落ちてたのでたて直しました
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ありす『了解しました。指示はこちらから出します。ただし、何か不測の事態が起きたときは……』
みちる「あたしの判断に任せる、でしょ?」
ありす『…はい。……あの、みちるさん。』
みちる「んー?なにー?」
ありす『どうか無事で……必ず、必ず生きて帰って来てください…。』
みちる「あははー!だいじょぶだいじょぶー!なーんにも心配いらないってー!」
ありす『…ご武運を。通信アウト。』
みちる「………ふぅ。」
みちる(ありすちゃんも無茶なこと言うな~。)
みちる(どうか無事で、なんて、これから戦場に向かう人に言っちゃダメなんだよ?)
みちる「……そろそろ、かな。」
みちる(…行こう。戦場の一番奥へ……)
みちる(あたしがあたしであることを、証明するために……)
ー10:00ー
ー作戦開始まで3時間ー
みく「ドリームバニラ?」
みちる「そう!外はほどよい硬さがあって中はしっとりふんわり、周りにはポクポクした甘さの耳がついてて……あーっ!もう思い出すだけでぇ…あははー……」キラキラ
みく「ふーん、そんなパンがあるのにゃ。それで、そのドームバニラがどうかしたのかにゃーん?」
みちる「……ハッ!?そ、そうだ!そのことでみくちゃんに手伝ってほしいことがあるんだった!」
みく(あ、これは面倒なことになるやつだにゃー。きっとその『手伝ってほしいこと』とやらを聞いたが最後、みちるちゃんは逃がしてくれないにゃー…)
みく(こういう時は、適当な理由をつけてトンズラこくに限るにゃ。)
みちる「みくちゃん、まずはこn「あー!ごめんにゃみちるちゃん!」
みく「実はみく、ちょっと凛ちゃんに用があったんだにゃー!」
みく「悪いけど、この話はまた今度にしてほしいにゃ。」
みちる「そ、そうなんだ。ごめんね…勝手に盛り上がっちゃって……」シュン…
みく(うう…そんな顔しないでほしいにゃ……みくの良心が咎めるにゃー……)
みく(でも、それでもみくはこの部屋を出ていくにゃ。みくは自分をまげないよ!)キリッ
ガチャッ
凛「おはよ。」
みちる「あっ凛ちゃん!おはよー!」
みく「…神様なんていないにゃ……」
凛「…?どうしたのみく?なんか元気ないみたいだけど……」
みく「そ、そんなことないにゃ、みくはいつも元気いっぱいだにゃー!」
みちる「みくちゃん、ちょうど凛ちゃんが来てくれてよかったね!」
みく「うにゃ!?そ、そうだにゃー……」
凛「ん?どうしたのみく?わたしに何か用?」
みく「そ、そうなのにゃー……えぇと、えーと……」ダラダラ
みく(どうしようどうしようどうしよう…)
凛「…?みく?」
みく(なにか、なにか言わないと……えぇと、えーっと……)
みく「凛ちゃんにも、猫キャラとして売りだしてほしいにゃー…にゃーんて……」
凛「は?」
みく(って、なに言ってるにゃ!そーなったらまたみくのアイデンティティがクライシスにゃ!)
凛「いや、無理だけど……」
みく「な、ならいいのにゃ…あ、用事はこれでお終いにゃ!きれいさっぱり忘れてほしいのにゃ!」
凛「…ふーん。」
みちる「あのー、凛ちゃん?」
凛「ああ、ごめんみちる。放っておいちゃって……」
みちる「ううん、気にしないで!それでね、凛ちゃん、手伝ってほしいことがあるんだけど…」
凛「わたしにできることなら手伝うけど……みくもいいよね?」
みく「にゃっ!?みくもかにゃ!?」
凛「どうせ暇でしょ。私への用事も終わったみたいだし。」
みく(うぅ…みくのばか……)グスン
みちる「みくちゃん、無理に手伝わなくてもいいんだよ?」
みく「いや…みくも手伝うにゃ。きっと、それが正しい答えだったんだにゃー……」
すいませんでした
そちらのスレに削除依頼を出してこっちで続けたいと思います
申し訳ありません
みちる「本当!?ありがとー!それでね、ちょっとこの写真を見てほしいんだけど…」スッ
凛「…なにこれ?パン?」
みく「ボールを半分に切ったみたいな形だにゃ。もしかしてこれがドリームバニラかにゃ?」
みちる「そう。あ、凛ちゃんにはまだ説明してなかったけど、このパンはドームバニラっていって、優しい甘さと絹のような舌触りが…」
みく「ようするに、とってもおいしいってことにゃ。」
みく「ところで、このパンのどこらへんがバニラなのかにゃ?バニラエッセンスでも使ってるのかにゃー?」
みちる「ううん、名前にバニラってついてるだけで、味も香りもバニラ要素はゼロだよ。」
みく「なんだ、そうなのかにゃ。」
凛「へぇ…確かにおいしそうだね。それで、このパンがどうかしたの?」
みく「もしかして、『ドリームバニラを買い占めるのを手伝ってほしい』とかかにゃ?」
みく「それはだめにゃ!おいしいものは沢山の人に食べてもらいたいって、パン屋さんもきっと思ってるはずにゃ!」フンス
みちる「ちがうよ!いくら私でも、そこまで食い意地はってないよ!」
みく・凛(どーだか。)
みちる「たしかにドリームバニラもおいしいけど、あたしが狙ってるのはこっちのジャンボバニラで……」スッ
凛「また写真?って、これ……」
みく「…デカすぎだにゃ……」
凛「隣にあるドリームバニラと比べて、直径が3倍くらいあるんだけど……」
みちる「うん、正確にはドリームバニラが12cmで、ジャンボバニラが40cmだから約3.3倍だけどね。」
凛「そ、そうなんだ……」
みちる「それでこのジャンボバニラなんだけど、週に1個しか作らないから、すぐ売り切れちゃうんだ。」
みちる「私も毎週頑張ってるんだけど、まだ一度も買えたことがないんだよねー……」ションボリ
みく「なるほどにゃーん。」
凛「ようするに今日がその『週に一度』で、私たちにジャンボバニラを買うのを手伝ってほしいってことね。」
みちる「そういうこと!ねぇ、ジャンボバニラが買えたら、凛ちゃんたちにも分けてあげるからさ。おねがいっ!」
凛「うん、私はいいよ。今日はもう仕事ないし。」
みく「みくもオッケーだにゃ!なんかお腹もすいてきたしにゃー。」
みちる「ありがとー2人ともー!よしっ!さっそく他にも協力してくれる人を探さないと!」
凛「それじゃ、3人で手分けして探そっか。さっき何人か給湯室にいるの見かけたよ。」
みく「よし、それじゃあいくにゃー!」
みちる「待って!2人とも、間違ってもこずえちゃんとか連れて来ちゃダメだよ。ライオンの檻に肉離れしたウサギを入れるようなものなんだから……」
みく「にゃはは~!みちるちゃん大げさにゃ~!」
みちる「みくちゃん。」キッ
みく「わ、わかったにゃー……」
とりあえずここまでです
次は今日の夜中か明日になります。
ー10:30ー
ー作戦開始まで2時間30分ー
みちるが連れて来たアイドル
西島櫂
橘ありす
凛が連れて来たアイドル
東郷あい
大石泉
みくが連れて来たアイドル
市原仁奈
みちる「前川ァァァァアア!!!」
みく「ちょちょ、ちょっと待つにゃ!」
ー10:30ー
ー作戦開始まで2時間30分ー
みちるが連れて来たアイドル
西島櫂
橘ありす
凛が連れて来たアイドル
東郷あい
大石泉
みくが連れて来たアイドル
市原仁奈
みちる「前川ァァァァアア!!!」
みく「ちょちょ、ちょっと待つにゃ!」
>>20ミスった…
みちる「あたし念押ししたよね!?それとも、言葉通りこずえちゃん以外なら大丈夫だと思ったの?」
みく「みくも最初はダメって言ったのにゃ!でも、どうしてもって泣きそうな顔で頼まれちゃったから断りきれなかったのにゃ!」
みちる「む、それはしょうがないね。」
みく(なんで仁奈ちゃんにはそんなにあまいのにゃ!?)
みく「だ、だいたい、みちるちゃんだってありすちゃんを連れて来てるにゃ!みくのこと言えないにゃ!」
みちる「あたしがありすちゃんを選んだのにはちゃんとした理由があるの!あの子ならきっと、あたしたちを勝利へと導いてくれるはずだよ!」
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