ニャンコ先生「…………」

('A`)「はぁはぁ！　レイコたんが俺の名前を……、うっ！　ふぅ…」

J('ｰ`)し「たかし！　ご飯できたよ！」ｺﾝｺﾝｯ

('A`)「っ！」ﾋﾞｸｯ

J('ｰ`)し「ほら！　早くしないと冷めちゃうよ！」ｺﾝｺﾝｯ！

('A`)「う、うるせーよばばぁ！　飯なんかいらねーよ！」

J('ｰ`)し「そんな事言わないで。今日はたかしの好きなチャーハンよ。たかしモリモリ食べてね」

('A`) 「いらねえよカーチャンのチャーハン まずいから」

J('‐`)し「たかし・・・」

('A`) 「俺はラ王食うから」

J('ｰ`)し 「ごめんねたかしカーチャンが チャーハン全部食べるよ」

('A`) 「もう作らなくていいから、次から 冷凍のチャーハンでいいよ」

J('ｰ`)し 「わかったよたかし」

それから３ヶ月後、カーチャンはパートからの帰り道、酔っ払いが運転する車にはねられこの世を去ってしまった。

('A`)「……」

カーチャンの遺品を整理しているとカーチャンの寝室から日記が出てきた。

たかしは何気なくその日記に目を通し始めた。


○○月××日

たかしが好きだったチャーハンをいらないと言った。

私なにかしちゃったのかしら…

きっとそうなんだろうね、ごめんねたかし。



○○月×△日

今日もたかしは部屋から出てこなかった。

どうしたら部屋から出てきてくれるのかしら…

頼りないカーチャンでごめんねたかし。

( A )「……っ」

たかしは日記を読み続けていった。

( A )「カーチャン…」

そして事故の前日の日記。



◇月○☆日

明後日はたかしの誕生日。

何が欲しいのか分からないからせめて料理は豪華にしてあげたい。
チャーハンにハンバーグ、唐揚げにトンカツ、焼き鳥に麻婆豆腐……

たかし喜んでくれるかしら…

最近たかしの笑顔を見てないから喜んでくれたらいいな。



(;A;)「……」

亡くなって知った母の愛。

(;A;)「カーチャン…カーチャン…ごめんねカーチャン…」