陽介「あいつが帰ってもう一週間か…」 (28)
登下校中
陽介「よう!里中どうした元気ないなお前らしくないぞー?」
千枝「うっさいなぁ話し掛けないで」
陽介「おいおいどうしたんだよ俺達世界を救ったんだぜ?あいつが帰ってから少しおかしいぞ里中」
陽介「あっ元からか(笑)」
千枝「」ボスッ
陽介「うっ!…お前タマは止めろよ…」
千枝「」テクテク
陽介「おっ、おい!行っちまったどうしちまったんだあいつ…」
陽介「ったく里中の野郎…人がせっかく心配してやってんのに」
雪子「」ポツポツ
陽介「おっ?あそこにいるのは天城か」
陽介「うーす、天城おはよう!」
雪子「…」
陽介「おいおい天城までそんな調子かよ勘弁してくれよー」
雪子「…ウザい」ボソッ
陽介「えっ?」
雪子「…プッ」タッタッタ
陽介「何なんだよ…」
昼休み
キーンコーンカーンコーン♪
陽介「ハーやっと午前中の授業終わったぜー。おっとそれよかメシメシ~♪」
完二「」モグモグ
陽介「おっ完二じゃーん!一緒に食おうぜー」
完二「…チッ」
陽介「お前センパイに向かって舌打ちとはやるな」
完二「」スタスタ…
陽介「お前も俺の事シカトすんのかよ!」
陽介「おかしい…何かがおかしい。」
陽介「みんなの様子が変だ。もしかしたらまた向こうの世界がおかしな事になってるのかもしれない。今日の夜マヨナカテレビを見てみよう!」
チッチッチッ…0時だ…
陽介「よ、よし取り敢えず見てみようもしかしたら何か映るかも」
ジーージッジ…映った!!
千枝&雪子「あなたが帰ってもう一週間…ダメ…もう私達…あなたじゃ無きゃダメなの…」
陽介「こっこれは!天城と里中!?それにあなたって…」
千枝&雪子「寂しい寂しいよ…どうして居なくなっちゃったの?逢いたいよ…あなたに逢いたい…!」
千枝&雪子「何であなたが居なくって花村みたいなウザい奴が残るの?…!?そっそうか分かったわあなたにに逢う方法が…♪」
陽介「方法…?」
千枝&雪子「あなたの私達より大事な相棒さんを危険な目に晒せば絶対来てくれるハズ…」
陽介「ちょっオマッ…!」
千枝&雪子「だってあなたは私達の愛より相棒の愛を選んだ人ですもんね!!!…プッ…クックッ…アーーーハッハッハッハッァー!」
陽介「うっ、嘘だろ里中、天城…(涙)」
プツン
陽介「どうにかしないと…」
陽介「そっそうだ明日は休みだしあいつの家へ行ってみよう何か分かるかもしれない」
ピンポーン ガチャ
陽介「あっ菜々子ちゃん?久しぶりー!今家上がっても良いかな?」
菜々子「…変な事しない?///」
陽介「菜々子ちゃん!?なっ何を心配しているのかなー(笑)」
菜々子「…良いよ」
陽介「ありがとう菜々子ちゃん!」
菜々子「いつでも準備は出来てるから」ボソッ
陽介(菜々子ちゃんまで異変が…)
陽介「とっ取り敢えずおじゃましま~す♪」
陽介(うわ凄い部屋が綺麗に片付けられてるこれ全部菜々子ちゃんが…)
陽介「凄いね菜々子ちゃんいつもちゃんと掃除してるんだ?偉いなぁ」
菜々子「いつあの方が帰ってこられても良いようにホコリ一つ落とさずにずっとまってるの」
陽介(あの方ってあいつの事だよな…)
陽介「あれっ?そう言えば遼太郎さんは?」
菜々子「居ないよ」
陽介「今日日曜日なのにお仕事か~お父さんと一緒に遊べなくて残念だね菜々子ちゃん。俺で良ければ一緒に遊ぼうか?」
菜々子「お父さんもうお仕事に行かなくても良いの」
陽介「えっ?だって遼太郎さん…」
菜々子「死んだの」
陽介「…はっ?」
菜々子「自殺したの♪」
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