千早「76…やっぱり大きくなってきてる」(174)

千早「どうしよう…貧乳じゃ無くなったら、私…私……」

続きはよ

ガチャッ

美希『おはようなのーっ!』

千早「あ、おはよう美希」

美希「おはようございますなのーちはy…」チラ

千早「?」すこしタユン

美希「……誰なのっ!?」

千早「……失礼な人ね…」

【衣料】常識覆し…「小さく見せるブラ」隠れたヒット商品に ワコール[11/12/27]

これを見てついカッとなって立てた
反省している

ガチャッ

真『おっはよーっ!』

『美希ニュースで見たの。"げんぱつのえいきょう"ってやつなの?』『……本当に失礼な人ね…』

真「どうしたの? 二人とも??」

千早「あっ、真」微タユン

真「? おはようっちは……」
真「や…………??」

千早「……?」ニコ

真「……あれ? あれあれ??」
真「ボク、もしかしてまだ夢の中? はやく起きて事務所に行かないとっ!?」

千早「……まったく、貴方達は…」プルプル

ガチャッ

春香『おはよぅ~っ』

『下着メーカーの企業努力ってすごいんだね……』『本当なの……』『本当なのは貴方達の失礼な言動だけれど』

春香「?」
春香「みんなーどうしたの?」

千早「あっ、おはよう。春香」ニコ

春香「千早ちゃんおはよう」ニコッ

千早「……」ちょっとタユン

春香「?」チラ

千早「……」

春香「……うーん、と…」
春香「……良い天気だねっ」ニコッ

千早「……ええっ」パアァ

『それでねぇ、朝から転んじゃって……』『それは大変ね…唾をつければ……』

真「……春香は何も思わないのかな」

美希「さすが春香なの…」

ガチャッ
P『おはようっみんな!』
千早「……」ズーン

P「……っと、千早?」
美希「ハニー、そっとしてあげておいてほしいの」

P「一体なにがあったんだ……?」
真「結局、春香にも指摘されて、それがショックだったらしく……」ポリ

P「なにを指摘したんだ?」
春香「あ、あははー。『千早ちゃんスタイル良いのに、どこから寄せて上げてるの』かなーなんて思って……」ハハ

P「寄せて…」
P「……上げる?」チラ

千早「……プロデューサー」ちょいタユン
P「……」

千早「……プロデューサー?」

P「…………あっ、ああ」
P「……なんと言えばいいか…」

P「……日々の企業努力が感じられる。みんなもプロ根性を見習ってだな…」

千早「」ズーン

P「千早っ!?」
美希「追い打ちなの……」ハァ

『ハニー、ちょっとデリカシーがなさすぎるの』『プロデューサー、千早ちゃんはナイーブなんですから……』『そうですよプロデューサーっ』『しかしだな……』

千早「……」ハァ
千早「もういいわ、迷惑をかけてごめんなさい。皆、プロデューサー」

真「だから、プロデューサーは男性なんですからっ、優しくフォローをですねえっ」

P「だから、男だからなおさらデリケートな部分の話に触れたら千早が嫌がるかとっ……」

美希「ふわぁ、美希はハニーなら平気だよ?」たゆん

P「いや……はは…」タラ

春香「ここは一発、お願いします!」

P「……わかったよ」ハァ

P「千早……たしかにお前自身、驚いてるかもしれないが…」

千早「丸聞こえです」ハァ

――…
千早「……」フゥ
千早「どうして大きくなってきているのかしら…」チラ

千早「……けど、喜びこそすれ、悲しむことはないはずよ」

千早「……そう、これは遅れてやってきた成長期」

千早「そう、そうとしか考えがつかないわ」

千早「ああ、ブラのサイズ。大きいのに変えなくちゃ…」
千早「……大変だわ」ニヘ


美希「全然大変そうじゃないの……」
真「原因を千早に聞けば教えてくれるのかなあ……」
春香「千早ちゃん……嬉しいそう」グスッ

P「……小鳥さんに言ってプロフィールの改修をしてもらわないとな」

千早「そうなると上着も新調した方が良いかしら……」ニコニコ

 ――いつもより、世界が眩しく映る。
 歩くたびに揺れる――いや、厳密には僅かなものなのだが……今の私にそれは十分すぎて、新鮮な感覚だ。
 ああ、心が弾む気分だわ。このままいくとあずささんの様に本当に弾むようになってしまうかもしれない。
 これからは、床に落とし物をして拾うときも、屈む時にシャツの隙間を気にした方がいいのかしら? ふふ、少し気が早いかもしれないわね。

千早「~♪」ニコニコ

美希「ボイトレに向かう千早がいつになく笑顔なの……」

真「ボイトレ……? 大きくなる秘密はボイトレ??」

春香「ふぁいとー千早ちゃんっ!」

P『あっ、音無さんですか? はい。実は……信じられないかもしれませんが……はい。本当です…え? 4月はとうに過ぎてますが…』

昨日が今年締めの仕事で、いま忘年会から帰ります。

帰って意識があれば……

――…

千早「80……は、はち、じゅう」

千早「……」

千早「また大きくなってる……」

千早「でも、私にはとっては未知の領域だけど。世間的には探索され尽くしているわ。未開の地どころか政令指定都市なみに発展しているありふれた数字」

千早「気を引き締めないと……」キリ

千早「……」

千早「……」ニヘ

千早「いけない、顔が弛んじゃう……」ニコニコ

千早「ああこの前買ったブラ、無駄になっちゃう…」
千早「……元々使っていたものは」チラ

―(72ブラ)-(72ブラ)―

千早「……捨てる。のは…そう、今すぐにじゃなくてもいいわよね」

千早「ああ下着って高いものだったのね。買い替える機会が無かったから現実味が無かったけれど…」

千早「……CHANGIN' MY WORLDっ変わる世界~♪」ルンルン

ガチャッ
千早『おはようございます』
P「ああ、おはようちはy…」チラ

千早「どうしましたプロデューサー?」タユン

P「い、いやっなんでもないっ」
P「……けどな、千早」
千早「?」

P「元々露出が少ない服を着ているお前だから大丈夫だとは思うが…」
P「……最近、挨拶で頭を下げる時に…そのだな」

P「若干の谷間が……だな」

千早「っ」カアァ
千早「す、すみませんっ慣れないものでっ」ペコッ
P「あぁまたっ」アセ

千早「(は、はずかしい……)」
千早「(で……でも、プロデューサーには気づいた事があったら指摘してほしいって伝えてあるし)」

千早「(他で恥をかかずに済んだ事を考えるとここでの恥は必要な経験であるはず…)」
千早「……だけど」チラ

P「……その、なんだ…」
P「……すまない」ポリ

千早「そ、そうわかりやすく目線を外されると逆に意識されているようで……」カァ

ガチャッ

小鳥『今日届いた分のファンレターですよ~っ』
ドサッ

P「みんなメディアの露出が増えてきたからか、最近はファンレターの数も増えましたね」

小鳥「はいっ、皆の頑張りを認めてくれるファンの人が増えていってくれてる実感がわかりますよね」ニコ

千早「こっちの箱が私の分ですね……」スッ
千早「これ、綺麗な便箋ですね」ピラ

<(ID:wDOJKSIvO)千早がB72でなくなったとき、俺はそれを千早と呼べるか分からん>

千早「っ」ヒラッ

小鳥「どうしたんですか? 手紙落としましたよ??」

千早「あっ、す……すみません」
千早「少し動揺してしまって……」

千早「(確かに事務所のプロフィールに3サイズは載っていたはずだけど…)」
千早「(……今の自分が否定されたような気分)」

千早「でも、一人の声でもファンの声には違いない……こういう風な考えをもつ人も中にはいるってこと……」

千早「……プロデューサー」

P「ん?」

千早「今の……私は、変…でしょうか」ギュ

P「……ファンレターになにか書いてあったんだな」

千早「……」コク

P「気にするなっ」

千早「っ?」

P「たしかに……以前のサイズも、クールな千早らしかった」

千早「……はあ」

P「でもな…」
P「……俺は、今の千早も良いと思うぞ」ニッ

P「それは、千早自身が受け入れる事が出来るかどうかというだけの話さ」

千早「私、自身が……」

千早「……」タユン

P「……目のやり場には困るな」ハハ
P「(元から大きいあずささん達なら意識せずに済むんだけど……)」フゥ

――…

伊織「にしても、すごいわね」チョンッ

千早「さ、さわらないで伊織」

伊織「だってーおかしいじゃない」
伊織「ウエストとヒップは亜美と真美くらいなのに」

伊織「バストだけ春香や響より大きいって!」ムゥ

千早「し、仕方ないじゃない……大きくなったんだし」

伊織「なによ84って! もう少ししたら律子も越えて美希級じゃないっ、あそこまでいけばバカよバカっ!」

美希「ふわぁ…でこちゃん。美希、バカじゃないの」

伊織「でこって言わないで!」

ワー キャーッ

千早「……」ハァ

春香「そろそろ止まってほしいくらい?」ハハ…

千早「春香……」ギュ
千早「最近、男の人の視線が気になって……」

春香「うーん、まあ少しはわかるかな……あはは」

千早「最近、うつ伏せで寝づらくなって……」

春香「あー、わかるよ~」

千早「仰向けで寝ると今度は位置が気になって……」たゆん

春香「気を付けないと形も崩れちゃうからね……」

千早「今まで、大きい方が良いって思ってた」
千早「勿論、日常生活で困ることもあると思う…」

千早「……それでも、元々に比べたら苦じゃないと考えていたの」

春香「……」
春香「じゃあさ、例えばね? 千早ちゃん」ニコ

千早「?」

春香「背が、小さくて悩んでる人が大きくなったらどんな気持ちになると思う?」

千早「……それは」

春香「薄毛で悩んでる人がフサフサの髪の毛になったら?」

千早「……それは…」

春香「きっと、背が大きくれば嬉しいと思うよ?」
春香「同時に、『出入口て頭をぶつけちゃったー』とか、『足が長くてバスのシートは狭いよ~』……とか」

春香「勿論、背が高いなりの苦労もあると思うの」

千早「……」

春香「……でもね」
春香「その人が、小さかったその人が"良いな"って、思っていてくれた人もいるかもしれないよ?」

千早「っ」

春香「綺麗になったけど、背が小さくて可愛いあの子も……ううん、背が小さくて可愛いあの子が好きだった」
春香「……そういう人もいると思うんだ」ニコ

千早「……春香」

春香「私はね? 千早ちゃん…」
春香「……今の千早ちゃんも魅力的だと思うけど」

春香「前の、すっきりした千早ちゃんの方が好き、かな……なんてっ、あははー変だよねこんなこと言って」ハハハ

千早「……」
千早「いいえ、変じゃないわ」

春香「ふぇ?」

千早「……ありがとう。春香」ニコ

 すみません
 少し頭痛が痛いので、はらごしらえしてきます……
 乗っ取ってくださる方がいれば、お願いします。

インベルさんがアップ中か

なぜあかね色は平野に変わったのか
誰も得しなかったよね

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