ほむら「新編が微妙だったとか言っている人間はこっちに来なさい」 (14)

ほむら「この世界から消してあげるから」

まどか「ほ、ほむらちゃんっ。そういうことは言っちゃだめだよ~……」

ほむら「まどかは静かにしていて。
    今回の話は言わば『私〝暁美ほむら〟の理想の創造』……、
    それをつまらなかった? 微妙だった?」

ほむら「私をあまり怒らせないほうがいいわよ」

さやか「いやー、ついに堕天しちゃったかー。〝悪魔〟って自分で言っちゃうのは、 
    少し痛かったかもなー」

ほむら「っ……///」

さやか「…なんでそこで恥ずかしがるんだよっ」

ほむら「だってしょうがないじゃない。あの時は色々ハイになってたのよ。
    だって考えてもみなさいよ、私たちまだ中学生よ?」

ほむら「中学生が世界を守るのどうのって、大人と警察は何をしているのよ。
    まぁそんなことをアニメ界隈で言っても、キリがないのだけれど」

ほむら「青春もろくに送れず、弱者は皮肉にも自分の同業者に淘汰される。
    まったく、インキュベーターもとんでもないシステムを作り上げたと思うわ」

さやか「まぁ、そうだな。あたしってそう考えると、
    けっこう早死になんだなー……」

ほむら「悲しくなるからやめなさい。いいじゃない、
    私が世界を創りかえて貴方も晴れて元通り、理想の世界よ」

ほむら「それのどこが──」


 ほむら「何 が 不 満 だ っ た の よ」


さやか「うーん……やっぱり、めちゃくちゃ?」

マミ「確かにめちゃくちゃね」

杏子「めちゃくちゃなんだよなー」

ほむら「えっ、別にそこまでじゃなかったでしょう?」

マミ「一気に情報を流しすぎた、のかしらね。よくよく考えてみれば、
   そこまで大したことはしていないのにね」

マミ「元々謎が多い──というか、わざと話の隙間を開けているようなアニメだけれど、
   今回は今までの設定から大きく外れたものが、詰められてた作品だったわ」

マミ「『理解出来ない』と『理解していない』は似て非なるものなのよ」

さやか「おぉ、さっすがマミさんは状況を達観しているなぁ」

マミ「ふふっ、ありがと美樹さん」ニコッ

ほむら「巴マミといえば、今回『円環の理』というワードをみんな使っていたわね」プッ

マミ「私と言えば、ってなによっ」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom