小鳥「プロデューサー、死んでしまいましたね・・・」
律子「・・・はい」
律子「あ、今から新しいプロデューサーが来ますよ」
P「あ、よ、よろしくお願いします!新しくプロデューサーやらさせていただきます!」
律子「よろしくお願いします……(イマイチね)」
小鳥「宜しくお願いします」
P「(ここが765プロ……気合い入れていこう)」
間違えてコテつけちゃった
しばらくして
P「みなさん、僕は今日から765プロでPやらせていただきますPです。宜しくお願いします」
全員「……」
P「(え?……なに?まさかやらかした?……)」
春香「……うるさいです」
P「え?」
春香「うるさいですよ!」
P「!?」
前のプロデューサーは前プロデューサー
春香「前プロデューサーさんはとっても良い人でした……みんな大好きです」
春香「ここのみんなを大きくしてくれたのも、全部前プロデューサーさんのおかげです」
春香「後からホイホイ出てきて乗っ取ろうとする人間の顔なんて見たくないです」ダダダ
バタン
P「えっ……あの……ちょっとまって……」
真「ボクも同意見だよ」
美希「ハニーの作り上げたものを乗っ取ろうなんて……最低なの」
ゾロゾロ
P「……」ポツ-ン
貴音「……プロデューサー殿」
P「……あっ、えっ、はい!?」
P「(あれ……気付いたら一人しかいない件)」
P「し、四条さん、どうしました?」
貴音「ここの方々は今は前プロデューサーを亡くして悲しんでいるだけなのです」
貴音「前プロデューサーはとても凄い方でした」
貴音「そんなプロデューサーを1日でコロコロ変える、などということはプライドが許さないのでしょう」
貴音「しばらくすればきっと心を開いてくれるでしょう……」
P「……ありがとうございます!少しでも認めてもらえるよう努めます」
貴音「期待しています」
P「ちくしょ~」
P「……そうだ、今日からもう仕事があるじゃないか」
P「スケジュールは……おお、辛いなこれは」
P「とにかくやってみよう」
P「あのー、天海春香さん?仕事のことなんですが……」
春香「断って下さい」
P「は!?」
春香「嫌なんですよ、あなたなんかと仕事するのは」
P「でも……」
春香「でも……してくれないと自分が危ない……ですか?」
P「そんなことは……」
春香「とにかく、前プロデューサー以外の人と行く気はありませんので」
P「ちょっと待って……くそっ、なんでだよ」
P「えっと次は……」
美希「今日はパスなの」
雪歩「い、嫌です……」
・・・・
P「ひぇえええ、ほぼ断られた……」
P「四条さん……今日の仕事のことですが」
貴音「はい、では行きましょう」
P「……っ!?い、行きましょう!」ウルッ
~現場~
P「お疲れ様です」
貴音「はい」
P「……その、ラーメン食べに行きませんか?僕の奢りで」
貴音「では、お言葉に甘えさせていただきましょう」
~ラーメン屋~
貴音「らぁめんというものはとても美味なものでございます」ズルズル
P「あ、はい」
貴音「他の皆さんは、どうでしょうか」
P「」
貴音「……徐々に彼女達も慣れていくと思いますよ」ズルズル
P「……そうだと嬉しいです」
貴音「……失礼ですが、何故私がらぁめんが好きなのをご存知なんでしょう」
P「ファンだったから……ですかね」
貴音「ファン?……だからプロデューサーになられたんですか?」
P「いいえ!それは違います」
P「まあファンなのもあるかもしれないですけど……ずっとなりたいと思ってた、夢だったから、ですかね」
P「諦めかけてました。でも765プロのプロデューサー募集の情報を見てこれが最後のチャンスと思い……」
P「まあ僕の昔話は良いでしょう」ズルズル
貴音「……」ズルズル
~夜~
社長「プロデューサー君、困るよきちんとしてくれないと」
社長「ほぼ全員仕事してないじゃないか」
P「すみません」
社長「(とはいえ、彼女らだからな……正直こいつには期待してないが)」
社長「明日から気を引き締めてくれたまえ(せめて給料分程度の働きは期待しているよ……)」
小鳥「お疲れ様です」
P「はい、お疲れ様です」
P「お疲れしたよ全く」
~P自宅~
P「母さん……ごめん駄目かも……」
P「765プロ入りが決まったとき、凄く喜んでくれたよね」
P「頑張ってチャンス掴んできなよっ!って……」
P「……良く眠ろう」
P「おはようございます」
律子「あ?あ、おはようございます」
小鳥「おはようございます」
社長「精進したまえ」
P「……」
P「……」
P「人来ないわ」
小鳥「頑張ってくださいね」
P「あ、手伝います(そろそろ来てもいい頃かな?)」
P「」
P「」
ガチャ
貴音「おはようございます」
P「四条さんおはようございます」
貴音「……随分と人が居ませんね、まあ昨日の今日のことですから仕方ありませんか……」
P「(ええ娘やん)」
P「」ウロウロ
小鳥「ま、まあ良くあることですよ!」
P「これがですか?」
小鳥「……ごめんなさい」
P「四条さん、レッスンに行きませんか?」
貴音「……ええ、そうしましょう」
~レッスン後~
貴音「上手ですね、おかげで上達できた気がいたします」
P「ありがとうございます」
貴音「……」
~夜~
社長「君、どういうことかね」
P「その……みんな欠席で」
社長「困るねぇ、しっかり招集してくれたまえよ(仕方ないと思うがね)」
社長「何度もやられると困るからね」
~P自宅~
P「本格的にマズくなってきた……」
P「なんとしても掴みたいチャンスなんだが……」
ピロピロ
P「母さんから電話だ……もしもし?」
P「……うん、順調だから、うんじゃあね」プツッ
P「」
P「はぁ~」テクテク
ガラッ
P「おはよ……!?」
千早「……」
P「あの……如月さん……ですよね?(早くないですか……)」
千早「辞めたほうが良いです」
P「」
千早「私達は前プロデューサーにとらわれて心を開くことはないです。私も」
P「……」グッ
千早「前プロデューサーあっての765プロですから」
P「…(どうしろって言うんだ……どうしろって……)」
千早「それじゃあ」スタスタ
小鳥「……プロデューサーさん、お茶淹れておきました」コト
P「ありがとうございます……」
小鳥「ああ言いつつも彼女達もアイドルですから、仕事を投げっ放しにはしませんって!」
P「(765プロはとても良い娘達だと思う)」
P「……」ズルズル
P「(彼女達も仕事をしたくない訳じゃないよな……)」
律子「おはようございます」
P「お願いしますっ!」トビドゲザ
律子「えっ……」
P「秋月さんに彼女達をプロデュースしてもらいたいんです!」
律子「ええっ!!?」
P「竜宮小町があるのは承知しています!……でも彼女達を見捨ててはおけません!」
P「僕に至らない部分があるせいでこんなことを頼んでいるのです、でも彼女達に仕事をさせてあげたいです!」
律子「……」
P「できる限りのサポートはしていきたいと思っています」
律子「……しょうがないですね(なんのためのプロデューサーだと思っているんだこいつ)」
貴音「……」ガチャ
P「四条さん!?」
貴音「確かにそれなら彼女達は動き始めてかもしれませんね」
貴音「でも私はあなた様にプロデュースしていただきたいと思いました」
P「!?」ウルウル
貴音「あなた様の熱意はずっと感じていました」
貴音「そして私達を大事にしてくれています……」
貴音「私では足らないでしょうか」
P「うっ……そちらこそ僕なんかで良いんでしょうか」ブワッ
律子「……」
貴音さんはホント天使やでぇ
貴音「よろしくおねがいします」
律子「はいはい、じゃあ貴音さん以外のアイドルは任せて貰えますか?」
P「えっ……そんな……良いんですか?」
律子「はい(言ってるんだから良いに決まっているでしょう)」イラッ
千早「<●><●>」
千早「」プルルルプルルル
春香「……はいもしもし……」
千早「貴音さんが前プロデューサーを捨てた」
春香「……」プツッ
千早「……」
ガシャ
春香「おはようございます!良い天気ですね、小鳥さん律子さん」
P「……(早くないですか……)」
貴音「ええ、青き良き空ですね」
春香「」ギロッ
春香「フフフ」ニヤッ
貴音「あ……」ゾクッ
おはようございまーす おはようなの おはようございます
ゾロゾロ
社長「やあ諸君(寝坊してしまった、なにか惜しいものを見逃した気が)」
社長「プロデューサー君、よくぞ招集した!」
P「はい……(雰囲気がおかしい)」
・・・・
P「じゃあ10時まで休憩してください貴、四条さん」
貴音「貴音……で良いです///」
P「はい貴音さん」キリッ
~10時ちょっと前~
P「……なんで一人で休憩させてしまったんだ……」
P「クソッ……あの雰囲気でよく一人にできたな俺……」ダッダッダッ
貴音「……」
コソコソ…ウフフ ゲラゲラ
P「おーい!……貴音さん、そろそろ……」
歯磨きしてきます
10分くらい
貴音「では行きましょうか……」
ざわざわ……ざわ
P「」ガシッ テクテク
貴音「!?」テクテク
~車内~
P「大丈夫でしたか?」
貴音「……なにやら面妖な雰囲気でした」
P「すみません、全て僕の責任です」
貴音「なにを言っているのですか、私が選んだ道ですから」
貴音「……」
・・・・
P「それじゃあまた明日で」
貴音「……はい」
貴音「……」テクテク
ドンッ!!
貴音「!?」ビクッ
千早「貴音さん、こんばんは」
貴音「……私のアパートですが……」
千早「貴音さんの部屋以外は貴音さんのものではありません」
貴音「何か用ですかね……」
千早「……前プロデューサーを捨てたな」ギロッ
貴音「捨ててなどいませんっ!あの方がプロデューサー殿を辞めさせるまで追い込むことを果たして望むでしょうか……」
スクッ
雪歩「私達が望みます」
貴音「…!?く、黒服が背景とぴったり合っていて気付きませんでした……」
千早「どうなんですか?前プロデューサーが嫌いでしたか?」
貴音「だからさっきも言ったように……」
ドンッ!
千早「帰ります」
貴音「……インターホンが壊されていますね……」
>>1
お願いだから貴音にだけはひどい事させないでくれ…
その頃
社長「まあ君には貴音君一人をプロデュースする方向で当分はいいよ(最初からピンときていたよこいつには)」
P「律子さんはどうですか?」
律子「大丈夫よ、こっちは(ただならぬ雰囲気で仕事してますが)」
P「ありがとうございます」ペコッ
P「上がりますわ」
翌朝
P「向かえに着ました」
貴音「有難い気遣いです」
ブロロロ
貴音「彼女たちはどうされたいのでしょうか」
P「分かりません……相当凄いプロデューサーだったんでしょうね、前プロデューサーさんは」
貴音「はい……しかし……」
なんで律子Pならいいんだよwwwwwwww
前のPじゃねえじゃんwwww
でも支援
ガシャ
P「おはようございます」
一同「」シ-ン
P「(今日俺の出勤時間に合わせたんだけど……)」
小鳥「おはようございます」
社長「ゴホンッ…おはよう」
P「(ふたりは普通だな)」
>>113
新参の乗っ取りよりは懐くかと
~休憩時間~
P「貴音さん、ちょっとトイレ行って来ます」
貴音「……はい」
千早「……」
美希「おっとっと、なの」スッテンコロリン ビリッ
貴音「服が……」
P「貴音さ……ああ……すいません……」
千早「……」
P「いい加減にしてくださいよ皆さん!」
P「文句なら自分に言って下さい、聞かせて下さい!」
春香「……なんで辞めないんですか?」
P「……」
春香「言いましたよね?私達はヒョイヒョイ他の男についていったりしない、と」
貴音「春香……」
P「貴音さんは……俺なんかよりずっと前プロデューサーさんのことを大事に思ってる」
貴音「そんなことは……」
春香「多分それ、思ってないですよ貴音さん」
春香「今の反応で分かりました、貴音さん、あなたのほうが」
P「そんなことはない!前プロデューサーさんのほうが大事だよ、その上で俺に付いて来てくれた」
春香「本当は貴音さん、プロデューサーのこと独り占めしたいんでしょう」
貴音「……」
P「貴音さん……」
律子「はいはい、こんなの続けても無駄無駄。さっ、仕事入ってるから行くわよ」
P「律子さん!?」
秋月さん!? だった
小鳥「じゃあ、私も……」
社長「えっ、じゃあ私は社長室に行くからね」
シ-ン
P「なんか、本当にごめんなさい」
貴音「元はといえば私の決意が半端なのが悪いのです……」
貴音「春香の言う通り私はあなた様と一緒になることを望みました」
貴音「前プロデューサーよりあなた様を思っているかもしれません」
P「貴音さん……」
Pはなんで死んだん?
P「その……つまり……」ゴクリ
貴音「……///」
P「……とりあえず新しい服取って来ます」ビンッ
貴音「!?///」
貴音「……私はなにがしたいのでしょう……」
社長「(……良くない傾向だ)」
>>129
トラックに跳ねられて
P「あのー、はいこれ……」
貴音「はい、仕事に行きましょう!今日はらぁめんの企画に出るんでしょう?」
P「はい、気合い入れていきましょう!」
貴音ちゃんスンスン
お姫ちん前Pの意思を引き継ぐとかじゃなくて
一目惚れとかねえよ…
P「(まだ全然問題が解決していない……)」
~夕方~
一同「」シ-ン
P「(なんか集合してるし……)」
千早「みんなで話合ったんだけど、いつまでも前プロデューサーにとらわれるのは良くないと思って……」
千早「試しにプロデュースして下さい」チラッ
貴音「!?」
P「そ、それって本気で言ってるんですか?」
春香「ええ、 み ん な のプロデューサーになれるかもしれませんよ」ニヤッ
P「いよーっし……」
貴音「そんな……」
>>142
本当はもっと惚れる過程書くべきだった
まてよ?
新Pには二郎の常連という隠し設定があるとしたらどうだろうか?
P「あ……貴音さん……」
貴音「これで一件落着かもしれないですね……」
P「……」
春香「プロデュースしてほしいなぁ」ニヤッ
貴音「良かったですね」ウルウル
P「……僕は…俺は…」
貴音「夢を掴むのには大きな前進ですよ」
疲れたので休憩します10~25分
P「プロデュース、します」
千早「えぇぇぇ……(マズい)」
春香「うおおおおお……(冷やかしだったのに……)」
真「あなたの熱意に負けましたよ」ギュッ
美希「ミキ達が平和なら天国のハニーもきっと喜ぶのー」
ワイワイガヤガヤ
千早「手の平返し早い……」
春香「……」
貴音「良くご決断を……」ポロポロ
P「貴音さんとは僕……俺にとって担当アイドルを越えた関係になりたいです……」
貴音「……貴音」
P「貴音、付き合ってくれ……」
~数日後~
P「お疲れ様です」
千早「……お疲れ様です」ボソッ
うっうー! あわわ あはははは→
千早「やっぱり、前プロデューサーの死にこだわっていた頃より生き生きしてますよね」
P「あなたもじゃないんですか?」
千早「……そうかもしれないわ……」
千早「(前プロデューサー、見ていますか?やっぱりあなたが作り出した一番のものは笑顔だったのかもしれない)」
春香「お疲れー!千早ちゃん!」ニコニコ
あれ? なんかもう終わらせようとしてる?
P「お疲れ、貴音、ほら」
貴音「こーひぃですか……」
P「あれ?嫌いだっけ……!?」チュッ
貴音「……///」
P「だ、大胆だなあ……」
真美「あ→、はぁずかしいいいい!」
貴音「……真美?」
真美「きゃ→お姫ちんこわーい」
P「マスコミきたぞ!逃げろ!」
貴音「恋とは茨の道なのですね」
美希「あの二人は仲良いの」
真美「なんてったって恋人だもん!」
P「こっちだ」グイッ
貴音「あぁ」
>>166
>P「こっちだ」グイッ
>
>貴音「あぁ」
なんだかベテランの刑事コンビみたいに見えてしまった…
貴音ちゃんのイチャイチャ見たいなぁ
貴音「かなり走りましたね」ハアハア
P「ここからの眺めは最高だぞ?」
貴音「私達を彩るに相応しい絶景ですね」ハアハア
P「貴音……」チュッ
貴音「……///」
P「実はな、母さんがそろそろ結婚相手決めろってな、うるさいのよ」
貴音「それはまさか……」
P「まだ大した年齢じゃないんだけどな俺……きっと綺麗な銀髪の彼女を見たいらしい」
貴音「……しかし、関係上許して貰えるでしょうか」
P「そこは恋は茨の道なのですね……ということで」
貴音「プロデューサー」チュ-
社長「君達!」
P、貴音「」ビクン
一同「ガヤガヤ」
拝見前P様
たくさんの仲間と楽しくやっています
かんじています、あなたの力を
ねむくなることもない毎日です
かんしゃしています
わいわいがやがや
いい事務所を作ってくれてありがとう
いつまでもこの事務所を守り続けます
Pより
貴音「何を書いていたんでしょう……」
P「うおっ!?なんでもないよ!」
貴音「……?」
P「(あぶねー)」
P「幸せが続きますようにってな」
貴音「私は幸せになってやりましょう」
おわり
以上、クソコテがお送り致しました
何故貴音のssは少ないのか
乙
>>175
じゃあ貴音SS増やしてくれよ!
正直言うと動かしづらいのと他と絡ませづらい
逆に亜美真美とかは勝手に動いてくれるから動かしやすいし絡ませやすいよ
>>177
らぁめん位しかからませられないからキツイのか
>>逆に亜美真美とかは勝手に動いてくれるから動かしやすいし絡ませやすいよ
エロス
>>178
あとSPだとか2だとかアニメによって性格違ったりとか設定がそこまで出なかったりで貴音単体で話作りにくいんだわ…
性格が性格だからシリアスやっても自分で何とかしそうでPが出る幕がなかったりね・・・
まじつらい
このSSまとめへのコメント
新人Pに乗っ取りも糞も無いと思うがね