紅莉栖「岡部、遊戯王で勝負しなさい」岡部「は?」(169)

代行

紅莉栖「そうよ。このカードゲームで私と勝負しなさい」

岡部「遊戯王だと?」

紅莉栖「そうよ?この間部屋を掃除していたら出てきたの」

岡部「ふん、何を言い出すかと思えばそんなことを」

紅莉栖「そんなもの、ですって?いつまでそんなことが言ってられるかしら」

岡部「ほう、強気だなクリスティーナ」

紅莉栖「へえ?あんたこそいつにもまして強気じゃない」

岡部「当たり前だ。何を隠そう俺は鳳凰院」

紅莉栖「はいはい、茶番はもう良いから早速デュエルしましょう」

岡部「」

紅莉栖「でもただ勝負しても面白くないわねえ・・・そうだ、じゃあ負けたほうは勝った方の言うことを聞くなんてどうかしら?」

岡部「・・・まあ構わんが、全力で挑んでも良いんだな?」

紅莉栖「ええ、良いわよ」

紅莉栖(フッ・・・馬鹿目。小さいころは周りの男子連中を泣くまで追い詰めてやったこの私のサイコーショッカーでっきに勝てるわけが無いと言うのに・・・)

岡部「そうか。ちょっと待ってろ」ゴソゴソ

紅莉栖「準備はできた?」

岡部「ああ、良いぞ」

紅莉栖「デュエル!」

紅莉栖「先行は頂いたわ!」

岡部「」

紅莉栖「私のターン!ブラッドウォルスを召喚!」

ブラッドウォルス「ガオー」

紅莉栖「トラップカードを二枚セットしてターンエンドよ!」

岡部「俺のターンだな」パチパチ

紅莉栖「そうよ」

岡部「ドロー、スタンバイ、なにか発動はあるか?」

紅莉栖「?とくにないけど?」

岡部「そうか、ならばメインフェイズだ」

紅莉栖(フッ・・・私のこの伏せカードはミラーフォースと炸裂装甲・・・このターンあいつは攻めれない・・・)ニヤリ

岡部「手札から神秘の代行者アースを召喚だ」

アース「ヤッホー」

紅莉栖「攻撃力1000?バカにしてるのかしら?」プププ

岡部「効果でデッキから創造の代行者ヴィーナスを手札に加えるぞ」

紅莉栖「加えたモンスターの攻撃力は1600.そんなのじゃいつまで経っても私のモンスターは倒れないわよ?」

岡部「魔法罠を一枚伏せて、ターン終了」シャカシャカッパチンッシャカシャカッパチンッ

紅莉栖「私のターン!ドロー!―ッ!」

岡部「どうかしたか?クリスティーナ」

紅莉栖「フフフ・・・悪いわね。私の勝ちのようよ」

岡部「・・・」

紅莉栖「行くわよ!手札からブラッドウォルスを生贄に、人造人間サイコショッカーを召喚!!」

岡部「ほう」

紅莉栖「これでお前は罠を発動できない!」

岡部「そうだな」

紅莉栖(あれ?思ったより驚いていないわね)

紅莉栖「言葉も出ないようね!ならサイコショッカーでそのモンスターに攻撃!!」

岡部「通ります」

岡部LP8000→6600

紅莉栖「ハハハ!大口叩いておいてその様ですか!そうですか!」

紅莉栖「私はターンエンドよ!」

岡部「ドロースタンバイ何かありますか」

紅莉栖「なにもないわよ」

岡部「メイン、手札からTGストライカー特殊」

紅莉栖「特殊召喚ね、でもそんなモンスターでなにを」

岡部「発動は?」

紅莉栖「ないわよ」

岡部「ヴィーナス召喚、発動は?」

紅莉栖「ないわよ。なにもないから好きに雑魚モンスターを並べることね」

岡部「効果、2回使う」

紅莉栖「なによその弱小モンスター達は」

岡部「球召喚時、ワーウルフSS」

紅莉栖「はあ、いつまでそんな雑魚を」

岡部「球二体でエクシーズ」

紅莉栖「は?」

岡部「フェニックスSS」

フェニックス「ギャオー」

紅莉栖「ちょっとちょっと、なにやってんの」

岡部「なにかあるのか?」

紅莉栖「な、ないけど」

岡部「フェニック効果、二回攻撃、じゃあアース除外してヒュペSS」

紅莉栖「え?ちょっ攻撃力2700なんて聞いてな」

岡部「ヒュペ効果球除外してバック一枚破壊」

バリーン

紅莉栖「私の炸裂装甲が!」

岡部「ストライカーとワーウルフでシンクロ、ワンマジー、バックもう一枚破壊」

紅莉栖「」

岡部「ヴィーナスとワンマジでスタダSS」

紅莉栖「」

岡部「墓地のワーウルフとヴィーナス除外、開闢SS」

開闢&ヒュペ&スタダ&フェニック「ギャオー」

岡部「アトル、開闢でサイコショッカーに攻撃、ダメステにオネスト」

開闢「ヒャッホウw」攻撃力3000→5400

サイコショッカー攻撃力2400対開闢5400

紅莉栖LP8000→5000

紅莉栖「」

岡部「開闢でもう一回攻撃」

紅莉栖「」LP5000→0

岡部「俺の勝ちだな」

岡部「フェニックで一回目攻撃」

あ、最後の一文はミスです

紅莉栖「な、なによこれ」

岡部「ん?遊戯王だが?」

紅莉栖「こんなの遊戯王じゃないわよ!」バンッ!

岡部「おいおい、デッキを投げるとはデュエリストとしての」

紅莉栖「うるさい!」

岡部「まあ、そう怒るなよクリスティーナ」

紅莉栖「クッ!」

岡部「で、なんだったか、確か負けたほうは言うことを聞くんだよな?」

紅莉栖「・・・!そ、それは!」

岡部「おおっと、約束は守ってもらうぞ」ニヤリ

紅莉栖「いやあああああああ」

紅莉栖「クソッ!あんな奴に負けるなんて!」

まゆり「遊戯王じゃ仕方ないよ~おかりん昔から今までずーっとやってるもん」ニコニコ

紅莉栖「なっ!そうだったのか!?どうりでわけのわからない言葉を使うわけだ」

まゆり「なにがわからなかったの?」

紅莉栖「エクシーズだとか、シンクロだとか・・・」

まゆり「あ~、まゆしぃも最初は驚いたのです」

紅莉栖「そうよ、そもそもあれはなんなの?インチキなの?」

まゆり「あれはちゃんとしたルールなのですよ」

紅莉栖「そうだったの・・・」

まゆり「シンクロ召喚はチューナーとそれ以外のモンスターが必要でエクシーズは同じレベルのモンスターが二体以上必要なのです」

紅莉栖「生贄とは別なわけね」

キャラの口調もっと調べたら?

―` .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\ l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: /

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.:.:.:.:.:.:.:.:r―v'´  | L          \/´.:.:.:.:.:.:.:.:∠     お前だ!BF-極北のブリザード!
.:.:.:.:.:.:.:.:| {^v  ヽ _}´ ̄`¨´  ̄ ` 、   \.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.    モンスター効果発動!
:.:.:.:.:.:.:.:.:〕 ヽ_/ } r‐、           \   V.: ̄.:.:.:.:.:    おもしれえ!BF-蒼炎のシュラ!
.:.:.:.ー‐:| ` r‐ '   `´ /^ヽ / |      ヽ.  V.:.:.:.:.:.:.:.    お前だ!BF-黒槍のブラスト!
.:.:.: ´ ̄| .'        |/ ^V^ 、|   ,. -、  '  |_.:.:.:.:.:    おもしれえ!BF-疾風のゲイル!
.:.: .:.:.:.:.:| |  ノ.二..ヽ._    、__ ノ/ ヾ 、|  |:.:.:.:.:.:.:〈     モンスター効果発動!
.:.: .:.:.:.:.:| |     _ ~´     ̄_    |  |.:.:.:.:.:.:.:.:     罠発動!デルタクロウ-アンチリバース!
`: : .:.:.:.:廴{  ∠ィ‐‐ ミ     fr― ミュ l ‐v.:.:.< ̄    漆黒の力!大いなる翼に宿りて、神風を巻きおこせ!
.:.:.:.:.:.:.:.:l r'、´ ¬」     ,::      レ‐ レ^i!.:.:.:.:_>    シンクロ召喚!BF-アームズウィング!
 ̄`>: | ! 〈l 「 |            「 |  ′ l.:.:.:.:>    黒き旋風よ!天空へ駆け上がる翼となれ!
∠:.:_:.:.ゝ ∨ 」  r' 二二.~ }   L V _.ノ ̄       来い!BF-アーマードウィング!
      `Tト{    Y  _  Y   レ}「           墓地のモンスター効果発動!
.        r'ス \   V´   `y′ / {{ハ           これが俺のもう一つの翼!
      / ̄「 、 〕 、 ゝ_ ノ /| _「l ̄\         出ろ!BF-孤高のシルバーウィンド!
       l __ ! 「:|   `¨¨¨´  「::::l|  |        
       l l」 ! !::|        l::::::! ! {」 |             
      |   .| |::|        |:::::| |   .!

まゆり「そうなのです」

紅莉栖「あー、悔しい!!岡部に負けるなんて!!」

まゆり「クリスちゃんのデッキ見せてもらって良い?」

紅莉栖「え?良いわよ」

まゆり「ふむふむ」

紅莉栖「ど、どう?昔はかなり勝ってたんだけど」

ダル「お、まゆ氏、遊戯王じゃないか」

まゆり「そうだよ~今デッキ診断をしてるの~」

ダル「どれどれ・・・なにこの紙束(笑)」

紅莉栖「なっ!!///」

まゆり「こら!ダル君、これは紅莉栖ちゃんのデッキなんだから悪いこと言っちゃいけません!」

ダル「ああ、てっきりまゆ氏が作ったものかと思ったでござるwww」

紅莉栖「・・・」プルプル

まゆり「でもクリスちゃん、確かにこれじゃあ勝てないよー」

>>28
すまんアニメ見ただけだから曖昧な部分多かった


紅莉栖「どうすれば良いの?」

まゆり「うーん、まずは弱いカードを強いカードに変えるとこからかなあ」

紅莉栖「そ、そうなの?でも弱いカードなんて」

ダル「つーか牧瀬氏、このデッキほとんどがいらないカード」

紅莉栖「お前には聞いてない」

ダル「ハイ」

まゆり「クリスちゃん、ダル君の言ってることは本当だよ~」

紅莉栖「え?」

まゆり「このデッキで今でも通用するカードって言うと・・・ミラーフォースくらいかなあ?これも微妙だけど」

紅莉栖「サイコーショッカーは弱いのかしら」

まゆり「うーん、弱いって言うか・・・強くないって言ったほうが正しいんだけど・・・」

>>32
曖昧だって分かってるのに、何でわざわざシュタゲにしたの?

紅莉栖「そう・・・なの、でも、このカードだけは抜けないわ・・・」

まゆり「どうしてなのですか?」

紅莉栖「これはね、私が始めて手に入れた切り札なの」

ダル「ほほー切り札とな」

紅莉栖「それからと言うもの、この子と何百戦何千戦も戦ってきたわ。だから岡部に勝つならこのカードは抜けない」

まゆり「そうなのですか・・・」

ダル「んー実に泣ける話ですな」

紅莉栖「だからコイツで勝ちたいの。ただ勝つだけじゃダメなのよ」

まゆり「難しいけど・・・まゆしぃも一緒に考えてあげるのです」

ダル「とりあえず牧瀬氏はwikiを見ることをオススメします」

紅莉栖「wiki?」

まゆり「遊戯王のいろんな情報が載ってるとこなんだよ~」

ダル「牧瀬氏ならちょっと調べればすぐに強いデッキ弱いデッキわかると思うけど」

紅莉栖「そう・・・ちょっと調べてみるわ」

>>41
アニメ見て紅莉栖に惚れたから

>>44
なら口調ぐらいちゃんと合わせろよ

>>47
お前ちょっと黙ってろよ
>>1もわざわざ構わなくていいぞ

>>49
何必死になってんの?
SS(笑)しか楽しみがないの?

>>51

>>54
空白安価は甘えだよ☆


どっかのホテル

紅莉栖「ふむふむ、こんなデッキが流行ってるのか」

紅莉栖「にしても代行天使・・・これが圧倒的に多いわね」

紅莉栖「対策・・・しておこう」



数日後

岡部「まゆり、最近助手の様子がおかしいのだが」

まゆり「あー、なんだかオカリンに負けて以来遊戯王を頑張って強くなろうとしてるのですよ」

岡部「フフフ。どうやら猫耳メイド姿で俺のご主人様と言うのが相当応えたようだな」

まゆり「えー、それまゆしぃも見たかったなあ」

岡部「勝者の特権と言うやつだ」

ちょいりせき

>>55

>>61
空白安価は甘えだよ☆

既存のキャラに既存のネタ喋らせて
しかも口調・キャラ設定を理解してない
曖昧なSS(笑)に価値なんてないだろ

まゆり「ずるいよオカリン」

岡部「お前もデュエルすれば良いだろう」

まゆり「そうだねえ、じゃあオカリンやろう?」

岡部「なに?」

まゆり「まゆしいはオカリンの猫耳メイドも見てみたいのです」

岡部「ほう、それはつまり敗者が勝者の言うことを聞くということでいいんだな?」

まゆり「その通りです」

岡部「ふふふ、良いだろう――ならばッ!」

まゆる&岡部「デュエル!」

まゆるって誰だ
まゆりで

紅莉栖「ダークダイブボンバー・・・・・・?」

まゆり「先攻は頂くのです」

岡部「良いだろう」

まゆり「ドロー、スタンバイメイン」

まゆり「手札からレスキューラビットを召喚!」

岡部「む」

まゆり「効果発動!セイバーザウルスを二体並べるよー」

まゆり「そのままエクシーズ召喚!エヴォルカイザーラギア!!」

ラギア「ギャオー」

岡部「やるでは無いか、まゆり」

まゆり「カードを二枚伏せてターンエンドだよ~」

岡部「俺のターン、ドロー」

岡部「スタンバイ、メイン」

岡部「手札からアースを召喚だ」

まゆり「相変わらず代行天使なんだねー」

岡部「負けるわけにはいかないからな」

まゆり「ラギアの効果でアースの召喚を無効にするよー」

岡部「ほう・・・そうくるか」

まゆり「オカリンの手札にはヴィーナスは居ないと思うのです」

岡部「ふふふ・・・そうだな・・・だがな、これがある―――大嵐を発動だ!!」

まゆり「しまった!!」

岡部「うかつだぞ、まゆり」

まゆり「奈落と次元幽閉が破壊されたのです・・・」



岡部「手札からTGストライカーを特殊召喚!!続いてTGワーウルフを特殊召喚だ!」

まゆり「なっ」

岡部「シンクロ召喚!カタストル!!」

岡部「カタストルでラギアに攻撃!!」

カタストル「ウイーンカシャンッズガーン」

ラギア「ギャース」

まゆり「ラギアがッ!」

ダメだ
口調が思い浮かばん
後は誰か頼んだ

書く

岡部「一枚伏せてターンエンドだ」

まゆり「厳しいのです・・・ドロー」

まゆり「手札からジュラックグアイバを召喚!」

岡部「通るぞ」

まゆり「グアイバでカタストルに攻撃!」

岡部「なにを考えている」

まゆり「ダメージステップ、カタストルに収縮を発動!」

岡部「なにをしている、まゆり」

まゆり「チェーンして禁じられた聖杯をカタストルに発動!!」

岡部「なに!?」

まゆり「これによってカタストルの効果は無くなったよー」

まゆり「それじゃあダメージ計算」

グアイバ攻撃力1700対カタストル攻撃力1500

カタストル「ガガガガ」ドカーン

岡部「カタストルが!」

まゆり「グアイバの効果、発動だよー」

岡部「二体目のグアイバ・・・」

まゆり「メイン2、エクシーズしてラギアを召喚!!」

岡部「く・・・」

まゆり「ターンエンドなのです」

岡部「ドロー」

岡部「!」

まゆり「良いカードを引いたみたいだね。オカリン」

岡部「スタンバイフェイズ―――月の書をラギアに発動だ」

まゆり「!?」

まゆり(そんな・・・このままじゃラギアが・・・かといって止めなくても意味無いよ・・・)

岡部「さあ、どうする・・・」

まゆり「・・・無効に・・・します」

岡部「だよなあ・・・」ニヤリ

岡部「だがな、それが貴様の敗因だ」

まゆり「!?」

岡部「墓地のカタストルとアースを除外――現れろ!開闢の使者!」

まゆり「そんな・・・まさか・・・」

岡部「開闢でラギアに攻撃!もちろんダメージ計算時にオネストを発動だ!!」

ラギア2400対開闢5400

ラギア「ギャース」

まゆり「・・・まゆしいの負けなのです」

岡部「フーハハハハ」

まゆり「オカリンはいつも開闢とオネスト引くよねえ・・・」

岡部「これが運命石の扉の選択なのだよ」ニヤリ

まゆり「ドロースタンメインケッソクケッソクノロシカゲキカゲムシャシンクロシエンキザンキザン三枚伏せてエンドなのです~」

岡部「さて・・・まゆりよ・・・覚悟するが良い」

まゆり「あんまり酷いことはしないで欲しいのです~」

岡部「そうだな・・・まゆりそれでは」

紅莉栖「ちょっと待った!!」

まゆり「・・・」

岡部「・・・どうした助手よ」

紅莉栖「まゆりの罰ゲームを掛けて、私と勝負しなさい」

岡部「ほう・・・だがそれでは割りに合わんぞ助手よ・・・掛けるならそう・・・お前自身も掛けてもらわなければ」

紅莉栖「・・・今度は一週間お前の言うこと聞いてやる」

岡部「一ヶ月だ」

紅莉栖「なっ」

岡部「一ヶ月この俺の奴隷になると誓ってもらおうか?」

紅莉栖「・・・わかったわ・・・」

岡部「さて・・・まゆりよ・・・覚悟するが良い」

まゆり「あんまり酷いことはしないで欲しいのです~」

岡部「そうだな・・・まゆりそれでは」

紅莉栖「ちょっと待った!!」

まゆり「・・・」

岡部「・・・どうした助手よ」

紅莉栖「まゆりの罰ゲームを掛けて、私と勝負しなさい」

岡部「ほう・・・だがそれでは割りに合わんぞ助手よ・・・掛けるならそう・・・お前自身も掛けてもらわなければ」

紅莉栖「・・・今度は一週間お前の言うこと聞いてやる」

岡部「一ヶ月だ」

紅莉栖「なっ」

岡部「一ヶ月この俺の奴隷になると誓ってもらおうか?」

紅莉栖「・・・わかったわ・・・」

まゆり「無茶だよー、オカリンすっごく強いんだよ?クリスちゃんじゃあ」

紅莉栖「大丈夫よ、まゆり・・・私は、デュエリストなの。負けるつもりなんて全く無いわ」

まゆり「・・・そうなのですか。ではまゆしいも応援するのです!」

紅莉栖「任せなさいまゆり!」

岡部「準備はできたか?」

紅莉栖「ええ、じゃあ行くわよ・・・」

岡部&紅莉栖「――デュエル!!」


岡部「先攻は貰う!手札からアースを召喚!!」

紅莉栖「良いわ」

岡部「ヴィーナスをサーチして一枚伏せてターンエンドだ」

紅莉栖「私のターン、ドロー!」

紅莉栖「手札からブラッドウォルスを召喚!!」

岡部「・・・くッ・・・ククク・・・フーハハハハ!!!」

紅莉栖「何が可笑しい!」

岡部「全く成長していないではないか!助手よお!」

紅莉栖「ほざくが良いわ・・・三枚伏せてターンエンドよ」

岡部「どうせその伏せも見掛け倒しなのだろう?」

岡部「良いだろう・・・このデュエル、さっさと決めさせてもらうぞ!」

岡部「スタンバイ、メイン」

紅莉栖「通るわ」

岡部「ならばヴィーナスを召喚だ!!」

紅莉栖「通る」

岡部(奈落も無い・・・ならば勝った!!)

岡部「500ライフを払いデッキから」

紅莉栖「チェーンするわ」

岡部「なに?」

紅莉栖「1000ライフ払って・・・スキルドレインを発動!!」

岡部「―――な!?」

紅莉栖「これでヴィーナスの効果は発動できないわ」

岡部「っく・・・少々油断したようだ・・・」

岡部「ならばシンクロ召喚だ!ヴィーナスとアースでカタストルを召喚!!」

紅莉栖「2000ライフを払い・・・神の警告を発動!!」

岡部「くっ!!」


岡部(まずい・・・まずいぞ・・・!)

岡部「ならばカードを一枚伏せてターンエンドだ」

紅莉栖「私のターン、ドロー」

紅莉栖「サイクロンを発動!その伏せカードを破壊する!」

岡部「・・・スキルドレイン・・・確かに天使対策にはもってこいのカードだな」

岡部「――だがッ!こちらがそれの対策をしていないと思ったか!?」

岡部「チェーン発動!サンダーブレイク!対象は当然スキルドレインだ!」

紅莉栖「やるじゃない・・・」

岡部「当然だ」

紅莉栖「だけどね、岡部――私の勝ちのようよ」

岡部「なに?」

紅莉栖「スキルドレインはあんたに狙わせるためのブラフ・・・本命は・・・こっちよ!」

紅莉栖「手札から未来融合を発動」

岡部(なにをしてくるつもりだ)

紅莉栖「私は、キメラティックオーバードラゴンを選択するわ」

岡部「・・・通る」

紅莉栖「サイバードラゴンと・・・サイコリターナーを3枚とサイコショッカー3枚を墓地へ送るわ」

岡部「な!?」

紅莉栖「サイコリターナーの効果発動!!墓地から3体のサイコショッカーを特殊召喚!!」

岡部「そんなバカな!」

紅莉栖「バトルフェイズ!サイコショッカー一体目で攻撃!!」

岡部8000→5600

岡部「だが―!ダメージを受けた時、俺は手札からゴーズを召喚する!!」

紅莉栖「そんな!!」

岡部「そんな一発ネタデッキに負けるわけにはいかない!!」

紅莉栖「・・・一枚伏せてターンエンドよ」

岡部「リターナーによって出てきたサイコショッカーは墓地へ送られる」

紅莉栖「そうね」

岡部「俺のターン!ドロースタンバイメイン」

岡部「悪いが勝負を付けさせて貰うぞ」ニヤリ

岡部「大嵐を発動!!」

紅莉栖「・・・」

岡部「どうした?」

紅莉栖「岡部、あんた本当に大したデュエリストね」

岡部「なんの話だ?」

紅莉栖「あんたは負けを恐れたとき、決まって同じ勝ち方をする」

紅莉栖「どうしているのかしらね、嵐、開闢、オネスト。この3枚が必ず揃うの」

岡部「!?」

紅莉栖「嵐にチェーン、マインドクラッシュ・・・もちろん宣言は、開闢の使者!!」

岡部「なんだと!?」

紅莉栖「・・・お得意の開闢は墓地に行って貰うわよ」

岡部(だが、ゴーズとオネストが残った以上俺の勝ちは決まったも同然!)

岡部「良いだろう」

紅莉栖「待ちなさい、まだチェーンがあるわ」

岡部「なに?」

紅莉栖「もう一枚の伏せカードオープン!クレイモヤ不発弾!!」

岡部「な!?」

紅莉栖「対象はゴーズとトークン!」

紅莉栖「開闢とゴーズ達を墓地に送ってもらおうかしら」

岡部「やるではないか・・・助手よ!!」

紅莉栖「お前の手札はオネスト一枚のみ・・・私の勝ちは近いわ」

岡部「ターンエンドだ」

紅莉栖「スタンメイン!私は手札からライオウを召喚する!!」

岡部「ーーッ!!」

紅莉栖「辛いでしょ?ライオウ・・・しっかり調べたんだから」

岡部(ダメだ!反しの手段が!)

紅莉栖「バトル!」

ライオウ&ブラッドウォルス攻撃力1900×2

岡部「ぐおお」LP4200

紅莉栖「一枚伏せてターンエンド!」

岡部「俺のターン、ドロー!!」

岡部(この状況を打破できるのは・・・これしかない!)スッ

岡部「ブラックホールを発動!!」

紅莉栖「ですよね」

岡部「なに?」

紅莉栖「あんたはいつもそうやって都合の良いカードを持ってくる」

紅莉栖「ってことはね、私はされたら一番怖いことにさえ気をつければ良いってこと!!」

紅莉栖「スターライトロード!!」

岡部「な、なんだとおおおおおおおお」

紅莉栖「これで・・・」

紅莉栖「私の勝ちは決まったわ」

岡部(だめだ・・・打開策は・・・ないッ!)

紅莉栖「もちろんエンドよね?私のターン」

紅莉栖「全員で攻撃!!」

岡部「ぐあああああああああ」LP0

紅莉栖「岡部、あんたはイカサマに頼りすぎたのよ」

岡部「俺は・・・」

紅莉栖「確かに、このゲームでズルをすることなんて容易かもしれない」

紅莉栖「でも、そうして勝って行った先に、そんな勝利で守ったプライドにどんな価値があると?」

紅莉栖「デュエルはもっと楽しむもの」

岡部「ああ・・・俺は勝利に飢えていたんだ・・・すまなかった」

紅莉栖「そうね。それじゃあ、早速言うことを聞いてもらわないと」ニヤリ

岡部「ひいいいいいだれかああああああ」

まゆり(まゆしぃにはクリスちゃんが袖からカードを出すのも丸見えだったのだけど、突っ込まないことにしましょう)


終わり

真のデュエリストはドローするカードを創造するからな

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