さやか「マミさんって、イチイチその髪セットしてるんですか?」(85)

マミ「い、イチイチって気になる言い方ね… そうよ 毎朝セットしてるわ」

さやか「へえ… 時間かかりそうですよね」

マミ「慣れるとそうでもないわ かかっても20分くらいね」

さやか「うへ… あたしなんてとかしてピンとめて終わりですよ セットに時間かけるなら寝ます!」

マミ「寝たいものね、朝は…」

さやか「はい」

マミ「それで なんで聞いたの? 髪をセットしてるかどうか、なんて」

さやか「あ、えーとですね…」

マミ「なぁに? 言いにくいこと?」

さやか「マミさんと出会った当初から…」

マミ「ええ…」

さやか「まどかが、その髪型すごいツボってるらしいです」

マミ「えっ」

さやか「まどか、今日もクラスで「マミさん、またあの髪形だったよwwwい、いいにくいけどwwうんこww」って言ってました」

マミ「ガーン」

さやか「あ、隠してるくらいなら伝えた方がいいかなーって思いまして… ごめん、マミさん」

マミ「ううん ありがとう… 言ってくれて助かったわ そんなに変だったのね、このロール…」

さやか「そんなことないです あたしは変ではないと思いますよ」

マミ「変ではない…」

さやか「す、素敵だと思いますよ!」

マミ「いいのよ、変ではないって言い方は素敵でもないってことだものね」

さやか「それで マミさん、明日は最低限のセットしかしないて行ってみませんか?」

マミ「というと…どういうことかしら?」

さやか「とかして、癖を無くしたらセット終わりです」

マミ「うーん…不安だわ…」

さやか「大丈夫ですよ!さやかちゃんに任せてください!」

-後日-

さやか「こんな感じですね マミさん、ウェーブが綺麗じゃないですかー」

マミ「え、そ、そうかしら…」テレッ

さやか「癖っ毛なんですか? いい感じの癖だなぁ…」

マミ「いえ これはロールを毎日作っていたらこういう癖がついてしまったのよ ある意味癖っ毛ね」

さやか「ごめんマミさん…」

マミ「なんで謝るの? 気にしてないし、決意もしたわ いきましょう!」

さやか(そうじゃなくって すげー仁美っぽいんだけど)

通学

さやか「あっ おはようまどか」

まどか「ううん!おはようさやかちゃん!…と、お友達?」

マミ「え、えーと 巴よ 巴マミ」

まどか「えっ!マミさん!? 髪型変えたんですか!?」

マミ「ちょっとね イメチェンよ  それで…変じゃない?」

まどか「全然変じゃないですよ いつもと同じくらい綺麗です!」

マミ「同じ…くらい…?」

さやか(やべっ!)

さやか「ま、マミさんって綺麗だよなー とても中学生とは思えない美貌だよー!」

まどか「うん、そうだねっ 私もマミさんみたいになりたいよ」

マミ「ありがとう……」

まどか「一瞬、仁美ちゃんかと思っちゃった」ボソッ

さやか「いや まさかこんなに似ると思わなかった」ボソッ

マミ(なんか話してる… ハァ、これも変なのかしら)

放課後

さやか「マミさーん!遊びにいってもいいですかー!?」

マミ「今日はちょっと… ごめんなさいね… はぁ」

さやか(す、すごい落ち込んでる)

さやか「ダメかぁ… すみません、じゃあまた明日!」

マミ「ええ お疲れ様…」

さやか「あ、そうそう 一応報告しますね さっきまどかが「誰も見てないのに髪型変えちゃって必死wwwあれじゃただの真似www」って言ってました」

マミ「…!」
マミ(そ、そうよね… 誰も見てないのに… 私、必死だったわ)

さやか「あたしはそんなことないと思いますけど! 良かったら今度また違う髪型で来てみてくださいよ! それじゃあ!」

マミ「ええ…ありがとう」

さやか(このくらい言えば違う髪型のマミさん見れるかな まどかを使っちゃってるのはちょっと悪いけど)

マミ家

マミ「ハァ… 個人的にはすっごく気に入ってたのになぁ ロール…」

マミ「まさか、鹿目さんが影でそんなことを言ってるなんて」

マミ「そんなことを言う子じゃないと思ってたけど…」

マミ「ん…? …そうよ 鹿目さんはそんなことを言う子じゃないわ」

マミ「まさか 美樹さんが思ってることを鹿目さんのせいにしてるんじゃ…!?」

マミ「…まさかね いくらなんでも失礼だったわ ごめんなさい、美樹さん」

マミ「でも もし事実なら…」

マミ「ん…身近の子だと… 鹿目さん、美樹さん、暁美さん、佐倉さん…」

マミ「佐倉さんか… 明日は、ポニーテールにしてみようかしら」

後日

さやか「あ、マミさんだ!」

まどか「今日はポニーテールだね!」

さやか「うん…やば… 超可愛くない?」

まどか「ティヒヒ、そうだねっ」

マミ(今日はシンプルにポニーテールよ 佐倉さんの真似だけど…)

まどか「マミさん、おはようございます!」

マミ「お、お、おおおはよう!」ビクッ

まどか「なんでそんなに驚いてるんですか…? 変なマミさん、ティヒ」

マミ「変な……マミさん…?」ワナワナ

さやか「わーっわーっ!マミさんポニテにしたんですか!すごく可愛いですよ、今日は綺麗って言うより可愛い!」

マミ「…どうせ真似よ… 変でごめんなさい…」ショボーン

さやか「そんなこと言ってないじゃないですかー!」

まどか「?」

さやか「まどか 今後しばらく、マミさんの前で「変」って言葉は封印なっ」ボソッ

まどか「変? うん、いいけど なんで?」ボソッ

さやか「ちょっとね とにかく使っちゃダメだよ、マミさんが落ち込む」ボソッ

まどか「落ち込む…? うん、わかったよ」ボソッ

マミ(また何か話してる… どうせ変よ…)
マミ「………」ウルウル

さやか「ま、マミさん!? 泣いてるんですか!?」

マミ「どうしたらいいのよ… 普段のも変、セットを軽くしても変、真似しても変… 私にはどうしようもないわ!」ウルウル

さやか(あっかわいい  じゃなくって!)
さやか「あたしはどんなマミさんも好きですよ」キリッ

マミ「そう…」

まどか「全然変じゃないですよ…? むしろ、どんな髪型も似合ってて素敵です 誰に言われたんですか…?」

マミ「鹿目さんに……えっ?」

さやか(やばい)

まどか「わ、私…? 私そんなこと言ってないですよ…?」

マミ「えっ でも鹿目さんがそう言ってたって美樹さんが」

さやか「ウ、ウオェッホン! き、聞き間違えたかなー!まどかじゃなかったかー! でも誰かが言ってたんだよなー!」

まどか「さやかちゃん…どういうこと…?」

マミ「……」ジーッ

マミ「美樹さん」ニコッ

さやか「…ごめんなさい!」

さやか「私が自作自演しました まどかは変なんて一言も言ってないです」

まどか「もう、さやかちゃん!私を変なことに使わないでよー」

マミ「へ、変……」

さやか「わーっわーっ!!」

まどか「それで? なんでそんなこと言ったの…? さやかちゃんがそう思ってるの?」

さやか「違うよ!ちょっとした出来心なんだよ…」

マミ「……説明して?」

さやか「あ、あたしさ マミさんのこと本当に綺麗で可愛いって思ってる」

マミ「…」テレッ

さやか「そんでさ ほら、あたしたちって個性的な髪型してるじゃん?」

まどか「さやかちゃんはそうでもないと思うな?」

さやか「うっ そ、それはおいといて マミさん、そういういろんな髪型してみたら違う可愛さとか綺麗さが生まれるんじゃないかって思って」

マミ「……」

さやか「ほ、本当にごめんなさい マミさんのいろんな髪型が見てみたかっただけなんだ…」

マミ「ふふっ… なんだ、そういうことだったのね…」

さやか「怒ってないんですか…?」

マミ「直接言ってくれれば良かったのに …あ、でも怒ってるわよ?」

さやか「あ、あわわ… なんでも言うこと聞きますから許してー…」

マミ「…なんでも?」

マミ「じゃあそうね…うーん…」

さやか「うぐっ、なんでもどうぞう…」

まどか「あっ マミさん、こんなのどうですか?」ゴニョゴニョ

マミ「…素敵ね 良く思いつくわ、鹿目さん」

まどか「ティヒヒ… よかったら採用してくださいっ」

マミ「そうね 是非そうさせてもらうわ じゃあ美樹さん」

さやか「な、なんでしょうか…!」

マミ「明日から10日間、朝早く私の家に来て髪型のセットを手伝いなさい」

さやか「は、ははーっ! …え!?」

マミ「私のいろんな髪型が見たいんでしょう? ちょうどいいと思ったんだけど」

さやか「それ、罰じゃなくてボーナスゲーム的な感覚ですよ…?」

マミ「私がそれが罰だと言ってるのに?」

さやか「は、はいっ!いきます!朝5時くらいにいきますよ!!」

マミ「それはさすがにまだ寝てるわ」

まどか(よかったね さやかちゃん)

帰り

さやか「まどか…ありがとね さっきの罰」

まどか「ティヒヒ マミさんならきっとそうしてくれるんじゃないかなって」

さやか「はぁ もう今日は寝ずにググっていろんな髪型を探そう!」

まどか「少しくらい寝ようよ…」

さやか「♪」ワクワク

まどか「私はほむらちゃんに髪型変えてもらおうかなぁ」

さやか「あぁ 転校生もとかしてるだけって感じだよね 「昔」はおさげだったんだっけ」

まどか「+メガネだよね」

さやか「あ…そんなことよりマミさんの髪型だ」

まどか「うん、頑張ってね!」

さやか「ごめんな、まどか10日間1人で学校いくことになるかもしれない」

まどか「いいよ 気にしないで! じゃあ、またね」

後日朝

ピンポーン
マミ「…っう…誰よ… まさか美樹さん…?」コトッ
マミ「まだ6時じゃない… はーい…」ガチャッ

さやか「マミさん!マミさん!寒いよ入れて!」

マミ「…そうよね おはよう美希さん」

さやか「おはようござ… ぷっ、寝ぐせすっご!」

マミ「だ、誰だってこのくらいになるでしょう」

さやか「あはは… 今日はツインテールにしましょう!」

マミ「ちょっと待って… 顔洗ってくるから…」

>>35

× マミ「…そうよね おはよう美希さん」
○ マミ「…そうよね おはよう美樹さん」

さやか「こうしてっと… ツインテールの売りは左右のバランスですよ!」ゴソゴソ

マミ「はいはい… 任せるから、ちゃんとやってね 罰なんだから」モグモグ

さやか「マミさん 朝から良く食べますよね」キュッ

マミ「何か言った?」

さやか「いえいえ!」キュッ

マミ「うっ…なんだか頭が引っ張られてる感じがするんだけど…」

さやか「すみません、きつすぎたかも… できましたよ、可愛い! はい鏡!」

マミ「これは… 幼すぎないかしら…///」

さやか「まどかもやってるじゃないですかー まどかはそもそも幼いけど…」

マミ「うん、でも悪くないわね 美樹さんがいいって言うならこれでいいわ」

さやか「やったー」グギュルル

マミ「……コーンフレークしかないけど、たべる?」

さやか「…すみません 食べてくるの忘れました」

学校帰り

さやか「マミさーん!かわいいなぁ 一緒に帰りましょう!」ダキッ

マミ「きゃっ… い、いきなり抱きつかないで…」

さやか「ツインテマミさんペロペロ!」

マミ「今日はやけに来るわね どうかしたの?」

さやか「いえ… 単にマミさんが見たいだけです」キリッ

マミ「そ、そう…かっこいいこと言うわね」

さやか「明日の髪型なんですけどー! シンプルおさげで!」

マミ「おさげ… 普段とあまり変わらないんじゃない?」

さやか「クルクルがなくなるだけで印象変わりますって 簡単だし!」

マミ「ん…それじゃあ、また明日ね …今日学んだから朝ご飯は用意しておくわね」

さやか「あっすみません迷惑かけて… でも大丈夫です! おにぎりとか持ってくので!」

マミ「人が自分の家でお弁当食べてるのってきっとすごく落ち着かないと思うわ だから遠慮しないで」

さやか「ぐっ…じゃあお言葉に甘えます ではまたっ!」

マミ「ええ おつかれさま」


マミ(ところで美樹さんって朝ご飯、パン派なのかしら ご飯派なのかしら…?)

マミ(まぁそれは両方用意しておけばいいわね)

マミ「…なんだか少し楽しいわ ふふっ」

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ヘ l     、 |  |   // ./  /     i/                 /!   | l ィ   / ,リ
/,ヽi     V .|   /    .!  /                    / |   ,' /.!  /
  lゝ 、    ゙、 |  ,/___| /____            ,.-‐┬‐┬ァ /  / l\
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          ヽヽ ヽ、, r  ̄ ` ヽ、  i .| i   / ,. --、.|;;|     V
           ヽV ´        \ | | | ,ノ/     `ヽ、     |

更に後日朝

ピンポーン
マミ「ん、今日はまだ常識的な時間ね といっても6時半は早いけど」ガチャッ

さやか「おはようございます!マミさんっ」

マミ「ええ、おはよう 今日も元気ね 美樹さん」

さやか「髪型セットとマミさんのご飯ですよ 楽しみで寝てられないですよ!」

マミ「嬉しいこと言ってくれるわね」

さやか「じゃ、早速セットをー」

マミ「ええお願いね 終わったらご飯、用意してあるから食べて?」

さやか「ありがとうございます!」ゴソゴソ

マミ「それにしても 朝時間に余裕があるっていいわね」

さやか「そうですかー? マミさんって時間が余るくらいの速さで準備してるイメージでした」

マミ「そうでもないわ わりと朝はギリギリなのよ …クラスも楽しくないし」

さやか「…マミさん…  …できましたよ」

マミ「ありがとう あら、なんだか今日も幼いわ」

さやか「可愛いから大丈夫です」

マミ
デブ
ブタ
マブ
デミ
ブミ
マタ
デタ
ブブ

学校
さやか「いやぁ そういえばマミさんに朝ご飯ごちそうしてもらっちゃった」

まどか「ええ、いいなぁ マミさんに昨日の髪型良かったって言っておいてね」

さやか「へへ…でしょー」

まどか「あっ さやかちゃんがセットしたんだもんね ナイスだよ!」

さやか「おうっ 期間内は全力でセットするよ!」

まどか「ティヒヒ さやかちゃん、楽しそうだね」

さやか「楽しいからね!あっマミさんだ」

マミ「2人ともホームルームは終わった?」

まどか「終わりましたよ! …あ、マミさん今日も髪型素敵です! そうだ、私さきに行きますね! またっ!」タタタッ

さやか「あ、まどか!せわしなすぎでしょ!」

マミ「…悪いことしちゃった… 3人で帰るのもいいのに」

さやか「まどかはああいう子ですから… いきましょう?」

マミ「そうね 今度鹿目さんにも何か御馳走しましょう」

さやか「あっ、そのときはあたしにもですからね!」

マミ「ふふ わかってるわよ」

力士、巴真実さん(15)。

  ,'.:       〃 ,:1  ,  __/  // /         } ,     ',
__彡ァ       乂_ノ :!  ,′ ./ ̄/7=‐.、__ノノ     ,'∧      '
.. /            /i::, {  彳ア:::抃<     ( (、__,/'  i     }
 ,'/リ.,   ,イ  ./`¨´i.|:∧. 、 .c弋匕Z_         >、_`ヽ、」     ,'
_彡'厶イ./iヽ,′   |:::∧ {?Y//             ア:::抃、 |    /
       / i|:::{:     `(( .?Y .))       ‘     弋匕Zっ    /
     /  ∨:、     }}_口_{{     ,_-‐- 、      / //
.    i.|   ∨:\ .γ´,...-‐-ミメ、 └‐―-、、、    .辷´五ニ=一、
.    ヾ、   \,:´,´./ ,.-‐-、.刈ハ.     `~    /          \
-‐…‐-'_ヾ   / l l. {::::::::::::} l l≧:.. ___.... -‐=¬=-、― _....___〉

  /¨,-‐… 7 . 八圦 `‐-‐' ,' 厂`Y   /        `ヾ´/////

. /  {    /.Y¨Y .ゞ.,`=‐-‐ 彡.1辷7―‐-/               ∨―‐- 、
. !   ',     /  !:::::::::`¨ニ¨´::::::|// `ヽ/                 ∨   .〉
. | >'´`ヽ:. /.i⌒i:::::::::::::::::::::::::::::::|/⌒) (  , -―-         j   ./

\! .Уヽ   (./ ./:::::::::::::◯:::::::::::::!  / ∧/ , -‐-、. \        〈‐‐-、 j
. /   ヾ .〈  ヾ::::::::::::::::::::::::::::::! 入 _〈_/    \ \       ∨_)'
――――「お菓子が脂肪を産むなら、みんな死ぬしかないじゃない!!」

テレビアニメ「脂肪少女まみか☆デブガ」の登場人物で、力士。愛称は「デミ」。(「マブ」のタイプミスとの説も)。
デブという設定は当初から明らかにされていなかったが、
その見事な肢体のパンパン張りと肉の垂れ下がり、直ぐに発砲する高血圧特有の気性の荒さ、そして腹の太さに痛々しいまでの厨二病っぷり、肥満のヲタクファンからは「同胞ではないか」と言われていた。
好きな物は三食のケーキ。特技は三食ケーキ。三食ケーキ。すりーけーく。ティロ☆フィナーレ。

マミ「そうそう 1つ思ったんだけど」

さやか「はい?」

マミ「朝早く起きてくるの大変よね…?」

さやか「そんなことないですよ 朝からマミさんと一緒なんて嬉しいですもん」

マミ「あら…そ、そう///」

さやか「……マミさん?」

マミ「あのね美樹さん よかったら、平気な日は泊まっていかない…?」

さやか「えっ いや、その いいんですか?」

マミ「いいの 授業中に居眠りしちゃう美樹さんの夢を見たの それを見たら朝可哀そうだって思えてきて…」

さやか「あ、あたしが寝てる夢を見るって… 事実たまに寝ますけどね」

マミ「やっぱり…」

さやか「でもいいんですか?泊まっちゃって…」

マミ「いいの 美樹さんが良くて、家の人に聞いて大丈夫だったら来て?」

さやか「や、やった……! はいっ! すぐに聞いてきますっ!」

マミ「あらあら…」

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ヘ l     、 |  |   // ./  /     i/                 /!   | l ィ   / ,リ
/,ヽi     V .|   /    .!  /                    / |   ,' /.!  /
  lゝ 、    ゙、 |  ,/___| /____            ,.-‐┬‐┬ァ /  / l\
 i ´ヽ    ヽ | /  ̄`ー、_   l::::::::}ヽ         -ニ、__l_;:='//  / | l ヽ
.,ヽ   ヽ    ヽl/       ̄`ー┴‐'"´          、 ー─‐  / ,.'  //  ヽ
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          ヽヽ ヽ、, r  ̄ ` ヽ、  i .| i   / ,. --、.|;;|     V
           ヽV ´        \ | | | ,ノ/     `ヽ、     |

マミ家

さやか「と、いうわけで 友達の家ならOKとの声が」

マミ「よかったわね じゃあ、期間中は好きに泊まりに来てね?」

さやか「はいっ お世話になっちゃいます!」

マミ「そういえば美樹さんって普段、帰ったら何をしてるのかしら?」

さやか「色々ですよ…? 宿題やったりとか まどかとか仁美と遊んだり」

マミ「そうなんだ」

さやか「最近はマミさんに合いそうな髪型探ししてましたけどね はは」

マミ「ごめんなさいね…時間かけさせちゃって」

さやか「いやいや、好きでやってることなんだからいいんですよ!」

マミ「…うん お詫びに夕飯はトッテオキを作っちゃおうかしら」

さやか「おおっ 期待してますね!」

次の朝

マミ「ううん……」
さやか「すーっ すーっ」

マミ「はっ!み、美樹さん!?///」

さやか「んぅ… ん…? ま、マミさんっ!? なんでマミさんと寝てるんだ!?///」アトズサリ

マミ「あ、あのね…? 美樹さんの布団は下に敷いたはずなんだけど…」

さやか「あ、あれ? おかしいなぁ…」

マミ「そういえば夜中に入ってきた感があったわね」

さやか「…そういえばトイレに起きて… 間違えてベッドに入ったかもしれないです…すみません」

マミ「う、ううん いいのよ 少し驚いただけだから さっ朝ご飯にしましょう!」

さやか「楽しみだなぁ あっ、髪型も期待してくださいね」
さやか(…わざと入ったんだけどね)

さやか「うーし」ゴソゴソ

マミ「はい、バニラホットケーキよ 調理中は危ないからセットとめてね…」

さやか「おおうっ 朝からすごいですね そだ、鏡どうぞ」サッ

マミ「ふぅん…今日は… ねえ美樹さん なにかセットしたの?」

さやか「いやぁ なんか寝癖マミさんも可愛いからこのままがいいかなーって」

マミ「もう…/// いくらなんでもこのまま行くわけにはいかないでしょう…?」

さやか「なんて、考えてあるから大丈夫です! キャバ嬢風、もりもり」

マミ「それはちょっとやめてもらえるかしら」

さやか「はい じゃあこうしましょう」ゴソゴソ

マミ「あら ナチュラルね」

さやか「内巻きです 顔が大きい子とかが輪郭ごまかすためにやったりするんですよね」

マミ「…」ゴゴゴ

さやか「あっいや!マミさんは顔大きくないですから!ちょうどいいですから!」

マミ「ありがとう」ニコッ

―――そして期間終了日の朝
マミ「んっ… あら…? 美樹さん?」

さやか「んー こんな感じかな」コトコト

マミ「美樹さん もしかして…朝食?」

さやか「あ、マミさん おはよう 最後くらいあたしがやろうかなって…」

マミ「でもそれじゃ、セットの時間も含んで結局美樹さんの負担になっちゃうわ 私に任せて」

さやか「はい……」シュン

マミ「…一緒にやりましょうか お味噌汁?」

さやか「やった!そうです!」コトコト

マミ「今日で終わりなのね そういえば…」トントントントン

さやか「短かったですね… でもいろんなマミさんを見れて嬉しかったです」

マミ「…私もいろんな美樹さんを見られた気がするわ 内面的な意味でね」

さやか「そうですか? いつも通りにしてたんだけどなぁ…」

マミ「…寂しくなるわね」

さやか「でもそういう罰ゲームですから 期間は期間ですよーっ」

マミ「……そう、よね…」

さやか「最後の髪型は、いつものマミさんにします うまくできるか分かりませんけど」ゴソゴソ

マミ「お味噌汁おいしいわ 久しぶりに朝お米を食べた気がする…」

さやか「よかった やっぱり豆腐とネギだと思うんですよ」クルクルキュッ

マミ「美樹さんは和食派なの? 朝は」

さやか「そういうわけじゃないですけど… というかマミさん、普段が朝から甘いものばかり食べすぎですよ」クルクルキュッ

マミ「いいじゃない、甘いものは頭も働くようになるのよ」

さやか「できました どうですか…? はい、鏡です」

マミ「ん……………」ジーッ

さやか(無言ながっ)

マミ「…ダメね 全然ダメ まるで普段の私じゃないわ」

さやか「えっ…」

マミ「これはうまい髪型じゃないから満足できないわね」

さやか「ど、どうすればいいんですかー…」

マミ「そうね うまくできるまでは罰の時間を延ばそうかしら」

さやか「…? それって…?」

マミ「いつもの縦ロールをうまく作れるようになるまでは続けてもらうから この罰を」

さやか「…は、はい!やりますよ!」

マミ「美樹さんが朝こなくなったら 寂しくて学校いけなくなりそうだし…?」ボソッ

さやか「えっ!なんて言ったんですか今!」

マミ「内緒よ」

さやか「なんですか!教えてくださいよ!」
さやか(聞こえたよマミさん)

さやか「マミさんはホント、可愛いなぁ」

おわり

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