キース「今年もハロウィンが来たな」 (12)

教官A「みんなどんな仮装をしてくるでしょうね」

教官B「104期は個性派揃いだからなー」

キース「とにかく人数分のクッキーがあるか確認しておけ、あとブラウスには気をつけろ…」

教官A「あの子鼻いいですからね…」

教官B「でも可愛いんだよなー」

キース「お前、手を出したらどんな処分があるのかわかってるんだろうな?」

教官A「やめなさいよ…」

~食堂~

エレン「お前らどんな仮装するか決めた?」

ミカサ「エレンに合わせる」

エレン「俺に合わせるってなんだよ…」

アルミン「僕は特に決まってないかな」

エレン「そっか、なら女装とかどうだ!魔女とか似合うんじゃないか?」

アルミン「え、やだよ。なんで仮装で女装しなきゃいけないの…」

エレン「アルミンがかわいいからだろ」

ミカサ「たしかに」

マルコ「あれ?エレン達はまだ決まってないの?」

エレン「おお、マルコのそれは…」

マルコ「ドラキュラだよ。ちょうどいいのがこれくらいしかなかったからね」

アルミン「マルコならゾンビとかでも似合うと思うけど、中々さまになってるね」

マルコ「ゾンビって…」

ミカサ「エレンもドラキュラは似合うと思う。むしろエレンがほんとにドラキュラだったとしても私は喜んで血を差し出す」

アルミン、マルコ「うわぁ…」

ジャン(くそ、ミカサはほんとに一途だな)

エレン「なんだよミカサ、気持ち悪いぞ…」

ミカサ「…」

ジャン「おい!死に急ぎ野郎!ミカサを傷つけるんじゃねーよ!」

エレン「は?別に何もしてねーよ」

ジャン「んだとこの野郎、やるのk

ミカサ「ジャンは衣装決まってないの?」

ジャン「あ、お、おうミカサ。なかなかいいのが、なくて、な」

エレン「お前は半獣馬人間なんていいんじゃないか?」

アルミン「ぶふっ」

マルコ「ぶふぉ」

ジャン「お前ら喧嘩売ってんのか?」

ミカサ「ジャン、馬の被り物があった」

ジャン「」

エレン「これ被るだけで終わりだな」

アルミン「たしかに」

ジャン「」

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