女「これで…………一生……一緒に……」(144)
女「男くーん」
男「あ、女さん。おはよ」
女「うん、おっはよ」
女「一緒に学校行こ!」
男「いいよ、あ」
女「? どうかした?」
男「俺、昼飯買いたいから途中ローソン寄ってもいいかな?」
女「あ、男君いつもコンビニだったね。私も飲み物買って行こうかな」
男「んじゃ、行こうか」
いてくれやwwwww
カランカラン
男「お待たせ。行こう」
女「うん、何買ったの?」
男「今日はハンバーグ丼!」
女「な、なにそれ……そんなの売ってるんだ」
男「ははは、おもしろいでしょ。俺こういう意味不明な弁当ばっか狙って買ってるんだ」
男「同じローソンなのにあの店だけは全然違うものおいてるんだよね」ヘラヘラ
女「あーちょっと見たけどすごかったね」
男「女さんも今度食べてみなよ」
女「うん、試してみる」
女「…………」テクテク
男「…………」テクテク
女「もうすぐ卒業だね……」
男「うん、残すところあと数週間か」
男「あとちょっとしたらなかなか会えなくなるね…寂しいな」
女「……うん//」
女「お、男君大阪で就職決まったんでしょ?」
男「えっ」
女「………………あ」
女「あ、ああ!ち、違うの!女友がそういうの詳しくてね、それでそれで」アタフタ
男「そ、そっか」
女「…………う」
女「(男君……//)」
昼休み
女「…………」
女友「おーっす。ごはんたーべよ?」
女「…………」
女「あ、女友」
女友「なにー?なんか考え事かね?」
女「あえっ、あ」
女友「さては……男君のことでも想ってたかぁ?」ニヤニヤ
女「…………//」カァ
女友「っかー図星かい……」
女「も、もうすぐ卒業なんだよ…?」ウルウル
女友「そうだねー。あんたら付き合ってるかってくらい一緒にいるのにねえ」
女「でも男君モテるから……」ガクッ
女友「男君が夏に引っ越してきてから何人だっけ?4人?」ダルー
女「6人だよ」キリッ
女友「……でもあんたが一番男君と親しい気がするし案外あんたのことが好きで断ってるのかもよ?」
女友「(会えた日は)一緒に学校来てるし、(さん付け君付けとはいえ)下の名前で呼び合ってるし、(業務連絡で十数秒の)電話何度もしてるじゃん」
女「う、うん」
女友「どう考えても好きだって。あんたのこと」
女友「(……って自信付けようとしてるわけだが)」
女友「(これもう100回くらい言ったんじゃないの……?)」
女「よしじゃあ、私男君と一緒にご飯食べれるように頑張る!」
女友「よし!行って来い!」
女「うん!」
タッタッタッ
女友「行ったか……」
女友「んじゃあご飯食べるかな……っと?」
タッタッタッ
女「今日の放課後誘って明日からにする……」
女友「(あちゃー……)」
放課後
女「(……よし!)」
女「おとこくー…!?」
クラスメイト「…………」
男「…………」
ク「……!」
男「……」
女「告……白……?」
女「(どうしよ……男君が他の人に取られちゃう!?)」
女「(……男君!?………男君!!…………男君……)」
女「(うっ……うう……)」ウルウル
びっくりした>>2って歌の歌詞だよな
普通これ連想するもんなのか
男「…………」
ク「……」ダッ
女「(男君がとられ……?)」
女「(フラれた……のかな)」
女「(フラれたんだよね……)」
女「(良かった……あの娘には悪いけど……よかった)」
女「男君!」
男「あ、女さん」
女「き、今日も一緒に帰ろ!」
女「(声が震えて……)」
男「うん、いいよ」
男「女さんもう少し早く来てくれたらよかったのに…」
女「ふぇ?」
男「さっき驚くことに告白されてねー」
男「彼女がいるのか?って聞かれた時、女さんがいたら『この人です!』なんて言って諦めてもらえたかもなーって」
女「ちょ//男君……//」
女「(本当に私のこと好きなのかも……//)」
男「さて、かえろっか」
女「あ、待って!」
タッタッ
>>1の年齢がなんとなくわかってしまうな
スレタイでこんなことになるなんて思ってなかったでござる
もういいや落としてくれ
おい
パンツ返せ
>>37
SS深夜にスレタイ変えてリベンジしようと思う
なんかもうね
深夜の眠気と>>2で泣きそう
続けても良いだろうか
男「あー今から」
女「晩御飯買いに行くんでしょ?付いてくよ」
男「ごめんね、いつも」
女「いいのいいの!」
女「(……ん?待てよ?)」
女「(私が晩御飯作ってあげれば長い間一緒にいれるし好感度も…!)」
女「ね、ねえ男君」
男「ん?」
女「あの、さ」
女「私が晩御飯作ってあげようか?」
女「私が晩御飯作ってあげようか?」
男「いい」
女「(即答!?)」
男「女さんに悪いよ…そこらへんで買って帰れば済む話だし」
男「わざわざ作ってもらってたら時間もかかっちゃうし夜遅くなっちゃうでしょ」
女「そ、っか」
女「(男君……私のこと心配してくれて……)」
男「気持ちだけもらっとくよ。ありがとう」
女「ううん、心配してくれてありがと」
これは別の意味でアフィカスに載る気がしてならん
女自宅
女「(ふぁぁぁぁぁ!!!)」ジタバタ
女「(男君カッコいいなあ……優しいなあ……)」
女「(男君好きぃぃぃぃいい)」ギュウー
女「はぁあ……」
女「卒業したら……もう会えなくなるよね……」
女「…………」
女「(絶対……男君にこの気持ちを……)」
女「男君ともっと仲良くなりたいなあ……」
男『女さんに悪いよ…そこらへんで買って帰れば済む話だし』
男『わざわざ作ってもらってたら時間もかかっちゃうし夜遅くなっちゃうでしょ』
女「じゃあ土日とかならいいのかなあ……?」
女「うーん……」
女「あっ!」
タタタタッガチャッ
母「ちょっと!どこいくの!?」
女「買い物!明日の弁当のおかず!」
母「それなら冷蔵庫に……って」
母「もう……」
翌日
男「あ、女さん」
女「男君!待ってたよー」テクテク
男「待っててくれたんだ。家の前なんて寒かったんじゃないの?」テクテク
女「えへへ、今日はちょっと用があったの」
男「あーその前に今日の昼ご飯を買いに行きたいんだけど」
女「そ、それなんだけどね!」
女「今日、今日ね、今日…」
男「ん……?」
女「今日男君のためのお弁当作ってきたの!!」
男「………………………」
男「……ええぇっ!?」
女「その……えっと…」
女「(あー…先にいるかどうか聞けば…あー…)」
女「それでその……ごめんね。迷惑だよね、ごめん」
女「(…………あーきまずい……)」
男「女さん…………」
昼休み
男「(昼休みか……)」
男「(今日は女さんと食べるってことだよな?)」
男友「男ー飯食おうぜー」
男「あー男友か。悪いけど今日は先客が」
男友「おいおい、まさか女の子じゃねえだろなー」
男「え、ああ。そうだけど」
男友「はあっ!?」
男友「(こいつは男女の壁を根本的に感じないような奴だからなあ……)」
男友「(そのせいで女の子からの好意も気づかないし)」
男友「お前それあんま普通に言わない方がいいぞ」
男「??」
男友「んじゃな」
男「お、おお」
女「お、男君……」
なんて>>1が不憫なスレだろう
俺は見てるぞ
男「女さん、ほんとごめんね」
女「ううん!私がしたかったからしただけだから!」
女「(男君とご飯……)」
男「女さん料理作るの好きなんだね」
女「えっ?」
男「いや、だってそうでしょ?」
男「他人に料理振る舞ってくれるなんて料理が好きだから食べてもらいたいのかなーって」
女「(他人……)」
女「う、うん!料理作るの好きだよー!味の保証はしないけど」
男「じゃあいただきまーす!」
女「(…………はあ)」
負けるな>>1
俺は見てるよ
男「それで女さんがさー」
男友「へえ、女さん料理好きなのかー」
男友「(女さんも苦労してんな……)」
男友「(助けてやれりゃいいけど……)」
男友「女さんって可愛いしいい子だよな」
男「男友もしかして女さん好き?」
男友「…………やれやれ」ハァ
男友「お前は?お前は女さんのこと好きか?」
男「えっ…………そんなの考えたこともなかったな……」
男「俺、女さん好きなのかな?」
男友「(だめだなこりゃ)」
男友『お前は?お前は女さんのこと好きか?』
男「(俺は女さんのことどう思ってるんだ…………?)」
男「(女さんは……好きだ。友達として)」
男「(この想いは友達の域を超えてない……よな?)」
男「(そんなこと考えたこと無いんだからわからない……)」
男「(女さんは俺のこと好きなのかな?)」
男「(…………)」
男「(考えてもわからないし……)」
男「うーん」
男「(女さんともっといたらわかるかも)」
男「(たしか女さんってA組だよな)」
男「女さーん」
女「……!?」
女「男君!?」
女友「ふふ」ニヤニヤ
ざわざわ
「あいつら付き合ってんのかよ」
「リア充wwwww末永く爆発汁」
「ひゅーひゅー」
女「……//」カァッ
女「な、なにかな?」
男「ああ、今日放課後だけど…………って」
男「なんか顔赤いけど大丈夫?」
ピト
女「……!?(男君のおでこと私のおでこがぁぁぁああああ!?)」ボッ
男「うわ、すごい熱いよ。風邪じゃない?」
女「ち、違うよ!お、男君が…」ゴニョゴニョ
男「ん?」
女「な、なんでもない!」
女「で、どうしたの?」
男「ああ、今日放課後一緒に帰らない?」
男「なんか女さんと一緒にいたい気分」
女「」バタン
男「ほんとおどろいたよ。突然倒れてさー」
女「あう……」
男「帰ったらちゃんと体あっためて寝なよ?」
女「う、うん……(男君があんなこというからなんだけどな……)」
男「女さんって彼氏いるの?」
女「えっ!?」
男「あ、聞いちゃだめなのかな?こういう話よくわかんないから」
女「そ、そんなことないよ でも私彼氏いたら他の男の子とこんなに親しくしないかも」
男「なんで?」
女「え」
女「その、彼氏に悪いというかなんというか」
男「仲がいいっていいことじゃん」
女「あー……まあ私は彼氏いないよ」
男「恋って難しいよね 今まで興味なかったからいざとなるとさっぱりわかんないや」
女「えっ!?(もしかして男君に好きな人が……)」
女「(普通に考えたら私だよね……?この状況なら……)」
女「す、好きな人できたの?」
男「ううん、どうなんだろ 女さん恋バナとかしてそうだから聞いてみただけ」
女「………」
女「はあ」
男「あ、あんなとこに財布落ちてる」
女「ちょ、え」
男「誰が落としたんだろ……」
女「いくらはいってる?」
男「そんなのどうでもいいよ 交番に届けてくるから女さん帰ってて」
女「えっ……」
男「それじゃ!おだいじにー」ダッ
女「(あーいやな女だと思われたかな……)」
女「(男君のことだからかすめ取るとかしないんだろな……優しすぎる)」
女「うかつだった……」
ピピッピピッ
女「37.6度……まさか本当に風邪ひいてたなんて……」
女「寝るだけじゃ暇だなあ……」
女「16時かあ、昨日は今頃男君と話しながら帰ってたんだよね……」
コンコン
女「あ、どうぞー」
男「女さんこんにちわ」
女「!?」
>>120までに終われる気がする
男「これ今日のプリント 具合どう?」
女「もう全然大丈夫!」
女「(どうしよ、汗かいてるから臭くないかな?パジャマ姿恥ずかしい……)」カアッ
男「んーでもやっぱ顔赤いね 卒業式には間に合えばいいけど……」
女「あ、明日にでももう学校出れそうだから大丈夫だよ!」
男「はは、また女さんと登校できるようになるの楽しみにしてるよ」
女「うん!」
男「それじゃあ帰るよ」
女「あ……」
男「おやすみ」ニコッ
女「お、おやすみなさい//」
翌朝
女「さて、男君の悩殺笑顔によって完治したけど……」
女「男君どこかなー……あ、いた」
男「……」
美少女「…………」ギュ
男「……!」
美少女「…………」グイグイ
男「…………」
女「男君……楽しそうだなあ……」
女「今日は一人で行こう……」
男「(女さん今日も休みかな?)」
放課後
女「…………」
女「男君……」
男「呼んだ?」ヒョコ
女「うああ!?」
男「風邪治ったんだね よかった」
女「あ……うん ありがとう」
男「今朝通学路で見なかったから今日も休んだのかと思ったよ」
男「なにはともあれよかったよ」
女「うん」
女「(男君……朝の女の子たちとも同じような関係なのかな?)」
男「……」
女「……」
男「もうすぐ卒業式だね……」
女「うん…………」
数日後放課後
女友「もう卒業なんだねー明日だよ明日」
女「そうだね……もうみんなと会いにくくなるね……」
女友「(なんつーひどい棒読みだよ)」
女友「みんな?男君の間違いじゃねーの?」ニヤニヤ
女「うん…………」
女友「って、大丈夫かー?」
女「…………」
女友「…………」
女友「しっかりしなさいよ!」バーン
女「ほえっ!?」
女友「なにあきらめムードになってんのさ!」
女「だって……C組の美少女さんとか……他にも……」
女友「好きなんだろ!男君が!」
女友「まだ明日あんだよ!」
女友「ここで言わなかったら一生後悔するよ?」
女「……うっ」
女友「いいの?そんなのよくないに決まってるでしょ!」
女「…………………う」ウル
女「…………………………………うわあぁぁぁぁあん」
女「私だって……うっ……私だってあきらめたくないよ……うっ」
女友「…………明日、告白しよ?ね?」
女「うん……やるよ……うっ……」
書き溜めなし?
自分のペースでいいからゆっくり完結させてくれ
卒業式
女「女友、おめでと」
女友「うん、あんたもね」
女「男君と写真とってくる……」
女「…………それと告白も」
女友「…うん、いっといで」
女「ありがとね、女友」
女友「いいから早くいきなって」
タッタッタッタ
女友「あー私結局ずっと非リアかあ」
女友「彼氏ほしい」
>>102
書き貯めは無いというかあるというか
もうそろそろ完結しますんで
女「(とりあえず男君を探さないと……)」
女「(んー……)」
女「(あ)」
女「(男君だ……男友君達と写真撮ってる)」
女「(男君に告白……)」
女「(男君が夏に大阪から引っ越してきて)」
女「(最初は女の子にも馴れ馴れしくてあんま好きじゃなかったけど……)」
女「(男君は純粋にいい人だって気づいて……)」
女「(気づいたら男君と仲良くなろうとしてて)」
女「(男君はいっつも誰にでも優しくて)」
女「(ぼっちやいじめられっこにも偏見持たないし)」
女「(私みたいな喪女にも気軽に話してくれたし)」
女「(…………)」
男『男、です 大阪から親の都合で引っ越してきました』
男『俺も転校したばっかで相手いないからペア組もうよ』
男『あの…誰もやらないなら俺が引き受けます』
男『わざわざ作ってもらってたら時間もかかっちゃうし夜遅くなっちゃうでしょ』
男『そんなのどうでもいいよ 交番に届けてくるから女さん帰ってて』
男『風邪治ったんだね よかった』
男『おやすみ』ニコッ
女「(…………そっか)」
女「(そうなんだ………………)」
女「(男君は…………優しい……)」
女「(男君は……優しいだけだったんだ……)」
女「(みんなに平等に優しくて……もちろんそれは私にも向けられてて……)」
女「(…………)」
女「(…………………)」
女「(……………………………………………男君は)」
書き貯め完結したんであとは淡々と投下しまーす
女「(男君は私のことが好き、とかじゃなんじゃないんだよね?)」
女「(結局私のひとりおままごとに付き合ってくれてただけなんだよね…………?)」
女「(なんか………涙……が………)」ボロボロ
女「(私が告白したら…………きっと男君困るよね)」ボロボロ
女「(もしかしたら男君、私に気を使って好きでもないのにOKしちゃうかもしれないし)」
女「(男君は他人がフラれてるのを見て喜ぶような女と一緒になっちゃいけないよ)」
女「(女友には悪いけど男君の方が大事だから……私の気持ちは伝えることよりも男君の方が大事だから……)」
女「(私は……この気持ちは伝えない…)」
女「(いつまでも男君を一方的に、どうしようもなく、いつまでも、いちずに好きでいる………………)」
>>109
最後の一文無しで
女「(これで………一生……一緒に……)」
女「(一緒に…………会えない………話せない………)」
女「(一生あの人とは関わりは持てないんだね…………)」
女「(……………………でもこれでいいんだよね)」
女「(納得してるはずなのに…………)」
女「(涙が止まらないのはなんで?)」ポロポロ
女「ううっ…………ううううっ………ううううううううう……」
女「(…………私は)」
女「(私は……男君を一方的に、どうしようもなく、いつまでも、いちずに好きでいるんだよね………………)」
女「…………………………さよなら」
その後、男は後者の陰に落ちている新品の使い捨てカメラを見つけた
その時彼は特に気にも留めなかったがそれは女のものだとは知ることはなかった
男「…………女さん帰ったのかな」
男「俺は……女さん……」
男「…………………………さよなら」
女「一生一緒にいてくれやwwwwwwwww」
~la fin~
内容はともかく>>1の痛さが目に余る
子供はもう寝なさい
あ、もうすぐ起きる時間か
おk、次のルートはよ
>>117
大学生は子供じゃないと思うんだ
>>118
書いて
>>119
だから子供って言われるんだよ
>>121
ごめんなさい
本当は高3です
どこで分岐を間違えたんだ
聞いたことはあるよ?
でも「一生」と「一緒に」が来ると=三木道三氏っていう発想ではなかった
>>125
最初からこうするつもりですた
実際こんなもんじゃん恋なんて
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません