男「俺はショタに殺されるかもしれん」 (32)

「下手だね、おにいちゃん。下手くそ」
むき出しの性器を口に含んでいたタカシは、口からそれを引き抜かれると突然肩を蹴り上げられた。
細い足と言っても流石に男の子の力だ、肩は衝撃のあとにジンジンと痛み始めた。
「がっかりー。調べたら男と付き合っていたこともあるみたいだし? もっと上手だと思ってた」
「ショウタ……、」
「誰が喋っていいって言ったの?」
ぴしゃりと言われ、タカシは口を噤む。
膝ついた場所は打ちっぱなしのコンクリで、下着一枚のタカシにはこの場所は酷く寒かった。
それでも下着を残したのは、ショウタなりの恩情だったのかもしれない。
服は下着一枚を残して剥ぎ取れたのだ。
それらはタカシの体温を残した状態のままショウタの取り巻きによって回収され、そしてそれと同時に首と、
手脚のそれぞれは手早く鎖で繋がれた。
鎖の先はコンクリの壁で、つまりタカシは犬のように部屋に繋がれていたのだ。
いや、両手両足の自由がないのだから、犬より手酷い扱いを受けているのかもしれない。

「なぁに、その顔。いやんなっちゃうな。僕がカガイシャみたいじゃん」
――加害者だろ。
そうは言えない、そして逆らえない理由がタカシにはあったのだ。
「なに。なにか言いたいの?」
チャックからはみ出されたままの性器を隠そうともせずにショウタは椅子に座り、そしてタカシの顎を
スニーカーの先で持ち上げる。
「いいよ、言ってみて? 今なら喋ってもいい」
ほら、と何度か顎を弄び、それからタカシの出方を待っている。
「なんでも、ない」
「――おにいちゃん、口の利き方に気をつけてよ」
冷えた声で言うと、ショウタはタカシの顎を足先で蹴った。
痛みが走る。唇は切れたのか、鉄の味がした。
しかし部屋に鏡があるわけではないので本当に切れたのかどかはよく判らない。
屈辱的だ。だけどやはりタカシは抵抗できぬのだ。

タカシには罪がある。
大きな罪があるのだ。だから逃げられない。
「なんにも、ありません」
「――そう?」
ならいいけど。ショウタはつまらなそうに言うと、タカシの周りをくるくると回りだす。
時折体に残った傷を見つけては、爪を立てて痛がるタカシの様子を楽しんだ。
声も上げずにその痛みに耐え抜く。ショウタを怒らせてはいけない。
今彼が怒れば、なにをするのかがわからないからだ。
くるりくるり。
もう何周しただろう。その間、ショウタは気まぐれに爪を立てては髪を引っ張り、そして時折身を屈め
タカシの傷口に口づけ歯を立てた。
「つまんなーい」
ふいにショウタが言う。
そうすることにも飽きたのだろう、ショウタは再びタカシの前に来ると萎えている性器を突き出した。
「舐めて。今度は上手に舐めてね。下手だったらまた叩くよ」
突き出された小さな性器を、タカシは嫌々口に含んだ。
「上手にできるでしょ、ノンケの癖に男と付き合っていた変態なんだから」

確かに男と付き合っていたこともあったが、そもそも付き合い始めたのも彼女――、
のちに男と判る彼を、女の子だと思っていたからに他ならない。
それに彼は『他人』だ。ショウタのように『身内』ではなかった。
そう、ショウタはタカシの弟なのだ。年が何歳になるのかは忘れてしまった。
タカシとショウタが離れて暮すようになったのはもう何年も昔の話で、その間にタカシは家族に関する
いくつものことを忘却のかなたへと押しやっていた。
例えばショウタと年齢がいくつなのかも忘れたし、誕生日がいつなのかも当然のように覚えていない。
タカシはもう家に帰るつもりがなかったから、ショウタに関する情報など持っていても仕方がないと
考えていたフシがあり、だからこうして身長はかなり小さいなりに成長を遂げたショウタを目の前にしてもなお
弟がいたという事実さえも思い出せないほどだったのだ。
再会したショウタは愕然とした顔をし、それから「裏切り者」とタカシを罵った。
そのとおりだから反論はできなかった。

「ホラ、上手に舐めてよ。手抜きしたら『あの人たち』に押しおきしてもらうからね」
あの人たちとは、ショウタの取り巻きの男たちだ。
突然タカシの前に現れたショウタは、一度はタカシの前から姿を消し、再び現れたときいは男たちを伴っていた。
どうも彼らはショウタと『関係』があるらしく、すべてショウタの言いなりだった。
姫か王子でも扱うようにショウタに頭をたれ甘やかす男たちは三人いた。
医者、弁護士、政治家。
本当かどうかは判らないが、社会的地位のある彼らは、弱みでも握られているのかそれともそういう趣味なのか、
まだ幼いショウタに傅いていた。
「もっと舌使って。僕だって上手にできるんだから、おにいちゃんはもっと上手にできるでしょ?」
「ん、ぐ、」
喉に遠慮なく押し付けられるそれに吐き気を覚えたが、拳を握ってなんとかそれを堪える。
一体なにをやっているのだろう。今さらながら自問するが、答えは安易に出た。
これは、ショウタの復讐だ。裏切り者のタカシへの報復なのだろう。
こんなことで許されるなら、ショウタはひどく優しい少年と言うことになる。
そう思えるほどに、タカシは酷い仕打ちをショウタと、そして両親にした。

どれかの続き?

タカシが男たちに拉致されこの部屋にやってきたのは数日前のことだ。
辛うじて排泄は許されていたが、食事や水分補給は殆どなかった。
――それに、眠ることも。
眠ろうとするとからなず誰かが起こすのだ。
彼らはタカシを殴ることを許されていないのか、顔に水を掛けた。
それでもタカシが起きないとなると、今度はバケツ一杯に水を注ぎ、そこに頭を押し付けた。
溺死する直前まで顔を押し付けるのだ。まるで拷問であったが、タカシには逆らう術も助けを呼ぶ手立てもない。
そうだ、あの拷問に比べれば、弟の性器を嘗め回すことなどなんでもないことかもしれない。
青臭い匂いが口に広がり眉間にしわがよるが、タカシはそれを気取られぬよう、
必死でショウタのそこを舐めていた。
時折「ん」と甘い声が漏れ、そしてショウタがタカシの喉の奥を突くようにして何度も性器を前後させる。
大層気持ちよさそうな顔をしているが、例えばここでタカシが歯を立て噛み千切ったらどうなるかと
その可能性を全く視野に入れていない辺りがショウタの幼さを示しているようだった。

>>9
違う、別物だよー

なんか重くて書き込めん

「まださ……ん」
ショウタが喘ぎを押し殺した艶かしい声を漏らしながら何事かを問う。
なんだ、と性器をくわえる口を離して問うことは許されないだろうから、ショウタが先を続けるのをひたすら待つ。
「まだ、ミユキおねえちゃんと付き合ってんの?」
ショウタの腰の動きが止まった。答えろ、と言うことだろう。
「付き合って、ます」
「ふぅん……」
頭のすみで、夏の日のひまわりのような笑みを浮かべる女性が笑った。
もう二度とミユキには会えないのだろう。そういう確信を持ちながら、拳をきつく握り締めると俯く。
「いいご身分だよね。僕が苦しい思いをしているときに、お兄ちゃんは楽しい人生を歩んでいたわけ」
――もっといっぱい嫌がらせをすればよかった。
そんなことをショウタが言った気がするが、はっきりとは聞こえない。
ショウタの冷えた目がタカシを見下ろす。しかし口角だけは上に持ち上がっているのが、なんとも恐ろしい。
これから、今この瞬間に下される『罰』をタカシは知っていた。
ショウタの眼差しはこの上なく残酷で、まるで無数の針を皮膚にめり込まされているような気分になる。

なんかすげぇ重くて長文書き込もうとするとエラーでるわなんなのこれ

それ別に長文のせいじゃない

>>18
そうなん?
なんか調べたらサーバーに負荷がかかりすぎとかなんとか
なんかエラーでちゃうんだ

「おにいちゃん……」
猫が鳴くような甘い声。
やはり『アレ』だ。
タカシは奥歯を噛み締めそして衝撃を待った。
「おにいちゃん、いい子だね……。ちゃんとミユキおねえちゃんと別れてくれるよね?」
「……」
今さら、何に対して意地を張っているのか判らない。だが、それにはどうしても答えたくなかったのだ。
「おにいちゃんって昔からそうだよね。嫌だと思ったらたとえそれが間違っていても絶対に直さない。
おにいちゃんが僕の為に生きないことは、間違ったことなんだよ?」
判るよね?
確めるように、そして幼児をしつけるようにしてショウタが言う。
それでもタカシは首を縦に振ることができなかった。
ミユキは、タカシの人生を変えてくれた人なのだ。簡単には手放せない。
「僕のために生きられないの?」
ショウタが静かに問う。タカシはやはり答えない。
「ふうん……いいや、もう」
ふふ、と笑う声と同時に、ショウタの足がタカシの局部をめがけて振り下ろされたのだった。
「――!!」

今振り返れば、ごく普通の家庭に育ったとタカシは思う。
弟のショウタは私立の学校に入っていたが、それは仲のいいお友達がその学校に進学するのを真似てのことだった。
特別頭がよかったとか、特別運動ができたとか、つまり突出してなにかが優れているわけでもないショウタを
私学に通わせることができる程度には裕福ではあった。
それでも思春期と言うのはなんでもないことにイラつくのが常で、高校生のタカシは
親とのちょっとした行き違いに腹を立てることもしばしばあったのだ。
金があってもなくても関係ない、ものをたくさん持っていても関係ない。
ムカつくことはどんな環境に身を置いていても降りかかるものなのだ。
その日は彼女と喧嘩していた。その上テストの結果もいまひとつだった。
「うるせぇんだよ!」
怒鳴ったのは、母親が特別深い意味はなかったのだろうが「あと少しなのよ」と言ったからだ。
受験まであと少し、あと少し頑張れば成績がよくなる、あと少しだけ勉強の時間を増やせばいい――、
そのうちのどれを指して「あと少しなのよ」と彼女が言ったのか、今になっては判らない。
「タカシ!」
「離せ! うるせんだよ、ババア!!」
家中に響く怒声に怯えるのは女の母だけでなく、まだ幼いショウタもそうだった。

声変わりを完全に終えたタカシの声はよく響き、下手したら隣の家にまで聞こえているくらいの音量のそれは
弟を怯えさせるには充分なものだった。
「タカシ、待ちなさい!」
父の声を無視して家を飛び出そうとバイクのキーを引っつかんだ。
「おにいちゃ……、」
遠慮がちに声を掛けようとするショウタの手を振り払うと、まだ子供で頭身の低い彼は後ろに尻餅をついた。
「あっ」と言う小さな声はぐずぐずとした泣き声に変わり、それから「おにいちゃん」と呼びかける声も
涙交じりで、しかしタカシは可哀想と思うより鬱陶しく思う気持ちの方が先立った。
思春期、高校三年生、受験はあと数ヵ月後。おまけに成績は伸び悩み、模試の結果も普通中の普通。
苛立つこと事態はそんなに珍しいことではないだろう。
スニーカーに足を突っ込む間もショウタは小さな声で「おにいちゃん」と呼び、しかしタカシはそれを無視して
派手な音をたてつつ玄関を出て行ったのだ。
「くそ、うるせぇ!」
庭と道路とを区切る柵を足蹴にし、道端に止めてあったバイクにまたがる。
「……くそッ……!」
自分でもどうかと思うくらいに苛立っているという自覚はあった。
伸び悩む成績も自分の所為、彼女と上手く行っていないのも自分の所為。
全部自分の所為だと判っているが、それで苛立ちを収めることができないのだ。

制御を忘れた電流のように怒りは放出され続け、やがてたくさんの人を傷つける。
判っていてもコントロールできぬ怒りはタカシがもとより抱えていた性質か、それともストレスゆえにものなのか
今のタカシには判断がつかなかった。
赤信号で止まると、自分が情けなくなる。コンビニの明かりが妙に眩しく、タカシは目を眇めた。
財布の中にはおそらく一万円は入っている。なにか買い物するくらいの金は持っているだろうと踏んで、
タカシは駐車場にバイクを滑り込ませたのだ。
なにしろタカシには気持ちを落ち着ける必要がある。
優しい味のする飲み物でも買えば少しは怒りも収まるかもしれない。
「あれ? タカシ君?」
車用の駐車場を丸々陣取り、それからヘルメットを取ったタカシに声を掛けたのは、見知らぬ少女だった。
店内の電灯に照らされた彼女の頬は、元々色白であるのだろうがそれが更に際立って見えるほどに白かった。
一体誰だろうと首を傾げつつ、ショウタはそのこから目を離せない。
「あ、ええと、わかんないかな、中学の時に塾が一緒だったんだけど……」
少女はバッグの中から眼鏡を取り出し慌ててそれを掛けた。
「ああ!」
タカシは思わず大きな声を出した。

彼女は確かに同じ塾で見かけた女の子だったからだ。
「ごめん、雰囲気違うから全然気づかなかった」
「アハハ、高校デビューってやつだから」
「そうなんだ」
塾では目立たない女の子であったが、話して見ると明るく気さくでいい子だった。
暫く話していると、彼女は「どこに行くの?」と小首を傾げ尋ねてくる。
そのさまがとても可愛いと思ったのだ。
もう少し話がしたい。
彼女と喧嘩したからか、それともむしゃくしゃしていたためか、タカシは彼女に「ドライブ」と告げたのち
軽い調子で「一緒にどう?」と尋ねた。
原付バイクには二年間乗っていた。バイクに切り替えたのは今年に入ってのことだった。
乗りなれているから大丈夫と、そんな軽い気持ちだったのだ。
「一緒に行かない?」
しかしそう告げたことが運命を決定付けると、タカシは知らなかったのだ。
タカシと、そして家族の運命を。

タカシはコンクリの上で脂汗を出しながら固まっていた。
鎖が邪魔をして、完全に横たわることが難しく、這いずるようにして痛みに耐えるしかない。
「そんぐらい我慢してよー僕なんて好きでもないおっさんに尻を何度も掘られたんだからさー」
それに比べれば、そんなの屁でもないよね。
ショウタは更に足を振り上げ、今度は腹に向かって蹴りを入れた。
おぐ、とか、ぐえ、とか言うカエルのような声が我ながらおかしかった。
「なに、今の面白ーい!」
ショウタは満面の笑みを浮かべ、続けざまに腹を蹴り上げた。
きゃっきゃという可愛らしい声にその行動はすぐわない。
ショウタはタカシが声を上げるたびに嬉しげに笑った。
黄色い声はコンクリに木霊し、不気味に響く。
「もう一回!」
えい、と言う掛け声とともに、スニーカーのつま先が一際腹部にめり込んだ。

「まったくさぁ、おにいちゃんが事故った所為でうちの家族大変だったんだよー?」
そう、タカシはあの夜、事故を起こしたのだった。
コンビニで再会した彼女をバイクに乗せて山まで車を走らせた道中、取替えしのつかぬ事故を起こしたのだった。
「ねぇ、喉渇いた!」
幼い声はコンクリの壁によく反射する。
耳に突き刺さるような声に従い、この部屋唯一の入り口から男が一人入ってきた。
手で掴んでいるペットボトルは茶とジュースのようだ。
飲まず食わずの状態であるタカシの喉がなる。男はタカシをちらりと見遣ったが、
しかしそれを渡すつもりはないようだった。
「メロンソーダとお茶、どっちにする?」
低い声が告げる。
「メロンソーダ!」
迷う間もなく、ショウタは嬉しげにペットボトルを開けると、小さな口でそれをごくごくと飲んだ。
その姿が羨ましくて、タカシはまたもや唾を飲み込んだ。

「食事はどうする?」
「僕パンケーキがいい」
「だめだ、食事らしい食事をしないと。昨日もパンケーキだったろう」
男がショウタを抱き上げる。
随分とショウタと親しそうに見えるこの男は、タカシに「医者だ」と名乗っていた。
身分を明かしていいものかと思うが、タカシをこの先ずっと外に出すつもりがないからこそ名乗ったのかもしれない。
そう思い当たると、背筋が寒くなった。
「デリでサラダ買ってくる。チーズ掛かったの好きだろ?」
男に言われ、渋々ショウタは「うん」と頷いた。
「あとグラタン買ってきて!」
「ハイハイ」
愛想を振りまくでもなく、ただ普通の――、一見すれば親子のような関係の男が気になった。
ショウタは手を振り彼を見送っている。ショウタの態度も、男の態度も至って普通で、もしかしたら彼らは
なにもタカシの勘ぐるような『関係』はないのかもしれない――、そんなことを緊張感なく思っていると、
ショウタが不意に振り返った。
「なにみてんの」
「……」
ショウタの足が腹に飛んだ。
もう麻痺してしまったのか、腹には先ほどよりは痛みを感じないような気がした。

「……あの人は凄く優しいんだぁ」
ショウタはしゃがむと、タカシの口に上手いとは言えないキスをした。
メロンソーダの味に頭がくらくらとする。匂いか、それともほのかに感じた甘みか。
空腹を意識させるようなそれらが呼び水となって、急に胃腸がしくしくとし始めた。
「はい、続き」
乱暴に首についた鎖を引っつかむと、ショウタはタカシの体を起こした。
うんしょ、と可愛い掛け声を掛けながらも首が絞まることも気にした風でなく持ち上げるから、
タカシは窒息しそうになる。
慌てて手を床につくと、ショウタのスニーカーの足がそれを踏みつけた。
「痛い?」
「い、いた、い、です」
喉がひゅーひゅーとなり、そして自然と涙が出てきた。
「そう、僕も初めてのとき痛かったなぁ。これよりねぇ、もっと痛い思いしたんだよ?
僕が我慢できたんだからおにいちゃんが我慢できないはずないよねぇ?」
ショウタの足が、再びタカシの手の甲をめがけて振り下ろされる。
それからあとのことを、タカシは覚えていない。

ショウタは気を失ったタカシをスニーカーの先で突いた。
息はしているから、死んではいないだろう。それに、あれしきのことで死ぬわけがないというのは
自分の身をもっての経験があるから知っている。
「ショウタ」
扉が開くと、医者が入ってきた。彼らは本名を名乗らないし、ショウタも彼らの本名になど興味はないから
それぞれの職業で呼んでいた。
「おかえりーお腹空いたー」
紙袋に詰められた惣菜を抱える『お医者さん』が眉根を寄せたのには気づいたが知らぬフリをする。
「蹴ったのか?」
「うん。だめ?」
「……加減はしろよ」
「判ってるー」
「それからちんちんしまえ」
「あ、忘れてた」
むき出しだった局部をパンツの中にしまうと、ショウタはえへへと笑って誤魔化す。
「手、拭け」
「あ、ごめん」
手渡された濡れタオルで手を拭き、グラタンのパックをあける。
サラダの中にはオリーブが入っていて、ショウタは眉を顰めた。
「ねぇ、これ嫌い、これ。食べて」
「避けておきなさい。あとで私が食べるから」
「うん」

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