一夏「そろそろ鈍感な振りも疲れたな」(229)

鈴「え!?」

セシリア「なっ!?」

シャル「えぇー!?」

ラウラ「?」

千冬「ほう……」

鈴「ね、ねぇ一夏?あの時の約束のことだけどさ……」

セシリア「ちょ、いきなりずるいですわっ!!」

シャル「そうだよ!」

一夏「あー、酢豚おごってくれるってやつか?あれがどうかしたのか」

鈴「へ?……いやあの、鈍感な振りは疲れたって」

一夏「お、おう。……それと酢豚の話に何の関係が?」

鈴「」

千冬「ぷ……眼中にないみたいだな鳳」

セシリア「ところで一夏さん……」

一夏「ん?」

セシリア「その、わたくしたちも随分長い付き合いになりましたね」

一夏「そうか?まだ一年くらいだろ」

セシリア「くっ……で、でもその間にISの特訓あり夏休みあり無人機との戦闘あり」

一夏「お、おう」

セシリア「…………な、何も感じませんの?」

一夏「感じるって何をだ?」

千冬「セシリア、アウトー」

シャル「こほん。……一夏?」

一夏「どうしたんだろうな鈴とセシリアの奴」

シャル「さあ?何かショッキングな事でもあったのかも」

一夏「ふーん」

シャル「ところでさ……僕、一夏に言いたい事が」

一夏「おう、改まってなんだ」

シャル「えーと、その……あのね?僕一夏の事が……そのぅ……す、好きというか」

一夏「え?なんだって?聞こえないぞ?」

シャル「~~~~~っ///」タタタタタタッ

一夏「シャルまでどっか行っちまったな……おかしな日だ今日は」

千冬「というか何も変わってないなお前」

期待

ラウラ「さてと」スポッ

一夏「お、おいラウラ急に足の間から顔だすなよ」

ラウラ「ふむ。それはさて置き膝の上に座っていいか?」

一夏「話聞けって……まぁいいけどさ」

ラウラ「では座るぞ」チョコン

一夏「むぅ……」ナデナデ

ラウラ「くすぐったいぞ嫁」

ラウラ「嫁は私の事どう思ってる?」

一夏「え?好きだよ?」ナデナデ

ラウラ「本当か!」パァァ

一夏「うん」

ラウラ「わ、私も一夏の事が好きd」

千冬「好きってどういう意味だ?」

一夏「妹みたいでさ」

千冬「ラウラ・ボーデヴィッヒ、お前は妹だ!!はっはっはっは!!!」

ピピポパピ

ラウラ「クラリッサか?私だ。妹のように好きとはどういう意味だ?……ふんふん、……え?嘘だろ?嘘だよな?」

期待する

千冬「ふっふっふ……はっはっはっはっは!!!!」

一夏「ご、ごきげんだな千冬姉」

千冬「皆まで言うな。なんだ?鈍感な振りをやめて誰に告白するつもりだったんだ?ん?」

一夏「いやぁ……その、さすがに恥ずかしいなぁ」

千冬「まぁそうだろう。……こちらは覚悟ができているからな。いつでも言っていいぞ」

一夏「お、おう。…実は箒の事なんだけどさ……」

千冬「はっはっh………………え?」

一夏「気づかないフリしてたけど俺のこと、その…好きなんじゃないかと……俺も実はさ…って千冬姉?おい?」

千冬「…………あ?」

千冬「篠ノ之……だと?」

一夏「うん」

千冬「嘘だろ?」

一夏「え、いやどうして」

千冬「どうしても何もアレだぞ?暴力女だぞ?男相手とは言え級友にサッカーボールキックかます奴だぞ?」

一夏「あれは効いたな~……ってなんで千冬姉がそれを」

千冬「そんな事はどうでもいい。お前もしかしてマゾなのか?あの暴力はマジでアレだぞ?付き合ったら毎日だぞ?」

一夏「でも暴力で言ったら千冬姉も相当だよね」

千冬「ぐっ……」ギリリッ

コンコン

箒「失礼しま……やはりここに居たか一夏」

一夏「ほ、箒っ!?」ガタッ

箒「その、なんだ……くくく、訓練の時間だからな。別にお前の事が気になるわけではないが……」

一夏(ツンデレキターーーーーー!!!!)

箒「それで、私も相手がいないと練習にならんから仕方なくお前を探しに……なんだ、なぜニヤけている!?」

一夏「いや、俺も箒を探しに行こうと思ってたんだよ!さっそくアリーナに行こうぜ!」

箒「あ、ああ……あ?私を探していた!?……お、お前も…私とISの訓練をしたかったのか?」

一夏「ああ。『箒と』やりたかったんだ」

箒「そ、そうか……///」

一夏(デレかわwwwwww)

一夏「それでこないだの基礎動作だけどさー」ガラッ ピシャッ



千冬「おのれぇ…………」

モッピー可愛いよハァハァ

千冬「おのれおのれおのれおのれおのれぇ…………」ズカズカ

ダンダンダンダン ピンポーンポンポーン

千冬「開けろ織斑!!私だ!!!さっさと開けないとドアを蹴破るぞ!!」

一夏『え、ちょ、どうしたんだよ千冬姉』ガチャッ

一夏「よっと……なんだよ緊急事態か?…ってあれ、箒?!」

箒「や、やぁ一夏」

一夏「……え?どうしたんだこんな時間に。まさか俺に会いに……?」

箒「いやまぁ、そうというか違うというか……///」モゴモゴ

一夏「本当かっ!?」ズイッ

千冬「黙れ。まず私の話を聞け貴様ら」

千冬「非常に、ひっじょおおおおおに不本意だが」

千冬「篠ノ之は今日から数日、お前と同室になることが決定してしまった……っ!!」

一夏「え?え?え?」

箒「そういう事だ。急で悪いが世話になるぞ……///」

一夏「俺の方は別に構わないっていうかむしろ嬉しいけど」

千冬「あーあーあー!!」

箒「こほん。……私の部屋が何者かに荒らされてな。犯人が判明するまで部屋を出る事になったのだ」

箒「その、元同室だからな。よろしく頼む」

一夏「お、おう!さ、早く入れよ!」

千冬(一時の怒りに負けて墓穴を掘ってしまった…………)ワナワナ

シャアアアアアアアアアアア

一夏「箒がシャワーを浴びている」

一夏「俺の部屋のシャワーを使って……」

一夏「…………」ゴクリ

一夏「最初の頃は鈍感なフリをしてたけど……完全に惚れてるだろアイツ」

一夏「どうする?いっちゃうか?」

一夏「……まだ早いよな」

シコシコ

シャアアアアアアアアアアアアアア

箒(つい一夏の部屋に行くなどと言ってしまった……)ドキドキ

箒(今日の訓練からなぜか一夏の様子が違う)

箒(私を気遣うような仕草が多いし……何より気がつくと私の方を見つめている)

箒(まさか一夏も私のことをっ…!?)

箒(…………いやまて篠ノ之箒。あの唐変木が都合よく私の気持ちに答えてくれるなど)

箒「……一応念入りに洗っておくか」ボソッ

バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン       バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・)  バンバンバンバン゙ン
 _/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
    \/___/ ̄
  バン    はよ
バン(∩`・д・) バン  はよ
  / ミつ/ ̄ ̄ ̄/   
 ̄ ̄\/___/
    ドゴォォォォン!!
        ; '     ;
     \,,(' ⌒`;;)
   !!,' (;; (´・:;⌒)/
  ∧_∧(;. (´⌒` ,;) ) ’
Σ(* ・ω・)((´:,(’ ,; ;'),`
 ⊂ヽ ⊂ ) / ̄ ̄ ̄/
   ̄ ̄ ̄\/___/ ̄ ̄ ̄

          /\
     . ∵ ./  ./|
     _, ,_゚ ∴\//
   (ノ゚Д゚)ノ   |/
  /  /

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ
ポチ     ポチポチポチポチポチポチ
ポチ(∩`・ω・) ポチポチポチポチポチ
 _/_ミつ/ ̄/_
      /_/

キィッ バタン

箒「あ、あがったぞ一夏」

一夏「おう」

箒「…………」ドキドキドキドキ

一夏「…………」ドキドキドキドキ


箒「あの」
一夏「あの」


箒「い、いいい一夏からいいぞ///」

一夏「あ、ああ……ベッド、前と同じ窓側でいいよ、な?」

箒「あ、ああ……」

一夏「…………」

箒「…………」

一夏「それで」

箒「ん?」

一夏「箒は何を言おうとしてたんだ?」

箒「あ、いや……その、私もベッドのことを……な」

一夏「そうか」

一夏(ぜってー違うだろwwww)

箒(一緒に寝てくれと言いそうだった…………///)

箒「その……すまんな一夏」

一夏「ん?」

箒「いきなり部屋におしかけてしまって」

一夏「いや、部屋に泥棒?入ったのは箒のせいじゃないよ。気にするなって」

箒「いやしかし。同室の時散々悪態をついた身でこの部屋に戻ってくるなど……」

一夏「いいっていいって。事情が事情なんだから仕方ないだろ?」ニコッ

箒「いちか……///」

箒「…………わ、私は一夏なら同室のままでも…その、良かったんだが……」ゴニョゴニョ

一夏「ん?何か言ったか?」

箒「なっ……なんでも、ない……」

一夏「そうか」

箒「ああ」

一夏「……じゃあそろそろ寝るかー!夜も遅いしなー!」

箒「あ、ああ、そうだな」

箒「…………一夏の馬鹿者が」ボソッ

一夏「え?」

箒「なんでもないと言っている!!」

一夏「でもアレだなー」

一夏「俺は箒となら別に同室のままでも良かったんだけどな」

箒「えっ!?」

一夏「…………」

箒「一夏?今のはどう言う」

一夏「さ、寝ようぜ」

箒(…………まさかまさかまさかまさか)ドキドキドキドキ

一夏(効いてる効いてるwwww)

期待してる

箒(眠れない…………)ゴロン

一夏「…………」

箒「一夏、もう寝たのか?」

一夏「いや起きてるよ」

箒「そうか……」

一夏「箒ってさー」

箒「なんだ」

一夏「好きな人いるのか?」

箒「」ブーッ

シコシコ


ブゥーww

      ハヽ/::::ヽ.ヘ===ァ
      {::{/≧===≦V:/
      >:´:::::::::::::::::::::::::`ヽ、
   γ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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   ∧::::ト “        “ ノ:::/ _ (⌒)
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     i   丶 ヽ{ .茶 }ヽ
     r     ヽ、__)一(_丿
     ヽ、___   ヽ ヽ
     と_____ノ_ノ

箒「な、な、な、な、」

一夏「いやー答えにくいなら答えなくてもいいよ」

箒「こ、答えにくいというか……そもそもなぜそんな事を」ゴニョゴニョ

一夏「でもそうだよな、もう高校なんだから好きな奴がいてもおかしくないよな」チラッ

箒「あ、いや私は」

一夏「あー、箒ってどんな男がタイプなのかなー」

箒「たいぷっ!?」

一夏「…………」

箒「一夏っ!」ガバッ

箒「…………まさか寝言か?」ゴロン

モッピーみたいなタイプのきっかけ1つでダム決壊レベルにデレるのいいよね

箒「……一夏?」

一夏「…………」

箒「寝てるのか?」

一夏「…………」

箒「…………」

一夏「…………箒」ボソッ

箒「!!!!?」ガバッ

一夏「むにゃむにゃ……」

箒「……なんだというのだ///」ゴロン

一夏「箒………箒………」

箒(……気になって眠れない)

一夏「…………好きだ」

箒「はぁあああっ!?」ガバッ

一夏「ん……どうした箒、ゴキブリでも出たのか」ムニャムニャ

箒「え、いや今のは……うん、なんでもないんだ。なんでも」

一夏「…………そうか」zzz

箒(本当に寝言……なのか?)

一夏「おーい箒」ユサユサ

箒「ん…………」

一夏「起きないと遅刻するぞー?」

箒「あ、ん……いち、か……?」

一夏「おう、おはよ」

箒「……へ?いいいい一夏!?」

一夏「おいおい落ち着け」

箒「どどどどうして一夏がここに」

一夏「寝ぼけてるのか?」

一夏「凄いクマだぞ箒」

箒「…………何も覚えてないのか?」

一夏「? なんのことだ?」

箒(やはり寝言だったか……)

一夏「あまり眠れなかったみたいだな」

箒「あ、ああ」

一夏「ん?熱でもあるのか?顔が赤いけど」ピトッ

箒「やめろっ///……熱などない///」プイッ

箒(思い出したら顔が……!!!)

セシリア「なんだか今日の箒さんは元気がありませんわね」ボソッ

一夏「ああ、昨日あまり眠れなかったみたいだ」ボソッ

セシリア「そういえば箒さんと同室の方がシャルロットさんの部屋に泊まったらしいですが……なにか関係がありますの?」

一夏「ちょっとな」

シャル「あ、僕も聞きたいなその話」

一夏「おいおい……あまり言いふらすなよ?」

シャル「うんうん」

セシリア「分かりましたわ」

一夏「という訳なんだ」

シャル「へぇ~」

セシリア「それは災難でしたわね」

シャル「でもおかしいよね。IS学園に泥棒なんて」

セシリア「セキュリティの面から言っても俄には信じられませんわ」

ラウラ「簡単なことだ」

一夏「うおっ!ラウラ!?」

シャル「簡単ってどういうこと?ラウラ」

ラウラ「内部に犯人がいるということだろう」

セシリア「……なるほど。内部犯ならありえますわね」

一夏「でも女だらけのIS学園で誰が女の部屋に忍び込むんだ?」

シャル「…………」

セシリア「…………」

ラウラ「…………」

セシリア「……まさかとは思いますが一夏さん……?」

一夏「へ?ないないない。ほんとだぞ?ハハハ」

シャル「……」



千冬「へっくちっ!!」

鈴「へぇ~、泥棒ねぇ」

セシリア「あら?鈴さんは興味ありませんの?」

鈴「ま、専用機持ちのアタシなら仮に襲われてもね」

シャル「あまり気を抜かない方がいいと思うけど……」

鈴「ところでさー、箒は誰の部屋に泊まってるわけ?アンタたちの中の誰か?」

シャル「……そういえば」

ラウラ「我々の部屋ではないぞ」

セシリア「わたくしでもありませんわ」

鈴「当然アタシでもない」

セ鈴ラシ「………………」

一夏「で、なんで皆俺の部屋にいるんだ?」

鈴「それはこっちのセリフよ!!」

セシリア「なぜ箒さんが一夏さんと同室になってますの!?」

ラウラ「一夏は私の嫁という自覚が足りないぞ!!」

シャル「まぁまぁみんな落ち着いて……」

一夏「そうだぞ」

鈴「アンタは黙ってなさいっ!」

          ハヽ/::::ヽ.ヘ===ァ
           {::{/≧===≦V:/
          >:´:::::::::::::::::::::::::`ヽ、
       γ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
     _//::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
.    | ll ! :::::::l::::::/|ハ::::::::∧::::i :::::::i

     、ヾ|:::::::::|:::/`ト-:::::/ _,X:j:::/:::l     セシリア?シャル?……モッピーの敵では無い!!
      ヾ:::::::::|V≧z !V z≦/:::::/
       ∧::::ト “        “ ノ:::/!
       /:::::\ト ,_ ー'  ィ::/::|
        /,, -― -ー - 、, ヽ
        (   ,_ - ‐'" ̄    )
        `.;ー" ` ー -ー - イ
          l           l

>>59
 本来の「ツンデレ」は、そういう意味なんです。
 ツン期からデレ期に移行した時に激しい差があり、それを楽しむのが発祥した時点での「ツンデレ」の定義。

 でもそれは、一度デレちゃったらもうツンが見れなくなるってことで、世の変態共はそれに満足できなかった。

 だから“普段ツン状態&時折デレ状態”という、
 感情の起伏、動態が激しいヒロインが生まれた。正確にいうと昔から居たけど、改めて定義された。

 そしたら変態共は、「これこそツンデレって言葉に相応しくね?」って解釈して、本来のツンデレから名前を拝借したのだ。

 そして今や後付けの方が正規の存在として認識されている現状。
 ……嘆かわしいことだ。


 因みに、『出てくるヒロインみんなツンデレ!』な美少女ゲーム「つよきす!」には両方のツンデレが存在する。
 ……素晴らしいことだ。

箒「待ってくれ皆。他人の部屋に押しかけて一方的に騒ぎ立てるのは……」

シャル「はいはい箒も黙っててね」

セシリア「そうですわ。抜け駆けはしないという約束だったはずでは?」

一夏「抜け駆けぇ?何のことだいったい」

鈴「いやいやいや……アンタ、アレはどうなったのよ」

一夏「アレ?」

鈴「アレよア・レ!鈍感なのをやめるっていう……」

一夏「ちょストーっプ!!本人の前で言うなよ」ボソッ

セシリア「本人?」

一夏「…………」チラッ

箒「なんだ。何をこそこそ話している」

セシリア「どういうことですのこれは」ボソボソ

鈴「アタシに聞かないでよ」ボソボソ

シャル「も、もしかしてこれって」ボソボソ

セシリア「そんなはずないですわ」ボソボソ

鈴「誰か確認しなさいよ」ボソボソ



一夏「どうしたんだみんな?」

箒「さぁな」

箒「…………相変わらずの朴念仁ぶりだ」

シャル「一夏っ!」バンッ

一夏「お、おう」

シャル「今日こそはっきりさせてもらうよ!」

セシリア「そうですわ!」

鈴「さ、さっさと選びなさいよ!」

一夏「選ぶ?何のことだ?」

セシリア「もちろんこの五人の中から一人を、ですわ!!」

一夏「へ?」

シャル「…………意味、わかるよね?」

一夏「何のことだ?何か約束してたっけ」

鈴「……本気で言ってるの?」

一夏「え、あ、……(何か分からんが皆怒ってるな)」チラッ

箒「………………ふんっ!」

一夏(他の四人は分からないが箒のアレは嫉妬だな!)

一夏(それなら……)

一夏「とりあえず選ぶなら箒を選ぶぞ」

セ鈴シ箒ラ「!!!!??!」

箒「わ、わたしかっ!?」

一夏「ああ」

箒「本当に私なんだな!!?」

一夏「もちろん」

箒「そ、その……理由を聞いてもいいか?」

一夏「んー、なんだかんだ言って一番付き合いが長いしな」

一夏「気軽に話しかけられるし」

箒「…………それが理由か?」プルプル

箒「わ、私のことが、その、すすす、好きというわけでは」

一夏(ツンツンかわいすぎwwwwwww)

鈴「なーんだ、やっぱり好きってわけじゃないのね」

セシリア「だいたい意味も分かってなさそうですしね」

ラウラ「よく分からんが一夏は私の嫁だしな」

シャル「安心したらお腹へっちゃったよ。晩御飯食べに行かない?」

箒「…………」プルプル

一夏「あ、俺も行くよ。待ってくれ」

箒「一夏きさまっ……!!」ダダッ

一夏「……言い忘れてた」クルッ

一夏「俺は箒の事が……ごにょごにょ……だしな」

箒「え?へ?」

一夏「さ、行こうぜ!」グイッ

箒(………………一夏が、私のことを、好き?)

一夏「どうした?遅れちまうぞ?」クイックイッ

箒「………………うひひ」ニヘラ

箒(眠れない)

箒(昨日の寝不足で今日は安眠できると思ったが)

箒(眠れない眠れない眠れない眠れない)

一夏「…………」スピー

箒(なぜ一夏が私のベッドに入っているんだ!!!)

一夏「んー」ムニャッ

一夏「箒ぃ………」

箒(はぁはぁはぁはぁ……)

箒(これはそうなのか?そういう事なのか?)

箒(寝たふりをして実は起きて私の様子を伺っているのか?)

箒「…………」

箒「えい」ギュッ

一夏「んがっ…!…………が、ぐ」ジタジタ

箒「………どうやら寝ているようだな」パッ

一夏「ぷはっ!…………むにゃ」

箒「……ちょっとくらいバレないよな?」

箒「一夏…………」

箒「私も好きだぞっ」ボソッ

一夏「むにゃ」

箒「~~~~~~~~~っ///」ジタジタ

箒「はぁはぁはぁ……なんという気恥ずかしさ」

箒「…………もう少しやってみるか」

箒「起きるなよ?……よっと」ダキッ

一夏「んあ…」ダキッ

箒「!?!!?!?おおおお起きてるのか一夏っ!?」

一夏「zzz」

箒「寝てる……無意識で抱き返してきている、のか?」

一夏(んなわけねーだろwwww)

箒「いちか……いちか……」ドキドキドキ

一夏「…………」

箒「いかん…一夏の匂いで理性が……」ドキドキドキ

一夏「んんっ……」ギュッ

箒「!! ますます強く……一夏ぁ……」

一夏「箒」

箒「へっ!?」

一夏「…………」zzz

箒「寝言、か……」

箒「い、一夏の口……」ゴクリ

箒(さすがにまずい……寝ている相手にせせ接吻などっ)

一夏(む……なかなか奥手だな……だがこれなら)グイッ

箒「ひえっ…い、いひかっ!?」

一夏(この体勢なら少し顔を動かすだけでできるだろ)

箒「一夏?」

箒「ほ、本当に起きていないのか?」

箒「……起きていないんだな?」

箒「………………」ドキドキドキ


チュッ


一夏「……」パチッ

箒「ひゃあああああああ!!!!!!」

箒「い、い、一夏ぁ………」

一夏「…………」

一夏「フフン」ニヤリッ

箒「一夏ぁ…きさま最初からそのつもりで」

一夏「……」zzz

箒「……一夏?もうバレてるんだぞ?」

箒「おい一夏」ユサユサ

一夏「んー……むにゃむにゃ」

箒「も、もしかして寝てる?さっきのはキスで目が覚めただけなのか?」

一夏「zzz」

箒「………………」ゴクリ

チュッ

一夏(二回目きましたwwwwww)

箒「一睡もできなかった」ボーッ

一夏「んん……おはよう箒…ってなんで俺箒と一緒に寝てるんだーっ?(棒)」

箒「知るか///気がついたらお前が私のベッドに入っていて……ふんっ!!」プイッ

一夏「ご、ごめんな箒?」

箒「知らんっ!///」

一夏(あと一押しだな)

箒「ほら、これを持っていけ」デン

一夏「ん?」

箒「べ、弁当だ。部屋を使わせてもらっている礼だから気にするな」

一夏「おおー。サンキュー箒!」

箒「かっ勘違いするなよ?」

一夏「勘違いって?」ダキッ

箒「うひゃあああああああ!!!!!」

一夏「おいおい、朝からでかい声だすなよ」

箒「お、おお、お前が突然抱きついてくるから……!」

アカン収集つかんわ
やっぱワシに箒SSは無理やったんや

            /|\    _, . :‐: : : : : : \___.ノ
            .ィ__〉|:ト\./: : : : : : : : : : : : : : : : : \
.            /  r::|:::|\/: : : : : |: :i : : : : : : : : : : : : : :\
           / o./::/:::ル': : : : : : :|: :{ : : : : i: : : : : : : : : : : \
.           |_  /::/::://: : : : : : : λ: :、 : : : |: : : ト: : ヽ: : : : : :ヽ
.           | し'///: :/ : : : : : {: ト: : ゝ: : :!:./|⌒i: :} : : : :| : ',   篠ノ之束さんで~す♪
.          し.';/  {: :/: :/ {: : : |: |}从:〉 : : !ヽ: }ヽハ:!|: : : :|: : :',
              |:/: : {: :|: : :/|:l {\: : : i'´V-―z|:!: : : :!: : : ',.        /ヽ _
              |: : : :| : |: : :|:.:|.メ〉 \__i '" ̄ ̄|jノ: : :i! : : : ',     / // /、
               |: {: :/!: :|: : :Ⅳ .ィ:チ   ,.   '' "/:/: : /|: : : : ', { ヽ / // / /
                  V|: :{ |: : : : :|ィ/      ′   l:/: : /: |:\: : 丶! レ // / /  __
                    |: :| |: : :\{ 、'' "       ノ /: /: : |: : :\: :ノ 、     〈//
                 V ト _{.:_;>.._   ̄   ∠ィ: : l: : :|: : : : _/   )    /
              ( \   丿: : : :: ヽ: : `i ーr---   |: : :|: : :|/い{   /     /
            \ \(\: : : : : : : 丶: | : : |       |: : :|: : :!ヽ ヽ)ヽ     /===ュ
                  \ \ \: : : : /λ|: : ノ      | : V: : |  \ うト=='" i  [_]
           ____〉 i   ヽ: /  (ハ: : { |) __  /ヽ:_: : /_//〉|      | |
        }――――  {    V  (| |: 丿|) 〉 `   〈:ヽ:)--~ヾ |      ,..イ\
          (二二二         _}   (| |}:!:|_|)/      ):〈\___ >r――イ、.丿: : ヽ
             /\___.ノ∧  X (:.:ノ /     ヽ/ } : :)∧::::ヽ |     |/}: : :\




 \i、"ゞ/( _ 人 ,;从ノ" i、;;::.\メラメラ                      /
)ヾ ノ  从 ,,:;:''  ,; ;, ,;., ’.∠  だれですかいえにひをつけたのは! >
    \          /./_                 _    \

  | \   | ̄ ブームけ  ̄| _ ..:| : :. ̄ / /∨| /W\  /\|  \  .|  ̄
:. ,: |::: : |  |::::| ̄ ̄| ̄ ̄ './ ̄\: :::::::|//   |/     \/       \|
,)ノ',|::: : |  | ,;' ,;ノ!、从 ゙'! |  ^o^ |..::::::|

ノ;ノヾ;, ., ( _ 人 ,从ノ" i、 i \_/ ::::::::| (:

(. ,.( ,;  /         / つ つ :::::::|.:从, ボーボー
人:. ヾ,、 (.         (_つ ノ    ,;;'人,,ノ
 (;. (:,  ,)::.           し´ ;,、 ,;ノノ .:;.(
、 ヽ;,:.;):.从;.,パチパチ       . ,、 ,.:;(゙:  ,.:.人
从ヾ;. '',人ヾ,´         ,ノ (,.ノ,、ヾ , .,;ノ

;;''')ヽ);;;;;;;,,,,,,)ソ''⌒;;)⌒;ソ.( ,;. ,:ノヾ; . ,;) ,、, 从 メラメラ

でも束さんは千冬にベッタリだから攻略し辛い
SSでトンチキなこと起こす為の元凶にはもってこいだけど
いつか束×一夏のイチャイチャ書きたい

機体支援

        ハヽ/::::ヽ.ヘ===ァ
          {::{/≧===≦V:/
         >:´:::::::::::::::::::::::::`ヽ、
      γ::::ノ(:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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      ∧::::ト “        “ ノ:::/!  
      /:::::\ト ,_ --  ィ::/::|         
     /     `ー'    \ |i
   /          ヽ !l ヽi

   (   丶- 、       しE |そ  ドンッ!!
    `ー、_ノ       ∑ l、E ノ <
               レY^V^ヽl

>>186
愛してる

|l |l |   匚_ |    |  匚|匚|l ・|匚|匚||;|l|                    幵|/|l0| |´]。 r'´\ l|LLLLLLL| |
|l |匚   _|l|    |  匚|匚|lD|匚|匚||・|l| 、                    |L|r'「||'ョ| | |  | ´\】|LLLLLLL| |
|l |l |   匚_ |    |  匚|匚| V|匚|匚||  |     ハヽ/::::ヽ.ヘ===ァ    }|r'|i||'z| |´]。 r'´_ __  LLLL| |
|l |匚   _|l|    |  匚|匚|lDl l|/^゚        {::{/≧===≦V:/      |l||'・| | |  | _.| || 万 ||_ LLLL| |
|l |l |   匚_ |    |  匚|匚| ̄|∥|匚         >:´:::::::::::::::::::::::::`ヽ、    .|l   |´]。 r' .| |l   ||_ LLLL| |
|l |匚   _|l|    |  匚|匚|匚|∥|        γ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ     .゚^\、 'r┤l| || 世 ||_ LLLL| |
|l_l_|__匚_ |    |     __∥_      _//::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ        .l| l| _| |l   ||_ LLLL| |
____r'´_|l|    | }三{ _           | ll ! :::::::l::::::/|ハ::::::::∧::::i :::::::i          | _| || 橋 ||__SEGA_|
三 |  「三 ∥   |}三             、ヾ|:::::::::|:::/`ト-:::::/ _,X:j:::/:::l  
三 |  |三=∥                    ヾ:::::::::|V≧z !V z≦/::::/  
                              ∧::::ト 。゚       ゚。ノ:::/   モッピー怖いけど
                            / ̄ ̄ ̄ ̄\~`~__ ィ::/   >>192家の子になるよ・・・
                            |:::::::      / ̄ヽ  
                            \____/::  、__)
                                |::::::::::    |
                                 \:::〉:::: ノ
                                  〈:::::_/

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