マミ「なんだか気だるいわ……」(257)
―マミホーム―
さやか「やっぱりマミさんってすごいですね」
マミ「そうかしら?」
さやか「いやもう、まさに正義のヒーローって感じじゃないですか!」
マミ「ふふっありがとう」
マミ(すごく気分が悪いわ……風邪かしら……)
まどか「マミさんってすっごくかっこ良くて」
マミ「あら、嬉しいわ」
マミ(もしも風邪ならこの子たちに感染させるわけにはいかないわね……)
マミ「さ、今日はもう家に帰りなさいふたりとも」
さやか「じゃあまた学校でお話ししましょうマミさん!」
まどか「いつもありがとうございます」
マミ「いいのよ、それじゃあね?」
マミ(頭痛い……熱は……ありそうね……)フラフラ
マミ(やっぱり風邪かしら……)
マミ「なんだか気だるいわ……」
マミ「はぁ……一人暮らしで体調を崩すと人恋しいものよね……」フラフラ
マミ(鹿目さんや美樹さんに来て欲しいって言ったら来てくれるかしら……)
マミ(なんて……迷惑だし言わないけど……想像ぐらいはいいわよね……)
マミ(佐倉さんがきてやっぱり一緒に魔法少女をなんていうのも……)
マミ(駄目ね、体調が悪いと思考も弱気になっていくわね……)
マミ「はぁ……今日はもう寝ましょう……」フラフラ
カチャ
マミ(え?だ、誰!?)
マミ(鍵を開けられたってことは泥棒?でもこんなに堂々と?)
マミ(警戒したほうがいいみたいね……魔法少女に……)フラフラ
マミ(うまく集中できない……それでも普通の人を追い払うぐらいなら……)
ガチャ
ほむら「……」
マミ「な!あ、暁美さん!?」
ほむら「巴マミ……」
マミ(まさか、私が邪魔だから殺しに……こんな時に……)フラフラ
マミ「……お帰り願えるかしら?」
ほむら「……」スタスタ
マミ「近寄らないで!」
ほむら「そんなフラフラな状態でマスケット銃なんて扱えるのかしら?」
マミ(私が病気とわかっていてきたみたいね……)
マミ「……心配してくれてありがとう」
マミ「でも、これだけ近ければあなたを撃ちぬくぐらい問題はないわよ」フラフラ
ほむら「そう、じゃあ遠慮無くいかせてもらうわ」
カチン
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
カチン
マミ「え?なんで暁美さんが目の前……」
ほむら「終わりよ……巴マミ……」
マミ「きゃっ」
ほむら「さてと、おとなしくしてもらえるかしら?」
マミ(い、いや……死にたくない……まだ死にたくない……)
ほむら「……そろそろ冷静に話しぐらいはできるかしら?」
マミ「話しですって!?人の家にいきなり侵入して人をベッドに押し倒しておいて!」
マミ「何?殺されたくなければ何かしろっていいたいわけ?」
ほむら「泣きそうになりながらも抵抗しようとするのはいいけど状況を考えなさい」
ほむら「まず私の話を聞いてからでも遅くはないでしょ?」
マミ「……」ギロ
俺
QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」
まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよインキュベーター!」
こんな感じのキュゥマミ誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
マミさん×キュゥべえスレ
ほむら「無理やり侵入したり、いきなりこんな事をした非礼を詫びるわ」
ほむら「本当にごめんなさい、こうでもしないと話すら聞いてもらえない気がしたから」パッ
マミ(起き上がれない状態から解放された?)
マミ「……それで、話って」ムク
ほむら「起き上がらなくていいわ、病人はベッドで寝ていなさい」
マミ「……」
ほむら「あなた、今日無理をしていたでしょう?」
マミ「それが?」
ほむら「あなたに倒れられると困るのよ、だから看病しにきたわ」
マミ「信用するとでも?」
ほむら「私があなたを殺す気ならもうすでに殺してると思わない?」
マミ「それは……そうだけど……」
ほむら「だから、少しはおとなしくして人の言うことを聞きなさい」
マミ「……わかったわ」
ほむら「そう、それじゃあ……」スルッ
ほむら「まずはしゃぶれよ」
ほむら「ほら、熱を測るから口を開けなさい」
マミ「……」
ほむら「私が信用出来ないのはわかってるけど、我慢なさい」
マミ「……」
ほむら「はぁ……反抗期の子供じゃないんだから……口を閉じてないで」
マミ「あー……」
ほむら「この辺ね……」ヒョイ
マミ「……」
ほむら「しばらく口を閉じていて」
マミ「……」
ほむら「37.6……まだ安静にすべきね……」
ほむら「ほら横になって」
マミ「……えぇ」ポフッ
ほむら「食べ物は消化に良い物か果物か……どっちにしようかしら……」
ほむら「巴マミ、おかゆと果物、どっちがいい?」
マミ「食欲ならないから結構よ」
ほむら「食べないと治るものも治らないわ、そういう人……たくさん見てきたんだから」
マミ(病気の人をたくさん見てきたってことかしら……)
ほむら「あなたが何日も病気になったら鹿目まどかや美樹さやかが心配してしまうわよ?」
マミ「じゃあ……おかゆ」
ほむら「わかったわ、キッチンを借りるわね」
マミ「……待って」
ほむら「何?」
マミ「あなたの狙いは何?」
ほむら「言ったでしょ、あなたに倒れられると困るのよ」
マミ「……私からグリーフシードを奪おうって事?」
マミ「あなたのさっきの能力が何かはわからないけど、奪おうと思えばいつでも奪えるみたいだし」
マミ「私がどこにグリーフシードを隠しているかを探ろうとでもしているっていうのかしら?」
ほむら「言いたいことはそれだけ?」
マミ「……」
ほむら「……」
ヒュン
マミ「痛っ!」コツッポスッ
マミ「な、何するのよ!」
ほむら「そんなものがほしいならあげるわ」
マミ(2回ぐらい使えそうなグリーフシードを……)
ほむら「ほら横になって」
マミ「……えぇ」ポフッ
ほむら「そう、それじゃあ……」スルッ
ほむら「まずはしゃぶれよ」
―――――
―――
ほむら「後は完成するまで待つだけね……」
ほむら「さてと、あなたは交換条件がないと不安なのよね?」
マミ「……」
ほむら「なら鹿目まどかと美樹さやかを魔女退治に巻き込むのはやめてもらえる?」
マミ「あの子達はQBに選ばれた……」
ほむら「あの二人じゃないとダメな理由でもあるの?」
マミ「それは……」
ほむら「わかったわ、じゃあ別の条件としてしばらく私に協力しなさい」
マミ「協力?」
ほむら「ワルプルギス夜がもうすぐこの町にくる……退治するのを協力して」
マミ「どうしてわかるのよ……」
ほむら「それは秘密よ、これが交換条件でどうかしら?」
マミ「どうしてわかるかも教えずに信用も出来ないのにそんな条件のめるわけないでしょう!」ガバッ
ほむら「病人なんだから熱くならないで横になってなさい」
マミ「……」ポフ
ほむら「あなたが交換条件を欲しそうにしていたから提示しただけよ」
ほむら「無理にと言うつもりはないわ」
マミ「……」プイッ
ほむら「それに条件として提示するまでもなく、あなたが生きていれば1ヶ月以内にわかるわ」
ほむら「そして私と一緒に戦うことになるわ」ギュッポタポタ
ヒヤッ
マミ「ひゃん!」
ほむら「あら、おでこを冷やそうと思って濡れタオルをおいただけなのだけど驚かせてしまったかしら?」
マミ「……」
ほむら「まだ落ち着けていなさそうね……」
マミ「当然でしょう、ただでさえ頭がぼんやりしてる時にいきなり襲われて看病されてるのよ?」
ほむら「ふふっそれもそうね」
マミ(何がおかしいのよ……)
ほむら「あなたが落ち着くとなると紅茶かしら?」
マミ「あなたに趣味の話なんてした記憶はないのだけど?」
ほむら「ティーセットを借りるわね」
マミ「あ、ちょっと勝手に!」
マミ(なんで私の趣味を知ってるのよ……)
カチャカチャ
マミ(なんなのよあの子……)
マミ(人の家に無理やり入ってきて襲ってきて)
マミ(かと思えば献身的に看病し始めて……)
マミ(嫌味や皮肉をいっても軽く流すし……)
マミ(これじゃあ私が意地を張ってる子供みたいじゃない)
コポコポ
マミ(あ、良い匂い……)
ほむら「勝手に葉も使わせてもらったけど良かったかしら?」
マミ「いいわよ別に……」
ほむら「あら?使ってから言われてもどうしようもないとか言われると思ったのに」
マミ「いちいち皮肉を言うのも面倒になってきただけよ」
ほむら「そう……はい、どうぞ」
マミ「……」
ほむら「毒なんて入ってないわよ」
マミ「何も言ってないでしょう?それにそんな事言われたら気になるじゃない」
ほむら「……」ズズッ
ほむら「これで毒はないと信じてもらえたかしら?」
マミ「わかったわよ……」
マミ(この子、紅茶をいれるの上手なのね……)
マミ(とても美味しい……)
ほむら「その表情を見るかぎりうまくできていたみたいね」
マミ「できていたみたいって、あなたも飲んだでしょう?」
ほむら「私はコーヒー派だから紅茶はあまり知らないわ」
マミ「こんなに上手に紅茶をいれられるのに?」
ほむら「えぇ、昔、私の魔法少女としての2人の先輩のうち1人が紅茶に詳しくてね」
ほむら「その時に教わったのよ」
マミ「……その先輩の2人は?」
ほむら「戦いに敗れて死んだわ……」
マミ「……ごめんなさい、辛いことを聞いてしまったみたいね」
ほむら「気にすることはないわ、あなたの警戒心が解けた事の方が私としてはありがたいし」
ほむら「おまたせ」
マミ「……おかゆから紅茶の匂いがするわね」
ほむら「紅茶粥よ」
マミ「そんな料理ができるのね」
ほむら「どうせ私が食べるわけじゃないと思ってチャレンジしてみたわ」
マミ「ちょっと!」
ほむら「ちゃんと味見はしたけど不味くはないし大丈夫よ」
マミ「本当に大丈夫なんでしょうね……」
ほむら「自分で食べられる?」
マミ「食べられるわよ」
ほむら「そう、なら召し上がれ」
マミ「……いただきます……」
マミ「……あら、美味しい……」ホムホム
ほむら「口にあったみたいでよかったわ」
マミ「えぇ、レシピを教えて欲しいぐらいよ」
ほむら「……合いそうなものを適当に」
マミ「……豪快な料理だったのね」
ほむら「……」クゥー
マミ「お腹が空いているの?」
ほむら「別に……」グゥー
マミ「自分の分は作らなかったの?」
ほむら「味見で少し食べたから問題はないわ」クゥー
マミ「お腹はそう言ってないみたいだけど」
ほむら「病人はそんなことを気にしてないで食べて体力回復しなさい」クゥゥ
マミ「だったらそのおなかの音を鳴らないようにしてもらわないと気になって食事が進まないわ」
ほむら「……」グッ
マミ「抑えつけて鳴らないようにしろってことじゃなくて……」
マミ「ほら、あーん」
ほむら「何の真似?」
マミ「お腹が空いているのでしょう?」
マミ「あなたが作った料理なのだからあなたが食べられないってことはないでしょうし」
ほむら「結構よ、それはあなたが食べるように作ったのだから」クゥウ
マミ「私に協力して欲しいんでしょう?」
マミ「だったらこういう時は好意を受け取らないと仲良くできないんじゃないかしら?」
ほむら「……あ、あーん」
>>70
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
ほむら「……」ホムホム
マミ(この子の事、誤解していたのかしら……)
マミ(でも、どうしてこの子はQBを狙ったり、魔法少女を増やしたがらないのかしら……)
マミ「ほら、もっと食べなさい」
ほむら「これ以上食べたら病人であるあなたの分が……」
マミ「私が食欲がないのに無理して食べ過ぎても駄目でしょう?」
マミ「残しちゃうぐらいならあなたが食べてくれたほうがいいわ」
マミ「ほら、あーん」
ほむら「……あーん」
―――――
―――
ほむら「結局半分近くもらってしまったわね……」
マミ「いいじゃない、私はあれぐらいの量が今は丁度いいぐらいよ」
ほむら「そう……食器を片付けてくるわ、あとそこにある薬を飲んでおいて」
マミ「えぇ……」コクン
マミ「ねぇ暁美さん……」
ほむら「何かしら?」
マミ「あなたが本当にグリーフシードをどうでもいいと思っているのなら……」
マミ「あなたはどうして魔法少女を増やしたがらないの?」
マミ「あなたはどうしてQBを敵視するの?」
ほむら「命を危険に晒すのは、そうするしか他に仕方ない人がすることよ」
ほむら「あの子たちのような幸せな家族に囲まれている子が関わっていい世界じゃないわ」
マミ「やっぱ話してくれないみたいね」
ほむら「……」
マミ「まぁ今はいいわ」
マミ「それにしても佐倉さんみたいな事を言うのね」
ほむら「そうね、佐倉杏子は同じ事を言うでしょうね」
マミ「あら、佐倉さんとは知り合いだったのね」
ほむら「いえ、佐倉杏子は私を知らないわ」
マミ「その割には佐倉さんの事をとても知っているように見えたけど」
ほむら「気のせいよ」
ほむら「とにかく、私は食器を片付けるからあなたは寝ていなさい」
ほむら「病人なんだからそんなどうでもいいことを考えていないで」
マミ「……あなたの隠し事はどうしたら聞けるのかしら?」
ほむら「……まずは私に看病されたことで借りを作ったと考えればいいんじゃない?」
マミ「どういうこと?」
ほむら「その借りに対してあなたは私に協力する、鹿目まどかと美樹さやかの誘導をやめる」
ほむら「そうすることであなたが私に交換条件を守り、その後に私に借りを返す」
ほむら「その状態で話せと頼まれればすでに交換条件の報酬をもらっている私は断れないかもね」
マミ「つまり私じゃあなたに借りを返せないという自信があるわけね」
ほむら「するどいわね、その通りよ」
マミ「ますます話をさせたくなったわ」
ほむら「そう……どうするかはあなた次第よ」
ジャーカチャカチャ
マミ(あの子、一体何を隠してるのかしら……)
マミ(薬を飲んだおかげかしら……それとも緊張がとけてお腹も満たされたからかしら……)
マミ(眠いわ……)ウトウト
マミ(暁美さんが家にいるのに寝るなんて無防備な……)
マミ(でも……眠い……)
マミ「すぅ……すぅ……」
ほむら「……寝たみたいね」
―――――
―――
マミ「ん……」
マミ「!!」ガバッ
マミ(いけない、眠さに負けて眠ってしまったわ……)
マミ(もしも暁美さんが私を騙して確実にグリーフシードを奪おうと……)
ほむら「すぅ……すぅ……」
マミ「ってこの子寝てるじゃない……」
ほむら「すぅ……すぅ……」
マミ(随分と無防備な寝顔ね……)
マミ「あ、濡れタオル……ずっと取り替えてくれてたのね……」
マミ(なんだか疑ったことに罪悪感をおぼえそうね……)
ほむら「ん……駄目……まどか……いかないで……」
マミ(鹿目さん?)
ほむら「いや……もう……まどかを……失……」ポロ
マミ(うなされてる……それに涙まで……)
マミ(そういえばこの子って鹿目さんをよく気にしていたわね……なにか関係が……)ナデナデ
ほむら「ん……」
ほむら「!!」ガバッ
マミ「あ、起こしてしまったかしら?」パッ
ほむら「え!巴さん生きて!?」
マミ「え?」
ほむら「あ、いえ、なんでもないわ……」
マミ(巴さんって今私を呼んだわよね……)
ほむら「病人なんだからもっとしっかり寝ていなさい巴マミ」
マミ「……えぇ……」
マミ「ところで暁美さん」
ほむら「何かしら?」ファサ
マミ「格好つける前に涙が出てるわよ」
ほむら「!!」グシグシ
マミ「私や鹿目さんとあなたは以前出会ったことがあるのかしら?」
ほむら「病人は寝ていなさいといっているのだけど」
マミ「いくらあなたが私に協力して欲しいと思っていてもここまで看病する必要はないと思うのよね」
マミ「私が恩を感じ始めていた食後あたりに帰ってしまえばいいはずなのに……」
ほむら「別に、途中で投げ出すのが嫌なだけよ」
ほむら「そう言うなら帰らせてもらうわ」スクッ
マミ「待って」パシ
ほむら「まだ何かあるのかしら?」
マミ「もう一度寝ようにも汗で気持ち悪いから体を拭いてもらってもいいかしら?」
ほむら「……」
マミ「途中で投げ出すのは嫌なのよね?」
ほむら「……蒸しタオルを用意するわ」
マミ(やっぱり、意外と素直な子みたいね……)
マミ(表情の凍った佐倉さんってところかしら……)
ほむら「おまたせ」
マミ「え?あ、早いわね」
ほむら「……」
マミ「?」
ほむら「身体を拭けというなら服を脱いでもらわないと困るのだけど」
マミ「あ、そうね、ちょっと待ってて」ゴソゴソ
マミ(引き止める口実だったからすっかり忘れていたわ)
ほむら「……」ゴシゴシ
マミ「暁美さんは、どうして魔法少女になったの?」
ほむら「……」ゴシゴシ
マミ「自分のため?家族のため?友達のため?それ以外かしら?」
ほむら「……」ゴシゴシ
マミ「はぁ……黙りはひどいんじゃないかしら?」
ほむら「それだけ元気なら朝には治ってそうね……」ゴシゴシ
マミ「そうね、暁美さんのおかげね」
ほむら「……」ゴシゴシ
幾多のキュゥマミSSを見たがいまだにこのネタを使ったキュゥマミSSはない
パターン1
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
パターン2
QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」
まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよインキュベーター!」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
ほむら「こんなものでいいかしら?」
マミ「質問にひとつぐらい答えてくれてもいいじゃない」
ほむら「私はこんなものでいいかって聞いているのだけど?」
マミ「……」
ほむら「言わないならこれぐらいでいいってことよね」
マミ「あら、途中で投げ出すのは嫌なのよね?」
ほむら「……」
マミ「質問にひとつぐらい答えてくれてもいいんじゃない?」
ほむら「はぁ……魔法少女の願いに自分のため以外の願いなんてあるのかしら?」
マミ「佐倉さんなんかは家族のための代表的じゃないかしら?」
ほむら「佐倉杏子は苦しむ家族を見たくないという自分のためでしょう?」
マミ「……そうね」
ほむら「これで質問はいいわよね?」
マミ「えぇ、ありがとう暁美さん」
マミ「でもおかしいわね」
ほむら「何か?」
マミ「佐倉さんと出会っていないとあなたは言っていたのに」
マミ「どうしてあなたは佐倉さんが幼い頃の私にしか話していないであろう話を知っているのかしら?」
マミ「仲良くなったのなら魔法少女どうしだからってわからなくもないけど」
マミ「この辺も隠し事を聞ければ謎は解けるのかしら?」
ほむら「答える義理はないわ、これ以上変なことを言うようなら……」
マミ「そうね、これ以上はあなたに貸しを作った後で問い詰めてあげるから」
ほむら「……」
ほむら「さっさと寝なさい、私は帰るから」
マミ「それじゃあ最後にお願いを言ってもいいかしら?」
ほむら「何よ……」
マミ「寝るまでそばに居てもらってもいいかしら?」
ほむら「まだ私から何か聞き出そうというの?」
ほむら「あまり調子に乗らないでもらえる?」
ほむら「今の状態で有利なのは私なのよ?」
マミ「そんなつもりはないわ、ただ病気の日って誰かがそばに居てくれると安心するのよ」
マミ「そんな事、わかっていてもずっと一人だったから……」
マミ「だからこれはただの我侭よ」
ほむら「……寝るまでだけよ、私だって眠いんだから」
マミ「ふふっありがとう暁美さん」
マミ「お礼に今度一緒にケーキでもどうかしら?」
ほむら「必要ないわ、あなたが交換条件のどちらかをのんでくれるならね」
マミ「つれないわねぇ……」
マミ「そんな事、わかっていてもずっと一人だったから……」
QBが看病してくれないか?
マミ「すぅ……すぅ……」
ほむら「……寝た……わよね?」
マミ「すぅ……すぅ……」
ほむら「……」
ほむら「悪いけど、あなたと一緒にお茶会なんてする気はないのよ」
ほむら「またあんなに楽しい日々を思い出してしまったら……私はきっと……」
ほむら「私は……ワルプルギスを生きてこえようとこの町を去る……」
ほむら「ワルプルギスは最凶の魔女……まどかもあれを見れば恐怖で契約なんてしようと思わないはず……」
ほむら「だから……ワルプルギスをこえるまでは私は自分の目的の為だけに生きる……」
マミ「すー……すー……」
ほむら「協力してくれることを祈っているわ、巴マミ……」
―朝―
マミ「ん……」ムクッ
マミ「んー」ノビー
マミ「気だるさもないし、熱も大丈夫そうね」
マミ「暁美さんは……」キョロキョロ
マミ「帰ったみたいね……」
マミ「あら、書き置きが」
ほむら[キッチンに紅茶粥があるから朝食に食べなさい]
マミ「母親みたいな子ね……」
マミ「2枚目もあるわね」ペラ
ほむら[病み上がりなのだから無茶はしないこと、あと学校も一応休んでおきなさい
あと魔女退治にはいかないこと、使い魔も倒しておくから安心しなさい
もしも魔女を退治しないとグリーフシードが足りないのなら使いなさい
PS 私への連絡先↓、今後私に協力してくれるのなら登録しておいて
0X0-XXXX-XXXX]
マミ「グリーフシードもおいていって……」
マミ「はぁ……ここまで言われちゃ休んだほうがいいかしら……」
クゥー
マミ「食欲はでてきてるみたいね、早速紅茶粥をいただこうかしら」
マミ「これは……フルーツの詰め合わせ?」
マミ「フルーツも用意していたのね暁美さん……でもいまはお粥をいただこうかしら」
マミ「あら?冷蔵庫に張り紙?」
マミ「これは……紅茶粥のレシピ?」
マミ「合いそうなものを適当になんて言ってたのに」クスクス
マミ「ありがたくレシピをもらっておくわね暁美さん」
マミ「いただきます」
パクッ
マミ「……」ホムホム
マミ「やっぱり意外と美味しいわね……」
マミ「なんだか今まで暁美さんを敵視してたのが馬鹿みたいだわ」
マミ「絶対にあの子に貸しを作って正直に全て話させてやるんだから!」
―夕方―
ピンポーン
マミ「はい」
ガチャ
さやか「あ、こんにちはマミさん!体は大丈夫ですか?」
まどか「えと、昨日から無理してたとか……」
マミ「ふふっ心配してくれたのね、ありがとうふたりとも」
マミ「大事をとって休んだだけだからそんなに心配しないで」
まどか「ほむらちゃんも大丈夫かな……」
さやか「あんなやつどうでもいいじゃん」
マミ「……暁美さんがどうかしたの?」
まどか「あ、えっと……今日ほむらちゃんが授業中に倒れちゃって……」
まどか「ほむらちゃんはただの寝不足って言ってたんですけど心配だったので先生に言って……」
まどか「私、保健係なので保健室に連れて行って熱とか測ったんですけど38度を超えるすごい熱で……」
さやか「でも親切にしたのにどっか行けっていわれたんでしょ?」
まどか「えと、さっさと授業に戻りなさいって……」
さやか「まどかがこんなに優しくしてやってるのに転校生め」
マミ(私の風邪が伝染ったのね……)
マミ(申し訳ないという気持ちはあるけど……)
マミ(あの子の秘密を聞き出すチャンスね……)
マミ「あなた達、暁美さんの家って知ってる?」
さやか「え?あいつの家なんて知りませんよ」
まどか「えと、私も知らないです」
マミ「そう……そうだわ」
まどさや「??」
マミ「ふたりともちょっと静かにしててね?」ピッピッ
まどさや「???」
プルルルルガチャ
ほむら「はい……」
まどか(ほむらちゃんの声?)
マミ「今後協力するならあなたの家の場所を知りたいのだけど」
ほむら「知る必要があるの?」
マミ「鹿目さんや美樹さんを巻き込まないようにするのなら私の家はよくないんじゃない?」
マミ「突然訪ねてきたり」
ほむら「……そうね」
ほむら「ちゃんとメモできた?」
マミ「えぇ、ありがとう暁美さん」
ほむら「それじゃあ、あなたは安静にしていなさい、書き置きにも書いたでしょう?」
ほむら「魔女や使い魔は私が倒すから寝ていなさい……」
マミ(この子、律儀な性格みたいだし放っておいて本当に魔女が出たら私よりフラフラなくせに倒しに行くつもりね……)
マミ(注意して音を聞かないと荒い息が聞こえないように抑えてるみたいだし……伝染ったことも隠す気みたい……)
マミ「わかったわ、お言葉に甘えさせてもらおうかしら、おやすみなさい暁美さん」
ほむら「えぇ……協力してくれるみたいでよかったわ、おやすみなさい巴マミ……」
プツッ
まどか「あの……いまのってほむらちゃん……ですよね?」
さやか「マミさん……転校生となにかあったんですか?」
マミ「えぇ、あの子の話をちゃんと聞いてみたいのよ」
さやか「どういうことですか?」
マミ「うーん……二人に風邪が伝染る可能性があるのは嫌だし……」
さやか「よくわからないですけど、今年流行ってる風邪ならまどかも私も大丈夫ですよ?」
マミ「あら、そうなの?」
まどか「えと、さやかちゃんと一緒に予防接種に行ったので」
さやか「まどかのお母さんにまどかは注射が苦手だから一緒に行ってあげて欲しいって言われまして」
マミ「うーん、でも予防って絶対ではないだろうし……」
まどか「あの、私に手伝えることがあるなら」
さやか「私も!マミさんにはいつもお世話になってますし」
マミ「そう?じゃあお言葉に甘えてもいいかしら?」
マミ「暁美さんの看病にいこうとおもうのだけど」
まどか「ほむらちゃんのですか?」
さやか「転校生なんて放っておいた方が……」
マミ「駄目よ、色々あって今は協力関係なんだから」
まどさや(昨日はそんなことなかったはずなのにあれから何があったんだろう)
マミ「もし嫌なら無理にというつもりはないわ、暁美さんを信頼して大丈夫と断言できないし」
マミ「ただ、私は信頼してもいいかもしれないと考えさせられる出来事があっただけよ」
まどか「えと、わ、私は行きたいです!ほむらちゃんも心配ですし」
さやか「マミさんが信頼できるっていうなら……」
さやか「まぁ、いけ好かないやつだけど倒れてる時ぐらいは……」
マミ「ふふっじゃあ決まりね、一緒に行きましょうか」
―ほむホーム前―
ピンポーン
さやか「でてきませんね」
まどか「お出かけしてるのかな……あんな熱で……」
マミ「じゃあ鍵を開けてはいっちゃいましょうか」
まどさや「え?」
シュルルガチャ
マミ「ふふっこれで入れるわね」
まどさや(リボンで開けて……マミさんどうしたんだろう……)
―ほむホーム―
ほむら「何を堂々と……不法侵入して……きているの……かしら?」
マミ「昨日あなたもしたでしょう?」
ほむら「……寝ていろと……言ったはず……だけど?」フラフラ
マミ「あら、せっかく貸しを作れるチャンスなのに逃す手はないでしょう?」
ほむら「……」ギロ
まどか「あ、えと……」
さやか「……」
ほむら「鹿目まどか、美樹さやかを巻き込んでいるってことは交換条件はのまないってことね」フラフラ
マミ「違うわ、交換条件はあなたと協力する、もしくは鹿目さん、美樹さんを巻き込まないのどちらかでしょう?」
マミ「私はあなたと協力することを選んだのよ、後者はあなたに貸しを作って全てを話させてから考えるわ」
マミ「さ、病人は横になっていなさい」
ほむら「ふざけ……ないで……」フラフラ
マミ「私の時より大変な症状じゃない」
マミ「よほど私に秘密を話したくないみたいね」
ほむら「関係……ない……」フラフラ
ほむら「さっさと帰って……さもないと……」パァ
ほむら「あな……あ……」フラッ
パタリ
マミ「暁美さん!本当に倒れるまで意地をはって……」
まどか「ほむらちゃん!ほむらちゃん!」
さやか「ちょ、ちょっと転校生!」
―――――
―――
さやか「まどか、悪いけど水変えてきて」
まどか「うん!」
マミ「それにしても美樹さん手馴れてるわね」
さやか「まぁ病院にはよく行くんで……それに保健係のまどかを手伝ったりとか」
さやか「本当は救急車でも呼んだほうがいい気もするんですけどね」
マミ「そうねぇ、でもこの子って治療途中でも何かのために抜けだすかもしれないから……できれば目の届く範囲にしたいのよね」
ほむら「ん……」
マミ「あ、起きた?少しは容態はよくなったかしら?」
ほむら「……えぇ」
まどか「ほむらちゃん、よかったぁ……」
さやか「ったく、人騒がせなやつ」
マミ「さて、じゃあまずは熱を測りましょうか暁美さん」
ほむら「必要ないわ……」プイッ
マミ「そう言わずにね?」
ほむら「私の秘密を話させたいからする看病なんてごめんよ」
マミ「確かにそうね、昨日のあなたは私が気にするならって言ったものね」
ほむら「……」
さやか「マミさんはあんたをずっと心配して!」
まどか「そ、そうだよほむらちゃん!」
ほむら「……」
マミ「いえ、暁美さんの言うとおりよ……ごめんなさい暁美さん」
ほむら「……」
マミ「でも、私がこうしてあなたの話を聞きたいのは……あなたをちゃんと知りたいのよ」
マミ「思い返してみるとあなたの話を私はちゃんと聞いていない……」
ほむら「聞いてもらおうなんて思ってないわ」
マミ「私ね、一人で戦うのが怖いのよ……いつも、命がけで戦って本当に怖かった」
マミ「そんな時に鹿目さんや美樹さんと出会って浮かれちゃったの」
マミ「だから二人が魔法少女に憧れるように格好つけちゃったりして……」
ほむら「……」
マミ「昨日、あなたと話をして思ったのよ、私は何を焦ってたんだろうって……」
まどさや「マミさん……」
マミ「さっきはああ言ったけど……もう鹿目さんや美樹さんを不用意に巻き込むつもりはないわ」
マミ「それにあなたと協力するのもこっちからお願いしたいぐらいよ」
ほむら「ふざけないで!」
ほむら「私の話を聞きたい!?話をしたって!したって……」
ほむら「信じるわけがない……信じたとしても絶望してしまう……」
マミ「興奮させてしまったわね、今は安静にして暁美さん……」
マミ「身体が治ってからでいいから……心の準備ができてからでいいから……ちゃんと話して」
ほむら「QBを殺そうとしたのは気に食わなかったから、魔法少女を増やしたくないのは取り分が減って困るから」
ほむら「そんな理由の可能性だってあるのよ?」
マミ「そんな子にあの看病はできないわ」
ほむら「それはあなたに取り入ろうとしただけで」
マミ「取り入ろうとする割には強引すぎじゃない?下手をすれば嫌われるわよあんな強引な看病」
ほむら「隙を見てグリーフシードを奪おうと」
マミ「奪う隙ならたくさんあったじゃない、それどころか殺すチャンスもたくさんあったわ」
マミ「むしろあなたはグリーフシードを置いていったじゃない」
ほむら「それは……とりいろ……」
マミ「その言い訳は二度目よ?それに本当に取り入ろうとしてるならそんな事は言わないわ」
マミ「鹿目さん、美樹さん、なんだか悪いのだけど今日は帰ってもらってもいいかしら?」
まどか「え?あ、はい」
さやか「マミさん……わかりました」
マミ「また明日、おしゃべりしましょう二人とも」
マミ「さぁ、二人には帰ってもらったからこれで気兼ねなく昨日のお礼ができそうね」
ほむら「……」
マミ「せっかくだし暁美さんにもらったレシピを試してみようかしら」
マミ「あ、もしかして寝汗で気持ち悪いとかない?もしそうなら身体を拭くけど」
ほむら「……別に」
マミ「つれないわねぇ……飲み物は飲んだ?」
ほむら「……えぇ」
マミ「あ、額のタオルが温くなってるわね、取り替えるわ」
ほむら「……ありがとう」
マミ「ねぇ暁美さん」
ほむら「……何よ」
マミ「あなたって別の世界とか未来の人だったりする?」
ほむら「な!なんでそれを!」
マミ「昨日の言葉とか寝言とかを聞いて考えたら辻褄が合いそうなのがこの2つかなって思ったのよ」ギュッポタポタ
マミ「まさか本当にそうだとは思ってなかったけど……」ポン
ほむら「……」
マミ「ってことは私や鹿目さん、美樹さんとも仲が良かったのかしら?」
ほむら「最初は……ね……」
マミ「なら、話をしてみてもう一度ちゃんと仲良くなってみない?」
ほむら「……よほど喋らせたいようね」
マミ「えぇ、気になって夜に眠れなくなりそうなぐらいよ」
ほむら「条件があるわ……」
マミ「何かしら?」
ほむら「保険としてあなたのソウルジェムを私に話す間だけ渡してもらえるかしら?」
マミ「えぇ、どうぞ」スッ
ほむら「……あっさり渡すのね、魔法少女同士が戦う場合ソウルジェムを奪われれば」
マミ「えぇ、負け決定ね……そのまま殺されてもおかしくはないわ」
マミ「でもいまあなたと戦っていないし、信頼できるって思ったから渡しただけよ」
ほむら「はぁ……かなわないわね……信じるか信じないかはあなた次第よ」
マミ「えぇ、お願い」
―――――
―――
マミ「ふふっあなたの話を聞いてみると私はお姫様の鹿目さんを惑わす悪役ってところかしら」
ほむら「……私の話を信じるの?」
マミ「えぇ、信じるわ」
マミ「だってあなた、途中から悲しそうな表情でずっと泣いてるじゃない……」
ほむら「え……あ……」グシグシ
マミ「つらい思いをさせていたのね、でも誰かを頼れなくて手探りでぼろぼろになって……」
マミ「私がもっと強ければ気づいてあげられたかもしれないけど……ごめんなさいね」ナデナデ
ほむら「ちが……巴さんは……悪く……な」ポロポロ
マミ「巴さんって仲が良かった頃のように呼んでくれたわね、嬉しいわ暁美さん」
マミ「もうあなたを一人にしないから……」ギュゥ
マミ「だから、今度一緒にケーキを食べておしゃべりしましょう?」
マミ「楽しい日々を思い出しちゃいけないなんて悲しい事言わないで……」
マミ「ワルプルギスの夜を退治しても町を去るなんて言わないで……」
ほむら「どうして……あの時寝ていたんじゃ……」
マミ「ふふっこう見えても狸寝入りは得意なのよ」
マミ「この出来事は今までの世界にあったかしら?」
ほむら「あったらこんなに泣いたり……しませんよ……」
マミ「そう、よかった……じゃあ後は佐倉さんとも仲良くなれればよさそうね」
ほむら「そう……ですね……それでもワルプルギスの夜をこえられるかわかりませんけど……」
マミ「さ、つらい話をさせてごめんなさいね暁美さん、病人なんだからゆっくり休みなさい」
ほむら「はい……」
マミ「さてと……もしもし?」
さやか「あ、もしもし」
マミ「ずっと通話のスピーカーモードにして話は聞こえていたかしら?」
まどか「あ、はい……ほむらちゃんの話はちゃんと聞こえてました……」
マミ「そう、説明の手間は省けたみたいね……私は暁美さんを信じようと思うわ」
マミ「あなた達が暁美さんを信じるかは自分で決めなさい」
さやか「マミさん……あの、私転校生にどう謝ったら……」
まどか「私も……ほむらちゃんにどうやって……」
マミ「私だって同じよ、だから自分にできることをしてあげるしかないと思うわ」
まどさや「……」
―――――
―――
ガチャ
さやか「氷嚢買ってきたよ転校生!」
ほむら「え?」
まどか「えと、水分がとれるように飲み物とかも」
ほむら「ど、どうして二人が……」
マミ「二人はあなたを信じてくれたみたいね」
マミ「ねぇ暁美さん、あなたが誰かを信じられなくなった原因である私が言うのもなんだけど」
ほむら「?」
マミ「誰かに信じてもらいたいなら、その人を本気で信じないと駄目よ?」
ほむら「……そうですね、巴さんが私を信じてくれたから話せたんですし……」
ほむら「次は……頑張って信じます」
マミ「次はないわ」
ほむら「え?」
マミ「だってあなたの長い1ヶ月はこの世界で必ず終わらせてみせるから」
終わり
マミさんってまどさやあんにはお姉さんになってるだけに甘える相手がほむほむしかいない気がした
ワルプルギス乗り越えたとしたらほむほむにもお姉さんしてそうだから本編中じゃないと甘えさせられないと思って
こんな感じになったんだが本編中だったらワルプルギスこえれるようにみんな仲良くさせたいとなって
引き延ばしている間に眠くなってどんどんごちゃごちゃしてなにやってるかわからなくなったという
なんかごめんなさい
なんにせよ長い時間付き合ってくれてありがとう、おやすみなさい
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」
まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよインキュベーター!」
こんな感じのキュゥマミ誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
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