梓「なんで私ばっかりペロペロされないといけないんですか?」(191)

梓「こんなの不公平ですよ」

律「ま、まぁそう興奮するなって梓」

紬「そうよ梓ちゃん、とりあえず落ち着いて紅茶でも飲もう?」

梓「誤魔化してもダメです!今日という今日は言わせてもらいます」

唯「あずにゃんが怒ってるよぉ」

梓「怒ってません」

澪「いつかはこうなるんじゃないかと思ってたんだ」

梓「来る日も来る日も私だけペロペロされてるんですよ?
  気を許した人ならともかく全然知らない人にこんな事されるのは屈辱です」

律「そんな酷いものの言い方するなよ…私達を応援してくれてるファンの人達だぞ?」

唯「そうだよあずにゃん。応援してくれる人があっての私達だよ?」

梓「実際にどんなに辛いものか知らないから先輩たちはそんな悠長にしていられるんです」

澪「そういえば梓が軽音部のペロペロ担当になってから具体的に何をしてるのか全然知らされてないな」

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         \ァ‐-く〈    | :::::::∧       (              )                /
          ∨/∨\  |::::::/_>
       池沼先輩早く死んでくださいっ!

紬「梓ちゃん。辛かったんだよね?私達に話を聞かせみて?」

梓「……」

唯「あずにゃん?」

梓「いえ…いいです」

律「そんな切ない事言うなよ梓」

澪「そうだぞ梓。私達だって梓の力になりたいんだ」

梓「いえ、そういう訳ではなくて私が言いたいのはですね…」

梓「百聞は一見にしかずということです
  説明してもよく分かってもらえないと思うので実際に先輩達にその現場を見て頂きたいんです」

唯「分かったよあずにゃん。みんな良いよね?」

律「あぁ、大丈夫。普段梓がどんな事してるのか興味あるし」

紬「私達…梓ちゃんばっかりに辛いこと押しつけてたのかも…」

澪「そうだな。ごめんな梓…そうと決まったら今日は早めに切り上げよう」

律「ところで梓はいつもどこでペロペロされてるんだ?」

梓「えっ?知らないんですか?ペロペロ特設会場というのがあってですね…」

澪「そんなのがあるのか…」

……

梓「ここがペロペロ特設会場です」

律「こんな立派な建物が近所に…」

梓「もう…本当に何も知らないんですね」

唯「ここであずにゃんはいつも放課後にペロペロされてるんだよね?」

梓「そうです。軽音部のペロペロ担当になってから毎日ここで…
  家に帰るのが遅くなるし最悪ですよ…だからじゃんけんって嫌いなんです」

紬「あら?あれは…」

澪「梓、なんかあっちで行列ができてるぞ?」

梓「……もう並んでるんですか」

梓「今日のノルマはなかなか厳しいですね」

「梓様、お疲れ様です」

梓「なんか今日はいつもより人多くないですか?」

「はい。私達の予想を大きく上回りペロペロ予約券が売れておりまして…」

梓「そんなの知りませんよ!一日の予約は10件までって言ってたじゃないですか?!」

「し、しかしそのペースでは予約から5年はお待ち頂くお客様もおりまして…」

梓「もう…!これ以上は増やさないでください!私にもプライベートの時間とか…」

律「こ、これは…」

澪「こんな事になっているとは…」

紬「そんなに売れてるのね…ペロペロ予約券」

唯「なんかあずにゃんお嬢様みたい」

梓「とりあえず私は仕事をしてきますから」

唯「あずにゃんがんばって!」

梓「先輩達の存在がバレると厄介なのでこのモニター室で一部始終を見ていてください
  それで私の過酷な仕事内容を分かってもらえると思います」

澪「分かった」

梓「それではまた後ほど…」

「ではHTTの皆さま…こちらの部屋になります」

紬「私達までVIP待遇なのね」

律「苦しゅうないな」

唯「すごい!私達の部室そのままのセットだよ!」

律「ここで梓はいつもペロペロされてるんだな」

紬「あっ、お客様が入ってきたみたい」

「わぁ~!あずにゃんだぁ!」

梓「はい、こんにちわ♪」

澪「へぇ~可愛い女の子じゃないか」

唯「こんなに小さい女の子まで私達を応援してくれてるんだねー!」

律「バンド冥利に尽きるな!」

幼女「あずにゃん!私手紙書いてきたんだぁ♪受け取ってくれる?」

梓「私の為に書いてくれたの?嬉しいな。ありがとう♪」

幼女「あっでも後でね?恥ずかしいもん…」

梓「うん、分かったよ。あとでゆっくり読ませてもらうね」

唯「優しい子だねぇ」

澪「そうだな。やっぱりこういうファンの人は大切にしていかないとな!」

幼女「じゃああずにゃん…ペロペロしてもいーい?」

梓「うん。もちろんだよ。どこをペロペロしたい?」

幼女「ほっぺがいいなぁ」

梓「ほっぺたね。はい、どーぞ♪」

幼女「ペロペロ」

梓「……」

幼女「ペロロー」

梓「……」

幼女「あずにゃんのほっぺプニプニしてる!」

梓「ふふっ。そうかな?」

梓「そろそろ約束の10分だね」

幼女「もっとあずにゃんと一緒にいたいよぉ」

梓「ごめんね…きっとまた会えるから…」

幼女「そうだよね。あずにゃん!ずっと応援してるからね!」

梓「ありがとう♪頑張るね」


澪「ちゃんと時間制限があるんだな」

律「そんなに辛い仕事には見えないけどなー」

紬「今のところはね…」

唯「私ちょっとあずにゃんのとこ行ってくるね!」

唯「あずにゃん!」

梓「唯先輩?何ですか…?次の人の準備で忙しいんです。ほっぺ洗ったりとか」

唯「私感動しちゃったよ!ファンの人と親密に関われるこのペロペロ特設会場!素晴らしいね!」

梓「なら唯先輩が代わってくれますか?」

唯「えっ?」

梓「ここに集う人たちが今みたいな良心的なファンだけだと思ってるんですか?」

唯「ち、違うの?」

梓「甘いですね唯先輩。さぁ次の人が来ます。早くモニター室に戻ってください」

唯「う、うん…(あずにゃん何を言ってるんだろう…?)」

おまいら登場w 準備しとけよっw

男「あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!」

梓「こ、こんにちわ…」

男「生あずにゃんなのにゃん!ついにボクの目の前に現れてくれたのにゃん!
  これは運命の出会いなのにゃん!あずにゃんもそれを感じてくれてるのにゃん?」

梓「は、はぁ…」


律「なんだこいつ…」

澪「男の人も来るんだな…」

紬「ファンには違いないと思うんだけど…でも…」

唯「みんなどうしたの?面白そうな人だねー」

律「唯…いやなんでもない…」

唯「?」

梓「あの…ペロペロの場所を」

男「おっとそうだったのにゃん!
  ボクがこうやってしているうちにでも刻一刻と制限時間は過ぎてしまうのにゃん
  せっかくあずにゃんと出会えた事だし盛大なペロペロをあずにゃんに残してあげたいのにゃん!」

梓「そうですか…それで…どこを?」

男「肛門をペロペロしたいのにゃん!」

梓「…はい?」


律「うわぁ…」

澪「……」

紬「これは…」

唯「(…ひょっとしてあずにゃんピンチ?!)」

いいぞそのままいけw

俺「おいふざけんな!」ボゴォ
男「ぐはっ!」
梓「!?」
俺「大丈夫ですか?もうこんなことはやめて、俺と一緒に幸せになりましょう」キリッ
梓「は、はい//」

-END-

>>95 なん、だと!!!!!!

唯「うわぁ!あずにゃーん!」タッタッタ

律「おい唯!」


梓「あの…事前に説明があったと思うんですけど…
  顔以外の個所はNGですよ?」

男「知ってるのにゃん!でもボクはあずにゃんの肛門をどうしても舐めてあげたいのにゃん
  あずにゃんは恥ずかしがってるから顔のみに限定してるのにゃん?
  でもあずにゃんはそんな事気にしなくても良いのにゃん
  ボクに頼めばいつでも肛門舐めてあげるのに…もう…」

梓「で、できません…!そんな事できる訳ないじゃないですか…!」

唯「あずにゃーん!」

梓「唯先輩?!」

唯「助けにきたよっ!」

男「ゆ、ゆ、ゆ…」

唯「?」

男「唯にゃんなのにゃん!!!!」

男「唯梓がボクの目の前で展開されてるのにゃん!
  あずにゃんだけじゃなくて唯にゃんにも出会えるなんてツイてるのにゃん
  これは唯にゃんもペロペロしていいという事なのにゃん?」

唯「あずにゃんが嫌がってるんだからやめなよっ!」

男「あずにゃんを庇う唯にゃん…素敵なのにゃん…
  やっぱりあずにゃんの一番の理解者は唯にゃんなのにゃん」

梓「さっきから何訳の分からない事言ってるんですか?」

男「怯えたあずにゃんが唯にゃんに抱きついてる…美しい画なのにゃん…
  そうだ!あずにゃんと唯にゃんはボクの家で暮らすのにゃん!」

唯「えっ?ど…どういう事?」

梓「唯先輩。まともに相手をしちゃダメです!」

男「そうすればあずにゃんもキモオタ共にペロペロされなくて済むのにゃん
  あずにゃんもそれが一番の幸せなのにゃん?
  さぁこっちに来るのにゃん」ガシッ

梓「や、やめてください!」

澪「ま、まずいぞ!梓と唯が襲われそうだ!」

紬「あぁ…!腕を掴まれてるわ!」

律「ヤバいって!おい黒スーツの人!なんとかしてくれぇぇ!!」

支配人「心配ありませんよ。HTTの皆さま」

prrrrr

律「?」

支配人「オイ、やれ」

バタン!

SP「動くなゴルァ!!」

男「な、なんなのにゃん!?お前達!」

SP「大人しくしろや!」

男「や、やめるのにゃん!痛いのにゃん!
  ボクはなにもしてないのにゃん!あずにゃんの為を思って…!」

律「な、なにが起こった…?!」

支配人「よくいるんですよねぇ…なんかの店と勘違いして来る阿呆が…」

澪「とりあえず二人とも無事みたいだ」

紬「とにかく私達も向かいましょう!」

>>125
俺が唯だ

>>126
池沼は帰れよ^^;

唯「大丈夫だよあずにゃん、もうあの人いなくなっちゃったから…」

梓「は、はい…」

律「大丈夫か?!」

唯「あ、みんな」

澪「SPの人が守ってくれたみたいだな…良かった…」

紬「遅くなってごめんね梓ちゃん…」

梓「いえ…それよりも…」

梓「分かってもらえましたか?これは初めての出来事じゃないんです
  ペロペロ担当者はこんなに危険なんですよ」

ラーメンマン登場はまだですか?

律「あぁ分かったよ梓…ものすごく…」

澪「こんなに恐ろしい仕事をずっと一人でしてたんだな…」

紬「ごめんね梓ちゃん…分かってあげれなくて…」

唯「あずにゃん、ずっと我慢してやってたんだね…すごいよ」

梓「……」

梓「ひとつ私から提案があるんですが…」

まさか

>>136 梓「先輩方もこの仕事、やってみませんか?」

唯・澪・紬・律「えっ!!!!」

律「なんだ?」

梓「これからはペロペロ担当者をローテーション制にするべきです」

梓「ここにいる5人…いえ純や憂や和先輩さわ子先生にも協力してもらいましよう
  きっと集まるお客さんも多いはずです」

梓「それで少しでもペロペロ担当者の負担を減らす様にしていきましょう。どうですか?」

唯「それがいいよ!こんなのあずにゃんばっかりに押しつけられないよ!」

律「そうだな…やろうみんな。異議はないよな?」

紬「もちろん。私頑張るね」

澪「私もやるけど…できるかな…」

憂は俺がもらう 皆の衆異論はないな?

支配人「梓様…お話のところ申し訳ございません…ひとつよろしいでしょうか?」

梓「なんですか?」

支配人「言いにくいのですが…ペロペロ予約券の大半の購入者は梓様を目的としていると推測されます
    突然他のHTTの方に代わってしまっては恐ろしい数のクレームの心配が…」

梓「それは…考えてなかった」

律「確かに梓を目的に来てるのにいきなりさわちゃんが出てきたら怒るかもな」

澪「ただでさえ年単位で待たされてるファンの人だからな…」

唯「どうするの?私達あずにゃん助けられないの?」

紬「本当にそうかしら?」

律「ん?」

紬「ペロペロ予約券を買ったファンの中にも梓ちゃん以外のファンはいるんじゃないかしら?」

唯「どういう事?ムギちゃん」

澪「今まで梓しかペロペロしてなかったんだから他の人達のファンでも梓以外の選択肢はなかったって事さ」

律「なるほどー」

紬「そう、だから既に予約券を購入した人に呼び掛けてみたらどうかしら?
  梓ちゃん以外の人に乗り換えれば予約待ち期間も短くなりますよって…」

唯「やった!それならあずにゃんの負担を減らすことができるねっ!」

……

唯「わっ、あははっそんなとこ舐められたら…くすぐったいよぉ」

澪「み、耳…ですか…?それは…ちょっと…」///

律「やめろぉ…!おでこ舐めるなよー!」

紬「綺麗な肌…ですか?ふふっ…嬉しいです♪ありがとうございます」

純「そ、そんなに音立ててペロペロしないでくださいよぉ…」

憂「良い匂い…ですか?はい、お姉ちゃんと同じシャンプーなんです♪」

和「メガネを外した方がいいんですか?別にかまわないですけど…」

さわ子「暇だなぁ…」

こうしてペロペロを通じてファンとメンバー達は親交を深めていったのであった






梓「だから肛門はダメですって!」

終わりだよ!

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