響「もしもし」春香「響ちゃん元旦暇?」(164)
響「うん、暇だぞ!」
春香「あははーやっぱりね」
ガチャ
響「…」ズーン
プルルルルル
響「もしもし…」
貴音「夜分遅くに申し訳ありません、四条貴音です」
響「貴音かーどうした?」
貴音「実は元日に初詣に行きたいのですが」
響「うんうん」
貴音「どこか良い所はないでしょうか?」
響「初詣なら明治神宮がいいぞ」
響「それで、もしよかったら自分が案内する…」
貴音「分かりましたありがとうございます」ガチャ
響「…」ズーン
響「三が日はプロデューサーと二人で温泉行ってくるんだ」
春香「」
プルルルルル
響「はい…もしもし」
真「もしもし、ってどうしたの響?なんか声暗いよ」
響「な、なんくるないさ~」
真「あ、あのさ…もし響がお正月デートするならどこがいい…かな?」
響「え?自分が?」
真「お願い!真面目に答えて欲しいんだ」
響「そ、そうだな~街に出てデパートに行って…あと家でお餅食べたりお雑煮食べたりしたいぞ!」
真「ありがとう参考になるよ」
響(自分、元旦は暇だぞー)チラッチラッ
真「早速雪歩を誘ってみるよ、それじゃ」ガチャ
響「…」ズーン
プルルルルル
プルルルルル
響「もう出るのが嫌になってきたぞ」
プルルルルル プルルルルル
響「…しつこいぞ」
ガチャ
響「もしもし」
小鳥「遅い!響ちゃん、電話は2コールで出てください」
響「ごめんなさいだぞ」
小鳥「それでね、えーっと……そうだ、響ちゃん1月1日の予定は無いはずよね?」
響「またそれか…」ボソッ
小鳥「無いわよね?」
響「よ、予定なら入ってるぞ」
小鳥「あれ?おかしいな…私のミス?」
響「何がどうなってるんだぞ?」
小鳥「いえ、響ちゃんのスケジュール確認をしたかったんだけど」
響「スケジュール確認?」
小鳥「そうですよ、もし空いてるならプロデューサーさんが仕事を入れてくれるって!」
響(プロデューサーありがとうだぞ)
小鳥「でも予定があるなら仕方ないですね、仕事はバラしておきます」
響「あ、ちょっと待っ…」
小鳥「それではよいお年をー」ガチャ
響「…」ズーン
春香「千早ちゃん元旦暇?」
千早「ええ、家族も離婚していないし、春香しか友達いないからもちろん暇よ」
春香「そ…そうなんだぁ~(こいつめんどくせぇ)」
プルルルルル プルルルルル
響「はぁ…」
ガチャ
響「もしもし」
P「もしもし、小鳥さんから聞いたぞ!響は確か正月はオフじゃなかったか?」
響「えーと……ごめんなさい、自分嘘つきました」
P「どういうことだ?」
響「自分、ぼっちじゃないって見栄張って…思わず小鳥さんにウソついてしまったんだぞ」
P「はぁ、どうしてまたそんなこと」
響「自分、もうプロデューサーしかいないぞ」
P「なんの話だ?」
響「プロデューサー、もしよかったら自分と付き合ってほしいぞ」
P「え…?」
響「だから自分と付き合ってほしいと」
P「いや、それは分かるんだが…」
響「ダメなのか?」
P「いや、ダメというわけじゃ」
響「じゃあ自分と…」
P「待て待て、こういうのは順序がだな」
響「…順序が必要なのか?」
P「そ、そうだな…まずはデートから始めないと」
響「デ、デート!?」
響「自分、プロデューサーとデートするのか?」
P「いや、響が言い出したことじゃないか」
響(プロデューサーとデート、プロデューサーとデート…)
P「あのー響さーん」
響「ハッ、な、何でもないぞ」
P「えーっと…それじゃ響はお正月は予定無いんだな?」
響「うん、そうだぞ」
P「だったら、一緒に初詣に行かないか?」
響「初詣にか?行く!一緒に行きたいぞ」
P「よし、決まりだな」
響「自分、振り袖着ていくぞ」
響「髪の毛もアップにしてお化粧もして」
響「プロデューサーが見たら驚くくらい綺麗になってみせるぞ」
P「響、そこまで俺のことを…」
響「あー…なんかプロデューサーの声聞いてると安心して涙が出てくるさー」
P「お、俺のせいなのか?すまん…」
響「プロデューサーが謝ることないさー」
響「むしろ自分がプロデューサーに付き合ってもらえるなんて想像してなかったのさー」
P「響、ごめん今まで響の気持ちに気付いてやれなくて」
響「プロデューサー、もう謝るのは無しさー」
響「代わりにプロデューサーもこれからはなんくるないさを使えばいいぞ」
P「な、なんくるないさ」
響「照れが入ってるぞプロデューサー」
P「なんくるないさー」
響「もっと元気よく!」
P「なんくるないさー!」
響「うん、今のは完璧だったぞ」
P「本当か?やったぜ」
響「その調子でお正月もよろしく頼むさー」
P「おう、これからもよろしくな響」
終われ
ここで貴様が放り出すと言うのなら俺がこのスレ乗っ取っちゃうぜ?それでもいいのかよ
なぜだ俺は響をネタに遊んでいただけなのにどうしてこうなった
もうこれ以上アイマススレが落ちていくのを見たくない!>>52続き書いていい?
>>55
どうぞ
響…俺を導いてくれ…>>38から
響「え!?じっ、自分…そのっ…そんな…」
P「へ?」
響「あのっ、自分、その…春香とか、真とかと電話したけどみんな予定入ってるみたいで…
…せっかくの元日なのに……ひ、一人とか、寂しかったから…つい…」
P「そ、そうか…あはは、すまんな響。何か俺、変な勘違いしちまったみたいで…」
響「でっ、でも!プロデューサー…その、いっしょに過ごしてくれたら、自分寂しくないぞ!」
P「ぐわっ、響声でかいって!」
響「とっ、とにかく元日は頼んだんだぞ!約束だぞっ!」
P「あっ、おい響!まだ全然…ガチャッツーツー
響「…電話、つい恥ずかしくなって切ってしまったさー…」
響「…そういえばプロデューサー、ごめんとか言ってたさ…付き合うってまさか…」
響「いやいやいやっ!!そ、そんなこと有り得ないさー!き、きっとプロデューサーも色々勘違いしてただけさ!
あははっ、プロデューサーもう正月ボケしてるさあ!……」
響「……でも、もしかしたら……どうしよう、自分デートのオーケーも聞かずに電話切っちゃったぞ…」
響「もしかしたら、さっきので嫌われちゃったかも知れないぞ…怒鳴るみたいに切っちゃったし…」
響「…ど、どうしよう…謝んないと…でももう嫌われちゃったかも…プロデューサぁ…」グスン
携帯)サカミチツヅイテモアーキラーメタータリシナイ
響「っ!?」ビックゥウウ
響「あっ!プロデューサーから…あ、あのプロデューサー…?」
P「いきなり切らないでくれよ…何かあったのかと心配したぞ。それで、元日の待ち合わせ場所だけどな」
響「! きっ、来てくれるのかっ、プロデューサー!」
P「ぐおおおっ!?だ、だから電話越しにそんな大声出すなよっ!鼓膜が破れるかと思ったぞ」
響「そ、それで!どこにするんだプロデューサー!?自分はマンションの前とかが面倒臭くなくて
大歓迎さー!」
P「あー、もう落ち着けよ響!大体お前のマンションとか住所はわかるけど道筋がわからないぞ」
響「じゃあ、じゃあっ!プロデューサー、明日は事務所にいる?」
P「? まぁ忘れ物を取りに午前中ちょっと寄る予定だが…」
響「そん時に事務所で待ち合わせして、帰り際に自分の家まで案内するさー!」
P「まぁそれでいいか。じゃあ一応待ち合わせ時間を」
響「自分、朝イチで事務所に行って待ってるさー!えへへっ、楽しみに待ってるんだぞっ!」
P「あっ、おい!話を最後まで…」ガチャッツーツー
響「えへへへっ、デートっ、デートっ!プロデューサーとデートだぞっ!」
響「どんな服で行こうか迷うぞー…ハム蔵、これなんてどうかな?」
ハム蔵「チュッチュチュッ」
(いやPに謝るとかどうなったんだよ…何このテンション変化?あと裏表逆だぞ)
響「うんうん、ハム蔵も中々いい目してるぞっ!あっ、でもこっちも捨てがたいぞ…うーん」
ハム蔵「チューチュチュー」
(あーもう好きにしろや!言っとくが泣きを見るのはお前だかんな)
響「あっ、これも!これもいいぞ!あーもう、自分カンペキ過ぎて困っちゃうぞ!あははっ!」
響「……プロデューサー…可愛いとか、言ってくれたりして…えへへっ眠れないさー」
ーそして翌日ー
P「あ、はい。これが鍵ですね、お手数おかけして申し訳ありません」
P「さてと……っておいっ!響!?」
響「…ぷっ…プロデューサあああっ!うぇええんっ、自分っ、ずっと待ってたんだぞっ!
事務所に来ても鍵開いてなくてっ、いつまで経ってもプロデューサー来ないし…ひどいんだぞー!
うわあああんっ!」
P「ひ、響…メールや留守電見なかったのか?あの後何通か送ったはずだが…」
響「へ…?あ、マナーモードになってるんだぞ…えーと…
『事務所に寄るのは9時頃になる。もう事務所は休業中だから開いてないぞ』…」
P「…なぁ響、お前何時頃ここに来たんだ?」
響「え、えっと…バスの始発に乗ったから、7時頃だぞ」
P「その間、ずっと事務所前の階段に座ってたのか」
響「だ、だって…プロデューサーが、いつ来るかわかんなかったし…ひくしっ!」
P「あー!ほら言わんこっちゃない!ほらさっさと事務所入れ!」
響「ぷっ、プロデューサー!あの、じぶ…ひくしっ!」
P「そこのストーブの前に座ってろ…よし点いたな。下で何か買ってくるから待ってろよ」
響「プロデューサー…その、ごっ、ごめんな…ひくしっ!…あ、行っちゃったんだぞ…」
響「…あったかいさー………うっ、ひくっ…じっ、自分っ…まっ間抜けすぎるさあ…ぐすっ…」
響「プロデューサーに、ひくっ…昨日の電話の事もっ、謝れてないしっ、服選びに浮かれてて
メールにも気付かないしっ……プロデューサぁ…ごめん…プロデュっ、サーっ…自分っ
P「響ー、肉まん買ってきたぞ…響?」
響「ぷっ、プロデューサー……自分っ、自分っ…!うわあああんっ、ごめんっ!ごめんなさいっ!
プロデューサーにっ、こんなに、迷惑かけちゃってっ、自分っ…うえええっ!」
P「どわあああ!?ひっ、響!声でかっ「うわああああん!!プロデューサあああっ!自分っ自分が情けないぞっ!うぇええんっ!!」
響「うっ、ぐすっ…自分っ、プロデューサーに電話した時…は、恥ずかしくってあんな乱暴に
電話切っちゃったんだぞ…そのあとっ、謝ろうって思ったけど…嬉しくって…結局謝れなくてっ…」
P「何だ、そんな事で泣いてたのか」
響「そんな事なんかじゃないぞっ!…自分、プロデューサーにすぐに謝んなきゃなんないのに……
結局謝れたのは今なんだぞ…プロデューサー、ごめん…あの、その…自分のこと、嫌いになった?
P「……嫌いになる訳ないだろ」
響「…ほんとさー?」
P「響はさ、確かに調子に乗りやすいし人の話最後まで聞かないし忘れ物は多いし…」
響「…うん、そうかもしれないさー…」(そ、そんなにひどいのか自分…)
P「でもそうやって正直に心から謝れるじゃないか。俺は響のそーいうとこ…えーと…大好きだぞ」
このことがバレてどんなイジメにあうのか楽しみ
>>122
響「みんなおはようさー!」
春香「…………チッ」
やよい「なんか獣臭いですー!」
真「あーあー! なんか気分悪くなっちゃったなー!」
美希「ハァ……なんでいるのなの……」
みたいな感じかしら~
響「え…?ぷ、プロデューサー…」
P「……あー、ほら肉まん冷めちゃうぞ!熱い内に食え!」
響「え、あ、うん…あちちっ!やけどしちゃうさー!」
P「落ち着いて食えったら!直に掴んで食うもんじゃ無いぞそれ!」
響「はふっ、はふっ…ご、ごめんさープロデュ…ふぁっくしっ!…あっ、プロデューサー…」
P「…おい、響。ちょっとおでこ見せろ」
響「プロデューサー、肉まんのお化けみたいさー」ズビッ
P「ええい、余計な事を言うな!…風邪引いたなお前」
響「そういえば何か頭ぼーっとするさー…ひくしっ!」
P「バカ!さっさと車乗れ、送ってくから」
響「あっ、ちょっと待って!えーっと鏡、鏡…」
響「プロデューサーっ!自分可愛いっ…ふぁっくしっ!」
P「ほらティッシュ!そこら辺にぬりつけるなよ」
響「ううー、ごめんプロデューサー…ねぇプロデューサー…」
P「何だ響、年末年始に開いてるクリニックとかもう無いぞ」
響「自分、今は寂しくないぞ」
P「…ばか」
おわり。
続き期待してるぞ
こうなったら夜が明けるまで響とイチャイチャしてやる…
響「ひっくし!」
はいさーい!自分、我那覇響!この一年間風邪1つひいてこなかった自分だけど、年の瀬も
押し迫った今日、遂に風邪をひいちゃったんだぞ……でもでも!自分、すっごく幸せなんだ!
P「鼻の下こすっちゃ駄目だぞ響、摩りきれてしみるからな」
響「うー、でもむずむずして我慢できないぞ……ふぇっくし!」
何とプロデューサーが、時々やって来て面倒見てくれるんだ!
こんなんだったら自分、一年中風邪ひいてたっていいんだぞ!
響「うえーん、プロデューサー…鼻が痛いさぁー…」
P「お前またこすっただろ…ほい、軟膏。」
響「うー、プロデューサーが塗ってくれると何か気持ちいさー…」
P「アホな事言ってないでさっさと治してくれよ…」
響「んー……?(何か口に入ってるさ…苦いさー)あむぅ……?」
P「わーっ!響っ、放せったら!口に指がっ…!」
響「……あーっ!ご、ごめんさあプロデューサーっ、ついぼーっとしてて…」
P「全く…お前口の中、大丈夫か?ゆすぐか?」
響「え…だっ、大丈夫さぁー…」
響(じっ、自分、プロデューサーの指…舐めちゃったぞ…)
響って尽くしそうだよな
なんかちょっと変態的なプレイ要求されてもなんだかんだで従いそう
P「じゃあ、今日は帰るからな。台所におじやが置いてあるからそれでも食べてくれ」
響「う、うん…あの、プロデューサー…ひくしっ!…ううっ、また帰っちゃったんだぞ…」
響「プロデューサーの指…プロデューサーの匂い…」
響「な、何だか身体がかっかしてきたさー!早めに寝ちゃった方が風邪の治りも速いさー!」
響「………プロデューサぁ…全然眠れないぞ…あの時の服……」ゴソゴソ
響「可愛い、よね…?プロデューサーは可愛いって、言ってくれるよね?…」
響「…自分、プロデューサーのことばっか考えてるぞ…プロデューサーは何考えてるのかな?」
響「プロデューサー…プロデューサぁ…」
P「おーい響ー?俺だぞ、プロデューサーだ」
P「お、開いた…っていぬ美とハム蔵じゃないか。響はどうしたんだ?」
いぬ&ハム「バウバウッ、チューチュッ」
P「何だよそんなに引っ張るなって…あれ、響っ!?」
響「はいさーい、プロデューサーっ!我那覇響っ完全復活だぞっ!」
P「え、おい響、寝てなくていいのか?」
響「言ったでしょ、完全復活って!一晩も眠ればあんな風邪一発さー!」
P「そ、そうか…でも、その格好は」
響「……あの、プロデューサー。自分、風邪直ったし…元日のデートの約束…守ってくれる?」
P「あ、ああもちろんだが…本当に大丈夫か、響?」
響「だーかーらー!大丈夫だって言ってるさー!ほらっこの服、とっても似合ってるぞ!えへへっ」
P「っ! おいっ響っ!」
響「これならプロデューサーも…あれ?」
どんがらがっしゃーん!!
響(な、何だか頭がぐるぐる回ってるさー…プロデューサー…また迷惑かけちゃったぞ…)
響「あっ…」
P「zzzz…」
響「プロデューサー…寝ちゃってるぞ……」
響「…ごめんさー…何度目になるのかわかんないけど…」
響「プロデューサーの事考えると、自分、歯止めが利かなくなるんだぞ」
響「嬉しくって、わくわくして…いつの間にか体が動いちゃうんだぞ」
響「だから、プロデューサーにたくさん迷惑かけてるさー…でも、でもっ…
都合良すぎるし、わがままかもしれないけどっ…自分、プロデューサーの側にいたいぞ…」
響「だから…だから自分、プロデューサーに嫌われたくないさ…
お願いだから……プロデューサー…」
P「………」
響「ん…もう朝…いや夕方になってるみたいさー…」
響「プロデューサーは……あはは、いるはずないさー…」
響「あ、もう6時……歌合戦始まっちゃうぞ……」
ハム蔵「チュッ」
響「ハム蔵……あはは、ごめんごめん。すぐご飯作るさー」
P「バカ、病人が何言ってんだ」
響「うわああああっ!?」
P「…相変わらず大きい声だな。それくらい出せりゃもう治りかけだろ。」
響「ぷ、プロデューサー!?帰ったんじゃなかったの!?」
P「なあ響、いいことを教えてやるよ。俺の家はなぁ…」
響「ぷ、プロデューサーの家は…?」
P「NHKが映らないんだよ。というかデジタル放送自体映らん。」
響「………ぷっ、あははははっ!!な、何だそれ、今時有り得ないんだぞっ、あははははっ!」
P「ええい、うるさい!だったら俺の給料をテレビが買い換えられる位に上げてくれよっ!」
響「あはははっ、ひぃっ、苦しいんだぞーっ!あははっ」
P「……やっぱ響は、そういうのが一番似合うよ」
響「…え?」
P「あ、おい響。あの服だけどな…」
響「う、うんっ」
P「うーん、少しというか、大分…ないと思うぞ?」
響「……うっ」
P「あっ、そのだな!個性的だが一般性に欠けるってことで…」
響「うわあああああんっ!ひどいんだぞっ、プロデューサー!」
今度こそおわり。
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