上条「2ちゃんねる?」(378)
御坂「ねぇアンタ、2ちゃんねるって知ってる?」
上条「なんだそれ、テレビ番組か何かか?」
御坂「日本で一番大きなインターネット掲示板のことよ」
上条「インターネット?あぁ、俺パソコン持ってないから」
御坂「はぁ?確か学園都市のパソコン普及率は99.9%のはずよ?」
上条「じゃあ俺が0.1%なんだろ、悲しいこと言うなよ」
御坂「・・・本当に悲しいわよ」
御坂「いいわ。パソコンは私が買ってあげるから2ちゃんねるをやりなさい」
上条「いらねーよ。そんなことで呼び出したんなら帰るぞ」トコトコ
御坂「ちょ、ちょっと!」グイッ
上条「いて!なんでそんなに必死なんだよ」
御坂「いいから来なさい!」
~ ヤマダ電機 ~
店員「いらっしゃいませー」
御坂「あの、今の最新モデルはどれですか?」
上条「おい!俺は買わねえぞ!」
御坂「いいのよ。私が自分用に買うんだから」
上条「はぁ?じゃあなんで俺がついてこなきゃなんねーんだよ!」
御坂「私のお古をあんたにあげるわ」
上条「いらん。帰る」スタスタ
御坂「はぁー・・・じゃあ捨てるしかないか・・・」
上条「!」ピクッ
御坂「あーあ、まだまだ使えるんだけどなぁ・・・」
上条「おい、まだ使えるなら使いなさい。お嬢様だからといって贅沢はいけません!」
御坂「でもぉ、私は電脳世界の女王だからぁ・・・」
上条「だからって捨てるのは上条さんが許しません!」
御坂「じゃあアンタが引き取りなさいよ」
上条「ぐぬぬ・・・」
御坂「はい、交渉成立ね」
店員「あのぉ・・・(なにこのカップル・・・)」
御坂「あ、すみません」
五和「さてと…スレ立てよっと」
上条「五和、愛してる!」
五和「ふふ…」
~ 帰り道 ~
上条「はぁ・・・俺ん家に置くスペースあるかな・・・」
御坂「大丈夫よ、小型のノートだから」
上条「ノート?パソコンに字を書くのか?」
御坂(ダメだこいつ・・・)
○○「おや?あれは・・・!!」ヒュッ
上条「ん?」
黒子「死に晒せ類人猿!!」バキッ
上条「」
黒子「ふっ・・・永遠にさよならですの・・・」
黒子「お姉様!黒子というものがありながらこのような俗物と!!」
御坂「ご、誤解よ」
上条「・・・不幸だ」
黒子「まだ息がありましたの?しぶといゴキブリですこと」
御坂「そうだ黒子。ちょっと手伝ってくれない?」
黒子「お姉様の頼みとあらば何でもやりますの」
御坂「ちょっと私のノーパ持って来てくれる?」
黒子「パソコンをですの?少々お待ちを」ヒュッ
黒子「持ってきましたの」ヒュッ
御坂「サンキュー」
上条「やっぱ便利だなぁ」
黒子「人を物みたく扱うな、ですの」ゲシッ
上条「いて!すみません!」
黒子「で、そのパソコンをどうするんですの?」
御坂(黒子に話したら色々とめんどうだわ・・・)
御坂「あ!あっちに引ったくりが!」
黒子「!?」
上条「なに、引ったくりだと?とっ捕まえてやる!」
御坂(わー!バカバカ!あんたはいいのよ!)
御坂「あっちの角を曲がったわよ」
黒子「あっちは確か行き止まり・・・ちょっと懲らしめてきますの」ヒュッ
上条「よし、いくぞ!」
御坂「あんたはこっち!」グイッ
上条「へ?」
御坂「あんなの嘘よ。さ、早くあんたの家まで連れていきなさい」
上条「え?あ、あぁ」
~ 路地裏 ~
黒子「ジャッジメントですの!」ヒュッ
猫「・・・ニャー」
黒子「チッ、能力者のようですわね」
黒子(お姉様に犯人の風貌を聞いてみましょう)ピッ
御坂「あ、黒子から電話だ」プルルル
上条「もうバレたんじゃねえか?」
御坂『もしもし?どした?』
黒子『犯人は能力者のようですの。どんな格好をされていましたか?』
御坂『青髮でピアスした不良みたいな人だったわ』
上条「・・・ん?」
御坂『急いで!私は被害者を病院まで送ってく!』ピッ
青髮ピアス死亡確認
上条「お前、青髮ピアスを知ってんのか?」
御坂「は?誰それ?」
上条(・・・まぁ大丈夫だよな)
御坂「いいから早く行くわよ」
青ピ「はぁ、空から女の子でも降ってこーへんかなぁ」
黒子「ジャッジメントですの!」ヒュッ
青ピ「・・・へ?いででで!!」
黒子「大人しくしますの。さもなければ腕をへし折りますわよ?」グイッ
青ピ「ちょ、落ち着いてーや!」
黒子「いいから黙ってついてこいですの!」
(´;ω;`)青髪ピアスェ
御坂「あ、また黒子からだ」プルルル
上条「まさか・・・」
御坂『もしもし?』
黒子『犯人を捕まえましたの。お姉様のおかげですの』
青ピ『ほんまに人違いやて!』
黒子『青髮でピアスをしてるのなんてあなたぐらいですの』
青ピ『ふ、不幸や~!』ピッ
御坂「・・・え?」
上条「・・・」
御坂「・・・」
上条「大丈夫だ、あいつジャッジメントのお姉さんとSMプレイしたいって言ってたから」
御坂「そ、そう?夢が叶ってよかったわね・・・」
上条「よし、ついたぞ」
御坂(学園都市にこんな家があるなんて・・・)
上条「あ、同居人がいるからよろしくな」
御坂「え?わ、わかった」
御坂(しかも二人住み・・・泣けるわ・・・)
上条「おーい、ただいまー」
○○「とーま、おかえりなんだよ!」
ガチャ
御坂「え?」
禁書「えっ」
青髪ピアス「うっ」
御坂「ちょ、ちょっと!どういうこと!?」
上条「ん?そういやお前ら顔見知りか」
御坂「そうじゃなくて!」ビリビリ
上条「うわ!御坂、パソコン壊れるぞ!」
御坂「え?そ、そうね」
禁書「とーま、なんで短髪がここにいるの?」
上条「あぁ、パソコンを教えてもらうんだ」
禁書「ぱそこん?なにそれ?」
御坂「ぷぷ、パソコンも知らないなんて猿以下ね」
禁書「うるさいんだよ、年中短パン女」
御坂「な、なにを!」
上条「こらこら、いいから家に入りなさい」
~ 上条の家 ~
御坂「・・・で?なんであんたがここにいるわけ?」
禁書「わたしはとーまの命の恩人なんだよ」
上条「逆だろ!」
御坂(・・・まぁそんなとこよね)
禁書「ふふーん、うらやましいんでしょ」
御坂「な、なにいってんのよ!」
上条「そうだぞインデックス。お嬢様がこんな暮らし羨ましいはずないだろ」
禁書「とーまの鈍感はもはや病気なんだよ」
御坂「それは同感だわ」
上条「?」
上条「じゃ、早速パソコンの使い方教えてくれよ」
御坂「ん、オッケー」
上条「まずはどうするんだ?」
御坂「そんなの電源を入れるに決まってるじゃない」
上条「そうだよな。どのボタンだ?」
御坂「その黄色いボタン」
上条「わかった」
上条「・・・大変だ御坂、二つあるぞ」
御坂「大きいほう」
上条「こっちだな!・・・あれ?つかないぞ御坂」
御坂「・・・長押し」
上条「ん?このピンクのボタンはなんだ?」ポチッ
御坂「ひゃぁん///」
>>38噴いたwwwwww
上条「ふぅ、やっと起動したな」
御坂「あんたの頭ん中どうなってんのよ・・・」
上条「まぁそう言うなって、あれ?パスワードついてるぞ?」
御坂「あぁ、gekotaよ」
禁書「げこた?変な名前なんだよ」
御坂「ゲコ太をバカにしたら許さないわよ」
上条「えっと、g・・・g・・・」
御坂「ここよ」
上条「お、サンキュー。次はeだな」
御坂「ここ」
上条「おぉ!すげーな御坂!」
御坂「・・・///」
慈圓
上条「次はkだな」
御坂「こ
禁書「ここなんだよ!」
上条「インデックス!?」
禁書「ふふん、文字列を記憶するなんてこの私にかかれば朝飯前なんだよ!」
御坂「・・・」イラッ
上条「えっと、gekotaだから・・・次は・・・」
御坂「ここ!」
上条「お、おう。そうだな」
禁書「むむ」
上条「次
禁書「ここなんだよ!」
上条「・・・」
テラカルタ
御坂「ちょっと!私が教えてるんだから邪魔しないでよ!」
禁書「短髪じゃ心配なんだよ」
御坂「キィー!」ビリビリ
上条「うるさいぞ、一人でやるから黙って見守っててくれ」
禁書・御坂「はい・・・」シュン
上条「えーっと、どこまでやったかな?gekoまでだから次はtだな」
上条「えー」
御坂・禁書「・・・」ウズウズ
上条「んー」
上条「あれ、tが・・・ない・・・?」
御坂「そんなわけないでしょ!」
禁書「とーま、頑張るんだよ」
上条「おう、えっと・・・あった!」ポチッ
御坂・禁書「おー」パチパチ
上条「へへ」
上条「次はaか、これだ!」
御坂「正解よ」
上条「よし、完璧にマスターしたな」
御坂「はぁ?まだ起動しただけでしょ」
上条「あ、そっか。次は何をすればいいんだ?」
御坂「そうね。インターネットはもう繋がってるから後は好きに弄っていいわよ」
上条「お、サンキュー」
御坂「さてと、もうすぐ門限だから私は帰るわね」
上条「バス停まで送るよ」
御坂「え?い、いいの?」
上条「当たり前だろ、女の子が一人じゃ怖いだろ」
御坂「じゃあ・・・お、お願いするわ///」
~ 夜道 ~
上条「いやー、外は寒いな」
禁書「凍えそうなんだよ」
御坂「・・・なんであんたまでいるのよ」
禁書「おさんぽ」
上条「おう、ちょっとは動かないとおデブちゃんになるぞ」
御坂「あんた、ちゃんと2ちゃんねるにアクセスしなさいよ?」
上条「あぁ、すっかり忘れてた」
禁書「2ちゃんねる?」
御坂「あんたはいいのよ」
上条「まぁパソコンに慣れたら見てみるよ」
御坂「じゃ、わからないことがあったらメールしなさい」
上条「はいよ」
禁書「おちんぽ」
ト、 ______)
「::::\┐ _,,. --──- 、..,,_ `ヽ. で 泣 早
r-‐'へ::::::::!_'´ __,,,,......,,,,,__ `ヽ、 ', す い く
> :、:;::::::>''"´ `"'' 、 ':, i. よ て 続
└─ァ''" / `':., ',. !! る け
,:' / / ,' / ,' i. ', ':, i ',! i. |. 子 て
/ ,' .,'`メ、!,_,/ ./! 、i__,,!イ .|. i ,ゝ | |. も .下
,' i ,!/,.-ァー;' / !/ァ;ー'-r'、 ! /__」 | | い さ
i ! ハ!イ i `ハ i `'ハ Y/ i/ ; | |. る い
└'^iー! ,iヘ ':,_ン ':,__ン ノ!' | i. i ,' ん ! !
,:' .!.7,.,., ' .,.,., ,'! .! | |∠,_ ________
o ゜/ ,:'. ト、 r‐,-‐ ''"´`ヽ. / ; | ! ! `Y´ ̄
,' .// i. `i:.、.,!/ ,.イ,:' ,' | ,'i .|
レヘ_/ヽ. !ァ''"´ `ヾi、ー=''"/ヨ___,/、___!へr三/) (ヽ三/) ))
/ ヾ!二へ/:::::ト,.-'‐'^ヽ(((i ) ___ ( i)))
,' ',l>く}:::7 rノ/ / \ ヽ \
K_ _,r-イYン/ムi:::::/ ,ノ´く / (●) (●) \ > )
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バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・) バンバンバンバン゙ン
_/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
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バン はよ
バン(∩`・д・) バン はよ
/ ミつ/ ̄ ̄ ̄/
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ドゴォォォォン!!
; ' ;
\,,(' ⌒`;;)
!!,' (;; (´・:;⌒)/
∧_∧(;. (´⌒` ,;) ) ’
Σ(* ・ω・)((´:,(’ ,; ;'),`
⊂ヽ ⊂ ) / ̄ ̄ ̄/
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_, ,_゚ ∴\//
(ノ゚Д゚)ノ |/
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ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ
ポチ ポチポチポチポチポチポチ
ポチ(∩`・ω・) ポチポチポチポチポチ
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\∧∧∧∧/
< 俺 >
< 予 し >
< か >
─────────< 感 い >──────────
< な >
< !!! い >
/∨∨∨∨\
/ \
/ ∧_∧ \
/ ( ・ω・) \
/ _(__つ/ ̄ ̄ ̄/ \
ついでにジョギングから風呂のフルコースいってきます
~ 上条の家 ~
禁書「短髪、なんか必死だったんだよ」
上条「世話焼きなだけじゃないか?」
禁書「わたしにはもっと裏があるよいな気がするんだよ・・・」
上条「裏ってなんだよ。せっかくだしパソコン使ってみるか」
土御門「上やん、なんだにゃー?その女っぽいパソコンは」
上条「うお!いきなり窓から入ってくんなよ」
土御門「舞夏が出かけてて寂しかったんだぜぃ」
上条「・・・まぁいいや。友達からパソコンもらったんだよ」
土御門「ほー。じゃ、もうあのサイトは見たかにゃ?」
上条「あのサイト?」
土御門「・・・禁書目録。これで好きなご飯を食べに行くといい」ピッ
禁書「い、一万円なんだよ!」
上条「おい!」
禁書「行ってきまーす!」
ガチャ
上条「いきなりどうしたんだ?」
土御門「上やん・・・パソコンをこっちに貸すんだ」
上条「な、なんでシリアスモード?」
土御門「いいか?このサイトを教えるのは特別だからな」
上条「お前・・・このサイトは!」
土御門「ククク・・・上やんには刺激が強すぎるか?」
パソコン「アハーン」
上条「バ、バカ!御坂からもらったパソコンをこ、こんなことに・・・」
土御門「ふふ、素直になれよ上やん」
上条「・・・今すぐ『巨乳お姉さんとの甘い生活』をクリックするんだ」
土御門「上やん、それはできない。俺はこっちの『義妹なんか関係ないっ!』をクリックするぜぃ」
上条「バカ野郎!舞夏が聞いたら泣くぞ!」
土御門「おい!ここで舞夏の名前をあげるのは反則だろ!」
上条「ええい!いいからクリックだ!」カチッ
パソコン「深刻なエラーが出ました」
上条「!?」
パソコン「深刻なエラーががががががががが」
上条「なんだこれ。ど、どうすりゃいいんだ?土御門」
上条「・・・」
上条「・・・あれ?逃げやがったなあの野郎!」
上条「クソッ!御坂に連絡・・・」
上条(・・・もしかしてエロサイト見てたのバレるかな)
上条「どうすりゃいいんだ・・・」
パソコン「深刻なななななななななな」
上条「・・・あいつに頼むしかねえ」
ピッ
上条『もしもし、今すぐ俺の家にきてくれ。緊急事態なんだ』
○○『あァ?ヒーローが俺に頼みごとだァ?』
上条『頼む!お前の力が必要なんだ!!』
○○『・・・ちょっと待ってろ』
ピンポーン
上条「来た!」
ガチャ
一方通行「よォ、また魔術師か?」
上条「あぁ・・・俺の手に終えないレベルの魔術なんだ」
一方通行(ヒーローの手に負えない・・・か・・・)
上条「学園都市最強のお前ならきっと倒せるだろ!?」
一方通行「チッ・・・ターゲットはどこにいンだ?」
上条「わからない・・・いきなり俺のパソコンを攻撃してきたんだ」
一方通行(パソコンを攻撃?なンか重要なデータでもあったのか?)
ホモい展開は勘弁してくださいね
一方通行「お前の右手はどォした」
上条「ダメだった・・・何か特殊な魔術なのかもしれない」
一方通行「めんどォだな。パソコンを見せてみろ」
上条「あぁ!こっちだ!」
パソコン「深刻くくくくくくく」
上条「これだ!なんとかしてくれ!」
一方通行「・・・おい、ふざけてンのか?」
上条「ふざけてねえよ!ちくしょう魔術師め・・・絶対に見つけ出してやる!」
一方通行「・・・ただのウイルスだろォが」
上条「は?ウイ・・・なに?」
一方通行「ウイルスだ」
上条「それがこの魔術の名前なのか?なんて禍々しい名前なんだ・・・」
一方通行「くっだらねェ・・・帰るぞ」
上条「お、おい!」
ピンポーン
一方通行「あ?」
上条「まさか、御坂・・・?」
ガチャ
○○「よう、近くを通ったから寄ったぜ・・・って一方通行じゃねえか」
一方通行「チッ」
上条「浜面!」
浜面「おう、これ手土産。一方通行も食うか?」
一方通行「いらねェ」
浜面「相変わらずツレねえな」
上条「は・・・浜面・・・!いや、世紀末覇王様!!」
浜面「な、なんだよ」
上条「俺のパソコンを直してくれ!」ガシッ
浜面「パソコン?ちょっと見せてみろよ」
パソコン「しんんんんんんんんんんんんんんんん」
浜面「あー、こりゃウイルスだな」
上条「浜面まで『ウイルス』を知ってんのか!?」
浜面「まぁな。その手の会社でバイトしてたことあるから」
上条「は、浜面様!お願いします!!」
浜面「仕方ねえな。ちょっと貸してみ」
カタカタカタカタカタカタ
浜面「ええっと、これがこうで・・・」
一方通行(・・・こいつ意外と便利だな)
上条「なにやってるかサッパリわからん」
上条「よくわからんが直るのか?」
浜面「後ちょいだ」
上条「マジかよ!・・・お前のこと見直したぜ」
浜面「今までどんな風に見てたんだよ。・・・あれ?こっからどうすんだっけ」
上条「・・・浜面さん?」
浜面「ま、待てよ。ええっと・・・」
一方通行「・・・チッ、俺に貸しやがれ」
上条「アクセラレータ!」
一方通行「てめェは詰めが甘ェンだよ」
浜面「うぅ・・・すまん・・・」
一方通行「おい、一つ貸しだかンな」
上条「あぁ!絶対に借りは返すぜ!」
一方通行「数分で終わらしてやンよ」
カタカタカタカタカタカタカタカタカタ
浜面「う、うお!速すぎてタイピングが見えねえ!」
上条「やっぱ浜面なんかとは格が違うんだな」
浜面「うっ・・・」グサッ
一方通行「おい、直っ・・・あァ?『巨乳お姉さんとの甘い生活』だァ?」
浜面「は?なんだそりゃ」
上条「・・・」
一方通行「おいおい、まさかエロサイトでウイルスもらったンじゃあねェだろォな?」
上条「ま、まさか・・・はは・・・」
浜面「・・・男ってほんとバカ」
一方通行「チッ・・・見なかったことにしてやる」
上条「ア、アクセラレータ様!」
浜面「まぁ俺も似たような経験があるしな」
上条「は、浜面!」
上条「お前ら・・・ありがとう!」
一方通行「次こんなくだらねェ事で呼んだら肉塊にするからな」
浜面「今度なんか奢れよ、じゃあな」
ガチャ
上条「持つべきものは友だな・・・」
上条「さて、土御門は後でボコるとして・・・なにしようかな」
上条「とりあえずこのサイトを『お気に入り』に入れとくか」
上条「後日再チャレンジしてやるぜ。首を洗って待ってな」
カチッ
上条「・・・ん?あぁ、御坂のお気に入りが残ってるのか」
上条「見たらダメだよな・・・でも気になる・・・」
上条「ま、バレないよな」
カチッ
上条「うわ、ゲコ太だらけじゃん。そんなに好きだったのか」
【御坂のお気に入り】
・ゲコ太ファンクラブ
・ゲコ太を愛でる会
・『病院の医者がゲコ太にそっくりな件』
上条「・・・特に面白そうなのはないかな」
上条「ん?」
・ミサカネットワーク
上条「これってまさか・・・」
上条「御坂妹が言ってたミサカネットワークってこれのことか?」
上条「ここで情報交換してるのかな・・・めちゃくちゃ気になる・・・」
上条「でも人の頭ん中みるのは最低だよな」
上条「でも・・・」
上条「ちょ、ちょっとだけなら」
カチッ
打ち止め『ミサカネットワークへようこそってミサカはミサカは歓迎してみたり!』
上条「あれ、これって一方通行が連れてる子だっけ」
打ち止め『まずはパスワードを入力してねってミサカはミサカはテンプレートに従ってみたり!」
上条「パスワード・・・まさか、gekotaか?」
カタカタカタ
打ち止め『このパスワードはお姉様だね!ゆっくりしていってね!』
~ ミサカネットワーク ~
10502号『先日、上条当麻にネックレスを買ってもらった裏切り者がいるとの情報を入手しました、とミサカは報告します』
11760号『すぐに特定しましょう、とミサカは怒りに我を忘れます』
13286号『処罰はどうしましょうか、とミサカは意見を求めます』
14782号『死刑』
16328号『死刑』
10567号『死刑』
13286号『満場一致ですね、とミサカは結論づけます』
10032号『そのミサカは運がよかっただけなのでは?、とミサカはミサカを擁護します』
15746号『なぜ裏切り者を庇うのですか、とミサカはミサカを疑います』
14768号『怪しいですね、とミサカもミサカを疑います』
上条「うわ、やっぱ御坂妹一人だけにプレゼントはまずかったかな・・・」
上条「すまん、名前借りるぞ御坂!」
上条「えっと、『喧嘩はやめなさい』っと」
御坂美琴『喧嘩はやめなさい』
10574号『お姉様、これはミサカの問題ですので、とミサカは理解を求めます』
御坂美琴『いいからやめなさい。ネックレスが欲しいなら買ってあげるから』
19876号『そういう問題ではないのです、とミサカは否定します』
御坂美琴『ならどういう問題なんだよ。別に御坂妹がネックレスもらってもいいだろ』
17432号『なぜ男性口調なのですか?、とミサカは疑問を口にします』
13654号『御坂妹ということはやはり10032号のようですね、とミサカは確信します』
上条「やべ!墓穴掘っちまった」
10032号『お姉様のバカ、とミサカはお姉様を恨みつつ姿を眩ませます』
17543号『10032号からネックレスを強奪しましょう、とミサカは提案します』
15234号『その後ネックレスは?、とミサカは質問します』
14253号『責任をもってミサカが管理します、とミサカは要求します』
12354号『それは許しません、とミサカは要求を拒否します』
13574号『では、最初に強奪したミサカのものと言うことで、とミサカは意見をまとめます』
10032号『やれるものならやってみろ、とミサカは挑発します』
15784号『ミッションスタートです、とミサカは戦争の幕開けを宣言します』
上条「・・・まぁ元気そうだからいいか」
ガチャ
禁書「ただいまなんだよ!」
上条「おかえり、なに食ってきたんだ?」
禁書「焼肉の食べ放題」
上条「お前・・・賢くなったな・・・」
禁書「お腹いっぱいだからもう寝るんだよ」
上条「そうか、俺も今日はもう寝るかな・・・」
~ 翌日の朝 ~
禁書「zzz」
上条「今日は学校休みだしパソコンでもやるかな」
プルルルル
上条「ん?」
上条『もしもし』
御坂『あ、パソコンの調子はどう?』
上条『あぁ、だいぶ慣れたよ』
御坂『そう、じゃあ2ちゃんねるをやりなさい』
上条『そうだったな、今からやってみるよ』
御坂『そうね。まずはスレッドを立ててみるといいわよ』
上条『スレッド?』
御坂『特定のテーマを話し合う部屋みたいなものよ』
上条『そうか。どんなのがいいんだ?』
御坂『・・・安価スレをやりなさい』
浜面に安価メール
上条『安価スレ?なんだそれ、スレッドって金かかんのか?』
御坂『違うわよ、安価っていうのは特定のレスポンスを指定することよ』
上条『レスポンスって言うのは?』
御坂『レスポンスはそのスレッド内の発言のこと』
上条『わかった。それで、指定してどうするんだ?』
御坂『指定したレスポンスの内容を絶対に遂行しなきゃならないのよ』
上条『・・・なんか危ない遊びだな』
御坂『でも案外楽しいわよ』
上条『わかった、やってみるよ』
ピッ
御坂「ふぅ・・・よし、頑張れ私!」
黒子「?」
なんか危ない遊びだな
ごもっともwwwwwwww
安価の鬼ウイハルが登場
>>185
サテンサンだろ
上条「よし、早速やってみるか」
上条「えっと、『安価を絶対に遂行します』これでいいかな?」
上条「名前は上条当麻でいいや」
【安価を絶対に遂行します】
1 名前: 上条当麻 :ID:Z4WZ7u+n0
>>100を絶対にやります!
御坂(来た!でも安価遠すぎよバカ!)
御坂妹「ksk」
御坂妹「ksk」
御坂妹「ksk」
~ 天草式アジト ~
建宮「さて、今日も元気にネットサーフィンをするのよな!」
五和「またですか?よく毎日やって飽きませんね」
建宮「楽しいぞー?五和もやってみるといいのよな」
五和「私はいいですよ」
建宮「ん?上条当麻がネットにいるのよな・・・」
五和「!」
建宮「おいおい、しかも安価スレなのよな!」
五和「ほ、本当ですか!?」
建宮「お、おう」
五和「・・・皆さん協力をお願いします」
建宮・浦上・牛深・香焼・諫早・野母崎・対馬「「「「イエスマム!」」」」
~ ローマ聖教 ~
ステイル「ふむ、今日は良いスレが立ってないようだね」
神裂「それ、そんなに面白いのですか?」
ステイル「ん?まぁまぁってとこかな。興味あるかい?」
神裂「いえ、あまり・・・」
ステイル「・・・あれ?上条当麻が2ちゃんねるにいるな」
神裂「彼もハマっているのでしょうかね?」
ステイル「さぁ、安価スレを立ててるから結構やってるんじゃないかな」
神裂「安価スレとは?」
ステイル「あぁ、安価スレっていうのは・・・」
イギリス聖教じゃ?
上条「やっぱ安価遠すぎたかな?ちょっとスレみてみるか」
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] : ID:bhTbqPmd0
ksk
93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] : ID:00Q3dFoK0
ksk
94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] : ID:51k3djow0
ksk
上条「うわ、さっきスレ立てたのにもう安価まで行きそうだ」
上条「みんな俺に何させる気なんだ・・・?」
>>203
\(^o^)/
浜面「『上条当麻が俺とアナルファック』っと。」
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] : ID:b2pm4md0
ksk
上条「あ、後3つ・・・」ゴクリ
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] : ID:mdJGPaoK0
レッサーを求めてイギリスへ飛ぶ
上条「!?」
上条「イギリスへ飛ぶってそんな無茶なこと要求してくんのか・・・?危ねえ・・・」
レッサー「ぐああああ!はやまったあああああああああ!」
上条「どうなっちまうんだ俺・・・」
上条「頼む!まともなのを!」
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] : ID:5gpaMdjow0
イギリス聖教の刀をもった知り合いをデートに誘う
100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] : ID:GdmT42Pw0
クラスメイトの無口で黒髪ロングの巫女と結婚を前提にお付き合いする。
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] : ID:Djm4a1kp50
五和をデートに誘うのよな
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] : ID:Kaem778ow0
知り合いのレベル5と結婚する
上条「・・・は?」
ビリビリwwwwwwe
~ 天草式アジト ~
五和「・・・建宮さん?」
建宮「は、はい」
五和「なんで実名?しかも外してるじゃないですか!」
建宮「そ、そんなはずないのよな。99番目のレスが来てからコンマ01秒で書き込みを完了する魔術を使ったのに・・・」
五和「あああああ・・・どうしよう・・・」
~ イギリス聖教 ~
ステイル「僕のスナイプが負けるはずがない!インチキだ!!」
神裂「・・・」ゴゴゴゴ
ステイル「ひっ」
神裂「なんとかしなさい、今すぐに」
ステイル「や、やってみます」
御坂「ちょ、どういうことよこれ!速すぎてまったくスナイプできないわよ!」
黒子「お、お姉様?」
御坂「あり得ない・・・こんなことって・・・」
~ ○○の家 ~
○○「ふふ。わたしと。争うなんて。100年早い」
上条「・・・これ姫神のことだよな。どうすればいいんだ?」
上条「本当に結婚を申し込まなきゃダメなのかな」
上条「・・・まぁ姫神ならどうせ断るだろうからいっか」
上条「電話で済ませちゃお」
御坂「・・・こうなったら!」ガシッ
黒子「お姉様!せっかく買ったパソコンをどうするんですの!?」
御坂「ネットワークに直接アクセスしてレスを書き換えてやる!」ビリビリ
盛り上がって…るのか?
上条「えーと、携帯どこやったかな・・・」
上条「あれ?スレがさっきと変わってる?」
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] : ID:5gpaMdjow0
知り合いのレベル5と結婚する
100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] : ID:GdmT42Pw0
知り合いのレベル5と結婚する
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] : ID:Djm4a1kp50
知り合いのレベル5と結婚する
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] : ID:Kaem778ow0
知り合いのレベル5と結婚する
上条「・・・こんなんだったっけ?」
ひどすぎる
こわっ
ホラーじゃん都市伝説じゃん
短髪きたないなやっぱり禁書目録がさいこうのヒロインなんだよ!
>>264
食べ放題でも行ってろカス
アッー!
御坂「しまった、やりすぎて他のレスまで書き換えちゃった・・・」
御坂「ま、まぁこれであいつは私のものよね!」
黒子(お、お姉様。さっきから何をしていらっしゃいますの・・・?)
御坂「ふふ、いつ頃くるかな~」
上条「知り合いのレベル5・・・御坂と一方通行か」
上条「・・・一方通行はないよな?」
上条「まぁ御坂も一方通行も俺からのプロポーズなんか断るだろ、さっさと終わらせよ」
上条「携帯探さなきゃ」
一方もターゲットかよwwwwwwww
上条「っと、その前にスレッドで実行宣言したほうがいいよな」
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] : ID:5gpaMdjow0
知り合いのレベル5と結婚する
100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] : ID:GdmT42Pw0
知り合いのレベル5の妹と結婚する
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] : ID:Djm4a1kp50
知り合いのレベル5と結婚する
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] : ID:Kaem778ow0
知り合いのレベル5と結婚する
上条「・・・また変わってる気がする」
魔術サイドはよ
>>294
一方通報さん乙
~ ネットカフェ ~
店員「いらっしゃ・・・えええぇぇえぇ!?」
御坂妹「50名です」
店員「え、えっと、ここの角からここまでどうぞ・・・」
御坂妹「ありがとうございます、とミサカはお礼を言いながら戦闘体制に入ります」
17542号「相手はお姉様です。気を引きしめましょう、とミサカは忠告します」
14723号「各地のネットカフェがミサカによって占領されています。その戦力はおよそ3000です、とミサカは報告します」
御坂妹「勝ちましたね、とミサカは勝利を確信します」
上条「どうなってるんだ?まさか御坂たちが能力を使って・・・?」
上条「いや、でもあいつらには動機がない・・・いったい誰が・・・」
上条「もうちょっと様子をみよう。誰かが裏で操作してるに違いない」
~ 2ちゃんねる本部 ~
ひろゆき「おい、どうなっているんだ!なぜ一つのスレにこれだけの負荷がかかっている!」
職員「わかりません、またサイバーテロでしょうか?」
ひろゆき「くそ・・・韓国め・・・」
職員「いえ、それがイギリスや日本からのようです」
ひろゆき「なに!?いったいなんのために・・・」
ひろゆきさんカワイソス(´・ω・`)
~ 天草式アジト ~
建宮「・・・あれをやるしかないのよな」
五和「な、なにか思いついたんですか!?」
建宮「上条当麻の鈍感さを狙った作戦なのよな」
五和「そ、それはいったい?」ゴクリ
建宮「上条当麻のパソコン画面をフェイク画像と差し替える」
五和「なるほど、うまくいくでしょうか?」
建宮「わからない・・・ただこれしかないのよな・・・」
五和「建宮さん、信じてます!」
建宮「おう!」
上条「・・・ん?一瞬、画面が揺れたような」
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] : ID:5gpaMdjow0
天草式ksk
100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] : ID:GdmT42Pw0
五和を彼女にするしかないのよな
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] : ID:Djm4a1kp50
おめでとう!
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] : ID:Kaem778ow0
おめでとう!!
上条「・・・なんだこれ、建宮が面白がってやってるのか?」
~ 天草式アジト ~
建宮「よし、作戦は成功だ」
建宮「これは上条当麻のパソコンのみを対象としてるから他の敵さんには気づかないのよな。後は電話か上条がくればこっちのもんだ」
五和「た、建宮さん!私、幸せになってみせます!」
建宮「ははは、よかったのよな!」
天草式一同「おめでとう!」
建宮「さて、ネットサーフィンでも・・・ん?」
103 名前: 上条当麻 :ID:Z4WZ7u+n0
いい加減にしろよ
建宮「ま、まずいのよな」
104 名前: 上条当麻 :ID:Z4WZ7u+n0
お前ら人の人生を操作して楽しいのか?
遊びで人を意のままにしていいと思ってんのか?
周りを見ろよ!みんな、自分の意思で生きてんだぞ!
自分の選択があってるか、なんて分かるはずがない
けどな、それが一生懸命考えた選択なら、俺らはそれを誇るべきなんだ!
お前らがこんなところで人の人生を遊び道具にしてるって言うんなら
まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : ID:gTjd457dv0
こんなスレ立てた張本人が何いってるの?
106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : ID:npjga5edv0
うはwwww説教かっこよすwwww
上条「・・・」
ピッ
上条『もしもし、御坂か?』
御坂『ひゃ、ひゃい!どどどど、どうしたの?』
御坂(やっときた!電話じゃなくて直接がよかったけどまぁいいわ!)
上条『俺、もうパソコンやめるわ』
御坂『い、いきなり何いってんのよ!けけけけ結婚は早すぎる・・・え?』
上条『じゃ』ピッ
御坂「」
黒子「お姉様・・・?お姉様!?」
姫神「・・・上条くん。おそい」
おわり
乙
これからだと思ってたけど、まあいいか
>>353
時間があればもっとやりたかったけど途中で書き溜め切らしたのが敗因だった
俺の大好きな絹旗ちゃんが出てないとか・・・
そういえば詠矢って勝手に使っていいのかな
あのキャラ大好きなんだけど
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