一夏「おーい、ボディーソープ切れてるだろー」 (112)

一夏「これ代わりのやつな」つボディーソープ

シャル「っ!?」

一夏「じゃあ」スタスタスタ

シャル「………へっ?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1383574615

シャル(……い、今明らかにバレたよね?ぼ、ぼくが女だって…)

シャル(…な、なのに何も無かったかのようなあの態度…ど、どうなってるの?)

シャル「………」

シャル「と、とにかくっ、確かめなきゃっ!」

ガチャ

一夏「おー、もうあがったのか?」

シャル「う、うん…あ、あのね一夏!」

一夏「なんだー?」ポチポチポチ

シャル(なにしてるんだろう…)ソー

シャル「!?」

シャル「な、なにしてるのさっ///」

一夏「なにって…エロ画像の整理だけど…」ポチポチポチ

シャル「エ、エロ画像!?」

シャル(フォ、フォルダのスクロールバーがあんなに小さく…ど、どんだけ集めてるのよ!)

一夏「今日は徹夜かな~」ポチポチ


シャル「い、一夏っ!き、聞きたいことがあるんだけどっ!」

一夏「なんだー?俺の性癖か?シャルルと合うか知らんけど…まぁ自由に使ってくれていいぞ」

シャル「そ、そうじゃなくて……って」

シャル(もしかして一夏…ぼくのことまだ男だと思ってる…?)

シャル(じゃないとこんなの見られて平然としてられないよねっ!)

一夏「ああ、そういえばシャルルって女だったんだなぁ~知らなかったよ」

一夏「男装してきたってことは、もしかしてレズビアンだったりするわけ?」

シャル「やっぱりバレてるーーーーッ!!!」

-----------------
---


シャル「そ、そのね…一夏…」

一夏「んー」ポチポチポチ

シャル「………」ムッ

シャル「話するときはちゃんとこっち見ようよっ!」ガシ

一夏「わわわっ!や、やめろっ!わかったからっ!」

シャル「むぅ」

一夏「…で、なんだよ?」

シャル「なんだよって…あのさ、ぼくが女だってことに驚かないわけ?」

一夏「なんでー?」

シャル「なんでって…普通に考えたらおかしいじゃないっ!IS学園にわざわざ男として入学してくるなんてさ!」

シャル「なにか裏があるとか、事情があるとか考えない!?普通!」

一夏「だってレズビアンなんだろ?だったら別に俺の感知するところじゃないしさ」

シャル「レズじゃないよっ!失礼だよそれ!」プンプン

一夏「レズじゃないならなんで男のフリしてるんだよ…!?」

一夏「わかったッ!俺の白式のデータを盗もうって考えてるんだろ!シャルルの実家ってデュノア社だから!」

一夏「だから男のフリすれば必然的に俺と同室になるから事をスムーズに運べるって考えたんだ!そうだろ!」

シャル「!?」

シャル「そ、その通りだよ…」

シャル(なんでレズから急に的確な予想を立てれるの!?しかも全部あたってるし…)

一夏「あーやっぱそうなんだー、じゃあもういいだろ?俺いそがしいから」スッ

一夏「」ポチポチポチ

シャル「へっ?」

一夏「うーん…なんだか作業してると無性にしたくなってきちまったなぁ…」ポチポチポチ

一夏「わるいんだけどシャルル…ちょっとだけ出て行ってくれないか?」ポチ

シャル「したくなったって…な、なにする気?ぼ、ぼくに出て行ってって…」

一夏「ああ、シャルルは女だからあまりピンと来ないのか…オ○ニーだよオ○ニー」

一夏「思春期の男は一日一回オ○ニーしないと死んでしまうんだ」

一夏「だからお帰りはあちらです」スススス

シャル「オ、オ○ニーって…ひ、一人エッチのこと///」カァー

シャル「だ、ダメだよっ!そんなのっ!」

一夏「そんな馬鹿なっ!」

一夏「オ○ニーダメとか!俺に[ピーーー]ってのかっ!ってかなんでダメなんだよっ!」

シャル「だ、だって…そ、その……へ、部屋に臭いが広がってっ!く、臭くなっちゃうじゃないっ!」

一夏「換気するよ!失礼だよそれ!」プンプン

シャル「か、換気してもさっ!そ、その……そうことがあったって考えたら…ぼ、ぼくも…///」

一夏「???」

シャル「…は、恥ずかしくて一緒に住めないじゃないっ!に、臭いとかじゃなくって、そういう行為がダメって言ってるのっ!」

一夏「がーん」

シャル「い、一日くらい我慢できないのっ!?そ、そうすれば…あ、明日にはたぶんぼく…ここから出て行くからさ…」

一夏「ん?なんでだ?」

シャル「だって…仮にも日本の重要機密を盗もうとしたんだよ…そんなの強制送還されるに決まってるじゃない…」

一夏「IS学園って国から独立してるからそんな命令無効だけどな」

シャル「へっ?」

一夏「だからシャルルはいやでも3年間ここにいなきゃならないんだよ、だからお帰りはあちらです」ススス

シャル「いや、あの…」

一夏「オ○ニーさせてくれよーーーッ!もう我慢できないんだよーーーーッ!!」ジタバタ

シャル「お、大声ださないでっ!き、聞こえちゃうじゃないっ!」

一夏「聞かせてんのよっ!」

シャル「そ、それより、それ本当なの?」

一夏「うん、もう我慢できない」

シャル「そっちじゃなくて!その、国からの命令に従わなくていいってこと…」

一夏「生徒手帳に書いてあったぞ?あと罰とか言ってるけど、まだ未遂だし千冬姉にでも話せばなんとかしてくれるぞ?」

一夏「だからお帰りはあちらです」スススス

シャル「……ぼく…ここにいていいんだ…」

一夏「いや、俺も女の前でオ○ニーする趣味はないから…20分くらいしたら帰ってきていいよ」

シャル「……ぼ、ぼく…」ジワァ

一夏「な、泣くのかっ!俺がオ○ニーするからっ!そんなにイヤなのかっ!」アセアセ

シャル「そ、そうじゃない……けど、オ○ニーはダメ…」ポロポロ

一夏「お、俺のオ○ニーは…女を泣かしてしまうのか…は、初めて知ったぜ…」

シャル「……一夏って…ちょっと変だけど…やさしいねっ」グス

一夏「なんだよー、照れるなぁ」テレテレ

シャル「ふふっ、バーカ♪」

グゥゥゥゥゥゥゥ

シャル「///」

一夏「ん?腹減ったのか?じゃあ食堂で飯でも食って来いよ。その間に…」ゴソゴソ

シャル「ダメって言ってるでしょっ!」

一夏「う、うそだ…ほ、本気で…させないつもりなのか…」ワナワナ

シャル「……そ、そんなにしたいのっ?」

一夏「死体」

シャル「な、なら……ぼ、ぼくがしてあげるっ!」

一夏「!!!!!?」

シャル「ぼ、ぼくが…一夏の…その……ぬ、抜いてあげるからっ///」カァー

一夏「あ、ありえないっ、思春期の男子生徒が夢見るシュチエーションベスト10にランクインする行為を、いともたやすく行えるなんて…」

シャル「ぼくだって恥ずかしいんだよっ///」

一夏「で、でも…いいの…か?」

シャル「……うん///こ、こんなことくらいしか…ぼくにはできないから…」

一夏「………」

シャル「ぅぅぅ~///」


一夏「……寝る」ポス

シャル「っ!?い、一夏?」

一夏「おやすみ~」グゥ

シャル「ど、どうしちゃったのっ!ぼ、ぼくなんか悪いこと言った!?」

一夏「俺はバカだけど…身体を強要させるようなことはしない…」

シャル「べ、別に…い、一夏が悪いわけじゃないよっ!ぼ、ぼくが勝手に…」

一夏「おやすみ~」グゥ

シャル「あっ、一夏…」

シャル「ぅぅ」シュン

一夏「………」

一夏「…そういうのは好きな人とやるべきだ…シャルルは今日の出来事だけで俺に引け目を感じているから勢いでそんなこと言ったけど」

一夏「それは寝たら覚める幻だよ…俺のことは別になんとも思わなくていいから…だからシャルルも早くねろ」

シャル「一夏…」キュン

一夏「グゥ」

シャル「………」

シャル「……気の迷いじゃないからね」

チュッ

シャル「おやすみ♪」

------------
---

~朝

チュンチュン

シャル「う、う~ん……朝…」ボケー

一夏「」in 壁

シャル「きゃぁぁぁぁぁぁっ!!」

シャル「ど、どうしたの一夏っ!だ、大丈夫ッ!!」

シャル「上半身が壁に埋まってる!は、はやく助けないとっ!」グィィィィィィ

ズボ ンホォ

一夏「」ピクピク

シャル「い、一夏っ!しっかりしてぇ!」ユサユサ

一夏(……思春期が……オナ禁して……キスまでされて……それを我慢する)

一夏(……壮絶な戦いに……俺は……なんとか……勝利……した……)

一夏「あの口づけは……正直勃起したぜ……」ガクッ

シャル「一夏ーーーーーーーッ!!!」ウワァァァァン!


ピーポーピーポー



千冬「えー、織斑のバカは体調不良のため今日は休みだ」

「えー、織斑くんどうしたんだろー?」

「心配だねー」

「そうだ!お見舞いに行こうっ!」

千冬「ちなみに、お見舞いには絶対言ってはならんからな」

「どうしてですかー?」

千冬「……慈悲だ」

「「「「「???」」」」」

シャル(一夏のバカ…えっち///)


山田「さて授業を始めますよ~っとその前に」

山田「今日は転校生を紹介しまーす!どうぞ!」

ラウラ「ラウラ・ボーディヴィッヒだ」

「わー、お人形さんみたーい」

「かわいいー」

ラウラ(ふんっ、平和ボケしたやつらだ…こんなやつらに教官が時間を割くなど考えただけでも吐き気がする!)

ラウラ(さて…織斑一夏のやつは…)キョロキョロ

ラウラ(……あれ?)

山田「ではラウラさんの席は…」

ラウラ「ま、まてっ!織斑一夏はどこにいるのだっ!?」

山田「?織斑くんですか?今日はお休みですけど」

ラウラ「なにぃ!?休みだと!」

ラウラ(そ、それでは転校初日に一発ガツンとラウラちゃん計画(クラリッサ発案)が崩れてしまうじゃないかっ!)

ラウラ「ええいっ!どこにいるのだ!」

山田「た、たぶん自室じゃないですか!?」

ラウラ「そうか!ならわたしは早退だッ!」

山田「て、転校初日に!?」

「ふ、不良なのかな?」

「こわい…」

ラウラ「け、決して不良ではない!こ、これはその………い、いちちち、は、腹が!」

山田「だ、大丈夫ですかっ!すぐに保健室にっ!」

ラウラ「だ、大丈夫だ…し、心配ないっ!だから今日は早退させてもらうっ!」

山田「わ、わかりました…」

ラウラ「くっ」ガラガラ

「大丈夫かなぁ?」

「うん…大事にならないといいけど…」


ラウラ「くそぉ!あいつのせいでわたしが転校初日からお腹を下すした奴という不名誉なレッテルが貼られてしまったではないかっ!」タッタッタッ

ラウラ「その分も上乗せして少し強めにビンタしてやるっ!」ブンブン ←素振り

ラウラ「……そういえばあいつの部屋はどこにあるんだ?」

ラウラ「番号を聞くのを忘れてた…」ガーン


アッ アッ アッ


ラウラ「?」

ラウラ「なんだこの音は…変な声がこの部屋から…」


コンコンコンコン

ラウラ「誰かいるのか?今は授業中だぞぉ?サボりはいけないんだぞぉ?」

コンコンコンコン

ラウラ「……返事がない…入るぞ!」

ガチャ

ラウラ「鍵を開けっ放しとは、無用心なやつだな」キィ


一夏「ふんふんふんふんふんっ!」

ラウラ「なんだ、いるなら返事くらい……っ!?」

ラウラ「お、お前っ!そこでなにをしてるんだっ///」

一夏「へっ?」マッパ

ラウラ「は、裸で何して……」シセン↓

ラウラ「///」

一夏「って、わっ!ラウラ・ハートフルだっ!」

ラウラ「は、はぁ!?なに言って…!?」

ラウラ「な、なんだこの映像はッ!」


ラウラ「アッ アッ アッ…イクゥゥゥゥゥゥ!」


ラウラ「こ、これは…わたしじゃないかっ!」ガシィ

一夏「うわーすげー!まさか本人と会えるなんて…あ、握手してください!」スッ

ラウラ「き、汚い手を差し出すなっ!」

一夏「あっ、すんません…手汗かいてましたね…」フキフキ

ラウラ「そうことではないっ!お、おまえ今までナニを…ってそんなことより!」

ラウラ「なんだこの映像は!?」

一夏「なにって…ラウラさんの最新作ちゅぱルツェアレーゲン(白い雨)ですよ!前からファンだったんですからっ!」キラキラキラ

ラウラ「なんだその舐め腐ったタイトルはっ!決めうちでわたしを狙ってきてるじゃないかっ!」

ラウラ(くそっ!ISで有名になればその陰に色々と叩かれることは知っていたが…まさかこんなものまで世に出ていたとは!)

ラウラ「これはわたしじゃないっ!一体どこのドイツがこんなまがい物を用意したんだっ!」

一夏「出版社じゃないすか?ってかラウラさんのほうが詳しいでしょ?」

ラウラ「知るかっ!わたしはラウラだがラウラではないっ!」

一夏「哲学的だな」ウーム

ラウラ「そういうこっちゃないわっ!だいたい似ても似つかんだろっ!こんな下品で貧相な体つきをしたスラム街出身の娼婦上がりみたいな顔が!」

一夏「そんなこと言われても…もしかしてお忍びですかぁ?」

ラウラ「~~~~~~っ!」ダンダンダン

ラウラ(こ、このアホ何を言っても信じないつもりか!)

一夏「そうだ!弾のやつにも教えてやろーっと」スッスッ ←スマフォ

ラウラ「!?」

ラウラ「まてっ!」ガシィ

一夏「な、なんでんのんっ!」

ラウラ「お前…まさか拡散する気じゃないだろうな…」プルプルプル

一夏「い、いやだって…本人なんだし…」

ラウラ(こ、このままじゃわたしはこの年で小金欲しさに体を売ったウルトラスペシャルメスブタヘドロ売女娼婦売女と学園上に知れ渡ってしまう…)ワナワナワナ

一夏「手ぇはなしてぇな~っ!」

ラウラ(こ、こうなったらッ!)グイッ

一夏「!?」

ズキュゥゥゥゥゥゥゥン!!!

一夏「!!!」バタバタバタ

ラウラ「~~~……んはっ」

一夏「お、おれのファーストブリが…」ブリ

ラウラ「お前は今日からわたしの嫁だっ!異論は認めないっ!」

一夏「えーーーーっ!」

一夏「よ、嫁って……働かずにセンベイをかじって昼ドラを見るのが仕事の……ん?なんかいいじゃん」

ラウラ「わたしの嫁になったからにはわたしのことは愛せっ!そして守れっ!それが世界の常識だっ!」

一夏「り、理不尽やで!」

ラウラ「黙れっ!キスしただろ!このわたしとっ!」

一夏「うっ!思春期男子にとっての乙女の唇はクレオパトラの宝石に匹敵する…なにも言い返せない…」

ラウラ「わかったら黙ってわたしについてこいっ!」バッ

一夏「たくましい背中…惚れてまうわぁ~」トコトコトコ



~屋上

一夏「で?こんな所にきてなにするんだ?」

ラウラ「まずは作戦会議だ!とりあえずこのウルトラスペシャルメスブタヘドロ売女娼婦売女が出演するDVDをすべてこの世から抹[ピーーー]る!」

一夏「そ、そんなっ!男の夢を壊すきかッ!」

ラウラ「うるさいっ!こんなものが世に出回っていると隊に知れたら…か、考えるだけでも恐ろしい…」ガクガクガク

一夏「ってもラウラさんが小金欲しさに出演したんだから仕方ないじゃないか」

ラウラ「わたしじゃないっていってるだろーーーっ!びぇぇぇぇぇんっ!」ワンワンワン

一夏「なんじゃあそりゃぁ!」

ラウラ「なんで信じてくれへんねんっ!わたしちゃうっていってんのにっ!ひどすぎるわーーーーーっ!」ビェェェェェ

一夏「ど、どうどう」

ラウラ「あほーーーーーっ!いちかのあほーーーーーーっ!わたしちゃうっていってるやんかーーーーーーっ」ギャピィィィィィィィィィ!!!

一夏「わ、わかったからっ!信じるからっ!な、泣き止むんやで!ア、アイスこうたるさかいに!イチゴやでイチゴ!イチゴ味や!」

ラウラ「……ほんまけ?」グスグス

一夏「ほんまや!」

ラウラ「………今日のところはこれで勘弁しといたるっ」グスッ

~公園

一夏「って言ってもDVDを回収するのってほぼ不可能なんじゃ…この作品だけでも10万枚のモンスターセールを記録してるしなぁ」

ラウラ「ウマウマ」イチゴペロペロ

一夏「うーん…とりあえず出版社に連絡入れてみるとか?」

ラウラ「うむ、名案だな!さすがわたしの嫁だ!」

一夏「都合がええんやで」ピッ

prrrrrrrrrrr ガチャ

「はい、黒ウサギオンデマンドです」

一夏「あのー、少しお尋ねしたんですけど、実は御社のDVDについて、女優のラウラさんが出ている作品の数を知りたいんですが…教えていただけるでしょうか?」

「はい、大丈夫ですよ、今お調べいたしますね」

~♪~♪~♪

ラウラ「……どこかで聞いたような声だな」

一夏「とりあえずどれだけ作品数があるのか調べているところだ」

ラウラ「うむ…」

「お待たせしております。女優のラウラさんの作品ですが…すべてで1058作品ございます!」

一夏「セッ!?」

ラウラ「なんだ?」

「もしご要望をいただければその中から作品を検索し、このお電話で注文も可能ですがどうなさいますか?」

一夏「い、いや…今回はいいです…はい…ありがとうございました」ピッ

ラウラ「とりあえず一歩前進か!全部でどのくらいなんだ?」

一夏「……1058作品」

ラウラ「セッ!?」

カァ ーカァー


一夏「………」

ラウラ「………」

一夏「……どないしよ」

ラウラ「……1058作品」

一夏「単純に1作品1000枚売れたとして100万枚以上のDVDが市場に流れてることになるな…」

ラウラ「ミリオンセラーじゃないか…」

一夏「どうやっても回収はできない…」

ラウラ「……っ」ジワァ

一夏「ないてもええんやで」

ラウラ「ッ!!!」ガバッ

ラウラ「…ヒグッ……ヒグッ……」グスグスグス

一夏(カラスの声が…珍しくたこぉ鳴いとるわ…)

カァー カァー

ラウラ「……わたし…もう生きてけんわ……こんな汚い女……誰が好いとぉくれんねん…」グス

一夏「………」

ラウラ「……こんなんないで……ひどすぎるわ……かみさんなんておれへん……いたらなんでわたしみすてとぉ…」

一夏「……かみさんおらんでも…嫁はおるがな…」

ラウラ「……あんた…ほんきなん…」

一夏「……本気や…」

ラウラ「…こんなわたしでも…ええん…?」

一夏「男が一度言ったこと!曲げるわけに行かへんで!お前はわしについてこればええっ!簡単なこっちゃ!わしの背中だけみとけっ!」

ラウラ「……いちか///」

一夏「…今日は夕日があこぉおまんなぁ…なんや、お前の顔も…夕日でてかっとるわ!」

ラウラ「……アホっ!」

一夏「アホや…俺はアホやで…」

ラウラ「……ほんまアホや!……アホやから……あんたのこと好きや!」

一夏「………」

ラウラ「………」ギュ


カァー カァー

~一夏の部屋

ガチャ

一夏「ただいまやで!」

ラウラ「わたしらの凱旋帰国や!」

一夏「なんや酔うとんのんかいっ!」

ラウラ「アホっ!あんな安いアイス一つで誰が酔うねん!」

一夏「えらい上機嫌やないかっ!」

ラウラ「ふふふ…アホっ♪」

一夏「なんやDVDでも見るか?」

ラウラ「せやなっ!じゃあお茶入れるさかい!用意しっとてや!」

一夏「おう」

DVD ウィーン

一夏「はよぉせな始まるで!」

ラウラ「あんたちょまちぃなっ!あわてさせんといてっ!」カチャカチャ

一夏「ほらほら」

ラウラ「もう!」

シャカシャカシャカ

一夏「おっ、始まったで!」

ラウラ「楽しみやわ~」


ラウラ「えー趣味ですか~、えーっと…一人エッチ?」

「ラウラちゃんはエロいねー」


ラウラ「…なんだこれは?」

一夏「あ、あれ?入れ間違いたっ!?」

ラウラ「ん?というかちょっとまてっ!」


ラウラ「やっぱりISに乗ってるときの刺激って~来るんですよね~」

「えーどこに~!」

ラウラ「やだ~はずかし~」


ラウラ「だ、誰だこのドブスはっ!」

一夏「あ、あれ?」

一夏「お、おかしいなっ」アセアセ

ラウラ「…他の作品も見せろ」

一夏「は、はいっ」


ラウラさん「アッアッアッ イグゥゥゥ」


ラウラ「…豚だ」


ラウラさん「ペロペロチュパチュパジュボボボボボ」


ラウラ「…タコだ」


ラウラさん「ンホォォォォォォ」


ラウラ「…なんこつだ」


ラウラ「さっきとはまるで別人じゃないかっ!一体どういうことだ!」

一夏「さ、さぁ?」

ラウラ「…もう一度最初のやつ見せろ」

一夏「えっ?な、なんでーっ?」

ラウラ「死にたいのか?」チャキン

一夏「御所網の品でありんす」つDVD


シャカシャカシャカ


ラウラさん「アッアッアッ イクー」


ラウラ「……やはりわたしだ…どういうことだ?」

一夏「さ、さぁ?せ、整形したんじゃね?」

ラウラ「うーむ…ん?」

ラウラ「なんだこれ?顔がずれて…!?」

ラウラ「か、顔が二つあるぞこの女っ!キングギドラにでもなるつもりかっ!」

一夏「あっはっはっおもしろいジョークですね!」

ラウラ「…これは…アイコラだ」

一夏「あっはっはっおもしろいジョークですね!」

ラウラ「どういうことか説明してもらおうか…」

一夏「あっはっはっおもしろいジョー「ジョークで死にたいのか?」

一夏「(´・ω・`)」

一夏「じ、実は…」

~回想

ラウラさん「アッアッアッ イクー」


一夏「うーん…この豚、演技やスタイルは100点なのにいかんせん顔がな~」

一夏「あっ!こらっ!アップにするなバカッ!」

ビュォォォォォォ

一夏「うわっぷ!窓あけっぱなし!雑誌が顔に!」

一夏「ふぅ……ん?」

セカンドシフトッ!!



ラウラ「たまたまこのAVでことに及んでいたらわたしの記事が載っている雑誌が顔に当たって」

ラウラ「その時にわたしの顔とラウラさんの体と演技をあわせることによって俺の息子がセカンドシフトしただと?」

一夏「一語一句間違いござぁません」

ラウラ「………」

一夏「で、でもさっ!大変だったんだぜ!ラウラの画像を取り込んでから3Dモーションキャプチャーで映像に合わせるようにコマ単位で顔に違和感の出ないよう加工しながら張り合わせていくってのはさっ!」

一夏「作業だけで2ヶ月くらいかかったんだからさっ!」

ラウラ「ほう…それはご苦労なこったな」

一夏「思春期がエロにかける情熱をなめたらあかんわ~!」

ラウラ「ならどうして最初からわたしに言わなかったんだ?」

一夏「そんなやつおれへんやろ~!学園にそんな噂が立ったら思春期男子は生きかれへんでっ!」

一夏「思春期が嘘をつくだいたいがエロいことやっちゅうわけやなっ!」

ラウラ「そうか」

ラウラ「………そういえばわたしはお前にようがあってここをたずねたんだった」

一夏「ようってなんや?」

ラウラ「なんだろうな」ブンブンブン ←素振り

一夏「な、なんや!わしのことドツク気かっ!け、喧嘩ならっ、ま、負けへんでっ!わ、わいはボ、ボクシングチャンピオンと友達の人を見たことあるんやっ!」ガクガクブルブル

ラウラ「それは頼もしいな」ブンブン ピュン!

スパンッ!

一夏「か、かまいたち…」タラー

ラウラ「覚悟はいいか?」

一夏「堪忍してくれっ!出来心やったんやっ!ほんまはわるいとおもとんねんっ!」ドゲザー

ラウラ「他に言い残すことは?」

一夏「ムーブメントは西から生まれ!それから東に伝わんねん!」バババッ

ラウラ「死ねっ!」ピュンッ



ピッシィィィィィィィィィィィィィィィィィィィン!!!!!



~関係ない人

クラリッサ「お先です」

「お疲れ様~」



黒ウサギ「副隊長…わたしもういやですよぉ」

黒ウサギ「最近あのハゲ親父のセクハラが酷いんですからっ!」

クラリッサ「しょうがないじゃない、初日に財布とパスポートとその他生活用品もろもろどっかに落として」

クラリッサ「外国人がお金稼ぐためにはちょっと怪しいところじゃないと雇ってくれないのよ。我慢しなさい!」

黒ウサギ「…副隊長が落としたんじゃないですか…なんでわたしまで…」

クラリッサ「そ、そういうこと言わないでよっ!わ、わたし達仲間でしょ!こ、こういう時は差さえあって生きてかなきゃっ!」

黒ウサギ「はぁ…はやく隊長に会いたいなぁ」ジワァ

クラリッサ「やめてよぉ…わたしまで泣きそうになるじゃないっ!」

黒ウサギ「隊の子たちに今わたし達がやってることがバレたら失望されちゃいますよ」

クラリッサ「……アダルトビデオ会社のコールセンター」

クラリッサ「ま、まぁコールセンターは立派な仕事よっ!恥ずかしがることないわっ!」

黒ウサギ「資料が全部女の人の裸でもですかぁ?」

クラリッサ「うっ!?」



ビュォォォォォォォォ


クラリッサ「……ぅぅサブっ」ブルル

クラリッサ「ちーかまと鬼殺し買って帰ろう…」トボトボトボ

黒ウサギ「またそれですかぁ…たまにはあったかいものでも食べたいよぉ」

クラリッサ「きょ、今日はちーかま2本上げるからっ!ねっ!」

黒ウサギ「ぅぅぅ……もうやだこんな生活…」

らうら「(。╹ω╹。)ㄘんㄘんちょきちょき」

一二三✂╰∪╯

╰ཀ╯ 一二三✂

一夏「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛!!!!」

ピュー

シャル「四季の移り変わりを、道端に咲く一輪の花からも風情が漂う…日本は本当美しい国だよ」

ピュー リーリーリーリー

シャル「紅葉が彷徨い木々達を抜ける風が肌に当たって…鈴虫が季節の音色を奏でている」

シャル「もう秋か…」

リーリーリーリー

シャル「……あれ?まだ昼だよね?」

シャル「なんで鈴虫が鳴いてるの?」

一夏「リーリーリーリーリー」ズッズッズッ

鈴「へい牽制っ!」バッ シュ

一夏「スライティングっ!」ズザー

箒「させるかっ!タッチアウトッ!」パシ パンッ

一夏「判定は!?」

セシリア「……アウーーーッツ!ですわ」バババッ!イェイッ!

一夏「ガッデムッ!!!」


シャル「…なにしてるの?」

鈴「野球よ」

シャル「たったの4人で?」

鈴「あんた入れて5人ね」

シャル「えっ?」

一夏「じゃあ次はシャルが盗塁な」

シャル「へっ?って…どうしたのその顔?巨大な紅葉で叩かれたの?」

一夏「気にするな」ヒリヒリモミジ

鈴「5人集まったから次はバントしましょ!シャルルはキャッチャーやって!」

シャル(暇なのかな…)




ラウラ「教官っ!わたし達の所へ帰ってきてくださいっ!このような所に居ては教官の力を無駄にするだけですっ!」

千冬「うぬぼれるな小娘…いつからそんなに偉くなったのだ?お前ごときがわたしを推し量れるとでも思っているのかっ!」

ラウラ「そ、そんなんつもりやないですけど…」

千冬(あれ?こいつ関西弁だっけ?)

・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・



クラリッサ「…や、やっとついた…」ボロボロ

黒ウサギ「な、長かったですねっ」ジワァ

クラリッサ「な、泣くなっ!隊長に見られたら情けないだろうっ」ポロポロ

黒ウサギ「副隊長もう泣いてるじゃないですかっ」ウルウル

クラリッサ「だって…ドイツを出てはや3ヶ月…やっとの思いでIS学園についたんだよ…泣いたっていいじゃないっ!」ドバァァァァァァ

黒ウサギ「言ってることがめちゃくちゃですよぅっ」ドバァァァァァァ


バントレンシュウヨー

グワラキィィィン!

ナ、ナニフルスイングシテルノヨ!

メンゴ

モウイチカー



ア、アブナーイ!!

ピュゥゥゥゥゥゥウウウウ 

クラリッサ「へっ?」

ゴォォォォォォォン!!!

黒ウサギ「ふ、副隊長ーーーーッ!」



一夏「すんませーん!大丈夫ですかー?」タッタカタッ

黒ウサギ「こ、この人殺しっ!」

一夏「なにをアホなこと…わしが人なんか殺すわけないやろ!」

クラリッサ「」チーン

一夏「ほんまやっ!」

セシリア「一夏さーん!ボールは見つかりましたのー?」タッタカタッ

シャル「こっちのほうに飛んでったよー」タッタカタッ

黒ウサギ「うわーーーーんっ!副隊長ーーーーッ!」ドバァァァァァァァァ

セシリア「な、なんの騒ぎですのっこれはっ!」

シャル「も、もしかして…」

クラリッサ「」チーン

黒ウサギ「お、お前らが副隊長を殺したんだーーーっ!」ドバァァァァァァァァ

一夏「ドッバドバ泣いとる…こりゃ手がつけられんで」

シャル「そ、それよりもこの人を医務室に運ばないとっ!」

セシリア「」チョンチョン

シャル「?」

セシリア「こちらに立ってくださいまし」ススス


シャル「」フランス

黒ウサギ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!」ドバァァァァァァァァ

セシリア「これが本当のドーバ海峡ですわっ!」イギリスッ!


シャル「うっわ…」ドンビキ

一夏「ぎゃははははっ!五臓六腑に染み渡るでっ!」

セシリア「うっわ…」ドンビキ

一夏「(・_・)」

シャル「とにかくっ!はやく医者に見せないとっ!」スッ

黒ウサギ「さわらんといてっ!」バシィ

シャル「な、なにするのっ!」ヒリヒリ

黒ウサギ「どこの馬の骨かわからんようなやつに!うちらの副隊長をさわらせるわけに行かへんでっ!」ガルルルル

シャル「でも生命の危険が」

黒ウサギ「…あんたどこのファンや?」

シャル「えっ?」

黒ウサギ「どこのファンやって聞いたら野球に決まってるやろっ!さっさと答えーやッ!」

シャル「や、野球って…」

シャル(全然興味がない)

シャル「えーっと……レッドブル?」

黒ウサギ「話にならんわっ!消えうせろっ!」

シャル「ひどいっ」

セシリア「いや、今のはシャルルさんが悪いですわ」

セシリア「日本の文献で読みましたの…関西弁をつかさどるものにはとにかく”はんしん”といっておけば9割がたうまくいくと…」ヒソヒソ

シャル「そ、そうなの?」

セシリア「コホン…えーわたくしはんしんそのかたを医務室へとつれていきたいのですが?」

黒ウサギ「…なんやお前」

セシリア「まぁはんしん半疑なのはんしんわかります。ですがではんしんあなたはんしんその方を治療できるとはんしんおもってはんしんいないはんしんずですわ」

セシリア「ここはんしんわたくしを信じてはんしんくださらないかしら?IS学園はんしん最高の医療を提供してくれてますのよ?」

黒ウサギ「なにゆっとねんこいつ…頭おかしいんとちゃうか?」

セシリア「あ、頭がおかしいですってッ!!!」

セシリア「キィィィィィィィィィッィィィィィ!!!!」

シャル「ど、どうどう」

悪い癖がでてもうた…

書きなおすんやで…

ラウラが一夏をどついた後から


一夏は思春期特有の一回につき富士登山往復クラスの性エネルギーを抑えきれずラウラの写真を使い2ヶ月かけて動くアイコラを作成した!

しかしあろうことかラウラ本人にそれがバレてしまい15歳の乙女の恥じらいビンタ(瞬間速度マッハ2.4)をおもくそ顔面に食らってしまう!

しかし!それでも!一夏は思春期だ!


一夏「いてて…虫歯とれちったよ」ヒリヒリ

ラウラ「貴様がバカなことをするからだっ!」プンプン

一夏「そんな怒んなくてもさぁ…」

シャル「あっ!一夏ぁ…とラウラさん?」

ラウラ「他人行儀なやつだな、同い年だ、ラウラでいい」

シャル「じゃあぼくもシャルルでいいよ!」

ラウラ「よろしくな」

シャル「よろしく~」

一夏「で?どしたの?」

シャル「そうそう!一夏とラウラが無断欠席したから織斑先生がめっちゃ怒ってたよ!はやく職員室に来いだって!」

一夏「おれ用事思い出した」

ラウラ「わ、わたしも…」

千冬「わたしの呼び出しより重要な用事とはなんだ?」

ラウラ「きょ、教官っ!」ビシィ

一夏「えーっと…歯磨き?」

千冬「磨く必要をなくしてやろうか?」ガッ メキメキメキ

一夏「」プラーン

ラウラ「ヒッ!」

千冬「とりあえずお前ら二人職員室へ来い…ちょうど石抱にいい岩が手に入ったところだ」

ラウラ「い、いやっ!あ、あれだけは堪忍してくださいっ!」ガクガクガク

一夏「石抱くらいで情けない奴だなっ!おれなんか幼少期に二階から箒の家へ野茂ピッチングでガラスストラックアウトしてたら箒が顔面にボールがクレヨンしんちゃんした時の24時間落としてはいけない焼き石(30キロ)の刑に比べたらいまさら石抱くらいなんのそのっ!」

千冬「お前のは特別に富士火口からの産地直送1000℃の溶岩だ。よかったな」

一夏「あわわわわ」ガクガクブルブル

シャル(一夏のバイタリティの強さって千冬さんから来てたのか…)

箒「」テクテクテク

ギャアアアアアアアアアッ!!!

箒「っ!?」ビクン!



一夏「助けてくれーーーーッ!」ジュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!

ラウラ「っ!」ガクガクガク

一夏「アッッチィィィィィィィィィィ!!!」ブスブスブス

ラウラ「…ップ!…に、肉のこげる臭いが…こ、こんなの見ているだけで拷問だ…」ブルブル

一夏「やめてくれーーーーーッ!あっ、馴れた」

ラウラ「そんなバナナッ!」

千冬「じゃあ次はラウラだ」

ラウラ「ゆ、許してくださいっ!なんでもしますからっ!」ドゲザ

一夏「ラウラもやってみればいいよ。はじめは熱いけどしばらくすればお灸みたく気持ちよくなるから♪」ペラペラ

ラウラ「よ、溶岩を抱えながらラジオを聴きジャンプをよんでいるだぁーーーっ!」

千冬「あいつは化け物だからお前には普通の罰をあたえる」つ紙

千冬「とりあえず反省文10枚提出だ」

ラウラ「よかった…」

一夏「反省文10枚だと……お、鬼か千冬姉はっ!ラウラがなにをしたっていうんだ!」

千冬「あいつは頭がおかしいから気にするな」

ラウラ「わかりました」



箒「い、一夏だ…」コソコソ


一夏「~♪~♪」ペラペラ


箒「あ、あの状態で今度はゴルゴ13を読み始めた」

箒「……かっこいい///」ポッ

~5時間後

一夏「zzz」グゥグゥ


箒「」コソコソ


一夏「んがぁ…んごぉ…」プクー


箒「///」

箒「一夏かわいい///」


一夏「がぁがぁ…」プヒー


箒「……」

箒「…ちょ、ちょっとくらいなら触ってもいいかも…」ソロー


一夏「んがごぁ…んげぐらぁ…」グゥグゥ


箒「…」チョンチョン


一夏「なにごとじゃあッ!」ガバァ!!!

箒「ヒッ!」ビクッ

一夏「…ん?箒じゃん。おはよう」

箒「……な、なにがおはようだっ!き、気安く話しかけるなっ!」ツンッ!

一夏「ふぁ?」ネボケ

箒「お、お前がわたしにしたことを忘れたとはいわせないぞっ!」

一夏「あー……俺なんかしたっけか?」

箒「わ、忘れたのかっ!」ガーン

一夏「う~ん…ごめん、今寝起きだから頭働かないや」ボー

箒「き、貴様…」ブルブルブル

箒「思えば初めて出会ったころからそうだった…」

一夏「えっ?回想始まんの?」

~出会い

束「おじゃましまーす」

一夏(5才くらい)「束姉じゃん!金くれっ!金っ!」

束「も~いっくんはしょうがないなぁ~」つ1万円

千冬「やめろっ!」バシッ!

束「ありゃ?ちーちゃん…」

千冬「お前はどうしてそう一夏に甘いんだっ!」

束「だっていっくんかわいいから…」

一夏「かわいいは正義っ!」エヘンッ!

千冬「お前が甘やかすからこいつはどんどんおかしな方へ成長していくんだっ!」

束「あーそれは育児放棄だよ~、育ててるのはちーちゃんじゃん!」

一夏「実は一夏は束姉からお金をせびっていると見せかけて家庭の足しにし、なんとか姉の負担を軽減するために幼いながらも姉思いな心優しい子供であった」

千冬「なに語りに入ってるんだお前はっ!お前の部屋の大量のエロ本はどう説明する気だっ!」

一夏「ちょっと!勝手に部屋にはいらないでよっ!プライバシーの侵害だよっ!」プンプン

千冬「そうおもうならもっと5才児らしくふるまえっ!どうやって買ったんだ貴様っ!」

束「まぁまぁそのくらいにしてさっ!今日はいっくんに紹介したい人がいるんだ~」

一夏「えっ?巨乳!?」

千冬「頭痛い…」ハァ

束「まぁ将来そうなるかもね~!というのも紹介するってのはわたしの実の妹の箒ちゃんだよ!」

束「ほらっ!扉に隠れてないで出ておいで~」

箒(5才くらい)「………」コソコソ

一夏「なんだガキじゃないか」

千冬「お前もガキだろ」

箒「こ、こんにちは…///」コソ

千冬「礼儀正しい子だな…一夏とは大違いだ」

一夏「こ、こんにちは…///」コソ

千冬「小憎たらしい」

束「かわいいよ~っ!!!」

一夏「金くれっ!金っ!」

束「いいよ~」つ10万円

千冬「やめろバカどもがっ!!!」バシィ

箒「…」グッ

千冬「お前がアホすぎるから箒ちゃんがおびえてしまったではないか」

一夏「女尊男卑の社会に男が生きていくには難しい…まさかこんないわれのない風評被害に苦しむはめになるとは…」

千冬「一般論だっ!つーかどこでそんな言葉を覚えたんだっ!」

※このときにはもう束がIS開発して金持ち、千冬が優勝して金持ち

束「箒ちゃんもいつまでもわたしの後ろに隠れてるといっくんに嫌われちゃうよ?」

一夏「お前!」

箒「っ!?」ビクッ

一夏「遊んでやるから外行こうぜっ!こんな湿気た所とはもうおさらばだっ!」ガシ

千冬「なんだとこの野郎ッ!」ガバ

束「まぁまぁ、遅くなる前に帰ってくるんだよ~、ってもういっちゃった」



~繁華街

ガヤガヤガヤ

一夏「」タッタッタ

箒「あ、あの…」

一夏「……よし、この辺でいいか」

一夏「はいこれお前の分だ」つ5千円

箒「なにこのお金?」

一夏「束姉からさっきこっそりもらった金だ。まぁそう遠慮するな。世の中金と少しの知恵さえあればとりあえず渡っていけるんだ。貰えるものはとりあえず貰っておけ」ゴソゴソ

一夏「じゃあ俺行くから、19:00ここ集合な」スタスタスタ

箒「ま、まってっ!」ガシ

一夏「ん?お前は風俗に入れないと思うぞ?」

箒「こ、こんな所に一人で置いてかれたら迷子になっちゃうっ!」

一夏「あっはっはっおもしろいジョークですね!じゃあ」スタスタ

箒「~~~~っ」ガシィィィ

一夏「オジャーマンスープレックスホールド!」

ゴンッ!

箒「」ピヨピヨピヨ

一夏「悪いな…お前は連れていけないんだ……イクのは…俺一人でいい…」スタスタスタ

箒「ぅ……ぅぅ」パチ

ガヤガヤガヤ

箒「!?」

箒「ね、ねえちゃんっ!」キョロキョロ

ガヤガヤ

ファッ ファーーッ! 

オドレコラァ!ノカンカイワレェ!!

ガヤガヤガヤ

箒「し、知らない人がいっぱい……ね、ねぇちゃぁぁぁんっ!」

ガヤガヤガヤ

箒「ぅぅぅ……ヒッグ…ねぇちゃん…」グス

おっさん「どうしたんだいお嬢ちゃん?」ニタニタ

箒「!!」ビクッ

おっさん「大丈夫だよ。おじさん恐くないから。もしかして…迷子かい?」ニヤァァァ!



束「もし変な人から声をかけられても絶対についっていっちゃダメだよ!箒ちゃんかわいいからおよそ1000万程度で外国に売られちゃうから」



箒「っ」ダッ!

おっさん「あっこらっ!待ちなさいっ!」ガィ

箒「は、はなしてっ!」ジタバタジタバタ

おっさん「大丈夫だよ…恐くないからねぇぇ」ジュルリ

箒「ヒッ!」ビクッ

「なにしてんだよおっさんっ!」

おっさん「だ、誰だっ!」

お姉さん「幼女誘拐でもしようってのかっ!今警察を呼んだからとっとと立ち去れ!クズがっ!」

おっさん「警察……だと……クックックッ、警察を呼ぶってことは…あなた…警察を呼ばれるかもしれないという危険を…覚悟している人ですよね…」ゴゴゴゴゴゴ

お姉さん「こいつ…ただの変態かと思ったら…スゴ味があるッ!…この女尊男卑の世界に生きぬく自信がッ!まるで10年間の国際手配生活の中でもオープンテラスでハーブティを啜りながらタイムズスクエアー読み耽る優雅な午後のティータイムをかかさないように…幼女を連れ去るということへの恐怖心がまったく無いッ!」

お姉さん「…楽な仕事だと思ったが…こりゃあわたしも”覚悟”を決めなきゃあなぁ…」ゴゴゴゴゴゴ

箒「ヒッ!ヒッ!ヒッ!」ガタガタガタ

おっさん「クックックッ!」ゴゴゴゴゴゴ

お姉さん「………」ゴゴゴゴゴゴ

ガヤガヤガヤ

お姉さん「あっ!あれはなんだっ!」バッ

おっさん「えっ?どれどれ?」キョロキョロ

お姉さん「もらったああああっ!」セイケンヅキッ!

キーーーーン!タマ

おっさん「おっ……ぐぅぅぅぅぅ」バタッ

お姉さん「心源流奥義、余所見獄殺禁魂正拳ッ!!」



人が急所を打たれたとき、二つの表情を見せる

そしてその一瞬の表情で心の裡が決まる

”やられたッ””ゆるしてくれッ”―――と思うのか

”やりやがったッ””ゆるさんッ”―――と思うのか

倒れこむほんの数瞬の表情

心の裡に残された闘争心の残量はその表情にこそ立ち表れる


お姉さん「やろう……いい貌で倒れやがった」

お姉さん「わたしはどうやら……変態の芯を噛んじまったな」

おっさん「~~~~~ッ!!!!!」ガルルルルル

箒「~~~っ」ガタガタガタガタ

お姉さん「まずいッ!やつが立ち上がる前に逃げるぞっ!くるんだっ!」ガシ

箒「ヒグッ」グイ

タッタッタッタッ



警察官「あれ?巡査長?なにしてるんですか?」

おっさん「よ、幼女が誘拐された…」ガクガクガク

警察官「どうせまた巡査長が誘拐犯に間違われたんでしょ?飯前はダメだってあれほど言ったのに」

警察官「ニヤケ面で腹が減るとすぐよだれが垂れて来るような人を見れば誰が見たってあやしい奴ですよ」

おっさん「女尊男卑の社会に男が生きていくには難しい…まさかこんないわれのない風評被害に苦しむはめになるとは…」

警察官「いや、一般論ですから」

お姉さん「はぁはぁはぁ」タッタッタッ

箒「ど、どこまでいくの?」タッタッタ

お姉さん「……よし、ここまでくれば」

箒「?」

~廃工場跡

お姉さん「言ってなかったがわたしはレズだ」ジュルルルルル

箒「れずってなに?」

お姉さん「レズとはあなたみたいなかわいい子を誘拐して体中に悪戯をするのが生きがいなダメな大人のことだよ」

箒「お姉さんはダメな大人なの?」

お姉さん「正解」ピンポーン

ビリビリビリ

箒「やっ!な、なにするのお姉さんっ!」

お姉さん「トリックオアトリートッ♪(強制)」ビリビリビリ

箒「やだっ!やめてっ!」

箒「ね、ねぇちゃんぅ!」ウワァァァン

お姉さん「時間はたっぷりアルカイダ」


~その頃

男「だから子供はダメだって言ってるだろっ!」

一夏「金は払いますよ」

男「うちの店がつぶれちまうよっ!いいからあっち行け!」

一夏「んだよ…どいつもこいつも」ブツブツブツ

テクテクテク

一夏「ん?あれは…箒と…比較的綺麗なお姉さん…」

一夏「走ってどこ行く気だろう…ついていってみるか」





ワタシハレズダ!

ビリビリビリ


一夏「うひょー、すげーな」

箒「ねぇちゃん…」グスグス

お姉さん「ぐへへ…ロリは最高だぜ」

一夏「………」

一夏「なんだか笑えないぜ…」



箒「ぅぅぅ」

お姉さん「さてと…そろそろ…」ヌギ

一夏「」チョンチョン

お姉さん「ん?なんだチミは?」

一夏「お姉さんこいつをどう思う?」パラパラ

お姉さん「スゴク…TFTです///」

一夏「あっ、あれはなんだ!?」

お姉さん「えっ?どれどれ?」キョロキョロ

一夏「くらえっ!」ズボォ

お姉さん「んほぉ!」


一夏「おいっ!逃げるぞっ!」

箒「…」グス

タッタッタッタッ

お姉さん「ま、まちやが…くそ…火薬を大量に突っ込みやがって…殺してやる糞ガキがっ!」フラフラ



箒「ねぇちゃん…」グス

一夏「くそ…もう回復しやがった…銅線引いて人間爆弾にしてやりゃよかったぜ」





めんどくさくなったので爆発

~中略

~回想終わり

箒(あのときの一夏…かっこよかったなぁ///)

一夏「zzz」

箒「寝てる…」

箒「……///」



~朝

チュン

一夏「…ん?たしか俺溶岩を抱えて寝てたはずじゃ」

箒「スゥスゥ」zzz

一夏「いつのまにか箒が俺のところで寝てる…つまり…」

一夏「やっちまったなぁっ!」ナァニィ!?

箒「…ん」

一夏「ほ、箒…おれ…」

箒「……///」

一夏「この表情は…「昨日はすごかったね。初めてだって言ってたのにあんなに激しく…」という初夜を迎えた女特有の表情…」

箒「ハッ!な、なにしてるんだお前はっ!」

一夏「……責任は取るよ」

箒「へっ?」


こうして一夏と箒は結婚し、鈴はアイフォンが爆発して死んだ

~FIN


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