一夏「セシリア~アレ取って!」 (59)
一夏ルーム
セシリア「はい?」
一夏「だからアレ取ってくれ」
セシリア「あ、あの一夏さんアレってドレですの?」
昨日寝落ちしてしまったので再度挑戦です
あれ?なんかこの前にスレタイみたきがする
箒「これだろ」
一夏「おうこれこれ」
セシリア(え?なんで分かりましたの?)
一夏「いや、だからそこにあるアレだって」
セシリア「ですから何なのか仰ってください」
一夏「だから……はぁ~……」
セシリア「え……」
一夏「もういいよセシリア……シャル~アレ取ってくれ~」
ガラガラ!
セシリア「!?」ビクッ
シャル「は~い!コレでいいかな?」つ孫の手
>>4 昨日書いて寝落ちした者です
一夏「おぉ!そうそうソレ!背中痒かったんだよ、サンキューシャル!」ニコッ
セシリア「しゃ、シャルロットさん!?一体何処から現れたんですの!?」
シャル「何言ってるのさセシリア、一夏の居る所に僕ありだよ!」エッヘン
セシリア「お、仰ってる意味が分からないのですが……」
一夏「シャルは何処にでも居るからな~」
一夏「昨日はベットの中に居たな~その前はシャワールームに居たな~」
セシリア「え!?」
シャル「僕が一夏を驚かそうと隠れた所に丁度一夏が着ちゃうんだもん!参っちゃうよ」プンプン
一夏「ははは~でもシャル隠れるの上手いよな!でも服装が下着姿とかなのはなんでだ?」
セシリア「んん!?」
シャル「服が見えちゃったらバレちゃうからね!やるならしっかりやらないと!」
一夏「なるほど!相変わらずシャルは真面目だな~」
シャル「えへへ///」
セシリア(何ですのコレ……ってかシャルロットさん完全に黒ですわ……ドス黒判定ですわ……)
セシリア「って、それより何でシャルロットさんは一夏さんの欲しい物が分かったんですか?」
一夏・シャル「え?」キョトン
セシリア(え……なんですのこの「何言ってるのこの人……」みたいな視線は……)
一夏「だってな……」
シャル「アレと言われればアレだよね……」
セシリア「」
シャル「え、ってかセシリア分からなかったの?」
セシリア「え……っと……」オロオロ
シャル「なんてね♪セシリアに限ってそんな事無いもんね!名門オルコット家の令嬢がこんな事分からない筈無いもんね!」ニコッ
セシリア「そ、そう……ですわ……当然……ですわ」
一夏「ん~お腹空いてきたし食堂行くか……セシリア、シャルはどうする?」
シャル「そうだね、僕もお腹空いちゃったし一緒させて貰おうかな?」
セシリア「わ、わたくしも御一緒させて頂きますわ!」
一夏「それじゃあ行くか~」
食堂
一夏「お?あれは……」
箒「ん?あぁ一夏か、おはよ……」
セシリア「フフン!」ドヤッ
シャル「………………………………」ニヤニヤ
箒「一夏、お前は何時も何時も……」ワナワナ
一夏「お!あそこの席空いてるから行こうぜ!」スタスタ
セシ・シャル「はーい」スタスタ
箒「恥を知れェェェ!!!」ブン
スカ……
箒「あ、あれ!?い、居ない!?」キョロキョロ
一夏「何一人でやってるんだろう箒の奴?」
セシリア「さぁ?箒さんはちょっと……な人ですから」
シャル「頭に栄養が回らなかったんだろうね(元気だけは凄いんだよね)」
一夏「シャル、逆だぞ」
箒「ま、全く一夏は……」ブツブツ
一夏「あ、着た」
シャル「さっきの失態を無かったことにしようとしてるね」
箒「えっと私の席は―――」
セシ 一夏 シャル
[ 机 ]
椅子 箒 椅子
箒「」
一夏「どうしたんだ箒?」
セシリア「何かありましたか?」ドヤァァァ
シャル「早く座りなよ、周りの迷惑になるよ」ニヤニヤ
箒「お、おう……」シュン
パクパク モグモグ ムシャムシャ
一夏「でさ~その時の~」
シャル「一夏も大変だね……」ハハッ
セシリア「怪我には注意ですよ!」
箒「……」モキュモキュ
箒(疎外感……)
一夏「ん?え~と……!?」キョロキョロ
一夏「箒~」
箒「!?」
SS速報からゆぬーして何がしたいの?馬鹿なの?しね
>>22
すまんがアレ書いてたの自分なんです……なんか書き込めないからこちらに…
箒「な、なんだ一夏!」
一夏「ソレ取って」
箒「は!?」
セシ・シャル(これは……)
箒「一夏、ソレとは何だ?」
一夏「いやソレだって」
箒「いや、どれなんだ」
一夏「だからソレだって言ってるだろ?」
箒「アレコレソレなんて言うな!ややこしい!」
箒「ドレだ!言え!」
一夏「!?」ビクッ
セシ・シャル(うわぁ……)ドン引き
一夏「だ、だから……ソレ……」指差し ビシッ
調味料一式「え?なんだって?」
箒「………………ドレだ?」
一夏「はぁ!?」
箒「ドレだと聞いているだろ!!!」
一夏「いや、だから……」ビクビク
シャル「一夏、コレでしょ?」つ醤油
一夏「おぉ!ソレだよソレ!流石シャル!」
シャル「どういたしまして」ニコッ
セシリア「そっちかよ!」つソース
箒「は?」
一夏「やっぱり目玉焼きには醤油だよな~」
シャル「分かるよ一夏!僅かな酸味が良いよね」
一夏「だよな!シャルは分かってるな~」
セシリア「ソース……」ションボリ
箒「」
箒「シャルロット、なんで……分かったのだ?」
シャル「いや、さっきからずっと一夏が教えてくれてたじゃん」
シャル「それに指差しで分かりやすくしてくれたじゃん」
箒「」
シャル「普通は分かるよね?ねぇ一夏?」
一夏「そうだよな……分かってくれると思ったのに……」
箒「」
一夏「昔から目玉焼きには醤油って言ってたし、一緒に食べていた筈なんだけどな……」
箒「」
一夏「箒からしたらどうでもいい話だったんだな……」ションボリ
箒「」
一夏「勝手に思ってたと言え、なんか……悲しいな……」ガックシ
箒「」
箒「」
セシリア「……箒さん……」
箒「セシ…………リ………………ア……?」
セシリア「これを……」スッ
箒「これ…………は………………?」
セシリア「片付けて置いてくださいな」つソース
セシリア「では!待って下さい一夏さ~ん♪」シャランラシャランラ
箒「………………死にたい」
授業中
山田先生「~~~ですから」
一夏「ふむふむ」
ポロッ……
谷本さん(あ!織斑君のシャーペンが落ちて転がってきた)
谷本(ありゃ?シャー芯切れちゃってるな。補充しておこうかなっと)シュシュ
谷本(織斑君!コレ落ちてたよ!)ツンツン
一夏「ん?ありがとな!」ニコッ
山田先生「静かにですよ~」
箒「」
箒(私は……幼馴染失格なのか……)
箒(いやそんな筈……そ、そうだ!奴が居る!奴に私が劣る筈なんか無いんだ!)
箒「私が最強なんだ!!!」ドン
千冬「ほう?なら新旧決定でもするか?」ボキバキ
箒「あ……」
放課後
一夏「ん~今日も疲れたな~」
箒「い、一夏!」ズタボロ
一夏「どうしたんだ?」
箒「この後一緒にISの練習でもしないか?皆も誘って!」
一夏「あぁそれはいいな!」
箒「よし!ならば早速行こう!鈴をしっかり誘っておけよ!」
一夏「別にいいけど……」
箒(見ていろよ……私の方が上だという事を!)
アリーナ
一夏「ハッッ!!!」ザシュ
シャル「見えたッッ!!!」バンバン
セシリア「えいっ!」ドンドン
ラウラ「そこだ!」バシュン
鈴「喰らいなさい!!!」ズシュン
箒「ぐわぁぁぁ!!!」グルグルグルグルドッカーン
―――――
――――
―――
一夏「ふぅ~」
シャル「疲れたね」
ラウラ「コンビネーションをもっと磨くべきだな……」
鈴「お腹空いた~」
セシリア「ですわ~」
箒「そ、そうだな……」ズタボロ
箒(クソッ……まだだ!ここからだ!)
箒(一夏の私物を鈴側に全て移動しておいた!これで一夏は鈴に取れと要求する筈!そうすれば奴が恥を掻き、私がそれをフォローし、正ヒロインに!)グヘヘ
セシリア(どうやら貴女も同じ事を……)
箒(この声、セシリアか!?)
セシリア(えぇ、私も良い所無しですのであの2組を犠牲に成り上がろうかと)
箒(やるな)
セシリア(貴女程では)
箒・セシ(ククク……)
一夏「え~とアレは……っと」
一夏「鈴~ソコの取って!」
箒・セシ(キタ!恥掻け2組!!!)
鈴「はい!これでしょ!」つジュース
一夏「サンキュー」ゴクゴク
箒・セシ「は!?」
鈴「あと、アンタの荷物も」ドサ
一夏「おぉ、すまないな鈴!」
鈴「良いってこんくらい」
箒・セシ「んん!?」
箒「おい!なんだ今のは!?」
セシリア「どう言う事ですの!?」
鈴「ちょっ!?どうしたの一体!?」
セシリア「なんで一夏さんのアレが分かったんですの?」
鈴「え?だってアレはアレでしょ」
箒「は?」
鈴「普通アレって言われたらアレよね一夏?」
一夏「そうだよな鈴!アレ=アレだよな!」
シャル「普通だよね?」
鈴「それに伊達に幼馴染やってないしね♪」
一夏「それもそうだな!」
シャル「いいな~幼馴染って……お互いに色々な癖とか分かったりするの?」
一夏「まぁ……そう……かな?」
鈴「気にした事無いけど何か分かっちゃう感じかな?」
鈴「さっきのだってなんとなく動いちゃったみたいな感じだし」
シャル「へ~やっぱ幼馴染は違うな」チラッ
箒「」
セシリア「ですわよね~」ププッ
箒「」
ラウラ「何の話だろう……」ゴクゴク
一夏ルーム
一夏「んん~疲れた~」ガチャ
楯無「あ!おかえりなさい一夏君♪ご飯にする?お風呂にする?そ・れ・とも―――」
一夏「あ、皆入っていいよ!そこのは気にしないでいいから」
ヒロインズ「はーい」
楯無「……」シュン
一夏「で、どうしたんだ?急に遊びに行きたいだなんて」
楯無「何々?何か面白そうな話?」
ラウラ「嫁の部屋に行くのに理由なんて無いんだぞ!」エッヘン
シャル「えへへ///ラウラの付き添いで……」
セシリア「良いお菓子が手に入りましたのでお茶でもと!」
箒「た、たまにはいいだろ!」
楯無「スルーですか……」
セシリア(ここで挽回を……!)
箒(負ける訳には行かないんだァァァ!!!)
セシ・箒(だから……他の奴等を犠牲にのし上がる!)
一夏「そ、そうか……あ!そうだアレが有ったんだ!」
一夏「楯無さん、すみませんが冷蔵庫からアレ取って下さいますか?」
楯無「!?」
楯無「う、うん!まっかせなさ~い!」スタタ
シャル「物取るだけで威張るなや……」ボソッ
ラウラ「ん?何か言ったか?」
シャル「何も~だよ」
楯無(ヤバイ……勢いで着たけどアレってなんだろう……)
楯無「まぁ冷蔵庫だし、直ぐ分かるか!」ガバツ
コンニャク、しらたき、マムシドリンク、コンニャク、こどもビール1ダース、大根、からし、セシリアの料理
楯無「」
楯無「え……っと……え?」
楯無「ドレだ……」
楯無(考えるのよ学園最強!状況を把握しなきゃ!一夏君達はトレーニングをしていた=体力を使う=お腹が減る=食い物=料理!)
楯無「見えたァァァ!!!」つ料理
楯無「後はコレを運ぶだ……け…………!?」ビクッ
楯無「何!?この悪寒は!?まさか……この料理から!?」ゴゴゴ
楯無「これは……止めておきましょう……代わりにジュースで誤魔化そう……」
楯無「い、一夏君……コレ……」つジュース
一夏「ありがとうございます楯無さん!」
楯無「い、いいってこのくらい!(あっぶね~セーフ!)」
一夏「でも良くアレで分かりましたね?」
楯無「え!?え、えぇ!なんたって私は生徒会長よ!一夏君くらいの事くらいね!」アセアセ
一夏「へぇ~」
シャル「チッ!」
セシ・箒「ぐぬぬ……」
ラウラ「???よく分からんが嫁の望むモノを持って来れば良いのだろ?なら簡単だ!」
ラウラ「さぁ言ってみろ嫁!」
セシ・箒(こwwwれwwwはwww)ガタッ
一夏「ん~~~そうだな……じゃあ棚にあるヤツ取ってきてくれるか?」
ラウラ「任せろ!」ダッ
ラウラ「えっと……ふむ、色々あるな……むっ!?上にトッポがある、きっとアレだ!」
ラウラ「ならば……はっ!」グググ
ラウラ「ふっ!」グググ
一夏(必死に手伸ばしてる……)
シャル(可愛い……)
楯無(助けてあげたい……)
セシリア(頑張れ!)
箒(外せ外せ外せ……)
ラウラ「はぁっ!」ポロッ
ラウラ「痛っ……」カツ
一夏(弾き落としたら角が顔に……)
シャル(涙目可愛いよ!)
楯無(撫でたい)
セシリア(あぁ……ど、どうしましょう!?)
箒(ワンチャンワンチャンワンチャン来い!)
ラウラ「……嫁よ、コレだろ!」涙目ドヤァァァ
一夏「ごめん………………違うんだ……」
ラウラ「え……」
シャ・楯・セシ(唖然としちゃうラウラたん……)
箒(よっしゃぁぁぁきたぁぁぁ!!!)グッ
箒(よっしゃぁぁぁきたぁぁぁ!!!)グッ
ラウラ「な、なぜだ!最後までチョコたっぷりだぞ!」
一夏「今、医者にチョコレート控えろって言われているんだ……ゴメン」
箒(身辺調査を怠るからだwww)
ラウラ「そ、そうか……すまなかったな……」
シャル「ラウラ……」
一夏「代わりと行ってはなんだが、ねり飴するか?」
ラウラ「!?す、するぞ!」キラキラ
箒「は?」
一夏「じゃあ配るから待ってろ!」
一夏「はい、ラウラ!「おぉ!」シャル!「どうも!」楯無さん!「やったー」セシリア!「ありがとうですの」それから……」
箒「わくわく」
一夏「あ、数足りねぇ」
箒「は?」
一夏「すまん箒!また今度だ!」
箒「お、おぅ……わかった……」
ラウラ「嫁ーつくるぞ!」
シャル「一夏~」
楯無「一夏君~」
セシリア「どうやるんですの~」
一夏「あぁ、それはだなコレをこう―――」
箒「」
次の日箒が行方不明になった
3日後、「お・も・て・なっしぃぃぃ!!!」と樹海で叫んで居る所を捕縛された
鈴はなんやかんやで、オゾンより上に行ってしまって問題になった
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