注意書き
・長い
・カーズ大活躍
・ディアボロが影薄い
・アルが登場しない
・ホムンクルスが全体的にデフレ
カーズ「・・・で、直接触れていれば金属にも流れるわけだ」バリバリバリ
プッチ「なるほど、波紋ってかなり万能なんだな・・・スタンドより凄いんじゃあないか?」
DIO「俺のそばに近よるなァーーッ!」ビクビク
カーズ「あと、水に流すとプリンのようになる」チャポ プルン
大統領「おお~!」
カーズ「同時に生物探知機にも・・・あ?」
ドッピオ「・・・どうしました?」
カーズ「・・・いや、なんでもない」
エド「ちょっと行ってくるわ。鋼の錬金術師、最後の練成にな!」パアン
バチバチッ
グオオオオオオオ
中尉「・・・?」
エド「ん?あ・・・あれ?」
ゴリさん「お、おい・・・練成陣の光が・・・」
イズミ「・・・!」
ホーエンハイム「エ・・・エド・・・?」
エド「ッ!?」カッ
ドォォォオオオオン
ザンパノ「あ・・・?何があって・・・?」
ゴリさん「あァ・・・!?どこだよここ・・・?」ガヤガヤ
エド「・・・!?」
大佐「な・・・何があったんだ中尉?」
中尉「わ・・・わかりません・・・。ただ、どこかに飛ばされたようです・・・」
大佐「何!?・・・確かに、気温が違うな・・・」
ホーエンハイム「(・・・科学力はアメストリスよりも遥かに上だな・・・)」
ザンパノ「・・・あ?ジェルソ!?」
ジェルソ「お、おう・・・」
ザンパノ「お前らも一緒なのか?」
オリヴィエ「ああ・・・そのようだ」
ザンパノ「(傷の男は・・・いないな)」
民衆「」ナニナニ? ドウシタ
エド「よく分からねーけど・・・情報収集も兼ねて移動しよう・・・ここじゃ目立ってしょうがない」
吉良「・・・!?」
社員1「ええっ・・・何が・・・!?」
社員2「爆発か!?」
社員3「物凄い轟音だったな・・・」
吉良「何だったんだ・・・」
とおるるるるるるるるるるるん♪
吉良「!」
とおるるるるるるるるるるるん♪とおるるるるるるるるるるるん♪
吉良「DIOか・・・何だ?」パコッ
DIO「吉良、気付いたか!?」
吉良「ああ、さっきの轟音だろう?」
DIO「そうだ・・・吉良、ドッピオと俺に留守番を任せて全員で外に調べに行くそうだ、吉良もとっとと退社して合流してくれ」
吉良「は?」
吉良「いやそれはちょっとあの」
DIO「急げよ!」ブツッ
吉良「」ツーツーツー
吉良「あいつ・・・」ギリッ
吉良「ちょっとすいません、退社します」
上司「なんで?」
吉良「いえ、少し同居人から呼び出されまして」
上司「あ?」
吉良「なので・・・(駄目だこりゃ・・・)」
上司「同居人の要件はなんだ?」
吉良「(キラークイーン)」
上司「おいこたえ」ズガアアアアン
上司「・・・え?」ウワーナンダー バクハツダー
吉良「(今だッ!)」ダッ
お父様「な・・・なんだここは・・・?し、真理から・・・解放されたのか・・・?」
プライド「お、お父様!?こ・・・ここは・・・?」
お父様「プライド!?・・・それに」
ラスト「・・・?」
グラトニー「ラスト!?」
エンヴィー「何だ・・・!?」
スロウス「めんどくせえ・・・」
ラース「・・・?」
お父様「私の子らが・・・?・・・グリードはいないようだが、丁度よかった・・・」ニイ
プッチ「はい、カーズ。水」
カーズ「ああ」チャポン
カーズ「」コオオオオオオオ
Dio「・・・そういえば波紋で探知機が作れるんだったか」
大統領「・・・しかし野次馬ばっかりだな・・・現場に近づけないぞ」
カーズ「ふ~む?西に数km離れたところに人間ではない生物の反応が複数あるな。その周りに人間の反応が無数にある」
プッチ「人間ではない生物?」
カーズ「それと・・・南方向、300m程の距離に・・・同じく人間ではない生物の反応が7つほどある。おそらく西の連中よりも強い」
Dio「じゃあ南を追うか」キュム
吉良「遅れて悪かったな」タッ
大統領「では行こう」バッ
エンヴィー「(眼が乾くな・・・)」クシクシ
グラトニー「ラスト、何か来るよ?」
ラスト「・・・だそうよ」
お父様「そうか・・・では移動しよう。あそこに見える赤い塔で落ち合うことにする」
全員「」ダッ
カーズ「・・・連中も移動し始めたな」タタタ
大統領「くっ・・・もう限界だ」タタタ
吉良「私もだ・・・悪いが任せたぞ」タタタ
Dio「ああ」バッ
ラース「追って来たな」シュタタタタ
ラスト「あら、本当ね」タタタ
プッチ「見えた!」タタタ
Dio「プッチ、こんな時に悪いがこれ以上スピードが出ん・・・先に行ってくれ」
プッチ「分かった」ダッ
カーズ「」グン
プライド「・・・来ましたね」
ラース「ふむ」
プッチ「カーズ、横の眼帯を頼む」
カーズ「!」
プッチ「私はあのデブを始末する」バッ
カーズ「フン・・・ぬかるなよ」ダッ
ラース「!」
ラース(・・・狙いはこちらか)
グラトニー「?」
カーズ「我が流法は光・・・輝彩滑刀の流法!」ヒュ
ラース「ヌッ!」シャッ
ガキイイイイイイイン
カーズ「!」
ラース「なかなか速いな・・・」スッ
ラース「」パサッ
カーズ「・・・その眼は?」
ラース「語る必要はない・・・貴様は今ここで死ぬからな。愚か者が」スチャッ
カーズ「(ウロボロスか・・・)」
カーズ「フン・・・くだらんな。頂点は常に1人!」ガシャ
グラトニー「いただきまぁ~す」グオッ
ヒョイ ガチィィィン
プッチ「」ドゴォ
グラトニー「うわっ!?」ズガアアン
グラトニー「うう~・・・食べるぅぅ~!」バッ
プッチ「!」ブン
グラトニー「ぎゃっ!」バキィ
ドガ
グラトニー「いたい!」ムク
プッチ「(こいつ・・・軽く内臓破裂しているのに立ち上がれるのか!?)」
グラトニー「」ニヒッ
キン キィン カァン
ラース「フン!」キイイン
ラース「なかなかやるではないかね。その奇抜な服装の意図は分からんが・・・腕に刀を装着することで刀を落とされることを防ぐとはな」
カーズ「装着?フッ、下等生物にはそのように見えるというのか・・・フン、面白い。笑わせてくれるな」
ラース「装着でなければなんだというのかね?・・・まあいい、闘いを楽しもうではないか」ダッ
キイイイイイン
カーズ「(このカーズの斬撃についてこられるとは・・・あの眼が特殊なのだろうな)」
ラース「(ふざけた姿をしているが強さは本物だ・・・何せ、通常よりも扱いづらい刀でこの私と互角なのだから)」
キキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキン
ラース「だがッ!」ドッ
カーズ「!」
ラース「ホムンクルスの能力に敵うと思ったかな!?」ストッ
カーズ「5階のベランダに立つとは・・・!」
カーズ「少しは楽しめそうだなッ!」ニヤ
ドッ
ラース「!?」
カーズ「人間ではないのは、こちらも同じでなあ!」ブン
ラース「くっ」キイン
ラース「チィッ!」バッ
グオオッ
ラース「」ダン
カーズ「(壁を蹴って次々と建物に飛び移る・・・このカーズを錯乱するつもりか?)」
カーズ「だがそうはいかん!波紋!」
バチバチバチ
ラース「ぐっ!?」ビリリッ
ラース「むうッ!」グラッ
カーズ「」ダン
ラース「くっ」ザザッ
カーズ「」スタッ
ラース「(これは・・・シン国に伝わる・・・仙道!)」
ラース「(奴もこれを使えるというのか・・・)」
ラース「・・・貴様が錬金術師ではないことが分かった」
カーズ「・・・分かったところで無駄だがなァ!」ガシャ
ダッ
ラース「フン!」シャキン
バッ
キイン
プッチ「」ドゴォ
ドガァーン
グラトニー「・・・うざい。はやい」ムク ガラガラ
プッチ「(腹に穴をあけられてすぐに元通りになるとは・・・再生能力はカーズ並みか?)」
プッチ「死ねッ!」ドドドドドドドドドド
グラトニー「いたい」ドガン
グラトニー「たべる」ユラ
プッチ「こいつ・・・!叩き潰す!」ビュン
グラトニー「!?」
ラース「(左に動き蹴りを入れる!)」フォン
ドガア
カーズ「ぐおッ!」
カーズ「(なんだこの破壊力は!?響くッ!響くぞッ!)」
ラース「はァッ!」ズバア
カーズ「くッ!」
シュウウウウ
ラース「・・・!貴様、まさか再生能力を!?」
カーズ「フフ・・・もらったァ!」ブン
ラース「フッ」キイン
カーズ「できるだけ汗をかかず危険を最小限にし、バクチをさけ、戦いの駒を一手一手動かす・・・それが「真の戦闘」だと思わないか?」キィィン
ラース「・・・何が言いたいのかね?」カァン
カーズ「今にわかる・・・」
ブウウウウウウウウン
ラース「!」
スパァッ
ラース「何!?」
カーズ「輝彩滑刀の流法!」
ズバッ
ラース「ぐあぁッ!?」
プッチ「調子に乗って攻撃を受けすぎたな!」ドゴドゴドゴドゴドゴオ
グラトニー「いっ!?」ドバアッ
グラトニー「あああぁあぁあぁあぁああぁあぁぁぁあぁああああぁ!?」
グラトニー「いたい!いたい!いたいいたいいたいいたいいたい!殺す!食う!」
プッチ「黙れ!」ドグシャア
グラトニー「食ううううううううううううう!」ガバア
プッチ「かなり肝を冷やしたが・・・ゴリラに毛が生えた程度の存在にこの私が敗北するわけがない」ガッ
グラトニー「ぎっ!」ドッゴォ
ラース「ぐううう・・・あああ・・・」
カーズ「ンンンンいい声だ!実にいい響きだ・・・その絶叫を・・・・聞きたかったぞ!」
カーズ「・・・まあ、もう1つ聞いておきたいことはあるがな・・・」
ラース「・・・?」
カーズ「貴様らは一体何者だ?」
ラース「・・・」
カーズ「答えろ」
Dio「(・・・もう終わってたか)」ポリポリ
プッチ「こっちも終わったぞ」ボグッ
カーズ「ああ助かる」
ラース「ぐ・・・ん?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
Dio「なんだ・・・?地響きが・・・?」
プッチ「・・・!」
バゴォッ
カーズ「!?」
Dio「地割れッ!?」ゴゴゴゴ
ラース「」ダッ
グラトニー「」バッ
プッチ「あっ」
Dio「まずい!また割れるぞ!」
カーズ「飛ぶぞ!Dio!プッチ!」ガッシイア
プッチ「へ?」
カーズ「」バサッ
ピシッ
ズガアアアアアン
Dio「・・・あっぶな」
キュウウウウウウウン…
お父様「・・・手間をかけさておって・・・まあグラトニーもラースも幼いしな」ザッ
プライド「連中はなんなのです?」
お父様「分からんな。・・・ただ、こちらに対して敵意があるのは確かだ」
ラスト「・・・」
スロウス「敵か・・・めんどくせえ・・・」
プライド「まだ錬金術師達と組んでいる様子はありませんが・・・組んだ場合は厄介ですね」
エンヴィー「殺っちゃう?殺っちゃう?」
お父様「ふむ・・・」
とおるるるるるるるるるるるん♪
プッチ「あれ、ファニーから電話だ・・・もしもし」
大統領「うまくいったか?」
プッチ「いや」
大統領「そうか・・・今、こっちは西の連中を追ってるから合流してきてくれ」
プッチ「・・・連中は移動しているのか?」
大統領「いや、さっきから止まったままだ」
カーズ「よし行くぞ」
リン「エドー」
エド「ん?」
リン「なんかグリードが生きてるんだけど」
エド「・・・は?」
ランファン「!?」
リン「ほら」スウッ
グリード「「は?」たあなんだエドこの野郎!」
エド「マジかよ・・・」
エド「なんでお前生きてんの?」
グリード「分からん。親父殿に咬みちぎられたと思ったらリンの体にいた」
大佐「(咬みちぎられて死んだのかこいつ)」
エド「・・・お前が生き返ったってことは他のホムンクルスも生き返ってんのか?」
ランファン「多分・・・北西の方からホムンクルスらしき反応が」
エド「グリードはここにいるから・・・1度に7体相手にしねーといけねーのかよ・・・」
ホーエンハイム「・・・」
吉良「」タタタタタ
カーズ「急なことを言うのだなファニー」バサ
大統領「時間短縮だ」
プッチ「こっちが戦ってる最中だったらどうする気だったんだ」
大統領「戦ってなかったからよかったじゃないか」
カーズ「カスどもが・・・白熱するんじゃあない・・・ところで2人とも、乗っけて行ってもいいぞ」バサ
吉良「本当か、助かる」
エド「まあ、まずはここがどんなところなのか調べねーとな・・・」
中尉「誰がどう調べるのよ?」
エド「う~ん、できるだけ早い方がいいからな・・・グリードとランファン、俺、メイで行くか」
カーズ「到着だ」バサッ
全員「!?」
エド「なっ・・・鳥・・・!?」
大統領「さて」トッ
大統領「お前たちはあの7人の仲間か?何をしに来た?」
グリード「・・・は?」
吉良「疑問文に疑問文で答えるな」ギロ
ホーエンハイム「・・・ああ、それはかくかくしかじかでして・・・」
Dio「?」
カーズ「・・・つまり、貴様らは人体練成をしようとしてこの世界に転送されたというのか」
プッチ「そして、あの7人は敵であり、過去に全員倒したはずなのに蘇っている、と・・・」
大佐「過去に、と言っても今日倒したばかりなんだがな」
ホーエンハイム「呑み込みが早くて助かりますよ」
吉良「信じがたいな・・・錬金術など」
エド「こっちにとっちゃ、この世界の方が信じられないけどな。説明してくれ」
吉良「いいだろう」
大佐「なるほど、君らはスタンドという能力を持っていて、ジョジョという敵に倒されたというのか」
吉良「約1名は別だがな」
カーズ「ん?」ギロ
エド「西暦2013年ね・・・かなり未来だな」
中尉「これでだいたいこの世界については分かってきたわね」
グリード「で?ホムンクルスどもをぶっ潰すのか?」
大統領「・・・それはやめておいた方がいいんじゃないか?みんな疲れてるようだし」
プッチ「今日は休んだ方がいい」
ホーエンハイム「そうか・・・」
吉良「ちょっと待て、荒木荘は面積的に無理だぞ?」
カーズ「吉良邸」
吉良「」
大統領「私の家なら何人かいれることができるぞ?もちろん身なりがなっている者だけだが」
Dio「じゃあこいつはなしだな」
ザンパノ「なしとはなんだコラァ!」
大統領「じゃあ、エドとロイ、ホアームストロング、オリヴィエ、グリード、ランファン、メイは私の家に来るといい」バッ
プッチ「あとは全員吉良邸で」
吉良「このクソカスがーッ!」
※訂正
吉良「ちょっと待て、荒木荘は面積的に無理だぞ?」
カーズ「吉良邸」
吉良「」
大統領「私の家なら何人かいれることができるぞ?もちろん身なりがなっている者だけだが」
Dio「じゃあこいつはなしだな」
ザンパノ「なしとはなんだコラァ!」
大統領「じゃあ、エドとロイ、ホークアイ、アームストロング、オリヴィエ、グリード、ランファン、メイは私の家に来るといい」バッ
プッチ「あとは全員吉良邸で」
吉良「このクソカスがーッ!」
大統領「しかし・・・DIOやドッピオにも説明説明するんだ、1人くらい荒木荘にいてもいいんじゃあないか?」
カーズ「そうだな・・・おいそこの小娘」
メイ「え?」
カーズ「そこのパンダをよこせ」
メイ「」
カーズ「こっちも狭くてな・・・そのパンダ程度なら余裕で入れる」
メイ「い・・・いやよ!シャオメイは渡さない!」
カーズ「・・・ならば仕方ない」ズモモモ
メイ「!?」
※訂正
大統領「しかし・・・DIOやドッピオにも説明するんだ、1人くらい荒木荘にいてもいいんじゃあないか?」
カーズ「そうだな・・・おいそこの小娘」
メイ「え?」
カーズ「そこのパンダをよこせ」
メイ「」
カーズ「こっちも狭くてな・・・そのパンダ程度なら余裕で入れる」
メイ「い・・・いやよ!シャオメイは渡さない!」
カーズ「・・・ならば仕方ない」ズモモモ
メイ「!?」
カーズ「パンダ同士で話し合いとするか」
パンダ「」ピョン
シャオメイ「」クル
チャウチャウ アウ
エド「・・・なんか話してるな」
パンダ「」ヒョイ スリスリ
カーズ「・・・そのパンダはこちらに来てもよいということだが」ズモモ
メイ「・・・本当なの?」
シャオメイ「」コクコク
メイ「そう・・・じゃあ・・・」
シャオメイ「」トッ
トコトコ
大統領「では行こう」バッ
中尉「何・・・?その布」
大統領「D4Cの能力は説明しただろう?それに使う布だ」バサッ
パッ
プッチ「さて・・・我々も帰るとしようか」
ジェルソ「じゃあ頼むぜ吉良さんよお!」
吉良「」チーン
プッチ「・・・と言うわけだよDIO」
DIO「へえ・・・まあこっちが異世界に飛ばされたこともあったし別に不思議ではないな」 ←前々作参照
Dio「そういえばあったな。ファニーは一緒ではなかったが」
カーズ「・・・で、このパンダがいうことには・・・ホムンクルスの親玉である金髪ブタ野郎の体内には、何千という賢者の石があるらしい」ナデナデ
DIO「やめろそれはこっちもダメージが来る」
ドッピオ「パンダの餌は何がいいんでしょうかね・・・?」
DIO「ディアボロ」
ドッピオ「やめてください」
吉良邸
吉良「・・・合成獣でも勝てないのか」
ゴリさん「ああ・・・ホムンクルスを倒してるのは今のところ錬金術師だけだ」
ザンパノ「まあ俺らも全力を尽くしてるがな」
吉良「・・・脳を吹き飛ばしても死なない生物とはな・・・賢者の石を破壊するしか方法はないのか?」
イズミ「ああ」
吉良「フー・・・」
ホワイトハウス
大統領「なるほど、シン国というのは中国のような国なのだな」ズズズ
ランファン「そうなりますね」
大統領「ふむ・・・それはそうと、明日の夕方に出発だ・・・万全の用意をしてくれ」カチャ
スカーレット「それにしても・・・変わったこともあるものね」
大統領「ああ・・・私の同居人たちも、過去に同じことがあったらしい。君らの世界ではなかったそうだが」
エド「そうなのか?」
大統領「ああ・・・巨人がどうとか言っていたかな」
夜・・・
お父様「・・・どうやらあの錬金術師たちも来ているようだ」
ラスト「!・・・本当ですか?」
お父様「なぜここで冗談を言わなければならない・・・?」
ラース「・・・」
お父様「今日奇襲をかけてもいいが・・・それぞれバラバラになっているようだ・・・その上、我々が知らない人物と一緒だ」
お父様「その人物の中に・・・昼にラースとグラトニーを襲った2人組もいる。相当な手練れの集まりらしいな」
グラトニー「・・・ねえ、食べていい?」
エンヴィー「・・・いや・・・飲んでいいよ」
グラトニー「」ニヤ
お父様「・・・」
DIO「ふむ・・・して、いつ連中を潰す?」
Dio「明日の夜だ」
カーズ「そうか・・・こちらの方が多いから断然こちらが有利となるな。ダメ押しにワムウ達も呼ぶか」
プッチ「でも、どうやって相手を探す?」
カーズ「町中を散策するしかなかろう・・・おそらく連中も東京からは出ないだろう」
Dio「あの7人を倒して、あいつらを元の世界に帰してやらないとな」
DIO「ああ・・・」
翌日昼
吉良「ふーむ、牛肉198円か・・・これにするかな」
吉良「・・・ん?」
エンヴィー「ラストもグラトニーもどこ行ったんだ?ったく・・・」
吉良「(あいつは・・・ホムンクルスか!?)」バッ
エンヴィー「あ?んだよてめえ」
吉良「貴様・・・ホムンクルスか?」
エンヴィー「・・・その言葉を知ってるってことは・・・錬金術師どもの仲間か?」
吉良「・・・否定はしないな・・・」
エンヴィー「・・・へえ」
エンヴィー「じゃ、お父様への手土産になってもらうかな」ドッ
吉良「」カチッ
ドゴォォオオオオン
エンヴィー「!?」
エンヴィー「・・・んだよ、てめえ錬金術師か?」
吉良「違う、と答えさせてもらおう」カチ
ズドォォオン
エンヴィー「チィ・・・なんだよコイツ!?」
吉良「(目立ってしまったな・・・まあいい、次は全身を爆破し、てッ!?)」
シーン
吉良「・・・!?」
吉良「奴の姿が消え・・・!?どこに行った・・・?」
エンヴィー「ははっ、これだから人間は」ケラケラ
吉良「!どこだ!」
エンヴィー「当ててごらん?」
吉良「・・・」
吉良(キラークイーンも見つけられないか・・・)
吉良「後ろにも横にもいない・・・物陰にも潜んでいない・・・どこだ?」
エンヴィー「へへっ」グオ
ドガッ
吉良「がッ!?」
エンヴィー「フ~ン、やっぱ人間だねえ~♪」
吉良「(キラークイーン)」
エンヴィー「!」
ズドン
エンヴィー「(脚が・・・クソ・・・どういう攻撃だよ?)」
エンヴィー「まあ、すぐに再構築できるけどね」スタッ
吉良「化け物が・・・」
ザンパノ「さ~て、吉良の旦那・・・なッ!?ホムンクルス!?」ボトッ
エンヴィー「あ?」
吉良「まず・・・!?」グルグル
バアッシィ
エンヴィー「ハッ・・・やっぱ人間は弱いねえ・・・肉体的にも、精神的にも」ギリギリ
吉良「(腕をタコに・・・!?コイツ、カーズと同じ能力を使えるのか!?)」
吉良「ゴフッ・・・」
ザンパノ「・・・」ギリ
エンヴィー「絞め殺されたいか?切り殺されたいか?それとも・・・食い殺されたいか?」ズモモ
吉良「(輝彩滑刀か?・・・ホムンクルスというのは柱の男なのか・・・?)」
吉良「(いや・・・そういえばワムウもエシディシも違う流法だったな・・・)」
エンヴィー「あ?」ニヤニヤ
ザンパノ「うおおおおお!旦那ァ!」バシュシュシュシュシュシュシュ
エンヴィー「・・・邪魔すんじゃねえぞコラ」バッ
吉良「ぐおっ!?」グイ
エンヴィー「殺すぞ」タッ
吉良「(天井に張り付くとは・・・)」
ザンパノ「」ニヤ
ジェルソ「」シュルッ
エンヴィー「!」グイッ
エンヴィー「てめえ!いつの間に天じょ」
吉良「キラークイーン」カッ
エンヴィー「ぎゃっ!?」
吉良「」ストッ
ザンパノ「やったな旦那!」
吉良「まだだ・・・あいつの腕を吹き飛ばしたにすぎな・・・あ・・・!?」
ジェルソ「」ドサッ
ザンパノ「あ・・・?」
エンヴィー「んだよキラークイーンってよォ?それがテメェの技か?」ケタケタ
ザンパノ「・・・テメエエエエエエエエエエエエ!よくもジェルソを!」バシュシュシュシュシュシュシュシュ
吉良「!やめろザンパノ!」カチカチカチカチカチ
バゴン ドム バガン
ザンパノ「・・・旦那・・・なぜ!?」
吉良「よく見ろ」
ザンパノ「あ・・・?」
ザンパノ「なっ!?」
シュウウウウウウ… モクモク
エンヴィー「あれ・・・気付いちゃったァ?」
ザンパノ「あいつ・・・!ジェルソの死体を盾に・・・!」
吉良「いや・・・あいつは死んでない」
エンヴィー「あったりー♪やっぱさすがの合成獣も、瀕死の仲間は攻撃できないよねえ~」
ザンパノ「てめえ・・・!」ギリギリギリ
エンヴィー「最強の盾として・・・使わせてもらうよ。ザンパノ・・・」
吉良「・・・」
カチ
エンヴィー「!」ボン
エンヴィー「・・・テメェ~・・・」
吉良「キラークイーンは・・・爆弾にできる規模を改変することもできる・・・ジェルソに影響が出ない程度に爆破すればいいことだ」
エンヴィー「チィ・・・じゃあザンパノからぶっ殺してやるよ!」
ザンパノ「ぐっ!」
吉良「キラークイーン」ボム
エンヴィー「がッ!?」ドガシャン
吉良「スタンドの見えないお前に勝ち目はない・・・勝負はついたな」
ザンパノ「おお!あいつジェルソ落として吹っ飛びやがったぜ!」
吉良「(・・・ジェルソに被害が及ばないように手加減した爆発だった・・・人が吹っ飛ぶほどの爆発力はないぞ・・・?)」
ザンパノ「う~ん・・・どうやら失神してるみた、いッ!?」ガシィ
吉良「!?」
エンヴィー「殺してやる・・・殺してやるぜザンパノ・・・」メキメキ
ザンパノ「ぐっ・・・!あっ・・・!」
吉良「・・・キラークイーン」
エンヴィー「」ボム
エンヴィー「・・・その程度かあ?人質がいなければもっと力が出せるんだろうけどねえ~・・・」
吉良「」ギリッ
エンヴィー「ヒャハハハァ!」ダッ
ドゴォ
吉良「」ベキベキッ
エンヴィー「」ニッ
吉良「ゴブッ」ドサッ
エンヴィー「へへっ」ジャキ
エンヴィー「さて・・・頭か?腹か?胸か?どこに風穴を開けられたい?」チャコ…
吉良「(カーズと違って無生物にも変化できるのか・・・)」ギリギリ
吉良「キラークイーン・・・」ググググ
カチッ
ポン
エンヴィー「!・・・」
エンヴィー「・・・死ねよ」ガン
吉良「・・・ッ」
吉良「」ニヤ
エンヴィー「・・・?」
吉良「まだ・・・気付いてないのか・・・?ホムンクルスという生き物は・・・激昂すると下等生物になるのだな」
エンヴィー「・・・あ?」
エンヴィー「・・・?」ブスブス
エンヴィー「!?」ポイ ドサッ
吉良「」ニヤ
エンヴィー「(さっきの爆弾で・・・髪がッ!?)」ボッ
エンヴィー「てめ・・・」
吉良「」ズル
エンヴィー「あッ」
吉良「キラークイーン」
ズゴオオオオオオオン
ジェルソ「う・・・どうなったんだ・・・?旦那?」
ザンパノ「ゲホッ・・・首絞められて意識が朦朧としてた・・・か、勝ったのか?」ゴフッ
吉良「いや・・・頭を吹き飛ばしただけだ」
エンヴィー「てえ・・・めええええええええええええ!」グン
吉良「」カチッ
エンヴィー「ぐっ・・・」ドゴム
吉良「」カチ
エンヴィー「がッ!」ズドン
エンヴィー「らあああああああああああああああああ!」
吉良「」カチッ
エンヴィー「ごはッ!」ズガアアアン
吉良「貴様には他のホムンクルスについてたっぷりと喋ってもらう」ザッ
エンヴィー「へ・・・へへ・・・屈辱だよ・・・あんたらニンゲンに・・・クソみたいな存在にいいようにやられてよォォォオオオオオ!」メキメキ
吉良「!」
ザンパノ「あ・・・?」
ジェルソ「お、おい・・・」
ズガン
ズ…ズン…
エンヴィー「オイおっさんよォ・・・今更後悔してもおせえぞ・・・?」
吉良「完全に化け物だな・・・下衆が」スッ
エンヴィー「・・・!」
エンヴィー「(こいつ・・・マスタングと被って仕方ない!)」
吉良「キラークイーン」カチッ
ズドオオン
エンヴィー「ぐあッ!?」ザザッ
エンヴィー「・・・!」
エンヴィー「こいつ・・・目を・・・!」
吉良「わざわざ的を大きくしてくれるとは・・・立て、化け物。そしてさっさと再生しろ・・・吐くまでこの苦しみをくり返してやる」
エンヴィー「く・・・」
ドゴオオン ズガアアアン ドモン
エンヴィー「チィッ!」
吉良「まだ吐かないのか」ズドン
エンヴィー「・・・なめてんじゃねえよ下等生物ごときがよォ!」グン
吉良「・・・シアーハートアタック!」
エンヴィー「!?」
ドゴオオオオオオオオオオ
吉良「貴様はもう詰んだんだ・・・とっとと吐いてとっとと死ね」
ズガアアアアンン
エンヴィー「(なんだ・・・!?奴は全く動いていない・・・なのになぜ爆発する!?)」
エンヴィー「くそ!埒があかねえ!」ヒュッ
吉良「!」
吉良「姿を戻して逃げたか・・・まあ無駄だな」
ジェルソ「な・・・何をしたんだ旦那?」
吉良「シアーハートアタックという攻撃だ・・・敵を爆殺するまで自動追尾する爆弾だ」
ジェルソ「なるほど・・・」
ザンパノ「よし、見に行こうぜ」タッ
ジェルソ「ああ」タッ
タタタタタ
吉良「・・・」スッ
エンヴィー「ハア・・・ハア・・・!ぐぎゃっ!」ズガアアン
エンヴィー「・・・!てめえ!どういうトリックだ!」
吉良「トリック?・・・それよりも、随分と貧相な姿だなホムンクルスよ」
エンヴィー「うるせえよ・・・」
エンヴィー「死ね・・・死ね・・・死ね!」
グググ
吉良「・・・?」
エンヴィー「・・・養豚場のブタでもみるかのように冷たい目で・・・屈辱だ・・・屈辱だよ・・・」グググ
ブチブチ
ザンパノ「・・・賢者の石を!?」
ジェルソ「こいつ・・・!」
ニヤ
エンヴィー「ハハ・・・ハ・・・」ブチブチ プチ…
グオッ
ズドオオオオオン
シュウウウウウウウウウウウ…
吉良「・・・吐かずに逝ったか」クル
吉良「また後日、他のホムンクルスを狩ることになるだろうな・・・ジェルソ、ザンパノ」
ザンパノ「あ、ああ・・・」
ジェルソ「お・・・おう・・・」
カツカツカツ
ジェルソ「!」
ラスト「・・・あら・・・何が物音がすると思ったら・・・」
吉良「!」
ザンパノ「なっ・・・!」ズザザ
プッチ「少しトイレに行ってくる」
Dio「おう・・・吉良はもう少しかかるかな」
プッチ「それにしてもさっきから騒がしいな・・・テロリストでも来たのか?」
Dio「さあな・・・ん、吉良からメールだ」カチャッ パカ
プッチ「なんて?」
Dio「・・・!」
プッチ「Dio・・・?」
Dio「・・・ホムンクルスなう・・・だってよ」パ
プッチ「!」
ラスト「お父様へのお土産にちょうどいいわね」
ペロ
シャキン
吉良「(さっきのとは違う能力か・・・)」スッ
ザンパノ「お、おい旦那・・・ホムンクルス2体目だぞ・・・」
吉良「・・・だからどうした」ザッ
ジェルソ「いや、2体目にもなると、あまりにも危険じゃ・・・」
ザンパノ「そうだぞ・・・多少疲れだって・・・」
タタタ
吉良「!」
プッチ「吉良!」タタタ
ラスト「・・・!」
Dio「無事か・・・こいつがホムンクルスか?」
吉良「ああ」
プッチ「そうか・・・なら早いとこ仕留めよう」
ラスト「あら、あわてないでよ」パチン
ズン
Dio「!?」
グラトニー「ラスト?」ノッシノッシ
ラスト「いい子ね、グラトニー。そいつら、食べていいわよ」
グラトニー「」ニィィ
プッチ「・・・Dio、私があのクソデブを相手にしているから、君はあのビッチ女を頼む」
Dio「分かった」ザッ
ラスト「あらあら、酷い言い方ね・・・それよりも」ヒュッ
Dio「!」
ガギイイン
吉良「・・・」グググ
Dio「吉良・・・!」
ラスト「エンヴィーを殺したのはあなたよね?」グググ
吉良「(・・・!)」
吉良「・・・キラークイーン」
ボム
ラスト「そんな攻撃で折れると思って?再生能力でカバーできるわ」ダッ
吉良「!」
グンッ
ダッ
ラスト「!」
Dio「KUAAAAAAAAAAA!」ドゴォ
ラスト「ッ!?」ヨロッ
Dio「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYY!」ズザザ シャキン
ラスト「くっ」ピシュッ
Dio「殺す!」ダッ
ラスト「(・・・何?まるで怪獣のように・・・)」ダッ
グラトニー「ラス・・・」ガシッ
プッチ「貴様の相手はこの私だ」ギギギ
グラトニー「・・・!」
ブン
グラトニー「ぶッ」ドグシャア
グラトニー「うっ」ダッ
プッチ「」パッシィア
グラトニー「ぎゃっ!」ドテッ
Dio「」ブン
ラスト「くっ」ビッ
Dio「KUAAAAAAAAAA!」ヴォッ ヴン
ラスト「(理性が・・・全くない!まるで本能だけで動いているような・・・)」ピッ ズバッ
ラスト「でもね」ビュッ
Dio「ッ!」ビシッ
ラスト「あなたばかり天に優遇されているわけじゃないのよ」ブン
Dio「くそッ!」ダッ
プッチ「」ドゴォ
グラトニー「ラス」ゴボッ
グラトニー「く・・・」ブン
プッチ「遅いな」ヒュッ
グラトニー「」ドグシャア
グラトニー「う・・・邪魔!」グワッ
プッチ「!?」
グラトニー「飲んでやる!」ゴォッ
プッチ「なっ!?」
Dio「(こいつ・・・速え!)」
Dio「(吉良の言いつけだしな・・・まわりの人間を恐竜にするわけには・・・!)」
ラスト「」ビュッ
キィン
Dio「(くそったれ!)」ヴォッ
ラスト「!?」
ドグシャア
ラスト「(尾!?何が起き・・・!?)」
Dio「KUAAAAAAA・・・」
ラスト「・・・!」
ガウ
プッチ「(なんだ・・・!?服の袖が切れた・・・?)」
プッチ「(いや・・・切れたんじゃあない・・・消えたのか!?)」
グラトニー「あれ・・・外れた」
プッチ「(あの速度ならまずくらうことはないが・・・警戒するに越したことはないな)」ダッ
グラトニー「」グワッ
プッチ「」ヒョイッ
ドゴウ
Dio「(こうなるともうスピード勝負・・・!しかし、尾がある分俺が有利、だッ!?)」ザクッ
Dio「・・・!」チラ
ドクドク ブシュッ
ラスト「・・・あなたの尾が硬くなくて助かったわ」ブン
Dio「ぐおあッ!?」ガガガガガガガ
Dio「(・・・くそったれ!尾が仇になるとは・・・!)」
ラスト「安心して死になさい」ダッ
Dio「ぐッ!」
ドスッ
プッチ「」ドゴドゴドゴォ
グラトニー「ちょこまかとお~!」グアッ
プッチ「」ドグシャア
グラトニー「ぎゃいん!」ブワッ
ドゴォン
グラトニー「く・・・」
グラトニー「ああああああああああああああああ!」グバア
ゴウ
プッチ「ッ!?」
Dio「ぐ・・・」ドクドク
Dio「・・・!」グググ ドシュッ
ラスト「・・・」シャキン
ラスト「(なんという動体視力・・・心臓を狙っていることを読み、急所を外すとは・・・)」
ラスト「でも終わりよ」グイ
ブン
Dio「なっ」グォッ
ギュイン
ゴォン
プッチ「・・・え?」
グラトニー「」ニイ
プッチ「(腕が)」
プッチ「(腕が腕が)」
プッチ「(腕が腕が腕が腕が腕が腕が腕が腕が腕が腕が腕が腕が腕が)」
プッチ「ぐああぁあぁぁああああぁあぁぁあぁあああぁぁぁああぁあぁああぁあぁああぁぁぁあ!」
グラトニー「いただきまぁ~す」バッ
吉良「プッチ!」
ダッ
Dio「て・・・」
バチィン
Dio「ころ・・・」
ガァン
Dio「がッ・・・」ドサッ
ザンパノ「ひでえ・・・床や壁に頭をぶつけてやがる!」
ジェルソ「本気でぶつけてはいないようだな・・・」
ジェルソ「おそらく脳震盪が目的だろう・・・脳震盪を起こした場合、目が覚めてもしばらくは視力を失うことになる・・・!」
ザンパノ「くっ!」バッ
ジェルソ「」ダッ
吉良「キラークイーン!」
グラトニー「たべ」ドゴオオオオン
グラトニー「うばあああああああああああああああああああああああああああああ」シュウウウウウ
プッチ「助かったぞ吉良・・・ぐっ」
吉良「どうも・・・」
グラトニー「・・・あ?」ギロ
プッチ「くっ」
吉良「無理するな・・・休んでいろ」ザッ
グラトニー「お前・・・エンヴィーを殺した・・・!」
バッ
吉良「」スッ
ラスト「フフ・・・ッ!?」グイ
ジェルソ「」ニヤ
ラスト「くっ」ズボッ カション
ザンパノ「オラァ!」バシュシュシュシュシュシュシュ
ラスト「なっ」
ザクザクザクザクザクザク
ラスト「くっ!」
ジェルソ「一気にたたみ掛けろ!」
ザンパノ「おう!」
ラスト「」ギリッ
グラトニー「ぶッ」ボム
グラトニー「ばッ」ドガン
グラトニー「らッ」ズドン
吉良「・・・」
吉良「(こいつ・・・知能はどうやら低いようだな・・・情報には期待できない・・・)」
グラトニー「おお・・・おおお・・・!」
吉良「!」
グラトニー「マスタングゥ~!」グバァッ
プッチ「まずい!」
ドゴウ
ジェルソ「(ぐ・・・!こいつ、ザンパノや俺から攻撃を受けまくっているのに・・・!少しも怯まないッ!)」
ザンパノ「(ホムンクルスの能力を信じ切り・・・どんなに痛手を受けても倒すことができればそれでいいという考え方かッ!)」
ラスト「」ヒュン
ザクウッ
ジェルソ「ゴボオッ」
ザンパノ「ジェル・・・」
ラスト「」ザクザクッ
ジェルソ「ぎ・・・」ドクドク
ザンパノ「・・・てめええええええええ!」
バシュシュシュシュシュシュシュシュ
吉良「な・・・!?」
吉良「(指が吹き飛んだ・・・!いや、消えたのか!?)」ドクドク
吉良「・・・!」
グラトニー「」グン
ダッ
プッチ「!」
吉良「死ねッ!」カチッ
グラトニー「あっ」
カッ
ドガアアアアアアアアアアア…ンン…
シュウウウウウウウウウウ…
吉良「賢者の石を破壊した・・・もう大丈夫だ」
プッチ「すまないな・・・気を抜いていた・・・ぐっ・・・」ガクッ
吉良「お、おい・・・」ガシッ
吉良「・・・カーズの波紋でも治りそうにないな・・・誰か傷を治せるようなスタンド使いはいないか?」
プッチ「東方仗s」
吉良「それ以外で」
吉良「・・・とりあえず止血を・・・Dioの方は?」クル
シュシュシュ
ラスト「」ヒョイヒョイッ
ザンパノ「こいつ・・・!」
ラスト「今死なせてあげる」カション ダッ
ラスト「フフッ・・・!?」グイイ
Dio「させるか・・・」ギリギリ グググ
ラスト「・・・あなた・・・もう復活したっていうの!?」
Dio「・・・KUAAAAAAAAAAAAAAA!」ブン
ラスト「いッ!」ダアン
Dio「WRYYYYYY!」ガブッ
ブチィィィ
ラスト「うっ・・・!」ビシュッ
ラスト「(まずい!スピード負けしている・・・!)」
Dio「KUAAAAAAAAAAAAAAAA!」ドゴォ
ラスト「ああッ!」バアアン
ラスト「く・・・」シュウウウウ
ザンパノ「・・・終わるか!?」
ラスト「あ・・・ああ・・・」シュウウ
ジェルソ「逝ったか・・・イテテ・・・」
Dio「・・・まだ話す程度の力はあるはずだ・・・。答えろ、他のホムンクルスどもの能力は?」
ラスト「・・・フフッ・・・。」
Dio「答えろ」
ラスト「フフ・・・いい表情・・・」
ラスト「あなたのその顔が・・・苦悩に歪むのは・・・すぐ・・・そこ・・・」シュウウウ
Dio「あ?」
プッチ「・・・?」
ラスト「」シュウウウウ
ザンパノ「倒せた・・・のか?これでいいんだよな?」
Dio「やっと倒せた・・・うっ」ヨロ
プッチ「・・・無理もないな。腹を刺されているんだ・・・」ブシュッ
プッチ「とはいえこっちも・・・」ドクドク
吉良「わたしも指をやられたしな・・・」
Dio「ああ・・・吉良、東方zy」
吉良「ダメだ」
Dio「しかしこの傷を治せるのは奴位だぞ。ぐッ」ズキ
吉良「だが・・・」
プッチ「吉良、君は僕らが永遠に治らないような傷を負って生きていくことになっても無視するような人間なのかい?」
吉良「いやそんなことは」
プッチ「同居人を永遠に苦しめて何の得があるんだ!」
吉良「・・・わかった、仗助に連絡すればいいんだな!?」
プッチ「(チョロっw)」
Dio「ああ」
吉良「よし、帰って5時間くらい休んだら電話をしy」
プッチ「今すぐしろよ」
とおるるるるるるるるるるるん♪とおるるるるるるるるるるるん♪
ジョナサン「はい、ジョナサン・ジョースターです」ガチャ
吉良「ああ、吉良だが」
ジョナサン「ああ、吉良さん!ご用件は?」
吉良「仗助くんはいるかな?」
ジョナサン「どちらの?」
吉良「ハンバーグのほ」
仗助「てめえ今俺の頭のことなんつった!」
吉良「」
吉良「あー・・・実は頼みg」
仗助「誰がてめえの頼みなんか聞くか!」
吉良「いや私もなんだが、プッチ・・・」
承太郎「ならなおさら駄目だな」ゴゴゴゴゴ
吉良「げっ承太郎」
承太郎「「げ」とは何だ」
吉良「あー・・・」ポリポリ
Dio「?」
プッチ「?」
吉良「じゃあDioだけでも・・・」
承太郎「おいじじいのじじい、ジョニイの手帳もってこい」
ジョナサン「はいこれ」
承太郎「えー・・・『Dioの利益につながることは絶対にしないこと』と書かれているな」
吉良「」
Dio「」
プッチ「」
承太郎「んじゃ」プッ
プー プー プー
吉良「・・・ファニーに頼んで無理矢理入るか?」
プッチ「ああ・・・」
Dio「・・・ん?」クル
Dio「!」
吉良「どうしたディ・・・なッ!?」
プッチ「・・・!
プッチ「このデブ・・・」ギリ
グラトニー「・・・」ズン
ズン ズン ズン
吉良「なんで全身をふき飛ばしたのに生きている・・・!?」
Dio「・・・吉良、確かお前、タコを暗殺するときにアドレナリンがどうこう言われたって・・・」
吉良「・・・?ああ・・・」
Dio「あのホムンクルスの嗅覚が、例のタコ並みに優れていたとしたら・・・?」
プッチ「なるほど・・・攻撃を察知して、核である賢者の石を隔離したのか・・・まあ」スッ
グラトニー「たべてやるう~!」バッ
プッチ「無駄な悪あがきだったな」シャッ
ドグシャア
グラトニー「びッ!?」ドガン
プッチ「」メメタア ドクチア ボゴォ
グラトニー「あああ~!」ドッ
プッチ「五月蠅い」ドッガアアアン
グラトニー「タコス」ドサア
Dio「つええ・・・!」
吉良「(・・・あれだけ速いなら腕も飛ばされなかったろうな・・・注意一秒怪我一生とはよくいうな)」
グラトニー「うぐ・・・」ムクッ
プッチ「」ドグシャア
グラトニー「~ッ!」
プッチ「」ドゴォ バキィ
グラトニー「ぎゃ・・・」ボグッ
グラトニー「(全く・・・見えない・・・)」ドサッ
グラトニー「いやだ・・・死にたくない・・・」シュウウウ
プッチ「・・・」
グラトニー「助けて・・・ラスト・・・」シュウウ
グラトニー「あ・・・」シュウウウウ…
プッチ「・・・逝ったな」ザッ
吉良「・・・」
とおるるるるるるるるるるるん♪
スカーレット「はい・・・あ、吉良さん?はい・・・あなた、吉良さんから電話よ」
大統領「むう・・・どうした?」クシクシ
吉良「ちょっとな・・・わ◯なべ生鮮館まで来てもらえるか?」
大統領「・・・ホムンクルスか?」
吉良「いや・・・ホムンクルスは倒した。だがプッチとDioがケガをしてな」
大統領「波紋で治らないほどなのか」
吉良「私とDioの方は波紋で治りそうだが・・・プッチは腕を吹き飛ばされた」
大統領「なるほど・・・寝ておきたいところだがすぐ行こう。支度をするから数分待て」
吉良「ああ」
大統領「ああ・・・眠い」バサッ
吉良「向こうでは何時だったんだ」
大統領「3時だ」
Dio「そりゃご苦労だったな・・・。つッ・・・」
吉良「じゃあ早速で悪いんだが・・・東方仗助のところまで頼む」
大統領「どっちの」
吉良「サザエ」
大統領「なるほど」バサッ
大統領「よし」バサッ
ジョセフ「うわっ!?」ガタッ
仗助「ッ!?」
ジョナサン「あ、吉良さん」
吉良「どうも」
仗助「・・・」
吉良「頼むぞ仗助」
承太郎「でも断る」
プッチ「」
コオオオオオオオオ
ジョナサン「終わったよ」パリパリ
ジェルソ「すまないな」
Dio「どうも・・・にしてもあっちはまだ口論してるのか」
ジョナサン「・・・」
\オマエハソンナヤツナノカー!?/\モンクアルノカヨ!?/\ギモンブンデコタエルナー!/
\ウッオトシイゼキサマラ!/\オマエハタッケイダーッ!/\オラオラオラオラ/\シアーハートアタック!/
\マタマタヤラセテイタダキマシタアン/\ドララララ/\ジョウタロウハタンメイダッタナ…/\キラークイーン!/
ジョナサン「・・・」ズンズンズン
ジョナサン「」ブン
ドゴォ
一同「」ピタッ
ジョナサン「静かにしよっか?」パラパラ
一同「はい」
仗助「う~ん・・・話を聞いた限り、異空間に飛ばされたってことっスよね?だとしたら治せないかと・・・」
吉良「何?」
仗助「同じように空間を削るザ・ハンドを受けた物体も、クレイジーダイヤモンドじゃあ直せないんスよ」
プッチ「・・・ではどうすればいいのだ?イテテ・・・」
ジョセフ「知り合いに機械作るのがうまい奴いるし、連絡とるぞ」ガチャ
Dio「そんなやつがいるのか?」
ジョセフ「おお、あいつ自身もサイボーグだしな」ピポパ
とおるるるるるるるるるるるん♪
シュトロハイム「こちらルドル・フォン・シュトロハイムだ・・・なんだJOJOか」
ジョセフ「なんだってひでえなあ~・・・それよりさァ、ちょっと義手作ってほしい人がいるんだけど」
シュトロハイム「何?・・・お前の頼みともなると仕方ないな・・・今北朝鮮の調査に来ているから、あと1時間もあればそっちにいけるぞ」
ジョセフ「オ~!ナイスよナ~イス!それでこそシュトロハイム!んじゃ」プッ
シュトロハイム「・・・」
シュトロハイム「ハァ・・・仕方がない、日本へ向かうぞ」
ドイツ軍人1「し、しかし調査は・・・」
シュトロハイム「上には俺がごまかしておく」
ドイツ軍人2「ハア・・・」
プッチ「ふう・・・結局時間がかかるのか」
ジョナサン「でも、今日中に手術ができるそうですよ」
承太郎「にしても信じられねえな・・・ホムンクルスとかいうの」
ジョセフ「でもさあ、証人がいるんだから信じるしかねえじゃん?ええ~と・・・」チラ
ザンパノ「・・・ザンパノとジェルソだ」
ジョセフ「がいるんだからさ」
承太郎「・・・」
Dio「7匹いるうちの3匹は殺せた・・・後は親玉を含む4匹だ」
プッチ「昨日カーズから聞いたんだが、残るホムンクルスはラース・プライド・スロウス・・・そして親玉の『お父様』だそうだ」
吉良「そして今日わた◯べ生鮮館で倒したのがラスト・グラトニー・エンヴィーだ」
承太郎「お前ら・・・わたな◯で暴れたのかよ・・・」
ジョナサン「本当だ・・・今ニュースしてるや」ピッ
Dio「・・・監視カメラに映っていないといいが」 この爆発で◯たなべ生鮮館の肉売り場が吹き飛び…>
プッチ「・・・大丈夫なようだ」 監視カメラの映像に犯人らしき人物は映っていません…>
吉良「ふう・・・よかった」
大統領「ただいま」
スカーレット「あらおかえりなさい」
大統領「ああ・・・ところでエドワードくん、朗報だ」
エド「?」ズズズ
大統領「向こうで仲間がホムンクルスを3体片づけた・・・あとはボスを入れて4体だ」ギシッ
エド「!」
大佐「・・・本当か?」
大統領「ああ・・・あと、もう1つある」
エド「何だ?」
大統領「私が言った仲間のほかに・・・8人仲間に加わることとなった」
ランファン「強いのか?」
大統領「ああ、全員素晴らしい強さを秘めている」
大統領「もともと、私たちの敵だった者だ」
大佐「・・・ジョジョとかいう連中か」
大統領「ああ。私たちを打ち負かす程の奴らだ・・・いい仕事をするぞ?」
中尉「やりましたね大佐!」
グリード「・・・」
エド「・・・?」
数時間後
エド「・・・おいグリード」
グリード「ああ?」
エド「どうしたんだ?さっき・・・複雑な表情をしていたけどよ」
グリード「・・・感じるんだよ・・・俺がもう1人いる」
エド「は?」
グリード「間違いない・・・この感じは俺だ。それにビドーとかいう奴も・・・昔の俺だ、昔の俺がこの世界にいる」
エド「まさかそんなわけ・・・」
グリード「異世界に転送されることだってあるんだぞ?いちがいには言えない」
エド「・・・」
エド「味方をつかたのは俺たちだけじゃねえってか」
グリード「ああ・・・俺やデビルズネストの全メンバー・・・人形兵までいやがる」
エド「・・・!?人形兵・・・!?」
グリード「おおかた、こっちの世界に渡ってから作ったんだろう。ケッ」
エド「あ、あいつら・・・」ギリ
大統領「何の話だ?聞かせてもらおう」
グリード「・・・いいぜ」
訂正
エド「味方をつけたのは俺たちだけじゃねえってか」
グリード「ああ・・・俺やデビルズネストの全メンバー・・・人形兵までいやがる」
エド「・・・!?人形兵・・・!?」
グリード「おおかた、こっちの世界に渡ってから作ったんだろう。ケッ」
エド「あ、あいつら・・・」ギリ
大統領「何の話だ?聞かせてもらおう」
グリード「・・・いいぜ」
承太郎「・・・にしても変な事件だな」
ジョナサン「何が?」
承太郎「これだよ」クイ
ジョナサン「・・・」○○町で、直径数kmの範囲で人が消えるという謎の事件が…>
仗助「確かに・・・新手のスタンド使いっスかね?」
承太郎「どうだろうな・・・」コトコト
スッ
承太郎「・・・」スパー
ジョナサン「タバコはよくないよ」
承太郎「・・・ああ」ジュッ
お父様「・・・まさかグリードが2人いるとはな」
グリード「数々の無礼、お許しください。お父様。」
お父様「よかろう。手土産もあるのだしな」
ドルチェット「・・・」
お父様「それに、人形兵も大量に手に入った・・・エンヴィーたちの穴も埋められる」
プライド「・・・これからどうするのですか?」
お父様「まずは、エンヴィーたちを殺しラースに傷をつけた者たちを始末することとしよう」ザッ
ザッ
イズミ「それにしてもホムンクルス3体はすごいねえ」モグモグ
ザンパノ「大変だったぜ・・・」
ジェルソ「全くだ」
吉良「まあ、順調な出だしってことでいいだろう」
イズミ「どうかな・・・あんたら、ホムンクルス達に目をつけられてるかもよ」
吉良「・・・!」
ホーエンハイム「・・・ホムンクルスの親玉は規格外な奴だったよ。既に狙われていると見たほうが・・・」
ガタッ
吉良「ッ!?」
人形兵「アー・・・ウー・・・」ゾロゾロ
ホーエンハイム「・・・人形兵!」
吉良「・・・こいつらが人形兵?」
イズミ「ああ・・・吉良、悪いけどうちの旦那を起こして・・・」
シグ「言われなくても起きてる」ガラッ
イズミ「なら話が早い」
ホーエンハイム「悪いが私は戦えない・・・任せるぞ」
人形兵「ウシャアアアアアアアアアア」ダッ
イズミ「来る!」
ヒュオオオオオオオオオオオオオオオオ…
バサッ バサッ
カーズ「ふむ・・・やはり空を飛ぶのは心地よいな・・・む?」
ガシャンガシャン ペチャクチャ ガシャガシャ
カーズ「あの人影は・・・見たところ鎧か?怪しい・・・少し偵察するか」ズモモ
リス「」ピョン
タタタタタタタタタタタタタ…
カーズ「ふむ・・・」
カーズ「・・・何ィ!?」
カーズ「・・・!全員に知らせなくては・・・!」
シグ「」ブン
人形兵「ゴビュッ」ドゴォ
人形兵「」ドサドサッ
吉良「(・・・!人形兵を3体まとめて殴り飛ばすとは・・・なんという怪力!)」
ゴリさん「へっ、第三研究所で拾った包丁を持ってて正解だったぜ!」ビュン
人形兵「ガフボッ」ズバアアアア
ハインケル「グオオオオオオオ!」ドゴオ
人形兵「きひんッ!」ドガン
吉良「(わたしの家が)」
吉良「(家を焼かないように爆発力を加減しないとな)」カチッ
人形兵「」ボム
吉良「よし」
ハインケル「・・・!あぶねえ旦那!」
吉良「え?」
カブッ
吉良「・・・!?」クル
人形兵「」ニタァ
吉良「・・・!」
承太郎「・・・なんだ?向こうから轟音がするが・・・」
ジョナサン「・・・本当だね」
仗助「何なんスかね?」ポリポリ
承太郎「行ってくる」バッ
ジョセフ「あ、おい・・・」タタタ
仗助「・・・ジョナサンは行かないんスか?」
ジョナサン「え、ああ・・・うん・・・仗助は?」
仗助「ちょっとねえ・・・どうせDIOが暴れてるんでしょう」
ゴリさん「くっ」ズバッ
人形兵「」ドサッ
ジェルソ「無事か旦那!?」
吉良「咬まれただけだ・・・スタンドは使える」
イズミ「ならよかった」パアン
バチバチ
ザンパノ「・・・おいおいなんだそりゃ」
イズミ「見てわからない?ガトリング銃よ!」カコン
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
ジェルソ「やべえな」ガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
吉良「(わたしの畳が・・・というよりなぜ畳でガトリング銃が)」
イズミ「もう大丈夫」ガガガガガガガガガガガガガ
ハインケル「終わったぞ」ボコォ
人形兵「」ドサッ
シグ「ふう・・・どっこいしょ」ズン
ザンパノ「よし・・・庭の人形兵も片付いたから・・・終わりだな」
ガターン
ホーエンハイム「!」
人形兵「ウアア・・・」ゾロゾロ
ザンパノ「・・・まさか、家中に人形兵がいるんじゃないだろうな・・・」
ゴリさん「そうかもな・・・」
人形兵「」ニタア
吉良「くっ!」ボム
シグ「ムン!」ドグシャア
ゴリさん「ちっ!」ズバア
ハインケル「」ガシイ
グググググ
グシャア
ザンパノ「・・・キリがねえ!」
承太郎「DIOの奴いねえな」
ジョセフ「だねえ」
承太郎「『WRY』とか『無駄ァ』とか聞こえたからDIOだと思ったんだが・・・」
ジョセフ「おい、何か音が聞こえねえか?」
承太郎「どうしたじじい」
ジョセフ「よく聞け」
\キリガネエ!/\ボム/\バシュシュシュシュシュシュ/
承太郎「・・・なんだ?」
ジョセフ「吉良の家の方向からだ!」ダッ
承太郎「あ、ああ」バッ
ザンパノ「ぐっ!」サッ ズズッ
バシュシュシュシュシュシュシュシュシュ
人形兵「ぎゃばッ」
ドサドサドサ
イズミ「・・・今度はこっちか!」パアン
人形兵「ぎゃすッ」 ドゴォ ドガン ドガガ
ザンパノ「すげえ!畳の柱だ!」ズドン
吉良「・・・ひとまずこの部屋の人形兵は終わった、な」
シグ「ああ・・・ん?」
ドサドサッ
ジェルソ「フウ・・・」
シグ「おい・・・あの壁、ヒビなんかあったか?」ダッ
ザンパノ「え?」
ピシッ
ボゴオ
人形兵「ウ・・・」ゾロゾロ
吉良「壁を壊して!?」
承太郎「・・・!」
承太郎「スタープラチナ!」バッ
承太郎「・・・気持ち悪い姿をしてるな・・・何なんだこいつらは?」
承太郎「まあいい・・・オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!」ドグシャアア
承太郎「そして時は動き出す」
人形兵「ぎゅびッ」ドガアアアアン
シグ「な・・・!?」
イズミ「だ、誰だあんた!?」
吉良「・・・こいつが空条承太郎だ」
ホーエンハイム「ああ、彼が・・・」
承太郎「・・・」
数分後
イズミ「なるほど・・・時を止める能力ね・・・」
ゴリさん「・・・あ?そういや旦那の仲間にも時を止める奴がいなかったか?」
吉良「ああ・・・DIOだ。そのDIOを倒したのがこいつだ」
ザンパノ「ホムンクルスを殺せるレベルの旦那の仲間を!?」
承太郎「そんなことより家の中にいる人形兵を倒すのが先じゃないのか」
ジェルソ「確かにな」
ガラッ
イズミ「ん?」
ジョセフ「1階に潜んでた人形兵は全部倒しといたぜ」ポイ
人形兵「」ドサドサッ
ザンパノ「何ィ!?」
承太郎「あんま無理すんじゃねえぜじじい」
ジョセフ「へへっ、無理なんかしてねえよ承太郎」
承太郎「やめろ」
ジェルソ「・・・」
イズミ「・・・じじいって?」
吉良「・・・ああ、実はな」
吉良「・・・というわけだ」
シグ「・・・なんとも言えんな」
ゴリさん「しかし、別世界に転送されることだってあったんだ、ありえるだろ」
ザンパノ「う~ん・・・」
ハインケル「そんなことより、1階には何体いたんだ?」
ジョセフ「5体くらいだったぜ?」
吉良「意外と少ないな・・・2階にいこう」
ハインケル「・・・よっこいせ」
コオオオオオオオオオ
ジョセフ「波紋クラッカーヴォレイ!」ヒュオオン
ゴン
人形兵「うぼッ・・・」ドサ
シグ「へえ・・・波紋・・・ねえ・・・」ドゴォ
ジョセフ「教えるのは苦手だから、聞くなら俺のじいさんにでも聞いてくれよ」ガシッ
ジョセフ「さて・・・承太郎たちは、っと」ズルズル
ジェルソ「まあ向こうも問題ないだろう・・・」ズルズル
シグ「あの承太郎という男、なかなかの手練れだものな」
ツカツカツカ
承太郎「」バアン
承太郎「・・・」
イズミ「・・・いない?」
ザンパノ「いや、そんなはずは・・・」
承太郎「!」
ザンパノ「・・・どうした承太郎?」
承太郎「よく見ろ」
ハインケル「・・・こ、これは!?」
グチョア…
承太郎「・・・!」
イズミ「肉の残骸・・・か?」ベト
承太郎「ああ・・・何かに喰われたみたいだな」
ザンパノ「でも誰が喰うってんだよ?」
イズミ「・・・ホムンクルス以外に誰がいる?」
ハインケル「(この残り香に死体の形から見て・・・)」
ハインケル「(間違いねえ、これはセリム・ブラッドレイの仕業だ・・・!)」
ハインケル「(しかし・・・だとしたらなぜ殺しに来ない・・・!?)」
吉良「王手」パチリ
ホーエンハイム「ほう・・・」
ゴリさん「うお・・・つええなあ旦那」
吉良「将棋はチェスよりも複雑だk」
承太郎「戻ったぞ」
イズミ「・・・人形兵は全部死んでたよ」
ゴリさん「は?」
ハインケル「おそらくセリムだ。人形兵を用済みと判断して喰ったのかもしれん」
吉良「・・・簡単に使い捨てるということは、まだ数多くの人形兵がいるということか」
イズミ「・・・かもね」
シグ「終わったぞ」ドシドシ ガラ
吉良「・・・」
ジョセフ「・・・?どうしたのよォみんなして?」
ジョセフ「・・・プライドねえ」
ジェルソ「・・・全く、何が目的なのか・・・」
ザンパノ「多分狙いは旦那たちだろう。俺らも狙われてると思うぜ」
ゴリさん「ふう・・・」
承太郎「・・・ところで1ついいか?」
吉良「・・・?どうした」
承太郎「人形兵との戦いとは全く違う轟音がしていたが」
ジョセフ「ああそういえば」ポン
イズミ「・・・?」
プライド「人形兵は始末しましたよ」
ラース「ありがたいな・・・私が乗り込んでは何かと目立つからな」
プライド「・・・もう1時間弱で時間ですね、誰を殺るか決めたりは・・・?」
ラース「ああ・・・先ほどから騒いでいる、黄色の男だ」
プライド「そうですか」
ラース「ところで、さっき新しく2人・・・いや厳密には3人仲間が増えたぞ」
プライド「・・・え?」
ラース「第五研究所の・・・ナンバー48と66だったか?鎧に血印で魂を結びつけられているそうだ」
プライド「・・・使えるのですか?」
ラース「第五研究所を長い時間守っていたんだ・・・使える方だろう」ザッ
プライド「・・・」
大統領「確認する」
大統領「敵はホムンクルス4体、そのうち1体が親玉。あとは合成獣が5体、人形兵が無数・・・。これでいいな?」
オリヴィエ「異論はない」
リン「ああ」
エド「・・・」
大佐「・・・」
大統領「よし、それでは」
大統領「出陣だ」バサッ
エド「・・・!」
大統領「よし」バサッ
シャオメイ「」バッ ピョン
メイ「シャオメイ!」
カーズ「安心しろ、危害は加えておらん」
ディアボロ「よし、吉良に連絡を入れよう」
プッチ「DIOが戻ってない」
カーズ「相手が波紋使いやスタンド使いでない以上、吸血鬼が負けることはあるまい」
とおるるるるるるるるるるるん♪とおるるるるるるるるるるるん♪
吉良「吉良だ」チャッ
ディアボロ「ファニーが到着した。行くぞ」
吉良「ああ・・・ところでDIOはいるか?」
ディアボロ「・・・いないが?吸血鬼だから夜でも平気だろ」
吉良「どうやら外で暴れているらしいのだが」
ディアボロ「そういえば怒鳴って荒木荘を出て行ったな」
吉良「何?」
ディアボロ「DIOが出ていく前にプッチが手術を終えて帰ってきてな・・・プッチがいつものようにDIOの動画を録画していたから・・・今から見せる」
吉良「さすがドイツ軍・・・手早いな」
ディアボロ「手術代はお前の財布から抜いておいた」
吉良「・・・」
Dio「・・・ここの線をこうだよなカーズ?」
カーズ「そうだ・・・おいプッチ、そのコードはいらないぞ」
プッチ「え、本当?」
大統領「そもそもテレビにつなげなくてもいいんじゃあないか?」
ディアボロ「急げよ・・・お、ついた」
吉良「ふむ・・・」
DIO「なぜDio!貴様がホムンクルスを倒すという目立った行動をしたのにこのDIOができないのだ!?」
Dio「仕方ねーだろ、昼だったんだから」
プッチ「DIO、少し落ち着いて・・・」
DIO「プッチ、君も君だ!なぜ君がでしゃばった行動をするんだ!?それが友に対するなんとやらなのか!?」
Dio「うるさいぞ!そもそも貴様が人間をやめなければすんだ話だろうが!」
DIO「ッ~!もうこんな連中など知るか!出て行ってやる!」バアン
プッチ「・・・」
Dio「ハア・・・」
ディアボロ「・・・というわけだ。ちなみにカーズは空中散歩に行っていて、私はカーズの弁当にされていた」
吉良「よくそんなこと自信を持って言えるな。・・・しかし、そうなるとDIOがホムンクルスと戦っている可能性が・・・」
ディアボロ「・・・じゃあなおさらさっさと行かないとな」
吉良「分かった、これから出る」
プッ
ゴリさん「お・・・行くのか?」パチリ
ザンパノ「もっとやりたかったな」パチ
吉良「ああ・・・行くぞ。ホーエンハイムは悪いが留守番を頼む」
ホーエンハイム「ああ」
ガサッ
バリー「どうやら動き出すみてえだな・・・」ワイワイガヤガヤ
スライサー「ああ・・・伝令に行くぞ」バッ
バリー「おうよ」バッ
イズミ「!」
承太郎「・・・どうした?」
イズミ「・・・」
イズミ「いや・・・」
ラース「ここを右に曲がったか・・・」カツカツ
ラース「(それにしても・・・金属製のポールをへし折ったり、コンクリートの壁を粉砕したり・・・なかなかのパワーのようだな)」
ラース「・・・力だけなら傷の男より上なのかもしれんな」
スカー「俺がどうしたんだ?ブラッドレイ」
ラース「!」
バッ
スカー「ここはどこなんだ?なぜお前が生きている?お前がここに俺を転送したのか?」
ラース「・・・答える気はないな」
スカー「ほう」
ゴリさん「よおエド」
エド「ゴリさん!」
カーズ「・・・これでそろったな。ところで吉良」
吉良「どうした」
カーズ「Dioたちにはもう伝えたのだがな・・・空を飛んでいた時にホムンクルスのアジトを見つけた」
大統領「何!?」
カーズ「間違いない、リスに偵察させたからな・・・」
吉良「・・・じゃあ早く案内しろ。DIOは大丈夫だろう」
カーズ「よし」
ラース「(もうじき12時か・・・)」
スカー「・・・どうした?」
ラース「・・・本気で私に勝とうと思っているのかね」
スカー「そうだが」
ラース「・・・」
スカー「・・・」
ラース「ヌウ!」ダッ
スカー「ハア!」バッ
DIO「ふう・・・素数を数えてやっと落ち着けた・・・」ガラ パキ
とおるるるるるるるるるるるん♪
DIO「ん」
DIO「・・・DIOだ」チャッ
吉良「DIO、ホムンクルスのアジトに乗り込むぞ」
DIO「・・・連中の場所が分かっているのか?」
吉良「ああ、カーズが偵察したらしい。どうやら西の方角だそうだぞ」
DIO「なるほど・・・待ってろ、すぐ行く」プッ
DIO「今向いている方向が・・・東か。こっちだな」ダッ
スカー「ヌウッ!」グアッ
ラース「私の剣の方が遥かにリーチは長いぞイシュヴァール人!」シュッ
スカー「くっ」バッ
ピシュッ
スカー「(首を僅かにかすった!・・・だが!)」バッ
ラース「!」
スカー「(すかさず反撃に移る!)」グオッ
ラース「ヌッ!」
ラース「・・・だが」
スカー「!」
ラース「人間が身体能力でホムンクルスに勝てるかね?」ダン
スカー「飛んだ!?」
ズザザザ
ラース「・・・一旦しゃがみ込んで目線を翻弄し攻撃する・・・なかなか優れた戦法と卓越した速度だったが・・・」
ラース「ケガを負っているならいざ知らず、無傷の私に喧嘩を挑むのには、まだ未熟だったな!」ダッ
スカー「ぐっ!」
スカー「(まずい・・・!避けられ・・・!)」ズバアッ
スカー「ぐああッ!」ザザッ
ラース「あっけなかったな・・・何!?」
スカー「」ダッ
ガッ
ラース「ぐむうッ!」バッ
バッキイイイン
ラース「刀身をッ!」
スカー「これでお前の武器は1つになったな!」ダッ
ラース「くうッ・・・!」
ラース「フンッ!」シュシュシュシュシュシュ
スカー「」ヒョイヒョイ
スカー「るあああああああああああ!」パン バチバチバチ
ラース「ぬるい!」バッ
スカー「何ッ!」
ラース「貴様がとった戦法と同じ!一気にしゃがんで攻撃を加える!」ドゴォ
スカー「ぐぼォッッ!」ガガガガガガガガ
ドサッ
ラース「これで終わりだ、人間め!」ブン
スカー「ぐッ・・・!」ザクウ
ラース「フン!」ズボオ
ブン
スカー「」バッ
バチバチッ
ラース「!?」
ドゴオ
シュアッ
バッ
ラース「くっ」ズザザザ
ラース「錬金術か・・・いつの間に両手を・・・!」ダッ
スカー「・・・」パン
バチバチバチ バシュシュシュッ
ラース「だが、この私に通用すると思うかね!」スパパパパ
スカー「何ッ!」
スカー「(速すぎる・・・!対応できんッ!)」
ズバッ
スカー「」ドサッ
ラース「フン・・・」
スカー「らッ!」バチッ
グオッ
ラース「」スパア
スカー「くそ・・・」
ラース「これで終わりだ、イシュヴァール人!」ガシッ
スカー「ぐあ・・・」メキメキメキ
ラース「所詮人間とはこんなものだ・・・」
DIO「・・・ん?あれは・・・?」
DIO「おい貴様」
ラース「・・・・・・何かね?そして何者かね?」グググ
DIO「こっちが聞きたいな・・・とにかく邪魔だ。これから仲間と合流するのだからな」
ラース「仲間?仲間というと・・・あの長髪のフンドシ男のことかね?」
DIO「・・・それを知っているということは・・・ホムンクルスだな?」ザッ
ラース「フフ・・・聞かなくてもわかるようだな」ポイ
スカー「ぐっ・・・!」ドサッ
DIO「じゃあ早速だが・・・感謝して死ね」
ラース「フン・・・」クイ
パサッ
DIO「・・・なんだ?そのゲロ以下の目玉は?」
ラース「・・・なぜこれから戦いあう相手にタネを明かさなければならないのかね?」
DIO「フン」
ラース「それに・・・君の背中にいる黄色いチーズのような頭をした男は何かね?」
DIO「!?」
DIO「貴様・・・スタンドが見えるのか?」
ラース「スタンドと言うのか・・・ふむ、面白そうだ」チャッ
DIO「・・・いい気になるなよマヌケがッ!」ダッ
ラース「くだらん。人はそれを・・・蛮勇、と呼ぶのだよ!」ダッ
DIO「(速い!)」
ラース「(速い!)」
ラース「ッ!」ブン
ヒュッ
DIO「フン!」タッ
ラース「(なんという跳躍!・・・だが)」タッ
DIO「!」
DIO「(こいつ・・・吸血鬼と同等の身体能力を!?)」
ラース「」シャッ
DIO「くッ!」ズバッ
このホーエンハイムって何人分の賢者の石持ってるの?
>>165
最終決戦が終わった後だから、1人分(自分の命だけ)
ズズズズズ…
ラース「!?」
ラース「(こやつ・・・再生できるのか!)」
DIO「よくも!」シャッ
ラース「!」
DIO「(時を止めても、俺だけが落ちていく始末・・・ここは時を止めずにナイフで仕留める!)」
DIO「WRYYYYYYYYYYYYYY!」バシュシュシュシュシュ
ラース「ナイフか・・・」シャッ
キキキキキキン
DIO「(ナイフを全て・・・叩き落とした!?)」
ラース「その程度なら、警戒する必要もなかったな」ヒュン
DIO「ぐっ!」ズバババッ
DIO「この・・・マヌケが!」プッ
ラース「!?」
ラース「(目玉が・・・!?)」
DIO「空裂眼刺驚!」バッ
ラース「ぐあッ!?」
DIO「・・・心臓を狙ったが、かわされるとはな」
ラース「(今のは・・・!?)」
ラース「ぬっ!」ドゴオン
DIO「ぐっ!」ドガアン
シュウウウウウ
ラース「ぬう・・・」ムク
チャッ
DIO「!」
DIO「」ズバッ
DIO「(え?)」
DIO「(いつの間に・・・)」
ラース「」ダッ
DIO「ぐっ・・・」ズバッズバッ
ラース「ヌン!」ヒュン
DIO「!」
ズバッ
アジト前・・・
エド「ここなのか?」
カーズ「ああ」
プッチ「・・・」
吉良「・・・どうしたプッチ?」
プッチ「いやな・・・この建物、DIOのところのヴァニラ・アイスが作ったんだ」
吉良「何?」
ディアボロ「えッ?」
カーズ「ヴァニラ・アイスがホムンクルスと裏で通じているというのか?」
プッチ「いや、カーズ、それは違う」
プッチ「廃ビルになっていたのをDIOの部下と私で美術館にしたんだ・・・DIOのイラスト、彫刻、写真なんかが飾ってあった」
カーズ「うっわ」
ディアボロ「誰得」
プッチ「なぜか客が少なくてね・・・経営が成り立たないから展示品をヴァニラが持って帰って、建物はそのまま残された」
吉良「じゃあここに一番詳しいのはプッチということか」
プッチ「ああ」
エド「・・・じゃあ行こうぜ」
DIO「がッ・・・」ドサドサッ
ゴロ
DIO「貴様・・・よくも・・・!ジョジョのボディを・・・!」
ラース「!」
DIO「許さん・・・許さんぞ・・・!」シュルシュル
DIO「」キュッ
ラース「(・・・胴体を再び接着するとは・・・!)」
DIO「知るがいい・・・!ザ・ワールドの真の能力は・・・まさに!世界を支配する能力だと言うことを!」
ラース「?」
DIO「ザ・ワールドォ!時よ止まれェッ!」
ラース「」ピタ
DIO「貧弱貧弱ゥ!貴様はチェスや将棋でいうチェック・メイトにはまったのだッ!」チャッ
バッ
DIO「そして時は動き出すッ!」グッ
ラース「・・・!?ナイフ!?」
ヒュッ
ラース「なッ・・・」
グサグサグサグサグサ
ラース「ぐぶッ・・・」グラッ
ヨロヨロ
DIO「ほう・・・目前にあるナイフを5,6本叩き落とすとは・・・」
DIO「なかなか素早い奴だ・・・我が家臣であればヴァニラと同等に扱ったものを」ペロ
DIO「だが・・・我が時に入門することはなかったな」ザッ
ラース「ヌン!」ダッ
DIO「WRYYYYYYYYYYYYYYYY!そんな眠っちまいそうなノロい動きでこのDIOが倒せるか!ザ・ワールド!」
ピタア
ザッ
DIO「・・・フフン、どれほど素早く動けても・・・時を止められてしまってはなあ・・・」ザッ
DIO「さて・・・その威厳に満ち溢れた顔がどのように歪むのか楽しみだ・・・クックックッ」
DIO「精神的にも物理的にもな」
DIO「さあ・・・」トン
グオッ
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァーーッ!」ドヒュドヒュドヒュ
DIO「そして時は動き出す」
ラース「ぐぼおッッ!?」ドグシャアア
DIO「」ニィ
ラース「ぐっ・・・」ドサ
DIO「フン・・・他愛ない」ザッ
ラース「・・・」ムク
DIO「!」
ラース「」ダッ
DIO「(こいつ・・・どこにそんな余力が!?)」
DIO「ザ・ワー・・・」
ラース「ぬるい!」
ザンッ
DIO「・・・!」ブシュッ
DIO「・・・一度ならず・・・二度までも・・・!ジョジョのボディを破壊するか!」
ラース「・・・だったらどうしたというのかね?」ヒュッ
DIO「・・・」ズバババッ
ギリッ
ラース「」ヴォッ
ドゴオ
DIO「ぐッ・・・!」ウプ
バチャチャッ
DIO「ぐッ・・・!?」
DIO「(額から血が・・・!)」ス
ゴシッ
DIO「・・・ッ!?」
ラース「」バッ
ドス
DIO「ぐむッ!」
ラース「フン!」ズバア
DIO「くうッ!」
ラース「」ズバッ
DIO「うッ・・・!?」ガク…
DIO「(立てない!?)」
ラース「今切断したのは脊柱起立筋だ。しばらくは立てんぞ」チャキ…
DIO「・・・!」
ラース「吸血鬼とはいえ、どこか核を破壊されれば死ぬのだろう。その核を、私は脳と見た」ヒュッ
DIO「ぐ・・・!」ズバッ
ラース「よく防げたな。だが・・・」シュッ
DIO「!」
ズブッ
DIO「(かすったァ!?)」ゾク
ラース「次で終わりだ」グウウウウン
DIO「クッ・・・」
DIO「・・・とでもいうと思ったか?」
ラース「!?」
DIO「足元をよく見るんだな三下」クッ
ラース「こッ・・・これは!?」カキィィイイイーン
DIO「気化冷凍法だ」ニヤア
ラース「・・・!」
ラース「(名前から察するに・・・おそらく体内の水分を一瞬で蒸発させ、それによって熱を奪い凍結させたのだろうが・・・そんなことが!?)」
DIO「フフ・・・よそ見をしたなッ!貴様の運命の分かれ道はそこだッ!」
ギパア
ラース「!」
DIO「空裂眼刺驚ッ!」バシュッ
ドッ
ラース「ぐむッ!!」
グラ
DIO「脊柱起立筋はすでに再生したッ!」トオン バッ
DIO「それすなわち、貴様の命の没する時だッ!」グオオオオオオオ
DIO「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYY!ロードローラーだッ!」グオオッ
グオオオオオオオオッ
DIO「ぶっつぶれよォォッ!」グオオオオオ
ラース「(くっ・・・動けん!)」
ラース「ヌウウ!ヌウウアアアアアアアアーーーッ!」
ズゴオオオオオオオオン
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァッ!」ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
シュバッ
バチッ
カッ
ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアン
パラ…パラ… メラメラ
DIO「・・・死んだか・・・」 パコン
スカー「(・・・何なんだ?この男は・・・)」
DIO「おい、そこの男」
スカー「・・・!?」
DIO「・・・貴様の仲間を知っているかも知れぬ・・・こい」
スカー「!」
スカー「ほ・・・本当か!?」
DIO「ああ。仲間だという確証はないがな・・・」
仗助「承太郎さーん、来ましたよー」
ジョルノ「どうも」スッ
ジョニイ「すごい人だかりだね」パカパカ
ジョリーン「う~ん・・・」
定助「・・・」
ディアボロ「うげっ」ササッ
吉良「・・・」
グリード「なんだか大隊になってきたな」ポリポリ
エド「その方がいいだろ。でも・・・」
エド(その分死人が多く出るってことでもある・・・)
大佐「しかし・・・ここからバラバラになっていくのだろう?どうする?」
吉良「ふむ・・・残るホムンクルスは4匹・・・最終的には皆集まるのだから最低で3班に分かれるとよいのだな」
ランファン「ナンバー66と49・・・それにデビルズネストもいるが」
カーズ「では、そいつらはこのカーズが皆殺しにしてくれよう」ガシャッ
ファニー「まだ戦ってないのでな。腕がなる」バサッ
承太郎「抑えろカーズ、ファニー。じゃあここら辺で・・・」
ズガアアアアアアアアアン
一同「!?」
ヨロヨロ フラ
DIO「本当に大丈夫か・・・?」
スカー「ああ・・・」ヨロ
DIO「ここから数km先だ」
スカー「そうか・・・」グラ
DIO「お、おい・・・」ズルズル
DIO「俺の仲間に傷を治せる奴が何人かいる、そいつらに頼めば・・・」
ズガアアアアアアン
D・ス「!?」
ゾロゾロ
人形兵「ウオオオ・・・」ゾロゾロ
中尉「人形兵・・・!?」
大佐「何!?」
ハンイケル「何百・・・いや、何千いるんだ!?」
承太郎「・・・」バキボキ
ジョセフ「・・・この建物から出したらやべえみてえだなァ」パリパリ
プッチ「・・・」
人形兵「ウウー・・・ハラヘッター・・・・」ゾロゾロ
オリヴィエ「」シャキン
人形兵「ギャッ」ズバッ
オリヴィエ「何をグズグズしている!早くかからんか!」ダッ
ゴリさん「おう!」ダダッ
ディアボロ「一気に片づけるぞ!キング・クリムゾン」ドキュウウン
プッチ「ホワイト・スネイク!」ドキュウウン
吉良「キラークイーン!」ドキュウウン
カーズ「流法ッ!輝彩滑刀!」ガシャアアッ
Dio「KUAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!」メキメキ
エド「まずは出口を塞いでおかねえとなッ!」パアン
バチッ
ズズ…ンン…
エド「よしッ!入口は塞いだぞ!」
大佐「」パチン
ゴウ
吉良「」カチッ
ズドォオオン
大統領「みな強いな・・・しかし何体いるというのだ?」バッ
大統領2「さて」
大統領3「では」
バッ
人形兵「ぐぎゃッ!」ドサドサドサ
大統領4「ふむ・・・どうやら完全に殺し切るのは難しいようだ」ドグチア
大統領2「頭と腕を破壊すれば・・・攻撃を受けることはほぼなくなるな」メメタア
大統領5「フン!」ドグシャア
人形兵「ドレガ・・・ホンモノ・・・?」
大統領「フフ・・・みんな私だッ!」
ドゴオ
人形兵「ッ~!」ドサッ
ゴリさん「すげえ・・・何がどうなってんだ?」
ランファン「」バッ
ヒュヒュヒュッ
人形兵「ぎ」ズバ ズバ ズバッ
バラッ
ドサドサドサドサ
リン「」バキィ ドガッ
人形兵「はぶゥ」ゲボッ
バタッ ドッ
ハインケル「やっぱシン国の奴はすげえな・・・負けてられねえ!」
ジェルソ「」ペエッ ベチョチョッ
人形兵「」ズルッ ドガン
人形兵「イテエー・・・」
ザンパノ「くっ」バシュシュシュシュシュシュシュシュシュ
人形兵「」ザクザクザクザクザク
ゴリさん「フウン!」スパーン
ハインケル「」カブッ
人形兵「ギャバアアアアアアーーーーッ!!!」ブッッチィィィイー
ハインケル「次から次へと!キリがねえぜチクショウ!」ドゴォ
ドンドンドン ドン
チャキ ドンドン
中尉「」チラ
中尉「3時の方向!無人です!」バン
大佐「フン!」パチン
ドゴオオウ
中尉「11時方向距離11、人形兵多数接近!同方向距離19にエドワード!」
大佐「くっ」パチン
ゴウ
中尉「・・・おみごと!」バン バン
メイ「はッ!」ボコオ
シャオメイ「」ガブ
人形兵「イテエエエエエエエエエ」
メイ「」パアン
バチバチバチ
人形兵「グアアアアアアアア」バタバタバタッ
シャオメイ「」ニッ
メイ「」コクッ
人形兵「」ブン
エド「うおッ」スカッ
エド「」パアン
バチチチチッ
エド「やっぱ武器がねえとな・・・槍とかがあれば」ヒュンヒュン
エド「らァッ!」ズバッ
人形兵「・・・!・・・!」アウアウ
エド「・・・」
エド「・・・許してくれ」
イズミ「」パアン バチチッ
ドゴン
人形兵「はぼォ」ドガアッ
少佐「フン!」ガアン バチチチッ
グオッ
シグ「ハアッ!」ヴォッ
ズガアアアアアン
グリード「(ケケケ・・・すげえすげえ!)」
リン「黙っていろグリード!」ドガッ
吉良「シアーハートアタックに・・・弱点はない」ドゴオオン
カーズ「輝彩滑刀の流法!」ズバアッ
ディアボロ「終わらせてやろう・・・!」ドグシャア
プッチ「メイド・イン・ヘブン!」ドガガガガガガガガガ
大統領「それにしても・・・DIO遅いな、何をやっているんだ?」バキ
プッチ「そろそろつくと思うが」バキョス メメタア ドグチア ゴッシィア
ディアボロ「帝王はこのディアボロだッ!以前変わりなくッ!」ズガアン
カーズ「壁面に叩き付けてやろうッ!」ドガッ バガアアアアアン
人形兵「ウルァァァァアァアアアア」ダダダダ
Dio「恐竜にして潰し合いだッ!」シピッ
人形兵「!?」
人形兵「ウ・・・ア・・・!」
恐竜「KUAAAAAAAAAAAAAAAA!」
恐竜「」ガブッ
人形兵「!?」
ベリベリベリィィイイ
Dio「このまま恐竜を量産するッ!」
ランファン「・・・この建物の奥に大きな気が2つ・・・かなり地下にも2つある!」ズバッ
リン「そういえばグリードが2人いるんだったか?」バキィ
吉良「そうか・・・じゃあとっとと倒さなくてはな」ボム
ディアボロ「しかしこの数じゃ・・・」
プッチ「くっ」ズバ バキ ゴス ズン バキョス メメタア
ザンパノ「突破は難しいぜオイ!」
オリヴィエ「・・・!」ズバッ
中尉「前方、人影なし!人形兵無数!」
大佐「フン!」パキン
ドゴオオオオオウ
大佐「・・・よし」
ザンパノ「すげえぜ旦那!」ダッ
ゴリさん「一気に扉までの敵がいなくなったぜ!」バッ
ジェルソ「まだ扉から出てくるな・・・一気に畳むぞ!」ビュッ
ジョリーン「ストーンフリー!」シュルシュル
定助「視力を奪う!」プワ パアン
ジョニイ「黄金回転の爪!」バシュウウ
ジョナサン「山吹色の波紋疾走!」バリバリバリ
承太郎「さっさと倒して先に進むぞ!オラァ!」ドグシャア
ジョナサン「ああ!」ベキイ
ジョルノ「床のタイル1枚をムカデにしたッ!襲えッ!」
ムカデ「」シュバッ
人形兵「ギャオオオオオオッ!」
スカー「くっ・・・」ヨロ
DIO「おい!ジョジョォ!」
ジョナサン「DIO!」
承太郎「・・・!」
DIO「・・・東方仗助はいるか!?この男を治せ!」
ジョナサン「え、ああ・・・仗助!」
仗助「なんスか?」タタタ
ジョナサン「彼を治してあげて」
仗助「クレイジーダイヤモンド!」ドゴオ
スカー「おお・・・!」
仗助「直ったッスよ」
スカー「・・・感謝する」グッ
スカー「それにしても・・・お前たちは摩訶不思議な能力を持つのだな」
仗助「え、ああ・・・まあ・・・はい」
DIO「・・・承太郎、こいつらは?」グググ メキメキメキ
承太郎「人形兵だ・・・頭を破壊すれば殺される確率はかなり下がるぞ・・・死なないがな」
DIO「なるほど・・・道理で不味い血なわけだ」ベギャアッ ドブチュッ
スカー「・・・残りの人形兵もごくわずかだな」スクッ
DIO「うむ・・・ジョースター一行よ、貴様らに人形兵とかいうのは任せたぞ」ダッ
ジョルノ「ええ・・・もう僕ら以外は全員行きましたからね」
ジョリーン「ディアボロとかはもう先に行ったわよ?」
DIO「うむ・・・急いで行く、頼んだぞ」
ジョセフ「おうよ!」ヒュオオオオン
スカー「俺も行こう」ダッ
ジョルノ「・・・では、生き残りを僕たちで始末しましょう!」ドグ
\マサツヲウバウ!/\luckトpluckノケン!/
ディアボロ「ふむ・・・広いな」カツカツ
大統領「だな。ここを右に行き、突き当りを左に曲がれば下に降りられるようだ」ザッ
ディアボロ「そうか・・・ん?」
大統領「どうした」
ディアボロ「・・・」クイ
スロウス「」ゴソゴソ
大統領「・・・なんだあれは」
スロウス「あ?人間・・・?」
スロウス「・・・めんどくせえ」バッ
大・デ「!」
ディアボロ「うおッ・・・」ダッ
大統領「光の壁ッ!」
ドガアアアン
スロウス「・・・あ?」
大統領「人形兵が多くて助かったな・・・災いも高確率で人形兵に行く」
大統領「(しかし・・・速すぎる・・・!もう少し遅ければ死んでいたな・・・)」
スロウス「何・・・が・・・」
ディアボロ「」スッ
ドガン
スロウス「・・・あ?」
ディアボロ「ッ!?」
ディアボロ「(キングクリムゾンの殴打を受けて・・・!?)」
スロウス「次はお前か・・・」バッ
ディアボロ「ッ!キングクリムゾン!」
スロウス「・・・!?」スカア
ディアボロ「『キングクリムゾン』の能力の中では、この世の時間は消し飛ぶ・・・『結果』だけだ!この世には『貴様が俺の背後を走ったという結果』だけが残る!」バアーン
スロウス「・・・」
大統領「よそ見をしている場合かね?」バッ
大統領2「Dirty deeds done dirt cheap」
スロウス「!」
ドゴ ボコ バキィ メシャッ ドグチア
大統領5「フフン」スタッ
大統領3「しかし・・・なんという回復力だ」ストッ
大統領6「再生能力と言った方が適切かもしれんな」
大統領4「・・・」
スロウス「うう・・・」バリバリ
スロウス「全員・・・まとめて・・・殺す!」ギュン
大統領7「!」
大統領2「光の壁!」
ガアアアアン
スロウス「!」
スロウス「(またか!)」
大統領3「正当なる防衛だよ」ジャキィ
ダンダンダン
スロウス「うっ・・・」ビシュビシュビシュッ
大統領2「ホムンクルスの『ゲス野郎ども』・・・自分の欲望でしか考えないゲスどもの事だ・・・我が国の将来にどれだけ残酷な出来事が集まってきて起こる事になるのだろう」バンバンバンバン
大統領8「それだけは阻止しなくてはならないッ!わたしの大統領としての絶対的『使命』は!この世界のこの我が国民の『安全を保障する』という事!それひとつに尽きるからだ!」ドンドンドン
スロウス「ううう・・・おおお・・・!」バッ
ディアボロ「キングクリムゾン!」
スロウス「ぅお」ドゴオオオン
パラ・・・パラ・・・ ゴト
大統領4「このやり方なら・・・いずれ賢者の石を使い切らせることができるな」
ディアボロ「(・・・まさかこいつ・・・速すぎて自分でもコントロールできないんじゃあないのか・・・?)」チラ
スロウス「・・・めんどくせえ・・・」ムク
スロウス「めんどくせえなあ・・・」クル
ズン ズン
ディアボロ「・・・!」
ディアボロ「(標的は俺か・・・)」
スロウス「」ビュン
ディアボロ「キングクリムゾン!」
スカッ
スロウス「」ニヤ
大統領「?」
バアン
ギュオオン
大統領2「何ッ!?」
大統領7「跳ね返った!?」
ディアボロ「なっ」
ギュン
大統領5「ぎゃばッ」ドゴオン
大統領3「がッ」ゴシャア
大統領8「痛ッ!」ベキィ
ドサドサドサ
ディアボロ「な・・・何ィィ!?」
ドッガアアアアアン…
スロウス「うう~・・・めんどくせえ・・・」バラバラ
ディアボロ「(あの壁は崩れた・・・なぜさっきの壁は!?)」クルッ
ディアボロ「!」
ディアボロ「防火扉か・・・!防火扉が頑丈に出来ていたがため、あのホムンクルスの速度でも壊れることなく、逆に跳ね返したというのか・・・!」ギリ
ディアボロ「普通の防火扉なら壊れていただろうが・・・ヴァニラやダービーがDIOの展示品を守るため特別頑丈に改良したのかもしれんな・・・」
スロウス「めんどくせえ!」ダッ
大統領「光の壁!」ガアアアアアアン
スロウス「・・・」
大統領「くっ・・・いつまで続ければ・・・」
ドチャッ
スタスタスタスタ
DIO「・・・なんか物凄い轟音がするな・・・」
カーズ「そうだな・・・まあいい、先に進むぞ牛丼」
DIO「古代人め・・・」ボソッ
カーズ「あ?」
DIO「」プイ
カーズ「・・・しかし、この人形兵というの、見かけによらず結構なカロリーだな」
DIO「そうなのか?不味い血しか流れていない・・・」
カーズ「内部に膨大なエネルギーを秘めた石がある・・・まるで生きた人間を凝縮したような感じだなあ・・・」ペロ
大統領2「おい、大丈夫か?」ガシ
大統領8「案ずるな、ただの・・・粉砕骨折だ・・・!」ヨロ
大統領4「しかしこれで2人死んでしまったな・・・」
大統領7「やられる前にやるぞッ!」バッ
スロウス「・・・」ダッ
大統領6「逃げた!?」
ディアボロ「追えッ!」ダッ
スロウス「・・・」ヒュウウウウ…
スロウス「」ガッ
ブキキキキキキキキキキキーーーーーーーッ!
大統領2「止まった・・・?」キキッ
ディアボロ「・・・」ガガッ
大統領4「・・・今のうちだな」
大統領7「・・・くッ」チャッ
大統領6「」チャキッ
ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン
スロウス「ヌウッ・・・!」ピシュン パシュン
スロウス「めんど・・・くせえ」ダッ
ディアボロ「!・・・キングクリムゾン!」
スカッ
スロウス「」ニイ
大統領「(・・・!なぜ笑える!?馬鹿な、奴の進行方向には防火扉なんてものはないぞ!)」
ディアボロ「(・・・あるのは2階へと続く階段・・・しかし階段をどうやって・・・)」
バアアアアン
デ・大「!?」
ドオオオオオン
ディアボロ「・・・は」
ディアボロ「跳ねたアッ!?」
ディアボロ「・・・!そ、そうか・・・壁の場合、あいつは90度の角度で激突する・・・!しかし、階段の場合は別だ!」
ディアボロ「床と垂直の階段なんかありえん・・・あのホムンクルスが階段に突っ込む角度は浅くなり、バウンドしたッ!」
大統領「そして、そのままホムンクルスは階段を上がった・・・ということは・・・」
大統領6「・・・!」
バッ
一同「上だッ!!」
ボゴオオオオオオオッ
ズガアアアアアアアアアン
タタタタタタタタタタタタタ
リン「!」
ランファン「・・・!」
リン「・・・感じたか?ランファン!」
ランファン「はい・・・今、地下から物凄い気が・・・床を支えていた・・・!」
リン「なぜ床を支えたのかわからんが・・・おそらく下には来てほしくないのだろうな」
リン「下へいくぞッ!ランファン!」バッ
ランファン「はっ!」ダッ
タタタタタタタタタタタタタタタタタ
シュウウウウウウウウウウウウウウウ…
ディアボロ「くっ・・・」ゴロゴロ スタッ
ディアボロ「(あのホムンクルスが落下してきて床が砕けないとはな・・・)」
大統領「ムウ・・・」クルクル ストッ
大統領「(恐ろしい奴だ・・・早いところ始末せねば!)」ジャキィ
大統領4「」ジャキ
大統領7「」ジャコ
ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン
ディアボロ「ホムンクルス、おまえには、死んだことを後悔する時間をも・・・与えんッ!」ボッ
スロウス「ッ!?」ダゴオ
大統領4「」バキイ
大統領7「」ドガッ
大統領「」ベキョオ
ディアボロ「」ボクッ
スロウス「うぐ・・・」ブン
大統領「光の壁ッ!」ガキィィィイイイン
ディアボロ「」ドグシャア
スロウス「」ブン
ディアボロ「キングクリムゾン!」
スカッ
スロウス「・・・!」グンッ ダッ
大統領「!」
スロウス「」ダッ
ディアボロ「しまっ・・・」
ディアボロ(まずい!キングクリムゾンの連続使用はできないッ!)
ドガアアアアアアアアアアアアアアン
大統領「なッ・・・」ガラガラ
スロウス「・・・やっと・・・潰れた」ムク ガラガラ
スロウス「次はお前だ」ズン ズン
大統領7「・・・フム、貴様はそれで勝ったと誤解しているようだな」
スロウス「?」
ムク
スロウス「!?」
ディアボロ「キングクリムゾン・・・貴様が私を押し潰していた時間を吹き飛ばした」グググ
スロウス「何ッ・・・」ザッ
ディアボロ(危なかった・・・ギリギリで使えるようになったぞ)
ディアボロ「さて」バッキイイイ
スロウス「ぐ・・・!」ドガッ ゴガアアアン ベギヤアアアッ バグッ
大統領「・・・よし、そろそろいいだろうディアボロ」ドガッ ドゴドゴッ ビキィッ
ディアボロ「・・・そうか」スッ
大統領「もうじき処理係が来る・・・そもそもホムンクルスの殺害は彼らの仕事だろう」パチン
スロウス「・・・?」
ザッ
スロウス「ッ!」
大統領「・・・あとはよろしく頼む」ペコ
少佐「ふむ・・・よくやってくれたな、2人とも!・・・ん?増えているな」ザッ
シグ「これがこいつ・・・ファニーだったかな、のスタンドだ、説明は聞いただろう?」ザッ
スロウス「・・・!」
シグ「さて・・・ホムンクルスよ」ス…
シグ「またやりあうか」バキボキ
少佐「フウンン!」ガアン
少佐「さあ」バチチッ
スロウス「ぐっ・・・」ザッ
シグ「ヌン!」ドゴオ
スロウス「ぐぷッ・・・」
少佐「ハアッ!」バチバチ
スロウス「ぐむうッ!」ドゴオオン
シグ「ハァーーーー!!」
少佐「ヌオーーーー!!」
ドッガアアアアアン
スロウス「ぐあああああああ・・・!」
少佐「まだまだァーーーッ!!」ブン
シグ「これしきでくたばるようなホムンクルスではなかろうッ!!」グオッ
バキイ
ドゴオ
ドグシャア
メメタア
バキョス
大統領「なんというパワー・・・スタンドよりも強いパンチを、生身の人間が・・・!」
ディアボロ「軍人・・・なおかつ国家錬金術師だものな。相当体は鍛えてあるのだろう」
大統領「しかし・・・それにしたってスタンドを超えるパワーというのは・・・」
ディアボロ「確かに・・・言われてみると気になるものだな」
大統領「・・・」
この時、ディアボロとファニー・ヴァレンタイン、そしてスロウスは気づいていなかった・・・
いや、もしかすると当事者である2人にも理解できていないのかもしれない・・・
シグとアームストロング少佐にはある共通点がある
それは、体幹が極度に鍛え抜かれているということだ!
度重なる過酷な訓練により、シグとアームストロングの脊柱起立筋は異常発達を遂げた!
通常、パンチは足でしっかりと踏み込んで行う。こうしなければ力が入らないパンチとなり、逆に敵にやられやすい
しかし、両者の場合は違う。発達した筋肉の影響で、足を踏み込まずとも相当なエネルギーのパンチを打ち込める!
そして、今回のように足場が安定し、しっかりと踏み込むことのできる場所であれば―
スロウスの運命は決まったようなものだ
スロウス「ぐッ・・・あッ・・・!」ドガッ バグオッ
シグ「フン!」ブン
スロウス「ぐ・・・!」ダッ
少佐「!」
シグ「(殴られる際に後ろへ飛び退き、ダメージを小さくした!こいつ・・・知能もある!)」
スロウス「」ニヤ
少佐「」ニヤ
スロウス「!?」
少佐「馬鹿者め!貴様は我々の手の内だッ!」
バン
大統領「なッ・・・あれは!」
ディアボロ「錬金術ッ!」
バリバリバリバリ
ズズズズズズズ
スロウス「ッ!!!」
大統領(この時を狙って・・・最初から錬金術の準備をしていたのかッ!ホムンクルスの落下点に巨大な突起を・・・!)
大統領「そしてそのままホムンクルスは―」
大統領「突き刺さるッ!」
ヒュッ
ドスウウウウウウウウウウウウウウッ
スロウス「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」
スロウス「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!ぐあああああああああああああああああああああああああ!!」
スロウス「こんなァ!こんなァ・・・!」ギギギギギ
バゴォオン
スロウス「あ・・・あああ・・・!」ギギギギ ビシッ バギ
スロウス「うっ・・・くっ・・・!」シュウウウウウ
スロウス「めんど・・・くせえ・・・」シュウウウウウウウウウ
スロウス「死ぬのも・・・めん・・・ど・・・くせえ・・・」シュウウウウウ
スロウス「生きて・・・いる・・・のも・・・めん・・・ど・・・くせ・・・え・・・」シュウウウウウウウウウウウウウウウ
ウウウウウウウウ・・・
少佐「ふう・・・」
ディアボロ「近距離パワー型の我がキングクリムゾンよりも強いとはな・・・」パチパチ
少佐「何を言う!お主らがあそこまでホムンクルスを痛めつけていなければ、もっとずっと時間がかかったのだぞ」バン
シグ「礼を言うぞ」
大統領「フッ・・・」
ディアボロ「さて、とっとと親玉のところへいくぞ」
シグ「人形兵がまだ相当数、この建物をうろついているようだ。用心していかんとな」ザッ
少佐「我々なら人形兵など屁でもないのだが・・・」
ディアボロ「油断は禁物だ」
カツ カツ カツ
ズズズズズズズ…
キンブリー「・・・プライドですか。大変な轟音がするので来てみれば・・・いったい何事ですか?」
プライド「・・・錬金術師たちと、この世界の住人たちが手を組んで襲撃してきました」
キンブリー「そうですか・・・戦況は?」
プライド「エンヴィー・ラスト・グラトニー・ラース・スロウスが死亡・・・残るホムンクルスは私を含め3名。その中にはお父様も含まれています」
プライド「入口に配置した人形兵も9割以上が死亡・・・館内にいる人形兵もだんだん数を減らしてきていますね」
キンブリー「・・・では私も加勢しますかね。・・・ところで、ここはアジトから3kmも離れているのに・・・よく伸びる体ですね」ザッ
プライド「人間とは違うのですよ」ズズッ
キンブリー「」ニイ
カーズ「・・・」
カーズ「・・・どうやら外の仲間と話しているらしいな」
DIO「・・・電話か?」
カーズ「いや・・・おそらく伸縮自在のホムンクルスなんだろう・・・。入れ物をここに置いて、体を建物の外まで伸ばしたのだ」
DIO「化け物だな」
カーズ「そいつがいるのは下の階だ、さっさと降りるぞ」
DIO「少し待て、その前に・・・」チャッ
カーズ「?」
DIO「・・・」ピッピッ
ズバッ
人形兵「ギャ・・・」
バキイ
人形兵「」ドサッ
Dio「ふう・・・ん?・・・あの黄色いのはDIO・・・か?」
Dio「(すぐそばにカーズもいるな・・・何を・・・)」
ザッ
Dio「!?」バッ
???「へへっ」ブン
Dio「くッ!」バッ
とおるるるるるるるるるるるん♪とおるるるるるるるるるるるん♪
ヴァニラ「はい、こちらDIO様らぶらぶ同好会本部・・・DIO様!?」ガタッ
DIO「・・・なんだそのDIO様なんとかかんとか同好会というのは・・・。まあいい、それよりも話がある」
ヴァニラ「はい、なんでしょうか」
DIO「ヴァニラ、確か東京に美術館を建設したのだったな?」
ヴァニラ「建設というより改築ですね」コト
DIO「その建物なんだが・・・今敵が占拠していてな」
ヴァニラ「・・・ジョースターですか?」
DIO「違う。ホムンクルスという者たちの集団だ」
ヴァニラ「・・・聞いたことがありませんが」
DIO「だろうな。で、念のため増援に来てほしいのだ」
ヴァニラ「そこまで強い敵なのですか?」
DIO「ああ・・・このDIOが吸血鬼でなければ死んでいたし、スタンドがなくても死んでいた。現実やられそうになった」
ヴァニラ「そんなに・・・」
DIO「残りのホムンクルスは3人・・・その内1人は親玉だそうだ」
ヴァニラ「DIO様をそこまで痛めつける者が手下とは・・・」キイ
DIO「そこでだ、だから来てほしいのだ・・・まあそこからなら13時間程度かかるか」
ヴァニラ「いえ、スピードワゴン財団の航空機を使えば8時間弱でそちらに着きますよ」
DIO「そうか・・・ならよかった。あ、おいカーズ!?」
バシッ
カーズ「おいヴァニラ」
ヴァニラ「ああ、カーズさんですね?なんでしょうか」
カーズ「スピードワゴン財団にワムウやエシディシ、あと番犬がいたはずだ。連れてこい」
ヴァニラ「分かりました」
DIO「ところでヴァニラ、DIO様なんとかかんとか同好会『本部』と言ったな?」
ヴァニラ「はい」
DIO「まさか・・・支部があるというのか?」
ヴァニラ「もちろんですよ!欧米、中南米、中東、極東・・・世界中に支部がありますよ。北朝鮮やシリアにもありますし・・・そうそう、最近は地球外生命体も楽しめるように月面にも支部があります!」
DIO「・・・もういい」ピッ
カーズ「・・・」
カーズ「電話は終わったのか?」
DIO「ああ・・・ん?どうかしたのか?」
カーズ「『支部があるのか?』のあたりで囲まれたぞ」
DIO「何!?」クルッ
ザッ
ロア「」バキボキ
マーテル「」ポリポリ
DIO「(こいつら・・・ホムンクルスか?いや、それにしては数が多い・・・)」
カーズ「・・・」
ドルチェット「さあて、実力行使と行きますか!」ジャキィィン
カーズ「・・・どうやらよほど殺されたいようだな」ガシャン
ロア「フン!・・・命の覚悟はしておけよ!」ダッ
DIO「」ニイ ドキュウウン
カーズ「!」
DIO「カーズ・・・悪いが殺らせてもらうぞ。人形兵よりはいい血をしていそうだ」
カーズ「・・・チッ」
カーズ「いいだろう・・・殺れよ。許可する」
DIO「フフ・・・感謝するぞ。ザ・ワールド!時よ止まれ!」
ヒュッ…
ロア「ぐぶッ!?」ドゴオ
ドルチェット「がはッ・・・」ドサッ
ウルチ「く・・・」ドッ
マーテル「あ・・・」バタッ
ロア「」ズドン
ビドー「・・・え?お、おい・・・みんな・・・?」ズザッ
カーズ「・・・」
DIO「まあそう気を落とすな・・・勝てばよかろうなのだろう?」
ビドー「(あ・・・あ・・・!)」ガクガクガク
ビドー「(やばい!)」バッ
DIO「む?」
ビドー「くッ」ピトッ
カーズ「・・・ほう?壁を登れるのか・・・」タタタタタタタ
DIO「ほほう・・・だが残念だったな」グアッ… ズン
ビドー「!?」
DIO「このDIOが、壁を歩けないと思ったか?」ズン ズン
ビドー「・・・!」ズン ズン ズン
DIO「『自分だけが壁を動ける』だとか・・・便所のネズミのクソにも匹敵するそのくだらない物の考え方が命取りよ!クックックッ・・・」ダッ
ビドー「うおおお・・・!あいつ!壁と垂直に!」ダダダ
DIO「最高に『ハイ!』ってやつだアアアアアアハハハハハハハハハハーーーーーッ!!」ダダダダダ
ビドー「くそッ!」ビュッ
DIO「ヌアッ!?」バシィ
DIO「(尾ッ!?尾でこのDIOの眼を突いたというのかッ!)」グラッ
DIO「ぐッ・・・!」
ビドー「」ニヤ
DIO「くっ!空裂眼刺驚!」
ビドー「!?」ズバッ
ビドー「肩を・・・!」グラッ
ドサッ
DIO「くっ・・・」ググ
カーズ「・・・」
ザッ
ビドー「うっ・・・こんなところで死ぬわけには・・・!」ズルズル
ガション
ビドー「・・・え?」
カシィィイーン
…ゴトッ
DIO「なっ・・・カーズ貴様!」ムク
カーズ「安心しろ・・・殺してはおらん。首をちょっぴり切り裂いただけだ。後で貴様がとどめを刺せばよい」カション
ビドー「・・・」コヒュー コヒュー ビクッビクッ
DIO「・・・」ニヤ
DIO「・・・フッ・・・あの連中もあばらの5,6本をへし折っただけだしな・・・後でゆっくり血をいただくとしよう・・・」
ロア「おい・・・DIOとかいう奴・・・」グググ
DIO「む?」クル
ロア「ここで死んでもらうぞ・・・」グググ
DIO「ほう・・・面白いことを言うな」スッ
ロア「ヌオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」ダダダッ
DIO「ほう・・・?向かってくるのか」バッ
ロア「ヌウ!」ブン
DIO「くっ!?」ガシイ
DIO「(馬鹿なッ!吸血鬼のパワーと同等・・・だと!?)」グググ
ロア「(本気を出していても防がれるとは・・・!)」グググ
DIO「・・・なかなかやるな貴様」
DIO「だが・・・我がスタンドの前ではどうなるかな!?」
ロア「?」
ブン
ガッキイイイイイイイイイイ
ドルチェット「くっ!」バッ スタッ
カーズ「カスが・・・突っかかってくるんじゃあない・・・」シュッ
ドルチェット「!」
ズバッ
ドルチェット「うおおおおおおおおおおおおお!?」ブシュウウウウウウウウウウウウウウウ
カーズ「おいビーフシチュー!貴様が今闘っているのは合成獣だ!」
DIO「!?」
ウルチ「なっ・・・!?見抜いたァ!?」
ロア「うおッ・・・」
順番しくじりましたorz
ロア「ヌオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」ダダダッ
DIO「ほう・・・?向かってくるのか」バッ
ロア「ヌウ!」ブン
DIO「くっ!?」ガシイ
DIO「(馬鹿なッ!吸血鬼のパワーと同等・・・だと!?)」グググ
ロア「(本気を出していても防がれるとは・・・!)」グググ
DIO「・・・なかなかやるな貴様」
DIO「だが・・・我がスタンドの前ではどうなるかな!?」
ロア「?」
ブン
ドグシャアアア
ロア「ぐああああああああああッ!?」ドゴオ
カーズ「・・・?」
ロア「(なんだ!?見えない攻撃が・・・!)」ヒュ
ドグシャアッ
ロア「ぐううううううッ!」ブシュウウウ
カーズ「(・・・やはり・・・しかしそんなことが・・・)」
ドルチェット「てめえ!なにボサッとしてやがんだ!?」シャキイ
ブン
ガッキイイイイイイイイイイ
ドルチェット「くっ!」バッ スタッ
カーズ「カスが・・・突っかかってくるんじゃあない・・・」シュッ
ドルチェット「!」
ズバッ
ドルチェット「うおおおおおおおおおおおおお!?」ブシュウウウウウウウウウウウウウウウ
カーズ「おいビーフシチュー!貴様が今闘っているのは合成獣だ!」
DIO「!?」
ウルチ「なッ・・・!?見抜いたァ!?」
ロア「ぐッ・・・」
カーズ「叫び声から判断して分かったのだ!貴様の対戦相手のその男!先ほどの声の約50%が牛の怒声だったッ!」
ロア「・・・!」
DIO「合成獣か・・・にわかには信じられないが、信じるしかあるまい」ダッ
ロア「ぐっ」バキイ
ウルチ「うっ・・・俺はロアを助ける!マーテル、お前はドルチェットを頼むぞ!」ダッ
マーテル「ええ!」ダッ
カーズ「・・・フン!くだらんなあ!」ダッ
DIO「WRYYYYYYYYYYYYYY!」ダッ
ガシャッ ドキュウウン
ロア「うおおおおおおッ!!」ブウン
DIO「ぐッ!」ガァッシイ
DIO「(な・・・パワーがさっきよりも上がっている!?)」グググ
DIO「(このままでは・・・まずいッ!この男!ジョジョと同等の爆発力を・・・!)」
DIO「だが・・・!」
ウルチ「うらあ!」ブン
DIO「!」
ニヤ
DIO「(フフ・・・丁度良いッ!そして貴様には最悪のタイミングだったなァ!)」
DIO「(この男!増援が来たことで集中が、一瞬だが!一瞬だが!一瞬だが切れたぞッ!)」
DIO「(不意を打つならここしかないッ!このDIO、こんなところで死ぬわけにはいかんのだッ!)」
DIO「WRRRYYYYYYYYYYYYYY!」ビュッ
ロア「ごッ!?」バキャアッ
ロア「ッ・・・!」ザ
DIO「貧弱貧弱ゥ!」ブン
ロア「がはッ」ゴスウッ
ウルチ「ロ・・・」ダダッ
DIO「このDIOは全ての超人やスタンド使いをブッち切りで超越したのだァ!」グアッ
ウルチ「ッ!?」ガッ
ウルチ「くッ・・・!」グググググググ
DIO「貴様・・・ワニの合成獣か?そうだろう!」グググ
ウルチ「ご・・・!」ギギギ
DIO「フフ・・・おっとォ、安心しろ・・・このDIOは貴様を窒息死させるためというチンケな理由で貴様の首をつかんだわけじゃあない」ググッ
ウルチ「・・・?」ギリギリギリ
DIO「フフ・・・初めてだ、爬虫類の血を吸うというのは!ワニという生物は、爬虫類の中では飛び抜けて優れたパワーと瞬発力を誇るらしいな・・・」
ウルチ「!」
ロア「ぐ・・・」ムク
DIO「そこのノロマな牛よ!貴様は草でも食いつつ、仲間がこのDIOの糧となる様をよォくその目に焼き付けるといい!」ブスッ
ズギュン ズギュン ズギュン
マーテル「はあッ!」バシュッ
カーズ「・・・蛇の合成獣だな。関節を無視して攻撃ができる」ガシイ
マーテル「!」
カーズ「だが・・・同様の攻撃ならこっちもできる」バッ
マーテル「!」
ドゴオ
マーテル「がッ・・・はッ・・・!」
ドサア
カーズ「」ニヤ
ドルチェット「ぐ・・・!」ジャキイン
ヒュヒュッ
カーズ「遅いな」スカア
カーズ「動きが洗練されていない」タッ
ドルチェット「!」
カーズ「素人に比べれば上出来だが・・・無駄な動きが多すぎる」ジャキン
ドルチェット「うッ・・・!」バッ
カーズ「そんな刀でガードできるとでも思ったか!」ブン
スパア
ドルチェット「ぐああああッ!」ズバッ
ドルチェット「ぐ・・・」フラ
グッ
ドルチェット「殺す!」ダッ
カーズ「折れた刀でなお攻撃を仕掛けるか・・・しつこいぞ」
カーズ「邪魔だ駄犬が」ヒュッ
ズパア
ドサッ ゴトッ
ゴロゴロ
マーテル「・・・!てめえ・・・!」ギリ
カーズ「」ヒュ
ドゴオ
マーテル「ぐっ・・・!」
カーズ「貴様はすでに『究極』への反逆を行った」
カーズ「楽には殺さん」ドゴオ
マーテル「がッ・・・」
ゲボッ ゴホッ
カーズ「おォ~っと、悪い・・・赤ん坊を産めなくなってしまったなァ~♪」
マーテル「~ッ!」
ズギュン ズギュン ズギュン
DIO「フゥ~ン・・・」ズギュン ズギュン
DIO「・・・不味い血だな、だが人形兵よりは随分とまともだ」ポイ
ウルチ「」ドサッ
ロア「・・・!」ギリ
ロア「てめえ!」ダッ
DIO「ザ・ワールド!時よ止まれ」ドギュウウウウウウン
DIO「チェック・メイトだ」スチャ…
バッ
バギイ バガッ ゴキッ
マーテル「かッ・・・」ピク ピク
カーズ「(チィ・・・こんなものか)」
カーズ「そろそろ飽きてきたな・・・始末させてもらうぞ」ズモモ…
マーテル「・・・!」
カーズ「日本の江戸時代には・・・農民に藁を巻いて火をつけ、もだえ苦しむ様を楽しむという文化があったらしい・・・」
カーズ「それをこれからやってみるとしよう」シャキン
ブンッ
ガッ
チッ
ボッ
マーテル「・・・!」
マーテル「うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」ボオオオオオオオオオオオオオオ
カーズ「カラッパの鋏は音速を超える・・・あまりに速いスピードにより火打石の役割をし、着火する!」ボオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
カーズ「さあ燃えろ!燃え上がれ!苦しんで苦しんで・・・その苦悩の表情と悲鳴をこのカーズに見せろ!聞かせろ!そして焼け死ねィ!」ボオオオオオオオオオオオオオオ
マーテル「うああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!てめえぇぇえぇぇええぇええぇええぇぇえぇぇええぇえ!!!」バッ
マーテル「ブッ殺す!てめえは私がブッ殺す!」ガシィィッ
カーズ「ほう?」ペシッ
マーテル「がッ・・・」バキイ
マーテル「ク・・・ソ・・・」メラメラ パキパキ
ロア「(な・・・ナイフ・・・!?)」
ロア「ぐああああああああッ!」ザクザクザクザクザクザクザク
ロア「うぐ・・・」グラッ
DIO「フフ・・・とどめだッ!」
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ!!」ドグシャアアアアアア
ロア「ぐおおぉぉおぉおぉおぉおおぉぉぉおおおぉおぉおぉぉーーーーーッ!!!!!」
バガアアアアアアアン
ロア「ぐッ・・・ぶッ・・・」グラア
ドザア
DIO「・・・他愛もない」ザッ
シュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ…
カーズ「綺麗に焼けたな・・・」ペロ
DIO「む、そっちも終わったか」
カーズ「ホムンクルスと違ってあまり楽しめなかったな」
DIO「それもそうだな・・・この調子ならかなり早く殲滅できるだろうな」
DIO「しかし、耐久力だけすぐれているのかもしれぬ・・・念入りに死体の確認を・・・」
カーズ「・・・む?」キョロ
カーズ「トカゲがいないな」キョロキョロ
DIO「何?」
ビドー「ハア・・・ハア・・・」ズル
ビドー「くそ・・・なんなんだよあいつら・・・!」
初代グリード「あ・・・?ビドー!」
ビドー「グ・・・グリードさ・・・!」
初代グリード「ど、どうした!?」
ビドー「う・・・あ・・・」ガク
初代グリード「・・・!」
ビドー「・・・」
初代グリード「・・・」
2代目グリード「おいおいどうしたってんだあ?過去の俺よお」
初代グリード「!!!」
グリード2「あ・・・?そいつは・・・」
グリード2「そうか・・・死んだのか・・・ビドー」
グリード1「おいてめえ・・・いきなり出てきて何様なんだよ?」スクッ
グリード2「未来のてめえだよ・・・過去にこの世界に来た記憶はないがな」
グリード1「・・・無茶苦茶言ってると殺すぞ」ズズズ
グリード2「無茶苦茶かどうかは今にわかる」ズズズ
グリード1「・・・!炭素硬化・・・!?」
グリード2「言ったろ?今にわかるってなァ!」ガシャッ
Dio「くっ」ガキイイイイ
Dio「・・・いったい何者だ?」パッ
???「おっと~自己紹介してなかったっけ?俺はバリー・ザ・チョッパーって男よ!」
Dio「・・・」
バリー「まあフルネームだと呼びづれえだろうからよ、バリーでいいぜ?まあナンバー66ってコードネームg」バガン
バリー「うおッ!?」ガランガラン
バリー「頭が・・・」
Dio「ごちゃごちゃと五月蠅いな」シュッ
バリー「(尾!?)」
Dio「邪魔な頭は取ったな・・・中の人間を殺させてもら・・・!?」ヒュッ…
バリーが途中退場していたので急遽書き直してます
Dio「何・・・!?空だと!?」ガコン
Dio「(内部は至って普通の鎧だな・・・これは・・・血の模様・・・か?)」
バリー「」ブン
Dio「うおッ!」バッ
Dio「お前・・・ロボットか何かか?」スタッ
バリー「いや・・・ただの人間だぜ。まあ特別性だがなあ」ガコン
バリー「俺は、この鎧に魂を血印で結び付けてんのよ、肉体はどっか別の場所にあらあ」シャッ
Dio「錬金術という奴か」
バリー「そうさ」ダッ
カシャンッ
バリー「にしてもよお・・・その鋭いデカい爪といい、さっきの尻尾といい・・・あんたも普通の人間じゃあねえなァ!」ヒュッ
Dio「・・・ただのスタンド使いだ」ガイン
バリー「へえ?スタンドォ?」ガシャッ
バリー「・・・ま、てめえは俺が綺麗に解体してやっからよお、関係ねえな」ビュン
Dio「チッ」カアアアン
バリー「へへっ、男にしちゃ綺麗な肌してんな!」バッ
Dio「(何!?二刀流!?)」
バリー「ひゃはははァ!」ヒュッ
オリヴィエ「む?アレックスか?」キュッ
少佐「姉上!」
イズミ「やー!お久しぶりっ♪」
オリヴィエ「ああ、貴方は!」サッ
イズミ「どーも」ガシ
オリヴィエ「お久しぶりです。貴方がいれば百人力。ぜひとも呼び込みたいところでした」
イズミ「ありがとう」
シグ「1人で戦っていたのか?」
オリヴィエ「まあそうです」チャッ
オリヴィエ「では行くとしましょう」
グリード1「らアッ!」ゴッ
グリード2「チイッ!」ガアン
グリード1「どっちの炭素硬化が上なのか・・・今ここで試してやろうじゃねえか!」ガン
グリード2「上等だ!」ブン
グリード1「ぐっ・・・」ドガン
グリード1「やりやがったなてめえ・・・!」ヒュ
グリード2「ごふッ」ドグッ
ゴスッ ガン ズガン
バリー「いつまでガードを続けるつもりだァ!?手も足も出ねえってか!?ひゃはははァ!」
Dio「ぐッ・・・」キイン カアン
バリー「へへっ」
Dio「」ニヤ
バリー「!」
Dio「手も足も出ないなら・・・尾を出すだけだッ!」シュッ
ボコオ
バリー「ぐッ!」グラッ
Dio「もらった!」ヒュン
ガリガリガリッ
バリー「うおおおッ・・・!」ビキキッ
Dio「KUAAAAAAAAAAAAAAAA!」カブッ
バキイイイイイイ
バリー「(やべえ!このままじゃ・・・血印をッ・・・!)」
Dio「WRYYYYYYYYYY!」ヒュッ
バリー「くっ!」バギイイイン
コッ カッ
カランカラン…
バリー「チイ・・・!」
グリード1「(埒があかねえぜチクショウ!)」
グリード2「(リンの身体能力で優勢と言えば優勢だが・・・炭素硬化が脆くなりつつある!)」
グリード2「だが・・・!目までは炭素硬化していない!」
グリード1「!?」
グリード2「もらうぞ!賢者の石!」ズブッ
グリード1「ぐああああああああああああああああああああああああああ!?」
グリード2「」ニシイ
グリード2(2倍の強さを持つホムンクルスになり・・・俺は!親父殿を倒して世界の頂点になる!)ググググググ
お父様「・・・プライドよ、不思議だとは思わないか?」
プライド「・・・何がですか?」
お父様「ラストもエンヴィーもスロウスもラースも・・・みな殺されただろう?・・・だというのに、生き返ってこの世界に転送された」
お父様「何がどう作用してこうなったかはわからんが・・・神の力を手に入れた私にもできるとは思わないか?」
プライド「・・・なるほど。では、デビルズネストの連中も・・・?」
お父様「連中は役に立たん。まあ一部時間稼ぎになりそうな者もおるがな」
バチバチバチバチ
お父様「ラース達を生き返らせるとしよう」
ドギュウウウウウウウウウン
ド…ドド…ド…
ドド…ドドド…ドドドド…
ドドドドドドドドドドドドドドドドドド…
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
グリード2「ッ!?」グラア
グリード1「地震!?」ガッ
Dio「チッ・・・」バッ
バリー「(た・・・助かった!)」ダッ
カーズ「・・・!」
DIO「・・・!?」
ドドドドドドドドドドドドド…
ドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ランファン「若様・・・いや、グリード!」タタタ
ランファン「巨大な気が・・・!地下から!」
グリード2「何?」
リン「本当だ!」パッ
グリード1「・・・?」
カーズ「(これは・・・?エネルギーが一直線に複数個所へと送られている・・・?)」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ドクン… ドクン…
ドクン
ラース「ヌウッ!?」カッ
ラース「・・・ここは!?」ガバッ
ラース「・・・あの黄色はどこへ・・・?いや、それよりもなぜ生きている・・・?」ムク
ラース「傷の男もいないか・・・一体何があったと・・・」
キンブリー「おや、ラースではありませんか」ザッ
ラース「ん?」
エンヴィー「いってえ・・・あ?ラスト?」
ラスト「エンヴィー・・・あなた生きてたの!?」
グラトニー「エンヴィー!」
エンズィー「・・・」
エンヴィー「いったい何が・・・」
プライド「話している時間はありませんよ、エンヴィー・ラスト・グラトニー」
ラスト「プライド!?」
プライド「まずはこちらの話を聞いてください。戦況を話します」
お父様「・・・」
お父様「・・・ふむ、どうやら余計なものまで生き返らせてしまったようだな・・・」
スライサー「余計なもの、といいますと・・・?」
お父様「錬金術師の仲間を・・・生き返らせてしまったようだ」
スライサー「・・・」
お父様「ホーエンハイムの近くにいるな」
スライサー「どんな者ですか?」
お父様「・・・ラースと戦ったシン国の老人に・・・ブリッグズのオートメイルの軍人のようだ」
スライサー「ほう・・・楽しめそうですな」
フー「む・・・?ここは!?」ガバッ
バッカニア「爺さん!」
フー「おお・・・お主は!」
ホーエンハイム「おいおい・・・どうしてここに」
フー「よく分からぬ・・・何があった!?」
ホーエンハイム「こっちもわからないんだが・・・それよりも向こうの方にホムンクルスがいる」
バッカニア「何!?」
ホーエンハイム「俺は今闘える状態じゃない、2人で行ってくれ!」
フー「お、おう・・・」
ドクン… ドクン…
ドクン
ロア「ッ!」カッ
ロア「ぐっ・・・うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」バッ
DIO「!」
カーズ「馬鹿な・・・貴様はさっきスペアリブが倒したはず・・・」
ロア「るあああああああああああああああああああああああああああああああ!」ダダダダダダダダ
カーズ「・・・まあ関係ないな」コオオオオオオオオ
カーズ「波紋」バリッ
ロア「!」ドロッ
ロア「腕が!?」
カーズ「さて」ズン
ロア「ぐっ!」メキイ
DIO「質問に答えてもらおう・・・なぜこのDIOの殴打を受けて生きていられた?」グググ
ロア「・・・?こっちだって分からん・・・ただ・・・いきなり力がみなぎって・・・生きていると分かっただけだ!」ギリギリギリ
カーズ「では別の質問だ・・・お父様というのは一体どのような能力を使うのだ?」
ロア「知らぬ・・・あのお方は、この俺のような下っ端では見ることもない・・・!」ギギギ
DIO「役に立たんな・・・」スッ
DIO「では死ね」グッ
ドグシャア
ディアボロ「ん?DIO?」ヒョコ
DIO「なんだカビか・・・ファニーはどうした」
ディアボロ「カビ言うな。ファニーとは今別行動だ」
カーズ「おいカビ、外でホムンクルスが生き返っているようだ始末してこい」
ディアボロ「・・・生き返っている?」
カーズ「地下からエネルギーが・・・おそらくお父様という奴のエネルギーだ。そのエネルギーが移動していった先にホムンクルスの反応があった」
ディアボロ「なるほど・・・じゃあ行ってくるか」バッ
ウアー オオオ…
パチン
ドゴオウ
人形兵「ギャアアアアアアアアア」ブワアアアアアアアア
大佐「もう居ないか?中尉」
中尉「はい!」
キンブリー「おやおや・・・」カッ
キンブリー「随分奥深くまで入り込んでいますね、ロイ・マスタング大佐」
大佐「!」
中尉「!?」
ジョルノ「無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」ドゴオッ
人形兵「ギ…」バタッ
承太郎「よし終わったな・・・さっさと奥へ進も・・・」スッ
グラトニー「」ニタア
承太郎「(え?)」
バクッ
グラトニー「ヒヒッ・・・」
グラトニー「・・・え?」
ディアボロ「・・・さっきそこでカーズから話を聞いて外の敵を潰そうとしていたんだが・・・丁度良かった!」グググ
グラトニー「ああ?お前誰?」グググ
ディアボロ「『帝王』だ」
バキイ
グラトニー「!?」バッ
ズザザ
ディアボロ「帝王はこのディアボロだッ!以前変わりなくッ!!」ドグシャア
グラトニー「うッ・・・!」バギッ ドグアッ
グラトニー「何?これ・・・?」バギャッ
グラトニー「見えないところから・・・!」ドガアッ
グラトニー「殴られてる・・・!!」ドゴオ バキイ
ディアボロ「フフン」メメタア ベギ
グラトニー「ええい!飲んでやるう!」ガバア
ディアボロ「!」
グアッ
ディアボロ「うッ・・・キングクリムゾン!」
グラトニー「えへえ・・・あれ?」
ディアボロ「フフ・・・その程度かホムンクルス・・・お前たちにもう1度言うのも飽きていたのだがな・・・」
ディアボロ「おまえには死んだことを後悔する時間をも与えん・・・そのつもりでいろ」
グラトニー「え・・・なんで飲まれてないの?」
ディアボロ「この世の時間は消し飛び・・・全ての人間は、この時間の中で動いた足跡を覚えていない。空の雲はちぎれ飛んだ事に気づかず、消えた炎は消えた瞬間を炎自身さえ認識しない・・・」
ディアボロ「『結果』だけだ!!この世には『結果』だけが残る!!」
グラトニー「・・・よく分かんない。・・・けど」
グラトニー「食べる!」バッ
ディアボロ「・・・誰だろうと、わたしの永遠の絶頂をおびやかす者は許さない。決して!確実に消え去ってもらう」ボグウ
グラトニー「うっ・・・!」グラ
ディアボロ「貴様は確かプッチに始末されたホムンクルスだったな?Dioと吉良も、プッチと一緒にいたと言っていた・・・つまりお前以外のホムンクルスが2体蘇っているということだろう」
グラトニー「・・・」
ディアボロ「そいつらは今どこにいる?」グイ
グラトニー「ラスト・・・」ボソ
ディアボロ「ン?」
グラトニー「ラストやエンヴィーには・・・絶対に!近づけない!」グバアアッ
ディアボロ「!」
グラトニー「飲むううううううううううう!」ガウ
ディアボロ「キングクリムゾン!」
ディアボロ「」ダッ
グラトニー「・・・」
グラトニー「・・・!」
ディアボロ「」ドグチア
グラトニー「ぎッ!」
ディアボロ「無駄だ!」ドグシャア
ディアボロ「ぐ・・・!」バキイ ドゴオ
グラトニー「(攻撃・・・!できない・・・!)」ボコオ ボグ
ディアボロ「チッ」グシャア
グラトニー「ううッ」ヨタヨタ
バチバチバチ
グラトニー「痛いなあ・・・もう・・・」バチバチ
ディアボロ「くッ・・・埒が開かない!」ドゴオ
ディアボロ「(いつになったら死ぬんだこいつは!?)」ギリ
ディアボロ「どこにいるんだ、そのラストというのは!?」ガアッシイ
グラトニー「言わない!」ガン
ディアボロ「(こいつ・・・!)」
グラトニー「」グバア
ディアボロ「何ッ・・・」
承太郎「ディアボロ!?」ダッ
ディアボロ「来るな!逃げろ!」
ディアボロ「キングクリムz」
ゴウ
シュウウウウウウウウウ…
ディアボロ「・・・」
ディアボロ「・・・」
チラ
ディアボロ「・・・」
ディアボロ「(・・・指が飛んだだけで・・・すんだか・・・)」
ギリ
グラトニー「」グンンッ…
ダッ
ディアボロ「!」
ヴオッ
グラトニー「」ドゴオ
ディアボロ「ぐおッ!」ベギヤアァッ
ブシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ
ドサッ ゴロゴロ
ディアボロ「くう・・・」ググ…
ディアボロ「!」
グラトニー「」ガバアア
ドウ
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ
ディアボロ「チ・・・」ギリッ
ディアボロ「キングクリムゾン!」ダッ
グラトニー「!」
ディアボロ「おまえは・・・」バッ
ディアボロ「わたしを・・・!」
ディアボロ「本気で!」
ディアボロ「怒らせたッ!」ヴオッ
ドグシャアアアアアア
グラトニー「あばッ」ボギュアアアッ
グチョァァア…
グラトニー「う・・・」グラッ
グラトニー「あ・・・」オオ…
バダアアアン
グラトニー「ぁ・・・」シュウウウウ
ディアボロ「・・・」
グラトニー「あ・・・」シュウウウウウウウウ・・・
グラトニー「ラ・・・ス・・・」シュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ…
┌ n /7
ヘ 「ト L|ム//)
く ゝ) _ へ人 ヘ∠
て彡 | ハ `┤フ⌒ヘ⊃
.| ヘ .| ノ |-イ_ - 不 ーーイ
|\ ⌒\ .Y / √ /イ \二 彡
ヘ i⌒ <~ Y// / ヘ / ノ
ーへ //⌒>イ.( ヘ 入 /
\《 / / |ヘ ノ </ーイ
ヽヘノ へ ヘ√ | |
| |ーー| |へ ム┘
//ーー// √
√(⌒)□へ ww ザ・300!
i (^"^)\ ゝ <イヘ| SSはまだ半分も来ていない!
|/ ヽイ⌒ -イヘ ヽヲiヘ
. / /ヽヒ/ / ヽ / フ⌒( ヘ
./ ん )ヘ ( <⌒ へ ト ノ
./ )/ \ヽ人 ⌒) )イムi )
ん / √ イイヘムイ
| ) ( n /彳ヲ/ミヲ | ヘ
イ(⌒) ヒ > / ( \ (彡ヘ
.| イ Eイ イ | ヘ ) mm7
) ( < イ ヽヘ ヘ ゝ
へイ |ア~ヘ く ヘ人
入ノ \_/ヘ ヽ|_\へ
// | ノ) へ ヘii|
∠_/ んゝ \
シュウウウウウウウウウウウウウウ…
ディアボロ「・・・死んだのか・・・」
ディアボロ「くそ、情報はつかめなかったか・・・」ギッ
ジョナサン「とりあえず奥へ進もう、グラトニーと一緒じゃないということは、別の入り口から侵入したかもしれない」クッ
仗助「そうっスねェ・・・」
ドオオオオオオオオオン
一同「!?」
ジョセフ「今のは・・・地下からかッ!?」
ジョルノ「・・・!」
ジョリーン「」ゴク…
ザッ… ザッ…
大佐「・・・」
中尉「・・・」
キンブリー「・・・おやおや、いきなり炎をかましてくるとは・・・好戦的ですねえ。大佐」ザッ
大佐「・・・ゾルフ・J・キンブリー、紅蓮の錬金術師!」
キンブリー「おや、声で分かるのですか。確か、視力は失ったと聞いていましたが」ザッ
大佐「その口調で分かる・・・否が応でもな」
キンブリー「そうですか・・・まあ、そんなことはさておき」ザッ
キンブリー「あなたが売った喧嘩です、ぜひ高値で買い取らせていただきましょう」ス…
パアン バチバチバチ
キンブリー「フフッ」カッ
大佐「くっ!」ドオン
大佐「お返しだ!」パチン
ゴウ
キンブリー「おしい!はずれですねえ!」
大佐「それはどうかな?」
キンブリー「え?」
バガアアアン
キンブリー「!?」
キンブリー「ぐッ!」バラバラ
大佐「コンクリートは加熱すると破裂する性質があってな・・・!」パチン
キンブリー「ぐむッ・・・!」ドゴン バン
キンブリー「やりますねあなた・・・!」ズザザッ
大佐「フッ・・・しかしこれでは圧倒的に私が不利だ・・・そう思わないかね?」
キンブリー「そうですねえ・・・無駄口を叩ける暇もすぐなくなるでしょうねえ」スッ
大佐「そこで、だ。助っ人を呼んでおいた」
キンブリー「?」
カチッ
ドム
キンブリー「うッ!?」バッ
キンブリー「くッ!・・・私と同じ、爆発系の錬金術師か!」
大佐「錬金術師?いいや、違うな!」
キンブリー「何?」スタッ
キンブリー「・・・ですが、ただの爆弾でこの私に気づかれず攻撃を加えることは不可能!国家錬金術師ではなくとも、相当な錬金術師であることに疑う余地は・・・」
吉良「『思い込む』という事は、何よりも『恐ろしい』事だ・・・しかも、自分の能力や才能を優れたものと過信している時は、さらに始末が悪い」ザッ
キンブリー「・・・?」
キンブリー「何を言っているのです?」
吉良「ちなみに言うがわたしは錬金術師ではない。ただのリーマンさ・・・スタンドは使えるがね」
キンブリー「・・・?錬金術のことをスタンド・・・というのですか?」
吉良「違うな・・・ともかく、わたしの平穏を乱す者は・・・わかるね?」
キンブリー「へえ・・・」ス
パアン
バリバリバリ
吉良「!」
キンブリー「スタンド、というものは分かりませんが・・・教えて差し上げましょう」
キンブリー「これが錬金術です!」カッ
ドム
吉良「ぐっ!」バッ
キンブリー「」ダッ
吉良「!」
キンブリー「」バッ
パアン
ニヤ
キンブリー「」シャッ
吉良「まずい!」
吉良「!」グイ
キンブリー「」スカッ
キンブリー「!?」クルッ
吉良「・・・助かったぞキラークイーン・・・」フウ
キンブリー「・・・私に見えないところから察するに、霊的なものなのですか?スタンドとは」
吉良「否定はしないな」
キンブリー「そうですか・・・ふむ」
キンブリー「(霊的なものとはいえ・・・どうやら実体はあるようですね・・・)」
ス…
サ…
キンブリー「(普通であれば殺すべき相手ですが・・・彼は軍人ではない!つまり、口を割ることがたやすい!)」
吉良「(普通なら殺すべき相手だが・・・奴は人間だ!簡単に口を割ることができる!)」
キンブリー「(死なない程度に・・・)」パン
吉良「(殺さない程度に・・・)」スッ…
キンブリー「(痛めつける!)」バチチッ
吉良「(攻撃を加える!)」グッ
カチッ
ドン
小さなことですが訂正
ス…
サ…
キンブリー「(普通であれば殺すべき相手ですが・・・彼は軍人ではない!つまり、口を割ることがたやすい!)」
吉良「(普通なら殺すべき相手だが・・・奴は人間だ!簡単に口を割ることができる!)」
キンブリー「(死なない程度に・・・)」パン
吉良「(殺さない程度に・・・)」スッ…
キンブリー「(痛めつける!)」バチチッ
吉良「(攻撃を加える!)」グッ
カチッ
ドン
キンブリー「くっ!」バッ
キンブリー「(後ろの壁を爆破するとは・・・霊とは厄介なものですね)」ダッ
吉良「!」
キンブリー「(障害物のある部屋に場所を移さなければ・・・!)」
中尉「」ドン
キンブリー「!」
ビシュッ
キンブリー「・・・何のつもりですか、リザ・ホークアイ中尉」
中尉「・・・」チャキ
中尉「ホムンクルス側には何としても全滅してもらわなければいけませんからね・・・」チャッ
キンブリー「・・・へえ?」パアン
中尉「!」
大佐「」パン
バチバチッ
ドゴオオ
キンブリー「!」
吉良「・・・壁?」
ズズ…ン…
ジョニイ「うっわDioだ」パカパカ
Dio「人に向かってなんだその態度は・・・ん?ディアボロ?」
ディアボロ「ああ・・・それよりもDio、大問題だ」
Dio「あ?」
ディアボロ「実はな、貴様らが倒したホムンクルスが生き返ったんだ」
Dio「・・・は?」
ディアボロ「プッチが戦ったというデブホムンクルスは倒したが・・・残りの2人はどこにいるかわからん」
Dio「・・・そうか」 ズズ…ン…
一同「!?」
Dio「ッ!」ダッ
ディアボロ「あ、おい・・・」
コオーン…
キンブリー「・・・壁で私を囲い、閉じ込めましたか・・・」
キンブリー「この程度、壁を爆破すればなんてこと・・・」スッ
吉良「」カチッ
キンブリー「!」
ドガン
大佐「!」
中尉「!?」
キンブリー「くッ!」
キンブリー「馬鹿な・・・ッ!実体があるのではなかったのか!?」
キンブリー「(マスタング大佐の作った壁を通り抜け・・・私の後ろの壁を爆破したというのか!)」ギリ
吉良「・・・言い忘れていたが・・・」
吉良「スタンドは物体をすり抜けることも、触ることも可能でね」スッ
キンブリー「・・・・・・面白い!ますます興味深い!」パアン
キンブリー「まずはこの壁を破壊しなければなりませんねえ」バチッ
ズドオオン
吉良「・・・」
キンブリー「フフッ」
カツカツカツ…
プッチ「確かここを右に・・・」
DIO「頼むぞプッチ・・・君だけがここの設計を知っているんだからな」
プッチ「ああ・・・ん?」
ラース「・・・君は、確か先日グラトニーと戦った者だね?そして左の君は先ほど私と戦った・・・」カツカツ
DIO「・・・貴様も生き返ったのか」ザッ
プッチ「DIO・・・ここは私がやる」
DIO「何?」
ラース「ほう」
プッチ「君の話より・・・こいつは若返っている」
ラース「・・・」
プッチ「DIO、君は年を取ったこいつと戦って苦戦したんだったね?もしかしたら負けるかもしれない」
DIO「しかしプッチ!」
プッチ「いいから。それに・・・後ろにもホムンクルスは来ているようだし」
DIO「!」クル
スロウス「めんどくせえ・・・次はこいつか・・・?」ポリポリ
DIO「・・・」
ギリ
バッ バッ
シュバッ
キンブリー「・・・」バヒュッ
キンブリー「(速い・・・が軍人ほどではない)」パアン バチッ
吉良「チッ」ドム
カチッ
キンブリー「うッ」バン ドン
キンブリー「」ダッ
吉良「!」
キンブリー「もらった!」
ガッ
キンブリー「何・・・!?」ギリギリ
吉良「・・・キラークイーン・・・!」
キラークイーン「」ギギギ
キラークイーン「・・・」バキッ… ミシ…
キンブリー「・・・これがスタンドの力、というのですか!」
吉良「そのとおりだ・・・ついでに言うと、お前の腕を爆弾にさせてもらったよ」
キンブリー「・・・!」ギリ
吉良「フン」スッ
キンブリー「・・・」ニイ
キンブリー「・・・あなた、このままいけば勝てると思っているんでしょう」
吉良「・・・?そうだが?」
キンブリー「それは大きな間違いです。・・・これが何かわかりますかねえ?」
カロッ
吉良「(・・・カーズが以前話していた・・・エイジャの赤石、か?)」
中尉「・・・賢者の石!」
大佐「何!?」
キンブリー「その通りですねえ。さて、この石の力を使えば・・・どんなことが可能だと思いますか?」
吉良「なッ・・・」
バチッ
ズガァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアン
アア…ン…ン…
吉良「・・・」パラ…
中尉「う・・・」ガラ
大佐「む・・・!」グググ
キンブリー「・・・皆生かしてありますよ・・・まあ、情報を吐かせて殺しますけどね」ザッ
大佐「させるか!」パチン
キンブリー「!」
バッ
ゴウ
モクモク…
大佐「・・・」
ブワッ
キンブリー「・・・視力を失っても攻撃は割と正確ですね」ケホッ
大佐「くッ・・・!」
キンブリー「」ダン バチッ
ドゴオオン
大佐「ぐあああッ!」
ドサッ
キンブリー「・・・フフッ」
パコッ… パラパラ…
ガラ
キンブリー「!」
吉良「・・・」グググ
グググググ
吉良「・・・」
カチッ
キンブリー「なッ!」カッ
ドオン
オ…ン…
キンブリー「ぐあああああああーーーーーーーーーーーーーーーッ!?」ブシュウウウウウウウウウウウウウウ
キンブリー「ぐううううううううううううう!!ああああああああああああああああああああああ!!」ドサッ
キンブリー「ぐあああああああああああッ!ああああああああああッ!」
吉良「男の手にはもともと興味はないが・・・貴様の手は美しくなかったのでな・・・躊躇なく爆破できた。手を使えなければ錬金術も使えまい」
キンブリー「ぐ・・・フフッ・・・なるほど・・・ぐぶッ」ゲボオ
ボタタッ
キンブリー「ハア・・・ハア・・・」
キンブリー「ですが、なぜ錬金術は手のみでしか行えないと・・・思ったのですか?」グググ
吉良「何!?」
キンブリー「ぐッ・・・うッ・・・」グググ
ゴロン
キンブリー「う・・・くっ・・・」ググググググ
吉良「!」
ググググ
吉良「キ、キラークイーン、脚を爆破し・・・」
キンブリー「遅い!」ダン
バチバチッ
ガッ
大佐「させん!」パアン
キンブリー「!」
キンブリー「(手合わせ練成・・・炎じゃないのかッ!)」
バチバチッ
グオオオオオオオオオオ
大佐「爆発は塞がせてもらう!」ドドドドドドドドドドドド
キンブリー「くッ・・・柱をッ!」
キンブリー「(ぐッ・・・邪魔だッ!)」
キンブリー「くうッ!脚で・・・!」ババババババババババ
バチチチチチチチチチッ
ドガッドグアアアアアアアアアアアアン
大佐「・・・」シュウウウウウウ
キンブリー「まさか・・・あなたが首を突っ込んでくるとは・・・くッ」ガク
大佐「脚1本でよく頑張ったと言いたいところだが・・・腕を爆破されているんだ、諦めろ。まあその前に情報を吐いてから死んでもらう」スッ
キンブリー「・・・軍人は情報を何としても吐かないように訓練されていることぐらい・・・あなたはよく知っているでしょう?」
大佐「なら、貴様の忍耐の限界を突破するまで拷問にかけるのみだ」パチン
キンブリー「ぐッあッ!」ボウ
ボウ ゴウ
キンブリー「」ギリ プシュウウウウウウウ…
大佐「・・・まだ吐かないか」キュッ
吉良「こいつはもう期待できない。わたしが始末しよう」
キンブリー「・・・軍人は、どんな時も敵に情報を漏らさない。漏らす危険性があるなら、仲間であろうと自分であろうと抹殺するのみ」
吉良「・・・?」
キンブリー「・・・というわけで、私とあなた方を同時に爆殺することといたしましたよ」ニヤ
中尉「なっ・・・」
キンブリー「」バン
バチッ
キンブリー「あなたは私とよく似ています・・・」クル
吉良「!」
キンブリー「軍人と民間人、立場は違いますが、私とあなたは同じにおいがします」バチバチバチ
吉良「・・・」バチバチ
キンブリー「平気で殺人を犯している・・・もっとも、殺人を楽しんでいるかどうかは分かりませんが・・・」
キンブリー「同類同士・・・ここでケリをつけませんか?」バチバチバチバチ
吉良「・・・!」
シュルル
カッ
ズドオオオオオオオオオオオオオンン
中尉「ッ・・・!」
大佐「・・・」
大・中「・・・ん?」
Dio「・・・危ないところだったな、吉良」シュル
吉良「ああ・・・助かったぞDio」フウ
中尉「・・・!?」
大佐「何だ・・・どうなっているんだ中尉?」
中尉「わ、わかりません・・・」
Dio「・・・ああ~・・・」ポリポリ
中尉「・・・へえ」
大佐「なるほど・・・それにしてもタイミングがいいな」
吉良「・・・!」
吉良「おい、お前本物だろうな?」ズイ
Dio「・・・は?」
大佐「なるほど、エンヴィーか」ヨッコイセ
Dio「え?おい・・・」アセアセ
吉良「よし、少し質問に答えてもらおう」
マズファニーノシュミニツイテダガ…
吉良「・・・本物だな」
Dio「ファニーが聞いてたら再起不能になったろうな・・・」
カーズ「」ザッ
Dio「!」
カーズ「・・・ム?吉良とDioか」ザッ
Dio「カーズ?」
吉良「・・・お前も本物なんだろうな」
カーズ「当然だろう。吉良よ」
吉良「・・・」
カーズ「どうした?吉良」
吉良「・・・お前」
カーズ「む?」
吉良「お前が作った、吸血鬼を作り上げる道具は?」
カーズ「・・・は?」
Dio「・・・!」
吉良「即答できなくてはいけない質問ではないのか・・・!?」
カーズ?「・・・チッ、バレたんなら仕方ないねえ」ズズズ
エンヴィー「そ、このエンヴィーの・・・変化した姿だったんだよ」ズズズ
エンヴィー「さあて、誰がこのエンヴィーと殺りあうのかな?」
カーズ「ほほう、このカーズに化けるとは相当度胸のある下等生物と見たぞ・・・知能の方はそんなにないようだがな」カツ カツ
Dio「!」
エンヴィー「!」
エンヴィー「・・・あ?」クル
カーズ「フン」ガシャン
ラスト「あら・・・お客さんが多いみたいねエンヴィー」ザッ
カーズ「ム?」
エンヴィー「ああ、ラスト!手伝ってくんないかな?」
ラスト「いいわよ」シャッ
Dio「・・・」
Dio「吉良、お前は休んでいていいぞ。あの腹出し野郎はこのDioがやろう」
吉良「言われなくても。さっきの奴との闘いで両脚が折れたからな・・・」ググ
カーズ「・・・ふむ、ならこのカーズはこいつを相手にしよう」ザッ
ラスト「・・・」ニヤ
エンヴィー「へえ?じゃあやろうよ!そこの網みたいなお兄さんさぁ!」ニイ
Dio「なんであろうと・・・必ずクセというものがある。それを見つければ、貴様はたやすく倒せる」
Dio「クセは直せない。宿命のようにな」グンッ…
ダッ
エンヴィー「」ダッ
Dio「」ビュン
エンヴィー「うおッ!」グン
スカア
エンヴィー「へへッ」ヴォッ
Dio「!?腕が伸b」ズガアン
エンヴィー「ひゃはは、これでラストを倒せたっていうのォ?」ギリギリ
Dio「・・・」グググ
Dio「(DIOから聞いた奴は・・・波紋で腕を伸ばせると聞いた)」
Dio「(こいつは理屈が根本から違うッ!)」
エンヴィー「あはははははは!」メキッ…メキ
Dio「・・・!」ギギギ
Dio「いい気になるなよマヌケが・・・」メリメリメリ
エンヴィー「!?」
Dio「KUAAAAAAAAAAAA・・・」グググググ
エンヴィー「(なんだ!?人間の力じゃねえ!)」グググ
ガブッ
ブチイイイイイイイイーーーー
エンヴィー「がッ!?」
Dio「KUAAAAAAAAA!」バッ
エンヴィー「(なんだこの跳躍は!?)」ササッ
Dio「」ブン
エンヴィー「ぐッ!」ズバア
エンヴィー「てめ・・・」ズバッ
エンヴィー「うッ!」バキイ
エンヴィー「がッ!」ボコオ
Dio「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!」ビュン
エンヴィー「くッ」グル
ガスッ
エンヴィー「・・・チイ!」
ラスト「」ヒュッ
カーズ「あッ」サッ キイン
バラッ
カーズ「・・・!」バラバラ
ラスト「せっかくの刀も台無しみたいね」フフ
カーズ「・・・それはどうかな?」ズズズズズ
ラスト「!」ズズズ
ズズ…
カーズ「再生能力は貴様らゴミどもより上でな」シャキン
ラスト「・・・へえ?」ダッ
ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウンン
ラスト「!」
カーズ「ひとつ教えてやろう・・・我が流法は光」
カーズ「なぜ刀なのに鋼ではないのか・・・わかるか?」
ブン
ラスト「くッ!」スパッ
ラスト「(いきなり切れ味が増した・・・!?それに、刃が光を放っている!)」
カーズ「フッ」シャキン
カーズ「無限の谷底へェェ・・・溶けて流れ落ちろォォォオオオ!」ダッ
Dio「WRYYYYYY!!」ヒュン
エンヴィー「うッ・・・」バキイ
エンヴィー「調子に乗りすぎだ!」ブン
ズオッ
Dio「ぐッ!」ドグウッ
エンヴィー「あんた・・・リーマンやマスタングみたいなド派手な能力は持ってないんだろ?」ザッ
エンヴィー「へへっ・・・負ける要素がないねェ」ペロ
Dio「・・・」
エンヴィー「」シャキイン
Dio「(腕が刀になった・・・変身能力か?)」
エンヴィー「」シュルル…
ダッ
Dio「(腕が伸縮自在な以上・・・前後で避けるのはよくないな)」ギリ
Dio「フン!」タッ
エンヴィー「!」
エンヴィー「(上に避けたか!)」タンッ
Dio「!」
エンヴィー「切り殺してやるよ!」ヒュン
Dio「ぐっ」サッ
ガキイイイイン
エンブィー「チッ・・・」シュッ
ガキン カアン
エンヴィー「(にしてもでかい鉤爪だな・・・かなり広い範囲カバーできるだろうな)」ギイン
エンヴィー「ちょっと窒息してもらうぜ?」シュルッ
Dio「!」バシイ
Dio「(これは・・・!ヘビか・・・!)」グググ
エンヴィー「さて、殺りやすくなった」シャキイ
Dio「・・・!」グググググ
エンヴィー「」ニイ
グググググググ
スパア
ラスト「く・・・!」バチバチ
ラスト「何故・・・!?単に斬られただけよりも、遥かに!遥かにダメージを受けている!」
カーズ「・・・波紋だ」
ラスト「・・・は?」
カーズ「波紋の呼吸によって、体内にエネルギーを作り出す東洋の術だ。普通の波紋であればレンガや石を破壊するのが可能な程度だが・・・」
カーズ「このカーズの波紋はちと強すぎてな、生物の体を気化させる程だ・・・この波紋を我が輝彩滑刀に流していただというわけだ」チャッ
ラスト「・・・」ギリ
カーズ「さて、続きを楽しもうではないか」ペロ
ドガァァアアアアン
中尉「ッ!」
吉良「・・・どっちが先に落ちた!?」
シュウウウウウウウウ…
エンヴィー「フー・・・」ガラッ パキ
エンヴィー「なんとか賢者の石の浪費を抑えられたな・・・クッションに使えてよかったよ」
エンヴィー「ねえ?」
Dio「ぐッ・・・!」ギリギリ
エンヴィー「」ニヤニヤ グググ
Dio「ッ・・・」メリメリ
Dio「KUAA・・・」メリメリ
エンヴィー「・・・ん?」
Dio「KUAAAAAAAAAAAAAAAAAA!」ズズズ
エンヴィー「!」
ガブッ
バキバキ グシャア
エンヴィー「こ、こいつ!」バッ
エンヴィー「」ザザッ
エンヴィー「正真正銘の恐竜になりやがった・・・!」バチバチ
Dio「ウシャアアアーーーーー!!!」
Dio「」ダッ
エンヴィー「ぐッ!」ガブッ
メキメキ…バキッ
エンヴィー「くッ!」バッ バチバチ シャキン
エンヴィー「!」
ドゴオ
エンヴィー「ぐあッ!」
エンヴィー「(人間より遥かに強い蹴り・・・!くそったれ!)」ドザザッ
エンヴィー「げぼッ・・・仕方ねえ・・・」ギロ
エンヴィー「糞が・・・人間無勢が見下してんじゃねぇ!!!」ズズズ
Dio「!」ズズズズズ
エンヴィー「これが・・・このエンヴィー様の真の姿さッ!てめえは爆弾攻撃や錬金術なんか使えねえー・・・」ズズズ
エンヴィー「だったらァ!」ズッ!
エンヴィー「体格のでかい方が圧倒的に有利なんだよ!!」ドォーン
Dio「・・・」
エンヴィー「くたばれ」ズン
Dio「」ダッ
エンヴィー「」ブン
ズバアッ
ラスト「うッ・・・!」バチバチ シュウウウウウウ
ラスト「(どれだけ斬っても刺しても・・・!すぐに再生する!)」シパッ ズバッ
ラスト「(一方で・・・こっちの再生能力は波紋という未知の能力で妨げられている・・・)」
ラスト「(これから・・・負けるのね・・・決定的に)」ズバア
カーズ「さて、本当の調理はこれからだ」パカパカッ
ラスト「!」
カーズ「俺の血管針を刺し込んで貴様の体を内側から・・・グツグツのシチューにしてくれよう」ニュルニュル
シュバッ
ラスト「ぐッ・・・!」ザクザクザク
ザクザクザクッ
ラスト「あッ・・・!」
カーズ「そしてェエッ!」ゴポッ
ゴボゴボゴボ
ジュウウウウウウ
ラスト「(再生が・・・!追いつかない・・・!)」ジュウウウウウウウウ…
ラスト「ぐああああああっ・・・くあああっ・・・!」
カーズ「ンン~・・・いい声だ!実にいい響きだ・・・その絶叫を・・・聞きたかったぞォ!」ドッ
カーズ「血液量を倍増だッ!RRRRRRRRRRYYYYYYYYYYEEEEEEEEEE!」
ラスト「あぁああぁぁぁあぁあああぁあぁぁあぁあぁああぁあぁあああぁあぁ!」
Dio「WRYYY・・・」バッ
スタッ
エンヴィー「何ッ!」
エンヴィー「こいつ・・・!尾に乗りやがった!」
Dio「一般的に『ラプトル』と呼ばれるタイプの恐竜はな・・・お前みたいなデカブツよりもすばしこいんだよ!」グンッ…
ダッ
エンヴィー「!」
エンヴィー「(眼を狙ってくるか!)」
エンヴィー「」ニタア
エンヴィー「だがッ!」ガパア
Dio「!」
吉良「」ゾク
エンヴィー「どんなに素早くとも!どんなに小回りが利いても!空中で進行方向を変えることは不可能だ!」グアアアア
Dio「しまっ・・・!」グアアアアア
吉良「Dioッ!」
中尉「・・・!」
エンヴィー「ひゃはははははははァ!」
…
ガンッ
ラスト「ぁあ・・・ぁ・・・」シュウウウウ
カーズ「これが賢者の石か・・・エイジャの赤石によく似ているな」シュウウ…
カーズ「もしかすると・・・これを取り込めばさらなる進化も可能かもしれんな・・・」
ラスト「フフッ」バチッ
カーズ「!?」
ラスト「お仲間さんから聞かなかったかしら?ホムンクルスは、賢者の石が核なのよッ!」バチバチ ズズズ
ビュッ
カーズ「なッ・・・」
ザクッ
エンヴィー「さて、あの男を殺せたところで・・・」ギロ
中尉「!」
エンヴィー「お宅らにも死んでもらおうかなァ」ズイ
吉良「・・・クソカスめ・・・!」ギリ
エンヴィー「中尉にはバカみたいに撃たれまくった借りが。大佐にはむごたらしく焼き殺された借りが。そしてそこの男には何度も爆殺された借りがある」
エンヴィー「これで生かして帰すかって言われるとねェ~・・・?」
大佐「・・・」
エンヴィー「死ね」グオッ
大佐「・・・!」
スウ…
パチン
エンヴィー「うぎゃッ!?」ドゴウ
大佐「貴様を殺し切ることは不可能かもしれんが・・・応援が来るまで貴様の攻撃は防がせてもらうぞ!」
エンヴィー「くッ・・・」ギッ
大佐「」パチン
エンヴィー「うぎゃああああああああああああああああああああああ!」ゴウ
大佐「その反応だと、大方目玉に当たったな?蘇っても眼球内の水分を沸騰させられるとは・・・ついてないな!エンヴィー!」パチン
エンヴィー「あああああああああああああああああああ!」ドウ
ラスト「(勝ったッ!)」
ラスト「フフ・・・フフフ・・・」バチバチ
カーズ「・・・フン!くだらんなァ~!」
ラスト「!」
カーズ「貴様、『この生物にも核はあるはず・・・脳を貫けば勝てる!』と思っていたんだろうが・・・残念だったなァ!」ブン
ズバア
ラスト「そん・・・な・・・!」ドサッ
カーズ「このカーズはァ!1つでも細胞が残っていれば何事もなかったかのように復活し!相手をとり殺す!どこを攻撃しようとも・・・細胞全てを消し飛ばさなければ意味がないのだァ!」
ラスト「・・・!」
カーズ「フハハハハハハハハハァ!」ブン
パチン ゴウ
パチン ゴウ
大佐「まだ倒れないか!」パチン
エンヴィー「うぐッ!」ゴウ
エンヴィー「チイ・・・」
バキン
エンヴィー「!?」ボロ…
ゴトッ
中尉「エンヴィーの歯が!?」
エンヴィー「・・・!」バチバチ
Dio「お前が俺を飲み込むとき!」
Dio「アゴを前に突き出して飲み込んだから助かったぜ!」ズバッ
エンヴィー「!」ブシュッ
エンヴィー「・・・!」
Dio「下アゴに激突したおかげで俺は飲み込まれず、逆に体のなかにまんまと侵入できたってわけだッ!」バリバリイ
Dio「てめえの口の中を何回何十回も荒らしまくって、殺してやるぜッ!」ガブッ
ベリベリベリッ
エンヴィー「うおおおおおおおおおッ!てめえ!」ダラア…
Dio「おっとォ!飲み込もうってか!?そうはいかねえぜッ!」ダッ
Dio「口の中は、鼻・眼・耳と、実にさまざまな場所へと繋がっている!体の各所を荒らさせてもらう!」シュバッ
エンヴィー「ぐッ・・・うッ・・・!」ビシュッ ズバッ
ブシュウウウウウウウ
ボタボタ
大佐「よし!畳み掛けるぞッ!」パチン
中尉「」ジャカ ダンダンダン
吉良「」カチッ
ズドオオン
エンヴィー「うぐッ・・・!」グラア
グラアアアー…
ドオオオオオオオン
中尉「倒れたッ!」
吉良「Dioは無事か!?」
ズババッ
バキィン
Dio「・・・ああ、なんとかな」ズルッ
大佐「あとの始末は私と中尉でやる。任せてくれ」キュッ
エンヴィー「う・・・」バチバチ
エンヴィー「ハハ・・・」
エンヴィー「スカーに代わる新たな復讐鬼の誕生だねえ、大佐」シュルルルルル…
大佐「・・・」
エンヴィー「この間はさあ、エドワード・エルリックに救われたけどさあ、今度はどうなのかなぁー・・・」シュルル…
エンヴィー「1人でなんとかなるの?気持ちを抑えられるの?どうなの?どうなの?ねえ・・・どうなのさあ?」
大佐「・・・!」
エンヴィー「ククッ・・・ねえ?」
吉良「やかましいぞエンヴィー」カチッ
ドン
エンヴィー「うあああああああああああああああああああああ!」
エンヴィー「ぐ・・・フッ・・・がッ・・・」
エンヴィー「・・・そっちの男にしても・・・」グググ
エンヴィー「・・・それで大佐をかばったつもりなのォ?」
エンヴィー「出会って間もない相手をかばうの?それに、それで本当にかばえてるのォ?」
吉良「・・・もういい、わたしが吹き飛ばす。このサイズになったらもう楽だ」
エンヴィー「へえ?それでもいいよ?やってみなよ!」
エンヴィー「やってみなよ!ねえどうしたのさ?やってみなy」
Dio「」ドスッ
Dio「敵の作戦にとらわれるな」ザッ
シュウウウウウウウウウウ…
カーズ「そっちも終わったか」ザッ
Dio「ああ、カーズ。吉良の脚を治してくれ」
カーズ「ああ」
Dio「それと・・・大佐の目も治せるか?」
カーズ「?」
大佐「・・・気持ちは嬉しいが、おそらく無理だ。心理に視力を奪われたんだ、おそらく治せない」
Dio「・・・そうか」
カーズ「よし、治すぞ」スッ
ラース「・・・」カツ カツ カツ
ラース「貴様も背後に変な物が憑いているな・・・どうやらそこの黄色いのとは違うようだ」
プッチ「貴様・・・スタンドが見えるというのか?」
ラース「ふむ、それもスタンドなのかね。スタンドというのは、実に数多くの種類があるようだな」チャッ
プッチ「・・・」
ラース「では、始めようかね」
ダッ
ダッ
プッチ「(メイド・イン・ヘブン!)」
スロウス「めんどくせえ・・・」ブン
DIO「!」
グンッ…
タッ
スカア
スロウス「あ?」
DIO「フン」ボッ
ドグシャア
スロウス「ぐ・・・」バチバチ
DIO「・・・ただ殺すだけではもったいないな。とるに足らんホムンクルスどもよ、支配してやるぞ!」スタッ クル
DIO「!」
スロウス「」ダン
DIO「速ッ・・・」
ドゴオオオオン
プッチ「DIO!?」
ラース「どこを見ている!」ヒュン
プッチ「うおッ!」ヒョイ
プッチ「(速い!まだこの程度の加速では・・・完全には対応できん!)」シュバッ ビッ
ラース「(ふむ・・・なかなか速いな!)」ヒュヒュッ…
ピシイッ
シャッ
プッチ「うッ」ビシュッ
タラッ
プッチ「・・・!」ダラダラ
ラース「遅い!」グアッ
ザクウゥッ
ブシュッ
プッチ「ぐッ・・・」ビクッ
プッチ「う・・・肩が・・・!?」ピクッピクッ
ラース「その様子だと、肩の筋肉を断ち切ったようだな・・・だがまだ戦えるだろう?」チャッ
ラース「さあどうした?まだ左足が機能停止しただけだぞ?かかってこい。スタンドを出せ!能力を見せろ!床を踏みしめて立ち上がれ!スタンドと共に反撃しろ!」
プッチ「・・・!」ギリ
ラース「フフ・・・続けたまえ!」シャキン
プッチ「」ダッ
ラース「」ダッ
ラース「(軽い!体が軽い!)」シュシュシュ
プッチ「うッ」ピッ
ラース「(身体能力が全盛期の頃に戻っている!)」ヒュウン
プッチ「ぐッ」シパア
ラース「(輝かしい・・・過去へ!戻っている!)」
ラース「(これも父上が引いたレールの上だろうが・・・そんなことは構わん!)」ク…
ラース「目の前の敵と、正々堂々と闘い、倒す!それだけが満足感よ!」ブン
プッチ「くうッ!」ビシュッ
プッチ「(あと少しで気管を・・・!ここまで追い詰められるとは!)」
シュウウウウ…
スロウス「外れ、たか」ガラガラ
DIO「直接衝突したわけでもないのにこの痛み・・・!ソニックブームというのを聞いたことはあるが、まさかそれなのか!?」
DIO「(・・・しかし、音速を突破するような速度は、自分でもコントロールできないよう・・・いや、待てよ)」
DIO「(あのブレーキをかけるような動き、俺の横を通り過ぎた瞬間から始まっていた・・・音速を超える速度だ、そのままぶつかれば奴自身も死亡するはず・・・)」
DIO「(あいつ・・・壁だけではなく、事前に減速していたというのか!)」
DIO「凄まじいテクニックだ・・・この技術、向上すればまずいことになる・・・!」
スロウス「」グンッ
ダッ
DIO「ぐっ・・・時よ止まれ!」
ピタッ
DIO「・・・さすがに我が時に入門する程ではないか。フフッ」グッ
DIO「スタンドのパワーを全開だッ!無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」ドゴオオオ
DIO「フフ・・・そして時は動き出す」
スロウス「!?」ドグシャアアア
ズドン ゴロッ ズン・・・
DIO「さて、グチャグチャの面を拝見するとしよう・・・」グイ
DIO「・・・!」
DIO「さっきの・・・あれは・・・!」
プッチ「(加速は現在進行形でしている・・・もうじきこの男はついてこられなくなる・・・!それまでの辛抱だ!)」ニヤ
プッチ「(それにしても・・・なぜ脚に疲れがたまらない?もう長い間走り回っているのだが)」
プッチ「(もうかれこれ・・・人間でいえば数日は経過しているのだが・・・疲れも眠気もない・・・)」
ラース「・・・」
ラース「・・・君は何か勘違いをしているようだね?」ヒュン
プッチ「?」
ラース「走る速度よりも蹴る速度の方が遥かに速いことくらい・・・知っているだろう?」シュッ
グオッ
プッチ「!」
いまさらですが>>365の「心理」は「真理」でした。
シュウウウウウウウウウウ…
カーズ「そっちも終わったか」ザッ
Dio「ああ、カーズ。吉良の脚を治してくれ」
カーズ「ああ」
Dio「それと・・・大佐の目も治せるか?」
カーズ「?」
大佐「・・・気持ちは嬉しいが、おそらく無理だ。真理に視力を奪われたんだ、おそらく治せない」
Dio「・・・そうか」
カーズ「よし、治すぞ」スッ
ドゴオッ
プッチ「ぐ・・・」ドッ
ズザザザッ
プッチ「あ・・・」グラ
プッチ「ごぼッ!」ブシュウウウウウウウウ
プッチ「お・・・」タラ
ヨロ…
ラース「」シャキイ
プッチ「!」
ズバッ
プッチ「うぐッ」ブシュッ
ラース「」ヒュン
プッチ「うッ」ピシュッ
ラース「」ブン
プッチ「ごッ」ドグッ
ラース「もう終わりかね?」クル
バッ
プッチ「(回し蹴り!?)」
ズガアン
DIO「こいつ・・・!再生していやがる・・・!」
DIO(すると・・・やはりあれは再生していたのか!)
DIO(しかし・・・あの男は再生なぞしなかったな・・・)
バチバチ グググ
スロウス「あ、あ~・・・」ユラリ
DIO「動き出す前に仕留めるしかないか・・・!」バッ
DIO「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYY!」バッ
スロウス「!?」カッキィィーン
DIO「ちょいとでもこのDIOに敵うとでも思ったかマヌケがッ!」バコッ
バキイイイイン
スロウス「ぐっ・・・」バチバチバチ
DIO「無駄ッ!」ドグチア
スロウス「ぐッ!」ゴブッ
DIO「いずれ再生もできなくなるだろう・・・それまでこのDIOが嬲り殺してくれよう!感謝して死ね!」ギパァ
スロウス「・・・!?」
DIO「空裂眼刺驚!」バッ
スロウス「ぐおッ」ズキュウウウウン
DIO「WRYYYYYYYY!」
バキイ ドゴオ グシャア ベギ ドゴン
ズガアアン…
ラース「ヌッ・・・ぐッ・・・!」グググ
ラース「な・・・!?」グググ
プッチ「むう・・・!」グググ
ラース「・・・これは!オートメイルか!」バッ タッ
プッチ「ドイツ軍に作ってもらった特別製の義手だ。デブホムンクルスに消されたのが右腕でよかった」
ラース「・・・グラトニーか」
プッチ「(・・・奴の刀に当たらないように攻撃を当てられれば!)」ダッ
ラース「!」
プッチ「その一瞬が!命取りだったな!」バッ
ラース「くっ」ダッ
ガシイ
ググググ…
グッ
パキイイン
ラース「・・・!握力で剣が!」
プッチ「もらった!」ブン
ラース「!」
スロウス「く・・・」バチバチ
DIO「ハア・・・ハア・・・」ガク
DIO(吸血鬼の体力が・・・なくなるとはッ!)
スロウス「」グググ ムク
DIO「う・・・」グググ ヨロ
スロウス「・・・ぶっ、殺して、やる」ズン
ダッ
DIO「ぐ・・・!」
ドガアアアアンッ
DIO「ぐッ!」ドガン
プシュウウウウ…
スロウス「・・・」クル ガラガラ
DIO「なんとか潰されることは防げた・・・だが、体の再生がまだだッ!」グググ
スロウス「」ズン… ズン…
DIO「ザ・ワールドォ・・・!」
ピタッ
DIO「い・・・今のうちに・・・再生をッ!再生をいそげッ!」グググ
DIO「承太郎と戦ってから・・・停止時間が長くなっていて助かったッ!12秒以内になんとか再生を・・・!」ズズズ
DIO「あと・・・もう少し!もう少しで・・・治る・・・!」
ズズズズズ
DIO「・・・!まずい・・・!時が動き出す・・・!」
DIO「う・・・お・・・!」
DIO「・・・!」
ズズズズズ
チュッ
DIO「・・・!」
DIO「治ったぞッ!」バンッ
スロウス「」ダッ
DIO「」バッ
ビュン
ズガアアアアアアン
DIO「フン!」スタッ
スロウス「・・・あ?」ガラガラ
DIO「WRYYYYYY!これで形勢逆転だッ!」ダッ
ダダダダダダダ
DIO「・・・」
DIO「(凍った部分は・・・再生できないのか?)」
DIO「」ニヤ
DIO「全身を凍らせて粉砕してやるッ!」カキイイイイイン
スロウス「!?」カキイイイン
DIO「クックックッ・・・ぶっ壊れよォ!」ググググ
スロウス「なッ」
DIO「最も残酷な死を送ろう!」グッ
バッカァァァアアアアアン
ザクッ
ビシュウウウウウウウ
ラース「な・・・なんだ!?」
プッチ「」ニヤ ブン
ラース「ぬッ」サッ
ヴォン
チッ
ラース「・・・!」
ブシュウウウウウウウ
ラース「(かすった部位から血が・・・!?)」
ブシュウウウウウウウウウウ…
ラース「・・・」
ラース「(傷跡から察するに刃物ではないな・・・となると)」
ラース「・・・まさかとは思うが」
ラース「指で私の体を削り取ったのか?」ドクドク
プッチ「正解だ」
プッチ「普通なら到底不可能だが、時の加速と義手のパワーが相まって・・・こんなことも可能になった」ジャキン
ラース「・・・!」
指の力、4325kg/cm2!サンタナのパワーの約5倍!!
一方ヴァニラ達
ゴオオオオオオオオオオ…
ヴァニラ「しかしこんなに速いとは・・・予定していたよりもずっと早く着きそうだな」
SPW「最新鋭の飛行機だからな・・・5時くらいには東京に着く」
テレンス「それにしても・・・さっきからプッチさんの仕業か知らんが、時が加速しまくっている。日焼け止めがあってよかったな」
ヴァニラ「少しヒリヒリするがな」
ワムウ「もともと柱の男用にカーズ様が開発したものだからな、吸血鬼の肌まで考えていない」
エシディシ「まあないよかいいだろ」
ヴァニラ「まあ・・・」
SPW「一応確認しとくがよお、東京に着いたら東京支部で少し拾う人間がいるからな」
サンタナ「・・・誰だ?ツェペリ家か」
SPW「ツェペリ家は今一家で修行中だとかで無理だ。拾うのは音石とかDIOんとこの息子とかだな・・・後少し、杜王町のスタンド使いも何人か拾うぞ」
ヴァニラ「ほう」
ヌケサク「(狭くなりそうだな・・・)」
ヌケサク「ところで今はどこ上空を?」
SPW「今は・・・トルコのエルズルム上空だな」
エシディシ「もうすぐイランに入るのか・・・」
ゴオオオオオオオオオオオオ…
DIO「どうやら全身の凍結は失敗したようだな・・・だが賢者の石が見えているぞッ!」バッ
ガシッ
シュウウウウウウウ…
DIO「とうとう手に入れたぞッ!これが賢者の石かッ!」
DIO「(この石を使えば・・・さらに我がザ・ワールドを進化させられるかもしれぬ!いや、カーズのように究極生命体に・・・!?)」ニヤニヤ
DIO「ム?」ズモモ
ゴオッ
DIO「ぐッ!?」ドガア
DIO「(こッこれは・・・ホムンクルスの手!?)」グググ
スロウス「やっと、つかま、えた」メシメシメシ
DIO「ごッ・・・」グググ
メキメキ ベギィ
DIO「ぐっ・・・あっ・・・!」メシメシ
DIO「(なんて力だッ!)」
スロウス「」グオッ
DIO「がッ!」ダアン
スロウス「」ググググ
DIO「(落ち着け・・・呼吸ができなくとも死にはしない・・・)」ガシッ
スロウス「!」
ラース「くッ・・・」ピッ ブシュ
ラース「(一旦距離を置こう)」バッ
スタッ
プッチ「・・・」コキッ
ラース「・・・君は、呼吸法というものを知っているかね?」
プッチ「・・・は?」
ラース「私はかつて、強さを求めてシン国の呼吸法にたどり着いた」
プッチ「・・・」
ラース「私は年老いて呼吸法を使えなくなっていたんだがね・・・能力が昔に戻ったことで思い出したよ」
ラース「その呼吸法は仙道とも呼ばれ、体内にエネルギーを作り出すものだそうだ」
プッチ「・・・まさか」
プッチ「波紋か!?」
ラース「君たちはそう呼ぶのかね」
コオオオオオオオオオオオオオ…
ラース「」ダッ
プッチ「くっ」
ラース「仙道エネルギーを床に流す!」バチッ
バリバリ
プッチ「ぐッ!」バリバリィ
プッチ「(意識が・・・!)」
プッチ「(とびそうだッ!!)」グッ
ラース「ふむ。」
ラース「今の君は速い。私より速いかも知れぬな。だが・・・仙道の前には無力なようだな」
プッチ「・・・」フラフラ
ラース「狩らせてもらうよ」ダッ
プッチ「うッ・・・!」
DIO「スペースリパー・・・」シワアア…
スロウス「!」
DIO「スティンギーアイズ!」ギパァ
スロウス「うッ」
ズバッ
スロウス「ぐお・・・ぐあああ・・・!」パッ
DIO「よし」ストッ
DIO「散々叩きのめしてくれた礼を・・・しようではないか!」ダッ
DIO「ザ・ワールド!時よ止まれ!」
ズキュウウウウン
DIO「WRYYYYYYYY・・・」グンッ…
ダッ
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」ドゴドゴドゴドゴ
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」ドゴドゴドゴドゴ
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」ドゴドゴドゴドゴ
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」ドゴドゴドゴドゴ
DIO「無駄無駄無駄無駄・・・無駄ァ!」ドゴオ
DIO「(徹底的に!叩き付ける!)」バッ
DIO「チェック・メイトだッ!」
グッ
スロウス「ッ!」
ヒュヒュヒュン
ザクザクザクザクザクザクザク
スロウス「うお・・・あああああッ!?」
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ!」ドゴドゴドゴドゴ
スロウス「ぎゃッ・・・!」
DIO「気化冷凍法!」ス
スロウス「うぐ」
カッキィィイイーン
DIO「再生を防ぐために凍らせてもらったぞ」
ビシィッ…
スロウス「」ビキッ
スロウス「・・・」
パキピキ パキ
DIO「うまく体が砕けたものだ。おかげで賢者の石を破壊できそうだ」スッ
DIO「気化冷凍法・・・使える技だ」
DIO「あのかませ犬みたいに下手なことはせず、静かにくたばってくれよ・・・」ボッ
バッカアアアアアン
スロウス「・・・!」バラアッ…
ゴン バラッ パラ…
DIO「・・・」ヒョイ
クッ
ペキン
パラパラ…
スロウス「・・・」シュウウウウウウウウ…
DIO「さて、終わったか・・・」クル
DIO「今いくぞ、プッチ!」
ダッ
ズバッ
プッチ「あッ・・・」ブシュッ
プッチ「(これが・・・波紋の力か・・・!)」キイン ピシュッ
プッチ「(これまでだな・・・)」
ラース「仙道エネルギーは直に触れていれば金属にも流れる」ガシィ
ラース「さよならだ」バリバリィ
プッチ「・・・!」
フッ
グラッ
DIO「」バッ
ラース「!」
ドゴオ
ラース「ぐッ・・・むう!」ズザザザザ
DIO「プッチ・・・!」グイ ドッ
ラース「・・・逃がすか!」グン
ラース「!?」ガク
ラース「(あの指の攻撃が脚にきていたというのか・・・!)」
DIO「」ダッ
ラース「・・・」
Dio「・・・この音は」
中尉「?」
Dio「・・・!」バッ
ガシャ
バリー「うおッ!?」ガシャッ
Dio「やはり貴様か鎧ッ!」ガキッ
メリメリ
バリー「ああ・・・?って大佐!?」
大佐「その声は・・・バリーか?」
大佐「・・・こいつは味方だ、Dio」
Dio「・・・本当か?いきなり斬りかかってくるから敵かと」ポリポリ
バリー「人間っぽくなかったから合成獣かと」ガシャガシャ
大佐「・・・まあもともとホムンクルスの手下だったからな。だが今は我々の仲間だ。」
中尉「そうだ・・・これから4人で行動しない?その方が心強いわ」
大佐「そうだな。無論、2人がよければだが」
バリー「俺は構わねえぜ?」
Dio「こいつが斬りかかってこないならいい」
大佐「なら決定だな」
DIO「・・・」カツカツカツ
カーズ「お、牛骨ラーメン。・・・ん?プッチはどうかしたのか?」
DIO「やかましい。・・・プッチはホムンクルスと戦って負けた。相手は貴様やこのDIOが対戦した剣術使いだ」
カーズ「・・・奴は速かったが、メイド・イン・ヘブン程ではなかっただろう」
DIO「どういう訳か奴の身体能力は全盛期まで戻っていたそうだ。それに、波紋も使っていた」
カーズ「何?」
DIO「荒木荘で波紋に耐性があるのは貴様だけだ。頼んだぞ」ス…
カーズ「・・・」
カーズ「ハア・・・」
バリー「ひゃははッ!楽しいねえ!」ザクッ ズバッ
人形兵「」ドサドサ ボトトッ
Dio「うるさいぞ。騒ぐのはその辺にしておけ」メキメキ ポイ
バリー「はいはい・・・あ?」
大佐「!」
バリー「・・・なんかいるな」
Dio「・・・」スッ
バッ
バッ
吉良「・・・Dioか」スッ
Dio「吉良か・・・偵察、ご苦労だったな」
吉良「ああ・・・」
Dio「何か情報はつかんだのか?」
吉良「別に・・・そういえば人形兵が何百匹も行進していたな。1人じゃ埒が開かないから来てくれ」
Dio「へえ・・・どっちの方向だ?」
吉良「こっちだ。・・・その鎧は仲間か?」
バリー「オレはバリーってモンだよ。ヨロシクガハハ」
大佐「行こうか」
ソノヨロイハナカマカ? バリーッテモンダヨ ヨロシクガハハ イコウカ
タタタ…
…
プライド「・・・どうやら人形兵の後を追跡しているようですね」
お父様「人形兵どもを防衛のため呼び寄せたのが間違いか」
プライド「追っ手はラースに始末させておくよう言いつけておきました」
お父様「うむ。それにしても、これだけの実力者集団だ、1000万の賢者の石では物足りんな」
お父様「近隣に莫大な人口を抱える国家がある。賢者の石になってもらおう」
ドン
ゴゴゴゴゴ…
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
/´〉,、 | ̄|rヘ
l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/ ∧ /~7 /)
二コ ,| r三'_」 r--、 (/ /二~|/_/∠/
/__」 _,,,ニコ〈 〈〉 / ̄ 」 /^ヽ、 /〉
'´ (__,,,-ー'' ~~ ̄ ャー-、フ /´く//>
`ー-、__,| ''
ディアボロ「!」
ジョルノ「どうしました?」
ディアボロ「・・・なんでもない」
ディアボロ「(今のエネルギーは・・・?高速で西へ移動していったが)」
ジョリーン「・・・?」
メローネ「(眠い・・・)」
エシディシ「・・・そろそろ日本海か・・・ん?」
SPW「どうした?」
エシディシ「ここ・・・北京だよな?」
SPW「ああ」
エシディシ「凄い燃えてるんだが・・・」
SPW「何!?」ガタッ
リゾット「!?」
イルーゾォ「は!?」
SPW「・・・!」
メラメラ パキパキ
ドカン ボム
ヴァニラ「何が・・・!」
ブチャラティ「SPWさん、どういうことだ!?」バアン ダダダ
ミスタ「なんで街が燃えてんだよ!?」ダダッ
ナランチャ「おい!?」グイイ
SPW「俺にも・・・俺にもさっぱり分からねえ・・・!」ギリッ
ギアッチョ「普通に考えて、これもホムンクルスの影響だろうな・・・」
ブチャラティ「隣国にまで影響を及ぼすのか・・・!」
ワムウ「!」
ワムウ「・・・住民ががいないぞ」
リゾット「・・・は?」
ギアッチョ「どういうことだよオイ?」
エシディシ「確かにいないようだな・・・この国全域に人間の存在を感じられん」
ヴァニラ「・・・13億人が一気に死に絶えるとはどういうことだ?そんなに攻撃可能範囲が広いのか・・・?」
ナランチャ「しかもこんなに広範囲・・・」
サンタナ「・・・死んだわけではない。どうやら、人間ではない何かに変換されてどこかへ移動させられたようだ」
ブラフォード「・・・なんだと?」
ワンチェン「?」
ドン… ドン… ドン… ドン…
ドン ドン ドン ドン
ドンッ ドンッ ドンッ ドンッ
ドン
お父様「フッ・・・」
お父様「この世界は、我々の世界とは違い、何億何十億という人間がいるようだ・・・」
お父様「このすべてを賢者の石にした時、私は神を超えた存在となる!」
プライド「・・・」ニイ
お父様「人間どもに、正しい絶望を与える!」
お父様「まずは!この施設に入り込んだ敵どもを皆殺しだッ!」
シュトロハイム「映像コンタクト開始」
ドイツ軍人1「はッ!」ピピピ
ヴォン…
シュトロハイム「調査終了です。現在ミサイルを発射できる発射台はありません。」
ヒトラー「ふむ。手土産は?」
シュトロハイム「第7研究所のミサイル開発に携わる研究者37名を全員抹殺しました。研究所は爆破、証拠は残っていません」
ヒトラー「上出来だ」
シュトロハイム「身に余るお言葉。これより帰還いたします」ペコ
ヒトラー「フフッ・・・。では」ピッ
ザー…
ギイ…
シュトロハイム「・・・全軍、東京へ向かうぞ。ハッキングの方は?」キッ
ドイツ軍人1「ジョセフ・ジョースターのtwitter、侵入成功です」ガタッ
ドイツ軍人2「mixiも侵入成功!」
ドイツ軍人3「Lineも今押さえました」
シュトロハイム「ふむ。・・・して、JOJOの現在地は?」
ドイツ軍人2「東京都万代田区永畑町一丁目7番1号、北緯35度40分東経139度44分。現在は閉鎖された元博物館にいます」
シュトロハイム「よし、そこの監視システムにアクセスしろ。私はSPW財団東京支部に連絡を取る」ガチャ
ピッピッ
とおるるるるるるるるるるるん♪
老SPW「はい、こちらSPW財団東京支部」ガチャ
シュトロハイム「スピードワゴォン!現在、北朝鮮からそちらへ向かっているところだ。装甲車を・・・そうだな、60台程度用意しろ」
老SPW「・・・そんなに大艦隊なのか」
シュトロハイム「俺も中将に昇格したからなァ。よろしく頼むぞ」ガチャ
ツー ツー
老SPW「ハア・・・」
老ジョセフ「まあいいじゃろSPW。面白そうじゃしの」
老SPW「・・・お前は老人になっても変わらないな、JOJO」
ラース「・・・」
ラース「(あれか?プライドの言った追っ手とは)」ス…
Dio「・・・何かついてきているぞ」タタタ
中尉「ええ・・・おそらくラース・・・」タタタ
ラース「」ダッ
吉良「動いたッ!」
Dio「!」
Dio「(速い!)」
ラース「」シャキン
ラース「」ヒュン
Dio「うおッ」ピシュッ
Dio「(くそ!間に合えッ!)」シュルルッ
吉良「!」グイ
中尉「!」グッ
大佐「!?」シュッ
ドドドッ
ラース「何!?」キキッ
吉良「・・・二度もDioに助けられるとはな」
ラース「・・・」ガンッ
ラース「ふむ・・・」ジャッ
ラース「なかなかの反射神経と見た」チャッ
吉良「・・・」
ラース「では近距離から、全力で始末させてもらおう」チャキ…
大佐「・・・!」
ラース「」ヒュ
ガッ
ラース「!?」
ギッ
ギギギギギギ
ラース「・・・」
カーズ「よくも・・・よくもこのカーズの食料達に手を出してくれたな」ググググ
ラース「・・・!」グググ
吉良「カーズ!」
カーズ「話を聞いたところ、どうやら身体能力が上がっているらしいな?それに波紋も使えると聞いたが」パッ
ラース「・・・」ズザザッ
カーズ「だがまあ、そんなことはどうでもいい。重要なのは・・・このカーズの所有物を傷物にしたことだ」ガシャン
ラース「・・・」シャキイン
カーズ「今回は以前のように手を抜いたりはせん。究極の力を見せてやろう」ダッ
キ カン キキィン
ラース「ヌウウウ!」シュバッ
カーズ「ハアアア!」ブン
ギイイイン カアン キン
吉良「・・・今のうちに、行くぞ!」
Dio「頼んだぞカーズ!」ダッ
カーズ「任せろッ!」ガイン
中尉「行きますよ、大佐!」グイ
大佐「あ、ああ」タタッ
ガキィィイイン キィィィン カアアン
エド「!」カツカツ
エド「・・・」カツカツ
グリード1「・・・」カツカツ
エド「・・・グリード?」
グリード1「!」クル
グリード1「てめえは・・・あの時の国家錬金術師か!」バッ
エド「話があるんだ。・・・こっち側についてもらえねえかな」
グリード1「・・・」
グリード1「・・・はあ?」ス…
グリード1「おーいおい、正気か?なんでホムンクルスのこの俺が、人間なんかに裏切って仲間にならないといけねえんだよォ?」
エド「・・・お前、記憶どこまであるんだ?」
グリード1「お前の師匠と戦って逃げたところまでだな」
エド「・・・うん」
エド「・・・」
エド「・・・その後のことを教えてやろうか?」
グリード1「ああ?」
エド「デビルズネストはな、ラースに皆殺しにされたんだよ」
グリード1「!?」
エド「マーテルはアルの中に入れて逃がそうとしたんだけど、彼女も殺されたよ」
グリード1「・・・嘘をつくんじゃあねえ!」ガッ
エド「嘘じゃねえ!」
エド「デビルズネストが壊滅した後、お前はホムンクルスどもに捕まって、お父様に殺されたんだよ!魂をリセットされたんだ!」ダン
グリード1「・・・!」ギリッ
エド「連中はお前の敵なんだ!こっちに来いよ」
エド「少なくとも・・・戦況を見るに優勢なのはこっちだ」
エド「こっちには、プライドと直接戦って勝てるような仲間もいる!」
グリード1「・・・」
グリード1「・・・」ハア
グリード1「てめえを、信じてみるか」ポン
エド「・・・!」
エド「そりゃよかったよ。こっちだって戦力は欲しいし」バンバン
グリード1「ただし!俺が上でてめえが下だ」
エド「それぐらいならいいぜ?こちとら慣れっこだ」
グリード1「・・・もしてめえの言うことが本当なら、親父殿を殴り殺してでも吐かせねえとな」
グリード2「「もし」じゃねえよ。ここに証人がいらあ」
グリード1「!」
吉良「・・・午前4時か」
Dio「時計なんか見てても意味ないだろ」
吉良「まあそうだが・・・ん?」
バリー「お?どうした、あんちゃん」
金歯医者「あれえ・・・」
金歯医者「もしかしてマスタング大佐かい?」
大佐「その声は・・・」
金歯医者「降りてこい」パチン
バッ
吉良「!」
ザザン
中尉「・・・これは!」
金歯医者「そういえば、もう2人にはおなじみだねえ・・・」
Dio「まさか・・・人形兵か!?」
金歯医者「いや・・・フフッ。知らないのか?」
金歯医者「キング・ブラッドレイになっていたかもしれない男達だよ」
吉良「キング・・・ブラッドレイ?」シャッ
大佐「ラース・・・剣術使いのホムンクルスのことだ」
Dio「・・・なっていたかもしれない、とは?」
金歯医者「・・・」ニヤアア
金歯医者「キング・ブラッドレイは、人間に賢者の石を注入してホムンクルスにしたものだ。土台には人間が必要だ」
金歯医者「人間は大抵、賢者の石を拒絶して死亡する。だから、何十人もの土台が必要だったのさ・・・」
金歯医者「だが、キング・ブラッドレイはわずか12番目にして王になった。だから、それ以降の候補者は無駄になった。」
金歯医者「彼らは、そのキング・ブラッドレイになりえなかった余り物だ。・・・もちろん、戦闘訓練は積んである」
金歯医者「並大抵の格闘家に引けを取らない強さだよ」ニヤ
Dio「・・・」
金歯医者「殺せ」
バッ
吉良「・・・!」
ラース「(速い!この前戦ったときは本当に手を抜いていたというのか!)」キイン
カーズ「(速い!このカーズが本気を出さなければいけないだとッ!?)」カキィィイイン
ラ・カ「(だが・・・)」
ラ・カ「(負ける要素はない!)」
キイイイイン
ラース「(スピードは全くの互角・・・仙道エネルギーを流す!)」
コオオオオオオオオ
バチチッ
カーズ「!」
バリッ
ラース「!」
カーズ「波紋か・・・どうやら話は本当のようだなァ」
ラース「(・・・!?なぜ効かない!?)」
カーズ「残念だったな。既に波紋は克服した」ヒュン
ラース「くッ!」バッ
カキィィィイイン
カーズ「フン」ブウウウウウン
ラース「!」
スパア
ラース「ぐおおッ!」バッ
ピッ
ブシュウウウウウウウ
ラース「ぐむッ・・・」ゴシッ
ラース「!」
ラース「(ま、まずい!このパターンは・・・)」
カーズ「もらったァ!」ブン
ラース「しまッ・・・」
ドゴオ
ドン バン シャキィン ズバッ
中尉「Dioさん、吉良さん!大佐の護衛をお願いします!バリーはあの医者を!」ドン ドン
吉良「ああ」カチッ ドム
バリー「チィッ!」ズバアア
Dio「しっかし、やべえ剣術使いだな!」ガキイイン ザクッ
吉良「こういう時こそ、スケアリーモンスターの使いどころではないのか」ドゴオン
Dio「それもそうか」
Dio「人形兵にやったみたいに・・・恐竜にして潰し合いだ」
中尉「・・・?」
ラース「ぐおおッ」ヒルルルルル…
ドサッ
カーズ「山吹色の波紋疾走だ・・・む?」
ラース「ぐッ・・・ふッ・・・く・・・」ムク
カーズ「!」
カーズ「波紋傷が・・・収縮している!?」
ラース「肉体を蒸発させる程の仙道エネルギーとは恐れ入った・・・が、こちらもただでやられはしないのだよ」
ラース「身体能力が昔に戻り、忘れていた仙道エネルギーの生成を、完全に思い出せた!」
ラース「何度も言おう。ただではやられんよ」チャキ…
カーズ「・・・」
カーズ「そうか」シュルル
ラース「!?」
ラース「(血管・・・!?)」
カーズ「怪焔王の流法!」バシュシュシュシュ
ラース「くっ」ヒュ
スパパパパパパパパパパ
カーズ「ほう・・・折れた刀で対応できるとはな・・・しかし、いつまで続く?」
ラース「ぐ・・・!」
カーズ「続くか?続くか?ツゥ・ヅゥ・クウ・カア?フフフフ・・・」
16号「ぐおっ・・・あっあっおっ・・・!」
21号「うああ・・・ぎッ・・・!」
恐竜「KUAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!」
恐竜「ウシャアアアアアアアアアアアーーーーッ!!!」
ザクッ ブチイイ
32号「ッ・・・!」ブン ブン カブッ
32号「ぎゃああああああああああああああああああーーーーーッ!」ガツガツ バキ モグ
Dio「」ニヤニヤ
中尉「」ゾク
>>434から訂正
細かいことですが
ラース「ぐおおッ」ヒルルルルル…
ドサッ
カーズ「山吹色の波紋疾走だ・・・む?」
ラース「ぐッ・・・ふッ・・・く・・・」ムク
カーズ「!」
カーズ「波紋傷が・・・収縮している!?」
ラース「肉体を蒸発させる程の仙道エネルギーとは恐れ入った・・・が、こちらもただでやられはしないのだよ」
ラース「身体能力が昔に戻り、忘れていた仙道エネルギーの生成を、完全に思い出せた!」
ラース「何度も言おう。ただではやられんよ」チャキ…
カーズ「・・・」
カーズ「そうか」シュルル
ラース「!?」
ラース「(血管・・・!?)」
カーズ「怪焔王の流法!」バシュシュシュシュ
ラース「くっ」ヒュ
スパパパパパパパパパパ
カーズ「ほう・・・折れた刀で対応できるとはな・・・しかし、いつまで続く?」
ラース「ぐ・・・!」
カーズ「続くか?続くか?ツゥ・ヅゥ・クウ・カア?フフフフ・・・」
16号「ぐおっ・・・あっあっおっ・・・!」
21号「うああ・・・ぎッ・・・!」
恐竜「KUAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!」
恐竜「ウシャアアアアアアアアアアアーーーーッ!!!」
ザクッ ブチイイ
32号「ッ・・・!」ブン ブン カブッ
32号「ぎゃああああああああああああああああああーーーーーッ!」ガツガツ バキ モグ
Dio「」ニヤニヤ
中尉「」ゾク
45号「」バッ
中尉「!」
バリー「お、おい!危ねえッ!」
Dio「くッ」ブン
45号「あッ」ズバッ
ドサッ
Dio「よそ見するな!」
中尉「え、ええ・・・」
大佐「・・・」
恐竜「GUAAAAAAAAAA!」バッ
19号「」ヒュン
恐竜「ガ」ズバッ
ドサッ ボトッ
吉良「首を切り落とした!?恐竜の身体能力に対応できるのかッ!」
19号「」ダッ
吉良「キラークイー・・・」
19号「」ヒュッ
スパア
ブシュッ
吉良「ぐッ・・・」ドクドク
Dio「吉良!」
中尉「くッ」バンバンバン
19号「ごォッ・・・!」バンバンバンバン
フラァ
バタアアン
Dio「大丈夫か!?動脈は切れてないか!?」
吉良「おそらくな・・・油断するとまだ来るぞ!」
26号「!」
バリー「ヒャッハー!」ズバ
26号「ッ!」ブン
バリー「おっと!」ガッキィィイイン
バリー「当てても無駄無駄ァ!」ブン
26号「」バッ
ストッ
バリー「へへッ・・・やるねえ」ガシャッ
バリー「楽しめそうだぜ!」
恐竜「キシャアアアアアアアア」ザクッ
22号「ぐ・・・」ブシュウウウウウウウウウウウ
22号「ぁッ」ドサッ ドクドク
バリー「大分終わってきたな」ギイン カアン
17号「」ヒュッ
バリー「おォっと」ガッ
バリー「もうお前らは・・・詰んでんだよッ!」ドゴオ
17号「ぐ・・・!」ガガッ
吉良「・・・」ニヤ
人形兵「ウアアアアアアアアッ!!」バッ
フー「・・・やたら数の多い人形だな。やっと片付いたか」シャキン ドサッ
バッカニア「全くだな爺さん。・・・さっさと本軍に合流しねえとな」ガイン ドサア
フー「しかし・・・どうもおかしいのお」
バッカニア「・・・何が?」
フー「でかい気・・・おそらくブラッドレイじゃな。それが圧倒的に押されておる」
バッカニア「・・・相手は?ホムンクルス同士の仲間割れか?」
フー「いや。相手はホムンクルスよりもでかい気・・・プライドと同じくらいの気を持っておる。プライドと同格の気を持つホムンクルスは親玉以外におるまい」
バッカニア「・・・」
カーズ「最終流法、渾楔颯!」ヒュウン
ズバアアアアアアアア
ラース「うがああああああああああああああああッ!」ズババババババババッ
ラース「うあッ」ドサッ
ラース「う・・・」
コオオオオオオ…
カーズ「怒りがあるとはいえ・・・このカーズ、痛めつけてから殺すのが好きでな」
カーズ「今の風も・・出力をかなり抑えておいた」
カーズ「楽しんで殺す。それだけだ」
ラース「・・・!」
ラース「ヌウッ!」バシュッ
カーズ「ぐおッ!?」バキイ
ラース「(やれるだけやってやる!)」ドゴオ バキイ
カーズ「(やはり速い・・・!だが、見切れないことも、防御できないこともない)」バシイ
ラース「!」
カーズ「図に乗るんじゃあない・・・」ス
カーズ「下等生物が」ギロ
ラース「(この男・・・!)」
カチッ
ズドオオン
吉良「・・・終わったな。恐竜のおかげで大分楽だった」
Dio「刀で恐竜を切り殺すとは思わなかったな・・・人間離れにも程があるだろうにな。さて、お医者さん?」
金歯医者「あ・・・あ・・・」ガクガク
吉良「1つ質問に答えてもらおう。貴様のボスはどこにいる?」
金歯医者「い・・・言うものか!貴様らのような汚らしい愚図どもに・・・」
吉良「そうか」カチッ
ドン
金歯医者「ぐぎゃッ!?」
金歯医者「うご・・・!」ジタバタ
吉良「やたらと目立つ金歯を爆弾にさせてもらった。爆発力は抑えてあるから、歯が何本か吹き飛んだだけだろう?」
バリー「まあ多少口の中も焼けただろうな」
金歯医者「・・・!」
吉良「さて、ボスはどこだ?あとはそいつの性格、能力とかを吐いてもらおうか。」
Dio「お仲間の情報でもいいぞ?」
金歯医者「・・・あのお方は、ノーモーションで錬金術が使える・・・。核分裂に核融合、まさに神となったお方だ」
金歯医者「残るホムンクルスはプライド・・・子供の入れ物に入った影の姿をしたホムンクルスだ。どんな防壁も奴には・・・」
吉良「そうか・・・ふむ」
吉良「よしバリー、こいつの手首足首をへし折っておけ」
金歯医者「なっ」
バリー「俺はどっちかってと、斬る方がいいんだがなあ・・・」ガシャッ
吉良「斬ったら大量出血で死ぬだろう。こいつには死をも超える痛みを与えておきたくてな」
バリー「・・・へえ?」
吉良「私の仲間も、仗助という男に死以上の苦しみを与えられた。そのはけ口ということもあるが・・・」
吉良「こいつは人間だ。このまま生かしておいても何もできんだろう。まあ殺す理由はないがホムンクルスの仲間だ。最低でも死と同じ苦しみを与えなければな」
バリー「そうかい。んじゃ」スッ
Dio「(いつからチョコラータみたいな性格になったんだ吉良)」
ラース「(このままやられ続けていては・・・!だが武器はない。どうする・・・!)」バッ
カーズ「(奴も少しずつ、波紋による回復が追い付かなくなっている・・・フフッ、圧倒的不利だな)」シュッ
ラース「(ここは一旦退却を・・・!)」ザッ
カーズ「!」
ニヤ
カーズ「かかったなアホが!」シュルゥ
ラース「!?」
カーズ「血管針を床に仕込んでいたのだッ!500度の沸騰血をブチ撒けてやるッ!」
バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ
DIO「・・・ディアボロか」
ディアボロ「入口は・・・見つかってないよな」ハア
ジョセフ「・・・もうクタクタだぜ」
承太郎「広すぎるだろこの建物」
ジョリーン「建物が広い・・・というよりも、複雑なのよ。ホムンクルスが改造したんだと思うわ」
ジョルノ「・・・錬金術という奴ですか」
ジョニイ「錬金術で壁や部屋をつくったと?」
ディアボロ「なるほど・・・厄介な能力だ」
DIO「ふむ・・・」
ジャバアアアアアアアアアアアアア
ラース「ぐッ・・・おおおおおおおおおおおお・・・!おおおおおおおお・・・!」
ラース「(仙道をフルに使わなければ・・・!)」バチバチ ジュウウウ
ラース「!」
カーズ「輝彩滑刀!」ズバア
ラース「うぐうッ!」
カーズ「終わりだ」ヒュン
ラース「ぬうッ!」
ヌプン
ラース「なッ・・・!?」ズブズブ
ラース「体が・・・!?何が・・・」ズブズブ
カーズ「食事の時間だ」ペロ
ラース「何が・・・!いったい何が・・・!」ズブズブ
ラース「ッ・・・!・・・!!・・・」
ラース(・・・フッ・・・・よく分からんが、死ぬのだな。これから)
カーズ「・・・」
ラース「・・・フフッ」ズブブ…
ラース「・・・」ヌプ…
スウ…
カーズ「・・・」
カーズ「・・・ワムウも」
カーズ「ワムウもこの男のように散っていったのか?」
カーズ「エシディシも。サンタナも」
カーズ「・・・」
カーズ「・・・このカーズのみが、卑劣な手を使った末に敗北したのか・・・」
カーズ「・・・」グッ
カーズ「頂点は常に1人・・・残る下等生物は2匹だ、このカーズが惨殺処刑してくれる!」バッ
エド「北国用オートメイルのままにしておいてよかったかもしれねえな」コキコキ
グリード1「・・・なんか違うのか?」
エド「北国用オートメイルは、炭素繊維がたっぷり含まれてるんだよ。丁度お前の炭素硬化みたいな感じで、頑丈なんだよ」
グリード1「俺のパクりか」
エド「違うっての。炭素繊維が多いから軽くて扱いやすいし・・・まあパンチも軽くなるのが問題かな。身長も伸びやすくなるっぽい」
グリード2「そーいやお前伸長気にしてたな」
ランファン「確かに」コクリ
グリード1「そうなのか」
エド「うっせ!」
プライド「・・・ふむ」
プライド「・・・どうやらグリードが裏切ったようです。その上、リン・ヤオの体を乗っ取ったグリードも向こうにいます」
お父様「グリードが2人、か。どうなっているのだ?」
プライド「何にせよ、敵が増えたことに変わりありません。始末します」
お父様「うむ。人形兵もそろそろ到着する頃だろう」
ガチャン
ウィーン
人形兵「ウー・・・」ゾロゾロ
プライド「・・・噂をすれば、ですね」
SPW「到着だ」ゴオオオオオオオ…
オオオオオオオオオオオオオオオオオ…
ウウ…ウン…
ガチャッ
SPW「よし、お前らは先に行っていてくれ。俺はさっき言った連中を拾ってくる」タタタッ
エシディシ「・・・じゃあ行くか」
ヴァニラ「ああ」スッ
ブラフォード「」パキポキ
SPW「(さて・・・)」
プライド「」ズズッ
ランファン「!!」
エド「どうした、ランファン」
ランファン「ホムンクルスがいる!」バッ
グリード2「!」
グリード1「ラースか!?プライドか!?」ジャッ
エド「・・・!」グッ
プライド「気付かれてしまいましたか」ズズズ
プライド「裏切ったのですね、グリード」
グリード1「そりゃあまあ、所有物を全員斬り殺されて、溶岩風呂に入れられたんじゃあな」
プライド「(・・・隣のグリードが喋ったか)」
グリード2「にしてもあんたがわざわざ出てくるとはな・・・どうした?あとのホムンクルスは全滅かァ?」
プライド「ラースも先ほどやられましたよ。残るホムンクルスは私だけです」
グパァ…
グリード1「(やべえなこりゃあ・・・光源を塞いで本体をぶっ叩かねえと)」
グリード2「(本体がどこにあるかわからねえんじゃ、話になんねえぜ!)」
プライド「私のエネルギー源になってもらいますよ、グリード」
ズズズズズズズ
プライド「」シュッ
グリード1「うお・・・!」
ジャキッ
ドン ドン ドン
ブシュ バシュ ビシュ
プライド「!?」
シュル…
プライド「何ですか・・・あなたは?」ギロ バチバチ
大統領「私はアメリカ合衆国第23代大統領ファニー・ヴァレンタインだ。以後お見知りおきを」ジャコォ
ドンドンドン
プライド「銃弾ごとき、避けられないとでも思っていたのですか」シャシャシャ
大統領「!」
プライド「私に刃向った罰・・・と考えてください」バシュシュッ
グリード2「おいクルクル巻き毛ェ!そいつの攻撃はどんな防御でも止められねえぞ!逃げ・・・」
大統領「ほう」
ガキイイイイイン
プライド「!?」
一同「!?」
大統領「」ニヤ
プライド「なっ・・・なぜ攻撃が通らない!」ガッ ガッ
大統領「ふむ・・・先に戦ったホムンクルスとは大分違うな。そこの人たち、少しコイツについて教えてくれないか?」ガアアン
グリード1「あ、ああ・・・」
グリード1「そいつは一番最初に作られた、親父殿を除けば一番強いホムンクルスだ。伸縮自在で、どんな防壁も簡単に破壊する」
大統領「ほおう」
グリード2「そいつの体は影だ。閃光弾とかを使えば、しばらくは行動できない。光源を塞いで暗闇にしても同じだ」
大統領「・・・つまりは、影を消す要領で行けばいいんだな?」
エド「ああ!」
プライド「・・・無駄話は終わりましたか?」
バシュッ
エド「うおッ!」バッ
ガキィィイイン
プライド「!」
プライド「・・・そういえば特別製のオートメイルでしたか」
エド「へへッ、逃げるまではなんとか抵抗させてもらうぜッ!」ガキィィイン
グリード2「ああ!こんな野郎相手に勝てるわけがねえからな!」カアアン
プライド「くッ・・・ですが、シン国の小娘には対抗策はない!」
バッ
ランファン「・・・」スッ
ランファン「はあッ!」ヒュ
ガッ
ギギギギギギギギギギギギギ
プライド「!」
ランファン「確かに、直接攻撃を受けたなら刃物は簡単に壊れる!だが、側面から押し付ければ壊れることはない!」ギギギギギ
プライド「・・・その方法なら、一度に2度以上の攻撃は対応できない!」シュッ
グオオオオッ
ランファン「・・・!」
ドッ
グリード2「・・・」ググググ
ランファン「・・・」
プライド「おやグリード・・・とは言ってもリン・ヤオの方ですか。力勝負で、兄である私に勝つ気ですか?」グググ
グリード2「チイ・・・!」グググ
プライド「さあ2発目3発目が行きますよ」シュッ ヒュッ
グリード2「ぐほあッ!」ドドッ
ランファン「うッ!」ドサッ
グリード2「がッ!」ドサッ
エド「グリード!ランファン!」
プライド「エドワード・エルリック」
プライド「あなたも人のことを心配する暇があるのですか?」シャッ
エド「!」
プライド「以前のあなたは、人柱として重宝すべき物でした。しかし、今は違う」
プライド「つまり、あなたの命を奪ってもいいということですよ」シュシュシュ
エド「(やべえ・・・!こんな奴に本気を出されたら・・・!)」
エド「くッ」パアン
バリバリバリ
ドゴオ ドゴゴン
プライド「・・・」
ピピピッ
ズババッ
プライド「不完全な壁ですね」バラバラ
エド「」パアン
プライド「!」
エド「てめえを撃退できるまで攻撃してやるよ!」バチバチ
プライド「機関銃ッ!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
ランファン「うッ・・・!」スパア
ビシュ バシュ ピッ
ランファン「対応できない・・・!」ビッ
グリード2「(やべえ・・・今はエドに関心がいっているからいいが、こいつはその気になれば炭素硬化を突破できる!エドが死んだら・・・)」
グリード2「(終わりだ!)」
サッ
ランファン「く・・・!・・・ん?」
グリード2「・・・あ?」
ニヤ
プライド「無駄です」シュルル
エド「!」
プライド「足元に目がいっていませんでしたね」シュッ グイ
エド「うおおッ!」ダン
プライド「」バシュッ
エド「!」
グオオッ
エド「・・・くそ・・・!」
シャッ
エド「!?」
ガキィィイイイイイイイン
プライド「なっ!?」
エド「!?」
グリード1「巻き毛が・・・何人も・・・!?」
大統領2「Dirty deeds done dirt cheap」
大統領9「全て私だ」
エド「・・・!」
大統領18「我々がコイツをやる!お前たちは早く避難しろ!」ジャカ
グリード2「あ、ああ・・・」
グリード1「行くぞ!」タタッ
大統領13「」ジャキッ
ジャキジャキジャキッ
ドンドン ダン バキュン ズドン バンバン
プライド「・・・!一斉射撃ですか!」ピッ バシュッ
プライド「ですがこの程度・・・!」バチバチ バキュン
大統領11「(ホムンクルスの再生能力で害悪がはじかれる・・・防御はできるが攻撃はほぼ不可能か)」バン ドンドンドン ズギュン
大統領5「まだまだ!」ジャコオ
ビシュッ ボッ
プライド「くッ・・・」ピシュゥン バシュッ
ズズ…
シュルル…
バッ
大統領26「!」
ギュルルルル
ギュッ
グググググググググググググ…
大統領32「(締め付ける攻撃か・・・まあ意味ないがな)」
大統領25「フフッ」
プライド「・・・!」ギリギリギリ
大統領15「(かと言ってこっちも悠長していられないな・・・本体を叩かない以上倒せないようだ)」
プライド「・・・」
プライド「・・・本体を攻撃しようと思っているのですか?」
一同「!」
プライド「無駄です。私の本体はここより1500m地下にありますので」ズズ…
シャッ
ガアアアン
プライド「この薄壁、今に突破して差し上げますよ」グググググ
大統領23「(絶対に不可能なのに・・・なんだ?この威圧感は・・・!?)」
シュッ シュッ
ギィン ガアン
大統領29「・・・泥仕合だな」ガァァアアアン
プライド「・・・!あなた方下等生物の人間ごときに、そのような言葉を吐かれるなど・・・!」ズズズ
プライド「!」ピクッ
大統領4「・・・?」
プライド「くッ・・・あなた方、いえあなたとの闘いは中断します。私の本体のすぐそばに、あなたのお仲間が来てしまった」
大統領「!」
プライド「それでは」シュルル
バッ
大統領「・・・」
ドクン
ビドー「ッ!?」パチッ
ビドー「う・・・あ、あれ?」
ビドー「生き・・・てる!?」ガバ
サワ…
ビドー「痛ッ!」ビリッ
ビドー「(そうか・・・首を斬られて・・・)」
ビドー「あれは・・・ロア達か・・・」ゴソゴソ
ビドー「・・・グリードさんのところへ!」
ギュンッ
ズズズズズ
プライド「さて」ズズッ
プライド「あなた方が1番乗りですか」ギン
Dio「人形兵たちが弱すぎたんでな」ザッ
プライド「へえ?・・・おや、大佐まで来たのですか」
大佐「・・・フン」
吉良「そこにいる金髪がお父様か?」
プライド「・・・父上を倒そうなどとは・・・寝言は寝て言ってもらえると幸いです」ズズ…
Dio「・・・!」
バリー「・・・!」ガッシャガッシャガッシャガッシャ
大佐『君には、人形兵をすべてひきつけてもらいたい・・・何、倒す必要はない。逃げればいい』
バリー「ったくよお・・・俺一人に人形兵数百体を任せるなっての!」ガシャガシャ
人形兵「ウルオー!グラアー!!」ズドドドドドド
バリー「しかも意外と速え!」ガシャガシャ
バリー「チイ・・・やるっきゃねえか!」キキッ
ガシャッ
バリー「来るならこいってんだガリガリ野郎!」シャキン
ヒュッ
ダッ
Dio「来るぞッ!」
バババッ
プライド「・・・」シュルル…
中尉「」ジャカ
ダンダンダン
Dio「WRYYYY・・・」メキメキメキ
Dio「KUAAAAAAAAAAAAAA!」ガシャッ
大佐「」キュッ
吉良「」サッ
プライド「(・・・一気に攻め込むつもりですか)」
大佐「」パチン
ドゴウ
プライド「・・・くッ」
Dio「」バッ
プライド「!」
Dio「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYY!」ヒュッ
プライド「」バシュッ
カシィィイイーン
バラッ
Dio「!」
バラバラ
Dio「(鉤爪が・・・!)」
プライド「」ギロッ
シュ…
Dio「!」
バシュシュッ
Dio「うおッ・・・!」カキキキン
ボロッ
Dio「~ッ!」バラバラ
プライド「」ヒュッ
パチン
ゴウ
プライド「!?」
大佐「・・・間一髪だったな、Dio」
プライド「(馬鹿な・・・!まるで目が見えているかのようにッ!)」
大佐「」パチン パチン
ゴウ ドゴウ
プライド「ぐ・・・!」
プライド「足元です!」シュッ
大佐「!」
中尉「」ドキュン バキュン ズギュン
プツッ
シュウウウウ…
大佐「助かったぞ!」
中尉「あまりでしゃばらないでください、無能なんですから」ジャカッ
ダンダンダン
プライド「くッ・・・!」
プライド「・・・!」シュウウウウ…
吉良「」バッ
プライド「!?」
吉良「」カチッ
プライド「な・・・」
カッ
ドゴオオオオオン
シュウウウウウウウウ…
大佐「・・・やったか!?」
シュウウウウ…
プライド「いいえ」ザッ
プライド「キンブリーとの対決を見て理解できましたよ・・・あなたは、触れた物を爆弾にする能力を持つ」ケフ
プライド「ですがそれは・・・入れ物であるこの体まで一度に爆弾化はできないようですね」
吉良「」ダッ
プライド「」シャッ
大佐「」パチン
プライド「!」
ゴウ
プライド「(・・・!閃光弾並みの光・・・!)」
吉良「」シャッ
プライド「!!」
吉良「つかまえたぞ」
バッカニア「・・・ん?」キュッ
フー「どうしたんじゃ?」
バッカニア「ア、アームストロング少々閣下!?」
オリヴィエ「・・・バッカニア!?生きていたのか!?」
バッカニア「どういうわけだかわかりませんが・・・意識を失ったら、いきなり東洋風の民家に・・・」
フー「わしもじゃ」
オリヴィエ「シン国の・・・とにかく、味方は多い方がいい。共に行動してもらえないか?」
少佐「・・・」
バッカニア「もちろんです」
フー「別に構わんよ」
イズミ「じゃ、行こっか」パキポキ
プライド「・・・」
プライド「・・・下です」ニコ
吉良「!?」
ザクッ
吉良「がッ・・・!」
ボタタッ
プライド「」ニヤ
Dio「吉良・・・!」ダッ
プライド「」ヒュッ
Dio「ぐッ」ヒョイイ
Dio「」グン
ダッ
プライド「!」
Dio「キシャアアアアアアアアアアーーーッ!」ブン
プライド「くッ」シュルッ
ビシィッ
Dio「・・・!」グググ
Dio「KUAAAAAAAAAAAAAA・・・!」ググググググ
プライド「」ニヤニヤ グググググ
中尉「」バン
ブツッ
Dio「うおッ」ドサッ
プライド「!」
大佐「」パチン
プライド「ぐッ」ゴウ
プライド「・・・」シュウウウウウウウ…
吉良「」カチッ
プライド「!」カッ
ドオオン
>>487から訂正
たいたびすいません・・・
バッカニア「・・・ん?」キュッ
フー「どうしたんじゃ?」
バッカニア「ア、アームストロング少将閣下!?」
オリヴィエ「・・・バッカニア!?生きていたのか!?」
バッカニア「どういうわけだかわかりませんが・・・意識を失ったら、いきなり東洋風の家屋に・・・」
フー「わしもじゃ」
オリヴィエ「シン国の・・・とにかく、味方は多い方がいい。共に行動してもらえないか?」
少佐「・・・」
バッカニア「もちろんです」
フー「別に構わんよ」
イズミ「じゃ、行こっか」パキポキ
プライド「・・・」
プライド「・・・下です」ニコ
吉良「!?」バッ ヒュ…
ザクッ
吉良「がッ・・・!」ギリィッ
ボタタッ
プライド「」ニヤ
Dio「吉良・・・!」ダッ
プライド「」ヒュッ
Dio「ぐッ」ヒョイイ
Dio「」グン
ダッ
プライド「!」
Dio「キシャアアアアアアアアアアーーーッ!」ブン
プライド「くッ」シュルルルル
バンッ
Dio「・・・!」グググ
Dio「KUAAAAAAAAAAAAAA・・・!」ググググググ
プライド「どうです?突破できないでしょう」ニヤニヤ グググググ
中尉「」バンバンバン
プライド「!」
プライド「うッ・・・!当たっては・・・!」シュル…
Dio「うおッ」ドサッ
プライド「!」
大佐「」パチン
プライド「ぐッ」ゴウ
プライド「・・・」シュウウウウウウウ…
吉良「」カチッ
プライド「!」ドオオン
プライド「うあッ!」ドサッ
プライド「ぐ・・・!」バチバチバチ
Dio「」ガシャッ バッ
大佐「」キュッ バッ
中尉「」ジャキィ バッ
吉良「」スッ バッ
ダダダダダダダダ
プライド「・・・!」
プライド「足元ががら空きですよ、みなさん!」シュルルルルルルル
一同「!!!」
シュルシュルシュル
バシィ
プライド「ふう・・・これで終わりですね」グイッ
大佐「ぬッ!?」グルッ
Dio「うおッ」グリン
プライド「上から落とされるのがいいですか?心臓を貫かれるのがいいですか?それとも、絞殺されますか?」ググググググ
中尉「(大部高く持ち上げられている・・・!)」ジタバタ
吉良「(・・・10mくらいは持ち上げられているな)」
グググググ
プライド「」ニヤニヤ
キィィィイイイイイイイイン…
シュトロハイム「あと数分で着くぞ!まァだ侵入できんのかァ!?」
ドイツ軍人4「セキュリティが固すぎます!」
ドイツ軍人1「突破にはまだ時間が・・・」
シュトロハイム「くッ・・・!」ガタッ
シュトロハイム「どけ!これでも昔はアメリカやイギリスのセキュリティをいとも簡単に破っていた男だッ!」バッ
ドイツ軍人5「シュ、シュトロハイム中将・・・」
シュトロハイム「こんななまっちょろいド低能セキュリティ、20秒で突破してくれるわ・・・!」カタカタカタカタカタカタカタカタ
カタカタカタカタ
シュトロハイム「くッ・・・!」
バリー「あァらよっとォ!」ズバ
人形兵「ウアアアア・・・」ゾロゾロ
バリー「にしても多いんだよド腐れがァ!」ヒュン ズバズバッ
ドササッ
人形兵「ルウウ・・・」
バリー「(・・・このままじゃやられる!死んだら地獄の底で恨んでやるぜ大佐の野郎!)」ガシャッ
人形兵「クアアア・・・」ゾロゾロ
バリー「!?」クル
バリー「(ウソだろ!?背後からも・・・!)」
人形兵「ウアアアーッ!」ダダッ
バリー「く・・・」チャ…
バッ
バリー「!?」
ヒュン
人形兵「ぐげ」ズバッ
ブシュウウウウウウウ
バリー「・・・!」
オリヴィエ「何をしている!鎧!」ザッ
バリー「あんたは・・・!」
プライド「・・・」ニヤニヤ
吉良「・・・キラークイーン」カチッ
プライド「!」クルッ
プライド「(まさか!霊はノーモーションで動かせるというのか!?)」
ボム
吉良「」グルッ
吉良「(頭から落ちるのを防げば・・・死にはしないはずだ!)」
プライド「ぐッ・・・!」シュル
バシュシュシュシュ
吉良「!」
プライド「そうはさせない!」ヒュヒュン
グオッ
吉良「(まず・・・!)」
シュインッ
大佐「」パチン
プライド「!」
ゴオッ
プライド「なッ・・・!」
ボッ
シュウウウウウウウウ…
プライド「・・・貴様!」
吉良「ぐッ」ダン
吉良「うッ・・・」ググ
吉良「(・・・骨は折れてない、か。運がいい!この吉良吉影に運は味方してくれているッ!)」グッ
プライド「まずは貴方から始末します!」シュバッ
吉良「」カチッ
ズドン
プライド「!」
プライド「地面を爆破して攻撃を防ぎましたか・・・」
パチン
プライド「!」
ドゴオッ
プライド「く・・・ッ!」
プライド「(まるで目が見えているかのような攻撃・・・!一体どうやってピンポイントに炎を当てている!?)」
プライド「(それよりも・・・後ろの男に注意ですか)」
吉良「」バッ
プライド「」シャッ
吉良「!」
カタカタ ポポンッ
シュトロハイム「侵入成功ォォォオオオ!」ヴヴン
カチッ
シュトロハイム「・・・ふむ、この白い人形のような連中が敵か・・・。今戦っているのはディアボロだな」カチッ
シュトロハイム「この死体は・・・?敵か味方わからんな」
ドイツ軍人4「ホムンクルスには剣術使いがいた様です。折れた剣が散らばっていることから、敵かと思われますが」
シュトロハイム「なるほど・・・戦況はこちらが優勢と見ていいようだな」
ドイツ軍人7「シュトロハイム中将!東京支部に到着しました!」
シュトロハイム「分かった!まずは吉良邸に出向き、ホーエンハイム氏を保護!数名を吉良邸に配置し、残る大隊は奴らの牙城に攻め込むぞォォォオオオ!」
一同「はッ!」バッ
ス…
中尉「」バキュン バキュン バキュン
プライド「!」ビシュ ボッ ズビッ
ピタッ
プライド「(しまった・・・マスタング大佐やこの男に気を取られ、束縛が十分ではなかった・・・!拳銃の取り出しを許してしまった!)」ギリ
Dio「どこ見てんだ?影野郎」
プライド「!?」
バッ
Dio「力が緩くなってたからな・・・軽く脱出できたぜ」シャキン
プライド「・・・!」
Dio「」グンッ ダッ
ダダダダダダダ
プライド「・・・まずい!」シャシャシャッ
Dio「チィ!」キィン カアン ゴッ
Dio「」ダダダダダ
プライド「くっ」シュババババババ
Dio「WRYYYYYYYYYYYYY!」ダッ
クルン
プライド「!」
Dio「」スタッ ズザザッ
プライド「」ズズズ…
大佐「無駄な抵抗はやめろ!」パチン
プライド「!」ドゴウ
プライド「ぶッ・・・!」
Dio「KUAAAAAAAAAAAAAAAAAA!」ヒュッ
プライド「!」
ザクッ
プライド「」
Dio「」ニヤ
プライド「・・・何ですか?その満面の笑みは?」ズズズ
Dio「!?」
プライド「生憎・・・あなたが攻撃したのは本体ではありません。ただの「入れ物」です」
Dio「・・・!」
プライド「」ズズズズ
Dio「くッ!」
ブン
ガッ
プライド「無駄ですね」ズズズズズ…
中尉「(影で防壁を・・・!強度を自由に変化できるというの!?)」
オリヴィエ「ぶった斬ってしまえ!!!」ズバア
バッカニア「うらあああああああああああああ!!」ガィィィイイイイイン ズドババア
少佐「フウンヌウウウウ!」ズドバゴオオン
ジグ「ヌオオオオオオオ!」バギィィィイイイイ
イズミ「ぶっ飛びなァ!」パアン バチッ
ズドゴオオン
フー「フン!」スパア キィン
バリー「(うっひょお、こりゃすげえ!)」
バリー「(へへッ、捨てる大佐あれば拾う少将ありだぜ!)」ズバッ
プライド「」ヒュッ
Dio「うッ」ダッ
プライド「遅い!」
グオッ
ザクザクザクッ
Dio「げぼォ!?」ボタタッ
プライド「さすがは恐竜、急所を外しましたか。ですが・・・」ピュン
プライド「その傷ではもう動くのは困難でしょう」ズズズズズ…
Dio「チイ・・・!」フラ フラ
プライド「(この男を死なせるわけにはいかない・・・だからマスタング大佐やそこの男はうかつに攻撃できない。攻撃すればこの男も巻き添えをくらいますからね)」
プライド「(唯一攻撃できるのは中尉だけですが・・・私がこの男を壁に使うことを懸念し、こちらも攻撃できない)」
プライド「(つまり・・・ずっと私のターンです)」ズズズ
吉良「・・・」スッ
プライド「!」
プライド「(・・・ハッタリですね。攻撃できるはずがない)」
吉良「」カチッ
ドドドン
プライド「!?」グアッ
プライド「うッ・・・!」ドサッ
Dio「うおッ!」バッ
Dio「危ねえな・・・おい」タタッ ヨロッ
吉良「すまんな」
プライド「(まさか、爆弾化する範囲を調節できるというのですか!?)」
中尉「」ジャカ ジャカ
プライド「!」
ドンドンドンドンドンドンドンドドンドン
プライド「」キキキキン
プライド「・・・」イライラ
プライド「」バシュシュシュッ
中尉「!」
大佐「」パチン
プライド「何ッ!」
ゴウ
大佐「大切な部下に・・・手を出さないでもらいたいな」シュウウウウウ…
プライド「(・・・おかしい。なぜあんなにもピンポイントで攻撃を当てられる?)」
プライド「まさかとは思いますが・・・視力が戻ったというのですか?」
大佐「そのまさかだよ」
プライド「・・・!」
カーズ『どうやら治らないようだな・・・』パリパリ
大佐『いや、いいんだ』
吉良『ふむ・・・あ、猫草!ちょっとアレを・・・』ゴソゴソ
大佐『?』
吉良『これで治るかもしれない』スッ
中尉『・・・これは?』
吉良『トラサルディーというイタリア料理店の店長に作ってもらった弁当だ。患部を癒すことが可能らしい』
吉良『猫草が必死に保護していたから、腐ってはないと思うが・・・』
大佐『・・・ふむ』パコ
パク
大佐『こ、これは!?』ギギギギ
中尉『大佐!?』
大佐『眼球が・・・!』
吉良『・・・どうやら治っているようだな・・・』
中尉『これで!?』
大佐『む・・・』グググ
大佐『見える・・・物が見えるぞ!』グッ
中尉『!』
Dio『よし、じゃあ行くか!』
大佐「・・・と、いうわけだセリム君」
プライド「・・・厄介ですね。国家錬金術師の中で最も危険視すべきなのは、あなたですから!」ヒュヒュヒュン
大佐「」パチチン
ゴアッ
シュウウウウウウウウウウウウウ…
プライド「・・・」バッ シュシュシュシュシュシュ
パチン
ゴウ
プライド「」ニヤ シュウウウウウウウ…
大佐「!」
クイッ
ズズズッ
プライド「後ろですよ、大佐」ニタア
大佐「!なっ・・・!」バッ
ヒュン
大佐「・・・!」
中尉「大佐!」
グアアッ
ドォーン
大佐「(脚を・・・動かせ・・・)」
大佐「(体を・・・貫かれる・・・その前に!)」グン
大佐「」ダッ
ギュン
グサッ
大佐「!!!」
ブシュウウウウ
プライド「なかなか素早いですね・・・ですが、左手の手袋は封じさせてもらいましたよ」
大佐「・・・!」
プライド「そして」
ザクッ
大佐「・・・!」ギギギ ドクドク
吉良「・・・」ギリギリ
プライド「肘を貫かせていただきました。これで右腕はほぼ使えないでしょうし、血で手袋も濡れて使えなくなりました」ニコニコ
大佐「・・・!」
大佐「ぐッ!」ズボッ
プライド「さて、あなたには武器になってもらいますよ」スルスル
大佐「・・・!?」
プライド「フフッ」ヒュッ
ブン
大佐「なッ・・・」
プライド「ハンマー代わりに丁度いいです」ヒュン
中尉「!」
中尉「くッ」ダッ
スカア
グオッ
Dio「なッ!?」
バギャアアアア
吉良「ディ、Dio!?」
ホーエンハイム「・・・どうやら激しいようだな・・・ん?」ファンファン>
ホーエンハイム「サイレン?・・・何の騒ぎだ?見てみるか」ムク
タタタ
ホーエンハイム「・・・!こ、これは!?」バァーン
ホーエンハイム「庭に何十台もの車が・・・!」
ガチャッ
バッ
ホーエンハイム「何を話しているんだ・・・?」
サッ
ダダダッ
ホーエンハイム「!乗り込んでくる!」
ダダダダダ
ガラガラ
バアン
ドイツ軍人7「ホーエンハイム氏はいるか!?」ザッ
ホーエンハイム「・・・1階に下りるか・・・」タンタンタン
ジャキジャキ
スッ
ホーエンハイム「・・・一応両手は挙げてみたよ。おたくらは、何なのかな?」
シュトロハイム「いいや。手など挙げなくても結構だ、ホーエンハイム氏」ザッ
ホーエンハイム「・・・!」
ホーエンハイム「俺を知っているのか・・・!」
シュルルン
大佐「」ゴトッ
Dio「」
プライド「これで残るは2人ですね・・・楽になりました」コキッ
中尉「・・・!」ジャキィ
ドン ドン ドン
プライド「・・・感情に流されては、銃も撃てませんよ」シパパパッ
プライド「ご覧の通り、弾丸キャッチです」ポロポロポロ
中尉「・・・!」ギリッ
吉良「」スッ
プライド「!」
プライド「させない!」シュッ
グオオオッ
吉良「かかったな!」シャッ バッ
プライド「!?」
プライド「(石!?爆弾か!)」ササッ
吉良「」カチッ
カッ
プライド「!?」
プライド「まさk」
ズゴォォォォオオオオオン
シュトロハイム「我々はドイツ軍だ。もっとも、そちら側の世界にドイツが存在するかどうかは分からんがな」
ホーエンハイム「・・・何が目的かな?俺を人質にとるか?それとも殺害か?」
シュトロハイム「フッ・・・安心しろ。我々は貴方を保護しに来たのだ」
ホーエンハイム「?」
シュトロハイム「ここに数名の誇り高きドイツ軍人を配置し、残る大隊でホムンクルスの牙城に攻め込む」
ホーエンハイム「!ということは味方なのか!?」
シュトロハイム「そうなるな」
ホーエンハイム「ハハッ・・・しかし、なぜ?」
シュトロハイム「・・・」ニィ
シュトロハイム「まあ・・・」
シュトロハイム「JOJOから応援を要請されたというのが第1の理由だ」
ホーエンハイム「ほう」
シュトロハイム「そして第2の理由・・・連中を放っておけば、ドイツ第3帝国の再建も危ぶまれる」
ホーエンハイム「・・・」
シュトロハイム「そして第3の理由だ。ナチス・ドイツを知っていれば、わかるだろうがな」
ホーエンハイム「・・・」
ホーエンハイム「・・・知らないんだ。説明してくれるかな」
シュトロハイム「」ニタア
シュトロハイム「私は戦争が好きだからだ。戦争が大好きだからだ!」
シュトロハイム「殲滅戦が好きだ。電撃戦が好きだ。打撃戦が好きだ。防衛戦が好きだ。包囲戦が好きだ。突破戦が好きだ。退却戦が好きだ。掃討戦が好きだ。撤退戦が好きだ。局地戦が好きだ!」
シュトロハイム「平原で!街道で!塹壕で!草原で!凍土で!砂漠で!海上で!空中で!泥中で!湿原で!この地上で行われる、ありとあらゆる戦争行動が大好きだッ!」
シュトロハイム「戦列をならべた砲兵の一斉発射が、轟音と共に敵陣を吹き飛ばすのが好きだ!空中高く放り上げられた敵兵が、効力射でばらばらになった時など心がおどる!」
シュトロハイム「戦車兵の操るティーゲルの88mmが敵戦車を撃破するのが好きだ!悲鳴を上げて燃えさかる戦車から飛び出してきた敵兵を、MGでなぎ倒した時など胸がすくような気持ちだったのだ!」
シュトロハイム「銃剣先をそろえた歩兵の横隊が、敵の戦列を蹂躙するのが好きだ!恐慌状態の新兵が既に息絶えた敵兵を、何度も、何度も刺突している様など感動すら覚える!」
シュトロハイム「このシュトロハイムは戦争を地獄の様な戦争を望んでいる!鉄風雷火の限りを尽くし、三千世界の鴉を殺す嵐の様な闘争を!望む!!」
シュトロハイム「・・・それが最大の理由だ。どォうかね!ホーエンハイム氏ィ!」
ホーエンハイム「・・・」
ホーエンハイム「(恐ろしいな・・・この男)」
ホーエンハイム「(数々の地獄を乗り越えてきたようだ・・・親近感すら覚えるよ。凶悪だが実に心強い!)」
ホーエンハイム「いいだろう。気に入った!」スッ
シュトロハイム「」ニヤ
ガシッ
シュトロハイム「そうと決まれば、出発だ。我々を知らず我が物顔で暴れている蛙どもを叩き起こそう。髪の毛をつかんで引きずり降ろし眼を開けさせ思い知らせよう」ザッ
シュトロハイム「連中に真の絶望の味を!我々の軍靴の音を連中の脳裏にしかと刻み込んでやろうではないか!」ザッザッザッザッ
シュトロハイム「征くぞ諸君」
ザッザッザッザッザッザッザッザッ
シュトロハイム「天と地のはざまには奴らの哲学では思いもよらない事があることを悟らせてやる」
プライド「ぐ・・・!」パラ… パラ
プライド「(石は陽動!地面をあらかじめ爆弾にしておき、石に関心を向けさせ、爆破したのか!)」シュルル
吉良「」ニヤ
プライド「ですが!ホムンクルスをなめないでいただきたい!」シュルルル
吉良「」バッ
プライド「!?」
吉良「猫草ッ!」
ドン
プライド「何か来るッ!?」サッ
シィーン
プライド「・・・?」
プライド「何だったん・・・」
ドガン
プライド「ッ!?」
プライド「(何もないところが爆発した・・・!?)」
吉良「」ニヤ
プライド「(考えられるのは、空中の浮遊ゴミか空気を爆弾化した・・・どちらにせよ厄介ですね)」
吉良「(この技の利点は、数秒おきに爆弾を作れる点ッ!このホムンクルスをも倒せる!)」
プライド「・・・」ドオン ボガン
プライド「(しかし・・・霊が守護霊のようなものであるならば、本体からそう遠く離れることはできないはず)」
プライド「(キンブリーの戦いを見て分かったのは・・・霊が触れた物体が爆弾になるということ。つまり、空中の浮遊ゴミなどを爆弾にすることはできない・・と思いますが)」
プライド「(もし空気を爆弾にしているのであれば・・・おそらく空気砲のようなもので空気を押し出し、その空気の塊を爆弾化しているのでしょう)」
プライド「(ならば、空気の流れをよめば回避も可能ですね)」ズズッ
吉良「」ドォン
プライド「(・・・来たッ!)」ダッ
スカア
吉良「!」
ボム
プライド「なるほど。常に前方に注意しなければならないという制約は生まれますが・・・これならあなたの攻撃も受け付けない!」ダダッ
吉良「くうッ・・・」ギリ
吉良「(空気弾では駄目だ!かと言って、シアーハートアタックをしようにもホムンクルスの体温がわたしより低い可能性も・・・!)」ザザッ
プライド「遅いですよ!」シャシャシャッ
吉良「くッ・・・!」ザッ
吉良「なんてな」
プライド「!?」
吉良「見事に引っかかってくれたな。ホムンクルス!」タタッ
プライド「・・・まさか!」
カッ
ズゴォォォォオオオオオオオオン
サンタナ「この死骸は・・・?」クイ
ブチャラティ「敵兵の死体だろう。気味が悪いな・・・」
ポイッ バタッ
ギアッチョ「で?この後はどうすんだよ?」
リゾット「・・・小隊に分かれた方がいいだろうな」
ブラフォード「どのように分けるのだ?」
リゾット「3班に分ける。俺の考えたメンバーでいいか?」
エシディシ「何だっていいぜ、俺ァ」
リゾット「よし」
シュウウウウウウウウウウウウウウウウ…
吉良「く・・・わたしまで巻き込まれるとはな・・・」グググ
プライド「床を・・・爆弾にしていたというのですか・・・!」グググ
プライド「(そういえば、ノーモーションで霊を操ることができていた・・・くッ!賢者の石も限界がないわけではない!)」ギッ
吉良「(爆発力を最大にして爆破・・・これで終わると思っていたが、しぶといな)」
プライド「ぐ・・・」ググッ パラパラ
プライド「・・・」ガクッ フラ…
グッ
吉良「・・・」
プライド「計算外です。ここまで追い詰められるとは・・・」フラァ
プライド「ですが、貴方にとっても計算外だったみたいですね」シュルル
吉良「!なっ・・・!」
吉良「(足元を・・・ッ!)」
プライド「中尉も弾切れで手出してきません。さて、次はあなたに死んでもらいますかね」グイッ
吉良「ぐ・・・」ギギッ
プライド「力勝負で勝つ気ですか?無駄ですよ」ククク
吉良「・・・!」
大佐「む・・・!」ガクガク
大佐「セリムは・・・吉良に集中しているのか。・・・吉良には悪いが、今のうちに応急処置を・・・」パン
バチチッ
大佐「くッ・・・」ググ
大佐「(Dioは・・・よかった、生きていた。だが意識がないな・・・)」ゴソゴソ
パコッ
大佐「マッチを持ってきておいて助かった」シャッ
大佐「よそ見は禁物だ」シュッ…
ボウ
ゴオオッ
プライド「!?」
プライド「ぐッ!」ブワアッ
プライド「(この炎は・・・ですが、大佐は炎を出せない状態のはず!)」
大佐「私の発火能力の仕組みを知っているか?・・・空気中の酸素を調節して発火するというものだ。つまり、酸素を操ることが可能であれば、火をつけるだけで攻撃できる」
プライド「・・・」
大佐「今回私はマッチを4箱持ってきていてね。50回程度は貴様を焼けるぞ」パコ
プライド「・・・させない!」シュシュッ
大佐「」チッ
プライド「くうッ!」ゴウ
シュッ ゴウ シュッ ゴオウ
プライド「くう・・・!」ゴウ
プライド「(攻撃を当てようにも・・・下も横も炎で防がれる!攻撃のしようが・・・!)」
吉良「」ダダッ
プライド「!」
グルッ
大佐「」ニヤ
バッ
ガシュッ
プライド「!しまっ・・・」
ドゴオオオオオオオン
エシディシ「・・・あ?」フイ
イルーゾォ「どうしたんだエシディシ?」
エシディシ「今建物全体が揺れたような気がしたんだが・・・」
ギアッチョ「気のせいじゃあないのか?」カツカツ
ワンチェン「・・・いや、柱の男の感覚をなめてはいかんと思うぞ」
メローネ「まあそうかもだけどさ・・・」ポリポリ
メローネ「ん?」
人形兵「ウオー・・・ウアアー・・・」ゾロゾロ
イルーゾォ「さっきの死骸の奴らか・・・」
大佐「火力10倍だ。マッチ10本を同時に擦らせてもらったよ」ポイッ コトッ
大佐「もうさすがに終わっ・・・」シュル
大佐「!」
プライド「危ないところでしたよ、もう賢者の石も尽きそうです」シュルルルルルル
ヒュッ
大佐「うおッ・・・」ザクザクザク
ブシュッ
大佐「がッ」
プライド「食料になってもらいますよ」
大佐「・・・くッ!」
バババババ ロォオー ドンドン
人形兵「ウー・・・」ユラッ
リゾット「メタリカが効かない・・・!?まさかヘモグロビンがないのか!?」
ナランチャ「撃っても効果ねーぞ!」バババ
ミスタ「く・・・!」ダンダンダン
フーゴ「パープルヘイズも効かない!どうなってるんだこいつら!?」
ブチャラティ「(俺とアバッキオしか戦えないのか!これは苦しいぞ!)」ジィーッ バッ
アバッキオ「はあッ!」メギャッ
ドガッ バキィ
ワムウ「闘技、神砂嵐!」ドゴウ
ドサ ドサ ドサ
ヌケサク「うお・・・一瞬で」
サンタナ「手足がもげても行動できるとは、吸血鬼に匹敵する体力のようだ・・・食う以外に殺す方法はないのかもな」ズブズブ
ブラフォード「一応、顎を切り落とせば咬まれることはないぞ」シャキン
ヴァニラ「とりあえず空間ごと消してしまえばいいだろう。話を聞くに、核を破壊すればいいのだろう?」
テレンス「(私、来た意味あったのかな・・・)」
ヌケサク「早くDIO様に日焼け止めを渡さなくては・・・」
テレンス「今は5時12分だ。急がなければ太陽が出るぞ」
イルーゾォ「・・・鏡があってもなくても意味がないッ!強すぎるッ!」
ギアッチョ「何言ってんだお前」カキィーン
イルーゾォ「え」
ギアッチョ「余裕じゃねえか」ドゴオ バキッ
メローネ「本当だよ・・・核を取り出せばいいだけじゃないか」カタカタ
エシディシ「そのマヌケな面を焼いてやるッ!」ブジャアアアアアア
ワンチェン「首を切り落とせばそれまでッ!脳ミソすくいとってやるね!」ズバッ
シュババッ カキィイーン ピシッ
イルーゾォ「・・・」
アバッキオ「うぐッ」ガシィ
ブチャラティ「!」
人形兵「」ガパッ
ブチャラティ「アリィ!」ドゴオ
アバッキオ「・・・助かった、ありがとうブチャラティ」
ブチャラティ「アバッキオ、少し休んでいろ」シュッ…
ブチャラティ「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ」ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
ブチャラティ「アリーヴェ・・・デルチ!」ドッゴオオ
ボトボト
リゾット「おお!」
アバッキオ「らァ!」ベキャッ
人形兵「ぶぎッ」ドサッ
ナランチャ「銃が効かねえってんならよォォーーーーーッ!爆破してみるだけだぜェ~~~~ッ!!」ドゴオオオッ
人形兵「グギャアアアアアア」ボッ
シュウウウウウウウ
ナランチャ「よし!」
オバッキオ「よくやったナランチャ!」
リゾット「・・・爆弾は効果あるみたいだな」
ジャカッ
ミスタ「こっちの攻撃は効かねえからうらやましいぜ!」ダンダンダン
\シネ!/\モットデッカクシテヤルゼェーッ!/\アリアリアリアリ!アリーヴェデルチ!/
猫草「ニャッ!」ドン
グオオオッ
バキィッ
プライド「ッ!?」
吉良「」カチッ
プライド「ぐむッ!」ドゴオオン
吉良「くッ」ガシッ
大佐「ムオッ!?」ダダダ
吉良「一旦退くぞ!」ダダダダダダダ
シュトロハイム「着いたな」ザッ
シュトロハイム「よォーし!奴らの城にこれより突入するぞォ!」
一同「はッ!」バッ
シュトロハイム「我が軍がついに開発したァァァアアア・・・ラントクロイツァーP1500の出番だァァァアアアアッ!壁を打ち破れェェエエエイ!」バッ
ガシャン
ゴトン
一同「発射準備、完了!」
シュトロハイム「よし・・・撃てェェェエエッ!」
ズドォォォォオオオオオオオン
人形兵「ぎゅッ!?」ギュルギュルギュル
バゴオォッ
ジョリーン「ふう」ドゴォーン>
ジョルノ「お見事ですね。僕もゴールドエクスペリエンスレクイエムなら余裕なのですが」パチパチ
ジョニィ「言い訳してないで戦えよ」パカパカ
ジョルノ「いえいえ・・・ゴールドエクスペリエンスは戦闘向きのスタンドではないので」
ジョリーン「長いねスタンド名」
ジョニィ「まあ大統領の方が長いけど・・・」
ジョニィ「・・・それにしてもさっきから轟音がするなあ・・・」グビ
ジョリーン「うん・・・」
吉良「」キキッ
吉良「このへんでいいだろう・・・まだ煙も上がっていて視界はよくない。・・・大佐、錬金術は使えるな?」
大佐「え?・・・ああ」
吉良「・・・少し考えがある」
大佐「どんなだ?」
吉良「あのホムンクルスを囲うように壁を練成してもらえないか?」
大佐「壁?」
吉良「ああ。そこから、砲弾を撃ち込めるような設計で」
大佐「ふむ・・・」
サスサス
大佐「・・・」
大佐「これは・・・強化コンクリートか。炭素繊維や鋼繊維が多く含まれているな・・・」サスッ
吉良「分かるのか?」
大佐「まあな。・・・ふむ、これならプライドの攻撃でも突破できないかもしれんな。まあ念には念を入れるか」パン
バチッ ビリビリ
吉良「・・・」
大佐「じゃあ始めるか。うちの部下が危ういしな」バッ
パアン
中尉「くッ」シピッ
中尉「(銃が使えなければこんなにも・・・こんなにも非力だなんて!)」バキィ
プライド「面白いですね、下等生物が踊り狂う様は」シュッ
中尉「!」
プライド「ですがそろそろ」
中尉「あッ・・・!」ズバッ
ヨロッ
プライド「終わりにしますかね」ズズズズズ…
中尉「」ダッ
プライド「フフッ」
バチッ
プライド「!」ドゴゴゴゴゴゴゴゴ…
プライド「これは!?」ゴゴゴゴゴゴ…
お父様「・・・壁か?」ゴゴゴゴゴ…
プライド「このままでは・・・光を塞がれる!」シュッ
ガキッ
プライド「・・・何?」ガッ ゴッ
プライド「・・・!」ゴギン
大佐「繊維補強コンクリートだからな。もちろん、その上から炭素でコーティングも施したが」ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
プライド「く・・・!」ギリギリ
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…ゴゴ…ン…
大佐「フー・・・」ペチペチ
中尉「・・・どうなったのですか!?」ヨロ
吉良「なんとか閉じ込めたところだ。この後大事をとって殺すところだ」
中尉「・・・」
大佐「手筈通り頼むぞ、吉良」ザッ ザッ
大佐「」パン
ダン
バチバチバチ
ゴグン…
ドドドン
スライサー「来たか・・・」チャッ
ワムウ「?」
ヴァニラ「何者だ?」
スライサー「私はナンバー48、スライサーだ。もともとは死刑囚で・・・魂を鎧に定着させられたのさ」ガポッ
ヌケサク「カラだと!?」
スライサー「フフ・・・この血印を破壊すれば君たちの勝ちだ」
サンタナ「弱点をわざわざ教えるというのか・・・」
スライサー「負ける気がしないからな」ガポ
スライサー「さて、殺し合いといこうか」シャキィン
ペタ ペタ ペタ
ビドー「ハア・・・グリードさん・・・どこに・・・」ペタ ペタ
人形兵「ウゥー・・・」
ビドー「!?」
ビドー「に、にんぎょ・・・」
人形兵「ウアアアアアアアッ!!」バッ
人形兵「クルァァァアアアアーーーッ!!」ダッ
ビドー「ヒ・・・ヒィィイイイーーーッ!!」
ガッ
ビドー「あ・・・ああああああああああああああああああああああ!!!」ググググググ
ワムウ「俺が行こう」ザッ
スライサー「ほう・・・上質な筋肉・・・さぞ楽しめそうだな」ガシャ
ワムウ「魂を定着させたと言ったな?その血印・・・破壊させてもらうぞ」バッ
スライサー「フン・・・どうくるかな?」
ワムウ「闘技・・・」ググググ
サンタナ「」ゾク
ワムウ「神砂嵐ッ!」
ドゴオオオオオオオオ
スライサー「!?」
コン
プライド「・・・厚さ2mはありそうですね」コンコン
バチバチ
プライド「!」クル
ゴグン…
プライド「・・・何が!?」
ドドドン
プライド「うッ」ドゴオ ドガガン ズゴン
プライド「・・・爆弾ではない!?」
バチバチ…
プライド「・・・!」
プライド「くッ!」ズガアアン ドゴオオン
プライド「(ただのコンクリートの塊を発射しているだけか)」
プライド「(爆弾になると爆風も考えないといけないので面倒でしたが・・・これでも)」
プライド「逃げ続けるにも限界が・・・!」
バチバチ
プライド「!?」キキッ
ドドドドドドドドドドドド
プライド「(小型の弾丸で攻撃しますか・・・!)」ビシュ バシュ ドシュッ
プライド「く・・・!」
ダッ
ザッザッザッザッザッザッザッザッ
シュトロハイム「止まれェェェエエエエエい!」
ザッ
シュトロハイム「どうやら粗方終わっているようだな・・・」ゲシ
シュトロハイム「よォーし!最上階から地下室まで、くまなく敵を捜索するのだァ!見敵必殺!」
一同「見敵必殺!」バッ
シュトロハイム「うむ!ただし、敵もJOJOが応援をよこす程の者だ!3班合同で行動し、安全は確保しておけェい!」
一同「はッ!」バッ
シュトロハイム「では・・・行動開始ィィィイイイイイ!」
ダダダダダダダ…
ドイツ軍人2「あ・・・シュトロハイム中将!」
シュトロハイム「・・・ん?」
ドイツ軍人2「中将は、どの班と行動するのですか?」
シュトロハイム「・・・貴様は、我が偉大なるゲルマン民族の科学をなめておるのか?」
ドイツ軍人2「」ゾクッ
ドイツ軍人2「い、いえ・・・そのようなことは・・・決して・・・!」ガクガク
シュトロハイム「ならよい」ザッ
シュトロハイム「質問の答えだ。このシュトロハイムは、単独で行動し敵を殲滅するのみ。スターリングラードの地獄のようにな・・・」ニヤ… グググ
シュトロハイム「分かったら、早く隊に戻らんか」
ドイツ軍人2「は、はい!」タタタタタ…
プライド「・・・人間ごときが!」バチバチ
ガガガガガガガガガガ
プライド「くッ!」ビシュッ ビュッ
プライド「」ダッ
スタッ
ゴグン
プライド「!」
ダッ
プライド「ッ・・・!」ドゴァァアアン
プライド「解決策は・・・!」ギリッ
左腕を関節ごと右回転!右腕を関節ごと左回転!
けっこう実戦慣れしていたスライサーも拳が一瞬巨大に見えるほどの回転圧力にはビビった!
そのふたつの拳の間に生じる真空状態の圧倒的破壊空間は、まさに!歯車的砂嵐の小宇宙!!
スライサー「ぐおおおおおおおおおおッ!?」メキメキ バキィ
スライサー「ぐふッ!」ドガン ポロポロ
ワムウ「これが神砂嵐だ・・・」
スライサー「く・・・」ピシピシ パキ グググ
ワムウ「ん?」
スライサー「まだまだァ!」グン
ダッ
ヒュッ
ワムウ「」ブン
スライサー「ぶッ」ガコォォォオオオン
ゴン ガン ゴロッ…
ガシャア
ヌケサク「ケケケ・・・首だけになっちまったなァ!ぶっ殺させてもらうぜェ!」グイ
スライサー「・・・」
ヌケサク「俺様に臆したか?ケケケケケ!」
スライサー「・・・実に愚かだな。相手が勝ち誇った時、既にそいつは敗北している」
ヌケサク「・・・は?」
スライサー「なぜ私の本体が頭だけだと思っていた?」
ヌケサク「!?」
プッチ「む・・・」
DIO「気付いたか」
プッチ「DIO・・・?」
DIO「ああ・・・立てるか?」ス…
プッチ「テッ・・・く・・・」ヨロヨロ
ゴリさん「大丈夫なのか旦那?」
DIO「この程度でへたばるプッチではない」
ハインケル「だといいが」
プッチ「・・・ダリウスにハインケル・・・だったか?」
ゴリさん「!」
ハインケル「覚えていてくれてたのか」
吉良「そろそろいいだろう」スッ
サワ…
吉良「終わらせよう。ホムンクルス」
プライド「・・・!?」
ス…
カチッ
ドン
プライド「!」
プライド「うッ・・・」ズザア
プライド「ぐッ・・・!床が・・・!」
プライド「(だがこのおかげで光が・・・!)」
ニヤ
プライド「ツメが甘いですね。吉良!」シュルルルッ
ス…
吉良「フッ」カチ
プライド「なッ・・・」
カッ
ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン
ゴゴゴゴゴゴゴ
承太郎「ッ!」グラッ
仗助「何だ!?」
ズズ…ン…
定助「・・・!?」
承太郎「何かが・・・爆発したのか?さっきからやたらでかい音が鳴るが」パンパン
定助「さあ?とにかく、仲間の攻撃が敵の攻撃かわからない以上は・・・」
仗助「まあな・・・」
承太郎「・・・」
モクモク
プライド「あ・・・ああ・・・・・・あ・・・」シュウウウウウウ…
プライド「(賢者の石が・・・尽き・・・)」フラッ
バタッ
吉良「・・・」
プライド「く・・・あ・・・」シュウウウウ
大佐「・・・」
プライド「ち・・・父・・・上・・・」ボロッ
ボロボロ
シュウウウウウウウウ…
シュウウウウウ…
中尉「・・・銃弾の予備パックがありました」パコッ
チャッ チャッ チャッ チャッ…
ジャキッ
大佐「・・・さて、いよいよ本丸を倒すぞ。マッチも底をつきそうだから、もっぱら普通の練成の攻撃になるが」キュム
猫草「キシャアアア・・・」
吉良「・・・フウ」
吉良「誰と闘ったとしても、わたしは負けんがね」ドギュン
お父様「・・・フン」
Dio「く・・・」ヨロ
吉良「Dio!」
Dio「何が・・・あった?なぜ・・・照明が消えている?」
吉良「・・・は?」
Dio「真っ暗で・・・何も見えん・・・プライドの仕業か・・・?」
Dio「明かり・・・明かりは・・・」フラ
中尉「・・・!」
大佐「まさか・・・視力を失ったのか!?」
吉良「!?」
大佐「彼は、プライドに振り回された私と衝突して倒れた」
大佐「その際、脳震盪が起きていたのではないか?脳震盪は、一時的な失明をもたらすと聞く」
吉良「なるほど・・・」
Dio「・・・感心している場合か!」
吉良「だがどうする?荷物を増やすわけにはいかんぞ」
Dio「・・・情けないが、どうやら俺らが荷物になっても心配ないようだぞ?」フラ
吉良「?」
Dio「応援が・・・すぐそこまで来ている」ニヤ
ドガアアアアアアン
一同「!?」
オリヴィエ「ここか?連中の本丸は」パラ…パラ
フー「初めての対面じゃな」パキポキ
イズミ「こっちは数日ぶりね」パタパタ
お父様「・・・」
バッカニア「さあ、やろうぜホムンクルス」ガシャン
バリー「へへッ、裏切らせてもらうぜェ!」シャキン
お父様「どいつもこいつも・・・人間の寿命は短い。死に急ぐこともあるまいに・・・」
バリー「ヘッ!先にあんたを地獄に送ってやるぜ!」ダッ
一同「」ダッ
お父様「・・・ほう」
後はお父様戦とスライサー戦だけになります
ああ長かった・・・
スライサー「終わりだ、貴様は」
ガシャ
ヌケサク「!」
ヒュッ
ヌケサク「ぎッ!」ズバアッ
ヌケサク「ば、馬鹿なッ!」
ドサッ
ガランガラン
スライサー「言っていなかったがね・・・殺人鬼スライサーは兄弟なのだよ」
ガシャ…
テレンス「・・・!」ギリ
ブラフォード「卑怯な・・・!」
スライサー弟「闘いに卑怯なんてものはないな。戦争だって、敵軍に奇襲攻撃をかけたり・・・一般市民を爆撃したりしているじゃないか」
スライサー兄「闘いと戦争を区別して考えるのか?どちらも殺し合いだ、境界線は曖昧だろう」
ワムウ「・・・!」
サンタナ「虫唾が走る・・・!」ギリ
スライサー弟「カスが・・・激昂するな」シャキン
スライサー弟「ふむ・・・ヒビ割れのせいでうまく動けないが・・・さて、誰から殺そうか、兄者」
スライサー兄「そうだな・・・まずはそこの剣を持った長髪の男にするか」
スライサー弟「了解♪」
ダッ
ブラフォード「くッ!」シャキン
キィン カキン シュキィィイイン
ブラフォード「・・・」ズザザ
スライサー弟「フン・・・退いたか」ガシャ
ブラフォード「」グンッ…
ダッ
スライサー弟「!」
スライサー弟「(ジャンプしつつ、剣を体の後ろに・・・!右手で振り下ろしてくるか!?左手か!?いや、足ということもありうる!)」
ブラフォード「」フワッ
シャキン
スライサー弟「何ッ!?髪の毛!?」
ヒュン
スライサー弟「くッ」ガキッ
バキィィィイイイイン
スライサー弟「あッ・・・」
ブラフォード「・・・血印が出てきたようだな」スタッ
スライサー弟「貴様・・・!」
ヒュッ
ガオン
スライサー弟「なッ!?」
スライサー兄「!?」
ブロロロロロロロ…
SPW「まさかウンガロがスタンド使えなくなってるとはな・・・」
ウンガロ「使えないんじゃなくて使わないんだよ。漫画について研究してるうちに漫画やアニメが好きになっちまって・・・娯楽で人を傷つけるのはどうかと思って」
花京院「なるほど」
康一「なんて漫画ですか?」
ウンガロ「ワンパンマン」
ヴェルサス「あー・・・ボロスかっこいいよな」
リキエル「どっちかと言えばメルザルガルドの方が好きだな」
SPW「俺はモブサイコ100の方が好きなんだがなあ・・・」クチャクチャ
億泰「最近の盛り上がりは異常だよな」
露伴「そうだな。あの少年の実力はどれくらいなんだろうな」
SPW「・・・にしても由花子は連れてこなくてよかったのか?」
露伴「プッツン由花子を?馬鹿言え、あほの億泰がいるだけで手一杯なのに」
康一「ちょ、先生」
億泰「てめえ先生よォ~!言い方ってもんが・・・」ガタッ
花京院「まあまあ少し落ち着いて」
露伴「セーフティロックをかけさせてもらった」シャッ
億泰「うぐ・・・!」
露伴「お前は頭が悪いからな。攻撃まで時間がありすぎだ。喧嘩するなら口よりも先に手を動かせ」
億泰「・・・」ストン
露伴「・・・ところで、何で和解したとはいえ殺人鬼と一緒に行かなくちゃあいけないんだ?」
アンジェロ「こっちだって自分を岩にしやがった奴の仲間と一緒に行きたくねえよ!ムカつくぜェ~!」ガタッ
エニグマ「こっちは本にされた挙句、図書館に勝手に寄贈されたんだぞ!?この苦しみがわかるのかよ!?」
音石「俺はこいつ等とは違って改心したろ!?今はジョセフ・ジョースターの介護も手伝ってんだぞ!?」
三人「ぶッ殺すぞてめえ!」
露伴「全然改心してないな音石・・・第一、和解しても奥底には憎しみがある物だろう」
康一「まあ否定はしませんが・・・」
三人「おい」
SPW「そんなことより、もうすぐ敵のアジトだぜ!」
リキエル「もうか・・・」
康一「」ドギュン
イギー「」クチャクチャ
スライサー弟「何だ今のは!?」
スライサー兄「(危ない・・・!あと数センチ弟が右にいれば、血印を消されて死んでいた・・・!)」ゾク
スライサー弟「!」グラ
スライサー弟「(まずい・・・バランスが!)」グラア…
スライサー兄「なッ」
スライサー弟「(倒れ・・・!)」
ガオン
スライサー兄「!!??」
スライサー弟「」ガシャアアアン
スライサー兄「・・・は?」
スライサー兄「お、おい・・・」
スライサー弟「」
スライサー兄「おい・・・!」
テレンス「うまくいったな」
ワムウ「何度見ても恐ろしいな」
ヴァニラ「まあな」バッ
スライサー兄「・・・!」ギロ
ヴァニラ「・・・」
スライサー兄「貴様らァ・・・!」
サンタナ「」ヒョイ
スライサー兄「!」
スライサー兄「ちょ・・・やめろ!やめろ!やめてくれ!やめてえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!」
サンタナ「」ツウ…
スライサー「ぎゃああああぁあぁあぁあぁああぁあぁぁぁあぁあぁああぁぁあぁあぁあぁあぁあぁああぁあぁぁぁあぁあああぁあぁああぁーーーーーーーッ!」
ブツッ…
サンタナ「・・・死んだな」ポイッ
ゴトッ
ヴァニラ「早くDIO様のところへ・・・」
大佐「フン!」シュッ ボッ
お父様「」バチチッ
ズゴゴン
ドゴウ
…シュウウウウウウウウ
吉良「(ノーモーションで練成を!?)」
フー「(化け物め!)」バッ
ヒュヒュヒュ
お父様「・・・」ガキキン
バラバラ
フー「バリアーか!」ギリ
お父様「」バチチッ
シャキィン
バッカニア「!槍が地面から!」
ドシュシュシュシュッ
フー「ヌウゥ!」バッ
キキキキキキン
バラッ
ボト カン ゴトッ
バッカニア「いいぞ爺さん!」
フー「フッ」
フー「」ダッ
ブン
お父様「」ガキィィィン
バッカニア「うらああああ!」ブン
お父様「」ドガガガガガガガガガ
オリヴィエ「フン!」ヒュッ
お父様「・・・」キィィィン
お父様「うっとおしいぞ・・・この下等生物が」
少佐「!」
お父様「」バチバチッ
カッ
吉良「!?」
フー「な・・・何じゃこの光は!?」
大佐「うぐ・・・!?」
オリヴィエ「チッ」
フワッ
シグ「な・・・」
ドゴオオオオオオオン
大佐「むぐ・・・!」グググ
Dio「何・・・」ガラガラ
お父様「・・・」ザッ
お父様「もろいな。人間というのは」ザッ
中尉「」ジャキィ
ドンドンドン
お父様「無駄だ」キンキンキン
お父様「・・・さて、こちらも新しい駒が欲しかったところでな」ス…
少佐「・・・!」
お父様「私の駒は人形兵を除き全滅した。なので、諸君らに新たな駒になってもらいたいのだがな」
中尉「・・・」ギリギリ
お父様「今からでもよい。この中で、私に忠誠を誓える者はおらぬか?」
一同「・・・」
お父様「・・・いない、か。では仕方がない」
お父様「死んでもらおう」
吉良「させるか!」カチッ
ズドドドドン
お父様「ムオッ!」ブワッ
吉良「空気弾!」ドン
お父様「!」
お父様「ぐむうッ!」バゴオオン
お父様「く・・・!?」バチバチ
吉良「(そうか、あいつのバリアは、ラブトレインのように自身への攻撃をすべて自動で弾くわけではないのか・・・)」
吉良「(おそらく、あいつが認識した攻撃のみを弾くんだろう・・・いちいちバリアを張ったり消したりしているのか)」
少佐「おい君!奴への攻撃は君が先頭に立って行ってくれ!」
吉良「・・・え?」
少佐「君の攻撃を奴は防げていない!我々の攻撃ははじかれるからな・・・君は本体を直接攻撃し、我々はバリアを攻撃して賢者の石の残機を削る!」ガアン
ダン
バチバチッ
少佐「頼むぞ!」ドドドン
ガアアアアアアンン
お父様「(今警戒すべきはあのドクロの男。後は取るに足らん)」
大佐「」パアン
ダン
バチチッ
大佐「ブリッグズの戦車を真似させてもらった!」ズン
ドオン
お父様「・・・無意味だな」ガゴオオオオオン
フー「一気に畳み掛けるぞ!」
中尉「吉良さん、お願いします!」
吉良「(何でこんなことに・・・)」
人形兵「ウルー・・・」
シュトロハイム「我がナチスの科学力はァァァアアアア世界一ィィィイイイイッ!」
シュトロハイム「おれの体はァァアアアアアアアーーッ!我がゲルマン民族の最高知能の結晶であり誇りであるゥゥウウウ!つまりッ!すべての人間を越えたのだァアアアアアアアアアアアア!!」バッ
シュトロハイム「1分間に3000発の鉄甲弾を発射可能ッ!30mmの鉄板を貫通できる重機関砲だッ!一発一発の弾丸がァァアアアおまえの体を削り取るゥゥウウウ!」ガシャコン
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
人形兵「ブギャッ」ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
人形兵「イデエ・・・」ヨロヨロ
シュトロハイム「さらにさらにィ!サンタナのパワーを基準にイイイイイイイ・・・このシュトロハイムの腕の力は作られておるのだアアアア!!」カション
シュトロハイム「貴様の体をアァーーーーッルミ缶を潰すように、グシャグシャの残骸にしてくれるわッ!」バッ
バキィ メキメキメキメキ
グシャア
シュトロハイム「フィーーーーーーーーッヤッハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」ドドドドドドドドドドドドドドドドド
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ジョセフ「うひ~・・・シュトロハイムの野郎、派手に暴れてんなあ」コソコソ
ジョナサン「ジョセフ、彼はいつもあんな感じなのかい?」ヒソヒソ
ジョセフ「ああ。いつもだけど、戦闘中はさらに磨きがかかってる」
ジョナサン「・・・まるでスピードワゴンみたいだ」
ジョセフ「スピードワゴンの爺さんに失礼じゃね」
シュトロハイム「世界一ィィィイイイイイイイイ!」ドドドドドドドド
ジョナサン「まあ彼に任せておけば安心だね。僕らは隠れておこう」ドドドドドドド
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…
猫草「キシャア!」ドン
お父様「ムウ!」ドゴオオン
吉良「」カチ
お父様「ぐッ」ズドドドドン
お父様「」スタッ
お父様「(どういう訳だ・・・全く見えん!)」ドゴオン
シグ「フン!」ドゴドゴオ
お父様「・・・」
お父様「ヌウ・・・!」
シグ「!」
バッ
ガシィ
シグ「なッ」ギギギ
お父様「邪魔だ」メキメキ
ブン
シグ「うおおッ!?」ギュオッ
中尉「!」
ズガアアアアアアアアアアン
ガラガラ
イズミ「あんた!」
オリヴィエ「あんな遠くまで人を片腕で投げ飛ばすとは・・・!」ギリ
大佐「」パアン
少佐「」ガアン
イズミ「」パン
バチバチバチッ
お父様「!」
少佐「重火器で一斉攻撃だ!」ガコン
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
お父様「・・・」ドゴオオン バガアアン
お父様「(この連中は問題ない。問題なのはあの男だ)」ズゴオオオオン
お父様「さて・・・」ギン
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ズドドドドッ…
ドイツ軍人16「何だこいつ・・・銃が効かないッ!」カチカチ
人形兵「キョエエエ・・・」
ドイツ軍人21「ドイツ軍人はうろたえないッ!アメ公から奪い取ったランチャーの出番だろうッ!」
ドイツ軍人24「そうだッ!銃は効かなくとも、ランチャーなら一撃よッ!」ガション
クイッ
人形兵「グピッ」ズドオオオオン
ドイツ軍人24「やったぞッ!」グッ
ドイツ軍人18「よし!皆銃を捨てろッ!奴らに通用するのはランチャーのみッ!」
お父様「諸君。君たちは、7人のホムンクルスがどこから生まれたか理解しているかね?」
大佐「・・・?」
お父様「私があの7人を作った。つまり、あの7人の能力は全て私も持っているというわけだ」
中尉「・・・!」
お父様「この最強の目をもってすれば、そこの男!貴様の攻撃の仕組みなど簡単に見抜けるぞ」ギン
吉良「なッ」
お父様「ほおう・・・猫のような姿をした人間がいるな。これがプライドの言っていた「霊」か?」
お父様「体内に異様な植物がいるな・・・フフ、攻撃してみろ!貴様のトリックを見抜いてやろう!」
吉良「・・・」
フー「させるものかッ!」ヒュッ
キィィィィイイイイン
お父様「・・・うっとおしいな」
大佐「クッ」パン バチッ
ドゴオオオオオオオオン
少佐「フウン!」ガアン バチッ
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ガゴオオン ガアアアアン ドゴオオン
お父様「・・・貴様ら虫けらには用はないのだよ」バリッ
ビシビシ ゴガン
一同「(地割れッ・・・!?)」バッ
スタタッ
大佐「バリアで炎は防げても、熱までは防げないはず!」シュッ
お父様「!」
大佐「蒸し焼きだッ!」ドゴウ
少佐「大佐!手伝います!」ガアン
バチバチ
ドゴゴゴゴ…
お父様「(なるほど、包んで炎が逃げないようにしたか)」
ゴウ
お父様「よく考えたが・・・小賢しい」バチッ
ドグアッ
一同「!」
オリヴィエ「くッ!」ブワッ
フー「・・・錬金術が全く効いておらんぞ!壁もかき消された!」
バッカニア「・・・」
ダッ
お父様「む?」
バッカニア「・・・だったら!肉弾戦をォ!挑むまでェ!」
オリヴィエ「・・・!やけになるなバッカニア・・・」
ブン
ガィィィィィイイイイイイイイイ
バッカニア「うらああああああ!」ギギギギギギギギ
お父様「・・・」
フー「」バッ
お父様「!」
フー「」シャッ フッ
キィン カィン カキィィイイン
バッカニア「うらァ!」ゴィィィイイイイイン
バリー「うらァ!」キィィィイイイイン
お父様「・・・邪魔だッ!」バリバリ
バッカニア「ぐおッ」ドゴオ
フー「ぶッ」ゴスウ
ヒルルルルルルルルル…
二人「がッ」ドサドサッ
お父様「・・・」
大佐「く・・・」パン
お父様「」バチッ
大佐「ぐおおッ!?」ドグアアアッ
少佐「大・・・」
バリッ
少佐「くおッ!」ブワッ
バリー「え・・・」ブワッ
ギュン
ドカアアアアン
ドサッ バラバラ
オリヴィエ「(馬鹿な・・・壁まで優に200mは離れているぞッ!)」
吉良「(やむを得ん!)」ドン
お父様「!」
お父様「・・・ほう」ガアアアアン
吉良「なッ」
お父様「これが貴様のトリックか・・・空気を圧縮して発射し、同時にそれを霊で触って爆弾化。スイッチで爆破するというわけだな・・・」
お父様「ここまでわかれば、もう1つの攻撃も楽にわかる。霊で床を触り、床を爆弾にしたのだろう。爆弾化させる範囲を調節できるとはな」
吉良「(こいつ・・・!)」
お父様「さて、どうするかね?」
オリヴィエ「・・・」ギリッ
オリヴィエ「く・・・」ガシャッ
お父様「」バリッ
オリヴィエ「うあッ!」ドゴオオオオン
フー「ヌ・・・」ムク
トッ
フー「・・・ッ!」
お父様「吹き飛べ」グン
フー「ぐおおおおおおおおッ」ギュン
ズガガガガガガガガガガガ
シュウウウウ…
吉良「・・・!」
バッカニア「うお・・・」ムク
ピトッ
お父様「グリードの炭素硬化の真似ごとか・・・」グググ
バッカニア「(なんだ!?軽く指で押さえられているだけなのに・・・!立てねえ・・・!)」グググググググ
お父様「だが脆いな」ピッ
バカアアアン
バッカニア「・・・!」
お父様「失せろ」バリッ
ズゴン ギュオッ
バキィィィイイイイ
バッカニア「あばッ」ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオン
吉良「く・・・」カチ
お父様「む」サッ
ズドドォォオオオオオン
お父様「攻撃を察知できていれば警戒する必要もないな」
吉良「・・・」ギリ
お父様「貴様は弱すぎた」
ス…
吉良「・・・?」
お父様「しかし、ラストを1度殺し、エンヴィーも殺し、私も傷つけられたからな・・・本気で消し飛ばしてやろう」
ゴウ
吉良「な・・・」
ゴッ
ドゴゴォォォォオオオオオオオオンン
シュウウウウウウウウウ…
お父様「(死んだか)」バッ
ス…
お父様「さて、ゴミ共を抹消するとしよう」バリッ
バチバチバチ
ズゴン
お父様「・・・」ゴゴゴゴ
ドドドドドドドドドドドドドドドド
SPW「ついた」キキッ
リキエル「・・・」ガチャ
露伴「この建物か」
SPW「ああ。全員既にこの建物の中に突入した。敵はあとプライドとかいう奴とお父様だ」
億泰「しっかしでけえなあ~SPW財団の施設か?」
SPW「違う。こりゃあDIOの部下が改築した建物だ」
アンジェロ「・・・」バタン
音石「早いとこ行こうぜ」
SPW「俺も同行させてもらうぜ。・・・なに、武器の扱いには慣れてらあ」ガコン
SPW「よっと・・・このハンマーを持ってくぜ」パシ
露伴「よし。じゃあ行こうか」
シュウウウウウウウ…
カーズ「やけに騒がしいと思えば・・・無様だな吉良」
吉良「カーズ・・・!?」ガラッ
カーズ「この程度の攻撃も防げないとは・・・俺がこなければ死んでいたな」
吉良「・・・」
カーズ「あとの連中は無事だ。・・・おそらく」コオオオオオオ
吉良「そうか」
カーズ「どれ・・・」パリパリパリ
吉良「・・・助かった」
カーズ「・・・それよりも屋上に上がっていった奴のことに集中しろ」
パリパリッ
シグ「む・・・?」
カーズ「よし、治ったな」
シグ「お、お主は・・・?」
カーズ「・・・この男の仲間だ」クイ
シグ「・・・」
イズミ「ソイツの言うことは本当だよ。信じな」
シグ「ふむ・・・」
Dio「・・・で、どうする?上に上がっていったんだr・・・」
ドゴン
一同「!!!」
DIO「・・・何だ?今の音は・・・」
ゴリさん「上の階だ」
プッチ「・・・」
ハインケル「まずは屋上に行ってみるべきだな」
DIO「ちょっと待て、紫外線は・・・」
ヴァニラ「DIO様ッ!」タタタタ
DIO「ヴァニラ!」
ヴァニラ「日焼け止めをお持ちしました!」サッ
DIO「ほう・・・気が利くな」
ヌケサク「では行きますかDIO様」
オオオオオオオオオオオ…
お父様「夜明けか・・・」
タタタタタタタタ
お父様「む?」
ドイツ軍人3「貴様ッ!動くな!」ガシャッ
ドイツ軍人1「少しでも妙な動きをすれば!このドイツ軍精鋭部隊がッ!米軍のSMAWを改造した新型ランチャーで貴様の体を完膚なきまでに玉砕するッ!」
お父様「・・・呆れる・・・。どうやら人間は「退化」したようだな」
ドイツ軍人5「貴様何をごちゃごちゃと・・・」
お父様「撃ってみるがよい。その貧弱な銃を・・・」
ドイツ軍人6「ぬ・・・」ガチャッ
ドドドドドドドドドドドドドドドド
ドドドドドドドドドドドドド
ドイツ軍人4「これだけの一斉砲撃を受けて生きていられるわけがなかろうッ!」ドドドドドドド
ドイツ軍人7「い・・・いや・・・そうでもなさそうだぞ・・・」ドドドドド
ドイツ軍人1「おッ・・・おかしいぞ!手ごたえがまるで・・・まるでないッ!?」ドドドドドドドド
ドイツ軍人2「バッ・・・バカな!弾が全て弾かれるゥゥゥウウウウ!?」ドドドド
お父様「弱い・・・弱すぎるぞ」
スッ
ボッ
ドイツ軍人6「へ・・・」
ドグアォォォォオオオオオオン
シュウウウウウウウウウウウウウウウ…
バタン
お父様「む」
エド「てめえ・・・!」グググ
大統領「・・・貴様がこれをやらかしたのか」クイ
お父様「・・・そうだが」
大統領「そうか」バッ
大統領「(こいつを放っておけば日本が滅び、ロシアや中国を封じ込めることができなくなる!それどころか、我が国もいずれ滅ぼされる可能性もある・・・)」
大統領「Dirty deeds done dirt cheap」バッ
ズラッ
お父様「!」
一同「我が祖国のため、貴様には死んでもらう」ジャキジャキジャキ
ドドドドン
お父様「・・・」ピシュン キイイン
大統領7「・・・バリアかッ!」
グリード2「大丈夫だ。そのまま攻撃しろ」
大統領3「しかしそれは意味がないだろう・・・」
グリード1「奴のバリアは、体内の賢者の石を消費して作られている。つまり、あのバリアを攻撃しまくれば、その分奴の賢者の石も減る!」
グリード2「賢者の石が尽きれば、奴は体内の「神」を抑えきれなくなって消滅するってわけだ」
大統領2「よく分からんが・・・攻撃すればいいのだな?」
大統領9「(しかし・・・害悪が到達しない以上私たちは無力だ・・・くッ)」
バタン
ダダダ
DIO「ファ、ファニー!?」
プッチ「あれが「お父様」か!?」
ゴリさん「そうだ、あいつだ!」ギリ
エド「ゴリさん!」クル
ハインケル「よう」
ヴァニラ「・・・どうやらバリアを張っているようですね」
DIO「ではとっととバリアを破るぞッ!」ダッ
プッチ「ああ!」ダッ
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ!」ドゴドゴドゴドゴドゴ
プッチ「フン!」ドガアッ
大統領「」バキュン
ヌケサク「シイッ!」バキッ
DIO「(・・・これだけ攻撃をしても破れないとは・・・!)」
ワムウ「闘技!神砂嵐!」ゴウ
グワアアアアアアアアアア
お父様「・・・」ゴオオオオオオオオオオ
お父様「・・・ほう。面白い技を使うな」
ワムウ「・・・!」ギリ
サンタナ「この原始人がッ!」ヒュッ
お父様「!」
ベトベチャッ
お父様「(・・・この肉片・・・妙に引っかかるな・・・)」
お父様「(この違和感・・・まさか賢者の石のエネルギーを吸収しているのか?)」
ズズズズ ベチョッ ベタ
お父様「(しかし・・・この程度の肉片なら問題はない)」
お父様「一気にかき消し・・・」
ガオン
お父様「!?」
お父様「なッ・・・!」シュウウウウウウ
お父様「(これは!?)」
ガオン
お父様「ッ!」
バチバチバチ
エド「・・・!」
お父様「この私の頭を一瞬にしてかき消すとは・・・!」バチバチ
DIO「!」
DIO「(頭を消されても生きていられるのか・・・!ひょっとしてカーズ並みか・・・!?)」
お父様「・・・」
ガオン
お父様「くッ・・・」バチバチ
お父様「今ので見切ったぞ」ギン
ヴァニラ「!」
グイン
ゴオオッ
お父様「・・・」
バガアアアアアアアアアアン
一同「!?」
シュウウウウウウウウウウウ
お父様「・・・見切ったと言っただろう?」
ヴァニラ「・・・!?」
ヴァニラ「(馬鹿な!私の暗黒空間はスタンド使いにも察知できないというのに・・・!)」
お父様「少しは冷や汗をかかされたかな」ス…
DIO「!」
DIO「ザ・ワールド!時よ止まれッ!」ドギュウウウン
お父様「」ピタッ
DIO「(今のうちに殺す!)」ダダッ
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!」ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
DIO「(10秒の間にできるだけ拳を叩き込んでやるッ!)」ドゴドゴドゴドゴ
DIO「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYーーーーーーーッ!」ドグシャアア
DIO「そして時は動き出す!」ダッ
お父様「ぐむおぉおッ!?」バグオオオオ
DIO「ぎッ!」ガイイイイイイン
お父様「ヌッ・・・!」ドガッ ゴッ ゴロゴロゴロ
DIO「うぐッ」ゴガン バキィ ズザザ
DIO「(・・・時が動くと同時にバリアが張られたのか・・・!)」グググ
カーズ「よし・・・準備はできたか?」バサッ
大佐「ああ」
Dio「目も元に戻ったしな」
カーズ「では行くぞ。普通なら1500mなぞ5秒で飛べるんだが・・・この人数だと20秒くらいかかるな」バサ
吉良「(充分早いだろうに)」
バサッ
バサバサバサバサバサバサ
バリー「おお・・・」
ドンッ
ギュン
バッカニア「しかし・・・奴は「神」になった存在だぞ。こっちの世界に来てパワーアップしていることだって・・・」
カーズ「・・・「神」か」
クスッ
カーズ「フフ・・・「神」はこの世に1人で十分だ。そしてその「神」とは・・・」
カーズ「このカーズのことだッ!」ドン
Dio「・・・だといいがな」
カーズ「頂点は常に1人、このカーズだ。奴は「神」と名乗って自分に酔い狂ったただのカスだ」
カーズ「どちらが真の頂点か・・・答えは目に見えている」ギュオオオオオオオ
お父様「く・・・」バチバチ ズズズ
DIO「(しかし・・・時止めを連続して行うことは不可能だ・・・)」ギリ
お父様「爆散しろ」ス…
DIO「!」
プッチ「DIO、あぶn・・・」
ドン
一同「ッ!!」
グオオオオオオオオオ
ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
お父様「ぐ・・・」ガクッ
お父様「(さっきから何が・・・!)」
カーズ「」ヒュ
お父様「うッ・・・!?」
ズバアッ
お父様「お・・・!」
エド「体を・・・真っ二つに!?」
カーズ「頂点は・・・常に1人ッ!」ボッ
お父様「!」ガシイ
カーズ「貴様の賢者の石を・・・もらうぞ!」
>>628の続き
お父様「ん?」
カーズ「・・・なぜ2度も同じ攻撃を受けなくてはならないのだ・・・」バサッ
お父様「貴様は・・・」
カーズ「感謝して死ね」バサア
ヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュ
お父様「!」ガキィン キイン シュキィィイイン
パラパラ
お父様「・・・ほう」
カーズ「(バリアーか・・・)」
お父様「・・・」
カーズ「地面を伝わる波紋ッ!」ドゴオ バチチチッ
お父様「ぐッ!?」ビリッ
カーズ「RRRRRYYYYYEEEEE!」ヒュルッ ブン
お父様「!」
ドゴオオオ
お父様「(腕をタコに・・・!?エンヴィーと同じ能力かッ!)」
カーズ「」コオオオオオオオ…
お父様「!」
バリッ
お父様「ぐ・・・」ガクッ
お父様「(さっきから何が・・・!)」
カーズ「」ヒュ
お父様「うッ・・・!?」
ズバアッ
お父様「お・・・!」
エド「体を・・・真っ二つに!?」
カーズ「頂点は・・・常に1人ッ!」ボッ
お父様「!」ガシイ
カーズ「貴様の賢者の石を・・・もらうぞ!」
ズズズズズズズズ
お父様「な・・・!」ズズズズ
カーズ「フフン」ニヤニヤ ズズズ
お父様「」ニヤ
ズズ…ズ
ドドドドドドドドド
カーズ「!」
カーズ「(馬鹿な・・・逆にこっちの力を吸い取られているッ!)」ドドドドド
カーズ「ヌウウウ・・・!」グググググ
DIO「カーズ!」
お父様「(しかし・・・これから先も次々と屋上に上がってきそうだな)」ドドド
お父様「(早く建物を潰して皆殺しに・・・)」
グリード1「」ダッ
お父様「!?」
グリード1「エドから聞いたぜ!てめえ、バリアを解除しねえと賢者の石を吸収できねえそうだな!」ズブッ
お父様「貴様・・・グリードォ!」
グリード2「俺も一緒だぜ親父殿!」ドゴオ
お父様「なッ」
グリード2「先日はパワー負けしたが、3対1なら負ける気がしねえなあ!」ズズズズズズズズ
お父様「ぐ、ぬう・・・!」ズズズズズ
DIO「今のうちに攻めるぞプッチ!」ダッ
プッチ「ああ!」ダッ
お父様「!」
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ!」ドグシャアア
プッチ「お前は磔刑だァーーーーーーッ!!!」バキィィィイ
お父様「ぐおおおーーーッ!」バチバチ
吉良「空気弾!」
猫草「ニャン!」ドオン
お父様「ぐッ!」ドガアアアン
お父様「(まずい・・・!)」
Dio「KUAAAAAAAA!」ベリベリィィイイイ
シグ「フン!」ドゴオ
フー「やッ!」ズババッ
エド「オラァ!」バキイイイ
バッカニア「ヌウ!」バガアアアアン
ハインケル「ウガアアアアアア!」バゴオ
ゴリさん「ウラアアアアアア!」バグウ
お父様「(こんな・・・こんな下等生物にッ!)」ベキィ
DIO「貧弱貧弱ゥゥゥウウウ!」ドゴオオオオ
プッチ「(さすがはドイツ軍!よくなじむ!)」ベギャアッ
お父様「このクズどもが・・・皆殺しだッ!」
バチバチチッ
ドガン バキバキッ
カーズ「なッ・・・!?」グラッ
お父様「人間は脆い。この建物を破壊すれば、簡単に皆死ぬ」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
DIO「貴様・・・!」ダッ
お父様「」ズボボッ
グリード2「ッ!」
DIO「無駄ァ!」ブン
ガイイイイイイン
お父様「・・・本当に無駄になったな」ニヤ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
ブチャラティ「!?」ドガアアン
アバッキオ「・・・日本には地震というものがあるそうだが・・・」グラグラグラ
リゾット「これは違う!上から衝撃が来ている!」ピシッ
ナランチャ「な・・・なんかやばくねーか?」ピキッ メキイ
ミスタ「・・・!」ギリ ピシピシ
バゴオ
フーゴ「オイオイやばいぞ!」ドゴッ
ブチャラティ「開けジッパー!」シャーッ
ブチャラティ「こっちだ!」ダダダ
シュトロハイム「世界一・・・ん?」ドゴゴゴゴゴゴ…
ジョナサン「!?」バキイ
ジョセフ「な・・・何だァ~!?壁が割れてるぜェ~!」ピシピシ バギ
シュトロハイム「何だこれは!どうなっているのだァァァアアアア!?」
ドイツ軍人18「シュトロハイム中将!これは一体!?」ダダダ
シュトロハイム「お、お前たち!」ゴゴゴゴゴゴ
ドイツ軍人22「謎の轟音を探りに屋上へ向かう際、この異様な振動に襲われました!」バキン
ドイツ軍人43「1・2・3班以外のシュトロハイム隊は全員集まっています!」ゴゴゴゴゴ
シュトロハイム「そ、そうか!」ホッ
バガン
ジョナサン「まずい!天井がッ!」
ドン ゴガン
エシディシ「おいおい老朽化か?」ポリポリ ドゴン
ギアッチョ「悠長なこと言ってる場合かボケがッ!」
エシディシ「そんなこと言われてもなあ・・・血管針で大抵の瓦礫は防げるし」ヒョイヒョイ
メローネ「おかげで助かってるよ」
ワンチェン「にしても鏡の中に逃げるとはねー・・・」
ギアッチョ「鏡割ってやろうかな」
バガアアアアアアア
エシディシ「!」
ギアッチョ「うおッでけえ!」
ズウウウウウウン…
SPW「何だ!?一体何が起こっている!?」グラグラ ミシィ
ウンガロ「・・・!?」ピキパキ
花京院「地震・・・!?」ビシッ バギィ
露伴「まずい!崩れる!」バゴオッ
康一「エコーズ!ACT2!」ドキュウウン
ボヨオオオオオン
露伴「ナイスだ康一君!」バイイイン ボヨオオオン
リキエル「だが・・・それだけでは防ぎきれん!」
バキ バゴオ
ボゴッ
SPW「!」
花京院「ハイエロファントグリーン!」ドギュウウン
バシュバシュバシュ
花京院「これでなんとか瓦礫はしのげます!」
エニグマ「へえ・・・やるじゃん」
SPW「(なんだかわからねえが助かったぜ!)」
SPW「でもよ、丁度1階だし、脱出した方がいいんじゃねえか?」バゴッ
ヴェルサス「そうしよう」ダッ ズガアアン
一同「」ダッ
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
DIO「・・・!」ギリッ ゴゴゴゴ ドガン バギ
エド「バリアを・・・張りやがった!」
お父様「ではさよならだ。諸君」ゴガン
大佐「く・・・」シュッ
ドゴウ
お父様「・・・無駄な悪あがきだ」シュウウウウ
ランファン「くッ」ダッ
バガン バキバキバキ
ガラ
ランファン「ッ!」
ドグアアアアアアアアアア…
ズン
バギィ
ドグアッ
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…
SPW「うおッ!やべえぞ!」タタタタタタタ ビシビシィ
露伴「まずい・・・!」タタタタタ
露伴「(瓦礫なんてモンじゃない・・・!建物そのものが潰れているッ!)」
花京院「くッ」バシュ
シュルッ
SPW「あ?」バシイ
露伴「え?」バシ
花京院「」ニヤ
花京院「先に脱出していてください!」ブン
SPW「ぅお」ギュン
露伴「うわッ!?」ヒュン
ドサドサッ
SPW「いッてえ・・・まさか花京院・・・こうやって全員助け出す気じゃ」
露伴「!」
SPW「やめろ花京院!お前が間に合わなくなるかもしれねえ!」
花京院「それでも・・・全員が死ぬよりはいい!」ヒュン
アンジェロ「うおッ」ドザア
バギッ
ズガアアアアアアアアアアアアアア…
老SPW「なッ・・・何だ!?」
老ジョセフ「どうした?」
老SPW「・・・NASAとSPW財団が連携しているのは知っているな?」
老ジョセフ「ああ」
老SPW「この映像を見ろッ!NASAの衛星がひろった映像じゃあ!」ドォーン
老ジョセフ「・・・爆破解体か?にしても派手じゃのう・・・」
老SPW「違う!この建物はDIOの部下、ヴァニラ・アイスが改造した元美術館だッ!」
老ジョセフ「な・・・そういえば、承太郎や若いころのワシが行ったのって・・・」
老SPW「そう、この建物!この建物で何かが!何かが起きているのだッ!」バァーン
老ジョセフ「・・・ッ!!!」
今更だけどジジイのSPW・ジョセフと若い頃のって別だったのか
>>647
別ですね。老SPWと老ジョセフはSPW財団支部にいます。
パラ…パラ… ガラ
大佐「な・・・」グググ
お父様「動くな」ス…
大佐「!」
お父様「最初に目についたのが君だったのでな」
大佐「・・・!」
お父様「人質になってもらおう。少しでも変な動きをすれば、脳を潰すぞ」
大佐「・・・」ギリ
お父様「立て」
大佐「・・・」グググ
スク
お父様「それでよい。・・・まあ他に生き残りがいるとは限らんが」
カーズ「いるんだな、それが」バサッ
お父様「!?」バッ
大佐「」ニイ
プッチ「大佐には囮になってもらってたのだよ。で、他はカーズに担ぎあげられて空中に・・・ってわけだ」
カーズ「建物には波紋を流しておいた。丸1日は呼吸が続くように崩れさせた」
お父様「・・・!」ギリギリ
DIO「次に貴様は、「しかし・・・瓦礫から脱出できるはずがない!」という!」
お父様「 しかし・・・瓦礫から脱出できるはずがない! ・・・ハッ!?」
吉良「脱出できなければそれまでということだ。連中は貴様が思っている以上にしぶとい!」
ジィーーーッ
お父様「!」
ブチャラティ「よし、外に出たぞ!」タッ
ナランチャ「いや~便利だな~・・・スティッキィ・フィンガーズは」バッ
リゾット「ふう」トッ
ミスタ「へへ・・・お、あれが親玉か?」ジャカ
お父様「・・・!」
シュトロハイム「世界一ィィィイイイ!」ドゴオッ
お父様「!」クルッ
ジョセフ「助かったぜシュトロハイム!」
ジョナサン「すごい人と知り合いだねジョセフは」パラ
お父様「・・・」ギリ
ドロ…
お父様「?」
ドロドロ ボコボコッ ドゥルッ
バッ
エシディシ「フウ~・・・やっと外に出たな」スタッ
ギアッチョ「コンクリートを融かして脱出か・・・熱すぎるぞ」カキィィーン タッ
ワンチェン「まあいいだろうそんなこと」ストッ
メローネ「さて・・・もういいよイルーゾォ」
お父様「・・・」スッ
エシディシ「おっと・・・やる気か?」シュルルル…
ギアッチョ「ムカつく面しやがってよォ~・・・!」ピキピキ パキ
オ…ラオ…オ…オラ…ラ…
オラオ…ラオラオ…オ…
お父様「?」
オラオラオラオラオラ…オラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
お父様「!」
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!」ドゴオオ
ジョリーン「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!」ドゴオオ
DIO「承太郎ッ!」
承太郎「・・・てめーはこの空条承太郎が・・・直々にぶちのめす!」ザッ
ジョルノ「フウ」ストッ
ディアボロ「まさか承太郎に助けられるとは・・・」スタッ \ガンバレ,ガンバルンダスローダンサー!/
カーズ「これで聞いた限りの駒はそろったな」バサッ
スタ
DIO「」ダッ
お父様「!」
ダダダダダダダダダダダダ
DIO「ザ・ワールド!時よ止まれ!」ダダダダ ドキュウウン
DIO「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!」ダン
DIO「無駄無駄ァ!」ベキイ
DIO「瓦礫だッ!」ブン
ドゴオ
DIO「貧弱貧弱WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!」ドゴドゴドゴドゴドゴドゴォ
DIO「そして時は動き出すッ!」タッ
お父様「ぐぶう!?」バキグシャアアアア
DIO「一斉攻撃だッ!スタンドのパワーを全開・・・」
お父様「く・・・」バアンッ
ギュン
DIO「がッ!?」ドゴオ バキイ
DIO「ぐ・・・」ググググ
プッチ「DIO!?」タタタ
DIO「(瞬時にバリアを張り、瓦礫の破片を吹き飛ばしたか!あばらの5,6本はへし折れたッ!)」
プッチ「く・・・メイド・イン・ヘブン!」ギュン
吉良「空気弾!」ドオン
カーズ「真空竜巻ッ!」ギュオッ
お父様「・・・」ガキイイン バゴオオン ビュバッ
お父様「」クンッ
プッチ「うぐッ!」グアッ
ドオオオオオオン
シュウウウウウウウウ…
お父様「!」
カーズ「輝彩滑刀!」ブン
ガギィィィイイイイン
お父様「ヌウ・・・!」
カーズ「・・・」
シュル
お父様「!」
カーズ「タコだッ!」シュルルルルル
お父様「ぐおッ」バシイ
カーズ「波紋疾走!」
お父様「ぐあああああッ!?」バリバリバリ
カーズ「直に波紋を受けたな。このカーズの波紋はJOJOの数百倍!人間の波紋戦士とは比べ物にならん・・・無論、ホムンクルスでもな!」ダッ
お父様「(再生能力でギリギリカバーできるレベルか・・・!)」バチバチ
お父様「!」
カーズ「カラッパだ!」ブン
お父様「ぐおおッ!?」ズバ バキィィィイイン
カーズ「カラッパの鋏・・・そのスピードは目視できぬ!このカーズの鋏は、そのカラッパのスピードを遥かに上回る!」
お父様「・・・!」
カーズ「首から下の再生には時間がかかるようだな!脳を破壊してくれるッ!」グオオオオオオ
お父様「ッ!」
カーズ「山吹色の波紋疾走!」グオオオオオ
ドガアアアアアアアン
カーズ「・・・」
カーズ「!」
お父様「私には残念ながら核はないのだよ・・・強いて言えば、残り11億2731万9812個の賢者の石が核だ!」バチバチ
カーズ「な・・・!?」
お父様「油断したな。ここからは私のターンだ」
バチッ
カーズ「!しまっ・・・」ヒュッ
カーズ「ぐおああああああああああーーーーッ!!!」ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
お父様「」ニヤ
カーズ「ガフッ」ドチャア
バリー「オラァ!」ブン
フー「フン!」ヒュッ
お父様「」ガイイイイイイン
キン カアン ガイン ギイン パキャア
カーズ「ヌウ・・・」グググ
カーズ「くッ」ダッ
ズザサーッ
吉良「カーズ!大丈夫か・・・」
カーズ「俺はいいが、奴らは・・・!」
吉良「いや、問題ないぞカーズ」
吉良「全員あの金髪から離れろッ!」
お父様「!」
チラ
お父様「(しまった!地面を爆弾にされていたのか!)」
お父様「させるものかッ!」バチッ
ヒュッ
吉良「いいや!限界だ!押すね!」カチ
お父様「くッ!」ズドドォォォォオオオオオオン
お父様「(間一髪でバリアが間に合った・・・!)」
Dio「」ヒュッ
お父様「!」
ズバッ
お父様「ぐ・・・!」グラ
ランファン「」ピッ ブン
お父様「!」ズバッ
吉良「」カチッ
バゴオオオオオン
お父様「・・・」シュウウウウウ…
大統領「」ダッ
お父様「!」
大統領「フン!」グイッ
ガンッ
お父様「・・・?」
大統領「バリアを突破できる攻撃は数少ない・・・バリアに勝てるのはバリアだけだッ!」ギン
お父様「・・・!」
大統領「D4Cのバリアと貴様のバリア!正義と悪!どちらのバリアが正しいか決着をつけてやろう!」グググググ
お父様「ヌウ・・・」
お父様「(このままではどんどん賢者の石を消費していく・・・!この国の国民すべてを賢者の石にして補・・・)」
大統領「」ググググ
お父様「く・・・!」
バアアアアアアアアアン
お父様「なッ」ズザザ
大統領「」ニヤ
ディアボロ「」シャッ
お父様「!」
ドゴオ
お父様「うぐッ・・・」
DIO「無駄ァ!」バキャッ
承太郎「」ヒュッ
お父様「!」
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」ドゴドゴドゴドゴ
ジョリーン「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」ドゴドゴドゴドゴ
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」ドゴドゴドゴドゴ
ジョルノ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」ドゴドゴドゴドゴ
お父様「ぐおッ・・・ヌウウウウウウウウウ!」ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
お父様「失せろ!」バチッ
四人「うッ」ドガアアン
スタタッ
お父様「・・・」
ザンパノ「うらあッ!」バシュシュシュシュシュ
お父様「・・・」
キキキキン
バラバラ
ザンパノ「・・・」
お父様「一瞬でも隙を与えたのが間違いだったな・・・一気に吹き飛ばしてやる」ゴウ
ドン
ザンパノ「く・・・!」グオオオオオオオ
バッカニア「やば・・・」ダッ
バッ
ザンパノ「!?」
オリヴィエ「バッカニアッ!?」
ドガアアアアアアアアアアアアアアアアン
シュウウウウウウウ…
オリヴィエ「・・・!」
少佐「・・・肉片が・・・霧散して・・・」ガク
エド「オートメイルまで木端微塵になってやがる・・・!」ギリ
ザンパノ「」ガクッ
ジェルソ「ザンパノ!?」
ハインケル「ザンパノもかなり火傷してるな・・・戦線離脱させた方がいい」
大佐「その方が賢明だな・・・少佐!」
少佐「は、はい」
大佐「畳み掛けるぞ」
パアン
一方、DIO様らぶらぶ同好会本部 もといDIOの館
ンドゥール「DIO様は無事だろうか・・・」カチャカチャ
ホルホース「そりゃ時を止めるスタンドなんだから負けるはずがないだろ・・・承太郎以外には」
ケニーG「だといいが・・・」ゴクゴク
エンヤ婆「・・・あんたのところのボスは心配じゃないのかい?」
フェルディナンド「ああ・・・まあ・・・」ゴク
リンゴォ「ラブトレインを突破できる奴なんていませんし・・・」
ブラックモア「え・・・ジョニィ・ジョーs」
フェルディナンド「黙ってろ」
ブラックモア「すいませェん・・・」
とおるるるるるるるるるるるん♪とおるるるるるるるるるるるん♪
ジャイロ「もしもし・・・あ、ホットパンツ?」
ホットパンツ「ねえジャイロ、ジョニィのツイート見た?トリッシュちゃんと一緒に今見てるんだけど」
ジャイロ「ジョニィがツイッター使うわけないだろ・・・2ヶ月に1回つぶやくかどうかだろ」
ホットパンツ「・・・「仲間が1人死んだなう。Dioが代わりになればよかった」ってつぶやいてるけど」
ジャイロ「・・・え?」
トリッシュ「ホントよホント!見てみれば?」
ジャイロ「本当だな・・・なんだこりゃ、なんかのビームの写真か?」
ホットパンツ「結構やばい状況なんじゃないの?ジョニィ達・・・」
トリッシュ「うん・・・」
ジャイロ「・・・」
ツェペリ「電話は終わったかの?」
ジャイロ「・・・これを見てくれ」スッ
シーザー「・・・ん?」
ツェペリ「何じゃ?」
ジャイロ「敵の攻撃だそうだ。今のところ死んだのは1人だけのようだが・・・」
シーザー「・・・本当だ、JOJOも同じようなことをつぶやいてる」スッ スッ
ツェペリ「おや・・・わしのLINEにもジョジョから結構着信が・・・」
ツェペリ「・・・間に合わないとは思うが、今から日本に行こう。結果がどうであれ・・・あるがまま受け入れよう」
シーザー「(・・・リサリサ先生や師範代たちにも連絡すべきだな・・・スージーQには伏せておくか・・・?)」
バチッ ゴグン
ギュオッ
ドガアアアアアアアアアン
お父様「・・・」シュウウウウ
少佐「フン!」ガアン
エド「」パアン
イズミ「」パアン
バチチチチチッ
ドドドドドドドドドドドドドド
お父様「・・・!」
ズドオオオオオン バガアアアアン カィィィイイイン
お父様「・・・」
お父様「図に乗るな」キュイイイイイイイイイン
大佐「!?」
吉良「ば・・・爆弾か!?」
お父様「惜しいな。核融合爆弾、太陽だ」コオオオオオオオ
カーズ「な・・・」ズズッ
お父様「今ここで解き放ってやろう」
DIO「(あんなものが爆発したら・・・!)」
DIO「ザ・ワールド!時よ止まれェいッ!」
お父様「」ピタッ
DIO「スタンドのパワーを全開だッ!」ダダダ
ブン
DIO「無駄・・・」ガッ
DIO「!?」
DIO「こいつ・・・バリアを張っていやがった!」グググ
DIO「ぐ・・・無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ!」ドゴドゴドゴ
DIO「だ・・・駄目かあッ!」ズザザッ
DIO「時が動き出す・・・」ギリギリ
パッ
お父様「・・・ん?」
お父様「気のせいか」ズズズズズ
お父様「(今警戒しておくのはドクロの男ただ1人ッ!それ意外は取るに足らぬ雑魚どもよ!)」
大統領5「」ガアアアアアアン
お父様「む?」
大統領13「貴様のバリアは我々のバリアよりも弱いことは立証済み!集中砲火してしまえばそれまでだッ!」保障OK
お父様「貴様ら・・・!」グググ
大統領「」ニヤ
バアアアアアアアン
お父様「ぐッ!」
ポシュッ
エド「太陽が消えた!?」
大佐「叩くなら今だッ!」
プッチ「」ダダッ
プッチ「」ヒュッ
お父様「!」
ビシュッ
お父様「バッ・・・バカな!かすっただけで・・・肉が!?」
プッチ「」ヒュン ヒュッ バッ ブン
お父様「ぐあッ・・・」ビシュッ ブシュッ ブチュッ バチュ
プッチ「崖に激突して死ぬツバメがいるそうだ・・・そのツバメは得てして他のツバメよりもとても上手にエサを捕獲したりするのだが・・・」
プッチ「宙返りの角度の危険の限界を親ツバメから教わっていないため、つい無謀な角度で飛行してしまう。だがその親は教えないのではなくそのまた親から教わっていないので教えられないのだ・・・」
プッチ「貴様らホムンクルスは簡単に死ぬ者が多く、なぜそうなのか気づいてさえもいない」
プッチ「貴様の子供は皆死んだ。今からお前も死ぬ」シャッ
お父様「ほう」タッ
プッチ「!?」スカッ
お父様「どうやら義手のようだが・・・人間の身体能力で勝てるとでも思ったか?」ストッ
プッチ「な・・・」ギギギ
Dio「義手の上に・・・立ちやがった!」
お父様「」バチッ
プッチ「!」
お父様「貴様ら下等生物よりも遥か上位に位置する神に対する反逆・・・死んで詫びるがよい」
ギュン
ザクッ
DIO「プッチ!」
プッチ「がぼッ・・・!」
ボタタッ
プッチ「うご・・・」バタッ
DIO「・・・!」
大統領「(義手から突起が・・・喉を突いたか・・・!)」
お父様「せっかくだ。賢者の石になってもらおう」ス…
プッチ「ごぶッ・・・」ダラダラ
お父様「感謝して三途の川を渡るがよい・・・」
DIO「チッ・・・」グン
ギュン
DIO「!」
ディアボロ「!」
ズバッ
お父様「!?」
ボトッ
お父様「手首が・・・!?」バチバチバチ
お父様「・・・貴様か」バチチ…
Dio「KUAAAAAAAA・・・」シャキン
プッチ「Dio・・・か?ごふッ」ドクドク
Dio「カーズ!プッチが危ない!早く波紋で治せ!」
カーズ「ああ!」ダッ
お父様「!させるものかッ!」バチッ
ドゴッ
ディアボロ「柱がッ!」
カーズ「切り刻んでやろう!」ヒュヒュヒュ
スパパパパパパパッ
お父様「!」
お父様「(剣の腕はラース以上かッ!)」
カーズ「Dio!その突起をへし折れイ!」
Dio「だが・・・突起を抜けば逆に!」
カーズ「波紋で治す!いいからとっとと折れイッ!」
Dio「くッ・・・」ガシ
ミシミシ
ボキン
カーズ「サティポロジアビートル!」シュルルル
お父様「く・・・まとめて始末してくれる!」バチッ
大佐「させるかッ!」カシュッ
お父様「!」ドゴウ
お父様「その程度の攻撃が・・・何だ!」バチチッ
ギアッチョ「クソがッ!」ダッ
シャアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ
お父様「!?地面を・・・滑走している!?」
ギアッチョ「カーズの野郎の邪魔をさせるなッ!総攻撃だボケがッ!」ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
ジョナサン「luckとpluckの剣で斬るッ!」シャキン ブンッ
シュトロハイム「わァァァアアがナチスの科学力はァァァアアアアア世界一ィィィイイイイ!」ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ナランチャ「バリアで効かねえってんならよォォーーーーーッ!バリアを破ってみるだけだぜェ~~~~ッ!!」ドドドドン
ドグアアアアアン ボガァァァアアン
ビドー「ハア・・・ハア・・グリードさんッ!」タタタ
グリード1「あ?」クル
グリード1「!?ビドー!?」
グリード1「生きてたのかおま・・・」
ビドー「大変でしたよ!人形兵に追いかけられるわ、建物は崩落するわで・・・」
グリード1「ハハ・・・そりゃあよかった!」バンバン
ビドー「へへ・・・」
グリード1「じゃ、ちょっと休んでろ。終わったら一緒に帰ろうぜ」ピッ
ビドー「はいッ!」
ボラーレヴィーアッ! ドドドドドドド
カーズ「」コオオオオオオ…
パリパリ
プッチ「う・・・おお・・・!」パリパリ
カーズ「よし・・・治ったぞ」
Dio「・・・あんなに深く刺さっていたのにな」
カーズ「人間レベルの波紋でも、粉砕骨折程度なら軽く治せるからな・・・」
Dio「粉砕骨折程度って・・・」
カーズ「人間は不便だな。このような傷、普通なら3秒で治るのに」
プッチ「貴様と人間を一緒にするんじゃあない」
カーズ「しかし・・・俺から見たら五感を失ったくらいにキツいぞ」
Dio「そんなに?」
お父様「く・・・ハエどもが・・・!」\クラッカーヴォレイ!/\アリアリアリアリ!/\テガラヲタテルハ,コノオレサマダ!/
ヴァン
お父様「!?」
定助「12m54cm先・・・お前のバリアを奪った・・・」
お父様「なッ・・・!?」
ジョルノ「助かりました!」
お父様「!」
ジョルノ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ!」
お父様「ぐっ・・・ムウウ!」
ジョセフ「どこを見てんだあ?テメエの相手はこのジョセフ・ジョースター様だぜッ!」
ドヒャオオオン
ジョセフ「波紋、クラッカーヴォレイ!」ドガンッ
お父様「ヌッ・・・!?」ビリビリ
お父様「(かなり弱いが・・・これはあの長髪が使っていた技と同じか!)」ビリビリ
ジョセフ「そしてさらにッ!」ガシャッ ジャコオ
お父様「!?」
ザンパノ「い・・・いきなりトンプソン機関銃を・・・」
ジェルソ「ぶっ放したァーーーーーーーーッ!!!」ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ジョセフ「へへッ」ドドドドドドドドッ
ジョセフ「ん?」シーン
ジョセフ「あ、あれ?」カチカチ
お父様「弾切れかッ!」ダッ
ジョセフ「う、うおおッ!?」
シュトロハイム「JOJOォーーーーーーーッ!」ガシャッ
中尉「くッ!」ドン
ヒュン
お父様「ぬッ!」バキュン
お父様「・・・」
ギロッ
ジョセフ「へへ、まーたよそ見ィ?いけないねェ~・・・そんなだから下等生物の人間に負けるんだよォ!」
お父様「!」
お父様「貴様・・・いつの間に手榴弾を!」
ジョセフ「背中に突き刺しても気付かない程激昂してたのォ~?」
お父様「くッ」バシッ
ジョセフ「」ニヤ
お父様「!」
ジョセフ「よく見ろよ・・・飛んで行った手榴弾を!」
お父様「な・・・あれは・・・ピン!?」
ジョセフ「逃げるんだよォーッ!」ダッ
お父様「貴様ァ・・・!」カッ
ドォォォオオオオオン
モクモク シュウウウウウウウウウウウウ
お父様「く・・・」グググ
お父様「・・・ヌウ」グッ
お父様「(賢者の石の消費が・・・)」バチバチ
ジョリーン「ストーンフリー!」バシュウ
お父様「!」シュルルルルルルル
バシイ
お父様「む・・・!?」グルグルグルグルグルグル
ジョリーン「再起不能にさせてもらう!」グイ
ジョリーン「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァーーーッ!」
お父様「・・・ッ!」ドガアアアン
ミスタ「徹底的に追い打ちをかけるぜッ!」ジャカッ ドンドンドンドン
ブチャラティ「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ!アリーヴェデルチ!」ババババババ
ナランチャ「ボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラ!ボラーレヴィーア!」ドドドドドド
ジョルノ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!無駄無駄無駄無駄ァ!」ドゴドゴドゴドゴ
お父様「ぐお・・・ッ!」ドドドド
ナランチャ「もっとでっかくしてやるぜェ~!」グオオオン
ドグォォォオオオン
お父様「ぬう~ッ!」ブグワアッ
お父様「がッ」ドザア
お父様「・・・!」グググ
ジョナサン「」バッ
お父様「!」
ジョナサン「山吹色の波紋疾走!」グオッ
お父様「」ガアアアアアアアアン
ジョナサン「バリアがッ!?」
お父様「消えろ!」バチッ
グンッ
ジョナサン「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおーーーッ!?」ドゴォォオ
グオオオオオッ… ヒルルルルルルルルルルル…
ジョナサン「ぶッ」ドガン
DIO「ジョジョ・・・!?」ガラ
お父様「貴様らは私を本気で怒らせた・・・」バチッ
ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
フー「何故だ!?何故上に・・・」
オリヴィエ「・・・!」
お父様「先ほどは失敗したが・・・今度こそ!今度こそ太陽で貴様らを消す!」グオオオオオオオオオ
カーズ「また太陽・・・!でかい!でかすぎる!」
メローネ「直径7mはあるな・・・」ゴクッ
DIO「く・・・日焼け止めを通過して紫外線が・・・!」シュウウウウウウウウ…
サンタナ「チ・・・」
お父様「」ニヤ
グオオオオオオオ…
お父様「フフ・・・見せしめにこの大陸を消し飛ばしてやろう」
承太郎「・・・!」
エド「チクショウ・・・!」
DIO「う・・・」ブスブス シュウウウウウ…
ヴァニラ「DIO様・・・!」シュウウウウウウ…
お父様「」クンッ
ヒュオッ
シュトロハイム「・・・上に!?」
お父様「貴様らカスどもの恐れおののく顔を見るのもよかろう・・・ここに戻ってくるまで約30分だ・・・フフフ。どこへでも逃げるがよい!」
SPW「・・・」
SPW「・・・なんだありゃあ・・・柱?」
リキエル「あの柱の上に親分がいる・・・のか?」
露伴「そうだろうな・・・ACT3で柱を倒そうか?」
SPW「いや・・・さっき打ち上がった火球が怪しいぜ・・・あれがおそらく、また地面に落ちて炸裂するんだろうぜ・・・」
花京院「そうですか・・・」
ウンガロ「俺たちはどうすることもできねえ・・・!」ギリ
リキエル「ん・・・おい、なんか飛んでるぞ」ガラ
ヴェルサス「え?」
リキエル「あの黒いの・・・」
SPW「ん~?ちょっと双眼鏡で・・・」ガシャッ
SPW「なッ・・・あれはカーズ!」
カーズ「この位置は奴から死角ッ!」グオオオオオオオオ
カーズ「もらったァーーーッ!!!」ガシイ
お父様「なッ!!??」
カーズ「(この速度なら・・・大気圏外で太陽に追いつけるはず!)」
お父様「(ぐ・・・どれだけのスピードを出しているッ!?このままでは太陽に追いつく・・・!)」
お父様「私はここで死ぬわけには、いかないッ!」グググ
カーズ「・・・」
カーズ「フッ・・・貧弱貧弱!その程度でこのカーズから逃げられるかーーーッ!」
カーズ「(宇宙ッ!前のように体内の空気を出さなければ凍ることはないッ!この俺は宇宙をも克服したぞッ!JOJOォーーーッ!)」
フー「・・・」
エシディシ「カーズの奴、大丈夫かな・・・」ポリポリ
Dio「さあな・・・」
グリード1「・・・なあエド、お父様を倒して、それからどうする?」
エド「え?」
グリード2「そうだぜ、元の世界に戻らねえといけねえよなあ」
吉良「それなら、カーズがパラレルワールドに行ける装置を作ってるからそれを使ったらどうだ?」
エド「そんなもんがあるのか!?」ガタ
吉良「こっちも別世界へ行ったことがあってね・・・その時奴が作ったんだ」
エド「よし・・・なら助かった!」グッ
カーズ「追いついたぞッ!」
お父様「く・・・そんなッ!私はッ!私はッ!こんなところで!こんなところでこんな奴にィッ!」
カーズ「永遠にさよならだッ!ホムンクルスウウウッ!」グオッ
ブンッ
お父様「うぐおああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」
カーズ「(逃げるッ!)」バッ
カッ
キュドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンン
………ゴオオオオオオオオオオオッ
カーズ「ヌウ・・・!衝撃波がッ!」
カーズ「逃げ切れるか!?」
SPW「え?」ブウウウウン…キュインキュインキュイン ピュウウン…
SPW「あ・・・」
露伴「どうした?」
SPW「俺の・・・俺のタブレットが・・・」カシャカシャ
ウンガロ「どうなってるんだ?」
億泰「電池切れじゃねーのか?」
SPW「いや・・・違う・・・」カシャッ
康一「そういえば・・・大気圏外で核爆発が起こると電子機器が使えなくなるって・・・」
ヴェルサス「核爆発?」
アンジェロ「あの火球が・・・核爆弾?」
一同「・・・」
カーズ「ハア・・・」バサバサ スタッ
ガクガク フラフラ
DIO「お、おい大丈夫か」ポスッ
ディアボロ「何があった?」
カーズ「あの太陽にホムンクルスをぶち込んできた・・・ハア・・・ああ・・・」グッタリ
大統領「無茶苦茶するなお前・・・」
プッチ「寝かせてあげよう・・・」
DIO「ああ・・・」ゴトッ
ディアボロ「太陽に直撃したのなら・・・もう賢者の石も残ってないだろうな」
大統領「おそらく・・・」
ヒルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル
一同「!?」
ドガアアアアアアアアアアン
シュウウウウウウウウウ…
ブチャラティ「何だ!?」
ガラッ
お父様「ぐ・・・フウ~・・・」ガラッ
パラパラ
DIO「な・・・」
お父様「危なかった・・・賢者の石がもう・・・真理を抑えていられる限界に近い・・・!」
プッチ「・・・!」
バリー「チイ・・・!」
プッチ「DIO、攻撃しよう」ヒソヒソ
DIO「え?」
ディアボロ「真理を抑えていられる限界・・・確か、奴は真理を抑えきれなくなって消滅したんだったよな?」ヒソヒソ
大統領「最後の賢者の石を・・・消そうというのか」
吉良「よし・・・じゃあ一気に仕留めるぞ」
Dio「のった」
6人「殺るぞ」
グンッ…
ダッ
お父様「!?」
DIO「最高にハイって奴だ!」ベッキャアア
お父様「ぐぶッ・・・!」
ディアボロ「帝王はこのディアボロだッ!」ドグシャア
お父様「・・・っぴ!」
プッチ「貴様は試練の内にも入らん!」ベグオッ
お父様「はがッ・・・!」
大統領「全て私だッ!」ドゴドゴドゴドゴ
お父様「ぎッ・・・!」グラア
Dio「KUAAAAAAAAAAAAAAAAA!」ズバア
お父様「はッ・・・」
吉良「シアーハートアタック!」
お父様「ぐおあああああああああああああああああああ!」ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン
お父様「く・・・」
ズオッ
お父様「!」
お父様「(真理・・・!)」
お父様「や・・・め・・・!」ガシ ガシッ
グアッ
エド「・・・」
お父様「うっ・・・あっ・・・」グググググ
お父様「ぐあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」ズズズズズズ
スパアーン
お父様「ハッ」
お父様「(白い空間・・・扉・・・ここは・・・!)」
真理「また来たか、フラスコの中の小人」
お父様「!」
お父様「・・・やっと」
お父様「やっと・・・ここから解放されたのに・・・!いやだ・・・いやだ・・・もう戻りたくない・・・!」
お父様「そんな・・・こんなことが・・・!」ギイイイイイイイイイ…
お父様「いやだ・・・いやだ・・・!いやだ!」スルッ… スルスル…
お父様「いやだああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」ガシガシィ
お父様「そんなああああああああああ!あんまりだあああああああああああああああああ!いいいいいいいいいやああああああああああだあああああああああああああああああああ!」グイイイイイイイイイイイ
バダアアアアアアアアアアン
ヒュウウウウウウウウウウウウウウウウ…
エド「・・・消えた」
大佐「勝っ・・・たのか」
中尉「・・・」ドッ
少佐「・・・姉上」
オリヴィエ「バッカニアのことだろう。気にするな。元の世界でバッカニアの死は聞いた・・・それよりも、奴の死にバッカニア貢献したのが大きい・・・」
少佐「・・・」
ハインケル「・・・じゃあ、帰るか。エド・・・」
エド「ああ・・・」
エド「そうだな」
シーザー「おいJOJO!」
ジョセフ「シ、シーザー!?」
シュトロハイム「ほう・・・日本に来たのか?」
リサリサ「JOJOのツイートを見て駆けつけたのよ」ザッ
シュトロハイム「リサリサまで・・・」
メッシーナ「俺たちもいるぞ」ズイ
ロギンス「で、勝ったんだな?」
ジョセフ「おうよ!」
シーザー「ならよかった」
老SPW「頑張ったな、JOJO」
ポルナレフ「承太郎!」ダダッ
承・花「ポルナレフ!?」
ポルナレフ「お、花京院も一緒だったのか?」
アブドゥル「あそこに居るシーザーや、ジョースターさんから連絡を受けてな」クイ
老ジョセフ「どんな感じの敵だったんじゃ?」ナデナデ
イギー「クー・・・」
花京院「ホムンクルスという敵・・・だったそうです。僕はあまり戦わなかったのですが・・・」
承太郎「建物が崩落して避難したそうだ」
老ジョセフ「そりゃ賢明じゃな。そうするべきじゃ」
承太郎「カーズの奴が波紋流してなかったらやばかったぜ」
老ジョセフ「う・・・カーズか」
エルメェス「ジョリーン!」
ジョリーン「エルメェス!?それにF・Fまで」
F・F「いや~・・・トリッシュちゃんやホットパンツちゃんから話を聞いたら心配になってさ」
ジョリーン「へえ~!・・・あれ、アナスイは?」
エルメェス「さっきあんたの父さんにボコられてたよ」
F・F「顔面グシャってww」
ジョリーン「ハハ・・・予想できるわ」
エルメェス「またまたあ」
キャッキャッ
エンポリオ「(承太郎さん今回はあまり強く殴ってないな・・・疲れたのかな)」
仗助「まさかお前らが来るなんてな」キシシ
康一「建物の崩落に巻き込まれて、来た意味なかったよ・・・」
露伴「でも、康一君見事だったよ!瓦礫をACT2で防ぐとは!」
康一「いえ、花京院さんがいなければ全滅でした・・・ん?」
四人「」ゾクッ
由花子「よくやったわね康一君・・・ところで、ねえ露伴先生?プッツン由花子ですって?ミキタカを盗聴器にして仕込んでたから知ってるわよ」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
ミキタカ「やぁ」パッ
億泰「ミキタカァァァアアアア!!!」
露伴「・・・逃げるぞ康一君ッ!」ガシイ ダダダダダダダ
仗助「(露伴の野郎・・・)」
シュトロハイム「帰ったぞッ!」バッ
吉良「(私の家なのに・・・)」
イズミ「帰りましたよホーエンハイ・・・ん?」
ホーエンハイム「」
シュトロハイム「・・・ホーエンハイム?」
ドイツ軍人156「それが・・・どうやらお亡くなりになったようで・・・」
シュトロハイム「何ィ!?」
ドイツ軍人147「もともと弱っていたようです・・・」
エド「・・・!」
サワッ
エド「・・・クソ親父・・・」ブワッ
スカー「・・・では、失礼をおかけしました」ペコ
カーズ「まだ疲れてるのだ・・・」
大統領「仕方ないだろう、お前以外に機械を操作できる奴がいないのだから」
プッチ「向こうの世界にオーパーツを置いていくわけにはいかないし・・・送りは頼んだぞ」
イズミ「まあよろしく」
カーズ「・・・」ゲンナリ
エド「それじゃあ・・・ありがとうございました」
吉良「ああ・・・それじゃあ」
カーズ「」フウ…
ポチ
ヴヴヴヴヴウ…
少佐「・・・今転送されているのですかな?」
カーズ「ああ」
ゴリさん「へえ・・・すげえなあ」
ハインケル「こんな風に科学が発展した世界を・・・死ぬ前にもう1度見てみたいもんだな」
エド「・・・そうだな」
カーズ「じゃあ、この世界とはさよならだ」
大佐「さて・・・帰ったらいろいろと仕事があって面倒だな」
中尉「サボらないでくださいね」
大佐「もちろんだ。次期大総統になるのは私だからな」
オリヴィエ「・・・ほう?」
シャイーン
バリー「ひぇー・・・生き残ったぜ!」
エド「・・・ついた。お、練成陣は残ってるな」トッ
大佐「さて、鋼の。弟を取り戻すんじゃなかったか?」
エド「・・・」
中尉「」コクッ
エド「・・・ああ」
リン「行ってこい、エド!」
ハインケル「取り戻して来いよ!」
エド「ああ!」
エド「ちょっと行ってくるわ!」パアン
エド「鋼の錬金術師、最後の練成にな!」バチバチバチバチッ
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…
真理「・・・」
真理「来るか」ニヤア
ザッ ザッ
エド「・・・」ザッ
真理「・・・」クル
エド「・・・」
真理「通行料は持ってきたか?賢者の石か?」
エド「・・・」
エド「」スッ
ニイ
シャイーン
カーズ「・・・疲れたな」
カーズ「帰ったぞ・・・」ガチャ
吉良「ああカーズ。全員出かけるからな、家にいるなら留守番頼む」
カーズ「・・・どこへ行くのだ」
吉良「DIOは息子達やジョナサンと一緒にラグビーの観戦・・・Dioとファニーはジョニィ達と飲みに行ったそうだ」
吉良「プッチは教会、ディアボロはパッショーネのメンバー達に土下座しに行った。私は自宅に戻って掃除と墓参りだ」
カーズ「掃除?」
吉良「ドイツ軍人どもが土足で畳の上を歩き回ったからな」
吉良「・・・というわけだ。どうする?」
カーズ「・・・エシディシ達のところへ行ってみる。サンタナとはろくに会ってないからな」
吉良「なら、鍵をかけておかないとな・・・はい、出た出た」
カーズ「え・・・少し寝かせてくれないのか」
吉良「早く行け。エシディシ達のところで寝ればいいだろう」
カーズ「それもそうだが・・・あ、吉良」
吉良「ん?」ガチャリ
カーズ「エシディシ達なら貴様の家に上がってくつろいでいるはずだぞ」
吉良「え・・・」
完
なんとか年内に更新を終えました。
8月半ば頃から作っていたので、作成から公開まで4ヶ月と1週間程度かかりました・・・
次はほのぼの系荒木荘SSを公開する予定です
終わり
このSSまとめへのコメント
秀逸
前作よりかなり上達してる
なかなか戦闘シーンが上手だな
期待
演出がうまい
荒木荘メンバーもホムンクルス達も大好きだ~
素晴らしいもっと続きを書いて下さい!お願いします パイツァーダスト
ジョジョ大好きだ
こういうss増えないかな〜