まどか「戦いは男の仕事、ってね」(842)


――まどかの部屋



QB「……というわけで、君はすごい才能を持ってるんだよ」

まどか「うーん……実感わかないなあ」

QB「まあ、僕の方はいつでも準備は出来てるからね」

QB「ゆっくり願い事を考えるといいさ」

まどか「うん、わかった」

まどか「……あ、キュゥべえ? ちょっと質問しても良い?」

QB「なんだい? 何でも聞いていいよ」


まどか「あのさ、キュゥべえって男の人とは契約できないの?」


QB「え?……まあ、出来なくはないけど」

QB「どうしてそんなことを聞くんだい?」

まどか「いや、だって……魔女ってすごく強いし、怖いし」

まどか「私みたいなのより、男の人の方が上手く戦えるんじゃないのかな、って」

QB「……そうだね、君の言うことも一理ある」

QB「けど、魔女と魔法少女の戦いは、魔法が主となるからね」

QB「物理的な強さはそこまで重要じゃないのさ」

QB「それよりかは、才能の方がはるかに大事だね」

まどか「なるほど……あ、でも、すっごい才能を持った男の人が居たらどうするの?」


QB「残念だけど、そういう人はほとんど居ないんだ」

QB「……それに男性はね、契約しても魔法少女にはなれないんだ」

まどか「そうなの? ……ああ、魔法少年になっちゃうもんね」

QB「魔法少年、という言い方はあまり適切では無いけど……まあいいか」

QB「まあ端的に言えば、魔法少女とは全く別物になってしまうんだね」

まどか「へえ……どんな風になるの?」


QB「うーん……まず、女性と男性では、魔力の質が全然違うんだ」

QB「場合によっては、女性の力よりもはるかに強力だったりするよ」

まどか「そうなの!? 強いこともあるんだ……」

QB「……まあ、デメリットもあるからね、あまり男性との契約はしないなあ」

まどか「そっか……」

QB「そんなことより、今日はもう寝たほうがいいんじゃないのかい?」

まどか「あ、もうこんな時間……そうだね、もう寝ようか」

まどか「一緒に寝る?」

QB「いや、遠慮しておくよ……悪夢を見ている時の君は、僕を潰しかねない」

まどか「えー? ひどいなあ」

QB「さあさあ、電気を消すよ」

まどか「はーい……おやすみ」

QB「おやすみなさい」


…パチン

>>7
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」


………………………


――翌日、放課後 病院の駐輪場


マミ「……ここね」パアアア…


ブオン…


マミ「キュゥべえ、状況は?」

QB『まだ大丈夫、すぐに孵化する様子は無いよ』

まどか『さやかちゃん、大丈夫?』

さやか『平気平気、退屈で居眠りしちゃいそう』

QB『むしろ、迂闊に大きな魔力を使って卵を刺激する方がまずい』

QB『急がなくていいから、なるべく静かに来てくれるかい?』

マミ『わかったわ』


ブオン…


…………………………


――お菓子の魔女の結界



マミ「無茶しすぎ……って怒りたい所だけど、今回に限っては冴えた手だったわ」

マミ「これなら魔女を取り逃がす心配も……っ!」

まどか「え?……あっ!」

ほむら「…………」

マミ「……言ったはずよね? 二度と会いたくないって」


ほむら「今回の獲物は私が狩る」

マミ「そうもいかないわ、美樹さんとキュゥべえを迎えに行かないと」

ほむら「その二人の安全は保証するわ」

マミ「……信用すると思って?」

ほむら「……っ!」バッ!


ヒュオオオ…!


ほむら「……はっ!」シュンッ!

マミ「っ!?」

まどか「消え、た……?」

マミ「……取り逃がしちゃったか」

マミ「後で邪魔してこないといいけど……」

マミ「まあ、とりあえず今は先を急ぎましょう」

まどか「は、はい……」


……………………………

――クッキーの陰


ほむら「……ふう、危なかった」

ほむら(なんとか変身が間に合ったから良いけど……)

ほむら(まったく、困ったものね)

ほむら(……今回の魔女は、油断していればあの人でもやられるほどなのに)

ほむら「…………」

ほむら「でも、こうなったからには……」


ほむら「……少し利用させてもらうわよ、巴マミ」



…………………………

――通路


マミ「体が軽い……」

マミ「……こんな幸せな気持ちで戦うなんて初めて」

マミ「もう何も怖くない!」


マミ「……私、一人ぼっちじゃないもの!」


――お菓子の魔女の間


マミ「おまたせ!」

さやか「ああ、間に合った……」

QB「気をつけて! 出てくるよ!」

まどか「……!」


ブワッ! …ポムン


シャルロッテ「キュルウウ…」


バキッ!


マミ「せっかくのところ悪いけど……」


マミ「……一気に決めさせて!」


マミ「もらうわよ!」バンッ!バンッ!


シュルルルルル…


さやか「いやったあ!」

まどか「あ……!」

マミ「ふふっ……」シュルルルル ジャキン!



マミ「ティロ・フィナーレ!!」ドオンッ!



――――ズルッ



マミ「……え?」



カチッ!


―――――――――


まどか「……あれ?」

まどか「何これ……皆、止まってる?」キョロキョロ

ほむら「……私が止めてるのよ」

まどか「ほむらちゃん!? どうして……」

ほむら「これが私の力だから……離れないで、あなたの時間まで止まってしまう」

まどか「う、うん……」


まどか「でも、どうして私だけ……?」

ほむら「……あなたに、あれを見せたかったから」

まどか「あれ、って……っ!!」


シャルロッテ「」

マミ「」


まどか「あっ……! マミさんが、食べられちゃう!!」ダッ

ほむら「落ち着いて!」ガシッ

ほむら「時間が止まっている間になんとかすれば、巴マミは十分助かるわ」

まどか「あ、そ、そっか……」スッ


まどか「じゃあ、早く助けてあげて!」

ほむら「…………」

まどか「……ほむらちゃん?」

ほむら「さっき、あのリボンに私が捕らえられていたら……」

ほむら「……どうなってたと思う?」

まどか「あ、それは……」

ほむら「…………」

ほむら「よく見ていなさい、まどか」


ほむら「魔法少女として戦うということが、どういうことなのか!」


カチッ!


――――――――


まどか「……え? ああっ!!」


シャルロッテ「…………」ズオオオオ…

マミ「あ……」


まどか「……いやあああああ!!」



カチッ!


――――――――


まどか「あ……うう……」ガタガタ

ほむら「……安心しなさい、ちゃんと食べられる前に止めたわ」


シャルロッテ「」

マミ「」


まどか「は……はあああ……」ヘタッ

まどか「良かっ、たあ……」

ほむら「ゲームしましょうか?」

まどか「え……?」


ほむら「巴マミが死ぬまで、何回時間を止められるか……賭けようって言ってるの」


まどか「ふっ……ふざけないで!」ガッ

ほむら「……ふざけてるのはあなたよ!!」

まどか「っ!!」


ほむら「……魔法少女っていうのは、そんなつまらないお遊びでも死ぬのよ?」

ほむら「どんなに強かろうが、才能があろうが……簡単に死ぬ」

まどか「……!!」

ほむら「契約するのは簡単よね? ケーキを出して、っていう願いでも契約できるわ」

まどか「あ……」

ほむら「……この道はね、入るのも迷うのも力尽きるのも、とても簡単なの」


ほむら「でも、出ることだけは……出来ない」


まどか「……っ」

ほむら「……わかった? あなたが憧れてた魔法少女がどういうものなのか」

まどか「……うん、わかった」


ほむら「……なら、二度と魔法少女になろうなんて思わないことね」

まどか「…………」

ほむら「戦いは……あなたの仕事じゃないわ」スクッ

まどか「……っ!」


ガシッ!



ほむら「……? まどか?」

まどか「……ちょっと待ってよ」


ほむら「何? まだ何か言いたいことがあるの?」

まどか「あるよ!……だって」


まどか「どうしてほむらちゃんが……戦わなきゃいけないの!?」


ほむら「え……」

まどか「ほむらちゃんだって私と同じでしょ!? ただの中学生でしょ!!」

まどか「……なのに、なんで戦わなくちゃいけないの?」

まどか「どうしてそんなに平気な顔してるの!?」

ほむら「それは……」

まどか「さっきから私のことばっかりで、自分のことは何も言わないじゃない」


まどか「……ほむらちゃんだって、辛いんでしょ?」


ほむら「……っ!」


ほむら「……でも、じゃあどうしろっていうの!?」

ほむら「魔女を放っておけば、人が死ぬのよ! それに私達だって……」

ほむら「……魔女を倒して、ソウルジェムを浄化しなければ大変なことになる」

ほむら「嫌だからって、辛いからって立ち止まれないの!!」


ほむら「戦い続けるしか無いのっ!!」


まどか「……そんなのおかしいよ」

ほむら「じゃあどうするっていうの?」

ほむら「このまま、巴マミが食べられるのを黙って見てるの!?」ビッ

まどか「……ううん、それは絶対嫌」

ほむら「それならっ……」


まどか「だから……私が守る」


ほむら「……え?」


まどか「…………」

ほむら「一体何を……」

まどか「……ちょっとごめんねっ!」ドカッ

ほむら「え? わ、きゃあっ!」グラッ… ドサッ


QB「……あれっ? これは一体……」


ほむら「あ、まずい……」

まどか「やっぱり、触ってれば動けるんだね!」

ほむら「まどか!? ……まさか!」

QB「えーっと……ほむら? 周りが止まっているけど、これは君の」

まどか「キュゥべえ! そんなことより、私と今すぐ契約して!」

ほむら「っ!?」


QB「え? ま、まあ……いいけど」

ほむら「くっ……! させるか!!」ジャキッ

まどか「邪魔しないで!!」ガシッ!

ほむら「っ!! ……まどか!」

QB「えーっと、早めにすませた方がよさそうだねこれは」

QB「願い事はなんだい? まどか」

まどか「キュゥべえ、私を……」

ほむら「まどかっ! お願いだからやめてえっ!」バタバタ

QB「……私を?」



まどか「……私を、男にして! キュゥべえ!」



QB「……なっ! その願いは……!!」



………カッ!!!



ゴッ!!


ほむら「……きゃああっ!!」ゴロゴロ…


ドサッ


ほむら「う、うう……突風……?」

ほむら「……あっ!!」

ほむら「まずい、時間停止が解けてる……! このままじゃ魔女が!」タッ



ドゴオオッ!!!



ほむら「!?……今の音は?」ビリビリ…



マミ「……え?」

マミ「あれ……私、生きてる?」


まどか「……大丈夫ですか、マミさん」


マミ「あ、鹿目……さ、ん?」

マミ「その格好は……契約したの?」

まどか「あー、なんだ、あんまり可愛くない服でしたね」パンパン

まどか「……ってあたりまえか」

ほむら「まどか! 今のは……」タッタッタッ

まどか「ああほむらちゃん、ちょうど良かった」シュルッ…

まどか「このリボン、預かってて」ヒョイッ

ほむら「え……? まさか、あなた……」



まどか「リボンなんて、『僕』がつけてるのも……変だしね」


ほむら「そんな……」

マミ「え?え?何があったの?」アタフタ

まどか「えっと、これは……」


ガラッ…


QB「あーあ、やっちゃった……」フラフラ

マミ「あ、キュゥべえ! ねえ、何があったの?」

QB「……まどかは、彼風に言うなら『魔法少年』になったのさ」

マミ「魔法少年……?」

まどか「まあ、そういうことです」

まどか「……さてと、あとの説明は任せたよ、キュゥべえ」

QB「え?」

まどか「あれ……まだ、生きてるみたいだからさ」


シャルロッテ「……オオオ……」ズルッ… ズルッ…


ほむら「……うっ!」

マミ「うわ……」ゾクッ

QB「……顔の側面に穴が空いてるね」

QB「ま、まどかの才能を考えれば、原型を留めてるだけでも驚きだけど」


シャルロッテ「アアア……イ……タ……」


まどか「……じゃあ、そういうことだから」

まどか「ちょっと、止めさしてくるね」スタスタ

ほむら「でも、まどか!」

まどか「大丈夫……僕は絶対負けないから、安心して」

まどか「……それに」



まどか「戦いは男の仕事、ってね!!」ゴッ!!




シャルロッテ「ア……ア……」ズルズル

まどか「……逃げられない、よっ!!」ドガッ!!


グシャッ…!


シャルロッテ「――――!!!」


マミ「す、すごい……どんな魔法の使い方をすれば、あんな……」

QB「……彼は魔法なんて使ってないよ」

QB「いや、使えない、というべきかな」

ほむら「え? そんな……じゃあ、どうやってあの状況から魔女を攻撃したというの?」

QB「別に? ただ走って殴った、それだけさ」

ほむら「それだけって……」


QB「……そもそも、男性と女性とじゃ魔力の質がまるで違うんだ」

QB「女性が持つのは曲線的、柔軟で個性的な力」

QB「対して男性が持つのは、直線的な力……シンプルで強力な、純粋な破壊の力さ」

マミ「身体能力の向上……ってこと?」

QB「そう……魔法少年はソウルジェムを持たず、魔法の類が一切使えない」

QB「そのかわり、自分が持てる魔力の全てを、物理的なエネルギーに当てることができる」

QB「まどかほどの才能なら、その力は……君たちなんて比べ物にならないだろう」


ほむら「……ちょっと待って」

QB「? なんだい?」

ほむら「今、ソウルジェムが無い……と言ったわね?」

QB「ああ、そうだよ」

QB「君も見てただろう? 本来ならソウルジェムになるはずの光が再吸収されるのを」

QB「今は彼の血液の一部となって、全身を廻っているよ」

ほむら「じゃ、じゃあ……グリーフシードは、どうやって……」

QB「君はそんなことも知っているのかい? ……まあいいか」


QB「そうだよ、魔法少年は魔女にはならない……なんだか変な言い方だけどね」


ほむら「……!!」

マミ「………?」


ほむら(なら……もう、良いの?)

ほむら(これで全部、上手くいく……?)



シャルロッテ「――! ――!」ズルズル

まどか「あー……ごめんね、思ったより時間かけちゃって」

まどか「けんかなんてしたこと無かったから……」

まどか「……殴り方、わからなくって」

シャルロッテ「――!――!」ガタガタ…

まどか「でも大丈夫、もうだいたいコツは掴んだから」コキッコキッ

まどか「怖がらなくたって良いよ?」



まどか「もう痛くないように……次の一撃で粉々にしてあげるから」グッ…



シャルロッテ「―――――!!!」


…………………………


――まどかの部屋



チュン… チュチュン… キバヲムク



まどか「……ふあ?」パチッ

まどか「また、夢オチ……?」ムクッ ポリポリ


QB「……なわけない、だろう……」

まどか「わっ! き、キュゥべえ?」

まどか「……なんか、細くない?」

QB「君が……細くしたんじゃないかあ……」

まどか「え? あ……もしかして、また抱きしめて寝ちゃった?」

QB「わけが……わからな……ぎゅっ」ドテッ

まどか「キュゥべえ? キュゥべえーっ!」ユサユサ


――洗面台



まどか「…………」シャカシャカ

詢子「…………」シャカシャカ

QB「」ブクブク…

まどか(……水を吸って元に戻るって……そんな乾燥わかめみたいな)

まどか(本当に生き物なのかなあれ?)ジーッ

詢子「……まどか? 何見てるの?」

まどか「えっ? いや、なんでも無いよ……」シャカシャカ


詢子「ふう……最近、学校はどう?」

まどか「あー、またラブレターもらったよ……今月になってもう二通目」

詢子「ふん……直に告る勇気が無い女なんて駄目だ」

まどか「気持ちは嬉しいけどねー」

詢子「変な女に騙されんなよー?」

まどか「大丈夫だって……」


まどか・詢子「「がらららら……ぺっ」」


詢子「和子はどう?」

まどか「……うーん」

詢子「? どした?」

まどか「なんか最近、視線が粘っこいっていうか……」

詢子「……そろそろ言って聞かせないと駄目みたいだな」

まどか「あはは……暴力はダメだよ?」


ザプッ


QB『ぎゅっぷい……あー、死ぬかと思ったよ』トテトテ

まどか『……本当に、僕が男だってことになってるんだね』

QB『まあね……魔法少女に関する知識が無い者は、全員記憶が書き換えられてるみたいだ』

QB『君の願いが曖昧すぎてね……体だけの性転換にとどまらなかったわけだ』

まどか『ラッキーだったけど、ちょっと寂しいな……』


QB『仕方ないだろう? それも含めて、君が決めたことだ』

まどか『……別に、後悔してるわけじゃないよ』

QB『ならいいけどね……こちらも結構損したわけだし』

まどか「……?」

詢子「……まどか? だからさっきから何を見つめてるんだ……」

まどか「え? いや、何でもないって! あはは……」

詢子「……もしかして、教師に乱暴されて心に傷がっ……!」

まどか「だから何でもないってば!」

まどか「まどマギのSS書いてる人、読んでる人集まれ!」
まどか「皆、どんなSSが読みたいの?」
QB「魔法少女はボクの肉家畜」
QB「魔法少女は産む機械」
マミ「あなた誰なの?」

で誰かスレ建てて下さい…


詢子「あっははは! 冗談だって」

まどか「もう……」

詢子「……っと、あれ? こんなリボンあったっけ?」スッ

まどか「あっ!」

まどか『昨日僕が付けてたやつだ……』

QB『……わざわざ洗って戻したのかい?』

まどか『……つい』

詢子「……もしかしてまどかの?」

まどか「そっ、そんなわけないでしょ!?」

詢子「そりゃそうだ」

詢子「……でも、意外と似合うかも?」

まどか「……はあっ?」

詢子「いやー、パパに似て優男に育ったし……背も低いし」ポンポン

まどか「や、やめてよ気にしてるんだから」

詢子「はは、ごめんごめん」


まどか「……はあ」

詢子「そう落ち込むなって、モテモテじゃんか」

まどか「あんまり嬉しくないなー」

詢子「……クラスメイトが聞いたら発狂するよ?」

まどか「だってさ、みんな僕のことかわいいかわいいって……」

まどか(……女だった時にはあんまり言われなかったのに)


まどか「僕、そんなに頼りないかな?」


詢子「……ほう」

まどか「……え? 何?」

詢子「まどか……さては、好きな子が出来たな?」

まどか「なっ……!」


まどか「ち、違うよ! そんなんじゃないって!」ワタワタ

詢子「いやいや、あんたみたいな男が急に頼られたがってる時はね」

詢子「だいたい、頼られたい娘が居る時なんだよー」

まどか「……それって、実体験?」

詢子「……まあな」

まどか「…………」

詢子「血は争えないねー」

まどか「違うもん! 絶対そんなんじゃないから!」

詢子「どうだか? 最近転校してきた娘が随分可愛いらしいけど、まさかその娘が……」

まどか「あーもう! 先行ってるからね!」スタスタ

QB『あ……待ってよまどか』トテトテ



詢子「……ふふ、わかりやすいねえ」



………………………………



――数日前 お菓子の魔女の結界があった場所、病院の駐輪場



まどか「……というわけで、これから僕も戦うから! よろしくね!」


ほむら「…………」

QB「…………」

マミ「…………」

さやか「え、えーっと……」ポリポリ

さやか(……な、なんか急に目の前が光ったと思ったら、吹き飛ばされて)

さやか(目の前が真っ暗になって……まあ気絶してたんだろうけどさ)

さやか(起きたら、なんか……すごいことになってるんだけど……)


さやか(えっと、まどかが男の子になって、魔法少年?になって、すごく強くて……?)

さやか(やばい、完全についていけてないー!)


まどか「だ、だめ……かな?」

QB「……いや、僕は別に、何か言える立場でも無いし」

マミ「うーん……あまりに急すぎて、ね……」

ほむら「…………」


さやか(……っていうか何? 何この重い空気?)

さやか(耐えらんないよー! なんか喋れよ転校生ー!)


ほむら「……私は、別に構わないわ」


さやか(あ、通じた?)


まどか「ほ、本当?」

ほむら「ええ……戦力としては申し分ないし、それに」ギロッ

ほむら「キュゥべえ? ……あの話、本当なんでしょうね?」

QB「ああ、おかげでこっちは大損さ」

ほむら「……なら、文句はないわ」

まどか「そう言ってくれるなら、嬉しいな」

ほむら「……じゃあ、また明日」スタスタ

まどか「うん、ばいばい」


さやか「……へー、なんか意外」

さやか「転校生がこんな簡単にデレるなんてねえ……」

まどか「まあ、ほむらちゃんにも色々事情が有ったんだよ」

さやか「そうかなー?」


まどか「……ところで、さやかちゃんはそれほど驚かないんだね」

さやか「え? うん、まあね」

さやか「ぶっちゃけ、ほとんど変わってないし?」

まどか「えっ」

さやか「顔も体つきも男っぽくないし、背丈もまだあたしより低いし」

まどか「えっ……」

さやか「単にまどかが男装して、僕っ娘になったようにしか……ってあれ?」

まどか「…………」

さやか「ごめん、もしかして落ち込んでる?」

QB「私が皆を守る、とか大見得切ってたからね」

まどか「うっ……」

さやか「あっ、そうだったんだ……考えなしだったかな?」

まどか「良いんだよさやかちゃん、僕が頼りないのは本当なんだから……」

さやか(あっちゃー)


まどか「…………」

QB「…………」

マミ「…………」


さやか(うわあ……やっちゃったよ)


さやか「えーっと、あ! そうだ!」

まどか「え?」

さやか「ほら、やっぱりその、魔法使い同士、いろいろ話もあるだろうし?」

さやか「邪魔になっちゃ悪いから、あたしはこのへんで退散するね!」

さやか「じゃ、そういうことで! また明日ー!」タッタッタッ


まどか(……逃げた)

マミ(……逃げたわ)

QB(……逃げたね)


まどか「……えーっと、マミさん」

マミ「え?」

まどか「やっぱり、受け入れられないですか?」

まどか「魔法少年、なんて」

マミ「そんなことは、無いけど……そうね」

マミ「ついさっきまで、ただの後輩で一般人だった鹿目さんが、急にあんな強くなって」

マミ「……本当に、私が守られる立場になっちゃったから」

マミ「ちょっと、混乱してるんだと思うわ」

まどか「…………」

マミ「……ごめんなさい、なんだか情けないわね、こんな……」

まどか「……いえ、そんなこと無いですよ」


マミ「そう言ってくれるのは嬉しいけど、でも……」

まどか「いえ、マミさんが思ってるほど、これは立派な力じゃありません」

まどか「確かに魔女を倒すのには使えるけど、器用なことはできないですし……」

まどか「……人の傷を治すことすら、今の僕には出来ない」


まどか「あんなこと言ったけど、まだまだ……足りないんです」


駄目だ眠い頭が回らない もし明日の夜まで残ってたら続き書く
落ちたらいつか建てなおすから許しておやすみなさい

まどっちペロペロ(^ω^)

メガほむペロペロ(^ω^)


まどか「だからまだ、マミさんが居てくれないと」

マミ「……そう、ね」

マミ「まだ、私の力も必要かな?」

まどか「はい! ……これからもよろしくお願いします、マミさん」

マミ「ふふ、こちらこそ」


まどか「……あ、そうだ」

まどか「はいっ!」スッ

マミ「え? えっと……何?」

まどか「何ってほら、ハイタッチですよ」フリフリ

まどか「二人で魔女を倒したじゃないですか! だからやっとこうと思って」

マミ「あなたがほとんど一人で倒したようなものだけどね……」

まどか「そんなの関係無いですよ、こういうのは決まりみたいなものですから」

マミ「……そういうものかしら?」

まどか「そういうものですよ!……だって」



まどか「もう僕達、一緒に戦う仲間じゃないですか?」



マミ「あ……」


まどか「魔法少女コンビにはなれなかったけど……」

まどか「……もう、マミさんの背中を守るくらいなら出来ますよ」

マミ「ふふ……あはは!」

マミ「……そうね! そういうことにしておくわ」スッ

まどか「えへへ……じゃあ、行きますよ」



パシンッ!



…………………

まどか「……今日はありがとうございました、マミさん」

マミ「ええ、また明日ね」フリフリ

まどか「はい!」


テッテッテッテッ…


マミ「…………」

マミ(……あーあ)

マミ(やっぱり私、駄目な先輩だなあ……)

マミ(本当は、お礼言わなきゃいけないのは私の方なのにね)

マミ「…………」

マミ「……仲間、か」


マミ「私、もう…… 一人じゃないんだ」



マミ「ハイタッチかあ……ふふ、なんかいいわね」ジーン

マミ「…………」ジーン

マミ「…………」ジンジン

マミ「……あ、これ……」ジンジン


マミ「ほ、骨に、ヒビが入っちゃってるかも……」ズキズキ


マミ「もしかして、さっきのハイタッチで!?」ズキズキ

マミ「あー、こんど力加減ってものを、教えてあげなくちゃ、ね……!」ズキズキ

マミ「……い、ったたたたた!」


マミ「はあ……なんだかんだで、手のかかる後輩ね」



…………………………


――学校


タッタッタッ…


さやか「……おっ、やっと来たか」


タッ


まどか「ふう……お待たせさやかちゃん」

さやか「もう、遅いよー」

まどか「ごめんごめん、トイレが結構混んでてさ」

さやか「そう? 誰も居なかったじゃ……あ」

さやか「そっか、男子トイレなんだっけ」

ごめんなさい、ちょっとご飯食べてきますね


まどか「そりゃそうだよ、一応男子だもん」

さやか「うーん……まあ確かに当然っちゃ当然だけどさ」

さやか「結構意外だな、まどかがこんなに早く慣れるなんて」

まどか「そ、そうかな?」

さやか「うん、もっときゃーきゃー言うと思ってたよ」

さやか「恥ずかしくてトイレ行けない、とかお風呂入れない、とか」

まどか「あー、僕も最初はキツいかな、って思ってたけど……」

まどか「……でも、案外なんとも思わないもんだよ?」


さやか「そうなの?」

まどか「うん、男子の着替えとか見てても何も思わなくなっちゃったな」

まどか「あー筋肉ついてるなーとか、背高いなーとか……それくらいだね」

さやか「へえ……慣れってすごいなー」

まどか「うーん……慣れっていうより、中身まで男になってってるのかも」

まどか「願いの範囲が広すぎて皆の記憶まで変わっちゃうくらいだし」

さやか「……そう言われてみれば、たしかに前より男らしくなってるなあ」

まどか「えへへ……そう?」

QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ」

まどか「わたしの願いはマミさんを生き返らせて欲しい!」

こんな感じのキュゥマミ誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって


さやか「まあね、ちょっとかっこいい時もあるよ」

まどか「……ふふ、そうでもないよ」ドヤ

さやか(すごい誇らしげだ……)

さやか(……やっぱりまどかはまどかだなー)

まどか「? なんか言った?」

さやか「い、いや、別に?」

まどか「そう……?」

さやか(……耳まで強化されてるのか)


まどか「あ、そうだ……今日は病院によってくの?」

さやか「ん? ああ、うん」


まどか「そっか……上條くんも幸せだねー、さやかちゃんみたいな幼馴染がいて」

さやか「えっ!?……そ、そうかな?」

まどか「そりゃあね、大事にしてもらえたら嬉しいよ」

さやか「本当に? まどかから見て、そう思う?」

まどか「?……うん、そうだと思うけど?」

さやか「そ、そうかー……そうだよね!」


まどか「……?」


…………………………………


――恭介の病室



恭介「……この人の演奏は、本当にすごいんだ」

恭介「さやかも聞いてみる?」スッ

さやか「え……い、いいのかな」スッ

恭介「本当はスピーカーで聞かせたいんだけど、病院だからね」


ピンッ…


恭介「ん……ふふ」スイッ

さやか(え、ええ……!? ち、近い……)


――カチャッ ルルルルル…


(演奏)


さやか「…………」

恭介「…………」


さやか(……あ、この曲)

さやか(子供の頃にも、聞いたことあるな……)

さやか(恭介が、弾いてた曲……)

さやか「…………」


恭介「…………」

さやか(……恭介、あたしのことどう思ってるのかな)

さやか(CD見つけてくるとか、それくらいしか……できないけど)

さやか「…………」


恭介「……っく」

さやか「……ん?」チラッ


恭介「くっ……うう……」ポロポロ


さやか「………!」

さやか「…………」シュン



さやか(……大事にされるだけで、幸せになるなら……)

さやか(……苦労、しないよね)


………………………………


――病院の女子トイレ


ジャーッ…


さやか「…………」

さやか「……キュゥべえ、ちょっと出てきてくれる?」

QB「なんだい?」ヒョコッ

さやか「わ、本当に出てきたよ」

QB「君が呼んだんじゃないか……」

さやか「いや、ここ女子トイレだし?」

QB「君は僕をオスだと思っているのかい?」

さやか「違うの?」

QB「まあ、間違いではないね」

さやか「じゃあやっぱり変態じゃん……って、そんなことはどうでもいいよ」


さやか「……ちょっと、聞きたいことがあるんだけどさ」


QB「……上條恭介を魔法少年に?」

さやか「うん、そうしたら腕も治るんじゃないかな、って……」

さやか「なんか、デメリットが少ないみたいなこと言ってたじゃん?」

QB「うーん……まあ、ほむらが言うような『デメリット』は無いけどね」

さやか「じゃあ……!」


QB「……いや、駄目だ」


QB「彼と契約することはできない」

さやか「え? なんで!?」

QB「……端的に言ってしまえば、才能が無いんだよ」

さやか「そんな……! でも、契約するだけだったら誰だって!」

さやさやペロペロ(^ω^)


QB「それは君たちの話だろう?」

QB「男性と女性とでは、魔力の質が全然違うって言ってるじゃないか」

QB「彼が契約しても、せいぜい普通の人間と同じくらいの身体能力になるだけさ」

QB「腕の怪我が治るには至らないし、魔法で埋め合わせることもできない」

QB「それに、魔女に襲われたら簡単に死んでしまうよ?」

さやか「まどかは普通に戦ってるじゃん!」

QB「まどかはかつてないほどの才能を持っていたんだ、上條恭介とは次元が違う」


QB「……それにそもそも、彼と契約して僕に何のメリットがあるっていうんだい?」

さやか「……っ!」

QB「魔女も倒せないし、魔法も使えないし……」

さやか「それは……そう、かもしれないけど」


QB「だいたい、彼の怪我を治したいなら、君が契約すればすむじゃないか」

QB「どうしてわざわざ彼に契約させようとするんだい?」

さやか「っ!!」

QB「……わけがわからないよ、元はそのつもりだったんじゃないのかい?」

QB「魔法少年の存在を知ったから、それで代用しようとしたのかな?」

さやか「うっ……そ、そんなことない!!」

QB「なら、なおさらわけがわからないね」


さやか「!……っ!」

さやか「……あああ!もう!」

さやか「いいわよ、あたしが契約すれば良いんでしょ!?」


さやか「そうだよ、最初からそのつもりだったよ!」

さやか「さっきのは……ちょっと、気になったから聞いてみただけ」

QB「そうなのかい? まあ、僕はどっちでも構わないけどね」

QB「……どのみち、君と契約すれば良いんだから」

さやか「…………」


QB「さあ、君の願いはなんだい? 美樹さやか」


さやか「私の願いは……」



バンッ!!



さやか「っ!?」

QB「!!……ああ、なるほどね」



まどか「……何やってるのかな? 二人とも」


さやか「まどか!? ど、どうしてここが……」

まどか「なんとなくキュゥべえの気配がしたから、まさかと思ってね」

さやか「何それ……っていうかここ女子トイレ!」

まどか「つい癖で、間違えちゃった」

さやか「学校での会話は何だったのよ……」


まどか「……ま、冗談はこのくらいにしようか」

まどか「ね、キュゥべえ?」ギロッ


QB「ふう……やれやれ」


さやか「……っ!!」ゾクッ

さやか(こ、怖……あたしが睨まれたわけでもないのに)


まどか「…………」

QB「やだなあ、そんなに睨めつけなくてもいいじゃないか」

QB「僕は別に、契約を強制したわけじゃないよ? さっきはあくまで、さやかの意思さ」

まどか「……確かにね」

まどか「でも、ちょっと煽り過ぎじゃないかな? あまりフェアじゃないと思うよ、今の」

QB「…………」

まどか「それに乗るさやかちゃんも……大概だけどさ?」ジロッ

さやか「ひっ……」

まどか「魔法少女になるって色々大変なんだからさ」

まどか「……もっと慎重になってよ」

さやか「う、うん……ごめん」

まどか「まどマギのSS書いてる人、読んでる人集まれ!」
まどか「皆、どんなSSが読みたいの?」
QB「魔法少女は産む機械」
QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」 まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよインキュベーター!」
トレイン「魔法少女?」
ブリジット「魔法少女?」
ブリジット「学園都市……?」
マミ「獣姦って気持ち悪い」 QB「顔殴るぞ!」

で誰かスレ建てて下さい…


QB「……まあ、君の言うことにも一理あるね」

QB「この契約はとりやめにしよう」

まどか「ごめんね、仕事の邪魔して」

QB「…………」

まどか「……なに?」

QB「……君も段々、その体が板に付いてきたみたいだね?」

QB「まるでほむらみたいじゃないか」

まどか「……言ってる意味がよくわからないよ?」

QB「大したことじゃないよ、気にしないでくれ」ピョンッ

まどか「…………」


QB「それじゃ、僕はこれで」タッタッタッ…

QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」
まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよインキュベーター!」
こんな感じのキュゥマミ誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって

      ト、                  ______)
     「::::\┐  _,,. --──- 、..,,_    `ヽ.  で  泣  早
   r-‐'へ::::::::!_'´ __,,,,......,,,,,__    `ヽ、    ', す い  く
   > :、:;::::::>''"´       `"'' 、   ':,   i. よ て   続
  └─ァ''"  /            `':.,  ',.   !!  る  け
     ,:' /   / ,' /  ,' i.  ', ':,  i    ',!  i.  |.   子   て
   / ,'  .,'`メ、!,_,/ ./! 、i__,,!イ .|.  i ,ゝ |  |.   も  .下
   ,'  i   ,!/,.-ァー;' / !/ァ;ー'-r'、 ! /__」  |   |    い  さ
   i   ! ハ!イ i `ハ     i `'ハ Y/ i/  ; |  |.   る   い
  └'^iー! ,iヘ ':,_ン    ':,__ン ノ!'  |  i. i  ,'    ん   ! !
    ,:'  .!.7,.,.,     '     .,.,., ,'!  .!  | |∠,_    ________
 o ゜/  ,:'. ト、   r‐,-‐ ''"´`ヽ. / ;   |  ! !  `Y´ ̄
   ,' .// i. `i:.、.,!/      ,.イ,:' ,'   | ,'i .|
   レヘ_/ヽ. !ァ''"´ `ヾi、ー=''"/ヨ___,/、___!へr三/)       (ヽ三/) ))
       /      ヾ!二へ/:::::ト,.-'‐'^ヽ(((i )  ___   ( i)))
       ,'        ',l>く}:::7    rノ/  /     \  ヽ \
     K_    _,r-イYン/ムi:::::/   ,ノ´く  / (●) (●) \  > )
       /Y>ベ´   '';:::::io:/   ,イ\ `/::::::⌒(__人__)⌒:::::\' /
     ,.:':::::ヽ、ン':,    ヽ/   ,イ /゙,ー、 |        ̄      |/
   /:::/:::::::::::::::::ヽ.   '    ,.;'ヾ/、/_/ノ \              /
 ,く:::::::/::::::::::::::::::::::::`ヽ、___,.,.イi `'ー'^''‐'/    \        :::::/


さやか「……本当にごめん、まどか」

まどか「良いよ……でも、絶対に勢いで契約したりしないでね」

まどか「ただでさえ、他人のために契約するのは……危ないことなんだから」

まどか「契約して初めて、自分の力の小ささに気付いたりするものだし」

さやか「……まどかが、それ言う?」

まどか「僕だって、そんなに上手くやれてるわけじゃないんだよ?」

まどか「魔法少年、なんて言っても……大したものじゃないんだから」

さやか「…………」

まどか「……じゃ、そろそろ帰ろうか? 僕は先に外出てるからね」ガチャッ

さやか「……うん」


ギイッ… バタン



さやか「上手くやれてない?……そうは、見えないけどな」


………………………………………

はよ


――数日後 恭介の病室



さやか「……何を、聞いてるの?」

恭介「……亜麻色の髪の乙女」

さやか「ああ、ドビュッシー? 素敵な曲だよね」

恭介「…………」

さやか「…………」

さやか「……あ、あたしってほら、こんなだからさ?」

さやか「クラシックなんて聞く柄じゃないだろって、皆が思うみたいでさ」

さやか「たまに、曲名とか言い当てたら、すっごい、驚かれるんだよね!」

さやか「意外すぎて、尊敬されたりしてさ……」

恭介「…………」


さやか「…………」

さやか「……恭介が教えてくれたから」

さやか「でなきゃあたし、こういう音楽ちゃんと聞こうと思うきっかけなんて」

さやか「多分、一生無かっただろうし……」

恭介「……さやかはさ」

さやか「……んっ? 何?」


恭介「さやかは……僕をいじめてるのかい?」


さやか「……え」


恭介「……なんで今でもまだ、僕に音楽なんて聴かせるんだ」

恭介「嫌がらせのつもりなのか?」

さやか「……っ!」

さやか「……だって恭介、音楽好きだから……」


恭介「……もう聴きたくなんて無いんだよっ!」


恭介「自分で弾けもしない曲……!! ただ聞いてるだけなんて!!」

恭介「僕は……僕はっ!」


パリンッ! ビチャッ…


さやか「……ああっ!」ガシッ


さやか「はあっ、はあっ……」

恭介「……ひぐ、うっ……」

恭介「……動かないんだ」

さやか「…………」

恭介「……もう、痛みさえ感じない」

恭介「こんな、手なんて……!」

さやか「大丈夫だよ!きっと、なんとかなるよ!」

さやか「諦めなければ、きっと、いつか……」

恭介「……諦めろって言われたのさ」


恭介「もう、演奏は諦めろってさ……先生から直々に言われたよ」

恭介「今の医学じゃ無理だって!」

さやか「……っ!」

恭介「僕の手はもう二度と動かない」

恭介「奇跡か、魔法でもない限り治らない……!」


さやか「……あ」

さやか「………!」

さやか「……ご、めん」

さやか「ごめん、恭介……」

恭介「……う、うう……」

恭介「うああああ……あああ」



さやか「…………」


………………………………


――夜道


さやか「…………」フラフラ

さやか(……言え、なかった)

さやか(奇跡も、魔法も……あるって、知ってるのに)

さやか(言えなかった……)


ザッ… ザッザッ…


さやか(私が、契約すれば……すぐに治っちゃうのに)

さやか(言い、出せなかった……)

さやか(私が治すって……契約して、戦うって)


ザッ… ザッザッザッザーッ



さやか(どう、して……)

さやか(……この前、まどかに怒られたから?)

さやか(ううん……違う)


ザッ… ザッ… ザーッ ザッ ザ――ッ


さやか(……怖かったからでしょ?)


ザーッ ザッ ザーッ ザ―――


さやか「……うるさい」


ザッ ザッ ザザ――――――


さやか(私は、恭介なんかよりも……自分の身が可愛かったから)

さやか(だから裏切ったんでしょ?)


さやか「うるさい……うるさい!」


ザ―――ッ ザッザッザッ ザザ――――


さやか(……裏切り者)

さやか(好きじゃなかったの? 憧れたんじゃなかったの?)

さやか(この記憶は何? この思い出は何?)


ザ――――――――――――――


さやか「違う……私は!」


―――――――――――――ッ


キャハハハハ…


「違うなら……死んじゃおうか?」


…………………………………………


――夜 噴水前


タッタッタッタッ…


まどか「…………」キョロキョロ

マミ「……あれ? 鹿目さん?」

まどか「あ、マミさん……」

マミ「どうしてここに? ……もしかしてあなたも、魔女を追って?」

まどか「……はい」

マミ「へえ、ソウルジェムが無くても、魔女を感じ取ることは出来るのね」

まどか「ええ、なんとなくですけど」


まどか「……でも、ここらへんで方向がわからなくなっちゃって」クンクン

マミ「丁度いいわね……」

マミ「私はたった今、場所を特定出来た所よ」

まどか「え? もうわかったんですか!?」

マミ「伊達にこの町を守ってきたわけじゃないのよ?」

マミ「……おそらくこの魔女は、犠牲者を一度集めてから手をつけるタイプね」

マミ「そして、そんなことが出来る場所は限られてるわ」

まどか「なるほど……」

マミ「この近くで、この方角なら……いつも無人の廃工場があったはず」


まどか「………!」

マミ「……でもこのタイプの魔女は、厄介な攻撃を仕掛けてくることが多いの」

マミ「どう攻めようか悩んでた所だけど……」


マミ「……あなたなら、強行突破できるわね!」


まどか「……その工場、案内してもらえますか!?」

マミ「もちろん! 付いてきて!」ダッ!



…………………………………………



――廃工場



仁美「……みなさん、準備は整いましたか?」

仁美「これを体にふりかけて……」

さやか「…………」


トクトクトク…


仁美「……はい、ありがとうございます」

さやか「…………・」


仁美「……それでは、はじめましょうか」


――工場前


タッタッタッタッ…


まどか「……! マミさん、あれ!」

マミ「あれは……口づけで操られた人達ね」

まどか「何か、してるみたいですけど……」

マミ「魔女がさせることなんて、ろくでもない事に決まってるわ!」

マミ「さっさと門を破って、中に入りましょう!」ジャキッ!

まどか「はい、わかりま……ん?」



……フワッ



まどか「……っ!!」ゾッ


マミ「さて、狙い撃つわよ!」チャッ

まどか「待って!」

マミ「えっ? ……って、きゃあっ!」


ドカッ!


マミ「お、っとっとっと! ……いきなり何するのよ鹿目さん!」

まどか「すみません、でも銃は撃たないでください!」

マミ「へっ? ど、どうして?」

まどか「この臭い……! あの人達の足元の水たまり!」



まどか「……あれは、ガソリンです!」

まどか「銃で撃ったりしたら、全員燃えちゃいますよ!」



マミ「なっ……!」



まどか「僕が手で門を破っても、火花が散らないとも限らないし……」

まどか「……普通に、回りこむしか無いと思います」

マミ「そうね……」


マミ「……でも、もうその時間は無いみたいよ」


まどか「え……? あっ!」




仁美「さあ……皆さん、旅立ちましょう」カチッ… シュボッ


まどか「ライター……!」

まどか「……最初から焼身自殺が目的だったんだ!」

マミ「……もう仕方が無いわね」

マミ「一か八か、引火しないことに賭けるしか……!」ジャキッ



ほむら「……その必要は無いわ」



――カチッ!


…………………………


――工場内



仁美「…………」

仁美「……あれ?」

仁美「ど、どうして何も起こらないの……?」


ザワザワ…


仁美「な……ライターが、無くなってる……」




マミ「……残念だったわね」パチンッ


仁美「!? ……きゃっ!」シュルルルルッ


シュルルル シュルルルル…


仁美「う、あ……?」ジタバタ


マミ「しばらくおとなしくしてて貰うわよ」

ほむら「相変わらず、便利な魔法ね……」

マミ「……それ、あなたが言うセリフ?」


まどか「あーあ……僕も使いたいなあ、魔法……」シュン

まどか「一人だけ何の役にも立ってないような……」

マミ「何言ってるの、ここから先があなたの仕事でしょ?」

マミ「早く先に進んで、魔女を倒さないと」

まどか「あ、そっか……マミさんはここじゃ戦えないんだ」

ほむら「……私も一応付いていくけれど、魔女と戦うことは出来ないわ」

ほむら「それに、あの魔女は人の心を見透かす力を持っている」

ほむら「まどかのようなタイプじゃなければ倒せない敵よ」

まどか「……そうだね、戦うのは僕の仕事だったね!」


まどか「じゃあ行こうか、ほむらちゃん!」タッ



タッタッタッタッ…


マミ「…………」

マミ「……なんだか、全然不安にならないわね」

マミ(まあ、こっちの人達に何か出来るわけでもないし……)


マミ(……ここまで来れば、ゴールは見えたようなものね)


マミ「ふう……さてと! 一応、全員外に運び出しておきましょうか」

マミ「って、あれ?」

マミ(ポリタンクは……にい、しい、ろう、やあ……20個あるのに)

マミ(人は9人しか居ない……)



マミ「……まさか、一人取り逃がした?」



…………………………



ガチャッ キイ…


まどか「あった! 結界の入り口……」

ほむら「……入るわよ」

まどか「う、うん……」



ズオオオ…



……………………………………


――ハコの魔女の結界


キャハハハハ…


ほむら「……上手く侵入出来たみたいね」

まどか「なんだか、テレビがたくさんあるね……」

ほむら「それがこの魔女の力よ」

ほむら「相手の心を見透かし、そのテレビに映しだすの」

まどか「そうなんだ……あれ?」


まどか「まだ、誰も見透かされてないはずなのに……テレビ、映ってるよ?」

ごめん、もう無理かも眠い 明日の夜まで残ってたら書きたい
残ってなかったらいつか建てなおすから許して

>>382
散々保守させてそれはちょっと

>>383
マジか 駄目か

わかった、確かにここで寝たら失礼だな コーヒー飲んでくる
杏子の出番をばっさりやれば今日中に終わるだろ多分


ほむら「え? そんなはずは……」

まどか「でもほら、これ……」

ほむら「……まだこの結界内に、被害者が居るんじゃないかしら」

まどか「……! そっか、さっき逃げられちゃったんだ……」


まどか(……ん? この記憶の中の女の子、どこかで見たこと有るような……)


まどか「…………」

ほむら「……まあ、今はそのことを気にしていても仕方が無いわ」

ほむら「なるべく早めに終わらせないと、私達まで捕らえられてしまう」

まどか「……そうだね、今はそっちを……」


――ザッ ザーッ


まどか「っ!? 今の音……」

ほむら「……まずい!」


ザッ ザーッ… ザ――――――


まどか「わっ……ど、どういうこと?」

まどか「魔女なんてどこにも……」


キャハハハハハ…


ダニイェル「―――!」スイーッ

イェニフェル「―――!」スイーッ


ガシッ!


ほむら「くっ……!」

まどか「うわっ!? も、もしかしてこれって……」

ほむら「ええ、やられたわね……」



ほむら「……全部罠よ!」



スイーッ…


エリー「キャハハハハハハハ!」


………………………………



カタカタカタカタカタ…


まどか(……ああ、わかった)

まどか(これ……さやかちゃんの記憶だ)

まどか(隣にいるのは……上條くん、かな)

まどか(場所は、水族館?)

まどか(…………)

まどか(……これが多分、さやかちゃんの……一番大事な記憶)

まどか(そっか……さやかちゃんは、上條くんのことが……)

まどか(……なんて、いまさらか)


まどか(……いろんな記憶が映ってる)

まどか(これは、さやかちゃんの最近の記憶……)

まどか(……こんなことがあったんだ)

まどか(だから、契約なんて……)

まどか(…………)

まどか(こっちは……ほむらちゃんの記憶?)

まどか(……あー、なるほどね)

まどか(やらなくちゃならないことが、出来たな……)

まどか(…………)


まどか「……だからさ」


バキッ!


エリー「キャハハ…?」


まどか「そろそろ……終わりにするね?」


エリー「…………」

まどか「……無理だよ」

まどか「僕の心は、覗き見ることなんて出来ない」



まどか「……人間とは、構造が違うんだから」ゴッ!



エリー「………!!」


バキッ!


ヒュルルルル……ドチャッ



………………………



――恭介の病室



恭介「…………」


コンコン


恭介「? 誰だろう……」

恭介「……どうぞ」


ガララララ…


まどか「……こんばんは」スタスタ


恭介「えっと、君は確か……鹿目くん、だっけ?」

まどか「…………」

恭介「もうすぐ、面会時間過ぎちゃうけど……何の用?」

まどか「……昨日の晩、ちょっとした事件があったんだけど」

まどか「知ってる?」

恭介「え? いや……」

まどか「……集団催眠とかで、廃工場に数人が集まって寝てたっていうだけなんだけどさ」

まどか「その中で一人だけ、段差から落ちて怪我をしちゃった子が居るんだ」

恭介「……それが、どうかしたのかい?」


まどか「……その子は、美樹さやかっていうんだけど」

まどか「あなたの幼馴染じゃないの?」


恭介「さやかが!? ……本当に?」

まどか「うん、今もこの病院で入院してるよ」


恭介「入院?」

まどか「……骨折だって」

恭介「そう、なんだ……」

まどか「…………」

恭介「…………」

まどか「……で? 君はいつまでそうしてるの?」

恭介「え?」

まどか「行ってあげないの? さやかちゃんの所に」

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

あんあんペロペロ(^ω^)

メガほむペロペロ(^ω^)

マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」

ペロペロ(^ω^)

ペロペロ(^ω^)

ほむほむ


恭介「いや、僕は……見ての通り、まともに歩けないから」


恭介「……今すぐは、無理だよ」


まどか「………!」ギリッ

まどか「……ああそう」スタスタ

恭介「?」


ガシッ! グイッ…


まどか「でもこっちは勃ってるじゃない」

恭介「な、ナニをするんだ!?」

まどか「ナニって……ナニだよ」シコシコ

恭介「うぐっ……!」


恭介「!? ちょっ……何を」

まどか「……っ!」ブンッ



――バキッ!



恭介「がっ……は!」ドサッ

恭介「……え? な、何が……」

まどか「はあ……」

まどか「そうだったね、歩けないんだったね」



まどか「……じゃあ、這って行ったら?」



恭介「……な」

支援


まどか「その左手、どうせもう動かないでしょ?」

まどか「毎日眺めてるより、足がわりにした方がよっぽど有効な使い道だと思うけど」

恭介「……っ!」

恭介「いきなり人を殴っておいて……何なんだよ君は!?」

まどか「ああ、いきなり殴ったのはごめんね?」


まどか「君の顔見てたら……腹が立ってさ」


恭介「……君の恨みを買った覚えなんて無いんだけどな」


まどか「……君の方に覚えがなくても、こっちにはあるんだけどね」


まどか「君がいつまでたってもぐずぐずしてるせいで、危うく友達が死ぬ所だったんだから」ボソッ


恭介「は……?」

まどか「……わからなくても良いよ」

まどか「そんなこといちいち説明するために来たんじゃないし」

恭介「……じゃあ何しに来たっていうんだ」

恭介「まさか、僕を一方的に殴るためだけにわざわざ来たっていうのかい?」

まどか「……それもあるけどね」

恭介(こいつ……)

まどか「でもそれだけじゃないよ」

はよ

まどか「もう一つ用事があるんだ」ズルッ

上条「な、なんでズボンを下ろすんだ!?」

まどか「この体になってずっと股間がムズムズするんだ……で、一番どうなっても構わない君で試そうと思ってね」ジリジリ

上条「た、試すって……く、来るな!それをしまえ!」

まどか「えへへ、捕まえた」ガシッ

上条「ひ……」

まどか「ね、一緒に気持ち良くなろうよ」

上条「うわあああぁぁぁぁ!」




QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」
まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよインキュベーター!」
こんな感じのキュゥマミ誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって

マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」

マミさん×キュゥべえスレ

まどか「うっ……気持ち良いよ上条君」パンパン

上条「ぐうっ……!さやか……」

ダンッ!

さやか「ッ!何してるんだまどか!恭介から離れろ!」

まどか「えっ……さやかちゃんなんでここに……」

さやか「いいから離れろ!」ボカッ

まどか「うわっ……」

さやか「恭介大丈夫?」

上条「あ、ありがとうさやか……」

まどか「酷いよ……こんなのっつないよ……僕はさやかちゃんの為にって」

さやか「あたしの為にってなによ!まどかがオナニーしたかっただけでしょ!」

まどか「ッ!……そっか、さやかちゃんはそいつに操られてるんだね……」ガシッ

さやか「なっ……離せまどか!」

まどか「途中で中断されてまだ収まらないんだよ……責任、取ってよね」

さやか「ひっ……」

まどか「僕がこんなことになったのも元はと言えばさやかちゃんが可愛いからいけないんだよ……?」

さやか「まどか待って!お願いだから離して!」

さやか(力が強すぎて抵抗しても意味がない……!どうしよう……)

まどか「さやかちゃんの泣きそうな顔もすごくいいね……」

上条「さ、さやか……!」プルプル

まどか「君はそこで僕とさやかちゃんのセックスを見てるといいよ」

さやか「きょ、恭介……はぐっ!?」

まどか「はうっ……さやかちゃんの中あったかいナリ…


たくさんの応援ありがとうございました!もう落としていいですよ!

>>652
ほむら「それには及ばないわ。まどペニは私が鎮めるわ。」

まどか「いつもクールなほむらちゃんを鳴かせるのも良いかもね。」

ハッピーエンド

マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」

SS速報に貼った俺のSSがつまらないってスレが荒れてる
どうすればいい?

>>789
スレタイ

このスレで終わらせるなら書いていいよ
次スレいくならSS速報

逆にさっさと>>1000まで消費するか

誰か>>1000までくらいの短いSS書けください

>>827
まどか「……私を、男にして! キュゥべえ!」

QB「……なっ! その願いは……!!」

………カッ!!!

杏子「男になったってことは金玉がついてるのか」ガシッ

ほむら「え」

QB「えっ」

まどか「あひぃっ!?」

杏子「いただきます」ブチッ

まどか「ぎゃああああああ」ブシャアアアアア


ごめん1レス分にしかならんかった

>>830
感動した乙

まどか「わたし、男の子になりたい!」

ほむら「だめえええええ」

QB「君の願いはエントロピー以下略!」

まどか「……あっ、ついてる」ゴソゴソ

ほむら「いやあああ……なんでよお」

まどか「男の子になればほむらちゃんと付き合えるかなって……」

ほむら「ほむっ!?」ブシャアアアアアアア ゴンッ

まどか「ほむらちゃん? 嫌だよ死んじゃいやああああああ」

QB「わけがわからないよ」


このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年12月20日 (日) 00:27:54   ID: Tl1RdpS3

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