JK「いつも教室のはしっこにいるキモオタのロッカー壊したった」 (56)

JK(はぁ…今日も学校やだなぁ…)

キモオタ「…」カチャカチャ

JK(キモオタ君は相変わらずギャルゲーしてるし…)

JK(学年1イケメンのイケメン君の隣の席が良かったなぁ…)

キモオタ「…よしっw」カチャカチャ

JK(なにか良く分からないけどキモオタ君はこれで楽しそうだし…)

先生「おーぃ今日の日直はJKだぞー」

JK(はぁ…何か楽しいことないかなー)

先生「キモオタちょっとJKを起こしてやれ」

キモオタ「…チッ」机キック!ガシャン

JK「えっ?な、何?」

キモオタ「日直じゃないの?」

JK「あ、そ、そぅだった」アセアセ

先生「じゃあJK号令頼む」

JK「起立、気を付け、礼っ…」

JK(あぁ、もう朝から最悪…)

JK(あ~、また今日が終わっちゃう…)

キモオタ「…クスクス」パラパラ

JK(今度は漫画読んでる…そんなに面白いのかな?)

JK(なに気にしてるんだろ…キモオタなんか無視でいいのに…)

先生「よしじゃぁ気を付けて帰れよー」

JK(でも、漫画は気になるなぁ)

先生「おいJK号令だぞ~」チラッ

キモオタ「…チッ」机キック!ガシャン

JK「ひゃっ!」

キモオタ「号令はよ」

JK「あ、あっ、え、起立!気を付け、礼っ」

JK(またやっちゃった…はぁ~)

キモオタ「…」パラパラ

JK(声かけてみよっかな…)

JK「あのぅ…」

モブJK「おーぃJK帰ろー!」

JK「あっ、えーっと…今日ちょっと用事あるからモブは先帰っててー!ごめんね!」

モブJK「あれぇ?wもしかして彼氏出来たとか?w」

JK「そっ、そんなんじゃないし!」

モブJK「だよねぇ~wまっ、出来たらちゃんと報告してよーまたねーノシ」

JK「うんまたーノシ」

JK(では、改めて…)

JK「あのぅ…」

キモオタ「…」ヨミヨミ

JK「ねぇってば…」

キモオタ「ん?お、俺?」キョドキョド

JK「うん、なに読んでるの?」

キモオタ「べ、別に何でもよくね?」キョドキョド

JK「なんか笑ってたから面白い漫画でも読んでるのかなーって」

キモオタ「あ、あぁ…これ銀魂…」キョド

JK「ああ~銀魂ね!読んだこと無いけど名前は知ってる!」

キモオタ「ふーん…読む…?」

JK「えっ、いいの??」

キモオタ「あ…うん…」ドサアァ

JK「え、こ、こんなに?!」

キモオタ「あ、紙袋も使っていいよ」

JK「あ、ありがとぅ…」

JK(別にこんなに沢山じゃなくてもいいのに…)

キモオタ「じゃぁ、もぅ帰るから…読み終わったら返してね」

JK「う、うん、ありがと」

キモオタ「…」テクテク

JK「あっ、」

キモオタ「…ん?」

JK「や、なんでもない…」

キモオタ「…じゃぁ」テクテク

JK(流石にキモオタと帰るのは周りの目が…)

キモオタ「じゃぁ、もぅ帰るから…読み終わったら返してね」

JK「う、うん、ありがと」

キモオタ「…」テクテク

JK「あっ、」

>>19ミス

キモオタ「じゃぁ、もぅ帰るから…読み終わったら返してね」

JK「う、うん、ありがと」

キモオタ「…」テクテク

JK「あっ、」

キモオタ「…ん?」

JK「や、なんでもない…」

キモオタ「…じゃぁ」テクテク

JK(流石にキモオタと帰るのは周りの目が…)

~数日後~

JK「キモオタ銀魂ありがとー」

キモオタ「あ…うん」

JK「凄く面白かったよーw」

キモオタ「うん…良かったじゃん」

JK「また面白い漫画あったら教えてねー」

キモオタ「え…それ貸してってこと?」

JK「う、うん…w」

キモオタ「分かった…」

JK「そいえばキモオタってTwitterやってる?」

キモオタ「ま、一応…」

JK「これ私のアカウントだから良かったらフォローしてー」ドゾドゾ

キモオタ「あ、うん…」ウケトリ

JK「じゃぁまた明日ねー」

モブJK「はやくJK帰ろー」

~数週間後~

JK「キモオタ今日はなに読んでるの?」

キモオタ「…と、トラブル」

JK「へぇ~良かったらまた貸してねー?」

キモオタ「う、うん…」アセアセ

JK(あれから数週間かぁ、ちょっとだけだけど話せれるようになれたー)

JK(って、なんでキモオタなんか気にしてるんだろw…)

JK(でも、あの時銀魂貸してくれたおかげでちょっとだけ毎日が楽しくなったし感謝しないとね!)

先生「えーじゃあ今日は席替えするぞー」

クラスメイト「おおおおおっ!」

JK(もう席替えなんだ…っていつもこんなもんかw)

先生「あみだくじ作ったから名前書いて回してー」

先生「よーしじゃあ黒板に名前書いていくらか分かった人から移動してー」カキカキ

クラスメイト「おおおやったー!」

クラスメイト「うわーまた前かよー」

JK(えーっと私は…うわっ!1番前だ…最悪…)

キモオタ「…フフッw」ヨミヨミ

JK「あれキモオタは移動しないの?」

キモオタ「…チッ、んっ」クイクイッ

JK「あっ、また同じ席!しかも窓際の1番後ろ…イイなー」

キモオタ「…」ヨミヨミ

JK「じゃまたね」

キモオタ「…」ヨミヨミチラッ

先生「席替え終わったなーじゃあ明日から心機一転頑張ろう」

~数日後~

JK(はぁ…やっぱ学校楽しくないなー)

JK(キモオタは相変わらずゲームや漫画ばっかしだし…)

JK(て、またキモオタのこと気にして…もしかして…ってナイナイ!)

JK(でも、キモオタってロン毛で不潔感あっるけど、顔よく見たら…)

JK(よく見たら…イケメン…ではないけど、可もなく不可もないって感じかw)

JK(わたしどうしちゃったんだろ…もしかして本当に…)

モブJK「おーぃJK面白い話聞いたんだけどー」

JK「なになにー??」

モブJK「なんかねーキモオタのロッカーにエロい漫画があるらしいよーw」

JK「なにそれーどうせ噂話でしょ?w」

モブJK「それがねーモブモブJKと私で目撃しちゃったんだーロッカーに漫画入れてるところw」

JK「そうなんだー」

モブJK「で、キモオタの事だしどうせエロ漫画でしょw」

JK「どうだろねーw」

モブJK「ってことでさっそく開けに行こー!」

JK「でもカギあるし開けられないんじゃない?」

モブJK「それが実はね…フフフwまっ、行ってからのお楽しみー!」

モブJK「これね実は扉ごと外れるんだよねーw」

JK「えっ、そうなの?!」

モブJK「だから…ここをこうして…っと…」

JK(あれ?キモオタのロッカー勝手に開けても良いのかな…)

JK(でも…まいっか!キモオタのロッカー気になるし!)

モブJK「あれ…ここ外れない…」

JK「ん、ちょっと見せてー」

JK「ここを…こうしてっと…」カチャカチャ

JK「こうだっ!」ガチャン

モブJK「おぉ外れたーwww」

JK「あれっw本当に外れちゃったwww」

モブJK「あはははwwwちょっと待ってw記念写真撮るからww」

JK「えっwや、やめてよーwww」

モブJK「はぃチーズwww」カシャカシャ

JK「本当に撮ったのー?w」

モブJK「うんw後であげるねーww」

JK「それよりロッカーの中はー?」

モブJK「あっ、漫画あったw」

JK「なになにー?」

モブJK「えっと…銀魂52巻だって、なんだぁエロ漫画じゃないじゃん」

JK「なんだぁー勘が外れたねw」

JK(銀魂かぁ…あの時は20巻までしか借りてなかったけど、そんなにあったんだぁ…)

JK(なんだろこの気持ち…わたし自分に素直になれてないのかな…)

JK(わたし本当はキモオタのこと…)

モブJK「おーぃJKなにボーッとしてるの?もぅ片付けて帰ろうー」

JK「え…そ、そうだねっ!」カアァァ

モブJK「なんで顔赤いの?熱?」

JK「な、なんでだろw」

モブJK「まいっか早く帰ろぅ!」

JK「うんっ!」

モブJK「あっ、さっきの写真LINEに貼っとくね」テクテク

JK「うん、ありがとー」テクテク

モブJK「じゃまた明日ねーバイバーイ」フリフリ

JK「またねー」フリフリ

~自宅~

JK(わたしキモオタのこと本気で気になって…)

JK(この気持ち…伝えられないかな…)

JK(でもわたし不器用だし…)

JK(うん…だけど頑張らないとっ!)

JK(そ、そうだ!今日の写真!)


JK(…貼り付けてっと、よしっ!送信!)

JK(わたし不器用だけど…不器用なりに気持ちを伝えたよ!キモオタ気付いてくれるかな…)

http://i.imgur.com/FY5bQSU.jpg





キモオタ「っうぇwwwこれ俺のロッカーやんwwwwwwあいつwwwwww」


おわり

くぅ疲w

改行数と時間の関係ではしょった所あって変な所もあるけど気にしないでw

ただの童貞の妄想なんであしからず

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