貴音「運動を好む活動的な者同士、相通ずるところがあるのでしょうね」

雪歩「そういうものですか…」

貴音「しかし…響に良き友が出来たということは…真、喜ばしいことです。いささか寂しい気も致しますが」

雪歩「やっぱり寂しいですか？」

貴音「ええ、響はいつもわたくしの隣にいてくれましたから」

雪歩「へぇ…」

貴音「…萩原雪歩、あなたはどうなのです」

雪歩「えっ」

貴音「こう言っては何ですが…あなたの真への思い入れは異常なほどでした」

雪歩「異常…でしたか」

貴音「はい。だのになぜ、あなたは響に嫉妬をしていないのでしょう？」

雪歩「そういえば…そうですね。何でだろう？」

貴音「はて…」

小鳥「(響ちゃんが真ちゃんとくっついたことで貴音ちゃんフラグが再び立ったからじゃないかしら…)」