上嬢「さて、これからどうしようかしら…………あれ？」

禁書「…………」

上嬢「……アンタなんかやったわね？」

禁書「し、知らないよ？」

上嬢「嘘つかないで！なんでこんな口調になってるのよ！」

禁書「も、もとからじゃないかな？」

上嬢「……口調を変える魔術ってルーン文字とか使うのかしら」

禁書「違うよとうこ！その術式に使うのは象形文字！エジプトの魔術なんだよ！」

上嬢「へー、どうやって使うの？」

禁書「簡単なんだよ！紙に書いてその人に持たせるだけ！ステイルと同じ……」

バキン！

上嬢「（#＾ω＾）」

禁書「あ」

上嬢「ったく、俺をどうする気だお前は」

禁書「…………」ちーん

上嬢「まったく……」ぐぅ～

禁書「とうこの可愛らしいお腹の鳴る音が聞こえたんだよ！」ガバッ

上嬢「……め、飯にするかー」

禁書「照れてる照れてる」ハァハァ

上嬢「照れてない！///」

上嬢「なにがあったっけ？」ガチャ

禁書「あ」

上嬢「まぁ、毎度のことだがすっからかんだな」

禁書「ごめんねとうこ……」

上嬢「いいっていいって、日曜だし財布は大丈夫そうだから外食でも……」

禁書「」ピクッ

上嬢「ああ、そうだった…俺女なんだよなぁ……」

禁書「なにか問題でもあるの？」

上嬢「あるだろ！」

禁書「あるの？」

上嬢「あるよ！」

禁書「あるの？」

上嬢「なにこの無限ループ」

上嬢「結局こうなるのかよ……」

禁書「外では男言葉控えた方がいいよとうこ」

上嬢「えー、いいじゃねーか別に」

禁書「みんなに見られてるよ」

上嬢「嘘！」

男１「…………」チラッチラッ

男２「～♪～♪」チラッチラッ

禁書「ね」

上嬢「そ、そそそそうだわなのよですわね！！」

禁書「とうこ、落ち着いてバレてないから」

上嬢「や、やっぱりみんな見てる……」

禁書「大丈夫大丈夫、バレてないって」

上嬢「じゃあなんで見られてる……のよ…」

禁書「えーっと……それは……」

男３「なぁなぁ、声掛けてみようぜ」

男２「やめろよ……美人すぎて相手にしてもらえねーよ」

男３「えー、でもさ……」

禁書「………」ギロッ

男３「そうだなやめとくか」

禁書「…………」ヨシ

上嬢「もしかしておれ……じゃない、私不細工なのかな……」

禁書「とうこを不細工って思う人がいたら100％病気なんだよ！」

イラッシャイマセー

上嬢「何食う……食べる？インデックス」

禁書「特大ピザと特盛りパスタとジェラート！」

上嬢「今日は少ない……わね、どうかしたの？」

禁書「大丈夫！なんでもないかも！」

禁書（私の体調を気遣うなんて……とうこかわいいよとうこ）ハァハァ

上嬢「そう、じゃあおr……私はパスタとジェラートにしよう、なんか甘いもの食べたくなっちゃった」

禁書「女の子になったからね……そのせいだと思うよ」

上嬢「へーそうなんだ、なんでだろ？」ピンポーン

禁書「科学のことは分かんないかも」

上嬢「だと思った」

御坂妹「ご注文お伺いします、とミサカはマニュアル通りの対応をします」

上嬢「」

上嬢（やっばーい！ヤバいよ知り合い来たよどうすんだよ！！）

禁書「あ、クールビューティー」

御坂妹「おや、暴食シスターお久しぶりです、とミサカは挨拶します」

御坂妹「……こちらの方はどなたですか？とミサカは訪ねます」

上嬢（よかったバレてない）

禁書「とうこっていうの！可愛いでしょ！」

御坂妹「はい、ネットワークを通じてほとんどの個体がミサカと同じ回答をしました、とミサカは報告します」

上嬢「あ、ありがとう……」

御坂妹「おっとっと、とミサカは仕事中であることを思いだしご注文を聞きます」

禁書「特大ピザ一つと特大パスタ一つ、ふつうのパスタ一つと、食後にジェラート二つ！あとドリンクバー！」

御坂妹「……まさか当子さんに支払いをさせるつもりではないでしょうね？とミサカはシスターの遠慮の無さに怒りを覚えます」

上嬢「あはは……」

御坂妹「まったく……かしこまりました、すぐにお持ちいたします、とミサカはマニュアル通りの対応をします」

上嬢「助かったわ…ありがとうインデックス」

禁書「どうってことないかも！」ハァハァ

上嬢「んじゃ、アンタがちゃっかり注文したドリンクバー行ってくるわねー」

禁書「わかったー」

禁書（ふっふっふ……計　画　通　り　！後でストローは回収させていただくんだよ）

上嬢「～♪」ジューコポポポポポ……

浜面「～♪」ジューコポポポポポ……

御坂「～♪」ジューコポポポポポ……

上嬢「……」

麦野「はーまづらぁ！おっせぇぞ！」

浜面「はい！すいません！」

上嬢「……」

佐天「御坂さーん、ハンバーグ来てますよー」

御坂「ありがとー！」

上嬢「……」



上嬢（ヤベェ……どうしよ）

vipから来たって言われてvipの続きからとか言われてもどんなんだったのかわかるわけない

>>12
すみません　こちらでみてください
http://ssmatomesokuho.com/thread/read?id=104432

禁書「前回までのあらすじ　とうまをとうこにしたら怒られてなんやかんや外食」

上嬢「あらすじになってないわよ！なによ、なんやかんやって！」

禁書「細けぇこたぁいいんだよ！」

上嬢「はぁ……それよりインデックス、今御坂達と浜面達が来てるみたいなの」

禁書「短髪が？…………はまづらってだれ？」

浜面「ひでぇなオイ！！」

上嬢「うわっ！ビックリさせんなよ浜面！」

浜面「ああゴメン、呼ばれた気がしたから……」

浜面「…えーっと……あれ？お姉さん誰？俺のことなんで知ってるんだ？」

上嬢「あ」

上嬢（しまったぁぁ！！墓穴を掘ったァァァーーー！！）

禁書（焦ってるとうこかわいいよとうこ）ハァハァ

上嬢「い、インデックスちゃんに聞いたのよ！頑張ってるんだってね！」

浜面「え…ええ、まぁ…はい…///」

上嬢「あら…自己紹介がまだだったわね！私、上嬢当子！よろしくね！」ニッコリ

浜面「は、浜面仕上っす！よ…よろしくおねがいします！！////」

浜面（やっべぇ超可愛い！！いやでも俺には滝壺が……////）

上嬢（今なら女優になれそうな気がする）

禁書（……とか考えてるとうこかわいいよとうこ）ハァハァ

浜面「そだ！なんかの時のためにメアド交換しませ（ガシィ）ん、か……？」

滝壺「はまづら、なにしてんの……？」ゴゴゴ…

浜面「あ」

浜面だったもの「」ちーん

禁書「へんじがないまるでしかばねのようだ」

上嬢「うわぁ痛そう……」

滝壺「……あれ？もしかしてヒーローさん？」

上嬢「あちゃー、やっぱりAIMないからバレるかー……とほほ…」

禁書「かくかくしかじかというわけなんだよ」

滝壺「たいへんなんだね」

上嬢「まぁな…でさ、このことは…」

滝壺「大丈夫、誰にもいわないよ」

上嬢「滝壺さんマジ天使！ありがとな！」

滝壺「ただし」

上嬢「えっ！た、ただし？」

滝壺「写メとらせて」

上嬢「（ホッ）そ、それくらいなら大丈夫……かな」

滝壺「それじゃいくよー…はい、チーズ」カシャッ

上嬢「…撮れた？」ピース

滝壺「ばっちり…じゃ、またね」

上嬢「おう、また今度」

滝壺「うん、……ほら、きりきり歩け」ずるずる

浜面だったもの「」ずるずる

上嬢「……浜面も大変だなぁ」

禁書「尻に敷かれてるんだよ……」

御坂妹「お待たせいたしました、とミサカはご注文の特大ピザと特盛りパスタ、普通のパスタをテーブルに置きます」

禁書「あ、ドリンクバー行ってくるんだよ」トテトテ

上嬢「いってらっしゃい」むぐむぐ

禁書「ドッドッ、ドリンクバー♪」トテトテ

御坂「～♪」ジューコポポポポポ……

禁書「あ、短髪」

御坂「ん？ああ、アンタか……あのバカと一緒に来たの？」

禁書「う……ううん、しばらく外に行っちゃって一週間は帰ってこないかも」

御坂「ふ、ふーん…じゃあ誰と一緒に来たの？」

禁書「とうこっていう人なんだよ、とうまの知り合いなんだって」

御坂「……まさかアンタ、その当子さんにお金払わせてるんじゃないわよね？」

禁書「う、うん…まあ……そうかな？」

御坂「はぁ……まったく……」

御坂「会わせなさい」

インデックス「えっ」

御坂「その当子さんに会わせなさいって言ってんのよ」

御坂（ひょっとしたらライバルかもしれないし……そうでなくてもアイツの情報が入るし……会って損はない、はず）

禁書（まずい……ここでダメだと言っても……っ！この女はついてくる……っ！まさにストーカー……っ！）

禁書「う、うん……わかったんだよ……」

御坂（よっしゃ）グッ

禁書（とうこ困るかなぁ……）ハァ

その頃……

麦野「遅かったわね…何処行ってたのよ」

滝壺「美人さんの写メ撮らせてもらった」

浜面に近い何か「コッ……ふ……」

麦野「あー……その美人さんをナンパした馬面にアイアンクローって訳か」

滝壺「さすが、察しがいい」

絹旗「美人さん？……超見せて下さい」

フレメア「私もみたいのだ！にゃあ！」

滝壺「はい」チャッ

絹旗「どれどれ……」

フレメア「…………」

絹旗「…………」