マミ「はぁ‥パチンコ負けちゃった‥」(190)
マミ「せっかくの日曜日なのに…」
テクテク
マミ「ん~まだ3時じゃない‥」
テクテク
マミ「家に帰って寝るかな」
マミ「はぁ‥せっかくのお休みなのにつまんないわね」
マミ「大体、アソコであの魚群が当たってれば‥ブツブツ」
マミ「まあ9千円で勝負した私も私だけど…ブツブツ」
マミ「でも…1パチよ…ふざけてるわ…」
マミ「はぁ‥9千円もあったんだし4円でも甘で勝負出来たのに…」
マミ「なぜ私は1円パチンコなんかに‥ブツブツ」
マミ「ちょっと大当たりが見たかっただけなのに…ブツブツ」
マミ「クソガッ!!」
テクテク
マミ「どこかに財布でも落ちてないかしら‥」
マミ「ああ、もっとパチンコがしたい…別に‥勝てなくてもいいのよ」
マミ「一回でも大当たりさせれば満足するのに‥ブツブツ」
マミ「…」
マミ「もっとお金欲しいな…」
マミ「誰かお金貸してくれないかな…」
マミ「…」
カチャッ
ピッ
ピッ
マミ「…」
プルルyy
「はい」
マミ「あ、暁美さん?」
ほむら「あら、アナタから電話してくるなんて珍しいわね」
マミ「え、えぇ‥そうかしら」
ほむら「で、何か用かしら?」
マミ「あ、‥あの…いきなりで悪いんだけど…その‥暁美さん、今手持ちで幾らかお金持ってないかしら」
ほむら「‥お金?」
ほむら「どうしたの?急にお金なんて‥」
マミ「あ、いやゴメンナサイ‥(落ち着いて落ち着いて)」
マミ「実はね‥私の祖母が住んでいた家の隣の隣の親戚のはとこがさっき倒れたらしいの‥」
ほむら「…」
マミ「それで直ぐに帰ってこいって連絡があったんだけど…」
マミ「とても恥ずかしいんだけど…私、今その‥手持ちのお金切らしてて‥その‥あの‥」
ほむら「私にお金を借りようと?」
ほむら「‥」
マミ「…」
マミ「あ、ごめんなさい!急にこんな電話しちゃってやっぱりいいわごめんなさい。本当に」
……
ほむら「別に‥いいわよアナタなら」
マミ「!!」
マミ「あ、暁美さん!本当にいいのっ!?」
ほむら「えぇ、本当はお金の貸し借りなんて嫌いだけど…」
マミ「…」
ほむら「でもまさかアナタが私に借金を申し出てくるなんて意外だったわ」
マミ「本当にごめんなさい…」
ほむら「もういいから。で、急ぐんでしょ?幾らいるのかしら?」
マミ「あ、あのね‥その人の家は九州なの…今から新幹線で行きたいんだけど…さっきも言ったけど私、今手持ちが全然なくて…」
ほむら「九州までなら…飛行機のほうが早いんじゃないの?‥だから幾らいるのよ」イラッ
マミ「あっああ!‥ごめんなさい!」
ほむら「‥」
マミ「あの、さ‥3万円ほど貸してもらえ‥ないかしら?」
ほむら「3万円?」
マミ「あ、ああっ!ごめんなさい!!3万円なんて大金‥無理…だよね?…2万円‥でもいいんだけど…」
ほむら「…いいわよ、3万円」
マミ「!」
ほむら「て言うか…アナタ3万円で九州まで行く気?」
マミ「!」ギクッ!
ほむら「新幹線にしろ飛行機にしろ3万円じゃよくて片道分よ?」
マミ「あ…いや、その‥む…向こうに着いたら知り合いがいるから…その‥足りなかったらどうにか‥出来るのよ」アタフタ
ほむら「ふ~ん、まあアナタがそれでいいなら別にいいわ」
ほむら「じゃあ今から私の家にこれるかしら?」
マミ「あ、ありがとう!ありがとう!!ごめんなさい!」
ほむら「‥これるの?」イラッ
マミ「あ、ああ!ごめんなさい!走っていくわっ!全力でっ!」
~ダッダッダッダ
マミ(ごめんなさいね暁美さん‥嘘ついちゃって)
マミ(私も人にお金なんて借りるとは思ってもいなかったわ)
マミ(やっぱり‥何とも言えないこの罪悪感)
マミ(本当にごめんなさい。暁美さん‥みんなあの魚群が悪いの)
~ダッダダッダダッダ
~ピンポーン
ガチャ
ほむら「いらっしゃい。‥アナタ本当に走ってきたのね」
マミ「はぁっ‥はぁっ‥ごめんなさいね。暁美さん‥急にこんなお願いして」
ほむら「別に気にしてないわ。それにアナタ急ぐんでしょ?はい、これ3万円」スッ
マミ「‥本当にごめんなさい‥ありがとう‥」
ほむら「いいわよ。それにアナタさっきから何回謝ってるのよ。別に悪い事した訳じゃないでしょ?」
マミ「‥うん。…これ、直ぐに返すから。本当に助かったわ…暁美さん」
ほむら「ほら、もう行きなさい?もう4時を回ってるわよ?ここから九州まで遠いわよ」
マミ「えぇ‥ありがとう…じゃあ私、今から行ってくるわ」
ほむら「そうね。お土産買ってきなさいよ」ニコッ
マミ「…え、(ギクッ!)ああっそうねお土産絶対に買ってくるわ!」
ほむら「?」
マミ「じ、じゃあ私、本当に行ってくるわね。あなたがいて助かったわ。ありがとう、暁美さん」
ほむら「えぇ、気を付けて行ってらっしゃい」
~テクテク
マミ「ふぅ…危なかったわ‥」
マミ「私、九州なんて適当に言っただけだったんだけど‥お土産…か」
マミ「本当は…駅前にあるホールに行くだけなのに…」
マミ「九州のお土産…」
マミ「…」
マミ(忘れないウチに先に買っといた方がいいかな?)
マミ(まさかとは思うけどこの3万円も全部負けちゃったら取り返しがつかないし‥)
マミ(九州のお土産…)
マミ(何それ?何が名物だっけ‥?)
マミ(まあ、何でもいいかな‥安いのなら)
マミ(九州‥)
マミ(ラーメンだっけ?豚骨の‥)
マミ(…)
マミ(あ、あそこのスーパーに何かあるかしら?)
ガ~
「イラッシャイマセ」
マミ(えっと…ラーメンラーメン)
‥
マミ(コレね‥うまかっちゃん)
マミ(一個69円か‥2つ買えばいいわね)
マミ(…)
マミ(でも…崩したくないな~‥この1万円札)
マミ(昔、読んでた麻雀漫画で「出銭はゲンが悪いよ」て台詞があったしな~‥)
マミ(もしコレ崩して私のツキが無くなったら‥)
マミ(いいや、後で買おう。最悪200円残せばいい訳だしね)
終わったwww
マミ(それに‥これで勝てばもっと凄い物が買えるかもしれない)
マミ(そう、勝てばいいのよ)
マミ(フフッ‥簡単な事じゃない。3万円もあれば最低でも一回は当たるわ)
マミ(そこで確変を引けばいいだけの事‥簡単よ)
マミ(よし、行こう。お金を増やしに)
ガ~
「アリガトウゴザイマシタ」
~テクテク
ガ~
「イラッシャイマセ~♪イラッシャイマセ~♪」♪
マミ「ふぅ、やっぱりパチンコ屋が落ち着くわね♪」
マミ「さすがに休日の夕方近くになるとどの台も満席ね‥」
マミ「どうしようかしら‥あっ!」
ピッピッ
マミ(はぁ‥せっかく空いたこの海物語…2560回転で大当たり2回の現在923回転ハマり中か‥)
マミ(でも…他の台は空きそうにないしな~‥)
マミ(いいわ、コレにしましょう。3万円もあるんだし最低でも魚群一回くらい見れるわよね♪)
~♪
~♪
「リーチ♪」
ピタッ
マミ(…)
マミ(ふぅ…4千円目でやっとノーマルリーチ‥)
マミ(て言うか…リーチ以前に全然回らないじゃない…この台‥)
マミ(今のところ千円で12~13回転がいいとこ…)
マミ(このゴミ台で今日、二回も当たりを引いた人を尊敬するわ…)
~♪
~♪
マミ(…)イラッ
~♪
~♪
マミ(……)イライラッ
マミ(これで13000円目…)
マミ(魚群どころか‥泡も出ないじゃない‥)
マミ(まさか、遠隔‥)
マミ(え~と‥監視カメラは…と)キョロキョロ
マミ(あった!)ギンッ!
マミ(これでわかった?私をあまり怒らせたくなかったら早く大当たりを持ってきなさい)
マミ(じゃないとまた睨みつけるわよ?)
~♪
マミ(…)
~♪
マミ(クッ…もうこれで2万円目…)
マミ(この千円で駄目だったら…)
「リ~チ♪」
サ~
マミ(…!)
マミ(魚群!)
マミ(ここで最大級の罠!1×9のクロスで魚群っ!当たれば!)
マミ(降りて来て!お願い!太い足の方っ!ゲイの人っ!)
~♪マリン「さあっ!いっくよ~♪」~♪
マミ(くっ!違う!アンタなんかいらない!)
~♪~♪~♪
1 9
貝
1 9
マリン「ゴメンネ~ww」
マミ(あぁ…私の確率変動が‥)
マミ(この女‥殺してやりたい…)
訂正>>64
1 9
貝
9 1
だ
金返せなくてほむほむに身売りしないかな
マミ(時間は…8時‥残り1万円…か)
マミ(どうしよう、あと1万円…時間はまだあるし)
マミ(ここは甘デジで…一回でもいいから‥当たりが見たいわ‥)
マミ(この時間になれば空きも多いわね‥この1/99のエヴァにしましょう‥)
~♪
~♪
初号機&シンジ「あお~んwww」「うはぁっwwww」~♪
マミ(…!単先のクロスが‥ハズレ‥た…)
マミ(…どういう‥事なの)プルプル
マミ(今のは当確に限りなく近い、いえ‥この甘タイプではほぼ当確と言っていいレベルのリーチなのに…)
マミ(!!)
マミ(クッ…)キョロキョロ
~カメラ
マミ()ギンッ!
マミ(…虚しい)
マミ(…あと‥2千円か…)
マミ(私って…)
マミ(…どうしよう‥とりあえず時間も時間だし‥千円でジャグラー勝負しかないわね)
~テレ~テレッテ♪
マミ(…)
マミ(終わった‥)
マミ(あと‥千円しか‥)
マミ(ダメ…これは絶対に使えないわ‥)
マミ(…)
マミ(でも‥500円だけなら…羽根台で‥ラスト勝負)
~ビッグシューター
ん~しゅっ!
ん~しゅっ!
マミ(…終わった‥)
ビッグシューターとか懐かしいな
今でも平台って置いてるパチンコ屋あるの?
マミ(…)
マミ(あと‥残り500円か…フフッ)ウルウル
マミ(もう使っちゃおうかな…私って終わりすぎてる…)ウルウル
マミ(でも‥これが終わったら暁美さんにお土産が買えないわ…)
マミ(…)
マミ(暁美さん‥きっと楽しみにしてるハズ…お土産を)
マミ(…今日はもう止めよう‥うまかっちゃんを買って帰ろう)
~テクテク
マミ(もう10時45分か…寒いわ‥)
マミ(…)
マミ(私は何をしているんだろう…)
マミ(暁美さんに嘘ついて‥お金を借りて…)
~テクテク
金がなくなると反省するんだよな
でも金が手に入ると……
ちょっと食事行ってきます。
いってらっしゃい
ほむほむは、このマミさんにはしっかりお仕置きして欲しい
ほむら「・・・また負けた」
ほむら「繰り返す。私は何度でも繰り返す」カチ。シュルルルルルル
ほむら「今度はこっちの台」
ガ~
「イラッシャイマセ~」
マミ「…」
マミ(うまかっちゃん‥2個と)
ポイッ
店員「イラッシャイマセ~」ピッピッ
店員「ありがとうございます。138円になりま~す。はい500円お預かりいたします。」
マミ(これはお土産なんだし…スーパーの袋のまま渡すのも気が引けるわね‥)
マミ「あの、すいません。ちょっとした空箱置いてませんか?」
店員「はあ‥箱ですか‥?え~と‥ちょっとお待ち下さい」
おかえり~
マミさん、マジでうまかっちゃんがお土産で通じると思ってるのか
保守ありがとう
マミ「…」
店員「お待たせいたしまた。あの~空箱ってのは売ってないみたいなんですよ」
マミ「…そうですか‥」
店員「で、代わりの物ですが‥これ、果物コーナーにあったミカンの箱でよかったら持ってって下さい」
マミ「あ、すいません。やっぱりいいです。」
店員「そうですか~」
ガ~
「アリガトウゴザイマシタ」
~トボトボ
マミ「‥時間遅いし明日渡そうかしら…」
マミ「11時も回ってるし暁美さん、多分もう寝てるわよね…」
マミ「…」
マミ(今日はもう帰ろう…)
マミ自宅
~ガチャ
マミ「ふぅ…何か疲れたわ‥今日は…」
マミ「遅いし‥もう寝よう」
布団(フサァ)
マミ「‥」
マミ「…」
グ~
マミ「お腹…すいたなぁ‥」
負けたショックで思考が動かないんだよ
マミ「…」
マミ(そういえば‥今日は朝ホットケーキ作って食べてからずっと何も口にしてない…)
マミ(冷蔵庫は確か‥ミソしかなかったわね‥卵は今朝のホットケーキに使っちゃったし…)
マミ(…)
マミ(うぅ…食べ物が何もない…)ポロポロ
マミ(…)
マミ(あ、うまかっちゃん‥が)
うまかっちゃんまで食べたら、ダメダメダメなマミさんが、
ダメダメダメダメなマミさんになっちまう……
マミ(でも‥これは暁美さんの‥)
マミ(…)
マミ(…)
マミ(‥冷静に考えて…ただのインスタントラーメンのうまかっちゃんが‥お土産として成立するのかしら…)
マミ(私なら…)
マミ(私が‥彼女の立場なら怒るより呆れるわ…)
マミ(私は…私は…)
マミ(…)
マミ「とりあえず‥食べてから考えましょう‥」
ズルッズルズルズル
――
―――
――――
マミさん、もうダメポ
~翌朝
…
マミ「…ん」
マミ(昨日はあれからすぐ寝ちゃったのね…)
マミ(暁美さんへのお土産‥もう無いし…どうしよう…)
すまん仕事の時間だからここで終わる。
今から夜勤なんだ
誰か続き書けたらお願いします。
では港湾勤務へ行ってきます。
中途半端で本当にすまん。
なん・・・だと・・・
マミ「よく考えたら九州行くなんて2日や3日はかかるわよね・・・ピッピッピッ・・・」
まどか「ガチャッ・・・もしもし?」
マミ「もしもし鹿目さん?明日杏子ちゃんの誕生日らしいの。お誕生日会したいから会費もらえるかしら?」
まどか「えー!?そうだったんですか?分かりました。いくらですか?」
マミ「(朝一モンキーにかけるしかないし・・・)い、一万円くらいかしら」
まで考えた
新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内
新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内
あとはお前らに任せた
ほしゅ
ピンポーンピンポーンピンポーン
杏子「おーい、マミーいるかー?」ドンドンドン
マミ「佐倉さん・・・どうしたの?」ガチャ
杏子「あのな、ちょっと頼みがあるんだ」
マミ「頼み?」
杏子「ああ、そこの公園で財布拾ったんだけどさ
届けようにもあたし警察って嫌いだしさ
でも、落とした人困ってるだろうし
マミが代わりに届けておいてくれないかな?って」
マミ「ふーん。いいわよ。で、いくら入ってたの?」
杏子「えーっと、10万円かな
一応言っておくけどあたしは一円も抜いてないからな」
マミ「・・・わかったわ。任せておいて」ニヤリ
杏子「おう!じゃあ任せた!じゃあまたな!」バタン
マミ「10万円・・・これだけの軍資金があれば」
飽きた
あれどうみても冗談だろw
いやまどかは3話でまどかからアプローチしたからだろ
それまではさやかにも願いについてちゃんと助言とかしてるぞ
あと実戦を見せるのは重要だとおもうけど……
むしろ魔女との戦いを全く説明せずに勧誘するほうが真っ黒だろ
ほむらのことを同業者を増やしたくない敵対魔法少女だと勘違いしてただけだろ
才能があるから是非仲間にしたとは一度も言ってないし、そもそもあの場面は強がりだったと小説でわかってる
未来の後輩云々に関しては、別にそうなる可能性があるから言っただけだろw
てかそもそもマミさんって魔法少女を正義の味方、警察とか軍人の延長として見てるっしょ
実際にそういう風に説明してるし、誰かがやらないといけないって
別に警察官や自衛官が新人を勧誘しても悪いことではないと思うが
いや、杏子が「二人ならなんでもできるとおもってた」っていってるじゃん
それに一度仲間を失ったところに、まどかみたいに自分に憧れて魔法少女になろうって子がきたら、普通嬉しいだろ
人間って「初めて」より、「一度失ってから」の方が有り難みがわかるモンなんだよ
VIPで何いい感じでまとめてんだよ
死ね
俺も最期にいわせてくれ
まあ俺も仲間ほしさっていうのは、絶対少しはあったと思ってる
でも魔法少女がどんなものかわかってたら、絶対勧誘とかしないと思うんだよね
命がけってちゃんと説明してるし、マミさん自身が知ってることは全部話してると思う
知らないこと無知であることが罪だというのなら、それはなんか違うだろうと
わかりやすいのがプリキュアとかで、先輩魔法少女が後輩を勧誘したら悪いことだとはおもわないじゃん?ってこと
俺たち視聴者やほむほむは神の目線のお陰で「実態」をわかってるから、「駄目なこと」ってわかるだけでさ
ほむら「そういえば巴さん・・・煙草の匂いか・・・?」
ほむら「巴さんまさか・・・少し調べる必要があるようね」
このSSまとめへのコメント
続きは?