美希「今までプロデューサーとかハニーって呼んでたから…」
P「俺の名字か?」
P「天海だけど?」
美希「え?」
春香「…」
美希「…?」
美希「それは最近名字が変わったの?」
P「は?」
P「生まれてからずっとこの名字だが?」
P「たとえもし結婚してもこの名字は捨てないよ」
美希「そうなんだ…」
美希(偶然だよね)
P「それより今日の仕事はもう終わったんだから早く帰れよ~」
美希「う、うん…」
美希「…」
美希「なんで今まで忘れてたのか気になる」
美希「美希、記憶力悪かったかな?」
美希「考えてもわからないから帰るの」
P「ふぅ、帰ったか」
P「まさか名字を今更聞かれるなんてな」
P「まぁ隠してるわけじゃないからいいんだけど」
P「おーい、春香」
P「お前も仕事終わったろ、久しぶりに一緒に帰るか」
春香「うん!」
…
千早「それにしてもプロデューサーと春香は仲良いわよね」
真「うらやましいよねー」
雪歩「うん」
千早「私も優が生きていれば…」
真「千早泣くなって」
真「そりゃあの兄妹見てるといいなって思うけど」
千早「つまりプロデューサーと結婚するともれなく春香という妹ができる」
千早「…いいわね」
真「楽しそうではあるけどね」
雪歩「春香ちゃんが妹…」
伊織「春香が妹ねぇ」
伊織「ま、年上の妹も有りよね」
真「伊織いたんだ」
~次の日~
美希「ハニーから昨日名字を聞いてからなんだか春香とハニーの距離が近く感じるの」
美希「やっぱり何か関係が…」
美希「ハニー」
P「どうした?」
美希「最近春香とイチャイチャしすぎなの」
P「はぁ?そんなことはないが…」
美希「…」
美希「美希の目は誤摩化せないの」
美希「浮気、ダメ、絶対。なの」
P「浮気も何もお前とは付き合ってもいないだろ」
美希「それでもダメなの!」
P「あーはいはい」
千早「プロデューサー、ちょっと」
P「どうした?」
千早「お話が」
P「そうか、じゃあ応接間で待ってろ」
千早「はい」
P「ってことで俺は千早のとこに行ってくるわ」
美希「千早さんとの浮気もダメなの!」
P「大丈夫だよ」
P「話ってなんだ?」
千早「今後の相談です」
P「…最近バラエティーに出しすぎたもんな」
千早「いえ、そのことではなくて…」
P「?」
千早「将来的にプロデューサーと結婚した場合」
千早「…春香の事はなんて呼べばよろしいでしょうか?」
P「…」
千早「やっぱり今まで通り春香?それともお姉さんになるのだから春香ちゃん?」
千早「どっちが…」
P「いやいやいや、まずなんで俺がお前と結婚する前提なんだ」
千早「おかしいでしょうか?」
P「どう考えてもおかしいだろ」
千早「?」
P「何故首を傾げる」
千早「いえ、私の予定では18歳で付き合い始め」
千早「20歳に結婚するという…」
千早「完璧な計画があるのですが」
P「俺の意思は完璧無視なんだな」
春香「そうだよ!」
春香「お兄ちゃんは誰にも渡さないんだから」
千早「春香」
P「お前立ち聞きしてたのか」
P「それに事務所ではお兄ちゃんって呼ぶな」
春香「えー、みんな知ってるからいいじゃん」
P「それでもだ」
千早「春香は私と義姉妹になるのはいやなの?」
春香「嫌じゃないけど…」
千早「呼び方は春香、春香ちゃんどっちがいいかしら?」
春香「お姉ちゃんには春香ちゃんって呼ばれたい…」
春香「って、そういう事じゃなくて!」
春香「誰が相手だろうとお兄ちゃんは渡さないもん」
P「…」
美希「なんだか応接間が騒がしいの…」
美希「声漏れてる」
美希「お兄ちゃん?」
美希「ついにハニー、春香にまでそう呼ばせたの」
美希「まぁ別にいいけど」
千早「あ、春香ちゃん一緒に住むかわからないけどよろしく」
P「さっそくちゃん付けで呼んでるし」
春香「義姉ちゃんの頼みでもそれはどうかわからないです」
P「こっちもか」
P「ってか義姉ちゃんって呼ぶなら認めろよ」
P「あ、認めたら俺、千早と結婚する事になっちゃうのか」
P「…」
美希「…結婚?」
美希「今、ハニーの口から結婚って言葉が出たの」
美希「ハッキリは聞こえなかったけど」
美希「でも相手は多分中にいる春香と千早さんのどっちか…」
美希「…それで二人が言い争ってるの、そうに違いないの」
美希「ちょっと待ったなのー!」
千早「!」
春香「!」
美希「ハニーは二人になんか渡さないの!」
P「…」
P「またややこしくなった」
春香「ちょ、美希いきなり入ってこないでよね」
千早「そうよ」
春香「それにプロデューサーを渡さないってどういうこと?」
P「…何故今に限ってプロデューサーと呼ぶ」
千早「そう、プロデューサーと春香ちゃんは渡さないわ」
春香「義姉さん…」
美希「?」
美希「二人とも意味わからないの、渡さないって意味はそのままなの」
春香「プロデューサーさんは私のなの」
春香「いくら義姉さんや美希でもダメ」
美希「ハニーは美希のなの!」
千早「いいえ、プロデューサーと結婚して春香ちゃんを手に入れるのは私よ」
P「千早だけおかしい」
美希「ていうか、さっきから二人おかしいの」
千早「?」
春香「?」
美希「呼び方が変なの」
春香「そんなことないよ、ねぇ義姉ちゃん」
千早「そうよね、春香ちゃん」
美希「それなの」
美希「春香…義姉ちゃんってどういうことなの?」
春香「うーん、そういう事になりそうだから?」
千早「春香ちゃんがそうなったときにそう呼んで欲しいって言ったから…」
美希「意味が分からないの」
P「…」
美希「それってなんなの」
春香「お兄ちゃんと義姉ちゃんが結婚したらって話」
美希「春香ってお兄ちゃんいたんだ」
美希「なんだぁそれなら美希関係ないの」
美希「邪魔してごめんなの続けていいよ?」
P「…」
美希「ハニーは春香にお兄ちゃんいるの知ってたの?」
P「…」
美希「あ、春香のお兄ちゃんとハニーが友達ってこと?」
P「…」
P(マジで気付いてないのか?)
春香「あー!」
美希「?」
春香「続けていいとか言って結局お兄ちゃんと仲良く話してる!」
千早「…美希、抜け駆けはダメよ」
美希「意味が…」
美希「…あ」
P「やっと気付いたのか」
美希「そういえばハニーの名字も天海なの」
美希「…ハニーって春香のお兄ちゃんだったんだ」
P「知らなかったのか?」
P「ってそうだよな最近名字聞いてきたくらいだしな」
美希「でもなんで春香は千早さんのことを義姉ちゃんって呼んでるの?」
美希「え?もう千早さんとハニーは結婚してるの?」
千早「…」
千早「…そうよ」
P「千早の方が抜け駆けしてる気がする」
美希「…」ダッ
春香「あ、行っちゃった」
P「おいっ、美希!」
千早「プロデューサー、どこに行くんですか?」
P「どこって、美希を追いかけないと」
千早「追いかけてどうするんです?」
P「とりあえず、誤解を解かないと」
千早「プロデューサー……。私、プロデューサーのこと諦めませんから」
P「千早」
春香「千早ちゃん……」
書いてみようかと思ったけど、ダメだった……。
汚してしまってすみません……。
拙いながらも続きを考えていたら、一レスも出来ず朝になってた
これを機にでしゃばらないで、おとなしく保守する事に決めた
P「千早が本気なのはわかった。誰を好きになろうがお前の自由だし好きにすればいいよ」
千早「プロデューサー……」
P「ただし、仕事に支障がでるようなことがあったら軽蔑する」
春香「お、お兄ちゃん、それは……」
千早「春香、大丈夫よ。わかりました、プロデューサー」
P「ならいいや。じゃあ美希の誤解解いてくるな」
保守
春香「まぁ美希は放っておきましょ」
千早「えぇ」
P「えぇ…じゃねーよ」
千早「?」
P「何故?って顔するな」
春香「!」
P「…お前は何も考えてないだろ」
P「…」
P「…俺、仲間のことを大切にする人を好きになっちゃうかも」
春香「嫌だなぁ、仲間ものすごく大切にしてるよ?」
千早「今から春香ちゃんと探しに行くつもりだったんです」
P「…」
P「お前ら調子いいな」
春香「いこ、義姉ちゃん!」
千早「えぇ」
P「…」
P「面倒だけは増やすなよ」
春香「わかってるって」
千早「あなた、春香ちゃんの面倒はちゃんとみますので」
P「ついにプロデューサーからアナタに変わったか…」
…
P「行ったか」
P「…」
P「まだ、事務所にいるんだろ?美希」
P「…」
美希「…さすがハニーなの」
P「いや、あいつらがちょっと抜けてるだけで、誰だってわかったと思うぞ?」
美希「…」
美希「それでもハニーが見つけてくれてよかったの」
P「そうか」
美希「…」
美希「千早さんが言ってたこと…」
P「ホントだと思うか?」
美希「…」
P「アレはあいつの嘘だ」
美希「でも春香は千早さんのこと…義姉ちゃんって」
P「…それは俺もよくわからん」
美希「まだ証拠不十分なの」
美希「…春香と兄妹って言うのは認めるの」
P「認めるもなにも事実だからなぁ…」
美希「そういうことにしておいてあげるの」
美希「でも浮気はダメだよ?」
…
春香「義姉ちゃん、美希いた?」
千早「…こっちにはいないみたいね」
春香「義姉ちゃんはお兄ちゃんのどこが好き?」
千早「…内緒よ」
春香「千早ちゃんのケチー」
春香「…あ」
千早「いいのよ、春香」
春香「…実は私とお兄ちゃんって血が繋がってないんだ」
千早「!」
千早「超展開!」
千早「…」
春香「だから私もお兄ちゃんと結婚できるんだよ」
千早「…」
春香「まぁ、嘘なんだけどね」
千早「ものすごく無意味な嘘ね」
春香「…」
春香「でもそれくらいお兄ちゃんが好きってこと」
千早「…」
春香「だから千早ちゃんにも渡せない」
…
美希「ハニーは好きな人いるの?」
P「いるよ」
美希「!」
美希「…そ、それは?」
P「誰だと思う?」
美希「…美希」
P「それは…」
あずさ「おはようございます~」
美希「…チッ」
P「あずささん、おはようございます」
あずさ「あ、プロデューサーさん」
P「なんですか?」
あずさ「久しぶりに実家に帰って知ったんですけど…」
P「?」
あずさ「どうやら…」
あずさ「私とプロデューサーさんって許婚みたいでしよ?」
P「は?」
美希「…ってことはさっき言いかけた好きな人ってあずさのことなの?」
P「あずささん」
P「なにしれっと嘘ついてるんですか」
P「許婚だったら昔から知ってるはずですよ」
あずさ「あらあら」
P「誤魔化さないでください」
あずさ「運命の人はどこかしら」
P「…」
P「放っておこう」
伊織「そうそう、それが1番よ」
美希「伊織いたな」
伊織「…」
伊織「たった今、あんたは私の許婚になったわ」
P「は?」
伊織「安心しなさい、妹もちゃんと可愛がってあげるわ」
P「いやいや、そうじゃなくて」
保守
ほ
P「いきなりそんな事ができるわけないだろ?」
伊織「水瀬財閥を馬鹿にしないでちょうだい」
P「…いや、馬鹿にはしてないけど」
P「お前、親の権力とか使うの好きじゃないだろ?」
P「自分の実力でどうにかするんじゃないのか?」
伊織「ギギギ…」
伊織「そのとおり、嘘よ」
P「みんなして嘘つきすぎだ」
伊織「…それにアンタと結婚してもメリットないしね」
P「ウチで使ってるシャンプーはメリットだけど?」
伊織「…」
伊織「それに春香を私が養うメリットもないしね」
P「養われなくてもウチの両親健在だけどな、ちなみに春香が使ってるシャンプーもメリットだ」
伊織「…」
伊織「…それはどうでもいいわよ」
P「冗談だ」
伊織「…」
美希「デコちゃん強がりなの」
伊織「違うわよ」
伊織「それにデコちゃん言うな」
…
千早「みつからないわね…」
春香「そろそろ事務所に戻ろうか」
千早「そうね」
春香「美希はどうでもいいもんね」
春香「それにお兄ちゃんもきっと忘れてるよ」
千早「えぇ」
…
P「ってかなんでみんなして俺と結婚したがるんだ」
美希「好きだから」
P「直球だな」
P「いいか?さっきも言いかけたが俺には好きな人がいるんだよ」
小鳥「…ドキドキ」
P「…」
あずさ「誰ですか?」
美希「…」
伊織「いざとなれば水瀬の力で」
P「それはお前達アイドル全員だ」
P「だから誰か1人を好きになるなんてあり得ない」
小鳥「え?」
小鳥「ちょっと何いい話でまとめようとしてるんですか?」
小鳥「それに、アイドル全員…」
小鳥「これだと私は入ってないじゃないですか!」
P「…」
小鳥「もー罰として私と結婚です!」
P「…」
P(こういう事言わなければ可愛い人なんだけどな)
P「それ卑怯じゃないですか」
伊織「…雪歩」
雪歩「あの…小鳥さん」
雪歩「穴に埋まりますぅ?」
小鳥「…」
P「まぁとにかく今はお前達と恋愛する事も結婚する事もないだろう」
伊織「ということは落ち目になれば可能性はあると?」
あずさ「秋元○康もアイドルと結婚してますからね」
P「名前伏せ切れてないし、それに高井麻巳子は絶頂の時に辞めてるだろ」
美希「誰なの?」
P「知らなくていい」
P「それにお前達は今売り出し中なんだから仕事がなくなるとか考えるな」
伊織「ウチに仕事の話が来ても全部律子へのオファーじゃない」
美希「美希達暇なの」
P「…それは俺がホント悪いな」
P「頑張って仕事とってくるから」
あずさ「あ、そうだ」
P「どうしたんです?」
あずさ「私のアイドルとしての目標が誰なのかをプロデューサーさんにお伝えしておこうと思いまして」
P「まぁ明確なアイドルのイメージがある事は良い事ですからね」
あずさ「…渡辺満里奈さんと乙葉さんです」
P「…」
P「どちらも結婚して上手くいってる人ですね」
あずさ「はい、プロデューサーさんとなら出来る気が」
伊織「あずさ、こいつは芸人じゃないわよ」
あずさ「!」
あずさ「忘れてました…」
P「意味が分からん」
ほ
まだ残ってたwww
誰か続き書けください
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