいられなくなって……」

妹「でも鍵かかってたよね!?」

妹友「あんな鍵では私と妹ちゃんの愛を阻むことなんてできないわ」グイッ

妹「うわー……怖ー……」

妹友「ねぇ……私見てたんだよ?」

妹友「妹ちゃんが、彼女先輩や女生徒や先生や街頭指導の婦警さんや隣のお姉さんや」ズイッ

妹友「いろんな女の人とキスしてるところ」

妹「えぇー……」

妹友「何で私とはキスしてくれないの?」

妹友「ねぇ、何で?」

妹友「あんなに激しかったあのキスは、嘘だったの?」

妹「嘘っていうか……あれは実験っていうか……」

妹友「もう私……見てられないの……」グスッ

妹友「これ以上いろんな女が妹ちゃんの虜になるなんて、我慢できないの……」

妹(ちょっとやりすぎたかな)


妹友「ねぇ……しよ?」

妹友「ねぇ、もう一度キスしてはっきりさせて……?」

妹友「私が妹ちゃんの中で2番目だってこと」

妹「えっ」

妹友「分かってる……妹ちゃんの一番はお兄さんだってこと」

妹友「お兄さんには『負けません』なんて言っちゃったけど……」

妹友「妹ちゃんが一番に想っているのはお兄さん」

妹友「これは変えられない」

妹「友ちゃん……」

妹友「だから、せめて2番目でいさせて欲しいの」

妹友「もう一度、キスして……証明して欲しいの」

妹友「妹ちゃんが、欲しいの……」

妹「……」

妹「しょうがないなぁ」ハァ

妹「これがすんだら、ちゃんとお兄ちゃんとのこと、協力してね?」

妹友「もちろん!」

少女は少女をソファに座らせると、自らもその隣に腰掛けた。
手を重ね、頬を紅く染めながら見つめ合うその様子は、恋人同士のようにも見える。
少女が少女に顔をそっと近づけると、少女はおずおずと目を閉じてそれを受け入れる。

唇が重なる。
その瞬間、少女の身体は電気が走ったかのようにびくり、とはねる。
しかし、少女は唇を離そうとはしない。

軽く触れ合っただけの唇を、今度は強く吸う。
少女は何かに耐えるように身を震わせ、……徐々にその震えは大きくなっていく。
唇は、まだ離れない。

少女と唇を重ねた幸福感。
たったそれだけで白く染め上げられた少女の脳内に、割り込んでくるものがあった。
それは、柔らかい舌の感触。
少女が唇を割って差し入れてきた暖かく、優しい舌の感触は、
すでに絶頂を迎えていた少女をさらなる高みへと昇らせた。

何も考えることができない、そんな中でも必死で少女の舌と自分の舌を絡ませる少女。
息継ぎの瞬間さえ惜しい、そう感じる少女は、唇が離れた瞬間に切なく甘い息を吐く。

         (◉≽ )(◉≽ )(◉)( ≼◉)
    プキ? (◉≽ ) (◉≽)( ≼◉)(◉)( ≼◉)
       (◉)`)) ((´(◉) ( ≼◉)(≼◉)

       (◉)(ヽ、ノ ),,!! ノ/(◉)ノノ(◉)

       (◉≽ )ノヽ,(◉)o。 o'~´ /( ≼◉)
         `))io。o°。○o。o((
      __ イ  ≼⓪≽_) .、〈.≼⓪≽_)、_
    /  / ( `ー一'   .'、'ー‐' ヽ)ヽ、  >>1はまだかの~?
   /     \\UU、__l__, UU//  ヽ
  /       \\'''----''//     ',
  j         ヽr>ニニニ<r')        t

荒く息をする少女に対し、少女は少女の上衣をめくり上げる。
少女は羞恥に一層頬の色を濃くする。
桃色の下着を外そうとする少女に、抵抗しようとする少女。
少女が頸の横に口をつけると、少女はぴくりと震える。

抵抗する力が弱くなったのをいいことに、少女は少女の下着を外す。
現れた小ぶりな双丘の頂点に、少女は口をつけ、吸う。
少女はなされるがまま、もはやその瞳はどこにも焦点をあわせてはいない。
頭を次から次から白く塗りつぶす快楽の波に呑まれ、もはやその波に身体を任せることしかできない。

少女はそんな少女の様子にはお構いなしで、口に含んだ突起を舌で弄ぶ。
吸う、突つく、転がす、転がす。
そのたびにぴくりぴくりとはねる少女の身体を満足そうに眺める。

少女は満足したのか、双丘の間の谷間に唇を這わせ、もう一方の山の頂上にたどり着く。
その突起を口に含むと、少女は大きく体を震わせ、動かなくなった。

波に溺れ、気絶してしまったか。
少女は少女の身体をソファに横たわらせると、服を整えてやる。

妹「あー、ちょっとやり過ぎちゃったかなー」

妹「うわっ、こんなに濡れてちゃもうパンツとしてはお役御免じゃん!」

妹「でもまぁ、これで口以外にもキスの効果はあることが分かったし」

妹「後はお兄ちゃんの帰りを待つだけだね」

兄「ただいま……って」

兄「お前何で俺の部屋にいるんだ」

妹「兄の帰りを待つのは、妹として当然のことなんです!」

兄「答えになってないだろうが」

兄「……それと、友ちゃんが下で寝ていたが」

兄「お前、また何かしたのか」

妹「やだなー、あっちが迫ってきたんだよ? 怒らない、怒らない」

兄「お前ってやつは……」

兄「お前がいくら頑張っても、キスはしないからな」

妹「えー、お兄ちゃんのけちー、減るもんじゃないのにー」

兄「そういう問題じゃないだろ」

兄「ほら、人の部屋から出てけでてけ」

妹「むー」バタン

兄「ふぅ……ったく油断も隙もない」

兄「さて着替えるかな」ガチャッ

妹「隙ありっ」

兄「うわっ」

ちゅっっ

兄「……」

妹(えっ、うそ……お兄ちゃん、イッてない……?)

ちゅむっ、ちゅっ

妹(なんで……なんんんっっ――♥♥!!!)

妹(あっ、やだっ、……脚に、力が入ら、ない……//)ビクッ

妹(あっ……っ、やっ、やだっ、イくっ、イッちゃうっっ!!!)ビクビクッ

妹「――――♥♥♥♥!!!!!」ガクガク

妹「ぷはぁっ……はぁっ……はぁっ……♥♥」

兄「一体いつから――――お前だけが能力者だと錯覚していた?」

兄「お前が能力者なら、兄である俺も当然能力者」

兄「そうだろう?」

妹「……」ビクッビクッ

兄「――俺だって、普通のキスに憧れてた」

兄「普通のキスから始まる普通の恋、そんなものがしてみたかった」

兄「でもな、そんなのは無理なんだよ」

妹「……」ビクン

兄「まあ、お前の力より俺の力のほうが強かったんだな……諦めろ」

妹「……なら……、ならどうして……」ビクッ

妹「お兄ちゃんのそこ、大きくなってるの……?」

兄「……っ!!」

妹「確かに、私の力は……まだ、お兄ちゃんには及ばないかもしれない」

妹「でも、お兄ちゃんに効いてないわけじゃない……」

兄「……」

妹「私は……私は、諦めたくないっ!!」バッ

ちゅむ、ちゅるっ

兄「……んっ」

ちゅっ、れろれろ、ちゅるら

妹「……んんっ♥」ビクンッビクンッ

ちゅるむ、ちゅちゅっ

兄「~~っっ!!!」ビクッ

妹「っっっっ!!!!!!////」ガクガクガク

――チカラあるものは惹かれ合い、ぶつかり合う。

強大な、兄妹のチカラがぶつかり合った時、一筋の光が生まれた。

その光は二人を中心にうねり、広がり、世界中を包み込んだ。

――チカラとチカラがぶつかれば、それは互いを打ち消しあう。

妹(お兄ちゃんのキスから能力が消えた……)

妹(お兄ちゃんのキス、優しくなった……)

妹(お兄ちゃんと私、普通のキスしてる……っ♥♥)ビクンビクン

――数日後

彼女「もー、ひどい目にあったよー」ハハハ

兄「こいつのせいでスマンな」

彼女「あの光? に包まれたら何かとっても温かい気持ちになって」

彼女「それで目が覚めた感じ?」

彼女「まあ元に戻れたし、女の子にキスされていっちゃうなんてめったにできない経験だし」

彼女「もう気にしてないよ!」

妹「それはよかったです……」

妹「……が、お兄ちゃんから離れてください!」

彼女「えー、だってせっかく普通のキスが出来るようになったわけだしー?」チュッ

妹「あー!! もう駄目ー!!!」

彼女「兄君は私の彼氏だよー?」フフッ

兄「ほら、友ちゃんが待ってるぞ」

妹友「いーもーうーとーちゃーん!」

妹「あれ友ちゃん、元に戻ったんじゃないの!?」

妹友「私のあの気持ちはあの能力のせいじゃない……」

妹友「……本物、だったの」

妹「えっ」

妹友「ねぇ、私をこんな身体にした責任……とってくれるよね?」

妹「うわー!! 友ちゃん怖いー!!」ダダッ

妹友「あっこらっ、逃げるな!!」ダダッ

マテー キャー ハハハ

彼女「元気だねー」フフッ

兄「ああ、まったくだ」フフッ

ちゅむっ


                                      糸冬
                                 ---------------
                                  制作・著作 NHK

わけがわからなくなった
ひるめしくう
さようなら

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